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相棒 season24

テレビ朝日系・『相棒 season24』
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第14話『薔薇と髭の告発』の感想。


アパレル会社社員殺害事件が発生し、捜査一課は被害者と最後に通話していた弁護士の吉澤(濱津隆之)に接触するも守秘義務に阻まれる。ヒロコ(深沢敦)のSOSで右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が動き、ブラック企業疑惑と女性社員自殺、吉澤が依頼を受けていた事実が浮上。公益通報を巡り社長が通報者特定を図っていた情報が漏れ、二つの死の因果が交錯し始める…。
---上記のあらすじは、当ブロブのオリジナル---

●脚本:児玉頼子/演出:田村孝蔵(敬称略)



公益通報のくだりの必然性がほぼない!

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どこからツッコミを入れてよいのやら。

サクサクっと書けば。

まず、公益通報のくだりの必然性がほぼない。

いや、逸れ以前に、公益通報無しで、公務員の副業疑惑あたりでまとめたほうがスッキリしたのでは?

結局、いつものことだが、ただただひたすらに見た目の事件を複雑に見せただけ。

逆に、分かりにくくなっただけ。

もちろん、いつもどおりにヒロコ(深沢敦)がいなくても成立する話なのはご愛敬とするが。

それでも、ラストで、強引にきれいにまとめる役として機能していただけマシ… か。


弁護士を中心にした“社会派ドラマ”にしたいのなら

これだけ書けば、もう書くことはないが。

敢えて書くとするなら、弁護士を中心にした事件(物語)にするなら、絶対にやるべきではないことを今回はやっていた。

それは、弁護士が中心の事件(物語)なら、それはいわゆる “社会派ドラマ” であり、それなら、犯行の “動機” はできるだけシンプル、ひとつにするべきなのだ。

だって、社会派ドラマの肝は “何が正義か悪か?”、“誰が善で、誰が悪か?” を明瞭にしないと面白味が創出しにくいからである。

と同時に、あろうことか、弁護士を中心にした事件(物語)なのに、何よりも誰よりも弁護士の吉澤(濱津隆之)を前面に置いて構成すべきなのに、今回は事件や被害者(関係者)を押し出した構成になっていた。

これで面白いはずがないのだ。

もちろん、最初から公益通報をメインにしたいのなら、そこだけを描けばよかっただけのこと。

殺 人事件など、はなから必要ないのだ。

いやあ、褒めるところが… ない、以上。


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第83回第17週『ナント、イウカ。』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
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サワ(円井わん)が試験勉強に燃えていると知り、サプライズの成功に浮かれるトキ(髙石あかり)。その様子にヘブン(トミー・バストウ)も安心する。そこに錦織(吉沢亮)がヘブンに相談にやってくる。校長になる決意を告げる錦織の背中をヘブンは押す。その頃、サワと庄田(濱正悟)は2人で試験勉強に取り組む。昼時となり、サワは庄田と2人っきりでお昼を食べに行くことになる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7,13,14
   泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9,12,15
   松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10,16
   小島東洋(過去作/『ばけばけ』助監督) 第11
   小林直毅(過去作/『ばけばけ』助監督) 17
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
副音声日本語吹替:西地修哉(ヘブン担当)、木村はるか(リヨ担当)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、川野秀昭、田中陽児|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、毛尾喜泰|技術:増田徹、備中正幸、酒井俊史|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田直矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲、武井美晴|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規、北島規、眞弓敬司|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉、大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子、厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華、澤井洸、平松康、吉田隆広、布川紗生、大島櫻子|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史、横田浩之、高浪隆史、三好勇作|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和、鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子、山崎浩彦、栗野洋子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大、後藤怜亜、大野陽平、小峰陸矢、上野香織、佐伯木乃実、畝岡歩未|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治、斎藤明日香、竹本航、徳岡美紀、奥山温子|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉、松島彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章、ネイサン・ベリー、米倉リエナ|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人、川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和、宮崎昭徳
※敬称略




職場でのサワが、自然な形で盛り込まれたのはいいこと

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まず、よかったのは、アバンタイトルでサワ(円井わん)が小学稿で授業をしている仕事姿が描かれたこと。

もちろん、‘サブキャラの日常’を描く前に「怪談は忘れたの!?」ではあるが(苦笑)

