日本テレビ系・シンドラ『受付のジョー』
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第9話『受付存続をかけた戦い開始!しかしチーム崩壊の危機…!?』の感想。
受付フロアで1000万円の売り上げを出すことを宣言してしまった城(神宮寺勇太)。受付チームは一丸となってアイデアを出し始める。城は春口(松井愛莉)に受付フロアで売り上げを上げる方法を相談すると、春口は「KAMPAI」というイベントを提案する。会場を決めるコンペが近々行われるのだという。このコンペに勝てば1000万円の売り上げも見えてくると計画を練り始める受付チームだったが衝撃の事実が発覚し…!?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:いとう菜のは(過去作/メンズ校、きよしこ、ユーテューバーに娘はやらん!)
演出:中茎強(過去作/SHARK1,2、HiGH&LOWシリーズ) 第1,2,5,8話
保母海里風(過去作/危篤スルー、文豪少年!) 第3,4,7,9話
伊野部陽平(過去作/いつかティファニーで朝食を1,2) 第6話
音楽:宗形勇輝(過去作/映画「地獄の花園」)
主題歌:King & Prince「踊るように人生を。」
「凛燈舎の受付チーム」が再結集!
珍しく城(神宮寺勇太)の部屋も “ちくわ” も映像では登場しなかった最終回直前の第9話。
いつもは、部屋で城の “心のスイッチ” が入るのだが…
今回はナント、久し振りに登場した凛燈舎を訪れた佐知山(西原亜希)が、城の背中を押す係に。この辺は、連ドラとして見て来た人だけがわかる仕掛けだ。
本来なら、もう少し説明が欲しいところだが、30分枠の深夜ドラマだから、そこは気にならない。
むしろ、「凛燈舎の受付チーム」の再結集が、一気に盛り上げた感じだ。
城の "心のスイッチ" が入る瞬間が見えた演出!
その盛り上がりをつくった演出の一つが、26分頃の、受付の控室で城が自らの思いを吐露する場面で、城をぐるりと回ったカメラアングルだと思う。
別に、あそこまで凝る必要はないが、やはり手間暇をかけた分だけ、城の心情の変化が伝わる。
そう、正に城の “心のスイッチ” が入る瞬間が見えた感じ。こういう演出は大歓迎だ。
あとがき
城が、様々なことに完璧を目指すのは、不安と自信のなさの裏返しとなんですね。で、最終回のプレゼンで思いを爆発させるのかな?
城と仁子(田辺桃子)と春口(松井愛莉)の三角関係も気になるし、春口と西(田村健太郎)の関係も気になりますね。
恋バナを強調せず、あくまでもお仕事ドラマとして、仕事と成長を描いていることに好感を持ちます…
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フジテレビ系・月9『元彼の遺言状』
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第11話/最終回『麗子失踪編! 無実の篠田、自由の身に…! 最後の謎は僕が解く』の感想。
篠田(大泉洋)のミステリー小説が出版プロデューサーに評価され、書籍化が決定。そんな彼に、麗子(綾瀬はるか)が海外旅行に行くと電話で伝えた。麗子不在の事務所に、津々井(浅野和之)や黒丑(望月歩)が次々と相談事で訪れる中、紗英(関水渚)が持ち込んだのは「3億円が消えた」事件。それは大物議員の裏金で、3人の秘書だけが金庫の暗証番号を知っているという。そこで、紗英が事務所に潜入し、3人の様子を探る中、篠田のスマートフォンに麗子から「お金になるような案件があれば連絡しろ」とのメールが着信する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・新川帆立「元彼の遺言状」
脚本:杉原憲明(過去作/SUPER RICH、嘘から始まる恋) 第1,2,4,5,7,10,最終話
小谷暢亮(過去作/闇の法執行人、DCU) 第3,6,9話
中園勇也(過去作/脚本協力「SUPER RICH」) 第4,8話
脚本協力:中園勇也(過去作/脚本協力「SUPER RICH」) 第1,2,5,6,7,9,10話
伊吹一(過去作/地上波ドラマ不明) 第1,2,5,6,7,8,9,10,最終話
演出:鈴木雅之(過去作/ラジエーションハウス1,2、ショムニ、HERO、婚カツ!) 第1,5,9,10話
澤田鎌作(過去作/不毛地帯、監察医 朝顔、ナイト・ドクター) 第2,3,7話
西岡和宏(過去作/ルパンの娘2020、ラジエーションハウスII) 第4,6,8,最終話
音楽:川井憲次(過去作/花燃ゆ、すべてがFになる、まんぷく)
今作、最大の謎? 本来の構成では『特別編』だったのか?
最近の『月9』は、実質的な最終回のあと『特別編』という “ダイジェスト版 兼 番外編” を放送することが多い。
そう考えると、この第11話(最終回)は、どう見ても “ダイジェスト版 兼 番外編” だから、本来の構成では『特別編』として放送つもりだったのかも?
