ディレクターの目線blog

Blu-ray BOX購入
楽天市場で購入

【先行予約限定特典】
★Amazon → ブロマイド4枚セット
☆楽天ブック → ブロマイド4枚セット

★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”

拍手コメント返信（2025/6/27）：波うららかに、めおと日和(最終回) ※自分の心に蓋をせずに正直に生きる二人の姿こそが最大の見どころ！

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15809.html

【これまでの感想】
第1話第2話第3話第4話第5話第6話第7話第8話第9話第10話

新規投稿 【"2025年4月期／春ドラマの期待度" を投稿＆更新しました】
【2025年10月期/秋ドラマ】の視聴予定＆期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。

感想の趣旨について

当ブログの感想は、僭越ながら 「もっとこうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
作品の粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくること、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃が目的ではないことをご理解ください。

【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。

【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。

【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止＆まとめサイトへの引用禁止、コメント，トラックバック＆リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み（読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃）は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。

【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません（謝）

#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #ばけばけ

｢共感!｣｢納得!!｣なら"Web拍手"と一緒にﾎﾟﾁｯと…
｢違うでしょ?｣｢怒!!｣でも意思表示でﾎﾟﾁｯと…
押していただけると､うれしいです♪

◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます（感謝）

[15回]

コメント(0) △

2025/06/27 (Fri)18:42:10 拍手返信

ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます！

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです！

いつもドラマや映画の感想へ、ご賛同のWeb拍手やコメントをいただきまして、ありがとうございます。

時には厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになっております。

なお、"Web拍手のコメント"へ返信をする機能がないため、このような「お返事ページ」でお返事をいたします（謝）

[拍手投稿] 桃李すがりさん（2025-06-27 14:55:17）
波うららかに、めおと日和（第10話/最終回・2025/6/26）感想 ※最終回は胸熱に語ります！

批評を拝読しました。
どこまでもベタなドラマなのに、なぜかこうも心に残るドラマになっているのか、みっきーさんの解説で腑に落ちました。

戦争を直接には描いていなくとも、平和な日常の大切さやありがたさが心に響く忘れられない作品になりました。

※当方にて適宜改行を入れさせていただきました。

↓ここから管理人返信↓

「戦争」という自由が極限的に制限される舞台があるからこそ、その中でも、自分の心に蓋をせずに正直に生きる二人の姿こそが、今作最大の見どころだったと思います。

しかし、今作は、そういう小難しいことを最上段に構えて提示するのではなく。

「普通の日常」が戦争によって「非日常」になっても、「非日常の中の日常」を丁寧に描くことで、視聴者が「劇中の日常」に「自分の日常」を重ねて、感情移入できたと思います。

簡単なようで、おいそれと出来ることではないと思います。

月並みな表現になりますが、「脚本と演出と俳優の三位一体が成せる仕事」だったのではないでしょうか？

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

【先行予約限定特典】波うららかに、めおと日和 Blu-ray BOX・DVD BOX

芳根京子(出演),本田響矢(出演) TCエンタテインメント 2025-12-3

￥29,645(記事投稿時)

Blu-ray BOX購入
Kindleで購入

Blu-ray BOX購入
楽天市場で購入

【先行予約限定特典】
★Amazon → アクリルキーホルダー（なつ美＆瀧昌）
☆楽天ブック → なつ美＆瀧昌のアクリルスタンド+選べるフォトカード2枚セット

皆様、またのご来訪を心よりお待ちしております。

連続テレビ小説「あんぱん」（第65回・2025/6/27）感想 ※どうして、ここまで「自分本位ののぶ」に仕立てるの？

感想の趣旨について

【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。

【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。

｢共感!｣｢納得!!｣なら"Web拍手"と一緒にﾎﾟﾁｯと…
｢違うでしょ?｣｢怒!!｣でも意思表示でﾎﾟﾁｯと…
押していただけると､うれしいです♪

◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます（感謝）

[13回]

コメント(0) △

2025/06/27 (Fri)12:07:18 ドラマ

NHK総合・NHK BS・ﾌﾟﾚﾐｱﾑ4K／連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク：Website｜X(旧Twitter)｜Instagram

