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探偵さん、リュック開いてますよ

テレビ朝日系・金曜ナイトドラマ『探偵さん、リュック開いてますよ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTok

第8話/最終回『おにぎりにした悲しみは』の感想。


一ノ瀬洋輔(松田龍平)は同居人たちに背中を押され、廃業した実家の温泉宿「ゆらぎや」再開に動き出す。準備に追われる中、旅を続けていた母・一ノ瀬恵美(原田美枝子)が帰国し、洋輔に一通の手紙を渡す。それはアメリカ時代の親友から託されたもので、“人の悪口をエネルギーにしたロケット”開発再始動への協力要請であった。再燃する渡米の可能性に心が揺れる一方、清水としのり(大倉孝二)に思わぬ危機が迫り…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:沖田修一(過去作/0.5の男) 第1,2,最終
   近藤啓介(過去作/今日もふたり、スキップで) 第4,7
   守屋文雄(過去作/キツツキと雨※沖田修一と共同脚本) 第3,5,6
演出:沖田修一(過去作/フルーツ宅配便) 第1,6,最終
   近藤啓介(過去作/今日もふたり、スキップで) 第3,4,7
   東かほり(過去作/映画「とりつくしま」) 第5
音楽:池永正二(過去作/0.5の男,パーセント)
主題歌:My Hair is Bad「ここで暮らしてるよ」
※敬称略




田舎町を舞台にした不思議な解決劇

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―――ここまで、ごあいさつ―――

最終回の感想なので、多少総括的なことも踏まえてみる。

テレビ朝日のドラマ『探偵さん、リュック開いてますよ』で初めて主演を務める松田龍平さんは、物語を考える段階からこの作品に携わったという。

脚本と監督を担当した沖田修一氏と二人三脚で作られたこの物語は、西ヶ谷温泉という静かな村が舞台だ。

主人公の一ノ瀬洋輔(松田龍平)は、事件を調べる探偵でありながら、新しい機械を作り出す発明家でもある。

彼の元には一風変わった頼み事が次々と舞い込んでくる。

個性的な近所の人たちを助けたり、時には振り回されたりしながら、誰も思いつかないような突飛なやり方で、のんびりと事件を片付けていく。

笑いの中にも、ふと涙がこぼれるような、心が温まる新しい感覚のミステリー作品である。


有名俳優たちの遊び心あふれる共演

物語には、驚くような出演者も登場した。

例えば、最終回では赤オダギリジョーさんが小洒落たカフェの店主役での初登場シーンはこんな感じだった。

洋輔(松田)は、一緒に暮らす南香澄(片山友希)たちの強い願いを受けて、実家の温泉宿である「ゆらぎや」をもう一度始める決心をする。

その準備に走り回っていた帰り道、自慢の移動道具であるジェットパックが故障した上に雨まで降り出し、偶然見つけたカフェで雨宿りをすることになった。

客が自分一人しかいない店内で、洋輔は間を埋めるように店主に話しかける。

しかし、その答えは非常に力が抜けたもので、思わずツッコミを入れたくなるようなおかしな空気が流れる。

店主の格好もかなり変わっているが、公式サイト等の情報によれば、これは服を決める打ち合わせのときにオダギリ自身が思いついたこだわりのスタイルだそうだ。

二人は過去に映画『舟を編む』(平成25〈2013〉年)で共演したり、ドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』シーズン2(令和4〈2022〉年/NHK総合)でオダギリが声をかけて松田が内緒で出演したりした仲であり、その深い信頼関係があったからこそ、この特別な共演が実現したそうである。


最終回に集まった意外な出演者たち

「最終回」には、正体を隠していたゲストが次々と姿を見せた。

令和3(2021)年のコント大会で準優勝し、令和4(2022)年の漫才大会でも決勝に残ったほか、令和5(2023)年には『第8回上方漫才協会大賞』で特別な賞をもらった男性ブランコの平井まさあきさんもその一人だ。

彼は空の上という驚きの場所で登場し、ジェットパックで飛ぶ洋輔と空中で出会う。

また、自分の監督作のどこかにこっそりカメオ出演することで有名な沖田監督も、第5話の共同浴場「大湯」のお客役に続いて再び登場した。今回はなんと「鳥の声」になりきって出演していた。