それでも、ドラマとしては、劇中の時間が進もうが、話の展開が速かろうが、「主人公が生きている世界」と「主人公が生かされている世界」と「主人公が生きているから成立する世界」の三つが、しっかりとつながって描かれることは、ドラマの世界観として重要なことなのだ。

サワだけが私生活ばかり描かれて、職場が描かれないのはチグハグなのだ。

その意味で、今回でしっかり盛り込まれたのはよいことであり、錦織(吉沢亮)が視察で‘見かけて話しかけた’設定も自然でよいと思う。


「ずっと教わっていた」の設定なのだから映像で提示すべき

メインタイトル映像明けにも、よい場面があった。

トキ(高石あかり※高=はしごだか)がヘブン(トミー・バストウ)から教わっている(とされた)英語を披露する場面だ。

「別に、わざわざ英語を覚えなくても困らなかったのでは?」とも思うが(苦笑)

それでも、劇中では描かれなくても「ずっと教わっていた」の設定なのだから、映像で提示すべきだ。

だって、《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》であり。

同時に、《ありふれた日常が予期せず非日常になる》ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》ことが、本来の “ドラマ” の醍醐(だいご)味なのだ。

今後、どれだけ「トキのカタカナ英語」が盛り込まれるか知る由もないが、時々は盛り込んだほうが面白味の意味でも楽しいと思う。


今回の平太とツルは“本作らしさ”を久しぶりに復活させた

さらに、もう一つ、よい場面があった。

それは、久しぶりに登場した「花田旅館」だ。

なぜ「よい場面」だと思うのか?

それは、旅館の主人・花田平太(生瀬勝久) と女将・ツル(池谷のぶえ) のやり取りがあるからだ。

勘右衛門(小日向文世) が(ほぼ)退場して久しいが。

それこそ、勘右衛門がいたころまでは、今作の会話劇には次の要素があった。

 ●発想や切り口が一段ひねられていること
 ●内容に個性や余韻があること
 ●言葉選びに工夫があること

要するに、平凡でも知ったかぶりでもなく、少し回り道をして本質に触れる話し方の会話だ。

料理で言えば、奇をてらったスパイス山盛りではなく、出汁が効いていて後から旨みが広がるタイプ。

聞き手が「派手ではないのに、なんか美味い」と感じる… そんなやりとりがたくさんあったと思う。

もちろん、いま現在も、トキの家族や、ヘブンに密着する松江新報の自称‘敏腕記者’の梶谷吾郎(岩崎う大) 、蛇と蛙(渡辺江里子&木村美穂 ex.阿佐ヶ谷姉妹) が、その役割を担ってはいる。

でも、「減少している」のは間違いないのだ。

その意味で、今回の平太とツルには “本作らしさ” を久しぶりに復活させたという大きな意味があったと思う。


サワと庄田のスピンオフ週とすれば、これもまた本作らしい

サワと庄田(濱正悟)が2人っきりでお昼を食べに行くことになった部分もなかなか興味深い。

そういえば、以前に第27回(2025年11月4日放送)前後で、江藤知事(佐野史郎) が知事室で、四角い器の割子そばを、汁に浸(つ)けるのではなく、器に直接かけて食べる様子が描かれた。

今回では、器は四角ではないが、やはり汁を器に直接かけて食べていた。

調べてみると、どうやら「出雲の割子そば」は明治初期は四角い器もあり、今でも汁を直接かけて食べるそうだ。

で、最初は、そばの味も分からぬくらいに緊張していたサワが、庄田も自分と同じ心境であることを知る展開だ。

令和の現在では、ネットやらで散々事前にシミュレーションしてから挑むから “初めて” でも、ど緊張することはないかもしれないが、明治時代らしい表現として悪くない

そして、偶然のトキとサワとの再会だ。

今一つ「トキの物語」にも、「トキとヘブンの物語」にも見えないが(困)

一種の、サワと庄田のスピンオフ週だと受け取れば、これもまた本作らしい(と思うことにする)。


あとがき

トキ、サワを見つけて声をかけましたね。

私だったら、見て見ぬふりしますけど(笑)

この辺のトキが苦手な人もいるんでしょうね。

私は、粗雑な感じを含めてトキの人物設定だと受け入れているので、気になりませんけど。

それにしても、ウマオイ(馬追)の鳴き声よりも、怪談を盛り込んでほしいです…


厳選『ばけばけ』で描かれない秘話の解説リンク集
●八雲×セツ「万物に霊が宿るアニミズム思想」 → こちら 新窓で開きます
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“本当は中年女中”→若いセツ、乱入 → こちら 新窓で開きます
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八雲はモラハラ夫?“繊細で偏屈な素顔” → こちら 新窓で開きます
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終のひと

