NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
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第97回〔全130回〕/第20週『生きるって何なん?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
翔也(佐野勇斗)の母・幸子(酒井若菜)が栃木から神戸に孫の顔を見に来て、イチゴ栽培のおもしろさを語る。愛子(麻生久美子)はその奥深さに興味を示すが、聖人(北村有起哉)は胃の精密検査が必要なことに気を病んでいて逃げるようにその場を去る。そして結(橋本環奈)は、胃薬を取り出している聖人を見つける。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16,20週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
脚本家らは、幸子のくだり全ての異様さに気付かないの?
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
常連の読者様は、ご存じだと思います。
ここ数日間 連続で Web拍手が 30未満(投稿時)になりましたので…
読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。
ということで、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくテンプレです…
今回で続きをやると思ったので、前回ではあえて触れなかったことから始めよう。
早速、 そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
意味不明なのは、唐突なのは、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開)だから諦めるとしても。
“連ドラ” として、脚本家や演出家や制作統括は、〈翔也(佐野勇斗)の母・幸子(酒井若菜)が栃木から神戸に孫の顔を見に来て、イチゴ栽培のおもしろさを語る〉 が異様なことに気付かないのか? 問題だ。
今回の描写によって、幸子が翔也が「ヘアサロンヨネダ」で働いていることは、事前に知っていたようには見える。
ただ、上記の公式サイトのあらすじにも書いてあるように、四ツ木幸子は “栃木から神戸に孫の顔を見に来て” なのだ。
だったら、一般的に考えても、普通のホームドラマして考えても、幸子は「一度、マンションに行ったけんど、留守だがら、こっちに来だんだ」が妥当なのでは?
翔也退職きっかけで、米田家で同居する展開にしておけば…
幸子のくだりでは、さらに「連ドラとしてどうなの?」なこともある。
それは、私は、今作の当初から主人公と翔也を結びつける大事なアイテムも一つと位置付けている “イチゴ” の扱い方だ。
今作は、一応、当初から “食を扱う物語” として、主人公の父・聖人(北村有起哉)の幼なじみでイチゴ農家の井出康平(須田邦裕)まで配置して、福岡・糸島と栃木のイチゴに言及したのだ。
さらに、幸子は2010年の元旦に、家業を継いで「四ツ木ファーム」を経営してイチゴを作っている翔也の父・四ツ木山内圭哉)とともに米田家を訪れたし。
翔也の長兄・四ツ木雅也(佐々木誠)や翔也の次兄・四ツ木智也(野田龍之介)らまで登場させたのだ。
だったら、最近ではめっきり薄まった味付けの “食を扱う物語” として、「四ツ木ファーム」の経営状態について「翔也はいんねえけんど、みんなで頑張って、うまいイチゴが爆売れしてるんだわ」と自慢するくらいが、ちょうどよい塩梅なのでは?
こういう(敢えて書きますけど)明らかな手抜きをやるから、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開)を自ら助長するのだ。
まあ、〈翔也は、妻の実家にほぼ同居(=寄生)している設定〉 でないと、主人公が自宅にも実家にも、ほぼ寄り付かなくなった設定だから、出番を作れない。
だから、脚本家らは、何の違和感も覚えずに 〈幸子がヨネダに直行!〉 やったと勘ぐるが。
だって、今こそ、佐野勇斗さんの “平学 / ガク” の人気にあやかれる絶好の機会だから(苦笑)
おふざけは、置いといて。
真面目に考えても、星川電機を退職して収入源となり、主人公の収入だけでは娘の養育費と賃貸料が支払えないとして。
退職きっかけで、三人家族で妻の両親と同居する設定にするだけで、今回の違和感なんて簡単に払しょくできただけでなく。
祖父母やご近所さんが、赤ちゃん時代から現在の花ちゃん(宮崎莉里沙)まで可愛がる “ホームドラマらしい” 描写も、たくさん盛り込めただろうに。
まさか、作り手たちは「平成時代は、親と同居しないでしょ?」なんて言い訳するのだろうか?
幸子と結のやり取りも、この上なく連ドラ無視の「N.S.T.」
久しぶりの幸子の登場なのに、前段のように “訪問するまでの過程と設定” が雑だから、その後に何をあがかれても、今一つピンとこないのだが。
さらに、今日は火曜日なのに、メインタイトル映像が月曜日用の「約1分32秒バージョン」。
したがって、脚本家らも描くことがないのは分かるわけだ。
なのに、これまた「管理栄養士の物語」と無関係な内容のアバンタイトルが「約4分53秒間」という異様な長さ(全体の約1/3ですね)。
直前に、幸子自ら「すっかり ご無沙汰しちゃって」と言っていたのに、結(橋本環奈)は。
結「いつも ありがとう おかあさん」
もちろん、幸子が実際に、大阪の米田家を訪問するのが “ご無沙汰” なのは百も承知だ。
でも、“連ドラ” として正しいのは聖人たちが驚くことではなく、例えば愛子(麻生久美子)に「おとといの電話じゃあ、来るなんて言ったなかったじゃない!」と言わせるとか。
そうすれば、普段は愛子が翔也の現況報告をやっているのかな? と想像ができる。
まあ、そんなことより、結に「おかあさん、先月も買ってくれたばかりなのに、すみません」「育ぢ盛りなんだがら、靴はいぐづあってもごまんねえだっぺ?」ではないのか!
兎にも角にも、脚本家や演出家や制作統括は、幸子を活用し、約4分間も割いて必死に 《管理栄養士の米田結》 を挙げ奉る作戦遂行だ。
やったとて… なのに。
病院関連に、誤解を与えるような描写は慎重にすべき!