自身の脚本をシンプルにしたら良かったのに…
それにしても、演出担当が、メイン監督の鈴木雅之氏でないのも解せないが。
鈴木氏の演出でないとしても、良くも悪くも、今作らしい演出が皆無。もちろん、脚本による展開も、これと言って特化した感じがない。
それに、通常の1時間枠なのに、複数の案件を盛り込んでいる上に、場面があちこち動いて、内容がわかり難い。
劇中で、麗子(綾瀬はるか)が次のようなことを言っていた。
麗子「物事は たいてい 驚くほどシンプルにできているの(字幕ママ)」
麗子「物事は驚くほどシンプルなのよ(字幕ママ)」
この台詞を2回も書くなら、自身の脚本をシンプルにしたら良かったのに…(苦笑)
まあ、今作は第1話から、シンプルに描けば良いものを、わざと複雑に描いて興味を惹こうとし続けたわけだが。
あとがき
この内容で、興味を持てと言われても…。
出演者も悪くないし、篠田(大泉洋)の冤罪(えんざい)から復活劇も悪くない。
やはり、全体の構成が失敗したのでしょうね。
ドラマ化の際の全11回の構成を、もっと慎重に練るべきだったように思います。
もったいない…
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©NHK
とても興味深いコメントをいただいたので…
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
今回のコメント返信は、とても興味深いコメントをいただいたので、私が勝手に深堀りした結果をお話ししようと思います。
なお、この度の投稿者さんのお気持ちを察すると、非公開希望はコメントの “前半部分” だと思われますが、【非公開希望コメント】なので、全文と投稿者さんのお名前は伏せさせていただきます。
※でも、投稿者さんが「絶対にイヤ!」とおっしゃる場合は、コメントをください。投稿を削除します。
※投稿者さんから「考察してくださってありがとうございます」との許可をいただきました。(謝)
私、こういう視点、大好きです!
上記のことを踏まえた上で。いつも優しいフォローのコメントを下さる読者さんが、こんな疑問を寄せて下さいました。
主題歌明けにわざわざ「季節を意識しながら食材を選び」というナレーションに合せて
「新玉ねぎのスープか...」というシーンがありましたが
6月に新玉ねぎって旬は過ぎてるよな~と細かいことが気になってしまいました(困)
なるほど!!!
私、こういう視点、大好きです!
劇中は一体「いつ」なのか?
私が本編の感想で、二ツ橋シェフ(高嶋政伸)の顔が姿見に映るのが良いなと評価した場面ですね。
その時のナレーションは、下記のようなものでした。
N「新タマネギのスープか そら豆か…
季節を意識しながら食材を選び
原価計算をしながらメニューを考え…」
そこで、劇中は一体「いつ」なのか?
もちろん、冒頭のテロップでは「1977年(昭和52年)6月」とありました。場所は、東京の銀座。
今作が、実際の天気予報を意識していないことは、第25話で暢子が東京に旅立つ日が、ナレーションによって1972年5月25日の朝であることは語られていました。そして、映像は晴れの日の中にバスが走っていました。
しかし、史実上のその日の沖縄は、朝から雨。(情報源)
ということで、本作に於いて、天候は史実とは一致させないスタンスなのは、ご承知の通りです。
このことについて、脚本および演出の面で、大きな異論はありません。だって、今作は、ドキュメンタリードラマでなく、フィクションなのですから。
でも、でもですよ。
料理を大きなテーマとして扱うドラマとしては、天気は置いておいて、最低限の “季節感” は劇中の内容と、一般的な価値観と一緒にしておかないと、ドラマとして感情移入しにくいなぁと思うのです。
私が注目したのは、「6月のいつ頃なのか?」
で。進めます。
ここで、私が注目したのは、「6月のいつ頃なのか?」です。
これを考えると、多くの疑問にぶつかります。面倒ですが、良かったら、一緒に考えてくださいませ。
まず、レストラン「アッラ・フォンターナ」の店内に飾ってある大きな生花の飾り花です。
※最上部のキャプチャー画像をご参考まで…
先週は、オレンジ色のダリアと赤のバラで。バラは一年中ありますが、ダリアの旬は初夏(5~6月)と想像できます。そして、1976年(昭和51年)。
今回は、赤いダリアと紫のアジサイで、こっちも初夏。そして、1977年(昭和52年)。
このことから、先週から今週で “丸1年” の時間経過があったことが推測できます。
そして、今回のレストラン内の描写を見た限りでは、店内に傘はないし、店の外も晴れて日がさしています。客の服装も半袖は誰もいません。このことから、「梅雨入り前」ではないかと推測できます。
ちなみに、1977年の東京の梅雨入りは「6月7日」(情報源)
で、気温を調べると。晴れの日は30度近くになっています(情報源)
高級レストランですから、ドレスコードで男性はジャケット着用は理解できますが、女性が一人も半袖がいないのがちょっと解せません。
この辺から、疑問が連続します。
6月なのに「新タマネギのスープ」を提供している可能性?
