ひよっこ （第155回・9/29） 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』（公式）
第26週『グッバイ、ナミダクン』 『第155回』の感想。


※ 本作は、9/4 にクランクアップ（撮影終了）しています。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。

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1968年9月。東京に戻ってきたみね子（有村架純）のもとに、ちよ子（宮原和）から相談事の手紙が届く。テレビ番組「家族みんなで歌合戦」にこっそり申し込んだが、家族で上京する費用はどうすればよいのかという、かわいい悩みだった。みね子の秘策で、なんとか東京に来ることができた谷田部家と宗男（峯田和伸）と滋子（山崎静代）。テレビ局のスタジオで出番を待っているうちに、どんどん緊張は高まっていき…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

最終回直前回なのに、冒頭からいろいろ引っ掛かる…

N「あかね荘には 久しぶりに コスモスの乙女たちが」

なんか、冒頭から引っ掛かるね。「コスモスの乙女たち」と言う言い回しは、第20週『さて、問題です』の第115回で一度だけ唐突に使われた表現。別にどうでも良いのだが、あかね荘なのだから「乙女寮シスターズ」で対比した方が良さそうな。まっ、本当にどうでも良いのだが。

優子(N)「私 おなかの中に赤ちゃんができました」

そして、前回の感想で大胆な提案とした、実が「実は、美代子のお腹ん中に4人目がデキたんだ」と言うのを、まさかここで優子が代弁するとは！ 岡田惠和さん、ここで書けたのなら、どうして前回で思いつかなかったのだろう。残念…

それにしても、みんなで「秋田に行く」と言っていたが、彼女たちの経済状態はどうなっているのだろ？みね子と同じように “仕送り地獄” から解放されたのか？そう言う部分を全く描かず、女子会と金銭以外の近況報告ばかり描くから、本作で一番描くべき大切な「お金」が蔑ろになって、このザマになる。あーあ。

みね子が中心で乙女たちとﾅﾎﾟﾘﾀﾝを作れば良かった…

みんながスパゲッティナポリタンを食べているが、いつの間にかあかね荘は、誰かが全員の昼食を作る決まりでも出来たのだろうか？せめて、みね子が中心になって乙女寮シスターズと賑やかに作りながら、「彼氏に教わったの」と自慢して、みんなが突っ込みながら、今回の引越しのくだりもやったらよかったのに。

やはり、前回の広々とした奥茨城でのシーンを見てしまうと、乙女寮のシーンは全員座りっぱなしで喋るだけ。だから、派手目の劇伴で盛り上げる。そうすると、更に画が安っぽくなる、の繰り返し。何が「新展開」だか…。騒ぐほどのことか！

帰省したみね子に、ちよ子が相談すれば良かったのに…

さぁ、今回で一番違和感を覚えたシーンが、ちよ子の手紙。これ、脚本家はどうしても谷田部家を上京させたいの、ね。それは先日以来私が言っている [妄想] の通りの展開になるから当然だが。とにかく、上京させたい。だとしたら、なぜ前回でみね子が帰省した際に、ちよ子に話させる展開にしなかったのか？ってこと。

まあ、未成年が親に内緒で歌番組に応募して当選してしまうのもどうかと思うが、これは時子のコンテストの裏返しだから良し、としよう。でも、ここは、実がみね子宛の手紙を書いているのを見て、ちよ子も書くか、「お姉ちゃんが来るなら、相談しよう」のくだりの方が自然な流れで良かったのでは？

みね子が靴下から1万円を出すのも、奥茨城が良かった

もちろん、脚本家は手紙を2度に分けることで、みね子がすずふり亭のみんなと驚く、と言うシーンを入れたかったのだろうが。演出的に、何の動きも無い座ったままで、劇伴だけが寂し気に盛り上げるだけだから、みんなの “乾いた笑いと笑顔” が映っただけ無かった方が良かったような。

だから。絶対に前回で帰省した時に、ちよ子がみんなのいる前で「実は…」と切り出して、みね子も「実は…」と靴下から1万円札を出した方が盛り上がるよね。だって、場所がすずふり亭だと “だだ驚くだけ” になるが、奥茨城ならば、みね子は “やっぱりしっかり者の長女だね” と言うことを、全員で盛り上げることが出来るし。

数年前のみね子と茂の回想シーンだって、すずふり亭のシーンの中にインサートすると「単なる説明」になるが、奥茨城の中に入れれば「じいちゃんと孫の良き思い出」になる。もう、そう言うことも脚本家は分からなくなっていると言うことだ。あと、旅費が1万円で足りるかどうか、みね子が調べるくだりも欲しかった…

「谷田部家の夢」も奥茨城の秀俊の前でやったら良かった

そのあと、「谷田部家の夢」の話に進むよね。ここも、奥茨城の谷田部家でやったら良かったね。どうせみね子と秀俊は最終回で結婚届を出すのだから、先日のお茶を濁したようなプロポ―ズをもっと活かすべきだったかも。例えば、実からの手紙を受けて、「みね子の両親に一度挨拶を」と秀俊もみね子と一緒に奥茨城へ行く…

