NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『虎に翼』
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第122回/第25週『女の知恵は後へまわる?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
法制審議会少年法部会の委員となった寅子(伊藤沙莉)は、はじめから法改正ありきで議論を進めようとする部会にいらだつ。折に触れて多岐川(滝藤賢一)のことを思い出すのは、桂場(松山ケンイチ)も同じだった。一方、航一(岡田将生)は、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ね、美位子(石橋菜津美)の事件について聞く。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7,10,11,14,16,19,20,23,24週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8,13.18,22,25週
安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9,12週
伊集院悠(過去作/オーディオドラマ・FMシアター「告白の対価」静岡局制作) 第15週
相澤一樹(過去作/BSプレミアム:善人長屋 第5話のみ,単発:月食の夜は) 第17週
酒井悠(過去作/兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」,FMシアター「ふたつのせかい」) 第21週
音楽:森優太(過去作/海の見える理髪店,あなたのブツが、ここに,忘恋剤)
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博(明治大学 法学部 専任教授)
裁判所考証:荒井史男(元名古屋高裁長官 定年退官)
風俗考証:天野隆子(過去作/ごちそうさん,花子とアン,スカーレット)
旧字考証:三浦直人(明治大学大学院 文学研究科 史学専攻 日本史学専修)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
ジェンダー・セクシュアリティ考証:前川直哉(福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 准教授)
タイトルバック制作:シシヤマザキ(公式サイト )
取材:清永聡(NHK解説委員:司法・事件・公文書管理・災害)
語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
副音声解説:山崎健太郎(過去作舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ)
制作統括:尾崎裕和(過去作/恋せぬふたり,鎌倉殿の13人)
※敬称略
今作を最後まで見捨てるつもりは… ない
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。
朝ドラの感想への Web拍手が「30」を下回るようになったら、私を含めた “本気の読者の集い” になると(笑)
投稿時点の前回への拍手が「31」なので、もうすぐです(爆)
直近で上↑を書いたのが、2024年8月30日(金)の感想。
それ以降、読者の皆様を過大なる応援によりまして、40回台、50回台もありました。
そして、下書きの時点での前回の感想への Web拍手数が、祝日にもかかわらず「39」もいただきました。
というわけで、今作を最後まで見捨てるつもりがない “本気の管理人と読者様たちの集い” まで、もうすぐです(笑)
映像で描いてないとしても、語りに言わせちゃうか…
語り「朋一のこと 桂場のこと
少年法や家裁のこと…。
考えることが盛りだくさんな寅子です」
確かに先週から、次から次へとトラブルだらけの “騒動メドレー” 仕様。
だから、寅子(伊藤沙莉)にとって悩み事が多いようには “見える” のは間違いないし。
「悩み事や騒動が盛りだくさんの寅子」には見える… が。
今一つ、「考えることが盛りだくさんな寅子」には見えていなかったのが前回まで。
というわけで、思い切って “語り” に “考えている” と言わせたわけだ。
映像で表現していない時点で、尾野真千子さんの戯曲朗読劇とほぼ一緒だと言わざるを得ないのだが(苦笑)
今週だけ見ている視聴者に対しては、間違っていないが…
ただ、今回は、メインタイトル映像開けにも、しつこいくらいに “考えることが盛りだくさんな寅子” のカットを組み入れた。
「純度の低い正論」「石を穿(うが)つ雨垂(だ)れ」「穂高イズム」などの単語を並べて。
きっと、7月5日放送の第70回へリンクさせたかったのだろう。
第70回は、穂高(小林薫)の退任記念祝賀会の翌日、寅子と穂高が互いの立場から遠慮なく気持ちをぶつけ合い。
「穂高先生は眠ったまま 穏やかに亡くなられました」の語りで、穂高の死を描き。
甘味処「竹もと」で、桂場(松山ケンイチ)、久藤(沢村一樹)、多岐川(滝藤賢一)、寅子が献杯する内容だ
前述の穂高の死を告げる語りの前半部分へ、どうにかして “つなげたい” のだろう。
語り「寅子が少しだけ 家裁の理想に近づいた頃…」
わざわざ、「多岐川の亡霊」改め、今作お得意の “イマジナリー・タッキー” を登場させて、必死に「家庭裁判所の本来の、理想の在り方」「司法の独立性」を訴えている。
「家庭裁判所の本来の、理想の在り方」「司法の独立性」を土台として、法制審議会少年法部会で発言する寅子を強調する脚本も演出も間違っていない。
おっと、正確に書くなら「今週だけ見ている視聴者に対しては、脚本も演出も間違っていない」だ。
寅子が抱えている案件の全てに、経緯の描写が足りていない
なぜ、回りくどい言い回しで「正確に」とやったのか?
