拍手コメントへ返信 （2017/1/11の分）

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いつもドラマや映画の感想にご賛同のWeb拍手やコメントを頂戴し、ありがとうございます。もちろん厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになります。
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[拍手投稿]  人畜無害さん （2017-01-11 13:49:40）
べっぴんさん （第82回・1/11） 感想

初めて投稿します。いつも楽しく読ませてもらってます。 ご指摘されたように問題になる箇所は数えきれませんが、今日は以外とスッキリと見せてもらいました。その理由を考えてみると、このドラマはさんざん言われてる通り、視聴者が一番観たいものを観せず 観せるものを観せないドラマですが、もはや今のスタッフではそれが出来ないということです。

それならいっそうのこと、それらは全部省略してしまって、「中学生日記」と言われようがすべて「ホームドラマ」にしてしまった方が、安心して観られるというもんです。もうこういうレベルになってしまったということでしょう。もう割り切るしかないなと、思います。

↓ここから管理人返信↓

そりゃあ、半年間かけて（一応）描いたことを、すべて「語り」で10年分をすっ飛ばしたんですから、ある意味見やすいですよ。第1話と同じですもん。ただ、受信料を支払っている立場としては、単純に割り切ることもできないし、半年間見てきた者として許せません。

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[拍手投稿]  さとこさん （2017-01-11 13:52:54）
べっぴんさん （第82回・1/11） 感想

全く同感です。昨日はさくらが我が儘に見えたし、今日は皇室御用達はこれで終わりかぃ！と思いました。ヒロインに意志力が感じられない。ある意味 前作のヒロインの方がインパクトがありました。久しぶりにブログ拝見致しました

↓ここから管理人返信↓

確かに、インパクトや存在感は、前作の “常子” の方が良かったですね。これからも、当blogをよろしくお願いします！

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[拍手投稿]  さとしさん （2017-01-11 13:59:35）
べっぴんさん （第82回・1/11） 感想

もし森下さんが脚本を担当していたら「皇室御用立」を中盤最大の山場にして、そこまでの道程を丁寧に描いただろうに一瞬でスルーしたのにはビックリです。皇室問題に触れたくない政治的配慮でもあったのでしょうか？

それから、何だか今日の演出はヒロインがすみれからさくらにバトンタッチしたような印象的がしました。相変わらず主役が誰か定まっていませんよね。もしかしたら今後はさくらを中心に話を進めるのでしょうか？(苦笑)

↓ここから管理人返信↓

10年間をスルーしたのは、書くのが面倒だし地味にしか書けないからじゃないんですかね。だって、脚本の渡辺千穂さんは、地道にコツコツと積み上げていくのを書けないじゃないですか。

私が「あとがき」で書いた “演出や映像部分の変化についても触れたかった” がそれなんです。明らかにさくら（井頭愛海）のアップが多かったです。まあ、二十歳になったばかりの芳根京子さんをアップにしたら、34歳には到底見えないのがばれるっていうのもありますが。

いずれにしても、今後は4人のクローバーたちの子どもらの成長を描きつつ、キアリスも重ねるって方向に進むのかも？だって、このあとキアリスで描くことって、新製品の開発と販路の拡大と社員の人事くらいですよね。だったら、残るのは家族の話しかありませんから（苦笑）

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[拍手投稿]  ぷよぷよさん （2017-01-11 14:13:46）
嘘の戦争 （第1話/初回2時間スペシャル・2017/1/10） 感想

麻屋さん、こちらにいらっしゃいましたか（笑）。 前作の「銭の戦争」は観ていなかったけれど、十分楽しめました。 草彅君は共演した女優さんを、とても綺麗に見せてくれる芝居をすると聞いたことがあります。

水原希子さんも山本美月さん、私特に好きな女優さんではありませんが、確かにこのお二人、魅力的な人間に見えました。特に水原さん。どうして草彅君の仕事を手伝うようになったのか、彼女のこれまでの人生に興味が出てきました。草彅君の力もさることながら、やはり脚本演出の力ですね。

朝ドラの関係者の方、聞いてますか？あと、木村拓哉さんが違うバラエティ番組で、自分ばかりが目立つカッコ良く見せるような動きをしていましたが、つい草彅君と比べてしまいました。