そこで、すずふり亭のマッチ箱の話が出て（実がマッチ箱にどう反応するかは描けないが）、秀俊に「すずふり亭に来るのは大歓迎」を言わせれば、秀俊も谷田部家とご縁が出来て、最終回で谷田部家がすずふり亭を訪れる時も、省吾たちとは違う立場、そう、みね子と同じ立場になるから、面白味も増すに違いない。

更に、今回でのあの “すずふり亭でのイケメン秀俊の笑顔” を見た谷田部一家が、笑いながら大きく一安心するなんてカットがあったらベストだったね。これまた残念。そして、ここでも「2年半の不適切な関係」が未解決状態なのが足を引っ張る…

正式なﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞも、奥茨城でｻﾌﾟﾗｲｽﾞさせても良かった

そして、155回を抜け目なく見ている私にも、お互いが何処に惚れて愛し合い「結婚しよう」「うん」に至ったのか全く理解できないヒロインの人生の一大イベントがやってきた。タイミングが悪いね。確かに、みね子が家族のことを楽しく話しているのを見て、早くに父親を亡くした秀俊が…も分からなくもないが。

でも、そう言うきっかけだったら、やはり奥茨城で幸せいっぱいの谷田部一家の姿を見た時に、美代子たちの前でサプライズのプロポーズにしてしまうのもアリだったね。むしろ、その方が「騒動」として正しいかも？何せ、前回なら君子もきよも宗男も、次郎までいたから、騒ぐには最高のメンバーが揃っていたものね。

みね子「幸せもんだなぁ 私」

そんなタイミングのもったいなさを感じている時に、みね子のこの↑台詞だ。何の苦労も無く東京で4年、その上つい最近仕送りも送らなくて済むようになったら、「あー、らくちん」と言っているように見えてしまった。まあ、ヒロインは必ず苦労しろとは言わないが、ここまで何もないと………面白味が無い。

人物に大きな動作が加わると、映像自体が説得力を持つ

それにしても。今さら言ってもしょうがないが、4年前みね子が上京した時に中学に入学したちよ子は高校生になっているはずだが、ニワトリを抱えているちよ子も進も成長が止まっ………いいや。

気を取り直して、感想を書くぞ。久し振りに見た茂じいしゃんの余所行きの羽織姿。前回見た時はまさまこんな体たらくの作品になるとは…。おっと、気を取り直したのだったね。やはり、人物に大きな動作が加わると映像自体が説得力を持つのが分かる。歩きながら歌うだけで谷田部一家の思い入れが伝わるものと言うことだ。

失踪が2週間位なら,世津子は "父親の命の恩人" になれた

控室（前室）と言うかスタジオの隅にいる谷田部家。実がこんな↓ことを言う。

実「楽しくやっぺ 谷田部家らしく」

父親として至極当然の台詞だが、やはり世津子との「2年半の不適切な関係」が、きれいに片付いていないから、この台詞も中途半端に聞こえてしまう。せめて、失踪期間が2週間位であれば、まだ良かった。ちょっとした事故、行方不明で済ませたから。そうすれば、世津子も谷田部家にとって “父親の命の恩人” になれただろうしね。

実「最高の 世界一の家族です。自慢の家族です！」

そうしていたら、この↑実の言葉にも重みと深みと温かみが増したと思う。そうなれば、世津子が出番待ちの谷田部一家に応援しに会いに来てもいいよね。「みね子ちゃん（時子もアリだね）から聞いていたので」と。大女優が応援に来るなんて、正にサプライズ。朝ドラって、こう言うものじゃないのかな？

あとがき

うーん。岡田惠和さんらしくない崩壊状態ですね。前2作の朝ドラは見ていないので、民放の連ドラとの比較になりますが、ここまで台詞にリアリティーが無く、そもそもプロットの段階で筋が通らないような作品を書く人ではないと思っていました。演出もどんどん雑になって来ましたし。やはり現場で何かあったのでしょうか？

最後に。大胆な構成案を提案した前々回に続き、前回の「4人目」の大胆な提案の感想に、99回ものWeb拍手とたくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。みね子と秀俊のプロポーズを私の提案のようにして、もっと効果的に活かせばヒロインの存在価値が上がったのに、これではただの「へそくり」と「付き添い」の係ですよ。

「クマ？」と驚くタイミングも不自然でしたね。最後の歌のシーンの切り方も雑に感じました。でも、泣いても笑っても明日が最終回。みね子と秀俊が本籍地をすずふり亭にして、省吾と愛子と婚姻届を書く。実の記憶がなぜか重箱だけ思い出す。そして食べるのはカツサンドでもなくビーフシチューでもなくハヤシライス。さて、幾つ当たるかな？

     
   
   
     

