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いつも ドラマや映画の感想へ、ご賛同のWeb拍手やコメントをいただきまして、ありがとうございます。
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[拍手投稿] かおりんさん (2023-02-19 19:22:37)
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱 (第6話・2023/2/18) 感想 ※ちょこっと追記
みっきーさんの考察をいつも興味深く拝見しています。 奥様と話しながら気づいたなんて、素敵なご夫婦だな?と思いました。同じドラマを見ながら、いろいろ言い合えるのっていいですね。
↓ここから管理人返信↓ |
妻は、何度もTverで見直すくらいに本作を好きなので、見ていて気づいたそうです。
私は全話の録画を見直して気付きました(汗)
やはり、俳優さんの演技って気づかない範囲でスゴイことをやっているのだと思いました。
皆様、またのご来訪を心よりお待ちしております。
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NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第98回〔全126回〕/第21週『新たな出発』の感想。
※ 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
IWAKURAでは、舞が始めたブログへのアクセス数が増え、社員たちはそれを喜ぶ。そんな中、若手の女性職人の土屋(二宮星)が事務所に現れ、笠巻(古舘寛治)がぎっくり腰になり動けなくなったと告げる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~21週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
名刺交換した後に「そうでしたか…」って???
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
ほんなこて、さんかけん、風邪ば引かんごてねー。
(本当に、寒いから、風邪を引かないようにね)
めぐみ「そうでしたか…」
え~~~と、母・めぐみ社長(永作博美)は市役所の二人と名刺交換した後だよね。
だったら、最低でも山田紗江(大浦千佳)は役人に工場に来た理由を聞いた上で、事務所に通したのでは?
で、その理由から社長を呼んだのでは?
名刺交換した後に「そうでしたか…」って???
流石に、これでは主人公が"人でなし"すぎる!
とにかく、もう最初から「こうしたらよかったのに…」をやっちまうが。。。
こんな展開にするなら、主人公の結婚話の前に、新聞社の取材、ブログ開始、笠巻(古舘寛治)の引退まで全部やったら良かったのでは?
その順番が適切でないから、前作『ちむどんどん』では連発していた「人でなし」を今作でも書かなくてはいけなくなってしまったのだと思う。
桑原亮子氏の脚本が、盛り上がりを作れない理由
そもそも、これも繰り返しになるが、「使ったオモチャを片付けない!」から、こんな意味不明な展開になるのだ。
今回の序盤で脚本家は山田に次の台詞を故意に(=しなくてもよいことを、ことさらするさま)盛り込んできた。
山田「めちゃくちゃアクセス数 増えてるやん!」
お分かりのとおり、アクセス数が増えたのは新聞記事のおかげもあるだろうが、“今作” としては “笠巻へのインタビュー” のおかげのはずだ。
更にそのインタビュー取材の際に、笠巻は舞(福原遥)に引退をほのめかしていた。
しかし、事もあろうに “今作” は脇役のインタビューや引退劇なんて “先送りしちゃえ” と言わんばかりに “短歌と主人公の恋バナ” を組み込んで、分かりづらさこの上ない短歌恋愛と結婚式と披露パーティーまで描いたのだ。
そう、長年世話になっている古参の従業員の引退の苦悩を知っているのに、自分の恋愛、結婚を優先した主人公に作り上げたのだ。
そして、結婚したから「ようやく笠巻?」と思いきや「閲覧数(48)」で、ご満悦の舞ちゃんである(苦笑)
それも、コメント投稿者の「こーすけ」の内容にすら触れないで… で、ある(苦笑×2)
だから、口が酸っぱくなるほど言っているのだ。
仕舞えないオモチャまで出さないの!
オモチャを出したら片付けなさい!
って。
なのに、桑原氏がその時に書きたいことだけを思い付きのように故意に書き加えちゃうから、自分でも盛り上がりを作れないのだ。
もしかして、盛り上げるつもりなんてさらさらない可能性もあるが???