TBS系・ドラマストリーム『終のひと 』
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第3話『生活保護と孤独死~葬儀は誰のためのもの?~』の感想。



嗣江(柿澤勇人)と梵(西山潤)は吉田刑事(吉田智則)の依頼で、孤独死した堤啓一郎(狩野謙)の葬儀を担当する。息子の堤賢人(今野浩喜)は遺産目的で火葬のみを望み、父の死を軽んじた態度を見せる。反発しつつ同行した梵は、啓一郎の家でホームヘルパーの本町香織(鄭亜美)と出会い、彼女が語る晩年の姿が、親子の認識と大きく食い違っていたことを知り…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作(漫画):原作:清水俊『終のひと』
脚本:倉光泰子(過去作/ラヴソング,王様に捧ぐ薬指) 第1,2
   川﨑龍太(過去作/相棒,特捜9) 3
   金子鈴幸(過去作/ちはやふる-めぐり-)
   湯田美帆(過去作/帰ってきたらいっぱいして。)
演出:小村昌士(過去作/サブスク彼女) 第1~3
   大内舞子(過去作/王様に捧ぐ薬指,フェルマーの料理)
音楽:境直哉(過去作/不明)
P:佐井大紀(過去作/あのクズを殴ってやりたいんだ)
   池本翔(過去作/ifの世界で恋がはじまる)
※敬称略


絶妙に“葬儀屋と客の距離感”を映像で見せて魅せるに成功

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前回は “ありがちな話” ではあったが、今回はいろいろな設定が複雑に絡み合った展開だ。

しかし、少々ややこしくなりがちな内容であっても、下記の嗣江(柿澤勇人)と堤賢人(今野浩喜)のやり取りが、うまい具合に強調されたことで、一本筋が通った物語になった。


嗣江「堤さんは
 葬儀は誰のためのものだと思っていますか?」
堤「そりゃ 死んだ人間のためだろ」
嗣江「もちろんそうですが
 遺(のこ)された人のためでもあります」

この辺の脚本は、第1,2話の倉光泰子氏から交代した川崎龍太氏の手腕が生かされたのだろう。

ご存じの方もいると思うが、川崎氏は現在放送中の『相棒 season 24』を始め、『特捜9』『科捜研の女』『遺留捜査』などを手掛けているから、先が読めない謎解きもの的な作風は得意なのだろう。

それにしても、今回はほぼ『今野浩喜劇場』である。

大学浪人生 役から、就職活動まで、幅広い役どころを見事に演じたのが今野浩喜さん。

今野浩喜さんでなければ、ここまでの映像的な説得力は生まれなかったと思う。

最後に、“ドラマ” として、実に絶妙に “葬儀屋と客の距離感” を《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》を成功していると思う。

そして、苦しい身の上話を展開しつつも、最後にはきっちりと前向きに明るく締めくくる。

今回も、コンパクトに、きれいにまとめた良作だったと思う。


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プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、川野秀昭、田中陽児|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、毛尾喜泰|技術:増田徹、備中正幸、酒井俊史|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田直矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲、武井美晴|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規、北島規、眞弓敬司|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉、大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子、厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華、澤井洸、平松康、吉田隆広、布川紗生、大島櫻子|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史、横田浩之、高浪隆史、三好勇作|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和、鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子、山崎浩彦、栗野洋子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大、後藤怜亜、大野陽平、小峰陸矢、上野香織、佐伯木乃実、畝岡歩未|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治、斎藤明日香、竹本航、徳岡美紀、奥山温子|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉、松島彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章、ネイサン・ベリー、米倉リエナ|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人、川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和、宮崎昭徳
※敬称略




今週の脚本と演出には、第4,11週の違和感に通ずる…

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―――ここまで、ごあいさつ―――

どうも、今週の脚本と演出は、第4,11週に感じた違和感をそのまま引き継いでいる感じがしてならない。

ちなみに、「第4,11週に感じた脚本と演出の違和感」とは。

前回の感想で書いたとおり、実は脚本は第1~3話までが第4話の仕上がりに合わせて書き直されたため、書き直した第3話と、そのままの第4話だから違和感が残ったという点であり。

演出について、第11週は、『ばけばけ』の助監督・小島東洋氏が監督に格上げした最初の担当週で、未熟な演出に違和感しかなかったという点だ。

もちろん、今週(第17週)が前週を書き直したという意味ではなく、残り2か月の初週と言う「本作の区切り」的な位置づけが似ているのと、今週の演出担当も助監督から監督になった小林直毅氏という点が酷似しているというわけだ。


アバンタイトルの冒頭から違和感しかない!

