フジテレビ系・金曜9時枠のドラマ『ビリオン×スクール』
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第10話『最終章・・・AI教師はクラスを一つにできるのか』の感想。
加賀美零(山田涼介)は文化祭に向けて0組の出し物を決めるよう生徒たちに指示する。しかし一部の生徒たちから東堂雪美(大原梓)と城島佑(奥野壮)がいるなら参加したくないという声が上がる。雪美たちからいじめられてきた梅野ひめ香(上坂樹里)もつらいと思う、という声を聞いた加賀美は、その件に関しては全員同罪のはずだと返し……。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:我人祥太(過去作/墜落JKと廃人教師,奪われた僕たち,ゴーストヤンキー)
脚本協力:西垣匡基(過去作/) 第2話
演出:瑠東東一郎(過去作/浦安鉄筋家族,極主夫道,魔法のリノベ) 第1,2,6,10話
西岡和宏(過去作/親愛なる僕へ殺意をこめて,元彼の遺言状,婚活1000本ノック) 第3,4,8,9話
松下敏也(過去作/元彼の遺言状,DIVE!!,映画「Gメン」助監督) 第5話
塚田芽来(過去作/地上波ドラマ不明,高嶺のハナさん,ビハインドオーケストラ) 第7話
音楽:宮崎誠(過去作/今だから、新作ドラマ作ってみました 第3夜「転・コウ・生」)
主題歌:Ado「ルル」
P:江花松樹(過去作/うちの弁護士は手がかかる,クライムファミリー)
※敬称略
さすが、演出チーフ・瑠東東一郎節の演出美!
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ひと言で表すなら、「さすが、瑠東東一郎節の演出美!」に尽きる。
第1,2話のあとは第6話で、その後お休みして、久しぶりのメイン監督の担当だ。
とにかく、小ネタの挿入箇所、小ネタへの俳優陣の対応、全体のテンポの良さ。
全てが、抜群のセンスの塊だ。
やはり、この作風はあえて “映像美” と評価したいのだ。
おかげで、内容よりも小ネタの面白さのほうが、記憶に残っているが(苦笑)
明らかに強引だが、最後まで見れば納得の構成
全体の構成自体は、明らかに強引に、次回(最終回)用に結末まで作られている。
しかし、衝撃のラストを見たあとでは「納得の構成」と思える。
そう思わせたのは、いじめの加害者の謝罪を受け入れられない梅野ひめ香(上坂樹里)と、主人公・加賀美零(山田涼介)を重ねたことだ。
明らかに “強引” だが、よく考えれば、この1話分でまとめるなら “これしかない” 構成なのだ。
いつぞやも書いたと思うが、私も小学生時代にいじめられっ子で苦しんだほうだ。
大人になって、結婚して幸せそうな家族と一緒に、町のお祭りで偶然すれ違って「久しぶりだね、元気?」と声をかけられたときは、下品で汚い言葉で恐縮だが、反吐が出て気持ちが悪くなった。
だから、ひめ香が雪美(大原梓)たちの謝罪を受け入れる展開だったら、即刻テレビのスイッチを消すつもりでリモコンを握りしめた。
でも、こうして感想を投稿しているのは、次の加賀美のセリフが心へ強烈に響いたからだ。
弱者であるひめ香と同じ境遇だった加賀美しかできない指導
そのセリフが、これである。
加賀美「許さなくていい。
許す義務など まったくない。
許せる自分を責める必要など どこにもない。
傷ついた人間が そんなことで
また自分を追い込むなんてバカげてる。
それでは 許さなくてならないという
新たないじめを受けているようなものだ」
雪美や城島佑(奥野壮)らを「傷つけた側の人間」とひとくくりにしたのも悪くない。
弱者であるひめ香と同じ境遇だった加賀美しかできない指導だ。
これくらい説得力があると、学園ドラマとして本当の意味で見ごたえがあった。
あとがき
前回の感想で、「次回の感想は、(諸般の事情で)土曜朝には投稿できなそう」と書きましたが、今夜中に時間ができたので投稿します。
ラストの “真実”の映像的な見せ方(show)と魅せ方(fascinate)は、瑠東東一郎節炸裂でした。
人物やモノのどアップを積み重ねて、緊張感を創出する、お見事です。
さて、次週の最終回、どうなるのか、ほんとに楽しみです!
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『虎に翼』
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第115回/第23週『始めは処女の如く、後は脱兎の如し?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
昭和38年6月、桂場(松山ケンイチ)は最高裁判事のひとりに任命され、竹もとで修業に励む梅子(平岩紙)、そして道男(和田庵)にも人生の転機が訪れる。更年期の不調を抱えながら、認知症の百合(余貴美子)に向き合う寅子(伊藤沙莉)。そして同38年12月、「原爆裁判」の判決が言い渡される。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7,10,11,14,16,19,20,23週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8,13.18,22週
安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9,12週
伊集院悠(過去作/オーディオドラマ・FMシアター「告白の対価」静岡局制作) 第15週
相澤一樹(過去作/BSプレミアム:善人長屋 第5話のみ,単発:月食の夜は) 第17週
酒井悠(過去作/兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」,FMシアター「ふたつのせかい」) 第21週
音楽:森優太(過去作/海の見える理髪店,あなたのブツが、ここに,忘恋剤)
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博(明治大学 法学部 専任教授)
裁判所考証:荒井史男(元名古屋高裁長官 定年退官)
風俗考証:天野隆子(過去作/ごちそうさん,花子とアン,スカーレット)
旧字考証:三浦直人(明治大学大学院 文学研究科 史学専攻 日本史学専修)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
ジェンダー・セクシュアリティ考証:前川直哉(福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 准教授)
タイトルバック制作:シシヤマザキ(公式サイト )
取材:清永聡(NHK解説委員:司法・事件・公文書管理・災害)
語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
副音声解説:山崎健太郎(過去作舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ)
制作統括:尾崎裕和(過去作/恋せぬふたり,鎌倉殿の13人)
※敬称略
結婚披露宴で見かける「シェフのメニュー説明」のごとし…
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先週の金曜日の最後が「昭和31年(1931)12月」。
今週月曜日の冒頭が「昭和34年(1959)11月」。
前回のラストが「昭和37年(1962)1月」。
もう、今回を見終えた人なら分かると思うが。
史実の「原爆裁判」を知っていれば、判決が出るまで丸8年だから、どう考えても今回で終わるのは当然のこと。
従って、アバンタイトルのファーストカットは、いつもどおりの「重苦しくなりなりすぎない作戦」で、“串だんご” のアップを入れて、しれ~っと「昭和38年(1963)6月」へ時間経過だ。
正直言うと、甘味処「竹もと」の後継者とだんごの味がどうなろうと大した興味はないが。
いかんせん、今作は、今作の脚本家は “食べきれないくらいの具だくさんレシピ” がお好みだ。
従って、目の前に並べられた具は、食べるか食べないは別にして、気にはなる。
ということで、ホテルの結婚披露宴で見かける「シェフのメニュー説明」のごとし… である。
〈続き〉があるように描いたら、〈続き〉を描くべし!
