ホワイト・ラボ～警視庁特別科学捜査班～ （第5話・5/12） 感想

TBS系『ホワイト・ラボ～警視庁特別科学捜査班～』（公式）
第5話『刑事を誘拐した男』の感想。

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繁華街で国会議員・川田の遺体が見つかり、現場を見た奥貫（宮迫博之）は心臓発作だと告げる。発作の原因を探るべく、本田（谷原章介）が川田の担当医・華村を訪問。その時、華村に娘の美雪から助けを求める電話が入る。山根（薮宏太）は、何者かに拉致されたという美雪の居場所をGPSから特定する一方、姿の見えない一ノ瀬（北村一輝）の居場所も追跡。すると、一ノ瀬と美雪の居場所が一致する。一ノ瀬は美雪と共に連れ去られていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

全く違うドラマになったような…

今回の脚本が正岡謙一郎氏と丸茂周氏の共作、演出が相沢淳氏。この方々は公式サイトには掲載が無い。ってことは、第5話にして脚本も演出もこれまでの継承無し。作品自体も正にそんな感じで、全く違うドラマを観ているような違和感しか無かった。

スタッフが変わっても、観た後のもやもやはそのまま…

まず、一ノ瀬（北村一輝）と誘拐された少女を何処かに閉じ込めて、即席実験室みたいな環境の事件を作ろうと言った企画会議から始まったような話。まだ、携帯電話でトラックの位置を見つけて車両を確保しようと思ったが…と言う所から話が進めば良かったろうに、トラック確保は後手後手に回って、逆恨みも複雑なようでもやもやしたまま…

連ドラだから連続性だけは無いと…

しかし、第5話にしてテコ入れなのか知らないが、一ノ瀬と奥貫（宮迫博之）以外の3人のキャラがこれまでと違い過ぎる。神山（和久井映見）は急に全体を仕切り出すし、本田（谷原章介）と山根（薮宏太）は神山の指示で動いてるだけで自主性無し。これでいくら予告編で謎を漂わされても、連続性が無いのが見えちゃうと興味関心も出にくいと思うが…

あとがき

トラック確保が遅過ぎとか、外科医が一人で受け入れないだろとか、根本的な問題はありますが、基本的な設定部分はまだ面白さがあると思うのです。ですから、せめて連ドラとしての連続性だけは担保して頂きたいです。

 

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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話

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ルーズヴェルト・ゲーム （第3話・5/11） 感想

TBS系『ルーズヴェルト・ゲーム』（公式）
第3話『仲間と涙の大逆転！倒産の危機も大逆転なるか？』の感想。
なお、原作（池井戸潤氏の小説）は未読。

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イツワ電器に訴えられたと知った得意先から、取引の一時停止や縮小の通告が殺到。細川（唐沢寿明）はイツワ電器が裁判を仕掛けた真意に気付く。裁判の結果が出るのを待っていられない細川は、イツワ電器に和解を持ち掛けたいが、社長の坂東（立川談春）と連絡がつかない。一方、リストラの責任者の三上（石丸幹二）は、野球部への入部を決めた沖原（工藤阿須加）を会社に残したいと考える。だが、細川は例外を認めない。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前回より良くなった！

前回より増して「野球部」をしっかり描いたことと、青島製作所の危機を解り易くコンパクトに描いたことで、「リストラ」を中心に「企業経営」と「野球部」が両輪として一つの作品を動かしているように見えてきたのが良かった。

今後、引っ張り気味に感じない工夫が欲しい！

ただ、「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を描くドラマとして疑問が残るのは、結果的に“勝ち組”がある訳で、そこに至るまでの過程を描いている現状は、今後引っ張り気味に感じてくると言うこと。その辺をどう工夫して“勝ち”を魅せるのかに期待しようと思う。

あとがき

「野球パートだけで良い」なんて声があるでしょうね。明らかに“半沢”の柳の下を狙った部分が、俳優を本業としていない人たちの演技で若干学芸会の雰囲気を漂わせてますから。奇抜な配役で当たった夢をもう一度ってことでしょうが、二番煎じ過ぎるような。今回はかなりそこが気になりました。

 

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花子とアン （第37回・5/12） 感想

NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』（公式）
第7週『さらば修和女学校』【第37回】の感想。

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蓮子（仲間由紀恵）が石炭王・嘉納伝助（吉田鋼太郎）と婚約したという新聞記事に、何も聞かされていなかったはな（吉高由里子）はショックを受ける。急いで蓮子の部屋へ向かうが、もはや蓮子の姿はなかった。いても立ってもいられないはなは、ブラックバーン（トーディ・クラーク）や富山（ともさかりえ）が止めるのも聞かず、学校を飛び出して蓮子の実家・葉山邸へ向かう。しかし、屋敷の前で大勢の記者たちに囲まれてしまう…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

Shut up! Mr.Miwa!!

