連続テレビ小説「あんぱん」 （第21回・2025/4/28） 感想 ※効果音、カット割り、照明、共亜事件と胸熱に解説！

2025/04/28 17:44 記事更新

NHK総合・NHK BS・ﾌﾟﾚﾐｱﾑ4K／連続テレビ小説『あんぱん』
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第21回／第5週『人生は喜ばせごっこ』の感想。

※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。

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昭和１１年、家族や嵩（北村匠海）に見送られ、のぶ（今田美桜）は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子（瀧内公美）や、先輩たちの厳しさにたじろぐのぶとうさ子（志田彩良）。こうして、のぶたちの生活は一変した。一方、浪人生の嵩は、千尋（中沢元紀）から将来についての熱い思いを聞く。すると突然、自分の心の内を叫ぶ嵩。千尋に触発されて、嵩はようやく自分がどうしたいのか、本当の思いを吐き出す。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------

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原作：なし
脚本：中園ミホ（過去作/花子とｱﾝ,ﾄﾞｸﾀｰXｼﾘｰｽﾞ,ｻﾞ･ﾄﾗﾍﾞﾙﾅｰｽｼﾘｰｽﾞ）
脚本協力：山岡真介（過去作/中園ﾐﾎ氏と共同脚本→万博の太陽,ｻﾞ･ﾄﾗﾍﾞﾙﾅｰｽ[2]）  第2～5週
演出：柳川強（過去作/ｵｰﾄﾞﾘｰ,花子とｱﾝ,やさしい猫） 第1,3,5週
　　　橋爪紳一朗（過去作/花子とｱﾝ,ｴｰﾙ,ｶﾑｶﾑｴｳﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ） 第2,4週
　　　野口雄大（過去作/ｴｰﾙ,恋せぬふたり,どうする家康）
　　　佐原裕貴（過去作/ｽｶｰﾚｯﾄ,おちょやん,あなたのﾌﾞﾂが､ここに）
　　　尾崎達哉（過去作/3000万）
音楽：井筒昭雄（過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-）
主題歌：RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版)：林田理沙ｱﾅｳﾝｻｰ（現｢ｻﾀﾃﾞｰｳｵｯﾁ9｣ﾒｲﾝｷｬｽﾀｰ）
副音声解説：山崎健太郎（過去作/舞いあがれ!,らんまん,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ,虎に翼,おむすび）
制作統括：倉崎憲（過去作/おかえりﾓﾈ,ここは今から倫理です｡,やさしい猫）
Ｐ：中村周祐（過去作/おかえりﾓﾈ,どうする家康）
　　　舩田遼介（過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋）
　　　川口俊介（過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ）
美術・ロゴデザイン：伊達美貴子（過去作/まんぷく,青天を衝け）
技術：久野裕大（過去作/どうする家康,3000万）
音響効果：畑奈穂子（過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり）
撮影：山口卓夫（過去作/青天を衝け,17才の帝国）
照明：斎藤知久（過去作/いよっ!弁慶）
音声：北原悠介（過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~）
音楽録音：高橋清孝（過去作/火の鳥2024ｱﾆﾒ）
映像技術：吉永勇（過去作/なつぞら,虎に翼）
カラーグレーディング：松﨑梨絵（過去作/なつぞら,おかえりﾓﾈ）
VFX：田中貴志（過去作/劇場版ﾄﾘﾘｵﾝｹﾞｰﾑ）
助監督：伊藤嘉文（過去作/ももさんと7人のﾊﾟﾊﾟｹﾞｰﾉ）
制作担当：征矢吉裕（過去作/ひよっこ）
特殊造形：江川悦子（過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら）
編集：松屋周平（過去作/鎌倉殿の13人,3000万）
記録：武田朝子（過去作/おかえりﾓﾈ,どうする家康）
特殊メイク：松岡象一郎（過去作/映画｢ﾍﾙﾀｰｽｹﾙﾀｰ｣｢ﾄﾘﾊﾀﾞ｣）
美術進行：高橋秀樹（過去作/篤姫）
装置：田村英一郎
装飾：神戸信次（過去作/【推しの子】-The Final Act-）
衣装：澤谷良（過去作/花子とｱﾝ,なつぞら,ｴｰﾙ）
メイク：田畑千奈味（過去作/ひよっこ,青天を衝け）
かつら：秋庭優一（過去作/桶狭間）
時代考証：天野隆子（過去作/ｹﾞｹﾞｹﾞの女房,花子とｱﾝ,ｽｶｰﾚｯﾄ）
風俗考証：刑部芳則（過去作/ｴｰﾙ,ﾌﾞｷﾞｳｷ,虎に翼）
土佐ことば指導：西村雄正（過去作/らんまん）
所作指導：藤間貴雅（過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ）
製パン指導：竹谷光司（Bakery&Cafeつむぎ＠千葉県佐倉市）
漫画指導：山根青鬼
石工指導：山中英明（第29回技能ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ石工職種第一位金賞）
書道指導：金敷駸房（過去作/ｴｰﾙ,麒麟がくる,青天を衝け）
アクション指導：吉田浩之（過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女）
仏事指導：守祐順（能蔵院＠千葉県木更津市）
医事指導：冨田泰彦（過去作/らんまん,虎に翼,3000万）
裁縫指導：小林操子（過去作/ｴｰﾙ,らんまん,虎に翼）
アニメーション制作：稲葉卓也（https://www.takuyainaba.com）
タイトルバック映像：涌井嶺（https://x.com/Ray_T6L）
※敬称略

