半分、青い。 （第78回・6/30） 感想

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』（公式）
第13週『仕事が欲しい！』の 『第78回』の感想。


※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。

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生き残りを懸けた新作漫画の締め切りが近づく中、鈴愛（永野芽郁）は、律（佐藤健）からのはがきを握りしめ、大阪の律の家まで来てしまっていた。そのころ、突然もぬけの殻となった東京の鈴愛の部屋には秋風（豊川悦司）、菱本（井川遥）、裕子（清野菜名）、ボクテ（志尊淳）が集まり、鈴愛の行方を案じていた。そして完成には程遠い原稿が机にあるのを秋風が見つける。夜、大阪から戻った鈴愛は、完全に追い詰められていた…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

最後の予告「神回宣言」は、三度目の正直となったのか!?

知りたくもないのに、ネットニュースを見てると目に入ってしまったのが、また脚本家による3度目？ の「神回宣言」だ。そこで、こちらは、あちらがそう来るなら一視聴者である私が認める「これが神回」だと言う、本作の改善策として、私が考えた「神回」に相応しい15分の構成を書いてみる。

これが、私の考えた「神回」に相応しい15分の構成だ!

オープニング映像無しで、まず、律の妻の “ストーカーもどき” となった鈴愛が、自分の衝動を抑えられず、何度かハガキを持参でストーカー行為を重ねると言う時間経過のシーン。5分頃、ついに第60回で鈴愛19歳の時に清と衝突して以来 “また” 律の逆鱗に触れ、警察にストーカー容疑で逮捕されてしまう場面へ。

10分過ぎ、それから数年後。鈴愛は模範囚となり、晴れ晴れとした顔で出所。オープニング映像のような青空を見上げたところで、まるで最終回のようにラストで主題歌が流れ、実家の岐阜へ帰る道程の映像で本編終了。

改善策はまだ終わらない。予告編は、前半戦の3か月を無かったことにするかのように、ショートカットに髪型を変えた鈴愛が「つくし食堂」楽しそうに両親たちと手伝いをするカットと、食堂の本棚から一切の漫画本が無くなっているカットと、将来の結婚相手らしき男と出会う衝撃的なカットを差し込んで終了。

もう、この位に “斬新” で、視聴者の期待を裏切らない展開を「神回」と認めたかったのに…

3度目の「神回」は、"二度あることは三度ある" だった…

しかし、現実の「神回」は、鈴愛の異常性を周囲が認めざるを得なくなり、鈴愛アゲでなく落ち着かせると言う “馬鹿げた” 展開へ。当然、仲間に裏切られたと勘違いした鈴愛が逆上して、ついに秋風は「原点に戻れ」と言うしか無くなった…

もしかして脚本家自身を鈴愛に投影しているのだろうか?

こんな小手先の展開でリセットなんて出来るものか！ これ、もしかして脚本家自身を鈴愛に投影しているのだろうか？ そうだとしたら、感情的に反論する鈴愛と、SNSで思いの丈を日夜呟き続ける「神」も、鈴愛同様に応援したくなる対象からは遠い存在だとは言わざるを得なくなるが…

とにかく、こうなってしまったならば、修正よりもリセットした方が改善策としては即効性もあるし、視聴者の納得も得やすいと思うが。誰か、それを「神」に言える人はいないのか？ てか、もう手遅れか…

あとがき

仕事で投稿が投稿が遅くなりました。今回を見て、永野芽郁さんが気の毒過ぎて、改めて何としてでも、残りの3か月で、鈴愛を応援したくなるヒロインに “改造” して欲しいと思いました。そのためには、小手先のテクニックで誤魔化しても追い付かないと思います。その位に鈴愛の異常性が不快感より急増していますので。

私も認める恋バナの名作『ロングバケーション』を書いた「神」には、何とかして “神通力” で持ち直して頂きたいです。

最後に。前回の感想に、110回の Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。もう、リセットしてリスタートした方が良いと思います。流石に別人格にすることで来ませんが、「更生して社会復帰した」みたいにしたら、納得出来るのでは？ 流石に、打ち切りは可哀想ですしね。

     

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第2週『聞きたい！』
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第3週『恋したい！』
13 14 15 16 17 18
第4週『夢見たい！』
19 20 21 22 23 24
第5週『東京、行きたい！』
25 26 27 28 29 30
第6週『叫びたい！』
31 32 33 34 35 36
第7週『謝りたい！』
37 38 39 40 41 42
第8週『助けたい！』
43 44 45 46 47 48
第9週『会いたい！』
49 50 51 52 53 54
第10週『息がしたい！』
55 56 57 58 59 60
第11週『デビューしたい！』
61 62 63 64 65 66
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67 68 69 70 71 72
第13週『仕事が欲しい！』
73 74 75 76 77

