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連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第23週『歩々清風』「土曜ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


小川(甲斐翔真)の死後、直美(上坂樹里)は子育てと仕事に奮闘。時は明治32年、環(瀧七海)は女学校の最上級生となり、恵風看護婦会の仕事も順調に進んでいた。そんな中、資格のない女性を雇う悪質な派出看護会の噂が広がり、りん(見上愛)と直美は実態を探ることに。さらに、セツ(村上穂乃佳)の患者を巡る騒動や、環が学校帰りに遭遇する思わぬ人物が、波乱を呼ぶことになって…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~) 第1~23
   佃良太(過去作/舞いあがれ!,それってパクリじゃないですか?) 23
脚本協力:佃良太(過去作/舞いあがれ!,それってパクリじゃないですか?) 第20~22
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4,8,11,12,19
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6,10,18
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,おむすび) 第5,9,13,17,22
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3,7,14,15,20,23
   内田貴史(過去作/ちむどんどん) 第16,21
   平竣輔(過去作/本作第16週の助監督) 第20
   門脇陸(過去作/本作第18週の助監督) 第22
   髙橋実香(過去作/本作第17週の助監督) 第22
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




史実の年表をなぞるだけでドラマとしての熱量が足りない!

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―――ここまで、ごあいさつ―――

放送が始まって以来、本作には引き込まれる要素が乏しく、展開の組み立てにも疑問が残る。

本来なら登場人物の情熱や葛藤といった “物語の核” を描くべきなのに、歴史上、史実上の出来事を順番になぞっているだけに思えてしまうからだ。

まるで歴史教科書の年表や Wikipedia の項目を、そのまま映像へと置き換えたかのような淡々とした空気が漂っている。

かく言う私も、本作の放送を前に10数冊の関連本を読んだからこそ分かることとして、本作はいわゆる《箇条書き年表の単純な映像化》しかやっていないのだ。

つまり、感情を揺さぶるドラマチックな展開は徹底的に排除して、単なる事実の経過報告が優先されているのだ。

しかも、それなのにNHKの歴史エンターテインメント『歴史探偵』の再現ドラマより面白くない。

一体、どうなっているのか、今回の感想で紐解いていきたい。


ムダを削ったダイジェストのほうが分かりやすいってどういうこと?

「土曜日ダイジェスト版」を見直すと、その構造的な特徴がさらに際立つ。

平日の「本編」で盛り込まれていた意図の不明な場面が綺麗に削ぎ落とされ、主要な出来事の流れだけがすっきりと把握できるようになっていたからだ。

たとえば、しのぶ(木越明)の復帰やセツ(村上穂乃佳)の参加といった大きな出来事の筋道だけは、「土曜日ダイジェスト版」のほうがむしろ明快に伝わってきた。

しかし、余分な場面を削っただけで筋が通ってしまうということは、「本編」に含まれている雑多な出来事が、物語の本質にほとんど貢献していない証拠でもある。

つまり、「一体、年表の箇条書きの行間をどれだけ水増ししたの?」の状態なのだ。


偶然の再会で十分?遠回りな大騒動に感じる大きな疑問

今週、第23週の大きな問題の一つは、新しい仲間を迎え入れるというひとつの結果に対して、遠回りな騒動を挿入した点にある。

言葉の説明で補っているものの、登場人物をチームに加えるためだけに、わざわざ大掛かりな事件を引き起こす必要があったのかは疑問だ。

たとえば、セツがダブル主人公の一人である一ノ瀬りん(見上愛)と小川直美(上坂樹里)の計らいで、‘チュウ’こと丸山忠蔵(若林時英)が営む団子屋「田之上屋」で働いている設定にして、そこで声をかけたり。

本作がお得意の “”偶然の出会い を活用してスカウトする手法でも十分に成立したはずである。

それこそ、‘りん’と直美が直美の‘産みの母’である柳川文(内田慈)の墓参りに行った際に、お寺の近所で奇跡的に再会するような展開であれば、物語としての運命的な魅力も生まれたであろう。