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【これまでの感想】
●[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”（2017/05/04）
●[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)（2017/05/14）
●「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…（2017/05/28）
●「ひよっこ」の“青天目澄子”と演じる女優・松本穂香に注目してみた（2017/06/05）
●「ひよっこ」は視聴者の“好意的な解釈”に頼らないで欲しい（2017/06/12）
●ひよっこ 総集編（前編） （2017/7/8） 感想
●奇跡のコラボ 「ひよっこ」の三男が「コード・ブルー2」に出演していた （2017/07/12）
●「ひよっこ」のオープニング映像が、後半戦から一部変わってます （2017/07/20）
●SONGS「SONGSスペシャル 桑田佳祐」 （2017/8/24） 感想
●NHK「うたコン」での桑田佳祐さんとひよっこのコラボ （2017/08/29） 感想
●「ひよっこ」“異例”の9月ズレ込みでクランクアップ やはり騒動は現場でも起きていたのか？（2017/09/04）
●「ひよっこ」 最終週前に脚本家の愚痴?を公開するのは反則!（2017/09/21）
●「ひよっこ」 最終週は? 脚本家「登場人物みんなが少し幸せになっている」（2017/09/25）

第1週『お父ちゃんが帰ってくる！』
1 2 3 4 5 6
第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
7 8 9 10 11 12
第3週『明日（あす）に向かって走れ！』
13 14 15 16 17 18
第4週『旅立ちのとき』
19 20 21 22 23 24
第5週『乙女たち、ご安全に！』
25 26 27 28 29 30
第6週『響け若人のうた』
31 32 33 34 35 36
第7週『椰子（やし）の実たちの夢』
37 38 39 40 41 42
第8週『夏の思い出はメロン色』
43 44 45 46 47 48
第9週『小さな星の、小さな光』
49 50 51 52 53 54
第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
55 56 57 58 59 60
第11週『あかね荘にようこそ！』
61 62 63 64 65 66
第12週『内緒話と、春の風』
67 68 69 70 71 72
第13週『ビートルズがやって来る』
73 74 75 76 77 78
第14週『俺は笑って生きてっとう！』
79 80 81 82 83 84
第15週『恋、しちゃったのよ』
85 86 87 88 89 90
第16週『アイアイ傘とノック』
91 92 93 94 95 96
第17週『運命のひと』
97 98 99 100 101 102
第18週『大丈夫、きっと』
103 104 105 106 107 108
第19週『ただいま。おかえり。』
109 110 111 112 113 114
第20週『さて、問題です』
115 116 117 118 119 120
第21週『ミニスカートの風が吹く』
121 122 123 124 125 126
第22週『ツイッギーを探せ！』
127 128 129 130 131 132
第23週『乙女たちに花束を』
133 134 135 136 137 138
第24週『真っ赤なハートを君に』
139 140 141 142 143 144
第25週『大好き』
145 146 147 148 149 150
第26週『グッバイ、ナミダクン』
151 152 153 154

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拍手コメントへ返信 （2017/9/28の分）

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます！

いつもドラマや映画の感想にご賛同のWeb拍手やコメントを頂戴し、ありがとうございます。もちろん厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになります。
なお、"拍手コメント"にお返事をする機能が無いため、基本的に翌日以降にこの場でお返事を差し上げます（謝）

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[拍手投稿]  さとこさん （2017-09-28 09:39:17）
ドラマ特別企画「テミスの剣」 （2017/9/27） 感想

楽しめました。上川さんの２０代新婚さん役は、映像的には、えっ！と思いましたが、後半は特に楽しめました。テーマは重いですが、正しさや生き方について考えさせるドラマでした。

↓ここから管理人返信↓

堀内敬子さんの20歳代は厳しかったですね。でも、全体的には良く出来たドラマでした。

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[拍手投稿]  ぴあすさん （2017-09-28 12:27:27）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

4人目できました！ そうだよね。この一言で、今までのもやもやが吹き飛んだかもしれない！ みっきーさんに1票！

↓ここから管理人返信↓

雨男が消えて、実になって、美代子と夫婦になりました…と一言で表現するなら、「4人目」が一番分かり易いですよね。経過を描かず結果だけ見せる本作には、ピッタリだと思うのです…

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[拍手投稿]  ストライプ・ママさん （2017-09-28 13:14:17）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

良いですねえ、妊娠説。これくらいの爆弾落とさなきゃ救われません。ついでに高子さんもおめでたって事で良かったのではと思います。

↓ここから管理人返信↓

「おめでた」で締めくくるなんて良いですよね。

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[拍手投稿]  栗ごはんさん （2017-09-28 13:20:28）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

美代子に４人目！！！ それしかない！丸く収まる(笑) で高子も実は妊娠してて、子供は同級生になる。母の会だ。

↓ここから管理人返信↓

高子が妊娠していても良いんですよね。太っているのは実は妊娠です…って。

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[拍手投稿]  いちすけさん （2017-09-28 13:32:57）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

おっしゃるとおり全然すっきりしません。 それよりカチンときてしまいました。 「もう仕送りはいらない」「あとはみね子の自由だ」 大事な３年を返してから言え。これまでの仕送りを返してから言え。 母の言葉ならともかく雨男が何の義理で言えるのか。

とは言うものの、みね子が仕送りのためにすべてを犠牲にしていたようにも見えなかったけれど。 最後のモノローグのように、みね子はこのドラマに不要だったとか。 これは脚本家の失敗宣言と受け取りましょうか。

↓ここから管理人返信↓

みね子が仕送りしているよう見えたのは、1年間12回もあったかな？と言う描写しかしておらず、今回のくだりは不自然ですね。いずれにしても、なんか強引な最後になりそうですね。