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孤独のグルメ Season7 （第12話/最終回・2018/6/29） 感想

テレビ東京系・ドラマ24『孤独のグルメ Season7』（公式）
第12話/最終回『東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ』の感想。
なお、過去の全シリーズとスペシャルドラマは鑑賞済み。

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五郎（松重豊）はライブハウス店長・五十嵐（大友康平）との商談で東京・八丁堀へ。実は4年前、五郎は五十嵐からむちゃなオーダーを受けていた。だが、本人は酔って覚えていないという。商談を終えた五郎は昼食の店を探し始めるが、場所柄もあって高級店ばかりだ。そんな折「庶民めし」にぴったりな中華料理店を発見する。大将（角野卓造）らに迎えられた五郎は、ニラ玉かエビチリかで悩んだ末、両方を注文する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

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原作：久住昌之、作画：谷口ジロー「孤独のグルメ」（週刊SPA!）
脚本：田口佳宏（過去作/孤独のグルメシリーズ） 第1,2,4,6,7,9,10,11,最終話
　　　児玉頼子（過去作/孤独のグルメシリーズ） 第3,5,8話
演出：溝口憲司（過去作/孤独のグルメシリーズ） 第2,5,6,9,10話
　　　井川尊史（過去作/孤独のグルメシリーズ） 第1,3,7,11話
　　　北畑龍（過去作/孤独のグルメシリーズ） 第4,8,最終話

最終回ゆえのご褒美で、序盤にいろいろ具が詰まってた

まず、大友康平さんがゲストで歌わずに、演奏するのがスクリーントーンズ角野卓造さんが大将を演じる中華店と言うだけで、『幸楽』を彷彿させるユーモア。そして、メニューを決める五郎さんが、Charさんの「気絶するほど悩ましい」を言ったりして、序盤がいろいろ具が詰まって始まったのは、やはり最終回ゆえのご褒美だろうか。

"原点回帰" より "新生・孤独のグルメ" だった『7』

さて、放送開始前に原点回帰のような制作陣のコメントを聞いたが、この『7』になって、五郎さんがターゲットの店を決めるまでの時間と、食べる品目を決める時間も短縮され、食べる料理の数が増え、美しい食べ方が特徴だったのに、ワイルドさが加わったように感じた。

そのため、長年観ている私としては、結構 “新生・孤独のグルメ” を感じて来た『7』。今回はその集大成と言った40分間だった。これが、次の『8』への布石になると良いのだが…

あとがき

五郎さんも歳を重ね、食が細くなるのが当然なのに、食べる量も食べ方も若さを演出し、仕事より昼食を優先するような描写も増えて、もしかしたら「井之頭 五郎の若返り」が1つのテーマだったのかも知れませんね。そうだとすれば、成功したように思います。

ただ、2回の韓国編は要りませんでした。やはり、本作では日本の珠玉のお店を1つでも多く紹介して欲しいので。最終回の『ふらっとQusumi』もビールが美味しそうで良かったです。
最後に、Season7のオリジナル・サウンドトラックの発売もお願いします。

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「孤独のグルメSeason6」O.S.T

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拍手コメントへ返信 （2018/6/29,30の分）

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます！

いつもドラマや映画の感想にご賛同のWeb拍手やコメントを頂戴し、ありがとうございます。もちろん厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになります。
なお、"拍手コメント"にお返事をする機能が無いため、基本的に翌日以降にこの場でお返事を差し上げます（謝）

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[拍手投稿]  ヒトハタウサコさん （2018-06-29 18:36:45）
カーネーション:再放送 （第77,78回・2018/6/29） 感想

みっきーさん、初めてコメントさせていただきます。 「カーネーション」は本放送も再放送も見ていますが、何度見ても笑って泣いてしまいます。そして、みっきーさんのブログで気づかなかった見方を教えて頂いて、また感動を新たにしています。朝に夕に感想を書くのは大変だろうと思いますが、楽しみにしておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

ところで、みっきーさんは「火の魚」というドラマはご覧になりましたか。2009年ＮＨＫ広島制作の50分ほどの小品ですが、渡辺あやさんと尾野真千子さんが初めてタッグを組んだ作品で、こちらも私にとっては震えるほどの名作です。ＤＶＤにもなっていますので、もしもまだご覧になっていなかったら、ぜひ！

