NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』(公式)
第7週『風鳥亭、羽ばたく』 『第39回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
どんどん客が減っていく風鳥亭を立て直そうと、てん(葵わかな)は懸命に働いていた。藤吉(松坂桃李)は人気落語家に出演交渉するが断られ、芸人を寄席に派遣する太夫元の寺ギン(兵動大樹)にも頼み込むが話すら聞いてもらえない。気落ちした藤吉が戻って来ると、寄席の前で伊能(高橋一生)が待ちかまえており、なぜか飲みに誘われた。酔った二人は寄席やてんのことで言い争いになり、大ゲンカを始めてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
若い2人が、啄子の行商による稼ぎに頼り切っていたのか!
空き小屋を見つけ儀兵衛に大借金をして風鳥亭を立ち上げたが、3日間で客足は減る一方で売り上げも立たない始末なのは、良く分かる。しか私にはし、開業前から主人公と藤吉が働いているように見えないのだ…なんて、前回までを振り返りつつ今回が始まった。すると早速、主人公のこの↓台詞に “びっくりぽんや” 。
てん「うち また お針仕事 始めます」
この↑台詞には “3つの不思議” が隠れているのがお分かりだろうか?
●「うち」…藤吉は何をしていたの?
●「また」…いつまで針仕事をしていたの?
●「針仕事」…啄子の行商と主人公の針仕事で生活できていたの?
主人公がこんな↑台詞を言ったために、暫くの間、主人公と藤吉が全く働いていなかったことが証明されてしまった。と言うことは、若い2人が啄子の行商による稼ぎに頼り切っていたことになる。
「以前にも主人公は家で裁縫をしていたよ」との声も聞こえてきそうだが、その通りだ。私の見た目には “主人公が長閑に裁縫をしていた” に映っており、どう好意的に見ても生活費を稼ぐための針仕事には見えなかった。むしろ、先日の座布団補修の方がよほど針仕事に見えた位なのだから。
啄子は、若い2人への嫌味目的で腰痛の仮病をしたのか!
こうなると更に勘ぐってしまうのが、先日に描かれた啄子の腰痛だ。結果的に、数日?後には治っているのに仮病のふりをしていたと言う描写まであった。と言うことは、啄子の性格を鑑みると、年老いた自分にばかり働かせている若い2人への嫌味が目的で腰痛の仮病をした可能性も出て来る。いや、この方が自然だ。
だとすると、北村屋が倒産して無一文になり芸人長屋に居を構えたは良いが、生活費は啄子に寄生していたってことだ。
結局、てんと藤吉は儀兵衛と啄子に寄生して寄席開業か!
また、この↑台詞に続く主人公のこちらの↓台詞にも違和感が残る。
てん「藤吉はんは 寄席の事だけ考えておくれやす」
この↑台詞では、藤吉は寄席以外のことを何か考えていると受け取れる。例えば、寄席の開業準備前から続けていた仕事を再開するとか?でも、藤吉が働いたのは啄子の腰痛の時だけだ。
う~ん。結局、アバンタイトルで脚本家が安易に “主人公が頑張ってるように見せようとしたたった1つの台詞” で、家を継ぐと言った割に勘当され、嫁ぎ?先の実家を潰し、嫁としても認めてもらっていない主人公と藤吉が、儀兵衛と啄子に寄生して風鳥亭を開業したところで、褒めるどころか不快感しかないのだが。
儲けよりも仲間内でワイワイ楽しむ学園祭の出し物レベルの席主
主題歌明け、売れない芸人役の俳優さんたちが頑張って大阪の演芸界の戦争を説明しても、売れない芸人たちだから本気でつまらない。更に関東では電車の「運転見合わせ」情報が赤い文字で画面の左にドンと表示されて、内容に集中できず仕舞いで、 “何か、何かなぁ” と見ていると、これまた信じ難い台詞が藤吉から飛び出した。
藤吉「俺は この小屋に お客さん もっと集めて
お前らの芸を見てもらいたいんや」
信じ難いと言うよりも、やはりそうだったかの方が正確だ。これまでの藤吉の言動を総括してみるとこうならないか?キースや吉蔵ら売れない(面白くない)芸人たちの芸に笑い、彼らの芸を面白いと思い、彼らの芸を見たいのが今の藤吉。だから、こんな↑台詞が言えるのだ。
客を増やして儲けるよりも、お友だちの売れない芸人たちを見て貰いたい方に重点が置かれている訳で、これは安倍晋三式側近人事「お友達内閣」になぞって、藤吉式「お友達寄席」と名付けよう。儲けは二の次でお友達でワイワイ楽しむ。これって、学園祭の出し物レベルと言わざるを得ないが。
いつから「売れない芸人の夢をかなえる小屋」になった!?
藤吉からとんでもない一言があったと思いきや、主人公も負けてはいなかった。
てん「うん。風鳥亭は うちらの夢をかなえる小屋
いうだけでやありまへん。
皆さんの夢をかなえる小屋でもあってほしいんです」
おいおい、いつから風鳥亭の設立基準に「売れない芸人の夢をかなえる小屋」が入ったのだ? そもそも「うちらの夢をかなえる小屋」ですら、曖昧に事が進んで面食らっているのに、今度は売れない芸人たちの夢まで背負い込むってお話になっている?これ、また視聴者を置いてきぼり作戦だね。
なぜ本作の登場人物たちは "地道にコツコツと" 働かないの?
本来なら、適当な空き小屋は見つかったものの開業資金が無い…と言うくだりで、主人公と藤吉が「うちらの夢をかなえる小屋」のために、そして「売れない芸人の夢をかなえる小屋」ために、資金繰りや人集めを描くべきだった。それを全部すっ飛ばして、儀兵衛のスネをかじっていとも簡単に開業するから中身がすっからかんになる。
どうして本作は、主人公と藤吉に限らず “地道にコツコツと” 働く姿を描かないのか?「笑って生きること」と「へらへら笑って生きること」は違うし、「笑いを糧にして生きるヒロイン」と「笑いで稼いだお金で生きるヒロイン」も全く違う。やはり、おかしいことばかりだ。
伊能様がキレたお蔭で、私のイライラがちょっぴりスッキリと…
6分過ぎ。ついに伊能と藤吉が額を合わせる時が来た。前述の通り、笑いの才能もセンスも商才もない藤吉が、偉そうに寄席とは、芸人とはと伊能に説教をし始める。見ているこちらもイライラしたが、劇中の伊能も流石にキレた。いいぞ、伊能!
伊能「くだらないなぁ」
藤吉「くだらん?」
伊能「寄席のため 芸人のため。
一番大事なのは お客じゃないか」
藤吉「そら もちろんやけど…」
伊能「お客は 寄席の格や君らの夢なんて どうでもいい。
ただ 笑えさえすればね。
たくさんの人を笑顔にしたいと言うのなら
まず お客が 面白いと思う芸人に
出てもらうべきじゃないか?」
これで完全に藤吉の笑いのセンスが、一般とは違うことがハッキリした。のちにこの「一般と違う」ことが成功に影響するなら良いのだが、普通に考えれば “世間が気付いていない面白い芸人” を発掘したり、“想像もつかない面白い寄席経営” をしたりして、頭角を現すのではないのかなぁ。
藤吉は寄席経営に不向き。で「オナゴの助け」てんが活躍?
