グレイトギフト （第1話/初回6分拡大・2024/1/18） 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『グレイトギフト』
公式リンク：Website、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok

第1話/初回6分拡大『真犯人は誰?』の感想。

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病理医の藤巻（反町隆史）は検査技師の久留米（波瑠）らと、急死した政治家・愛宕（山田明郷）の解剖を担当。診断は急性心不全だが、遺族が愛人による殺人を疑っていたのだ。遺体の右頸部の黒ずみに着目した藤巻は、液状検体から未知の球菌を発見。球菌は採取後1時間で消滅した。‘殺人球菌’だと危ぶむ藤巻は、理事長・奥野（坂東彌十郎）の許可を得て新たな検体の採取に臨む。
---上記のあらすじは、公式サイト等より引用---

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原作：なし
脚本：黒岩勉（過去作/ｸﾞﾗﾝﾒｿﾞﾝ東京,TOKYO MER,ﾏｲﾌｧﾐﾘｰ,ﾗｽﾄﾏﾝ-全盲の捜査官-）
演出：本橋圭太（過去作/DOCTORSｼﾘｰｽﾞ,緊急取調室1,2,3,民王） 第1話
　　　星野和成（過去作/ｲﾁｹｲのｶﾗｽ,未来への10ｶｳﾝﾄ,ｼｯｺｳ~と私と執行官~）
音楽：得田真裕（過去作/家売るｵﾝﾅｼﾘｰｽﾞ,ｱﾝﾅﾁｭﾗﾙ,ｲﾝﾊﾝﾄﾞ,MIU404,石子と羽男,星降る夜に）
主題歌：JUJU「一線」
挿入歌：WurtS「SF東京」
※敬称略

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謎解きドラマになっているから最終回まで見てね

敢えて感想の冒頭から辛辣に書かせていただけば…

もう少し主演の滑舌が良くて、お笑い芸人がいなければ（ﾁｬｯｸ!）

公式サイトによれば…

《完全犯罪の殺人》を可能にする未知の殺人球菌「ギフト」をめぐるノンストップの“サバイバル医療ミステリー”

だそうだ。

要は、「謎解きドラマになっているから最終回まで見てね」で、ある。

コロナ禍になってから、ドラマ撮影に場所を提供する病院がすっかり減少している。

従って、今作の病院の外観も内部も、貸出歓迎の「NTT中央研修センタ」と「筑波学園病院」に。

テレ朝局内の会議室等が随所に使われており、撮影場所の既視感は半端ない（笑）

ドラマ好きなら、『監察医朝顔　第2シーズン』『アンサング・シンデレラ　病院薬剤師の処方箋』『アライブ　がん専門医のカルテ』『真犯人フラグ』『Dr.チョコレート』『祈りのカルテ～研修医の謎解き診察記録～』など、次々と頭に浮かんだと思う（笑）

"見てみたら面白かった"という視聴者が増える可能性はある

さて、おふざけは、これくらいにして。

医療ミステリーに、医療ドラマの金字塔『白い巨塔』のサバイバル要素を織り交ぜた… という感じだ。

日曜劇場『VIVANT』には及ばないが、こちらも頑張って主役クラスの俳優を取り揃え。

脚本は、『ラストマン-全盲の捜査官-』（TBS/2023年）、『マイファミリー』（TBS/2022年）、『TOKYO MER～走る緊急救命室～』（TBS/2021年、2023年）、『グランメゾン東京』（TBS/2019年）等の黒岩勉氏のオリジナル。