そんでもって、最初は言わずもがな、「竹もと」の後継者とだんごの味の “その後” の話。
続いて、オードブルの説明の後だからスープの説明が入るかと思いきや、唐突に “魚料理” の話だ。
そう、今作の魚料理といえば、生粋の「傍聴マニア」で 「笹寿司」の主人であり寿司職人・笹山(田中要次)と店の “その後” の話と、道男(和田庵)の進退。
誠に以て都合が良すぎる設定ではあるが、“連ドラ” であるなら、いつも書いているように「〈続き〉があるように描いたら、〈続き〉を描くべし!」なのだ。
ちなみに、私は洋菓子好きで回転ずし嫌いだが、昨日見た下記の記事の先を行ったネタと思って、好意的に飲み込むことにした。
そう、「和菓子×寿司」は、先見の明があるってことだ(苦笑)
世界的パティシエが展開する「エキリーブル」×「かっぱ寿司」ごちCAFEコラボ商品 テレビドラマのスイーツ監修も手がける徳永純司氏監修「マロンスイーツ」 カッパ・クリエイト株式会社のプレスリリース
アバンタイトルで、二つ、褒めたいこと
ちょっと意地悪に書いてしまったから、自己弁護を兼ねて褒めておこう。
これ、間違いないく都合が良すぎる設定ではあるが。
たまに、「謎解きの回答合わせ」を “回収” だと間違っている御仁がいるが、もともとの “回収” はこういうもので良いのだ。
そして、もう少し褒めておこう。
前段で書いたように、先週からこの時点までで「7年半」の時間が過ぎている。
“三淵嘉子さんがモデルのリーガルドラマ” としては「原爆裁判」に強い興味があるが。
“佐田寅子のホームドラマ” としては「画面に映らない、あの登場人物たち」のほうに強い興味があるのだ。
そう、今作は “連続ドラマ” として、実に、多くの魅力的な登場人物を描き、彼ら彼女らで数々の個性的な生き様を巧みに描き続けてきたことの証しなのだ。
"更年期症状"と"更年期障害"の"違い"を助産師に聞いてみた
メインタイトル映像開けは、アバンから5か月後の「昭和38年(1963)11月」へ。
ちなみに、昭和38年生まれの朝ドラ出身者は、リリー・フランキーさん、伊原剛志さん、松村雄基さん、あめくみちこらがいらっしゃる。
皆さん、昨年に還暦を迎えられた俳優さんたちだ。
うっかり脱線してしまったから、本編へ話を戻そう。
※いや、今回は本編がしっかりと作りこまれているから、私も脱線する余裕があるのです…
と言いつつ、脱線の続きだ。
先日から、自身の更年期障害と、認知症の義母・百合(余貴美子)に向き合う寅子(伊藤沙莉)が描かれている。
今回は、まず自身の更年期障害と向き合う寅子。
実は私、以前から「更年期障害」という「障害・障がい」という呼び方に違和感を覚えていた。
そこで、看護師で助産師で受胎調節実地指導員で、自身も悩まされて妻に聞いてみた。
簡単に言うと、「更年期」は誰にでも訪れるもの、「更年期症状」はほてりやのぼせなどの「ホットフラッシュ」などのことで、「更年期障害」は日常生活に支障をきたしている場合を指す… と。
ざっくり言えば、「更年期症状がある」より「更年期障害」のほうが病気として重症である… 当然かもしれないが。
表記は、正しくしたいものだ。
アルツハイマー型認知症は、糖代謝が良くないから過剰摂取に走る
続いて、
百合がバナナを食べるくだりについて。
認知症だった両親も、今認知症の義母も、「食べるのやめな」といっても、甘いものが大好きだ。
基本的に、認知症患者の多くが、お菓子や果物の摂取しすぎで糖尿病を悪化させるケースも多い。
当然、甘いものでおなかがいっぱいになるから、肝心のたんぱく質などの栄養不足になる。
しかし、諸説あるが、一説には “アルツハイマー型認知症の患者の脳では糖代謝の低下と高インスリン状態である” との報告がある。
出典:甘いもの食べ過ぎるとボケちゃうの?,さいたま市,岩槻区,審美歯科,歯周病,スワンデンタルクリニック
糖代謝が良くないから、過剰摂取に走るのだ。
当分の過剰摂取は、カルシウムを奪うから、歯の健康も阻害する。
なんとか、介護者は対処するべきだと思う(これが、簡単ではないんですよね)
「朋彦さんのところに行きたい」はお涙頂戴になっていない
もう一つは、百合が「朋彦さんのところに行きたい」について。
認知症の主な症状に現在の日付や時間、場所など、現状を理解できなくなる症状、さらに進行すると自身と他人の関係性も理解できなくなる「見当識障害」がある。
知人だけでなく家族も認識できなくなる症状で、同時に、過去に亡くなっている人をまだ生きていると思う症状もある。
私の実母は、洗濯物干しで風に揺れる白いシャツを見ると、亡くなっている父を思い出すらしく、「お父さんがいる」とよく幻視を見ていた。
今回の百合の症状は「見当識障害」とは違うようだ。
恐らく認知症の初期の設定である百合だから、いわゆる「まだらボケ」の状態で、時々物忘れが激しくなる自分の体に不安を感じた結果の言動のように見えた。
とにかく、認知症の症状には定型がない。
だから、介護は本当に大変なのだが。
このシーン、余貴美子さんの名演技と、汚れた丸メガネのレンズと背後から差し込む夕日の演出で、「せつないシーン」には仕上げているが、昨日のような「お涙頂戴シーン」にはなっていない。
劇伴の選曲のうまさもあって、ちゃんと「支えあう嫁と姑のほのぼのシーン」に見える。
ここの美術、選曲、演出は評価したい。
百合さんの歯は、きれいだったが…
さらに脱線させていただく。
この度の百合 役の余さんの “歯はきれい” だったが。
2021年に亡くなった俳優の坂本スミ子さんは
1983年の今村昌平監督の映画『楢山節考』(今村昌平監督)で、40代のときに自分より 30歳も若い「息子(1歳違いの緒形拳さんが演じておられます)に捨てられる老母」を演じる際、リアリティを追求するために前歯4本削り、映像で「歯のない老女」を完璧に演じたという、日本映画史に残る逸話がある。
それだけのことだが。
判決のくだり「実質的に残り4分半で描けるの!?」と思ったが
私が脱線しているうちに、「昭和38年(1963)12月7日(土)」へ。
正直、「実質的に、残り4分半で描けるの!?」と思ったのは言うまでもない。
しかし、アゲたりサゲ足りして申し訳ないが、さすが夜ドラ『あなたのブツが、ここに』(NHK/2022)のサブ監督・梛川善郎氏の演出だ。