謎に包まれた父親と不思議な乗り物の真相

さらに驚きの展開が続く。

発明品が爆発するシーンでは、行方がわからなくなっていた洋輔の父親が、煙の中から突然姿を現した。

また、温泉街の住人たちがいつも使っている「ドンソク」という乗り物があるが、この名前には意外な秘密が隠されていたことも、物語の終盤で明らかになった。

最後の最後まで工夫が凝らされており、視聴者を飽きさせない仕組みになっていたのは、王道のエンターテインメントだからこそである。


あとがき(その1)

原田美枝子さんのファースト登場シーンが「フランケンのマスクあり」なのも意表をつきましたし、入浴シーンがあったのもかなり斬新でした。

チープな空中飛行の合成、きらびやかに発光する虹も、まさに本作ワールド炸裂でした。


あとがき(その2)

最後に真面目に書きます。

本来の “ドラマ” の醍醐(だいご)味は《ありふれた日常が予期せず非日常になる》ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》ことなんですね。

本作は、まさに《日常がふと特別に変わる瞬間を映し続けた連ドラ》だったという意味でよくできた作品だったと思います。

もちろん、好き嫌いが分かれる作風ですが、深夜ドラマなのでこれくらい尖っていてちょうどよかったと思います。

先日、共同浴場「大湯」にいつもいるものすごく毛深い男・飛猿を好演した‘きたろう’さんがラジオ番組に出演されて、本作の撮影秘話を話して伊野が面白かったので、ご紹介します。

では、また西ヶ谷温泉でお会いしましょう!

【きたろう】2026年2月25日 バルサミコって何?(ドラマ「探偵さん、リュック開いてますよ」まもなく最終回)|【公式】大竹まこと ゴールデンラジオ 新窓で開きます
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第1話第2話第3話第4話第5話第6話第7話


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連続テレビ小説「ばけばけ」

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第105回第21週『カク、ノ、ヒト。』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


リテラリーアシスタントとしてヘブン(トミー・バストウ)の執筆活動を手助けするトキ(髙石あかり)。ヘブンが学校に行っている間に、ネタ探しに奔走する。学校ではヘブンが授業の帰りに、ロバート(ジョー・トレメイン)から日本人の妻ラン(蓮佛美沙子)を紹介される。英語ができるランの存在に触発されたのか、ヘブンはトキに英語の勉強を再開しないか提案する。ある日、トキとヘブンはロバートとランの自宅に招かれる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7,13,14,19
   泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9,12,15,18
   松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10,16
   小島東洋(過去作/『ばけばけ』助監督) 第11,21
   小林直毅(過去作/『ばけばけ』助監督) 第17,20
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
副音声日本語吹替:西地修哉(ヘブン担当)、木村はるか(リヨ担当)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、川野秀昭、田中陽児|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘、和田岳秋|技術:増田徹、備中正幸、酒井俊史|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田直矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲、武井美晴|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな、日野維乃|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規、北島規、眞弓敬司|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉、大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子、厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華、澤井洸、平松康、吉田隆広、布川紗生、大島櫻子|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史、横田浩之、高浪隆史、三好勇作、石井千尋、三村つかさ|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛本美佐子、横山智和、石川カンナ|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子、高屋友里|かつら:松本誠也、丹波峯子、山崎浩彦、栗野洋子|特殊メイク:江川悦子、権田日和、山埼佳子|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大、後藤怜亜、大野陽平、小峰陸矢、上野香織、佐伯木乃実、畝岡歩未、増田愛海、野曾原明香、中元芽生、佐々木俊|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治、斎藤明日香、竹本航、徳岡美紀、奥山温子|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録:木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉、松島彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章、ネイサン・ベリー、米倉リエナ|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人、川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和、宮崎昭徳|書道指導:今口鷲外
※敬称略




脚本家や演出家や制作統括は「相棒」を利用して洗脳?

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アバンタイトルの冒頭から、口ポッカ~ンである。


蛇(N)「あれから
少しだけ時間がたちました」

どうやら、脚本家や演出家や制作統括は、「相棒」なる単語を利用して、視聴者に「前回の騒動のおかげで、トキ(高石あかり※高=はしごだか)がヘブン(トミー・バストウ)の執筆活動がうまくいくようになった」と洗脳させたい、洗脳しているつもりらしい。

しかし、「相棒」なる単語が “魔法のことば” として機能するのは、よほど好意的に脳内補完しまくっているごく一部の視聴者だけでは?