第65回／第13週『サラバ　涙』の感想。

※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。

速記の本を参考に次郎（中島歩）の速記を読み解いたのぶは、彼からのメッセージに胸が熱くなる。その日から、速記の猛勉強が始まる。同じころ、柳井家には健太郎（高橋文哉）が訪ねてきて、嵩（北村匠海）を唖然とさせていた。そんなある日、闇市で客と行商のやり取りをこっそり速記でメモしていたのぶは、近くで酒を飲んでいた男たちに声をかけられて…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------

原作：なし
脚本：中園ミホ（過去作/花子とｱﾝ,ﾄﾞｸﾀｰXｼﾘｰｽﾞ,ｻﾞ･ﾄﾗﾍﾞﾙﾅｰｽｼﾘｰｽﾞ）
脚本協力：山岡真介（過去作/中園ﾐﾎ氏と共同脚本→万博の太陽,ｻﾞ･ﾄﾗﾍﾞﾙﾅｰｽ[2]） 第2～7,9,11,13週
　　　三谷昌登（過去作/あさが来た[京ことば指導],ｽｶｰﾚｯﾄ第21週,西郷どん[脚本協力]） 第8,10,12週
演出：柳川強（過去作/ｵｰﾄﾞﾘｰ,花子とｱﾝ,やさしい猫） 第1,3,5,8,11,12週
　　　橋爪紳一朗（過去作/花子とｱﾝ,ｴｰﾙ,ｶﾑｶﾑｴｳﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ） 第2,4,7,10週
　　　野口雄大（過去作/ｴｰﾙ,恋せぬふたり,どうする家康） 第6,9,13週
　　　佐原裕貴（過去作/ｽｶｰﾚｯﾄ,おちょやん,あなたのﾌﾞﾂが､ここに）
　　　尾崎達哉（過去作/3000万）
音楽：井筒昭雄（過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-）
主題歌：RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版)：林田理沙ｱﾅｳﾝｻｰ（現｢ｻﾀﾃﾞｰｳｵｯﾁ9｣ﾒｲﾝｷｬｽﾀｰ）
副音声解説：山崎健太郎（過去作/舞いあがれ!,らんまん,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ,虎に翼,おむすび）
制作統括：倉崎憲（過去作/おかえりﾓﾈ,ここは今から倫理です｡,やさしい猫）
Ｐ：中村周祐（過去作/おかえりﾓﾈ,どうする家康）
　　　舩田遼介（過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋）
　　　川口俊介（過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ）
美術・ロゴデザイン：伊達美貴子（過去作/まんぷく,青天を衝け）
技術：久野裕大（過去作/どうする家康,3000万）
　　　望月英邦（過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛）
音響効果：畑奈穂子（過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり）
　　　岸優美子（過去作/光る君へ,恋せぬふたり）
撮影：山口卓夫（過去作/青天を衝け,17才の帝国）
　　　田中哲平（過去作/恋せぬふたり,ﾌﾟﾘｽﾞﾑ,3000万）
照明：斎藤知久（過去作/いよっ!弁慶）
　　　山崎友梨子（不明）
音声：北原悠介（過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~）
　　　下迫堅治（過去作/ｴｰﾙ総集編,半径5ﾒｰﾄﾙ,恋せぬふたり）
音楽録音：高橋清孝（過去作/火の鳥2024ｱﾆﾒ）
映像技術：吉永勇（過去作/なつぞら,虎に翼）
　　　木川豊（過去作/いだてん,おかえりﾓﾈ,17才の帝国）
カラーグレーディング：松﨑梨絵（過去作/なつぞら,おかえりﾓﾈ）
　　　戸谷智恵子（過去作/光る君へ,ちむどんどん）
VFX：田中貴志（過去作/劇場版ﾄﾘﾘｵﾝｹﾞｰﾑ）
　　　石貝玲子（過去作/仮面ﾗｲﾀﾞｰｴｸﾞｾﾞｲﾄﾞ,同期のｻｸﾗ,ﾌｧｰｽﾄﾍﾟﾝｷﾞﾝ!）
助監督：伊藤嘉文（過去作/ももさんと7人のﾊﾟﾊﾟｹﾞｰﾉ）
　　　山田修（過去作/映画｢ｻﾙ｣）
制作担当：征矢吉裕（過去作/ひよっこ）
　　　東美恵子（過去作/映画｢ｼｬｶﾘｷ!｣,映画｢ﾈﾑﾘﾊﾞ｣）
特殊造形：江川悦子（過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら）
編集：松屋周平（過去作/鎌倉殿の13人,3000万）
記録：武田朝子（過去作/おかえりﾓﾈ,どうする家康）
特殊メイク：松岡象一郎（過去作/映画｢ﾍﾙﾀｰｽｹﾙﾀｰ｣｢ﾄﾘﾊﾀﾞ｣）
美術進行：高橋秀樹（過去作/篤姫）
装置：田村英一郎
装飾：神戸信次（過去作/【推しの子】-The Final Act-）
衣装：澤谷良（過去作/花子とｱﾝ,なつぞら,ｴｰﾙ）
メイク：田畑千奈味（過去作/ひよっこ,青天を衝け）
かつら：秋庭優一（過去作/桶狭間）
時代考証：天野隆子（過去作/ｹﾞｹﾞｹﾞの女房,花子とｱﾝ,ｽｶｰﾚｯﾄ）
風俗考証：刑部芳則（過去作/ｴｰﾙ,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ,虎に翼）
土佐ことば指導：西村雄正（過去作/らんまん）
博多ことば指導：魚谷としお（過去作/ｴｰﾙ）
所作指導：藤間貴雅（過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ）
製パン指導：竹谷光司（Bakery&Cafeつむぎ＠千葉県佐倉市）
漫画指導：山根青鬼
ギター指導：藤本功一（https://x.com/Fujimoto）
歌唱指導：門脇幸（https://x.com/kadowaki_sachi）
薙刀指導：松本真治（過去作/救急救命士・牧田さおり）
体操指導：岡本美佳（過去作/ﾗｼﾞｵ体操,ﾃﾚﾋﾞ体操,みんなの体操）
石工指導：山中英明（第29回技能ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ石工職種第一位金賞）
書道指導：金敷駸房（過去作/ｴｰﾙ,麒麟がくる,青天を衝け）
アクション指導：吉田浩之（過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女）
仏事指導：守祐順（能蔵院＠千葉県木更津市）
医事指導：冨田泰彦（過去作/らんまん,虎に翼,3000万）
裁縫指導：小林操子（過去作/ｴｰﾙ,らんまん,虎に翼）
アニメーション制作：稲葉卓也（https://www.takuyainaba.com）
タイトルバック映像：涌井嶺（https://x.com/Ray_T6L）
※敬称略

