NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
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第39回/第8週『めぐりあい わかれゆく』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
嵩(北村匠海)のもとに千尋(中沢元紀)から手紙が届く。豪(細田佳央太)が戦死したこと、そして、のぶに縁談が来ていることが書かれた手紙を読んだ嵩は…。そんな中、朝田家に次郎(中島歩)が訪ねてくる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
のぶのモデル「小松暢さん」の半生をまとめた記事を投稿!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
前回の感想の「あとがき」で次のように書きました。
のぶは、いまだに、‘愛国のかがみ’と呼ばれる教師以前に、ただの尋常小学校の2年目の教師としての描写も曖昧です。
まあ、この部分ののぶは、ほぼ脚本家の創作ですので、どうにでも書けちゃうだけに、芯が通っていない感じがします。
機会があったら、のぶのモデルである小松暢さんの年表を投稿しようと思います。
さらに、読者のルールー様から、こんなご意見もいただきました。
のぶのパートが、やっぱりずっとなんとなくふわふわしているのですよね。
ということで、なぜ、のぶパートがなぜ物足りないのか?
その原因は、現状の‘のぶ’がキャラてんこ盛り状態になっているからでは?
そこで、のぶのモデルとなった、やなせたかしさんの妻・暢さんの「生まれ、就職、やなささんとの出会い」までをまとめました。
結婚から先は、物語の先が読めてしまう可能性があるので、書きませんでした。
ということで、結婚以前のお名前「小松暢さん(旧制は池田)」の半生を書いたので、よかったら読んでみてください。
きっと、脚本家・中園ミホさんの‘のぶ’に込めた思いが伝わると思います。
NHK朝ドラ「あんぱん」主人公のモデル“小松暢さん”の父と実家,就職,二度の結婚について解説します!|ディレクターの目線blog
最初のひと彫りをためらう釜次の心境を思うと胸が痛い…
アバンタイトルは、とても切ないシーンから始まった。
「朝田石材店」三代目の石工職人である釜次(吉田鋼太郎)が、戦死した弟子の豪(細田佳央太)の墓石に「原豪」の名を彫るシーンだ。
最初のひと彫りをためらう釜次の心境を思うと胸が痛い。
釜次「豪…。すまん。わしには彫れん」
最近は、携帯用サンドブラスト(文字を彫る機械)を使って、お墓を建立した後に出張で彫る業者も増えているのもご存じだろうか。
もちろん、昨今は共同墓地を利用する人も増えているから、「○○家」「○○の墓」というお墓を見ることが少なくなった人もいると思う。
お墓つながりで、ちょっぴり脱線してみる。
つらい釜次と釜次に寄り添い静観する家族の行き場のない…
我が家は菩提寺は東京・日本橋にあり創建300余年。
創建当時から菩提寺で、現在の墓石になったのが墓石の記録から100年ほど前なのが分かっている。
昨年秋が父の十三回忌で、今秋が母の七回忌法要でもある。
一方、妻の両親は10年ほど前に新たに墓地を買って、開眼供養(魂入れ)をしていない墓石があり、両親と一緒に年に数回だが墓参り(手入れや掃除)に訪れる。
そのとき、不思議な気持ちになる。
この人たちが入るためのお墓なんだよなあ… と。
一方で、昨年に急逝した妹は埼玉県からご主人の実家の鹿児島に帰って、今も手元供養をされており、今はお墓がない。
また、昨年は千葉県の南房総にある遠い親戚が墓じまいをした。
そんなこんなで、私の周囲ではなにかと「お墓」の話がある中で。
僅か40秒程度の描写ではあるが、〈一刀目を彫れない釜次〉 と 〈釜次を静かに受け入れるしかない人たち〉 の行き場のない怒り、憤り、悔しさ、苦しさ、無力感、やるせなさが痛いほど伝わってくるのだ。
死で"年齢"や"生きた時間"よりも大切なのは"生き方の質"
「親よりも先に死ぬのは何よりも親不孝」もあれば、「人生は長さではない」とも言う。
でも、私は、仏教徒なので、仏教の話になるが。
仏教的に言えば、人の本質は「年齢」や「寿命の長さ」ではなく。
●その人が何を思い、どう生きたか?
●どれだけ善い行いを積み、心を磨いたか
●他者に何を与え、どう感謝を表したか
が、本質である。
釈迦の言葉をまとめた仏教の根本聖典のひとつ『法句経(ダンマパダ)』の中に、次の記載がある。
「百年生きて悪しき行いをするよりも、たとえ一日でも正しく生きるなら、それがまさる」
ここでは、長さよりも中身、つまり「正しく、意味ある生き方」が重んじられている。
また、仏教には「報恩(ほうおん)=命を活かすということ」という考え方がある。
仏教では、親にいただいた命をどう活かすかが大切とされ。
それを「報恩」、すなわち「恩に報いる生き方」として、善行を通じて親や祖先の恩に報いることが、真の孝行(親孝行)だとの教えがあるのだ。
こうして考えれば、今作の豪が、蘭子(河合優実)や釜次など、朝田家の関係者にとって「正しく、意味ある生き方」を残したような描写になっていた… と思う。
このシーンを入れた脚本家や演出家や制作統括を大いに評価したい。
のぶが、豪と蘭子で、苦悩しているように見えない!
さて、たったの40秒間しかない名シーンの直後は、月曜日以来か? 「教師1年半の‘のぶ’の物語」だ。
まあ、それも、1分40秒程度しかなかったわけだが。
やはり、物足りないのだ。
別に、「のぶが困った顔を見たい」「河合優実に負けない今田美桜さんの苦悩の演技を堪能したい」のではない。
私は、これまでの描写を冷静に評価して、現状ののぶ(今田美桜)は、‘愛国のかがみ’‘愛国の先生’と呼ばれることに、一種の違和感を覚えており、「このままでいいの?」と考えていると思って見ている。
しかし、今回のアバンののぶ、特に「教師1年半の‘のぶ’の物語」のラストで、教室の窓の外をぼんやり見て、蘭子の「どこが… 立派ながで」の回想シーンの際ののぶが。
今田美桜さんの芝居が。
豪の戦死と‘愛国のかがみ’‘愛国の先生’の狭間で、〈豪の戦死を受け止めきれない蘭子〉 に負けず劣らずくらいに苦悩しまくっているようには、どうしても見えないのだ。
あえて皮肉を込めて言うなら、「学校では‘愛国のかがみ’でいなくっちゃ!」「そういえば、嵩さん、今頃何してるのかな?」レベルにしか映らないのだ。
ここ、「愛する豪を戦死で亡くした蘭子の物語」と「教師1年半の‘のぶ’の物語」が完全に釣り合っていないのでは?
