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ザ・トラベルナース2

テレビ朝日系・木曜ドラマ『ザ・トラベルナース[2]』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第5話『パワハラ患者仰天! 6秒後の痛烈ビンタ』の感想。



九鬼静(中井貴一)の旧友・五味武久(段田安則)ががんで入院し、傲慢な態度で看護師たちにパワハラを繰り返す。看護師・柚子(森田望智)は不満を看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)に訴え、さらに情緒不安定な五味に衝動的に余命を告げたことで、先輩の吉子(安達祐実)に叱責される。この件で院長・薬師丸卓(山崎育三郎)が吉子の解雇をほのめかすが、静は五味の心に寄り添おうと努める。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
原案:中園ミホ(過去作/前作,ドクターX 1~4、6、7)
脚本:中園ミホ(過去作/前作,ドクターX 1~4、6、7) 第1
   香坂隆史(過去作/前作,ドクターX 7.インジビジブル) 第2~5
演出:金井紘(過去作/前作,ラジエーションハウス1、2,信長協奏曲) 第1,2
   片山修(過去作/前作,相棒シリーズ,ドクターX 7) 第3,4
   山田勇人(過去作/前作,ドクターX 3,6,7) 5
音楽:沢田完(過去作/前作,ドクターXシリーズ)
主題歌:斉藤和義「泣くなグローリームーン」
EP:内山聖子(過去作/前作,妖怪シェアハウス,南くんが恋人!?)
※敬称略



今作の生みの親である中園ミホ氏の賢明な作戦!

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―――ここまで、ごあいさつ―――

前回の感想で、僭越ながら次のように書かせていただいた。

病院改革の強弱のつけ方次第で『1』『2』を切り替えられる

主張の真意は、ぜひ前回の感想を読んでいただきたいのだが、簡単に説明すると。

若きカリスマ新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)を登場させて “病院改革” を強調する。

すると、結果論として。

薬師丸院長のやり方に疑問を抱くスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が前面に出るエピソードになり。

静が中心となって、院内の医師や看護師のトラブルを解決する『シーズン2』らしくなる。

一方、薬師丸院長を後退、または(前回のように)不在にすると、ベテランナースの静と、負けず嫌いの新人ナースの那須田歩(岡田将生)の凸凹コンビによる、歩の成長物語だった『シーズン1』風になる。

こんな、私の勝手な見立てだ。

そして、これこそが、今作の生みの親である中園ミホ氏の賢明な作戦だ… と。

病院改革の強弱のつけ方次第で、『1』と『2』を切り替えられ。

さじ加減によって、続編で最も怖い “マンネリ化” の抑制、打破ができるわけ… と。


静と五味の関係性と年齢を考慮したエピソード

今回、それが証明されたのでは?

さらに、感覚的には『2』になって、最も歩の存在や、おむすび店「脈屋」、同僚のナース・パクイジュン(キム・ヒョンユル)が薄まっていたような。

恐らく、“大人の事情” があると思うが、逆にそれだけ静と、静の少年時代をよく知る同級生・五味武久(段田安則)にスポットライトを当てたエピソードに仕上げたい! そういうことだと理解した。

ただ、ここで思うのは、「静と五味が同級生」という設定を、活用しきったのか?

私は、勇気をもって、静と五味の関係性と年齢を考慮したエピソードになっていたと断言したい。

いや、正直言うと、もっともっと、少年時代からの同級生なら、昔話に花を咲かせるとか、イチャイチャがあっても、“ドラマ” としては良いと思うのだ。

でも、劇中の静の年齢設定は、Wikipedhiaによると「62歳」とされている。
ちなみに、中井貴一さんは63歳、段田安則さんは67歳(俳優の年齢はどうでもよいことだが、一応)。

そこで、私もアラ還(あらかん)となり、同年代だから、なんとなく分かるのだ。

<40年以上の友だちとは、べたべたするときと、そうでないときのメリハリが強め> だということ。

お若い人には分からないだろう。

ちょっと長くなるが、今回のポイントになるから、もう少し書いてみる。


今回の、静と五味の関係も“つかず離れずになっていた

先日、40年以上の付き合いになる高校時代の同級生(私と妻も同級生)の6名で一泊二日の旅行に行った。

枕投げをしなかったこと、お酒を飲んだこと以外は、丸二日間、修学旅行だった(笑)

そして、親の体調不良によって急きょ欠席となった2名なんて、夜の部屋飲みの際に、ネット経由で夜中に参加していた。

しかしその反面、不参加になった2人には、旅行中の楽しさの報告は “やりすぎない” を徹底して心掛けた。

参加できなかった悔しさが痛いほど分かるから、過剰な触れ合いは避けて。

むしろ、旅行中は一定の距離感をもって、「2人の分も楽しんでいるよ」ではなく。

「いつもの6人でやってるから心配いらないよ」って感じで。

そう、今回の、静と五味の関係も “つかず離れず” になっていたと思うのだ。

だって、今作の生みの親である中園ミホさんは65歳だから、きっとその辺の意識はあるのでは? と。
なお、今回の脚本担当の香坂隆史氏は、一説によると43歳とのことだから、私の思い込みの可能性はあるが(汗)

でも、私の主張で突き進む!(謝)


湯のみの唐草模様に、五味への…静や演出のおもいが見える

この関連で、看護師の妻と見ていてグッときちゃったのが、まず、これ。

九鬼「残念ながら 病気を治すことはできません。
 ですが 私には 人を治すことができます」
五味「わしの性根を 今さら治すいうんか?」
九鬼「はい。治してみせましょう」

このやりとりの直後に、お互いに健康だったらお酒で乾杯して祝いたい旧友との再会だが。

事情から、湯のみによる静かなる乾杯だ。

このとき、二人が使っている湯のみのつるりとした白地の器肌に映える柄が緑色の唐草(からくさ)模様だ。

唐草は、つるの生命力が強く、子孫繁栄や長寿を願う思いが込められている。

病気を治して、また普段の日常生活に戻るための施設である病院らしい絵柄であると同時に。

余命一か月の旧友にも、そうあってほしいと願う静の思い。

他の患者とと特別扱いしない演出の配慮も。

先述の、旅行中の楽しさの報告は “やりすぎない” に通じると思うのだ。(ほら、強引だけどつながったでしょ? 笑)