たとえば、アバンタイトルの冒頭から違和感しかない

映像を見ると、音声上は次のトキ(高石あかり※高=はしごだか)とヘブン(トミー・バストウ)のセリフから始まっている。


トキ「おサワの話?」
ヘブン「ハイ。ア…」

しかし、映像をよく見ると、トキのセリフの直前の「ドウデスカ?」の芝居が無言で残っている。

このセリフは、前回に会った次のセリフの一部だ。


ヘブン「オサワサン ノ ハナシ ドウデスカ?」

何が言いたいのか?

最低限、トキのセリフ直前のカットしたセリフがないと、前回を見た人はもちろん、前回を見た人でも、連続性が分かりにくいのではないか? と思うのだ。

だって、ヘブンがトキを心配するだけでなく、サワ(円井わん)のことまで気にしていることを描くことで、さらにトキの心情が奥深く描けると思うからだ。

要するに、脚本も演出も、連続ドラマ(連続テレビ小説)であることを蔑ろにしている! ということが言いたいのだ。
 ※私は、尺の関係で「ヘブンの口パクがあればいいや」というディレクターの指示により編集者が切ったと思っていますけど。

今回なんて、このあとにいくらでも削れる無駄があるのだから、そこをカットしてでも、前回の大ラスのやり取りをアバンの冒頭に丸々残すべきだったのだ。

細かいことで恐縮だが、プロならこれくらい繊細に作るべきでもあると思う。


柄本時生さんが自ら“間”を作って、演出とは別に再構築!

で、メインタイトル映像明け、だいぶ尺が経過してから〈サワの記事が出ていた時点〉に一っ飛だ(困)

とにかく、サワと庄田(濱正悟)を中心とした「白鳥倶楽部」のやり取りも、のちのトキと山橋(柄本時生)のやり取りも、言葉(文字)で伝えるのが難しいが、微妙に会話のキャッチボールにズレが生じている。

私の見立てでは、柄本時生さんが全体の空気を読んで、自ら “間” を創出して、演出とは別に再構築している感じに見える。

たとえば、山橋がミートボールを持ってきて、サワが立ち上がって振り返る際にも、異様な “動作の間” があるのだが、柄本さんが「なんだ~ 早く 早く もう!」の「もう!」を微妙にゆっくりしゃべり、カット割りに合わせているのは分かるのでは?

そう、私に言わせれば「トキが立って振り返る」の映像は「引きの構図」で、全体をワンカットで撮れば妙な “間” は生じなかったと思う。


サワが庄田の声掛けがないのに振り返りの動作に入って…

前回の感想のコメントに「少しでいいので、違和感の解説を入れてほしい」とあったので、少し違和感を書いてみる。

9分過ぎの「白鳥倶楽部」での次の部分に注目してほしい。


庄田「また頑張ろう」
サワ「はい。では」

この直後にサワが画面左にフレームアウトする直前、次のカットに切り替わる直前に注目だ。

実は、サワが庄田の「あっ 待って…」の声掛けがないのに、振り返りそうな動作に入っているのがお分かりになるだろうか?

次の「庄田の背中ナメのサワ」のカットで「振り返るサワ」と明らかに “画がつながらない” のだ。
  ※「ナメ」とは、カメラ手前に被写体の一部を入れる構図のこと。

カメラを切り替える際に、「サワに同じ動作をさせる」ことよりも、「サワが振り返るのをきちんと見せたい」を優先したからの失策だ。

これだって、最初の「はい。では」を撮り直せばよいだけなのだが、やらない(やれない))ということだ。


トキとサワ、庄田と錦織を丁寧に重ねて“ビミョーな心境”

