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[拍手投稿]  愛読者さん (2017-11-07 07:48:32)
拍手コメントへ返信 (2017/11/6,7の分)

大変に失礼いたしました。 基本的に原作は原作として、ドラマはドラマてして楽しんで見ています。 お気にさわったようでしたら謝ります。私とは違う感覚の感想が多いので、私としてはそんな風な見方があるのだなと思いながら読ませていただいております。

ですので感性の合わない感想を書き送ることになると思いますので、今後コメントは控えさせていただくことにします。 大変に失礼いたしました。

↓ここから管理人返信↓

別にコメントを頂いても構いません。ただ、私はドラマが面白いから原作を読むことも無いので、原作のことを論じることが出来ないのです。


[拍手投稿]  ちょもさん (2017-11-07 08:39:00)
コウノドリ[2] <第4話>の感想 ~かなり濃厚な第2弾~

いつもステキな感想をありがとうございます。 私も帝王切開経験者なので興味深く見ました。 私自身は危険だと思ったので2回目の出産も帝王切開しましたがお産ってほんとに外野の言葉に翻弄されます(苦笑) 色々言われましたよー?(笑)

医療ドラマって派閥争いや派手な手術シーン、末期患者の描写が主なテーマになるイメージなんですが、このドラマは出産、育児、家族、人間を描いていて色んな方向から楽しめます。 そして何より楽しみにしているのはキャストの方々の演技。 こんなに全員がしっくりくるドラマもなかなかないのではと思っています。 最後まで丁寧に見たいと思います。

↓ここから管理人返信↓

そうなんですよね。経験者がたくさんいて、その経験を教えてくなるんでしょうね。本当は、1人1人お産は違うのに。恐らく、自分が妊娠している時は、そう思っていても、つい助言したくなる。医学は日進月歩ですから、きちんと産婦人科の言うことを聞くべきだと思います。

でも、本作は “外野の声” に惑わされるな!と言うメッセージをきちんと送っていますね。それを理解してくれる妊婦や経産婦が増えると、良い社会になるような気もします。


[拍手投稿]  りりさん (2017-11-07 10:16:44)
民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ (第3話・2017/11/6) 感想

そうなんです! 市議会議員である必要性が無いんです。普通のおばさんがご近所トラブルを解決してスカッとするドラマで良いのではないかと思うほど。それてあれば常識知らずも受け入れられる。あそこまで無知で口が悪いと共感出来ない。そりゃ仕事につけないだろうとさえ想像してしまいます。

↓ここから管理人返信↓

視聴率は前回より微増だそうです。やはり、高橋一生さんの出番が多い方が良いのですね。現実的な問題提起は悪くないですが、これまでも政治家の描き方に、どうも脚本家が政治的に偏った考え方があるように思います。思想・言論の自由があるので、多くは語りませんが。だから、主人公が政治家らしくないのです。


[拍手投稿]  舞子さん (2017-11-07 12:20:48)
わろてんか (第32回・11/7) 感想

今日の回もまた、ひどかったですね。借金作っておいて、二人とも働いてなく寄席経営なんて何言っているの?と前から思っていたところに今回の働きます宣言。この脚本家は視聴者を舐めているのでしょうね、そこのところが腹が立ちます。

「砂山を自ら踏みつぶす」とてもわかりやすく、大きくうなずきました!この脚本は砂で出来ているのでしょう。土台がないので、木も植えられず、砂山作るしかないのですね…。

↓ここから管理人返信↓

よく「この脚本には背骨が無い」なんて言います。要は、テーマのような1本の筋が通っていないと言う意味です。本作の脚本もそうなのですが、背骨どころか脇の骨も何もない。だから「砂山」と例えました。砂場で砂山を作るイメージです。基礎がないからどうしようもない。困りますね。


[拍手投稿]  いちすけさん (2017-11-07 13:43:49)
わろてんか (第32回・11/7) 感想

騙すしか次の回に進む手がないのでは。 ストーリーが見えていないのだと思います。 席主になりたいと言わせるのであれば、これまでの一か月の間に少しずつ何回もそのタネを仕込むことができたはず。

それを一切してこなかったのは、そのころは「席主になりたい」というストーリーが念頭になかったということ。 それは物語が繋がらないだけではなく、一話一話が面白くない原因にもなっている。目指すものがないから。 「日本一の席主」て、放送中の大河ドラマのパクリですかね。

↓ここから管理人返信↓

「行き当たりばったり」「思い付くまま」にエピソードを付箋に書いて、適当に並べて書いているような感じですよ。そして、脚本に書き込んだら付箋はポイと捨てちゃう。だから、以前にどう書いたかも分からない。だから繋がらない。プロの脚本家ですよね?と聞きたくなります。


[拍手投稿]  おいもさん (2017-11-07 14:06:22)
コウノドリ[2] <第4話>の感想 ~かなり濃厚な第2弾~

濃厚な感想ご苦労様です。 10時間もかかるとは、かなりの難産でしたな。良く出来たドラマを語る情熱が、ほとばしるようでした。 帝王切開が無かった頃、どれだけ沢山のお母さんや赤ちゃんが亡くなっていたのでしょうか。

本当に命がけの仕事なんだなあ、半面、男たちの責任感の無さが腹立たしい。 原作コミックスのファンだったのですが、ドラマになって、より面白くなっていて、これは珍しい事ではないでしょうか。

↓ここから管理人返信↓

亡くなった妊婦から胎児を取り出すのはローマ時代からありましたが、今のような帝王切開が安全な出産方法になったのは20世紀になってからですね。日本では江戸時代が最初と言われています。また、帝王切開が無かった頃は、妊婦さんの死亡率が高かったと言われていますね。だから、死体から赤ちゃんを取り出した…

原作は未読なので分かりませんが、スタッフとキャストが頑張っているから原作を超えるのではないでしょうか。


[拍手投稿]  舞子さん (2017-11-07 14:20:17)
コウノドリ[2] <第4話>の感想 ~かなり濃厚な第2弾~

今日が休みでしたので、「濃厚版」じっくりと読ませて頂きました。本作は「疑似体験型」って、ホントそうですね。ハラハラドキドキ、赤ちゃんが無事生まれて観ているこちらもホッとする…。

助産師さんの屋形船のツッコミも良かったです。ほっとするような場面も良い感じで入れてくれるので、疲れないです。素晴らしい作品をみっきーさんが深く掘り下げて、尚且つわかりやすく説明して下さり、とても読み応えがあって大満足です。

これからも長文の執筆は大変ですけれど、楽しみにしていますので宜しくお願いします!

↓ここから管理人返信↓

『ドクターX』も良く出来た医療ドラマですが、本作と一番違うのはどこかな?と考えたら「疑似体験型」と言う結論に辿り着きました。共感して頂けて良かったです。台詞を引用すると長文になってしまいますね。また、間違えてはいけないので、何度も見直すので時間も労力もかかります。でも、また書きますよ!


