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連続テレビ小説「虎に翼」

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『虎に翼』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第9週『男は度胸、女は愛嬌?』「土曜日版」の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


昭和20年。度重なる空襲から逃げるため、寅子(伊藤沙莉)と花江(森田望智)は子供たちを連れて疎開していた。やがて終戦。岡山にいた弟・直明(三山凌輝)と再会するも、働いて家族を助けると言う直明に納得できない寅子。そんな中、体調を崩していた直言(岡部たかし)がある重要な知らせを隠していたことが発覚。これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言は安らかに亡くなる。悲しむ寅子の目に飛び込んできたのは新聞の「日本国憲法」の文字。そこには、「すべての国民は法の下に平等」だと書かれていた。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8
   安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9
音楽:森優太(過去作/海の見える理髪店,あなたのブツが、ここに,忘恋剤)
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博(明治大学 法学部 専任教授)
料理指導:赤堀博美(過去作/花咲舞が黙ってない,厨房のありす)
タイトルバック制作:シシヤマザキ(公式サイト 新窓で開きます
取材:清永聡(NHK解説委員:司法・事件・公文書管理・災害)
語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
副音声解説:山崎健太郎(過去作舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ)
制作統括:尾崎裕和(過去作/恋せぬふたり,鎌倉殿の13人)
※敬称略



なぜ優三の死亡告知書を半年間も家族に隠したのか?の答え

私のブログに来てくれて、ありがとうございます。
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです!

折角、「土曜日版」の感想を読みに来てくださったのに、冒頭から裏切ることをお許しいただきたい。

というのは、今週の展開の中で私が疑問に思っていたことに、ひとつの答えを導き出したので、それを最初に書いておきたいからだ。

それは、〔なぜ優三の死亡告知書を半年間も家族に隠したのか?〕だ。

5月31日放送の岡部たかしさんがゲスト回だった『あさイチ プレミアムトーク』を見た人ならピンときたかも?

直言を演じた岡部たかしさんによると、最も印象的だったのは、「土曜日版」にも残っていたあのシーン。

直言が直道(上川周作)の戦死を花江に告げる場面での森田望智さんの迫真の演技だったと。

それを聞いて、ふと思ったのだ。

直言は父親として、娘である寅子(伊藤沙莉)が膝から崩れ落ち号泣する姿を見たくなかったからでは? と。

いや、もう大切な家族が号泣する様子を見たくなかったから、自分の死に際は、あのような滑稽な雰囲気を選択したのでは? と。

そして、この度の「土曜日版」を見直して思ったのだ。

“しっかりした男” ではない直言らしい “逃げ腰であり、照れ隠し” のひとつだったと思うと、私は妙に納得できた… というわけだ。

あさイチ プレミアムトーク 岡部たかし(NHKプラス) 新窓で開きます
配信期限 :6/7(金) 午前9:53 まで

なんか、普通の朝ドラのダイジェスト版みたい…

図々しいにもほどがある… とお思いになる人もいると思うが。

もう一つ、お許しいただきたい。

以下の感想は、「本編の5回分を見た人」を前提に書くということ。
早速、書いてみる。

「本編の5回分を見た人」なら感じたのでは?

<なんか、フツー?> と。

そう、私も、「普通の朝ドラのダイジェスト版みたい」と思ってしまった。

じゃあ、「フツー」「普通」って何? となる。

もちろん、当ブログで毎回のように書いている「朝ドラらしからぬ朝ドラ」じゃない! の意味だ。

で、ここで改めて私の「朝ドラらしからぬ朝ドラ」の定義を披露してみる。

今作が、従来の朝ドラは違う点

これまでの朝ドラ、並みの朝ドラはというと。

「女の一代記」「夫を支える内助の功の夫婦のお話」「有名著名なモデルの年表を映像化」「美しい風景頼みのおとぎ話風」などなど。

並みの朝ドラは、主に描くものは一つで、そこに後付けするように様々な要素を加えるパターンだ。

例えば、前作『ブギウギ』はら、基本の「女の一代記」に、エンタメ要素、戦争要素、母子要素を加えた感じだ。

しかし、今作は違う。

ヒロインのサクセスストーリー、ホームドラマ、リーガルドラマ、で、アベンジャーズ(笑)

これらの要素を事細かに盛り込んで “独特な世界観” を創出している上で。

ちゃんと「主人公・寅子の人生物語」を主軸に置いて描いているのだ。

また例に挙げるが。

『ブギウギ』は「スズ子の物語」を描いているようで、「歌の世界」「夫婦愛」「義理と人情」と、あっちこっちにふらふらと彷徨っていたのだ。

『舞いあがれ!』なんて、『舞の物語」をそっちのけにして、「なにわバードマン」「航空学校」「リーマンショック」「兄の犯罪」「二人のイケメンとの恋バナ」「起業」「空飛ぶ自動車」と騒動を描き続けただけだったのだ(苦笑)