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[拍手投稿]  アキさん （2017-09-28 14:21:49）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

こんにちは。実さんが「四人目ができたぁ！」ともし言ったら、視聴者は「えぇー##」となると思いますし雨男のモヤモヤも吹っ飛んでいたでしょう、みっきーさんのアイデアはいつも読んでいて楽しいです。

まだまだ子だくさんの時代ですし、そういう時代に生きたみね子や登場人物(人数多くて描き切れないですが）の中身を丁寧に描かけばよかったのになぁ。今回は奥茨城編になってちょっとホットはしましたが、また大勢で騒いでると思うと？？しみじみと感じる場面もなく、それはそうと宗男の嫁しずちゃん(役名忘れた）いましたか？

↓ここから管理人返信↓

結局、「赤坂編」での「○○会議」や「○○の会」があまりにも、内容の無いものだったので、奥茨城でみんなが騒ぐのも同じように感じるようになったんですね。山崎静代さんが演じているのは「滋子（しげこ）」です。今回のあの場には、いなかったと思います。

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[拍手投稿]  zakiさん （2017-09-28 15:46:43）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

みっきーさん、こんにちは。毎回楽しく拝見しています。ひよっこが始まった頃は本当に待ってましたと声をかけたくなるようなドラマでしたね。さて、ここまで来て、私が思うことは、

①４年も東京にいるのに、茨城弁が抜けないみね子が変であること。②ツイッギーそっくりさんで優勝しただけで女優になれた時子が変。③谷田部家が農協に借金があったというが、大きな農機具も買っていないのに理由がわからない。そんなことを思いながらみていました。この際、そんなことはもうどうでもいいです。

最終週の今日この頃はさしずめ宝塚のフィナーレのようにいろんな登場人物が出てきてやっつけ仕事のオーラが漂っているんですが、素人が思うには完成した脚本があってのドラマ作りだったら、最後の週にこんなにめちゃくちゃにならないとおもうのですが、みっきーさん、脚本っていつ完成しているんでしょう。あと、新朝ドラは大阪で作るようですが、前回の演出家がまた担当するのでしょうか。

↓ここから管理人返信↓

全てに賛同したい所ですが…

【1】10年以上も東京に住んでいて、青森弁が抜けない知人がいます。それに、みね子は、所々茨城弁が出てますよ。4年で完全に抜ける方が不自然では？
【2】優勝の「賞品」が「女優デビュー」や「ドラマ出演」ならあり得ますよね。
【3】苗を買ったりで、借金がちりも積もった可能性はありますよね。

普通の週1回の連ドラでも、例えば、その週の放送日の3日前に撮影が終わり、放送日の前夜に編集なんてこともあるそうです。朝ドラの場合は、放送開始の3か月前ほどから撮影を開始し、最終回の1か月前に撮影終了が一般的ですよね。となると半年間の放送分を8か月で撮影編集していることになります。

約1.3倍の速度で追い掛けているので、よほど筆が速い（書くのが速い）脚本家が書きためた状態で撮影をスタートさせないと、すぐに放送が追いついてしまいますよね。また、例年では8月末に撮影が終了するのに、岡田惠和さんの脚本が出来上がるのが遅くて、9/4と1週間ほど撮影終了が遅れました。

従って、言い方は悪いですが「自転車操業」のような感じだったのではないでしょうか？要は、最終週の状況など誰も知らずに撮影を続けていたと。また、朝ドラは、似たシーンはまとめて撮影してしまうので、一度撮影してしまうと、あとから変えにくいですよね。従って、どうしようもなく可能性もあります…

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[拍手投稿]  それそれ！さん （2017-09-28 16:31:44）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

「四人目」 名案過ぎて、焦ります(；゜∀゜) 今日の放送、モヤモヤしつつ丸め込まれそうになっていたけど、目が覚めた！

↓ここから管理人返信↓

名案でしょ！？

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[拍手投稿]  匿子さん （2017-09-28 17:10:16）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

ブログの中に私などの意見を取り入れていただき恐縮です。 谷田部家に新しい家族が増えるという話、素敵です。それならば観ているこちらも一緒にお祝いしたくなったかも。

実さんは登場するたびに少しずつ雨男から実さんへと変化していきました。そして今日は茂さんから家長として挨拶を任せられ、堂々と谷田部家の頭として発言する姿に、うっかり実さんが記憶喪失であることを忘れそうになりました。

術中にはまり、誤魔化されるところでした。 どうせ2年半の同棲をうやむやにして誤魔化されるならば、新しい家族を迎えることで「なしに」してくれた方が明るい未来があるように思えます。

これから赤ちゃんが産まれたりしたら現実には家計的に苦しいかもしれませんが、本当の意味で、「谷田部家に起きた不幸な出来事をなしに」できたかもしれません。 残り二日でそんなミラクルは起きませんかね。どうか起きてほしいです。

↓ここから管理人返信↓

要は、一番大きな嘘をついて、それまでの小さな嘘を全部消してしまうと言う作戦です。これなら、文句の言いようがないでしょ？だって、実（中は雨男だけど）と美代子が一線を超えたんですから。謂わば「新生デキ婚」ですよ。こんな手を使わない限り、いつまでも実のフリをしている雨男をのさばらせるのは良くないと思います。