[拍手投稿]  まるさん (2017-11-07 16:41:51)
コウノドリ[2] <第4話>の感想 ~かなり濃厚な第2弾~

濃厚版のアップお疲れ様でした&ありがとうございます! 4話は原作ファンからするとあまり評判が良くないんですよね。 妊婦役が二人とも役者さんでないというのにも否定的だし、何より蓮のトーラックしたい理由が少し変えられているせいもあり 原作より共感しにくくなっています。

私は経膣分娩でしたが難産で産前産後ともとても大変でした。帝王切開の痛みとは違うなとは感じます。 本当に人それぞれな妊娠出産を呈示してくれる作品なので、陣痛や分娩のいきむシーンはもう少しリアルな演技指導をしてほしいなと思います。

↓ここから管理人返信↓

原作は未読ですが、テレビドラマとして分かり易く解釈を変更したのでしょうかね。私が脚本家ならば、蓮の第一子・美奈ちゃんをもう少し小さい年齢設定にして、美奈ちゃんの育児が大変だから、第二子は自然分娩でいち早く回復したい…みたいな設定の方が、視聴者が蓮に共感し易いと考えますが。

でも、帝王切開より自然分娩の方が、母親としての実感がわくと言う理由だけで突っ走ったは、テレビ的にドラマチックと言うかセンセーショナルですけどね。

陣痛やいきむシーンですが、普通はいきむ時は声を出さないと指導しますね。でも、そこはドラマなのでしょうがないかも?その分、新生児は本当にリアルですよ。胎児から新生児までスタッフの知り合いなど150名近くのストック?があり、シーンによって使い分け?をしているとのことです。


皆さま、またのご来訪を心よりお待ちしております。

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拍手[7回]

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第6週『ふたりの夢の寄席』 『第32回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


藤吉(松坂桃李)は近所の廃業した寄席を一目見て気に入り、てん(葵わかな)の後押しもあって、その寄席を手に入れようと決める。だが持ち主の亀井(内場勝則)は偏屈者で、藤吉の話を聞こうとすらしない。蓄えを切り崩す生活の中、啄子は日銭を稼ごうと芸人のアサリ(前野朋哉)に手伝わせて野菜の行商を始め、てんも昼は食堂で働き、夜はお針子の内職をして寝る間もない。ある晩、藤吉がリリコ(広瀬アリス)から呼び出される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

藤吉が「寄席をやりたい」なんて、一度も言っていない!

てん「この人の寄席をやりたいいう気持ちは
   誰にも負けません」

本作名物の「不快なアバンタイトル」だが、今回は不快と同時に大きな疑問が、開始1分も満たないうちからやって来た。それが、この↑てんの台詞だ。前回のラストではこの部分まで描かれていないから、わざわざ脚本家が第32回の冒頭のために書いた台詞であることは間違いない。

あのね。藤吉が「寄席をやりたい」だなんて、たった一度も言ってないの。前回の終盤で、てんが「寄席をやるんです」と言い出しただけ。そして、てんが寄席をやろうと思い付いたのは「(藤吉が)芸が そない好きやったら」でしょ?

脚本家は、現状をこんな "仕掛け" で視聴者を騙している

もう懸命な読者さんならお気付きだろうが、脚本家はこの度の「寄席開業」のくだりをこんな “仕掛け” で構築・構成して、視聴者を騙しているの(言っちゃった)。

  [1] 自己主張しない藤吉の曖昧な気持ちや態度を…
  [2] てんが、勝手に “藤吉はそうに違いない” 推測して…
  [3] てんが、藤吉を動かして…
  [4] 藤吉とてんが、二人三脚で進んでいるように錯覚させる…

なぜ、こんなことを脚本家がやるって? その理由は、こうしないと藤吉は以前に芸人や芸を見下す発言をしているし、笑わせようとしたことはあっても芸が好きだと言うようには見えていないから。だから、今回のこの↑台詞の中でも、言ってはいけない言葉↓をてんに言わせて、更に視聴者を騙している。

てん「誰にも負けません」

てんは、藤吉の「寄席をやりたいいう気持ち」をいつどこで誰と比べたの? そもそも、これまでに劇中に “寄席をやりたいと言う人物” が登場した記憶すらないのに。

僅か1分20秒のアバンタイトルの、たった1つのてんの台詞だけで、これまで全く描かれていないことを盛り込み、こんなにも視聴者を欺いて、強引に「寄席開業」にこじつけようとする脚本。酷過ぎるにも程がある。

キースは邪魔だし、遠回りの見せ方も、いちいち腹が立つ

主題歌明け、いよいよ本編だ。まっ、これはわざわざ拾う必要は無いのだが。相変わらずキースが邪魔だし、芸人の岩さんが小屋主を知っているならさっさと進めろって感じ。どう見てもあの男が小屋主なのは雑な演出で分かっているのだから。こう言う遠回りの見せ方も、今はいちいち腹が立つ。

藤吉の新居は、亀井の小屋に対してどの方向にあるの?

さて、場面変わって小屋主の亀井に会いに来た藤吉。前回は画面奥の階段を降りて来て天神様に手を合わせて振り向いたところで小屋に辿り着いたのに、今回の藤吉は画面手前から登場。

前回で小屋の前から立ち去る映像が無いから、私は引っ掛かってしまったの。要は、藤吉の新居は亀井の小屋に対してどの方向にあるのか?ってことに。

どうでも良いことのように思うかもしれないが、本作は「京都編」で京都と大阪の距離感や、藤岡家と神社、神社と屋根に上った店など、場所や方角についての描写がとても雑で中途半端で毎回違う。視聴者は気にならなくても、演出家は真っ先に気になる部分だと思うのだが、この演出家には馬耳東風か…

益々「松坂桃李さんのプロモーションビデオ」になっていく…

5分頃、場面変わって新居。お金が減るばかりと愚痴る啄子が、姿を見せない藤吉のことをてんに聞くくだりで、また脚本家がさりげなく視聴者を欺く言い回しが入る。

啄子「藤吉郎は何してますねん」
てん「気に入った小屋を見つけはったようで
   毎日 小屋主さんとこ通うてはります」

この↑てんの言い方ででは、如何にも藤吉が “自主的に” 気に入った小屋を見つけて、“能動的に” 毎日通っているように聞こえないか?しかし、事実は「見つけたようで(標準語訳済み)」でなく、「ほぼ決定した」であり、「毎日通っています(標準語訳済み)」ではなく、「毎日通っているらしい」だ。※あとで「ほぼ毎日」と分かるが。

このような姑息な手法で、どんどん藤吉をメインに持って行き、てんを横並びな扱いにし、今はどうだろう?「ほぼ松坂桃李さんのプロモーションビデオ」と化しているとは思わないか?恐らく、葵わかなさんを前面に出すより得策と考えたのだろうが。そう言えば『マッサン』や『あさが来た』を思い出さないか…

一体、啄子は "何日間" 振り売りをやっていたの?

