日本テレビ系・土10ドラマ『二月の勝者 -絶対合格の教室-』
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第6話『夏合宿少女に何が起きた!』の感想。
なお、原作となった漫画・高瀬志帆『二月の勝者-絶対合格の教室』は、未読。 既刊13巻(2021年10月17日現在)を既読。
不登校のまるみ(玉野るな)が、塾の夏期合宿への参加を決めた。黒木(柳楽優弥)に頼まれた紗良(住田萌乃)が自分の体験を話したからで、まるみは紗良が通う自由な校風の難関女子校を第1志望にしようと思い始める。佐倉(井上真央)は紗良から、黒木の指導で受験した経緯について聞く。一方、Ωクラスに上がったまるみは、合宿で樹里(野澤しおり)らと同室になって…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・高瀬志帆『二月の勝者-絶対合格の教室』
脚本:成瀬活雄(過去作/パラレル東京 DAY1~DAY4)
演出:鈴木勇馬(過去作/東京タラレバ娘、今日から俺は!、俺の話は長い、恋はDeepに) 第1,2,5話
国本雅広(過去作/デカワンコ、保育探偵25時、カンナさーん!、青のSP) 第3話
久保田充(過去作/家売るオンナの逆襲、ボイス110緊急指令室、君と世界が終わる日に) 第4,6話
音楽:小西康陽(過去作/正義の味方、デカワンコ、東京全力少女、戦力外捜査官)
主題歌:DISH//「沈丁花」
テーマソング:NEWS「未来へ」
まえがき
原作は既読ですがが、基本的に原作となった漫画と、実写ドラマ版は比較しない立ち場。また、ネタバレしないように感想も書くつもりです。
更に、本作らしさが際立った第6話
前回の第5話から、第1,2話の頃のような “本作らしさ” である「最強・最悪のスーパー塾講師に! 中学受験から現代社会の問題に切り込む」部分を強調して、(偉そうに言わせて頂くと)いよいよ私が見たかった『二月の勝者 -絶対合格の教室-』と呼べる “ドラマ” らしく、仕上がった。
その理由は数々あるが、最も顕著なのが、黒木(柳楽優弥)らしさを描くために利用していた佐倉(井上真央)を物語全体から少し後退させ、他の講師たちと同一に扱いつつ、ちょっとだけ目立たせて描いたことだと思う。
1人に固定せず「生徒たちの中の数名」を描くのが良かった
そのために、佐倉もいる “桜花ゼミナール” と言う組織全体を描くようになった。また、生徒についても、ガッツリと「1人だけ」を描くのでなく、「生徒たちの中の一部の数名」を描くようになった。
そのために、基本となる “桜花ゼミナール” と言う組織全体が見えて上で、講師たちの関係ややり取りが描かれるから、今回で言うなら、如何にも「夏期合宿」と言う限定的な空間が、より興味深く見えた。また、舞台を「夏期合宿」にしたことで、佐倉らしさも描かれて、かなり楽しく見ることが出来た。
黒木先生の"魅せ方"が、今回はこれまでで一番良かった
そして、褒めたいのは、「夏期合宿」と言う限定的な空間を舞台にしたことで、黒木の出番の放送尺そのものは、いつもより少なくなったと思うのに、少ない分だけ、黒木の “最強・最悪のスーパー塾講師” っぷりが際立った。
やはり、黒木は出ずっぱりよりも、ピンポイントで登場して、“らしさ” を魅せた方が、私は楽しいと思うし、今回は、それがしっかり出来た「中学受験ドラマ」としても「ヒューマンドラマ」としても、一段完成度が高まったと思う。
あとがき
毎度のことですが、一見、冷静で冷酷に見える黒木先生が、実は、最も子どもたち一人ひとりを見ていることに、感心します(原作は既読ですが)。また、中学受験の在り方を問題視することを主題にせず、各家庭の教育への考え方や、子どもが自分の将来を生き生きと考えて勉強する姿を見られることも、私が本作の好きな部分です。
更に、「受験地獄」なんて言葉もありますが、同じ塾生同士の思いがリアルに伝わり、見られるのも好きです。次回にも期待します。
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第3週『1942-1943』の 『土曜日版』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
太平洋戦争が勃発。安子(上白石萌音)は稔(松村北斗)を想い続けていたが、雉真繊維の社長・千吉(段田安則)は、軍と協力して会社の事業を拡大するため、跡取りの稔と銀行の頭取の娘との見合い話を進めていた。安子との関係を断つよう命じられた稔は、安子への思いとの間で苦しむが、そんな状況を察した安子は自分から身を引くのだった。そんな中、戦争に学徒も動員されることになり、稔も出征することに。安子に思いを寄せていた勇(村上虹郎)だったが、兄の出征を知り…。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2週
橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3週