“大人の事情"があるにしても、描くべき順序はあると思う
今回の笠巻のケガ、家の事情、引退宣言を経て、いきなり登場した「工場の騒音問題」然り…
貴司(赤楚衛二)の夕飯の心配、リュー北條(川島潤哉)の短歌の話などなど、脇役を描かなくてはいけない “大人の事情” があるにしても、描く順序ってものがあると思う。
もう、結婚しちゃったから、それ以前に巻き戻せとは言わない。
しかし、先週に笠巻のインタビューと引退を描き始めた(=オモチャを広げた)のなら、そのオモチャで遊びなさいよ! と言いたい。
脚本家がオモチャで遊ばないから、舞が笠巻のことをこれっぽっちも心配していない “人でなし” にしか見えないのだ。
これまでのほぼすべてを見てきた脇役である笠巻を描き始めたのに、古いオモチャはポイと投げ捨てて、新しいオモチャ「工場の騒音問題」で夢中で遊ぶから、前回書いた通り「風呂敷を広げるだけ広げて、畳まない(畳めない)」と評価するしかないのだ。
そして、ほぼすべてのオモチャを片付けないから、何が本当に描きたいのかも、残り約1か月なのに見えて来ないのだ。
当然、面白くないはずである…
三人揃って一度に "幻滅" である…
粗探し、ツッコミはしないつもりだが、今回は書いちゃう。
役人が帰った後の夕食のシーンで…
めぐみ「おいしいなぁ…」
舞「疲れ 飛んでくわ」
貴司「よかった」
三人揃って一度に “幻滅” である…
と同時に、笠巻が “あわれ” で仕方がない…
なぜ、「工場の騒音問題も何とかしなきゃだけど、笠巻さんのこと…」じゃないのか!
あとがき
この程度の “ドラマ” で、「一難去ってまた一難だけど、幸せオーラ全開でガンバレ舞ちゃん!」と思える人は、穏やかな心の持ち主なのでしょうね。
気が短くて卑屈な私は、「父の代から散々お世話になった恩人を放置するのか!?」と怒りを通り越して呆れています。
今回だって、新家族の貴司はいいとして、笠巻の案件が解決するまで、北條と記者・御園(山口紗弥加)はオモチャ箱に仕舞っておけばいいのに…
とにかく、このまま好き勝手にオモチャを出しては片付けないのは直ちにやめた方がいいと思います。
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第5話『犬と片想い』、EPG欄『犬?家族? 恋人?親友? これも愛』の感想。
炬太郎(岸優太)の家を管理している不動産屋の柿田(おいでやす小田)の頼みで、飲み会にしぶしぶ参加することになった炬太郎は、財布を自宅に忘れたことに気がつく。届けに来たてん(浮所飛貴)を寒い路上に待たせまま次の店へと向かってしまった炬太郎は、その後のてんの想定外の行動を目の当たりにし思いもよらなかった感情が沸き上がってくることに葛藤する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:水橋文美江(過去作/朝ドラ「スカーレット」、死にたい夜にかぎって、古見さんは、コミュ症です。)
演出:中島悟(過去作/デカワンコ、世界一難しい恋、俺の話は長い、新・信長公記) 第1,2,5話
丸谷俊平(過去作/もみ消して冬、俺の話は長い、#リモラブ、ハコヅメ) 第3,4話
音楽:青木沙也果(過去作/この初恋はフィクションです、ユニコーンに乗って)
主題歌:King & Prince「We are young」
制作協力:オフィスクレッシェンド(過去作/世界一難しい恋、もみ消して冬、俺の話は長い、ジャパニーズスタイル)
※敬称略
ここを見ると、今回の演出担当が中島悟氏だと分かるカット
さて今回も、ストーリー、演技、そして当ブログっぽく演出を深掘りしようと思う。
まずは演出から
というのも、今回は第2話ぶりにメイン監督の中島悟氏の演出だ。
そのことが一瞬で分かるカットが2つあるから紹介したい。
まずは、冒頭の1カット。
©日本テレビ
©日本テレビ
上が今回の第5話のファーストカットで、下が前回第4話の最初のカット。
何が違うか?
前回の丸谷俊平氏のカットのほうが「寄り」の構図になっている。
簡単に言うと、今回の中島氏のカットのほうが「全体が見える」ってこと。
これをどう解釈するか?
それはとっても簡単で、ファーストシーンのファーストカットっていうのは、今回を初めて見る人もいるわけだから、できるだけ「ドラマの全体」を見せた方がいいのだ。
なぜかって? リアルで考えてほしい。
誰だって盛り上がっている話の途中から参加するのは気が引けるだけど、途中からでも「実はさっきまでこんな話をしてたんだよね」って言ってもらったほうが嬉しくない?