演出は、『DOCTORS?最強の名医シリーズ』（テレ朝）、『緊急取調室シリーズ』（テレ朝）の本橋圭太と。

『イチケイのカラス』（フジ/2021）、『未来への10カウント』（テレ朝/2022）の星野和成氏。

劇伴担当も得田真裕氏と、硬め、シリアス系の作品を得意としたスタッフが揃っている。

ただ、私の肌感覚では事前の話題性がイマイチに感じていた。

従って、「見てみたら面白かった」という視聴者が増える可能性はあると思う。

"連ドラの第1話" としては面白かった

さあ、前置きが長いのには理由がある。

ハッキリ言って、「次回次第…」だと思っているからだ。

理由は明快だ。

“連ドラの第1話” としては面白かったのだ。

まず驚いたのは、これだけの出演者を揃えたのに、描いたのは主人公・藤巻達臣（反町隆史）が徹底的に絞り込まれた点だ。

これだけの要素を盛り込めば、普通はあれもこれも見せたくなるものだ。

なのに、しっかりと主人公の立場、状況、心情描写をやったのは良かったと思う。

それ以上に驚いたのが、展開の速さ、早さだ。

まさか、第1話でメインタイトルの『グレイトギフト』をサクッと回収するとは！

"連ドラ" としては、結末だけ見ればいいかな？

良い点は驚くほどに良いのだが。

“連ドラ” としては、「結末だけ見ればいいかな？」って感じなのだ。

恐らく、現状では下記の３つの大風呂敷が広げられている。

●世界中の命を危機にさらす“殺人球菌”のパニックドラマ
●『白い巨塔』風の院内の権力争いドラマ
●死と病をジャッジする病理医があらゆる真相解明する医療ミステリードラマ

そして、第1話を見た限りでは、どっちつかずでグダグダを進みそうに見えるから、どうも気が進まないというか。

まあ、病院が舞台のいわゆる “考察系” として、他局で『院内警察』がある。

こっちは連続モノで、あっちは一話完結モノ。

個人的には、気軽に楽しめる一話完結モノが好きなのだ…

あとがき

感想は、次回次第ってことで。

個人的には、反町さんにはは竹野内豊さんと『令和版ビーチボーイズ』みたいなコミカルなドラマをやってほしいです。

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連続テレビ小説「ブギウギ」 （第75回・2024/1/18） 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
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第75回／第16週『ワテはワテだす』の感想。

※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。

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愛助（水上恒司）が、小夜（富田望生）と恋人のサム（ジャック・ケネディ）を連れて帰ってくる。小夜はサムと結婚してアメリカに行くつもりだという。結婚に反対しているスズ子（趣里）は、二人の話を聞くことにする。一方、芝居の稽古では、スズ子は相変わらずどうして良いのかわからないままでいた。スズ子は羽鳥善一（草彅剛）にも芝居の相談をするが…。そして、スズ子はある決意を固めて稽古場へと向かう。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------

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原作：なし
脚本：足立紳（過去作/六畳間のﾋﾟｱﾉﾏﾝ,拾われた男 Lost Man Found） 第1～8,11,12週
　　　櫻井剛（過去作/表参道高校合唱部!,あなたのﾌﾞﾂが､ここに） 第9,10,13～16週
演出：福井充広（過去作/てるてる,家族純情きらり,ﾐｽ･ｼﾞｺﾁｮｰ） 第1,3,8,13,14週
　　　二見大輔（過去作/半分､青い｡,なつぞら,ｶﾑｶﾑｴﾌﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ） 第11,12週
　　　泉並敬眞（過去作/まんぷく,ｽｶｰﾚｯﾄ,ｶﾑｶﾑｴﾌﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ） 第2,7,9週
　　　鈴木航（過去作/あさが来た,べっぴんさん,ｽｶｰﾚｯﾄ） 第4,5週
　　　盆子原誠（過去作/ｶｰﾈｰｼｮﾝ,とと姉ちゃん,おちょやん） 第6,10,15,16週
音楽：服部隆之（過去作/王様のﾚｽﾄﾗﾝ,翔太の寿司,のだめｶﾝﾀｰﾋﾞﾚ,HERO）
歌劇音楽：甲斐正人（過去作/映画｢蒲田行進曲｣(松竹/1982)劇伴担当）
舞台演出：荻田浩一（過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家）
ロゴ・OP映像：牧野惇（過去作/東京ﾊﾟﾗﾘﾝﾋﾟｯｸのｵ-ﾌﾟﾆﾝｸﾞ映像）
主題歌：中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り：高瀬耕造（NHK大阪アナウンサー）
「土曜日版」ナレーション：北郷三穂子（NHK大阪アナウンサー）
制作統括：福岡利武（なつぞら,青天を衝け）
　　　　　櫻井壮一（過去作/おちょやん,あなたのﾌﾞﾂが､ここに）
※敬称略

