TBSテレビ系・日曜劇場『御上先生』
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第8話『-strategy- 権力への攻撃開始!』の感想。
3年2組の成績低下を保護者が問題視しされた御上(松坂桃李)に文科省への帰還命令が下る生徒たちは反発し、救済策を模索する。一方、悠子(常盤貴子)の事件を調査していた神崎(奥平大兼)と次元(窪塚愛流)は、ある人物に行き着く。やがて、神崎の記事など学校の機密を漏洩していた者が判明し、御上と是枝は反撃を開始。御上と生徒たちによる権力打破の最終決戦がはじまる…
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:詩森ろば(過去作/映画「新聞記者」,NHK鹿児島発地域「この花咲くや」)
脚本協力:畠山隼一(過去作/世にも奇妙な物語21,アトムの童)
岡田真理(過去作/荒ぶる季節の乙女どもよ。)
演出:宮崎陽平(過去作/日本沈没2021,DCU,VIVANT,アンチヒーロー) 第1~3,6話
嶋田広野(過去作/パパとムスメの7日間2022版,アンチヒーロー) 第4,5,8話
小牧桜(過去作/持続可能な恋ですか?,あのクズを殴ってやりたいんだ) 第7話
府川亮介(過去作/着飾る恋には理由があって,ブラザー・トップ)
音楽:鷺巣詩郎(過去作/アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」,アニメ「BLEACHシリーズ」,アニメ「進撃の巨人」)
主題歌:ONE OK ROCK「Puppets Can't Control You」
教育監修:西岡壱誠(過去作/「ドラゴン桜2」東大監修)
学校教育監修:工藤勇一(横浜創英中学校・高等学校元校長)
P:飯田和孝(過去作/ドラゴン桜2,VIVANT,アンチヒーロー)
中西真央(過去作/フェルマーの料,100万回 言えばよかった)
中澤美波
※敬称略
さすが、‘上流視聴者’は違う! と拍手を送りたい(笑)
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
前回の感想で、手厳しいことを書かせていただいた。
要約すると、報道部の部長でジャーナリスト志望・神崎拓斗(奥平大兼)が父親への反発から、隣徳学院の不倫疑惑をスクープして、冴島悠子(常盤貴子)を退職に貶めた罪だけでなく。
そのことが原因が引き金となり、国家公務員採用総合職試験会場殺人事件の犯人となった真山弓弦(堀田真由)への罪滅ぼし的な行為は、主人公も生徒らも認めて、そのまま描き続けているのに対して。
前回の責任感が強く人にも自分にも厳しく、千木良と仲良しのヤングケアラーの学生・椎葉春乃(吉柳咲良)が起こしたコンビニでの生理用品の窃盗事件は「事情がある」「生理用品だから」「共感する」を理由に、コンビニへの謝罪も、椎葉の謝罪も強調されず。
むしろ、椎葉の案件をきっかけに、生徒たちが学校改革をやりましたと描いた。
要するに、神崎がやったのは “ダメ” で、椎葉がやったのは “同情できる” として、今作が貫き通すべきである “上級国民としての正義” をダブルスタンダード(二重規範)にした! と。
だって、神崎については、いかなる個人的な興味や正義感があっても、自分が一生償うべき罪であると、この第8話でも描き続けているのに。
椎葉のことは、(想定内ではあるが、案の定)第8話ではなかったこととして描いたのだ。
このことは、多くの読者様に受け入れられないと思っていたが。
(こちらは想定外に)多くの Web拍手をいただいた。
さすが、‘上流視聴者’は違う! と拍手を送りたい(笑)
そんな私は、まだまだ‘中の下の視聴者’だが(汗)
学園ドラマの古典的エピソードをうまく今作らしく仕上げた
ここから、第8話の感想だ。
まず、今回の構成が「二本立て」、いや「三本立て」になっていたことにお気づきだろうか?
●御上先生を助けたい! 生徒が一丸となって救済劇!!
●文科省と隣徳学園の闇
●神崎が追い続ける不倫騒動の真相
二つめと三つめは一つであるとの考えもあるだろうから「二本立て」であり「三本立て」だと思う。
その中で、一定の評価をしたいのは、《御上先生を助けたい! 生徒が一丸となって救済劇!!》 のくだりについて。
筋書そのものは、窮地に追い込まれた先生を、先生を大好きな生徒たちが助けるという学園ドラマとしては、古典的なものだ。
そこへ、今作が絶対に外してはならない、主人公・御上孝(松坂桃李)は 〈教師は生徒を正しい道に導く存在ではなく、生徒自身に正しい道を考えさせる存在〉 を貫かせ、今作らしさを担保したのはは大いに評価できる。
また、法学部志望で好き嫌いがはっきりしていて気が強い性格の櫻井未知留(永瀬莉子)の…
櫻井「まだ その芸風で
やっていくんですか?」
によって、第1話からも、前回からも、御上と生徒らの関係が進展していることも盛り込まれた。
「受験マトリックス」「アクティブリコール」などのカタカナ用語をいつも以上に用いて、生徒らが “上級国民予備軍” であることも強調した。
次回が『ファイナル直前(予告編より)』だそうだから、一気に御上と生徒たちの距離感を縮めてチーム感を創出することにも成功している。
よって、繰り返しになるが 〈今作らしさの創成〉 としては間違っていないし、やるべきだ。
言葉や授業以外で、“今作らしさ”を盛り込んでほしかった
しかし。
逆に、“上級国民予備軍” やカタカナ用語や、生徒たちのディスカッションを省いたら… そういうことだ。
せめて、生徒たちが御上のために動き出す動機を、「成績が下がった」という唐突な理由にせず。
例えば、神崎が刑務所内の犯罪者と連絡を取り合っていることを、東都新聞の政治部記者で神崎拓斗の父・神崎栄治(東根作寿英)から隣徳学園に通報が入って。
隣徳学院理事長・古代真秀(北村一輝)が御上が神崎を野放しにしていることを問題視していることを生徒が知って… とか。
私のお勧めは、前回で中途半端に終わった「椎葉の窃盗事件」を広げるパターン。
例えば、椎葉の窃盗罪を学校に秘密裏にもみ消した御上の責任問題が発生し、生徒たちが「御上先生がいるから成績が上がったと見返してやろう」と動くとか。
まあ、いずれにせよ、「みんなで先生を」自体が 《上級国民予備軍の学園ドラマ》 らしくないわけだが(苦笑)
それでも、前回の 《ダブルスタンダード問題》 は解決できるし、何よりも唐突さを払しょくできるから、これくらいはやっても良かったと思う。
唐突に「生徒たちの成績が下がった」と展開するよりも…
もう少し頑張ってほしかったのは。
二本目の 《文科省と隣徳学園の闇》 と、三本目の 《神崎が追い続ける不倫騒動の真相》 の盛り込み方だ。
どちらにも、神崎と古代理事長と冴島悠子を絡ませている上に。
御上の上司で文科省総合教育政策局局長・塚田幸村(及川光博)と、御上の同期で文科省の槙野恭介(岡田将生)を意味深に登場させているから、今作に必要不可欠な要素であるエピソード群に感じる。
でも、本来は、《文科省と隣徳学園の闇》 と 《神崎が追い続ける不倫騒動の真相》 は一体化しているほうが分かりやすい。
そして、この二つのエピソードが槙野の次の発言につながるのだとしたら。
槙野「私立高校への初の官僚派遣が
失敗だったと言って」
前回の御上の過去についての告白から素直につなげるだけで良かったのでは?