ビートたけし氏が中居と木村は生き残るけど、後の3人は難しいと言ってたらしいですが、私は演技力の点からも草彅君、吾郎ちゃんの方がキムタクより上だと思ってるのですが…。あくまで個人の感想です。

↓ここから管理人返信↓

第1話ですから、次回からが本番ですが。あまり、草なぎさんに頼らない方が良いと思うんです。それでなくても、目立ちますから。上手く主人公らしさを醸し出しつつ、出演者全員で作り上げないと。草なぎさんにとっては、本作が成功するかは次回作に繋がる話。フジテレビには再度気合を入れて欲しいです。

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[拍手投稿]  ぷよぷよさん （2017-01-11 14:35:03）
べっぴんさん （第82回・1/11） 感想

私もみっきーさんと同じく、どのようにして皇室御用達になるに至ったのか描かれるのかな…と期待していたのですが、「えっ？もうすぐ産まれる宮様にキアリスの服を宮内庁がご所望？」で、チャンチャン。説明終わり。苦労が実ってよろしゅうございましたねというよりは、いいなぁ、棚ボタで…としか思えませんでした。「皇室」を表に出すことに規制がかかったのでしょうか？

このドラマ、多分もう、こちらの思うような展開にはならないんでしょうね。 今さら言うのもナンですが、やっぱりヒロインが若過ぎたのかなぁ。重みがないんですよね。 専務取締役（34歳）とかテロップが出てましたね。 頼りないキアリスの面々を盛り上げるための演出なのでしょうが、かえって滑稽に見えましたよ。 何だか子どもがママゴトやってるみたいで。

今日美容院で雑誌を読んでいたら、その中で林真理子さんがこのドラマを絶賛してました。スタッフも名作と思って作ってるのでしょうか？プロの作家先生が認めるこのドラマ、私はいいと思えません。 私の観る目がおかしいのでしょうか？ 何だか自信がなくなってきました。

↓ここから管理人返信↓

2018年の大河ドラマ『西郷（せご）どん』の原作が林真理子さんで脚本が中園ミホさんだから、NHKにおべっか使っただけじゃないですか。世間で『べっぴんさん』の評判なんて良くも悪くも聞きませんよ。他人の評価なんて気にすることはありません。

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[拍手投稿]  かぼちゃさん （2017-01-11 15:29:14）
べっぴんさん （第82回・1/11） 感想

まさかの全員一人っ子！！ ここは中国ですか？ 藤子マンガですか？ 私は皇太子と同い年だけど、だいたい３人兄弟が多かったな…。ちょっと良い家は二人兄弟で、ちょっと羨ましかった。 不自然にも程がある。

↓ここから管理人返信↓

そりゃあ、そうですよ。この脚本家さんは、さくら一人でも手こずっているんですから、それが三人に増えるだけでもたいへんな事態です。今後が恐ろしい…

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[拍手投稿]  四つ辻さん （2017-01-11 18:52:46）
嘘の戦争 （第1話/初回2時間スペシャル・2017/1/10） 感想

児童養護施設に部外者を住まわせるなんてあり得ないとか、大学病院でのあの治療は自由診療でやっているのかとか、脚本上の都合のよい嘘が多くあり、そっちが気になりました。 ドラマであっても詐欺の話なので、リアリティは大事にして欲しかったなと。

『銭の戦争』は未視聴ですが、話のテンポや草なぎさんの演技はよかったです。 みっきーさんの期待が大きいようなので、次回も見てみようと思います。

↓ここから管理人返信↓

確かに都合の良い部分はありますけどね（苦笑）。『銭の戦争』のようであれば、ご都合主義は気にならないはず。あと、気がかりなのは、そう簡単に柳の下に二匹目のドジョウはいないってことです。

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[拍手投稿]  あきさん （2017-01-11 19:44:05）
嘘の戦争 （第1話/初回2時間スペシャル・2017/1/10） 感想