さあて、先週から登場し、前回から強烈にプッシュし始めた管理栄養士の枠を超えた管理栄養士の描写だ。
確かに、家族や親せきに医療従事者がいると、つい病気のことと聞きがちなのは、あるあるだ。
だから、テレビドラマで、NHKのドラマで、朝ドラで “あるある” をやるな! なんて暴言を吐くつもりはない。
しかし、今作は、先週あたりから、 《診察までも ‘ええようし’とく スーパー管理栄養士・米田結》 を強調し始めているのだ。
くどいようだが、書かせていただく。
《「病院の待合室」や「避難所」などの大型テレビで見ている視聴者に配慮して、やたらと “死や余命”、“病気や障がい”、“現実に遭った災害” を盛り込むな! 表現は慎重にするべき!》
なのだ。
その上で加えるなら…
《病院や医療従事者への理解に、誤解を与えるような描写は慎重にすべき!》
したがって。
結「いや それだけだったら分からんよ」
ではないのだ。
私も、ついつい妻に「医療従事者なんだから、少しは分かるでしょ?」なんて言ってしまうが。
「専門以外は分からないよ。病名をつけるのドクターの仕事。何の病気か知りたければ、診察を受ければいいんじゃん!」と言われ、いつも撃沈しているのだ。
だからというわけでもないが、ここでの結には「内視鏡をやってるお医者さんに行くように伝えてよ」ではないのか! と考える。
診察までも ‘ええようし’とく スーパー管理栄養士の登場
いいや、いくら必死に 《診察までも ‘ええようし’とく スーパー管理栄養士・米田結》 を強調したいとはいえ、次の展開はやり過ぎである。
結「先日 胃カメラの検査を受けた
米田聖人っていう人が」
あろうことか、いくら父親とはいえ、担当医と思われる消化器内科医・森下直久(馬場徹)から個人情報を聞き出そうとする展開に!
きっと、脚本家らは、次のセリフを盛り込んだから「ぎりぎりでセーフだよね」と高をくくっているのだろう。
森下「君も 医療従事者やったら
分かってるやろ」
結「はい すみません」
きっと超好意的にしか見ていない視聴者は「お父さんだもん、結ちゃんも心配なんだよね、わかる~~ぅ」だろう。
しかし、さすがにあり得ない!!!
いや、「心配だから」が理由で許されるなら、「良くない結果は信じたくない」から結果を改ざんする可能性だって否定はできない可能性を秘めている医療従事者が、《診察までも ‘ええようし’とく スーパー管理栄養士・米田結》 の本当の危うさであり、恐怖なのだ。
さすがに、ここまで盛り込むと、《病院や医療従事者への理解に、誤解を与えるような描写は直ちにやめろ!》 と叫びたくなるのだが。
※管理栄養士と医療従事者の関連については「あとがき(その1)」で触れます。
語句の選択、表現の工夫が内容に合致しないから不適切に…
さらに、異様な展開は続くよどこまでも… である。
患者(=聖人)は、自身が人間ドックを受信したことですら、あまり触れられたくないことになっているのを知っているのに、結は母にそのことを職場から電話で報告。
あとね、これは、前回も <私も、2020年8月に肺がん検診で「要精密検査」になりました〉 でも触れたことだが。
愛子が心配しているのは、精密検査の結果が出ないことではなく、結果が何なのか? なのでは。
なのに、結は「もうすぐ結果出るけん 心配せんでいいよ」は、究極の的外れなのでは。
もちろん、脚本家が言いたいことは分かっているつもりだ。
しかし、言葉選びが適切さを欠いているため、悪いように受け取れば、意味不明な会話になるように書かれているのだ。
せめて、「もうすぐ結果が出るけん それまで待とうちゃ」で良いのに。
要するに、ここ最近の “病院や病気に関わる描写” においての、語句の選択、表現の工夫が、内容に沿って最適化されていないから、誤解を招く内容になるのだ。
もっと、言葉を吟味し、文言を創意工夫すれば、逆に “医療従事者ならではの家族の病気への不安” を描いて、共感を得られたと考えるが。
あとがき(その1)
自分でも、次のことは、重箱の隅を楊枝でほじくることかな? と思いつつ。
恐らく、ご存じない方が多いと思うので、知識として知っておくといいですよというお話として受け取ってください。
ズバリ、管理栄養士が医療従事者として認められたのは、2年前の2023年5月1日(月)からです。
従いまして、劇中の「2018年(平成30)」の栄養士さんたちは、院内で居場所がない感じを味わっていたのです。
そのころの私は、複数の医学系学会の事務局のお手伝いやっていたので、覚えています。
もちろん、この際ですから、森下先生は、結ちゃんを医療従事者として認めている先進的な医師としておきますけど(笑)
情報源:管理栄養士が医療従事者として認められました | 株式会社Dental・RD
情報源:【厚生労働省】医療機能情報提供制度における医療従事者の人員配置の報告職種に管理栄養士・栄養士を追加 | 栄養業界ニュース | 公益社団法人 日本栄養士会
あとがき(その2)
それにしても、描くことが見つからずに、時間つなぎなのか。
唐突に、歩(仲里依紗)と渡辺孝雄(緒形直人)でファッションショーですか。
これをやるなら、父が心配な結はまずは姉に電話するとか。
古着店「ガーリーズ」やナベさんの「渡辺靴店」のその後を少しは描くとか。
完全に、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開) をやり尽くしていますね。
あとがき(その3)
以前に、「聖人はがんの疑いだけで終わる」と書きましたが、今回を見て、違うと確信を持ちました。
きっと、トラブル依存症候群(人間描写をなおざりにして、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと:「騒動至上主義」改め)を発動させますね。
だって、これで「なんでもなかった」では、金曜日が作れませんもん!