あえて『あなたのブツが、ここに』を挙げたのは、あの作品のメイン監督・盆子原誠氏に負けず劣らずに「コロナ禍の緊急事態宣言下の不安いっぱいの市民」を見事に描いたのが、今作のメイン監督・盆子原誠氏なのだ。
であるから、当初から安易に「絶対に資料映像(原爆投下や焼け跡の様子)は挟み込まない!」と信じていたが、まさか劇伴まで排除してきたのには驚いた。
恐らく、脚本家も演出家も「この判決文こそが、今作の最大のテーマである」との思い、自負、決意の表れだろう。
今作がこれまで徹底的にと言って良いくらいにやってきた「冷たい印象の法律の文章を、登場人物の心情をのせたセリフに昇華させる」の集大成といえる。
従って、脚本も演出も意図は、淡々とではなく、粛々と… である、と思う。
もちろん、これだって十分すぎるほどの、“ドラマ” なのだから <映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!> であることは言うまでもない。
さらに付け加えるなら、俳優たち一人ひとりの確かな存在感と高い演技力があるから、選択できた演出だ。
"法で人を助ける"を丁寧に描いて今作だからこその書き加え
特に秀逸な映像(脚本・演出・演技)だったと言わざるを得ないのが、メインタイトル映像開けから、星家で寅子がテーブルで考え事をする「約1分11秒」だ。
寅子、漆間昭(井上拓哉)、汐見圭(平埜生成)の3人で判決文の草案の最終チェックをする場面だ。
3人の苦悩を、1分弱で分かりやすく描いたことも評価に値するが。
寅子の口癖「はて?」をきっかけにして、寅子の意思を明確に伝えつつ、これこそが
寅子「請求棄却のひと言で この裁判を 判決を
終わらせてはいけない」
トラブルを迅速に解決すること、原告と被告が納得する判決を出すことも大事だが。
“法ができること” を常に追求し、“法で人を助ける” をずっと丁寧に紡いできた今作だからこその「書き加え」のアイデア。
裁判官が、公に自分の、自分たちの意見を述べる、歴史に刻むことができる唯一の機会を「はて?」から導いた展開はお見事だ。
たくさんの光が窓から差し込む、この上なく明るい部屋で “暗い過去を振り返りつつ、明るい未来を見据えて” ということだ。
劇伴も、暗すぎず、明るすぎず、8年間にも及ぶ長い苦しい裁判の終盤としては、あえてゆったりと “時が流れる” 印象だ。
それだから、このあとの判決文に興味関心がわくのだ。
「原爆裁判」の“判決文”を全文掲載!
星航一(岡田将生)も廊下で聞いている。
汐見「原爆被害の甚大なことは
一般災害の比ではない。
被告が これに鑑み
十分な救済策をとるべきことは
多言を要しないであろう。
しかしながら それは
もはや裁判所の職責ではなく
立法府である国会
および行政府である内閣において
果たさなければならない職責である。
それでこそ 訴訟当事者だけでなく
原爆被害者全般に対する救済策を
講ずることができるのであって
そこに立法 および立法に基づく
行政の存在理由がある。
終戦後 十数年を経て
高度の経済成長を遂げた我が国において
国家財政上 これが不可能であるとは
到底考えられない。
我々は本訴訟を見るにつけ
政治の貧困を嘆かずには
おられないのである…。
主文。
原告らの請求を棄却する」
※テレビ放送字幕ママ
※意味を理解せず「多言」を「他言」と誤記してあるネット記事があるので注意されたい。
岩居の雲野の写真を見つめる表情が勝利を報告する表情でない理由
ここまで読んでくださった読者様なら興味があるかもしれないので、少しだけ史実に触れておく。
この判決文は、ほぼ史実どおりだ。
で、史実では、この判決文を受け取ることになった原爆被害者、および原告弁護団は、これを、今作の雲野六郎(塚地武雅)のモデルの一人で(雲野は複数名の実在の人物がモデルになっている)弁護団の松井康浩氏は次のように語っていると残されている。
「この言葉は、私の肺腑をえぐる。」、「判決が被爆者の権利を否定したことは、多くの学者がやむを得ないところとし、裁判所も被爆者に深甚の同情を示し、政治の貧困をぶちまけてはいてもなお遺憾と言わざるを得ない。」、「政治の貧困を嘆かれても現実の救済にならない。」
出典:原爆投下は国際法に違反する」との判決を想起しよう|日本反核法律家協会
しかし、松井氏ら弁護団、被爆者たちの戦いは、こののちに一定の実を結んでいるのも事実だ。
昭和32年(1957)には「原子爆弾被爆者の医療等に関する法律」、昭和43年(1968)には「原子爆弾被爆者に対する特別措置法」が制定されている。
この2つの法律は、平成6年(1994)に「原子爆弾被爆者の援護に関する法律」(被爆者援護法)となっている。
このことで、原爆被害は特殊な被害と位置付けられ、原爆症認定訴訟の根拠法として、現在も機能している。
時間はかかるが、今作で描かれた「原爆裁判」が、原爆被爆者の救済になっているのは間違いないのだ。
よって、今回のラストシーンで、山田よね(土居志央梨)は涙を流すも、岩居(趙珉和)は雲野の写真を見つめる表情が、「勝利を報告する表情でない」のは、上記の理由があるからだ。
そこにまで、今作が丁寧に「原爆裁判」を描いたことを、大いに評価したい。
あとがき
体たらくの8月に続き、9月に入ってもイマイチだった今作ですが、今回の15分で不死鳥のようによみがえったと、しておきますね(笑)
この感じですと、岩居たちが被爆者救済の弁護団結成までは描きそうですね。
あと気になるのは、汐見がらみで‘ヒャンちゃん’こと崔香淑/汐見香子(ハ・ヨンス)の “その後” を見たいです。
だって、時間経過を鑑みれば、ヒャンちゃんもお母さんになっているはずですから。
とにかく、また期待できそうになってきたのがうれしいです。
なんと、4時間かかりました。
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第114回/第23週『始めは処女の如く、後は脱兎の如し?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