だから、私は。

敢えて、繰り返すが。

だから、私は「朝ドラらしからぬ朝ドラ」だと思うのだ。

編集次第で、案外簡単に「王道の朝ドラ」になっちゃう

で、この「土曜日版」を見て思ったのは。

「朝ドラらしからぬ朝ドラ」の要素を全部取り除くと、案外簡単に「王道の朝ドラ」になるんだと。

要するに。

ヒロインのサクセスストーリー、ホームドラマ、リーガルドラマ、アベンジャーズを取り除いてしまうと、「戦争に苦しみながらも前に進む猪爪家と寅子」になっちゃう… ってことなのだ。

でも、私は、今回の「土曜日版」を否定はしない。

むしろ、様々な事情を加味して、かなり頑張って編集した “力作” だと評価したい。

その理由も簡単だ。

実は、当ブログ周辺では、たいそう人気の『虎に翼』ではあるが(笑)

世間やネット界隈を冷静に見ると、視聴率から鑑みても、多くの人たちに受け入れられているわけではないのだ。

そのために、今でも NHKはイベントや特番をやって、盛り上げに必死なのだ。

それは、法曹界を扱っているから小難しいのも理由だとは思う。

でも、自分と逆の視点に立てば、「朝ドラらしからぬ朝ドラ」なんて見たくない! 人も多いと思うのだ。

そう、「ベタな朝ドラが見たい」という視聴者層だ。

ほら、この人たちを取り込むためには、今回のような「土曜日版」が有用だと思う。

ちょっぴり不安なのは…

ただ、ちょっぴり不安なのは。

「ベタな朝ドラが見たい」が、この土曜日版を見てから「本編」を見たら、「朝ドラらしからぬ朝ドラ」に驚くのでは? と思うのだ。

その意味では、もう少し「寅子と直言のバトルと仲直り」と「寅子と優三の川辺でのイチャラブ」に絞り込んでも良かったかもしれない。

きっと、「土曜日版」の方向性も変化してくるかもしれないので、そちらにも期待してみようと思う。

あとがき(「本編」を見ていない人へ)

2倍速でも構いませんから、「NHKプラス」で「本編」の5回分を見たほうがよいです。

もう、『虎に翼』を絶賛応援中の当ブログとしては、これしかお伝えすることはありません!

「本編」も「土曜日版」も見て、当ブログの感想まで読んでくださっているお暇なあなたへ(笑)

いえいえ、言葉の綾ですって(謝)

下記のネット記事を読むと、これまでの展開や表現について、いろいろと腑に落ちることが多いので、おすすめです。

『虎に翼』制作統括インタビュー。出産場面や玉音放送を描かなかった理由、憲法のシーンに込められたもの | CINRA 新窓で開きます

来週も、引き続きよろしくお願いいたします。


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拍手[33回]

季節のない街

テレビ東京系・ドラマ25『季節のない街』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第9話〔全10話〕『たんばさん』の感想。

なお、原作(小説)である山本周五郎『季節のない街』は既読。
また、2023年8月9日より、Disney+で全10話配信済みですが、そちらは未鑑賞。
しかし、名匠・黒澤明監督の不朽の名作映画『どですかでん』(東宝/1970年)は、数十回鑑賞済みで、Blu-rayも所有します。
黒澤明監督『どですかでん』 [Blu-ray DVD] 新窓で開きます


街で最年長のたんばさん(ベンガル)は、皆が愚痴や相談を持ちかけてくる人格者。諍いを収め、泥棒が入っても自らお金を渡してしまう不思議な魅力の持ち主だ。家族に出ていかれてしまった上に、街からの住民の立ち退きの片棒を担がされているタツヤ(仲野太賀)は人生に悲観し、たんばさんに「今夜のうちに線路にでも飛び込みます」と語るのだが、たんばさんはタツヤに驚きの提案を持ちかけて…。
---上記のあらすじは、公式サイト等より引用---


原作(小説):山本周五郎『季節のない街』
企画:宮藤官九郎(過去作/初企画作品)
脚本:宮藤官九郎(過去作/あまちゃん,俺の家の話,不適切にもほどがある!)
演出:宮藤官九郎(過去作/木更津キャッツアイう,ぬぼれ刑事) 第1,2,4,5
   横浜聡子(過去作/バイプレーヤーズ2017、2018,ひとりキャンプで食って寝る) 第3,7,8
   渡辺直樹(過去作/いだてん~東京オリンピック噺~,映画「ドライブマイカー」助監督) 第6,9
CP:濱谷晃一(過去作/警視庁ゼロ係シリーズ,ジャンヌの裁き)
撮影:近藤龍人(過去作/映画「万引き家族」,映画「ある男」,映画「怪物」)
美術:三ツ松けいこ(過去作/映画「海街diary」,映画「溺れるナイフ」,映画「万引き家族」)
衣装:伊賀大介(過去作/俺の話は長い,大豆田とわ子と三人の元夫,17才の帝国)
音楽:大友良英(過去作/あまちゃん,いだてん,しもべえ,トクメイ!警視庁特別会計係)
※敬称略