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"ウグイスの声"にリバーブ効果をつけすぎのワケを推測！

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです！
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――

アバンタイトルは「ウグイスの声」で印象的に始まった。

20年近く前に千葉県北西部に引っ越してきてからは、ともすれば家の窓を開けると少し遠くの雑木林から「ウグイスの声」が聞こえてくることがある。

下の動画は、私が密かに…　ではなく一応大々的に公開中のYouTubeチャンネルの動画だ！
　※よろしかったら、お気に入り登録をお願いいたします…

1分間で満喫】目の前で聴ける！“ウグイスが彩る春の朝”を撮って出しで

そんな時は、「もう、旅行に行かなくてもウグイス聞けるじゃん！」と繰り返すのが桜の咲く頃のお約束だ。

まあ、今年の桜の季節は、妻が足の激痛で1か月仕事を休んでいたので、「ウグイスの声に励まされるよ」と言っていたのを思い出す…

というわけで、画面からの「ウグイスの声」をよく聞くと分かるが、いくら、時代が、高知だから…　と言っても、市街地ではさすがにリバーブ（Reverb：残響）効果をつけすぎだ（笑）

しかし、逆にリバーブ効果のない屋外で録音した生音だけでは環境音にとどまってしまい、“演出＝味付け” の意味では薄味すぎる。

この辺の味付けの、まさに塩梅がうまいのが、今作のチーフ監督・柳川強氏の安定の仕事ぶりということになる。

現時点で描くべきなのは…

話は変わって。

一部のネット界隈では、下記のような意見が多いそうだ。

　●のぶが先生を目指す過程が薄すぎる
　●のぶが全寮制に通う説明が少なすぎる」
　●嵩が漫画を描く場面が減っている」
　●のぶの幼なじみの小川うさ子を雑に描きすぎ

さすがに、まだ「＃反省会」が飛び交う様子はないようだが。

そこで、上記のネットの声を目にした私が私なりに考えるのは。

「ヒロインが学校の先生にはなるサクセスストーリーでなないのだから、端折ってもいいのでは？」であり。

「現時点で描くべきは、〈四六時中漫画を描く柳井嵩〉　ではなく、〈人生の岐路に立つ不安と希望の柳井嵩〉　だと思うから、漫画を描く描写は印象的に使えばよいのでは？」である。

〈結婚までの長い道のりの出発点〉と位置付けたほうが適切

いくら、全120回近くある長丁場の朝ドラであっても、描けることには限界があるし。

今作においては第1回で「成功者としての中年夫婦時代」までは描くのは分かっているのだから、残り5か月間で高校生の主人公らの “約30年後” までは描くことは周知のことであり。