正論を突き付けられたことに、恐らく半分くらいは気付いていない藤吉が、意味不明な逆切れで対抗する。
藤吉「俺は 落語が好きや」
もう何が何だか分からない。いつ藤吉が数ある芸の中で落語が好きと言ったのか?落語が好きなのに、自分の寄席と予算に見合う落語家を探せないのは、益々藤吉が笑いを商売にすることに不適格だと描いているようなものではないか?だから、「おなごの助け」とやらで、今度は主人公が活躍するの?ちゃんちゃらおかしいでしょ。
あとがき
2015年のテレビドラマ『民王』で演じた秘書・貝原茂平役で一気に私の推しメンになった高橋一生さんと、高橋さんが演じる「伊能栞」が、前回のラストと今回で完全に本作の “客寄せパンダ” として利用されているのが分かり、がっかりしました。放送中の月9もそうですが、きちんと必然性のある出番と役で彼を見たいです。
最後に。前回の感想に、111回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございました。今日も酷かったですね。先日、女中トキの閃きにちょこっとアイデアを付け足して手柄を勝ち取ったてんが描かれましたが、今度は伊能のアドバイスで藤吉がお手柄ですか?
親に寄生してタナボタ待ってアイデア横取りの主人公と藤吉にまだまだ共感の言葉は遠いです…
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
笑いを愛した吉本せい (洋泉社MOOK)
吉本せい お笑い帝国を築いた女 (中経の文庫)
吉本せいと林正之助 愛と勇気の言葉
連続テレビ小説 わろてんか Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 わろてんか 上
NHK連続テレビ小説「わろてんか」オリジナル・サウンドトラック
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8809.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
TBS系・火曜ドラマ『監獄のお姫さま』(公式)
第5話『母性』、ラテ欄『この子を守りたい!女囚たちの育児日記』の感想。
2017年。吾郎(伊勢谷友介)はカヨ(小泉今日子)たちの狙いが、しのぶ(夏帆)が犯人として服役中の殺人教唆事件の再審請求であることを知る。だが、決定的な証拠はなく再審が難しい状況に変わりはない。2012年。出産を終えたしのぶが生まれたばかりの子どもを連れて刑務所に帰ってきた。しのぶは刑務官に呼び出され、子どもを刑務所で育てるべきか議論する。そして、ふたば(満島ひかり)の後押しもあり、所内での子育てが始まる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:宮藤官九郎(過去作/ゆとりですがなにか、うぬぼれ刑事、あまちゃん)
演出:金子文紀(過去作/うぬぼれ刑事、逃げるは恥だが役に立つ) ※第1,2話
福田亮介(下剋上受験、仰げば尊し) ※第3話
坪井敏雄(過去作/カルテット、わにとかげぎす) ※第4話
渡瀬暁彦(過去作/クロコーチ、アリスの棘、小さな巨人) ※第5話
クドカンから3年前にオファーされた満島さんの好演が魅了する!
ネット上で、本作の設定が今年4~6月に放送された『女囚セブン』(テレビ朝日系)と似ているとの噂があり、それに対して満島ひかりさんが「女囚のお話で、満島さんは看守さん」という具体的なオファーを3年前に受けていたという事実を公表した。宮藤官九郎氏が3年前から当て書きを予定していたと言う訳だ。
そのオフォーへ見事に応えるような満島ひかりさんの演技は毎週素晴らしいのだが、この第5話は特に良かった。自身の過去を語るくだり、そう、刑務官・ふたばが、美容師の資格取得のきっかけを話す時の表情が、いつもの受刑者たちの作業の監督と指導、点検・引率・巡回をしている時と全く違う柔らかな人間性を見せたり…
ジェラートに逆切れしたり、おばさんたちの言動に合わせたり、巧みな演技で魅了してくれた。とにかく刑務官時代の表情豊かな演技と、退官してからの年上への態度と元刑務官の態度の使い分けもお見事。やはり、満島ひかりさんの演技力と存在感は他に類を見ない。
クドカンの脚本とキャストの好演、シリアスとギャグ、の絶妙なバランス
脚本も巧みだ。23分頃までは職業訓練の話と、しのぶの子どもの父親が吾郎であると言う衝撃の事実に、刑務所に連れて戻って来たしのぶの赤ちゃんの子育て支援でみんながドタバタしているのを、カヨの「勇介 立ったの?」の台詞1つで華麗に区切りを付けて、一気に主人公・カヨの物語へ視聴者を惹き込んだ。
そして、完全におばさんになりきった小泉今日子さんの演技も冴えわたる。特に、小さなショートケーキを「これ 勇介君に」と刑務官に願い出るシーンから現在に戻る芝居もいい感じ。そしてサブタイトルの『母性』に合わせて、1人の母性でなく、姫とカヨ、その周囲の人たちそれぞれの母性を上手く描いた。
やはり、宮藤官九郎氏の個性的で巧みな脚本と演技者たちの個性と好演、シリアスとギャグの絶妙なバランスが素晴らしい。
自然に視聴者をドラマの世界に惹き込むのも本作の見所だ!
38分頃からは、いよいよおばさんたちが姫と勇介を守れるのか?のクライマックスへ。起承転結ではない「コミカル→シリアス→クライムサスペンス」と言う “三部作” 的な構成が、退屈させないし時間軸の行き来を分かり易く見せている。本当に見事な構成だ。
カヨ「私達は子供の記憶に残ることも許されないんですか?」
そして、刑務所長の護摩からの、このまま刑務所で育児を続けるか?それとも施設へ引き渡すか?の姫への質問に対して、この↑カヨの台詞から三度(みたび)ドラマが動き出す。
ここで、私も我が身のことなら…、友だちのことなら…と考えた。こんな風に無理矢理にではなく、視聴者をドラマの世界に惹き込むのも秀逸だ。どちらが勇介の幸せか?と考えていると、珍しく護摩所長がいいことを言う。
護摩「私達 大人が覚えていればいいんです。
勇介君は1歳半になるまで ちょっと高い塀のおうちで
6人のママに育てられました ねっ」
なるほど。ここで「塀の中と外の世界の大きな違い」で、勇介と先生が大好きだった栃木の美容師・しー姉ちゃんが因数分解されると言う仕掛けか!上手過ぎる!
車から降りる吾郎と安室さんの主題歌で超盛り上がる!
そして、勇介との別れの朝がやって来た。あの母に勇介を預けざるを得ないしのぶの切なさ、泣きじゃくる勇介の気持ち、勇介からしのぶを離さなかければいけないカヨと千夏のやるせなさ、鉄格子の内側から洋子と明美から「忘れていい 元気でね」と勇介に声援を送る辛さ…
に感動していると、しのぶの母・民子(筒井真理子)からとんでもない一言が…
民子「しのぶちゃん ごめんなさいね」
迎えの車から、颯爽と格好良く降りて出て来た吾郎社長。安室奈美恵さんが歌う主題歌「Showtime」の歌詞の通りに、正に「ショウタイム」の始まりだ。こりゃあ、吾郎は憎まれて当然だ。泣き叫ぶしのぶも、しのぶを抑えるふたばの表情も印象的なラストだった。
カヨたちと視聴者の吾郎への怒りが頂点直後の予告編も秀逸
更に、監獄のお姫さまたちの女性として、母親としての悲しみと、吾郎社長への怒りが、劇中の登場人物たちと共に視聴者の気持ちもピークに達したラストシーンに直結した次回予告で、ふたばが社長を蹴り倒すカット。既に「勇介ロス」が間違いない次回が楽しみでしょうがない!