ドラマの流れがどうこうとか以前の問題として、ここまで美輪さんの語りで全編やられちゃうと、私としてはテレビドラマとしての感想を書く気持ちになり難い。決して美輪さんが悪い訳では無いが、美輪さんの演技力が逆効果になって、完全に「動く紙芝居付き、美輪明宏の朗読会」状態。今日の語りは酷過ぎる！美輪さんには申し訳ないが「もう少しShut up!」と言いたくなった。

語りは中立が良いと思うが…

そして語りの「裏切り」と言う言葉の連呼もおかしな話。2度目の結婚を決意する蓮子（仲間由紀恵）と8歳年下のまだお子さまランチ状態のはな（吉高由里子）では、これまたいくら語りで「腹心の友」を連呼したって、対等に人生の悩みを語り合える程ではなかっただけで、蓮子にとっては腹心の友への精一杯の優しさだったのでは？なのに、妙にはなの側に偏った語りも違和感ありあり…

学友たちの行動にも違和感を覚える！

正直、だいぶ前から女学校のくだりは飽きているのだが、今日のような表現を見ると、とっとと卒業後を描いてくれと言いたくなる。確かに朝ドラっぽさを創出するなら、自分が見ていない状況もすべてお見通しの上でヒロインの応援団になるのが良いのだろう。

しかし、放送で描かれている部分はすべてお見通しの視聴者だって、今日のはなの気持ちを理解するのには、相当の善意の脳内補完の末にぎりぎり共感してる状態なのだから、学友たちの行動には違和感を覚える。それに、ドラマ的には周囲ははなの気持ちに気づかず、はなは孤立した方がはなを応援したくなるのではないだろうか？

あとがき

今日は、初恋にも似た気持ちで腹心の友だと思っていた蓮子にヒロインのはなが裏切られたと言う大クライマックスを描こうとしたんでしょうね。でも、全編語りで補足して、視聴者には脳内補完させて、なんとか伝わったかなと言う程度の仕上がり。とにかく、今週は早く終えて、はなの卒業後の話にして頂きとう存じます…

     

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拍手コメントへ返信 （2014/5/11,12の分）

ご来訪の上、コメントと拍手ありがとうございます！

いつもドラマや映画の感想にご賛同のコメントや拍手を頂戴し、ありがとうございます。もちろん厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになります。
なお、"拍手コメント"にお返事をする機能が無いため、出来るだけこの場で返信させて頂きます。

  ※基本的に翌日以降にお返事を差し上げます（謝）
  ※今日は、記事を書く時間が出来ましたので書かせて頂きます。

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[拍手投稿]  名無しさん （2014-05-11 13:50:49）
弱くても勝てます ～青志先生とへっぽこ高校球児の野望～ （第5話・5/10） 感想

自分も野球部員には少し野球経験のある無名の新人俳優を起用した方が良かったと思います。もしくは野球経験のない部員だという風に設定を変えるとか。福士君の投げ方だと経験者には見えないんですよ。ど素人の寄せ集めならいきなり強くなるのは無理なので、弱いまま勝てる方法を見つけようとするのもアリかなと。

↓ここから管理人返信↓

『日テレアップDate!(5/11 5:10~放送)』内の『日本テレビ番組審議会の審議報告』でも、本作のことが話題になっていました。視聴者からの「原作とだいぶ違う」「俳優が野球部員に見えない」との声に対して、番組制作者は「野球未経験者にはこれから練習して貰って最終回までには…」みたいなことを言ってました。完全な確信犯ですから、このままいくでしょうね。大人の事情があるとは言え、ドラマ化の際にもっと真剣に検討すべきことだったと思います。

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[拍手投稿]  名無しさん （2014-05-11 18:33:40）
花子とアン （第36回・5/10） 感想