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[拍手投稿]  名無しさん （2017-09-28 17:52:20）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

4人目発言衝撃的ですね！みね子思わず「え～」（o?o）娘としては、かなりのショックでしょうか…。ポットマムを2倍にしないと家計が大変そうですね！ みね子は時子から連絡ないと言うことはドラマの共演は知らないって事ですよね？世津子から聞いていないのでしょうか。少し疑問に思いました。

↓ここから管理人返信↓

みね子は、世津子と時子の話はしていないと言うことですよね。今日のみね子の反応は。だから、取って付けたエピソードだと言うんです。全部、脚本家の泥縄なんです。連続性が担保されていない作品を、「連続テレビ小説」と言うのですから、適当ですよね。

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[拍手投稿]  まるさん （2017-09-28 21:44:06）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

美代子さんの年齢が分かりませんが、既に3人産んだ経産婦なら40過ぎて出産することも非現実的ではないですね。 確かにそうしたら谷田部夫婦が「大丈夫」ってことがハッキリ分かります。

感想掲示板等を見ると、最終週で感動しきりな人もそこそこいるようで(^^;)つくづく感じ方は人それぞれだなぁと思います。 奥茨城の人達が出てくるとやはりぐっとくるけれど、それ以外がもう…。

話は変わりますが、みっきーさんも読者さんも「なんか、なんかなぁ…」と頻繁に使われていて、べっぴんさんてある意味凄いなと思っています(笑)そのセリフしか心に残ってませんが

↓ここから管理人返信↓

大女優が記憶喪失の男を世間に隠して2年半も軟禁生活をしていたことが、「なし」になっているドラマに、非現実的も何もありませんよ（笑）。『べっぴんさん』の直後の作品だからと言うだけですよ。『とと姉ちゃん』の直後なら「どうしたもんじゃろの～」と書いてますよ。ただ、本作にはそれすらありませんが（困）

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[拍手投稿]  まりもさん （2017-09-28 23:53:19）
ひよっこ （第154回・9/28） 感想

みっきーさん、こんばんは。 仕送りのくだりは違和感しかないですね。説得力ゼロ。社販で素敵なブラウスを買いたくても我慢したあの頃の感じが継続していれば、やっと仕送りから解放されるね、頑張ったね、みね子。と思えますが。

それにお花ビジネスが軌道にのるまで、もう少し仕送りして貰った方が安全では？ ４人目、いいと思います！ヒデとの仲をひやかされてみね子が照れていましたが、みよ子が真っ赤になって照れた方がよっぽど盛り上がると思う。そのくらいのインパクトがあっても面白いですね。

それにしても、奥茨城に舞台を移すと、本当に別のドラマのようですね。BGMもチャラチャラしてないし、画面も美しいし、役者さんも違うからかなあ。

↓ここから管理人返信↓

奥茨城が舞台になるとマシなのは、それぞれのキャラクターが魅力的で個性的で、それを演じる俳優さんたちも中堅以上の実力者だから、視聴者に登場人物が根付いているからです。更に、「奥茨城編」では登場人物をしっかりと描くために物語が存在しました。

「向島電機編」では、まず俳優さんたちが若い人ばかりになりました。「赤坂編」では騒動ばかりになりました。それが違いではないでしょうか。

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ひよっこ （第154回・9/28） 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』（公式）
第26週『グッバイ、ナミダクン』 『第154回』の感想。


※ 本作は、9/4 にクランクアップ（撮影終了）しています。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。

---

奥茨城に帰ってきたみね子（有村架純）は、家の畑に咲き乱れた花々を見て驚く。「谷田部家は変わっていくんだ」と決意を伝える、実（沢村一樹）。そして、手伝いに来ていた宗男（峯田和伸）や滋子（山崎静代）ら家族みんなの前で、ある提案をする。それを聞いたみね子は、うれしさと寂しさが入り交じった、不思議な気持ちになり…。その夜、角谷家の高子（佐藤仁美）や助川家の人々が訪ねてきて、谷田部家の新しい門出を祝う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

そもそも "本作" が "お花畑" みたいなものだから…

前回で感動した「お花畑」も、1日経つと「あれだけの花の量で足りるの？」と言う思いが沸々と。私の家の近所でも兼業農家で生花栽培している所があるが、あんな小さな規模でない。まあ、時代が違うし、そもそも本作そのものが “お花畑” みたいなものだから、現実との比較は謎を深めるだけ。この位にしておこう…

早苗より、乙女寮シスターズや綿引の近況を知りたい

みね子の「新制服デザイン提案」の時は、これまで全く見せなかった絵の才能でデザイン画が登場しただけ。秀俊の「新作メニュー開発」の時は元治がアーモンドスライスをしただけ。それなのに、実の「生花栽培」は正に「谷田部家 生花栽培計画会議」を丁寧に描写ってか（苦笑）

更に、超が付く程の不自然さで早苗からのエアメールのインサートカット。こんなの入れるなら、もっと別の機会に乙女寮シスターズや綿引さん近況報告葉書でも挿入した方が物語が広がるのに。この度の会議にしても絵葉書にしても、もっと別の機会に労力を注ぎ込んだ方が良かったのでは？悪くはないけど、残念だ。