本作は、史実をなぞった展開であっても、あくまでも骨格は “フィクション” ではないのか。

だったら、劇的な効果を生み出すためのフィクションならではの偶然は、視聴者に受け入れられる許容範囲のはずである。


事実重視で盛り上がりに欠ける!脚本も演出も工夫が足りない

この作品に満足しにくい最大の理由は、実在のモチーフ(モデル)や歴史的背景にこだわりすぎるあまり、作り込まれた展開を避けている点にある。

単なる出来事の年表を眺めて自ら想像を膨らませられる人はごく一部であり、多くの人は作り手が描く劇的なドラマを楽しみたいと考えているからだ。

だからこそ、“フィクション” としての、想像(Imagination)と創造(Creation)を効果的に利用すべきなのだ。

現実の個人や小さな組織でできることに限界があるのは事実だが、その限界をいかにドラマチックに見せるかこそが作品の腕の見せ所といえるのだ。

こうした不満が生じる背景には、物語の筋書きを決める脚本の課題だけでなく、それを魅力的な映像として組み立てる現場の演出不足も大きく影響している。

というのは、これまでも複数の読者様から「今作は、映像に関する解説はないんですか?」とのコメントをたくさんいただくが、本当に映像に関して書くことがないのだ。

つまり、映像、視覚的な部分において、「ここがいいね」と思える要素が皆無なのだ。

既に「8人」もの演出家がかかわっているが、言っちゃ悪いが《ただ単に脚本の文字面を映像化しているだけ》である。

ハッキリ言うが、脚本に多少難があっても、映像に強い訴求力があれば、(本来は推奨しませんが)《ニュアンスや技術を“逃げ”で使う》ことができるのだ。

しかし、本作の演出は《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》を一切やらないし、やるつもりがないとしか思えないのだ。


史実の追体験から脱却して心揺さぶる劇的な変化を描け!

本作の魅力を高めるためには、歴史的な事実をただ順番に並べる手法から脱却する必要がある。

また、事件や課題を描く際には、それが登場人物たちの感情にどう影響し、いかに解決されたのかという変化の過程を丁寧に描くべきだ。

さらに、現実らしさに縛られすぎず、運命的な偶然やドラマチックな展開を意図的に盛り込む姿勢も求められる。

そして、登場人物同士の衝突や協力の場面に強い感情の動きを伴わせることで、視聴者が感情移入できる作品へと進化するはずだ。


あとがき

残り3週が終わった時点で本作に感じるのは「出来事を順番になぞるだけで、劇的な展開や登場人物の感情表現が不足している」という不満ですね。

特に、作品がリアリティや史実の再現を重視するあまり、物語としての盛り上がりや偶然性を排除し、結果として退屈な印象を与えていると感じます。

また、「土曜日ダイジェスト版」のほうがが物語の意図を把握しやすいことから、「本編」における不要な描写の多さや、脚本および演出の工夫不足を問題です。

つまり、実在のモデルに頼るだけでなく、フィクションとしての劇的な演出を積極的に取り入れるべきであり、それ以上に《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》をやるべきです、もう遅いですけれど。


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名探偵のままでいて

テレビ朝日系・金曜ナイトドラマ『名探偵のままでいて』
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第8話/最終回『さようなら、名探偵』の感想。


楓(吉川愛)を守って重傷を負った四季(綱啓永)は、「僕のシナリオ通り」と語る。一方、何者かに襲われた祖父(奥田瑛二)も入院し、認知症の症状が悪化。相次ぐ不運に落ち込む楓を岩田が支える中、祖父の容態が急変する。意識のない祖父を前に、楓はミステリー作家・レオン根室(松尾諭)のパーティーで感じた違和感を語り、「おじいちゃんの物語、聞かせてよ」と手を握るが…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:小西マサテル『名探偵のままでいて』シリーズ(宝島社)
脚本:若杉栞南(過去作/フムサシノ輪舞曲,ぜんぶ、あなたのためだから)
演出:村尾嘉昭(過去作/アンナチュラル,最愛,トリリオンゲーム) 第1,2,4,最終
   片山修(過去作/相棒シリーズ,ドクターX 7,ザ・トラベルナースシリーズ) 第3
   近藤幸子(過去作/明日、私は誰かのカノジョ,ミス・ターゲット) 第5
   多次見隼斗(過去作/こんなところで裏切り飯~嵐を呼ぶ七人の役員~) 第6
   三國陽平(過去作/ビジネス婚,未来のムスコ) 第7
音楽:青木沙也果(過去作/ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家)
主題歌:平井大「名残花」
レビー小体型認知症監修:北村久美子
医療監修:山本昌督
介護指導:堀エリカ
警察監修:志保澤利一郎(チーム五社)
※敬称略