脚本家も演出家も制作統括も、必死すぎてメチャクチャ展開

とにかく、脚本家も演出家も制作統括も、前回と今回で「のぶが新聞記者になる」を完結させるために、背に腹は代えられないようだ。

前回で、のぶ（今田美桜）が居酒屋で東海林（津田健次郎）に出会って、名刺を渡されるくだりも。

今回の、‘愛国のかがみ’から‘採用’に至るまでの経緯も。

メチャクチャである。

戦死、急死、帰還、そして戦後までほぼ無関係でいいのか!?

特に困ったのは。

　●家族同然だった豪（細田佳央太）や幼なじみの千尋（中沢元紀）と岩男（濱尾ノリタカ）の戦死
　●夫・次郎（中島歩）の急死
　●親友である大切な人である嵩（北村匠海）の戦地からの帰還

上記の三つをほぼ無関係で成立させている点だ。

いいや、その上に、“戦後” であることさえ、ほとんど関係なく展開している。

まあ、必死に “戦後” であることは、次のセリフでアリバイ作りをやったつもりらしいが。

のぶ「みんなあ
　生きていくのがやっとやのに
　そんな甘い話はないですよね」

今週の‘のぶ’を冷静に見ている視聴者なら、「誰よりも‘のぶ’がのんきだったでしょ？」だし。

「これほどの激甘な話は見たことない」では？

ただ、これ以上、この展開に文句を言っても無駄である。

その理由は、のぶのモデルである小松暢さんの高知新聞時代のエピソードはそんなにないから、「のぶの高知日報の物語」は脚本家や脚本協力のほぼ全面フィクションとなり、辻褄が合わないのは今に始まったことではないからだ。