映像が、演出が気になりすぎて、なかなか内容を素直に読み取れないのだが。

ドラマとしては、トキとサワ、庄田と錦織(吉沢亮)を丁寧に重ねて、次のサワのセリフに代表される “ビミョーな心境” を描いているのだ。


サワ「嫌いとか 憎いとかではないんです。
 おトキのことは 今でも好きだし
 応援してもらうのも ありがたい。
 でも… う~ん 何というか…」

しかし、とにかく、映像的にメリハリが乏しく、テンポもよくないし、シーンやカットがザクザクと切り替わるだけ。

だから、全体の “流れ” がほぼ無いから、脚本が《重なている》ことがホントに分かりにくい。

本気で、超好意的な脳内補完をしなければ理解できないレベルだ。

というわけで、これで内容を理解している人は、自分の脳内補完力を褒めてもいいと思う(笑)


「白鳥倶楽部」のモデルは元迎賓館での「土手倶楽部」

それでは、「白鳥倶楽部」の[史実]に触れてみる。
 ※興味のない方は「あとがき」に飛んでください。

劇中に登場する「白鳥倶楽部」という名前の施設は、明治時代の松江には存在しなかった。

しかし、モデルとなった「土手倶楽部(どてくらぶ)」という社交場は実在していた。

「土手倶楽部」とは、明治時代の松江において、最新の文化が集まるハイカラな社交場だったのだ。

客は、ヘブンのモデルである小泉八雲や、錦織のモデルである西田千太郎も実際に訪れていた。

建物は、もともとは豪華な別荘(宍道湖のほとりの迎賓館:今は残っていない)だったが、銀行の支店長が買い取って、立派な施設に作り替えた。

役割は、高い役職の人たちをもてなす場所であると同時に、先生たちが集まって話し合う拠点でもあった。

では、なぜ『ばけばけ』では「白鳥」に変えたのか?

松江市は日本でも有数の「白鳥が越冬する場所」として有名だったからだと思う。

また、劇中の「シンデレラガール」になぞらえて、今は苦労しているサワが、いつか美しい白鳥のように羽ばたく姿を重ねていると考えられる。

さらに、実際の「土手倶楽部」は高級すぎて、一般人で貧しい設定のサワが通うにはハードルが高すぎる。

そのため、劇中では「薬屋の2階」という身近な場所に変えることで、若者たちの熱気が伝わりやすいように工夫されているとも考えられる。

まあ、それでも「倶楽部の運営資金は?」や「倶楽部使用料は無料?」など解せない点は多いが(苦笑)


あとがき

重箱の隅を楊枝でほじくるつもりはないですが、どうしてヘブンはサワの記事を梶谷(岩崎う大) に一任しておけば万事休すと考えたのか分かりませんでした。

あと、個人的には「食べ物は丁寧に描いてほしい」の観点から、サワがミートパイを口に入れた瞬間に「う~ん」とうなる演技指導ではなく、一度深く味わう芝居をつけてほしかったです。

どうも、今週は演出が気になりすぎて、内容まで頭が回りません…

最後に。
前回の感想で、あえて非公開希望のコメントで、私が演出担当を小島東洋氏であると誤記したのを指摘してくださった貴方(非公開希望なので書きません)、本当にありがとうございました。


厳選『ばけばけ』で描かれない秘話の解説リンク集
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●八雲×セツの松江婚“日本語で恋” → こちら 新窓で開きます
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●八雲×セツ 松江借家の“ギクシャク” → こちら 新窓で開きます
●錦織(吉沢亮)モデル“八雲+セツとの友情” → こちら 新窓で開きます
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連続テレビ小説「ばけばけ」

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第81回第17週『ナント、イウカ。』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


サワ(円井わん)との関係に落ち込むトキ(髙石あかり)。ヘブン(トミー・バストウ)は司之介(岡部たかし)と結託して、トキを励まそうとあるものを披露する。そんな中、なみ(さとうほなみ)が福間(ヒロウエノ)を連れ、トキの新居を訪れる。思わぬ来客にトキは驚く。一方、白鳥倶楽部で勉強中のサワ。そこに訪れた庄田(濱正悟)がサワに教師になりたい理由を問う。サワの答えを聞いた庄田はあることを提案する。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7,13,14
   泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9,12,15
   松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10,16
   小島東洋(過去作/『ばけばけ』助監督) 第11
   小林直毅(過去作/『ばけばけ』助監督) 17
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
副音声日本語吹替:西地修哉(ヘブン担当)、木村はるか(リヨ担当)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
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プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、川野秀昭、田中陽児|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、毛尾喜泰|技術:増田徹、備中正幸、酒井俊史|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田直矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲、武井美晴|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規、北島規、眞弓敬司|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉、大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子、厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華、澤井洸、平松康、吉田隆広、布川紗生、大島櫻子|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史、横田浩之、高浪隆史、三好勇作|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和、鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子、山崎浩彦、栗野洋子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大、後藤怜亜、大野陽平、小峰陸矢、上野香織、佐伯木乃実、畝岡歩未|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治、斎藤明日香、竹本航、徳岡美紀、奥山温子|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉、松島彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章、ネイサン・ベリー、米倉リエナ|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人、川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和、宮崎昭徳
※敬称略