「生徒たちの成績が下がる」より、「ヤングケアラーの犯罪をもみ消した」から展開したほうが自然だし、説得力があったような?
“最終回のオチ”を前提とした“逆算の構成になってない?
何となくではあるが。
前回から、ファイナル直前、最終章、最終回に向けて、“最終回のオチ” を前提とした “逆算の構成” になっていると感じるのだ。
誤解しないでほしいのは。
残り数話だから、納得させられる結末に向けて構成するのは、間違ってはいない。
しかし、今作が少なくとも第1話から前回の第7話まで描いてきたことは。
〈生徒自身に正しい道を考えさせる教師の学園ドラマ〉 を通して。 《“人ごと” を “自分ごと” にさせるドラマ》 であること。
〈パーソナル・イズ・ポリティカル( personal is political:個人的なことは政治的なこと)〉を通じて。
《当たり前だと思っている歴史や制度も、全ての個人に通じ、個人に影響を与える》 であり。
前回を含めて。
《徹底的に信じることの具現化をやった者が、最強のゲームチェンジャーになり得る》
だったのでは? ※ゲームチェンジャー(game changer)とは、従来の状況や流れを大きく変える人や物、事象のこと。
単純に、「隣徳を日本のトップスクール」ーにするために、私立高校への初の官僚派遣の御上先生が、理事長を巻き込んで既得権益や固定概念に真っ向から立ち向かう… だけで、十分に楽しくなったのでは?
あとがき(その1)
私が最も懸念しているのは、いわゆる “考察系ドラマ” に近づいているなぁ… です。
だって、例の “文科省の闇” も “事件の真相” も。
“ヤマトタケル” も “謎の青年(高橋恭平)” も。
今回だって、ほぼ全ての要素が “後出しで、小出しで、チラ見せ” で終わりましたよね。
こうなっちゃうと、“考察系ドラマ” に関心がない私は、一気に興味を失っちゃうんですね。
あとがき(その2)
劇中で及川光博さん演じる塚田局長が電話で次のように言いますよね。
塚田「いずれ 厄介ですよね
知りすぎた男たちは」
これを聞いて、私がリスペクトしまくり続ける「サスペンスの神様」こと、アルフレッド・ヒッチコック監督の名作『知りすぎていた男』を思い出しました。
何も知らなかった夫婦が突然国際的陰謀に巻き込まれるサスペンス映画の金字塔。
誘拐された息子を、妻で母のジョーが居場所を探るために「ケ・セラ・セラ(‘なるようになるさ’の意味)」を歌うシーンだけは知っている方もいるのでは?
強引ですが、今作『御上先生』との共通点もありますよ。
映画『知りすぎていた男』では、異国での孤立感と、何も知らないまま進むストーリーが恐怖を高めます。
ドラマ『御上先生』では、学校での孤立感と、御上先生が何も知らないで展開しますね。
映画『知りすぎていた男』のクライマックスは、要人の暗殺計画を阻止し、息子を取り戻します。
今作だって、御上先生が巨悪の何らかの計画を阻止して、生徒ら子どもたちに正しい教育を取り戻す… かもしれませんしね。
とにかく、安直で稚拙な “考察系ドラマ” にはなってほしくないです。
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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
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3月の満月「ワームムーン(芋虫月)」はいつ?
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3月の満月の時刻は、日本時間の3月14日(金) 15時55分です。
観測は、2025年3月14日(金)の夜がおすすめです。
ワームムーン(芋虫月)とは?
アメリカ先住民たちが農作業や狩りをして生活していた頃、満月に名前を付けて暮らしの目安にしていたそう。
アメリカ北部の部族「アルゴンキン族」が、3月は寒い冬が終わり暖かくなって来て、芋虫やミミズが土の中から這い出て来て、土に這った跡をつけたことが「ワームムーン」と名付けたとのこと。
日本では、冬ごもりしていた土の中の虫たちが動き始める頃を二十四節季で「啓蟄(けいちつ)」と呼ぶのと似ているのも面白いですね。
2025年3月の満月は、今年最初のマイクロムーン!
満月と地球の距離が最も離れた満月がマイクロムーン。
通常の満月よりも4%小さく、8.3%暗く見えます。
また、2025年3月の満月は、2022年11月以来、初の皆既月食と一致し、約65分間(日本時間15時26分から16時32分)赤く見える「ブラッドムーン」となります。
しかし、この皆既月食は、アメリカ、カナダ、メキシコを含む西半球で観測可能で、日本では見られません…
あとがき
2025年は「ホワイトデーが満月」なんですね。
まだ、バレンタインデーのお返しを思案中の方は、満月にちなんで探してみるのも粋かもしれませんよ。
3月9日(日)からは、全国的に月曜日と火曜日、金曜日だけが「晴れ」で、水・木・土・日曜日は「雨天」の予報なので、晴れ間を見つけて “ほぼ満月” を見たほうが良さそうですね。
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
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第22週『理想と現実って何なん?』の「土曜日版」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
結(橋本環奈)は、友達でコンビニの商品開発部に勤めている菜摘(田畑志真)から高齢者向けの弁当を開発したいと相談され、栄養士なりの意見を言う。それがきっかけで、菜摘の上司から管理栄養士との共同開発の提案があり、結は栄養科長の塚本(濱田マリ)が見守る中、その開発に関わっていく。一方、歩(仲里依紗)は新ブランドを立ち上げるべく事務所を構え、ギャル仲間たちや佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)とともに始動し知名度アップの策を練る。
------上記のあらすじは、公式サイトより引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18,21週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16,20週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11,22週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
"主人公が怖いと思われるくだり"の全て削除でいいのでは?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
『おむすび』は相変わらずの内容ですが、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくの間、テンプレです…
う~~~~ん、残したか。
すでに、「土曜日版」が「本編」の(あえて書きます)悪印象を改善してくれるなんて思ってもいない。
そうとは分かっていても、なぜ、ご丁寧に「イシダッチ 私って怖い?」を残したのか?