だから、連ドラでも一番最初のカットはできるだけ「いらっしゃいませ~」って感じのほうが印象がいいってこと。
分かるかなあ。
僅かなカメラの位置の違いに"演出家の個性"が見えてくる
もう一つは今回の上のカットの直後の、炬太郎(岸優太)に天(浮所飛貴)がペットボトルを渡す2ショット。
©日本テレビ
似てるけど、違いが分かるだろうか?
圧倒的にカメラの位置(高さ)が今回のほうが地面に近い(低い)のだ。
このことによって、第1話の感想にも書いた通り、視聴者が犬や猫などの地面を歩く動物(ペット)の目線に近くなるから、天(犬のてん)に感情移入しやすくなる。
もう一つの効果は、頭が小さく見えるからスタイルが良く見える効果もある。
更に当ブログ宛てに演出の中島氏がくださったコメントにあったように、岸さんと浮所さんの伸び伸びとした全身の演技を魅せることができるのだ。
ちょっとした高さや角度の違いだが、どっちが正しいか間違っているかでなく、これが「演出家の個性」ってこと。
そこを演出家の違いまで見比べられるようになったらドラマ好きも中級者以上だが、普通に楽しんだほうが気が楽なのは間違いない(笑)
字幕で見ると"俳優さんがどんな気持ちで脚本を読んで演技をしているか"が見えてくる
天が好きな人がいることを知った炬太郎が問い詰めるシーンのやり取りだ…
炬太郎「えっ 柔らかい?」
天「どこがですか?」
炬太郎「あぁ 頭とか心とか」
天「あぁ どうだろ 少し堅いとこもあるのかな」
字幕表示で見ると次のようになっていた。
©日本テレビ
「少し堅いとこ」に、ちょっとだけ注目だ。
炬太郎の質問の真意は「相手は、頭と心が柔らかい人なの?」と聞いていた。
ここ、普通なら例えば「頭は固いけど、心は硬くない」ってなるのだ。
そう、おなじ「かたい」でも正しい漢字表記は違うのだ。
簡単に分けるとこんな感じになる。
●堅いは、中身が詰まっている様子。しっかりと堅実な様子。
●固いは、外側ががっしりした様子。心が揺るがない様子。
●硬いは、丈夫で形が変わりにくい様子。ぎこちない様子。
分かりにくい人は反意語を考えると分かりやすい。
「堅い ←→ やわらかい」、「固い ←→ ゆるい」、「硬い ←→ もろい」となる。
だから、このシーンで天が「少し堅いとこもあるかな」と言った部分は「人間的には、しっかりと堅実な人」を褒めてることになる。
その直後に「根は真っすぐっていうか」と言うから、「固い=心が揺るがない」って部分もあると評価していることにもなる。
でも、字幕表示のルールとして「固い」は「固い信念」とか “ゆるくない” 意味の時に使うことになっているから、ここでは「柔らかい?」の質問の答えだから「硬い」が使われている。
この辺は、字幕なしで見ていると通過してしまうところだが、字幕ONで見ると俳優さんが “どんな気持ちで脚本を読んで演技をしているか?” を知るヒントになると思う。
今回の炬太郎が天を呼ぶ際の字幕がほぼ全部「てん」
さて後半の大きな山場となった「待て待て」の命令で描いた飼い主と犬、炬太郎と天(てん)の愛の物語のくだり。
あれこれ、内容について解説するのは野暮だと思うから、まずは演出についってちょこっとだけ。
第2話の中島氏の演出の回でも、画面内での登場人物の移動する方向や目線の向きには “演出の掟” があると書いた。
詳しくは第2話の感想や、下記のリンクを読んでいただくとして…
[演出プチ講座] 映像の掟~画面内の人物の位置や視線(目線)の向きには意味がある~
©ディレクター目線blog
今回も似たような秀逸な演出があったから勝手な推測で解説してみる。
その前に注視したいのが、今回の炬太郎が天を呼ぶ際の字幕がほぼ全部「てん」になっていたこと。
©日本テレビ
当ブログでも、基準として人間として書くときは「天」、イヌそのものや犬の心情として書くときは「てん」と表記している。
だから、今回の字幕が「てん」を強調しているってことは、それだけ脚本等が炬太郎の内面で「天」を「てん」だと思っていることを強調したいということだと思う。
同一画面内で炬太郎もてんも「上手(画面右)向き」