62歳同士の男たちだからこそ、“やりすぎない”が似合う

もう一つ、グッときた場面、いや、うるうるしちゃった場面が次だ。

五味「誰じゃ? あいつら。
 どこから連れてきたんじゃ…
 この?つき」
九鬼「ハハッ…。バレとったか。
 さすが タケちゃんは だませんのう」
五味「バレバレで かわいそうじゃけえ
 芝居に付き合うてやったんじゃ」
九鬼「患者さんに気ぃ使わして
 ナース失格じゃのう」
五味「しず坊には… ナースがピッタリじゃ」

先の湯のみを酌み交わす場面とは変わって。

生まれ故郷のことばで、少年時代の呼び方で、本音を語り合う場面だ。

ハッキリ言って、この2つのシーンだけで、少年時代の友だち設定は、いかさせていると思うのだ。

繰り返すが62歳同士、互いの生き方をやってきた男たちだからこそ “やりすぎない” が、お似合いなのだ。


ほぼ全員が患者や医師に意見して≪ナース失格≫だと描いた

長くなったので、締め括りに進もう。

この終盤の九鬼のセリフに、再度注目してみる。

九鬼「ナース失格じゃのう」

そう、この ≪ナース失格≫ こそが、今回のもう一つの主軸である “パワハラ” に、さりげなくリンクしているのだ。

これまでの『2』の仕様であれば、今回も、静が ≪ドクター失格≫ だと描くのが常とう句のはずだ。

だが今回は、パワハラを連呼することで、静と歩だけでなく。

元地下アイドルでナースインフルエンサー‘ユズッコ’こと新米ナース・中村柚子(森田望智)や。

柚子のプリセプターで、バツイチで男嫌い、ネガティブ思考で、クールビューティーな中堅ナース金谷吉子(安達祐実)。

そして、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)まで。

ほぼ全員が患者や医師に意見して ≪ナース失格≫ だと、描いたのだ。

まあ、「これまでと一緒」と言ってしまったら、それまでだ。

しかし、それでも、ちゃんと次のセリフに帰着しているのだ。

九鬼「フローレンス・ナイチンゲールは
 こう言っています。
 『自己犠牲の上に成り立つ看護は
 誰も幸せにはできない』と」

今回で今作が伝えたのは、「命に関わるほうに気づいた」としても、いかなる理由があろうと「パワハラはダメ」でなく。

“ナースの生態” を描く医療ドラマとして、「看護業務だって我慢しながらやる必要なんてない!」ってことでは?

そう見ると、最後にナースとして一つ成長した柚子と、それを見て感じる歩で、きれいにまとめたと思うのだ。


あとがき

大好きな作品だから、あえて書きますね。

確かに、いろいろな要素をリンクさせつつ、インフルエンサーなどの今どき要素も盛り込んで、らしさは出ていると思います。

ただ、できれば、もう一捻りあっても良かったかな?

今作というより、医療ドラマとして “よくある感じ” になってしまったのが、もったいないと思います。

次回に期待します。

第6話の放送は11月28日(木)よる9:00~となります。
残念… 再来週にお会いしましょう!


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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 


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拍手[26回]

連続テレビ小説「おむすび」

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
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第34回第7週『おむすび、恋をする』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


結(橋本環奈)は、翔也(佐野勇斗)が高校野球の福岡大会で優勝して絶対結を甲子園へ連れて行くと言うのを聞き、自分も決意を新たにして書道に打ち込む。そして、ついに決勝戦を迎え、ハギャレンのメンバーたちと球場に駆けつけた結は、パラパラダンスを入れたオリジナル・パフォーマンスで、翔也を大いに応援する。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7
   小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6
   松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん,ブギウギ)
   大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ)
   工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ)
   原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ)
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史宇(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
   真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動



書道、書道関係者をリスペクトする気持ちが全く見えない!

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―――ここまで、ごあいさつ―――

常連の読者様は、ご存じだと思います。
ここ数日間 連続で Web拍手が 30未満(投稿時)になりましたので…
読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。

よって今週も、通常モードより、本気で歯に衣着せぬ感想を書きます。
※しばらくテンプレです…

いつも、応援ありがとうございます。
今回は、前回より短めにしますので、ご安心くださいませ…(大汗)

この段階になっても(笑)当ブログの『おむすび』の感想を読みに来てくださっている読者様なら…
今回のアバンタイトルの書道部のくだりを見た私が「ついに、書道部も描いてくれた!」などと、称賛しないとはお見通しだと思う。

そのとおりだ。

前回までに、主人公の興味関心は、ギャルでも、書道でもなく、好きな男、その男のための弁当づくりにとっくに移行していると描いたのは、今作、脚本の根本ノンジ氏、チーフ監督の野田雄介氏なのだ。

なのに、この場に及んで、忘れていたように書道部って? 意味が分からん。

その上、文字起こししたくないくらいの、悪ふざけって???

いや、“おふざけ” を通り越して、悪意すら感じる “イジリ” にしか見えないのだが。

それでなくても、前回の「光陰チョー矢の如し」の2年間のすっ飛ばしによって。

2005年(平成17年)3月20日に発生した福岡県西方沖地震をスルーしたことで、撮影現場の地元の人たちの気持ちを逆なでし、落胆させたばかりなのだ。

しかし、今回のアバンからメインタイトル映像を明けの応援シーンを見ただけでも、書道そのもの、書道関係者をリスペクトする気が、一瞬たりとも見えない。

その上、ギャル、農業、栄養とも全く無関係な「野球の試合シーン」をダラダラと見せるとは!?

えっ、視聴者の多くは、ギャル姿のハシカンと、国民級イケメンだけ見せておけば満足するとでも!?

前回も書いたが、「視聴者をバカにするな!」で、ある。


聖人の神戸のくだりは、金曜日のため前振りでしかない!?