それは、今作がこれまで「5か月半も放送と続けてきた連続ドラマ、連続テレビ小説だから」だ。
もう少しかみ砕けば。
前段の “語り” にあった「考えることが盛りだくさんな寅子です」に至る過程や いきさつ の描写が “連ドラ” として不足していたと感じるから。
もちろん、「全く描いていない」とは思わない。
それなりに、“騒動の渦中にいるトラちゃん” は描かれてはきたが、「あの程度で良いの?」と思うのだ。
「桂場への怒り」「法制審議会少年法部会での反論」は、もちろんのこと。
「よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の尊属殺案件」も。
「朋一(井上祐貴)の家裁への異動辞令」だって。
今、寅子が抱えている案件の全てに、経緯の描写が足りていないのだ。
「転」でインパクトを与え、「結」で納得しろは強引すぎる
でも、脚本と演出は、十分に経緯は描かれたとして、物語を進めていると思う。
前回も書いたが。
団子や寿司ではないが、ちゃんと “下準備” や “下ごしらえ” をやってほしかった。
「起承転結」の「転」で視聴者にインパクトを与え、「結」で納得してくださいというのは、いかんせん強引すぎると思う。
今回の終盤での航一(岡田将生)へのよねの発言だって、もっと裁判の経緯や美位子(石橋菜津美)とのかかわりを丁寧に描いていたら、さぞかし説得力のある言葉になっていたと思う。
やはり、盛り込みすぎによって、描くべきことが埋もれてしまった… のではないだろうか。
管理人が考える究極のNHK朝ドラ救済案!!
最後に、昨夜遅くに投稿した下記の記事の補足をやりたい。
拍手コメント返信(2024/9/16):新宿野戦病院(最終回),ビリオン×スクール(最終回),虎に翼(第121回)にお答えします ※ついに解禁!管理人が考える究極のNHK朝ドラ救済案!!
なぜなら、分家である「緊急時&トラックバック用ブログ」だけ読んでいる読者様は気づけないから。
そう、実は「分家は、ここ本家のコピペではい!」のだ。
前編8週と後編7週の全15週、間に2週分のスピンオフを挟む
さて、その記事で書いた「ついに解禁!管理人が考える究極の NHK朝ドラの救済案!!」とは。
結論から言うと。
一つの作品単位の放送期間の単位を「全15週」とし。
「前編の8週と後編の7週に分け」て。
さらに、前編と後編の間に「2週分のスピンオフ」を挟む… という案だ。
昭和のころの連ドラは「1作品=週1回で1年間」ないし、「1作品=週1回で半年間」が多かったのをご存じの読者様も多いと思う。
でも、おそらく下記の3つが原因で、今の「1作品=3か月、全11話前後」になったと推測している。
●いろんな意味での作り手たちの能力不足
●速い時代の流れに追従するためと、働き方改革
●飽きっぽい視聴者、タイパ重視の視聴者の急増に迎合するため
だったら、思い切って「放送期間を短くする」わけだ。
さらに、最近の朝ドラあるあるである「中だるみ現象」の緩和策として、中盤に「休憩時間」を設ける。
そこを、若手脚本家や演出家の練習台や、芸能事務所のごり押し、様々な大人の事情のはけ口にするのだ。
で、後半に向けて立て直しを図る。
このパターンなら、多少の前後の期間の長さをいじって、「前半を子役ちゃんによる幼少期パート」「後半を大人パート」と切り替えることもできる。
今作に当てはめれば、「前半を“トラつば・アベンジャーズ” や戦中まで」とし、「後半を戦後の寅子の活躍とアベンジャーズ再集結」でも可能だったのだ。
これくらい、思い切った改革をやらないと、「朝ドラは変わらない」と思うのは、期待しすぎだろうか?