面白かった！次回が待ち遠しいドラマです。

↓ここから管理人返信↓

大ハズレは無いと思いますが、私としては第1話を見る限り、まだまだ安心できません。もちろん、期待は大きいですが。

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[拍手投稿]  まりもさん （2017-01-11 20:17:51）
べっぴんさん （第82回・1/11） 感想

見終わった後のモヤモヤ感。みっきーさんが全て書いてくださったので、本当にスカッとしました。

すみれの鬼のような仕打ち。普通はあの場面を見たらさくらを止めるでしょうが。涙の演技も不思議です。思わず溢れた涙を慌てて拭う仕草は、前にも演説シーンなどでありましたね。視聴者置いてきぼりで役者が感動してるようでドン引きするんですよ。

脚本の力は恐ろしいですね。真田丸に好きでない女優さんが出ていたのですが、役柄に好感が持て、ドラマが終わった頃にはなんと好きになっていました。その逆もあるわけで…。芳根さんは元は好きだったのに、どうしてくれましょう??

↓ここから管理人返信↓

私も、今回の感想を書くのは時間を要しました。どこから書けば良いのか？どこをどう伝えれば良いのか？本当に面倒な作品になってしまいました。芳根さんも、私も若手実力派女優と言うイメージがあったのに崩壊するかも？ホント、困った作品です。

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べっぴんさん （第82回・1/11） 感想

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』（公式）
第15週『さくら』『第82回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子（ばんの あつこ）さんで、関連書籍は未読。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。

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昭和34年。キアリスは十周年を迎え、全国的に知れ渡る企業に成長。すみれ（芳根京子）は、お客さんの対応に追われ日々忙しく働いていた。すみれの娘・さくら（井頭愛海）と君枝（土村芳）の息子・健太郎（古川雄輝）は15歳になり、高校受験を控えていた。仕事が忙しく、家族でゆっくり過ごす時間が持てないことに寂しさを抱えるさくら。高校受験当日、試験開始の合図が言い渡されるが、さくらは手を動かそうとせず…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

なぜ、アバンの冒頭の2カットだけ、スローモーション？

最初から引っ掛かって申し訳ない。アバンタイトルの1stカットの水撒きのジョーロのアップと、2ndカットの水撒き男と商店街を行き交う人々の2カットだけが、スローモーションになっていた意味が全くわからない。前回も書いたが、本作のスタッフは、やらねばならぬことをやらないのがお約束。

本作は "ただのホームドラマ" になった

そんなスタッフが、今回は必然性のないことをやったのだから、とんでもないことをやりそうな予感しかしないのは当然。と思った直後、早速キアリスの成長も、人事異動も、事務所の引越しまで、ぜーんぶ「語り」で処理。靴職人で元キアリス社長の麻田なんて、「語り」も無しに遺影だけで処理。

おいおい、創業直後からの10年間の登場人物や舞台である会社の成長や変化の過程を描かない、「一代記」とか「サクセスストーリー」なんて絶対あり得ない。従って第82回を以って、本作は “ただのホームドラマ” になったと言うことだ。もはや、モチーフもモデルも完全に意味が無くなったのだ。

「ファミリア」が皇室御用達になる過程を見たかった

直前で、モチーフもモデルも完全に意味が無くなったと書いておいて恐縮だが、実は私は「ファミリア」がどうして皇室御用達に選ばれるような製品作りが出来たのか？その過程を本作で見たかったのだ。そこが完全に削除されたショックは大きい。

このショックは、先日二十歳になったばかりの芳根京子さんが、全く “34歳の専務” に見えないことすら、全然気にならないほどだ。紀夫（永山絢斗）が社長に就任したのもテロップだけ。本作の第1,2週の端折る展開を思い出したが、ここは省くべきでないし、省いたらダメな所なのだがやっちまったか。

10年間の夢への努力も過程も、たった3つの台詞だけ

トク子（中村玉緒）の “ナレ死” の直後の無意味に強めにリバーヴを掛けた「大往生です～」の亡き母・はなの天の声が怖く感じたのは私だけだろうか。まっ、こんなことは今回の15分間で次々と起こる不可思議な脚本と演出に比べたら、取るに足らぬことだ。例えば、こんなセリフのやり取りにも不信感が…