あとがき
今回の演出は、本作は初担当の渡瀬暁彦さんでした。本作の面白さの1つに、時間軸を行ったり来たりしながら、様々な情報や設定を小出しに視聴者に見せていくと言うのがあると思います。その手法が今回の渡瀬暁彦さんの見せ方が、一番分かり易くて脚本のテンポにも合っていたと思います。とにかく、次回にも大いに期待します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
TBS系 火曜ドラマ「監獄のお姫さま」オリジナル・サウンドトラック
空中庭園 通常版 [DVD] 小泉今日子
黄色いマンション 黒い猫 (Switch library) 小泉今日子
コイズミクロニクル~コンプリートシングルベスト 1982-2017~ (初回限定盤プレミアムBOX) 小泉今日子
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8808.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
関西テレビ制作・フジテレビ系・『明日の約束』(公式)
第5話『少年の不穏な過去に母の影…遂に核心へ』の感想。
日向(井上真央)は大翔(金子大地)から圭吾(遠藤健慎)を無視し始めた理由を聞き、圭吾の変化に真紀子(仲間由紀恵)の関与を疑う。だが、霧島(及川光博)らに確証がないと言われる。そんな折、本庄(工藤阿須加)から求婚された日向は、尚子(手塚理美)の動向が気になりつつも承諾する。生徒たちが大翔の暴力動画を撮った犯人捜しを始める中、日向と霧島は中学時代、真紀子が‘モンスターペアレント’で嫌われていたと勝(渡邉剣)から聞く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
益々謎は複雑化し深まったが、スッキリと観易くなった
漫才師・千鳥の「癖がスゴい」が流行しているが、この第5話を見終えて感じたのは「謎がスゴい」だ。何せ、ついに、いや、とうとう1年B組の担任・霧島(及川光博)まで “あの目つき” で謎が深まってしまったのだから。これでほぼ全ての主要な登場人物に「圭吾の死」に直接関係しない “謎” が見え隠れする状況になった。
普通なら、これだけ「謎がスゴい」とゴチャゴチャするところだが、全体の印象はむしろ前回までよりスッキリして観易くなった。理由は恐らく、日向(井上真央)の母親のくだりを少な目にした上で、本庄(工藤阿須加)との関係を進めたために日向の私生活部分の描写が「圭吾の死」から分離させたためと思われる。
整理したお蔭で "癖が少し抑えられ" て良作度が増した
もちろん、私は前回までも十分に面白いし興味深い作品と評価してきたが、多くの人たちにそのことが伝わっていないことに、若干の疑問や苛立ちがあった。しかし、今回はこれまでで一番主人公中心に物語が進行したお蔭で、物語全体が日向を中心に動いて見えたのは良かった。
更に良かったのは、「週刊ワイド」の社会部記者・小嶋(青柳翔)の立場が明瞭になったこと。これまでは “単なる掻き回し役” で物足りなく感じていたのが、今回から学校側と持ちつ持たれつの関係が見えて面白くなって来た。とにかく、これまでで最も「癖がスゴく無かった」のは、多くの視聴者に受け入れられると思う。
あとがき
第5話にして、ついに、高校のスクールカウンセラーの日向が、圭吾の死の謎を究明していく過程で、いじめ、毒親、非行などの難題とそれぞれの心の闇に対峙しながら、生きる意味や親子のかたちを探っていくヒューマン・ミステリーになって来ましたね。次回にも大いに期待します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
大河ドラマ 花燃ゆ 総集編 [DVD]井上真央
永遠の0 Blu-ray通常版 岡田准一 井上真央
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8807.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
※誤字脱字、内容の修正等は随時行う予定
TBSテレビ系・金曜ドラマ『コウノドリ[2] 命についてのすべてのこと』(公式)
第5話『長期入院 ママがあなたにできること』の感想。
なお、原作:鈴ノ木ユウ「コウノドリ」(漫画)は未読。
サクラ(綾野剛)は妊婦・瑞希を診察。早産になりやすい状態のため、すぐに入院してもらうことになる。不安を隠せない瑞希だが、先に入院していた同室の妊婦・ひかるが話し掛けてきて、2人は仲良くなる。一方、下屋(松岡茉優)が緊急の帝王切開を担当して生まれた赤ん坊の両親が病院を訪れる。赤ん坊は超低出生体重児で、手術が必要な状態だ。だが、両親は出産時の病院側の対応に不満があり、手術に同意しないと言う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:坪田文(過去作/コウノドリ 第7,8話) ※第1,3話
矢島弘一(過去作/毒島ゆり子のせきらら日記) ※第2,4話
吉田康弘(過去作/プラージュ) ※第5話
演出:土井裕泰(過去作/コウノドリ、重版出来!、逃げ恥) ※第1,2,5話
山本剛義(過去作/Nのために、夜行観覧車) ※第3,4話
加藤尚樹(過去作/コウノドリ、ホワイト・ラボ)
まえがき
一部の読者の皆さん、たいへんお待たせしました。先週末は敬愛するミュージシャン・桑田佳祐さんの東京ドームライブに2日間参戦のため、先週はいつもの濃厚な感想を書けませんでした。心身共に充実した状況で、先日の感想で書き足りないかった部分を全力でフォローする、今や恒例?となった濃厚な感想の第2弾です。早速書きます。
※第4話の濃厚版より、約1.15倍の超長文です(謝)
アバンから、実力派女優が妊婦役を演じることにホッとした
瑞希「えっ!? 今から 入院? 帰れないんですか?今日」
診察室でサクラに、既に子宮口が開いており早産になりやすい状態のため、すぐに入院を促される妊婦・西山瑞希で始まった第5話。斬新だ。これまでは、アバンタイトルにそれなりの尺を割き、視聴者を十分に惹きつけておいてから、本編に入っていたケースが多かったから。
瑞希のお腹の中の赤ちゃんは「27週5日」の未熟な状態。僅か1分数秒のアバンだが、サクラの優しさと丁寧さ、助産師・小松の姉御肌と人懐っこさ、そして瑞希の妊娠に対する知識量と真面目さと素直さを、さらりと視聴者に伝えた。
また、西山瑞希 役の篠原ゆき子さんは、知る人ぞ知る脇役の女優さんだが、良い意味で多くの方には「どこかで見た人」のはず。前回のゲストだった安めぐみさんと木下優樹菜さんが、私や一部の世間から演技面で評判が良くなかったから、やはり実力派女優が妊婦役を演じることに、ホッとしたのは私だけでないはずだ。
ゲスト俳優が実力派揃いで見応え十分! これも本作の魅力!