あとがき
前回も少し例を挙げましたが。
昨日は、前2日間より、大量のア●記事が投稿されていましたね。
制作統括や脚本家へのインタビュー、登場人物のモデルの解説も増えましたけど。
ついに、あの『リア●サウ●ド』の必死なア●記事なんて、各演出家を褒めてますから(笑) いよいよ、当ブログのお家芸が…(汗)
『虎に翼』のクオリティを担保した“画面演出” 随所に見られた映像的な工夫を振り返る|Real Sound|リアルサウンド 映画部
ハッキリ言いますが、「本編の場外」は、『虎に翼』ではありませんので!
今夜は「中秋の名月」で、明日が「満月」です。
【満月カレンダー】2024年9月18日(水)の夜が“ハーベストムーン(収穫月+スーパームーン”ですが、“中秋の名月”ではない!
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◆関連投稿:「批判・批評」でなく、より映像作品を楽しむための「感想」を書き続ける“7つ”の理由

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関西テレビ制作・フジテレビ系・新 月10ドラマ『マウンテンドクター』
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第11話/最終回『山岳医療とMMTの未来のために』の感想。
土砂災害に巻き込まれた登山者を救助した後、歩(杉野遥亮)たちは安堵するが、江森(大森南朋)が突然胸痛を訴え心筋梗塞の可能性が浮上。救助ヘリを要請するも日没で難航。歩は江森を背負って下山を決意するが、途中で江森の呼吸が止まる。江森は「医師が山で命を救う」という理想を実現した直後に命の危機に陥り、その後、知事からMMTの解散が告げられる。果たしてMMTはこのまま解散するのか、再び山岳医療に希望は訪れるのか…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:高橋悠也(過去作/仮面ライダーエグゼイド,ミラー・ツインズ,ザ・ハイスクール ヒーローズ)
演出:国本雅広(過去作/デカワンコ,カンナさーん!,青のSP) 第1,2,4,7,10,最終話
高橋貴司(過去作/青のSP,シッコウ!!~犬と私と執行官~ 第7話のみ) 第3,5,6,9話
保坂昭一(過去作/転職の魔王様 第8話のみ) 第8話
主題歌:Official髭男dism「Sharon」
音楽:林ゆうき(過去作/緊急取調室.Believe-君にかける橋-)
※敬称略
改善策や忠告めいたことを書いても無駄なのは承知の上で
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。
放送が終了した連ドラの感想に、改善策や忠告めいたことを書いても無駄なのは承知の上で。
脚本家も演出部も制作部も、きっと次の依頼があるだろうから、そのときは今作の反省を大いに活用していただきたい。
登場人物らのキャラ設定、および信念や言動が変わりすぎ!
ぜひとも、「次」で改善してほしいのは、<初期設定は最後まで命がけで踏襲すべき!> に尽きる。
最初に断っておくが、私は、今作は出演者に罪はないとした上で、失敗作だったと判断している。
その最大の理由が、 “連ドラ” であるにもかかわらず。
全11話のなかで、どれだけ登場人物らのキャラクター設定、および信念や言動が変わりまくったか!
物語の展開も、あっちこっちと移動して、何を描きたいのかよく分からなくなっていた。
蒸し返したくないが。
特に、今作の主人公・宮本歩(杉野遥亮)と、宮本の師匠的存在の江森岳人(大森南朋)、この二人のブレまくりは目に余るものがあった。
それも、前回と今回で違うならまだしも、1話の中でブレるって?
超好意的に解釈するならば、1話の序盤と後半で、登場人物が成長し変化した… とも受け取れるが。
それならそれで、もっと納得できる成長と変化に見えるような展開を考えるべきだったと思う。
説得力があり、ブレない、"強い初期設定"をつくるべき!
いくつも要求してもしょうがないから、最後の、「次」で改善してほしいこと。
それは、そもそも、ブレる以前の問題として。
<初期設定をつくるときは、説得力と納得感があり、ブレないものを作るべき!> だ。
今作の初期設定の一番のおかしな設定は、山岳医療チーム「MMT(マウンテン・メディカル・チーム)」ありきのわりに、肝心の「理想としての MMT」と「山岳医」と「消防防災航空隊(救助隊)」と、すでに現実に存在する「ドクターヘリ」の存在が混同されているだけでなく。
都合よく解釈して、進んでいってしまったのが良くなかったと思う。
「ドクターヘリ」と「MMT」の違いを強調するだけで…
撮影前の会議で、次のことは議題に上がらなかったのか?
そもそも、救助ヘリの出動と、山岳医が連携&連動して、山での患者を救助救命する前提なら、普通に最初に思いつくのは「ヘリに山岳医が同乗する」では?