↓ここから管理人返信↓

感想の内容が、『半分、青い。』は改造希望論で、『カーネーション』は分析＆称賛なので、朝夕の気持ちの切り替えが大変です（汗）

さて。私、長い間「アンチNHKドラマ派」で、見始めたのが2013年の『あまちゃん』から、単発もちょっと見始めた “遅咲き（咲いてませんが）” なので、ご紹介して下さった『火の魚』は知りませんでした。Aamazonにありましたので、ポチッとしてみました。原田芳雄さんは大好きな俳優さんでしたので、届くのが楽しみです。情報、ありがとうございます。

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[拍手投稿]  takさん （2018-06-29 22:23:49）
カーネーション:再放送 （第77,78回・2018/6/29） 感想

つらい。あまりにもつらい戦争編が終わりました。でも庶民目線で戦時中を描いた戦争編は、このドラマの大きな見どころのひとつだと思います。ところでカーネーション名物といえば様々な対決シーンです。前半の柱とも言える善作ＶＳ糸子～記憶に新しい糸子ＶＳ澤田まで。番外編として爆撃機ＶＳ糸子もありましたね。

焼夷弾での攻撃に対して糸子は空に向かって「ウチは死ねへんで～！」とやり返しました。戦後編は、かつてロイヤルで糸子に「帰って！」と『ＫＯされた』サエに「あんたは、ええ商売人だけど、女心に疎い」とバッサリやられてスタートです。管理人さんほか初見のみなさん、この先の展開もおたのしみに～。

↓ここから管理人返信↓

常に、糸子は日常の中で、様々なことに向き合い葛藤して乗り越える姿が描き続けられていることに驚きます。それだから、糸子を応援したくなるのでしょうね。

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[拍手投稿]  名無しさん （2018-06-29 23:04:02）
カーネーション:再放送 （第77,78回・2018/6/29） 感想

戦争の傷痕を女たち皆抱えながら、でも糸子の未来を掴もうとする野性的な目力にわくわくさせられる回でした。好きな仕事が力になると八重子をも力づける優しさとお節介も糸子らしくて、明るい未来を感じました。 タイトルバックのカーネーションを見上げる女性と３人の子供も今日見て気付いたら、みっきーさんも気付かれてましたね！楽しい仕掛けです。

↓ここから管理人返信↓

尾野真千子さんが、いい演技をしてくれました。オープニング映像も、さりげなくて良かったです。

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[拍手投稿]  ぽぽさん （2018-06-30 03:08:59）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

ご無理はなさらずと思いますが、 続けてくださって嬉しかったです！ なるほど！ 確かに主人公の発言は、細心の注意を払わなくてはならないですね！ がっかりして応援したくなくなります。 応援したくなる主人公がいいですね。

↓ここから管理人返信↓

鈴愛でなく、私を応援して下さる読者さんが増えたので、もう少し感想は続けてみます！

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[拍手投稿]  ぷりさん （2018-06-30 03:41:06）
カーネーション:再放送 （第77,78回・2018/6/29） 感想

ずっと戦時中や戦後がカーキと灰色だらけで余計、赤い色が気になっています。 私は防火演習のシーンで水をかける小さな赤い的が、なぜかずっと気になっていたのですが……糸子が落とした赤い花びらが、亡くなった男達の血だとの解釈を読み、ああ、と思いました。

私はそれを読んだことで、むしろそれらが糸子の心が流している血だと思ったんです。強い人や頼られる人も同じように傷ついている、というような……千代さんや玉枝さんのようにすぐ泣いたり心折れたりができないだけで。 それが、だんじりの太鼓に巻かれた赤い綱、だんじりを曳こうとする直子の真っ赤なハチマキ、そして今日の闇市の女性の真っ赤な上着……と、ようやく血の赤ではなく、糸子が心踊らせる赤になってきたと。

演出上では赤というのは何か特定の意味づけや使い方などがあるのでしょうか。 今作はタイトルがカーネーションなだけに他のドラマより赤の使い方に特にこだわりを感じます。 あと余談ですが、澤田さんら婦人会の３人は放送当時ネット掲示板では「黒い三連星」と呼ばれて人気（笑）でした。赤 対 黒ですね！

↓ここから管理人返信↓

戦中には、「アカ」と言う非国民を象徴するような言葉も登場しましたよね。明らかに脚本家も演出家も「赤色」をいろいろな意味を込めた「象徴」に使って描いていると思います。

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皆さま、またのご来訪を心よりお待ちしております。

   

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カーネーション:再放送 （第77,78回・2018/6/29） 感想