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今回の感想は "辛口と甘口" の二段構えでやってみよう

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
（私のブログに来てくれて、ありがとうございます。）

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、ウチが管理人のみっきーやで！
（「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです！）

ファーストカット(第1カット)で、ようやく台本の表紙『喜劇 舞台よ！踊れ！』が分かり。
※映像では、台本の表紙の漢字はすべて旧字体

開始15秒間だけ… やっと、やっとスズ子（趣里）のセリフのお稽古を見せて。

あとは、メインタイトルを挟んで小夜（富田望生）と恋人のサム（ジャック・ケネディ）が帰るまで、正味5分20秒間も恋バナ…

言いたかないけど言っちゃうが（苦笑）

こんなに小夜の恋バナを盛り込みたいなら、スズ子の＜演劇界への進出＞は来週に繰り越せばよかったと思うが。

但し、今回、今回の感想は “辛口と甘口” の二段構えでやってみようと思う。

久し振りに羽鳥が登場したのに、歌のレッスンがなかった…

最初は上の続きで、辛口から（笑）

まず、もったいないと思うのは。

折角、久し振りに羽鳥善一（草彅剛）が登場したのに、歌のレッスンがなかったことだ。

スズ子「今は お芝居のことで 頭がいっぱいだす。
　歌まで 気ぃが回りまへん」

どうやら、スズ子はマルチタスキング能力（多重任務能力）が乏しい設定らしい。

それでも羽鳥の性格なら、強引に新曲「コペカチータ」のイントロを弾き始めても良いと思うが。

スズ子に＜自分らしく＞と諭す役が小夜で良かったのか？

もう一つ気になったのが、スズ子に＜自分らしく＞と諭す役が小夜で良かったのか？ だ。

小夜(回想)「どこで 何してだって スズ子さんは スズ子さんだ」

確かに、小夜の上のセリフによってスズ子が自分らしくやろうと決心したのは間違いない。

しかし、しかしだ。

本当に、小夜で良かったのか？

それこそ、ずっとそばにいる愛助（水上恒司）がいえば、夫婦愛になるし。

大切な大仕事という意味では、敏腕マネージャーの山下（近藤芳正）が的確なアドバイスしないほうが変だし。

私が作家なら、久し振りに再会した秋山美月（伊原六花）にだけ舞台人としての本音を打ち明けて、秋山が背中をポンと押しちゃうなんてのが好みだからやっちゃうかも？

小夜の恋バナとスズ子の舞台進出がピタリと重ならない理由

とにかく。

小夜の恋バナと、スズ子の舞台進出…

新しいコトをやるという点ではギリギリで重なっているのは認める。

でも、本当に重なり部分がめっちゃ少ない。

これ、スズ子を見てきた小夜のアドバイスで、スズ子の舞台進出が前進する展開なら。

夫婦の先輩としてのスズ子のアドバイスで、小夜の渡米の決意が固まるほうが良かったのでは？

そこを、スズ子の早とちり、早合点、おっちょこちょいにしてしまったから、ピタリと重ならないのだ。

まあ、この程度でも、好意的に解釈している人には重なって見えるのだろうが（困）

タナケンと大和礼子の"劇場とお客様への思い"が重なって…

では、甘口のほう（笑）

後半で、スズ子がセリフを大阪弁にして、仲間から揶揄されるくだりで。

‘喜劇王・タナケン’こと棚橋健二（生瀬勝久） が次のように言った。

棚橋「どうして お客様が お金を払って
　僕の舞台を見に来るのか。
　現実を忘れに来るんです。
　そんなお客様に当たり前のものを見せても
　つまらないでしょう」

このセリフが、かつて入団したばかりのスズ子に大和礼子（蒼井優）が教えた、あのセリフにつながっていたのだ。

第2週『笑う門には福来る』、第8回だ。

礼子「お客様はね。
　現実から離れたくて劇場にいらしているの。