木曜日に、聖人が胃がんの摘出手術を受けて、金曜日にムスビンが聖人の術後の食事のケアをやって回復し、「米田さんのおかげや」「娘のおかげや」で終わりますよ、きっと。
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
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第5話『何度裏切られても、その声を信じる』の感想。
司令センターに多くの通報が寄せられる中、粕原雪(清野菜名)は「女性が倒れた」との通報を受け、住所と“フルカワジュンコ”の名で救急車を派遣。兼下睦夫(瀬戸康史)は消防車の出動も許可される。現場に要救助者はおらず、高千穂一葉(中村ゆり)は確認を指示。直後、箕輪健介(前原滉)が同じマンションから“フルカワ”を探す別通報を受ける。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:橋本夏(過去作/わたしのお嫁くん,降り積もれ孤独な死よ) 第1,2,3,5話
小柳啓伍(過去作/「ウルトラマンブレーザー」シリーズ構成・メイン脚本) 第4話
演出:水田成英(過去作/ヤヌスの鏡,おいハンサム!!,ナースが婚活) 第1,2,4話
並木道子(過去作/モトカレマニア,イチケイのカラス,イップス) 第3話
丸谷俊平(過去作/ハコヅメ,すきすきワンワン!,コタツのない家) 第5話
音楽:斎木達彦(過去作/TOKYO MER~走る緊急救命室~:羽岡佳.櫻井美希と共同)
主題歌:羊文学「声」
コールトリアージ監修:大重賢治(横浜国立大学保健管理センター所長)
P:渡辺恒也(過去作/医龍[3],HERO,救命病棟24時[5],教場Ⅱ,風間公親-教場0-)
制作協力:C.A.L(過去作/木枯し紋次郎,大岡越前,水戸黄門,江戸を斬る,ぼんくら)
※敬称略
今回の主人公はあり得ないくらいの"ほぼ刑事か探偵"状態!?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
せっかく、前回の第4話で、超能力を持つ主人公のファンタジーが薄まって、消防局司令課のドキュメンタリー風フィクションへ向かうと思いきや。
脚本担当が、第1~3話担当で今作のメイン脚本家である橋本夏氏に戻ってしまったため、超能力を持つ主人公のファンタジーが復活。
それだけでなく、今回の主人公はあり得ないくらいの “ほぼ刑事” か “ほぼ探偵” 状態で。
唯一の救いは、今回の演出は、その第1~3話を担当したチーフ監督・水田成英氏でも、サブの並木道子氏でもなかったこと。
第5話の演出は、今作は初担当の丸谷俊平氏になった。
そのことで、超能力を強調する演出が恐らく今作史上で最小限に済んだと思う。
いっそのこと、刑事や探偵の知り合いがいる設定なら…
丸谷氏の演出の甲斐があっても。
主人公の行動が、完全に消防局司令課とか以前に 《消防のドラマ》 を逸脱したのは間違いない。
これ、あまり周辺人物を広げるのは賛成しかねるが。
それでも、主人公なり同僚なりの知り合いに、刑事や探偵を配置しておけば良かったのでは?
そして、主人公の “超能力” の 〈一度聞いた声は忘れない〉 だけ残して、あとは、刑事や探偵に任せる展開にすれば。
それにしても、今期のフジテレビの刑事モノって。
「生前の記憶を映像化するMRI捜査」「“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力」とか、なにかと特殊な設定を加えているが、そこが全て仇になっているような。
まあ、感想は投稿していないのでどうでもいいのだが。
あとがき(その1)
主人公の異様な行動以外は、「消防指令のドラマ」としては、これまでで最も意味があったと思います。
さらに、昨今の横浜消防がフジテレビのドラマへの広報支援を辞退したことにもつながる内容で、なかなか意味深なのも悪くなかったです。
「虚偽通報の男に天罰が下りました」「100回騙されても、101回目も出動する」だけで良かったと思います。
あとがき(その1)
1991年、痛風発作の激痛で死にそうになったことがありまして。
※男性が受ける痛みの中では最大級とされ、女性の経腟分娩の激痛に値するそう・助産師妻談)
当夜に松田聖子さんのコンサートがあったので、妻に「救急車呼ぼう」と言ったら、「痛風で救急車と病院を使うな!!」と怒られました。
タクシーで病院に行き、足の患部に強烈な鎮痛剤を打って、そのままタクシーで国立代々木競技場 第一体育館に駆けつけた記憶を思い出しました。
私の場合は「遺伝性の痛風」なので完治はしませんが、薬と食生活と運動で30年近く発作の激痛はありません。
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聖人(北村有起哉)は人間ドックの結果、胃の精密検査が必要と通知され、心配になりネットで調べ始める。一方結(橋本環奈)は、患者の磯山八重子の病状に気づけなかったことに自責の念を感じ担当を外れようかと悩むが、栄養科長の塚本(濱田マリ)は反対し、経験や知識が足りないなら学べばいいことで、大事なことは仕事に慣れないことだと言う。
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語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
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悲しいのも、食べても忘れられないのは患者と家族では?
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ということで、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくテンプレです…
当ブログでは、週5放送の「本編」以外にも、「土曜日版」の感想も投稿しておりますが。
「土曜日版」までご覧になっている方が少ないため、ご存じでない方もいらっしゃると思いまして、少し書かせていただきます。
先週の金曜日(2025年2月14日)放送の第95回の感想で「ここまで言及する必要はないかな?」と思って書かなかった 《娘・花のおむすびと「食べり」への強烈な違和感》 について、下記に改めて投稿しました。
連続テレビ小説「おむすび」 (第95回・2025/2/14) 感想 ※番外編
可能であるなら、まだ読んでおられない読者様は読んでから、今回の感想を読んでいただくと、もっと理解が深まると考えます。
と申しますのは。
今回のアバンタイトルにあった次の語りについての内容だからです。
語り「結は自分を責めてしまい…」
アバンでも。
糖尿病患者で、かつて糖尿病で教育入院(病気について理解し、適切な管理を学ぶための入院)していた磯山八重子(徳田尚美)のすい臓の腫瘍を見逃した “犯人捜し” をせず、なぜか主人公が責任を感じている設定に違和感を覚えると同時に。
先週の金曜日では、本来 “本当に悲しいと思っている人” は、患者である‘八重ちゃん’本人と夫の伸彦(や乃えいじ)であるはずなのに。
今作の脚本家や演出家や制作統括は、次のセリフで、とても共感しがたい解釈を押し付けてきたのだ。
花「おいしいもん食べたら
悲しいこと ちょっとは忘れられるやろ?