で、演出の話。
炬太郎がてんを探すための “走る向き” が当然「上手(画面右)向き」なのは、もうお分かりだと思う。
©日本テレビ
次のカットが秀逸なのは、同一画面内で炬太郎もてんも「上手(画面右)向き」な点だ。
©日本テレビ
このことによって、寒空でずっとご主人様を待っているてんが可哀そう… というよりも、従順や健気って感じが出たと思う。
この後のてんも、ほぼ「上手(画面右)向き」で描かれることから、てんが意識的に(自発的に)炬太郎を待っている感じが強まったと思う。
そして見てほしいのが、その直後の炬太郎がてんを好きになっている自分に困惑するアップのカット。
©日本テレビ
最初は体は真正面を向いて首だけを左右に振っており、その後には「上手(画面右)」の位置で「下手(画面左)向き」に歩きながら…
そう、てんが待っていてくれたことについては「嬉しさや慈しみ」を感じつつも、今の不思議な気持ちについては「一種の敗北感や絶望感」を感じちゃってることを、なんと岸さんが下手(画面左)を指で差してまでやって演技と映像で示しているのだ。
ここはシリアスから一気にコミカルに転じる重要な場面だが、ここを手持ちカメラの寄りのサイズで岸さんの表情とモノローグで全部つくっちゃってる。
この辺の大胆さも(当然、ち密な計算の結果だが)、今作が視聴者の感情を大きく揺さぶるパワーにつながっていると思う。
やはり、やるならやるで、ふり幅は大きくやるべきなのだ。
それは演技も演出も、もちろん脚本も…
カットが切り替わる度に3回「シュ~ンっ!」という効果音
今回は、まだまだ続くぞぉ~!
第3話の感想で、「"ワイングラスがぶつかる音"の効果音がもたらす演出的効果」について書いた。
今回も、サウンドデザインの石井和之氏や編集のちょっとした技を紹介したい。
次の3つのカットの切り替え、カットチェンジの時の効果音についてだ。
©日本テレビ
©日本テレビ
©日本テレビ
ここ、炬太郎がてんを見つけて歩み寄るまでに「3つのカット」を使って “三段階” でカメラが寄っていく。
そのカットチェンジ(カットが切り替わる瞬間)に「シュ~ンっ!」という効果音が3回入る。
本のページをめくる時に「ぺらぺら」って感じがするのと同じ感じで、恐らくカラオケボックス前の街道を走る車の音を編集(加工)したものだと思うが、カットが切り替わる度に「シュ~ンっ!」という効果音を入れているのだ。
前段のコミカルな劇伴が消えた世界に「シュ~ンっ!」という効果音だけが鳴り響くことで、映像の中の炬太郎はやや速足で歩いているが、心では “駆け足” でてんに歩み寄っているように見えないだろうか?
でも、ここで岸さんが駆け足で歩く演技をしてしまうと、「何 待ってんだよ?」の台詞が “ウソ” になっちゃう。
だって、劇中の炬太郎の心境は、嬉しさと悲しさと愛おしさがごちゃごちゃになった切ない気持ちなんだから。
だから、歩く時の演技は最小限にして、そして岸さんの全身を入れた「フルサイズ」の画角で、全身の演技で炬太郎の心情を芝居で描いているのだ。
でも、「ごめんな」の優しい感情以降は「アップ」を積み重ねた、炬太郎とてんの感情表現の描写に入って、そのまま「♪We are young」につなげて、更にまた “三段階” でカメラが寄って抱きついて…
♪何度も 何度も
躓いて傷つくのは
見えない明日へと踏み出すから
完璧である…
身近な他者との死別を経験したからこそ"生きる価値"が見えてくる
さて、ストーリーについて。
前回の感想で「"炬太郎と成長"と"天の生きざま"の二重構造になっている?」と書いた。
しかし、どちらかというと今回は人間の “天” の内面にある犬としての “てん” の記憶や行動を通して、てんと暮らした日々を思い出すことで、新しい人生を歩もうとしている<炬太郎の成長>が<メイン>になっていたように思う。
また一方で基本的に日テレ系「シンドラ」枠の総話数は「全10話」だから、第5話は「前半戦の区切り」の位置づけになることが多い。
そう捉えると、今回までが、炬太郎と “てん” の記憶を持つ “天” との不思議な同居生活の一区切りであり、予告編(内容には触れない)を見ると、第6話から本格的に “二重構造” がスタートする感じもする。