三谷昌登氏の脚本協力は、詰めが甘いし芯を食っていない!
昨夜に投稿した記事にも書いたが、現状ののぶの部分は、全て脚本家の創作、パーフェクトフィクションなのだ。
その成果、結果、産物がこれでは、主演である今田美桜さんが気の毒だし。
何よりも、のぶのモデルとされている「小松暢さん」が…(自粛)
このシーンをアバンの最後にして、メインタイトル映像で余韻を味わう尺を用意しない編成も。
今一歩、曖昧な脚本をそのまま映像化してしまっている不明瞭な演出も、よろしくないとは思うが。
どうも、脚本協力が今週から山岡真介氏から三谷昌登氏に交代して、詰めが甘いというか、攻めが弱いというか、芯を食っていないと感じるのは私の思い違いだろうか?
でも、ここ、土曜日の「ダイジェスト版」になれば、主題歌へ直接つながる編集にならないから、印象は改善されると期待はできる(としておこう)
2人の脚本協力が、互いに気を遣うとこんな感じになるかも?
それと、脚本協力の話題のついでに書いておきたいこと。
ここ(のぶが教室内で考える場面)、私は本来は…
●豪に召集令状が届いた直後
●蘭子の豪への気持ちを知った直後
●母・羽多子(江口のりこ)の粋な計らいで豪と蘭子が旅に出た直後
この辺でも、次の場面をワンカットでいいから挿入したらよかったと思うのだ。
●生徒そっちのけで物思いにふけるのぶ
●心あらずで豪の笑顔を思い出して苦しむのぶ
●蘭子の言葉が堂々巡りして生徒の前で取り乱すのぶ
大枠のストーリーは、中園氏が書いているのだろうが、脚本協力なるスタッフがどこまで書いているのかが分からない。
これ、もしも、今週の脚本協力が「先週までで、上記のような描写はあるよね」と思い込んでいたら、今回のようになるとも考えらるし。
先週までの脚本協力が、次週からの展開のために「やりすぎないようにしよう」と配慮したら、《こうなっちゃう》 ような気がするのだ。
どちらも、私の思い込みだが、ここまで 《主人公の描写の芯、肝、核心、コア》 が曖昧になるには、何が原因があるように思うのだが。
見合い相手・次郎の出番の順序を工夫していれば…
いやあ、もう一人の主人公なのに、あまりにも出番が少ない… 「東京の芸術学校を満喫中の嵩の物語」だ。
まあ、それも、1分50秒ほどで、あっという間に「朝田家の日常風景」に変わってしまった。
そして、「やっぱりね」の感じで、今朝の『あさイチ』のゲスト、中島歩さん演じる先日の見合い相手、若松次郎が再登場。
第1回で「のぶと次郎は結婚しない」と描いているのに… だ。
いや、「結婚しないと描いたのだから、しない婚約を描くな!」なんて暴言を吐くつもりはない。
暴言を吐くつもりはないが、脚本も演出もプロなら、もう少し先週からも含めて、うまくやれないのかなぁと思うのだ。
確かに、のぶに縁談話が殺到し、父・結太郎(加瀬亮)との縁もある次郎の縁談を描くのは。
悲劇のヒロインである蘭子と容易に比較し、両者の違いを表現できる。
このことで、のぶが主人公で、蘭子がサブキャラクターであることを示すこともできるし、間違っていないのだ。
「次郎の縁談を断る」を挿入する位置が今一つ…
それでも思ってしまうのは、「なぜ、このタイミングで‘また’次郎?」だ。
‘どうせ’結婚しないと分かっているのだから、今回の「次郎の来訪」は「豪の戦死」の前も入れたほうがよかったと思う。
●火曜日に「次郎と見合い」
●水曜日に「次郎の来訪」と「戦死の知らせ」
●木曜日に前回の「豪の葬儀」
のほうが、“流れ” がスムーズに進むのでは?
だって、この “流れ” では、次のセリフの真意が不明瞭のままになるからだ。
のぶ「今は… やはり 決心がつきません」
今作は、豪の戦死の悲しみ、蘭子のつらさ、教師を辞めたくない… などの思いが交錯して断ったことにしたいのだろう。
しかし、先日来書き続けている通り、「なぜ、のぶは先生になりたいと思ったのか?」「のぶは軍国主義をどう受け家止めているのか?」ですら、曖昧なまま進行しているのだ。
そして先日の「私は 結婚する気が まだないがです」だって、漠然としたままでは、のぶにとっての “結婚観” そのものが何なのか、分からない状態だから、今一つ説得力不足が否めない。
だから、「戦死の知らせ」の前にして、‘愛国の先生’だから断るほうがよかったと思うわけだ。
例えば、下記のようなセリフを言わせたらどうだろう?
のぶ「うちは 今は
生徒たちに教えることで精いっぱいやき。
結婚することは考えられん」
で、その後に、「戦死の知らせ」「豪の戦死」があって、《のぶが生徒に教えるのは何か?》 という本題のような部分に近づいて行ったほうが…
忘れずに思い続ける限り、亡き人は私の中で生きている
ただし、全面的にこの流れを否定はしない。
その理由は、戦死した豪に対して重なるように、すでに亡くなっている結太郎の存在に意味を持たせた内容だからだ。
時代が進もうが、話の展開が速かろうが、「主人公が生きている世界」と「主人公が生かされている世界」と「主人公が生きているから成立する世界」の三つが、しっかりとつながって描かれることは、ドラマの世界観として重要なことだからだ。
くら「結太郎が連れてきてくれた人のような
気がするがよ」
以前にも書いたが、私は、仏教のお勉強会で次のような考えたを教わり、昨年1月に急逝した実妹への悲しみを何とかしようとしたことがある。
亡くなった人は “浄土” という “クラウド” にいて。
お墓は “デスクトップパソコン” みたいなもので、〈この世〉 と 〈浄土の入り口〉 を結ぶご先祖様全員と関わるのに適してカタチで。
仏壇は “タブレット” で。
ふと手を合わせて拝む行為は “スマホ” みたいなもの… であると考えるわけ。
要は、考え方次第で、いつでもどこでも亡くなった人に語り掛けることはできるんだ… と。
同時に、《自分が生きている限り》 は、自分の中に亡くなった人は生き続けるのだ… だと。
この私の考え方に基づけば、のぶの祖母・くら(浅田美代子)のセリフはすんなりと心に入ると思う。
前回の感想で、もっと、のぶが羽多子やくらと家事をやりながら話す場面を盛り込むべきだったと書いた。
今作は「ホームドラマ」として、大人になってから、極端に、のぶと祖父母や母とのやり取りが激減している。
撮影上の諸事情があるとは思うが、教師ののぶを強調する意味でも、教育、育児の先輩である祖母と母を活用すべきだと、今回を見てつくづく思うのだ。
あとがき
そりゃあ、前作よりは良さを感じますが、脚本次第でさらに伸びしろを感じます。
そう感じる要因は。
のぶの下記の設定過多がキャラ渋滞して、個々がぼやけているからだと思います。
●体育を教えたい先生
●‘愛国のかがみ’としての立場
●男子がいない朝田家の三姉妹の長女
●ハチキンおのぶ
再び皮肉で書けば、脚本が自ら招いた自業自得なのですが。
全体のブツ切れをやめて、「体育を教えたい先生とハチキンおのぶ」「‘愛国のかがみ’の苦悩と葛藤」「ホームドラマの中の長女」の3つくらいにまとめたらどうでしょうか?