そのお客様に 私たちは 一瞬でも現実を感じさせちゃだめ」

タナケンと大和礼子の発言に共通しているのは。

映画や演劇を鑑賞する「劇場」という場所の重要性、神秘性などの聖域のような特殊空間の魅力であり。

エンターテインメントを輝かせる人たちの燃やし続ける情熱と、揺るぎない矜持だ。

未熟だったスズ子が礼子の言葉をきっかけに奮起し。

タナケンの言葉を自宅で復唱するほど感動した。

“連ドラ” として重なっているのは言うまでもないが。

きちんと繰り返しをやることで、物語が “また” 大きく前進したことが実感できるのだ。

ここは、きちんと評価してよいと思う。

ややウダウダな展開になっているのは "大人の事情" か？

最後に、甘口でも辛口でもない、甘辛（お団子か？笑）な感想を。

どうやら、ややウダウダな展開になっているのは “大人の事情” があると思う。

ネタバレにならない範囲で笠置シヅ子の［史実］を書くと、次の簡易年表になる。

●昭和18年（1943）戦時中の吉本穎右との出会い
●昭和21年（1946）妊娠と引退決意
●昭和22年（1947）婚約者の急逝と東京ブギウギ誕生
●昭和23年（1948）舞台・映画界へ進出

今作の先の展開が［史実］どおりに進むか不明だが。

現時点で大きく違うのは…

［史実］では、婚約者が急逝し、シングルマザーとして孤軍奮闘する中で舞台へ進出したのに対して。

今作では、愛助が生きている状況で舞台へ進出している点だ。

完全フィクションの挿入を失敗しないためにやるべきだった

更に、［史実］によると、シヅ子の付き人によるエピソードは見当たらない。

要するに、小夜の恋バナは完全フィクションなのだ。

だから、スズ子があれこれと首を突っ込んで欲張っている感じに見えてしまう。

そう見えているから「なぜ、お父ちゃんたちは心配しないの？」となるわけ。

これだって、事あるごとに、前述の＜スズ子はマルチタスキング能力が乏しい設定＞を強調していれば、＜今は自分と愛助のことで精一杯＞と受け取れたのだ。

やるべきことの積み重ねがない “連ドラ” は、すべてが唐突、後出しに見えてしまうのは当然のこと。

今から巻き返すのは難しいが、今回の棚橋の名ゼリフのような “連ドラ” であることを感じさせる描写をもっともっと盛り込むことで、右上がりになる可能性は大いに残っていると思う。

だって、まだ『東京ブギウギ』が登場する以前を描いているわけだから、先は長いのだ。

あとがき

尊敬できる先人（先輩）がいるのは、心強いですね。

今回は、そういう内容だったということにしておきます（笑）

昨夜、親せきが急逝してモチベがあがらないので写真投稿はお休みします…（謝）
落ち込んではいないので、ご心配なく。

結びに

ほんなら、また来てな。
それでは、また来てね。

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【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで！』
1 2 3 4 5 土
第2週『笑う門には福来る』
6 7 8 9 10 土
第3週『桃色争議や！』
11 12 13 14 15 土
第4週『ワテ、香川に行くで』
16 17 18 19 20 土
第5週『ほんまの家族や』
21 22 23 24 25 土
第6週『バドジズってなんや？』
26 27 28 29 30 土
第7週『義理と恋とワテ』
31 32 33 34 35 土
第8週『ワテのお母ちゃん』
36 37 38 39 40 土

朝ドラ「ブギウギ」の"♪楽しい～お方もぉ～～～"もCD化! 劇中歌を集めた「福来スズ子 傑作集」発売決定  

"史実"朝ドラ「ブギウギ」笠置シヅ子の東宝移籍騒動ミステリー 

朝ドラ「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.1★2023/12/20発売!!  