さて、8分過ぎ。この直前の5分頃に、啄子が芸人のサクラに頼んで、自分の食い扶持は自分で稼ごうと仕事(野菜の振り売り)を始めるが、すぐに腰を痛めて帰って来たと言うくだりだ。

藤吉「振り売りやって また腰痛めた?」

藤吉のこの↑台詞から、啄子は以前から振り売りと言う商いを始めていて、何度も腰を痛めていると推測できる。だとすると、5分と8分の間で少なくとも数日間以上の時間経過があることになる。いや、このシーンで私が訴えたいのは、既に諦めている本作の時間経過表現の雑さや曖昧さでないのだ。

藤吉とてんは、啄子の稼ぎに寄生して呑気に小屋探し?

啄子が倒れたシーンで私が突っ込みたいのは、この↓てんの台詞だ。

てん「うちも働きますさかい どうか休んでおくれやす」

おいおい。藤吉とてんは生活費を稼ぐと言う仕事を母親の啄子1人に押し付けて、自分たちは “能天気に楽観的に呑気に暮らしていた” と言う訳か? そして、その働き手が倒れてから働き出すとは、何たる人でなしだ。

このように視聴者が考えるのを先読みして、これまたこんな↓姑息なナレーションで強引に2人の働きっぷりを補強するが…

N「そうして 藤吉は てんびん棒を担ぎ…
  てんは 昼は 一膳飯屋。夜は お針子の内職」

時既に遅し…とは、正にこのことだ。どんなに働く映像を重ねても、少なくとも私は藤吉とてんをこう↓見ている。

  [1] 僅かな所持金で芸人長屋に引っ越して…
  [2] 暮れから正月は “能天気” に「小屋探しデート」…
  [3] 生活費は啄子頼みで “お気楽” 生活…
  [4] 啄子が倒れて “仕方なく” 働き始めた…

藤吉は、一度も現を抜かすほど芸に没頭などしていない!

その上、藤吉にとんでもない設定変更の台詞を言わせちゃう。藤吉と亀井の会話の場面だ。

藤吉「芸に うつつ抜かして それでも懲りんと
   席主になりたい言うバカ息子ですわ」

おいおい(今回2日目)。まず「芸にうつつを抜かして(標準語訳済み)」いたかどうかが正確でない。だって、「うつつを抜かす=何かに必要以上に熱中したり没頭したりすること(Weblio辞書)」の意味であり、藤吉は旅芸人一座と実家を行ったり来たりしていた訳で、現を抜かすほど芸に没頭などしていないのだ。

なぜ亀井はてんの仕事を、てんは「席主」を知り得たの?

もう書くのも面倒だが、もう一度書くが、てんは義理の母になるであろう啄子一人を働きに出して、自分はお気楽生活をしていたのだ。そんなてんが、亀井のために着物を持って来るくだり。もう不可思議のオンパレードだ。

まず、なぜ亀井が「昼は 一膳飯屋。夜は お針子の内職」を知っていたのか? 亀井は変人だから芸人たちから聞くのは不自然。だとしたら、藤吉かてんがわざわざ言った? それでは、如何にも亀井に自分たちの苦労話をして、なびかせようと姑息すぎないか? まっ、脚本家が姑息だから登場人物たちも姑息なのは至極当然だが。

てん「寄席を手に入れるためやったら へいちゃらです」
亀井「そんなに寄席やりたいんか?」
てん「へえ!あの人を日本一の席主にしたいんです」

そしてこの↑てんの台詞で不思議なのは、てんが初めて「席主」と言う言葉を発した点。これまでは「小屋主」と言っていたのに、ここから突然「席主」になった。当然、藤吉との会話の中で「席主」と言う言葉を学んだ…と好意的に解釈できるが、やはり不自然さは拭えない。本当、こんな雑な描写ばかりで困ったものだ。

次々と砂山を作っては、自分で踏み潰して歩くのと同じ

11分過ぎからのリリコのくだりはどうでもいいや。と言うか、折角姑息な手段を使って、人でなしのヒロイン夫婦(でないが)が「寄席開業」に向かって、まい進しているように視聴者を騙しているのに、どうして主人公の「寄席開業」と恐らく無関係な話を盛り込むのだろう?

こんなことをすれば、藤吉の「寄席開業」への思いを、またまた曖昧に見せてしまうだけなのに…。こんなことも脚本家は気付かないのか? 自分で、いつ崩れるやも知らぬ砂山を次々とこしらえて、自分の足で踏み潰して歩いているのと同じことでなはないだろうか。

一体、この15分間のどこが「この人の寄席をやりたいいう気持ちは誰にも負けません」なんだ?

あとがき

どうせ、贔屓の旦那と金目当ての結婚を企むリリコを藤吉が夜中に猛反対して、それが長屋に知れ渡って、てんとの仲に一時的に亀裂が入るだけでしょ?広瀬アリスさん目当てへのサービスカットだとしても、入れれば確実に物語は一時停止します。ホント、この脚本家は恋バナを入れたくてしょうがないようだ。

最後に。前回の感想に、110回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございました。今回の感想は少し目先を変えて、脚本家・吉田智子さんと演出家・川野秀昭さんの姑息な視聴者騙しとその意味が全く無いことを書いてみました。

恐らくまだ本作を見ていて、当blogを読んで下さっている皆さんなら騙されはしないと思います。それだけに、毎日イライラしますね。お気持ち分かります。

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拍手[109回]

民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~

フジテレビ系・月9『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』公式
第3話『自ら望み選んだ冤罪…こんな世の中に誰がした!?』の感想。



智子(篠原涼子)は市役所に来た老女・富子(梅沢昌代)から元隣人・一馬(渋谷謙人)の冤罪を晴らしてくれと頼まれる。事件は深夜、不審な男が子どもを連れていたとの通報があり、一馬の家で小学生のかのん(白鳥玉季)が発見されたというもの。一馬は誘拐の事実を認めていた。智子は誠(高橋一生)と再び富子に会い、かのんにも話を聞こうとするが、母の裕子(安藤玉恵)に拒絶される。さらに、拘置所の一馬に面会するが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

フジにしては賢明に、さっさと探偵ドラマ転向と思いきや?

脚本:黒沢久子(過去作/映画「花芯」、映画「お父さんと伊藤さん」)
演出:金井紘(過去作/貴族探偵、好きな人がいること)※第1,2,3
   石井祐介(過去作/SUMMER NUDE、探偵の探偵)
   相沢秀幸(過去作/貴族探偵)

ついに、政治ドラマでは数字が取れないと、フジテレビにしては賢明な選択の結果の結果、探偵ドラマを得意としている演出家を揃えているから、さっさと探偵ドラマ転向したのか?と思えるような、興味を惹くオープニングで始まった第3話。しかし、そんな僅かな希望も早々の篠原涼子さんのキンキン声の早口で撃沈。

高橋一生さんの無駄遣い! 誠のキャラもおかしくなったし…

うーん。なぜ最初に誠は智子を止めなかったのだろう?まっ、高橋一生さんのファンを目論んで、第1話でシャワーシーンを披露し、第2話ではヌードシーンを披露したが反響も視聴率にも影響なし。そこで、第3話は単純に出番を増やすと言う作戦か?しかし、智子を制止させなかったことで、誠のキャラもおかしくなったことに気付かないのか?