NHK総合・連続テレビ小説『カーネーション』（公式）
第14週『明るい未来』の『第77,78回』感想。


※ 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。

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【第77回】
進駐軍が来て、糸子（尾野真千子）らは最初は恐れていたが、次第に慣れていく。店で縫った肌着を手に闇市へ通い、物々交換を重ねる日々だったが、ある日、久しぶりにサエ（黒谷友香）が訪ねて来て、無事を喜び合う。サエは、男がだんじりを引かずにいられないように、女にはオシャレだ、と言う。糸子は、手持ちの軍服用の布地で洋服を作る。それでも女性たちが殺到し、糸子は早くステキな布地で洋服を作り、お客に着せたいと思う。

【第78回】
闇市で糸子（尾野真千子）は、鮮やかな色の洋服に身を包んだ女性を見て興奮するが、木之元（甲本雅裕）に「パンパン」と呼ばれる女であると教えられる。そんな中、八重子（田丸麻紀）から実家に戻ると知らされる。戦時中にパーマ機を供出し、玉枝ともうまくいっていなかったのだ。糸子は、闇市の女たちのパーマをかけた髪に目をとめる。そしてパーマ機が東京に1台だけあることを突き止めると、八重子の説得にかかる。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第77回】前半戦は想定内だが、後半戦がスゴイ!

本放送時は、2012年1月5日（木）。昭和20年（1945）10月。前回では、アメリカ軍の目を気にして中止の予定だった “だんじり” が直子の見事な活躍で復活した様子が感動的に描かれた。

今回は、その後日談的な内容。前半では、町に進駐軍がやって来て、最初は敵対心ばかりが勝っていた進駐軍への先入観が、優子と直子のお蔭で、ちょっと偏見が薄まったことが描かれた。まあ、“戦後の日常” だ。そして、闇市の様子も描かれる。ここまでは、ほぼ想定内なのだが、この後の7分過ぎからの後半戦がスゴイことになる。

「いつもは男勝りの糸子も、サエの迫力にやられる」の巻

岸和田のダンスホール「カンカンホール」の元・人気の踊り子のサエが訪ねて来た。お互いの無事を喜んで…と思ったら、再会の喜びのシーンは僅かで切り上げて、久し振りにサエが糸子の “やる気” に再び火を点けるドラマチックな展開へ。

サエ「けど… 糸ちゃんの事やさかい
　　　早速 ジャンジャカ 洋服こさえてるか思た」
糸子「ああ… そんなんい まだまだや」
サエ「え～ 何でやのん？」
糸子「そら… 世間は まだ おしゃれどころやないで。
　　　みんな 今日一日のごはんかて食べられるかどうかやのに」
サエ「何 言うてんんの！？ そやからこそやん！」
糸子「そうなんか？」
サエ「当たり前やんか！
　　　うちかて 今日 ここにしゃれたスカートでも あったら
　　　3日くらい ごはん抜きでも買うちゃろ思て 来たやんで」
糸子「えっ 何で？」
サエ「何でて…。は～ 糸ちゃん。あんたは ええ商売人かもしれんけど
　　　やっぱし 何ちゅうか 女心に疎いとこ あんなあ」
糸子「どういう事や？」
サエ「町 よう見てみ？ 増えてるやろ？」
糸子「何がや？」
サエ「男や」
糸子「男！？」
サエ「やっと 戦争 終わって 若い男が戻ってきだしてる。
　　　おまけに アメリカ兵は その辺 ウロチョロしてるしな。
　　　もう うちなんか どんだけ おしゃれの血ぃ 騒いでるか！」
糸子「はあ…」
サエ「こないだ 五軒町かて だんじり 曳いちゃあったやろ？」
糸子「うん 曳いちゃあった」
サエ「うっとこの町も 結局 警察のおとがめ 聞かんと
　　　男の人ら 曳いちゃったわ。あれと一緒や！
　　　こんだけ 何もかんも取られて しんどい目ぇ見たあげくに
　　　戦争 負けてしもた。
　　　ポケーッと しちゃあったら
　　　悲しいんと悔しいんとで 死んでまいそうや。
　　　男が だんじり 曳かんならんように
　　　女は おしゃえせんならんねん」

約4分間の女2人の会話劇だが、流石、数々の男性を虜にして来たサエらしい、糸子への発破の掛け方だ。いつもは男勝りの糸子も、サエの迫力にやられたと言う感じ。普通の再会シーンなのに、再開させる登場人物の人選が “サエ” と言う脚本家のアイデアが素晴らしい。

刻々と表情が変わる糸子とサエ、それを若い女優2人が見事に演じたのも評価ポイントだ。これで一気に映像的にも華やぎそうだ。うまいなぁ。

ついに糸子が爆発する!