名作ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』では、「ドクターヘリ」が活躍した。
解説するまでもないが。
ドクターヘリとは、医療機器を装備し、救急救命医とフライトナースが同乗し、“空飛ぶ救急車” のような救急医療用ヘリコプターのこと。
この「ドクターヘリ」と差別化しないと意味がない。
だったら、予算的に「専用ヘリは買えないから…」既存の救助ヘリに山岳医と山岳看護師を乗せて疾病者のもとへ向かう山岳医療、これを「MMT」とするのが、最も妥当だったと思う。
だって、今作だって、これまで何度も、「個人の思いで、山に行っちゃう」をやってきたことからも明らかなのだ。
「結局、山岳医だろうが、医師と看護師が一体で疾病者のもとに行かないと、助けられない」ってことをスタッフが分からないはずがないと思うのだ。
これ、最初は「救助ヘリの出動と、陸の山岳医が連携する」をやっていたが、「やっぱり、ヘリに山岳医が乗るべき!」と「MMT」のカタチが変わっていく過程を描く “ドラマ” にしたら良かったと思う。
あとがき
前枠の『海のはじまり』も一応見ています。
私の2024年夏ドラマの感想は、『マウンテンドクター』が最後になるので、『海のはじまり 最終回』の感想を書くつもりないので、少しだけ。
まず、いまだによく分からないのが、“海” が最重要要素なのに、無関係なエピソードが多いこと。
さらに、時間軸を無視して回想シーンが挿入されるため、単純に分かりにくい。
これ、「過去編」と「その後編」みたいに、回想シーンだらけのパートを放送してから、現実を描く。
要するに、単純に時系列に沿って並べるだけで、それなりに面白い連ドラになったのでは? と。
それと、やはり違和感を覚えるのは、昨今の「どんでん返し」「考察系」のような、視聴者に迎合した連ドラづくりによって、本来は見せて魅せることができた可能性を自ら逃したこと。
出演者が気の毒です…
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
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香淑(ハ・ヨンス)は原爆被害に遭った外国人への支援を始めることを決意する。寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、大学院を中退し、家中心の生活を始めた優未(川床明日香)をそっと見守っていた。一方、朋一(井上祐貴)は最高裁事務総局から家裁に異動を命じられる。突然の決定に憤慨する朋一に寅子は言葉をかけられない。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7,10,11,14,16,19,20,23,24週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8,13.18,22,25週
安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9,12週
伊集院悠(過去作/オーディオドラマ・FMシアター「告白の対価」静岡局制作) 第15週
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語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
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※敬称略
脚本家らの説明を目の当たりにして、痛々しい気持ちに…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。
いつも、応援ありがとうございます。
そして、本日は「敬老の日」で祝日のところ、ご来訪ありがとうございます。
本日も通常運転で参ります…
弁護士を題材にした朝ドラ『虎に翼』だけに、先週金曜日から、脚本家さんも “自己弁護” を始めたようだ。
いい母親という演出を、一つでも削ることに意味がある。『虎に翼』脚本・吉田恵里香さん「本当はもっと“我儘”な寅子のシーンを入れたかった」《インタビュー》 | ダ・ヴィンチWeb
虎に翼】残り2週…「もう1クールやりたかった」脚本家・吉田恵里香インタビュー 書き手の想定を超えたキャラクターは「小橋」|まいどなニュース
『虎に翼』“語り”尾野真千子、短い言葉で見事に感情を表現 脚本・吉田恵里香が感謝「安心して…」 | マイナビニュース
この週末に、上記に似たような記事をかなり目にした。
う~ん、そもそも私は、スタッフが放送中に内容について補足や弁護をするのを読むのは好きではない。
いかなる理由があろうとも、学生のころから「プロなら作品で伝えるべし!」を叩き込まれた古い人間だから、押し付けるつもりは微塵もない。
だから、ほかの人間がやるのは勝手だし、わざわざ本人の SNSを読みにいくこともない。
でも、ニュースアプリにタイトルが並ぶから知るわけだ(困)
したがって、タイトルと記事の数行は読んでみるが、全文は読んでいない、読みたくないから。
で、もう一度「う~ん」とした上で。
なんだか “朝ドラ脚本家というプロが憧れるプロの言い訳” の数々を目の当たりにして、どうにも痛々しい気持ちになった。