冒頭の3カット目の引きで、飾り花の前に座る男女のカップルが食べているのが「スープ料理」です。
チラッと見えるのは、乳白色から薄いベージュ色のスープをスプーンで召し上がっています。これは、ほぼ「そら豆のスープ」や「そら豆のポタージュ」には見えません。
従って、この男女のカップルが食べているのは「新タマネギのスープ?」という推測ができます。
そして、今度は主題歌明けの厨房シーンで、二ツ橋が料理スタッフの桃木(池田航)に次の指示を出します。
二ツ橋「桃木さん タマネギが足りませんので むいておいてください」
そして、スタッフの玉島(櫻井圭祐)が寸胴鍋でかき回しているスープの色が、前述の男女のカップルが食べていたスープと同じ色です。
従って、今「フォンターナ」で出しているコース料理のスープは「新タマネギのスープ」であることが推測できるわけです。
普通、前月中に次月の新メニューの案内通知が来ると思う…
問題は、ここからです。
私の数少ないレストラン飲食経験で申しますと、基本的に人気店や高級店に限らず、「期間限定メニュー」は、提供期間の前にアナウンスされます。
例えば、5月に入ったら、「6月の新メニュー」の案内通知が来る… みたいに。
そりゃあそうですよね。店側は仕入れの都合があるでしょう。客の立場なら、ちょっと “早生” なら嬉しいし、どんぴしゃの “旬” を味わうのも楽しみがありますから。
でも、二ツ橋は “今(6月)”、「新タマネギのスープ」を継続するか、「そら豆のスープ」に移行するか悩んでいるのですよ。
いろいろ、おかしいですよね。
違和感を生じさせないのは簡単なこと
これ、違和感を生じさせないのは簡単なことです。
最初のテロップを、できれば「4月」、最低でも「5月」に演出部がつくるだけで良かったのです。
まあ、朝から海釣りをして… ですし。
房子(原田美枝子)の着物も「6月」なら肩に軽い “ひとえ” でないと、季節感として違和感があるので。
サクッと「春」で良かったと思いますが。
というわけで、たった一つの “穴” によって、あちこちのほころびが見えて来ちゃう… というお話でした。
あとがき
私は、「ボロネーゼ(パスタ)と「インズィミーノ」と、肉厚ステーキ「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Bistecca alla Fiorentina)」に目がくらんでしまって、朝からお腹が減って、細かいところまで気づきませんでした(謝)
あ~あ。何度も録画を見ていたら、超レアのTボーンステーキを食べたくなってきました…
ちむどんどんさしみてぃくぃみそーれー
※「胸がわくわくする気持ちにさせてください」の意味。
皆さま、またのご来訪を心よりお待ちしております。
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第51回〔全120回〕/第11週『ポークとたまごと男と女』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)のレストラン、フォンターナでシェフの二ツ橋(髙嶋政伸)に見守られ修行を続け、厨房の花形「ストーブ前」をこなせるまでに成長していた。そんなある日、二ツ橋が大けがをして入院するという大事件が起こる。二ツ橋を失った厨(ちゅう)房は大混乱。退院までの1か月、厨房の司令塔・シェフの役割を誰が代わりに担うのか。房子が二ツ橋と相談して選んだ「シェフ代行」は…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:羽原大介(過去作/マッサン、昭和元禄落語心中、スパイラル~町工場の奇跡~)
脚本協力:新井静流(過去作/舞台「未来記の番人」)
演出:木村隆文(過去作/ひまわり、梅ちゃん先生、ごちそうさん、なつぞら) 第1,2,3,6,10週
松園武大(過去作/おひさま、とと姉ちゃん、半分、青い。、エール) 第4,5,7週
中野亮平(過去作/花子とアン、マッサン、あさが来た、べっぴんさん) 第8週
大野陽平(過去作/Eテレドラマ「あやとり」脚本兼、ここは今から倫理です。) 第9週
田中陽児(過去作/きれいのくに、麒麟がくる 総集編) 第11週
音楽:岡部啓一(過去作/真夜中のパン屋さん)
高田龍一(過去作/ドラマ劇伴無し)
帆足圭吾(過去作/真夜中のパン屋さん)
主題歌:三浦大知「燦燦」
語り:ジョン・カビラ
制作統括:小林大児(過去作/演出:ちゅらさん4、てっぱん、純と愛、CP:ミス・ジコチュー)
藤並英樹(過去作/演出:てっぱん、純と愛、CP:第3夜 転・コウ・生)
※敬称略
お知らせとお願い
※今回の投稿では、スマホから読んで下さっている読者さんには、試験的に本文の各章の「見出しの文字の大きさ」をいつもより少し大きくしてあります。良かったら、感想などお聞かせ願えると嬉しいです。
いよいよ、7/1(金)で全体の「1/2」が終わってしまう…
石川県能登地方を震源とする地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
ハイサイ~ 皆さん、管理人の “みっきー” です!
いよいよ、今月末(正確には、7/1の金曜日)で全体の「1/2」が終わってしまう『ちむどんどん』。
それにしても、大きな期待はしていないのだが、週の始まりの月曜日から、この体たらくで始まるとテンションが駄々下がりだ。
今週の演出担当は、今作5人目、今作初担当の田中陽児氏
まず、クレジットを見なくても気付いた人はいるのではないだろうか?