主題歌明けの1stシーンは病室の引きの画。カメラが上手(画面右)の空きベッドから下手の妊婦・七村ひかるのベッドへパーン。これだけで、瑞希がひかると同室になるのが分かる。また、ひかる 役の矢沢心さんも脇役で活躍する女優さんで、さばさばしたイメージの良い人。夫の保 役の平原テツさんの演技も自然で好印象。
とにかく、私は当blogでは専門外なので演技には基本的に言及しないが、志田未来さんや高橋メアリージュンさんを始め、本作のゲスト俳優さんは、みんな演技派揃いで見応えがあり、その点も本作の大きな魅力だから、触れない訳にはいかない。
因みに、瑞希の夫・寛太 役の深水元基さんには、11月3日に第一子となる元気な男の子が無事に生まれたそうだ(公式ブログより)。ガタイが良く強面で無口。殺し屋の風貌で皆を怖がらせるが、作るプリンは絶品のパティシェ役の時とは違うデレデレの横顔を赤ちゃんの顔を見ることが出来るぞ。
"普通に産まれる事が奇跡" と "死産も立派な出産" を描く
場面は変わってNICU。前回で研修医・吾郎の成長を目の当たりにしたからなのか、下屋がとても落ち着いた表情で吾郎に声を掛け、新生児科医の白川に先日自分が緊急カイザー(24週)をした赤ちゃんの様子を聞きに来たところから、もう1組の夫婦が登場だ。そして、夫の大松憲次郎(矢島弘一)からこんな↓台詞がいきなり飛び出す。
憲次郎「どっちにしろ
障害が残る可能性が高いってことですよね。
正直…手術をしてまで助けてほしいとは思えません」
翔太に薬が効かないため動脈管が閉じず、早期手術が望まれるが親が手術を認めない…そう言う設定だ。実は、我が家の周産期医療従事者によれば、「障害が残るなら」を理由に手術を承諾しない親は日常的にいるそうだ。その度に今作の今橋のように必死に説得するが拒否する夫婦が多い事実を描いたシーンだ。
まるで「折角、赤ちゃんが生きて産まれたのに信じられない」を絵に書いたように下屋が大きな瞳をカッと見開く。やはり、“普通に産まれることが奇跡” だと言うこと。今回は、これと “死産も立派な出産” であることの2つが、丁寧に感動的に描かれる訳だ。
「ゾンビ」から強面の夫の登場への "落差" が面白い
場面は瑞希たちの病室。これから出産をしようとする妊婦たちが『ゾンビ』の映画の話題で盛り上がるのが、何とも平和で幸せな雰囲気を作り出す。そこへ、先述の瑞希の夫が登場して、今度は不穏な雰囲気。ここまでひかるが「入院生活は退屈」と言っていたために、ひかると視聴者に同時にメリハリを与えるって訳。
第4話の感想で、『ドクターX』は傍観型、『コウノドリ』は疑似体験型ドラマだと書いたが、正にこんな小さな部分にも入院患者の疑似体験が隠されているのだ。
因みに。今回は因んだ書き込みが多くて恐縮だがここでプチ情報を。下屋たちがプリンを食べながら「ゴルゴ13」の話題で盛り上がるシーンがある。実は、今年は「ゴルゴ13」がビッグコミック(小学館発行)にて連載50年を迎える記念の年で、今月末まで全国を特別展(公式サイト)が巡回開催中だ。
漫画を一切読まない私が、なぜこの情報を知り得たのか?実は、私が敬愛するスーパーギタリスト・山本恭司氏が特別展の公式テーマ曲「13th Shot」を手掛けているのだ。11月27日(月)まで大阪文化館・天保山で開催中。近くの方は訪れてみては如何だろう?これもある意味、体験型である(笑)
産婦人科部長がいないから、サクラと四宮の存在が光り輝く!
瑞希が入院して2週間が経過した。前回の感想で、周産期医療センターンのセンター長の今橋が、「産婦人科」でなく「新生児科」の部長である設定が患者のためなら危ない橋を渡ることも辞さない “サクラの魅力” が、更に光ると言う巧みな仕掛けであると書いた。今回の序盤でのカンファレンスでも、それが的確に活かされる。
鴻鳥「誰も下屋を責めてないよ」
今橋「鴻鳥先生の言うとおりです。
下屋先生の対応は 間違っていない。
ただ 大松さんは 我が子が 何らかの障害とともに
生きていくかもしれないという事実に
戸惑っているんだと思います。
手術してまで助けてほしくなかった
おなかの中で 自然に みとるという
選択肢もあったんじゃないかって。
そこまで言ってるからね」
鴻鳥「下屋 もう一度 大松さんに会うべきじゃないか?」
普通のドラマなら、いや多くの周産期医療センターのようにセンター長が産婦人科部長なら、今橋は下屋の直属の上司だから最後のサクラの台詞は今橋が言えば済む話だ。しかし、本作には産婦人科部長なる登場人物が存在しない。だから、サクラの、四宮の存在が光り輝く訳。
カンファレンスの後半で、「手術をすれば 救える命なんですよ」と興奮気味に発言する白川には、新生児科の白川の所属長として「白川先生 もう少し 冷静になって」と、明確に先の下屋への「下屋先生の対応は 間違っていない」と違う指導をするでしょ?この設定、何気にスゴイよ。分かるかなぁ…
プリンが四宮と下屋を繋ぐ架け橋になるのもいい感じだ
今橋「翔太君から 親御さんを奪わないためにも」
そして、カンファの終盤でのこの↑今橋の一言が全員の心に響き、そして下屋には “医師としての深い迷いの入り口” となり、その事に気付く四宮のカット。カンファが終わり、さっきのプリンが四宮と下屋を繋ぐ架け橋になるのもいい感じ。
四宮「大松さんのカイザー
お前 後悔してんじゃないだろうな?
もし そうだとしたらナンセンスだぞ」
下屋「どうしてですか?」
四宮「目の前に 車にひかれて死にそうになってる人間がいたら
誰だって 助けるだろ。
その命を救ったあとに 障害が残るかなんて
誰も考えちゃいない。
緊急オペってのは そういうもんだ」
下屋「はい」
ほら、四宮が自然に輝くでしょ。そして、「賞味期限切れ」のオチで、下屋も視聴者も一瞬だけ緊張がほぐれる。ホント、よく出来てるよ。
"あかり" の悲しい運命が、サクラの台詞で静かに動き出す…
14分過ぎ、ひかりのエコー検査。そしてついに、瑞希と夫の寛太とお腹の中の “あかりちゃん” の残酷な運命の歯車が、この↓サクラの台詞で静かに回り出す…。
鴻鳥「西山さん 赤ちゃんの心拍が 確認できません」
瑞希へはカメラはゆっくりと寄って行くカットで、何も知らずに待合室で小冊子「これからはじまる赤ちゃんとの生活のために」を読んでいる寛太は、引きと寄りの2カット。何か不穏なものを感じ取った瑞希と事の重大さを知らない寛太の対比がよく表現された。
そして、今度はプリンからジャムパンに変わって、視聴者だけが一瞬だけ緊張がほぐれると思わせて、提供テロップの背景映像で、瑞希と寛太が泣きじゃくるシーンと空きベッドと絶叫の出産シーンが放映されることで、巧みに視聴者を焦らしてCMを見せる作戦。作戦は言い過ぎかも知れないが、これがテレビドラマの正しい作り方だ。
IUFD… 産科医も助産師もこの説明が一番辛いと言う
CM明けは、看護師の真田知香の「IUFDだって」で物語は再開。IUFD、つまり子宮内胎児死亡(妊娠22週以降に子宮内で赤ちゃんが亡くなること)が、四宮にも確認される。突然、同室の瑞希のベッドが空いたことに不安を隠せないひかり。四宮と下屋が死因を探すが該当する記録はない。
そして、正式にサクラからIUFDであること、亡くなった赤ちゃんをいつまでもお腹の中に入れておくことは母体にも危険を及ぼすことがあること、そして明日、(陣痛を誘発し)分娩になることが説明される…。産科医も助産師もこの説明が一番辛いと言う。
「光」の使い方が光る、照明演出にも注目して欲しい
ここからは「光」の使い方が光る照明演出が続く。まず、サクラの説明を聞き終えた瑞希と寛太が二人きりになると、瑞希は「ごめん」を何度も何度も繰り返してはむせび泣く。そんな妻をそっと抱く寛太。窓から差し込むカーテン越しの光が、まるで “天から降り注ぐ光” のように天井に映るのが印象的なシーンだ。
©TBS
その夜。当直でないのに帰ろうとしないサクラ。部屋全体は青白い蛍光灯色の照明なのに、下屋にも若干当たってはいるが、特にサクラにだけパソコンの明るい画面が反射している体で、アンバー系(琥珀色)の柔らかな照明が当てられ、緊張と熱意が表現された。
瑞希の個室タイプの病室では、白熱電球のようなホッと和むような暖色系の明かりが、忍び泣く瑞希の背中と、寛太の辛い表情を映し出す。人間ドラマ、人生ドラマでもある本作らしい照明演出だ。
ノックアウト気味のサクラが丁寧に礼節をもって説明するシーンがいい
CM明け、場所は恐らくLDR。瑞希へサクラから今回の分娩の最終説明が行われると、瑞希がやり場のない気持ちを、サクラに言っても無駄なのは重々承知の上でぶつけるようなシーンが続く。サクラにぶつけることで自分を責めようとする瑞希の気持ちが痛々しくて堪らない。
瑞希「何で 赤ちゃん 死んじゃったんですか?