深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ)
二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん)
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略
あくまでも、ここは「土曜日版」の感想を書く場所だから…
まず、これを読んでおられる読者さんにお伝えしたいのは、「週5放送=本編」についての感想は、都度の感想を読んで頂きたい… と言うこと。あくまでも、ここは「土曜日版」の感想を書く場として、私は位置付けしているのを、了承の上で読んで欲しい。
何処か削除しなければ「土曜日版」に収まらない
さて、今週の「土曜日版」は、見る前からハラハラドキドキが止まらなかった。なぜなら、「週5放送=本編」を見届けた私にとっても、恐らく多くの視聴者や読者さんにとっても、今週の「15分間×5回」は、明らかに “不要な部分がない上の情報過多” だった。
だから、どのように、主題歌と予告編の放送尺を差し引いた “残りの時間” で描くのか、期待と不安でいっぱいだったのだ。なぜなら、今週の “良き雰囲気” と “淀み無き流れ” と “圧倒的な説得力” が、欠落しやしないかと。だって、何処か削除しなければ「土曜日版」に収まらない、それが現実なのだから。
感覚的に、9割近く盛り込まれていたと言っても過言でない
しかし、私の不安は、瞬く間に消され、期待は意味無くなった。一体、どこを削除したのか、録画と比較しないと判別できない位に、感覚的には、9割近くは盛り込まれていたと言っても過言でないと思う。
なぜ、「土曜日版」が山盛りなのに違和感も物足りなさも無かったのか?
普通、あれだけ “てんこ盛り” の内容を、13分程度の「ダイジェスト版」に再編集したら、間違いなく “欠落箇所” が出来て、その “穴” から零れ落ちた部分が気になって、違和感を生じるのが関の山のはずなのだ。しかし、今回の「ダイジェスト版」に違和感はなかったし、物足りなさも感じなかった。
とにかく、凄いしか表現できない。ただ、当ブログの読者さんにだけ、編集の極意をお伝えしよう。ただ、単純に、状況説明や重複部分、繰り返したが表現方法が異なる部分を削除しただけなのだ。
いや、そう言うと「そんなに、説明や、重複、繰り返しがあったの?」と言う質問が届きそうだ。答えは、イエスだ。では、もう少し、掘り下げてみよう。
本編で "丁寧過ぎる位に描写した部分"を、「土曜日版」用に削っただけ…
例えば、戦時下で業務拡大を計画中の「雉真繊維」や、戦略的お見合いに関わる部分は、多少省略されている。その上、実は、安子(上白石萌音)との稔の母からの仕打ちや、自分の身の置き場についての苦悩まで、若干省略されている。
そんな大事なところが省略されているのに不自然でないのは、「週5放送」を日割りで成立させるために、一種の “のりしろ” として余計に盛り込んであるのをカットしただけだからなのだ。まあ、もっと簡単に言えば、本編で “丁寧過ぎる位に描写した部分” を、「ダイジェスト版」用に削っただけ。実は、これこそが「ダイジェスト版」なのだ。
"良き雰囲気"と"淀み無き流れ"と"圧倒的な説得力"について掘り下げてみる
では、諄いようだが、3つの要素、“良き雰囲気” と “淀み無き流れ” と “圧倒的な説得力” について掘り下げてみる。
時間軸通りに、雰囲気を崩壊させずに、きれいに残した
とにかく、まず、今週の “良き雰囲気” は完全に残されていた。残せたことが不思議な程にシーン毎の雰囲気は異なっているのに、「土曜日版」は、太平洋戦争が勃発し、学徒動員による時代が、きちんと描かれて残っていた。
その上で凄いのは、時間軸通りに、戦争は危機迫っているのを描きつつ、安子と稔(松村北斗)の心の中と発言を残して、自分と相手を思う気持ちまで、雰囲気を崩壊させずに、きれいに残したことだ。
ナレーションと音楽が"淀み無き流れ"を残し、再構築した
では、“淀み無き流れ” は、どうだったか。結論から言ってしまうと、“淀み無き流れ” をしっかりと担保したアイテムが、ナレーションと音楽だ。城田優さんの流れるようなナレーションが生み出す絶妙な優しい声質とテンポの良さと、劇伴の選曲のセンスの良さが相まって、流れが滞ることは感じなかった。
その上、残されたナレーションが、削除した部分の「補強担当」として再利用する工夫で、「ダイジェスト版」と感じさせなかったのだ。使えるものは、役割を変えてでも良い方に向くために利用したと言うわけだ。
「ダイジェスト版」でも、意味は十分に伝わったし、つくり手の伝えたいことも、伝わった
そして、最後は “圧倒的な説得力” だ。もう、これは言うまでもない。雰囲気と流れが完璧なのだから、例えコンパクトになった「ダイジェスト版」でも、意味は十分に伝わったし、つくり手の伝えたいことも、伝わったと思う。