よって、来週と再来週は、脚本家や脚本協力の実力を見せていただくしかないと思う。

今回の‘のぶ’には人間味や人情味を1ミリも感じなかった

私が、今週、特に今回を見て感じたのは。

朝ドラヒロインとして魅力的に見える要素である「人間味、人情味、情愛、仁恩など」が、のぶには皆無に感じるってことだ。

かろうじて、先日の焼け野原で出会って助けた少年・なおき（二ノ宮陸登）と、今回の露店の女店主（大寺亜矢子）の娘（日牟田笑莉）には、元教師らしさや、人間味や人情味を感じたが。

今回の‘のぶ’には1ミリも感じなかった…

のぶは「自宅」に帰って、次郎の写真に手を合わせるべき！

それに拍車をかけたのが、入社が決まって最初に報告に走ったのが「自分の実家」という展開だ。

でも、今作は前回で次のように描いたのだ。

次郎(回想M)「のぶへ
　自分の目で見極め　自分の足で立ち
　全力で走れ
　絶望に追いつかれない速さで
　それが　僕の最後の夢や」

そう、《亡き夫の最後の夢に背中を押された》　と今作が描いたのだ。

だったら、きっかけをっくれた義母・節子（神野三鈴）にも報告すべきだと思うが、大阪の長男の家に行った設定だから、しょうがない。

ならば、なおさら、まず、のぶは「自宅」に帰って、次郎の写真に手を合わせるべきでは？

もちろん、嵩と健太郎（高橋文哉）に一言でいいから挨拶しなよ…　だが。

結局、このような　《配慮に欠ける描写ばかり積み上げる》　から、のぶの人間性を疑って、不快にすら思ってしまうのだ。

「実家に激走するのぶ」は、あまりにも自己チューすぎる

もちろん、「まずは朝田家に走る」を自己弁護、自己擁護するかのように、前回で羽多子（江口のりこ）に次のように言わせている。

羽多子「昔から　のぶは　ああながです。
　やりたいことが見つかったら
　ガ～ッと猪突猛進で
　周りが見えんようになってしもうて」

確かに、今作は主人公の幼少期から次のように描いている。

《持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれる》

しかし、新聞社に入社できたのを誰よりも先に報告することと、‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’は違うのでは？

いいや、当初の‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’の描写には、“のぶの優しさや思いやりなど” を感じ取れたのだ。