やはり、朝ドラですから、もう少し、明るく楽しい場面が欲しいです。
『あんぱん』関連で面白かった二つの番組をご紹介
最後に、きのう見た『あんぱん』関連で面白かった二つの番組をご紹介します。
きょうの料理|連続テレビ小説「あんぱん」連動企画 蔵出し!お宝レシピ やなせたかしの台所
↑こちらは、2012年に、94歳で亡くなるやなせさんが93歳で『きょうの料理』に出演させた番組の再放送。
93歳とは思えないお元気でやんちゃなやなせさんに驚かされます。
きょうの料理|連続テレビ小説「あんぱん」連動企画 パン職人のあんパン
↑こちらは、草吉役の阿部サダヲさんと、今作のパン監修でパン職人の竹谷さんが家庭でもつくりやすいあんパンレシピを紹介してくれます。
自由人の竹谷さんに翻弄されてドギマギしている阿部サダヲが楽しいです。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15744.html
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【忠告】朝ドラ『あんぱん』の先の展開のネタバレはありませんが。 やなせたかし氏と妻・暢さんの結婚に至るまでの史実に触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
史実で、やなせさんと暢さんが結婚するのは、劇中の8年後!
NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』、第8週『めぐりあい わかれゆく』が放送中です。
2025年5月21日放送の第38回では、主人公の朝田のぶ(今田美桜)は、女子師範学校で軍国主義に染まるも、「体育を教えたい」と御免与尋常小学校の教師になって1年半。実家の朝田石材店」で働く弟子・原豪(細田佳央太)が若くして戦死。
豪を愛していた妹・蘭子(河合優実)に「お国のために立派に死んだと思え」と言い、さらに蘭子を悲しみと怒りのどん底に突き落としました。
一方、幼なじみで大切な人である柳井嵩(北村匠海)とはケンカ中で意思疎通もほぼなし。
ドラマ的には、結婚するまで相当の時間がかかりそうな気配ですが。
劇中の現在が昭和14年(1939)で、史実のおいて、やなせたかしさんと妻の暢さんが結婚するのは、8年後の昭和22年(1947)です。
「1週間=1年」でも、あと2か月掛かってしまい、第1回から結婚まで約4か月掛かる計算になりますね。
そこで、ドラマのほうは、しばらく停滞すると予想されますので。
当ブログでは、「朝田のぶ」のモデルである、漫画家・やなせたかしさんの妻、小松暢さんさんの父親と実家、就職のこと、二度の結婚について、簡単に解説します。
複数の書籍やWebサイトの情報を合体させていますので、事実と異なる部分もあることをご了承くださいませ。き
主人公のモデル“小松暢さん”の父と実家,就職,二度の結婚
■小松暢さんの出自
・大正7年(1918)、大阪府大阪市天王寺区での誕生
・「コマツ」は1度目の結婚以降、
やなせたかしさんとの再婚までの間に名乗った姓で、
出生時の姓は「池田」
■父・池田鴻志さんの人物像
・明治18年(1885)、高知県安藝郡安藝町での出生
・高知商業学校(現・高知商業高等学校)への進学
・卒業後、大阪の関西法律学校(現・関西大学の前身)への進学
■鴻志さんの職歴
・大正5年(1916)2月、鈴木商店運営・九州炭鉱会社への入社
・大阪木材部での勤務
・大正6年(1917)、台湾・嘉義木材部主任への栄転
・大正8年(1919)、釧路出張所長への任命と地域開発への貢献
・暢さん誕生時期(台湾駐在と釧路赴任の間)
■幼少期の暮らしと家庭環境
・兄1人・妹2人との兄妹構成
・大阪・釧路における生活(父の勤務地に伴う移動)
・大商社エリート社員の家庭としての裕福な暮らし
・毛皮のオーバーコートや
バイオリン・ピアノのレッスン等のモダンな生活様式
■父・鴻志さんの死去
・大正13年(1924)11月11日、死去の事実
・暢さん6歳時の出来事
■学歴と学生時代の様子
・大阪府立阿部野高等女学校の卒業
・高知県立第二高等女学校の名簿への記載(転校の可能性)
・短距離走選手としての活躍と「韋駄天おのぶ」の異名
・音楽的才能と運動神経に恵まれた多才な性格
■女学校卒業後の上京と出会い
日本郵船勤務・高知出身の小松総一郎氏との出会い
小松総一郎氏との結婚
■結婚直後の出来事
・夫・総一郎の徴兵による召集
・高知で終戦
・総一郎氏の病死による死別
■高知新聞社への就職
・暢さんは、高知新聞社の戦後初の女性記者
・同社での在籍期間は1年に満たなかった(記録アリ)
・昭和21年(1946)1月27日、高知新聞に「婦人記者募集」の記事が掲載
・この募集は、戦後の民主化の流れを受けたもの
・応募資格は
「高等女学校卒業程度以上の学力を有する者」
「年齢は20歳より30歳まで」で、当時の暢さんは27歳
・昭和21年(1946)、高知新聞初の女性記者としての採用
※31人の応募者中2人のうちの1人
・『月刊高知』編集者としての勤務
・仕事内容(記事の内容や、写真撮影、速記など詳細)詳細は不明
・戦後初の女性記者として、短期間(1年未満)ながら高知新聞社に在籍
■やなせたかしとの出会い
・昭和21年(1946)、やなせたかしさんが高知新聞社に入社
・やなせさんは、『月刊高知』編集部に配属され、
編集の傍ら文章、漫画、表紙絵などを手掛けていた
・そこで、前の席の暢さんに一目惚れ
■上京と退社の経緯
・暢さんは「代議士の秘書になる」の理由で入社1年目に退社し、上京
・その1年後、やなせさんも自らも退職し上京
■結婚
・昭和22年(1947)、やなせさんとの結婚
のぶを《戦争や正義》の部分に絡ませるためにキャラ盛り?