おっと、大人げなく感情的になってしまった(謝)

そこで、公式サイト 新窓で開きますに掲載されている今回のあらすじを、ここに再転載してみる。

結(橋本環奈)は、翔也(佐野勇斗)が高校野球の福岡大会で優勝して絶対結を甲子園へ連れて行くと言うのを聞き、自分も決意を新たにして書道に打ち込む。そして、ついに決勝戦を迎え、ハギャレンのメンバーたちと球場に駆けつけた結は、パラパラダンスを入れたオリジナル・パフォーマンスで、翔也を大いに応援する。

要するに、今回の内容は、8分過ぎの主人公のふくれっ面で、終わっているってこと。

その後の、父・聖人(北村有起哉)が神戸に行くくだりは、次回の金曜日のための “前振り”、イントロダクションでしかないのだ。

それを、なんと15分間の半分も!(失笑)

これくらい、本当は ≪今作が本気で描くことなんて無い≫ ってことなのだ。

もちろん、主演の橋本環奈さんが超多忙で屋外ロケは当然のこと、スタジオ撮影にも参加できないから、バイプレーヤーたちの屋外ロケで穴埋めするしかない… が、真実だと推測できちゃうが。


「聖人が本気で悩んでいる」と、見ようとしているだけ…

で。
強引に組み込んだ聖人の心の揺らぎの場面について、少し書こう。

これ、かなり好意的に見ていれば、何とか聖人の本気の迷いに見えなくもない。

しかし、今作は「神戸在住時代」だって、回想シーンでつまみ食いした程度しか描いていない。

それこそ、「真紀ちゃん、真紀ちゃん」ばかりの印象操作が勝ってしまって。

今作の当初に描いていた、聖人と商店街の “日常のやりとり” を間引いて描いた上に、印象を薄めたのだ。

だから、相当に脳内補完すれば「聖人が悩んでいる」とは見えるが、そう見ようとしているだけなのだ。

実際は、どこまで悩んでいるのか? ハッキリしない。

まあ、この感じから予想すれば、週明けには、サクッと、主人公と両親は神戸に引っ越して、理容店を再開し、栄養専門学校に入学しちゃうと、(恐る恐るだが)断言できる。

だって、河童の卒業だってスルーしたし、家族の話し合いだってまともに描けないのだから、3人の同意なんて簡単に飛び越える… それが『おむすびころりん』なのだ(笑)


朝ドラの主人公が抱く夢は、単純であればあるほど多くの人が感情移入できるのでは?

今回の終盤の、主人公が決意する場面を見て、改めて思ったのは。

河童のための弁当から、本の表紙を経由してまで、“栄養” にたどり着く意味が分からないってこと。

以前も書いたが。

“米田家の呪い=困っている人を放っておけない” があるのだから。

それこそ、あの迷作『ちむどんどん』(NHK/2022年度前期)のヒロイン暢子のように単純で良いのでは?

「糸島の野菜をもっとたくさんの人に知って食べてももらいたい!」とか。

「糸島に観光客を呼ぶために、おいしいものを作っておもてなししたい!」くらいでも。

そうすれば、ギャルも、震災も、姉の家出も、書道部も、野球部も、ぜ~んぶ要らないのだ。

祖父母がひと言「糸島の困っている人のために、結の発想で何かやってくれないか?」で一件落着しちゃったのだ。

自ら組み込んだ “設定” すら、まともに活用できないのだから、お先真っ暗と思わざるを得ない。

ホント、朝ドラの主人公が抱く夢は、単純であればあるほど、たくさんの視聴者が “自分事” のように共感し、感情移入できると思うが。


ホント、評価でいるところを探すのが、一番の難儀(汗)

個人的に、唯一というべき収穫は、兵庫県洲本市出身のキムラ緑子さんの方言が聞けたこと。

江戸っ子の私には、関西弁なのは分かったが、神戸弁というのかどうかは不明。
※詳しい方はコメントで教えてください、助かります。

また、脚本&監督・大根仁の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018)でのキムラ緑子さんの淡路弁を彷彿させたし。

夜ドラ『あなたのブツが、ここに』(NHK/2022)での尼崎でお好み焼き屋を営む威勢のいい主人公の母親役も思い出した。

ホント、評価できるのは、あとは、前回程度に主人公のやったことは別にして、態度そのものにはイラっとしなかったことくらいだ。


結が平気でライバル校を翔也を応援するのって???

最後に、今回を見て何気に気づいたことを書いてみる。

いや、もしかすると、かなり本質を突いてるかも?

これ、‘鬼怒川の河童’‘福西のヨン様’こと翔也(佐野勇斗)を、主人公と同じ糸島東高校に野球留学してきた高校球児の設定のほうが良かったのでは? と。

糸島東高校が甲子園出場常連校で、主人公の幼なじみで、クラスメイトで、野球部に所属している古賀陽太(菅生新樹)と、野球と好きな女子でライバル関係とかで。

主人公が、イケメンの河童にばかり肩入れする… みたいな。

それこそ、陽太を推しメンの書道部でクラスメイトの宮崎恵美(中村守里)と、応援や弁当づくりで日夜競い合うとか。

でも、恵美は陽太が本当は主人公のことを好きなことも知っていて… みたいな。

だって、翔也って “ライバル校、他校の球児” でしょ?

だから、どう考えても、クラスメイトからだけでなく、他の生徒や教師からもよく思われないのでは? と思ってしまったのだ。

こうして改めて見てみると、心なしか、いつもより余計に孤独に見えちゃう。

こんなところの設定も、ちっとも、主人公を愛されキャラにしようというスタッフの気概を感じないのだが。


あとがき

ギャルは別にして。

今のところは、書道にも、野球にも、ロケ地の福岡の人たちにも、ほぼリスペクトがない状態ですよね。

このままだと、栄養士や料理関係にも、リスペクトをしない描写が続く可能性はあります。

昨日、主人公とほぼ同世代の栄養士さんである読者の ゆうさんから、「今後、栄養士という職業に微妙なイメージを持たれるような展開にならないことを願います」とのコメントをいただきました。
全文は→ こちら 新窓で開きます

「そうなりませんよ」と励ませないのが悔しいというか、もどかしいというか。

やはり、プロなら、プロらしく。矜持と愛をもって仕事をしてほしいです。

【満月カレンダー】2024年11月16日(土)の夜が“ビーバームーン(ビーバー月)”で今年最後のスーパームーン 新窓で開きます


『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラの金字塔「カーネーション」感想まとめ ※全151回分のリンクあります! 新窓で開きます


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拍手[30回]