だから 食べり」
あの~~~~~ぉ。
〈悲しい〉 のは‘八重ちゃん’と夫であり。
「食べり」と言われて無理やりに口の押し込んだところで、米粒ひとつ喉を通らずに、忘れることだってできないのが、‘八重ちゃん’と夫なのでは?
主人公も娘も、おまけに夫も、おむすびを食べて和気あいあいのほのぼのムードを醸し出すような内容でないと、きつく言及したのです。
ドラマとしては面白くなくても、感想は楽しくいきましょう!
"朝ドラ"は、もう少し放送前にしっかりと精査して!
「感想は楽しくいきましょう!」と書いた直後に申し訳ないが。
語り「一方 父は 胃の違和感を感じ」
え~~~~~とぉ。
上記のような表現を、日本語では「重言(じゅうげん)」「重複表現」「重ね言葉」という。
例えば…
「頭痛が痛い」「事前に予約する」「必ず必要」「後で後悔する」「馬から落馬」「驚きのサプライズ」「最後の切り札」「伝言を伝える」など挙げたらきりがない。
かくいう私も、誤字脱字はしょっちゅうだし、言い回しの間違いはある。
ドラマの感想で、重箱の隅を楊枝でほじくるのも、どうかとは思う。
最近の若い人なら「伝わればいいじゃん!」なのも分からなくもない。
しかし、NHKの “朝ドラ” は、もう少し放送前にしっかりと精査していただきたい。
内容が雑なのだから、せめてセリフや語りだけでも、まともであってほしいのだ。
栄養士が気づかなかったことを、重大ミスに描く必要ある?
それにしても、金曜日の「番外編」でも書いた通り、主人公が責任を感じるなら「勝手にどうぞ」ではあるが。
そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
かつて糖尿病で教育入院した際も、先週の入院の際も、医師は一通り検査をやっているはずだ。
そして、その担当医の指示に従って動くのが、看護師や管理栄養士だと思う。
だったら、いくら勝手に肩入れしまくった主人公とはいえ、所詮は医師のもとで動く管理栄養士なのだから。
ここまで、管理栄養士が気づかなかったことを 《医療における重大なインシデント》 として強調する必要があるだろうか?
※医療における重大なインシデントとは、医療行為や管理上の問題によって患者に一定以上の身体的影響が及んだ事故のこと。
もちろん、脚本家や制作統括に、こういわれたら元子もないが。
「うちら、『騒動至上主義』改め 《トラブル依存症候群》 でやらしてもろてます!」
※トラブル依存症候群とは、人間描写がなおざりにして、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと
なぜ、ここまで担当医を排除して、描き続けるの?
メインタイトル映像明けも、必死に「米田さんのおかげや!」をやりたいがためのネタの宝庫だ。
《現代のチーム医療体制を根底から崩壊させるつもり?》 の外科医・蒲田令奈(中村アン)のひと言から意味不明だ。
蒲田「私の仕事は ここまで。
あとは 米田の仕事」
確かに、今回のこのセリフだけを好意的に解釈すれば、「自分のやるべき仕事はやったから次は…」とチーム医療を描いているとも受け取れる。
しかし、前回までの蒲田の言動からすれば、主人公に丸投げしているとしか思えないのだ。
せめて、せめて、次のように書けなかったのか!
蒲田「あとは 主治医の先生と 米田の仕事」
これだけで、印象ががらりと変わっただろうに、やらないし、やれないか。
八重子の旦那さんを見返す気満々のムスビンにしか見えない
父のくだりは、スルーする。
そもそも論 《その2》 として、 繰り返しで恐縮だが、いくら「米田さんのおかげや!」をやりたいとしても。
八重子が食事をとらないのが続いていると描くなら、言語聴覚士・杉沢聡(犬飼貴丈)を登場させる前に、主治医主導での看護師を含めたカンファレンスを描くべきでは?
それができないなら、主人公に「先生が言いよったんやけんど…」と、主人公が医師の指示で動いているように描くべきでは?
どうしても、八重ちゃんに肩入れして、旦那さんを見返す気満々のムスビンにしか見えないのだが?
反省をいかし、病棟看護師に報告するのが普通の展開では?
別に「現実社会は、こんなんじゃない!」と声高に叫ぶつもりはないのだ。
それとしても、せめて、そもそも論 《その3》 として、 「食事を食べない」から「体重減少」まで気づいたのなら、管理栄養士は担当医に報告し、指示を仰ぐべきでは?
いいや、もっともっと、 そもそも論 《その4》 として、 結(橋本環奈)は、八重子の一件で、外科医の蒲田から、「栄養士だって気をつけろ!」と怒られたばかりなのだから、「独断はダメ!」と戒めて、まずは病棟看護師に報告するのが、普通の展開では?
病棟看護師が医師に報告、担当医が言語聴覚士・杉沢聡(犬飼貴丈)と管理栄養士の結に指示を出すのが、今作がやるべき、今作がやれる流れなのでは?
医療行為もできちゃうスーパー管理栄養士・ムスビン誕生!
いやいや、 そもそも論 《その5》 として、 病棟看護師が、八重子が病院食を食べてくれないと感じたときの “看護ケア” を描くべきなのだ。
その上で、その看護師が “通りがかり” の結の相談するくらいが納得できる展開なのでは?
