テレビ朝日系・木曜ドラマ『にじいろカルテ』(公式)
第4話『救うべきは妻か、殺人犯か-?ついに明かされる外科医の過去』の感想。
また、本作は昨夏に全話を撮影終了しているため、要望などは基本的に書きません。
ある朝、真空(高畑充希)は畑に立ち尽くす朔(井浦新)の後ろ姿を見て違和感を覚える。太陽(北村匠海)もそれに気付き、心配する2人。実は、朔には霧ヶ谷(光石研)にしか明かしていない過去があった。その霧ヶ谷らがブヨに刺されて塗り薬をもらいに来る中、隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生したとの報が。真空と朔に、治療の優先順位を決める「トリアージ」の要請が入る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:岡田惠和(過去作/ひよっこ、最後から二番目の恋、少年寅次郎、姉ちゃんの恋人)
脚本協力:本田隆朗(過去作/レンタルなんもしない人第5,9,10話、ゲキカラドウ第5話)第2,4話
演出:深川栄洋(過去作/偽装の夫婦、破獄、僕とシッポと神楽坂、犬神家の一族2018)
音楽:ワンミュージック(過去作/黒革の手帖2017,2021、家政夫のミタゾノ1,2,3)
主題歌:藤井風 「旅路」(HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA )
"お花畑的な爆発現場"を作るのは、かなりの勇気が必要だったと思う…
冒頭、「おいおいっ!」とテレビに向かってツッコみたくなるような、唐突な回想シーンで始まった『にじいろカルテ』の第4話。「せめて、○年前」くらいのテロップ路は出して欲しかったが、それ以前に何とも 本作らしい “お花畑的な爆発現場” が妙に…。何て言うべきか。
普通、医療ドラマで “トリアージ” を行わなければいけない緊急事態なのに、それも爆破現場は千葉県内のショッピングモールなのに、映像処理や緊張感のない時間の流れ方は、本編の舞台である「虹ノ村」の雰囲気を踏襲したのが驚いた。
と、同時に、爆破現場の前段の朔(井浦新)と朔の亡くなった妻・浅黄沙織(佐々木希)の生前の野菜作りのほのぼのシーンと、現在でそれを懐かしむ朔の連続する3種類のシーンを “ある程度の統一感” を担保しながら映像化したのは、異論反論あるとは思う.
でも、私は後半の展開とのギャップやメリハリを含めて、大胆な演出として評価したい。やはり、あの爆破現場で野菜作りのシーンと同じような “映像フィルター” を使って “お花畑的な爆発現場” を作るのは、かなりの勇気が必要だと思うから、
"かかりつけ医とのやり取り"を「おかわり」と「ぬりぬり」のセットで描いたのは、岡田惠和氏の脚本らしい!
そして、この “お花畑的な爆発現場” が明らかに、のちのフラグであることを超が付く程に強調しておいて、その直後からは、本家? の “お花畑な虹ノ村の診療所” へ。更に序盤のフラグがまるでなかったように、いつもの登場人物たちでいつものコント。
一応、本作も医療ドラマなのだから、個人的には薬剤、それも自分のミスで無くした薬を「おかわり」と表現するのに、一瞬違和感を覚えた。
でも、かかりつけ医に対してだったら、私も「先生、暫く来院できないので、軟膏をもう一本ボトルキープしたいので追加でお願いできます?」「じゃあ、一本入れとくね」なんて日常的なやり取り…
だから、好みはあろうが決して非現実的ではないし、むしろ実は、何気ない(次の表現が適切かどうか難しいが)“馴染みのかかりつけ医とのやり取り” を 「おかわり」と「ぬりぬり」のセットで描いたのは、岡田惠和氏の脚本らしいとは思う。
序盤、中盤、後半、エンディングの4つのパートにメリハリがついて、本作らしさが光った
そして、「主治医」と呼ばれた主人公が、これまたお涙頂戴展開で、終盤まで引っ張るかと思いきや(とは言っても予告編を見ているから察しはつくが)、後半の28分、一本の病院にか掛かって来た電話で「土砂崩れ」の展開へ急転直下。ここから序盤で立てたフラグが、たなびき始める…
天気の良い日に川辺で土砂崩れと言う設定には、またまた違和感を覚えなくもないが、“お花畑な虹ノ村の診療所” 付近で、救急現場でのトリアージのエピソードを作るのは限界にも見える。
ただ、その限界を排除しても、本作の中では、意外な緊張感を漂わせた上に、朔のエピソードを重ねて、序盤、中盤、後半、エンディングの4つのパートにメリハリがついて、本作らしさが光った一話となったと思う。
前回の秀逸な「生きようと必死な患者のドラマ」と比べると、少しベタ過ぎる
とは言え、、前回が「生きようと必死な患者のドラマ」で、相当に秀逸だったことと比較すると、医療ドラマとしてはベタなエピソードだったことは否めない。でも、村で、ほんわかもあって、トリアージと言う要素を一つにまとめて、更に “本作らしさ” はたっぷり残したことは、悪くないと思う。
広く深い主治医への信頼感が夫婦を支える医療ドラマらしい、良いシーン
今回の中心のエピソードは「朔の過去と謎」だったわけだが、実はそれ以上に今回で私が気に入ったエピソードがあった。
それは、自分自身を誰か思い出せなくなり、夫の晴信(眞島秀和)のことも忘れてしまう認知症患者の雪乃(安達祐実)が、夫が定期的にやっている「妻の記憶の確認作業」を、夫にやってもらうのが忍びなくて、「主治医」の真空(高畑充希)にやって欲しいと依頼する場面だ。