花も実の決意も悪くないが、仕送りの件が唐突過ぎる

さて。そもそも谷田部家には農協などに借金があり、その返済のために実が出稼ぎをしていた。中盤で美代子が東京の百貨店に洋服を卸している、とのくだりも描かれたが、やはり実が失踪していた2年半は、みね子の仕送りで “実が稼いでいた分” を補えていたのか？が、殆ど描かれなかった。

まあ、「みね子＝仕送り」のイメージは、5月頃の向島電機の乙女寮に業者が社内販売にやって来た時以来、ほぼゼロだから、実がこのように↓「再出発」の宣言をするのは良しとしても、「みね子に仕送りをしなくて良い」と言うのは、やはり唐突な気がする。

実「豊かに 俺たちは なんだ。…のつもりだ。
で… 今月から仕送りはしなくていいぞ」

そして、何度も書いて恐縮だが、実が谷田部家の主（あるじ）であることを強調すればするほど、まだ実の記憶が戻っていないことや、そこにいる実は世津子との「不適切な関係」の記憶が残る雨男が演じていることが、どうしても頭に浮かんで来てしまい、誠にスッキリしないし今朝の天気のように晴れない…

新生みね子＝2017年からﾀｲﾑｽﾘｯﾌﾟした女優・有村架純

みね子が野道から花畑まで歩きながら、自分の役目に区切りがついたことへの、ある種の達成感と寂しさを吐露するシーンがあった。実の決意と谷田部家の未来を描いたシーンでもあり、みね子の台詞も悪くないから、本来ならグッと来るはずなのだが…

なんだろな。今朝のNHK総合の放送は「関東で大雨」のL字型画面。更に子画面の中のみね子の頭上に、時々ティッカー（緊急用字幕）が表示され、どうしても “現実” がチラつく。こうなると、以前から読者さんから意見を頂戴した通り、「新生みね子＝平成29年からタイムスリップして来た女優・有村架純」に見えてしまう。

昭和43年のファッションと言えば、「ミニスカート大流行」、「男性の長髪大流行」、「サイケデリック・モード」が特徴。なのに、一番サイケなはずの宗男が普通の恰好。みね子も地味な白のブラウスに水色の中途半端な丈のスカート。みね子の衣裳だけでも、もっと当時の若い女性に見せれば、印象だけは違ったと思うが…

奥茨城の人たち "だけ" のシーンだからこその大胆提案

さて。黒崎演出らしい田んぼの案山子を入れ込んだ谷田部家全体の夕景カット。そこに集まる奥茨城の人たち。高子を含めて、改めて一堂に会すると1人1人が強烈なキャラクターたちであった（ある）ことを思い知らされる。

明らかに、数カットしか登場しない「イチコ」よりも、出番は多いのに印象が薄い「あかね荘」周辺にいる脇役たちとは違う。だから、「○○会議」や「○○の会」と、大袈裟に名付けなくても十分に趣もあって楽しい時間になる。そして、柱時計が7時を告げたあと、実からこんな↓乾杯の発声がある。

実「みね子の里帰りと、それから一応あの…
　　谷田部家の新しい門出っつうこどで」

よしっ！奥茨城の人たち “だけ” のシーンだからこその、私から大胆な提案をしてみる。もちろん、今さら提案しても、何にもならないのは十分承知で。先程の↑実の乾杯発声の台詞の後ろに、こんなの↓を付け加えたらどうだろう？

実「実は、美代子のお腹ん中に4人目がデキたんだ」

どう？この一言で、世津子と実の「不適切な関係」のモヤモヤや矛盾がきれいさっぱりと忘れることが出来ると思うのだが。9月に入って、全てのフラグを強引に回収するなら、この位のインパクトのある台詞で、一気に片付けるべきだった…と言うのが、みっきー流の脚本術だが。やり過ぎか？

世津子と時子も「4人目」があったら違って見えたはず

既に、本作での時子の出番は終わったと思いきや、取って付けたようにをそのまま具現化した、時子と世津子の今のシーン。フラグの回収は結構だが、流石に世津子との共演は早回しのし過ぎでは？でも、先の「4人目」があったなら、ここの世津子には何のわだかまりもなく、時子と一緒に応援できるし応援したくなったはず…

やはり、どう考えても、世津子と実の「不適切な関係」のモヤモヤや矛盾は、完全に払拭しておくべきだったのは間違いない…と確信した。

元車掌の次郎の「村長選に立候補」がここで活きるとは!

