NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
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第38回/第8週『さよなら糸島 ただいま神戸』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
結(橋本環奈)は栄養専門学校に初登校するや否や、矢吹沙智(山本舞香)から、その恰好はなめてるのかと問われる。その険悪な雰囲気に湯上佳純(平祐奈)が入ってきて、なだめようとする。また教室には場違いに見える中年男性の姿も見られるが、実はれっきとした森川(小手伸也)という生徒で、不動産会社を退社して学びに来ているのだった。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ)
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ)
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ)
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史宇(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
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まえがき
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
常連の読者様は、ご存じだと思います。
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読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。
よって今週も、通常モードより、本気で歯に衣着せぬ感想を書きます。
※しばらくテンプレです…
感想に入る前に、前回の感想の「まえがき」で触れた、前回でドキッとした貴方へ。
私も、一日も早く、「ここの演出が秀逸すぎる!」と絶賛の毎日になることを願いつつ。
今回も、全力で “熱く、でも冷静に” 書こうと思います。
また、コロナ禍の仕事激減を思い出せば、仕事があるだけでもマシ、いや幸せです。
その上、複数の案件が重なり悲鳴を上げる直前なのも、涙がちょちょ切れんばかりの思いです。
というわけで、仕事の締め切りが迫っているので、できる限り私の思いを簡潔に読者の皆様に伝えようと思ますので、よろしくお願いいたします。
今一度、ハッキリさせておきたいこと3選
もう一つ、感想に入る前に書いておきたいことがある。
今朝も、今作を擁護するコメントをいただいた。
別に、感じ方は人それぞれだから好き勝手にどうぞ… なのだが。
今一度、ハッキリさせておく。
本人が自覚しようがしまいが、好意的な脳内補完は個人の “創作” であり、全視聴者共通の認識ではないということ。
“ドラマ” なのだから <映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!> ということ。
加えて。
「行間を読む」ことと、「好意的な脳内補完」は違うどころか、真逆なことだということ。
この大前提で、引き続き、当ブログの感想は綴っていくつもりだ。
今回も、脚本家は面白く書いた "つもり" だろうが…
きっと、演出家の真意は「こりゃあ、コミカル路線で振り逃げするしかないか…」ではないだろうか。
盆子原誠氏の過去の担当作品を見たら、そう “好意的に解釈” するしか考えられないくらいに、気の毒な脚本を任された… と同情するしかない。
脚本家は、きっと、主人公が新しい環境に驚いてドタバタやるのを楽しく表現した、いつもどおりの “つもり” なのだ。
しかし、今回の15分間を見て感じたのは、次のことに尽きる。
主人公は、本気で、栄養士になることと、受験する栄養士学校のことを事前に調べて研究したのか!?
なにせ、前回の翔也(佐野勇斗)との不可解な「初デート in 神戸」のくだりを見ても。
結(橋本環奈)は、基本的に “事前に調べない人” の印象が強い。
だから、今回も調べていないのは、ある意味で、“連ドラ” として連続性や継続性があるといえるが(失笑)
しかし、いくらなんでも、栄養士の資格の意味や、入学希望の学校の内容についてまで、事前調査をしないというのは、ドラマとしてやりすぎでは?
あの迷作『舞いあがれ!』の‘能天気な舞ちゃん’だって、受験勉強はやっていたと記憶している。
やはり、面白おかしく… のために、光陰チョー矢の如しなんてやって、2年間をすっ飛ばすから中抜け、中身無しになるのだ。
ここまで"事前に調べない人"の印象を強める必要ってある?
上記のように考える前提で、序盤での次に結の2つのモノローグを振り返ってみよう。
結(M)「もしかして うち
大変なところに来ちゃった?」
結(M)「てか こんな難しいことやると
知らなかったんですど」
もう、頭痛が痛い、馬から落馬、訃報のお知らせ、下り坂をくだる… 思いだ(笑)
まあ、よくもこれだけ “事前に調べない人” の印象を強めるセリフを重ねたものだと感心するくらいだ。
これ、何とか演出が機転を利かせるなりして、初登校の前夜に、結がバッグに筆記具だけでも入れるカットを加えて、本気で栄養士になる心情を盛り込むべきだったのでは?
せめて、"愛子の母心には共感できる"ように描いてほしい!
それこそ、頭が痛くなるのは、結の母・愛子(麻生久美子)の描写も… 同じだ。
確かに、愛子には‘元は名古屋のスケバン’の設定がある。
飲食店を営んでいるわけでもないし、特別に料理が得意との設定もない。
その上、基本的に子育てについては放任主義だとしても… だ。
娘が将来のために選んだ学校の初登校の準備くらいは、親として面倒を見る描写があったほうが良かったのでは?
客商売、それも清潔第一の理髪業なのだから、服装を含めた身だしなみチェックこそ、衣装やメイクチェンジを面白おかしく盛り込めば良かったのでは?
そのことで、先日の長女・歩への母心にもリンクすると思うのだ。
愛子「フッ… やっぱり。頑張れ!」
もちろん、これ↑が母心であると、好意的に解釈するのもアリだとは思う。
でも、直後のブログ投稿の場面と合体させると、まるで娘が学校で炎上騒ぎを起こすのを期待しているようにも見えるのだ。
別に、昭和の母のように描け! なんて思わない。
ただ、せめてブログの画面に、愛子の態度やセリフを寄せるなりしたほうが、単純に、愛子に共感できると思うのだ。
7週間も"ぼっちの結"を見せられてきたから、どうしても…
最後に。
今回の神戸栄養専門学校内の教室、実習室の場面と、先日までの糸島の福岡西高校の教室の(特に脚本における)描写に共通点があることにお気づきだろうか?