この場面を拡大解釈すれば、例えば若年性認知症の夫婦生活や、身体障害者のカップルの生活や、介護問題にまで広げることが出来る。
自分が出来ないことをパートナーにやってもらうことの恥ずかしさや負い目と、パートナーだから相手を支えて当然と言うことも見えて来る。でも、大切なパートナーだから、見せたくない、やらせたくないと言うことは誰にもあると思う。短いエピソードではあったが、広く深い主治医への信頼感が夫婦を支える医療ドラマらしい、良いシーンだった。
前回で紹介した本『死ぬ瞬間―死とその過程について』をご購入頂き、うれしい限り…
さて、前回では「死」を扱った内容だったので、賛否両論を覚悟して、「死に至るまでの過程」を、「否認と孤立」、「怒り」、「取り引き」、「抑うつ」、「受容」と位置付けた “看護のバイブル” と言われるリザベス キューブラー・ロス(著)の『死ぬ瞬間―死とその過程について』を紹介させて頂いた。
すると、数名の読者さんがその本を購入して下さった。本当にうれしい限りだ。
今回は「何度も時を繰り返す映画」を、3作品ご紹介!
そこで今回は、認知症患者の雪乃と夫との愛のエピソードから発想を飛ばして、不要不急以外の外出を控える時期だからこそ、家でじっくり見て欲しい私がおすすめの「同じ1日を繰り返してしまうループに陥ったヒューマンドラマ」や、「何度生まれ変わっても、大好きな飼い主のもとに生まれつく犬と人間のラブストーリー」を3作品紹介しようと思う。
恋する男が恋を成就するラブコメディー映画『恋はデジャ・ブ』
最初は、寝ても覚めても明日にならない。どうすれば僕に明日が来るの? と、来る日も来る日も “今日” ばかりの恋する男がくるの?くる日もくる日も“今日"ばかり。恋する男が恋を成就するラブコメディー映画『恋はデジャ・ブ』(1993年)。この映画が教えてくれるのは「今を精一杯自分らしく生きることの大切さ」。もちろん、ハッピーエンドなのでご心配なく。
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何度も時間をやり直しながら、真実の愛とは何かに気付くラブストーリー、映画『アバウト・タイム 愛おしい時間について』
次は、イケてない青年でありながらタイムトラベル能力を持つ主人公が、恋人を作るために何度も時間をやり直しながら、真実の愛とは何かに気付くラブストーリー、映画『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(2004年)。現実の私たちは過去を変えることは出来ないが、「今だけが未来を決められる」こと気付かさせてくれる物語。
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犬が大好きなら涙確実の映画『僕のワンダフル・ライフ』
最後は、犬が大好きなら涙確実の映画『僕のワンダフル・ライフ』(2017年)。強い絆で結ばれながら飼い主の少年と共に成長した犬は、老いて先に息を引き取る。が、飼い主にもう一度会うために納戸も犬に生まれ変わって、大好きな飼い主の前に必ず現れると言う、犬らしい誠実で純粋な愛と運命の飼い主とのちょっと変わったラブストーリー。動物が苦手な私が劇場で泣いた作品だ。
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あとがき
前回と比べてしまうと、ややベタな展開でしたが、しっかりと世界観が統一されており満足度は高かったです。次回にも期待します。
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NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第49回/第10週『役者辞めたらあかん!』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
出て行った高峰ルリ子(明日海りお)を舞台の出番までに戻るよう説得に来た千代(杉咲花)と一平(成田凌)は、ルリ子の過去を知り、気持ちをぶつけ合うことで和解する。他の小山田や香里とも、アドリブで笑いを仕掛る千之助(星田英利)に動揺せず、自分の芝居に集中しようと団結していく。その矢先、千之助に喧嘩を売られた千代は、千之助よりも「手違い話」で笑いを取ると宣言。座長の地位を賭けた大勝負の幕が上がった…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●作:八津弘幸 ●脚本協力:吉田真侑子 ●演出:中泉慧(敬称略)
まえがき
例年の祝日「建国記念の日」で「大安」なら、早朝から夜遅くまで結婚披露宴の仕事で大忙しのはずなのに、緊急事態宣言発出以降、ずっと “ほぼ全ての披露宴” が延期、または中止になっている。従って、今回の感想は、ちょっといろいろ書いてみようと思う。
もちろん、昨日に NHKから発表された『おちょやん』の全放送話数の話も含めて、書いてみる。医療従事者の一人である妻のために、病院を医療崩壊させないためにも「不要不急の外出を控えて頂きたい」と言う私の思いを乗せて、読み応えのある感想にするつもり。どうか、お付き合い頂きたい。
月曜日を超えた “最も良かった回” だと評価したい!
