ディレクターの目線blog

連続テレビ小説ブギウギ Part2 (NHKドラマ・ガイド) ムック 2024/1/25

結びに

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夜ドラ「作りたい女と食べたい女シーズン2」〔全20回〕（第19回・2024/2/12）感想

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新規投稿 【"2025年1月期/冬ドラマの期待度" を投稿＆更新しました】
2025年1月期/冬ドラマの期待度の視聴予定＆期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!?の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。

感想の趣旨について

当ブログの感想は、僭越ながら 「もっとこうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。

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[29回]

これまでの感想を読む

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2024/02/13 (Tue)10:51:35 ドラマ

NHK総合・夜ドラ『作りたい女と食べたい女シーズン2』
公式リンク：Website、X(旧Twitter)、Instagram

第19回〔全20回〕の感想。

なお、原作(漫画)・ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』は、既刊4巻（2023年6月15日現在）を完読未読。

バレンタイン間近、矢子さん（ともさかりえ）に春日さん（西野恵未）への恋心を相談する野本さん（比嘉愛未）。矢子さんは学生時代のうまくいかなかった同性の恋人への恋心を思い出す。野本さん、春日さん、南雲さん（藤吉夏鈴）はマンションの停電の中で思いがけず・・・。
---上記のあらすじは、公式サイト等より引用---

原作(漫画)：ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』br /> 脚本：山田由梨（過去作/ｼｰｽﾞﾝ1）
演出：松嵜由衣（過去作/ｼｰｽﾞﾝ1,効警察はじめました,痴情の接吻,ﾊﾚ婚｡） 第11～14,19回
　　　中田博之（過去作/高嶺と花,うちの弁護士は手がかかる） 第15～18回
音楽：伊藤ゴロー（過去作/ｼｰｽﾞﾝ1,映画｢君は月夜に光り輝く｣｢思い､思われ､ふり､ふられ｣）
ジェンダー・セクシュアリティ考証：中村香住、合田文
料理監修：ぐっち夫婦
照明：田中亜矢
撮影：遠藤洋祐
制作統括：坂部康二(NHKｴﾝﾀｰﾌﾟﾗｲｽﾞ)（過去作/ｼｰｽﾞﾝ1,ｵﾘﾊﾞｰな犬､(Gosh!!)このﾔﾛｳ）
　　　　：大塚安希(MMJ)（過去作/ｼｰｽﾞﾝ1,ｵﾘﾊﾞｰな犬､(Gosh!!)このﾔﾛｳ）
　　　　：勝田夏子(NHK)（過去作/ｼｰｽﾞﾝ1,半分､青い｡,半径5ﾒｰﾄﾙ,空腹を満たしなさい）
※敬称略

はじめに

しばらく、下記の事情をご理解ください（謝）
●未明に、いとしの妹が旅立ちました…

●妹が亡くなって１週間… 生きていることが何よりも尊く奇跡なんだ

●本当にそれは“死や病”でしか＜ドラマ＞で描けないのか!?