かなり咀嚼が難しく、個々で受け止め方が変わるエピソード

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。

【基本情報】
 ●原作(小説)は、既読。
 ●Disney+で全10話配信済みは、未鑑賞。
 ●同じ原作の黒沢明監督『どですかでん』は、大好き!
 ※原則、原作(小説)、映画とは比較、ネタバレやりません。

原作(小説)である山本周五郎『季節のない街』のエピソードの中でも。

名匠・黒澤明監督の不朽の名作映画『どですかでん』(東宝/1970年)でも。

かなり咀嚼が難しく、読んだ人、見た人で受け止め方が変わるエピソードが、この『たんばさん』。

当然だが、映画では細切れになって収容されており、今作とはアプローチ自体が異なるから、比較すら困難だ。

更に困ったことに、今回の演出 “も”、少々詰めが甘いし(汗)

『がんもどき』と『たんばさん』には共通項がある

前回の感想で、次のようなことを書いたのを覚えておられるだろうか?

終盤で、オカベ(渡辺大知)が泉谷しげるの「♪季節のない街」をアコギで弾き語りを始めると、つい先日にオカベの腹を刺して自分も自殺をしようと試みたかつ子(三浦透子)が、しれ~っとハモって来る場面の演出に対して。

オカベは、 <信じていたかつ子に “やられた” ために、温和な自分も変わっちゃったよ> との愚痴と怒りを込めて、「ごめん 勝手に ハモんないでくれる?」と言ったのだから、もっとオカベが怒っている演技指導をするべきだったのでは? と書いた。

実は、今回の『たんばさん』の回を見ていないと、私の真意を全て書けなかったから、ようやく書いてみる。

短編(今作の第7,8話)『がんもどき』と、今回の『たんばさん』には、共通項があると私は考えている。

その共通項は “自 殺志願者” だ。

因みに、“自 殺志願者” の「自」と「殺」の間に「半角スペース」を入れてあるのは。
一部のブログサイトや検索エンジンにおいて、「センシティブ(=暴力やヘイト表現などの敏感・感覚・繊細などを意味する)な言葉として、弾かれてしまうからであり、気にしないで読んでいただきたい(謝)

今回をざっとおさらいすると…

話を戻そう。

今回をざっとおさらいすると、次のようになる。

“街” で最年長のたんばさん(ベンガル)は、みんなが愚痴や相談事を持ち掛ける人気者で人格者だ。

増田益夫(増子直純 ex.怒髪天) や河口初太郎(荒川良々)、自治会長(小宮孝泰)の相談に快くよく付き合うし。

熊(奥野瑛太)が日本刀を振り回す諍い(いさかい)も華麗に収めちゃう。

泥棒(芹澤興人)が夜な夜な侵入してきてもお金とエロビデオを渡して逃がしてしまう。

とにかく、“不思議” という修飾語をピッタリな魅力ある長老だ。

そんなところへ、愛する家族が家出をして孤独になった上に、“街” からの住民の立ち退きの片棒を担がされているタツヤ(仲野太賀)が人生に悲観し、「今夜のうちに 線路にでも飛び込みます」と語る。

たんばさん「ダメだよ 誰も見ていなとこで
 死ぬなんて。猫じゃないんだから」

こう告げると、庭のプランターから「トリカブト」を抜いてみじん切りにし、「苦しんでる暇もない」くらいにすぐ死ねるといってタツヤに食わせるが…

あとは、見てほしい。

"たんばさんとかかわった人たち" の共通点は…

今回で注目すべきは、“たんばさん” であるが。

実は、“たんばさんとかかわった人たち” の共通点に注目すべきだと思う。

その共通点が、“惨めな自分” を言葉で装飾し、ある意味で “うぬぼれたお調子者風” というものだ。

そして、たんばさんは、“惨めさを言葉で飾る人懐っこくて面白い貧しい被災者たち” の哀しみと憂いを読み取って、事の大小に関係なく自暴自棄になっている「自 殺志願者」の人生を肯定する人なのだ。

だから、前回で、オカベが「自 殺志願者」であるかつ子に、もっと怒りを表現する演出をやっていれば… と、思うのだ。

だって、オカベが「かつ子ちゃんのおかげで、僕も変わっちゃんだよ」の怒りを強調しておけばしておくほど、“それでもハモってきたかつ子” によって、更に「かつ子ちゃんのおかげで、僕も変わっちゃんだよ」になり。