では、まず、今回の感想の結論から言うと、今週に於いては月曜日を超えた “最も良かった回” だと評価したい。では、なぜそう判断したのか、最初はドラマの流れに沿って細かく分析、次は相対的に見てみてみようと思う。
アバンタイトルの黒衣の語りが、曖昧さを上手く補強した
実は、前回の終盤で気になっていたのだ。千之助(星田英利)が千代(杉咲花)に「手違い話」で自分より笑いを取ったら、自身が「鶴亀家庭劇」の座長になると勝負を仕掛けたにも拘らず、その直後の描写は、「千之助 VS 千代」ではなく「千之助 VS 千代たち」へ、勝負の相手がすり替わって進んだからだ。
話の流れとしては、前者の方が絶対に面白いが、千代が大ベテランの千之助に勝利したら、ヒロイン特権とは言え、あざとい展開になってしまう。で、後者を選べば(今週で千代たちが勝利する結末なら)ご都合主義過ぎるが、一気に前回の感想に書いた「半端者役者アベンジャーズ」の基礎が構築できる。だから、前者 or 後者をハッキリして欲しかったのだ。
すると、今回のアバンタイトルで、次のような黒衣(桂吉弥)の語りが挿入された。
N「千之助さんと千代ちゃんたちの戦いの火蓋が切られました」
この語りによって、後者であることが明瞭になった。これこそが、「語りによる補強中の補強」と褒めても良い。
実際に、今回の終盤では、まだ千之助は加わっていない「半端者役者アベンジャーズ」の個々が自分の芝居を見つめ直すシーンがあった。冒頭で、前回で曖昧だった部分をしっかりと補強して明瞭化したことが、前述の月曜日を超えた “最も良かった回” の最初の理由なのだ。
注目したのは、主題歌明けの「手違い話」の舞台風景の表現
次に注目したのは、主題歌明けの「手違い話」の舞台風景の表現だ。まず、演出と言うかカメラワークと編集が実に上手い。ご存知の方もおられると思うが、そもそも映画やテレビドラマのカメラワークや編集と言うのは「舞台中継」を “より面白く” するために、歴代のクリエーターたちが創意工夫したものなのだ。
最初の映画やテレビドラマは、単純に1台のカメラを客席の最後方に設置して、舞台全体を “引きの画” で客に見せるだけだった。しかし、現実の舞台を見ている観客は、常時舞台全体を見ているのでなく、主観で自由自在に、主人公だけを見たり、何かが出て来そうな場所を見て待ったり、小道具を注視したり、要は “ 知らぬ間に自分の目で脳内編集” をしているのだ。
だから、人それぞれの楽しみ方があるし、感じ方にも違いがある。そこに気付いたクリエーターたちが考えついたのが、「複数のカメラによる撮影」と「アップ(寄りの画)」と言う撮影および編集技法なのだ。
舞台中継なのに、座員でも観客でもない視点のカットが…
長々と蘊蓄(うんちく)を書いてしまったが、主題歌明けの舞台中継が実に、良く出来ていたのだ。特に褒めたいのは、舞台を見ている観客では絶対に不可能な視点にカメラを置いたカットがあったこと。
そのカットは、千代が旦さんを舞台上手(画面右側)へ一度探しに行って、モノローグで機転を利かせてことを描いてから、舞台装置の下手(左側)に移動して、千代が「庭にいてはりますやろ 旦さん」とルリ子(明日海りお)との2ショット風のカットだ。
あの1カットによって、演出家は視聴者をテレビの中にいる観客とは違うことを(気付かせないようにして)認識させることができたのだ。そう、言うなれば、視聴者は「舞台袖で覗いている第三者」と言う位置付けだ。
朝ドラでは “覗き見” や “立ち聞き” は主人子や脇役が良くやることだが、今回では視聴者にそれを体現させたのだ。これによって、舞台に立っている千代たちとも、舞台を見ている観客とも違う気持ちで、舞台を見守る気分に知らず知らずのうちになっているのだ。何でもない1カットだが、とても効果的な1カットだったと思う。
楽屋で落ち込んだ千代と、傍らにあった"ベコ"を掘り下げる
舞台中継直後の、楽屋で千代たちが落ち込んでいるシーンの演出もあっと言う間ではあるが、凝った演出があった。誰が見ても千之助が舞台で笑いを取っていたのだから、最初に視聴者が見たいのは落ち込んだ千代が、どれくらい落ち込んでいるかだ。
そこで、誰が見ても楽屋と分かる小道具中で机に突っ伏して苦渋な表情の千代の寄りの画で始まった。手前にナメている(ボケて映り込んでいる)頭が青色で身体が赤色の “ベコ(福島県会津地方の牛の形の郷土玩具” の目線が下手向きで、千代が上手向きに画面に収まることで、実に滑稽な雰囲気が漂っている。
更に頭が青色で身体が赤色の “ベコ” を私なりに深読みしてみると。ベコは、本来「赤ベコ」と言われる全身が赤色に塗られたもので、Wikipediaには、こう記されている。
赤べこは、赤い牛の張子人形である。会津地方の郷土玩具であり、子どもの魔避けとして用いられてきた。体色の赤は魔避けの効果があり、斑点は痘(天然痘のこと)を表しているといわれている。
Wikipediaより
また “かつては、青色や樺色(かばいろ:赤みのある橙色)など色彩が豊かであったが、大正末期には赤塗りに黒の斑点、白の縁取りに統一された” との説もある。が、今「青ベコ」に新たな意味、価値観がつけられているのをご存知だろうか?