今週の演出家が、これまで今作を担当してこなかった人で、若手の演出家であることに。
もちろん、プロの演出家に対して、偉そうに “若手の” なんて書くのは失礼だ。
それに、誰だって新人時代があって、それで切磋琢磨して一人前になるのだから、見守る必要があるのもわかっているつもりだ。
だから、私の演出能力の有無は別にして、ベテランの視聴者として、今週の演出担当・田中陽児氏の演出について、少し語ろうと思う。
アバンの1~4カット目の演出は頑張ったと思う…
私は、ドラマに於けるアバンタイトルの1カット目、2カット目は、演出家が視聴者に向けて差し出す “名刺” のようなものだと思っている。
映画なんか、特にそうだ。1カット目、2カット目に強烈な訴求力がない作品は、だいたい駄作なのだ。
なぜなら、自信をもって “名刺” を差し出さないダメ営業マンと同じだから。
だから、1カット目、2カット目を丁寧に作り込んでいる演出家は、意気込みを感じる。
その意味で、今回の1カット目、2カット目は意外と頑張ったと思う。
おいおい、今日のカット目、2カット目は料理のアップだけど… ?
そう、それだけで判断できる。いや、判断されるのが1カット目、2カット目なのだ。
1カット目、カメラは食べる人から見て左側の肩辺りから見ているアングルだ。 従って、画面の10時頃が食べる人の正面になる。
その位置を見て欲しい。皿にイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」の店のロゴが見える。
2カット目、カメラは食べる人から見て右側の肩辺りから見ているアングルだ。 従って、画面の14時頃が食べる人の正面になる。
その位置を見て欲しい。皿にイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」の店のロゴが見える。
そう、この演出家は、3カット目(店内で食べている人たちの引きのカット)の前に、既に最初に登場した2皿が、1人の客の「アンパティスト(前菜)」と「プリモピアット(メイン前の料理)」ではなく、別のテーブルの客の、別のコース料理であることを示している。
更に、皿のロゴを客の正面にするという作法を、「アッラ・フォンターナ」はいつもやっていることを描いたのだ。
そして、よく見て欲しいのは、3カット目と4カット目。
3カット目で、テロップの「1997年」の位置にいる「3人の女性客」の料理が、2カット目の「ボロネーゼ(パスタ)」。
4カット目で、暢子(黒島結菜)に隠れる「4人の男女」の料理が、1カット目の「前菜」。ちなみに映像では、イカとアサリとほうれん草の軽い煮込み「インズィミーノ」に見えたが…(美味しそう)
ちゃんと、窓の外が明るいことを見せて、この店は、ランチタイムでもコース料理を頼む客が多い、それなりの高級店で、それなりの客が来る店だと、視聴者に提示しているのだ。
この冒頭の4カットだけを見ても、これまでの4人の演出家よりも、料理や店について、ちゃんと演出して見せようという気構えは伝わる。
主題歌前後の厨房の風景はできるだけ"引きの画"を使って…
また、主題歌前後の厨房の風景も、できるだけ “引きの画” を使って、料理人たちの連係プレイを見せようとしている。
実際の撮影では、湯気もあるし、料理(特に生肉や茹でもの)は刻々と色が変わってしまうから、本来は個別に撮影して繋げた方が効率が良い。
しかし、この演出家は、全体の “厨房の忙しさ” を描くことで、のちの “シェフ代行” の “重圧” に繋げようとしたのだと思う。この辺の選択は良いと思う。
二ツ橋には、部下たちに見せる顔と、見せたくない顔がある
そして、そのシェフである二ツ橋(高嶋政伸)が毎日抱えている “重圧” を上手く映像化したのが、2分過ぎのロッカールームのシーンだ。
視聴者には二ツ橋は背中を向けて座り、姿見に映った二ツ橋の難しい顔から、厨房での二ツ橋の自信に満ちたアップに直結。
これで、二ツ橋の部下たちに見せる顔と、見せたくない顔がある事が伝わる。
こうやって、ナレーションでは「シェフの役割」を説明して、映像では二ツ橋の内面を描くという、1つで2つのことを同時にやっている。
こういうのが映像表現だと言って良いと思う。
"ヒロインの覗き見のアップ"のカットを挿入しなかった!
また、これまで、あったかもしれないが…
3分過ぎ、閉店後の店の厨房の明かりを消した暢子が、パブリックスペースで二ツ橋が翌日の来客チェックをしているところへやってくるシーン。
ここは、1カットで描いた。別に、どうってことのないカットだが、1カットで見せることで、スタジオセットであるにもかかわらず、広さや奥行き感が表現できる。
2人の芝居が連動するから、厨房スタッフとしての “一体感” も出せる。
私がこのシーンで褒めたいのは、“朝ドラあるある” 的な “ヒロインの覗き見のアップ” のカットを挿入しなかったこと。
アップをインサートすると、暢子のアップ、暢子に気づく二ツ橋、二ツ橋に近づく暢子の3カットを入れないと繋がらない。
でも、入れなければ、今回のように “時短” できる。この辺も意図的にやっていると思う。
まあ、褒められる演出はこれくらいだろうか。
演出ではどうにもならないことがある
いや、演出ではどうにもならないことがある。
例えば、6分過ぎの沖縄の比嘉家。台所で夕食の準備をしている歌子(上白石萌歌)だ。ナレーションでは…
N「きちんと 家事をこなしています」
おいおい、あの包丁さばきで「きちんと?」ってことだ。流石に、「きちんと 家事をこなしています」には見えない(失笑)
メインの話が動き出すのが、10分過ぎなのは遅すぎる!