それと、本作の感想には無関係だが、高橋一生さんのファンって彼の裸を見て喜ぶような人は少ないような気がする。それに、「藤堂 誠」と言う役が彼に合っていないような気も。『わろてんか』もそうだが、所属事務所は露出を増やせば良いみたいな仕事選びはしないほうが良いと思う。

世間知らずのオバサンがご近所トラブルを運良く解決しただけ?

それにしても、冒頭からまるで刑事ドラマか探偵ドラマのような滑り出しで、強引に「陳情」と言う言葉を持ち出して話を進めていたが、「人権蹂躙」を漢字で書けなくても音で聞いて理解できない段階で主人公に共感できない。

その後は、智子は既婚者で子持ちで我が子を学校に通わせているのに、世間の現状認識不足も甚だしい展開へ。まっ、その後の展開はどうでも良いや。で結局、本作って何を描きたいのか第3話でも分からなかった。だって、市議会議員でなくても出来ることを延々と描くなら、主人公が市議である必要がない。

本作って、ごく普通の主婦が市議会議員となって世の中を変えていく話じゃないの?今回は、世間知らずのオバサンがご近所トラブルに首を突っ込んで運良く解決しただけでは?主人公の言動に共感も出来なければ魅力も乏しい。テンポも良くないし、ただただダラダラ感だけが印象に残る1時間だった。

最低限は主人公の言動に共感出来、応援したくなる魅力を

今と昭和のご近所や子育て環境の違いや、現代の貧困家庭の現状などを織り交ぜて、最後の10分で強引に政治ネタに引っ付けようとしたこと自体は、脚本的な構成は稚拙だが間違ってはいない。

しかし、物語以前の問題として、先述の通りに最低限は主人公の言動に共感出来るようにして、更に主人公に応援したくなる魅力が無ければ視聴率が伸びる可能性はないと思う。だって、出演者のお目当てさんは既に視聴済みだから、新規に視聴者を獲得するにはキャラ変更しかないと考えるのは当然では?

その意味では、前回まで大量のモノローグが邪魔だったが、今回は少なかったのは良かった。でも、その程度の改善策では到底視聴率アップも内容改善も無理。本気で改革をしないと満足度が高まることはないだろう。

あとがき

智子の最後のカメラ目線での「一人じゃどうしようもないことを何とかするのが政治家 佐藤智子。まずは目の前の人から幸せに、そして世の中全部幸せにしてみせます」と言う台詞は間違っていませんが、探偵の真似事を描くことで良いのかな?

世間知らずのオバサンがご近所トラブルに首を突っ込んで運良く解決するドラマを見たい訳ではありません。「月9」ブランドが無ければとっくに離脱しているレベルの作品。なので、次回に期待…せず傍観します。

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[拍手投稿]  愛読者さん (2017-11-06 07:55:32)
陸王 (第3話/15分拡大・2017/11/5) 感想

話の展開が本当にもどかしいですが、原作もこんな感じです。 主人公はこれでもかというくらいに襲ってくる試練を四苦八苦しながら乗り越えて、長~い小説の最後の数ページくらいで大逆転するのが原作者の小説のパターンのように思います。それでも面白いので一気に読めるのですが、連ドラだとそうはいきませんね。

かなりもの作りに情熱を注ぐかなり熱いドラマなので、見ていて疲れることもありますが、役所広司さんの抑えた役柄に少し救われています。 演出などの専門的なことはよくわからないのですが、ドラマの感想が他とは児となるアプローチで興味深く読ませていただいてます。

↓ここから管理人返信↓

申し訳ありませんが、映像作品と原作小説は基本的に比較しない立場なので、原作がどうであろうと構いません。連ドラとして面白ければそれで良いです。その意味で、役所さんの演技以外に褒める所は、今のところ殆どありません。


[拍手投稿]  アキさん (2017-11-06 13:24:42)
わろてんか (第31回・11/6) 感想

今日はまた、細かいことが目につきました。 啄子の台詞で「こんなところに住めいうんか」は「こんなとこに・・」がいいと思います。ちょくちょく標準語が入るのと、やっぱり俳優さんのイントネーションが違和感の一つ。

寄席の客呼び込みが藤吉やてんが訊ねる前なのに、客扱いでは無く、始めから怪訝な態度も変だなあと思いました、演出下手なんでしょうね。 お馬鹿な二人だから仕方ないけど、藤吉の商才なしが明らかなのに、学習なしのてんの台詞がおかしいです。、

みっきーさんの説明を読むのが楽しみで観ているのかなぁ。 忙しかった連休、ほんとにお疲れさまでした。

↓ここから管理人返信↓

船場の方言は、もうどうしようもないのでしょうね。一向に改善されませんからそれと、標準語が混在する件も脚本家だけでなく、方言指導でお金を貰っている人が仕事をしていないと言うことになります。とにかく、バカップルのお話がこの先延々と続くのかと思うと嫌になりますね。三連休の労いのお言葉、ありがとう。


[拍手投稿]  笑顔のプーさんさん (2017-11-06 13:53:37)
わろてんか (第31回・11/6) 感想

本当 芯を突いたコメント毎日拝見しております。ドラマ見てイライラして頭来て昼から先生のコメント見てなぜかスッキリする毎日です。もうドラマ見るの止めようと思ったのですが、先生のコメントが楽しみで仕方なく見てイライラしてます(*´ω`*)

本当脚本家を途中からでも変えないとダメだと思いました(//∇//) なぜNHKの上の人間はこんなのを製作段階でチェックできないのでしょうか?本当モデルになった吉本興業の創始者の人がかわいそうです(//∇//)

↓ここから管理人返信↓

先生なんて立場じゃないですよ。それはともかく。脚本家は最低でも共同執筆者を入れた方が良いと思います(事実上の解任ですが)。一人の力でどうこうできるレベルを超えていますので。そして、吉本興業はNHKに反発できないのでしょうか。いくらなんでも抗議対象だと思うのですが。


[拍手投稿]  きつねのゴンさん (2017-11-06 17:42:44)
わろてんか (第31回・11/6) 感想

みっきーさんの批評はいつも感心しています。私がイイと思うドラマはなるほどと嬉しく思いながら読みます。みっきーさんの選から漏れた作品をどう評価してくれるか知りたくなる時があり、今期で言えばNHKアシガールです。

大人も楽しめる子どもドラマとは思いますが、6・7・8話と神回が続いています。お忙しいとは思いますが、ドラマでのライテング・音楽等の解説・役者の演技・シナリオ演出の出来を知りたいです。