「本編」を見た人なら分かるが、主人公が怖いと思われるくだりだけでなく、「米田さん 顔怖いもん」と言った一度第18週で糖尿病教育入院した中野学(川畑泰史)の存在そのものが、火曜日以降に一切関係がないのだ。
まだ、この患者の中野も高齢者で思うように栄養指導が行き届かない患者の設定なら、少しは関係あるが。
《やればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 だから、しょうがない。
でも、もう一度書くが、労力をかけてまで残す必要がないのは間違いない。
まあ、主演俳優がアヒル口で怒るカットが視聴者に需要があるとの御上の判断なら諦めるか。
今週の「土曜日版」で評価できるのは、この編集だけ!
ただ、私が「本編」で「演出の失敗」だと評価したカットは、お手数をおかけしたが削除していただいた(笑)
それは、主人公と菜摘(田畑志真)が、菜摘の実家のパン屋の店先でお客様がいるのに聞こえるような声で愚痴っている場面で。
店内からお客様が出てきたのに、菜摘も主人公がサービス業の端くれなのに、ガン無視したカットだ。
こっちを削除したなら、主人公が怖いといわれた部分も削ったらよかったのに…
ちなみに、今週の「土曜日版」で評価できるのは、この編集だけだ。
冒頭で"怖い結ちゃん"を強調するから、後々までずるずると
「本編」を見たら分かるが、菜摘の会社「フォーチュンストア関西支社」の取引先で、大嫌いな部長商品開発部部長・豊岡修治(隈本晃俊)が信頼している西丸食品の管理栄養士・土屋信也(森優作)がいる “設定” にもかかわらず。
ヒロイン特権を発動して、コンビニ会社にとって最重要秘密事項となるはずの弁当開発の話を、ペラペラと社外の管理栄養士に暴露する “展開” に!
その後は、「本編」の主人公と菜摘の出番はほぼ全て残して編集。
おかげで、主人公が管理栄養士の知識と経験を存分にいかして、菜摘のために、高齢者のために、介護する全ての人類のために 《奮闘しましたとさ》 の不可思議だらけのおとぎ話になった。
そして、(嫌味を込めて書きますと)冒頭で “怖い結ちゃん” を強調してくれたおかげで。
豊岡部長や土屋への態度が「うちがやっちゃりよるんよ。もっと、ありがたかとお思うてくれん?」と言わんばかりに、主導権を持っているかのように見えてしまった。
ちなみに、「本編」を見た人なら分かると思うが、本編では、菜摘の 《部長を見返したい!》 的な令和の若い人なりの反骨精神を感じ取れる雰囲気があったのだ。
しかし、「土曜日版」では 《結ちゃんも、なっちゃんも攻撃的で怖い》 を強調した編集になったため、より、二人も、展開も強引な印象になってしまった。
ホント、結と菜摘をここまで悪い印象にしてどうするのか!
《誰よりも主人公と菜摘が正義!》の編集が不気味に感じる
悪い印象を植え付ける編集は、他にもある。
それは、《部長の部下への教育や接し方が悪かった》 の印象を薄めた編集だ。
例えるなら、時代劇なら王道の悪代官風に。
今どきなら、典型的な部下を見下すパワハラ部長と、大手以外の組織の人間を見下すモラハラ上司に感じるような “印象誘導” の編集になっているのだ。
ここまで、編集担当者の意図で視聴者を印象誘導してしまうと、栄養科長・塚本文香(濱田マリ)の部長への言葉も完全に空を切ってしまうというか、意味が薄まってしまう。
「部長を悪人に仕立てすぎ!」と反発しているのはない。
「本編」ではそれほど強調されていなかった 《誰よりも主人公と菜摘が正義!》 が気味が悪い、そう、何となく不気味に感じるのだ。
これでは、「土曜日版」しか見ない視聴者は、もっと見たくないと思うのでは?
う~ん、これって「正しい土曜日版」と言えるのか???
「ごめんなさい」と「お母さんも寂しいよ」の印象が乏しい
さて、「本編」ではそれほど強調されていなかった部分が気味が悪い、何となく不気味に感じるた部分は他にもある。
それが、主人公と同様に、娘・花(宮崎莉里沙)も出番はほぼ全て残した編集だ。
「子役で視聴率獲得」が理由かもしれないから、そこは現状の低視聴率を鑑みれば理解はできる。
しかし、花の出番のほぼ全てを盛り込んだら、やはり話の腰を折ってしまうのだ。
なぜなら、今週の主軸である「結ちゃんとなっちゃんの高齢者向け弁当開発奮闘記」に、ほぼ無関係だからだ。
いや、 そもそも論 《その1》 として、 本来は、母である主人公・結(橋本環奈)が、病院での本業が多忙で家事や育児を夫に丸投げして「ごめんなさい」を強調しておいた上で。
友だちの菜摘の相談にも乗ってしまい多忙になって、夫や娘といる時間が持てないから「お母さんも寂しいよ」を強調するべきなのだ。
この「ごめんなさい」と「お母さんも寂しいよ」が、それこそ視聴者にうまく “印象誘導” できた上でしか、娘のサッカーのくだりを盛り込んでも、ほぼ何の意味も持たないのでは?