病院に入院してて 何で 助からなかったんですか?」
そんな瑞希の気持ちを察して、まるで打ち続けられるサンドバッグのように佇むしかない産科医の下屋、助産師の小松、看護師の平井、そしてサクラ。そんなボロボロになったサクラが、1つ1つ丁寧に言葉を選んで、丁重に且つ礼節をもって接することで、瑞希と寛太の心が少しずつ解放されていく。
鴻鳥「僕も 昨日から ずっと考えています。
何でだ?何でだろう?って。でも…分からないんです。
妊娠初期からずっと経過を見てきて
西山さんが ご夫婦で嬉しそうに
検診に来られていたことを覚えています。
入院して 1カ月 赤ちゃんのために
頑張っていたことも知っています。
しかし、僕には 今回のことを
予測することができませんでした。
結果として こうなってしまい申し訳ありません」
泣き崩れる瑞希。支える寛太。ただそれを見るしかないサクラのアップで、静かにこのシーンは終わる。
その場にいない助産師の声での "魅せる演出" を感じよう!
いよいよ瑞希の陣痛が促進してきて、分娩が始まる。ここでの助産師の小松と看護師の平井の会話が、両者の立場、2人の分娩に対する考え方、医療従事者としての経験値の差を上手く表現している。陣痛に苦しむ瑞希に小松が「西山さん 頑張って ねっ 頑張ってよー」と励ましの声を掛けると、傍らの平井がこう↓言う。
平井「小松さん そんなに頑張れって言ったら
西山さん つらいですよ」
すると、間髪を入れずに小松がこう↓応える。
小松「何でよ?
子供を産む母親に頑張れって言って 何が悪いの?
西山さん ごめんね。私は 器用な助産師じゃないからさ
いつもどおりのお産のお手伝いしかできないの。
だってさ このお産 暗くしたくないじゃない?
ねっ?もうすぐ あかりちゃんに会えるからね。
一緒に頑張ろうね ねっ?
はい 一回 深呼吸して はい ふーっ…」
助産師らしい台詞だ。傍らで手を出さずに見ているサクラの立ち位置も見事だ。そして、力む瑞希のアップにこの場にいない助産師の「赤ちゃん 生まれますよー」の声が被って来る。次のシーンの下屋が担当する別の夫婦の分娩時の助産師の声だったと言う音先行の編集だ。
隣の部屋を見るような下屋のカットだけででは、夫婦の数だけ、赤ちゃんの数だけ、違ったお産があると言うことだけしか描けない。しかし、演出の土井裕泰氏は、助産師の声を音先行させたことで、産婦人科病棟では壁一枚隔てて違ったお産が行われていることまで描いた。これは “魅せる演出” と言わざるを得ない。
「西山洋菓子店」の回想シーンも "魅せる演出" だ!
土井氏の “魅せる演出” も、まだまだ続く。瑞希の出産シーンに今度は瑞希たちが経営する「西山洋菓子店」の回想シーンを挿入して来た。それもカメラはドアのガラス越しだから店内の声は聞こえないのに、2人の会話を被せて来た。これも音を使った演出だ。
©TBS
透き通るガラスのショーケースに丁寧にホールケーキを並べる寛太。ショコラのガラス瓶を並べる瑞希。産まれてくる赤ちゃんの名前を話し合っていたと言う訳だ。これはこじ付け的な解釈かも知れないが、最初は店の外にいる視聴者が2人の幸せそうな会話を耳にして店内に入ってしまったと言う “疑似体験” になっているとは考え過ぎだろうか。
産声を上げることなく、あかりちゃんは生まれた…
場面がLDRに戻ると、産声を上げることなく、赤ちゃんが生まれた。とても静かに、あかりちゃんが生まれた。すっごくカワイイ女の子として、あかりちゃんは生まれた。そして、囁くような優しい声でサクラが瑞希と寛太に声を掛ける…
サクラ「おめでとうございます」
©TBS
シーンは病院の屋上へ。雲一つ無い青空でなく、雲の隙間から青い空が覗くような情景が、如何にもこの場面でのサクラの心を表している…
四宮「原因は?」
鴻鳥「赤ちゃん 胎盤 さい帯も診たけど
やっぱり 分からなかった」
そして、西山夫婦は赤ちゃんの解剖を望まなかったことが、サクラの口から四宮に伝えられる。実際、IUFDの原因をはっきりさせることは解剖をしても難しい場合が殆どだ。だから、この辺の説明は少しあった方が良かったかも知れない。このあとの西山夫妻とあかりちゃんの最初で最後の一夜を2人の我儘に見えないためにも…
瑞希に寄り添い話し掛ける、小松の台詞が素晴らしい!