昭和37年1月、原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾し、広島から上京してくる。一方、星家ではのどか(尾碕真花)の態度に不満が爆発し、優未(毎田暖乃)が家を飛び出してしまう。登戸の猪爪家に連絡したら大ごとになると考えた寅子(伊藤沙莉)はどうしたものかと頭を悩ませる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7,10,11,14,16,19,20,23週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8,13.18,22週
安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9,12週
伊集院悠(過去作/オーディオドラマ・FMシアター「告白の対価」静岡局制作) 第15週
相澤一樹(過去作/BSプレミアム:善人長屋 第5話のみ,単発:月食の夜は) 第17週
酒井悠(過去作/兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」,FMシアター「ふたつのせかい」) 第21週
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法律考証:村上一博(明治大学 法学部 専任教授)
裁判所考証:荒井史男(元名古屋高裁長官 定年退官)
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旧字考証:三浦直人(明治大学大学院 文学研究科 史学専攻 日本史学専修)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
ジェンダー・セクシュアリティ考証:前川直哉(福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 准教授)
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語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
副音声解説:山崎健太郎(過去作舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ)
制作統括:尾崎裕和(過去作/恋せぬふたり,鎌倉殿の13人)
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騒動のためとしても "優未の唐突なキャラ変" はやりすぎ!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
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いつも書いていることだが。
好意的な解釈は、物語でもドラマでもない、ただの「マイドラマ」だと。
しかし、こんな辛口な感想を投稿している私でも、「面白くなってほしい」と “好意的” に見ようとはしている。
でも、前回のラスト、今回のアバンタイトルの優未(毎田暖乃)の態度、言動を見て、今作を「面白い」とは正直思えないし、思わなかった。
その理由は、優未の唐突なキャラ変だ。
別に、好意的に見なくても、解釈しなくても、今の「星家」に住む優未の思いや気持ちには共感はできる。
たまりにたまったモヤモヤが爆発するのにも、介護をやってきた私は十分に感情移入はできる。
「でも、年上の、それも義理の姉を蹴飛ばすなんてやっちゃダメ」と言いたいわけではない。
「分かってくれないの!?」の行動理由の結果が、蹴飛ばす!?
「う~ん」と受け止めに悩むのは、自分の怒りを “蹴飛ばす” で晴らす人は、子どもであろうと、百合(余貴美子)さえも蹴飛ばすのではないか? という懸念だ。
もちろん、好意的に解釈すれば「そんなことは、しないでしょ」だろう。
でも、優未にとっては、のどか(尾碕真花)だって大切な家族の一員で、心配している一人なのだから、思い余って… やりかねないと考えるほうが自然では?
ホント、介護に慣れていない時期って、分かっているけど頭にくることの連続なのだ。
これ、せめて “怒鳴る” 程度にしておいたほうが無難だったのではないだろうか?
だって、だって、そもそも、優未は、大好きなお母さんを心配させないようにテストの点数を自ら改変した子でしょ?
新潟赴任に同行して、明るく自由奔放な性格になったとはいえ、さすがに変わりすぎ…(汗)
それ以前に、優未の性格設定を鑑みれば、「自分がこれだけ心配しているのに分かってくれないの!?」の行動理由の結果が “蹴飛ばす” は、感情と言動の組み合わせとして異和しかないのだが。
それこそ、推奨はできないが、「分かってくれないの!?」の行動理由の結果は、普通は “無視する” や “辛く当たる” では?
まあ、脚本や演出としては「朝ドラだけど子どもだから多少の暴力は良いでしょ? 元気に見えるし」のポジティブ思考なのか(困)
重苦しすぎないように、緩衝材として挿入しているとしても
これまでの私なら、「出たぁ。イマジナリー猪爪家ファミリー!」と書くところだが、そんな気持ちになれるはずはない。
なぜなら、このモヤモヤ状態を上書きするようなナレーションが入ったからだ。
語り「大騒ぎになるのは優未も本望ではない」
今作では書きたくなかったが、まさかラスト1か月で書くことになるとは!
そう、完全に「騒動至上主義」改め、トラブル依存症候群(人間描写が蔑ろにしてまで、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと)に陥ってしまっている。
もう、脚本家が語りに言わせてしまっているのだから、間違いなくトラブル依存症だが、幸いに <まだ> 初期症状だ。
<まだ> と書いたのは、きっと「原爆裁判」ばかりになると重苦しくなりすぎるから、緩衝材的に笑いを盛り込んでいるに違いないと、好意的に思うからだ。
でも、コミカルな部分も “違和” を生じるような箇所があれば、途端にコミカルにはてなマークがつくのだ。
どうも、7月まではあった吉田恵里香氏の繊細な心理描写に陰りが見えているのは私だけだろうか?
「来週には、元の『虎に翼』が帰ってくる」と、好意的に見てみた(苦笑)
「原爆裁判」と「優未の暴力騒動」が、うまくリンクしていない
メインタイトル映像開けも、私にはよく分からない。
なぜ、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)が優未を叱らないのか?