それは、結が馴染んで見えないこと。
今回の結が、教室で浮いているのは意図的な表現であるのは理解しているつもりだ。
しかし、7週間も “ぼっちの結” を見せられてきたから、どうしても「ここでも?」と感じてしまうのだ。
朝ドラとして、ここでも、名の知れた俳優が演じるサブキャラクターしか絡まないのか… と。
やはり、これまでの雑な脚本と適当な演出によって積み上げられてしまった負の遺産が大きすぎるのだ。
キレやすい、下調べしない、思いつくまま…
結局、「神戸編」もサブキャラ頼みになるのか。
※それでも、そこそこにもなっていませんが(苦笑)
あとがき
今回で最も気になったのが、結のモノローグの異様な多さです。
これ、モノローグを増やせば増やすほど、結が下調べしない、思いつくままな人が強調されるのですよ。
脚本は、コント風のつもりで書いているんでしょうけど、すべってますよ。
ここから巻き返すのは至難の業だと思いますよ。
そうそう、昨日作ったので、結と歩の簡易年表をアップしますね。
今後、何かの役に立つかも?
『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
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NHK・ドラマ10『宙(そら)わたる教室』
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第7話〈全10話〉『浮遊惑星のランデブー』の感想。
なお、原作(小説)となった伊与原新『宙わたる教室』は未読。
JAXAが“はやぶさ2”に続く新しい惑星探査“しののめプロジェクト”を発表。宇宙科学のエリートが集まったプロジェクトのリーダーに藤竹(窪田正孝)の大学時代の同期である相澤(中村蒼)が就任する。一方、藤竹が顧問を務める定時制高校の科学部は、手作りの装置で実験を行おうと部員それぞれが頭を悩ます。予算も設備も足りない中、バラバラだった科学部に少しずつ化学変化が起き始める。
------上記のあらすじは、公式サイトより引用------
原作(小説):伊与原新『宙わたる教室』第70回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書・高等学校の部に選出)
脚本:澤井香織(過去作/夜ドラ「ユーミンストーリーズ」第3週/最終週「春よ、来い」,特集ドラマ「むこう岸」)
演出:吉川久岳(過去作/猫探偵の事件簿,ドキュメンタリードラマ「猫探偵の事件簿」)」 第1~4話
一色隆司(過去作/大河ドラマが生まれた日,育休刑事) 第5,7話
山下和徳(過去作/映画「スペシャルアクターズ」) 第6話
音楽:jizue(過去作/下剋上球児)
主題歌:Little Glee Monster「Break out of your bubble」
制作統括:橋立聖史(過去作/猫探偵の事件簿シリーズ,だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ)
神林伸太郎(過去作/ユーミンストーリーズ)
渡辺悟(過去作/卒業タイムリミット,ミワサんなりすます)
※敬称略
今回は特に、解説が野暮なくらいに<考えるな、感じろ!>
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前回、前々回の感想で、前々回(第5話)は「第二章」のイントロダクション。
前回は、明らかに「第二章」の「本編」が始まった。
今回の感想は… 第2話の感想でも引用した米・香港合作映画『燃えよドラゴン』の冒頭で、主演のブルース・リーが放ったセリフであり、今では「リーの名言」の代表作をまた使わなくてはいけないようだ。
「考えるな、感じろ!」
原典(英語):“Don't Think. Feel!”
というわけで、今回は本気で、ああだこうだと書き連ねるのは野暮なくらいに <考えるな、感じろ!> だ。
しかし、これまたいつもどおりで、これで終わっては私の存在意義が消えちゃう。
だから、今回も、私の心に引っかかった、響いた、残ったセリフをいくつかピックアップして感想を展開してみる。
潔く「第一章」までの説明は省略したという判断
まず、今回の構成だ。
感想の冒頭で書いたように、前回から「第二章」になったことが分かるのが、アバンタイトルの先頭部だ。
今回も “過去のエピソードの振り返り” があったが、内容は「第一章」を削ったバージョンだ。
したがって、「第一章」を見ていない視聴者は、次のことはチンプンカンプンのはずだ。
●そもそもの舞台である「高校定時制とは?」の基本的な情報
●劇中の定時制高校に、なぜ「科学部」があるのか? の基礎設定
●劇中に登場する定時制の教師や生徒、その関係者の状況設定
●科学部が取組中の「火星クレーターの再現」って何?
さすがに、上記の4つの要素を数分間にまとめるのは容易なことではない。
特に、主人公と主要生徒らの状況設定は簡単に説明でいるものではない。
そこで、潔く「第一章」までの説明は省略したという判断だろう。
できれば、これからも見る人が増えてほしいから、少し尺が長くなっても盛り込んでほしいとは思ったが。
それでも、今回を最後まで見た(見て楽しめた)視聴者であれば、少なくとも三つめに挙げた <劇中に登場する定時制の教師や生徒、その関係者の状況設定> の詳細は分からずとも、次回に興味を持てる内容だったと思うのは、今作に好意を抱きすぎだろうか?(笑)
藤竹と科学部4名が、二つの意味で"ランデブー"しようと…
感想のイントロも終わりにして、本題に入ろう。
この第7話のテーマ、言いたいこと、伝えたいことに、最も隣接していたセリフが序盤。
今作の主人公である定時制科学部顧問の藤竹叶(窪田正孝)の「日本論文学会の皆様へ」と題されたメール画面にかぶせられていたモノローグ(心の声)ではないだろうか?