だって、「花 すごいやん」と言ったところで、その瞬間しか思っていないことは、全ての視聴者がお見通しになるからだ。
「本編」でも翔也と花を描いてないのだから…
「土曜日版」の感想で書くことではないと重々承知しているとして、 そもそも論 《その2》 として、 好意的に解釈していない、見たままで理解しようとしている視聴者にとって、翔也(佐野勇斗)と花が、どんな練習をしているのか提示されていないのだ。
サッカーチームにいるであろう指導者と翔也の人間関係も、練習や指導上の関係性も示されてはいない。
おっとマンションの階段を使ってトレーニングしていたか(近所迷惑な…)
この「土曜日版」の編集を見ればお分かりいただけると思う。
前段で提示しておくべき “翔也と花” を強調していないのに、さらに「土曜日版」でも母親である結が心配していないと映像では描いておいて、強引な編集で「母と娘の親子関係がこじれている」が…
、いとも簡単に「母と父、母と娘も仲直りしました」とつなげるから、今週の主軸のエピソードに1ミリも関係性、関連性を築けないのだ。
だから、残すだけ時間の無駄遣いでしかないのだ。
“大人の事情” はあると思うが、だったら、「本編」でしっかり残す理由を描いておくべきで。
それを手抜きしたなら、事情があろうと、残すべきでなかったと思う。
その空いた時間を、「部長も悪気はなかった」に振り当ててしかるべきだったと思う。
あとがき
編集意図の真意は分かりませんが。
恐らく、上層部なりどっかから「主人公の出番は全部残せ!」の指示が出ているんでしょうね。
だから、もれなく「花」や「ヘアサロンヨネダ」も付いてきちゃう。
でも「花」の「ヘアサロンヨネダ」も「米田結の物語」ではないのです。
したがって、「主人公の出番は全部残せ!」は「病院のシーンは全部残せ!」と受け取るべきです。
それに、ナレーションで補強することも放棄したようですね(失笑)
まあ、これからやっても遅いですけど…
来週も、よろしくお願いいたします。
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
博多弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
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TBS系・金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』
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第7話『決着!父が託した愛の始まりー私が掴んだ希望』の感想。
原作(漫画)の浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」は、2025年2月25日発売済みの月刊誌「Kiss・4月号」掲載の最終話まで読了。
心麦(広瀬すず)は“自分は林川歌ではない”と確信し、弁護士・鳴川(間宮啓行)と協力する。だが、神井(磯村勇斗)に母子手帳の写真を見せられ、“阿波山京一郎”と“高畑まのか”の名を確認する。心麦は松風(松山ケンイチ)を訪ね、封印された家族の秘密を知ることとなる…
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(漫画):浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」
(過去作/イチケイのカラス)
脚本:金沢知樹(過去作/半沢直樹2022,Get Ready!,からかい上手の高木さん) 第1~7話
長花枝薪(過去作/吉祥寺ルーザーズ 第6話, Get Ready!第8話) 第7話
萩森淳(過去作/ドラマ&映画「からかい上手の高木さん」)
演出:田中健太(過去作/ペンディングトレイン,トリリオンゲーム,アンチヒーロー) 第1,2,4話
青山貴洋(過去作/グランメゾン東京,ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家) 第3,5話
棚澤孝義(過去作/半沢直樹2013,ユニコーンに乗って,下剋上球児) 第6話
福田亮介(過去作/恋つづ,俺の家の話,海に眠るダイヤモンド) 第7話
音楽:桶狭間ありさ(過去作/ハヤブサ消防団,私たちが恋する理由)
主題歌:Ado「エルフ」
警察監修:志保澤利一郎(チーム五社)
法律監修:市川寛(かなえ国際法律事務所 弁護士)
ラーメン監修:(ウェスティンホテル東京 龍天門)
フードコーディネーター:はらゆうこ(過去作/ライオンの隠れ家,ザ・トラベルナース,嘘解きレトリック)
P:中島啓介(過去作/天国と地獄~サイコな2人~,Eye Love You)
内川祐紀(過去 協力P作/18/40~ふたりなら夢も恋も~)
丸山いづみ(過去作/ペンディングトレイン ー8時23分、明日 君と,西園寺さんは家事をしない)
※敬称略
今回の脚本家と演出家について
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
前段でお断りした通り、原作である漫画は2025年2月25日発売済みの月刊誌「Kiss・4月号」掲載の最終話まで読み終えているが、原則としてネタバレはやらない。
無視する必要もないので、当ブログらしく触れておく。
今回の脚本担当は、今作のメインライターである金沢知樹氏(第1~7話担当)に加え。
今作は初担当で、前述の金沢氏とはドラマ『Get Ready!』で共作したことがある長花枝薪氏。
さらに、もう一人、金沢氏とドラマと映画『からかい上手の高木さん』で共作した萩森淳氏も、今作担当とし控えていることが発表済みだ。
もちろん「若手が? 新人が?」なんて思わない。
今作のような、秀逸な原作を、新たな解釈を加えたよくできた実写版ドラマとして再構築することに成功中の作品に、若手や新人が関わることは、今後のドラマ界にとって有意義なことだからだ。
そして、今回の演出は、今作4人目で、今作は初担当の福田亮介氏〈48〉だ。
過去に、『恋はつづくよどこまでも』(TBS/2020)、『俺の家の話』(TBS/2021)、『Get Ready!』(TBS/2023)、『海に眠るダイヤモンド』(TBS/2024)などを担当している演出家の一人だ。
申し訳ないが、特筆すべき過去の演出は思い出せないが、今回には幾つか「いいね」と思える演出があった。
今回の演出には「いいね」がいくつかあり、今後の活躍に期待したい演出家だ(いつもですけど、偉そうにすみません…)
小麦が産婦人科の当時の院長だった阿波に懇願するセリフ
さて、『クジャクのダンス、誰が見た?』の第7話の感想だ。
まず、今作が、単なる「謎解き重視のミステリー」は、巷の “考察系目当ての視聴者” を喜ばせるような作品ではなく。
きっちりと、主人公に次々と襲い掛かる真実の恐怖を描いた 《サスペンス》 であり。
火の粉のように降りかかってくる未知の真相に翻弄される主人公と、そこに関わる人たちの 《人間ドラマ・ヒューマンドラマ》 を踏襲し続けていることは、これまでも書いてきた。
※岩手・大船渡の山林火災ではなく、終盤の「放火シーン」からインスパイアした表現です…
で、この第7話では、次のセリフでそれことが明確に分かるのだ。
序盤、産婦人科の当時の院長だった阿波山京一郎(井上肇)から、主人公・山下心麦(広瀬すず)が真相を引き出すきっかけとなる重要なセリフだ。
大きなため息をついた(この「ため息」にも注目してください)あとに続くこの一言だ。
小麦「私 ホントのこと 知りたいだけなんです
知りたいだけなのに 誰も教えてくれない
何もしてないのに 教えてくる人が いなくなる」
これ、前段の1行だけなら「単純なミステリー(=謎解き)」で終わる。
でも、1行目に続いて3行目に飛ぶと「サスペンス」になる。
しかし、2行目が挟まるから「ヒューマンドラマ」になるのだ。
だって、1行目は阿波への願いと訴え、3行目は阿波もいなくなることへの暗示で、どちらも阿波への思いが言葉になっているからだ。