言い訳…

初めて読む人もいらっしゃると思うので。

上記のように、先月20日に突然妹が亡くなったばかりで、全く心の整理ができていない私。

更に、昨日「納骨の日」の連絡がきて、頭も心もぐちゃぐちゃなので、その分を差し引いていただけると助かります…

でも、今作を見たら「生きてる」「愛する」っていいなって思えて、ちょっぴり落ち着きます。

"５人すべて" が見事なセンスの配役

次のようなドラマの見方は、下衆だと承知しているが。

『ディレクターの目線blog』だから、下衆でもやってみたい。

先週の「第17回の感想」 で。

俳優でコメディアンの大竹まことさんときたろうさんが、今作の俳優陣の “意図的な棒読み演技” を称賛していたことは書いたとおり。

その際は、比嘉愛未さんと西野恵未さんの演技について言及したわけだが。

今回を見て感じたのは、‘矢子さん’を演じるともさかりえさんの演技や存在感も半端ないなって。

ちょっぴり上から目線の姉御肌で、偉そうなんだけど。

少し恥ずかしがり屋の野本さん（比嘉愛未）をサポート＆励ます役割として、絶妙な高飛車感で。

やはり、藤吉夏鈴さん含めて、いや森田望智さん含めた “５人” が見事なセンスの配役だと思う。

矢子さんの学生時代の回想シーンの入れ方と使い方がお見事

メインタイトル明けは、なんと、矢子さんの学生時代の回想シーン。

その入れ方と使い方がお見事だ。

まず、入れ方が見事だと思うのは、春日さん（西野恵未）からの返事を野本さんが待つ時間を活用して無駄を削いだ点だ。

１回が15分間しかない放送枠だからこその、いい意味での “タイパ・タムパ” だ。

そして使い方が見事なのは、映像にあったとおり矢子さんのモノローグだけでも引っ張れるのに、敢えて “過去” を若手俳優を使って映像で見せたこと。

これによって、矢子さんが言っていることは、経験や体験の裏付けがあることが分かる。

そう、視聴者にとって、単純に説得力が増すから、矢子の存在感や役割が、一層強まり深まり、ただのサブキャラでないことが伝わるわけだ。

そして “連ドラ” としては、これでやっと “４人の過去” が映像化されたことになり、『２』らしさが強調できたと思う。

セーターの糸くずのくだりのコソコソ感が絶妙にいじらしさ

個人的に、こういうの好き… ってのが。

停電になって、春日さんの部屋に野本さんと隣に引っ越してきた南雲さん（藤吉夏鈴）がお邪魔するシーン。

南雲さんが管理会社に「役に立ちたいんで」と電話をかけるのも、ふたりから少し離れて電話するのも、ホントいい。

で、プチ二人きりになった野本さんと春日さんのひそひそ話も、ホントいい感じだ。

序盤のバレンタインデー作戦の話があるから、セーターの糸くずのくだりのコソコソ感が絶妙にいじらしくて…

あとがき

南雲さんが鋭く察知して、春日さんの告白…

いやあ、心理描写、人間観察が本当に丁寧だと思います。

月曜の２つのドラマ、今作の爪の垢を煎じて飲んだら、腹を壊すかな（失笑）

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拍手コメント返信（2024/2/13）：「～だと思っていて…」の話し方

2024/02/13 (Tue)10:41:23 拍手返信

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます！

いつもドラマや映画の感想へ、ご賛同のWeb拍手やコメントをいただきまして、ありがとうございます。

時には厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになっております。

なお、"Web拍手のコメント"へ返信をする機能がないため、このような「お返事ページ」でお返事をいたします（謝）

[拍手投稿] 名無しさん（2024-02-13 09:42:26）
「～だと思っていて…」の話し方が、「なぜイラつくのか？」を考えてみたいと思っていて…

私もこの言い回しに違和感を感じていました。

言葉も、使う場面も違いますが一部の若い人がほぼ初対面の人に「私って〇〇な人じゃないですか？」と話す時みたいに自分の事を客観的に自己評価できてるという印象を相手に与えようよしている感じ。

本人たちはあまり意識してないし、やがてこれが当たり前の使い方になっていくのかも知れませんね。

※当方にて適宜改行を入れさせていただきました。

↓ここから管理人返信↓

「私は気づいてます」と主張しつつ、いざツッコまれた時の自己防衛で「そう思っていたこともあっただけです」と伝えている感じも受けますね。

自己肯定感や自己主張は強いのに、自己防衛や自己保身もキッチリやって、手堅い人生を歩んでいるって感じもします。

ある意味で「打たれ弱い」ことを自覚してるからこそなのかもしれません。

実はそんなに他人はあなたの意見なんて気にしていないのに…

でも、誹謗中傷なんかは山ほどありますから、生きるのが難しい時代だからの言葉なのかもしれません。

皆様、またのご来訪を心よりお待ちしております。

春になったら（第5話・2024/2/12）感想 ※「君が心をくれたから」３行感想も

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2024/02/13 (Tue)09:34:04 ドラマ