まあ、《担当医も病棟看護師も存在しない世界》 では、《医療行為もできちゃうスーパー管理栄養士・ムスビン》 にするしかないのだろうが。
ちなみに、先日も書いたが、妻が勤務する大学病院(500床以上)の「NST」(Nutrition Support Team=栄養サポートチーム)の構成メンバーは。
※劇中の「大阪新淀川記念病院」は、病床数200の設定。
医師、看護師(訪問看護を含む)、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師やリハビリテー ション部スタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、医療事務員や資材事務員、歯科医師や歯科衛生士など。
今回だって、「NST」に歯科医師や歯科衛生士を組み込んでおけば、分かりやすかったことはいうまでもない。
あとがき(その1)
さすがに、今回の描写は、ほぼ全てにおいて非現実的すぎると思います。
先日、フィクションは視聴者や観客に “虚構の中の真実” を感じさせることが大事だと書きました。
しかし、今作は、その大前提である「虚構」が “非現実的” すぎて、何を描いても “真実” に見えない領域まで到達しちゃいましたね。
この15分間のどこを、どう解釈したら、次のように見えるのか、脚本家や演出家や制作統括の言い訳を聞きたいくらいです。
結「今まで以上に しっかり
先生や看護師さんと連携を取って」
こんな体たらくな内容ですが、まだまだ食らいついていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
あとがき(その2)
聖人(北村有起哉)が心細いことには、共感しますけど。
私も、2020年8月に肺がん検診で「要精密検査」になりましたから。
肺がん検診で「要精密検査」になりまして… > 医療・病院 > ディレクターの目線blog
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
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◆関連投稿:「批判・批評」でなく、より映像作品を楽しむための「感想」を書き続ける“7つ”の理由

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第5話『-confidence-』の感想。
神崎(奥平大兼)は御上(松坂桃李)と共に弓弦(堀田真由)と面会を果たす。弓弦の過去が明かされる中、心を閉ざす彼女に神崎はいかに対峙するのか。一方、3年2組は高校生ビジネスプロジェクトコンクールに挑むも、大人社会の権力構図に直面する。生徒たちは忖度を排したプレゼンを目指し議論を重ねる。生きる上で考えるべき課題が詰まったエピソードと共に、御上にも試練が訪れる。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:詩森ろば(過去作/映画「新聞記者」,NHK鹿児島発地域「この花咲くや」)
脚本協力:畠山隼一(過去作/世にも奇妙な物語21,アトムの童)
岡田真理(過去作/荒ぶる季節の乙女どもよ。)
演出:宮崎陽平(過去作/日本沈没2021,DCU,VIVANT,アンチヒーロー) 第1~3話
嶋田広野(過去作/パパとムスメの7日間2022版,アンチヒーロー) 第4,5話
小牧桜(過去作/持続可能な恋ですか?,あのクズを殴ってやりたいんだ)
府川亮介(過去作/着飾る恋には理由があって,ブラザー・トップ)
音楽:鷺巣詩郎(過去作/アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」,アニメ「BLEACHシリーズ」,アニメ「進撃の巨人」)
主題歌:ONE OK ROCK「Puppets Can't Control You」
教育監修:西岡壱誠(過去作/「ドラゴン桜2」東大監修)
学校教育監修:工藤勇一(横浜創英中学校・高等学校元校長)
P:飯田和孝(過去作/ドラゴン桜2,VIVANT,アンチヒーロー)
中西真央(過去作/フェルマーの料,100万回 言えばよかった)
中澤美波
※敬称略
今作が、これまでの4話で描いたのは…
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―――ここまで、ごあいさつ―――
前回の感想で、今作は次のようなドラマであると書いた。
〈“人ごと” を “自分ごと” にさせるドラマ〉
第3話で、今作が描いている世界の教師像が提示された。
〈教師は生徒を正しい道に導く存在ではなく、生徒自身に正しい道を考えさせる存在〉
第4話では、「原爆の是非」と「教科書検定の是非」を通して、「パーソナル・イズ・ポリティカル( personal is political:個人的なことは政治的なこと)」の実例が示された。
〈当たり前だと思っている歴史や制度も、全ての個人に通じ、個人に影響を与える〉
〈個人的なことは政治的なこと〉と《信じることの具現化》
そして今回のサブタイトルは『-confidence-』だ。
一般的に知られている意味は「自信」だが、「自信」では何とも今回の1時間にしっくりこない。
しかし、下記の意味もあると分かれば、「なるほど」となるのでは?