全領域異常解決室

フジテレビ系・水曜22時枠『全領域異常解決室』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTok

第6話『神VS神 全面戦争!ここですべてがつながった』/ラテ欄『「僕も神です」神vs新たな神 藤原竜也×吉田鋼太郎』の感想。


興玉雅(藤原竜也)から、この世界には神々が人間と共に暮らし、「全決」が彼らの引き起こす事件を解決していると聞かされた雨野小夢(広瀬アリス)は、現在、謎の神「ヒルコ」との対立があり、小夢は使命感を抱く。美容系インフルエンサーの連続不審死事件が発生し、ヒルコは「犬神の呪い」による犯行声明を出す。興玉は、ヒルコの仲間に犬神筋の者がいる可能性を考え、捜査の中で被害者が通っていた美容外科医・大隈邦男(吉田鋼太郎)に注目する。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:黒岩勉(過去作/グランメゾン東京,TOKYO MER,ラストマン-全盲の捜査官-,グレイトギフト)
演出:石川淳一(過去作/リーガル・ハイ,絶対零度~未然犯罪潜入捜査~,院内警察) 第1,5
   根本和政(過去作/その女、ジルバ,テッパチ!) 第2,4
   松山博昭(過去作/鍵のかかった部屋,ミステリと言う勿れ,君が心をくれたから) 第3,6
神話監修:平藤喜久子(國學院大學教授/神話学,宗教学,宗教史)
音楽:小西遼(過去作/瓜を破る,Eye Love You,映画「サマーフィルムにのって」)

オープニングテーマ:清水美依紗「TipTap」
エンディングテーマ:TOMOO「エンドレス」
アクションコーディネート:根本太樹(AAT)
P:成河広明(過去作/映画「謎解きはディナーのあとで」,映画「ミックス。」,映画「コンフィデンスマンJPシリーズ」)
  大野公紀(過去作/ほんとにあった怖い話,凋落ゲーム)
※敬称略



普通のドラマなら、適当にぼやかして進めるような設定を…

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序盤の約13分間で、前回までのいわゆる「第一章」のほぼ全ての事件の真相や人物設定が明らかになった。

特に、うまく表現されていたのが。

普通のドラマなら、適当にぼやかして進めるような設定を、きっちり納得させる描写になっていた点だ。

例えば。

雨野「分からないことだらけです。
 だけど ただ一つだけ 分かっているのは
 ヒルコは放っておけない ということです」

これ、「全領域異常解決室」、通称「全決(ゼンケツ)」の “室長代理” の興玉雅(藤原竜也)が、警視庁の元音楽隊カラーガードの雨野小夢(広瀬アリス)にヒルコの存在を説明した直後のセリフだ。

この第6話の最後まで見れば、なんてことはないのだが。

実は、この時点で、このセリフを盛り込んだことで、これまでの「なぜ、全決に雨野が配属されたのか?」が描かれておらず。

“ドラマ” として、雨野の合流がご都合主義のまま放置されていたのだ。

しかし、今作は終盤の展開を前に、きっちり理由付けをやった。


作り手の(いい意味で)作為を放置せずに物語の中に組み入れ

似たような理由付けは、神社の巫女をしており、事件現場に度々姿を現す謎多き女性・豊玉妃花(福本莉子)の部分にも。

雨野「豊玉さん
 何で 私に ちょっかいなんか
 出してたんですか?」
豊玉「ごめ~ん。ちょっと からかってだだけ」

もちろん、豊玉が雨野にいろいろやって見せたのは、“連ドラ” として視聴者をミスリードするためだ(笑)

それなのに、きっちりと「からかってだだけ」と、あっさりやり過ごした。

この辺が、作り手の(いい意味で)作為を放置せずに、物語の中に組み入れて。

そう、序盤の約13分間こそ、世間の大好物である “回収” だ。

回収” を誤解している視聴者が多いので、ハッキリさせておく(苦笑)


名実とも喪に「第二章」の幕開けに相応しい内容

さて、ついに、これまで小出しにしてきた “縦軸” が明瞭に見えてきた。

これまでの各話のエピソードが連携していることも、分かりやすく解説し。

名実とも喪に「第二章」の幕開けに相応しい内容だ。

さらに、好みはあると思うが(ここまで見ている人は好きだと思いますけど)

しっかりと、神事を含めた神々の解説をやったのには驚いた。

「神隠し」の本来の意味なんて、今回を見て再認識した人も多かったのでは?


人間と神の両方を描く今作らしい集大成的なストーリー

そして、今回のネタが「八百比丘尼(やおびくに)」。

人魚の肉など特別なもの(劇中では「人魚の肉」と限定して表現)を食べることで不老長寿(劇中では「不老不死」と表現)を獲得した比丘尼(女性修行者)のことだ。

また、人魚には、洪水や船の難破や溺死などをもたらす負の存在と同時に、慈悲深く恵を与える存在でもある。

さらに、人魚を描いたディズニーアニメ映画『リトル・マーメイド』(米国/1989)にあったように、人間と恋に落ちることもある。

この↑ の人魚の言い伝えが「八百比丘尼」と合体したのが、今回のエピソードの骨格だ。

ここで興味深いのは、肉体は変わるが魂は生き続ける “神”、今回は美容整形外科医・大隈邦男(吉田鋼太郎)の「大国主神(おおくにぬしのかみ)」と。

不老長寿を得た “人間” との悲恋物語を構築した。

これ、人間と神の両方を描く今作だからこその、ある意味での集大成的なストーリーとも言えるのだ。

ちなみに、私が解説をするまでもないが。

「大国主神」は、出雲に大国をつくった国づくりの神で、日本神話(古事記)に登場する因幡の白兎を助けた心優しき神様である。


1時間とは思えないほどのボリューム感で、満足のひと言

もちろん、「第二章」の始まりとして秀逸なのは。

警視庁捜査一課の警部の荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)や二宮のの子(成海璃子)の使い方だ。

前半では、いつもどおりに「全決」を認めない立場に描いて、終盤では機転を利かせた雨野の依頼で救助。

前段でのフリがきっちりとできているからこその、協力体制が感動的になった。

そして、第6話まで進んでいる “連ドラ” として秀逸なのは、興玉と雨野の “コンビ” が、よりコンビらいく映ったことだ。

神々の説明があった前半があったからこその、立場が異なる “バディ感” の創出。

それを受けての、ラストの、まさかの、「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」であると!