最終回!感動の家族愛と衝撃展開を振り返る

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最終回ゆえに、本作を総括的に見てみたい。

主人公は、ミステリー好きの小学校教諭小学校で先生をしている楓(吉川愛)で、日常で出会う不思議な事件を祖父(奥田瑛二)へ相談する。

知恵を貸してくれる祖父は、現実には存在しないはずの景色が目に入ってしまう幻視という症状をもつレビー小体型認知症(DLB)という脳の病気を患っている。

病気の影響で身体を動かすことが難しいため、孫から聞いた話だけを手がかりに頭の中で事件の真相を突き止める役割を果たす。

今回の最終回では、解決役を務めてきた祖父が何者かに命を狙われるという衝撃の展開が訪れる。

終盤、危機的な事態に直面した家族が自分自身の本当の気持ちを打ち明ける場面は、見る人の心を強く揺さぶる出来栄えとなっていた。


祖父を襲う突然の危機…命の限界と悲しみを隠す孫の切ない決意

最終回の物語は、祖父が突如として正体不明の不審者に襲撃される場面から始まる。

命に別状はなかったものの、倒れた時の衝撃で骨を折ってしまい、それが引き金となって呼吸器の病気を引き起こしてしまう。

症状がなかなか良くならず体力が衰えていく様子を見て、担当の医師は治療の限界が近づいている事実をご家族に伝えた。

辛い現実を突きつけられた主人公・楓だが、見舞いに訪れた親友・美咲(恒松祐里)の前では悲しみを隠して気丈に振る舞おうとする。

長年寄り添ってきた家族として精一杯やってきたという思いと、別れを受け入れようとする諦めが入り混じっていたのである。


親友の熱い言葉で涙の本音…切なすぎる名シーンに胸が打たれる

弱音を吐かずに耐え続ける楓に対して、駆けつけた美咲は寄り添いながらも熱い言葉をかける。

美咲「落ち着こうとしちゃダメだよ。
 慣れちゃダメだよ。
 我慢しちゃダメだよ。
 おじいちゃんに本音言いなよ」

自分の感情を無理に押し殺して諦めるのではなく、大切な人へ自分の素直な思いを届けるべきだと助言したのである。

親切な言葉に心を動かされた楓は、静かに眠り続ける大切な家族に向き合う決意を固める。

傍らに寄り添いながら、どうか自分を一人にしないでほしいと涙を流しながら必死に訴えかける。

幼い頃からの思い出や感謝、そして別れたくないという強い願いが溢れ出る場面は、吉川愛さんの迫真の演技も重なって感動的なシーンとなった。

と同時に、愛する家族を失ったことのある視聴者の心にも深く強く刺さったと思う。


まさかの犯人に驚き!ハラハラと感動が詰まった最高のラスト

感動的な家族の絆が描かれた後、事態は再び急展開を見せて物語のクライマックスへと突き進む。

命を脅かした犯人の正体が判明するが、その真相は誰もがあっけにとられる意図せぬ人物であった。

最後の瞬間まで真犯人が誰なのか予測がつかないハラハラする構成が、作品全体の魅力を大きく高めた。

複雑に入り組んだ謎解きと温かい人間ドラマが見事に組み合わさり、最後まで目が離せない作品に仕上がっていた。


あとがき

本作は、特殊な病気を抱える人物が事件を解決する安楽椅子探偵という画期的な設定と、切ない家族愛が見事に融合した魅力的な作品だったと思います。

やや重苦しい展開や、家族の病、特に高齢家族の認知症の問題というシビアな展開のドラマだったので、ハッピーエンドが何よりも心にじ~んと染み渡りました。

今期の夏ドラマでは隠れた名作と言ってよいと思います。


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Tシャツが乾くまで

TBS系・金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』
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第9話『言えなかったこと』の感想。


あずさ(夏帆)との関係を“不倫”と定義されたことに納得できない充(松山ケンイチ)は、咲子(蒼井優)と樹生(中島歩)に二人の関係を本当に不倫ではないと言い切れるのかと問いかける。答えに窮する二人を前に、充はあずさとの「第3金曜日の真実」を語り始める。一方、樹生は宮内(リリー・フランキー)から、あずさが遺した日記帳を受け取り…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:生方美久(過去作/silent,いちばんすきな花)
演出:土井裕泰(過去作/重版出来!,カルテット,逃げ恥) 第1,2,6,9
   塚本連平(過去作/時効警察はじめました,) 第3,4,7,8
   小牧桜(過去作/御上先生) 第5
音楽:haruka nakamura(過去作/ひきこもり先生)
主題歌:スピッツ「見知らぬ糸」
P:千葉行利、宮川晶
※敬称略