藤竹(M)「<ROGUE PLANETS… はぐれ惑星。
自由浮遊惑星とも呼ばれている。
惑星程度の質量でありながら
それらが形成された惑星系から
はじき出された この天体は
特定の恒星の重力に束縛されることなく
銀河を漂っている」
冒頭から <考えるな、感じろ!> である(笑)
ではあるが。
今回のサブタイトルが『浮遊惑星のランデブー』だ。
「ランデブー」は、フランス語の「rendez‐vous(=会合。会合の約束)」から由来し。
一般的には、(特に男女が)時間と場所を予め決めておいて出会うことを指すが。
もう一つの「ランデブー」の意味もあり、きっと宇宙船・人工衛星が、ドッキングするために出会うことだ。
そう、解説するまでもないが(やりますけど)。
藤竹を中心に、いや藤竹を含めた科学部の4名が、二つの意味で “ランデブー” しようとしているのだ。
科学部の4人の簡単な状況説明
今回を初めて見た人、ネット検索で当ブログにたどり着いてくださった読者様もいると思うので、科学部の4人の簡単な状況説明だけやってみる。
まず、実験器具を作っていた男子生徒2人は。
読み書きが苦手なために中学から不登校になり、不良となった柳田岳人(小林虎之介)と。
青年時代高校に通えず、病床の妻のためにも学び直しするべく定時制に入学した長嶺省造(イッセー尾形)だ。
当初は、文字どおりの “犬猿の仲” だったが、子どもがいない省造と孤独な岳人は、実験を通して父と息子のような関係になりつつある。
実験用の土壌開発をやっていた女子生徒2名は。
四十歳を過ぎ、夫と娘の後押しを受けて東新宿定時制の高校生になった越川アンジェラ(ガウ)と。
オーバードーズとアムカ(リスカ)を続け、保健室登校を続ける1年生の名取佳純(伊東蒼)だ。
娘のような佳純に元気とやる気をもらう人種や国籍の壁に悩んでいたアンジェラと、優等生の姉と比較される苦悩をアンジェラの母や姉のような優しさで癒す佳純も、家族や親友のようになっていく。
そして、主人公の藤竹は、4人の部員と共に “ランデブー” 中なのが現状ということだ。
藤竹自身“藤竹流のアプローチのしかた”を現在進行中
今回の前半で、4人の部員たちが教室とは違う、本来の自分をさらけ出せる場所として「科学部」を位置づけて認識し始めるのと裏腹に… と言うべきだろうか。
肝心の、顧問である藤竹は、藤竹の大学同期でJAXAの准教授となったエリート・相澤努(中村蒼)に次のセリフで自己の立場を表明する。
藤竹「自分の居場所は 自分で決めるよ」
では、藤竹が模索中の “自分の居場所” とは何なのか?
そのヒントとなるのが、藤竹と相澤の恩師。現在は山梨の実家で暮らしつつ、科学の楽しさを広めるための講演や出前授業をしている、元東郷大学の教授・伊之瀬嘉之(長谷川初範)の居酒屋でのひと言だ。
伊之瀬が、かつて藤竹が名京大学で助教をしていた時の上司で、現在は名京大学の教授の他に国の科学政策振興委員の委員長も務める石神怜生(高島礼子)を他己評価する場面だ。
伊之瀬「それに まあ 日本の科学界に
危機感を持ってるのは同じだ。
アプローチのしかたが違うだけだよ」
このセリフを柱にもたれながら聞き、チラッとだけ伊之瀬を見る藤竹によって、この言葉こそ藤竹自身が “藤竹のアプローチのしかた” を現在進行中であると描いている… と。
いよいよ、藤竹らしいアプローチが描かれると想像するだけで心が躍る思いだ。
前回登場の全日制の要の大きな進歩と成長が見えるいい場面
切り口を変えてみる。
今回で注目するのは、映像的に「時間軸を行き来」したり「時間経過」しているのに、具体的に「いつ」「どのくらい」という時間の指定の表記が(恐らく)一度もなかったことだ。
例えば、「7年前」とか、「1週間後」などのテロップ表示のことだ。
私は、それが入ると妙に具体的になって、説明臭くなるのを嫌ったと思うと同時に。
視聴者に対して、指定する必要性のない “押しつけ” をやらないことで、想像領域を残して楽しんでほしいとの意図が含まれると考えた。
例を挙げると、前回で定時制科学部とやり合った末に一定の和解に至った全日制のコンピューター部の部長・丹羽要(南出凌嘉)の再登場だ。
私は前回の感想で、要が「あいつら」と言ったのは、仲間意識もあるが、まだ上から目線が抜けないことで、「ドラマのように、簡単に人間は変わらない」を表現したのでは? と書いた。
コメントでは、違うご意見もいただいたが。
今回に登場した要は、明るい表情で全日制の教師でコンピュータ部の顧問・津久井宏和(水橋研二)と科学部のことを話す場面があった。
前回から今回の間の時間経過は具体的には分からない。
しかし、前回と今回の時間経過によって、時間がいろいろ解決することや、時間が人を変えることなどが見えてくると思うのだ。
そんな要らしい、定時制科学部への愛情表現が、前回の「あいつら」から変わった次の表現だろう。
要「大会を目指しているって意味では
向こうも一緒ですし」
要は、「向こう」と呼んでいるのだ。
説明するまでもないが、「向こう」は「こっち側」に対する意味だ。
そう、要は、自分自身の立ち位置や存在意義を基準にして、定時制科学部を定義づけしているのだ。
簡単に言えば、まるで恋愛観感情の如く “科学部を意識している” ということ。
自分以外に興味関心がなかった、いや関心を持つのを拒んでいた要の大きな進歩と成長が見えるいい場面なのだ。
あとがき
これから朝ドラの感想も書いて、仕事をしないといけないので(汗)
強引になりますが、まとめさせてください(謝)
終盤での、石神の藤竹への一撃と、それに対しての痛烈な反撃です。
石神「遠回りばかりしているうちに
どこへ向かおうとしていたのかさえ
忘れてしまわなければいいんですけど」
藤竹「僕には僕の信念があります。
それを証明するだけです」
もしかすると、石神は、藤竹にとってランデブー中に不意にぶつかってきた “隕石” のような存在なのかも?