今回の冒頭での、オカベとかつ子のお揃いコーデでのデートのどんでん返しが際立って面白く映るわけだから。

結局、前回の演出が中途半端だったことで、「あれ、今回でくっついたの?」になってしまったわけだ。

ここは、三人体制の弊害でもあり、担当話をもっと考えるべきだったとは思うし、もったいないというのが本音だ。


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今作には映像的、ストーリー的な "3つの視点" がある

やはり、今回は咀嚼が難しい。
とても、短い時間でまとめることはできない。

というわけで、強引に六ちゃん(濱田岳)になり切って「どですかでん どですかでん」と “街” を移動した気分でまとめてみる。

もう、第9話だし、残りは最終回だから、本質的なことも書いちゃおう。

今作、もちろん、この宮藤官九郎氏が企画脚本監督を務める『季節のない街』のことだ。

少々ドラマだけ見ていると分かりづらい点はあるのは認めるが。

よく見ると分かるのは、今作には映像的、ストーリー的な “3つの視点” があることだ。

1つは、六ちゃんが “街” を六ちゃんにしか見えない線路を走り続けて見ている “線の移動の視点” だ。

2つめは、今回でも見ることができた、河口良江(MEGUMI)や増田光代(高橋メアリージュン)らに代表されるお内儀さんたち(=他人の妻を敬う表現)が見ている “街を面として捉える視点” で。

3つめが、たんばさんが住民の一人ひとりに接する “個々の内面と外面、潜在意識と顕在意識を読み解く視点” とでもいおうか。

今作は、上記の3つの視点を通じて、“街全体” をバーチャル空間のように彷徨い歩き、疑似体験するのだ。

被災者と行政の二つの立場を描くことで見えてくるもの

そこで感じるのは、偶然に “街” で暮らし続けている住民たちにも、それなりの世界が構築されており。

居心地のよい世界でいることが、“今の、新しい幸せ” であるから、壊したくない、出て行きたくないという貧しい被災者たちの本音だ。

しかし、今作は、それとは真逆の立場を終盤での謎の持病「けけけけふん」がある島さん(藤井隆)がたんばさんに告げたひと言で表現している。

島さん「もちろん 時がたてば
 傷が癒えるというものでは ございません。
 しかしですね 前を見て
 新たな一歩を踏み出す勇気を
 たんばさんのような 人生の大先輩が
 示してくだされば
 忘れるのではなく
 乗り越えることが
 できるんじゃないでしょうか」
たんばさん「(中略)出るに出られず
 引くに引けない銀を
 おたくらが どかしてくれるわけだ」

折角構築したコミュニティを壊したくない、離れたくない立場や視点。

いつまでも臨時的コミュニティに居座られても困るという立場や視点。

この両方を描いた上で、作者は “被災地となった行政の立ち位置” を理解しつつも、“好んでなったわけではない大勢のあえぎ続ける被災者たち” がいることを忘れてちゃいけないし、しっかりと見守り続けることそが大事なのだと。

外面や顕在意識下の思いと、内面や潜在意識下の思いは違う

奇しくも、たんばさんが自らのことを「どかしてくれる」と言っていた。

外面や顕在意識下では「どきたくない!」でも、内面や潜在意識下では「どかしてくれ!」と思っている人だっているのだ。

そして、被災者支援の難しさが、次のたんばさんの言葉に詰まっている。

たんばさん「私の人生
 これで 流れが変わるかもしれない」

御年 75歳のたんばさんは、序盤で自分の余生を「死ぬまでの時間潰し」と言っていた。

でもそれは、たんばさん自身も、外面や顕在意識下の思いであり、内面や潜在意識下では違っていたということ。

要するに、たんばさんも、たんばさんが相談に乗っていた住民たちと何ら変わらないし。

相談に乗ってくれる人、答えを提示してくれる人を待っていた… とも受け取れるのだ。

究極的にいえば、人間なんて、個性はあっても、他の人と大差ないってことだと思う。

あとがき

3時間ほど悩んで書きましたが、やはり、私ごとき愚物ではまとまりませんでした(謝)

今作が面白いのは、テレビドラマという私たちの日常に深く入り込んでいる媒体を通して、異様なほどに現実的な社会構造を、非現実的な映像によって伝えるという点が、原作の小説や映画とは一味も二味も違うテイストといいますか。

現実を映し出しちゃうテレビで見るからこそ、不思議な現実味と妙な説得力がある… そう見ています。

まっ、今回の演出から読み解くのは至難の業なので(笑)、私は最終回のあとにシナリオ本を読んでみようと思います。

(注)「Disney+で全10話配信済み」のネタバレのコメント、お控えください。


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トラつば・アベンジャーズ/ウィメンズ・ファイト
©NHK & ディレクターの目線blog