最終回直前!セリフ満載の展開から見えたドラマの魅力と課題

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次回が最終回らしいので、せっかく書き続けてきたのでまとめてみる。

これまでの物語には多くの謎がちりばめられており、結末を解き明かすようなミステリー的な要素、いわゆる “考察系ドラマ” の部分も存在していた。

そして、この第9話では、まるで “考察系ドラマ” の謎部分を強調するかのように説明やセリフが非常に多くなっていた。

この表現手法は、視聴者の好みによって作品の面白さに関する評価は分かれるところであるが、特に脚本家・生方美久氏の特徴がより濃く表れているとは言える。

特に、これまで本作の一つの特徴であったポエムなセリフのやり取り(「伝える→伝わる」プロセスを一切考慮しない「文末表現なし」の「ぶつ切りセリフ」)で掛け合う展開は避けられているものの、登場人物たちのセリフだけで物語を推し進める場面が目立つ

つまり、生方氏が得意とする(私が大の苦手とする) “セリフ三昧” が一気に強調されたのだ。

これを単に登場人物の会話劇として楽しむべきか、それとも深い人間模様を描いたドラマとして捉えるべきか判断が難しいところである。


無駄な事件はいらない?シンプルな人間ドラマで観たかった話

連ドラとしての全話構成を鑑みると、作品の前半で起きた出来事や事故の設定は、後半の展開において存在感が薄れてしまい、全体の構成として必然性があったのか疑問が残る。

仮に初期の不慮の事故に関する展開を完全になくしていたとしても、実力派の主要キャストを中心に展開すれば十分に満足できる内容となったはずでは?

これ、蒼井優さんと松山ケンイチさん、つまり、瀬尾咲子と瀬尾充の夫婦の物語に方向転換したほうが得策だったと思う。

だって、物語の構成上あまり出番がなくなってしまった若手演者の存在感を生かしきれずに、不完全燃焼な印象を与えているからだ。

もともと、脚本の生方氏は、雰囲気づくりや独特のセリフ回しで知られているが、ドラマが描くべき本質は登場人物の内面や関係性を丁寧に描く人間ドラマの構築にある。

大きなトラブルや派手な事件を無理に盛り込まなくても、登場人物たちのありふれた日常や交わりを描くだけで十分に引き込まれる作品が成立するのだ。

その人間模様をさらに魅力的に彩るのが、生方氏独自の卓越した言葉選びの感性である必要があるのに、本作 “でも” 《ニュアンスや技術を“逃げ”で使う》で、ドラマの本質を描くことから逃げた(と私は思う)。

だからこそ、余計な要素を省いて最初からシンプルな構成で魅せることが、この作品にとって最も望ましい形であったと感じられる。


複雑な設定はいらない!素直な展開で引き立つ人間ドラマの深み

物語(第1話から9話まで)の後半に入って判明した主要な登場人物たちの過去や設定は、視聴者に強い印象を与えるものだ。

それらの要素がお互いにうまく絡み合ったことで、単なる状況説明を超えたヒューマンドラマへと進化しているのは認める。

特に、好みは分かれるとは思うが、セリフによるやり取り、かみ合わせ、組み合わせがうまく機能したことで、繊細な心を描き始めたとは思う。

それだけに、背景となる設定自体はシンプルであっても十分に成立したはずである。

作品が本来持っている、脚本だけでなく、演出を含めた映像による人間描写の良さを最大限に活かすためには、最初から素直でわかりやすい物語の枠組みが見たかったと感じざるを得ない。


あとがき

複数の読者様から「感想を投稿してほしい」と要望をいただいたので投稿してみました。

やはり、本作の作風というか、作り手たちの目論見が苦手です。

というわけで、次回の最終回の感想も投稿するかどうか分かりませんのであしからず。


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第115回第23週『歩々清風』の感想。


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セツ(村上穂乃佳)の患者が急に体調を崩し、寛太(藤原季節)に助けを求めてやってくる。偶然その場に居合わせたりん(見上愛)が、応急処置を行い大事には至らずにすむが、それを見ていたセツは…。一方、環(瀧七海)は学校帰りに、思わぬ人物と遭遇することに…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