第11週担当、助監督兼・小島東洋氏の未熟な演出とほぼ同じ

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―――ここまで、ごあいさつ―――

今週の演出担当は、第1週から “本作の助監督” の小林直毅氏が本作初担当である。

まず、小林直毅氏の演出における映像の特徴を書いてみる。

本来であればキャプチャー画像を提示するのが分かりやすいが、あまりにも多いので省略させていただく。

第一の特徴は、カメラアングルが目まぐるしく変わって落ち着きがない… だ。

カメラが被写体の目線の高さにあることが少なく、ほぼ必ず「高い位置」や「低い位置」から眺めたアングルだ。

カメラの高さを頻繁に変える目的は「一つの画面に様々な要素を強弱(大小)を強調して盛り込みたい」だ。

しかし、これをやりすぎると「情報過多、過剰説明」に陥る可能性が高く、今回も完全に陥ってしまっていた。

第二の特徴は、よく舐め(ナメ)る… だ。
 ※「ナメ」とは、カメラ手前に被写体の一部を入れる構図のこと。

この目的は「平坦な印象を避けたい、奥行き感を出したい」だ。

しかし、これをやりすぎると「見たいものが見えづらい、画面にモノが多く邪魔に感じる」に陥る可能性が高く、今回も完全に陥ってしまっていた。

ほかにもあるが、第11週を担当した、本作の助監督・小島東洋氏の未熟な演出とほぼ変わらない ということである(困)

※初稿は演出担当を小島東洋氏と誤ったため、小林直毅氏で修正ずみ(謝)


約4分35秒間、アバンタイトルは特に何も無し…

さて、第81回のアバンタイトルだ。

先週、あれだけ騒いだ「溝に落ちた箸」のその後も描かれず。

現状で、トキとヘブンの会話に、トキが英語学習をする必要性も感じられず。

約4分35秒間も、何を見せられていたのだろう?

まっ、スルーしておこう。


なみの登場には驚いた

でっ、メインタイトル映像明けは、なみ(さとうほなみ/ほな・いこかex.ゲスの極み乙女) と‘なみ’を身請けした福間(ヒロウエノ)が再登場だ。

さすがに、先週で退場するとは思わなかったが、新居を訪問するとは思わなかったので驚きだ。

まあ、さみが完全に退場してしまうと、松野家の部外者が減って、世界観が縮小化するから、せめて「どこかで暮らしている」設定で残してもらいたいものである。

ちなみに、なぜ、3人もいるのに、ず~っと引きの画角で撮っていて、フミ(池脇千鶴) が画面に入ったら、フミの動作を切り刻んで、寄りの構図にするのか?

どうも、会話をしている中でのカット割りのタイミングに違和感を覚える作風だ。

ダイアローグカット(セリフをしゃべる人でカット割りをする編集術)も悪くないが、わざわざフミを動かしたのなら、動きをスムーズに見せるべきだと思うが。

また、重箱の隅を楊枝でほじくることをするつもりはないが。


なみ「めっ… ちゃくちゃ…! 天国」

「滅茶苦茶」が「すごい!」は昭和以降の感覚で、明治時代の「滅茶苦茶」は「全く筋道が通らない言い訳」だと思うが(汗)


31歳の濱正悟さんの配役には説得力ある

続いては、「白鳥倶楽部」にいる、サワ(円井わん)と庄田(濱正悟)、そして母・野津キヌ(河井青葉)とのやり取りだ。

基本的に、トキを羨みつつ、何とか自力で現状脱出を試みる「サワの物語」は好きだ。

特に、ここまで「トキの物語」も「トキとヘブンの物語」も意識的に “動かさない” 展開だと、「サワの物語」がないと、内容らしきものはコントのみになってしまうからだ。