朝ドラ「ブギウギ」の“花田家”と“はな湯”の［史実］を知ると＜ドラマ＞の奥深さが更に見えてくる！ 

第9週『カカシみたいなワテ』
41 42 43 44 45 土
第10週『大空の弟』
46 47 48 49 50 土

［史実］朝ドラ「ブギウギ」関連・『♪ アイレ可愛や』と笠置シヅ子の生涯で唯一の恋愛相手のコト 

第11週『ワテより十も下や』
51 52 53 54 55 土

朝ドラ「ブギウギ」 水上恒司の実家“村山興業”関連の新キャラを【史実】と共に解説！更に朝ドラ「わろてんか」との関連も!! 

朝ドラ「ブギウギ」 笠置シヅ子と最愛の人“吉本穎右”との出会いから○○までを【史実】と共に解説！更に新説「シヅ子のマネージャー２人説」も!! 

第12週『あなたのスズ子』
56 57 58 59 60 土

［史実］朝ドラ「ブギウギ」笠置シヅ子の孤独な出産とこびない人生観が“ブギの女王”へのし上げた！ 

第13週『今がいっちゃん幸せや』
61 62 63 64

連続テレビ小説「ブギウギ」 （総集編 前編・2023/12/29） 感想 ※六郎にちなんで亀のお話も… 

第14週『戦争とうた』
65 66  土
第15週『ワテらはもう自由や』
67 68 69 70 71 土
第16週『ワテはワテだす』
72 73 74 

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推しを召し上がれ～広報ガールのまろやかな日々～ （第2話・2024/1/17） 感想 ※意外な掘り出しものかも!?

テレビ東京系・水ドラ25『推しを召し上がれ～広報ガールのまろやかな日々～』
公式リンク：Website、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok

第2話『自社のヨーグルトで棚を埋めろ!?』の感想。

なお、原作(漫画)となった宮木あや子「令和ブルガリアヨーグルト」（KADOKAWA刊）は、未読。

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交通事故の影響で物流網が止まり、商品が届かないトラブルが発生。その日はポイント3倍デーで、お店にとっては勝負の日。肝心の商品が届かない事態に落胆する林泰然（好井まさお）。由寿（鞘師里保）は、足りない商品は自社商品で賄うと伝え、林と一緒に開店に向けての品出しを手伝うことに。ガラガラに空いた棚を見て、由寿が地元岩手で体験した震災時の話をすると、林は自身の父親も似たような体験をしたと伝える。そこで語られた明和伝説の営業社員である「おでん先輩（バッファロー吾郎A）」の雄姿を聞いた由寿は…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------

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原作(漫画)：宮木あや子「令和ブルガリアヨーグルト」（KADOKAWA刊）
脚本：阿相クミコ（過去作/ﾏﾙﾓのおきて,ｶｲﾝとｱﾍﾞﾙ,後妻業,ばらかもん） 第1,2話
　　　波多野都（過去作/飴色ﾊﾟﾗﾄﾞｯｸｽ）
演出：片桐健滋（過去作/ｻﾞ･ﾀｸｼｰ飯店） 第1,2話
　　　佐藤洋輔（過去作/）
　　　藤田結衣（過去作/）
音楽：田井モトヨシ（過去作/大川と小川の時短捜査 ）
オープニングテーマ：wowdow「ブルーステップ」（SKID ZERO）
※敬称略