以前にも書いたが、NHK『土スタ』にゲスト出演された北村匠海さんが「結婚するまで意外と長い」とおっしゃっていたことからも。

《まだ‘のぶのほう’は嵩を恋愛対象として意識していない》　のだから、むしろ、ここからが「新章」なのだ。

いいや、これまでは、「持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれる朝田のぶ（永瀬ゆずな → 今田美桜）」と「ちょっと気が弱くて自信のない柳井嵩（木村優来 → 北村匠海）」だったのが。

いよいよ第5週から、思春期ど真ん中の高校時代を迎えるわけで（私と妻は高校で知り合いました・汗）。

北村匠海さんの言葉がをお借りするなら、ようやく　〈結婚までの長い道のりのスタート地点〉　の「シン・新章」と位置付けたほうが適切だと思う。

皆様は、どうお考えになるだろうか。

チーフ監督・柳川氏の序盤の数カットの演出をプチ解説！

さて、第2週はどうなるかと思った第4週の演出担当の橋爪紳一朗氏だが、先週は見事に不安を払しょくしてくれた。

しかし、やっぱり今週の柳川氏の演出は、私好みの定番、セオリー通りの画づくりになっている。

例えば、メインタイトル映像明けで、のぶとうさ子（志田彩良）が女子師範学校の校門の前に立つ場面から、教室内のカット割りをプチ解説してみる。

©NHK

まず、学校の門に掲げられた「校名板」「扁額(へんがく)」のアップで、場所を提示。

カメラを地面近くに置いたローアングル（低い位置）からのあおり（見上げるアングル）で、学校の全景を提示し、奥行きと立体感、脅威的な存在の表現。

そこへ、両手に大きな荷物を持ったのぶとうさ子が画面両サイドから中心へ向かってフレームインすることで、荷物が重くて近づいて歩くとぶつかったしまう感じを表しつつ。

今度は、校舎前面のピロティ最上部にある「十字架」の視点で…

のぶとうさ子を俯瞰のアングルで捉えることで、被写体は上目使い気味になって表情がよく見える上に、（ルッキズムや男女差別ではなく）女の子特有の仕草や外見が分かりやすく見えるため、可愛らしさが強調できる。

最後は、空舞台（からぶたい：登場人物がいない状態）に上手（かみて：画面右）から軍国主義の担任・黒井雪子（瀧内公美）がB.S.（バストショット＝胸から上の画角）でフレームイン。

これは、照明で顔に明と暗の強弱をつけ、明らかに軍人や偉人らの「肖像画」や「胸像」のイメージだ。

雪子は生徒たちを見下(お)ろし（見下(くだ)し）凝視する瞳に、しっかりとキャッチライト（被写体の目に映り込む光の反射、特に瞳の中に映る照明や光源のこと）。

この数カットだけで、先週の「意外にも合格しちゃて浮かれムード」から一転だ。

こういう、分かりやすいカット割りが朝ドラには似合うと思う。

サブキャラクターの人選や衣装選びまで繊細に的確に行われ

さて、ドラマの感想としては脱線するかもしれないが、今作の配役と衣装選択のうまさを感じた場面。

俳優さんの実年齢を書き、それでどうこう述べるのは本望でないし、あまり意味はないと思うが、あくまでも「キャスティング（配役）」の見地からなので、お許しいただきたい。

主演の今田美桜さんが28歳、うさ子演じる志田彩良さんが25歳で高校一年生を演じ。

35歳の瀧内公美さんが、高校教師を演じる中で、すでに7歳差で教師とで高校一年生。

その中で、女子寮の先輩で、眼鏡をかけた2年の郡山国子（西野優希）ではなく、室長の‘白州さん’こと白州タキを演じたのは34歳の青山祥子さんなのだ。

アラ還（アラウンド還暦＝60歳前後の世代のこと）の私から見たら、「皆さん十分にお若い！」なのだが（笑）

時代劇好きの私にとって「白州」といえば、『遠山の金さん』等でおなじみの奉行所の法廷の一部で白い砂が敷かれていた、あの「お白州」だ。

白い砂を敷いた理由は、「清浄を示すため」「足跡を確認するため」「格式と威圧感を高めるため」だが。

今作の‘白州さん’の上着を着ない白いワイシャツと黒のパンツ姿や年齢が上に見える感じ、やせ型の雰囲気が、どことなく「清浄・威厳・観察」という「お白州」のイメージを彷彿しないだろうか。