御免与町の祭りのパン食い競争では、出場を認めてもらえなかった少女・山本小夏（金井晶）のために‘ハチキン’で活躍したし。

子どもたちとラジオ体操をしたことがきっかけで先生を目指すくだりにだって、それなりの “のぶの優しさや思いやりなど” を感じ取れたのだ。

しかし、今回の「実家に激走するのぶ」を見ても、明らかに “自分だけ” であり、“自己チュー” すぎるのだ。

自分の家は空襲の被害がなくて、焼け野原を何度も見に行くとかも。

《配慮すべき些細な描写の積み上げすら出来ない》　から、違和感が壮大するばかりなのだ。

評判が今一つの朝ドラの共通点が「共感できないヒロイン」

なぜ、こんなことを書くのか？

読者の皆様は、一人ひとり「今一つだった朝ドラ」があると思う。

最近では、SNSのおかげで「反省会」なるワードで酷評される朝ドラもあった。

これらの評判が芳しくない朝ドラの共通点として挙げられるのが「共感できないヒロイン」ではないだろうか？

ぶっちゃけ、設定や展開がどうであっても、「これが今作なんだよね」と多少は許容できるのだ。

だって、最終回まで見ないと、設定や展開に対する本当の評価はできないわけだから。

のぶが「自己中心的すぎるヒロイン」になり始めている！

しかし、「共感できないヒロイン」と感じた瞬間に、視聴者は作品との距離を遠ざけると思う。

だって、「共感できないヒロイン」は「応援できないヒロイン」であり、毎日見たくならなくなるからだ。

そして、「共感できないヒロイン」の代表格が、「自己中心的すぎるヒロイン」では？

実例を挙げるまでもなく、皆様の頭に‘あのキャラ’や‘あのヒロイン’が思い浮かんでいると思う。

一度、「共感できないヒロイン」「自己中心的すぎるヒロイン」のレッテルを貼ったら、元に戻るのはたいへん難しい。

だから、私はいつも言うのだ。

「ドラマは人間の本質を描くこと」だと。

ドラマは、物語を描くことでも、サプライズをやることでも、お涙頂戴をやることでもないのだ。

その「人間の本質を描くこと」を軽視して、さらに「共感できないヒロイン」「自己中心的すぎるヒロイン」を構築したら終わりであり。

残念ながら、先週と今週の‘のぶ’はそこに達する勢いなのだ。

この点において、もう巻き返すことはないと思うが。

せめて、第1回が提示した “未来” が不自然にならないように、残りを描いてほしいと願う。

あとがき

どうして、ここまで、のぶを「共感できないヒロイン」「自己中心的すぎるヒロイン」に仕立てるのでしょう？

ここまでやらなくてもいいと思いますけど。

明日の「ダイジェスト版」で、どう修正してくるのか期待します！

昨夜、高知新報の編集局主任・東海林明（津田健次郎）のモデルの人物についての解説を投稿しました。
よかったら、読んでみてください。

NHK朝ドラ「あんぱん」高知日報編集局主任・東海林明（津田健次郎）のモデル“青山茂”と「おでん事件」について解説します！｜ディレクターの目線blog

※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる

★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

新装版　ぼくは戦争は大きらい

やなせたかし(著) 小学館 2022-12-8

￥990(記事投稿時)

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく文春文庫

梯久美子(著) 文藝春秋

￥770(記事投稿時)

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

やなせたかしの素顔　のぶと歩んだ生涯潮文庫

伊多波碧(著) 潮出版社

￥990(記事投稿時)

連続テレビ小説あんぱん Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

楽天koboで購入

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

中園ミホ(著),NHKドラマ制作班(監修),NHK出版(編集)

￥1,430(記事投稿時)

NHK2025年前期連続テレビ小説あんぱんおたのしみブック

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

東京ニュース通信社

￥1,540(記事投稿時)

NHK連続テレビ小説あんぱん(上) (1) ノベライズ

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

中園ミホ(著),後藤美奈(著)

￥1,815(記事投稿時)

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

波うららかに、めおと日和（第10話/最終回・2025/6/26）感想 ※最終回は胸熱に語ります！

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15808.html

感想の趣旨について

【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。

【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。

｢共感!｣｢納得!!｣なら"Web拍手"と一緒にﾎﾟﾁｯと…
｢違うでしょ?｣｢怒!!｣でも意思表示でﾎﾟﾁｯと…
押していただけると､うれしいです♪

◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます（感謝）

[37回]

これまでの感想を読む

コメント(2) △

2025/06/27 (Fri)09:46:43 ドラマ

フジテレビ系・木曜劇場『波うららかに、めおと日和』
公式リンク：Website｜X(旧Twitter)｜Instagram｜TikTok

第10話/最終回『ただ、あなたの隣に』の感想。

原作の漫画、西香はち「波うららかに、めおと日和」は未読。

江端なつ美（芳根京子）と瀧昌（本田響矢）は、１年前の約束を果たすため蛍を見に行くはずだったが、瀧昌は深見（小関裕太）とともに艦へ急行。暴風雨の中、艦は大きく揺れ、二人は対応に追われる。一方、なつ美は艦の状況が気になり、鎮守府へ向かおうとする。そこへ、深見を案じる芙美子（山本舞香）が訪れ、二人は不安を語り合う。やがて郁子（和久井映見）が現れ、海軍の妻の心得を説き、優しく励ます。彼女たちの未来に希望はあるのか…
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---

原作(漫画)：西香はち「波うららかに、めおと日和」
脚本：泉澤陽子（過去作/転職の魔王様,あのｸｽﾞを殴ってやりたいんだ）
演出：平野眞（過去作/ｼｮﾑﾆｼﾘｰｽﾞ,HEROｼﾘｰｽﾞ,この素晴らしき世界） 第1,2,6,8,最終話
　　　森脇智延（過去作/競争の番人,ｵｸﾗ~迷宮入り事件捜査~） 第3,4,7,9話
　　　國武俊文（過去作/東京犬ﾗﾌﾞｽﾄｰﾘｰ,わたしの宝物） 第5話
主題歌：BE:FIRST「夢中」
※敬称略