すみれ「何よりまだ、ゆ、め、の、途中やから、ね～」
喜　代「漸く、ここまで来られたんですものねえ」
すみれ「うん」

まだ、夢も描いてなければどの辺の途中なのかも描かず、“漸く” のその苦労も過程も全部すっ飛ばして、たった3つの台詞で処理したのも酷過ぎる。

すみれと紀夫が子育てをしてきたような印象操作

そして、今回で最大の本作の “大嘘” のシーンが “さらりと回想で” インサートされる。ホント、やり方がいやらしい。それが、さくら（井頭愛海）の受験シーンに挿入されたこのシーンだ。試験開始直後に筆を執らないさくらを、わざわざ描くのもどうかと思うが…

紀　夫「良い子に育って良かったな」
すみれ「そやから私も安心して家を空けられるのよ」

もう、お解りだろう。「喜代さんのおかげで…」が入らないのが “大嘘” だと言うのだ。こう言う部分で敢えて、女中の喜代への感謝を描かずに、逆にすみれ（芳根京子）と紀夫がきちんと子育てをしてきたような印象操作をするから、描写に真実味が無くなりダメなのだ。

あとがき

本当はもっと細かい部分、特に演出や映像部分の変化についても触れたかったが、今回はあまりにも酷い部分が多いから止めておきます。ついに、ただのホームドラマになりましたね。さくらの我がままとか反抗期なんて、どうでも良いです。前述のように、私は皇室御用達になるまでの10年間を見たかったんです。

見たかっただけでなく、そこを描かずして、第1回で描かれた「キアリス20周年」まであと10年しかありません。この脚本家なら明日にでも「20周年」にしちゃう可能性があるってことですよ。そんな爆弾を抱えてたまま、どうやらまた家族内、家族間の確執のエピソードを続けるようです。

第1,2週は、すごく楽しかったし期待をしたのですが、最も大切な創業からの10年間を15分間で、それもほぼ「語り」で処理したら、流石に、もう期待し続けるのは難しいかもしれません。

私の仕事で作るような、創業100年以上の企業の周年祝賀会で放映する「社史ビデオ」だって、事業が軌道に乗るまでの最初の10年くらいを一番丁寧に作りますよ。そこに創業者の熱い思いが最も込められているのですから…

             

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ファミリア創業者 坂野惇子 - 皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生
坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質－－－ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック

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【これまでの感想】
●“視聴率＝作品の質”か？ 「べっぴんさん」視聴率18％台と7日から大台割れ
●「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27％ 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか？
●べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か？
●「べっぴんさん（第43回・11/21）」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
●「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
●「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること


第1週『想（おも）いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32 33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43 44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来！』
49 50 51  52  53  54
第10週『商いの聖地へ』
55  56  57  58  59  60
第11週『やるべきこと』
61  62  63  64  65  66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68  69  70  71  72
第13週『いつものように』
 73  74  75
第14週『新春、想（おも）いあらたに』
 76  77  78  79
第15週『さくら』
 80  81  

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嘘の戦争 （第1話/初回2時間スペシャル・2017/1/10） 感想

フジテレビ・関西テレビ系・『嘘の戦争』（公式）
第1話/初回2時間スペシャル『天才詐欺師の復讐劇2時間SPで今夜開幕仕組まれた殺人事件…愛する家族の仇を討て巧みな嘘と罠で因縁の宿敵に地獄を見せろ』の感想。
なお、『銭の戦争 （第11話 最終回・3/17） 感想』あります。

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30年前に家族の命を奪った男をタイで見つけた詐欺師の浩一（草なぎ剛）は、男を追って日本に帰国。相棒のハルカ（水原希子）や詐欺師見習のカズキ（菊池風磨）と調べた男の正体は、父の元同僚で、大学病院の准教授・五十嵐（甲本雅裕）だった。さらに、五十嵐の背後の黒幕が大手医療機器メーカー創業者・二科（市村正親）と判明。30年前の事件の真相を暴くため、浩一は身分を偽り、二科の長男の晃（安田顕）や娘の楓（山本美月）に近づく。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