1時間とは思えないほどのボリューム感で、満足のひと言だ。


あとがき

これ系が好きな人なら、「全決」の依頼であれば何でも運ぶデリバリースタッフ・芹田正彦(迫田孝也)が「猿田毘古神(さるたびこのかみ)」だと聞いて、すでに「天宇受売命」が登場するかも? と期待したのでは?

猿田毘古神がアマテラスの孫にあたる神、瓊々杵尊(ニニギ)を地上に導いたあとに、天宇受売命と結婚し、神話で「天孫降臨」の地として伝わる「槵觸(くしふる)の峰」に居を構えたので。

あれっ、これ先走ってます?(汗)

とにかく、いよいよ面白くなってきましたね。

どんな方向に進むのか、ホント「先が気になる」「次回が見たくなる」のドラマになっていると思います。


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拍手[26回]

連続テレビ小説「おむすび」

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第33回第7週『おむすび、恋をする』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


結(橋本環奈)は、校内で風見(松本怜生)と恵美(中村守里)が書道コンクールで受賞したお知らせを見て一時感慨にふける。そこに風見がやって来て、また一緒にやろうと誘われるが、結はかたくなに断る。またハギャレンのリサポン(田村芽実)も近寄ってくるので避けようとするが、リサポンからプレゼントと言って紙袋を渡される。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7
   小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6
   松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん,ブギウギ)
   大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ)
   工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ)
   原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ)
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史宇(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
   真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動



「ネット界隈の評判紹介コーナー」で、2つの記事をご紹介

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――

常連の読者様は、ご存じだと思います。
ここ数日間 連続で Web拍手が 30未満(投稿時)になりましたので…
読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。

よって今週も、通常モードより、本気で歯に衣着せぬ感想を書きます。
※しばらくテンプレです…

当ブログでは、今作より恒例となった「ネット界隈の評判紹介コーナー」(勝手に名付けました)をやってみる。

というのも、本編の15分間の内容を “深掘り” しようにも “浅すぎ” てできないから(苦笑)

今回は、安定の提●記事、ア●記事を掲げ続ける「リアルサウンド 映画部」の下記の記事だ。

結が歩むことになる複雑な成長曲線はしかし、彼女のあだ名が「おむすび」である時点で内包されていただろう。おむすびという食べ物がそもそも、あらゆる具材を受け入れ、何色にも染まりうる白米を用いた料理だからだ。
ドラマ『おむすび』の物語構造は、一つひとつのメニューが「順番」に提供されるコース料理のような単線的なものというよりは、あらゆる具材と主食が同時に存在する「おむすび」としてのありかたであろう。

出典:朝ドラ『おむすび』の「恋愛回帰」は“平成”をどのように描いたか|Real Sound|リアルサウンド 映画部 新窓で開きます

この記事を取り上げたのには理由がある。

それは、下記の、今作への疑問を投じた下記の記事への反論として投稿されているからだ。

私としては、目●鼻●を笑うであるが。

それこそ、「いろいろな意見を知ろう」「ダイバーシティ(多様性)社会を生きよう」だから、知ることは良いことだから、そっちもリンクだけ紹介しておく。

主演の橋本環奈さんは何も悪くない…NHK朝ドラ「おむすび」が絶不調なのは、すべて「虎に翼」のせいである 「あまちゃん?ごちそうさん」の11年前の構図とそっくり | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 新窓で開きます


世間一般が「ギャルのくだり必要?」と思う理由

そして、昨夜に読んで、思わず「言っちゃった?」と思ったのが、次の記事。

だって、「不評だった」と決めつけてる!?

第6週(11月4?8日)の平均視聴率は13.6%で、第5週の14.2%からダウンしてしまった。しかし、不評だった「ギャルのくだり」が薄まり、「やっと朝ドラっぽく」なってきたことで、視聴率は回復するかもーー。

出典:「ギャルのくだり必要?」『おむすび』急展開で「やっと朝ドラらしくなった」喜びの陰で寄せられる違和感「なんか唐突」 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] 新窓で開きます

これらのプロが書いた記事を読んで、改めて今作のことを深掘りできたので、サクッと書いてみる。

あらゆる具材と主食が同時に存在する「おむすび」としてのありかた

これを、今作を褒める言葉として引用する意味がよく分からない。

先の記事に書いてあったように、世間一般の見解は「ギャルのくだり必要?」なのだ。

なぜ、多くの人がそう感じるのか?

それは、主人公をはじめ姉や両親が抱える阪神淡路大震災で受けたトラウマ、震災で失った人やモノへのおもい、それらを乗り越えてきた成長や成熟が、“ドラマ” として <映像で見せて(show)魅せる(fascinate)>  をやれていないから… に尽きる。


当時の“ギャル”が精いっぱい生きている姿を提示してこそ

ここで、2024年11月6日の下記のネット記事を読んでほしい。

制作統括は次のように語っている。

平成を選んだのは、私や脚本家の根本ノンジさんに確かな“手触り”があったからです。専門家の方たちから平成について「失われた30年」「いろいろあって大変だった」「それが今の不安な状況につながっている」という話を聞いたことがあるのですが、私たちの見解としては、「そうは言ってもなんとか生きてきたし、楽しかったよね。頑張って生きてきたよね」と。今というものに過去がつながっているなら、平成を描くことで「今も大丈夫だよ」「今を頑張って楽しんでいこうよ」というストレートなメッセージをお届けできるのではないかと思い、平成を選びました。

無理に平成をいい時代に見せたいわけではないんです。でも、平成の人たちの生きた証を見せたい、そこから今を元気づけたい、という思いでこのドラマを作っています。

出典:朝ドラ『おむすび』制作統括が語る平成&阪神・淡路大震災を描く理由「平成の人たちの生きた証を見せたい、そこから今を元気づけたい」 | TV LIFE web 新窓で開きます

私が言いたいのは、「だったら、なぜ、そう見える、そう感じるように描けないの!?」なのだ。

それは、当該の「失われた30年」に限らず、それこそ、戦前、戦中、戦後まもなく、高度成長期でも、令和のいまでも。

十分に文化や風俗を楽しんだり、社会参加したり、文化芸術にいそしめない時代でも。

いつの時代でも、その時代なりに、特に若者たちは、たとえ刹那的な瞬間であっても、思い切りその一瞬を、もがき苦しみながらも、生きている限り人生を楽しもう! としていたのでは?