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制作陣の思いを視聴者の心に届けるための医療描写の課題

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本作ではときどき登場人物が、今回はアバンタイトルでダブル主人公の一人である一ノ瀬りん(見上愛)が、次のように命の重みや業務の危険性についてのセリフを言うことがある。


りん「分かりましたか?
 看護は 命に係わる仕事です」

当然ながら、本来であれば強い説得力を持つはずである。

しかし、実際の画面では具体的な応急手当や治療の様子がほとんど描かれていないのだ。

今回であれば、水を飲ませて、首に水で濡らした手拭いを巻いただけ… である。

そのため、明らかに言葉だけが浮いているように感じてしまう。

したがって、いつものとおりに、画面に映らない部分を自分で想像して補うしかない状況になっている。

つまり、脚本家や演出家や制作統括が伝えたい緊張感や恐怖という感情は、具体的な場面を通じて表現してこそ視聴者の心に届くのである。


セツ「怖い仕事だよ…」
りん「怖い仕事だと分かってくれただけでも…」

要するに、このセリフ↑だって、《看護は怖い仕事》であることを、もっと、もっと、もっと、描いてから言わせるやり取りなのだ。

その積み重ね、積み上げがない現状で盛り込んだところで、「ふ~ん、そうだったんだ…」でしかないのだ。


登言葉だけで語る苦労よりも働く姿を画面で見せてほしい

本作はテレビドラマであり、恋愛や時代背景としての戦争を描くこと自体には何の問題もない。

また、実在の人物をモチーフに仕立てられた主人公の一生を描こうとする姿勢、いわゆる「女一代記」を描くという意図も理解はできる。

しかし、現実のモチーフが存在する場合、多くの人々はその人物が成し遂げた偉大な業績や専門的な活躍を見ることを心待ちにしているのでは?

でも、ここまで看護の仕事現場を丁寧に表現しない姿勢は、モチーフとなった人物が歩んだ尊い歴史そのものを軽視しているように映ってしまっていると思う。

そう考えれば考えるほど、全く心に響かないセリフが今回にあった、しのぶ(木越明)の次のセリフである。


しのぶ「りんさんだって 直美さんだって
 私だって
 何もできないところから 少しずつ
 血のにじむ思いで
 やっと 自分の道を選んできたのよ」

突き詰めるところ、奇しくもしのぶが言葉で語った “苦しみや奮闘” こそが、物語として本来描かれるべき中心的な要素だったのだ。

それにもかかわらず、本作は、例えば第113回(2026年9月2日放送)で「毎日 バタバタだけどね」などと言うセリフを盛り込んだものの、その前後で一向に映像としての工夫や演出が伴っていない。

つまり、どれほど過酷な状況であったかという実感が、画面越しには全く伝わってこないのが現状なのである。


一人を助けて終わり?解決していない問題の山積み感

今週の物語では、‘りん’が元女郎‘夕凪’こと魚住セツ(村上穂乃佳)を助ける結果となった。

しかし、誰もが分かることだが、低品質な派出看護会の乱立問題や、元?詐欺師の寛太(藤原季節)が経営する「親和派出看護婦会」がどうなったのかと言う様々な問題が解決したわけではない

いや逆に、悪評の看護婦会の存在も、「親和派出看護婦会」の顛末といった重要な要素が放置されたままである。

思い出していただきたい。

そもそも、‘りん’ともう一人の主人公である小川直美(上坂樹里)も、悪評の真相を探るために動き出したはずなのだ。

しかし、劇中では、目先の人物一人を助けただけで満足してしまう展開で終了した。

さすがに、ここまでの中途半端、肩透かしの展開には疑問しか残らない

セツ以外に「親和派出看護婦会」で働く女性たちや、「親和派出看護婦会」に依頼している患者ら、他にも救いを求めている人々が存在することを知りながら放置してしまう姿勢は、物語全体の整合性を欠いていると言わざるを得ない。