青べこ(青海波べこ)の意味や歴史は?販売店どこ?ふくしまに恋して
上記のサイトはリンクOK、転載不可だから、私なりに解釈すると。今、福島県会津地域では、身体に海の波の模様が描かれた「青ベコ(青海波ベコ)」があると言う。昨年11月に放送された綾瀬はるかさんが福島を紹介する番組NHK『ふくしまに恋して? | あの日、そして明日へ』でも紹介されたのでご存知の方もいると思う。この「青べこ(青海波べこ)」は、こんな商品だ。※今は、コロナ禍で生産が追い付かず入荷未定。
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大地震による津波で多くの犠牲者を出した2011年3月1日に発生した東日本大震災をきっかけに、発案者の「人を恐怖に陥れる波ではなく、穏やかで生活に恵を貰らす波」を描いた青ベコを制作し、「波の模様は幸福を、青い色は海の恵み」を意味しているそう。
今年は、東日本大震災から10年目の節目の年。この『おちょやん』もちょうど1か月後の3月11日にも放送がある。恐らく、青ベコと東日本大震災10年目と言うのは、私の “こじつけ論” に過ぎない。
でも、未曾有のコロナ禍に放送されている『おちょやん』の中に、あの東日本大震災への思いが込められている… と考えると、不幸のどん底から必死に這い上がろうと頑張るヒロイン・千代へ、新しい価値観が加わって、より “愛おしいヒロイン” に見えて来やしないだろうか。
「半端者役者アベンジャーズ」の"どん底っぷり"を俯瞰で…
そして、机に突っ伏したままの千代のアップの次のカットが、俯瞰(上からの視点)で楽屋を捉えたカメラアングルになっているのも、千代を含めた「半端者役者アベンジャーズ」の “どん底っぷり” が、正にどんぶりの底を見ているような印象に仕立てたのも、内容に合った演出になっていると思う。
この俯瞰カットは、6分頃に客らのアンケート用紙を千代がばらまく際にも効果的に使われて、そこにも注目して欲しい。
野良猫のインサートカットの編集に注目してみる
また、この紙をばらまくシーンの直後に、野良猫のインサートカットが入る。前回でも野良猫のインサートカットが効果的に使われていたが、今回は編集に注目したい。
ばらまくシーンのラストカットは「一平が腕組みして千代を見下ろすカット」。その直後に、手前が下手向きの茶色の猫で奥に白と黒の斑の上手向きの猫の「背中を丸めた二匹の猫のカット」が挿入される。普通ならこの直後には一定の時間経過が過ぎたシーンが来るのに、今回は、「猫のように背中を丸めた千代のカット」へ繋がった。
さっきは、「ベコと千代」で今度は「猫と千代」。前者では、じっと動かないベコと千代。後者では、自由気ままな猫と千代を重ねつつ、猫は呑気で、千代は苦悩。この辺の小道具や動物を使って、千代の心情を補強する演出は、子どもたちも見る朝ドラでは、とても楽しくて似合っていると思う。
久し振りに山村千鳥を登場させたのは、何よりも妙案!
さて、今回で最も脚本家が上手くやったのが、久し振りに山村千鳥(若村麻由美)を登場させたことだ。これで、まず今週(第10週)が約1か月前の第5週『女優になります』と第6週『楽しい冒険つづけよう!』と繋がった。これが良かったのは、一つは単純に約1か月間で、千代の人生が先に進んでいることが明らかになったこと。
もう一つ良かったのは、千鳥のアドバイスを受けて、主人公が変化し、成長したことが盛り込まれて、連ドラとして、かなり普通に楽しめる展開になったことだ。そして、「千鳥さんは うちの おしょさんだす」」を否定しなかった千鳥にしたことで、今度は「鶴亀家庭劇」で千代が “変化” し “成長” しそうな雰囲気を漂わせた。
千鳥のコミカルな描写も、少し重苦しい雰囲気を払拭するのにも役立ったし。やはり、ここで千鳥を登場させたの妙案だと思う。
千代が見上げた「月夜」のインサートカット
前述の「二匹の猫」のインサートカットに続いて良かったのが、水の中に顔を沈めて頭を冷やした千代が見上げた「月夜」のインサートカット。これも、水から顔をあげた千代の直後の横顔の角度と位置と、満月から少し下手の下が欠けた月を重ねている。月も千代もこの時点では、まだやや下向きの思考だと言うことだ。
喜劇を扱う朝ドラだから滑稽に見せるのは意外と良いかも…
そしてその直後に銭湯帰りの芝居茶屋「岡安」のお茶子で千代の先輩・玉(古谷ちさ)が千代に声を掛ける。で、千代が一気に閃いて「ああ~!」と大声を出す場面で、一瞬だけカメラがど~んと引いて銭湯側からのカットになる。
「おおきに…」と言って去る時も同じアングルだが、これも敢えて、千代の主観をメインにしないで、視聴者を通行人目線にすることで、千代と玉のやり取りを客観的に見せることで、感動に滑稽さを加えるのに成功した。
どうやら、笑いと言うものの表現については模索中の本作だが、今週の演出家は滑稽さと言うものをドラマに加えて、楽しさを醸し出そうとしているのを今回の演出で感じた。これは、これまでに殆ど感じなかったこと。喜劇を扱う朝ドラだから笑わせるのでなく、滑稽に見せるのは意外と良いかも知れない…
朝まで一緒に、千代たちが役を掘り下げたのも良かった!