とにかく、「愛犬の死」が物語のスタートであった今作だが…
ここまで進んできて “死” がもたらす怖さや寂しさや孤独感よりも…
身近な他者との死別を経験したからこそ…
“死” があるから “生きる” に一生懸命になれると思えることこそ…
いま生きている事の価値を見出せるってことを丁寧に描いているように思う。
あとがき(その1)
「俳優・岸優太」に限っていうと、彼の表情の豊かさが感情表現がぎこちない炬太郎らしさをうまく表現していたと思います。
もちろん、浮所飛貴さんやおいでやす小田さんの若干のオーバーアクションな演技があるから、ちょっぴり漫画チックな軽妙さが出てきて、重苦しさを感じないさわやかな後味が残るんですよね。
そして月曜日の深夜の放送だからこそ、一週間の始まりの夜を心地よく眠れるドラマとして作り込まれているのがよく分かるポイントでもあるわけです。
あとがき(その2)
さて、22日が「We are young」の発売日ですよね。
今さっき、ピンポーンって鳴ったので急いで玄関に行ったら、集荷をお願いしてあったクロネコヤマトさんでした。
うちに届くのは午後便かな?
お願い
SNSで当ブログのことを紹介してくださる皆様へ
ガッツリと転記転載しない範囲でしたら、紹介してくださって構いません。
一言、非公開コメントで書き込んでくださると、もっと嬉しいです!
追記(2023/02/22 08:30)
読者様の「聴覚障害者向け字幕」についてのご質問に下記の投稿で答えました。
拍手コメント返信(2023/2/21):「すきすきワンワン!(第5話)」※「聴覚障害者向け字幕」についてプチ解説!
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第6話『政治家に転身!敵は幹事長だ』、ラテ欄『激突!強大な幹事長に罠を仕掛けて真相に迫れ!』の感想。
泰生(白鳥晴都)の事件の隠匿を指示したのが鶴巻(岸部一徳)だと知った亨(草なぎ剛)は、毎月第2・第4月曜日は必ず夕方5時に党本部を出る鶴巻の行き先を探る。一方、眞人(杉野遥亮)は植物の研究職に戻るなら相談に乗ると亨に言われ、心が揺れる。そして、思わぬ秘密を抱えた梨恵(小野花梨)は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:後藤法子(過去作/銭の戦争、嘘の戦争、都市伝説の女)
演出:宝来忠昭(過去作/嘘の戦争、姉ちゃんの恋人、家政夫のミタゾノシリーズ) 第4,5話
三宅喜重(過去作/銭の戦争、嘘の戦争、10の秘密、姉ちゃんの恋人) 第1~3,6話
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、テセウスの船、危険なビーナス、日本沈没-希望のひと-)
主題歌:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」
ナレーション:柳沢三千代(過去作/アニメ「それいけ!アンパンマン シリーズ」カレーパンマン声優)
プロデューサー:河西秀幸(過去作/銭の戦争、嘘の戦争、GTOシリーズ)
三宅喜重(過去作/銭の戦争、嘘の戦争、10の秘密)
※敬称略
"演出を感じさせない演出"のほうが優れているともいえる…
大したことではないのだが…
やはり映像的には、宝来忠昭氏の演出のほうが断然 “好みにピッタリ” で、だから今作のプロデューサーでメイン監督である三宅喜重氏の演出で「これだ!」といって取り上げたいものはなかった…
いや別に今回の三宅氏の演出が悪いという意味ではなく、むしろ演出の本質を考えれば “演出を感じさせない演出” のほうが優れているともいえるわけで、そこは完全に “好み” だってことだ。
でも、好みで言えば、展開が1時間内で二転三転しちゃうのだから、そこは演出でもっと「ええっ!」「そう来たか!」と思わせても良かったかなとは思う。
単純な復讐劇ではなく、人間性を描くヒューマンドラマに!