↓ここから管理人返信↓

基本的に、NHKのドラマは朝ドラ以外見ませんし、土曜日の夕方は家にいないので『アシガール』のことは知りませんでした。


[拍手投稿]  miiさん (2017-11-06 18:23:35)
コウノドリ[2] <第4話>の感想 ~かなり濃厚な第2弾~

みっきーさん、お疲れさまです! 濃厚版を読んで、またドラマを見ると感動が深まります!いつもとても楽しみにしていますが…体調崩されないようにしてくださいね。

↓ここから管理人返信↓

今回の感想は、自分で書いていて長過ぎて少し反省しています。でも、実はもっと掘り下げたい所があるんですよね。体調は年齢相応にポンコツですが元気です。ご心配下さりありがとうございます。


[拍手投稿]  名無しさん (2017-11-06 22:41:24)
わろてんか (第31回・11/6) 感想

お笑い の 好きな女の子が 惚れた男の家に転がり込んで 夫婦漫才師 を目指す話なら 応援できたかも知れない

↓ここから管理人返信↓

そうかも知れませんが、吉本興業を創業した夫婦がモデルですから、流石にその話は無理でしょうね。


[拍手投稿]  mogyoさん (2017-11-07 00:27:47)
わろてんか (第31回・11/6) 感想

つい 夜 みてしまった・・ ・・あぁ やっぱり・・ 気持ち悪い長屋の住人の芸に あんな笑う二人に興ざめ。 来年の春まで  どうするんでしょう。。

↓ここから管理人返信↓

ゴールは、吉本興業が出来て…と言うことでしょうが、今の状態では吉本興業が出来たから何なの?って感じです。


皆さま、またのご来訪を心よりお待ちしております。

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拍手[9回]

2017/11/11 22:50 記事更新
コウノドリ[2]

TBSテレビ系・金曜ドラマ『コウノドリ[2] 命についてのすべてのこと』公式
第4話『自然分娩 “良い母”になるリスク』の感想のかなり濃厚な第2弾
なお、原作:鈴ノ木ユウ「コウノドリ」(漫画)は未読。


研修医・吾郎(宮沢氷魚)が報告を怠ったことで妊婦の体が危険にさらされた。サクラ(綾野剛)たちがすぐに対応したため、大事には至らなかったものの、四宮(星野源)は吾郎を「使えない」と切って捨てる。そんな折、サクラは「トーラック」を希望する妊婦・蓮(安めぐみ)を担当する。トーラックとは、帝王切開の次の出産で自然分娩をすること。「リスクを伴う出産になる」とサクラは念を押すが、蓮は譲ろうとしない。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

まえがき

脚本:坪田文(過去作/コウノドリ 第7,8話) ※第1,3話
   矢島弘一(過去作/毒島ゆり子のせきらら日記) ※第2,4
   吉田康弘(過去作/プラージュ)
演出:土井裕泰(過去作/コウノドリ、重版出来!、逃げ恥) ※第1,2話
   山本剛義(過去作/Nのために、夜行観覧車) ※第3,4
   加藤尚樹(過去作/コウノドリ、ホワイト・ラボ)

一部の読者の皆さん、たいへんお待たせしました。前回の感想で書き足りないかった部分を全力でフォローする、今や恒例?となった濃厚な感想の第2弾。早速書きますね。
※第3話の濃厚版より、約1.2倍の超長文です(謝)

アバンタイトルを定型にしているからこその期待感

今回のアバンタイトルは、まず前回のラストでの研修医・吾郎が “産科の現場で使えない” 話で始まり、いつもの展開で今回のメインの妊婦さんの状況説明から始まった。こう言う部分をきちんと定型化するのって意外と大事。まず、安心感があるし、今回はどんな妊婦さんかな?と言う期待感が湧くから。

『ドクターX』は傍観型、『コウノドリ』は疑似体験型

今期同じ医療ドラマで大人気の『ドクターX』は導入部を敢えて不定形にして、“生きるか死ぬか” や “切るか切らないか” みたいなハラハラドキドキ感を煽り、あくまでも視聴者を全体の傍観者の立場で楽しませる、大門未知子を孤独なガンマンに見立てた西部劇風エンターテイメントに仕上げている印象だ。

しかし、本作は同じ医療ドラマでも、視聴者へのアプローチが全く異なる。

“如何に安全に出産を終えるか” や “出産後の育児が抱える問題” について、視聴者を半分はドラマの中に感情移入させ、半分は自身の出産育児経験に重ねさせたり未知の体験に思いを馳せさせたりと、絶妙なバランスで周産期医療の現場の疑似体験エンターテイメントになっている。

この “疑似体験気分にさせる” のがとても上手い。視聴者は、ある時は分娩台の上の妊婦になったり、医師としてカンファレンスに参加したり、育児鬱の新米母になったり、それぞれの立場でドラマに参加している気分になれるように出来ている、と言う感じだ。

「トーラック」がテーマだから "いつも通り" に大きな意味がある

なぜ、今回はこんなことから感想を書き始めたかと言うと、第4話でメインになる「トーラック」を希望する妊婦・秋野 蓮のエピソードは、蓮の出産への考え方に共感するのか、そうでないのかをハッキリさせた方が、作品をいろいろな意味で楽しめそうだと、私が考えたから。

だから、その視点でアバンタイトルの構成をもう一度考えてみると、いつも通りに始まることは大きな意味がある…と分かるのだ。

「今回はどんな妊婦だろう?」と思わせるのが上手過ぎ!

で、上手いよね。「今回はどんな妊婦さんだろう?」って見せるのが。まず、児童公園のシーンから蓮と美奈の母子関係が、何となくギクシャクしているのを丁寧に描く。そして、ギクシャクしている理由をあっさり見せずに、早くも疑似体験型らしい描写で、視聴者に自発的に模索させるように、情報は最小限で焦らしていく。

「夫の壮太が育児に非協力だからかな?」と思わせては、直後に妻の話に耳を傾ける壮太を見せて予想を裏切る。

蓮「次は 自然分娩で産みたいなって」
蓮「私が そうしたいの」

そして、この↑蓮の2つの台詞で、蓮が少々厄介な患者になるであろうことが想像できる。実はもうこの時点で視聴者の多くが、蓮の考え方に賛成派と反対派に大きく分かれ、視聴者のほぼ全員が「サクラはどんな対応をするのか?」への期待感が高まっている。

しかし、映像は、なかなかペルソナ病院にならない。視聴者は秋野家にいる蓮のペースで、夫の壮太と一緒に一方的な説明を聞かさせる。そして、面倒くさくなった壮太を見せて、視聴者の「益々意固地になるのではないか?」や「早くサクラでも四宮でも良いから受診して意見を聞いた方が良い」と焦る気持ちを高ぶらせる。