千代はともかく、東京新派劇の名門「花菱団」元トップ女優だったルリ子と、歌舞伎 出身の俳優で大ベテラン・小山田正憲(曽我廼家寛太郎)が、これまで「演じる登場人物を掘り下げる」と言うのをやって来なかったのには、若干の違和感を覚えるが…
千代を含めた「半端者役者アベンジャーズ」が一緒にもがいて、千之助に勝って、千之助を「半端者役者アベンジャーズ」に引き入れると言う流れになるなら、ここは “朝まで一緒に” が正解だろう。
今回の千代は、騒々しさもメリハリになって…
そして、今回の千代も良かったと思う。騒々しい部分もあるにはあったが、落ち着いた部分や驚きなど、様々な千代が描かれたために、騒々しいのも含めてドラマにとっても、千代にとっても “良きメリハリ” となった。
先週のキンキン声と怒鳴り声だらけに比べれば、騒々しいのもちゃんと千代の言葉になっており、ルリ子や千鳥たちとのやり取りも会話に聞こえる。火曜日から下降線をたどり続けて今週末はどうなるか心配だったが、木曜日で踏ん張ったと思う。この調子で進んで欲しい。
あとがき
次の日刊スポーツの記事によると、本作は、全23週(全115回)の放送で、5月15日が最終回になることになりましたね。
現在放送中の朝の連続テレビ小説「おちょやん」は5月15日が最終回となる。「おちょやん」は23週で終了となる。
前作『エール』が、全24週(全120回)でしたから、1週間分短くなりますが、前作は長期の撮影中断と年末年始を挟んでいたので、少ないとは思うが、このご時世では賢明な判断だと思います。
全23週とすると、今週で全体の約4割を過ぎたことになります。内容的にも、恐らく千之助に千代が勝って… と言うことで、「鶴亀家庭劇」の船出に決着がつくはずです。そうなると、来週は「新章」。でも、今回チラッと唐突に老舗芝居茶屋「福富」の一人息子富川福助(井上拓哉)が姿を見せたのが気になります。まさか、スピンオフ? そんなことはないことを祈ります。
まっ、その前に、明日(金曜日)、「役が憑依したアベンジャーズ」の大活躍を恐らく見られるのを期待します!
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旗揚げ公演の初日。「手違い話」は序盤、観客の反応が薄かったが、主役の千之助(星田英利)が台本に無いアドリブを連発。何とか笑いに繋げたのだった。千代(杉咲花)は千之助の力に感心するも、喜劇未経験の役者たちは戸惑い、反発するばかり。特に、新派出身でプライドの高い、高峰ルリ子(明日海りお)は喜劇なんてやるんじゃなかったと出て行ってしまう。千代はルリ子に嫌われていたが、戻るよう説得するために会いにいく…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●作:八津弘幸 ●脚本協力:吉田真侑子 ●演出:中泉慧(敬称略)
一平は「新しい喜劇」を作るために「敢えて半端者の役者を揃えた」ってこと?
6分過ぎに、一平(成田凌)が座員たちを集めて、こんなことを言っていた。
一平「はなから みんな半端者の寄せ集め。これが鶴亀家庭劇や。
けど そやからこそ 新しいもんが作れんのちゃうかって
俺は そう信じてる」
これ、どのような意味として受け取ったら良いのだろう? この台詞を言葉のまま受け取ると、一平が作りたいと言う「新しい喜劇」とやらは、「半端者の役者を集めれば、そこから自然発生的に出来る」ってこと? と言うことは、一平にとって「新しい喜劇」を作るために、「敢えて半端者の役者を揃えた」と言うこと?
まあ、好意的に解釈すれば、主人公以外は、各分野でそれなりにやってきた人たちだから、今は半端者呼ばわりされていても、一致団結したら化学反応が起こって「新しい喜劇」が出来る可能性がある… と、一平が考えた… と思えなくもない。
一平が「半端者役者アベンジャーズ」を勢揃いさせる展開にしたら良かったのに…
だったら始めから、「新しい喜劇=半端者が集結したからこそ生まれる喜劇」として、一平が「半端者役者アベンジャーズ」を勢揃いさせる展開にしたら良かったのに。そうすれば、個々の座員の素性や過去を描いても邪魔にならないし、むしろ、そこが面白くなるし、次第に集まってくる過程だって楽しくなりそうだ。
千代が、一平が「半端者役者アベンジャーズ」を揃えるのを手伝う設定の方が良かったのでは?