私の本作への期待度は、星★5つの最高ランク

脚本は、『銭の戦争』『家族ノカタチ』等の後藤法子氏。演出は、『銭の戦争』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』等の三宅喜重氏。2015年1月期/冬ドラマとして放送された『銭の戦争』のスタッフが再結集し、主演に草なぎ剛を迎えたフジテレビの今期一押しで二匹目のドジョウを狙ったドラマ。

幼い頃に家族を殺された主人公が成長して天才的な詐欺師となり、巨大企業へ復讐を…って話。私の本作への期待度は、星★5つの最高ランク。期待大だからこそ敢えて書くが、企画は焼き直しだし、一部の脇役が前作よりも好みが分かれるキャスティングが視聴率にどう反映するか？

第1話は “ネタフリが多過ぎ” って感じ

ただ、個人的には視聴率はどうでも良い。興味は二匹目のドジョウとして前作を超える面白い作品であるかどうか？その意味で、この第1話は “ネタフリが多過ぎ” って感じ。序盤のエピソードみたいに、ちゃんと終盤でどんでん返しをして回収してこそ、本作らしい面白味が出るってこと。

実は『銭の戦争』もシリーズの中盤までネタフリと煽ってばかりの繰り返しで、面白みに欠けていた。それが中盤で主人公の素性が次第に明らかになる度に、“俳優・草なぎ剛” の存在感を増して楽しくなったのだ。と言うことは、本作もそのパターンか？

中盤 "草なぎ剛さんを魅せるドラマ" なのが気になった

とは言え、第1話を見終えた感想は、前作以上の期待を裏切らない面白さがあるのは確か。ただ、これは第1話だから、SMAP解散直後だからと思うが、メインのエピソードが序盤（と終盤）で描かれたエピソードに挟まれて、劇中劇とまでは言わないが、草なぎ剛さんを魅せるドラマになっていたのが気になった。

スタッフのファンサービスかもしれないが、もう敢えて “俳優”と括らないが、私が認める草なぎ剛さんに妙な飾り立てをして欲しくなかった。いくら二匹目のドジョウとは言え、主人公の「一ノ瀬浩一」は前作の「白石富生」とは別人なのだから、種明かしが早過ぎる。前作の反省を活かしたにしても早過ぎる。

もっと不思議で謎めいた主人公を演じる草なぎ剛さんを…

もっと、不思議で謎めいている「一ノ瀬浩一」を演じる草なぎ剛さんの演技を、あと数話は楽しみたかった。でも、これでほぼ主要登場人物の紹介は終わったと思えば、次回からは前作同様にいろんなパターンのエピソードと、草なぎさんの “多才で多彩な演技” で魅せてくるのを期待したい。

あとがき

話のテンポは前作よりも速くなっていて、詐欺師のスリリングな雰囲気もあって良かったです。とにかく、1時間枠の次回からが本番。妙に草なぎさんを画面に多く登場させるなんてことはせずに、彼の存在感と演技に賭けた方が良いです。そこをフジテレビが見誤らなければ、前作以上になると期待します。

   

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[拍手投稿]  なんかなーさん （2017-01-10 22:36:34）
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お返事ありがとうございます。 麻田さんが「完璧な靴をよう作ることが出来なく」なって断ろうとしたのは職人の誇りがあったからでしょうね。その誇りすらヒロインに踏みにじらせようとする脚本には残念を越えたものを感じます。 「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と言いますが、このヒロイン（脚本家）は、それを許さず殺そうとしたのと同じですね。

↓ここから管理人返信↓

優しさですよ。私が見た麻田にはもう作る気力が無いように見えました。だから、すみれたちは作らせるべきではなかったと思います。しかし、完璧なものを作れないと言いつつ麻田は作りました。今持ち得る力を全部注ぎ込んで。この麻田をどう捉えるかで違ってきますね。

１．すみれが、麻田の最後の気力や能力を引き出したと考えるか？
２．あんな体調の麻田に、仕事を依頼するか？

私は、「２」と受け止めました。その理由は、あの時の麻田がどんな体調でどんな気持ちだったのか、前日との数分間の描写と市村正親さんの演技からは、勝手に想像するしかなかったからです。だから、私は職人の味方なので「２」。結局、脚本と演出が雑だからこうなるのです。