以上が、小松暢さんのやなせさんとの結婚までの経緯である。
よって、下記の7つが、脚本家・中園ミホ氏らの創作となる(と思われる)
●のぶと嵩が小学校時代の同級生
●のぶは幼少期から嵩の絵のやさしさが好きだった
●のぶの父が早く亡くなり、実家の経済状況が悪化
●のぶの実家は石材店で、やがてパン屋も併設
●のぶは女子師範学校に入学
●のぶは軍国主義の教師の影響を受ける
●のぶは地元の尋常小学校の教師になる
小松暢さんの人生や人柄が「素朴でありふれた人」だとは思いません。
それこそ、あの “やなせたかし” の伴侶として、作品にも影響を与えた人物としても、魅力もありますし、注目すべき、されるべき人だと思う。
でも、やはり、朝ドラのスタッフ、特に、やなせたかしさんに思い入れが強い中園ミホ氏だからこそ、《戦争や正義》 の部分に‘のぶ’をもっと強烈に関わらせたい! と思ったのでは?
それが、俗な表現だがキャラ盛り(もっと魅力を出そうとして設定を過剰に盛ること)であり。
後付けの情報が多すぎて、当のキャラクターの芯がぼやける設定過多の状態であり。
結果的に、この第8週の時点で、てんこ盛りキャラ、属性てんこ盛り状態に陥っていると考えられる。
結論(まとめ)
●小松暢(こまつ のぶ)さんは大正7年(1918)大阪生まれ。
●関西の名門女学校を卒業後、戦後初の女性記者として高知新聞に入社。
●音楽や運動にも秀でた才女で、代議士秘書を志して上京。
●そこで後に夫となるやなせたかし氏と再会し、 昭和22年(1947)に再婚。
ということで、私の目には、波乱の人生を、人に安らぎを与えるような優しさとしなやかさを持ち、穏やかで上品な生き方を貫いた女性に見えている。
あとがき
基本的に「小松暢さん」は一般の方なので、著名人のように多くの情報がありません。
それによって、ドラマの主人公のモデルとしては、情報が乏しい=ミステリアス“” な女性ということになると思います。
逆に、脚本家にとっては、興味関心がある対象だけに、いくらでも「キャラ盛り」ができるタイプですよね。
あの『大門道子』だって、かなりスペックが載ってました。
・天才的な外科医
・フリーランス
・目の前の患者の命を救うことだけを考える
・クールで自信家
・怪しい「神原名医紹介所」に所属
・勤務時間は絶対厳守
・院内権力闘争に無関心
・日本・キューバ国内での獣医師免許も持ち、腕もいい
・英語、スペイン語が堪能
どうも、「朝田のぶ」も属性てんこ盛りに陥っているような気もします。
しかし、ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』は、設定を小出しにすることで大人気シリーズになりました。
したがって、今後は軌道修正はないとしても、微調整はしてきてくれると期待します。
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第38回/第8週『めぐりあい わかれゆく』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
豪(細田佳央太)の戦死の報せに、悲嘆する朝田家。皆が口々に「豪は立派だった」と言う中、押し黙る蘭子(河合優実)。一晩中眠れない蘭子に、のぶ(今田美桜)はかける言葉がない。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
「朝田先生に敬礼!」の生徒らに、のぶも敬礼で応えるべき
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
今回は、冒頭に(邪魔な)メインタイトル映像を持ってきたということは、作り手が「本編をじっくり見せたい」との意思の表れだ。
そのこと自体は、意気込みを感じて悪くない。
しかし、肝心な主人公の描写には、今ひとつ意気込みを感じにくいスタートだ。
だって、せっかく月曜日に1年半も時間経過をして、「教師1年半の‘のぶ’の物語」を始めたのに。
月曜日、火曜日と、ほぼ「教師1年半の‘のぶ’の物語」がなかったのだ。
だからこそ、冒頭の “戦争の時代を生きる格好をした生徒たち” が「朝田先生に敬礼!」と近づかせるまでやったのなら。
のぶ先生(今田美桜)も敬礼をして、‘愛国のかがみ’らしく軍国主義を教える教師像を強調すべきだったのでは?
主人公の描写を手抜き、蔑ろしてまで…
例えば、私の浅くて少ない戦争知識で書いてみると。
のぶ「国を思う気持ちがあるがは、ようやっちゅう。
やけんど…
兵隊さんは 勝手に武器を向けたりせんぜよ。
命令に従うて 上官を敬うて
陛下のために尽くすがが ほんまの姿っちや」
冒頭のここで、こんな感じのセリフで、のぶが‘愛国のかがみ’の小学校教師であることを際立たせることで。
団子屋の主人・桂(小倉蒼蛙)の次のセリフと、のぶの答えに…
やなせたかしさんの戦争体験が執筆の背景とされる『アンパンマン』を題材にした朝ドラとしての強い意味を表出させることができたのでは?
桂「のぶちゃんやったら
英霊になった豪に
立派じゃと言うちゃりたいじゃろう?
のぶちゃんは 愛国のかがみじゃきのう」
のぶ「豪ちゃんは…
お国のために…
立派に… ご奉公したがです」
主人公の周囲の物語を描くのを全否定はしない。
しかし、主人公の描写を手抜き、蔑ろしてまで、たとえ姉妹だろうが関係者だろうが、そっちを強調するのは間違っている。
いや、前回でも書いたが、これでは、ほぼ前作の『おむすび』と同じなのだ。
それを危惧するから、何とか気付いてほしいと願うばかりだ。
草吉がのぶに「愛国の先生」と問いかける場面は名シーン!
やなせたかしの戦争体験を書いた本に、次の記述がある。
「ぼくは、戦争の原因は『飢え』と『欲』ではないか、と考えています。腹が減ったから隣の国からとってこようとか、領土でも資源でもちゃんとあるのにもっと欲しいとか、そういうものが戦争につながるのです」 出展・『ぼくは戦争は大きらい』やなせたかし著、中野晴行構成、小学館
この考えは、前述した『アンパンマン』シリーズの中にも明確に表現されている。
アンパンマンは空腹で困った子どもたちの所に飛んでいき、あんぱんでできた自らの顔を差し出して食べてもらうことで救う。
飢えのない世界をつくること、欲を戒める存在を具体化したのが‘アンパンマン’なのだ。
だから、5分過ぎの、蘭子(河合優実)と、のぶと‘ヤムおじさん’こと風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)とのやり取りには、作り手の本気度が見える。
蘭子「豪ちゃん? おなか すいたねえ」
蘭子の豪への計り知れない悲しみをさらりと描いて。
僅か、1分弱のシーンだが、実にツボだけを研ぎ澄ませた表現だ。
草吉「あいつは お国のために死ねて
今頃 ほんとに喜んでんのかね。
立派だったと言ってやらねえと
いけないのかかね?