さて、サエに尻に火を付けられた糸子が心機一転やる気を出すが、ミシンはあれど生地が無い。悩む糸子。でも、「糸子に悩む姿は似合わない」と言わんばかりに、更に糸子の尻に火を点ける1人の女性客が来るが、店に洋服が無いから帰ってしまう。

そして、客を逃した悔しさか、“世間” っちゅうやつのことを分からなかった自分に苛立ったのか、ついに糸子が爆発する。

糸子「はああ?！ もうええ！
　　　とりあえず こんで こさえちゃる！」

「こんなん まだまだ『おしゃれ』ちゅえるようなもんとは ちゃうけど」と思いつつも、出来上がった洋服を店頭に並べると、「売りもん？ これ 売りもん？」と女性客たちが集まって来た。

糸子(M)「ほんまや。サエの言うたとおり通りでした」

15分間で、ここまで一気に描くのも大したものなのに…

2人目の "糸子を絶妙なﾀｲﾐﾝｸﾞで挑発するｷｬﾗ" が登場

普通の朝ドラなら、ここで「つづく」となりそうだが、本作はもう一声、糸子の尻に火を点ける登場人物を用意する。この辺の手抜かりの無さも本作の魅力だ。店で洋服の注文を受けるようになると、糸子の才能に最初に生地屋「末松商店」で気付いた、あの長谷ヤス子がやって来て、早速注文を済ませて、糸子にこう言う。

ヤス子「小原さん！ 注文したよって 頼んどくわな。
　　　　はよ作ってや」 糸　子「おおきに！ 頑張ります」

ヤス子に笑顔で応えた糸子の、このあとの糸子の今の本音が見えたこのモノローグが実にいい。

糸子(M)「長谷さんとこは
　　　　 息子が3人とも　出征したちゅうてたな。
　　　　 あの息子ら どうなったんやろ…
　　　　 ああ… 縫いたい！
　　　　 ほんまに ええ服を縫うて はよ この人らに着せちゃりたい」

ただ、ひたすら戦後の日常を描いているだけなのに、サエとヤス子と言う2人の “糸子を絶妙なタイミングで挑発するキャラ” を投入して、糸子の日常を描きつつ、心機一転のドラマも描きつつ、更に戦争が残した爪痕も描いた15分。サブタイトル『明るい未来』に相応しい内容だった。

【第78回】「おしゃれ」が､ﾄﾞﾗﾏと糸子をけん引していく

時は、前回同様の昭和20年（1945）10月。糸子と木之元栄作が闇市を訪れている。が、糸子はお目当ての洋服用の生地がなく、がっかりする。

糸子「まあ やっぱし みんな
　　　まずは食べんのに必死やもんなあ。
　　　ほんま まだまだ おしゃえなんかなぁ」

冒頭の、糸子のこの台詞↑から伺えるのは、前回では心機一転し、例の “世間” っちゅうもんと掛け離れていることを再認識した糸子だが、自分の目で見た闇市は違っていたと思わせて…

このあと、ある2人のパンパンガールをきっかけにして、「おしゃれ」と言うドラマ的には “重要なキーワード” であり、糸子的には “生き様の象徴” が、ドラマと糸子をグイグイとけん引していくのだ。

3つの糸子の才能が、"おしゃれ" で "未来" を作っていく

八重子が、今、姑の安岡玉枝と上手く行っていない状況を糸子に話し、姉御肌の糸子は当然のように「何か力になりたい」と考えるが…

糸子(M)「けど 戦争が残したもんは
　　　　 桁外れて重たて しんどて」

と思う部分もあり、八重子の息子・太郎からも相談を受けて、益々苦戦を強いられる。そこで、栄作と再び闇市に来た糸子は、思い切って先日に見かけたパーマが似合ってるおしゃれな派手で若い2人組の女性に声を掛け、パーマをあてた店を聞き出そうとするが教えて貰えない。

そして今度は、栄作にパーマ機を売っている所を探して貰うと、東京に中古が1台あることが分かる。そしてラスト3分、糸子が “ブレイクスルー思考“ の発達した女性であることが発揮される、本作らしい場面がやって来る。糸子が、喫茶店「太鼓」にやって来た八重子に、楽しそうに提案するのだ。