妄想映画『トラつば゙・アベンジャーズ/ウィメンズ・ファイト』の元ネタは…

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。

当ブログでは、2024年4月23日に下記の投稿をした。

朝ドラ「虎に翼」は、「戦隊モノ」でなく「和製アベンジャーズ」だと本気で思う理由 新窓で開きます

未読の読者様は、是非とも一読を願いたい。

簡潔にいうなら…

今期のNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』は、『トラつば・アベンジャーズ/ウィメンズ・ファイト』だと気づいてしまった(笑)

ということだ。
もう少し掘り下げると。

私がタイトルをつけた妄想映画『トラつば・アベンジャーズ/ウィメンズ・ファイト』の元ネタがある。

2019年に公開された、米国マーベル社製作の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』だ。(2019年公開)にほかならない。

内容は、アイアンマンらヒーローたちは衝撃的な敗北をしたあと。失われた35億の人々と仲間を取り戻すために、残されたヒーローたちは再び集結し、史上最大、最後の戦いに挑むという壮大なストーリーだ。

そこからインスパイアを受け。

当時の猪爪寅子(伊藤沙莉)を中心に、山田よね(土居志央梨)、 桜川涼子(桜井ユキ)とお付き・玉(羽瀬川なぎ) 、大庭梅子(平岩紙)、崔香淑(ハ・ヨンス)らが、男女平等の社会を生み出すために集結して、既存の男尊女卑の日本社会を相手に戦うゲームとして名付けたのだ。


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「起承転結」に縛られない自由な構成や構想から推測しても

ここまでは、上記の投稿でも書いたとおりだ。

しかし、そんな「ドラマの設定の構造が似ている」だけ、妄想のポスターは作らない(笑)

やはり、「起承転結」よりも「三幕構成」に近い脚本もそうだし。
※「三幕構成」をご存じでない方は下記の投稿が参考になります。
【未見なら必見】NHK総合で1月8日放送・映画「生きる」黒澤明監督流“これでもか?”演出の極意とは!? 新窓で開きます

もちろん、映像的なカメラの構図やカメラワークも、なんとなく従来の朝ドラとは違う部分が見受けられたし。

特に、女性キャラクターの際立たせ方は、キャスティングや衣装などを含めて、新鮮味もあった。

だから、ここぞとばかりのタイミングで、主張したわけだ。

今作の演出家の中でも異色の才能を放つ安藤大佑氏が語った

で。今回のお話だ。

感想でも触れたが、今回の15分間の構成、時間割がいつもとだいぶ違っていたのはご承知のとおりだ。

ざっと計測すると、次のようになった。

●アバンタイトル:13分05秒
●メインタイトル映像:1分14秒
ポストクレジットシーン(※後述する):17秒
●予告編と写真:23秒

このことを頭に入れて、下記のネットニュースの、特に終盤部分を読んでいただきたい。

「虎に翼」ネット鳥肌!異例EDタイトルバックの狙い「真のスタート」マーベル映画も意識 演出語る裏側― スポニチ Sponichi Annex 芸能 新窓で開きます

ここで紹介するのは、当ブログでは、今作の演出家の中でも異色の才能を放つ安藤大佑氏が語っている部分。

「と言いながら、その後、さらに15秒ほどのシーンが挿入されます。マーベル映画のポストクレジットシーン(※)のようなこの場面は、新たな展開への期待も持たせつつ、また新たな壁が立ちはだかるのか…という寅子と桂場らしいやり取りです。この一筋縄ではいかない感じが『虎に翼』らしいなと思っていただければ幸いです」

「もっとスゴイ第2章があるぞ」と言わんばかりの演出!

安藤氏は、過去にドラマ『となりのマサラ』や『やさしい猫』を担当した演出家だ。

NHK福岡ドラマ『となりのマサラ』(NHK/2020)は、ネパールコミュニティに入れずに困惑する日本人と在日外国人の交流を描いた作品。

NHK 土曜ドラマ 『やさしい猫』(NHK/2023)は、違法滞在中のスリランカ人男性と日本人女性の結婚問題を描いた作品。

どちらも、重厚な社会派ドラマだが、弱い立場の人に焦点を当てて“弱きを助け” の視点でやさしさを描く演出がうまい演出家だ。

その安藤氏が、「まだまだ、寅子には中ボス(ラスボスの前)が次から次へと出て来るよ」的な印象を創出する目的で、マーベル映画がよく使う「クレジットの後ろ」を利用したのは、理解できるし、大いに納得だ。

因みに、ポストクレジットシーンとは、映画やゲームなどの終わりのスタッフクレジット(出演者やスタッフ等のリスト)の、更に後ろに加えるシーンのこと。

映画やゲームで見かける「終わったと思ったら、あったのか!」のヤツだ。

主に、続編がある場合の “伏線” として利用されることが多い。

これを知って、改めて安藤氏の言葉を読むと、確かに今回が「壮大な第1章の終焉」であり、「もっとスゴイ第2章があるぞ」と言わんばかりの演出になっているのが分かる。

強引にまとめると、やっぱり「朝ドラらしからぬ朝ドラ」だということだ(笑)