繰り返しになるが、単純に、状況説明や重複部分、繰り返したが表現方法が異なる部分を削除しただけだから、「週5放送=本編」で感じた “圧倒的な説得力” が「ダイジェスト版」に無いはずがないのだ。とにかく、安直な表現になってしまうが、ほぼ完ぺきな「ダイジェスト版」だったと思う。
あとがき(その1)
「土曜日版」、本当に心配無用でした。でも、やはり、本編を見て欲しいです。そして、今週は、たくさんの通常コメント、非公開コメント、非公開校閲コメント(汗)、そして、数多くのWeb拍手を頂戴しました。本当にありがとうございます。
先日も書いたように、本気で「これだけ完成度の高い朝ドラに、私の拙稿な感想なんて書く意味があるのか?」さえ思ったくらいでした。しかし、読者さんの応援で、書き続けることにしました。きっと、私だから気付く “何か” が書けると信じて…
予告編の内容は知りたくない人は、この段落だけ飛ばして!
さて、「予告編」について。読者さんの中には、「予告編のことは知りたくない」と言う人は、「数行=1段落」だけ飛ばして、次の「あとがき(その2)」へ進んで下さい。
来週のサブタイトルは『1943-1945』です。従って、1週間で3年間の時間経過があり、予告編の中には出征後の稔(松村北斗)と勇(村上虹郎)はいませんでした。その代わりにいたのが、恐らく、安子と稔の間に生まれた赤ちゃん。そして、岡山が受けた空襲と戦後に再起しようとする「たちばな」。安子の人生の大きなターニングポイントを描くであろう第4週。大切に見届けたいと思います。
あとがき(その2)
最後に。「同一人物でない3世代のヒロインを3人が演じる100年史」が今作。これ、祖母、母、孫娘と話が連続するとなると、確実に各時代に “のりしろ” のような「2人、もしくは3人が存在する時間」がある可能性もありますよね。そんなことも、「オープニング映像」の3人の輪に繋がって行くのでしょうか。今後の展開も楽しみです。
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テレビ東京系・ドラマ24『スナック キズツキ』
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第7話『ヨシ子さん』、ラテ欄『人生初のスナックで昭和シャンソン熱唱! 絶品スープ』の感想。
なお、原作の漫画、益田ミリ『スナック キズツキ』は、未読。※ネタバレ厳禁!
独身の息子・サトちゃん(塚地武雅)を心配するヨシ子(丘みつ子)は、一方で夫に先立たれ、友人とも疎遠になり、どこか孤独な日々を過ごしている。そんなヨシ子へのトウコ(原田知世)のもてなしは、トウコが演奏するアコーディオンに合わせて歌うシャンソン。「人生、何が起きるか分からない」。ヨシ子は、初めてのスナックで、初めてオニオンスープを食べる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画 益田ミリ『スナック キズツキ』
脚本:佐藤久美子(過去作/カウンターのふたり、釣りバカ日誌シリーズ) 第1,2,3,4,5,6,7話
今西祐子(過去作:居酒屋ふじ、メンズ校)
演出:筧昌也(過去作/仮面ライダーゼロワン,ザ・ハイスクール・ヒーローズ) 第1,2,5,6話
湯浅弘章(過去作、ワカコ酒、探偵が早すぎる、死役所,アノニマス) 第3,4,7話
オープニングテーマ:清竜人「コンサートホール」
エンディングテーマ:森山直太朗「それは白くて柔らかい」
ナレーション:大和田伸也
「お互い様」と「お一人様」と「ご縁」と…
「高齢者だから寂しいに違いない」とか…
「夫に先立たれた妻だから悲しいに違いない」とか…
「いい歳をして独身だから気の毒に違いない」とか…
「孤独だから知り合いが欲しいに違いない」とか…
そんなことが “決め事” のような時代があった…
しかし、今は「おひとりさま」なんて、素敵な言葉がある
「歳をとったから、子どもの頃は嫌いだった勉強がしたくなる」ことだってある
「孤独を楽しむ」なんて人もいる
誰かの先入観で、自分の “立ち位置” や “佇まい” を決められがちな今
サトちゃん(塚地武雅)とヨシ子(丘みつ子)の母子は
自分自身の価値観で、“心の潤い” を見つけて
「人生、何が起きるか分からない」と、トウコ(原田知世)にもてなされた
なんか、「お互い様」と「お一人様」と「ご縁」の3つが トウコのオニオンスープとシャンソンに詰め込まれた気分で 心が、ほっこりした…
※今回の感想には、「あとがき」はありません…
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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TBS系・金曜ドラマ『最愛』
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第6話『弟は殺人犯? 新たな証言と急接近する危険人物の謎…!?』の感想。