そして、一平が「半端者役者アベンジャーズ」を揃えるのを手伝うのを千代(杉咲花)にして “口達者で気が利く” 設定を余すことなく活かして、動かしたら良かったと思う。
もしも、上記のような展開だったら、今週の前半は、ルリ子(明日海りお)を千代が 説得して一座に戻すと言う、如何にもヒロインらしい活躍になったし、11分頃の年上のルリ子へのお説教も “千代らしく” 見えたのではないだろうか? それと、終盤での千之助(星田英利)との「笑いの対決」も…
あとがき
結局、一平が目指す「新しい喜劇」の “定義” が描かれないと、もやもやは晴れませんね。私は、一平が「半端者役者アベンジャーズ」を勢揃いさせて、それを千代が手伝っていると、しばらく好意的に脳内補完しておきます…
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◆関連投稿:「批判・批評」でなく、より映像作品を楽しむための「感想」を書き続ける“7つ”の理由
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TBS系・火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(公式)
第5話『これって付き合ってるの!?』の感想。
奈未(上白石萌音)は潤之介(玉森裕太)が自分に思いを寄せているのではと考えるも、姉である麗子(菜々緒)に交際を認めてもらう自信がない。そんな折、社内報に掲載する「MIYAVI」の紹介ページの担当者がいないことが問題に。奈未は麗子に認めてもらうため、担当に立候補する。さらに、世界的なバイオリニストの理緒(倉科カナ)の対談ページの段取りも引き受ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:田辺茂範(過去作/参道高校合唱部!、トクサツガガガ、インハンド、美食探偵明智五郎)
演出:田中健太(過去作/半沢直樹、小さな巨人、陸王、下町ロケット) 第1,2,5話
石井康晴(過去作/花より男子シリーズ、テレウスの船、逃げるは恥だが役に立つ) 第3話
山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、私の家政夫ナギサさん)) 第4話
主題歌:Luv Bias/Kis-My-Ft2
冒頭の、奈未のモノローグのカメラ目線は良いアイデア!
冒頭、1分と少し過ぎ、奈未(上白石萌音)の部屋に潤之介(玉森裕太)がいて、潤之介が疲れて眠ってしまうシーンで、こんな奈未のモノローグがあった。
奈未(M)「そして 彼は疲れて… 今 ここ」
奈未は、このモノローグを “カメラ目線” で、視聴者に告げるように喋った。こう言う手法はこれまでもいろいろな作品で使われて来たが、使い方次第で、あざとくも、親近感も湧く演出になる。
今回は、冒頭から、胸キュン・カットを畳み掛けて来たから、この “カメラ目線” は、視聴者を良い意味で小馬鹿にしていると言うか、「いいでしょ?」って感じに映って良かったと思う。
ネット上では、イケメン枠の2人の俳優と、ヒロイン役のルックスのバランスの悪さを指摘しる意見を多く見掛けるが、その人たちには「ウザい」と思わせる演出になった可能性はあるが、そうでない人なら、テレビの中と外を繋げることになって、よりドラマの世界観に入り込みやすくなったのではないだろうか。因みに、私は後者だが…
未だに「お仕事ドラマ」と「胸キュンドラマ」が中途半端で
序盤以降は、(こう言っては元も子もないが)働き始めた若い女性が主人公のラブコメあるあるの連続。だから、特筆すべき描写は殆ど無かった。
ただ、とにかく、このドラマで描いている主人公は、「仕事よりも恋愛重視。でも、仕事でも認められたい欲張り屋さん」になっている。そう描写することが正しいのか間違っているのか分からないが。なぜなら、第5話にもなっているのに、未だに「お仕事ドラマ」と「胸キュンドラマ」のどちらなのかハッキリしていないからだ。
半田副編集長の台詞が、第5話の良いアクセントになった!