©TBS
おっぱいが張る痛みとあかりちゃんを失った痛みに苦しむ瑞希。掛ける声も無い寛太。そんな瑞希に寄り添い話し掛ける小松のこの↓台詞が素晴らしい。助産師が、女性の一生に寄り添う仕事であり、命がずっと繋がっていく中で、特に女性に深く関わる仕事であることを示す素敵な台詞だ。
小松「おなかの中で亡くなってしまったあかりちゃんは、
西山さんの戸籍に残してあげられないんだ。
だからね だっこでもいいし もく浴をしてあげてもいい、
絞ったおっぱいをあげてもいいし、
写真をいっぱい撮ってあげてもいい。
手形や足形をとってもいいし、
髪の毛や 爪を 切って残してあげてもいい。
あかりちゃんと一緒に過ごせる間に、
あかりちゃんのためにも してあげたいと思うこと、
もしあったら うちらは何でも協力するから。
もちろん 無理にってことではないけどね」
こんなこと、助産師にしか言えない…と思う。瑞希を全力で援助しようとする小松の心が、寡黙な寛太の心を動かす。
寛太「あの… 二人でお風呂 入れてやってもいいですか?」
©TBS
小松のもく浴の指導の下、瑞希と寛太のもく浴が始まる。その様子をサクラ、下屋、白川が静かに見守る。カメラは最初、引きで客観的に始まるが、ベビーバスの斜め下から瑞希と寛太を見上げるようなカメラアングルがとても印象的。あんな角度から実際には見えないのだから…
寛太「気持ちよさそうだな。
やっぱり あかりは美人だから 俺似だな」
瑞希「何 言ってんの。私に似てるに決まってるでしょ。
こんなにカワイイんだから」
寛太を演じる深水元基さんの表情を抑えた込んだ演技も素晴らしい。でも、出番の多さやメインの妊婦役と言う意味で、瑞希を演じた篠原ゆき子さんの、時に感情を爆発させ、時に感情を押し殺し、ふと優しい笑顔を見せる演技に恐れ入った。テレビの中の「西山瑞希」が苦しみもがきながら我が子の存在を忘れんとする姿が見えた瞬間だ。
下屋の成長は、ずっと見続けていたい…
西山夫妻のもく浴を見て、そしてサクラの「気持ちよさそうですね」の言葉を聞いて、下屋の心も動く。「患者さんに寄り添うって どういうことだろうね」と一礼して病室を出る下屋は、緊急カイザーの大松夫妻に再度手紙で事後説明をしようとする。そこに四宮がやって来る。
四宮「まさか 手紙で詫びる気か?」
下屋「私… 赤ちゃんの命のことだけを考えて、
大松さんご夫婦の気持ちを
置き去りにしてしまったかもしれません。
お二人の時間が 緊急カイザーの日から止まったままなら、
もう一度 時計の針が動きだすように
自分が すべきことをしたいんです。鴻鳥先生のように」
四宮「言っておくが サクラが西山さんに頭を下げたのは、
西山さんの感情の圧を下げるためだ」
下屋「わかってます」
四宮「死産の4分の1は 原因不明なんだ。
俺達にだって 分からないこともある。
できないことだってある。
俺なら 絶対に頭を下げない。
次の出産に向けて 綿密な計画を練るだけだ」
下屋「手紙… 止めないんですか?」
四宮「お前は もう 研修医じゃないからな」
このシーンも、本作に産婦人科部長なる登場人物が存在しないからこそ、四宮の指導がぐっと活きて来る。やはり、下屋の成長はずっと見続けていたい…そう思う。
瑞希役女優が創出した "虚構の中の現実" に魅了された
ひかるの隣の空きベッドに新たな妊婦・松永 真美(広山詞葉)が入っている。ひかるが、ナースステーションに書類を持って来た瑞希を見つけて声を掛ける。何の悪気も無いひかるは、個室に移った瑞希を心配してあれこれ聞き出そうとする。そんなひかるに合わせるように嘘をつく瑞希を見てはいられない。
そして、ひかるは出産後に「西山洋菓子店」を訪れると約束する。来店を断る訳にもいかない。来店されれば嘘がバレる。でも、嘘をつき続けるしかないと判断した瑞希が、今自分が出せる最大の幸せの言霊をのせた言葉をひかるに送る…
瑞希「元気な赤ちゃん 産んでね」
なんか、篠原ゆき子さんに「瑞希」が憑依してしまったようにしか見えなかった。あの苦しみの中から絞り出した笑顔、背筋をピンと伸ばさないと発せない大きな声、脱力した後ろ姿、すべてが「西山 瑞希」そのものだ。違和感など一切ない篠原さんが創出した “素晴らしき虚構の中の現実” に魅了された。
©TBS
矢沢心さんの迫真の演技が心を打つ…
瑞希の様子を “空(から)元気” と察したひかるが腰をさすりながら、ナースステーションの前を通り過ぎる時に、あかりちゃんが亡くなったことを看護師たちの会話から知ってしまう。驚くひかる。泣きながらひかるが病室に戻ると、隣の真美が「点滴って 邪魔ですよね」とひかるに零すと、ひかるが…
ひかる「そのくらい 我慢しなさいよ」
ひかるは、点滴スタンドに顔をうずめて泣きじゃくる。さっきの瑞希の「元気な赤ちゃん 産んでね」が、どれだけ瑞希にとって辛い一言であったか?そして、知らなかったとは言え、自分が瑞希に言った全ての言葉を悔やむひかる。矢沢心さんの迫真の演技が心を打つ…
「祈りの部屋」から退院までの描写が秀逸過ぎる!
場面は閉店後のライブハウス「ブルースアレイジャパン」。どうしてもピアノが弾きたくなったサクラがやって来て、1曲演奏を始める。映像はライブハウスから、ナースステーションで千羽鶴を折る小松らナースたち、サクラ、そして「祈りの部屋」と室名札に書かれた部屋に今橋が入って行くシーンへ繋がっていく…
中には、あかりちゃんを抱いた小松らナースやドクターたちがいる。あかりちゃんの顔を笑顔で見る…。曲が転調したところで、小松が大きなケーキを持って入って来る。白いクリームの上に赤と緑で彩られたケーキに、ホワイトチョコのプレート。そこにはチョコでこう↓書かれている。
あかり おめでとう
ママ ありがとう
パパより
©TBS
寛太が、あかりと瑞希への感謝を込めて作ったケーキだったのだ。コットの中のあかりちゃんとケーキが並んで置かれる場所には、天窓から明るい日差しが降り注ぐ。
©TBS
そして病院の正面玄関前。いよいよ退院の時だ。
瑞希「先生 お世話になりました」
鴻鳥「退院 おめでとうございます」
瑞希、寛太、サクラ、小松、四宮、下屋、白川、吾郎、今橋、平井、真田。この場にいる11人全員が深々と頭を下げる…。
吾郎「亡くなった赤ちゃんも 正面玄関から送るんですね」
今橋「ご家族が希望されたからね」
今橋の台詞は少々説明っぽいが、死産の場合、出生時間より24時間は火葬することが出来ない。役所も死産届は届け出の受理するが、戸籍原本には記載しない。だから病院は、お母さんとお父さんが亡くなった赤ちゃんとどのように退院したいか、出来るだけ希望に沿うようにしている訳だ。
あかりを抱いて自分たちの店に帰って来る瑞希と寛太。カメラが厨房の奥からドンと引いた画の中にポツンと映る親子3人の図が、印象的だ。
緊急カイザーをした妊婦と下屋の心が通った瞬間
場面はペルソナ病院のNICU前の廊下。壁に掲示された「NICU卒業生からのメッセージ」を見る女性。未熟児や障害を持って生まれた赤ちゃんたちの元気に育った写真やお母さんたちの育児報告などを見ている。その女性は、下屋が緊急カイザーをした妊婦の大松 美世子だ。下屋が詫びつつ説明をしようとすると、美世子が遮ってこう↓言う。
美世子「下屋先生 私も 主人も 先生を恨んでいません。
先生は お医者さんとして 翔太のために
最善を尽くしてくれたんですよね。
ありがとうございました」
下 屋「大松さん…」
美世子「白川先生」
白 川「はい」
美世子「今日は… 翔太の手術の話を詳しく聞きたくて来ました」