加瀬(井浦新)は警察に連行された優(高橋文哉)と面会し、15年前の事件だけでなく、昭(酒向芳)の殺害も告げられた。さらに、昭と争った時の様子を記録した動画データの存在を聞き出し、その解析を依頼。また、優の処遇を心配する梨央(吉高由里子)に現状を伝え、励ます。一方、梨央は優の件で後藤(及川光博)や兄・政信(奥野瑛太)に社長としての責任を追及される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:奥寺佐渡子(過去作/夜行観覧車、Nのために、わたし、定時で帰ります) 第1,2,3,5,6話
清水友佳子(過去作/夜行観覧車、わたし、定時で帰ります、朝ドラ「エール」) 第4話
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル、グッドワイフ、グランメゾン東京、MIU404) 第1,2,5話
山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、わたナキ、オー!マイ・ボス!恋は別冊で) 第3,4話
村尾嘉昭(過去作/アンナチュラル、Nのために、キワドい2人、死にたい夜にかぎって) 第4,6話
音楽:横山克(過去作/わろてんか、映画「ちはやふる」シリーズ、ドリームチーム、メネシス)
主題歌:宇多田ヒカル「君に夢中」
第6話は「最終回へ向けての "最後の補強"」の"2つの理由"
第6話と言えば、通常の連ドラであれば、完全に「後半戦」であり「第二章」と言うところだが。私のこの第6話の位置付けは「最終回へ向けての “最後の補強” 」としたい。と言うには2つの理由がある。第6話と言えば、通常の連ドラであれば、完全に「後半戦」であり「第二章」と言うところだが。私のこの第6章の位置付けは「最終回へ向けての “最後の補強” 」としたい。と言うには2つの理由がある。
第6話に、"今作初担当"の村尾嘉昭氏を演出に起用したこと
1つは、思い切って、今回に、“今作初担当” の村尾嘉昭氏を演出に起用したこと。過去には、『アンナチュラル』、『Nのために』、また、異色作『死にたい夜にかぎって』も担当しいている新メンバーを演出部に加えて、「これまで描かれて来たことを、一度客観的に精査し、補強すべきはするべき」と、作り手が考えたと言う推測。
モヤモヤした部分にスポットを当て、「この先を楽しむための重要な要素」へ進化させたこと
もう1つは、これまで描かれて来たことの 「全て=事実」だと仮定しても、当然のこと、私が期待している “結末” は描かれていない。それも、時間を挟んだ2つの事件の両方の “結末” が分からないのが現状。
まあ、あくまで稚拙な私の推理でも、傷害事件であることは間違いないだろうが、殺害をしたかどうかは、映像から判断するのは、ほぼ無理。従って、その、良い意味でモヤモヤした部分にスポットを当てて、これまでの “仮定” を、「この先を楽しむための重要な要素」へ進化させるための “補強” をした。
今回の"補強"を見せても、視聴者へ大いに期待を膨らませる構成と演出がお見事
しかしだ。見終えてみると、前回で意味不明で不可解な “フラグ” が立てられため、今回の “補強” を見ても、「必ず、まだ先に、 “何か” があるはず!」と、視聴者へ大いに期待を膨らませる構成と演出がお見事。なぜなら、明らかに補強して見せているのに、隠すことも、同時にやってのけているのだから。
きっと、今回を含めた次回から、更に前述の、必ず先にあるはずの “何か” を掘り下げて、これまで描かれて来たことの 「全て=事実」へ、迫るのだろう。そして、ドラマファンとしては、そこに整合性が担保されるのかも、大きな見所だ。
今後は、"塚原節"とも言える演出が復活しての「第二章」になるのではと期待大
それにしても、私自身で、「これまで描かれて来たことを、一度客観的に精査し、補強すべきはするべき」と、作り手が考えたと言う推測と書いたのに、一体、この先、どのような方向に物語が進むのか見当がつかない。
もちろん、『最愛』ファンとしては、第6話で演出家を交代させて、全体の雰囲気を敢えて、メイン監督の塚原あゆ子氏の作風から買えた放送回を挿入したのだから、「後半戦」と言うより、今後の “塚原節” とも言える演出が復活しての「第二章」になるのではと、密かに期待を膨らませ、楽しみにしている。
私が気になってしょうがない登場人物について書く
さて、全体の推測で、感想を終えるつもりは無い。そこで、ここからは、私が気になってしょうがない登場人物について書く。その登場人物とは、今回、いや、本作の序盤の頃から、警視庁捜査一課係長で、連続殺人事件を捜査するチームでの大輝(松下洸平)の上司・山尾敦(津田健次郎)を個人的に追跡している。
追跡は大袈裟だから、注目している位に留めておくが。これまで表現された部分でも、2つの事件に全く関係無い人物として描かれている。しかし、私は、ある一点が気になってしょうがないのだ。それは「身長の低さ」だ。
もしかして、本作の裏設定で重要なのは"身長"でないのか?