藤竹は無視することもできたけど、あえて隕石にぶつかっていった感じですよね。
それと重なるのが、岳人に対する “隕石” のような存在の、かつての不良仲間。
次回どうなるのか楽しみです。
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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神戸に久しぶりに戻ってきた聖人(北村有起哉)は、理容店の看板の名前を女性のお客さんにも来てもらうよう「ヘアサロンヨネダ」と変える。一方、結(橋本環奈)は幼い頃友人だった菜摘(田畑志真)を部屋に招く。菜摘は女子大生で、勉強よりサークルに入って彼氏を作りたいという。菜摘から彼氏がいるのか聞かれた結は、翔也(佐野勇斗)の写真を見せる。
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語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
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感想に入る前に、一人の読者様にお礼を申し上げます。
前回の感想で、主人公姉妹の年表を掲載しました。
その初期投稿で私が単純な計算ミスをしたのを非公開希望コメント指摘してくださった、ドキッとした貴方です。
お名前は公開しませんが、ありがとうございます、助かりました。
同様に、その都度、「あの~、違いません?」と教えてくださる皆様、本当にありがとうございます。
と同時に、引き続き、丁寧な文章を書こうと思います。
≪今週初めて担当するディレクターの目線≫で読んでみて…
さっそく、私がお得意の? プチ脱線をやってみる(笑)
私の仕事では、大企業の1○0周年イベント用の社史ビデオを制作することがよくある。
そんな時に苦労するのが、海外に複数の支社や工場があって、私が撮影現場のディレクション(指揮や管理)に行けない場合があることだ。
その場合は、別班に行ってもらって映像素材を作るわけだ。
その際に困るのが、「あれ、○○の映像が撮れてないよ!」のようなケースだ。
その映像素材ありきで全編を構成して撮影編集が進んでいるから、たった1つの素材でも、時と場合によって、全体を再構成しなければならないことが実際にあるのだ。
私の仕事の場合の “撮れていないケース” のほとんどが、「担当者が不在だった」「天候が悪かった」「工場が突然休暇に入っていた」などの、スタッフ以外の不可抗力なことが原因となるが。
したがって、前後のつながりだけでなく、全体の構成を常に意識して作り込んでいくことが必至の “連ドラ” の制作現場で、次のことがあったら演出家、ディレクターは頭を抱えるしかないのだ。
「あれ、○○の映像が撮れてないの?」
恐らく、今週の演出担当である盆子原誠氏も、次のように感じたかもしれない。
「あれ、こんな設定、今まで放送したっけ!?」
今回の感想は、そんな視点を踏まえて書いてみようと思う。
読者様も、自分が ≪今週初めて担当するディレクターの目線≫ で読んでいただきたい。
私がなっちゃんなら、あそこまで結の部屋でくつろげない…
神戸に久しぶりに戻ってきた聖人(北村有起哉)が、再開するべく理容店の看板の名前を女性のお客さんにも来てもらうよう「ヘアサロンヨネダ」と変えようが、変えまいが、そんなのはどうでもいい。
問題なのは、メインタイトル映像明けの描写だ。
主人公の結(橋本環奈)が、菜摘(田畑志真)と名乗る同い年くらいの女性を部屋に招いて、いきなり恋バナを始めている。
“セカチューブーム” を巻き起こした映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(東宝/2002)での森山未來さんの名演技をリスペクトしたつもりで大声で絶叫したい!
「脚本家様! なっちゃん、菜摘って誰ですか!!」
前回の感想に載せた年表から、結が菜摘と離れ離れになったのは、5~6歳児(年中・年長児=まだまだ甘えたい未就学児)だったころだ。
それから12年ほど経過したのが、劇中の “いま” である。
果たして、映像にあったような感じになるだろうか?
それ以前に、少なくとも私がなっちゃんなら、12年ぶりに再会した、当時のこともうろ覚えの “ほぼ他人” の部屋で、あそこまでくつろげないが(苦笑)
全部が全部、大風呂敷からこぼれ落ちっ放し
ここで、突然、「こうしたらよかったのにコーナー」改め、今回から「後悔先に立たずコーナー」だ。
これだって、‘最も必要なき初期設定’こと阪神淡路大震災を安易に盛り込むからこうなるのだ。
すでに、今週の「新章」から出番がなくなった歩(仲里依紗)より1つ年上の親友‘真紀ちゃん’こと渡辺真紀(大島美優)ですら、胃もたれするくらいに食傷気味なのだ。
※先日の人間ドックでごく初期の胃食道逆流症(GERD)と診断され、処方薬の服用をはじめました…
話を戻すと、これだって、ただの “米田家のご近所さん” の家の娘として登場させて、「ご近所だから」の理由だけで友だちになれば良かったのだ。
設定上は、さくら通り商店街で夫婦で総菜屋を営む佐久間美佐江(キムラ緑子)の娘だが。
そもそも、視聴者にとって “ほぼ初登場キャラ” なのだから、震災後の最近引っ越してきた子で、「私、近所に友だちいないから」くらいの動機で、親しくなるくらいで良かったと思うが。
とにかく、要らぬ設定を盛り込んだ上に、それをあちこちで活用しまくるから、意味不明に広げた風呂敷ばかり広くなって、風呂敷で包むものがない! のと一緒。
まっ、ギャル、パラパラ、書道部、農業、そして震災、そして糸島、全部が全部、大風呂敷からこぼれ落ちっ放しなのが今作なのだ(失笑)
震災時の回想以外の神戸の映像の少なさで描かれても困る
大風呂敷からこぼれ落ちっ放しと言えば、聖人(北村有起哉)が、神戸という土地にこだわり続ける真意もそうだ。
いや、超好意的脳内補完のスイッチをオンにすれば、何となく理解はできる。
しかし、冷静に考えれば分かるが、震災以外の… 神戸の生活、さくら通り商店街の人たちとのかかわり、結や歩の交友関係、いずれの映像も、全部を合算しても1話分にも満たないのでは?
そんな状況で、冒頭で中高年が集まってワチャワチャを描かれても、ピンとこないのは私だけか?
それとも、こんな大人たちこそが、私が大好きなCreepy Nutsの「♪のびしろ」の歌詞にある “良い年のこき方” なのか?
ああ、まだまだ、俺もまだのびしろしかないわ!(笑)
中華店「太極拳」の店主を演じる堀内正美さんと震災の関係
「トリノオリンピック」「太極拳」は面倒なのでスルーする。
いや、中華店「太極軒」の店主・明石太一を演じておられた堀内正美さんにはフォーカスしたい。
アラ還(あらかん)世代にとっての堀内さんと言えば、50年前の連続テレビ小説『鳩子の海』(NHK/1974-75)でヒロインの憧れの男性を演じた元祖イケメン俳優だ。
さらに、俳優業の傍らで、阪神淡路大震災の被災者支援活動に注力し続けているのをご存じの方も多いのでは?