ということで、早速ストーリーなどの感想を書いてみる。
公式未発表ではあるが一般的な総話数からしても、今回の演出が久し振りのメイン監督であることからしても、今回が折り返し、いわゆる「後半戦」に突入したってことだろう。
実は犬飼代議士(本田博太郎)親子が消えた「代議士編」がどう展開していくのか楽しみであり不安でもあった。
それは、「代議士編」は “倒すべき敵” が明確に規定されていないから。 従って好みの問題として、あざとさや引っ張り過ぎだとか感じる人はいるかもしれない。
ただ、私は、完全に主人公が権力の闇である政界に入り込んでいるわけだから、簡単に “倒すべき敵” にたどり着くほうが雑だし安易に思える。
むしろ、蛍原梨恵(小野花梨)が蛯沢眞人(杉野遥亮)の兄の陳情の一件を鷲津亨(草彅剛)に教えるくだりなんて、単純な復讐劇ではなく、人間性を描くヒューマンドラマになっていて、なかなかだと思う。
少なめの登場人物で、うまく作り込んでいると思う
そして、あれよあれよとしているうちに、厚生労働大臣・鴨井ゆう子(片平なぎさ)にまでたどり着いた。
で、よく考えると今作の既出の怪しいキャラクターって、そんなに大人数ではない。
ここまで名前を挙げなかっただけでも、あとは総理大臣・竜崎始(高橋克典)と民政党幹事長の鶴巻憲一(岸部一徳)くらいだ。
従って、泰生(白鳥晴都)の事件の真相では引っ張れないだろうから、この先は権力闘争なりに進んで行くのだろうか?
あとがき
巧みに “敵” を作っては盛り上げていると思います。
まあ、当初で鴨井厚労大臣は<シングルマザーで息子を育てた>設定なので何かあるとは思いましたが。
やはり今作の面白さは犯人探しではなく、「弱者による権力者への復讐劇」だと思うので、いい方向に進んでいると思います。
次回にも期待します。
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NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
第97回〔全126回〕/第21週『新たな出発』の感想。
※ 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
貴司(赤楚衛二)をめぐる舞(福原遥)と秋月史子(八木莉可子)の三角関係の結末やいかに?五島のばんば(高畑淳子)が東大阪にやってきて、めぐみ(永作博美)としみじみ語り合う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~21週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
"悠人ニーニー"役を好演中の横山裕さんの新作ドラマ情報
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
今日はぬっかですもんねー。春ん来たごっちゃよ。
(今日は暖かいですね。春が来たみたい)
上↑新作です!
さて、今作に無関係ではない情報ですし、今作の感想の読者様の中には横山裕さんのファンもいらっしゃると思うので、一応ご紹介を。というのは…
2021年4月期に今作で “悠人ニーニー” 役を好演中の横山裕さんが主演したテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』の続編、『帰ってきたぞよ! コタローは1人暮らし』が、今春4月から放送されることが本日(2/19)に発表されたってことです。
関ジャニ・横山裕 4月「コタローは1人暮らし」2年ぶり続編で名コンビ復活! コタロー5歳児→小学生に
メイン脚本家・桑原亮子氏にも褒めたいところがある
今回の感想に入る前に、先週書き残したことと、読者様からの非公開希望コメントなのに質問(?)にお答えしようと思う。
一つ目の「先週書き残したこと」は、最近の感想が苦言ばかりゆえに、ちょっとだけ今作のメイン脚本家・桑原亮子氏を褒めてみようと思う(汗)
先々週あたりからの「舞ちゃんの恋バナ」が続き、週明けの今でも「なんだったの?」と思っているのは間違いない。
その一方で、上から目線で申し訳ないが、他のドラマの感想にも書いた通り、今期は大御所から中堅、若手の脚本家さんたちがテレビ各局で “恋バナ” を書いている。
「こんなにも需要があるのか?」とオッサンの私は思うが、業界が「13歳から49歳の女性が見たくなるドラマを作れ~っ!」と一丸となっちゃっているから、やむを得ないかとも思う。
で、褒めたいことは、短歌もたしなまれている桑原氏は、自身の嗜好や特技を生かした「舞ちゃんの恋バナ」、それも「結婚に結び付くようなラブストーリー」を “自分しか書けない恋バナ” して作り込んだことだ。
やはり、脚本家も “作家” であるから、世間にウケるのも大切ではあるが、“作家性” を追求することは決して悪くないと思うから。
ただ、私は称賛しきれないのは、「それが成功したのか?」、「多くの人の共感を得たのか?」、「半年間の長丁場の朝の連続テレビ小説として正しかったのか?」については、甚だ疑問しかない(後述する)からだ。
「風呂敷を広げるだけ広げて畳まない」ってどういう意味?