あとがき

まさか、安藤大佑さんがマーベル映画を意識しているとは思いませんでした。

先日は、宮藤官九郎さんのドラマ『季節のない街』について、勝手に理屈付けをやったあとに、インタビューでかなり正解していました。

宮藤官九郎 企画脚本演出のドラマ「季節のない街」(第8話)の感想での推測、かなり正解でした(嬉) 新窓で開きます

もっともっと真剣に見て分析し、多くの読者の皆様とドラマを楽しみたいと思います。


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拍手[17回]

Web拍手とコメント、いつも、ありがとうございます。管理人、みっきー

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます!

いつも ドラマ映画の感想へ、ご賛同のWeb拍手やコメントをいただきまして、ありがとうございます。

時には厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになっております。

なお、"Web拍手のコメント"へ返信をする機能がないため、このような「お返事ページ」でお返事をいたします(謝)


[拍手投稿]  てぃわん さん  (2024-05-31 13:21:12)
連続テレビ小説「虎に翼」 (第45回・2024/5/31) 感想 新窓で開きます

みっきーさん、こんにちは! 毎回何時間もかけてレビューをありがとうございます 毎日楽しみにしてますよ! その価値はあるドラマですねー、本当に…。

今回で、優三さんという人物が何を意味しているのかわかった気がします。彼は日本国憲法そのものなんですね。となると、戦前に司法試験に受からないのも当たり前。

これからも寅子の行動指針になっていくのでしょう。

当方にて適宜改行を入れさせていただきました。

↓ここから管理人返信↓

恐らく、優三は寅子に「自由」を説くことの考察なんでしょうね。

確かに「旧憲法のもと」では、穂高教授にも認めれなかったのは、優三が「新憲法」の象徴的なキャラだからとも受け止めますし。

共亜事件を経験した寅子は「きれいなお水が湧き出ている場所」と例えたくだりもあったような。

でも、私は「ドラマ的」には「新憲法の象徴」であっても…

「人間・寅子」にとっては、もっともっと大きな「寅子の人生を動かす存在」としての位置づけのほうがしっくりきますね。

やはりは私は、“ドラマ” は法律や社会を描くものではなく、人間の本質を描くものだと信じておりますので(謝)


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拍手[13回]

連続テレビ小説「虎に翼」

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『虎に翼』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第45回第9週『男は度胸、女は愛嬌?』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


寅子(伊藤沙莉)の目に飛び込んできたのは新しい「日本国憲法」の記事だった。そこには「すべての国民は法の下に平等である」と書かれており、寅子は次第に力が湧いてくるのを感じる。立ち上がった寅子はさっそく家族会議を開き、そこで直明(三山凌輝)が大学へ行くこと、もう一度自分が仕事を探すことを提案する。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋せぬふたり,生理のおじさんとその娘)
演出:梛川善郎(過去作/べっぴんさん,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第1,2,4,7
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘) 第3,8
   安藤大佑(過去作/とと姉ちゃん,となりのマサラ,やさしい猫) 第5,6,9
音楽:森優太(過去作/海の見える理髪店,あなたのブツが、ここに,忘恋剤)
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博(明治大学 法学部 専任教授)
料理指導:赤堀博美(過去作/花咲舞が黙ってない,厨房のありす)
タイトルバック制作:シシヤマザキ(公式サイト 新窓で開きます
取材:清永聡(NHK解説委員:司法・事件・公文書管理・災害)
語り(本編):尾野真千子(過去作/カーネーション,長谷川町子物語,足尾から来た女)
語り(土曜日版):山下誠一郎(過去作/Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」)
副音声解説:山崎健太郎(過去作舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ)
制作統括:尾崎裕和(過去作/恋せぬふたり,鎌倉殿の13人)
※敬称略



〔なぜ優三の死亡告知書を半年間も家族に隠したのか?〕

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
当ブログに来てくださり、ありがとうございます。

本編と予告編が終わった途端に、あまりにもトリッキーな岡部たかしさんが『あさイチ プレミアムトーク』に登場されたので、直言の言動をフォローするのを辞めようと思ったが(笑)

〔なぜ優三の死亡告知書を半年間も家族に隠したのか?〕

↑が全く気にならないというと、嘘になる。

しかし、人生とか、人の命というやつは、ときに意地悪をやるわけで。

あとから「もっと早く病気を教えてくれたら別の治療法があったのに…」とか。

「早めに遺言書のことを話してくれていたら、こんなに揉めなかったのに…」とか。

「結局、本心を教えてくれないまま亡くなっちゃった…」みたいなことは、意外と日常的なことだと思う。

だから、今回の直言(岡部たかし)の隠し事も、分からず仕舞いってのは、ある意味リアルだなぁと。

恐らく私を含めて多くの人は、今作に限らず「ドラマくらいは…」的な思考回路で、登場人物の行動の理由を求めがち、真意を探しがちでは?