簡単に説明すると。
震災直後に神戸市民の合言葉「がんばろう!!神戸」を提唱。
同時に、避難所・仮設住宅・復興住宅で被災者支援活動を展開する市民ボランティア団体「がんばろう!!神戸」を結成。
2002年には、震災だけでなく事件・事故の遺族も参加する NPO法人「阪神淡路大震災1.17希望の灯り」を設立。
私たちは、ご遺族・被災者・ボランティア団体・企業・行政・メディアといった所属や組織にこだわる事なく「亡くなった『みんな』のために、いったい何ができるのか」という思いに突き動かされ、活動を続けてきました。そしてその『思い』と、そこから生まれた支え合う『こころ』を伝えひろげることを目的とし、特定非営利活動法人阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」を設立するものです。
出典:NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯りとは|公式サイト
というわけで、この配役だけは評価したい。
と同時に、だからこそ、震災の描写や扱いについて、プロとしての矜持をもって、真摯に向き合ってほしい。
今回は、「まさかやー!」「ありえん!」の連続!
結「あ 翔也 神戸初めてやろ?
案内するけん」
繰り返しになるが、結の記憶は、12年ほど前の 5~6歳児(年中・年長児=まだまだ甘えたい未就学児)止まりのはずだ。
ご近所の商店街に古くからある中華店ですら知らなかった結が「案内するけん」って?
まあ、これで進めるしかない気持ちも分からなくもないが(涙)
そして、面倒だから端折って…
結「うちも初めて来た」
もう、言いたくないが言っちゃおう!
「まさかやー!」「ありえん!」
なぜ、ずっと神戸在住の菜摘を活用しないの?
下書きの時点で2時間も要してしまい、12時を回ってしまうから片付けちゃおう!(オウ!)
今回2度目の「後悔先に立たずコーナー」の開催だ。
これ、せっかく冒頭で、(恐らく)生まれてからずっと神戸在住の菜摘を登場させたのだから、活用するべきなのだ。
結「なっちゃん?うち最近の神戸のこと分からんから
人気のデートスポット教えてくれん?」
それこそ、冒頭の会話だって。
アバンタイトルのワンカット目で翔也からの「今度の日曜日、神戸でデートしねえ?」のメール画面のアップで、女子会が盛り上がるだけで良かったのでは?)
こういう展開、こういう流れこそが、「菜摘って誰?」を払拭していくのでは?
ホント、俳優の誰もが憧れの朝ドラを手掛けるプロのクリエイターとして…(自粛)
あとがき
これ、好意的に脳内補完して、それを “ドラマ” だと勘違いしている人は別にして。
いや、恐らく脚本家本人も、本来は描いていないのに、描いたつもりで書き続けているのですよ、きっと。
例えば、聖人と商店街の人たちとの交流、結と菜摘の幼少期時代も、あの程度の尺と内容の描写(回想)で、描いたつもりで進めているんですね。
でも、まともな演出家なら、「聖人と商店街の人たちとの交流」「結と菜摘の幼少期時代」が足りないから、追加撮影してでも盛り込み直したいと考えると思いますよ。
例えば、以前の店名「BARBERヨネダ」が開店した日の商店街の風景、商店街の人々の様子とか。
幼稚園や保育園で幼き結と菜摘が園庭で遊ぶ様子とか、神戸を離れるときの別れの場面とか。
この場に及んでは、追加撮影がかなわない演出担当がお気の毒すぎます。
そういうのがないから “連ドラ” として、何もつながって見えないのです。
なんか、舞台が変わる度に別のドラマになるのは、迷作『舞いあがれ!』みたいですね。
『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
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フジテレビ系・月9『嘘解きレトリック』
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第7話『幽霊屋敷の噂は本当!?殺人事件の夜に浮かぶ女』の感想。
なお、原作(漫画)である都戸利津『嘘解きレトリック』 は未読。
祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)が昼食中、強盗殺人事件の捜査に行き詰まる端崎馨(味方良介)が現れ、三十三番街の“幽霊屋敷”が話題に上る。その後、病院で『カフェーローズ』のリリー(村川絵梨)が客の桐野貫二(黒羽麻璃央)を問い詰めている場に遭遇。貫二は幽霊屋敷で幽霊を見て骨折したと弁解するも、リリーは浮気を疑う。左右馬たちは真相を確かめに“幽霊屋敷”へ向かう。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(漫画):都戸利津『嘘解きレトリック』
脚本:武石栞(過去作/キー局地上波ドラマ不明) 第1,3話
村田こけし(過去作/キー局地上波ドラマ不明) 第2,7話
大口幸子(過去作/カイジ2 ~人生奪回ゲーム~3名共同脚本の1名) 第4,5話
演出:西谷弘(過去作/ラヴソング,シャーロック+アントールドストーリーズ) 第1,3話
永山耕三(過去作/モンテ・クリスト伯,シャーロック+アントールドストーリーズ) 第2,7話
鈴木雅之(過去作/元彼の遺言状,ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~) 第4,5話
岩城隆一(過去作/絶対正義,アライブ,競争の番人←すべて演出捕,「いちばんすきな花」第9話のみ担当) 第6話
音楽:菅野祐悟&眞鍋昭大(過去作/花咲舞が黙ってない2024)
主題歌:eill「革命前夜」
撮影:長谷川諭(過去作/ガリレオ,,リーガル・ハイ,世にも奇妙な物語)
木下雄介(過去作/競争の番人,PICU 小児集中治療室,わたしのお嫁くん)
照明:田部谷正俊(過去作/映画「サムライフ」,映画「県庁の星」,映画「感染2004」)
VFX:菅原悦史 (過去作/映画「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急究明-」,映画「逃走中 THE MOVIE」)
選曲:藤村義孝(過去作/映画「劇場版ラジエーションハウス」,映画「七人の秘書 THE MOVIE」,映画「ゴジラ-1.0」)
美術プロデューサー:三竹裕典(過去作/映画「劇場版 ルパンの娘」,映画「劇場版ラジエーションハウス」, 映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」)
美術デザイン:柳川和央(過去作/ガリレオ,ショムニ2013,正義の天秤)
フードコーディネーター:はらゆうこ(過去作/VIVANT,ミステリと言う勿れ, ドクターX~外科医・大門未知子~,99.9% -刑事専門弁護士)
P:鈴木吉弘(過去作/電車男,ガリレオ,ラヴソング,この素晴らしき世界)
狩野雄太(過去作/知ってるワイフ,スタンドUPスタート,366日)
※敬称略
≪私が妻に文句を言わないかった理由≫は?