糸　子「八重子さん 東京行こ。東京！
　　　　東京に パーマ機 買いに行こ！」
八重子「え？」
糸　子「それ買うて ほんで 安岡美容室 始めよ」
八重子「安岡美容室？」
糸　子「せや」
八重子「いや うっとこ 今 そんなお金ないさかいに」
糸　子「うちが貸す！」
八重子「糸ちゃん お金ちゅうのは そんな簡単なもんちゃう…」
糸　子「あげる ちゅうてんちゃう！ 貸すだけや。
　　　　ほんでな そんなお金 すぐ返せるようになんで！
　　　　安岡美容室 絶対繁盛する。賭けてもええわ！」

こうして、勢いに任せてパーッと喋るが、八重子があまりの突然の話に怪訝な顔になったのを見て、すぐにアプローチ方法を変えて、今度は八重子をしたから見上げて脅すような態度で、まるで洗脳するかのような甘い声で囁くのが面白い。

糸子「パーマ機やで。安岡美容室やで。東京行こ 東京」

●「東京行こ」と提案する糸子の行動力
●「安岡美容室」と言うネーミングで八重子に新たな気持ちを湧き起こさせる説得力
●相手の気持ちを考えてがすぐに作戦変更出来るバイタリティー

これらの糸子の才能が、戦後のどさくさの暗い時代に、“おしゃれ” で “未来” を作り上げていくような、明るく前向きなサクセスストーリーのプロローグになった。お見事！

あとがき

時代に翻弄されながらも、逞しく生き抜く女性像と言うのも、朝ドラのヒロインの魅力ではあります。でも、小原糸子のように自ら時代を切り開き作り上げていく女性像も朝ドラのヒロインとして魅力的ですね。どうやら、戦前の頃の本作に戻って来たような気さえします。

次回では、糸子と八重子が東京でパーマ機を買う場面を見たいです。ここは是非とも「パーマ機を買って数日後」と端折らずに。無事にパーマ機を買えた笑顔の八重子さんを見たいので…

ところで、今回を見て気付いて、前回の録画を見直したら、オープニング映像が前回の第76回から、オープニング映像の終盤が変わっていました。それまでは、カーネーションの花が咲くところまでだったのに、前回からそのあとに優子、直子、聡子をイメージしたような3人の少女の人形が加わっていました。なかなか良いアイデアです。

最後に。前回の感想に 161回ものWeb拍手と数々のコメントを頂き、ありがとうございます。次回が第14週『明るい未来』の最後の土曜日分です。ハラハラドキドキもあって、幸せもあってのパーマ機獲得となると良いなと思います。それと、大相撲の七月場所が7月8日(日)から始まるので、再放送は来週いっぱいでまた、お休みになるかも知れません。

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【これまでの感想】

第1週『あこがれ』
1,2 3,4 5,6
第2週『運命を開く』
7,8 9,10 11,12
第3週『熱い思い』
13,14 15,16 17,18
第4週『誇り』
19,20 21,22 23,24
第5週『私を見て』
25,26 27,28 29,30
第6週『乙女の真心』
31,32 33,34 35,36
第7週『移りゆく日々』
37,38 39,40 41 42
第8週『果報者』
43 44,45 46,47 48
第9週『いつも想う』
 49 50,51 52,53 54
第10週『秘密』
55 56,57 58,59 60
第11週『切なる願い』
61 62,63 64,65 66
第12週『薄れゆく希望』
67 68,69 70 71,72
第13週『生きる』
73,74 75
第14週『明るい未来』
76

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拍手コメントへ返信 （2018/6/29の分）

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます！

いつもドラマや映画の感想にご賛同のWeb拍手やコメントを頂戴し、ありがとうございます。もちろん厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになります。
なお、"拍手コメント"にお返事をする機能が無いため、基本的に翌日以降にこの場でお返事を差し上げます（謝）

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[拍手投稿]  アキさん （2018-06-29 07:14:31）
カーネーション:再放送 （第75,76回・2018/6/28） 感想

毎回、感動をもらっています。戦争時代の日常に視聴者を引き込む脚本が凄い、カーネーションってこんなだったんですね、知らなかったし今となっては貴重な秀作だったとは・・余談ですが当時だんじり小屋も焼夷弾で焼けて皆でだんじりを助けだしたという大変な話もあったようですよ。 毎回みっきーさんの感想楽しみです。

↓ここから管理人返信↓

だんじりって、岸和田の人たちの魂みたいものなんですね。感想、頑張って書きますね。

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[拍手投稿]  まりもさん （2018-06-29 08:25:11）
半分、青い。 （第76回・6/28） 感想

みっきーさん、同感です！ 今回も中身が無く、不快に感じました。イラストレーターに大変失礼な話。しかも見下してる割にはうまく描けずに四苦八苦している矛盾。 律の結婚のくだりもみっきーさんの感想通りだし、婚活事情を延々と垂れ流していたのは唖然としました。