人と人との限られた時間の尊さを強く印象づけた！

ドラマ『波うららかに、めおと日和』の最終話をひと言で表すなら、「日常の尊さ」と「再会の歓喜」というテーマを軸に、静かで情感豊かな締めくくりを見せた作品だ。

江端なつ美（芳根京子）と瀧昌（本田響矢）が交わした「来年は一緒に蛍を見よう」という約束が、1年の歳月を経て果たされる実質的なラストシーン…

まさに、戦争という “非日常” に脅かされながらも、“日常” を愛おしむ人間の営みを象徴的に描いていた。

もちろん、蛍の一瞬の輝きに人生の儚さを重ねる手法は古典的な手法だ。

しかし、定番だからこそ、誰にも伝わるという効果はてき面であり。

人と人との限られた時間の尊さを強く印象づけた。

「大切な人の無事をただただ願う妻」を肯定する懐の深さ

さて、前回から継続している序盤の展開が、戦時の緊張感が再び高まる中で、瀧昌と深見が消息を絶つというものだ。

視聴者に「愛する人を待つ」という行為が、いかに “人を試すのか？” を突きつけたのでは？

令和の日本は外見上は平和だが、その “日常” の上に積み重なる小さな不安や喪失の可能性を、「愛する人を待つ」という展開へ繊細に照射していると言える。

また、なつ美を心配する郁子（和久井映見）の「泣いていいのよ」という言葉には、〈戦争の正しさ〉　ではなく、〈人間の感情の正しさ〉　が込められており。

「軍人の妻」という形式や役割を超えた「大切な人の無事をただただ願う妻」を肯定する懐の深さを感じた。

二つの再会劇は、視聴者にとって「もはや人ごとではない」

10分過ぎの再会の場面では、「おかえりなさい」という言葉が重層的な意味をもって響く。

ｘ二つの再会劇は、視聴者にとっても、「もはや人ごとではない」との感情の投影を誘発するに十分な場面のだ。

芙美子（山本舞香）の涙は、自身に閉じ込めた感情の解放の象徴であり、理屈では語れない「生きている」の証である。

この二つの再会劇は、視聴者にとっても、「もはや人ごとではない」との感情の投影を誘発するに十分な場面であり。

何より、今作が、この4人を丁寧に描写し積み重ねてきたからこそ、感動が強調されるのだ。

個々の視聴者が身近な人間関係をもう一度見直す動機付け

今作を “ドラマ・連ドラ” として大きく評価したいのは。

戦争の悲劇をこれ見よがしに仰々しく描くことをせず、平凡な日常のなかにある確かな幸福に焦点を当てた点だ。

現在放送中の某朝ドラのように、次々と男性を戦死や病死させることで戦争の悲劇を安直に描くのとは雲泥の差である。

また、なつ美と瀧昌の夫婦関係も、出会いから結婚、そして再会に至るまで、時間をかけて積み上げられており、視聴者に「ふたりの関係性の成熟」の “価値” を静かに提示した点も評価に値する。

さらに、はる江（森カンナ）の「大切な人のことをちゃんと大切にするのよ」というセリフは、視聴者へ遠回しにせず、率直に表現した言葉として印象深いメッセージであると同時に。

視聴者一人ひとりが身近な人間関係をもう一度見直す動機付けとなるアフォリズム（物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句）だったと思う。

戦争が私たちにもたらすのは“日常の破壊”だけではなく…

これらのことを相対的に考えると。

視聴者に「日常や信念が揺らぐ瞬間」を描いた後に、「それまで信じて疑わなかった価値や秩序」の意義を伝えるこの構成は、非常に丁寧であり、抜け目がなく、ある種の頭脳プレー的な構成だと思う。