以前、本作は「主演の吉高由里子さんと、相手役の松下洸平さんの15センチ近い “身長差” を不自然に感じさせない演出の工夫が施されている」と、かなりの尺を割いて、当ブログに掲載した。その時から睨んでいたのだ。「もしかして、本作の裏設定で重要なのは “身長” でないのか?」と。
映像で見る限りでも、登場人物の中で「ベスト5」に入るくらいに、身長が低いのだ。因みに主要な登場人物を演じ要る演者さんの身長を調べると、井浦新さんが183cm、弟・優を演じる高橋文哉さんが176cm、松下洸平さんが175cm、及川光博さんが174cm、光石研さんが173cm、そして津田さんが170cm。
今回での山尾刑事の演出(描写)には特別なものがあった
何を言いたいのかと言うと、「小柄な人間が真犯人である説」や、「大男が真犯人ではないのでは?説」があるとするなら、身長が低い(吉高由里子さんは161cm)人物が気になってしょうがない。もちろん、何の根拠もないが。
しかし、山尾を注視していると、役柄的には「大勢の刑事の内の一人」でしかないから、埋没する。でも、津田さんが本気で演技をしたらバレる。そこを、今回の演出家は見せ方が上手かったと、私は評価している。群衆に埋もれさせず、前に出過ぎず。アップも強調するより印象付ける感じで、かと言って、引き気味の画角で意図的に無関係者のようにも描いた。
流石、交代を命じられた演出家ゆえの、才能発揮の結果だと思う。何度も書くが、あくまでも、私の推理として、もし事件関係者で警察内部で捜査をかく乱していると言うのがあっても良いかなと…
あとがき(その1)
宇多田ヒカルさんが歌う主題歌「君に夢中」のイントロのソロ・ピアノが流れてから、梨央(吉高由里子)の「最後に顔見たかったんや」から、二人の目線のを “高低差” を活かした描写をインサートして、大輝(松下洸平)が「勝手に決めんな」と振り返る。その間も主題歌はドラマを盛り上げながら、逃げる、追う。
逃げる、追う… の繰り返しの末の行き止まりの場所での切ないバグ。追い掛けると逃げる、そうやって、15年前も大輝の前から勝手に去った梨央。逃げることで身を引こうとするのが “最愛” なのでしょうか? それとも、何処までも追い掛けるのが “最愛” なのか? とにかく、ここの2人の演技に魅せられました。
あとがき(その2)
そして、プロデューサー -の新井順子さんと、前述のメイン監督・塚原さんが、当初の2話くらいまでの脚本を渡して “役作り” をしていた田中みなみさんに、「今作で演じる【ノンフィクションライター・橘しおり】を演じる際には、一切の “色気” を排除して欲しい」と言ったことは、放送前からネットで騒がれていました。
そして、その新井さんと塚原さんが演技指導した意味が、この第6話になって、じわじわと実を結んで来たように思います。
最後に。本当に、これまで描かれて来たことの 「全て=事実」なのか? そして、本作に於ける “最愛” とは、単純に “最も愛する” と言う意味なのか? 益々、分からなくなりました…
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第15回/第3週『1942~1943』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
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安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)は、結婚することになりました。「たちばな」を訪れて安子の姿を見た千吉(段田安則)は、安子こそ稔を支えてくれる相手だと確信し、進めていた銀行の頭取の娘との縁談を断って2人の結婚を許したのです。杵太郎(大和田伸也)の忌中のため、ごく簡素ではありましたが、祝言をあげることに。稔の出征まで2人が一緒に過ごせる時間は限られるなか、この上なく幸せな時間を過ごしていました。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2週
橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3週