愛国の先生」
今作の劇中で、唯一、戦争反対、個人主義、民主主義、非戦論、徴兵忌避のような立場で描かれているのが草吉だ。
草吉が、豪の戦死の悲しみに暮れている釜次(吉田鋼太郎)たちの前でのぶを糾弾するようなインパクトのある描写を選択せず。
重苦しい劇伴も直前でフェードアウトさせ、夜空の情景カットも差し込まず、2025年5月7日放送の第28話での「草吉と豪の釣り」の回想もインサートせず。
蘭子の姿が見える場所で、草吉がのぶにだけ、静かな口調で疑問を投げつける(「投げかける」といった曖昧な感じではないの意味で)の表現は、非常にいい塩梅だ。
ホント、これができるのだったら、冒頭の生徒たちのシーンでも… と、悔やまれるわけだ。
最近は、忌中札を貼る家庭は減少傾向だから…
さて、あちこちのブログやSNS、ネット記事で書くようなことはできるだけ書かない方針で進めてみる。
まず、時代の表現として、いいなと思ったのが「忌中札」を貼った店先の情景カットだ。
50年ほど前の昭和の東京の下町でも、身内に不幸があると、玄関に「忌中」という札(忌中札)を貼った家がまだあった。
しかし、最近は、忌中札を貼る家庭は減少傾向にある。
近所付き合いが減り、自宅で葬儀をやる家庭も減り、逆に葬儀場での家族葬が増えたことも理由だろうし。
最近では、空き巣の標的にされる可能性があるため、防犯のために貼らない家も増えてきた。
近頃では、霊きゅう車に見えない車を希望する人も増えているとのことで、葬儀に対する考え方が変わってきたということだ。
「愛国の先生」としてののぶの思いを明確に表現すべき!
で、葬儀のシーン。
直前の「蘭子と草吉とのぶ」では、作り手の本気度が発揮されたのに。
今回、二度目に生徒が来た時も… 今ひとつ意気込みを感じにくい、いや、感じない!
でも、きっと、脚本家らあも、どこまでのぶを愛国の先生に描くか、すいぶん悩んだ思うが!
ここも、私は、もっと大きく踏み込むべきだったと考える。
だって、今作は、『アンパンマン』と、やなせたかしさんをリスペクトしている朝ドラなのだから。
のぶは、表向きは国家の方針に従い、戦死を「名誉」と教える立場にあるが。
ひとりの人間として、あるいは地域に生きる一市民として、戦死者に対して「かわいそう」「惜しい命だった」という思いも抱いていると思うのだ。
だって、生徒らあに即答しないのは、本人も悩んでいると描写していると同義だからだ。
でも、そうした二重の思いを抱えた‘愛国のかがみ’の教師である‘のぶ’に、次のようなセリフを言わせてこそ。
先の草吉の質問を自身で咀嚼した「愛国の先生」としての‘のぶ’の思いを明確に表現できると思うのだ。
さっきと同様に、浅くて少ない戦争知識で書いてみると。
のぶ「豪ちゃんのような立派な兵隊さんに
なりたいと思うその気持ちは
ほんとうに立派だと思うけんど。
人の命いうがは 一つしかない 大事なものや。
お国のために尽くすちゅうことは
ただ戦場で死ぬことやない。
生きて 力を尽くすことも 国を守る道ぜよ。
うちだって ほんとうは
生きちょってほしかって思うとるけん」
これくらい、突っ込んで描いてよかったと思うし。
「私、失敗しないので」
「想像の翼を広げて!」
「お金がない男なんて、興味ないの」
「正社員になりたいと思ったことは、一度もありません」
上記のような数々の名ゼリフを生んだ中園ミホ氏なのだからこそ、この場面では思い切り核心を突いて描いてほしかった。
それをしないから、のぶに「愛国の先生」しての表の顔と、ひとりの人間や一市民としての顔があるように、こちらが都合よく脳内補完しなくてはいけなくなるのだ。
他の部分は視聴者の想像に丸投げしても、戦争や正義に関して丸投げするのは、作家としてやるべきではないと思う。
蘭子と豪の回想シーン、もっともっと本気で取り組めば…
蘭子と豪のシーンも本気モードだ。
大量のセミとヒグラシの鳴き声、風鈴を重ねて、蘭子と豪の回想シーン。
真夏のシーソーの空き地で、突然に蘭子の下駄の鼻緒が切れて。
やや過剰な印象は否めないが。
ドラマとして、朝ドラとして、視聴者の期待に応えるの意味では、間違っていない。
さらに、朝田家の三姉妹の中で、蘭子を引き立たせる映像表現としても、最適解)ではある。
ただ、ただ、本気ではなく、本気モードと書かざるを得なかった私の無念は。
5月14日放送の第33回、サブ監督の橋爪紳一朗氏の演出にツッコミを入れた「影の向きの違和感」と同じことを、チーフ監督の柳川強氏もやってしまったこと。
そう、第33回の違和感は、地球に対する太陽は一つのはずなのに、影の向きが異なるミステリーだ。
©NHK
©NHK
そして、今回も、シーソーの真上と奥にそれぞれ別の太陽が!
©NHK
これ、重箱の隅を楊枝でほじくっているのではない。
重要な場面だし、影の向きが違うことによる演出効果なんてほぼないのだから、普通にやれば良いと思うだけ。
そこをやり切ったら、河合優実さんと細田佳央太さんの芝居と合体して完ぺきだったのに、残念…
「みんな うそっぱちや!」まで併せて、秀逸な描写!
さて、終盤。
蘭子「うちは悔しゅうてたまらん」
のぶ「豪ちゃんは…
蘭子や うちの家族や
この国の人らあのために
命を懸けて戦(たたこ)うたがや。
やき…
立派やと… 言うちょりなさい」
蘭子「どういて?
豪ちゃん もう もんてこんのに…」
のぶ「豪ちゃんの戦死を
誰よりも 蘭子が誇りに思うちゃらんと。
蘭子「ハ…。お姉ちゃん
本気で そう思うちゅうがかえ?