だから、もう一回「う~~~ん」と大きくため息をついてから、最終前週の感想を恐る恐る弱弱しく書いてみる…
"その後"を描く予定なら、"下準備"をやってほしかった
皆様もご存じのとおり、本日は月曜日で「敬老の日」ではあるが。
今作的には、特に物語は進まない… 安定の「状況説明の日」だ。
と同時に、「時間経過の嵐」で「騒動メドレー」でもある。
とにかく、驚くほどに(あえて「エピソード」とは書かない)ネタのオンパレードだ。
●朋一(井上祐貴)が、最高裁事務総局から家裁に異動を命じられる
●香淑(ハ・ヨンス)が、原爆被害に遭った外国人への支援を始める
●道男(和田庵)と寿司職人見習いの大五郎(増田怜雄)@笹竹
●法制審議会少年法部会委員となった寅子(伊藤沙莉)の少年法改正のくだり
●優未(川床明日香)が、大学院を中退し、自宅中心の生活を始める
●よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)と美位子(石橋菜津美)の尊属殺案件
さすが、最終直前週らしく『豪華6本立て』の超大作だ(ふ~っ)
視聴者サービスだか知らないが、大して興味関心のないネタを押し付けられても迷惑とはまではいわないが、正直困るというか。
もちろん、脚本の吉田恵里香氏が絶賛中の尾野真千子さんの絶妙な語り口のナレーションで丁寧に説明しているのは、大いに認める。
しかし、あえて厳しく判断するなら。
たとえ、「時間経過の嵐」で「騒動メドレー」だとしても。
『豪華6本立て』をきちんと “ドラマ” として <映像で見せ(show)て、魅せ(fascinate)る!> をやるつもりなら。
団子や寿司ではないが、ちゃんと “下準備” や “下ごしらえ” をやってほしかった。
これに尽きる!
先週に数分間しか描いていないコトのその後を並べられても
しつこくて申し訳ないが。
『豪華6本立て』において、「尊属殺案件」は別にして。
残りの5本分については、先週一週間全部を合わせても、それぞれ “数分間前後” しか描写がなかったと思う。
その程度の短い尺でしか描いていない “出来事” ばかりなのだ。
もちろん、人によっては強く印象に残っているネタもあるとは思う。
でも、所詮は脚本と演出が “数分間前後” しか描写がなかった “出来事” の “その後” を。
いきなり週明けの月曜日で描くのは、いくらなんでも強引すぎると思う。
例えば、終盤で描かれた “朋一の騒動” について。
そもそも、今作は、朋一を寅子らを‘異様に毛嫌いする人物’として描いてきた。
その上で、朋一の仕事の内容はほぼ描かず、ある時に突然 “いい人” に手のひら返しのごとく激変させた。
そんな、よく分からないキャラクターの異動や怒りになんて、悪いがほぼ興味がわかないのだ。
まあ、とにかく「盛り込みたい!」のだろうが。
もっと時間をかけて、様々な要素や展開を盛り込んで描けば
脚本家先生が場外で解説するなら、ここは私の感想を書くところだから、私の考えを改めて書いてみる。
私は、“連ドラ” とは、第1話から描いてきた出来事を土台にし、積み上げた上にしか成り立たない物語を描いて、映像で見せて魅せるものだと思っている。
ハッキリ言うが、「伏線と回収」や「どんでん返し」、「ネタの考察」なんて、 “連ドラ” の大きな魅力ではないとも思っている。
積み重ねることでしか描くことができない「人間の成長」や「登場人物の変化」で、“人間とは何か?” や “人間の本質とは!” に強く踏み込んで、視聴者や観客に提示することだと思っている。
この視点に立てば、「尊属殺案件」は例外として。
ほかの5つについても、思い付きのような箇条書き風ではなく、もっと様々な要素や展開を盛り込んで描けば、しっかりとしたエピソードになったと思う。
絶大な存在感を放つ "梅子のおにぎり"
それの好例が、今回も登場した “もの言わぬ消えもの” として絶大な存在感を放つ “梅子のおにぎり” だ。
ここでの「消えもの」とは、 撮影用の小道具のうち、食べたらなくなってしまう一度きりしか使えないものこと。
これまでの積み重ねがあるから、梅子(平岩紙)がにぎっている姿がなくても、“梅子のおにぎり” だと分かるし。
梅子のおにぎりが、「青春の味」「母の味」「縁結びの味」「激励の味」であること。
梅子のおにぎりが、どれだけたくさんの登場人物たちの心を幸せにし、絆を深めてきたことが分かるから。
今回の冒頭の山田轟法律事務所での食事が “梅子のおにぎり” である意味も価値もあるのだ。
"梅子の団子の味"こそ、連ドラ、ドラマとしての象徴的存在
これに似た “もの言わぬ消えもの” は、 “「竹もと」から「笹竹」へ受け継がれた梅子の団子の味” だ。
“団子の味” については、私なんぞの説明は不要だろう。
もちろん、桂場 役の松山ケンイチと平岩紙さんの絶妙な掛け合いも、楽しかったのも間違いない。
しかし、自然と次のことを連想できると思う。
様々な出会いと別れの傍らにいつも存在し。
戦前・戦中・戦後を通して、みんなの心に生き続け。
作る人が変わっても不変の味としての確固たる存在感。
これこそが “梅子の団子の味” なのだ。
そして、ちゃんと土台があるからこその “その後” だから、これこそが “連ドラ” であり、“ドラマ” だと思う)のだ。
多岐川が提唱した「愛の裁判所」はいずこへ?