でも、2行目は小麦自身への嘆きと困惑の吐露になっており、性質が異なる。
だから、このセリフが今作の作風を強く戒める言葉になっていると考えれるのだ。
赤ちゃんの手のひらにある幸せを救い取ろうとする男達の姿
私が映像的にも、物語的にも「いいね」と感じたのが。
中盤の回想で、春生(リリー・フランキー)と春生の捜査一課時代の部下・赤沢正(藤本隆宏)が壁を背にタバコを吸う場面だ。
春生(回想)「手は すごいよな」
赤沢(回想)「えっ? 何ですか? 急に」
春生(回想)「いいことも 悪いことも
ここから始まるっていうか」
赤ちゃんには、手のひらに指で触れたときに、反射的にぎゅっと握りしめる原始反射のひとつである【把握反射】が備わっている。
脳からの指令とは関係なく、まわりからの刺激によって引き起こされる現象で、実際に物が握れるようになる生後3~4ヶ月を過ぎると一般的には見られなくなる。
理由は諸説あるが、親の手足をしっかりと握ることで、赤ちゃん自身の安全を確保するために備わっているといわれている。
そして、文学的、スピリチュアル的、ファンタジー風にいえば。
生まれたばかりの赤ちゃんは、お腹の中でお母さんから手のひらの中にたくさんの幸せを握らせてもらって生まれるから、その幸せをこぼれ落とさないように、反射的にギュッと握る。
でも、自分でものを掴めるようになると、意識してギュッと握らないと、幸せがこぼれちゃう。
だから、手のひらは 《触れたら あったかくも感じるし》 になるというわけだ。
おじさん二人が、赤ちゃんの手のひらにある幸せを救い取ろうとして流れに、実にシンクロする映像だと思う。
そして、小麦が見せられたビデオ映像で一時停止した画面の中の赤ちゃんの右手は開き、左手が握られていることが。
この赤ちゃんの運命、果ては幸せの行き先(こぼれるのか、拾い集められるのか)を案じる描写になっていると考えると面白いと思う。
©TBS
カフェ内の小麦がスローモーションになる演出に注目
もう一つ、私が映像的に、いや音響効果的に、「いいね」と感じたのが。
中盤過ぎ、小麦と弁護士・松風(松山ケンイチ)がクリームソーダを食べ(飲み)に入ったカフェのシーンだ。
途中で、赤ちゃん連れの若い夫婦が来店して、小麦の見えるところに座ると、赤ちゃんが泣きだす。
まず、泣きだした少し後から、スローモーションに切り替わる。
「いいなあ」とつぶやく小麦もスローモーション。
このタイミングで、カフェ店内の音が消えて、小麦のモノローグになる。
数カットの回想がインサートされつつ、劇伴も重なってくる。
小麦の「悔しいんだ 私」のカットで通常回転に戻り。
むせぶ小麦で、再び赤ちゃんの泣き声を含めた店内の音が戻ってくる。
これ、スローモーションと回想部分が 《小麦が息を止めていた時間》 になっているという演出だと思う。
小麦が息を止めて考えている時間を、小麦になった気持ちで視聴者に共有させるというわけだ。
これは、映像でしかできない演出であり。
先述した 《赤ちゃんの手のひらにある幸せ》 とリンクする脚本と演出なのだ。
こういうのをさりげなくやるからこそ、自然と今作に引き込まれるのだと思う。
※演出については、ほぼ私のこじつけの解釈ですけれど(汗)
あとがき(その1)
原作の内容は書きません。
でも、原作既読者としていうなら、実に原作を実写ドラマ版として、洗練させ、練り上げていると感心します。
「ここが…」と書けないのが悔しいくらい。
恐らく、前作の金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS/2024)、その少し前の『最愛』(TBS/2021)の系譜になる、いわゆる “考察系” とは一線を画す 《サスペンスとヒューマンドラマの融合》 なのかもしれません。
この手の作品は、簡単そうで難しいです。
だって、簡単なのはどんでん返しと引き延ばしをやるだけの “考察系” であり、子どもと動物とお涙頂戴を盛り込むだけでできちゃう “ヒューマンドラマもどき” ですから(笑)
最後に、脚本家や演出家らスタッフさんもすごいですが、俳優さんたちの個性や芝居も見ごたえ十分で満足です。
あとがき(その2)
ちなみに、原作信者の方は「原作があるから」との意見もあると思います。
でも、ドラマ好きなら、日本テレビのドラマで「原作者の意向を無視して改悪された連ドラで起こってしまった最悪の事態」を忘れていないはずですよね。
そう考えれば、原作にあるセリフを含めた表現が、実写ドラマ化で再利用され有効なら、それはそれでスタッフの原作へのリスペクトの表れだと私は考えたいです。
だから、どちらも作品として評価するので、必要以上に比較はしない… のです。
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
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第110回/第22週『理想と現実って何なん?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
コンビニ弁当の開発案を部長にプレゼンする菜摘(田畑志真)は、今の説明ではダメだという部長に結(橋本環奈)から教わった「フレイル」という言葉の意味を語り始める。一方、オリジナルのギャルブランドを立ち上げ展示会を企画している歩(仲里依紗)は、ネット記事による宣伝に力を入れ、その効果が現れ始める。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18,21週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16,20週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11,22週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
「おむすび年表」にご指摘をいただき、修正いたしました
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
『おむすび』は相変わらずの内容ですが、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくの間、テンプレです…
昨日は、「おむすび年表」の最新版を作ったことをお話ししました。
早速、いくつかのご指摘をいただき、修正いたしました(謝)
私の妄想では「主人公が栄養教諭になる」であろう「「2029年3月」の “未来” までは描くとして作成してみました。
だって、劇中の現在が「2019年」で、教員免許取得まで4年前後はかかるはずですから、次週から勉強したって「主人公が栄養教諭になる」は、最速で「2024年」ですからね。
その間に史実上は約4年間の「コロナ禍」があるので、どうなるのか楽しみと同時にホラーですね(笑)
また、前回でも書きました通り、皆様のおかげをもちまして、先日「3,700万アクセス」を達成させていただきました。
本当に、毎日、ありがとうございます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
朝ドラ「おむすび」の年表を更新! ※妄想の未来の記載アリ!!|ディレクターの目線blog
【心より感謝】3,700万アクセス達成いたしました! ありがとうございます!!|ディレクターの目線blog
今回は、いろいろな意味で異例な幕開け
まずは、どうでもいいことから(笑)
今回は、いろいろな意味で異例な幕開けと言ってみたい。
まず、金曜日の冒頭が「メインタイトル映像で始まった」ことだ。
これ自体は異例ということはない。
しかし、月曜日から描いてきたこと、特に前回の木曜日のラストにあった「如何にも結と菜摘のバディがどんでん返しを繰り出しますよ!」の続きとしては、前回の振り返りをやらないほうが、異例だと思うのだ。
「盛り込む内容がない!」から、タイトル映像が長いの!?