「みんな うそっぱちや!」まで併せて、既視感はあるが。
戦争の時代の描写として、朝ドラの戦争表現として、濃度も味わいも強さも、程よいさじ加減だ。
そこに、令和の時代を代表する若手二人の演技によって、ベタなのに新鮮さが加わり、『あんぱん』らしい表現になった。
そして、この劇中の蘭子やのぶのような思いをした大勢の女性たちの思いを、今を生きる若い人たちに通じることを祈るばかりだ。
決して、「だって、今と当時は時代が違うから…」でなくて。
学校の出来事を、のぶが母と祖母に話すシーンがあれば…
これ、やっぱり、のぶは「愛国の先生」と、もう一つの顔がある… ようには描いてないと思う。
意図的にそうしているなら、それは逃げているのか、視聴者の判断が怖いのか? である。
でも、多くの視聴者は「想像の翼を広げて!」と言われて、勝手に「のぶの本心は違うはず!」と納得していると思う。
だから、前述したように、のぶの表の顔である「愛国の先生」を、生徒たちとの二度の場面に盛り込むべきだったし。
それと同時に、「愛国のかがみ」として黒井(瀧内公美)の指導に従順でいいのか?
また、「愛国の先生」として生徒にどう接するべきか、疑問を抱く様子も盛り込むべきだったと思うのだ。
例えば、「愛国の先生」としての “教育=子育て” という意味で。
学校での生徒たちとの出来事を、食事の準備中や家事の合間に、母・羽多子(江口のりこ)や祖母・くら(浅田美代子)に話して、「親やったらどう答えるが?」と聞く場面を盛り込むとか。
「令和は、仕事のことを家族に話さない」だとしても、「この時代だから話す」でいいと思う。
こんなワンシーン、ワンカットが、実は “のぶの教師の日常” となり、それによって “‘愛国のかがみ’と呼ばれるのぶの教師の思考や思想” が見えてくると思う。
あとがき
蘭子の心情描写は、ほぼ百点満点ですね。
一方ののぶは、いまだに、‘愛国のかがみ’と呼ばれる教師以前に、ただの尋常小学校の2年目の教師としての描写も曖昧です。
まあ、この部分ののぶは、ほぼ脚本家の創作ですので、どうにでも書けちゃうだけに、芯が通っていない感じがします。
機会があったら、のぶのモデルである小松暢さんの年表を投稿しようと思います。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
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第37回/第8週『めぐりあい わかれゆく』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
朝田家に上品な婦人(神野三鈴)が訪ねてくる。その婦人は、夫が結太郎(加瀬亮)にあるお願いをしていたと話す。後日、のぶ(今田美桜)は結太郎と話したことがあるという息子の次郎(中島歩)に会いに行く。次郎の口から結太郎のソフト帽の話しが出て、のぶは顔をほころばせる。そのころ嵩(北村匠海)は、便せんを前にペンを握りしめるも、なかなか手紙を書くことができないでいた。そんなある日、朝田家にある報せが届き…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6週
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P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
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撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
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音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
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東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
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時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
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―――ここまで、ごあいさつ―――
ネット界隈では、一部で「朝から軍国主義を見るのはつらい」と「黒井先生(瀧内公美)の凛とした姿がいい」など、賛否両論が飛び交っていた「女子師範学校での‘のぶ’の物語」が先週で終わり。
さらに前回で、1年半も時間経過して「御免与尋常小学校で教師の‘のぶ’の物語」が始まった。
と思ったのもつかの間、物語は一気に「‘愛国のかがみ’で縁談殺到の‘のぶ’の物語」として進行中だ。
で、当ブログとしても「応援したい!」の山々だが、どうも “のぶと嵩の学校編” が同氏へ移行で描かれ始めてから、調子が出ない。
その理由は、設定の説明や話を進めることが最優先され、物語としての整合性や連続性、人間描写に偏りが出てきたから、今一つ褒めたくても褒めきれないのだ。
で、ネット界隈も、この1週間ほどは、大きな話題になってはいない。
前回に対するネットの反応だって、私が知る限りで大きかったのは次のことで、主人公のネタではないのだ。
『あんぱん』レジェンド声優・中尾隆聖出演 ネット歓喜「ばいきんまんの中の人!」「フリーザ様キタ」 - ドラマ - ニュース |クランクイン!
X(旧Twitter) では、「はっひふへほ?!」とおなじみの声で挨拶する中尾隆聖さんの動画が見られてうれしいが。
別に「もっとネット記事に取り上げられるべき!」とは思わないが、某俳優同士の不倫ネタよりも話題になってほしいとは思うのだが。
良くも悪くも、のぶ、蘭子、メイコ、千尋の"恋バナ"が大渋滞!
「本編」の感想だ。
蘭子(河合優実)と豪(細田佳央太)のことまで含めるのは気が引けるが。
広い意味で、今回は、のぶ(今田美桜)、蘭子、メイコ(原菜乃華)、ついでに千尋(中沢元紀)の “恋バナ” の良くも悪くも大渋滞である。
あえて、「良くも悪くも」と書いたのは、両方に受け取れるからだ。
良い意味では、のぶの恋バナの未来、結末は第1回で提示済みであり。
先週に「愛国のかがみ」を描き。
今週から、日中戦争が本格化し、日本が中国大陸に兵力を投入し、太平洋戦争へと続く大きな動きも始まっていた時期に突入する時代を鑑みれば、既出の「‘愛国のかがみ’で縁談殺到の‘のぶ’の物語」は当然の展開は、必然性があるからだ。
また、祖父・釜次(吉田鋼太郎)経由で、のぶの亡き父・結太郎(加瀬亮)を絡めたのはうまいアイデアで “良い意味で” につながる。
釜次「これは…
結太郎が引き合わせてくれた縁じゃ」
朝ドラでよく見かける「ヒロインのファッションショー」みたいに、次々とお見合いをするヒロインを描くより。
縁談だからこそ “ご縁” を盛り込み、そこを亡き父にすることで、若松節子(神野三鈴)が持ち込んだ縁談だけ描くのも整合性がある。
また、ヒロイン役の俳優の晴れ着姿を登場させるのも、ファンサービスであり、朝ドラあるあるで悪くない。
〈未来が分かっている通過点〉 として、ただの縁談で済ませないという作り手の意気込みは伝わってくる。
縁談の中で結太郎の回顧録的な描写を、"今"必要があるの?
ただ、「悪くも」の意味で二つの「?」と思うことがある。
一つは、ここまで長い尺で、縁談の中で結太郎の回顧録的な描写を “いま” やる必要があるのか? だ。
確かに、生前の結太郎を知る人物の必要はあるが、それだって「朝田パンの評判を聞いて来店した客」が偶然結太郎の知り合いでも “ドラマ” なのだからアリなのだ。
前回も書いた通り、卒業前の段階で若松節子(神野三鈴)と息子の次郎(中島歩)を登場させ、嵩(北村匠海)と健太郎(高橋文哉)でひと騒動やってもよかったのでは?