店長と新人営業が"震災体験"を"共通点"に心を通わせる物語

原作は未読。

第1話を見終えた際も、2023年に50周年を迎えた「明治ブルガリアヨーグルト」と、株式会社 明治の企業案件ドラマ（宣伝番組）だと思ったのだが。

第2話では意外な展開が待っていた。

主人公・由寿（鞘師里保）は、小学生のときに地元岩手で東日本大震災を体験した設定だった。

震災直後の商品棚が空っぽのスーパー店内と、避難所でもらった「株式会社 明和」の板チョコの味が忘れられず。

「明和の商品でお店の棚をいっぱいにしたい」との思いから、明和の営業になったというわけだ。

一方で、交通事故の影響で物流網が止まり、商品が届かないトラブルが発生したスーパー「なかや」2号店。

肝心の商品が届かない事態に落胆する林店長（好井まさお）は、阪神淡路大震災の体験者で。

その際に、先代の父が震災のとき今では明和伝説の営業社員である‘おでん先輩’（バッファロー吾郎A）が商品棚を埋めた話をする。

取引先のスーパーの店長と新人営業が、震災体験を共通点にして心を通わせるいい場面だった。

あとがき

商品を開発する人、商品を作る人、商品を販売する人がいて、買って食べる人がいる。

これ、当然のことですけど。

でも本当は “営業” って人がいるから、身近で商品を手にすることができるんですよね。

商品が消費者に届くまでの秘話が人情モノ的に描かれるのなら、フツーに楽しめるかもしれませんね。

奇しくも、令和6年能登半島地震が発生したばかりで、前日は阪神淡路大震災発生から29年目の日で、考えさせられました…

TVerでの見逃し配信は下記からどうぞ
https://tver.jp/episodes/epwmomcc59 

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【これまでの感想】
第1話 

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拍手コメント返信(2024/1/17)その2:「春になったら(第1話)感想」※2番組連続で命を扱うドラマ…

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます！

いつも ドラマや映画の感想へ、ご賛同のWeb拍手やコメントをいただきまして、ありがとうございます。

時には厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになっております。

なお、"Web拍手のコメント"へ返信をする機能がないため、このような「お返事ページ」でお返事をいたします（謝）

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[拍手投稿]  名無し さん  （2024-01-17 22:23:30）
春になったら （第1話/初回15分拡大・2024/1/15） 感想 

月曜日に二作、命を考えさせるドラマはきついですね。
こちらの方は「生まれてくる命」を扱うからその分明るいかなとも思いますが。これでもかこれでもかと不幸やトラウマを盛り込んでくるのは少し苦手かな。
どちらも好きな俳優さんが出演しているから視聴は続けますが。

※当方にて適宜改行を入れさせていただきました。

↓ここから管理人返信↓

厳密にいえば、フジテレビ制作とカンテレ制作と違いますが、視聴者からしたら「同じチャンネルで２番組続き」なんですよね。
※地域により異なるかも？

やはり、似たような作品を連続するのは、単純に面白くないですよね（笑）

その上、『君が心をくれたから』はコロナの後遺症を連想させ、『春になったら』は奇しくも親子の別れって？

だ、か、ら、安易に主要キャラクターの死や病気を盛り込むなって言いたいです

私も注目している出演者がいるので見続けようとは思いますが、感想は未定です…

【追伸】修正させていただきました…

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相棒 season22 （第12話・2024/1/17） 感想

テレビ朝日系・『相棒 season22』
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第12話『惡の種』の感想。

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東京・池袋の地下道で弁当チェーン店主・吉口の遺体が見つかる。残された手帳から、本社社員の内田（前原滉）にパワハラ疑惑が浮かぶが、殺害当日に吉口と会ったのは別の社員だと判明。手帳のある文言に着目する右京（水谷豊）と薫（寺脇康文）は、吉口が仕事に真面目で、地域でも慕われていたと聞く。だが、右京は、そんな吉口が別のホームレス殺人の犯人ではないかと言い出す。
---上記のあらすじは、公式サイト等より引用---

●脚本：徳永富彦／演出：田村孝蔵（敬称略）

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雑感…

そもそも、右京（水谷豊）ほどの知識と洞察力の持ち主なら…

「ワイアット」からワイアットアープ症候群、「非凡人」からのドストエフスキーの『罪と罰』への連鎖なんて秒で気づくと思うが（苦笑）

とにかく、普通の人を看守役と囚人役に分けると看守はサディストに… の「スタンフォード監獄実験」まで気づいているのに、徹底的に先延ばし（失笑）

ただ、どうやら今後につなげたい一心の “なにかの序章”らしいが。

その意味では、多少の思わせぶりも、謎が次から次へつながり、ミステリーとしては悪くない。

更に最近は出演者のほぼ出オチで先が見えちゃう内容が多い中で、今回は意外とマシだったとも思う。

あとがき

南井十（伊武雅刀）と、右京さんがロンドン時代に捜査に携わった「逆五芒星事件」にまつわるお話に。

甲斐享（成宮寛貴）の「ダークナイト」を連想させるストーリー。

いろいろ、思わせぶりすぎました（笑）

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