逆に、‘2年の郡山’は、お奉行様（奉行）の下で実務を担っていた “役人” で「与力(よりき)」や「同心(どうしん)」に見えちゃうのは私だけだろうか。

この辺のサブのサブキャラクターの人選や衣装選びまで繊細に的確に行われていると感じた。

©NHK

「生活は一変しました」と前のことを語るシュールな面白さ

で、この、何とも言えぬ緊張の部屋のシーンを次のシュールなナレーションで締めくくったのは、「えっ、それだけ？」「そちゃあ、そうでしょ」と、いい意味で面白みを感じたのは言うまでもない。

語り「生活は一変しました」

だって、それを必死に脚本家や演出家や制作統括が描いてるんだもん（笑）

それにしても、久しぶりに「二段ベッド」を見て、思い出してしまった。

私が小4で、妹が小1のとき、我が家が二階建てになって子供部屋（10畳）ができて、妹と二段ベッドを間仕切りにした相部屋で、相手の領域が見えないようにカーテンをつけていたのを思い出した。

わずか3～4年の間だが、上と下で寝ていたのを思い出して、うるっときてしまった…

実は今回は特に書くことがないのだ（大汗）

さて、当ブログのご常連の読者様なら、うすうす…

いや、とっくに「おかしいぞ？」と思っているのでは？

そう、実は今回は特に書くことがないのだ（大汗）

その理由は、明確だ。

　●大型連休中につき、今週は大きな進展はしないと思うから…
　●飛躍的な展開の新章開幕で、さらに月曜日で、状況説明が多いから…

よって、「今後の展開を示唆すると…」「先週とのつながりが…」なんてことは書けないのだ。

でも、今回を見れば分かるが、先週以上に “巧みな演出” も相まって、9分過ぎからの「柳井家の日常描写」では、周到に “ドラマ＝人間の本質を描くこと” をやっていたのだ。

中でも、「嵩の物語」の部分は、高校不合格で一浪が決まった嵩と、母親代わりの嵩の伯母・千代子（戸田菜穂）や、順風満帆で法曹界を目指す嵩の弟・千尋（中沢元紀）とのやり取り…

さらには、最後にピンポイントで登場したには柳井診療所の院長をつとめる町医者、嵩の伯父・柳井寛（竹野内豊）の次のセリフにはグッとくるものがあった。

寛「嵩…　本気ながか」

それに、ちゃんと「嵩の漫画」も登場したし…　ね。

朝ドラ『虎に翼」に登場した架空の「共亜事件」が今作に!?

さて、これまた書くことがないから（ではないですよ）、脱線してみる。

2025年4月18日放送の第15回のアバンで。
千尋が読んでいた本『法窓夜話』（ほうそうやわ）が、明治・大正期の法律家であり随筆家でもあった穂積陳重（ほづみ のぶしげ）による、1910年（明治43）に初版が出版された随筆集…　だと書いたのを覚えておられるだろうか？

その「穂積陳重」が、朝ドラ『虎に翼』で主人公・寅子（伊藤沙莉）が明律大学女子部に進学するきっかけとなった高名な法学者で‘穂高先生’こと穂高重親（小林薫）のモデルとなった人物であることも書いた。

そして、今回の11分過ぎに千尋の口から飛び出したキーワードが「共亜事件」だ。

「共亜事件」とは、現職の大臣を含む政財界の16人が摘発され、時の内閣が総辞職に追い込まれた、『虎に翼』での架空の事件で。
寅子の父で帝都銀行に務める直言（岡部たかし）が贈賄容疑で逮捕された（最終的には全員無罪になりました）。

もちろん、この「共亜事件」は、1934年に起こった戦前最大の疑獄事件「帝人事件」がベースになっている。

恐らくネット界隈ではすでに「寅に翼とつながった」「同じ世界観」と盛り上がっているだろう。

でも、当ブログが興味を示すのは、ちと違うのだ…

「嵩と千尋の創作」は"現実味"を排除して"朝ドラの世界観"

