朝まで生テレビ 2010年3月 「激論“第三次世界大戦!?”緊迫する米・中関係！ドーなる？日・米・中」感想

2010年3月26日深夜に放送のテレ朝『朝まで生テレビ! 2001年3月「激論“第三次世界大戦!?”緊迫する米・中関係！ドーなる？日・米・中」』を録画で鑑賞。

今回は何とも締りが無い印象
何と言っても明日のサンプロが最後の田原さんが、何とも落ち着かないと言うか、議論をどんどん切り刻んじゃうんで、いずれのテーマも尻切れで全体的に締りが無かった。今後の朝生は、より田原総一朗ワンマンショーになっていくようなそんな気がした回だった。

論客を一人一行斬り
順番は公式サイト順。
●田原総一朗・・・焚きつけばかりで進行を誘導しすぎ。責めて激論風にを見せてよ。
●福山哲郎・・・相変わらず口巧者的。最後まで民主党と自分は違うと言いたげだった。
●山本一太・・・冷静沈着な分析力は、自民党応援団にしておくのはもったいない。
●笠井亮・・・笠井氏を見る度に共産党の終わりを感じる。ピンボケと強引な論点。
●保坂展人・・・あの理論で民主党と連立を組めるのかまったく理解不能。
●河添恵子・・・単なる女性枠。自論も反論も全部的外れ。
●ジェイムズ・フォスター・・・きっと肩書き以上に偉い人。言ってる事はフツー。
●田岡俊次・・・なぜあんなに慌てるの?まずは落ち着かないと聞くのもできない。
●高野孟・・・普天間問題は流石にビシッと決めた。政府は何故利用しないの?
●手嶋龍一・・・穏やかな物言いで米国様をバカにする人を一括するが、よくわからん。
●森本敏・・・考え方に共感はできないが、抜群の説得力は政府も見習おう。
●冷泉彰彦・・・全然目立たなかった。米国在住目線で切り込んで欲しかったのかな?
●葉千栄・・・実は最も番組を面白くしようと考えている人。行き過ぎもあるけど。

まあ、全体的に年度末の割りにシャキッとしなかった。

　　             　

　　　


田原式つい本音を話してしまう技術 (単行本) 田原 総一朗 (著)
知らなきゃヤバイ!民主党―新経済戦略の光と影 (B&Tブックス) (単行本) 高野 孟
チャイナビッグバン―スーパーインフラ投資と巨大消費市場の争奪戦 (単行本) 葉 千栄 (著)
スギハラ・ダラー (単行本) 手嶋 龍一 (著)

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ディレクターズTV「JR新幹線・小田急首都高速山手トンネル緊急潜入スペシャル」って、大袈裟すぎないか?

ディレクターズTV
やっと録画で3/21放送のテレ朝『ディレクターズTV「JR新幹線・小田急首都高速山手トンネル緊急潜入スペシャル」』を観た。公式サイトにも、事前の番宣でも「ＴＶディレクター達が今までなかなか撮影が許されていなかった場所に潜入取材を敢行」なんてあったから、ちょっとは期待してみたのだが、そう言えば正月に『東京メトロ・山手線羽田空港・成田空港に緊急潜入スペシャル』がって裏切られたのを思い出した。

新鮮なネタはほとんどなしの大袈裟番組
まず言っておくが、私は鉄道も高速道路もマニアと言う訳でない。まあ、タモリ倶楽部で得た情報プラスアルファ程度の知識だと思う。そんな私でも、今回のネタ30本はほとんど知っていた事。唯一は、九州新幹線が一般道を運搬する映像が初って位。でも、東京にいた時は、明治通りを都電がトラックに乗せられて走ってるのを何度も観たから、全然新鮮味はなかったが。

30分番組で、日曜の午後にでも放送すれば良い
ほとんどが、JRや首都高速道路株式会社のPRなんだから、一々「なかなか取材許可が出ない映像」なんて言わない方が余程ありがたい。どうして、こんな過剰な冠を付けるのか？

テレ朝は、やたらディレクターとかADで商売しようとする
特に深夜番組に多い。ADの何とかクンやなんとかチャンをまるでタレント扱いで、つまらないレポートをさせてる。更に気持ち悪いのが当の本人たちもまんざらでなさそうに楽しげにやってること。いくら制作費削減とは言え、タレントの仕事までやる暇があるなら、まともな番組を作って欲しい。

　　             　

　　　


パンチラ見せれば通るわよっ!―テレビ局就活の極意 (単行本) 霜田 明寛 (著)
テレビ局の裏側 (新潮新書) (新書) 中川 勇樹 (著)
マスコミは、もはや政治を語れない 徹底検証:「民主党政権」で勃興する「ネット論壇」 (現代プレミアブック) (単行本) 佐々木 俊尚 (著)
2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書) (新書) 佐々木 俊尚 (著)

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命を救え!闘うナーススペシャル「コード・ブルー」が見た奇跡の物語(2010/3/21) 感想