深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ)
二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん)
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略
実は、昨日は複雑な心境で、今日の感想のことを考えていた
前回の感想では、これだけ、しっかりと作り込まれて、作者が伝えたいことが、余すことなく視聴者に伝わり、更に深い感動まで与え済みの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に対して、そして、今回の第14回について、私なんぞの、誤字脱字ばかりの長文で拙稿の感想なんぞ、必要あるのかと… と、書いた。
すると、たくさんの読者さんから、非公開コメントで「続けて欲しい」とのリクエストを頂き、また、Web拍手への返信にも書いたように、意味不明な内容の投稿に怒りを覚え、複雑な心境の一日だった。
読者さんや作り手の人たちへ"リスペクトと感謝"を贈るつもりで…
しかし、やはり、私は書く。書こうと思う。いや、「書くな!」と言われても “書きたい” と思える朝を迎えた。私はもちろんのこと、病気で療養中な人や、介護や育児で多忙な人、病院で働く妻を含めた医療従事者の人たち、他の多くの読者さんたちにだって、辛いことや苦しいことが毎日あると思う。
でも、特に、私にとっては、少なくとも、この3週間は、“苦悩や葛藤” を大きく上回る “元気や意欲” を毎朝届け続けてくれたのが、この朝ドラ『カムカムエブリバディ』だ。
その第3週目のラストである金曜日を、しっかりと見届け、当ブログを通して、読者さんや、(出来ることなら)作り手の人たちへ “リスペクトと感謝” を贈るつもりで、第15回の心を込めて感想を書こうと思う。
今回の感想は、「まずは一気見」してから読んだ方が良い
常連の読者さんなら、私の感想の書き方に「二通り」あることは、ご存知だと思う。1つは、最後まで見ずに、最初から見て、見て感じて気付いたところを徹底的に掘り下げながら、15分まで辿り着くパターン。もう1つは、一度、最初から最後まで見て、全体の構成を頭に叩き込んでから、ワンシーン目から掘り下げるパターン。
そして、今回の私が選んだのは後者。と言うわけで、この感想を読んで下さる読者さんも、「まずは一気見」してから、細かな構成や各シーンの見所などを “おさらい” するつもりで読んで頂けると、いつもより、たかが拙稿な感想だが、少しは、より楽しめると思うし、そのつもりで、本気で私の気持ちを伝えようと思う。
最初に私の心に突き刺さったのが千吉の「待ちきれなんで」
まず、番組の冒頭で、私の心に突き刺さったのが、アバンタイトルで千吉(段田安則)が稔(松村北斗)に言った「待ちきれなんで」の一言だ。そう、みんな、待ちきれないのだ。作り手も、登場人物も、視聴者も。それを、開始僅か20秒で “宣言” した。だって、この15分間を見た人なら、誰もが思ったと思う。「凄い!」と。
千吉に安子(上白石萌音)との縁談を許され、両家の家族にも許され、更に祝福を受けて、その流れのまま、慎ましやかな祝言を挙げた。そして、始まる新生活の中に、嫁と姑を挟んで、その上にデート、そして、最期は子づくりの話まで。紛れもなく、15分間にピッタリ見事に収まっていた。
要らない演出も台詞も全部撤去しても、"安子と稔の家"は、1ミリも揺らぐことなく建った!
収めただけでも凄いのに、本作は次のことをやってのけた。まず、かなり個人的で年中起こるようなエピソードではないのに、その順序に一切の違和感が存在しないこと。そして、シリアスとコミカル、小ネタ的なものを織り交ぜて、メリハリも創り上げた。
そして、普通なら明らかに “盛り込み過ぎ” な印象になるはずなのに、私も読者さんも、千吉が言ったように「待ちきれなんで」だから、次々とテンポ良く話が好転して行くと共に、無駄と言う尺が皆無。要らない演出も台詞も全部撤去。
それなのに、『カムカムエブリバディ』の中に “一ヶ月だけ” ではあるが存在することなった “安子と稔の家” は、1ミリも揺らぐことなく建ち、清々しい上棟式を迎えたと言う感じ。もう、金曜日の15分間の構成としては、文句の付け所が無い!