身近な人限定のお節介と看護師としての志とのギャップ

本作の‘りん’が “お節介” な一面を持っているのは、朝ドラのヒロインとして悪くないし、むしろ定型、定番である。

しかし、その “お節介” の対象が《自分が関心を持った特定の人物に限定》されている点が問題なのだ。

本来であれば、〈特定の誰か〉だけでなく、分け隔てなく多くの人々を助けたいという情熱こそが、《看護の道を志した最大の動機》であったはずである。

それにもかかわらず、実際の行動ではその根本的な理念がすっかり忘れ去られている。

こうした描かれ方によって、‘りん’の行動基準には大きな偏りが生じ)てしまっているのだ。


都合優先の展開で物語の繋がりが崩れてしまうもどかしさ

物語の都合に合わせて展開を調整すること自体は、作品作りにおいて決して間違ってはいない。

しかし、不自然な展開が度重なり、前後のつながりまで無視されてしまうと物語としての成り立ちが怪しくなる。

一時期は、脚本協力が参加し始めた第20週からは物語が持ち直したように見えていたものの、前回、そして今回のエピソードを通して、ダブル脚本家体制になったとて、根本的な課題が解消されていないことが明白になった。

毎日の放送を楽しみに追っているファンにとっても、物語のつながりが破綻していると感じられるのは非常に残念な点である。


医者と看護師のダブル主人公で描く現場のリアルさ

作品の完成度をより高めるためには、主人公の設定や周囲の環境を抜本的に見直すことが効果的である。

具体的には、主人公を看護婦単独ではなく医師との共同主人公という設定に変更する方法が考えられる。

今回だってそうだが、本作の看護婦たちは、基本的に「医師に診てもらわない」からである。

病人を適切な医療につなげる描写を増やし、医師と看護婦がそれぞれの役割を果たしながら協力する構造を作れば、医療現場の臨場感が自然に生まれる。

そうすることで、作品内で発生する事件や人間関係もスムーズに噛み合い、物語全体の魅力が増すはずである。


あとがき(その1)

私、本作に全く思い入れが乏しいし、アラ還(アラウンド還暦=60歳前後の世代のこと)のおっさんなので、現在版の環(瀧七海)と、‘りん’の妹で退場済みの安(早坂美海)の区別がよくつきません。

そんなこともあって、次週のサブタイトルが『環』になると、益々興味が薄れてきました。

で、どうせ、過去の登場人物を出しては、トラブル三昧で終わるんでしょうけど。

環は画家にでもなるのでしょうかね。


あとがき(その2)

「環」のモデルについてサクッと書いておきます。

大関心(おおぜき・しん)は、1880(明治13)年生まれ。大関和の長女です。

興味深いのは、環と同じく、母親の仕事を受け継ぐように看護の道を志した女性だったことです。

女子学院を卒業後、慈恵看護婦教育所(現在の慈恵看護専門学校)に進学して、母と同じく看護婦を目指しました。

しかし、1900(明治33)年、結核のため20歳という若さで亡くなり、母と同じ職業に就くことはできなかったのです。


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第114回第23週『歩々清風』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


看護婦の資格のない女性たちを雇って派出看護で商売をしている寛太(藤原季節)の看護婦会の実態を確かめるため、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は、再び寛太を訪ねる。そこで二人は、かつての患者と再会することになって…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~) 第1~23
   佃良太(過去作/舞いあがれ!,それってパクリじゃないですか?) 23
脚本協力:佃良太(過去作/舞いあがれ!,それってパクリじゃないですか?) 第20~22
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4,8,11,12,19
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6,10,18
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,おむすび) 第5,9,13,17,22
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3,7,14,15,20,23
   内田貴史(過去作/ちむどんどん) 第16,21
   平竣輔(過去作/本作第16週の助監督) 第20
   門脇陸(過去作/本作第18週の助監督) 第22
   髙橋実香(過去作/本作第17週の助監督) 第22
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




看護婦なのにヒマ?専門的なお仕事をもっと見たい!

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私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――


寛太「案外 看護婦ってのは暇なんだな」

確かに、きのうは「毎日 バタバタだけどね」と言っておいて、きょうは誰が見ても “暇” である。

ではなぜ、“暇” に見えるのか?

答えは簡単、ダブル主人公が揃って “看護” の仕事をこなす大切な場面が、作中で滅多に出てこないからである。

本来であれば、その職種に就いている人物ならではの関わりや活躍を丁寧に表現するべきなのに… だ。

ところが、脚本家や演出家や制作統括は、その専門性を証明するような見せ場をほとんど形にしていないのだ。

実際には、専門の資格や専門知識を持たない人物でも引き受けられるようなやり取りばかりが繰り返されている。

つまり、《看護婦でなくてもできるエピソードばかりを盛り込んでいる》ということである。

それなのに、本作は、わざわざ寛太(藤原季節)に自虐ネタにしか聞こえないセリフを言わせた。

ドラマを盛り上げるための冗談や仕掛けのつもりかもしれないが、視聴者にとっては違和感しかない!