この戦略ともいえる構成が、最後に魅せたのが、ドラマオリジナルの語り部キャラクター・活動弁士（生瀬勝久）のナレーションだ。

「日常である幸福」が「戦争の気配」という “とてつもない不安” があるからこそ浮き彫りになるという逆説の提示である。

ボケーっと見ていると「これって、戦争を肯定してるのでは？」と思った人もいたかもしれない。

しかし、ここは早合点してはいけない。

戦争が私たちにもたらすのは “日常の破壊” だけではなく。

戦争の渦中で生きる人たちにとって、《日常の一瞬一瞬がどれほど尊いものであるのか！》　を思い知らせるトリガー（きっかけ、引き金）にもなるとの深く重く、そして考えさせられる提示なのだ。

同じ“なつ美の箸”でも、用途によって変化をつける演出

最後に、今作の感想に演出関連を一度も書かなかったので書いてみる。

私が、今回の演出で注目したのは “なつ美の箸” だ。

©フジテレビ

上は、序盤、郁子と朝食をとるなつ美の箸が一瞬止まるカット。

箸だけにピントを合わせ、他をボカすことで、なつ美の心情を「止まる箸先」で見事に表現した。

ここ、なつ美を入れ込んだ構図ではなく「箸だけ」なのがセンスの良さを感じるわけだ。

下は、関谷家の食事会で、なつ美の父・篤三（高橋努）の背後の後方にいる “なつ美の箸” だ。

こちらは、前者と逆に最初はボケボケで登場させて、あとからピントを合わせて、コミカルな表現に用いている。

同じ “なつ美の箸” でも、用途によって絶妙に見せ方（way of showing）と魅せ方（how to fascinate）に変化をつけているのだ。

さすが、ベテラン演出家の平野眞氏に仕事だけはある…　と思う。

あとがき

結局、読者の皆様のリクエストもあって、第6話から最終回まで感想を投稿させていただきました。

今作が、今作で描こうとしていたのは、「大切なものは、失わないために大切にする」という普遍的な価値の再確認だと思います。

その作り手たちの思いは、一人ひとりの登場人物にとどまらず、一人ひとりの視聴者の人生へと投げかけられていたとも思います。

おじさんが下記を語るのは気持ち悪いと思われるかもしれませんが、最後なので書きます。

愛する人、大切な人と過ごす時間が「特別」から「日常」になった先の世界、それこそが作品が描こうとした本当の「平和」であり、「未来」だと思います。

最後に、芳根京子さんは良い意味で「これくらいは朝飯前」でこなしちゃうと思っていましたが、失礼ですが本田響矢さんは本当に期待以上でした。
これを機会に、芳根さんはお得意の「オドオド系女子役」もよいですが、次なるステップに同年代の俳優さんの先を進んでいただきたいです。

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

【先行予約限定特典】波うららかに、めおと日和 Blu-ray BOX・DVD BOX

芳根京子(出演),本田響矢(出演) TCエンタテインメント 2025-12-3

￥29,645(記事投稿時)

Blu-ray BOX購入
Kindleで購入

Blu-ray BOX購入
楽天市場で購入

フジテレビ系木曜劇場「波うららかに、めおと日和」オリジナルサウンドトラック

★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

植田能平ポニーキャニオン

￥2,970(記事投稿時)

NHK朝ドラ「あんぱん」高知日報編集局主任・東海林明（津田健次郎）のモデル“青山茂”と「おでん事件」について解説します！

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15807.html

【これまでの感想】
第1話第4話第6話第7話第8話第9話

感想の趣旨について

【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。

【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。

｢共感!｣｢納得!!｣なら"Web拍手"と一緒にﾎﾟﾁｯと…
｢違うでしょ?｣｢怒!!｣でも意思表示でﾎﾟﾁｯと…
押していただけると､うれしいです♪

◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます（感謝）

[36回]

コメント(2) △

2025/06/26 (Thu)20:56:08 ドラマ

NHK朝ドラ「あんぱん」のぶが務める「高知日報」の編集局主任・東海林明（津田健次郎）のモデル“青山茂”と「おでん事件」について解説します！

Image created with DALL・E

【忠告】朝ドラ『あんぱん』の先の展開のネタバレは基本的にありませんが。
やなせたかし（柳瀬嵩）氏と妻の暢さんの結婚に至る出来事の［史実］に触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
　※以下、敬称は部分的に使い分けをします。