それこそ、NHKの『大河ドラマ』だって、“いま現在” を描く作品でないドラマなら、ほとんどがそう描いているのでは?

それこそ、流行を追うとか流行を作ろうとか、進路や就職先の選択、家業を継ぐの継がないの…
そういう、別に “ギャル” に特化しない部分を、あえて “ギャル” で描いて見せて魅せることができていないのが今作なのだ。

当時の “ギャル” が精いっぱい生きている姿を提示して、はじめて「今も大丈夫だよ」「今を頑張って楽しんでいこうよ」というストレートなメッセージを伝えられるのだ。

大前提というか、最低限やるべきことをやっていないことが、多くの視聴者に見抜かれている時点で、この記事を出すのだから、むしろ怖いというか恐ろしいというか… (自粛)


主人公のやることなすこと全てが行き当たりばったり

上記のことを考えると、制作統括や脚本家や演出家の考えの浅さ、詰めの甘さを痛感する。

それは、主人公が何も考えずに、モノを言い、動くこと。

そう、主人公のやることなすこと全てが行き当たりばったり、優柔不断にしか見えないような展開と描写になっていることだ。

書道部に入ったかと思えば、ギャルたちに誘われてパラパラの練習。

パラパラ練習をはじめると書道部はおろそかになるが。

イケメンの先輩からの誘いにはひょいひょいついていくも、ギャル友だちの腹痛を見つけたら、先輩は放置。

フェスが終わって、書道部とギャルをやめて、実家の農業を手伝うも、速攻に過労で倒れて終了。

書道部とギャルに復活するかと思いきや、過労の介抱をしてくれたイケメン球児に、料理苦手なのにスタミナ弁当を作る。

弁当作りを怒られて、いよいよ書道部とギャルかと思いきや、ギャルに言われるままにコクっちゃう。

で、栄養士?

今さら言いたくないが、「バカにするな!」で、ある(笑)

この展開のどこに、震災とトラウマと真紀ちゃんの入る余地が。

いや、入る意味があるのか!


震災のトラウマとギャルを結び付けること自体に無理がある

今作の問題点は山ほどあるが、その中でも富士山級に高い問題の山がある。

それが、これまでの制作統括や演出家の言い分を踏まえると。

いろいろな要素を散りばめては、全部が関連しているように、さも複雑な物語のように見せているつもりだろうが。

作り手の意図が、自分勝手で、利己主義で、場当たり的にしか見えないことが、問題なのだ。

先のインタビューからも、平成時代を描くことで、令和時代だってダメじゃない的なことを言いたいようだが。

そもそも、20~30代の視聴者は別にして、朝ドラの中心的な視聴者層の年齢なら、「平成も令和も、大きな隔たりはない」のでは?

アラ還(あらかん)の私なんか、「昭和のあと」と一括りの印象しかないし。

「ギャル」「コギャル」「アムラー」「ギャルJK」「ガングロ」「ヤマンバ」だって、広い意味で全部 “ギャル文化” なのだ(違います?)

したがって、多くの視聴者は、主人公らの “ギャル” を見せられたって、ノスタルジー、いやプチノスタルジーすら感じないのでは?

そういえば、最近見かけなくなったなぁ程度なのだ。


多くの視聴者が、若者文化と災害に関係性なんて感じてない

阪神淡路大震災のトラウマも然りだ。

震災のトラウマと、ギャルを結び付けること自体が、主人公のセリフを借用すれば「やばいやばいやばい」なのだ。

若者文化と災害に関係性なんて、多くの視聴者が感じてないはずなのだ。

それこそ、震災に遭って、主人公がボランティア活動に目覚めるとか、自衛官や警察犬や医療従事者を目指すならともかく

まだ、朝ドラ『おかえりモネ』(NHK/2021年度前期)で、震災の被災者であるヒロインが、自然災害を多くの人たちに事前に知らせたいとの思いで、気象予報士を目指すほうが何十倍も理にかなっていると思うが。

まあ、今回は、本編の感想の前に苦言を並べてみた。

言ったところで、書いたところで、どうにもならないが(涙)


主人公が“栄養”興味を抱く過程が、そもそも不自然では?


語り「結は 野球を頑張る翔也に役立つメールを
 送るため
 付け焼き刃ではあるものの
 栄養について勉強を始めました」

う~ん、冒頭からよく分からない。

というか、この語りに違和感を覚えない人が、今作を特に好意的に見なくても楽しめる人だろう。

だって、私が主人公なら(あり得ませんけど)

野球を頑張る推しメン(最近はこう言うんですよね)のために、「野球のことを知ろう」「有名な野球選手の練習方法を知ろう」と考えると思うのだ。

で、その調査過程で、「有名選手には食事で支える妻あり」や「選手の妻が実践する夫の食事管理術」にたどり着いて。

そこからは一気に「うち、栄養士になって河童を支えたい!」は、十分にアリだと思うのだ。

結婚前、今江選手は千葉ロッテマリーンズの2軍に在籍する無名の存在でした。しかし結婚後は1軍に上がり、2億円を稼ぐ選手にまで成長します。ここまで成長したのは、幸子さんの大きな支えがあったから。野菜が苦手な夫のために、野菜を使うときは小さく切り、煮るときは極力柔らかくなるように加熱するなど、食事には細やかな気遣いを欠かしません。

出典:「これは賢い」楽天・今江選手の妻が実践する夫の食事管理術 - レタスクラブ 新窓で開きます

その一方で、こんな意見も世の中にはあるようだが(汗)

古田氏は「例えばプロ野球選手の妻には栄養学を勉強して資格を取るような方も多いが、実際には野球選手に限らず、アスリートは『食べたい時に食べたいものを食べなきゃいけない』」と説明。
(中略)「家族と話し合いながらにはなると思うが、ほとんど自分で食事をしているはずだ」と述べた。

出典:古田敦也氏「“プロ野球選手の妻が栄養士の資格取得”と言うが…」アスリートの実態を語る | MLB | ABEMA TIMES | アベマタイムズ 新窓で開きます

こうなると、主人公の思いは、全て無駄足になるが(笑)

では、先日、目の前で見た角田夏実選手と安楽宙斗選手はどうだったのだろう?