ネームの制作現場もくだらなくて長かった。脚本家もあのようにして台詞を考えているのでしょうね。 そして、律の結婚を主人公が知るまでが回りくどいし、不自然。 すでに私の中では永野さんは鈴愛と重なっています。残念ながら、顔にも声にも不快感を覚えるようになってしまいました。

本作終了後、視聴者側にしばらく後遺症が残るかもしれませんが、年月が経てば消えて行くでしょう。（この前の草刈正雄と共演したとと姉ちゃんはよかった）

↓ここから管理人返信↓

永野芽郁さんが、気の毒で気の毒で…

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[拍手投稿]  かえるさん （2018-06-29 08:56:05）
カーネーション:再放送 （第75,76回・2018/6/28） 感想

直子のだんじりを曳く姿に、それを見守る糸子を含めた大人たちの想いに、胸が熱くなりました…。大切な人をたくさん失ったけど、糸子の人生がまただんじりと共に動き出しましたね。

↓ここから管理人返信↓

ホント、「糸子の人生」と「だんじり」が、しっかりリンクして描かれているのがスゴイなって思います。

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[拍手投稿]  豊悦ファンさん （2018-06-29 10:23:12）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

みっきーさん、がんばってブログ続けて下さり有難うございます。自分の感覚がおかしいわけではないと確認する指標になります。 神脚本家さまが役者さんを潰しているようにしか思えないのです。トヨエツの長年のファンとしても、相変わらずの存在感をかろうじて示してはいるものの、秋風先生が微妙な人になってきていて辛いです。

いい役者さんは出ているのに、輝くキャラクターの人がいません。 朝ドラはヒロインの成長が重要なのに、全く成長のかけらも見せないとはどうしたものでしょう。応援したいのに。 トヨエツの出番が終わったら、離脱するのが賢明かと思う昨今です。

↓ここから管理人返信↓

俳優さんたちの輝きが失われて行くテレビドラマって、あまり記憶がありません。

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[拍手投稿]  みうさん （2018-06-29 10:35:29）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

朝ドラはながら見で、気に入った作品は夜に家族と録画を観ていましたが……家族は早々に離脱（まーくんにふられたあたり）私もながら見ですらしんどくなってきました。

鈴愛ちゃんの何気ない言葉の暴力にうんざりします。周りに誰も注意する人がいなくて、律だけが秋風先生の病気を吹聴したことを叱りましたが、さほど反省せずナレーションに「正人くんに（愚痴）聞いて欲しいと思いました」と律 < 正人の引き金になっただけ。

変わらないことと成長しないことがごちゃ混ぜになって、鈴愛がどんどん嫌な娘になってます。 鈴愛の矛盾に引きずられてゆうこやボクテも変なことになりもう救いようがありませんね。

↓ここから管理人返信↓

せめて、鈴愛が応援したくなるヒロインになれば、何とか見られるんですけどね。

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[拍手投稿]  あーやさん （2018-06-29 11:00:48）
花のち晴れ～花男 Next Season～ （第11話/最終回・2018/6/26） 感想

みっきーさん、こんにちは? 初めてコメントいたします。 本当にみっきーさんが仰る通り この最終回にはガッカリとしか言いようがありませんでした。 子供達も怒ってましたよ。花男が良かっただけに残念です。

↓ここから管理人返信↓

本当に残念な最終回でしたね。

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[拍手投稿]  nisshyさん （2018-06-29 11:01:25）
カーネーション:再放送 （第75,76回・2018/6/28） 感想

毎日の更新ありがとうございます、そしてお疲れ様です。いつも楽しみに拝見しております。 私は再見組なので、仕事から帰って夜11時過ぎのBS放送を楽しみにしていた放映当時の事を思い出しながら見ています。

そうそう、2011年暮れは震災後の初めての年末ということもあり、椎名林檎さんが紅白で静かで激しいあのテーマ曲を歌われた時にも、妙な時代の気分というか空気感とのシンクロ感がありました。

その時オノマチさんやコシノ三姉妹も出てらしたのですが、ドラマが辛い戦争描写から遂に終戦...という所でしたので、どことなく粛々とされてらした覚えがあります。

当時は若い頃の糸子よろしく仕事にかまけていた私ですが、今や結婚出産を経て下の子を床に転がしながら在宅勤務する立派なオバチャンです。糸子の結婚出産後数年の上滑ったような拙速エピソード描写は我が身そのもので、ドラマ中の夫の印象の浅さもどうも他人事とも思えず...よいも悪いも人生経験ですが。