関西テレビ制作・フジテレビ系・新月10ドラマ『春になったら』
公式リンク：Website、X(旧Twitter)、Instagram

第5話『涙の大喧嘩再び!すれ違う父娘の想い』の感想。

雅彦（木梨憲武）は、瞳（奈緒）の友人で葬儀社勤務の岸（深澤辰哉）に自分の葬式の仕切りを依頼。戸惑う瞳をよそに、式のプランを考えるべく、阿波野（光石研）に勧められた「人生ノート」を書き始める。一方、学習塾講師として正社員雇用が決まった一馬（濱田岳）は、雅彦に結婚を認めてもらえるというが、芸人をやめる決断に瞳はもやもや。その決断は龍之介（石塚陸翔）にも影響し…。
---上記のあらすじは、公式サイト等より引用---

原作：なし
脚本：福田靖（過去作/DOCTORS~最強の名医､ｶﾞﾘﾚｵ､龍馬伝､まんぷく）
演出：松本佳奈（過去作/東京ｾﾝﾁﾒﾝﾀﾙｼﾘｰｽﾞ,きょうの猫村さん,ｺﾀﾛｰは1人暮らしS1,きのう何食べた?S2） 第1～3話
　　　穐山茉由（過去作/映画｢月極ｵﾄｺﾄﾓﾀﾞﾁ｣,映画｢ｼﾉﾉﾒ色の週末｣） 第4,5話
音楽Ｐ：福島節（過去作/｢今夜すきやきだよ｣音楽ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ,きのう何食べた?S2）
Ｐ：岡光寛子（過去作/姉ちゃんの恋人,魔法のﾘﾉﾍﾞ,ｳｿ婚）
　：白石裕菜（過去作/姉ちゃんの恋人,かしましめし,ｳ杉咲花の撮休）
※敬称略

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●妹が亡くなって１週間… 生きていることが何よりも尊く奇跡なんだ

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まえがき

初めて読む人もいらっしゃると思うので。

上記のように、先月20日に突然妹が亡くなったばかりで、全く心の整理ができていない私。

更に、昨日「納骨の日」の連絡がきて、頭も心もぐちゃぐちゃなので、その分を差し引いていただけると助かります…

ここまで "死" が "その日限定" で訪れる "設定" なら…

というわけで、できるだけいつものテンションで（ｼｬｷｯ!)