このことを踏まえれば、おのずと分かるはずだ。
特に、「寅子の少年法改正のくだり」なんて、単純に、もっと「寅子の仕事」「少年法」「家庭裁判所」を掘り下げて描くだけで良かったのだ。
もちろん、今作が「寅子の仕事」「少年法」「家庭裁判所」を描いてこなかったなんて思わない。
しかし、先週で致命的な失敗(だと私は思っている)は、“愛の裁判所” を組み込まなかったことだ。
今作は、“愛の裁判所” を強調するために、史実をアレンジして「愛のコンサート」を盛り込んで。
奇跡のコラボとして、前作『ブギウギ』に登場したキーパーソン、茨田りつ子(菊地凛子)を担ぎ出したのでは?
そこまでやって印象付けたのに、 「愛の裁判所」のワンカットもないなんて。
これを挿入しないから、今回の生前の多岐川(滝藤賢一)の回想シーンも、わざとらしく見えるのだと思う。
あとがき
先週から「騒動メドレー」化していて、寅子が何の仕事をやっているのかも見えづらくなってきたと思いませんか?
やはり、詰め込みすぎだと思います。
「続き」「その後」を描くのは悪くないですが、“朝ドラ” にふさわしい “分量” があると思います。
この脚本をセカンド演出の橋本万葉さんが手がけるのはお気の毒ですが、腕の見せ所にするチャンスでもありますね。
2週連続でチーフ演出の梛川善郎さんが担当したのですから、最後までフォローしたら良かったような…
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第10話/最終回25分拡大スペシャル『いい医者とは…』の感想。
※原作(小説)である海堂尊「ブレイズメス1990」、「スリジエセンター1991」は、未読。
天城(二宮和也)は学会で公開手術中に患者が悪性高熱症を発症し、危険なオペを決行。真行寺(石坂浩二)は中止を勧告するが、佐伯(内野聖陽)は続行を指示。同時に東城大で結衣(堀越麗禾)が危機的状況に陥り、世良(竹内涼真)が緊急手術を実施。封印された「ダイレクト・アナストモーシス」と「ブラックペアン」の秘密が明かされ、物語はオーストラリアへ。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:海堂尊「ブレイズメス1990」、「スリジエセンター1991」
脚本:槌谷健(過去作/ブラックペアン1,下町ロケット,インジビジブル) 第1~3,5~最終話
守口悠介(過去作/AKBホラーナイト,オー・マイ・ジャンプ!,左利きのエレン) 第2,4~9話
脚本協力:穴吹一朗(過去作/Dr.DMAT,親バカ青春白書,競争の番人) 第6,7話
演出:西浦正記(過去作/ハラスメントゲーム、名前をなくした女神、コードブルー) 第1,2,5,7,9,最終話
加藤亜季子(過去作/ノーサイド・ゲーム特別編1,VIVANT) 第3,6話
伊東祥宏(過去作/オールドルーキー,ラストマン-全盲の捜査官-) 第4,8話
音楽:木村秀彬(過去作/ブラックペアン,グランメゾン東京,ラストマン)
CP:伊與田英徳(過去作/半沢直樹シリーズ)
P:武藤淳(過去作/TOKYO MER~走る緊急救命室~.Get Ready!)