私が興味を抱くのは、「穂積陳重」と『法窓夜話』は史実通りに引用し、「共亜事件」は『虎に翼』の世界観を導入し、使い分けていることなのだ。

だって、ここまでやるなら、第15回のときだって、‘穂高先生’こと穂高重親と、書名も架空でもよかったし。

逆に今回は、「帝銀事件」のほうが辻褄はあったのだ。

しかし、逆に「どうして使い分けたのか？」と考えてみる。

ここからは、史実のネタバレにならないように細心の注意を払って書くのでご心配なく。

まず、今作は劇中に登場する人物名に細かい配慮や意図が埋め込まれていると考えられる。

例えば、「朝田のぶ」のモデルは「小松暢」で、漢字と平仮名で表記を変えただけ。
「柳井嵩」のモデルは「やなせたかし＝柳瀬嵩」で、苗字を変えただけ。
そして、嵩の弟「柳井千尋」のモデルは「柳瀬千尋」で、こちらも苗字を変えただけ。
なのだ。

史実上の柳瀬千尋さんがどんな人生を歩んだのかは書かないが。

「嵩の物語」「千尋の物語」とは別に、「柳井嵩と柳井千尋の兄弟の物語」は、作家・中園ミホ氏の “創作色を押し出して描きたい” との意図があるように思うのだ。

だから、できるだけ「現実味」を排除し、「朝ドラの世界観」にしたい…　と。

ゆえに、現実に遭った「帝銀事件」ではなく、「キョーア事件な…」と茶化せるように転用したように思う。

もしかすると、近いうちに中園氏が解説するかもしれないから、楽しみに待ってみよう。

あとがき（その1）

劇中の時代は、「昭和11年（1936）」ですよね。

全く同じ時代、同じ年を描くドラマが、現在TBSフジテレビで放送を開始した 連ドラ『波うららかに、めおと日和』です。

かなり珍しいことでもあるので、どうしても “時代の描写” を比べてしまいますね。

また、NHKとフジテレビでは『大奥』も手掛けていますが、あちらも微妙に違いますよね。
※今作のプロデューサー・舩田遼介氏はNHK『大奥』も手掛けております。

放送局、放送枠、放送時期や時代による “個性” があって、ドラマ好きなら楽しく見られるのではないでしょうか。

特に、美術スタッフの領域、セット（舞台装置）のデザインや照明との調整、小道具や装飾や衣装、ロケ地の選定などに注視すると面白いですよ。

あとがき（その2）

それと、劇中の漫画で、医師が親子三世代を見るというのがありましたが、それとつながるエピソードです。

私の妻は助産師をしていますが、お母さんの出産介助をして、それで生まれた娘さんの出産の介助までやったことがありますよ。

私は、10数年前に仕事で「神の手の心臓外科医」の映像を作ったら、その神の手の息子さんが「映像を見てお父さんの跡を継ぎます」と言って、いま二代目の修行中なんてこともありますね。

で、金曜日の夜に、10年間使っていたブルーレイレコーダーのHDDが壊れて、昨日から新しい機器が作動を開始しております。

購入したのはソニーの「BDZ-FBT2200」ですが、安心してコマ送り再生で楽しめますし、使い勝手もいいのでお勧めです。

土曜日に感動した菩提寺での「お施餓鬼会」の様子も、機会があればご報告します。

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【これまでの感想】

第1週『人間なんてさみしいね』
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 ダイジェスト版

朝ドラ「あんぱん」主人公・朝田のぶ役の永瀬ゆずなさん〈9〉の自己紹介に感服した話！ 

第2週『フシアワセさん今日は』
第6回 第7回 第8回 第9回〔前編〕 第9回〔後編〕 第10回 ダイジェスト版

第3週『なんのために生まれて』
第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 ダイジェスト版

NHK朝ドラ「あんぱん」 蘭子(河合優実)「食パンの角に頭ぶつけて…」こういう解釈はダメ？ 

第4週『なにをして生きるのか』
第16回 第17回 第18回 第19回 第20回 ダイジェスト版

第5週『人生は喜ばせごっこ』

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感想の趣旨について

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