もう一つの「読者様からの非公開希望コメントなのに質問」について。
非公開だと、答えようがない(笑)
ってことで、今回は「風呂敷を広げるだけ広げて畳まない」ってどういう意味? って質問の答え。
流石に風呂敷はご存じだと思うから割愛するが、風呂敷を広げる時は何かを包む時だ。
脚本でいうなら「書きたいこと」を一括りにしたい時だ。
そして、書きたいことがたくさんあればあるほど、大きな風呂敷を広げるわけだ。
で、いろんなネタやエピソードを思いついたら広げた風呂敷の上にのせて仕舞っておく。
そして、いざ脚本を書く時に風呂敷を広げて中身を並べて書いて、その分を書き終えたら全部を風呂敷に戻して、くるんでおく。
ここまでが「風呂敷を広げて畳む」ってことだ。
では、「風呂敷を広げるだけ広げて畳まない」ってどういう意味?
一枚の風呂敷を「週単位」、「章」、「○○編」という “括り” だと考えると分かりやすい。
例えば「初期の五島編」では、たくさんのネタやエピソードが風呂敷に入っていた。
それを桑原氏は次々に出してきては並べて、主人公が飛行機好きな女の子までは描いて、風呂敷を畳んだ。
で、次に開いた風呂敷は「なにわバードマン編」だ。
ここに注目点がある。
それは、「五島編」と「なにわバードマン編」のどっちの風呂敷にも “中高生時代の主人公” が入っていなかったのだ。
桑原氏は「時間経過」という技を使って、すっ飛ばした。
しかし、“連ドラ” は連続しているから連続ドラマというわけで、やはり “中高生時代の主人公” はどっちかの風呂敷に入れておくべきだった。
普通に考えれば、五島から東大阪に戻ってきた主人公の大学受験までを描くのだから「五島編」に組み入れるか、たったの1回分でもいいから「中高編」を作るべきだったと思うが。
まとめると、本来は使いたいネタの数々をいくつかの風呂敷に仕舞っておいて、一括りを片付けたら、次の風呂敷を広げるべきなのに、そうそう、使ったオモチャを出しっぱなしのまま、新しいオモチャの封を開けちゃう感じだ。
だから、ママに「使ったオモチャは片付けなさい!」ってなるのと一緒だ。
このようなことを、「風呂敷を広げるだけ広げて畳まない」と例えているのだ。
ひたすらにツッコミどころが満載のヒロインの結婚披露宴
さて、前置きが長くなったので、いよいよ本編の感想だ。
どう見ても「結婚披露宴の二次会」だと思ったら、「披露宴本番」だった(苦笑)
それはともかく…
前作『ちむどんどん』ですら、主人公の結婚披露宴はツッコミどころはあっても、それなりに披露宴らしい雰囲気は醸し出していたのに。
しかし、今作ときたら、ひたすらにツッコミどころが満載。
一応、30年以上ホテルで結婚披露宴の演出の仕事をしている立場で一つだけツッコむと。
普通、新婦のお父さんが亡くなっている場合は、遺影を持参して家族でお祝い… となるケースが多い。
もちろん、たまに「披露宴会場に遺影があると辛気臭くなるからやめておく」という親族はいるが、まあ稀である。
で、この劇中の世界では、亡父・浩太(高橋克典)は “IWAKURAのヒーロー” 扱いで、参列者もみんな浩太を好意的に受け入れているのだから、浩太の遺影を自宅に置いてくる方がはるかに不自然に見えるのだが(苦笑)
悠人と佳晴を登場させたのは評価したい
まあ、他にもツッコミどころは山ほどあるが、馬鹿馬鹿しいからやめておく。
もちろん、コメントに書き込まれても困るから、粗探しをやるなら SNSで盛り上がっていただきたい。
その分、いいとこを掘り起こしておくと、悠人ニーニー(横山裕)と佳晴(松尾諭)を登場させたことだ。
このメンバーを一堂に集めるのは、キャスティング担当は苦労したと思うから褒めておきたい。
披露宴が盛り上がらなかったのは演出でなく脚本が原因…
そもそも…
先週の通称「柏木公園」での “舞ちゃんと貴司がコクるの巻” ですら、予想以上に盛り上がらなかったのだ(困)
いやいや、正確には劇中の舞(福原遥)と貴司(赤楚衛二)ですら、告白し合って盛り上がったように描かれてはいなかったのだ。