医療監修:山岸俊介/イムス東京葛飾総合病院(過去作/ブラックペアン1)
主題歌:小田和正「その先にあるもの」
※敬称略
いくらドラマでも、手術中は口より手を動かしたほうが…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。
手術が中断された序盤の 10数分間で、佐伯(内野聖陽)が心臓外科専門の新センター設立の理由が解明。
正直、私が最も知りたかったのはそこだから、あとの約50分間はおまけ… と同じこと。
この展開に唐突すぎる違和感は覚えるが、ずるずると引っ張られるよりマシである。
ただ、ここまでこれまでの経緯を描かずに種明かしをやるなら、手術をする前にやったら、もっとサプライズにはなったと思う。
まあ、今作はこれまでずっと、「騒動至上主義」改め、トラブル依存症候群(人間描写が蔑ろにしてまで、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと)に陥っていたから、中断からの説明をやりたかったのだろう。
まっ、終わったから不問。
あとは… 特筆すべきことない、以上。
あとがき
私の基準では、これは “回収” ではなく、“お得を超えた付けすぎのおまけ” だった… それだけです。
確かに、あれこれと重ねているし、「そうだったのね」なので悪いと思いませんしね。
まあ、連ドラの拡大版の最終回としては、多くのファンの期待にこたえたと思います。
私にとっては… 特に書くことはありません。
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第24週『女三人あれば身代が潰れる?』の「土曜日版」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
病を患い、治療に専念している多岐川(滝藤賢一)を寅子(伊藤沙莉)が見舞う。多岐川は「少年犯罪の厳罰化」を求める声が高まっていることを気にかけていた。昭和44年、学生運動が激化。事件に巻き込まれた香淑(ハ・ヨンス)の娘・薫(池田朱那)が逮捕される。一方、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は、尊属殺人の罪に問われている美位子(石橋菜津美)の弁護を担当していた。穂高(小林薫)が少数意見を出した判決から時代は大きく変わったが、今度は―。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7,10,11,14,16,19,20,23,24週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8,13.18,22週
安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9,12週
伊集院悠(過去作/オーディオドラマ・FMシアター「告白の対価」静岡局制作) 第15週
相澤一樹(過去作/BSプレミアム:善人長屋 第5話のみ,単発:月食の夜は) 第17週
酒井悠(過去作/兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」,FMシアター「ふたつのせかい」) 第21週
音楽:森優太(過去作/海の見える理髪店,あなたのブツが、ここに,忘恋剤)
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博(明治大学 法学部 専任教授)
裁判所考証:荒井史男(元名古屋高裁長官 定年退官)
風俗考証:天野隆子(過去作/ごちそうさん,花子とアン,スカーレット)
旧字考証:三浦直人(明治大学大学院 文学研究科 史学専攻 日本史学専修)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
医事考証:冨田泰彦(過去作/育休刑事,らんまん.どうする家康)
ジェンダー・セクシュアリティ考証:前川直哉(福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 准教授)
タイトルバック制作:シシヤマザキ(公式サイト )
取材:清永聡(NHK解説委員:司法・事件・公文書管理・災害)
語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
副音声解説:山崎健太郎(過去作舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ)
制作統括:尾崎裕和(過去作/恋せぬふたり,鎌倉殿の13人)
※敬称略
これぞ、ダイジェスト版としての正しき在り方!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。
室内でも熱中症の危険があるとのこと。
こまめに水分補給してくださいね。
「本編」の前半? の4日間がほぼ状況説明だったから、「土曜日版」の前半が状況説明だ。
そう、本編では「4/5」が状況説明だったのに、土曜日版は「ぼぼ半分」に編集されていたのだ。
このことから、まるで「本編」が “ドラマ” のように、“物語” があったように見える。
これこそが、ダイジェスト版としての正しき在り方だ。
「土曜日版」で削除した部分は、「本編」の映像化も不要だった!