そんな中途半端な状態を、上手くバランスを取った、いや、恐らく、中途半端なことは重々承知の脚本家が、敢えて強制的にバランスを取る、いいや、今のところは “いいとこ取り” していることを認め、もがき中であることを “中和” させるために書いたのが、27分頃の、頭の中が恋と仕事の “いいとこ取り” に悩む 奈未の心情を察した『MIYAVI』の副編集長・半田(なだぎ武)が奈未へ言った次の台詞だ。
半田「人は欲張りな生き物だからな。
一つ手に入れたら もう一つ欲しくなる
ただ それぞれ 抱えられる量は決まってるから
どれを持って どれを持たないかを決めるしかない
あとは 持ち方を工夫するか」
きっと、この半田副編集長の台詞は、本作に於いて脚本家が、今現在、仕事と恋愛、仕事と結婚、仕事と子育て、仕事と何か… を上手く両立させている人や、何とか両立させている人や、両立が上手く行っていない人、そして、自分が書いているドラマの中の主人公「鈴木奈未」に、伝えたいことなのだ。
もしかしたら、これこそが「本作のテーマ」そのものかも知れない。実際、この半田の言葉の中から、奈未は「持ち方を工夫」と言う部分を抽出して、第5話の後半へ向かって動き出す。
新人で欲張りな主人公の挫折と反省が描かれたのも良かった
さて、「持ち方を工夫」を頭の隅に置いた主人公の物語は、“また” いつも通りの奈未が悶々とモノローグで自問自答としながら働いてドジって、麗子が尻拭い… の繰り返しの展開へ。これも判断に困る展開ではあるが。
でも、ここにも必死な工夫がある。先の半田の台詞を、半田が登場するシーン前か、奈未がドジった直後に麗子が奈未に言っていたら、その瞬間に、本作の “お仕事ドラマ度” が格段にアップした。でも、それをやらずに、麗子には次の台詞を用意した。
麗子「和泉がどうして評価されるか分かった?
あなたみたいに片手間で仕事をしない」
これによって、「お仕事ドラマ」として、新人で欲張りな主人公の挫折と反省が描かれた。そう、こうやるべきなのだ。奈未に挫折と反省があるから、その先に努力があって、変化もあって、更にその先に結果が付いて来て、そして恋愛も両立できると言う “未来” が「奈未が丸めて捨てた紙くず」に投影された。ここも、なかなかいいシーンだったと思う。
映画『ベスト・キッド』が引用されたのは意外!
意外だったのが、中沢(間宮祥太朗)が、映画『ベスト・キッド』(1984年)を引用したこと。脚本の田辺茂範氏は 1974年生まれだから、劇場公開時まだ10歳。中沢は 1993年生まれだから、テレビか何かで見た設定か? 私は、当時劇場で鑑賞したオジサンだが…
まあ、映画『ベスト・キッド』で描かれる師弟関係や空手の練習、日系人の師匠から空手を通してアメリカ人の少年が成長するストーリーは、未だに「名作」とされているから、いろいろなドラマや映画に引用されているが、ここで意外性を入れたのは悪くないと思う。
"奈未の仕事への本気度"が伝わって来ないのと、仕事パートが雑過ぎるのを改善して欲しい!
ここまで、第5話の良いところを拾って来た。ただ、逆に重大とも言える物足りないところが、第5話に限らず本作全編に溢れかえっている。それは “奈未の仕事への本気度” が伝わって来ないこと。それは、偏に「お仕事ドラマ」の中での奈未の仕事っぷりの描写が雑なこと。
「恋愛ドラマ」に於ける胸キュンくらいに、丁寧に、且つ、視聴者が入り込めるように描いたら、まだまだ化ける可能性はあると思う。
あとがき
きっと、大人の事情では “恋バナ寄り” にしたいけど、脚本家は「お仕事ドラマ」と「恋愛ドラマ」を両立したいのでしょうね。とにかく、この主人公なので、両立のハードルは相当高いと思います。もっと、主人公の “仕事への本気度” を描いた恋愛ドラマにシフトしても良いかなと思います。とにかく、難しいことをやろうとしているのは評価できます!
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関西テレビ制作・フジテレビ系・火9ドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(公式)
第5話『いじめは犯罪だ! 鉄拳制裁を… 学校内警察の正体』の感想。
なお、原作の漫画、佐々木充郭「スクールポリス」(ポプラ文庫)は、未読。
また、本作は昨夏に全話を撮影終了しているため、要望などは基本的に書きません。
男子バスケットボール部のアレン(川村ジーモン凜一朗)が同じく部員の市原(奥智哉)と西田(池田優斗)からいじめを受けていると分かる。顧問の涼子(真木よう子)は、西田に代わりアレンをスターティングメンバーにしたことが原因だと責任を感じる。そんなある日、市原が帰宅途中に何者かに襲われ、犯人はアレンに違いないと主張。隆平(藤原竜也)はアレンへの聴取を行う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画佐々木充郭「スクールポリス」(ポプラ文庫)
脚本:大石哲也(過去作/遺留捜査シリーズ、満願) 第1,2,4話
山岡潤平(過去作/家政夫のミタゾノ1,3,4) 第3,5話
小島聡一郎(過去作/俺のセンセイ)
演出:国本雅広(過去作/デカワンコ、保育探偵25時、カンナさーん!) 第1,2,5話
白川士(過去作/ドクター調査班、遺産相続弁護士 柿崎真一) 第3,4話
高橋貴司(過去作/家族の旅路、限界団地)
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、シャーロックUS,テセウスの船、危険なビーナス)
主題歌:追い風/SHE’S
撮影終了しているから、無駄を承知で感想を書いてみる