私が考える見所を、放送の時間軸の順序に合わせて、感想を書いてみる
さて、ここから、私が「自論展開したくてしょうがないシーン」、「皆さんに気付いて欲しい演出」、「今日中に書いておかないと新鮮味が失われるシーン」などを、放送の時間軸の順序に合わせて、感想を書いてみる。時々、上から目線的に “解説部ってしまう部分” も出て来ると思うが、そこは大きな心で許して頂きたい。
最初の見所は、カメラの手振れ補正機能を積極的に使うか、使わないか?
まず、最初から専門的で恐縮だが。アバンタイトルで岡山駅を降りて来た稔を千吉が手を引っ張って、神社まで連れて行くカットに注目。
これまで、本作は、手持ちカメラは多用しているが、大雑把に言うと手持ちカメラには「二通り」あって、大きな違いを分かり易く説明すると「手振れ補正機能を積極的に使うか、使わないか?」だ。例えば、先日の稔の部屋で勇 (村上虹郎)と兄弟喧嘩するシーンでは、手振れ補正機能を弱めにして、良き塩梅の “ブレ感” を出して、緊迫感を創り出した。
神社で千吉が稔を誘導するカットの"やや強め"の手振れ補正の使い方が良い
しかし、今回の千吉が稔を誘導するカットでは、私の記憶違いが無ければ、これまでで最も手振れ補正機能を “やや強め” に活かした撮影手法が使われていた。
特に、神社の敷地内に入ってから、どんどん先を歩く千吉を、追い掛ける感じで事情説明をして欲しいと訴える稔とのツーショット(1つのカットに2人が映り込むカットこと)で効果的に使われた。その効果とは? 普通のドラマなら、「喋っている2人の顔を視聴者に良く見せたい」から、手振れ補正機能を “やや強め” に使う。
"やや強め"の手振れ補正した理由と、推測の根拠がある
でも、本作は違うと思う。稔が立ち止まって、画面には映ってない安子に気付いた時の “ドキッとした心情” を、絶対ブレない稔で、魅せたかったからだと思う。もし、ここのカメラの手振れ補正機能が弱めだったら、「待ちきれなんで」のスピード感がブレることになるのだ。
まあ、これは「有りと無し」で比較できないから、脳内予測して頂くしかないが。でも、この推理が、ほぼ間違っていない根拠がある。それは、稔が「父さん! と…」と立ち止まって、画面には映ってない安子に気付くまでに、僅か1/3秒間程の「静止画のように動かない稔だけのカット」が存在するから。
2人の物理的な距離感と、心の距離感を表すために、手間を惜しまないスタッフらの気合
だって、本来、普通なら、「父さん! と…」と、稔の言葉が詰まった直後に、安子のアップを編集で直結すれば済むのだ。
しかし、この撮影スタッフは、拘った。僅か1/3秒間程の「静止画のように動かない稔だけのカット」をわざわざ作って、更にカメラのアングルを真逆にし、画面の7割近くを稔の背中で覆い尽くした “僅かな隙間” へ、安子の立ち位置を作って、カメラを上手(画面右)にずらして、距離の離れた安子のバストショット(胸から上が見えるカット)で、この時点での2人の物理的な距離感と、心の距離感を表したのだ。
「オープニング映像」明けに、視聴者にアッと思わせる作戦を「僅か1分間」に仕掛けた
そして、千吉が「あの人が おめえの祝言の相手だ」の言葉で、稔と安子を交互にワンショットで切り返して映して、「待ちきれなんで」の第1回目の回収を見事にやった。この直後に、あの「オープニング映像」と主題歌を入れるのも、計算尽しだ。
もう、視聴者は本当に「待ちきれなんで」なのだ。だから、焦らす。焦らせるだけ焦らす。なぜなら、焦らした分だけ、「オープニング映像」明けに、待ちきれないものを怒涛のように描いて、視聴者にアッと思わせる作戦を「僅か1分間に命を賭ける思い」で、仕掛けてきたわけだから。
なぜなら「オープニング映像」の焦らすために尺を伸ばせないから、アバンで焦らしまくるしかない… と言う推測だが。
私と一緒に注目して欲しいのが、今まで少なかった"安子と稔のツーショット"や"2人が一緒にいるシーン"
千吉が、安子と稔の前から姿を消してからの感想や説明は、ほぼ要らないはずだ。見ているだけで、作り手の伝えたことが、120%くらい伝わって来るから。
しかし、今回で「ディレクター目線」になって、私と一緒に注目して欲しいのが、これまでストーリーの関係で少なかった “安子と稔のツーショット” や “安子と稔が同一画面に入っているシーン” たちだ。