でも、“結局分からぬまま” なことは、繰り返すが、よくあるコト。

そう思えば、「直言にしてはマシ!」と考えるのは、意外と “今作らしい” と思うのだが(笑)

寅子が川を下り、大海原に出て行く予兆のようにも見える…

前回の「焼き鳥のタレた付いた新聞紙」のカットが、第1話の冒頭のシーンであることは言うまでもない。

が、第1回では前回の再現の中に「川辺に寄せて停泊しているような笹船のワンカット」が削除させていた。

で、今回の冒頭で「川面をゆらゆらと危なげに進む笹船」ではじまった。

優三(仲野太賀)が三途の川をひとりで渡っていくようにも見えるし。

寅子(伊藤沙莉)が川を下り、いよいよ大海原に出て行く予兆のようにも見える印象的なカットだ。

今回で最も驚いたのは、15分間の構成、時間割

今回で最も驚いたのは、15分間の構成、時間割だ。

冒頭で、優三の回想分のモノローグが重なって、その言葉に寅子が気持ちを改めて上を向き。

涙を拭って、立ち上がる… から、カメラはど~んと引いて、川辺のロングショットの中に小さな寅子の構図。

この超引きのフィックス(固定)が約9秒。

並みのドラマ、朝ドラなら、このままメインタイトル映像だ。

しかし今作は、凛々しい行進曲風の劇伴をポンと叩いて、区切ることなく前進した。

もちろん、ここでメインタイトルを挟んだら、「で、寅子はどうしたの?」と一拍休みが入ってしまう。

でも、劇伴とともに映像を続けると、寅子の河辺での決心が “もう立ち止まってはいられない!” に見えるし感じるという計算だ。

緊急の家族会議の場面では、お帰りなさい…“トラつば・アベンジャーズ” だ(笑)

寅子が、戦後になっても、優三が亡くなっても、同志の、仲間の、熱い思いを忘れていなかった… そのとおりになった。


「ずっと」に対して、「もう一度」がいきてくる言葉選び

その後は劇伴を外して、寅子の演説会だ。

並みの朝ドラとは違うのは、ヒロインが、主人公が、日本国憲法をスピーチしちゃうところだ。

そして、前回の感想で私が書いた <なかなか、深く、重い、繊細な言葉選び> が、今回も炸裂だ。

そのひとつが、次の寅子の自己主張のセリフだ。

寅子「それでもね
 もう一度 法律の世界に飛び込んで
 人生をやりきりたい」

ここで注目、傾聴してほしい単語が「もう一度」だ。

「そりゃあ、一度廃業したようなものだから当然では?」と思うかもしれない。

いや、<なかなか、深く、重い、繊細な言葉選び> と位置付ける理由は、そこではない。

決して法律から遠ざかっていたとは思ってもいない寅子自身が、あえて自分に「もう一度」と言い聞かせるように言うことで、過去の軟弱だった自分への決別を表明する同時に。

(戦争、戦死が理由の者を含めて)法曹界から去って行った同志や仲間のようにはならない、なれないという強い意志が伝わるのだ。

ここ、「また」だと寅子の決意が軽くなるし、「どうしても」だとお願いに聞こえるし、「絶対」だと「また何かあったら逃げるのでは?」みたいに聞こえると思うのだ。

だから、ここでのセリフとして「もう一度」が最適解なのだ。

言うまでもないが、前段で下記のセリフがきちんと提示されているから、「ずっと」という時間や時期や期間に対して、「もう一度」という“チャンス”がいきてくるのだが。

寅子「私の幸せは 私の力で稼ぐこと。
 自分が ずっと学んできた法律の政界で」

セリフも展開も、そして緩急も、全てお見事!

今回も、いくつものグッとくるセリフがあったが、その中でもトップ3に入れたい “寅子の名言” がこれだ。

寅子が、直明(三山凌輝)が大学へ行くことを勧めるくだりだ。

寅子「あなたが ずっと勉強が好きで
 知識を得ることに喜びを感じていることは
 知っている。
 これから
 きっと やりたいことは見つかる。
 大好きな勉強をして
 やりたいことを見つけていく あなたを
 あなたが幸せになるのを
 お姉ちゃんは見たいの」