もう一つは、今回のメインタイトル映像の放送尺(長さ)について。
今作のタイトル映像は、月曜日が「1分32秒ヴァージョン」で、火~木曜日は基本的に「1分11ヴァージョン」が採用されている。
しかし、今回は「1分13秒ヴァージョン」だった。
いつもと違う尺のヴァージョンを採用する意図は分からない。
ただ、金曜日は最後に「予告編」もあることから、火~木曜日よりも本編の尺が元々短い。
何を言いたいのか?
そう、きっと「盛り込むべき内容がない!」と解釈するしかないのだ。
もちろん、後出しで制作統括が言い訳するかもしれないが。
名曲であるB'zの「イルミネーション」を活用しないの!?
ご存じの方も、多いと思う。
いま、再放送中の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK/2021年度後期)の第8回の終盤では…
12分過ぎ、主人公の安子(上白石萌音)が大阪で別れた稔(松村北斗)を思いながら、大阪から岡山までの下り列車のシーンで、主題歌「アルデバラン」が流れ始めるという異例な構成と演出だったのだ。
朝ドラでは、その放送回の終盤に主題歌が流れ始めることはある回があるにはある。
例えば、朝ドラ『おちょやん』(NHK/2020年度後期)では、千代(杉咲花)と一平(成田凌)がやっと結ばれる回。
朝ドラ『おかえりモネ』(NHK/2021年度前期)では、百音(清原果耶)が宮城県から東京に上京する回など。
でも、『カムカムエヴリバディ』は、「アルデバラン」をイントロからBGMとし流して、そのままタイトル映像につなげるという大胆かつ完璧な構成と演出をやったのだ。
そう考えると、今作は、今一つ、せっかくの名曲であるB'zの「イルミネーション」を活用していないのだ。
さらに、今回なんて、冒頭から「イルミネーション」が流れたから、その後の内容との “落差” に “ころび” そうになってしまった(笑)
特に意図も感じさせないなら「無駄な労力を割かなさんな」と言いたい。
「フレイル」の概念を菜摘に教えたのは結本人なのに!?
さて、冒頭の構成が異例だと書いたが、「本編」の冒頭も異例というか “異様” な描写で始まった。
結「私も賛成です」
菜摘「(驚きの表情で)?」
むしろ、見ている私のほうが「(驚きの表情で)?」だ。
だって、 そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
「フレイル」という概念を菜摘(田畑志真)に教えたのは、主人公・結(橋本環奈)では?
公式サイトの第110回のあらすじだって、下の記載になっている。
コンビニ弁当の開発案を部長にプレゼンする菜摘(田畑志真)は、今の説明ではダメだという部長に結(橋本環奈)から教わった「フレイル」という言葉の意味を語り始める。一方、オリジナルのギャルブランドを立ち上げ展示会を企画している歩(仲里依紗)は、ネット記事による宣伝に力を入れ、その効果が現れ始める。
もっと以前からフレイルな患者対応を描いておけばいいのに
しつこいのは、いつものことだから、お付き合いいただきたい(笑)
まず、公式サイトのあらすじが「正しい」「正義」であるとするなら、脚本も、演出(演技指導含む)も、俳優の演技も「間違っている」「不義=人として守るべき道にはずれること」だ。
ここの脚本、演出、芝居をごく普通に考えれば…
結が「日ごろから高齢者の患者さんにも接している管理栄養士として、私からご説明します」と切り出して、菜摘が心の中で「結ちゃん、心強いなあ」じゃないの!
まあ、「「日ごろから高齢者の患者さんにも接している」は、私が盛った表現だが。
でも、あえて言うなら、第22週で「フレイル」を登場させることが事前に分かっているなら、 そもそも論 《その2》 として、 「NST」(Nutrition Support Team=栄養サポートチーム)の該当患者でも何でもいいから、もっと「加齢により心身が老い衰えた状態の患者」を組み込んで、看護師と連携して患者に向き合う姿を強調しておくべきだったのだ。
それこそ、先日に登場した… 糖尿病患者で、かつて糖尿病で教育入院(病気について理解し、適切な管理を学ぶための入院)していた磯山八重子(徳田尚美)で…
「NST」の言語聴覚士・杉沢聡(犬飼貴丈)を絡めるエピソードの際に「フレイル」を組み込んでおけば、流れとしていつになく自然になったのだ。
まあ、プロなのに 《素人でもやればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 こそが『おむすび品質』なのだが(困)
言葉選びの不適合さ、表現の仕方の異様さから生じる違和感
この、結の「私も賛成です」が巻き起こした異様さは、次のようにも考えられる。
百歩譲って、何が何でも誰かに「私も賛成です」と言わせたい… と、考えたと仮定しよう。
だったら、フォーチュンストアのお弁当製造担当で、西丸食品の管理栄養士・土屋信也(森優作)が「私も賛成です」と言わないと意味がないのだ。
だって、菜摘は結のバディ(味方)なのだから、結が菜摘を推しても全く言葉に重みがないからだ。
だから、土屋が、それこそ「さすが、米田さんは日ごろから高齢者の患者さんに接しているだけありますね」と、これ見よがしにアゲアゲ~~~をやったらよかったのだ。
プロの脚本家や演出家や制作統括にいうのは偉そうだが(いつもですけど… 汗)。
言葉選びの不適合さ、表現の仕方の異様さから生じる違和感が、プロとして甚だしいと感じるのだ。
これ、前回でも書いたが。
菜摘も結も、前回で退場したさくら通り商店街のテーラー・要蔵(内場勝則)夫妻が抱えた課題を、某ドラマ(『御上先生』)のように “人ごとは自分ごと” として捉えていない証拠になるのでは?