私を含めて、多くのフツーに見ているだけの視聴者は次の女中・クマ(夏目透羽)のセリフで椅子から落っこちたのでは?


クマ「奥様のおかげで旦那様は書けとるけん」

さすがに、ここまで洗脳される人は数少ないと思いたいのだが。

いくらなんでも、先週と今週の描写だけで《トキのおかげでヘブンの執筆活動が軌道に乗った》のはやりすぎでは?

だって、贔屓目に見たって《トキのおかげでヘブンが…》を描いたのは、松野家が熊本移住をしてからの2週分で “今回(第105回)だけ” しかないのだから!


《ヘブンがトキたち助けている》と描いているのでは?

しかし、クマの「奥様のおかげで旦那様は書けとるけん」がもたらしたがある。

本当の意味で「おかげ」を描いていたのは、《結婚前、トキが女中時代だけ》だったようにしか見えていないことなのだ。

きっと、多くの視聴者だって「女中トキのおかげでヘブンは助かっていた」に、二言はないと思う。

でも、結婚後のトキについては、ラシャメン騒動を筆頭に “ほぼ騒動の主人公” の印象しかないのだ。

しかも、先週は「焼き網盗難事件」で、今週は「熊本第五中学校の廃校話」と「イセの言い伝え騒動」しか描いていないのだ。

もちろん、「超」が1億回付くくらいに好意的な脳内補完をしているから、こんな状態でも「トキの物語」「トキとヘブンの物語」であると受け止めてはいる。

でも、冷静に、いいや、平常心で考えれば、《トキ自身は特に何もしていない》ようにしか見えていないのだ。

騒動のほうからトキに近づいてきて、松野家もろとも勝手に巻き込まれているだけなのだ。

いや、厳しいことを言えば、脚本家や演出家や制作統括が《ヘブンが(経済的な面だけでなく全面的に)トキや松野家を助けている》と描いているのでは?


トキの語り聞かせがラスト3週だけ?

こんな状態では、トキがヘブンにする(した)ことは「本のネタの提供」と「怪談の語り聞かせ」だけということになりかねない。

いや、きっと、そろそろトキが第一子を出産するはずである。

となれば、本作は一気に子育て、育児を描くことになる。

ということは、残り3週間程度で「本のネタの提供」から「怪談の語り聞かせ」を描く計算になる。

おそらく、私を含めた多くの読者様は「トキの語り聞かせがラスト3週だけ?」と感じると思う。

そう思われないためにも、もっともっと主人公のトキを、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)べき!》だ。

サブの演出家といえど、本作のチーフ監督・村橋直樹氏がお得意の《雰囲気重視》《ムードや映え優先》になりすぎ! の演出術へ右に倣う必要はないのだ。

冷静に、「いまのトキで見せて(show)魅せる(captivate)ができているか?」を常に自問自動すべきだ。

もちろん、脚本が脚本だから、演出で底上げできる容量にも限界はあるが。


あとがき(その1)

制作側の「大人の事情」や「働き方改革」は理解しているつもりです。

でも、今回の15分構成は「物語の核(=トキの物語を描くこと)を十分に描いていない」点で無理があると思います。

ただ、先週の「ダイジェスト版」は、ぐだぐだの「本編」を神編集で「トキの物語」「トキとヘブンの物語」に昇華させました。

きっと、「錦織を出せない」「トキの出番を減らしたい」「ゲストで視聴率を稼ぎたい」のでしょうが、そんなことで納得や満足を得る人なんてそうはいないのでは?

まあ、明日の「ダイジェスト版」でも、先週の “神編集” を期待するしかないようです(汗)


あとがき(その2)

最後に、昨夜と今朝、「小泉八雲とセツさんの散歩」に関する二つの「補足記事」を投稿しました。

「本編」よりは読みごたえも納得感もあると思いますので、ぜひ読んでみてください。

朝ドラ「ばけばけ」熊本3年間は“闇”だらけ!排外主義・同僚との対立・墓場の散歩…絶望の中で生まれた小泉八雲とセツ“夫婦の奇跡” 新窓で開きます

朝ドラ「ばけばけ」最愛の夫でも散歩は別?セツが八雲と歩くのを嫌がった意外な理由” 新窓で開きます


厳選『ばけばけ』で描かれない秘話の解説リンク集
●八雲×セツ「万物に霊が宿るアニミズム思想」 → こちら 新窓で開きます
●三之丞(板垣李光人)モデル“静かなる光” → こちら 新窓で開きます
●錦織(吉沢亮)モデル“八雲+セツとの友情” → こちら 新窓で開きます
●妾か女中か?“八雲が求めた女中の条件” → こちら 新窓で開きます
八雲はモラハラ夫?“繊細で偏屈な素顔” → こちら 新窓で開きます
●八雲先生が"英語"で伝えた日本の文化 → こちら 新窓で開きます
"禁じられた結婚"とセツ・マティの共鳴 → こちら 新窓で開きます
※他のリンクは下記↓の折り畳みの中!