そして、元車掌の次郎も参戦。先日は「村長選に立候補」はどうかと思ったが、このようなやり取りを作れるのなら賛成だ。しかし、ここまで実の決意が “おめでたい” ことなら、やはり「4人目」くらいのインパクトは欲しかった。悔しいなぁ。いや、惜しいなあ。

"みね子がいなければならない" なんて感じたことは無い

このまま、みね子の恋バナで明るく楽しい奥茨城の一夜を終わらせれば良いものを、脚本の岡田惠和氏は、みね子にこんな↓モノローグを言わせて、残り2回しかない第154回を締め括った。

みね子(M)「私が いなくても 大丈夫なんだなと言う大丈夫」

さーて。皆さんはどう感じただろう。私は、4月の1か月間で描かれた「奥茨城編」のあとに、“みね子がいなければならない” なんて感じたことが無い。むしろ「みね子、いたっけ？」とか「みね子、合いの手しかやっていない」と思うことばかり。特に「赤坂編」になってからは…

"奥茨城村のｱｲﾄﾞﾙ"と"あかね坂のｱｲﾄﾞﾙ" だったら…

実は、本作の本当の問題は、“みね子が普通過ぎた” ことなのだ。いや、朝ドラのヒロインは偉業を成し遂げるべきとか、結婚し子どもを授かり幸せな一生を送るべきとか言うつもりは毛頭ない。『あまちゃん』のヒロイン「天野アキ」は、 “アイドルになりたい” と言う夢は抱いていたが、その他は至って “普通” だった。

でも、宮藤官九郎氏の見事な脚本で、人と人との “絆” や、大地震に襲われた地域の “復興” に最後まで拘り描き切ったことで、「地元のアイドル」止まりの結末でも、最終回まで見逃せない展開で私たちを楽しませてくれた。そう、要は脚本家の工夫次第で “普通” も面白くなると言う訳だ。

従って、本作も天野アキとは違った意味での「地元のアイドル」と言う立ち位置を作るべきだった。普通のどこにでもいる女の子なのだが、働き者で真面目で健気で、なぜか応援したくなる “奥茨城村のアイドル”、“あかね坂商店街のアイドル” 的な存在に仕立てて、仕上げて行くべきだったと、今は思う…

あとがき

最近、長文の感想ばかりで書くのも一苦労ですが、読者の方の負担も考えて、今回の舞台が奥茨城だから、短めにイケると高を括ったのが間違いでした。すみません、また長文になりました。やはり、奥茨城の面々の個性的な存在感を見せつけられると、みね子の “普通” が際立ち過ぎて、残念としか言いようがありませんでした…

最後に。前回の私なりの大胆な構成案を書いた感想に、100回ものWeb拍手とたくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。1シーンを入れ替えるだけで、内容がグッと良くなることを分かって頂いて嬉しいです。さて、今回は「4人目が出来た」と言う大胆な提案をしました。皆さんの感想が楽しみです。

それに、こうして前向きに見ていないと、また「なんか、なんかなぁ」とぼやくだけになりますから。あと2回、“普通過ぎるヒロイン” を一緒に見守りましょう。

     
   
   
     

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【これまでの感想】
●[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”（2017/05/04）
●[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)（2017/05/14）
●「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…（2017/05/28）
●「ひよっこ」の“青天目澄子”と演じる女優・松本穂香に注目してみた（2017/06/05）
●「ひよっこ」は視聴者の“好意的な解釈”に頼らないで欲しい（2017/06/12）
●ひよっこ 総集編（前編） （2017/7/8） 感想
●奇跡のコラボ 「ひよっこ」の三男が「コード・ブルー2」に出演していた （2017/07/12）
●「ひよっこ」のオープニング映像が、後半戦から一部変わってます （2017/07/20）
●SONGS「SONGSスペシャル 桑田佳祐」 （2017/8/24） 感想
●NHK「うたコン」での桑田佳祐さんとひよっこのコラボ （2017/08/29） 感想
●「ひよっこ」“異例”の9月ズレ込みでクランクアップ やはり騒動は現場でも起きていたのか？（2017/09/04）
●「ひよっこ」 最終週前に脚本家の愚痴?を公開するのは反則!（2017/09/21）
●「ひよっこ」 最終週は? 脚本家「登場人物みんなが少し幸せになっている」（2017/09/25）

第1週『お父ちゃんが帰ってくる！』
1 2 3 4 5 6
第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
7 8 9 10 11 12
第3週『明日（あす）に向かって走れ！』
13 14 15 16 17 18
第4週『旅立ちのとき』
19 20 21 22 23 24
第5週『乙女たち、ご安全に！』
25 26 27 28 29 30
第6週『響け若人のうた』
31 32 33 34 35 36
第7週『椰子（やし）の実たちの夢』
37 38 39 40 41 42
第8週『夏の思い出はメロン色』
43 44 45 46 47 48
第9週『小さな星の、小さな光』
49 50 51 52 53 54
第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
55 56 57 58 59 60
第11週『あかね荘にようこそ！』
61 62 63 64 65 66
第12週『内緒話と、春の風』
67 68 69 70 71 72
第13週『ビートルズがやって来る』
73 74 75 76 77 78
第14週『俺は笑って生きてっとう！』
79 80 81 82 83 84
第15週『恋、しちゃったのよ』
85 86 87 88 89 90
第16週『アイアイ傘とノック』
91 92 93 94 95 96
第17週『運命のひと』
97 98 99 100 101 102
第18週『大丈夫、きっと』
103 104 105 106 107 108
第19週『ただいま。おかえり。』
109 110 111 112 113 114
第20週『さて、問題です』
115 116 117 118 119 120
第21週『ミニスカートの風が吹く』
121 122 123 124 125 126
第22週『ツイッギーを探せ！』
127 128 129 130 131 132
第23週『乙女たちに花束を』
133 134 135 136 137 138
第24週『真っ赤なハートを君に』
139 140 141 142 143 144
第25週『大好き』
145 146 147 148 149 150
第26週『グッバイ、ナミダクン』
151 152 153