●信頼、信用
●親密な間柄
●秘密、打ち明け話
●ずうずうしさ、思い上がり
東大卒のエリート文科省官僚で官僚派遣制度によって私立高校への出向が命じられた3年2組の担任・御上孝(松坂桃李)と3年2組の副担任で国語教師・是枝文香(吉岡里帆)と生徒の間位に育まれはじめた信頼と信用。
隣徳学院と文部科学省、神出鬼没な謎多き男・中岡壮馬(林泰文)らの親密な間柄。
皮肉屋で理屈っぽい性格でクラスでは目立たない元数学部・冬木竜一郎(山下幸輝)や是枝文香、報道部の部長でジャーナリスト志望・神崎拓斗(奥平大兼)らの秘密と打ち明け話。
国家公務員採用総合職試験会場殺人事件の犯人・真山弓弦(堀田真由)や神崎拓斗らの思い上がりなどなど。
実に、合致するではないか。
それらの要素を複雑に絡めて、今回が描いたのが。
〈当たり前だと思っている歴史や制度も、全ての個人に通じ、個人に影響を与える〉 からこそ重要な 《信じることの具現化》
今回は、そんなことを意識して、つらつらと書いてみる。
御上と対照的な"生徒を正しい道に導く教師"としての是枝
最初に注目するのが、序盤で隣徳学院理事長・古代真秀(北村一輝)が御上にビジネスプロジェクトコンクール(以下「ビジコン」と略)の積極的な始動を促す場面だ。
古代「テーマをですね
うまく導いてあげて
ほしいんですよね」
冒頭で書いたように、御上は “生徒を正しい道に導かない教師” だ。
そこで、今回は御上のバディである是枝を、文字通りの御上の反面教師として “生徒を正しい道に導く教師” に仕立てて、いつものディベートとは違う「ファシリテート(facilitate:話し合いの場を円滑に進めるための手法)」を組み込んだ。
これによって、かなり “フツーの学園ドラマ風” になったと同時に、御上のキャラクターが際立った。
劇中の御上が言及した映画『ホテル・ムンバイ』について
コロナ禍以降、ご無沙汰してしまっているのが当ブログの映画の感想だが。
高校生、映像学校時代には、年間数百本の映画を劇場で見てきた映画好きだけに、語りたい。
それが、中盤で、御上と神崎が、獄中の真山弓弦と面会する場面のあるくだりだ。
12時間以上経過しているため、あちこちで語られているは思うが。
御上「ある映画で
高級ホテルが
少年テロリストに占拠され
客が次々に殺された
でも その虐殺のさなか
テロリストの少年が
客の食い残しのピザを 食べるんだ
たぶん 生まれて初めてのピザだ
彼は そのあまりのうまさに無邪気に笑いだす
自分が虐殺した死体の前で
ほんとに悪いヤツは
きっとそのホテルにはいない
そこにいるのは
ピザを食ったことのない 貧しい少年と
たまたま 観光に来た
人より ちょっとだけ
金持ちなだけのただの客だ」
※ほぼ字幕ママ
劇中で映画のタイトルは挙げられていない。
しかし、私の記憶と推測から、オーストラリア出身のアンソニー・マラス監督の映画『ホテル・ムンバイ』(2018)である。
同作は、2008年にインド・ムンバイで起きた同時多発テロを題材にしたアクション・サスペンスだ。
テロリストに占拠されたムンバイの五つ星ホテル「タージマハル・パレス・ホテル」で起きた衝撃の実話を、『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)で主演をしたデーヴ・パテールでの映画化作品。
劇中の御上が言及したシーンは、映画本編の前半で、ホテルを占拠した実行犯グループの少年たちが、エレベーターを調査する場面で見つけたピザをつまみ食いするシーンのことだ。
「超」をいくつもつけたいくらいの秀作ゆえに、未鑑賞の人には是非とも見てもらいたいので、ネタバレは書かないが。
今作で描かれるのは、信じがたい悲劇と同時に奇跡の脱出劇であり。
「ホスピタル(hospital:病院」の語源でもある「ホスピタリティ(hospitality:心からのおもてなし・思いやり)」に由来する「ホテル」で働くホテルマンたちが、人間としての愛と誇りを賭けて、ひとりでも多くの命を救おとする強い信念で銃に立ち向かう “名も無き英雄たち” のドラマだ。
その映画『ホテル・ムンバイ』を、神崎も見ている設定はジャーナリスト志望なら当然であり。
神崎自身が真山弓弦も、映画の中の 〈実行犯グループの少年たち〉 に重ねている点が興味深い。
残クレによる自動車ディーラーのぼったくり問題?
個人的に「ここに言及したか」と思ったのが、議論の中盤で責任感が強く人にも自分にも厳しい椎葉春乃(吉柳咲良)が言った次のことだ。
椎葉「家を持ちたいっていう
低所得者層の夢を利用して
お金儲けしようとするとか…
最低でしょ」
ここは、『御上先生』の感想文だから、社会問題を掘り下げるつもりはない。
しかしこの椎葉のセリフから連想されるのは、一部の間で話題になっており、すでに公正取引委員会も動き出している 《残価設定型クレジット(残クレ)による自動車ディーラーのぼったくり問題》 だ。
知らない人は、下記を読んでいただきたい。
(令和6年7月5日)株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントに対する勧告について | 公正取引委員会
遂に公取が動いた!残クレやローン、メンテパックといった「新車の不適切な販売方法」に関する注意喚起を公開。トヨタやポルシェ等の販売方法にクレームも | Creative Trend
さりげなく、現代の社会問題を盛り込んでいると考えるのも面白い。
誤解されそうな脚本を、今回も考察系ドラマ風の演出で…
今回も、一応は、「ディレクターの目線blog」として書いてみる。
「やはり」と書かざるを得ないのは、前回に続いて今回の演出担当も、(今作は前回が初担当の)嶋田広野氏の継続案件になったこととで。
「またしても」と言わざるを得ない程度には、ややあざとい考察系ドラマのにおいを漂わせてしまった点だ。
このことは、嶋田氏が直前に担当したTBSテレビ系・日曜劇場『アンチヒーロー』の第7話(2024/5/26放送)の感想にも、第4話の感想にも書いた通りの理由だ。
それは、“思わせぶりなカメラワーク” が多すぎる! に尽きる。
要するに、「次に何かが起こりそう…」と視聴者に思わせたいという意図が感じるアングルや編集が目立つという意味。
前回では、教科書検定のディベート、学園祭の文科省副大臣の視察の場面などは、これが顕著だった。
今回でも、高校生ビジコンの議論、ビジコンの審査員から終盤が、顕著だった。
ただ、前回よりも改善されたのは、ちょっと引いたB.S.(バストショット=胸から上の画角)が連続しがちだったのが、明らかに減ったこと。
それでなくても、前回同様に 〈脚本〉 が、「なぜ、上級国民予備軍がリーマンショックを知らないの?」「上級国民予備軍なら、余裕で勝てないとおかしくない?」といった疑問がわきかねない内容なのだ。
そのような誤解されそうな脚本を、演出で「このあと、何かが起こるぞ!」と強調してしまうと、せっかくの知的で分析的なアプローチの今作らしさを損なうと思うのだ。
しかし、なかなか工夫した映像もあったので、解説してみたい。
その場にいなくても、その場にいるような撮影ができる!