以前は朝ドラにあるまじき吸引力、構成力、テーマ性に惹かれて見ていましたが、今回は我が事のように入り込んで見てしまっています。さすが一代記。やっぱり糸子に目が行くドラマですね。

↓ここから管理人返信↓

nisshyさんは、今のご自身と劇中の糸子を重ねて、ご覧になっているのですね。そう言う朝ドラの楽しみ方もあるんですね。

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[拍手投稿]  名無しさん （2018-06-29 11:03:34）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

いつも楽しく読ませていただいております。記述も大変かと存じます。 豊川さんファンなので、秋風先生が出なくなったら、離脱しようと思って観ていますが、永野さんがますますひどいキャラになって観ていられません。私も夕ドラが初見なのですが、その素晴らしさが際立つばかりです。

「見下し」系の台詞、ポエムな台詞、今回もひどかったですが、実はずっと不快に思っていることがあります。オフィスティンカーベルの双子のメイドの扱いについてです。私、双子なのですが、あの「一緒くた」加減はないだろう、って思います。ダイアン・アーバスという写真家の写真集「フリークス」に双子の少女が出てきますが、まさにフリークス扱い。

しかも先日は「小ジワ」がうんぬんと、ハラスメントまでしてましたっけ。脚本家、演出家はいったいどういう意図であの人たちを出しているのかなって思います。（先ほどの拍手でコメントが送れませんでした。適宜編集お願いします）

↓ここから管理人返信↓

私は、敢えて双子のメイドについて言及しませんでした。かなり神経質な問題ですから。どうして、あれを見て楽しいと思う視聴者が多いと考えられるのか分かりません。

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[拍手投稿]  おーたさん （2018-06-29 12:46:52）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

佐藤健君も永野芽郁ちゃんも リアルな演技を持ち味とする俳優さんなんだなと痛感。 二次元のようなキャラを三次元の生身の人間として演じることが出来る人達。 でもこのドラマは三次元のフリした二次元のようなドラマ。 脚本家先生の書くセリフも 額面通り受け取ればきっと綺麗なものなのだろう。 でも、裏や底に潜むものを あの二人が演じることで あぶり出されてる気がします。

だから、鈴愛と律の二人のことが嫌いになる。 生々しく人間性を感じて見てしまうから 舞台設定の粗が目についてしまう。 そういうのを考えないで見れる人とは だから感想が違ってしまうのだろうな。 私はもちろん額面通りに受け取らずに考えてしまうので、ここで共感してます。

↓ここから管理人返信↓

まあ、感想は人それぞれと言ってしまってはそれまでですが、私は何とかして欲しいです。

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[拍手投稿]  ちるちるさん （2018-06-29 14:15:03）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

視聴していないドラマについてコメントするのは・・と思いましたが、「理系オタク」ですか！さすが神、時空を超えましたね。90年代の「オタク」は宅八郎を代表とする「アレ」な感じの方々で、「闇雲にひとつのことに夢中になっている人＝オタク」とするのは21世紀に入ってから。むろん「理系オタク」という言葉も21世紀言葉です。

描ききれていない部分はtwitterで補完するという新しいメディアミックスを実現した、神による画期的なドラマですからね。時空を飛び越えるなんて朝飯前、辻褄が合わないなんてみみっちいこと言ってはなりませんな。御託宣（ポエム）を味わえばいいんですから。ヤレヤレ。毎朝の視聴、ご苦労さまです

↓ここから管理人返信↓

ホント、困ります…（これしか、言いようがありません）

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[拍手投稿]  なんちゃって脚本家さん （2018-06-29 15:53:32）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

鈴愛を応援したくなるヒロインに→脚本家がTwitterざんまいだからムリかも。

↓ここから管理人返信↓

私は、敢えて北川悦吏子氏のTwitterは読んでいませんが、そんなに言っちゃってますか。一日に何度もブログに投稿している私が言うのもなんですが、ツイートする時間があるなら、脚本を書き直すとか、視聴者の声に耳を貸すとか…

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[拍手投稿]  ぽりちゃんさん （2018-06-29 15:54:39）
半分、青い。 （第77回・6/29） 感想

共感できない…。全くその通りです。 ノルウェイの森 以来の共感の出来なさです。 読んでいて、イライラ。観ていてイライラ。 それ以上知りたくもない。 自分には合いません。

↓ここから管理人返信↓

イライラしますね、毎朝…

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皆さま、またのご来訪を心よりお待ちしております。

   

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