3/21フジテレビ『命を救え!闘うナーススペシャル「コード・ブルー」が見た奇跡の物語』の感想。

実は、患者のために看護できる看護師ばかりではない
番組中に登場したフライトナースが、看護現場第一主義者として紹介されていた。とにかく患者優先。あそこまで徹底するのはなかなか出来る事でないと思う。
なぜなら、実は、看護師の中には自己満足が目的化している看護をする者がいるからだ。「自分が患者さんにこれだけしてあげた」とか「何もしてあげられなかった」と言う自己完結的な発想。
私は、『看護とは、相手の立場に立って、あらゆる年齢や立場の人を対象に援助すること』だと思う。あくまで相手の立場。だから、左腕切断止む無しと言うような患者さんにも、「30歳なら何とか残せる方法を」と受け入れ病院を探せるのだ。でなければ、人命最優先で切断しか選択できない訳だから。

退院支援こそ、今重要な看護だと思った
私の知り合いには産婦人科のナースがたくさんいる。彼女らが口を揃えるのは「妊婦さんの意識が低すぎる」ってこと。妊娠中に喫煙飲酒を止めず、いざ赤ちゃんに異常が見るかると病院に原因を押しつける。そんなわけで、番組で紹介されていたのとは別な一般論として、重い障害を抱える赤ちゃんは後を絶たない。このままではNICUが満床になったままになるから、空きベッドを作るためにも"退院支援"が必要不可欠になる。番組では自宅にまで出向きケアする病院が紹介されていたが、人員的に恵まれていなければ難しいだろう。だが、今後必要な看護だと思った。

在宅緩和ケアってデリケートな仕事なんだ
余命宣言を受けた妻を「家で看取る」と決めたご主人と息子さんと娘さん。近づく家族の死を受け入れられず崩壊寸前の家族を支えるナース。在宅緩和ケアって、患者の命の尊厳を最期まで守り、家族に徐々に死を受け入れられるように丁寧なケアをする、とてもデリケートな仕事だと感心した。

私の周りにも大勢のナースたちが、家族と持ち、自分の生活を持って生きている。私が出来るのは、たまに一緒に飲みに行って愚痴を聞いたり、ちょっとでも病院の事を忘れてストレス解消の手助けする位だが、やらないよりはマシなのだろうか・・・

　　             　

　　　


フライトナース (単行本（ソフトカバー）) 長谷川裕美 (著)
チャレンジ!在宅がん緩和ケア (単行本)
妻を看取る日 国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録 (単行本) 垣添 忠生 (著)
月刊ケアマネジメント 2009年11月号 [特集 始めてますか 退院支援] (雑誌)

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3/23に『ざっくりマンデー!!』が最終回。後継番組は『がっちりアカデミー!!』

『ざっくりマンデー』がついに最終回
先程知ったのだが、来週でTBS『ざっくりマンデー!!』が最終回らしい。本家の『がっちりマンデー!! 』も面白いが、『ざっくり』はざっくりしている所が面白い。私はこの番組のおかげで、説明する際についつい「ざっくり言うと・・・」なんて使うようになったし。

オイシイ企画は、やはりゴールデンに行くのか・・・
人気急落のTBSだから、これだけ面白い番組企画を放っておくなんて出来るはず無いと思っていたが、やはりそうなった。後継番組は4/16スタートの『がっちりアカデミー!!』だ。MCは本家の加藤浩次さんと、何かと話題の小林麻耶さん。う～ん、正直期待薄だなぁ。結局、フツーの丸得情報の告知番組ならなければいいのだが、今のTBSに期待できる筈はない。

　　             　

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朝ズバッ!のみのさんが無責任すぎる

『朝ズバッ!』
みのさんの横暴ぶりに最近は殆ど観なくなった『朝ズバッ!』。フリップのめくりの時のSEの入れ方もいちいち腹が立つ。って訳で、朝から気分を害するような番組は観るのを止めていたのだが、今朝、たまたまチラッと観たら、以下の話題を取り上げていた。

ラッコ食害ウニ全滅 納沙布沖、移植の3トン 歯舞漁協「人気者」に苦慮
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/219950.html

根室市の納沙布岬に近い沖合で歯舞漁協が育ててきたウニ約３トンが、全滅しているのが見つかった。漁協が調査を依頼した専門家は、岬付近に生息しているラッコによる食害と断定。被害額は判明分だけで約５００万円で、３千万円に達する可能性もある。ラッコは法律で捕獲が禁止されている上、ファンが多い人気者。漁協は「このままでは死活問題」と対応に苦慮している。

飲み屋での雑談レベル以下の放送
実際に歯舞漁協の三千万円の被害額が漁協にとってどれほどのもので、捕獲禁止されているラッコ対策をどこまでやったのかはわからないが、とにかくスタジオのみのさんを始め全出演者の無責任な発言に腹が立った。事件の本質には全く触れようともせず、ただ「ラッコは高級品が好きだ」「明治に作られた古い法律なんだ」「臘虎(ラッコ)膃肭獣(オットセイ)って感じで書けないね」とかまあ飲み屋での雑談以下の単なる思い付きばかり。

「うにばっかり食べちゃいけませんよ」
コーナー最後にレポーターの米田やすみさんが、みのさんにいつものように媚を売るように「みのさん、うにばっかり食べちゃダメですよ」と言うと、みのさんは大層嬉しそうにしていた。CM前だったのでみのさんの音声はOFFだったが、「きっと、うにを食べ過ぎると痛風発作がでるから」なんて笑っていたのだろうと想像する。

それにしても、こんな番組を早朝から観ている人がいるんだから、世の中面白い。

　　             　

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