それこそが、《朝田家の日常を描くこと》 であり。
《のぶと嵩が結婚するまでを描くこと》 ではないのか!
そして何よりも、卒業後、就職後にあれこれ描くから、せっかくの「御免与尋常小学校で教師の‘のぶ’の物語」が見られず、時間経過した意味がほぼないと思うのだ。
もちろん、そう思われたくないから、次郎に「終わらない戦争はありません」を組み入れたとは思う。
でも、やはり「なぜ、いま?」とは思ってしまうのだ。
のぶの卒業後に、豪の戦死を盛り込むなら…
もう一つの「?」は、豪の戦死を盛り込んだ時機だ。
もちろん、「幸せなのぶ」に対して、「不幸な蘭子」とするのは、時代を描くという意味でも、朝田家の家族を描く意味でも、間違ってはいない。
ただ、あえて「なぜ、今回のラストにしたの?」とは思うし。
「なぜ、‘愛国のかがみ’で引く手あまたの適齢娘のぶを描き中に入れるの?」とは思う。
あざといというより、朝ドラ的にちょっと残酷すぎる気もする。
むしろ、、「先生で頑張るのぶ」と「豪を待ち続ける蘭子」によって1週間でよかったのでは?
あとがき(その1)
一言で言っちゃうと、どうせ見合い相手と結婚しないのだから、「縁談殺到中ののぶ」を日めくりカレンダー風にナレーション処理で十数秒で済まてもよかったと思います。
逆に、「生徒に向き合うのぶ」「ひたむきに豪の帰還を望む蘭子」「明るく楽しい看板娘のメイコ」を着実に描く中で、「戦死通告書」が届くほうが、《朝田家の日常を描くこと》 だと思います。
“家族のあれやこれや” を盛り込むのを見て、前作『おむすび』の記憶がよみがえってしまいました。
先々週が「豪の出征」、先週は「卒業」と来たのですから、今週は「就職とお見合い」、来週で「蘭子と豪」でもよかったと思います。
だって、のぶが誰と結婚するのは分かっているのですから。
ただし、中盤で、嵩の心情をさり気なく入れたのは評価したいですね。
あとがき(その2)
また、今回、のぶがこんなことも言っていました。
のぶ「私は 結婚する気が まだないがです」
「先生になる」ときも、「なぜ、先生になりたいのか?」をハッキリさせないで進めましたけど。
今回も、「なぜ、まだ結婚する気がないのか?」をハッキリさせないで進めてますよね。
主人公の人生の分岐点での決意を曖昧に描くのは良くないです。
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第6話『どうせならファンキーに年をとりたい』の感想。
防犯ベルが鳴り響き、長倉和平(中井貴一)が駆けつけた先で、全裸で眠る吉野千明(小泉今日子)を目撃。翌朝、千明は実家・信州上田の母からの電話で、父の体調不良を理由に帰省を促されるが、それが嘘と知る。和平の助言で帰郷を決意し、「事実婚の恋人」として同行した和平と共に両親(有里子(三田佳子)、吉野隆司(小倉蒼蛙))と再会。母の告白から過去の“秘密”が明かされる。一方カフェでは様々な人物が集い、物語は思わぬ展開へ。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:岡田惠和(過去作/今シリーズ,ビーチボーイズ,ひよっこ,少年寅次郎,日曜の夜ぐらいは…)
演出:楢木野礼(過去作/ハラスメントゲーム,リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~,わたしの宝物) 第1,2,5話
高橋由妃(過去作/日曜の夜ぐらいは…,真夏のシンデレラ) 第3,6話
西岡和宏(過去作/親愛なる僕へ殺意をこめて,元彼の遺言状,ビリオン×スクール) 第4話
音楽:平沢敦士(過去作/今シリーズ)
主題歌:浜崎あゆみ「mimosa」
P:若松央樹(過去作/今シリーズ,最高の離婚,のだめカンタービレ)
浅野澄美(過去作/今シリーズ,最高の離婚,日曜の夜ぐらいは…)
郷田悠(過去作/復讐の未亡人,こういうのがいい,日曜の夜ぐらいは…)
制作協力:FFC(過去作/今シリーズ,共演NG,日曜の夜ぐらいは…,ナースが婚活)
※敬称略
日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
いつもの今作は、いい意味で “ありふれた日常” を描いているだけである。
しかし、本来の “ドラマ” の醍醐(だいご)味は 《ありふれた日常が予期せず非日常になる》 ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)》 ことだ。
かみ砕いていえば、《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》 である。
そのことを、見事にやり切ったのが第6話だ。
過剰な自衛策と謝ったサービスの「説明過多」とは真逆!
冒頭から 《日常がふと特別に変わる瞬間》 を提示したのが、次のキーワードだ。
和平「残像がさ…」
真平「ざ… 残像?」
前回のラストで、すでに吉野千明(小泉今日子)にとっては “久しぶりに‘まっぱ’で寝ちゃう” と。
長倉和平(中井貴一)には “千明の‘まっぱ’を見ちゃう” という非日常の始まりを描きつつ。
結果的に、その二つの非日常が今回のための伏線になっていたわけだが。
この脚本の秀逸なところは、最近のテレビのドラマ、ワイドショーや報道番組、漫画やアニメの類が、やたらとやっている 《説明が多い》 と真逆をやったことだ。
先日、日曜劇場『キャスター』の感想でも苦言を呈したばかりだが。
ここ数年、視聴者や読者の “理解力が著しく低下” してきたため、丁寧に説明しないと「雑だ」「一方的だ」と「見ない」「読まない」と弾かれてしまう。
そこで、「見て!」「読んで!」の発想から、過剰な自衛策と謝ったサービスとして「説明過多」にしちゃうのだ。
このこと自体を、私は困ったことだと思っているが。
一方で、稚拙な受け手が増えているのはブログ界隈でも顕著だから、ある程度以上に「説明過多」にしないと伝わらないから、やむを得ないとも思っている。
しかし、今作が選択したのは 《説明過多をやらない!》 上で、《きっちりと受け手が理解できる表現を使う》 だ。
「残像」なる魔法の言葉だけで、見たつもりになれる!