文中の方言風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる 新窓で開きます


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拍手[20回]

朝ドラ「ばけばけ」最愛の夫でも散歩は別?セツが八雲と歩くのを嫌がった意外な理由”
Image created with DALL・E

【忠告】
朝ドラ『ばけばけ』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありませんが。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツ夫妻の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
 ※以下、敬称は部分的に使い分けをします。



八雲とセツの散歩の挿話や、なぜセツが散歩を嫌ったのか?

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俳優・高石あかり(※高=はしごだか)さん主演でヒロイン・松野トキを、トミー・バストウさんがレフカダ・ヘブンを演じ、文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。

本作では、主題歌であるハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」の「今夜も散歩しましょうか」の歌詞にもあるように、ヘブンとトキのモデル小泉八雲とセツは、よく散歩に出かけたそうです。

但し、実際の八雲とセツは「散歩が大好き」というわけではなかったそう。

そこで今回は、八雲とセツの散歩にまつわる挿話や、なぜセツが散歩を嫌ったのかについて[史実]を記してみます。

きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることに」なるので、より今作を深読みできると思います。


暗闇や墓地を歩く不思議な夫婦の習慣

松江で暮らし始めた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻のセツは、よく連れ立って歩いた。

八雲は静まりかえった場所を好み、特に松江藩の殿様が眠る月照寺がお気に入りだった。

セツからその土地に伝わる古い話や不思議な伝説を聞きながら、大きな杉の木に囲まれた静かな寺を歩く時間は、二人にとって大切な心の安らぎとなっていた。

熊本に住んでいた時期も、二人は夜の道を歩くことがあった。

ある時、散歩から戻った八雲が、とても面白い場所を見つけたから明日の晩に行こうとセツを誘った。

翌日の夜、夫について暗い道を進んだセツがたどり着いたのは、なんと墓場だった。

星の光に照らされた草むらの中に、いくつもの墓石が並んでいる。そんな不気味な場所で、八雲はカエルの鳴き声に静かに耳を傾けることを楽しんでいた。

東京の富久町に住まいを移すと、家の隣にある通称「瘤寺」が定番のコースになった。

手入れは行き届いていなかったが、立派な杉の木が立ち並ぶその場所を八雲は気に入り、毎日欠かさず出かけていた。

セツも時折その歩みに加わったが、後に寺の木が切り倒されて景色が変わってしまうと、八雲はひどく悲しみ、そこへ行くのをやめてしまった。


息子の証言から判明したセツの身体的な悩み

セツが残した記録には、夫との旅や歩いた思い出が数多く記されている。

しかし、長男の一雄によれば、実際のセツは歩くことが大の苦手で、父の散歩に付き添うことはめったになかったという。

一雄は、母が歩くのを避けた理由として、彼女の体型と足の形を挙げている。


母は(中略)父の存生中は余りに歩行嫌いの婦人でした。あれほど父に対して献身的であった母にも似合わず、郊外散歩のお供だけは余り好まなかったのです。これは母の肥満した体と、全然土不踏(つちふまず)のないその足が最大原因だったと信じます。