焦らせて、焦らせて…

そして、今度は今橋が医師探しに奔走するシーンを挟んで焦らす。まだ焦らせる。

更に、ここで描かれる周産期医療現場の慢性的な人手不足の問題が、「トーラック」を断る大学病院が増え、「トーラック」を実施するのは独自路線を売りにするそれなりの規模の病院に限られてきている現状(事実)に繋がって行くのだから、ここの構成は本当に良く練られている。

助産師の小松の壮太への一言が、気が効いていた良かった

そして、いよいよサクラの診察が始まる。この診察の序盤で、私が気の効いた台詞と思ったのが助産師・小松のこの↓夫の壮太への一言。

小松「男の人には 難しい話だよね」

何故気が利いているかって?だって、これまでの4話で「妊娠、出産、育児は夫婦でするもの」「性別は関係ない」をずっとテーマの1つに強く描いてきた本作で、蓮が選びたい「トーラック」は、女性、母親だからこその性別に関わる大きな悩みであり問題であることを、明示したのと同じだから。

第3話を見た人の方が、第4話をより深く感動できる

蓮「陣痛を味わって 産道を通して産むと
  子供に対する愛情って違うんですよね」

また、この↑蓮の考え方は、第3話に登場した心臓疾患の妊婦・麗子(川栄李奈)の夫・友和(喜矢武豊 feat.ゴールデンボンバー)の例の名言↓に対称的に繋がっている。

友和「痛みがなきゃ 愛情が生まれないっていうなら
   俺達 男は どうやって父親になればいいんだよ」

ねっ、深いよね。出産方法と母親としての自覚の関係性と、男女の性差による親としての自覚の違い、この人間に生まれたからこその永遠の悩ましき2つの問題が、第4話のテーマになっている。従って、第3話を見た人とそうでない人は、今回のテーマの受け取り方に大きな差があったに違いない。第3話を見た人は正解だ。

今まで以上に、今の周産期医療の問題を愛で鋭く描く

そして、予想通り?にサクラは、一方的に危険だからと「トーラック」を反対せずに患者に寄り添う答えを選択する。すると、これまた予想通り?な反応をする四宮。

四宮「いいかげん やめてくれないかな。
   サクラ、そう言うの ホント あきれるわ。
   お前のそのやさしさのせいで、妊婦はもちろん、
   俺たちも余計なリスクを背負わされているんだよ」

この↑四宮の台詞は、サクラに対して言ったものだが、実は多くの「トーラック」を断っている病院側の本音だ、きっと…。

こんな感じで第4話ではこれまで以上に、サクラと四宮を使って現代の周産期医療の問題を、愛をもって鋭く描こうとする姿勢が見えた、だから、10分にも及ぶアバンタイトルもこれまでの中で最も意欲作と見るのは大袈裟だろうか。

白川の早合点によるコミカルなシーンもメリハリには重要なアイテム

さて、意欲作のアバン、いつものメインタイトルに続いていよいよ本編(ここまでで既に感想が長文過ぎるか…)。

タイトル明け。蓮の家の家族会儀で更にドラマの深刻さを深めるかと思いきや、なんと白川の早合点によるコミカルなシーン。それに倉橋の人物紹介もさらりと終了。こう言う緩急の付け方の上手さが、1時間なのに満足感を創出するのだ。

下屋と吾郎の "若さゆえ" のリアルさ

そして今度は、何かと吾郎に突っ掛かる下屋のくだり。研修医を卒業した自分が現場で役立とうとする姿勢が少々鬱陶しいが、この “若さゆえ” が実にリアルだ。もちろん、吾郎も。

ゲストも芸達者揃いで見応えがあるのも人気の理由なのに…

場面変わって NICU。息子の一博が治療中で、あと2週間位で退院出来そうなことを知りソワソワする母の青木朋子。

演じるゲストは木下優樹菜さん。こんなことを言うと彼女のファンから叱られそうだか、『コウノドリ』は先週までの高橋メアリージュンさんのように、ゲストも芸達者揃いで見応えがあるのも人気の理由だと思っている。その意味では、私のように「なぜ木下さん?」と感じた人もいたのでは?

木下優樹菜さんは、VBAC経験者だからの出演か?

でも、彼女を知る人なら、彼女が「VBAC(少し前まで「トーラック」を「ヴイバック」と呼んでいた)」の経験者だから、第4話のゲストになった可能性はある。

だとすると、NICUに一人息子を預けたまま旅行に行ってしまう夫婦役とは、何とも本作らしくない下衆なキャスティングとも言えるが、ここは好意的に “分かる人だけのお楽しみ” としておこう。

子供を預けて旅行する夫婦への白川の正直な気持ち…

一博の容体が落ち着いたその夜。青木夫婦の行動に納得のいかない白川が、今橋に愚痴をこぼしつつ相談するくだり。まず、最初の白川の台詞↓が良いね。

白川「ちょっと理解できないです。
   こんな状況で旅行に行って楽しめんのかなあと思って」

「旅行に行く気が知れない」でなく、「旅行に行って楽しめるのか」と言う点に疑問を持ったのが。「行くな!」でなく、白川なりに患者の家族の気持ちを思い図ってはいるのだ。そして、そんな悩む白川に言う今橋のこの↓2つの台詞もジーンと来る。

今橋「そうだね。だけど それでも僕達はご両親の気持ちも
   理解してあげないといけないのかもしれない」
白川「えっ?」
今橋「僕達が一生 一博君を育てるわけでは ないからね」

病院は一時的に患者と関わる場所であると言う考え方だが、これが後に登場する白川の「託児所じゃない」と意味深に重なると捉えてみた。救急車をタクシー代わりに使ったり、蛭間の長い待ち時間が嫌だから夜間診療を利用したり、そう言うおかしな輩が未だに絶えない日本。本当にどうかしている…

自己洗脳の領域に足を踏み込んでしまったような蓮の怖さ

場面は公園。あれこれ自分に都合の良い情報ばかりを選択しては鵜呑みにする蓮が、ママ友にこんな↓ことを話す。

蓮「リスクは高いんだけど それでも
  ちゃんとおなかを痛めて産むことに
  意味があるんじゃないかなって」

蓮に対してママ友の1人が「美奈ちゃんママ すごい 頑張ってね」と無責任な発言をする。が、既に蓮の気持ちは「自分の選択肢に間違いはない!」と言う方向にどんどん向かっている。そのことは娘の美奈への一言、「ママ 頑張るからね」に象徴されている。

もはや、自己暗示を超えて自己洗脳の領域に足を踏み込んでいるような恐怖すら感じる。

「今橋貴之」の "設定の上手さと巧みさ" を解説する

カンファレンスのシーン。産科医のサクラと四宮が対立する。産科は真っ二つ、麻酔科はやや積極的な後方支援体制、新生児科は消極的後方支援体制になる。さて、周産期医療センター―はどちらを選択するのか、センター長の今橋に判断が委ねられる。