それが、この「残像」なるキーワードだ。
劇中に、ワンカットたりとも、千明の‘まっぱ’も‘幼少期の火傷のあざ’も登場しない。
でも、「残像」なる魔法の言葉ひとつで、次の現象が生じる。
●錯覚記憶
実際には見ていないのに、他者の情報などから「見た」と誤認してしまう記憶
●記憶錯誤
神経心理学的に、実際に起きていないことを事実のように記憶してしまう現象
●視覚的補完
実際には部分しか見ていなくても、脳が「全体を見た」と判断してしまう現象
簡単に言えば、《見たつもりになれる!》 である。
本当には見ていないけれど、多くの視聴者たちが、見たつもりになっている――錯覚記憶の共同体験の中にいたのだ。
映像や言葉(セリフ)で説明しなくても、十分に 《見たつもりになれる!》 のだ。
舎弟の清が映ったのは、僅か数秒間のワンカットだけなのに
他にも、似たような表現は、次の水谷典子(飯島直子)のセリフもそうだ。
典子「ギャー!ってなって
え~!?ってなって
うわー!!ってなって。
分かるでしょ?」
確かに、分かるのだ。
厳密には、叫んでいる映像があるのだが、その後の典子と広行(浅野和之)とのやり取りは、完全に 《見たつもりになれる!》 だったと思うし。
千明と和平が千明の実家に向かう途中で、千明が舎弟の清(天 蝶二)に電話をする場面があった。
千明「ああ 清(きよし)? 千明だけど」
清「おっす! 千明さん お疲れさまです」
清が映ったのは、僅か数秒間のワンカットだけだが。
清が千明に恐縮した感じで電話の向こうで話す様子だけでなく。
小学校時代の休み時間で遊んだり、川辺で水切りをやった場面まで 《見たつもりになれる!》 のだ。
映像がないほうが、自然に作品の世界観に没入できる!
勘違い、間違ってほしくないのは、これは 《視聴者に脳内予感させる》 という、駄作がやりがちな愚策とは全く違うということ。
なぜ言い切れるのか?
脚本(セリフ)と映像と演技によって、視聴者がそれぞれに想像して楽しめるような余白を意図的に作っていることが分かるからだ。
もしも意図的でないなら、「和平が千明の “お尻” を見て驚くカット」「典子と広行が夜ケンカするカット」「広行が夜逃げするカット」「千明と清の幼少期を子役で演じさせる回想シーン」を、これ見よがしにインサート(挿入)してくるはずなのだ。
でも、それらを入れない。
いや、映像にないから、劇中の “話を聞いているだけの登場人物たち” に感情移入できるし。
視聴者が、自然に作品の世界観に没入できるのだ。
今作の男性陣は、そばにいる大切な女性を見ている男ばかり
一方、全部が全部を 《見たつもりになれる!》 にしていない点も見逃せない。
例えば、千明の実家でのやり取りなんて、千明と母・有里子(三田佳子)と父・吉野隆司(小倉蒼蛙)のやり取りは、出来る限り詳細に描写している。
それを端的に表しているのが、カラオケスナックで飲みすぎて眠っているはずの隆司の次のワンカットだ。
©フジテレビ
妻の有里子が50年間気にしていたことを知っている夫の隆司の安堵の様子だ。
このワンカットがなくても、「きっと、お父さんは聞き耳を立てて聞いているはず」だと脳内補完はできる。
でも、「ちゃんと目を開けて微笑む隆司」を映像で提示することで、〈そばにいる大切な女性を見ている男性像〉 が “和平” に重なる映像効果があるのだ。
そう、劇中の男性たち、真平(坂口憲二)も、成瀬千次(三浦友和)も、えりな(白本彩奈)が海辺で出会った男性・木村優斗(西垣匠)も、実は 〈そばにいる大切な女性を見ている男性〉 なのだ。
「ずっと見守る」「そっと見ている」「気になって見てみる」をさり気なく、あちらこちらに盛り込むことが。
この今回の感想で書き綴ってきた視聴者の 《見たつもりになれる!》 と呼応し合っているのだ。
そう、今作だけは、実際には見ないで、ネタバレサイトを読んでも 《見たつもりになれない!》 のだ(笑)
和平の「会いたくても… 会えない」に泣けた…
だいぶ長くなってきたので、残りはサクサクっといこう。
まず、今作の「長倉家」の設定が生かされたのが、序盤の次のセリフだろう。
和平「何度でも だまされてあげてください。
会いたいって言ってくれる親が
そばにいるんですから」
私は、13年前に父を、7年前に母を、昨年に妹を亡くし、幼少期からの家族はこの世にいなくなった。
だが、幸いに妻の両親が存命(90歳近く)だから、週末には会いに行っている。
だから、ありきたりの言葉ではあるが「孝行のしたい時分に親はなし」を痛感している。
私の同級生は「独身で親と同居」が多いが、千明と両親のようなケースのほうが多いと思うし。
今回は、「会いたくても… 会えない」に泣けた。
有里子の共同貯金は「老いるマネー」の実にファンキーな話
親孝行に関することわざに、「いつまでもあると思うな親と金」というのがあるが。
この言葉を、高齢者側から見た面白いやり取りがあった。
有里子「先月 1人死んで。
今 ちょうど34 素晴らしい!」
有里子「よし 1人減った。
OK。あと何人だ?
フフフ… みたいな」
常日頃から、ドラマの感想では次のように書いている。
“死や余命” 、“病気や障がい” 、“現実に遭った災害” を
必要以上に盛り込むな!
「病院の待合室」や「被災地の避難所や仮設住宅」などの
テレビで見ている人に配慮し、表現は慎重にするべき!
これだって、ある意味では “死や余命” を扱ったネタである。
しかし、今回のやり取りには、明るさや楽しさ、生きるエネルギー、老いるからできることを描いたのだ。
クリエーターのみうらじゅん氏が造語した言葉で「老いるショック(原典:オイルショック)」がある。
思わぬところで自分の老いを突きつけられてショックを受けることを示すわけだが。
今回の共同貯金の話なんて、「老いるショック」の先でしかできない、そう「老いるマネー(原典:オイルマネー)」とでも言おうか… 実にファンキーな話だ(笑)
あとがき
今回は、三田佳子さんと小倉蒼蛙さんのベテランの味が、本当にいい味を出してくれました。
最後には、「カフェ ナガクラ」に全員集合!
最近は、いろいろな事情で多くの出演者が一堂に集まるカットが減っていますが。
その点でも、今作は真逆を行ってますね。
これだけの俳優とキャラクターを終結させて何をやるのか、次回も大いに楽しみです。
最後に、今回の高橋由妃さんの演出であっぱれだったのが、下記の夜の情景のインサートカット。
縞模様の雲は「波状雲」と呼ばれ、天気が悪くなる前に見られることがあるんですね。
三日月は、一般的に物事の始まりや成長、願い事を叶える象徴です。
まさに、この後の展開にふさわしいワンカットだと言えます。
©フジテレビ
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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
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37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
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視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
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下町ロケット
下町ロケット[2018]
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死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
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レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
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