ここから、本格的な内容の感想だ。
とにかく、褒めるところが無い。それ位、圧倒的に脚本がダメ。これに尽きる!
今週の新規分として、話が動き出したのが、二ツ橋が遅刻していると騒ぎになっている厨房、なんと10分過ぎだ。
ありえん!
まあ、確かに一定の時間経過をしているから “状況説明” による変化を描きたいのはわかる。
しかし、毎度のように書いている通り、「四人の兄妹を同時並行で満遍なく描く作戦」の執行中だから、代わり映えしない “ネタ” であっても、四人の変化を描きたいのだから、しょうがないとは思う。
でも、流石に “ネタ” としても、変化しているのは歌子くらいで、賢秀(竜星涼)も良子(川口春奈)も呆れる位に “同じネタ” なのはいかがなものかと思う。
どうせ、「土曜日版」では、ほぼ削除されちゃうと思うから、別に8分近くも割いて描く必要だっただろうか?
そんなに放送尺に余裕があるなら、暢子が “シェフ代行” に相応しい努力と技術を持っていることを、時間経過で描けば良かったと思う。
N「暢子が フォンターナで働き始めて 6年目に入りました」
このナレーションは、それからでないと説得力がない!
従業員たちは、房子と暢子が親戚であることを知っている?
さて、読者の皆さんには、房子(原田美枝子)が暢子を “シェフ代行” を命じた際の、ホール・スタッフの山辺(阿岐之将一)や、料理人の矢作(井之脇海)らの態度が、どう映っただろうか?
私の印象では、従業員たちは、房子と暢子が親戚であることを知っているように見えたのだが…
いや、暢子の性格を鑑みれば、暢子が親戚であることを暴露している可能性が高いと思うのだ。
そう、あの暢子が黙っていられるわけがない… と。
それでなくても、私には、房子が暢子を “親戚だから” と目を掛けて、実力以上に徴用(=強制的にとりたてて使用すること)して、贔屓しているようにしか見えないのだ。
その上、贔屓目の事情を知っている従業員たちは、房子に反発どころか、意見すら言えない空気感。
これ、今なら完全に〇○ハラ案件では?
時代だから、ドラマだから、許容範囲ではあると思う。でも、老若男女が見る朝ドラとして決して褒められる展開ではないと思うが…
房子が、店を放り出して二ツ橋の見舞いに病院へ行った!?
しかし、今回の一連のエピソードで、最も不可解で気になったのは、ケガで入院したことを知った房子が、店を放り出して二ツ橋の見舞いに病院へ行ったことだ。
まさかや~!
だって、房子は次のように言ったのだ。
房子「私が指示を出すから とにかく 仕込み始めて」
房子「仕込み再開。
とにかく 今日一日 力を合わせて乗り切るしかない」
「仕込み再開」と指示を出しただけである(失笑)
それでなくても、先週、二ツ橋が急に退職を申し出た時、微動だにせず “秒” で了解していたのだ。
そりゃあ、オーナーとして心配させたくないとか理由はあったにせよ、房子が次のシェフが来るまで自分が “シェフ代行” を務めれば、味も担保できるし、カースト制度で厨房もしきれちゃうから、それはそれで良いと思っていた。
しかし、退職は秒で了解したのに、1か月の入院でジタバタするのは、流石に矛盾するし、連ドラとしてご都合主義すぎると思う。
もしかして、脚本協力の新井静流氏に全部書かせているか、更に数名の影武者を雇って書かせて、その上で羽原大介氏が最終チェックしていないのでは?と疑いたくもなる…
物語が"主人公の目標"を軸に動いていないから面白くない!
ここで、脚本に於ける物語の構成「三幕構成」について、ちょっと触れてみる。
皆さんが良くご存知なのは「起承転結」だと思う。
しかし、ハリウッド映画を中心に欧米では「三幕構成」が一般的。
詳しくは、下記の感想にめっちゃ丁寧に書いているので読んで欲しいのだが…
受付のジョー (第2話・2022/5/2) 感想
簡単に書くと…
「起承転結」と「三幕構成」の大きな違いは、「起承転結」が物語の “流れ” で観客を惹き付けようとする思惑が強いのに対して、「三幕構成」は、“主人公の目標” を重視して、観客を惹き付ける。
で、最近は多くの人が、映画や海外製のドラマにハマっていると思うが、それらの殆どが「三幕構成」なのだ。
だから、物語が “主人公の目標” を軸に動いた方が面白いと感じやすい。
それで考えると、今作では “主人公の目標” が、高校時代の「東京でコックさんになりたい」以降は、ほぼ描かれていない。
そして、あろうことか、“主人公の目標” は全て房子から週の前半に自動的に与えられ、週の後半で自動的に乗り越えてしまう。
だから、今作が面白いはずないのだ。
あとがき(その1)
暢子が与えられた仕事をちゃんとこなして、その上で高みを目指して日々努力していることを、丁寧に描く。
そして、暢子が、視聴者にとって、応援したくなるヒロインになっている。
この2つが、最低限できていれば、今回のエピソードだって、「あれだけ努力していたのだから、チャンスを貰えて当然」となり、決して “ヒロイン特権” とか “えこひいき” なんて感じなかったと思います。
結局、過程を端折り過ぎなのです。要するに、雑。
あとがき(その2)
銀座の名店のシェフが、出勤前に地元で海釣りするとか…