と、話をはぐらかせて、この話題から離脱する(苦笑)



「光陰矢の如し」よりも、「悠悠自適」「馬齢を重ねる」では?

さて、今回のリリー・フランキーさんの語りは、全部ぶっ飛んでる!

語り「あっという間に時は過ぎ
 結にとって 高校生活最後の夏を
 迎えようとしていました」

いきなり、時間経過するのも、どうかと思うが。

それ以上に、下記のような自虐ネタを入れているヒマも余裕もあるのか! と言いたい。

結「うちらの高校時代
 時間たつの早すぎ。
 一瞬で 高3になった気がするっちゃけど」
理沙「マジ『光陰チョー矢の如し』やん」

これまでの主人公のどこをどう見て解釈したら「光陰矢の如し」なのか?

むしろ、その真逆で「悠悠自適」、「馬齢(ばれい)を重ねる」では?
 ※「悠々自適」とは、世間に煩わされず好きなことをして、のんびり自由に暮らすこと。
 ※「馬齢を重ねる」とは、大したこともせずに、いたずらに年を重ねること。

まあ、屁理屈を捏ねるのも面倒なので、これくらいにして… と。


ぺらっぺらな15分間に比べると、胸焼けするくらいに山盛り

翔也(佐野勇斗)の野球の練習以上に、必死に頑張って “いいとこ探し” をやってみた。

「ゴッツイ石の上にも、ガッツリ三年」「チョー念ずれば、メッチャ花開く」と言うように見つかった(笑)

ここ最近で描写がほぼなかった場面が描かれた。

■糸島東高校の主人公の陽太(菅生新樹)と、‘リサポン’こと理沙 (田村芽実)以外のクラスメイトの学園生活風景。

■新生? 博多ギャル連合(通称:ハギャレン)の様子。

■福岡西高校 野球部の練習風景。

これだけでも、ここ最近にはない描写で悪くない上に。

興味がわくか、関心があるかどうかは別にして。

■主人公と翔太の恋バナの進捗状況。

■ただ本を読んで書き写しているだけだが、一応は主人公の ≪栄養学≫ の勉強風景。

■高校三年生らしい、進路のこと。

■主人公の母・愛子(麻生久美子)のパソコン能力の向上と、ブログのこと。

■家の農作業の手伝いを続けていることも、ギリギリで。

制作現場で何があったのか知らないが、ここ最近のぺらっぺらな15分間に比べると、胸焼けするくらいに山盛りだ。

とはいっても、全てが全て、描いたからって、どうでもいいことだし。

この程度を盛り込んだところで、評価が上がるほどのことでもないが。)


結が、今週の結とは他人、「先週までの結」に戻った感じに

むしろ、本当の意味での “いいとこ探し” で見つけた、いいとこは。

主人公・結(橋本環奈)が、「今週の結」とは他人の如く、「先週までの結」に戻った “感じ” になったことだ。

目をひんむいて、かすれた大声で、キレて… が無いだけでなく、笑顔もあったし。

何よりも、これは誉め言葉として受け取ってほしいのだが。

今回の橋本環奈さんは、私が苦言を呈し続ける <20歳以上の俳優が学生服を着て学生時代を演じた回想シーン> に見えた。

それだけ、違和感がなかったという誉め言葉だ(苦笑)

是非とも、このくらいの塩梅のヒロインで続けてほしいものだ。


あとがき

それにしても、まだまだ「先が気になる」「次回が見たい」とは程遠いですね。

今回の感想は、少し長すぎましたね、ごめんなさい。

読者様サービスだと受け止めてくだされば助かります!


『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラの金字塔「カーネーション」感想まとめ ※全151回分のリンクあります! 新窓で開きます


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拍手[41回]

宙(そら)わたる教室

NHK・ドラマ10『宙(そら)わたる教室』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)

第6話〈全10話〉『コンピューター室の火星』の感想。

なお、原作(小説)となった伊与原新『宙わたる教室』は未読。



学会で発表する研究テーマを「火星クレーターの再現」に決めた科学部。再現実験は校内で最も天井の高いコンピューター準備室で行う必要があると分かる。顧問の藤竹(窪田正孝)は全日制のコンピューター部の部長・要(南出凌嘉)に部屋を使わせて欲しいと相談するが、要は頑なに部屋を譲ろうとしない。一方、要との意外な接点を見つけた岳人(小林虎之介)は、要を説得しようと声をかけるが…。
------上記のあらすじは、公式サイトより引用------


原作(小説):伊与原新『宙わたる教室』第70回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書・高等学校の部に選出)
脚本:澤井香織(過去作/夜ドラ「ユーミンストーリーズ」 (第3週/最終週「春よ、来い」,特集ドラマ「むこう岸」)
演出:吉川久岳(過去作/猫探偵の事件簿,ドキュメンタリードラマ「猫探偵の事件簿」)」 第1~4
   一色隆司(過去作/大河ドラマが生まれた日,育休刑事) 第5
   山下和徳(過去作/映画「スペシャルアクターズ」) 6
音楽:jizue(過去作/下剋上球児)
主題歌:Little Glee Monster「Break out of your bubble」
制作統括:橋立聖史(過去作/猫探偵の事件簿シリーズ,だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ)
   神林伸太郎(過去作/ユーミンストーリーズ)
   渡辺悟(過去作/卒業タイムリミット,ミワサんなりすます)
※敬称略

前回がイントロだっただから振り返る必要ない! ってこと

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―――ここまで、ごあいさつ―――

前回の感想で、前回(第5話)が「第二章」のイントロダクションだと書いた。

で、お気づきになっただろうか?