 ※出典:小泉一雄著『父「八雲」を憶う』より

ある日、セツと一雄は仕事帰りの八雲と新橋駅で待ち合わせ、食事と買い物を楽しんだ。

その後、大久保にある自宅まで歩いて帰ることになったが、市ヶ谷付近まで来たところでセツは疲れ果て、一歩も動けなくなってしまった。


新橋から市ヶ谷見附まで歩いたことは母にとっては実に空前絶後の遠足でした。

 ※出典:小泉一雄著『父「八雲」を憶う』より

結局、三人は人力車を呼んで帰宅した。

この強行軍がよほど体にこたえたのか、セツは次の日、一日中布団から起き上がれず、あんまを呼んで体をほぐしてもらうほどだった。


危なっかしい夫を守るための「護衛隊」

八雲の散歩は、時に命の危険を伴うものだった。

ある日、散歩から帰った八雲は、もう少しで死ぬところだったと家族に語った。

考えに没頭しながら線路の近くを歩いていたところ、見知らぬ女性の叫び声で間一髪、列車を避けることができたという。

この出来事に驚いた家族は、八雲を一人で歩かせないことに決めた。

それからは、書生や子どもたち、時にはセツの養父である金十郎が付き添うようになった。

しかし、この金十郎という人物は、八雲を大いに困らせた。

散歩の途中で勝手に他人の庭の花を折ったり、茶屋を見つけては無理やり八雲を連れ込んで長居したりしたからである。

甘いものに目がない金十郎が駄菓子を食べて動こうとしないため、八雲はいつもイライラさせられていた。


都会の散歩で直面した悲しい差別

当時の日本において、外国人の姿はまだ珍しく、心ない言葉を投げかけられることもあった。

東京へ来て間もない頃、八雲が泥だらけになって帰宅したことがある。

近所の子どもたちからキリスト教の僧侶を侮辱する言葉を浴びせられ、土を投げつけられたのだ。

八雲はそれを笑って受け流していたが、セツは警察に届けるべきだと激しく怒った。

また、一雄を連れて新宿のあたりを歩いていた時にも、不快な事件が起きた。

酔っ払った男たちが八雲の鼻先でおでんを振り回してからかったり、彼の目が不自由なことを嘲笑したりしたのだ。

さらに、踏切で待っている間には、周りの子どもたちから一雄に対して「混血児だ」という無遠慮な視線や言葉が向けられた。

八雲はこうした無作法な態度に毅然と立ち向かうこともあったが、家族にとっては辛い経験だった。

セツが散歩を嫌がったのは、足の痛みという身体的な理由だけでなく、愛する家族が世間の偏見や差別にさらされるのを見たくないという、心の痛みも理由の一つだったのかもしれない。


あとがき

小泉セツさんが散歩を苦手としていた背景には、体質的な悩みだけでなく、夫や子供を守りたいという深い愛情や、当時の社会状況に対する複雑な思いがあったことがよく分かりました。

また、八雲の自由な振る舞いを支え続けた彼女の強さと優しさが伝わるエピソードだと感じました。

『ばけばけ』を見る際も、こうした彼女の繊細な心情を想像すると、より物語を深く楽しめそうですね。

ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。

読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。


参考・出展

『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 新窓で開きます
『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 新窓で開きます
『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 新窓で開きます
『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 新窓で開きます
『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA 新窓で開きます
『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社 新窓で開きます『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 新窓で開きます
『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 新窓で開きます
『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 新窓で開きます
『日本瞥見記(上・下)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 新窓で開きます
『東の国から・心)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 新窓で開きます
『思ひ出の記』小泉節子(著)・小泉八雲記念館(監修)ハーベスト出版 新窓で開きます
『ドラマ人物伝 小泉八雲とセツ:「怪談」が結んだ運命のふたり』NHK出版(編)NHK出版 新窓で開きます
『ラフカディオハーンが愛した妻 小泉セツの生涯』櫻庭由紀子(著)内外出版社 新窓で開きます
■「詳述年表ラフカディオ・ハーン伝」板東浩司(著)英潮社
■「小泉八雲: 思い出の記・父八雲を憶う」小泉節子,小泉一雄(著)恒文社
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■『小泉八雲事典』平川祐弘(監修)恒文社
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『小泉八雲「見えない日本」を見た人』畑中章宏(著)光文社新書 新窓で開きます
『ラフカディオ・ハーン-異文化体験の果てに』牧野陽子(著)中公新書 新窓で開きます
『さまよえる魂のうた 小泉八雲コレクション』小泉八雲(著)、池田雅之(編)ちくま文庫 新窓で開きます
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プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮

フジテレビ系・木曜劇場『プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTok

第8話『佐久間が極秘潜入捜査!? 失踪事件に隠された謎』の感想。



深夜の路地裏で違法ドラッグ「ルーシッド」が密売される中、深山リサーチに失踪者・森重優斗(味方良介)の捜索依頼が舞い込む。7年を目前にした失踪と5000万円の保険金、残された2000万円の借金。調査を進める天音(玉木宏)と凛(岡崎紗絵)の裏で、佐久間(渡部篤郎)は更生施設〈シェルター大村〉に潜入中であり、薬物と失踪事件が静かにつながり始めていく…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:大石哲也(過去作/遺留捜査シリーズ) 第1~3,6
   小島聡一郎(過去作/青のSP,遺留捜査(第7シーズン)) 第7,8
演出:星野和成(過去作/未来への10カウント,シッコウ!!~犬と私と執行官~) 第1~3,6
   守下敏行(過去作/相棒,元科捜研の主婦) 第4,5
   岸川正史(過去作/じゃない方の彼女,ギルガメッシュFIGHT) 第7
   日高貴士(過去作/「アンメット ある脳外科医の日記」第9話のみ) 8
音楽:得田真裕(過去作/俺の話は長い,家売るオンナシリーズ,アンナチュラル)
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「崖っぷちルビー (VS. アイナ・ジ・エンド)」
※敬称略


多くの視聴者の興味関心を抱かせることができなかった理由

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―――ここまで、ごあいさつ―――

保険会社を扱うドラマなら、最初に今回のような「保険金の支払いが妥当かどうか?」を調査するような単純明快な案件を話題に利用すると思う。

ところが本作は、いわゆる「奇をてらった設定」としか思えない、視聴者が「保険金詐欺と言えば…?」みたいなオーソドックスなネタを排除してきた。

そのことが、多くの視聴者の興味関心を抱くことに結びつかなかったと思う。


フジテレビ、一体何やってんの!?

また、今回だって、よく見れば分かるが《あらゆる要素の盛り込みすぎ》で大渋滞してしまっていた。

そもそも、日本のテレビドラマは「職業」→「部署」→「さらに専門分野」へと細分化することで差別化してきた歴史がある。

法律・司法系ならば、医療過誤専門弁護士を扱った『グッドワイフ』や検察官(特捜部)を扱った『HERO』
医療系なら法医学(監察医)の『アンナチュラル』、救命救急センターの『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」』
経済・企業分野なら、銀行内部監査・不正融資問題の『半沢直樹』や外資系投資ファンド・企業再生の『ハゲタカ』など。

このように、「職業ドラマ」よりもさらに絞り込んだ “専門特化型ドラマ” は山ほど存在するのだ。

だから、本作だって、ただただひたすらに「保険金支払い」にだけ限定して描いても十分に物語は成立するのだ。

しかし本作がやったのは、今回であれば失踪事件を軸に簡潔に描けばよいところを、わざわざ過度に複雑にした。

それだけでなく、俳優らの演技に依存しまくって、お涙頂戴ドラマにまで仕立てたのだ。

いくら好意的に見ていても、さすがに「何のドラマ?」と言いたくなるレベルである。

しかも、演出担当が本作初担当で、前7話と全く違う雰囲気に。

フジテレビ、一体何やってんの!?


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朝ドラ「ばけばけ」熊本3年間は“闇”だらけ!排外主義・同僚との対立・墓場の散歩…絶望の中で生まれた小泉八雲とセツ“夫婦の奇跡”
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【忠告】
朝ドラ『ばけばけ』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありませんが。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツ夫妻の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
 ※以下、敬称は部分的に使い分けをします。



セツとの散歩だけが光だった八雲の熊本での3年間の孤立

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―――ここまで、ごあいさつ―――

俳優・高石あかり(※高=はしごだか)さん主演でヒロイン・松野トキを、トミー・バストウさんがレフカダ・ヘブンを演じ、文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。

第21週『カク、ノ、ヒト。』では、主人公・トキの夫・ヘブンが勤務する熊本第五高等中学校の廃校問題をきっかけに夫婦の絆が深まる過程が描かれつつあります。

そこで今回は、『セツとの散歩だけが光だった… 小泉八雲の熊本での3年間の孤立』と題して[史実]を記してみます。

きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることに」なるので、より今作を深読みできると思います。


憧れの地で突きつけられた理想と現実のギャップ

現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第20週『アンタ、ガタ、ドコサ。』(2026年2月16~20日)では、主人公たちが熊本での新生活を始めてから3カ月が経過した場面から物語が動き出した。
さらに翌週の第21週『カク、ノ、ヒト。』(2026年2月23~27日)以降では、一家の稼ぎ頭で家長が勤務する学校の存続危機をきっかけに夫婦が手を取り合う姿が描かれると思われる。