どうやら、相変わらずドラマ『春になったら』の “お花畑な世界観” では…

「余命」とはハロウィンやクリスマス、卒業式や入学式以上に、絶対に “その日” に来ることになっているようだ（失笑）

雅彦「日にちはまだわかんないんだけど
　３月の末ぐらいになるんだよね」
岸「３月末？」
雅彦「で計算すると今余命２カ月」

私の妹なんて、クリスマスの日に「年明けの１月末には退院できますよ」と医師に言われてたのに、1月20日に急逝してしまったが。

まあ、神様が約束は絶対に破らないのだろう。

だったら、雅彦（木梨憲武）が、毎日亡き妻の仏壇に手を合わせるみたいな信教を感じさせても良いと思うが。

どうでもいいや。

今回で最も意味不明だったのが『人生ノート』

とにかく、今回で最も意味不明だったのが『人生ノート』だ。

それも、時期は不明だが、今さら、桜鈴会病院の緩和ケア医・阿波野（光石研）がくれたそうだ、

え～～～と、既に “人生のまとめ” として「死ぬまでにやりたいことリスト」を書いて、それをもとに “ドラマ” が進んでいるのに（苦笑）

これ、『死』を『引っ越し』や『単身赴任』程度に描いて、シリアスさを緩和しているつもりなのか？）

まっ、ここもどうでもいいや。

演出の工夫で、『月10ドラマ枠』らしい雰囲気に

ただ、今回の感想は苦言ばかりではない。
頑張って探したら、いいところがあったので書いてみる。

一つは、先週からメイン監督から交代した映画監督・穐山茉由氏の演出だ。

やや大げさではあるが、１年２か月前の回想シーンをスペクト比「４：３」のスタンダードサイズにして変化を付けたり。

雅彦が弱っている感じにシンクロさせた感じで、木梨憲武さんの “元気” を微妙に薄めたり。

全体的にせわしない雰囲気を排除して、やや地味な描写を積み重ねて、人間そのものを描こう）としているように見えたり。

この辺は、ある意味で、カンテレ制作・フジ系の『月10ドラマ枠』らしい雰囲気になってきたと思う。

第5話で、やっと、ホームドラマに見えるようになった

もう一つ良くなったのは、第5話で、やっと、ホームドラマに見えるようになったことだ。

やや雅彦を後退させることで、あざといお涙頂戴を薄めて。

その分、元ピン芸人でバツイチで子持ちの一馬（濱田岳）を押し出して。

ここ数話抑え気味だった、息子・龍之介（石塚陸翔）との “シングルファーザーと一人息子の物語” を描きつつ。

杉村助産院も薄らと重ねることで、“親子の物語” であることを全体的に強調。

今まで最も "親子を描いたドラマ"に見えたし、なった

上記の “２つの良くなった点” により、今まで最も “親子を描いたドラマ”に見えたし、なったと思う。

余命が何か月だろうが、結婚まで何か月あろうが。

公式サイトで謳(うた)うなら、描くべきただ一つ “親子間のコミュニケーション” しかないのだ。

『笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。』

そのことに、ようやく気づいたのが第5話だったと思う。

あとがき

これといって “ドラマ” としては期待することはありませんけど（苦笑）

今の心境としては、雅彦に瞳と一馬の結婚式に出席してほしいです。

私も妹のために、又姪(まためい：姪の娘の結婚式はともかく「成人の日」まで、あと 18年は長生きしようと思いますもん…

婚礼ディレクターとしての体験談

10年ほど前、実際にホテルで “余命３か月の花嫁の父”の披露宴の演出のお手伝いをしました。

酸素ボンベと車いすで医師と看護師が付き添って、余命告知後の最初で最後のお酒が乾杯のシャンパンだとおっしゃって。

約２時間半、披露宴の大トリの演出が “余命半年の花嫁の父”から奥様と娘さん夫婦への花束贈呈でした。

「これまで、娘で、妻でありがとう。そして新しい息子になってくれてありがとう」って。

最後に『君が心をくれたから』第6話の３行感想

奇跡は良いとして、“五感を失う” は不要でしたね。

なければ、ぎりぎり好みが分かれるホームドラマで済んだと思います。

必要以上に “お涙頂戴” を盛り込んだ弊害による失敗だと思います。

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【これまでの感想】
第1話第3話第4話

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[14回]

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連続テレビ小説「ブギウギ」（第92回・2024/2/12）感想

2024/02/12 (Mon)11:06:38 ドラマ

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク：Website、X(旧Twitter)、Instagram、YouTube

第92回／第20週『ワテかて必死や』の感想。

※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。

昭和２３年、羽鳥善一（草彅剛）がスズ子（趣里）に送った「東京ブギウギ」は、明るいブギのリズムが人々の心をつかみ、空前の大ヒットとなる。山下（近藤芳正）は、「ブギの女王」の次の一手が大切だと考えるが、羽鳥は忙しくなかなか新曲に取りかかることができないでいた。そんなある日、スズ子は芸能記者・鮫島（みのすけ）の取材を受けることになる。しかし、この記事がきっかけでスズ子は大変なことに巻き込まれてしまう。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------

スズ子の心の中には、もう愛助はいないの!?

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
（私のブログに来てくれて、ありがとうございます。）

残りが、１か月半ほどになってきたし。
『東京ブギウギ』もやっちゃったから。
消化試合気味なのを責めるつもりはない。

従って、あとは晩年を描くだけなのも理解できる。

更に、戦後復興を描くなら “パンパン” を盛り込みたいのも分かる。

しかし。

今回で最も不可思議だったこと。

スズ子（趣里）の心の中には、愛助（水上恒司）はもういないの!?

山下（近藤芳正）の中にも、愛助のあの字もないの？

そういうこと。

ここに違和感を覚えた人だけ、続きを読んでいただきたい。

羽鳥や愛子より≪愛助の写真≫に語り掛けるスズ子だと思う

例えば、序盤での出番を終えて楽屋に戻ってきたスズ子や。

４分ごろの山下が羽鳥善一（草彅剛）に新曲の催促に来た場面や。

５分過ぎの愛子にステージの感想をつぶやく場面など。

私は、まずは、≪愛助の写真≫ に語り掛けるスズ子だと思うのだが。

≪愛助さんがおらんのか思う時があんねん≫じゃないの!?