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私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
「月曜日は週のはじまりだからの病院が一番忙しいんだよね」と愚痴る看護師の妻が言う。
「月曜の夜は、こういう普通のドラマがいいな」
恐らく、妻が言う「普通」とは、以下の三つの条件に一つでも当てはまる作品のことだ。
●やたらと “死や余命”、“病気や障がい”、“現実に遭った災害” を盛り込ない作品
●妙に捻ってあって、ずっと見ていないと内容が分からなくなる作品
●一緒に見ている夫(私)が文句を言わずに見る作品
この作品は、上記の三つに該当しないということになる。
そこで今回の感想は、三つめの ≪私が文句を言わないかった理由≫ について書いてみる(笑)
アットホームとホラーが合体した落ちまで、お見事!
今回のエピソードで注目すべきは、全体の構成、構造だ。
大まかに書くとこんな感じだろうか。
人並外れた洞察力と鋭い推理力を持つ探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)のレトロなホラーミステリーと。
“人の嘘が聞き分けられる能力”を持つ探偵助手・浦部鹿乃子(松本穂香)の恋愛指南物語とでも言おうか。
この二つを上手に合体させた「お得な二本立て上映」だ。
左右馬と加奈子が日ごろお世話になっている小料理屋「くら田」を “アットホーム要素” として利用しつつ。
左右馬が中心の事件パートは、左右馬の友人で刑事の端崎馨(味方良介)をガッツリと組み込んで、これまでで最もミステリーを強調。
鹿乃子が中心となる女給と絵描きは恋愛パートは、第1話に登場で鹿乃子と面識のあるカフェー『ローズ』の女給・久我山小百合 / リリー(村川絵梨)を相手に、“人の嘘が聞き分けられる能力”のいつもと違う活用法を描いた。
それでいて、二本立てが分離することはなく。
怖いものなしと強がる左右馬と、リリーの恋を何とか成就させてあげたい鹿乃子が、互いの不足分を補って、二つのトラブルを見事に解決だ。
全体を統一された世界観を保ちつつ、個々のキャラクターの特徴をいかし、最後の最後でアットホームとホラーが合体した落ちまで、お見事だ。
まあ、あえて惜しい点は「この程度は、今作では‘普通’である」ということくらいだ。
ホント、よくできている。
強盗殺人犯役の温水洋一さんと、女スケキヨの坂東希さん
ここで終わってもよいのだが、せっかく読みに来てくださった読者様のために蛇足をやってみる(笑)
まず、軽め? のところから。
今回で最も意外だったのは、鶴屋の隠居宅に押し入った強盗殺人犯として追われる男を演じた温水洋一さん。
何が意外かといえば、いい人役がお似合いの温水さんが悪人を演じたことだ。
もちろん、かつて劇団「大人計画」に在籍していたから、松尾スズキさん同様に何でもこなす名バイプレーヤーだから、驚くほうがおかしいわけだが。
もう一人の注目は、フェー「ローズ」の常連客の絵描き貫二(黒羽麻璃央)を映画館で待っているリリーの前に「貫二を探していると」と現れる謎の女性を演じた坂東希さん。
50歳以上の読者様なら「犬神家の佐清(すけきよ)だ!」と盛り上がったのでは?
知らない人のためにプチ解説すると。
犬神佐清とは、横溝正史の長編推理小説で、昭和のレトロホラー映画の代表作、遺産相続争いミステリーの金字塔『犬神家の一族』の登場人物のこと。
ビルマ戦線で顔を負傷ししたため、白いゴム製マスクを被って復員する謎の元美少年で、黒く縁取りした目と血の気を感じさせない真っ白な顔が特徴だ。
そんな謎の女を演じたのが、知る人ぞ知る、元Flour、元E-girlsのメンバー、坂東 希さん。
実は、初見で誰なのか分からなかった(汗)
今度は、是非とも “マスクなし” のドラマ出演を期待したい。
嘘が聞き分けられる鹿乃子と名探偵の左右馬の名場面の一つ
最後の最後に、鹿乃子のこと。
今回の鹿乃子は、序盤ではリリーに次のようにモノローグ言っていた。
鹿乃子(M)「いくら
嘘じゃないですと言っても
リリーさんが
経験してきたことの前では
私の言葉には 何の力もない」
前回の事件で、自分の超能力は “それだけでは使ものにならない” を悟った鹿乃子。
で、今度はその超能力でリリーの恋心の本心は見抜けたのに、“自分の言葉を役立てられない” と察したわけだ。
この辺が、超能力をバンバンいかして活躍するキャラクターとは違う、人と違うがあまりに悲哀のあるキャラな鹿乃子の特徴が見える場面だ。
そして、終盤で、病室の絵描きに花束を置いて帰るリリーに、加奈子が次のモノローグ。
鹿乃子(M)「あのときは
何の力もなかった私の言葉
今は 先生の明かした真実が
私に力をくれます」
鹿乃子「貫二さん 嘘ついてなかったんです」 リリー「えっ>
鹿乃子「リリーさんも 応えてあげてください」
左右馬が事件を解決した現実、事実が、鹿乃子が自分の言葉の力をいかそうと一歩前進する場面だ。
これまで、左右馬と鹿乃子の関係性を丁寧に描いてきたからこそ、左右馬がいなくても、左右馬の存在感を感じるし。
今作が、“人の嘘が聞き分けられる能力” を持つ鹿乃子と、名探偵の左右馬のバディのミステリーであることを、改めて強調した名場面の一つではないだろうか?