う~ん、私の知り合いの千葉県・南房総のちょっと有名なフレンチのオーベルジュのシェフは、以前に「精神統一になるから」と、出勤前に “ホテル近くの防波堤” で海釣りをしてましたけど。
また、今の整形外科治療でも、関節脱臼骨折なら片足でも手術になれば、術後1か月は入院になりますし。
それこそ、先週の「退職騒動」をやらずに、今週で「大洗の実家で父親が倒れたので、ひとまず2週間ほど実家に帰って、実家の洋食店と母の手伝いをしてやりたい」程度で良かったような…
ちむどんどんさしみてぃくぃみそーれー
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NHK総合・沖縄本土復帰50年 ドキュメンタリードラマ『ふたりのウルトラマン』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
『ウルトラマンを創った沖縄出身の男たち。金城哲夫と上原正三の知られざる生涯に迫る人間ドラマ。ヒーロー誕生の舞台裏や本土復帰前後の沖縄の光と影、夢と挫折を見つめる。』の感想。
1972年の沖縄本土復帰直前、日本全国で大ヒットした特撮ドラマ「ウルトラマンシリーズ」。そこには金城哲夫と上原正三という沖縄出身の若き脚本家が参加していた。アメリカの統治下、沖縄からパスポートを持って上京。20代で円谷プロのメインライターとして活躍、子どもたちが夢中になる人気番組を創り上げた。当時のことを知る人々の証言を交えながら、ヒーロー誕生の舞台裏を描く。沖縄復帰50年のドキュメンタリードラマ
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本・演出:中江裕司(過去作/映画「盆唄」、映画「ホテル・ハイビスカス」)
撮影:平林聡一郎(過去作/映画「盆唄」、世界の車掌から)
編集:宮島竜治(過去作/映画「スイングガールズ」、「ALWAYS 三丁目の夕日」、「永遠の0」)
お知らせとお願い
※今回の投稿では、実験的にスマホから読んで下さっている読者さんには、本文の各章の「見出しの表示(デザイン)」をいつもと変えてあります。良かったら、感想などお聞かせ願えると嬉しいです。
ドラマ『ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟』
40歳代以上の方は、ご存知かもしれないが。
1989年3月21日にTBS系列で放送された『ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟』というテレビドラマ(下記に無料動画リンクあり)があった。
下記で紹介している、映画監督である実相寺昭雄氏の自伝『星の林に月の舟』を原作としたドラマで、特撮ドラマ『ウルトラマン』製作当時の円谷プロダクションを舞台とした物語だ。
バブル景気真っ只中で制作されたため、映画級の予算でつくられた見ごたえあるドラマだった。
内容は、実相寺昭雄監督がTBSから円谷プロに出向して、特撮ドラマ『ウルトラマン』の撮影を通して、円谷英二氏と親交を深めていく過程にフォーカスが当たった “フィクション” だった。
今作は「沖縄本土復帰50年 ドキュメンタリードラマ」
で、今作だ。
今作は「沖縄本土復帰50年 ドキュメンタリードラマ」ということで、実際に特撮ドラマ『ウルトラマンシリーズ』に参加していた、金城哲夫氏と上原正三氏という沖縄出身の20代で活躍した2人の脚本家にフォーカスを当てた内容だ。
アメリカ統治下の沖縄から、パスポート片手に上京し、沖縄出身という “アイデンティティー” を活かしたストーリーで、全国的に大ヒットしたヒーローの誕生秘話が描かれた。
ドキュメンタリーとエンターテインメントの感想は難しい…
さて、ドラマの感想だ。
とはいえ、ドキュメンタリードラマだから、一般的なテレビドラマの感想のように書くわけにはいかない。
やはり、史実やリアルなドキュメンタリー部分と、創作物としてのエンターテインメント作品への思いや感想は違うから。
その辺を、上手く切り分けて書ければ良いのだが…
この2話の"実相寺昭雄監督の演出"に"度肝"を抜かれた!
まず、ドキュメンタリー部分の感想。
いきなり個人的な話になって恐縮だが。
私の記憶が定かなのは、中学生の頃に再放送で見た『ウルトラマンシリーズ』の2つのエピソードを見た時に、実相寺昭雄監督の演出に度肝を抜かれたのを今でも鮮明に覚えている。
それは、『ウルトラマン』第35話「怪獣墓場」で、怪獣供養が科学特捜隊の通信機器に囲まれた作戦室で仏式で行われるシーンと…
『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」で、メトロン星人とモロボシ・ダンがちゃぶ台を挟んで対話するシーンだ。
それ以降、実相寺昭雄監督に興味を持ち、様々な書籍を読んだから、このドラマで描かれたことの多くは、既に知っていることだった。
だから、私は違った角度で興味を持ったのだ。
京都出身で沖縄で生活する中江裕司監督が、どんなスタッフを使って、この史実を解釈し、どんな視点でエンターテインメント作品に仕上げるのか? に。
金城氏と上原氏の生き様を単純になぞった作品ではない!