ここで、前回の感想で書いた、本作の脚本に於ける「今橋貴之」の設定の上手さと巧みさについて書いてみる。まず、今橋の結論はこうだ↓。

今橋「今回は ご家族の希望を尊重して
   トーラックを進めてあげるべきでしょう」

この今橋の決断によって、このあとにドラマチックな展開が待っているのだが、実はこれが「今橋貴之」の設定の上手さと巧みさなのだ。

今橋が「新生児科」でなく「産婦人科」の部長だったら…

実は、多くの周産期医療センターンのセンター長は、産婦人科の部長が就任している。まあ、産む人がいての生まれる子だから、産婦人科がリードすることは不自然でない。しかし、今橋は「新生児科部長」だ。生まれた子がいなければ、仕事にならない。

別に、ペルソナ病院に “白い巨塔” があると言うのではなく、産科はお母さんを、新生児科は赤ちゃんを診る診療科だから。従って、今橋が「新生児科部長」でなく「産婦人科部長」だったら、2つの命を危険にさらすようなリスクは最初から選択しないはず。だから、四宮の意見が採用される流れになってしまう。

それでは、ドラマとして困るから、周産期医療センター長の立場を、現実の病院では少ない「新生児科部長」に設定したと考える。「新生児科部長」なら、患者のためなら危ない橋を渡ることも辞さない “サクラの魅力” が、更に光ると言う仕掛けがあったことに、今更気付いたと言うわけ。もちろん、私の想像だが。

また、この設定によってすべてのリスクを最小限にするべきと言う “四宮の立場” も輝く。何とも、巧みな設定ではないか。

「白川は良い医者になるぞ」と心の中ででエールを送った

26分頃、旅行先から一博に面会に来た青木夫婦に白川がモノ申すシーン。今橋が一旦割って入りそうになるが、先日の夜の話を理解してくれたはず…と、言わんばかりにグッと堪えて白川に任せる。

白川「ご両親からの愛情を楽しみにして日々戦ってます。
   もう家族なんです。
   夫婦で楽しむことは もちろん 大事ですが
   これからは 家族で楽しむことを考えてみてください」

そんな今橋の期待に応えるように、成長した白川のこの↑一言も印象的だ。そして、更にこんな↓言葉を青木夫婦に添えてフォロー。つい「きっと白川は良い医者になるぞ」と心の中でエールを送ってしまった。

白川「次… 旅行に行くときは一博君も一緒だといいですね」

陣痛は、ドラマのようにいきなり激痛で始まらない!

我が家の周産期医療従事者が「こう言う演出は、もうドラマで止めてもらえないのかなあ」と言っていたシーンが、29分頃の蓮が台所で陣痛の痛みで蹲(うずくま)る場面。妊娠出産経験者ならご承知だと思うが、陣痛はあのようにいきなり激痛で始まるものではない。

赤ちゃんが生まれる「本陣痛」の前に「前駆陣痛(別名を「偽陣痛」)」と言う、本番の陣痛の予行練習のような子宮下部や子宮頸管の動きを柔らかくして赤ちゃんの通り道の準備をするための痛みの段階がある。多くの場合は、生理痛や下痢などの体調不良時に似た感じの痛みや、我慢できる程度の痛みがある。

もちろん、多くの初産婦さんやその家族も知識として「前駆陣痛」の存在を知っている。しかし、初産だと気が動転することもあるのは当然。そう言う時に、「いきなり激痛→陣痛→急いで病院へ」と言う今やお決まりの演出(映像)が冷静さを欠く行動を誘引すると言う訳だ。

実際に、慌てて病院に来たものの「前駆陣痛」だったと言うケースは多く、その中に「テレビドラマでやっていたから」と答える初産婦さんが多いらしい。確かに劇的だし悪気のない演出なのだが、再考の余地はあるかも。特に『コウノドリ』と言う妊婦さんに影響力のある作品では…な~んて思った訳だ。

因みに、今回は「いきなり激痛→CM→陣痛の連絡を受けた病院→急いで病院へ」と言った具合に激痛と病院搬送の間に2クッションを入れる配慮が為されていると私は解釈したが。

四宮の吾郎への先制パンチで、物語と吾郎の人生が動き出す

さ~て、わたし的に、いや読者の皆さん的にも、やっと33分の蓮の出産の時が刻々と迫り来るシーンがやって来た(パチパチ)。当然ながら、蓮の出産はとんとん拍子に進まない。自然分娩に拘る妊婦を小馬鹿にしたような言いっぷりの吾郎に四宮の冷静で正確なパンチ↓が送り出されて、物語と吾郎の人生が大きく動き出す。

四宮「サクラは子宮口が全開になるまで待ってるんだろう」
吾郎「でもカイザーのほうが
   妊婦にとっても赤ちゃんにとっても安全じゃ?」
四宮「まだ切らなくてもいいものを
   何でわざわざ急いで切る必要がある。
   そんなの優しさでも何でもない。
   それで生まれてお前は心からお母さんに
   おめでとうって言えるのか?」 吾郎「…」
四宮「自分の目で確かめてきたらどうだ」

このあと、夜の陣痛室のシーンがある。蓮の娘・美奈がトイレに行きたいと言い出した時に、サクラと下屋が壮太と美奈とすれ違う場面で、何気に下屋が壮太にトイレの方向を指さす演技がある。私は演技指導と言うよりも松岡茉優さんのアドリブに見えたのだが、こんなところでも本作の丁寧さが垣間見られる。

吾郎が壮太に毛布を持って来る演出を、私なりに解説

吾郎が陣痛室にやって来る。時計は午後7時20分23秒。待ちくたびれて眠ってしまった美奈に寄り添う壮太が待合室にいる。そこへ、毛布を持った吾郎がやって来る。昼間には「屋形船?」と2度も小松にツッコミを入れられていた壮太が、吾郎にふとこんなこと↓をこぼす…

壮太「まさか…こんな大変だとは思いませんでした。
   女性は命がけで出産に立ち向かっているんですね」

吾郎はあまりの自分の認識の甘さに愕然としたように、その場を立ち去ろうとすると、そんな吾郎の後ろ姿に壮太が立ち上がって声を掛ける…

壮太「先生。先生達も大変ですね。
   僕達夫婦のわがままを聞いてくれて
   本当にありがとうございます。

最初は少し吾郎を斜め上から見下ろした感じのカメラアングルで「絶望」を表現し、そのままカメラが下に下りて行き天井がたくさん映り込み結果的にカメラが吾郎を見上げるアングルになって「希望」を表す。王道のカメラワークだ。しかし、次の廊下を歩く後ろ姿の吾郎の編集が洒落ている。

1カット目は廊下の先の光る方向(これが「希望」を表す)へ真っ暗な後ろ姿がゆっくりと歩く。2カット目はカメラを切り返して吾郎の正面を捉えるが、吾郎の顔は(照明的に)暗いまま。しかし、吾郎の足が少しずつ速くなり、やがて昇って来た朝日(これも「希望」)とオーバーラップ。吾郎が変わった瞬間だ。