前回は特に秀逸だった、毎回の冒頭に必ずあった “これまでの振り返り” が今回になかった。

そう、前回がイントロだっただから振り返る必要ない! ってことなのだ。

このことからも、私の解釈が間違っていなかった(と思う)のはお分かりいただけるはずだ。

今回も、私の心に引っかかった、響いた、残ったセリフをいくつかピックアップして感想を展開してみる。


かつて科学部の全員が、「こんなところに」と思っていた

というわけで、冒頭は「第一章」を受けて。

当初は、読み書きが苦手なために中学から不登校になり、不良となった柳田岳人(小林虎之介)が、岳人の努力と周囲の協力でできるようになった読み書きによって、コミュニケーションが取れるようになっている “新設定” からスタートだ。

この辺も、「第一章を見た人だけ」が分かる展開であると同時に。

それを知らなくても楽しめる内容になっているのが、今作が「今からでも見てほしい」と願う思いが伝わってくる。

全日制のコンピュータ部の顧問・津久井宏和(水橋研二)と、定時制科学部顧問の藤竹叶(窪田正孝)とのやりとりだ。

津久井「本来の自分は
 こんなところにいるはずじゃない。
 そう思ってるんでしょうね」
藤竹「本来の自分ですか?」

このやりとりこそが、今回、のちに登場するキーパーソン、全日制高校2年の丹羽要(南出凌嘉)の “いまのおもい” であると同時に。

第1話から脈々と受け継がれて描かれている “定時制に通う生徒たち” の、ある意味での “過去のおもい” につながっているという仕掛けだ。

岳人に限らず…

四十歳を過ぎ、夫と娘の後押しを受けて東新宿定時制の高校生になった越川アンジェラ(ガウ)。

オーバードーズとアムカ(リスカ)を続け、保健室登校を続ける1年生の名取佳純(伊東蒼)。

青年時代高校に通えず、病床の妻のためにも学び直しするべく定時制に入学した長嶺省造(イッセー尾形)。

科学部の全員が、当初は「こんなところに」と思っていたのだ。

だからこそ、のちの展開で、藤竹と科学部4人が丹波要に寄り添うわけだが。


藤竹先生の繊細で素早い気づきが、生徒たちの心を揺さぶる

今回で、意外? と “ドラマ” として効果的だったと思うセリフが次の藤竹のひと言だ。

藤竹「いや… すいません。
 僕が誤解させてしまったかもしれません」

岳人たち科学部4人と要がうまくいきそうな感じになっているところに、藤竹が割り入ってしまい、空気感を悪くするくだりだ。

もしも、この場面がなかったら。

藤竹がいなくても、それなりに「定時制と全日制の生徒の交流秘話」として成立したと思うのだ。

しかし、お分かりのように。

今作は、あくまでも、生徒の伸びしろを信じる藤竹と、その藤竹を信頼する生徒の交流を科学、科学部を通して描く作品だ。

だから、絶対に、藤竹の存在感を際立たせる必要がある。

その役割が、この藤竹の繊細で素早い “気づき” なのだ。

この人並外れた察知力、観察力、洞察力が、何よりも説得力もって、相手にいい意味で押し寄せ、圧(の)し掛かる。

そう、それくらいやらないと、翻(ひるがえ)らない強者を相手にしているのが藤竹なのだ。

そのことを、中盤の前半で提示したことで、次の岳人の言葉も輝いて聞こえるのだ。

岳人「でも 俺たちだって真剣なんだよ。
 生まれて初めて真剣なんだよ」

要に協力してほしいと、繫華街の地べたに土下座をして願い出る場面だ。

科学部員たちが “生まれて初めて真剣” とまで他人に言わせるまでにできるのが、藤竹の生きた授業ってことなのだ。


岳人「誰かを傷つけたいんじゃない。きっと その逆だ」

今回で、一番、胸にグサッと刺さって、えぐられたのが、後半で要の弟が暴れた直後に岳人が言ったセリフだ。

岳人「だから自分を守るためにも
 代わりに物をぶっ壊すんだ。
 (中略)誰かを傷つけたいんじゃない。
 きっと その逆だ」

家族を守りたいから、物をぶっ壊す。

自分を守りたいから、物をぶっ壊す。

「感情を物にぶつけるのは良くない」と、よく言われる。

諸説あるが、例えばこんなことだ。

物に当たっている間は、自分をその怒りの対象に釘付けにしているのと同じです。何かに「バカヤロー!」と叫び、ドアをバタンと閉める前に、この事をぜひ心に留めておきましょう!

出典:怒って物に当たると逆効果 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 新窓で開きます

確かに、物に当たっているときは、思考が停止するのは実感だ(汗)

しかし、いろんな思考が頭を蔓延して、自分でもやってはいけないことをやりそうな際の、最終手段が、大切な人や自分を守るために物に当たるのは、やむを得ない脱出手段のような気もする。

今回のエピソードでは、要も自分の心地よい居場所を守るために、藤竹や科学部に当たったわけだが。

この岳人の言葉で、要が何かを感じ悟ったのは、間違いない。


定時制高校を舞台にした学園ドラマらしい描写

そして、今作が秀逸な学園ドラマであることを感じさせたのが、終盤の岳人と要のやりとりだ。

要「今って 通信制の高校とか
 いっぱいあるのに
 何で わざわざ定時制高校何ですかね」
岳人「ああ…。
 単純に来てえからじゃねえか? 学校に。
 不思議なとこだよな 学校って」

かく言う私も、定時制高校が併設されている全日制普通科に通っていた。

だから、同じ教室、同じ廊下、同じ机を共有している感じは、とてもよく分かる。

教室の内外に、定時制用の掲示物があって、“いないのに、いる” というのを、とても不思議に思ったものだ。

今回の主人公である要も、夜の校舎を見てつくづく実感したのではないだろうか?

これこそが、定時制高校を舞台にした学園ドラマらしい描写として心に残るのだ…


あとがき(その1)

部員たちの「エンカウントかな?」に対して、「あいつらのこと お前たちが笑うな」も、なかなかシュールと言いますか。

並みの学園ドラマなら「あの人たちのこと」だと思うんですよね。

でも、要は「あいつら」と上から目線で呼んだ。

やはり、弟と同様に、そんなに人間は簡単に変わらない、変われないってことですね。

と同時に、少しずつは変われるし、変わる可能性があるってこと。

なかなか、いい言い回しだと思います。


あとがき(その2)

丹羽要を演じておられた南出凌嘉さん〈19〉。

朝ドラ『あさが来た』(NHK/2015年度後期)で、‘新次郎はん’こと白岡新次郎(玉木宏)の幼少期を演じたたり。

朝ドラ『らんまん』(NHK/2023年度前期期)では、竹雄(志尊淳)の少年期を演じておれました。

身内でもなんでもないですが、「大きくなったなぁ」と感慨深かったです。

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