しかし、この編集から思ったのは、次のことだ。
まず、表面的なこととして。
「土曜日版」で追加ナレーション化した部分は、「本編」でも尾野真千子さんの語りで処理できなかったのか? の疑問だ。
だって、この土曜日版の状況説明のほうが、ハッキリ言って分かりやすいし、回りくどさも薄まっていたからだ。
「それでは、尾野真千子さんの負担が大きすぎる!」だったら。
「土曜日版」で削除した分だけでも、尾野真千子さんのナレーション処理で良かったのでは? と。
要するに、「土曜日版」で削除した部分は、「本編」でも映像化する必要も意味もなかったということだと思う。
「土曜日版」の多岐川がかかわる部分の残し方から推測すると
もう一つ、この編集から思ったことは。
「半分が状況説明」だった “残りの半分” を見て感じたこと。
今週でメインとして描きたかったのは、多岐川(滝藤賢一)と家庭裁判所の存在意義の表明だった… といえると思う。
もちろん、「本編」では、そこまで強調されてはいなかったが。
この「土曜日版」の編集、特にキープの仕方から、ほぼ間違いはないと思う。
となると…
多岐川と寅子の"愛の裁判所"の"愛のリレー"を描くべき!
少し脱線、いや、寅子(伊藤沙莉)のモデルで “家庭裁判所の母” と呼ばれた三淵嘉子さんに触れてみたい。
三淵さんは、昭和40年代に第二期ピークを迎えた少年犯罪件数により、家庭裁判所が飽和状態になりかけた際。
多岐川(滝藤賢一)のモデルとなった “家庭裁判所の父” と呼ばれた宇田川潤四郎さんが提唱し続けた “愛の裁判所” の基本理念をずっと守り続けたことこそが、女性法曹家としての最大の功績なのだ。
ちなみに、今さらだが “愛の裁判所” とは、各種関連機関と積極的に連携し、犯罪の処罰や規制にとどまらず、少年少女たちの福祉的更生と健全育成を目指すのが「家庭裁判所」であるという理念だ。
このことが分かれば、少なくとも脚本家や演出家らは知っているわけだから。
今作の最終月、最終章、エピローグを “収束傾向” としないなら、メインで描くべきは当然に、多岐川と寅子の “愛の裁判所” の “愛のリレー” なのだ。
しかし、困ったことに、不思議なことに、今週に「愛の裁判所」というセリフがあっただろうか?
やはり、多岐川が亡くなる、愛の裁判所” の “愛のリレー” を扱う大事な週に「愛の裁判所」がないのは、撮影前から撮影時に何かが起こっていた… と、考えざるを得ないのだ。
脚本家、制作統括、演出が"協議し合う"必要があったのでは?
ここで、昨日‘名無しさん’からいただいたコメントに、プチ反論してみる。
例の、脚本遅筆との独占スクープ情報があってから、必死に脚本家をアゲる記事を乱発せざるを得ない事情は理解しているつもりだ。
【独占】伊藤沙莉主演NHK朝ドラ『虎に翼』緊急事態が発生か、“台本遅れ”でクランクアップに間に合わない! | 週刊女性PRIME
「決して遅くない」「ちゃんと余裕をもってクランクアップした」「豪華本が売り切れるくらいに優れた脚本だ」とフォローするのは悪くない。
ただ、私は「脚本家を尊重して…」の事情は分からなくもない、としつつも。
実は、本当に必要だったのは、脚本家として描きたいことが明確である吉田恵里香氏だからこそ、「総合芸術」としても制作統括や演出チームが “書きながら、作りながら、協議し合う” ことだったと思うのだ。
数々のアニメ番組や映画、ドラマの脚本を手掛けてきたとはいえ、素人目でも “朝ドラ” は特別で特殊な “連ドラ” だと思う。
だからこそ、吉田氏の作家性を重んじつつも、NHKが培ってきた朝ドラ制作のノウハウを伝授して、「社会問題に切り込む要素がある、これまで見たことのない朝ドラ」に仕上げたら良かったと思うのだ。
あとがき
ここまできたら、涼子(桜井ユキ)も司法試験に挑戦すると思うんですよね。
それと、不自然に宙ぶらりん状態の三条の大地主・森口(俵木藤汰)の娘・美佐江(片岡凜)も、時間経過しているのでカタチを変えて登場させるでしょう。
美位子(石橋菜津美)の尊属殺人案件も宙ぶらりん状態なので続編かな?
多くは望みませんので、せめて、直明(三山凌輝)や花江(森田望智)の猪爪家を見せてほしいです。
辛辣つづきで申し訳ないですが、最後に今の私の本心は前回で書いた以下です。
私は、“寅子の物語” を主軸にするべきだと思うから。少年法改正の部分を丁寧に描くべきだったと思う。
それでなければ、“多岐川(滝藤賢一)が最後の力を振り絞り” が映像化されたとは言い難い。
来週と最終週で、少しでも “秀作だと思っていたころ” を復権していただきたいです。
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10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)