蓮、美奈、壮太の3人のギュッと握られた手のアップが印象的

翌朝の分娩室。やはり分娩が進まない。サクラが蓮にカイザーの提案をする。しかし、一向に蓮の頑なな自然分娩への拘りは微動だにしない。なおも丁寧に説得を続けるサクラ。でも、蓮の決心は固い。すると、苦しみ涙ぐむ母親の姿を一晩見ていた娘の美奈が泣きながらこう↓言う…

美奈「ママは頑張ってる」
 蓮「えっ?」
美奈「ママ 頑張ってる」

そして、壮太も蓮に声を掛ける…

壮太「帝王切開にしよう。もう十分 頑張ったよ。
   蓮はいい母親だよ」

サクラが蓮の意思を最後まで尊重し、そして本当の最後の最後には夫と娘、家族の言葉が母であり妻の蓮の気持ちをついに動かした。蓮、美奈、壮太の3人のギュッと握られた手のアップが印象的だった。そして、3度目の小松の「屋形船」のツッコミで私たちの肩の力も抜ける。助産師・小松、恐るべし(笑)

宮沢氷魚さんが目で吾郎の心情を魅せた芝居は見事だった

42分。分娩室の前で吾郎の人生の分岐点が、サクラのこの↓一言で突然訪れる。

サクラ「吾郎君」
吾 郎「はい」
サクラ「前立ちしてみる?」
吾 郎「えっ?」
下 屋「何言ってるんですか?」
吾 郎「でも僕 やったことないですけど」
サクラ「僕がヘルプするよ。
    それとも ここでの研修はもう終わりだから
    その必要ない?どうする?」
吾 郎「やります」
下 屋「はっ?」
小 松「破水しました羊混あります」
サクラ「はい」
下 屋「吾郎先生、本気でやらないと許さないから。急いで」
吾 郎「はい」

ここまで引用してしまったら、私が補足することは殆ど無い。しかし、言葉では表現できない部分で、このシーンでの赤西吾郎役の宮沢氷魚さんの演技、特にマスクをしているため目だけで吾郎の心情を表現しなければいけない状況下で、素晴らしい芝居を魅せてくれた。

因みに、宮沢氷魚さんは、元THE BOOMのボーカリスト宮沢和史さんとタレント光岡ディオンさんの長男で、2017年3月に大学を卒業したばかり。ドラマは本作が初出演らしい。確かに顔はお父さん似かも?最近、二世タレントの不祥事が続いているが、是非宮沢氷魚さんには今後の活躍に期待したい。

吾郎の成長と蓮の気持ちの両方に寄り添うサクラが感動的

分娩室。吾郎が蓮のお腹を押して、無事に赤ちゃんが産まれた。完全な新生児が画面に映ったのもビックリしたが、吾郎の覇気があるこの↓言葉を聞いた下屋もサクラも驚く。

吾郎「おめでとうございます!本当におめでとうございます!」

これまでクールで俺は関係ないとしていた吾郎の熱い瞬間。そして、主治医のサクラが蓮に声を掛ける…

サクラ「秋野さん、赤ちゃんもこんなに頑張ってくれた
    お母さんに感謝しています。
    どう産んだかよりも どう思って産もうとしたか
    その思いはきっと赤ちゃんに伝わっています。
    美奈ちゃんにとっても、そして赤ちゃんにとっても
    秋野さんは 世界一のお母さんなんです」

まあいいタイミングで新生児役の赤ちゃんが泣くものだ、とディレクター目線で見てしまったが。とにかく、良く出来ている。出産シーンなのに妊婦を前面に出さず、あくまでメインは周産期医療従事者であることを忠実に守りながら、吾郎の成長と蓮の気持ちの両方に寄り添うサクラがしっかりと感動的に描かれていた

下屋の「いつも笑顔で」の "もう1つの意味" を考える

カイザーのオペが終わって休憩中のシーン。

小林「初の前立ちの感想は?」
吾郎「今日の赤ちゃんを初めて見たときの
   家族の幸せそうな顔は特別でした。
   だから疲れも吹っ飛びます」
下地「今回もね 妊婦さんの希望を尊重してあげられたからこそ
   ご家族の幸せそうな顔が見れたんだよ」
吾郎「はい」
下地「いつも笑顔でいなきゃね。
   そうじゃないと 普段から妊婦さんにも ご家族にも
   優しくなれないから」
四宮「まあ 優しさにも ほどがあると思うけどな」

医療従事者は疲れるとよく言う。過酷な労働条件もあるが、実は仕事以外の実生活を100としたら、病院勤務中は120位のテンションを保つ必要があるそうだ。なぜなら、患者さんたちは80、いや50以下のマイナスの状況で病院にやって来たり入院したりしているから、通常の100では患者さんに引っ張られて100を保てないのだそうだ。

そして、中でも産科勤務の人たちは更に140位のハイテンションで妊婦さんたちに接するらしい。何せ、妊婦は病人でなく健康な人たち。だから妊婦さんは蓮のように100以上のテンションで病院にやって来る(ことが多い)。そんなことを知っていると、この↑下屋の「いつも笑顔で」の意味も重みを持って来るのではないだろうか。

「ふんっ!」と鼻であしらった四宮が印象的なラストカット

終盤は、BABYのピアノ演奏で、ペルソナ病院の周産期医療センターで働く医師たちの悲喜交々を静かに描く。夜の屋上の場面では、電話の向こうで嬉しそうな顔の吾郎の父親の顔が思い浮かんだ。また、久し振りに自宅に帰った今橋は、何とか娘のと関係も何とか修復したようだ。ここでも親と子の絆が優しく描かれた。

「医者の中でも産科医だけがおめでとうって言えるからね」と言う台詞も良かったが、やはり本作でここぞと言う時に良い台詞を言ってその場を持って行くのは今橋先生。今回では、四宮が産科医の息子であることも明かされたラストシーンでのこの↓今橋の吾郎への応援歌的な一言が良かった。

四宮「もう戻ってこなくていいからな。
   せいぜい そっちで頑張れよ ジュニア君」
今橋「吾郎先生」
吾郎「はい」
今橋「四宮先生の期待に応えなきゃね」
吾郎「頑張ります」

そしてそして、サクラの「よっ 初代ジュニア君」に対して、「ふんっ!」と鼻であしらった四宮が印象的なラストカットだった。

いやぁ、昨日の仕事の帰路から書き始めて、細切れで10時間位かかってしまいました。書くのも難儀でしたから、さぞ読者さんも最後まで読むのは大変でしたでしょう。最後まで下さりありがとうございました。今回も名シーン、名セリフの数々に感動しましたね。

最後に。先日の第4話の濃厚版の予告だけの感想に 34回ものWeb拍手を頂きありがとうございました。第3話の濃厚な感想には、たくさんの共感を頂きました。第3話に続き、この第4話も濃厚版の感想で、本作の感動が蘇り深まると良いのですが。引き続き当blogは、『コウノドリ』を全力で応援します。

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【自己紹介】
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