記事の冒頭で書いているように、本作の撮影は既に昨夏に終了しているため、既に完パケ(「完全パッケージ」の略で、完成品ってこと)になっている可能性がある。従って、この先の展開はもちろんのこと、編集をどうこうして欲しいと言うことを書いたところで、一切無駄なのを承知で、第5話の感想を書いてみる。
嶋田が"志願して"スクールポリスになった"縦軸"は重要だが
本作は、これまで、いじめを始めとした学校内で起こる様々な事件や騒動が、教師たちの手に負えない現状を加味して、明瞭には描かれていないが、教育委員会の「学校内外の問題解決の最後の一手」として、警視庁捜査一課から住浜署生活安全課少年係スクールポリスとして赤嶺中学校に配属された。
そして、その一方で、主人公の嶋田(藤原竜也)は “志願” してスクールポリスとなったことは、きちんと描かれている。だから、「嶋田が “志願” した理由は何なのか?」が、本作の “縦軸” であり、最終的に解決しなければならないことは、重々承知している。
これまで嶋田らしい正義感と本作らしい痛快さがあったのに
また、これまでの4話については、現実には存在しない「スクールポリス」と言う登場人物を活かして、ダメ教師たちでは解決できない事件を、刑事時代の後輩である住浜署生活安全課少年係の刑事・三枝(山田裕貴)の協力を得ながら、最後の最後は、嶋田らしい “正義感” と、本作らしい “痛快さ” で、「スクールポリスが学校内外の問題に立ち向かう学園エンターテインメント」になっていた。
第5話の「3つの"やり過ぎ"」が、ドラマを変な方向へ…
なぜ、「なっていた」と過去形にしたか? それには、この第5話に於ける、下記の「3つの “やり過ぎ”」があったから。
【1】 刑事の三枝が活躍し過ぎ
【2】 涼子(真木よう子)の過去を描き過ぎ
【3】 嶋田を “公私混同の警察官” に描き過ぎ
「学校外の問題」部分を小さくした方が良かったと思う…
1つ目の「刑事の三枝が活躍し過ぎ」については、少しは納得出来る。『オクタゴン』と言う外人の大人の反社会的勢力が絡んだ事件にしてしまったから、嶋田一人のでは負えなくなり、そうなると都合良く使えるのは三枝しかいないから。
でも、ほぼ全ての真犯人への情報提供を三枝がやるなら、嶋田は、ただ学校にいる警備員で、何かあったら管轄の住浜署生活安全課少年係への連絡係に格下げしてしまうわけで。もう少し「学校内外の問題」の「学校外の問題」部分を小さくした方が良かったと思う。
涼子の過去、トラウマを唐突に挿入したのは理解出来ない…
2つ目の「涼子の過去の描き過ぎ」については、1ミリも納得できない。まだ、涼子が “自分もいじめられていた過去がある” と言う設定があって、その体験があるからいじめられている生徒を見て見ぬ振りは出来ずに、熱血教師になっている。そう、これまで描かれて来たなら納得出来る。
しかし、本作は、これまで涼子先生が校内で “最も勘の悪い教師”、言い換えれば “とんちんかんな先生” に描いて来たのだから、ここで 男子バスケットボール部のアレン(川村ジーモン凜一朗)ら生徒に重ねて頑張っていると、これまで唐突に “過去のトラウマ” 的な描写がインサートされても、口を開けてみるしか無かった。
「復讐ドラマ」の部分を強調すると、本作らしさが薄まる…
そして、3つ目の「嶋田を “公私混同の警察官” に描き過ぎ」だ。確かに “縦軸” だから、全部で何話か知らないが、恐らく折り返し地点を過ぎた第5話で、一気に嶋田の本性を見せて、ドラマに勢いをつけるつもりだったのだろう。
ただ、設定が「スクールポリス」と言う新鮮味があるだけで、公私混同の、それも個人的な復讐刑事にしてしまったら、いや「復讐ドラマ」の部分を強調してしまったら、類似ドラマはたくさんあるわけで、その中に埋もれてしまう可能性がある。やはり、ここは、最終章まで引っ張って、最後に「実は、そうだったのか!」で良かったと思う。
「いじめ」「人種差別」「同一人種の群れ」など、扱ったテーマが良かっただけに残念…
で、結局、「3つの “やり過ぎ”」をやってしまったために、今回で描きたい「いじめ」や「人種差別」や「同一人種の群れ」などの、大きな社会問題に発展しているタイムリーなネタが奥に引っ込んでしまった。
だから、最後のアクションシーンが凄いのは認めつつ、やはり最終的に、警察官2人が、反社会的勢力を相手に、ドタバタやった印象の方が強く残ってしまったのだ。いや、もしかしたら、あの『オクタゴン』がもっと巨大な悪の組織だったら、嶋田の手に負えないことに説得力があった可能性は否めないが…
あとがき
これまで本当に本作を楽しんできた私には、今回が最も「スクールポリス」らしい活躍が乏しい内容でした。ほぼ、いじめの被害者と加害者が中学生の刑事ドラマ、警察ドラマに見えてしまいました。
スクールポリスのドラマだからと、わざわざ “いじめ” を “事件” と絡める必要があったでしょうか? 単純に、赤嶺中学校で人種差別によるいじめが起きて、それを嶋田が「コラッ!」って叱れば良かったように思います。次回は、校内問題と “縦軸” だけ描いてくれるのを期待します。
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知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
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レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
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ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
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