もちろん、一番解せないのは、叱らない寅子だが。
優未に怒りの理由を聞くくだりを入れたのは悪くない。
でも、日本中、いや世界中の家族が見る、世界で唯一の被爆国である日本の朝ドラとして、ホームドラマとして、法律を描くドラマとして、ワケがあっても暴力は否定すべきでは?
だって、それこそが、一方の「原爆裁判」で主人公が向き合っている被害者救済につながるのではないのか!
だから、少し前に書いたのだ。
航一(岡田将生)とのどかを、優未と同世代にしておけば良かったと。
今回だって、のどかも中学生だったら「子ども同士の小競り合い」で納得できたと思う。
やはり、どうも「現在」と「過去」が微妙にリンクしてないように見える…
遠藤でなく、寅子,よね,轟が優未を叱るべきだったのでは?
もう一つ、解せないこと。
それは、なぜ、轟の恋人で、出版社の編集者の遠藤時雄(和田正人)が優未にお説教をする係りにしたのか?
遠藤「口や手を出したりするってことは
変わってしまうってことだとは
覚えておいてほしい。
優未「変わる?」
遠藤「うん。
その人との関係や状況や自分自身も…。
その変わったことの責任は
優未ちゃんが背負わなきゃいけない。
口や手を出して
何の責任も負わないような人には
どうか ならないでほしい」
この遠藤のセリフを聞けばわかるとおり、脚本も演出も、この度の “優未の蹴飛ばし” と “米軍の核爆弾” をリンクさせている。
そして、「加害者の責任を背負う、背負わせる」は、寅子が苦悩している「被爆者救済」と完全にリンクしているのだ。
だから、だから、ここは、寅子が、よねが、轟が、もっとしっかりと優未を叱るべきだったと思う。
「気持ちは分かるけど、怒りのぶつけ方が間違っていた」と。
「謝って済むなら警察はいらねぇ!」とは言わない。
正しく、誠意をもって、謝罪することは大切なことだ。
でも、やはりホームドラマ、リーガルドラマ、裁判官が母の母子の物語としては、なお一層もやもやが濃くなった…
まあ、「両者が謝って誤解が解けて円満解決」と、今作一番の超好意的な解釈をしておこう。
「ちっちゃい事は気にするな!ワカチコ ワカチコ」ってことで(困)
被爆者証言シーンをお涙頂戴丸出しの演出で装飾したのは評価できない
7分過ぎ、「昭和36年(1961)12月」から「昭和37年(1962)1月」へ、また時間経過。
裁判の前日、原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つために広島から上京してきた。
ここからのくだりで、ネット記事界隈では「全米が泣いた!」「涙腺崩壊!!」と大盛りあがりのことだろう。
※直後に放送された『あさイチ』も…
私も、脚本としては決して悪いとは思わない。
寅子が、被爆者の気持ちに寄り添う過程として、当の本人の証言から “何か” を受け止めるという描写差のものは、脚本として正攻法だ。
しかし、メイン監督・梛川善郎氏は、この場面に、劇伴「You are so amazing (『虎に翼』メインテーマ)/Vocal: Stuart Murdoch, Belle & Sebastian」をあてた。
ハッキリ書くが、このシーンをお涙頂戴丸出しの演出で装飾したのは評価できない。
確かに、歌詞と映像は乖離はしていない。
しかし、バラードで着飾らせて泣かせる場面だとは思えないのだ。
ここは、演出家として入山法子さんの演技力に賭けて、劇伴なしで攻めてほしかった。
それこそ、戦火を逃げ惑う人々が泣き叫ぶ声でも重ねて、「寅子には、吉田ミキの人生の1秒1秒が見えていた」とするような演出がふさわしかった… と、私は考える。
そして、次の歌詞(最終パート)は、判決文が出たときにこそ温存するべきだったとも、考える。
もちろん、脚本家と演出家が、史実をどうドラマ化するのかは分からないが。
It's ok that you cry
There will be grateful nights
You can be so proud
'Cause you are so amazing
----- 和訳 -----
泣いても大丈夫
感謝の夜が来る
誇りを持っていい
だって君は素晴らしいから
※You are so amazing (『虎に翼』メインテーマ)より
あとがき
花江ちゃんが「男の子なんだから喧嘩で負けちゃだめよ」なんて、つい女の子の優未にも言って育ててきたのかな?
さすがに、家族を蹴飛ばして、叱りもしないで「カレー!」と歌うのは… チャック。
それにしても、ますます「原爆裁判」が箇条書き&お涙頂戴ネタに下落していきますね。
私が期待しているのとまったく違うので、少し慌てています。
まあ、「本編」がどうであれ、「土曜日版」では修正してくると思いますけれど。
お知らせ
今作とは直接関係ありませんが、岡田将生さんネタということで。
昨日、下記の報道がありました。
岡田将生×中井貴一のナース・コンビが帰ってくる! 『ザ・トラベルナース』、2年ぶりの続編が10.17放送開始 - ドラマ - ニュース |クランクイン!
こちらを受けまして、「来期の木曜日は見るドラマがない」を撤回して、修正しました。
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第10話『未知のウイルスの脅威!タイムリミットは発熱後の5日間!』の感想。
歌舞伎町のホスト・凌介(戸塚純貴)は、アメリカ帰りに「歌舞伎町ウイルス」とも呼ばれる未知のウイルス・ルミナに感染し、日本国内で感染が拡大。ルミナは非常に危険な感染症で、ECMOなしでは5日以上生存した例がない。研修医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)や聖まごころ病院の医師たちは、それぞれの立場でウイルスへの対応を模索するが、感染者が増える中、高峰啓三(生瀬勝久)が感染。享(仲野太賀)は自分が原因だと感じ、苦悩する。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:宮藤官九郎(過去作/あまちゃん,俺の家の話,不適切にもほどがある!)