私が主張したいのは「今作は “連ドラ” でしょ？」ってことだ。

連ドラなのだから、その週明けの月曜日なのだから、前回までの “続き” を補足するべきではないのか！

確かに、愛助が亡くなり、時間経過しているから “今” に直接の関係はない。

でも、少なくとも、『東京ブギウギ』によって日本の、国民の、復興、復活を描く物語は継続中のはず。

だったら、ここは、羽鳥よりも愛助では？

だって、羽鳥よりもスズ子の歌を心底から評価していたのは愛助でしょ。

愛助「福来スズ子歌には力がある」

その言葉に背中を押され、シングルマザーでの復活に踏み込んだのでは？

そして、その延長線上に父・梅吉（柳葉敏郎）を登場させ。

先週の脚本担当・足立紳氏が次のように書いたと思う。

梅吉「あっツヤちゃんおらんのか思う時があんねん。
　立ち直れんで…。
　愛する者にはよう逝かれるいうんは」

梅吉は “今” でも、妻に先立たれて立ち直れていないんでしょ。

だったら、スズ子も… じゃないのか!? と。

スズ子も、≪愛助さんがおらんのか思う時があんねん≫ でないと、梅吉をわざわざ盛り込んだ意味がないのでは？

15分間、ワンカットも≪愛助≫が登場しなかった

もちろん、今週の脚本担当になった櫻井剛氏は、別の言い訳をちゃんと用意していた。

スズ子「この子を育てんのに必死なだけや」

確かに、シングルマザーで子育てに追われて必死なのは分かる。）

それでも、常時とはいわないまでも、ふとした時に「愛助さん…」こそが、今作が描き続ける “義理と人情” にもつながると思うのだが。

15分間、ワンカットも≪愛助≫が登場しなかったことが、本当に気になってしまった。

脚本家も演出家も≪愛助の死≫に責任をもってほしい

先日も書いたが。

［史実］上、愛助にモデルがいて、笠置シヅ子さんより先に亡くなっているとしても、今作もなぞる必要はなかったのではないか？ という思いが、今回を見てしまうと再燃してしまう。

何度も書くのは面倒だし、幾度も読むのはくどいと思う。

でも、やっぱり、突き詰めると “ここ” に行きつくわけだ。

別に、スズ子が悩む度に ≪愛助の写真》に語り掛けさせろ！と主張しているのはなく。

≪愛助の死≫ を盛り込んだのなら、制作統括も脚本家も演出家も責任を取ってほしいのだ。

別に、退場した登場人物を描き続けろ！とも思わない。

思わないが、一度 ≪生きている人≫ として登場させたのなら。

母・ツヤ（水川あさみ）、弟・六郎（黒崎煌代）はもちろんのこと。

下宿屋のチズ（ふせえり）や吾郎（隈本晃俊）、おでん屋の伝蔵（坂田聡）だって、「ここぞ！」というタイミングでスズ子の心に強烈に宿っても良いのでは？

それが、“ドラマ” において、スズ子が生きている証であり、意味であり、意義だと思う。

あとがき

週刊誌ネタの “続き” を描くのも、生きづらい女性を描くのも、別に悪いとは思いません。

でも、それと同時に、描くべきものが、特に月曜日はあったと思う、それだけです。pan>

みっきー's ブギウギ（第35回）

以前にもご紹介した千葉県成田市の銘菓「黒平まんじゅう本舗」の季節限定まんじゅうです。

２月は、「いちごまんじゅう」です。

先日土曜日に妻の実家へのお土産で持っていきました。

つい、ブギウギ気分で食べちゃったので断面の写真がない（汗）

中の白あんには苺ピューレが練り込んであり、苺の粒感が味わえます。

皮も、ほのかに苺の香りがするので、とてもフルーティーでおいしいです。

黒平まんじゅう本舗の看板商品！成田の銘菓黒平まんじゅう 10個入り　※製造日（発送日）を含め消費期限3日間※

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