はなの初アルバイトが、日めくりカレンダーを破って行くという古典的な時間経過の表現であっという間に終わらせた時点で、６週目のエピソードの出来はあきらめました。

ご指摘のように、なぜかヒロイン・はなのエピソードは「時間経過と語りで、さも成長し話が進んでいるかのよう」な見せ方ばかり。終わってみれば「腹心の友」を連呼しあっただけで、他の学友たちよりベタベタしているだけの関係にしか見えませんでした。

来週の土曜には女学校を卒業することが確定していますから、また一気に時間が飛ぶんでしょう。福岡へ嫁ぐことで蓮子の出番は減ると思うので、そろそろヒロインがはなであることを思い出して欲しいですね。散々裏切られてきたのであまり期待はしませんが…。

↓ここから管理人返信↓

まあ、お得意の「月日は流れ…」作戦であっと言う間に女学校の10年間は終わっちゃうでしょうね。史実通りなら、蓮子の結婚式を境に二人は少し距離を置きますし、再来週の第8週は英語教師として山梨英和女学校に赴任するでしょうから、もしかすると、しばし「花子物語」になるかもしれません。では、ごきげんよう。

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[拍手投稿]  名無しさん （2014-05-11 22:32:07）
花子とアン （第36回・5/10） 感想

蓮子の登場以来、はなのヒロインとしての存在感はどんどん希薄になってますね。登場人物のセリフによって、努力家で優秀な子だということは"分かる"のですが、"伝わってくる"のとは違うんですよね。人づてに聞いた噂話レベルの印象です。

誰かに説明して欲しいのではなく、自分の目で見たいのに。蓮子がお嫁に行って出番が減ったらはなのことをしっかり描いてくれるでしょうか？またお得意の"●年後"で済まされてしまいそうで不安です。

↓ここから管理人返信↓

今日の放送を見る限り、今後も語りで説明し、あとは視聴者が脳内補完するしか無いようですね。きっと「数年後、はなは卒業し…」になるんでしょうね。

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[拍手投稿]  名無しさん （2014-05-12 07:32:11）
刑事110キロ[2] （第3話・5/8） 感想

映像作品の場合は配役で犯人が判ってしまうことがありますから、それを解消できるという点では倒叙が有効ですよね。でも視聴者から犯人探しの楽しみを奪ってしまうことにもなります。見せ方を工夫しないといけませんよね。犯人と犯行手口が違うだけでは飽きてしまいます。

↓ここから管理人返信↓

あとは工夫次第でしょうね。余程の主人公らしい真犯人への辿り着く経路を魅せないと、ただ主役の刑事が巨漢ってだけですから。さて、第4話で魅せてくるかどうかですね。

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皆さま、またのご来訪を心よりお待ちしております。

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SHARK～2nd Season～ （第4話・5/10） 感想

日本テレビ系『SHARK～2nd Season～』（公式）
第4話の感想。

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朔（重岡大毅）がした曲のアレンジに納得がいかない有翔（阿部顕嵐）は、ソロデビューすると宣言。その光景を目撃した晴也（萩谷慧悟）は朔にあることを告げる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

以下の5つが1つでも改善されれば…

・今のところはバンドメンバーが揉めてるだけ。
・若いバンドマンが女の子といちゃいちゃしてるシーンばかり。
・ジャニーズ事務所のタレント同士がケンカや怒鳴り合うカットばかり。
・そして、結局は話は一向に進展せず。
・更に大量CMでブツ切れ状態。

面白くするなら、いっそファンだけが楽しめるドラマに…

このドラマの視聴者層って、主に出演者のファンだと思うのだが、ファンの若い人たちは「○○くんが出てるから見てる」以上のワクワク感を感じて見ているのだろうか。この際「ファンだけが楽しめるドラマ化」を進めた方が得策かもしれない。なぜなら前作にあった「音楽への熱い思い」は少なくともこの続編では感じられないから…

あとがき

今作には、「男のプライド」と「音楽への熱い思い」と言う二つの大きなテーマがあると思います。しかし、現状は「音楽への愛」の部分へ「男のプライド」が侵食し過ぎて、バンドメンバーが揉めてるだけになってしまっていると思います。

2人の脚本家の先生はそこのバランスを上手くとらないと、視聴者が物語に感情移入するのは難しいと思います。やはりもっと引き算をして無駄を削ぎ落とし、テーマを研ぎ澄ませてほしいです。次回で離脱するか決めます。

     

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【これまでの感想】
最終回(1st Season) 第1話 第2話 第3話

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