演出:河毛俊作(過去作/ナニワ金融道,きらきらひかる,救命病棟24時2009) 第1,2,5,8話
澤田鎌作(過去作/不毛地帯,元彼の遺言状,女神の教室) 第3,6,10話
清矢明子(過去作/ラジエーションハウスII 第8話のみ,僕たちの校内放送) 第4,7話
野田悠介(過去作/アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋2,競争の番人) 第9話
音楽:本多俊之(過去作/ニューヨーク恋物語,風のハルカ,家族ゲーム2013)
主題歌:サザンオールスターズ 「恋のブギウギナイト」
P:野田悠介(過去作/競争の番人,アンサング・シンデレラ,女神[テミス]の教室)
※敬称略
「近過去」「半過去」を「近未来」としたアイデアが秀逸
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。
日本では、よく「近未来」とは言うが「近過去」とはあまり言わない。
しかし、イタリア語には「近過去」「半過去」という概念が存在し、「以前に起こったこと」を表現するのにも単語が違うと、外国語に堪能な友人に聞いたことを思い出した。
ちなみに、下記のサイトを参考にさせていだくと。
●近過去:過去に完了した動作や状況を述べる(「過去完了形」とほぼ同じ)
●半過去:継続中、または、反復的かつ習慣的に行われた過去の状態や動作
イタリア語の過去形 近過去と半過去の比較 イタリア語Dante-Learning
私は、妻が大学附属病院の看護師であり、身内に高齢者もいるし、自分自身が感染リスクがあるとされているから、まだ新型コロナウイルスが終息したとは一度も思ったことはない。
しかし、一般的には、いわゆる「コロナ禍」から4年半近くが経過しているから、ある意味で「近過去」であり、「半過去」を描いたのが、この第10話といえるだろう。
宮藤官九郎氏の最近の連ドラでは、ドラマ『俺の家の話』(TBS/2021)が “アフターコロナ” の世界でのホームドラマだった。
映像的にも、登場人物らが外出時はマスク着用で、自宅ではノーマスクの会話劇が繰り広げられた。
『俺の家の話』でも、最終回では、(当時の)1年後の 2022年の「近未来」として、ノーマスクの世界、アフターコロナの世界が登場し、私を含めて多くの視聴者が「コロナ、終わるよね」と希望の光を見出したのは記憶に新しい。
もう、コロナについては "平和" になったといえるのか!?
で。
この『新宿野戦病院』の設定は、『俺の家の話』のはるか斜め上を行く状況設定に、まず度肝を抜かれた。
確かに “アフターコロナ” の「近未来」ではあるが、今度は前回の終盤で「ビフォールミナ」を描き、今回でがっつりと「ウィズコロナ」ならぬ「ウィズルミナ」の世界を構築した。
また、「コロナ」と「ルミナ」を韻を踏んでいるのが、劇中の2025年に感染爆発をした未知の新型ウイルス、光のような速さで蔓延することから “ルミナウイルス”。
そう、「近未来」を描いているのに、「近過去」「半過去」を描くという斬新さだ。
なぜ、斬新なのか?
普通に未来を描くドラマなら、「そういうこともあるよね」となる。
しかし、「半過去」だと、次のような小児科医・横山勝幸(岡部たかし)のセリフが描けるのだ。
横山「高齢者は 特に
重症化するケースが多い。
堀井さんなんて
いつから 家 帰ってないんだっけ?」
まず、2024年夏に、「コロナは高齢者が重症化するから」なんて言っている、意識している人がどれだけいるのか!?
そして、コロナ禍で医療従事者がどれだけ華族や身内を犠牲にして、様々な患者のケアにあったのか覚えている人がどれだけいるのか!?
終盤で「平和」というキーワードが出てくるが、もう、コロナについては “平和” になったといえるのか!?
この辺をもう一度見直してほしいという作家の意図が含まれていると思う。
生きるということは生き残ることで。戦争、殺し合いと同義
コロナ禍に、一部の感染対策の専門家が声高に言っていたのが、実は中盤でヨウコ(小池栄子)が「免疫獲得してすいません」と繰り返した高峰享(仲野太賀)をひっぱたいた際のセリフだ。
ヨウコ「人間もウイルスも
生きようとしとるんじゃ。
生き残るために 必死なんじゃ。
戦争なんじゃ。殺し合いなんじゃ。OK?」
きっと、このセリフのための『新宿野戦病院』のタイトルであり。
生きるということは、生き残ることで。
それは、戦争、殺し合いと同義だと。
そして、生き残りをかけた人間の戦争、殺し合いに加勢をするのが、自分たち医師や看護師、医療従事者である… と。
あざといお涙頂戴モノや、嘘くさいヒューマンドラマに寄せて描くのではなく。
徹底的に、医療ドラマ、医療エンターテインメントに作りこんだのだ。
医療従事者のプライドと執念を凝縮した医療ドラマ!
それがよく表れていたのが、高峰享の父・啓三(生瀬勝久)がルミナに感染してしまうくだりだ。
ECMOさえあれば父親を助けることとができると、放蕩息子の医師が自分の手では父を救えない苦悩を描いたウェット&センチメンタルストーリーとして構築しても、おかしくないところだが。
必死に自分たちができる範囲のことをやることで、患者を生かそうと奔走する医療従事者の誇り高きプライドとしつこいくらいの執念を凝縮した医療ドラマに作り上げた。
ここまでブレずに医療ドラマとして描き切ったのは、これまたスタッフやキャストたちの誇り高きプライドとしつこいくらいの執念なのは間違いないはずだ。
舞「人間の言うことは聞かないのに…」
今作の第1~3話あたりでは、正直、 NPO法人「Not Alone」新宿エリアを盛り込んでいる意味が分からなかった。
「聖まごころ病院」だけを描いていれば、世界観を構築できるはず… だと思っていた。
しかし、そうでないことが分かったのが、終盤の亨と歩く南舞(橋本愛)のセリフだ。
舞「変な病気が はやってなくて
戦争とか災害とかもなくて
経済が安定してて
誰かが太ったとか痩せたとか
その程度でニュースの
コメント欄が わちゃわちゃする。
要するに 平和ってこと?」
実に皮肉が込められたセリフであり、実は多くの人が毎日思っていることだ。
医療従事者ではなく、常に日本社会の貧困と向き合っている愛だからこその “平和観・平和意識” だ。
さらに、舞の “世間の平和” への怒りの鉄拳は続く。
舞「人間の言うことは聞かないのに
ウイルスの言うことは聞くのかよ」
これ、「人間」と「ウイルス」を、例えば「私」と「あいつ」、「市民」と「○○知事」、「国民」と「同志の国会議員」などと置き換えると、舞の怒りの根っこが見えてくると思う。
ラストシーンは、映画『第三の男』へのオマージュか?