本来、この展開に説得力を持たせるには、それこそ中高年の両親をもつ菜摘と結が、要蔵夫妻のことを “人ごとは自分ごと” と受け止め、要蔵への思いを「高齢者向け弁当開発の企画」に込めまくるべきだったのでは?
それがなく、ただ単純に 《入社6年目でもろくに仕事ができない菜摘が、自分を認めない部長を見返してやりたい!」の陳腐なエピソードにして満足するから、視聴者にな~んにも残らないのでは?
結が「フレイル」を菜摘のお手柄にしたいならしたいで…
いや、もう一つの考え方ができる。
それは、結が「フレイル」を “なっちゃんのお手柄” にするために、嘘をついたという考え方だ。
結が、フォーチュンストア関西支社・商品開発部部長・豊岡修治(隈本晃俊)の菜摘への評価を一変させたいと企んで、あえて「私も賛成です」と言ったと考えるのだ。
そうすれば、菜摘は寝耳に水だから「(驚きの表情で)?」となるのも納得できる。
でも、だったらだったで、 そもそも論 《その3》 として、 さも、菜摘が自分発信のように「フレイル」を説明する際に、ワンカットでもいいから 《自信満々で説明する菜摘を見てうれしそうな結ちゃん》 をインサートしなかったのか?
菜摘が「(驚きの表情で)?」となった直後に、《無言で菜摘に向かって「やったね」の表情の結ちゃん》 を挿入しなかったのか?
この二つのインサートカットが入れば、相当量の違和感を払しょくできたのでは!
まあ、《やればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 こそが『おむすび品質』なのだが(困×2)
断っておくが、これらは、言葉狩りでも、重箱の隅を楊枝でほじくる行為でもない。
言葉の選択が、表現のやり方が、普通でないから、伝えたいことが伝わらないことを嘆いているのだ。
上記の三つのどれかでも、それ以外でも、伝わるように描かないと意味がないと思うから… である。
何でもすっ飛ばす展開だから連ドラなのに連続性を感じない
そして、4分過ぎの栄養科長・塚本文香(濱田マリ)で、豊岡が部下思いであることが明解になる。
塚本「な~んや 豊岡部長
部下思いの方やったんですね」」
豊岡「彼女は見どころがあるので
厳しく教えてきたつもりやったんですけど」
菜摘「部長…」
塚本「いやいや 今 令和ですよ」
う~~~~ん、必死に “令和” を強調しているが。
視聴者100人中、99人は 《部長は部下思い》 を疑わなかったのでは?
もちろん、俳優さんが、隈本晃俊さんだから… というのもあるにはある。
しかし、僅か数日間の放送でやるから、ご都合主義にしか見えないのだ。
それこそ、菜摘の入社直後から、塚本が菜摘に注目していたと強調しておけば済んだのだ。
例えば、ショッピングセンター進出計画の対策の際に「部長に相談したんやけど」と入れておいて。
のちに、商店街の名物メニュー作りで企画開発した「ドラナンシェ」がコンビニスイーツとして発売されるくだりで、「佐久間さん、よう頑張ったな」の部長を入れるとか。
こういう、前後をつなげる要素をとことん排除する 「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開) をやり続けるから、いつになっても連ドラなのに連続性が担保されないのだ。
サブキャラ間の言葉のやり取りによる令和“”の押し売り!
この「高齢者向け弁当開発」に対しては、最後にひと言だけ。
劇中の時代が “令和” になったことを強調するエピソードして全否定はしない。
「たまには褒めるべき」というなら、盛り込まないよりはいい程度だとは思う。
でもね、今作は、 そもそも論 《その4》 として、 今作の序盤で “平成” を強調する象徴的なアイテムとして、言葉や文字や風俗としての 《ギャル》、見た目やファッションとして 《パラパラダンス》 を盛り込んだのだ。
ここで、あえて褒めるとするなら。
今作は、平成に生きる主人公を中心とした登場人物たちの言葉、文字、ファッション、流行、風俗、会話などを通して “平成” を描いたのだ。
でも、この度のエピソードで今作がやったのは、サブキャラ同士のやり取りによる言葉による押し付け、押し売りだったのだ。
塚本「教え方も時代と一緒に
変わってきてんちゃいます?」
豊岡「そうかもしれませんね」
結の塚本への、菜摘の部長へのリスペクトが感じられない!
また、ここにも違和感を覚える演出と演技があった。
上記の塚本のセリフを聞いている結だ。
何となく「塚本さんの私への接し方は、このことが原点なんだ」的に納得した芝居になっていたのに、お気づきだろうか。
だったら、そのように見えるように、結の塚本へのリスペクトももっと描いておくべきだったし。
豊岡たちが帰った直後の、ワチャワチャの抑え気味にして、ほっとした感じにしたほうが…
まあ、いいや。
令和の指導教育を、平成ギャルを活用して描くのもアリでは
私もクリエイターの超端っこにいる端くれとして。
文句ばかりでもなんだから、私も一つ提案してみる。
例えば、菜摘が “令和元年入社の新人たち” を指導する立場で、新商品発売記念の記者会見を仕切ることになって。
菜摘は「チームで」「全力で」「休み返上で」で進めようとするが、令和の新人たちは「私だけで?」「疲れる~」「休みは休み」と食い違ってしまい。
でも、結が “塚本の若い人たちへの接し方” から何かを察知して、菜摘に伝授する… みたいな。
それこそ、ここで博多ギャル連合(通称:ハギャレン)のOGたちを利用して、「ムスビン、令和の子たちは同じギャルでも違うんよ」と教えるとか… ね。
まあ、いいや。
“虚構の中の出来事とはいえ、《ひとの人生を弄びすぎ》
<《やればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 は分かっていたし、書いてもきたが。
今回の終盤では 《やれば逆効果と分かり切っていることを、やる、やっちまう》 があった。
それは、結を大手コンビニチェーン「フォーチュンストア」が管理栄養士としてヘッドハンティングする展開だ。
だって、 そもそも論 《その5》 として、 西丸食品の管理栄養士・土屋という優秀な人材がいるのに?