白 川「分かりました。どうぞ 中へ」
もはや、私がどうこう言う場面でもなかろう。保育器の中で小さな心臓を懸命に動かして震える翔太に会いに行く美世子の姿を見て、涙ぐむ下屋。また下屋が一人前の産科医へ一歩近づいたのだ。
そして、ひかるが産気付く。夫と2人の子供たちも駆け付ける。そこに、産声が被って、画面は一旦ホワイトアウト(徐々に白くなっていく)。全てが上手く行ったと言う映像的な表現だ。これがフェードアウト(徐々に黒くなっていく)と再び何かが起こりそうな印象になってしまうのだ。
全てを受容した瑞希を、1枚のメッセージカードで見事に表現
そして、赤ちゃんが無事に生まれたひかるの家。キッチンテーブルの上にクール宅急便のバッグが置いてあり、ひかるが中から取り出すと見覚えのある「西山洋菓子店」の白い箱。中を開けると6個のプリンと、薄いピンク色の1枚のメッセージカード。そこには瑞希の手書きでこう↓書いてある。
ひかるさん、
おめでとう。
西山瑞希
©TBS
あかりちゃんのことを、始めは「否認・孤立」し、「怒り」を医師らにぶつけ、何とかならないかと「取引」をするが、これだけ頼んでもダメかと「抑うつ」状態になるが、最後はすべてを「受容」した瑞希になったことを、1枚のメッセージカードで表現したのはお見事。
是非、キューブラ・ロスの「死ぬ瞬間」を読んで欲しい
因みに、人間は自分以外の「死」を受け入れる、所謂「看取り」には5段階があるとされる。これは、精神科医エリザベス・キューブラー・ロス(Elisabeth Kubler-Ross;1926~2004年)が、1969年に出版した『死ぬ瞬間』に書かれている。もし、興味があるならば7年間になるが、私の書評を参考にして頂きたい。
『コウノドリ』が好きなら、また医療系ドラマが好きなら、一度読んでおいて損はない。但し、学術的にはこのキューブラー・ロスによる「5段階モデル(死の受容モデル)」には批判もあるが、概ね理解しやすいと思うので、是非とも一読を。
【書評】「死ぬ瞬間―死とその過程について」エリザベス キューブラー・ロス (著)
|
救命医の加瀬が登場すると、ドラマの緊張感が倍増する
そして、ラストシーンはペルソナ病院の救命救急センターの救急入口前。既にサクラと下屋が救急車の受け入れ態勢でいるところに、救急救命科医の加瀬とナースが加わる。やはり、救命医の加瀬が登場すると、ドラマの緊張感が倍増する。今後も出番が増えると良いのだが…
ドラマに戻ろう。恐らく救急車で搬送される妊婦を受け入れるためにサクラたちが待機していた間に、患者が救急車内でアレスト(心停止を意味する業界用語)したため、加瀬が走ってやって来たと言う訳だ。
予告編によれば、下屋はピンチヒッターとして行ったこはる産婦人科で、切迫早産で入院している神谷カエと出会う。下屋はカエの様子に違和感を覚えそのことを、こはる産婦人科の院長に告げるが、「週明けに検査する」とだけ返されて、結果的に救急搬送中に心肺停止したらしい。次回も緊張と感動の1時間になるに違いない。
あとがき
いやぁ、今回は昨日の仕事の帰路から書き始めて、細切れで何時間かかったか分からくなりました。私自身が書きながら「あれっ?何のために書いているんだっけ?」と何度も思いましたから、さぞ読者の皆さんも最後まで読むのはご苦労だったでしょうね。
でも、最後まで下さりありがとうございました。今回も名シーン、名セリフの数々に感動しましたね。特に、明暗を分けた切迫流産の描写はお見事でした。また、妊娠27週の妊婦・瑞希を好演した篠原ゆき子さんには拍手喝采を送りたいです。
また、篠原さんには、産まれてすぐに亡くなったお兄ちゃんがいて、そのお兄ちゃんが天国から見守ってくれたから、今回の演技が出来たと公式ブログに書かれています。篠原さんと本作の「ご縁」も見事です。
最後に。先日の第5話のほぼ濃厚版の予告だけの感想に 98回ものWeb拍手を頂きありがとうございました。また、第4話も濃厚版の感想にも、138回ものWeb拍手を頂きありがとうございます。今回も、第5話の感動が蘇ったり、ドラマとしての面白さが分かったりして頂けると良いのですが。
引き続き当blogは、『コウノドリ』を全力で応援します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
邦ドラマ コウノドリ DVD-BOX TCED-2970 パソコン・AV機器関連 CD/DVD ab1-1051515-ah [簡素パッケージ品]
TBS系 金曜ドラマ「コウノドリ」オリジナル・サウンドトラック
[まとめ買い] コウノドリ(モーニングコミックス)
これからはじめる周産期メンタルヘルス: 産後うつかな?と思ったら
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8806.html
【シーズン1の感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終回
【第2シーズンのこれまでの感想】
第1話 第1話(濃厚版) 第2話 第3話 第3話(濃厚版) 第4話 第4話(濃厚版) 第5話
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』(公式)
第7週『風鳥亭、羽ばたく』 『第38回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
いよいよ風鳥亭が開業し、てん(葵わかな)は呼び込みからお茶子まで何役も仕事をこなし、藤吉(松坂桃李)も席主として忙しく働いていた。キース(大野拓朗)やアサリ(前野朋哉)は張り切って高座に上がるが客の反応はイマイチで、藤吉が見つけてきた落語家もまったくウケず、日を追うごとに客足がどんどん遠のいていく。このままでは京都の実家から借りたお金の返済ができないと焦るてんを、意外な人物が訪ねて来た。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
一向に、てんと藤吉が働いているように見えない!
しかし、もはやアバンタイトルを見ると「今日もこんな感じか…」の落胆しかない本作。前回の感想で、“まるで「総集編」のようにモノも人も集まって来た” と書いたが、今回は驚くことに開店初日の最初の出し物まで2分50秒のアバンで描いちゃった!?
店を開業する朝ドラと言えば『べっぴんさん』が記憶に新しいが、あの迷作『べっぴんさん』ですら、視聴者は主人公のすみれと一緒に「何か、何かなぁ」と思いながら、こんなテンポで進んでいた。
まず、靴職人の麻田の店の一角を借りて子供服の店「ベビーショップあさや」を開店したのが第5週。大急百貨店に期間限定の出店をしたのが第10週。キアリスが株式会社になるのが第13週。最初の小さな第一歩から5週間かけて期間限定店舗まで辿り着いている。
しかし、本作は空き小屋を見つけてから開業まで、放送回数で言えば数回でしかない。この比較だけでも主人公と藤吉が如何に働いていないかが分かる。働かざる者食うべからずと言うが、主人公と藤吉は啄子の稼ぎで食って来たようにしか見えない。
読者のはむ太郎さんが、「とうとう『働いてんか』ですね」との的確なコメントを下さったが、正にほぼ何の苦労もせず開店初日。そして、相変わらず滑り倒しまくりの笑いの小ネタにもうんざり。脚本家も演出家も、どないしたんや?
今回は、絶対に "藤吉の頑張る姿" を描くべきだった!