例えば、今どきのようにハグせずに、自分のハンカチで安子の “嬉し涙” を拭ってやる優しい稔との絶妙な距離感。直後の2人の肩越しに映り込む勇との遠近感。2人横並びで、“愛のキューピッド” に礼を言うツーショットも、さり気なく素敵だ。
次に挙げる"安子と稔のツーショット"は見逃さないで欲しい
その後も、1つ1つ拾い上げたら、感想が長編大作になるから省略するが。5分頃の雉真家での母・美都里 (YOU)と2人の位置関係と距離感。7分頃の橘家では、縦長の構図の中、画面奥の円卓に横並びでお辞儀をする安子と稔のツーショットで見せる橘家の “庶民性”。
そして、人の死を軽率に扱わない「おじいさんの喪の開けんうちに こねえな件で」と言う日本人らしい “謙虚さ” も、円卓を前に正座するツーショットが描き出す。
10分頃の喫茶「出歯口の憂鬱」の店内での新婚デートのツーショット
また、9分頃の朝食のシーンでは、台所でのナレーションで新生活を伺わせ、食卓のツーショットの2人の “少し離れた距離感” で、新婚さんの愛らしさを、コミカルに表現。10分頃の喫茶「ディッパーマウス ブルース」改め「出歯口の憂鬱」の店内での新婚デートのツーショットは、朝食の時より近づいて、腕と腕が擦れ合う距離。
店のマスター・柳沢(世良公則)の “子づくりネタ” で珈琲を噴き出すシーンも、単純なコミカルなシーンで終わらせず、柳沢の一人息子・健一(前野朋哉)の話に繋がって、祖父と息子と、いない孫の話へ上手く展開して、少しだけシリアスに家族愛を描いた。
終盤のツーショットで、限られた2人の幸せな時間と、2人が語る戦争が終わったあとの未来の時間が見えた
そして、超ロングショットの神社で合掌するツーショット、続いて横からの寄りのツーショット、本堂側からお賽銭箱越しのツーショットを積み重ねて、稔が出征までの限られた2人の幸せな時間が描かれたと同時に、2人が語る戦争が終わったあとの未来の時間が見えた。
今回は、渡辺貞夫氏の「♪On the Sunny Side of the Street(明るい表通りで)」
そして、13分頃から流れる「On the Sunny Side of the Street(明るい表通りで)」は、第6回で2人が聴いた米国の名トランペット奏者・ルイ・アームストロングが演奏したヴァージョンではなく、本作の「オリジナル・サウンドトラック ジャズ・コレクション」に収録されているであろう(発売前)、冒頭のクレジットに表記があった、渡辺貞夫氏のサックス・ヴァージョンだと思う。
とにかく、安子と稔のツーショットの使い分けが絶妙だった
とにかく、安子と稔のツーショットの使い分けが絶妙だった。2人の物理的な距離感はもとより、2人とレンズの距離やサイズ、カメラのアングルや、編集による前後のカットやシーンで新たに生まれる意味、もちろん、2人の相思相愛、ラブラブ感が思う存分に伝わって来た。
やはり、全てが計算されて作り込まれているのに、演技は自然体を意識しているから、窮屈感がない。そして、ラストの抱擁からお手々繋ぎのツーショットまで秀逸だった。
あとがき(その1)
ラストの「短いけれど 幸せな日々でした」と言うナレーションが気になりますが…
本当に、「捨て回」無しの1週間でした。1回の構成、1週間の構成が、本当に緻密に計算されて、描いていることは山盛りなのに、テンポ良く必要な部分だけ描いて進むのが、とても心地良かったです。何となく、次週は切ない展開から始まりそうですが、安子と同様に、当ブログの応援も、よろしくお願い致します。
あとがき(その2)
また、前回の感想で、「杵太郎の死のシーンに"人の死"への気遣いや配慮、そして敬意すら感じた」と書きました。私は常に、「基本的に、不必要にドラマの中で安易に人の死を扱うな!」が持論ではありますが。
ある読者さんが、制作統括の堀之内礼二郎氏が取材会で「ちゃんと死を描きます」と発言した記事を教えてくれました。是非、読んでみて欲しいです。
【カムカムエヴリバディ】二度と戦争が起きないために NHK「ちゃんと死を描きます」(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース
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ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
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