このセリフは、5/29(水)放送の第43回で、臨終の父に寅子が言った感謝の次の言葉に呼応した、ある種のアンサーソング的なセリフになっていると思う。

寅子「でも お父さんだけだったよ…。
 家族で 女子部に行っていいって
 言ってくれたのは」

セリフでは「お姉ちゃんは見たいの」としてあるが、これこそが、今度はその翌日、前回の5/30(木)放送の第44回での直明の家族への思いに、更に呼応しているのだ。

直明「早く一人前になって この家の
 大黒柱になれるように頑張るからさ」
寅子「大黒柱って…」

前回で、寅子は直明の大黒柱となって猪爪家を支えるという気持ちをくみつつ、「一度」は夢を実現した身として、「今度は」弟に学びの機会を与える “直言の代わり” になった瞬間だと思う。

“お姉ちゃんだけど、猪爪家のまとめ役” は、本当に寅子にお似合いの佇まいだし。

このための、伊藤沙莉さんの配役だとさえ思う。

そして、これだけのシリアスで大事なシーンなのに、猪爪家の大黒柱を支えた妻、子供らの母としての はる(石田ゆり子)らしい “子ども扱い” をしっかりと盛り込んで、笑いとホッコリを添えてきた。

もちろん、前回での直言の臨終会議からの一生分の懺悔(ざんげ)の展開に負けず劣らずの秀作だ。

セリフも展開も、そして緩急も、全てお見事だというしかない。

無粋なことをしなくても、今作はちゃんと仕事をやっている

少し、脱線してみよう。

以前に、第1話で <未来の> 桂場等一郎(松山ケンイチ)が芋を食べるカットに、甘味処「竹もと」の包装紙があって、竹もと」は戦中に廃業した… 云々のコメントをいただき、「野暮や言いなさんな」とお応えしたのだが。

https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18868/#comment1

今回で、新憲法配布後のシーン(9分ごろ)に、チラッと甘味処「竹もと」の店主(仲義代) と女将(中原三千代 )が店先で、新聞を読みながら「ふかし芋 一本五園」の貼り紙をして売っている姿が映った。

そう、だから無粋なことをしなくても、今作のスタッフはちゃんと仕事をやっているってことなのだ。

"焼き芋を二つに折る桂場"から、発想を飛ばしてみよう!

メインタイトル映像がないまま、10分過ぎだ。

直言の遺品となった “愛娘・トラへの愛が詰まったスクラップブック” が登場だ。

そして、スクラップブック、大事な証書類を経由して…

華麗に… と例えたくなるほどに、第1回に連動、連結していく。

もちろん、桂場と「竹もと」の包装紙も焼き芋も。

朝ドラ『ブギウギ』の2023年11月30日放送の第44回で、喫茶「バルボア」で日中戦争中はコーヒー豆が手に入らないというくだりがあったのを覚えておられるだろうか?

その当時の日本では、煎った黒豆や焼き芋を使って “ほぼコーヒー” を作っていたという記録がある。

第二次世界大戦下では、芋は大切な炭水化物として重宝されたが、お菓子という位置づけでなかった。

それが、戦後になって、「もう一度」芋が嗜好品に返り咲いたという表現でもあると思う。

また、焼き立ての焼き芋を二つに折ると、ふっくら&しっとりの断面がじわ~~~っと動き出して、蜜が色濃くなって香りが立って、新しいお菓子になるのを感じたことがある人は多いと思う。

そんな思いを、焼き芋を二つに折る桂場に重ねれば、パンドラの蓋? を開けたとたんに、中からとんでもないものが飛び出してくることの案じにも見える。

なかなか、興味深い描写だ。

最後の最後はいい意味で僅か"17秒"の気持ちのいい肩透かし

そして、そして、大きく横倒しになった正義の女神 “テミス” の像の前で立ち止まり、決意新たに横を通り過ぎるように歩き出す寅子。

その傍らに、幼き寅子のように、新聞に見入る少女

そして、パンドラの蓋を開けたのは、桂場ではなく、寅子本人だったという結末だ。

ここで、ようやくタイトル映像。

もう、ほぼ完璧な最終回だ。

しかし、こんな程度で驚いては困ると言わんばかりに、「1分14秒」後に “続き” があった。

完全に、寅子が「はて?」と言う瞬間に予告編。

本当、いい意味で、僅か「17秒間」だが気持ちのいい肩透かしだった。

あとがき

今日で、2か月が終了。

8週間ではなく、9週間ですが、「1/3」が終わったことになりますね。

繰り返しになりますが、ほぼ最終回くらいの満足感があります。

でも、史実からしても、まだまだ寅子の快進撃はあるはずなので、これからも今作を応援します!

でもね、ホント、毎回、記事を作るのに2~3時間かかるので、疲れます(笑)

でも、こちらも手抜きしたくないので、頑張りますので、当ブログの応援もよろしくお願いいたします!!

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みっきー
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東京下町生まれ千葉県在住。
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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
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刑事7人
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
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[さ]
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
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[た]
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
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[は]
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
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[や]
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
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