高知新報の編集局主任・東海林明（津田健次郎）のモデル…

NHK連続テレビ小説『あんぱん』の第13週『サラバ　涙』の第64回（6月26日放送）以降で、主人公・若松のぶのぶ（今田美桜）が勤務することになると思われるのが「高知日報」。

その「高知日報」の編集局主任として登場し、のぶに新聞社の採用試験を勧めるのが、津田健次郎さん演じる「東海林明（しょうじ　あきら）」だ。

この投稿では、「東海林明」のモデルについて書いてみる。

高知新聞社で「月刊高知」の編集長を務めていた青山茂さん

「東海林明」のモデルと考えられているのが。

戦後の高知新聞社で「月刊高知」の編集長を務めていた人物「青山茂（あおやましげる）さん」である。

青山茂さんは、嵩（北村匠海）のモデルである「やなせたかしさん」と、のぶのモデル「小松暢さん」のかつての上司だった人物だ。

なお、やなせたかしさんの著書『アンパンマンの遺書』には、青山さんが編集長として「月刊高知」の創刊に関わったことが書かれている。

また、同じ編集部で働いたスタッフには、やなせさん、のぶさん、そして、品原淳次郎（しなはらじゅんじろう）があり。

今回は触れないが、この「品原さん」がモデルとなっている思われるのが、高知新報の編集局記者・岩清水信司（倉悠貴）である、

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫)

やなせたかし(著) 岩波書店 2013-12-17

￥1,331(記事投稿時)

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

やなせさんと暢さんが急接近するきっかけが「おでん事件」

この青山さんが関わっているのが、やなせさんと暢さんの関係が深まるきっかけとなった出来事で、当時の「月刊高知」編集部内で起きた「おでん事件」だ。

「おでん事件」を簡単に説明すると。

昭和22年（1947）、「月刊高知」編集部の慰労会にて、やなせたかしを含む4名が共におでんを囲んだ。

その際、やなせさんを含む男性3名が食中毒に罹患し、暢さんのみが無事であった。

原因は、男性陣がちくわ・玉子・つみれを中心に食べたのに対し、暢さんは大根ばかりを食べていたためだ。

暢さんは甲斐甲斐しく看病にあたり、やなせさんが最初に回復した。

この「おでん事件」を契機として、やなせさんと暢さん同年、東京での同棲を開始し、後に結婚に至る。

というわけで、おそらく、今作中でも「おでん事件」は描かれるであろう。

これが、他の騒動に入れ替わっても、スムーズに描くことと出来たら、二名の脚本協力の実力に “まだ期待が持てる” と思うし。

戦争のときのように「史実丸写し」だったら、現状以上に “暗雲が分厚くなる” のは避けられないと思う。

あとがき

今週から来週は、「半年間の前半から後半」への橋渡し週間になります。

第1回で「のぶと嵩は未来に結婚する」と提示してから、3か月も待たせました。

とはいえ、脚本家や演出家や制作統括が鳴り物入りで作った「戦争週間」が “あの程度” でしたから、私は過大な期待はしませんけど。

皆様はどうです？

参考・出展

■『アンパンマンの遺書』（岩波現代文庫）(著)やなせたかし
■『アンパンマンの遺書』（岩波現代文庫）(著)やなせたかし
■『慟哭の海峡』（角川書店）(著)門田隆将
■『NHK連続テレビ小説あんぱん上 (1)』（NHK出版） (著)中園ミホ,(著)後藤美奈

★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく文春文庫

梯久美子(著) 文藝春秋

￥770(記事投稿時)

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

やなせたかしの素顔　のぶと歩んだ生涯潮文庫

伊多波碧(著) 潮出版社

￥990(記事投稿時)

連続テレビ小説あんぱん Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

楽天koboで購入

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

中園ミホ(著),NHKドラマ制作班(監修),NHK出版(編集)

￥1,430(記事投稿時)

NHK2025年前期連続テレビ小説あんぱんおたのしみブック

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

東京ニュース通信社

￥1,540(記事投稿時)

NHK連続テレビ小説あんぱん(上) (1) ノベライズ

管理人・みっきーがお薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心してご購入していただけます!

中園ミホ(著),後藤美奈(著)

￥1,815(記事投稿時)

★Amazonの「サンプルを読む」で立ち読みできます!