助けた患者なのに忘れたの?不自然な会話が気になる

ダブル主人公を取り巻く人々とのやり取りにも、首を傾げたくなる場面が少なくない。

例えば、元女郎‘夕凪’こと魚住セツ(村上穂乃佳)とのやり取りだ。

本来なら関係する4人全員が集まって話し合えば済む話なのに、なぜか1人ずつ個別に会話を重ねる不自然な構成になっている。

特定の人物に関する出来事であれば、最も深い関わりを持つ人物を中心に話を進めるのが自然な流れだ。

つまり、セツに最も深い関わりを持つ人物は、ダブル主人公の一人である小川直美(上坂樹里)なのだ。

さらに困惑させられるのは、第52回(2026年6月9日放送)で直美やもう一人の主人公である一ノ瀬りん(見上愛)たち全員で協力して助け出した大切な人物であるにもかかわらず、まるで初対面であるかのように遠回しな呼び方で情報を伝えている点である。

以前に深く協力し合った経緯があるのだから、共通の思い出や大切な場所についてもっと深く語り合っても良いはずだ。

しかも、しのぶ(木越明)もセツを助けた仲間なのに、今回では‘りん’に次のように言わせて、さも、しのぶが知らない人物のような描写になっていた。


しのぶ「何かあった?」
りん「昔の患者さんが働いていて…」

今週から共同執筆者となった脚本の佃良太氏が「知らない」可能性を含めて、物語のつながりや過去の出来事を無視したような会話の運び方は、せっかく「連ドラとして過去の登場人物を再登場させた印象的な場面」を台無しにしたのは言うまでもない。


看護と看病の違いって?主人公の本業を描いてほしい

主人公たちの仕事内容が明確に描かれないため、物語に出てくる看護の役割についても疑問が深まるばかりだ。

専門資格を持つ人物が行う高度な医療補助と、身の回りの世話を中心とする手伝いとの境目が完全にぼやけてしまっている。

作中で行われている “看護” は、特別な訓練を受けていない人物でも代行できる内容に見えてしまっている。

今回での、直美と遠藤平蔵(太田光 ex,爆笑問題)とのやり取りも同義である。

やはり、日頃から本業ならではの活動シーンをしっかり見せてこなかったツケが、ここに来て大きな矛盾となって表れているのだ。

物語が終盤や後半に進んだ段階で急に問題を取り繕おうとしても、それまでに積み重なった違和感を消し去ることはできない。

土台となる人物設定や職務の描写を最初から怠っていたことが、作品全体の説得力を著しく低下させる原因となっているのだ。


仕事と人間関係の描き方を見直して感動的な物語にしてほしい

この作品がより多くの人々に支持される方法はもうないと思うが。

人物設定と仕事内容を一致させることが不可欠である。

まずは主人公が持つ資格や知識を活かす場面を具体的に提示し、他の人物には代用できない重要性を描写する必要がある。

また、登場人物同士の人間関係や過去の出来事を整理し、整合性のある会話を展開させる工夫が求められる。

登場人物たちが積み重ねてきた過去の経験を会話に正しく反映させれば、物語に奥行きと深い感動が生まれる。

描くべき要素と省いてよい要素を精査し、物語の軸を揺るがせない描写を心がけることが大切だ。


あとがき

好意的に見ても、寛太がやっている「派出看護」は、「看護婦資格を持たない女性が‘それなりに看護っぽいこと’をする」という解釈でいいのでしょうか?

メリハリという意味なら、「看護婦資格を持たない女性が‘看護’と称して家事をやってぼったくる」のほうが正解だと思いますけど。

見ようによっては、「派出看病」を「派出看護」を偽った営業にも受け取れますし。

結局、看護をまともにえがいてこなかったから、残り3週を切っても、「看護と看病の違い」すら描けていないと言うことです。


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大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
田鎖ブラザーズ
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
終のひと
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
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同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
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逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
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毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
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[は]
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
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ハゲタカ(テレ朝)
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ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
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花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
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ハヤブサ消防団
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やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
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ユーミンストーリーズ2024
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ユニバーサル広告社
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