それは、後半の理事長室で、古代理事長が国家公務員試験に落ちた経歴を持つ3年の学年主任・溝端完(迫田孝也)にビジコン優勝を熱弁するくだりでのワンカットだ。
赤いジャンパーを着た古代が、大きな筆文字で「隣徳」と書かれた壁の額を背景に語る場面だ。
画面手前の北村一輝さんの位置や大きさは変わらずに、背後の「隣徳」の壁だけが大きく手前に寄ってくる映像効果を利用していた。
これ、初見ではサスペンスの巨匠・ヒッチコック監督の映画『めまい』で使用された「めまいショット=ドリーズーム」だと思って見ていた。
ヒッチコックの「めまいショット」とは、被写体に向けたカメラを台車(ドリー)に乗せ、カメラ本体を前後に移動させながら、同時にレンズをズームイン(または、ズームアウト)し、そ被写体のサイズはそのままに(、背景の遠近感だけを変化できる撮影方法のこと。
YouTubeに、ヒッチコックの「めまいショット」の実例映像があったので、階段を主人公が昇る途中で下を見るカットを見ていただきたい。
だが、古代理事長をよく見てみると、北村さんの位置も大きさも微動だにしない。
さらによく見ると、北村さんと背景が合成であることが分かる。
ここから、このカットは「めまいショット」に似せて作られた映像技術『バーチャル・プロダクション』によると考えられる。
『バーチャル・プロダクション』は、簡単に説明すると、事前に360度カメラなどで撮影した映像素材を、巨大な曲面LED(演者の背後・左右・上)に投影し、そのLEDの前で演者が演技をして、演者とLEDの映像を同時に撮影収録してしまう最新技術。
今期の同局で放送中の金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』でも多用されており。
今回でも、開始6分ごろ、校庭で遊ぶ学生たちを背景に是枝と神崎が向き合って話す場面がそれだと思われる。
「だから、何?」と思われるかもしれないが、その場にいなくてもその場にいるような撮影ができることは。
出演者やスタッフの働き方に影響を与えるし、演出面では「撮影が難しい場面を創出できる」というメリットがあるのだ。
まっ、今回の『バーチャル・プロダクション』は、少々作り方が粗っぽいが。
あとがき
昨年の冬期の連ドラ、NHK・ドラマ10『宙(そら)わたる教室』を隆起させる内容でした。
『宙わたる教室』は、定時制高校の科学部を舞台にした学生たちが学会発表に懸ける青春を描いた名作ドラマです。
あちらは、経済的にも能力的にも時間的にも恵まれない高校生の奮闘を描いたのに対して。
こちらは、個人的な事情は抱えつつも、経済、能力、時間にも恵まれた高校生のビジコン。
よって、最初から「あの生徒たちがみんなで力を合わせたら、そりゃあ上級国民予備軍の隣徳が勝つよね」になりますよね。
そこが、今作に対する私のもどかしさなんですよ。
例えばこれを、「優秀組」と「ダメ組」に分けて「ダメ組」が勝てば、やはり「フツーの学園ドラマ」になってしまいます。
でも、頭が良くて、経済的に裕福な学生にも、悩みや苦労があって… という部分にスポットライトを当てている点が “今作らしさ” だと思うので。
「難解な部分を分からない人向けに分かりやすく」することなく、突き進んでほしいです。
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第19週『母親って何なん?』の「土曜日版」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
理容師になりたいと思った翔也(佐野勇斗)は、聖人(北村有起哉)に弟子入りを志願。聖人は経済的なことを心配するが、愛子(麻生久美子)の応援で正式に見習いとなる。一方、結(橋本環奈)は病院で女子高生の曽根麻利絵(桧山ありす)の担当になるが、栄養不足なのにダイエットにこだわり必要量の食事をとらないことに困っていた。しかも、食べない理由が可愛くなりたいからと言われ、自分がギャルで可愛くなることに積極的なだけに、どう対応したらいいのか悩んでしまう。そんな折、歩(仲里依紗)は繁華街で愛子が密かに男と会っているのを発見する。
------上記のあらすじは、公式サイトより引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
ご質問にお答えします
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
常連の読者様は、ご存じだと思います。
ここ数日間 連続で Web拍手が 30未満(投稿時)になりましたので…
読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。
ということで、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくテンプレです…
今週分の「土曜日版」の感想を書く前に、昨夜遅くに投稿した下記に質問が届いたので、簡単にお答えさせていただきます。
連続テレビ小説「おむすび」 (第95回・2025/2/14) 感想 ※番外編
『番外編』をメッチャ要約しますと。
百万歩譲って、八重ちゃんが救急搬送された原因が、ムスビンのミスだとしても、花ちゃんが「食べり」で円満解決するのは完全に間違っていますよ… という話でした。
そこで、こんな質問が届きました。
「看護師である奥様は、仕事上のミスや患者さんの死を目の当たりにして、家ではそう過ごされるのですか?」
妻は、某ドラマのスーパードクターの如く「私、失敗しないので!」なので、患者さんの命に関わるような重大ミスは、30年以上の看護歴でないそうです。
でも、助産師として産婦人科病棟勤務で、年数十名の妊婦さんと赤ちゃんと関わる中では、やむを得ない理由での流産や死産はあったとのこと。
でも、妻は自宅への帰り道を少し遠回りをして、水子供養のお寺に手を合わせから帰宅していました。
悲しい気持ちを家には持って帰りたくないし、翌日は新たな妊婦さんと赤ちゃんに接するために切り替えたいと。
ですから、私も「ワイン飲んで、ステーキ食べて、忘れなよ」なんて思ったことすらありません! キリッ
主人公の出番は可能な限り残して、あとは尺合わせして終了
「土曜日版」の感想をひと言で表すなら。
「本編」の仕上がりが良くないから、「土曜日版」もそれに準ずる以上にはならない。
2025年2月13日の公式X(旧Twitter)に次のように書かれていたのをご存じだろうか?