時代ならではの状況が強めに反映されていることや、人間関係と事件時代がこれまでよりも、やや複雑のため、好き嫌いは分かれると思うが。
それこそ、「月9」枠としては、いくらでも、おどろおどろしく装飾できるであろう内容を…
祝左右馬と浦部鹿乃子、鈴鹿央士さんと松本穂香さんのキャラをいい塩梅に混ぜて、晩秋の夜に心温まるミステリーに仕上げた。
なかなかのものだ。
あとがき
今回の脚本・村田こけしさんと演出・永山耕三さんは、第2話を担当したコンビ。
これまで、3名の脚本家と4名の演出家で複数の組み合わせがあったわけですが。
※上記のスタッフリストをご参照ください。
何気にスゴイのは、各話毎の仕上がりに大きな差がないことです。
これ、他の連ドラでは “ほぼ奇跡” のレベルだと思います。
おっと、前回に続いて ドラマ『モンスター』の超超超プチ感想も。
いやあ、予告編や番宣含め、当然に本編でも必死に「人情ドラマ」にしようとしてが、その前にちゃんと「弁護士ドラマ」に見えるように作ってほしい です。
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第36回/第8週『さよなら糸島 ただいま神戸』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
高校卒業後の進路が決まってない結(橋本環奈)は、聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)が作業しているところに来て、自分のやりたいことが決まったと宣言する。それは、栄養を学びたいということで、結はそのために専門学校に行きたいと言う。一方、結のやりたいことを聞いた愛子は、聖人にもやりたいことを話してみたらと促す。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ)
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ)
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ)
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史宇(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
結と人間関係が薄めのキャラクターを集めたお別れって?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
常連の読者様は、ご存じだと思います。
ここ数日間 連続で Web拍手が 30未満(投稿時)になりましたので…
読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。
よって今週も、通常モードより、本気で歯に衣着せぬ感想を書きます。
※しばらくテンプレです…
この程度のお見送り&旅立ちでも「陽太に全米が泣いた!」な人はいると思う。
がしかし、私には、どの朝ドラ以来か忘れたくらいに、白けた見送り&旅立ちに見えてしまった。
当然、俳優が、演技が、どうこうというのではない。
そもそも、私がこれまで見てきた印象で、主人公・結(橋本環奈)と同じ場面が多く、やりとりが強く印象に残っているのは…
クズ野菜の路上販売や、糸島フェスティバルで同じ舞台に立った結の祖父・永吉(松平健)。
当初はギャル嫌いが共通点で、のちに農作業を教わり、娘可愛さで好き勝手やらせてくれた父・聖人(北村有起哉)くらい。
母・愛子(麻生久美子)は歩との辛みの印象のほうが強いし。
祖母・佳代(宮崎美子)は、料理担当的にピンポイントでしかかかわっていない印象だ。
もちろん、結の幼なじみでありクラスメイトの陽太(菅生新樹)(幼少期:案津喜一)は、野球ネタど翔也(佐野勇斗)に劣るし。
イチゴ農家の井出康平(須田邦裕)は、聖人の幼なじみであって、結とのかかわりはほぼなし。
元々、 “ドラマ” として人間関係を描いてこなかった今作の中でも、人間関係が薄めのキャラクターを集めた時点で、ほぼ意味が… (自粛しなくても、分かりますよね 笑)
このお別れのためにも、もっと人間関係を描くべきだった…
脚本が仕上がった時点で、この場面のメンバーは分かっていたはずだ(当然!)
脚本家も、チーフ監督も、結の次のセリフがあると知っていたはずなのだ。
結「お兄ちゃんみたいな 弟みたいな 大切な家族」
まあ、大切な家族だから、フェス後の打ち上げ会で、初参加の河童を放置し、陽太を真横に座らせたのか!?(失笑)
もちろん、脚本の仕上がる順番と撮影順は違うと思う。
が、それでも全体の流れ、それこそ “主人公の大事な分岐点” だから、詳細は書かれていなくても、情報提供くらいはあったはずだ。
だったら、7週間もあったのだから、今回の見送り&旅立ちが盛り上がるように、下準備を積み上げることしか、脚本家も演出家もやることはないはずなのだ。
やるべきことをやらないのは、プロとして… (自粛しなくても、分かりますよね 笑)
だから、ついつい『あまちゃん』のお別れのシーンをまた、見たくなるのである…
この感動の薄さは、筑肥線の車内の客の如し…
真っ赤なJR九州 筑肥線の103系と、青い空、緑の自然が美しい別れのシーン。
なんと、メインタイトル映像まで約6分18秒の長尺のアバンタイトルだった。
しかし、この感動の薄さは、見送るほうも見送られるほうも、見ている私も、筑肥線の車内の客の如し… だ。
ここまで、朝ドラの主人公の旅立ちシーンで、全員が他人行儀なのは新記録かも。
そんなことを思っていたら、光陰チョー矢の如しで神戸に到着だ。
あの程度のお見送り&旅立ちでも「陽太に全米が泣いた!」な人は別にして。
私には、商店街に到着直後の米田家の3人と、商店街の住人たちのやりとりも、何か違和感が。
もちろん、違和感の出どころは、下準備を積み上げてこなかった点に尽きる。
ここで、今回の内容から少し離れて、これまでをプチ復習してみたい。
是非とも、受講していただきたい。
震災時に6歳だった結が10歳のときに、歩が家を飛び出した
最近は、当ブログだけ読んで、「本編」も「土曜日版」も見ておらず。
感想を読んで「不快感がなく、面白くなってきたら復活しよう」という読者様の意思表示が相次いでいる(苦笑)
本来は「ドラマを見てほしい」わけだが、今作に限ってはやむを得ず私が人柱になっている(爆)