いや、土屋より、結よりも、豊岡部長が誰よりも “理解できている人” と描いたのに?
この展開で、個人的に腹が立つのは、以前にも「NSTメンバー」の委託会社の管理栄養士・柿沼莉子(しまずい香奈)についても言及したことだ。
今作は、正社員の結が委託会社の柿沼を “下” に見るように描いてきたことが、それ。
それこそ、現実社会はまだまだだとフリーランスの私は実感しているが、建前は「令和では、正規も委託も同じ」なのでは?
なのに、今回は、外部とはいえ信頼しているとしていた土屋がいるのに(あえて書きます)切り捨てて、結を正社員に迎えると描いたのだ。
さすがに、「米田さんのおかげ」も行き着くところへ昇天してしまったというか、行くべきではなかった到達点まで行っちゃったと言わざるを得ない。
もちろん、この展開を脚本家や演出家や制作統括が許したのは、今作全体に脈々と流れる 《作る人に対するリスペクトがほぼない》 に通じる悪習だと思う。
恐らく、来週から「コロナ禍」に突入するから、ヘッドハントの話はとん挫するに違いない。
とん挫するなら、余計に “虚構の中” の出来事とはいえ、《ひとの人生を弄びすぎ》 である!
あとがき(その1)
今回も、執筆時間4時間超の大作、楽しんでいただけましたでしょうか?
金曜日に限っていえば、姉の歩(仲里依紗)と関係者、父の聖人(北村有起哉)と母の愛子(麻生久美子)。
今週に限れば、夫の翔也(佐野勇斗)と娘の花(宮崎莉里沙)、美佐江(キムラ緑子)。
この人たちのプチエピソードなんて、ぼんやりとしたオチ程度の扱いなら、必要なかったと思いますね。
でも、結局は “大人の事情” で主演俳優の出番を少なくする忖度もあったでしょうし。
そもそも論 《その6》 として、「主人公の物語」をがっつりと描くつもりもないし、ネタ切れもあったと推測しちゃいました。
まあ、裏方を描くつもりがないのに、管理栄養士にスポットを当てた時点でお先真っ暗を解消する工夫をすべきだったと思います。
あとがき(その2)
まだ、結がコンビニチェーンからのヘッドハンティングを断るのか、コロナ禍で破談になるか分かりませんけど。
※「予告編を見ない、見たくない読者様」に配慮して書いてます
そもそも論 《その7》 として、 主人公は、人並外れた学習能力の欠落ぶりと、下の人間を見下す人でなしで、いるだけでケガや死、騒動を呼び寄せる疫病神と、今作が描き続けたのですから、コンビニの存続を考えたら、受け入れないほうが(笑)
で、あえて、こじつけますけど、ついに世界的パンデミックまで引き寄せて!
さすが、《朝ドラヒロイン史上最恐のモンスター》 ですよ。
みっきーの“栄養”チャージ中!(第25回)
今回は、私たち夫婦の “心の栄養” のお話で、和んでくださればうれしいです。
以前に、「しろたん」という “なごみ” を象徴するキャラクターの話を書きました。
つい先日に、妻と千葉県の成田山新勝寺にお参りに行った際の写真です。
※写真に写っているのは「成田山 交通安全祈祷殿」です。
最近は、平成から「ぬい撮り」とか言われていますね。
うちには、他の大きさ含めて何体かいるんですけど、妻曰く。
「この子は女優なんだよ。いつも瞳がうるうるしていてかわいいから」
こういうの、子どもがいない夫婦でも「親ばか」というんですかね(笑)
来週は、今週にお祝いした結婚記念日のお話でも書こうと思います。
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
博多弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
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ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
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〔月曜日〕
●フジ 21:00 続・続・最後から二番目の恋(第5話)
〔火曜日〕
●フジ 21:00 人事の人見(第1話)
〔水曜日〕
▼感想の投稿なし
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〔金曜日〕
●TBS 22:00 イグナイト-法の無法者-(第5話)
〔土曜日〕
●NHK 22:00 ひとりでしにたい(6/21~)
〔日曜日〕
●TBS 21:00 キャスター(第5話)
〔月~木 (夜ドラ)〕
▼感想の投稿なし
〔月~土 (連続テレビ小説)〕
●NHK 08:00 あんぱん(第7週/ダイジェスト版)
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Iターン
愛してたって、秘密はある。
相棒 season13
相棒 season14
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アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
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明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
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アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
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嘘解きレトリック
嘘の戦争
美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
奪い愛、冬
海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
ウロボロス
VIVANT(ヴィヴァン)
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
ST 赤と白の捜査ファイル
Nのために
エルピス-希望、あるいは災い-
エール
エンジェル・ハート
エンディングカット
オー・マイ・ジャンプ
王様に捧ぐ薬指
大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
おちょやん
おっさんずラブ-in the sky-
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
オトナ高校
オトナ女子
お兄ちゃん、ガチャ
姉ちゃんの恋人
オー!マイ・ボス!恋は別冊で
お迎えデス。
おむすび
表参道高校合唱部!
おやじの背中
親バカ青春白書
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?
俺のスカート、どこ行った?
俺の話は長い
お別れホスピタル
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
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カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
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家庭教師のトラコ
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神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
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監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
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貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
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今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
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キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
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金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
クジャクのダンス、誰が見た?
グッド・ドクター
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グ・ラ・メ!~総理の料理番~
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黒い十人の女
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ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
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結婚式の前日に
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健康で文化的な最低限度の生活
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恋仲
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合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
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ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
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コタツがない家
コタローは1人暮らし
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孤独のグルメ[4]
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孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
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孤独のグルメ[10]
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この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
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コントが始まる
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最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
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白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
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ハコヅメ~たたかう!交番女子~
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初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
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花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
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ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
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ブラックペアン シーズン2
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フランケンシュタインの恋
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フルーツ宅配便
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HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
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僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
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星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
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舞いあがれ!
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マウンテンドクター
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マジで航海してます。
まだ結婚できない男
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真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
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ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
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まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
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未満警察 ミッドナイトランナー
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MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
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モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
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