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拍手コメントへ返信 （2017/1/10の分）

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます！

いつもドラマや映画の感想にご賛同のWeb拍手やコメントを頂戴し、ありがとうございます。もちろん厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになります。
なお、"拍手コメント"にお返事をする機能が無いため、基本的に翌日以降にこの場でお返事を差し上げます（謝）

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[拍手投稿]  なんかなーさん （2017-01-10 11:40:24）
べっぴんさん （第81回・1/10） 感想

あの場面でのヒロインの涙。あれは演技ではなくて市村正親さんの迫真の演技とその言葉に打たれた芳根さんの涙に感じました

。私のように飛び飛びにしか視聴していない者にとっては素晴らしい場面のように見えるのですが、麻田のことを理解していない、そして、靴を作ってと駄々をこねる娘と一緒になって麻田にゴリ押しするヒロインを見ると、なぜ泣くの？と思っても仕方ないですね。

私なりの結論としては、①市村さんの演技はこのドラマにもったいないくらい素晴らしい、②芳根さんも本当は感受性の豊かな人、③でもヒロインの性格を理解してれば泣くのはヘン（イコール演技力には疑問符）、となってしまいました。 なんか勿体ないドラマです。

↓ここから管理人返信↓

目が老眼でとか、手先が震えてとか、そう言う具体的な、単発な体調の理由で麻田は仕事を辞めようと思ったのではないと思うんですよ。職人だから。年老いて気持ちはあるけれど、麻田本人が「完璧な靴をよう作ることが出来なくなり」と言っているのに、強引に作らせる人たちを私は応援できません。

娘が願おうが、母親が後押ししようが、仲間も止めるべきです。それが「愛」じゃないんですかね。麻田の最後の力を振り絞らせる魅力がヒロインにはあるとか、好意的に解釈するなんて不可能ですよ。芳根さんの演技はもはやどうでも良いです。脚本家の変更を本気で願った1月10日の朝でした。

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[拍手投稿]  名無しさん （2017-01-10 12:43:06）
べっぴんさん （第81回・1/10） 感想

麻田さん お疲れ様でした 。今日が 最終回でもいいです 。すみれは残酷女。子供に ワガママ言わせて 「私からも お願いします」て …どうしたもんじゃろの～

↓ここから管理人返信↓

第1週のすみれと母のやり取りは何だったんでしょう？もはや『べっぴんさん』の意味すら脚本家も演出家も見失ってるとしか思えません。

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[拍手投稿]  りりさん （2017-01-10 13:11:02）
べっぴんさん （第81回・1/10） 感想

麻田さんの仕事場に無言で入り、浅田さんに気が付かれるとすみれは失礼を伝えもせずにさくらを注意した。自己中心が形になっているようなドラマですね。何が伝えたいのか、表現したいのか伝わらないです。想いって？他力本願にしか、感じません。

ミッキーさんにはいつも愚痴ってスミマセン。私の悪い癖なのですが、脚本家のご主人まで嫌になりそうです。

↓ここから管理人返信↓

愚痴って良いですよ。これが「ものづくり」を描くドラマでしょうか。職人の気持ちもまとまに描けず、職人を大切に思う気持ちもまともに描けない。そんな人が “ものづくり” をしているのですから、不思議な世の中ですね。

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[拍手投稿]  アキさん （2017-01-10 18:27:060）
べっぴんさん （第81回・1/10） 感想

久しぶりでございます。いつも興味深くみっきーさんの批評拝見しています。 最初の頃は期待もあってか、楽しめていたのでちょっとした想像もよしとしていたのですが・・ 今日の浅田さんの大事な場面も集中して観られなくなったことは残念でした。子役のさくらちゃん、可愛かったことだけ覚えておきます。

↓ここから管理人返信↓

アキさん、ご無沙汰していました。お元気でしたか。私も最初は情緒的な描写や早い展開を褒めていたんですが…。さくら役の粟野咲莉さん、かわいかったです。次の作品は、素晴らしい監督さんに出会えると良いなと思います。きっと、彼女なりに本作のことは忘れないでしょうから…

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