しかし、ネット上はこれでもかと言わんばかりに「神回」、「キュン死」のアゲ記事が氾濫しており、むしろそっちのほうが盛り上がっていたくらいだ(苦笑)
そんな状況を引きずったまま、今回の “偏ったメンバーたち” じゃなくて “アットホーム” な披露宴を、今回の劇中の貴司と舞は「ええ一日やったやんか」、「ホンマに幸せな一日やった」としみじみ語っていたが。
好意的に3回見直してみたが、演出そのものが全く盛り上がったように描いていないのだ。
もう、これでもか! と言わんばかりに、淡々と、平坦な披露宴で。
しかしドラマの “本質” からすると、盛り上がらないのは演出のせいではなく、脚本の構成や台詞によるものであることは明らかだ。
簡単に言っちゃえば、特に「航空学校編」が終わってからの、「リーマンショック編」以降の描写や展開に問題が山積だからだ。
舞のキャラ描写が雑だし、二人が応援したくなるキャラになっていない
一つ目が、主人公・舞のキャラクター表現が雑過ぎることだ。
前段の「風呂敷」の話に例えれば、「週単位」、「章」、「○○編」という “括り” が変わる度に、主人公のキャラクターが変わりまくったから、全く連続性が感じられず、結果的に “一人の人間” には見えないに等しい状態になっていること。
これで、舞に「感情移入しろ!」、「共感しろ!」と言われても無理に決まっている。
もう一つは、これは舞と貴司の両方に言えることとして、二人とも “応援したくなるキャラクター” になっていないことだ。
要するに、他のキャラクター以上に頑張ってる、踏ん張ってる、苦労しているように描かれた記憶はないし、逆に気の毒だなぁ、痛々しいなぁ、不憫だなぁと感じるようなエピソードもほぼ無かったし。
元々のストーリーやエピソードが雑すぎて展開そのものが納得しづらいから、 登場人物に共感するまで感情自体が盛り上がらないのだ。
脚本も演出も「舞にはほぼ無関係な要件」を盛り込み過ぎ!
そして、何よりも失敗だったのが、 “舞ちゃんと貴司がコクるの巻” の週なのに、肝心の舞がほぼ無関係の “短歌” を無理やりに盛り込んだことだ。
これが、致命的なダメージを与えた元凶だと思う。
更に困ったことに、これまた舞にはほぼ無関係な “貴司のスランプ” まで別途追加しちゃった。
そう、桑原氏が書きたいこと=「舞にはほぼ無関係な要件」を敢えて加えてしまったのだ。
まあ、今作は「舞にはほぼ無関係な要件」が多過ぎるのが最もよくない点なのだが。
無駄を承知で「こうしたらよかったのに… 講座」を開講してみる。
「舞にはほぼ無関係な要件」を盛り込まずに、短歌集の出版のために日々頑張ってる貴司を、仕事の合間を使って健気に「デラシネ」に通ってはあれこれ手伝う舞ちゃんにしておいて…
「最後の一首が書けたら告白するつもりだったんだ…」、「短歌集が完成したら言おうと決めてたの!」と単純な構成のほう老若男女問わず納得しやすかったと思うのだが。
あとがき
今週の脚本と演出担当は、言わずもがなの “メインのコンビ” です。
“メイン” で、主人公の見せ場である “結婚式&披露宴” で、ここまで盛り上げることができないのは…
むしろ上層部から「これ以上視聴率が上がると問題だから、盛り上げるな!」と命令が出ないとできないような(失笑)
それと、不思議なことに今週分の「Yahoo!テレビ」のあらすじが、先週分の半分になりました(なんで?)
きっと、今日は「ネット上が “うめづいわくら” の回収で歓喜!」ってアゲ記事が氾濫すると思いますよ(笑)
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◆関連投稿:「批判・批評」でなく、より映像作品を楽しむための「感想」を書き続ける“7つ”の理由

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ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)