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わにとかげぎす （第10話/最終回・2017/9/27） 感想

TBS系・テッペン!水ドラ!!『わにとかげぎす』（公式）
第10話/最終回『もう大丈夫…僕は孤独じゃない…さようなら』の感想。
なお、原作：古谷実「わにとかげぎす」（講談社）は未読。

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　富岡（有田哲平）は、車の窃盗を繰り返していた若者たちのグループに関わったことで、またもや危険な道に足を踏み入れることに。
　ヤクザの東金（村上淳）の車を盗んだ吉くん（稲葉友）は、その車を富岡が働いていた運動公園に放置。車のトランクに入っていた女を富岡が逃がしたことで、富岡は不良グループから追われる身になってしまう。
　富岡からの置き手紙を読んだ羽田（本田翼）は、富岡の身を案じ必死に居場所を探すが、なかなか見つけることが出来ない。
　そんな中、島田（DOTAMA）から借金の返済を迫られた灰野（森優作）は、懲りずに羽田を恐喝する。その様子を見ていた灰野の彼女・涼子（emma）はある行動に出る…。
　富岡と羽田にどんな未来が待っているのか！？
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

恋ﾊﾞﾅとｻｽﾍﾟﾝｽがﾊｲｽﾋﾟｰﾄﾞで切り替わる面白さはあった

久し振りにホームレスのオヤジが登場。やはり、名バイプレーヤーである光石研さんが僅かな場面でも出演すると作品が引き締まる。そして、オヤジの一言で富岡が、物語が再び動き出した。

しかし、その後はこれまでのフラグを回収と言うよりも、何となく「その後」を描くと言った感じに進んで行き終了。恋バナとサスペンスがハイスピードで切り替わる面白さはあったものの、逆にすべてが中途半端になってしまったのが残念。もっともっと富岡と羽田に絞り込んだ良かったかも…

あとがき

一番の収穫は、本田翼さんが「大人の女優」へ大きく一歩近づいたことが分かったことですね。それと、有田哲平さんの他のテレビドラマも見たくなりました。もう少し、32歳の薄口だった人生が、どんどん濃い口になっていく様だけを、丁寧に描いたら、もっと多くの視聴者が楽しめた作品になったかも知れません。でも、斬新な作品で面白かったです。

             

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【これまでの感想】
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ドラマ特別企画「テミスの剣」 （2017/9/27） 感想

テレ東系・ドラマ特別企画『テミスの剣』（公式）
『上川隆也主演！正義の本質を描くサスペンスドラマ！権力＝剣は正義と一体でなければならない…２０数年追い続けた事件の結末とは!?真実は法律の女神テミスの前で暴かれる!』の感想。
なお、原作の中山七里『テミスの剣』(文春文庫) は、未読。

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平成５年。不動産屋を営む夫婦が殺害され、浦和署の刑事・渡瀬（上川隆也）はベテランの先輩刑事・鳴海（高橋克実）と現場へ急行。捜査線上に浮上した容疑者・楠木（中村倫也）を連行する。連日、楠木に対し、鳴海による厳しい取調べが行われ、辰也（伊東四朗）ら両親が訪れても面会を許さないほどだった。楠木は一度自白するも後に覆し、下された死刑判決を控訴するが、主席裁判官の高遠寺（余貴美子）は要求を退け死刑が確定。

強引に自供させた罪悪感に苛まれる渡瀬に、検事の恩田（船越英一郎）は優しい言葉をかける。平成９年。渡瀬は一軒家で起きた殺人事件を担当する。捜査を進めるうちに手口が４年前の事件に酷似していることに気がつく渡瀬。渡瀬の小さな疑問が、やがて思わぬ事件の真相を導き出すー。平成29年。埼玉県警の警部となった渡瀬の前に「あなたを取材したい」という記者・田口今日子（前田敦子）が現れ、再び運命が大きく動き出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

物語は捻り過ぎだけど、ドラマとしては力作

脚本は、『うちの子にかぎってシリーズ』『パパはニュースキャスター』『君の瞳に恋してる!』等の伴一彦氏。演出は、『僕の生きる道』『稲垣吾郎の金田一耕助シリーズ』『僕の歩く道』等の星護氏。音楽は、『救命病棟24時』『ちりとてちん』等の佐橋俊彦氏。 。

一言で処理すれば、物語は捻り過ぎだけど、ドラマとしては力作。そんな感じ。52歳の上川隆也を始め。50歳代の男優さんが20年前も演じるのは、映像的にちょっと分かり難かったのが残念。前田敦子さんも、『居酒屋ふじ』の本人役の方が上手かった。それにしても、重厚な作りで、テレ東の底力を見た作品だった。

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【2017年のスペシャルドラマの感想】
●ドラマ特別企画 名奉行！遠山の金四郎 （2017/9/25） 感想
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