まず、「沖縄本土復帰50年 ドキュメンタリードラマ」の部分は、とにかく、90分間の尺には多すぎるくらいに、“沖縄の人たちのアイデンティティー” が盛り込まれていたことに驚いた。
確かに、(私の知る範囲の事実から予想しても)金城哲夫氏と上原正三氏に焦点を当てれば、必然的に、『ウルトラマンシリーズ』のエピソードだけでなく…
“ウルトラマン” の存在理由や存在意義についても、“沖縄の人たちのアイデンティティー” が強く反映されていることを描くことになる。
だから、“沖縄の人たちのアイデンティティー” と『ウルトラマンシリーズ』の関係性を掘り下げることが中心になると、勝手に想像したのだ。
しかし、実際のドラマは違っていた。
金城氏と上原氏の生き様を描きつつ、二人にゆかりのある人たちのリアルな証言を通して、多くの沖縄の人たちの “沖縄本土復帰に対する本音” を浮き彫りにするように描かれていた。
これは、「沖縄本土復帰50年 ドキュメンタリードラマ」としては正しい方向性だが、エンターテインメント作品としては、かなり大胆なアプローチだと思う。
この辺は、流石、脚本と演出の両方を中江裕司監督が担当しているからこそできた、背筋が一本通った作品だと思う。
テレビドラマ制作の裏側の興味のある人は必見!
「エンターテインメント作品」としての部分も、これまた盛りだくさんな印象だ。
ざっと挙げても、下記の5つはあったように思う。
●フィクション作品とは?
●プロデューサー、監督、脚本家の違い?
●作品のテーマ性とは?
●子供向け番組について?
●60~70年代のテレビと映画の違い?
一つずつ掘り下げると大変だから簡素に書くと…
怪獣は、フィクションで不思議な魔法の力を発揮する…
フィクション作品について、こんなセリフがあった。
「フィクションを不自然と思わせない不思議な魔法の力がある」
「怪獣が登場すると、フィクションがリアルに見える」との例えだが。これは、全てのフィクションのドラマに通じる台詞だ。
逆説に捉えれば、「あり得ない設定」を不自然に思わせないようにしないと “フィクションの魔法” は視聴者に効かない… ということだ。
誤解を恐れずに書けば。「怪獣なんて、いるわけないじゃん!」と言う人を説得するのではなく、「怪獣がいなくては描けない世界を見たい」と思わせることが、フィクションなのだということ。
例えば、今期の連ドラで評判の良かったNHKドラマ『正直不動産』を例に挙げよう。
「祠(ほこら)を壊したら、嘘がつけなくなった不動産営業マンなんて、いるわけないじゃん!」とは思わせる間を与えずに、「祠を壊したら嘘がつけなくなった不動産営業マンでないと描けない世界を見たい」と思わせた者が勝ちなのだ。
「テーマ主義者」とは?
また、橋本洋二プロデューサーへのインタビューで、彼は自身のことを「テーマ主義者」であると認めた上で、次のように語っていたのが、興味深かった。
「テーマのないものは あんまり 大したもんじゃないと思ってますけどね」
ちなみに、私も「テーマ主義者」である。
仕事で「○○周年晩さん会」や「○○学会」や「○○セミナー」などの総合演出をやる時も、結婚披露宴の選曲含めた演出をやる時は、台本も装飾も音楽も照明も映像も、全部に統一した “テーマ” をつくって、それを主催者がゲスト全員に伝えることを目的にやる。
もちろん、その “テーマ” がゲスト全員に “ダイレクトに” 伝わらなくても構わないのだ。
肝心なのは、アウトプットする立場(主催者やホテルスタッフ側)が “テーマ” を明確化し、掲げなければ、多くの人を感動させたり、心を動かしたり、思い出に残るようなものは創出できないと思っているからだ。
それは、当ブログの一つひとつの記事についても、言えること…
子どもが楽しいと思うことは、普遍的に愛されるものが多い
また、次の台詞も印象的だった…
「子どもは騙せはしないよ」
ホント、その通りだ。おとなは “大人の事情” を素早く察知して、“大人らしく振舞う” ことを自然にやれちゃう。
しかし、子どもは騙せないのだ。だから、いろんなことをやる時は、「これって、子どもにウケるかな?」という視点は必要だと思う。
でも、決して、子どもウケするようなものをつくった方が良いというのではない。
しかし、子どもが楽しいと思うものは、大抵おとなも楽しいのだ。だって、全てのおとなが、昔は子どもだったのだから。
だから、子どもが楽しいと思うことは、普遍的に愛されるものが多いと思う。 それこそ、ディズニーって、ウルトラマンだって、仮面ライダーだって…
今作は、映画『盆唄』の主要スタッフで制作された!
さて、長くなったので、ここからは今作を「エンターテインメント作品」として考えようと思う。
今作の脚本&演出、撮影、編集スタッフは、2019年に劇場公開された映画『盆唄(ぼんうた)』のチームだ。見ていない人のために… こんな内容だ。
東日本大震災から4年。福島県双葉町の人たちは故郷を離れて暮らす人が多く、地元の伝統「盆唄」の存続の危機に。
そして、「盆唄」が実は、100年以上前に福島からハワイに移住した人たちが伝えた “盆踊り” が、今でもハワイで「フクシマオンド」として愛され続けていることを知って、ハワイに向かう。
そして、「故郷を離れて生きる人たち」を通して、盆踊り、移住、盆唄を見つめ直して、未来につなげようとする姿を描いたドキュメンタリー映画だ。
映画『盆唄』を有料で見るなら、こちら↓。
盆唄 【日本初配信】|ドキュメンタリー映画|アジアンドキュメンタリーズ
映画『ナビィの恋』、未見で沖縄大好きなら見る価値アリ!