しかし、実際の歴史を紐解くと、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンにとっての熊本時代は、決して明るいものではなかったのだ。

彼は松江での生活を終え、明治24(1891)年に熊本へと移り住んだが、そこで彼を待っていたのは深い孤独と失望であった。

八雲を落胆させた最大の要因は、熊本という都市の成り立ちにある。

彼が愛した松江は、古い神話や伝統が息づく神秘的な街であったが、当時の熊本は明治10(1877)年に起きた西南戦争によって一度焼け野原になっていた。

そのため、八雲の目に映った熊本は、歴史の重みを感じさせない新興都市に過ぎなかった。

日本古来の神秘を求めて九州へやってきた彼は、新しい建物ばかりが並ぶ街並みを前にして、大きな喪失感を抱くことになった。

さらに、周囲の人々との関係も、松江時代とは劇的に異なっていた。

松江では「遠くからやってきた高名な西洋人教師」として街全体から熱烈な歓迎を受けたが、熊本では一介のお雇い外国人として、なかば無関心に扱われた。

当時の地元紙である「九州日日新聞」の紙面を調べても、八雲の到着が報じられたのは明治25(1892)年になってからであり、松江での過熱した報道ぶりに比べると、その扱いは極めて冷ややかなものであったのだ。


異国人に向けられた厳しい視線と社会の荒波

当時の熊本において、八雲が置かれた状況は精神的にもかなり過酷であったといえる。

八雲の研究者による調査によれば、当時の社会には外国人に対する強い不信感と排斥の空気が漂っていた。

キリスト教の宣教師をスパイのように扱い、日本人と結婚した外国人を激しく非難するような風潮があったため、日本人女性を妻に持つ八雲もまた、いつ攻撃の対象になるか分からない不安の中にいた。


当時の『九州日日新聞』を読むと、宣教師が教会を建てるために土地を購入するのを著しく非難攻撃し、土地を売ろうとする日本人を売国奴呼ばわりし、宣教師を即スパイと決めつけている。外国人が日本人妻を娶り街を散歩する様子を見て、日本人女性を姦淫し風紀を乱す毛唐連は、速やかに放逐すべしと新聞に論ずる時代でもあり、この風潮は熊本高等中学校の御雇外国人である、ヘルンにも、その矛先が何時向けられるのかわからない情勢であった。

 ※出典:広瀬朝光による当時の新聞精査資料

このような殺伐とした空気の中で、八雲は次第に心を閉ざしていく。

松江時代には西田千太郎(劇中の錦織友一〈吉沢亮〉のモデル)という、八雲の学識を深く理解し、日本の不思議な話の採集にも協力してくれる無二の親友がいた。

しかし、熊本にはそのような理解者はおらず、八雲は自分を支えてくれる心の拠り所を失っていたのだ。


同僚・佐久間信恭(作山のモデル)との衝突と内なる葛藤

熊本での八雲を最も苦しめたのは、同じ学校で教鞭を執っていた英語教師、佐久間信恭(劇中の作山〈橋本淳〉のモデル)との対立であった。

佐久間は横浜で英語を学び、新渡戸稲造らと共に札幌農学校で教育を受けた極めてエリートな人物である。

八雲の息子である小泉一雄が、後に「父は佐久間氏と大喧嘩をした」と書き残しているように、二人の関係は修復不可能なほど悪化していった。


但し、佐久間氏とは後に大喧嘩した

 ※出典:小泉一雄『父小泉八雲』(小山書店 昭和25〈1950〉年)

八雲が佐久間を嫌った理由は、彼が「西洋化された新しい日本人」を完璧に演じているように見えたからである。

佐久間は酒もタバコもたしなまず、洗練された服装を身にまとい、プロテスタントの信仰を一つのステータスのように語る人物であった。

幼少期にキリスト教に関連する複雑な家庭環境で苦しみ、母と引き離された経験を持つ八雲にとって、信仰をファッションのように扱う佐久間の態度は、到底受け入れられるものではなかった。