そこで、どうやら一応「新章」のようだから、再確認含めて、今作の主要登場人物の人間年表を書いてみる。
今作の導入部は、2004年(平成16年)4月6日、糸島で育った主人公・米田結(橋本環奈)が福岡県立糸島東高等学校に入学して早々に4人のギャルに絡まれるくだりだ。
その結は、1989年(平成元年)1月8日生まれ。
姉の歩(仲里依紗)は、公式サイトに次の記載があるので、1981年(昭和56年)生まれ。
主人公・結の8つ年上の姉。
出典:連続テレビ小説『おむすび』キャスト・相関図紹介【第1週~】 - おむすび - NHK
したがって、第1週目の結は15歳、歩は23歳の設定だった。
そして、阪神淡路大震災の発生が、1995年(平成7年)1月17日(火)5時46分52秒。
発生時の年齢は、概算で、結は6歳、歩は14歳。
で、先週に光陰チョー矢の如しの2年経過後をやったので、現時点で結は17歳か18歳(歩は25歳か26歳)となる。
そこで、算数と現代史と社会常識のお勉強だ。
今作上では歩が家出をした時期が曖昧になってはいるが、歩が高校卒業と同時に家を飛び出したとしよう。
1981年生まれの歩が18歳のときに家を出たのだから、家出は1999年(平成11年)となる。
震災のときに14歳だった歩が、4年後に家出をしたことになる。
この計算を結に当てはめてみる。
震災のときに6歳だった結が10歳のときに、歩が家を飛び出したわけだ。
では、「本編」の感想に戻ろう。
米田家3人と商店街の人らとの交流が描かれていないから…
今回の「神戸での再会のくだり」は、震災発生から、12年近く経過している設定だ。
結に至っては、5~6歳児(年中・年長児=まだまだ甘えたい未就学児)だったのだ。
そして外見は、その当時と全く別のギャルに変貌した18歳の専門学校入学生として戻ってきたのだ。
私の受けた印象は “中学生の結ちゃんとは変わったね” レベルでしかない。
いや、演出による演技指導も、それを受けての俳優陣のお芝居も間違ってはいないのだ。
ただ、これまで見てきた米田家3人と、商店街の人らとの交流が描かれていないから、12年間の時の隔たりを感じにくい、いいや、感じないのだ。
これも、やるべきことをやらないのは、プロとして… (もう、分かりますよね 笑)
糸島に移住してから"3~4年後"なら納得できなくもないのに
上記のやりとりの違和感は他にもある。
最大級の違和感は。
聖人「一日でも早く
商店街のために何とかしたいんですよ」
え~と、私の記憶が正しければ、ちょっと前に故郷の糸島で同じことを言っていなかったっけ?
農協の何かの係を仰せつかったのを見捨てて、神戸にやってきたのが、聖人本人では?
確かに、祖父の栄吉をうまくいっていなかったのは認めるところだ。
神戸に、理髪店にも、思い入れが強いのも認める。
ただ、聖人が糸島を捨てて神戸にやってきた理由を、今作は全て “震災のせい” として強引に進めているのだ。
上記の年表を思い出してほしい。
震災から12年以上も経過し、それこそ、ほぼ “糸島の人” として、生まれ故郷の糸島を愛していたのでは?
それこそ、前述の神戸での再会劇の3~4年ぶりの雰囲気に合わせて、糸島に移住してから3~4年後に “震災のせい” にするだけで良かったと思うが。
百歩譲って、聖人が神戸に思い入れがあるとするなら、軸足は糸島に置いて糸島で理髪業をやりながら、町内会の行事や商店街のイベントのために月1度なり、年数回は参加する設定にするだけで印象は違ったのでは?
その程度の自作のための補強や補完もできないってこと?
結が、神戸に引っ越す合理的な理由が見当たらない
もう一つだけ気になったこと。
親子三人で… は、分からなくもない。
大阪が近い… の、今後の展開があるからなのも理解はできる。
しかし、結が祖父母とハギャレンの残して、両親の仕事再開に合わせて引っ越す合理的な理由が見当たらないのだ。
そう、設定を十分に、いや最低限活用できないなら、震災なんて盛り込むべきではなかった… それだけのことだ。
もちろん、「やたらと “死や余命”、“病気や障がい”、“現実に遭った災害” を盛り込むな!」の私の主張は変わらない。
でも、祖父母のどちらかがケガをするなりして農業が続けられないから、一家全員で床屋を閉めて糸島に移住するだけで良かったのでは?
どうしても歩を家出させたいなら、「こんな田舎イヤ!」で家出させれば良いだけ。
ギャルを盛り込みたいなら、それこそお得意の “時代のせい” にするために、時間軸を前倒しすれば良いだけ。
結局、毎度のように書いているが、「結果の羅列」しか考えていないような構成だから、個々の「原因や動機」を考えた途端に “連ドラ” として破綻するのだ。
もう、遅いが。
ここまでの責任を取る意味でも、チーフ監督らが引き継ぐべきだった
最後の最後に。
今週の演出担当は、今作は初担当の盆子原誠氏だ。
阪神淡路大震災から20年を迎える年に放送された、菅田将暉主演ドラマ『二十歳と一匹』(NHK/2015)の監督だ。
内容は、「災害救助犬」のハンドラーを目指す青年の姿を通して「希望」を描いた物語で、ほぼオール神戸ロケのドラマだった。
他には『カーネーション』『おちょやん』『ブギウギ』も担当しているが。
私が大いに評価している演出作品が、NHK夜ドラ『あなたのブツが、ここに』(NHK/2022)のチーフ監督の仕事だ。
その盆子原氏の演出でも、この程度にしか作り込めない。
また、今週の撮影担当は『カムカムエヴリバディ』を担当した源拓哉氏。
照明は、朝ドラ『べっぴんさん』のスペシャルドラマ『恋する百貨店』を担当した橋村祐哉氏。
ハッキリ言わせていただくが、ここまでの責任を取る意味でも、チーフ監督、撮影も照明もチーフクラスが担当して、自身の後始末をやってから、引き継ぐべきだったと思う。
遠い意味での同業者、それもその端くれとしても、自分のケツくらい自分で… (言わずもがなです 笑)
あとがき
いかにもって感じで、真紀ちゃんの父、孝雄(緒形直人)が登場していましたけど。
きっと、今週は、菜摘との恋愛談義と、栄養専門学校の状況説明が8割だと思いますよ。
あっ、そうそう、今日11月18日は、ミッキーマウスとミニーマウスのふたりの誕生日で、今年で96歳です。
いつまでも、お若いですね。
ミッキーとミニーの写真掲載は、今日はやめておきます…
『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
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