主題歌明けも「退屈」の一言。私はドラマの中で芸を見たいのでなく、主人公を、主人公の頑張る姿を見たいのだが、下足番と茶入れ作業だけで呆気なく終了。客が呼べる落語家の和泉家玄白師匠が「3日目」が勝負と言ったために、客がウケないのをただただ待つだけの藤吉。しかし、3日目もウケずに早々に退散。
てん「明日から どないいまひょ」
こう↑主人公は落胆するが。そもそも、藤吉は芸人としての感覚も無いし、「笑い」を見る感性も無い。商売の勘も無ければ、人徳もあるとは言い難い。このことは、視聴者はもとより、藤吉自身も気付いているとして描かれてきたのは間違いない。何度も一座と店を行き来し、米も売れず店を潰した事実があるのだから。
であれば、客が笑わないのも客入りが悪いのも、 “全て藤吉自身のせい” と考えるのが普通。だから、視聴者に感情移入させるには、藤吉が責任を感じるシーンが無くては絶対にダメ。「3日間」の間も、出演者交渉したり、出番の順序を変えてみたり、客の意見を聞いたり、藤吉の頑張る姿を描くべきだった。
そして、頑張る藤吉をサポートする主人公の姿も同時に描くべきだった。しかし前年ながら劇中の藤吉と主人公は、あろうことなかれ視聴者と一緒に “次なるタナボタ” をボーっと(視聴者は「何か、何かなぁ」と)過ごしただけ。
相当描き易い "開店して伊能が登場するまで" を大失敗!
えーと。藤吉と主人公は儀兵衛に多額の借金をしてこの風鳥亭を開店したのに、生活費もままならない暮らしを送っているのに、全く悲壮感や緊張感や必死さが伝わって来ない。「辛い時こそ笑って生きよう」だから?そんなの、ちゃんちゃらおかしい。藤吉と主人公が辛いと思えて、初めて “笑って生きる” 価値が描けるはず。
その一番肝心な、頑張っている藤吉と主人公が描かれていないのだから話にならない。あの~、先週から今週、特に開店してから伊能が登場するまでって、相当描き易いと思うのだ。
日めくりカレンダーの時間経過のカットで3日間を表現しながら、つまらない芸人とくさる客を交互に描いて、藤吉が責任を感じて、それに主人公が気付いて、それぞれの角度から何とか店を盛り立て、お客さんたちに笑って貰おうと必死に頑張っている姿を描くだけで良いのだから。
こんな簡単な人物描写も出来ないのが本作の現状。こんな描写で伊能を登場させるから、思い付きエピソードの要点だけを並べた総集編と言いたくなる。スタッフ総入れ替えを提案するしかないか。
どうせ、伊能の人脈とアイデアで乗り切るだけでしょ?
そして、14分過ぎ。ホント、感じが悪いよね。今回の先取り&煽り過ぎのこの↓ナレーションも。
N「てんのピンチに またまた現れた伊能さん。
一体 風鳥亭に どんな風を呼ぶのでしょうか」
抑揚も気持ちが悪いし。どうせ、伊能の人脈とアイデアで乗り切るだけでしょ?
あとがき
改めて今週分の予告編を見返してみたのですが、主人公と藤吉が頑張る姿は1カットもありませんでした。最後に主人公が「うちがこの寄席を守ってみせます」と言うだけ。要は「頑張ります」と宣言しているだけ。折角、夢の寄席を手にしたのだから藤吉もてんも、気張らなあかん。
最後に。前回の感想に、105回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございました。いきなり開店3日が過ぎましたね(苦笑)。今回は最上部のアイキャッチ画像を、再度私のドラマ愛を込めて作り直しました。如何ですか?こんなことでもやらないと、感想だけを書くのは馬鹿馬鹿しいのです…(困)
それと、前回の我が家のテレビにはこんな映が写っていました。読者のすーやんさん曰く「楽(らく)して 儲けよう」だそうです(笑) 恐らく、あなたの心の中のテレビには「楽(らく)」が書かれた額が映り込んではずです、きっと。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
笑いを愛した吉本せい (洋泉社MOOK)
吉本せい お笑い帝国を築いた女 (中経の文庫)
吉本せいと林正之助 愛と勇気の言葉
連続テレビ小説 わろてんか Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 わろてんか 上
NHK連続テレビ小説「わろてんか」オリジナル・サウンドトラック
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8805.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
- 読者さまへお知らせ
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!?の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
- 最新記事
- 楽天市場広告
- アーカイブ・ブログ内検索
- おすすめ本(感想の記事有り)※随時更新中
●写真,アート関連
●自己啓発,マナー関連
●QOL(人生の質),LGBT関連
●企画書,文章関連
●心理学,犯罪関連
●寺院,神社,仏教関連
●中世ヨーロッパ関連
●その他
※その他のおすすめ本の記事は、“こちら” から…
- 当ブログについて
- 管理人 自己紹介
ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
ホテルでイベント、パーティー、
映像コンテンツ等の演出を手掛ける。
活動拠点は東京と千葉の有名ホテル等。
- コメントありがとうございます
- 現在、感想執筆中の連ドラ一覧
〔月曜日〕
●フジ 21:00 続・続・最後から二番目の恋(第1話)
●カンテレ 22:00 あなたを奪ったその日から(4/21)
〔火曜日〕
●フジ 21:00 人事の人見(第1話)
〔水曜日〕
▼感想の投稿なし
〔木曜日〕
●テレ朝 21:00 「PJ ~航空救難団~(4/24)
〔金曜日〕
●TBS 22:00 イグナイト-法の無法者-(第1話)
〔土曜日〕
●NHK 22:00 ひとりでしにたい(6/21~)
〔日曜日〕
●TBS 21:00 キャスター(第2話)
〔月~木 (夜ドラ)〕
▼感想の投稿なし
〔月~土 (連続テレビ小説)〕
●NHK 08:00 あんぱん(第16回)
- リンク集
- 忍者ブログ広告
- 過去の連ドラの感想記事一覧(あ,い)
Iターン
愛してたって、秘密はある。
相棒 season13
相棒 season14
相棒 season15
相棒 season16
相棒 season17
相棒 season18
相棒 season19
相棒 season20
相棒 season21
相棒season22
相棒season23
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
明日の君がもっと好き
明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
anone
アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
- 過去の連ドラの感想記事一覧(う~お)
嘘解きレトリック
嘘の戦争
美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
奪い愛、冬
海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
ウロボロス
VIVANT(ヴィヴァン)
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
ST 赤と白の捜査ファイル
Nのために
エルピス-希望、あるいは災い-
エール
エンジェル・ハート
エンディングカット
オー・マイ・ジャンプ
王様に捧ぐ薬指
大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
おちょやん
おっさんずラブ-in the sky-
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
オトナ高校
オトナ女子
お兄ちゃん、ガチャ
姉ちゃんの恋人
オー!マイ・ボス!恋は別冊で
お迎えデス。
おむすび
表参道高校合唱部!
おやじの背中
親バカ青春白書
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?
俺のスカート、どこ行った?
俺の話は長い
お別れホスピタル
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
- 過去の連ドラの感想記事一覧(か~く)
カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
99.9-刑事専門弁護士-[2]
共演NG
今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
きょうは会社休みます。
行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
緊急取調室[4]
金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
クジャクのダンス、誰が見た?
グッド・ドクター
グッドパートナー
グッドワイフ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
- 過去の連ドラの感想記事一覧(け、こ)
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~そ)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)