ここからの約5分間の映像は、すさまじい。
ECMO頼みの亨が、ECMOがな災難に直面したからこそ目の当たりにする “平等” という漢字二文字の虚無さと残酷さ。
ECMOの順番が父に回ってきたことを知り、ここでまた “平等” の恩恵にあずかって安堵する亨にとっての “平等” の意味。
そして、少しは『ディレクターの目線blog』らしいことを書いて締めくくろう。
今回のラストーンは、パパ活もいなくなり、人間の言うこと聞かない人間もいなくなった、“命・生命” の廃墟、墓場のようになった歌舞伎町の街を歩く舞の後ろ姿で終わる。
これ、私は、映画『第三の男』へのオマージュだと思う。
映画『第三の男』を簡単に解説すると、第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にした犯罪映画であり、ミステリー映画。
あらすじの詳細は書かないが。
主人公ホリー・マーチンスは、とある墓場で愛情を抱いていたハリーの元恋人アンナを待つが、アンナはホリーに一切目もくれず、無言で彼の前を通り過ぎるというのが、ラストシーン。
そのアンナが墓場を去る際の後ろ姿が、舞の背中と重なるのだ。
まあ、『第三の男』をご存じでなければなんのこっちゃだろうが、それを含めて今作が描き続けてきた「映画ネタ」かもしれない。
最後に、そのラストシーンを提示して終わりにする。
あとがき
上記の感想では触れませんでしたが、補助金詐欺のくだりへの皮肉。
ヨウコの設定があるからこその、日本人らしさを強調したのも面白かったです。
「コロナ禍を懐かしむ」なんて、クドカンしかできないのでは?(笑)
また、今回はナレーションやモノローグが工夫されており、内容が分かりやすかったです。
やはり、「クドカンのドラマは、だんだん盛り上がる」ですね。
FODにて先行配信で次回を見た方、ネタバレコメントはご遠慮ください!
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第113回/第23週『始めは処女の如く、後は脱兎の如し?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
原爆投下は国際法に違反しているかどうか、原告・被告双方が国際法学者による鑑定を求めた。竹中(高橋努)の記事によって「原爆裁判」に世間の注目が集まりはじめる。一方、星家では百合(余貴美子)の認知症が進行。寅子(伊藤沙莉)は航一(岡田将生)・優未(毎田暖乃)と共に懸命に百合を支えるが、寅子自身の体調もすぐれない日々が続く。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7,10,11,14,16,19,20,23週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8,13.18,22週
安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9,12週
伊集院悠(過去作/オーディオドラマ・FMシアター「告白の対価」静岡局制作) 第15週
相澤一樹(過去作/BSプレミアム:善人長屋 第5話のみ,単発:月食の夜は) 第17週
酒井悠(過去作/兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」,FMシアター「ふたつのせかい」) 第21週
音楽:森優太(過去作/海の見える理髪店,あなたのブツが、ここに,忘恋剤)
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博(明治大学 法学部 専任教授)
裁判所考証:荒井史男(元名古屋高裁長官 定年退官)
風俗考証:天野隆子(過去作/ごちそうさん,花子とアン,スカーレット)
旧字考証:三浦直人(明治大学大学院 文学研究科 史学専攻 日本史学専修)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
ジェンダー・セクシュアリティ考証:前川直哉(福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 准教授)
タイトルバック制作:シシヤマザキ(公式サイト )
取材:清永聡(NHK解説委員:司法・事件・公文書管理・災害)
語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
副音声解説:山崎健太郎(過去作舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ)
制作統括:尾崎裕和(過去作/恋せぬふたり,鎌倉殿の13人)
※敬称略
「原爆裁判」のことを、私なりにプチ解説した記事を投稿
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。
台風の影響で、被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
千葉県北西部は雨続きが止まったせいか、朝から病院と薬局が大混雑でこんな時間の投稿になり、申し訳ございません。
また、「原爆裁判」のことを、私なりにプチ解説した記事を投稿しましたので、興味がある方はご一読を。
判決はネタバレになりますが、判決文などドラマの面白みを削ぎそうな部分は書いていませんので、ご安心ください。
朝ドラ「虎に翼」で描かれている「原爆裁判」を歴史苦手な管理人の目線でプチ説明します
ようやく "今作らしい言葉選び" が復活する兆しか…
プロに言うのは申し訳ないが。
ようやく、脚本担当の吉田恵里香氏が本気を出してきたようだ。
それが分かるのが、アバンタイトルの冒頭の寅子(伊藤沙莉)が被告側の証言人である国際法学者の嘉納隆義(小松利昌)に質問する場面だ。
寅子「鑑定人は 米国にも国にも
賠償責任を求められない場合
『今』苦しんでいる被爆者は
どこに助けを求めればよいと
お考えですか?」
このセリフのどこに、脚本家の本気度が見えるのか?