今週の「おむすび」の週タイトルは“母親って何なん?”
結は花にどんな母親だと思われているのでしょう。
栄養のことばかり注意してウザがられているかも…?
結も、愛子さんも、麻利絵ちゃんのママも、愛情の形はそれぞれ。
朝ドラ「おむすび」公式 放送中
「本編」も「土曜日版」も見た読者様なら、上記の投稿が完全に的外れであることはお見通しでは?
だって、どこをどう、チョーが付くほどに好意的に解釈しても。
≪ 結も、愛子さんも、麻利絵ちゃんのママも、愛情の形はそれぞれ》 を描いたとは思えないからだ。
きっと、「土曜日版」の編集担当も「一緒に料理すらやった記憶がないのに、栄養のことばかり注意した印象なんて皆無だよ」と愚痴っているのでは?
だから、とにかく、主人公の出番は可能な限り残して、あとはちょちょいとつまんで終了。
そんな「土曜日版」だったと思う。
ネタの盛り込みすぎによる、選択の集中ゼロ状態が元凶!
『母親って何なん?』は忘れて、先へ進もう。
とにかく、〈映像はあっても、内容と呼べるほどの中身がほぼ無い〉 のが困ったところだ。
しかし、原因もちゃんと分かっている。
そう、明らかな、ネタの盛り込みすぎによる、選択の集中ゼロ状態が元凶だ。
箇条書きにするまでもないが、まず下記の「5本立て」があって。
●理容師になりたいと思った主人公の夫・翔也(佐野勇斗)
●不倫疑惑の主人公の母・愛子(麻生久美子)
●‘ダイエットJK’こと曽根麻利絵(桧山ありす)と母・紗英(潮田由香里)
●‘八重ちゃん’こと糖尿病患者の磯山八重子(徳田尚美)と夫・伸彦(や乃えいじ)
●胃の要精検となった主人公の父・聖人(北村有起哉)
さらに、下記の意味不明な「3本立て」までくっつけた。
●「NST」へ患者丸投げの消化器内科医・森下直久(馬場徹)
●管理栄養士の仕事を理解していない外科医・蒲田令奈(中村アン)
●居酒屋での「NST」の親睦会と、米田家の昼間の飲み会
1話15分の5日間しかないのに、「5+3」も盛り込めば、一つひとつが薄まるのは当然だ。
個人的には、「主人公の物語」をメインに描くつもりがないなら、主人公に最も近い登場人物である「翔也の人生の分岐点の物語」だけに集中すべきだったと思うが。
退職し家事と育児をやる翔也が"母親って何なん?"のほうが
そこで、ねじ曲がった解釈にはなるが。
仕事で家事も育児も放棄する妻を愛想を尽かせた翔也が、星川電機を辞めて義父の店を継ぐ決意をして金を稼ごうとする中で。
娘とふたりで布団に入って、ふと “母親って何なん?” と我に返るというのはどうだろうか(苦笑)
こちらのほうが、よほどサブタイトルにピッタリだと思うのだが。
最も騒動三昧で、中身がない一週間
まとめちゃおう。
以前から、トラブル依存症候群(人間描写をなおざりにして、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと:「騒動至上主義」改め)だとは書いてきたが。
奇しくも、撮影終了が告知された週が、最も騒動三昧で、中身がない一週間になるとは!
繰り返すが、ここまで大量の騒動を詰め込んでしまうと、いろいろ描けなくなるの当然なのだ。
なぜなら、騒動を描くということは、最低限 “発端と解決” を描く必要があるから、途中経過を省くしかなくなるのは必然でもある。
そう、これこそが、みっきーが主張する、「NST」(Nutrition Support Team=栄養サポートチーム)とは違う、もう一つの… 「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開) なのだ。
「N.S.T.=何でもすっ飛ばす展開」の弊害が出ちゃってる
そして、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開) の弊害は、他にもある。
それは、今作は必死に主人公をトラブル、騒動の解決役に据えたつもりでも。
解決に至る過程が描かれていないから、主人公が解決したように見えないのだ。
例えば、‘ダイエットJK’も‘八重ちゃん’の栄養指導だって、栄養科長・塚本文香(濱田マリ)が担当していれば問題なかったのでは? に見えるし。
愛子の不倫騒動だって、主人公を超多忙の設定にすれば、歩(仲里依紗)ひとりでも描けちゃう。
翔也と花のくだりなんて、もともと主人公はほぼ事後報告なのだから、いる必要がない。
結局、主人公の出番は最小限で、主人公の活躍だけは印象付けたいとの “愚かな野望” の末に、自ら招いたのが、
「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開) というわけだ。
もう、これは最終週、最終回まで、改善されることないと考えるが…
あとがき
せめて、「土曜日版」くらいはプロのプライドを見せて、高瀬耕造アナを担ぎ出してナレーションの追加録音してもらうべきですよ。
なんなら、人ごとのように毎日朝ドラ受けをやっている鈴木奈穂子アナにも協力を促すとか。
さすがに、「満足度0点が半数以上」は、いかがなものかと思いますけれど。
NHKの朝ドラ「おむすび」の満足度は? - みんなの意見 - Yahoo!ニュース
とはいえ、ここから巻き返すのは難しいですし、やる気もないでしょうしね。
ばってん、うちゃ、振り飛ばしゃれんごと必死につかまっていこうて思うとるけん!
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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