当初は佐久間の知識を称賛していた八雲だったが、時間が経つにつれて彼の「キザな紳士」としての振る舞いに激しい嫌悪感を抱くようになる。

八雲は知人への手紙の中で、佐久間の教育手法を厳しく批判し、彼が自分を追い出そうとしているのではないかという疑念まで綴っている。

のちの研究者が、あまりの過激さに全集への収録をためらったほど、八雲の佐久間に対する攻撃的な言葉は凄まじいものであったのだ。


闇夜の墓場で唯一見つけた心の安らぎ

孤立と不安に苛まれ、精神的に限界を迎えていた熊本時代の八雲を、唯一救い続けたのが妻のセツであった。

八雲は学校という近代化の象徴のような場所を「地獄」と感じる一方で、古き良き日本が残る静かな場所を「聖域」として求めた。

彼が「面白い場所を見つけた」と言って、夜な夜なセツを連れ出したのは、意外にも薄暗い墓場であった。


宅を二人で出まして、寂しい路を歩きまして、山の麓に参りますと、この上だというのです。草の茫々生えた小笹などの足にさわる小径を上りますと、墓場でした。

 ※出典:小泉セツの回想

普通の夫婦であれば驚くような散歩コースだが、八雲にとって墓場は、近代化に汚されていない穏やかな時間が流れる大切な場所であった。

セツはそんな夫の奇妙な好みを否定することなく、常に寄り添い、学校での不満や将来への不安を聞き続けた。

熊本での3年間という長い冬(のような時期)を越えられたのは、セツの深い理解と献身があったからに他ならない。

文豪・小泉八雲の代表作となる名作の数々は、この過酷な熊本時代に、セツという光に支えられながら紡ぎ出されたのである。


あとがき

小泉八雲が熊本で過ごした日々は、想像以上に険しく孤独なものだったのですね。

しかし、周囲の冷たい視線や人間関係の悩みがあったからこそ、それを癒やしてくれるセツさんとの絆がより一層深まり、後世に残る素晴らしい文学作品が生まれたことがよく分かりました。

どんなに苦しい時期でも、理解してくれる人が一人いるだけで人は強くあれるという、とても前向きで温かいエピソードだと感じます。

ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。

読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。


参考・出展

『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 新窓で開きます
『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 新窓で開きます
『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 新窓で開きます
『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 新窓で開きます
『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA 新窓で開きます
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みっきー
【性別】
男性
【職業】
宴会/映像ディレクター(フリーランス)
【自己紹介】
東京下町生まれ千葉県在住。
ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
ホテルでイベント、パーティー、
映像コンテンツ等の演出を手掛ける。
活動拠点は東京と千葉の有名ホテル等。
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[02/25 パインル]
[02/24 ひろし]
[02/24 ひろし]
[02/24 ひろし]
[02/24 ひろし]
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〔月曜日〕
▼感想の投稿なし

〔火曜日〕
●TBS 24:58 終のひと(第6話)

〔水曜日〕
●テレ朝 21:00 相棒 season24(第17話)

〔木曜日〕
●フジ 22:00 プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮(第8話)

〔金曜日〕
●テレ朝 23:15 探偵さん、リュック開いてますよ(最終回)

〔土曜日〕
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〔月~木 (夜ドラ)〕
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〔月~土 (連続テレビ小説)〕
●NHK 08:00 ばけばけ(第105回)

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[あ]
Iターン
愛してたって、秘密はある。
相棒 season13
相棒 season14
相棒 season15
相棒 season16
相棒 season17
相棒 season18
相棒 season19
相棒 season20
相棒 season21
相棒season22
相棒season23
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
明日の君がもっと好き
明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
anone
アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
あんぱん
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
イグナイト-法の無法者-
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
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[か]
カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
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きのう何食べた?
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義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャスター
キャリア~掟破りの警察署長~
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今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
きょうは会社休みます。
行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
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緊急取調室[5]
金田一少年の事件簿N(neo)
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クジャクのダンス、誰が見た?
グッド・ドクター
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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
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刑事7人
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
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下剋上受験
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結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
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こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
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ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
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コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
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古見さんは、コミュ症です。
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コントが始まる
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[さ~し]
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
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しずかちゃんとパパ《再編集版》
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七人の秘書
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GTO[2]
死にたい夜にかぎって
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下北沢ダイハード
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シャーロック アントールドストーリーズ
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就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
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昭和元禄落語心中
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シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
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新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
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[た]
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
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大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
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探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
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[は]
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
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BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
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Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
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ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
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僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
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[や]
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
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リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
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レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
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若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
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ワタシってサバサバしてるから
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わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
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