撮影の平林聡一郎氏は、テレ朝の紀行番組『世界の車掌から』も担当するカメラマン。
編集の宮島竜治氏は、映画『スウィングガールズ』、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『永遠の0』で日本アカデミー賞最優秀編集賞を3度受賞。
脚本&演出の中江裕司氏は、1999年公開の映画『ナビィの恋』の作家。
映画『ナビィの恋』は、沖縄を愛し移住した彼の沖縄愛が詰まったミュージカル仕立ての、ちょっぴり切ない愛の物語だ。朝ドラ『ちゅらさん』の “おばぁ” こと平良とみさんも出演している。
未見の方で、沖縄大好きなら、見る価値はある。
キャストの中でも注目したいのが、沖縄出身の俳優さんたち
そんな、沖縄愛に溢れた監督と、地方を描くのを得意とするスタッフと共に集結したキャストの中でも注目したいのが、沖縄出身の俳優さんたちだ。
金城哲夫 役の満島真之介さんは、ご存知の通り。
上原正三 役の佐久本宝さんは、連続テレビ小説『エール』(2020年前期)で主人公の弟役でブレーク。
金城哲夫の妻・裕子を演じた蔵下穂波さんも沖縄出身で、連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年前期)でアイドルグループ「GMT47」のメンバー・喜屋武エレン 役で脚光を浴びた。
やはり、ネイティブな沖縄方言は、何とも自然で耳馴染みが良い。
放送当時の関係者の貴重な証言も、見逃せない
また、実際に当時の『ウルトラマンシリーズ』の制作に携わった人たちや、放送当時の関係者の貴重な証言も、見逃せなかった。
やはり、ドキュメンタリードラマとしては絶対に必要だし、エンターテインメント作品として、リアルな証言があるからこそ、俳優さんたちの演技で作り込まれたフィクションに真実味を覚えることができたと思う。
CMが入らない「1作品 90分」は見ごたえがある
思えば、NHKのドラマで「1作品 90分」の長尺モノは久し振りに見たのだが。
やはり、CMが入らない「1作品 90分」は見ごたえがある。
もちろん、最後まで見せる訴求力がないと途中離脱してしまうが、今作は一気に楽しめた。
終盤の60歳の上原が亡き親友の金城に向けた言葉が印象的…
終盤で、60歳になった上原正三(平田満)が、自分が手掛けた…
『宇宙刑事ギャバン』(1982年)
『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年)
『ウルトラマンティガ』(1996年)
『仮面ライダーBLACK』(1987年)
『UFOロボ グレンダイザー』(1975年)
『ロボット刑事』(1973年)
『ゲッターロボ』(1974年)
『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)
『がんばれ!!ロボコン』(1974年~1977年)
という偉大な大ヒット作品群の脚本を前にして、ニライカナイ(天国)にいる永遠のライバルで親友の金城哲夫に向けて言った言葉が印象的だった。
「金城よ お前と会って30年。
俺は ずっと子供向けの脚本を書き続けた。
金城よ 笑ってくれ。
1,000本以上 脚本を書き続けても
お前のウルトラマンを超えるヒーローを まだ生み出すことができない。
だけど 俺は書く。
《やまとぅんかい まきちないみ》日本に負けてなるか!(字幕ママ)」
そんな上原氏も、2020年に80歳で “光の国” に旅立った。
東京でウルトラマンを超えるヒーローを生み出すことこそが、彼の作家人生を支えた背骨であり…
沖縄という故郷から東京にやって来た “移民” の上原が、金城のように沖縄に帰ることなく、東京の地で『帰ってきたウルトラマン』(1971年)のメインライターを務めるのだから、なんとも数奇な運命ではないか…
あとがき
『ふたりのウルトラマン』というタイトルは、深い意味がありましたね。
金城さんにとっては、故郷の沖縄と本土の架け橋的な存在になることを通して、沖縄が日本全土を照らす光の国であって欲しいとの願いがあったのでしょうか?
一方の上原さんは、支配されることへの反発、自由への希望を通して、故郷の沖縄をパワーをくれる光の国と位置付けていたのでしょうか?
90分あるので、好みはわかれると思いますが、脚本家や演出家がどんな思いで作品に向き合っているのか? その人の人生や価値観が、どれくらい作品に影響を与えるのか? その辺に興味がある人も、見て楽しいと思います。
最後に、円谷英二さんがカメラマンとして撮影したトーキー映画『かぐや姫』(田中喜次監督、昭和10年公開)の短縮版フィルムが英国で見つかり、約85年ぶりに里帰りして国立映画アーカイブ(東京都中央区)に収蔵されました。その映像です。
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地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
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レンタルなんもしない人
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六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
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ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
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ワタシってサバサバしてるから
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わたしを離さないで
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