しかし、やっぱり、きょうは月曜日ということで、「サワの物語」も動かない。

あえて書くなら、蒸し返すつもりはないが、濱正悟さんは、昨年逮捕・起訴により降板した清水尋也被告の代役だ。

でも、画面で見る限り、濱さんは〈31歳〉で、錦織 役の吉沢亮さんも〈31歳〉なので、“かつて教師をやっていた” という設定には断然合っていると思う。

NHK側の「そのときに話題の人を配役する(したい)」も理解するが、やはり映像的な説得力は絶大な効果があるってこと。

やはり、最終的には、“ドラマ”  なのだから 《映像で見せて(show)魅せる(captivate)べき!》ということだ。


サワは貧乏から脱出できる? 庄田はただのいい人?

今回は、トキとヘブンは何も無しで終わるかと思いきや、ラスト2分で動いた。

まず、興味深かったのは、ヘブンが「ヘブン先生日録」の題材をトキに提案したことだ。

ヘブンが「日録」を嫌っているとは思わなかったが、ヘブンに密着する松江新報の自称‘敏腕記者’の梶谷吾郎(岩崎う大) に協力的なのには驚いたし、今後の展開が楽しみだ。

そして、ヘブンがトキに手紙の書き方を “教えている” という映像こそなかったが。

トキが、作家としてのヘブンに物書きを “教わっている” という非日常が盛り込まれたのはよいことであり。

トキだけでなく、サワ、周囲の人たちの心配も盛り込まれ、あとは「サワは貧乏から脱出できるのか?」と「庄田はただのいい人で終わるのか?」である。

何とか、ここから、「トキの物語」「トキとヘブンの物語」に強引でもいいから、持っていってもらいたいものだ。


ふじき氏、年末年始休暇に第1~3週を書き直したという

最後に。
2026年1月23日放送の『あさイチ プレミアムトーク 脚本家 ふじきみつ彦』でたいへん興味深いことを、脚本担当のふじきみつ彦氏が話されていた。

本作の脚本は、2025年3月のクランクインを目指して、10か月前の2024年7月から執筆開始され。

2025年1月に衣装合わせに間に合わせるために、12月までの5か月間で「第1~4週」を書き上げるという。

しかし、ふじき氏は、「第4週でようやく自分が描きたい時代劇になった」という。

スタッフ間でも、当初の第1~3週の仕上がりは評判が芳しかったそうだ。

そこで、12月末からの年末年始休暇に第1~3週を書き直したというのだ。

ここで思い出していただきたいのが、私が第4週の感想で書いたことだ。


演出だけが理由で、第4週は第3週とちょっと違う… のではない。
それは、脚本にも言えること。

そう、ようするに、第1~3週分の脚本は、下地(一度書いたもの)があった上で、気に入った第4週に寄せた(ブラッシュあプさせた)内容になっていたのだ。

そう考えれば、第4週の仕上がり(テンションや作風)が、どうしても第3話より下がる(劣る)のは必然だと思う。

なぜなら、書き直したほうがよくできるに決まっているし、第4週を第3週に再度寄せない(書き直さない)限りはギャップができて当然だからだ。

まっ、ようするに「私の見立ては間違っていなかった」という自慢話である(苦笑)

見逃し配信:あさイチ プレミアムトーク 脚本家 ふじきみつ彦 新窓で開きます


あとがき

トキとサワは、週末には、なるようになると思います(笑)

むしろ気になっているのは、松野家の借金なんです。

もうそろそろ、全額、借金返済してもいいころだと思います。

で、借金完済をしたら、日録を読んでいる庶民たちも安堵するのでしょうか? と思うのです。

さすがに、一波乱ありそうな… でも、来週でしょうけど。

すでに、脚本は脱稿し、髙石さんもそろそろクランクアップするとのことなので、いよいよラストスパートでしょうか。


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【2026/03/17 20:30】

新規投稿【"2026年4月期/冬ドラマの期待度" を更新しました】
【2026年4月期/春ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!新窓で開きます内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。

2026年4月期 春ドラマの視聴予定&期待度 配役,スタッフ,概要などの情報も満載
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【性別】
男性
【職業】
宴会/映像ディレクター(フリーランス)
【自己紹介】
東京下町生まれ千葉県在住。
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