それは、「被爆者は」という “単数形” の表現だ。
直後に嘉納が「被爆者の方々には同情するが」というセリフがある。
さらに、原爆裁判の国側代理人・反町(川島潤哉)には「被爆者個人への同情」と言わせている。
解説するまでもないが、寅子は被爆者を “一人ひとりの人間” と捉えているのに対して、嘉納らは “一塊の集団” と把握していると、セリフの表現を分けているのだ。
ネタバレになるといけないから史実の詳細は書かないが、この “単数形” こそが、寅子のモデルである三淵嘉子さんの判決が、のちの昭和43年(1968)に制定される「原爆特別措置法(正式には「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」)」に大きな影響を与えるのだ。
もちろん、今作がそこまで描くのか分からない。
でも、ここを描き分けた時点で、ようやく “今作らしい言葉選び” が復活する兆しと思いたい。
「お財布がないのよ」は、初期の認知症症状あるある
本編から、ちょっと脱線してみる。
「お財布がないのよ」は初期の認知症症状あるあるで、まだマシ。
この後に「誰かが私の財布を盗んだ」と叫ぶようになり。
やがて、家族やヘルパーさんを窃盗犯の設定にして、「あの人が盗んだ」と陰で噂話を始める。
もちろん、ほとんどが当人がしまった場所を忘れただけだが。
自分が年を取って「物忘れをする」ことは認めていても、「誰かに盗まれた」とすることで「自分は悪くない」と思いたいだけなのだ(苦笑)
これらは「物盗られ妄想」と呼ばれ、基本的に「また忘れたの!?」と叱ってはダメ。
「またボケ老人扱いされた」と反発し、悪化する。
基本の対応は、一緒になって探すなり、何度も置き場所を確認するなりしていると、一定期間続いてほぼなくなる。
ちなみに、「ここは私が支払う!」「私のお金を返して!」と異様にお金に固執する傾向も認知症の症状の一つ。
まっ、全て自分の介護の経験と、介護のプロから教わった受け売りだが(汗)
吉田氏の脚本らしい "幸福へのいばらの道=地獄" の解釈
本編に戻ろう。
どうやら、先ほど書いた「“今作らしい言葉選び” が復活する兆しと思いたい」は正しいようだ。
被爆者で、原告のひとり、吉田ミキが法廷に立つことを承諾した。
轟は、その女性が批判の的に晒されることを心配するが、よねが轟にきついパンチを送り出す。
よね「それを決めるのは お前じゃない。
どの地獄で 何と戦いたいのか
決めるのは彼女だ」
普通のドラマ、普通のドラマを見た解釈としては、「地獄」という単語は非常に強いエネルギーを持つから、「急にとてつもなくシリアスになった」と受け取るかもしれない。
しかし、今作における「地獄」という単語が持つ意味は、一般的なそれとは違うと思う。
遡(さかのぼ)ること、4月5日放送の第5回で、法律家を目指そうとする寅子に、母・はる(石田ゆり子)が次のように言っていたのを思い出してほしい。
はる「どう進んだって地獄じゃない。そうでしょ?
頭のいい女が確実に幸せになるためには
頭の悪い女のふりをするしかないの」
その後の展開を思い出せば、よねと轟はもちろんのこと、男性家族に恵まれなかった梅子(平岩紙)、元華族の涼子(桜井ユキ)と元お付きの玉(羽瀬川なぎ)、‘ヒャンちゃん’こと崔香淑/汐見香子(ハ・ヨンス)、法を守る立場にこだわった花岡悟(岩田剛典)も、ある意味で “地獄”を歩み続けた登場人物たちだ。
そして、今作では、花岡は例外として、“地獄” へ足を踏み入れて歩み始めた人間は <必ず先が開ける> と同時に、新たな “地獄” に悩まされて成長を続けることができると、描いてきた。
そのことらを考え合わせると、今回で よねが言った「どの地獄で 何と戦いたいのか」こそが、今作らしいし、吉田氏の脚本らしい “自ら選んだ幸福へのいばらの道=地獄” の解釈だと思う。
あとがき
「原爆裁判」と「認知症介護」と、朝ドラとしては、いろんな意味で “地獄” を重ねているのかもしれません。
でも、朝ドラとしては、少々重苦しいですね。
しかし、広義で捉えれば、「今」の寅子の人生も、はるさんが寅子へ言った「地獄の道」だってことなのだろうと、好意的に解釈しました。
脚本家や演出家、政策統括の真意は、金曜日、いいや最終回まで見ないと結論は出せないと思いますけどね。
前回の感想に「54回」もの Web拍手をいただき、うれしいです。
引き続き、“本気モードの読者様と管理人の集い”は絶賛開催中です(笑)
昨日、非公開希望コメントをくださった常連の読者様へ
いつもありがとうございます。
ご指摘くださった表記の件、細かい部分をありがとうございます。
気が付いた部分は、早速修正加筆させていただきました。
言い訳ですが。
数週間前から突然に Windows-IME(日本語変換ソフト)の誤変換が急増したので、先日保存された全学習結果をリセットしたのが原因でした。
でも、私が何度も読み返せば発見できたことなので、今後は一層注視して投稿するように心がけます。
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ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
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〔月曜日〕
●フジ 21:00 119エマージェンシーコール(第2話)
〔火曜日〕
●NHK 22:00 東京サラダボウル(第4話)
〔水曜日〕
●テレ朝 21:00 相棒season23(第13話)
●フジ 22:00 問題物件(第3話)
〔木曜日〕
▼感想の投稿なし
〔金曜日〕
●TBS 22:00 クジャクのダンス、誰が見た?(第1話)
〔土曜日〕
●NHK 22:00 リラの花咲くけものみち(2/1~)
〔日曜日〕
●TBS 21:00 御上先生(第2話)
〔月~木 (夜ドラ)〕
▼感想の投稿なし
〔月~土 (連続テレビ小説)〕
●NHK 08:00 おむすび(第85回)
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- 過去の連ドラの感想記事一覧(あ,い)
Iターン
愛してたって、秘密はある。
相棒 season13
相棒 season14
相棒 season15
相棒 season16
相棒 season17
相棒 season18
相棒 season19
相棒 season20
相棒 season21
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
明日の君がもっと好き
明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
anone
アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
- 過去の連ドラの感想記事一覧(う~お)
嘘解きレトリック
嘘の戦争
美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
奪い愛、冬
海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
ウロボロス
VIVANT(ヴィヴァン)
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
ST 赤と白の捜査ファイル
Nのために
エルピス-希望、あるいは災い-
エール
エンジェル・ハート
エンディングカット
オー・マイ・ジャンプ
王様に捧ぐ薬指
大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
おちょやん
おっさんずラブ-in the sky-
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
オトナ高校
オトナ女子
お兄ちゃん、ガチャ
姉ちゃんの恋人
オー!マイ・ボス!恋は別冊で
お迎えデス。
表参道高校合唱部!
おやじの背中
親バカ青春白書
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?
俺のスカート、どこ行った?
俺の話は長い
お別れホスピタル
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
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カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
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季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
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共演NG
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風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
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行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
緊急取調室[4]
金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
グッド・ドクター
グッドパートナー
グッドワイフ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
- 過去の連ドラの感想記事一覧(け、こ)
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
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最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
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DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
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大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
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70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
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ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
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花咲舞が黙ってない[2024]
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もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
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モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
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