NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
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第9回/第2週『フシアワセさん今日は』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
『朝田パン』が開店し、張りきって呼び込みをするのぶ(永瀬ゆずな)と羽多子(江口のりこ)。しかし、パンを食べる習慣がないこの町では、思うように売れず苦戦する。一方、しばらく音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)から葉書が届き、心が明るくなる嵩(木村優来)。そんな嵩を見てのぶも嬉しくなる。嵩は、熱を出して母に会いたがる千尋(平山正剛)の為にも登美子を探そうと、葉書の住所を頼りに高知の町へ向かうが…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康)
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,)エール
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウキ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
前回より少しだけ脚本の"改善したほうがよかったとこ探し"
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
●草吉があんぱん作りと販売を承諾してくれた際のお辞儀のあとの顔をあげた主人公・のぶの表情
●草吉たちと楽しそうにあんぱんを作り、焼いたときの主人公・のぶの表情
●ご近所さんたちが、あんぱん集まったときの主人公・のぶの表情
前回に、上記のたった3カット、約6~10秒があれば、どれだけ主人公・のぶの喜びが映像から伝わったか? と思うんです。
こう書くと「視覚障がいの方には伝わらないのでは?」なんて、私以上に屁理屈を言う人がいるんですね。
でも、1カットに3秒間あれば、副音声で「のぶの嬉しそうな顔」「楽しそうな のぶの顔」「満面の笑みののぶ」と追加して強調できるのです。
演出家は、自分の映像作品が伝えたいことを一人でも多くの人に正しく伝える努力をするのが仕事だと思います。
それを、とことん追求してやりきってこそ、プロ。
だ、か、ら、橋爪紳一朗氏も、自分が撮りたい編集したい映像を自己満足のためにやる以外に。
朝ドラだからこそ、次のことを “常に” 念頭においてやってほしいのです。
演出がやりたいようにやるのではなく、
受け手の心理を読み解いてやるべき!
ただ、演出家の自己満は、私もついやっちゃうので否定しません。
でも、時と場合によるし、限度もあるってこと。
今回は、演出の細かい部分はもちろん、前回よりちょっとだけ “いいとこ探し” よりも、脚本の “改善したほうがよかったとこ探し” もやろうと思います。
早くも第2週で「のぶと嵩がダブル主人公」に脚本が苦戦?
アバンタイトルから、どうも「?」な雰囲気が漂う。
冒頭、たったの20秒間で前回の終盤でフラグを立てた「嵩の物語」はあっけなく寸止めで終了。
これなら、前回のラストに加える必要はなかったのでは?
そう、この章の最初で「?」と書いた理由は。
早くも、第2週で「のぶと嵩がダブル主人公」に脚本が苦戦してるの? と思えてしまうからだ。
私は、短い間隔で「のぶの物語」と「嵩の物語」を行ったり来たりするのはやめたほうが良いと思っている。
その理由は、下記の3つだ。
●最終的に「のぶと嵩の物語」になるのが分かり切っているだけに、ほぼ意味がない
●パン絡みだけに「のぶの物語」が “主” で、「嵩の物語」が “従” に見えて “ダブル” に見えない
●二つの物語が同時進行しており、まとまりを感じにくい
期間限定の「子役によるのぶと嵩の幼少期」だからこそ…
であるから、脚本がやるべきは。
まず、『朝田パン』が開店して楽しそうなのぶ(永瀬ゆずな)と羽多子(江口のりこ)だが、パンを食べる習慣がない御免与町では、思うように売れず苦戦する… までを一気に描いてから。
まさしく「一方で嵩は…」と誰もが思えるように。
しばらく音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)から葉書が届いて、心が明るくなる嵩(木村優来)だが、千尋(平山正剛)が熱発して… で「次回に続く」でよかったのでは? と。
まあ、個人的な好みとしては。
とりあえず、のぶに嵩が協力して『朝田パン』を開店させるまでを前回と、今回の序盤でしっかり描いてほしかったが。
もちろん、「のぶと嵩がパン屋になる物語」ではないのは百も承知だし、第1回でそう提示されている。
だ、か、ら、こ、そ、期間限定の「子役によるのぶと嵩の幼少期」で “パン作り” の楽しさや、“お手伝い” の大切さ、“貧しくても楽しい家族” の意味を提示できたし、《アンパンマンの世界》 に通じる今作ゆえに、やる意味も価値もあったと思う。
演出の順番、順序が間違っている!
で、肝心の(と言っておきます)「のぶの物語」だが、相変わらずのぶのお披露目カットから “背中向き” だ(涙)
確かに、「アンパンのアップ」を入れるなとは言わないが、それよりも大事なのは「アンパンを完成させた のぶの笑顔」なのでは?
そう、演出の順番、順序が間違っているのだ。
私なら少し迷うが、今回のファーストカットを「パンピール(パン焼きに使う板状の道具)に並んだ焼き立てのアンパン」にして。
2カット目を「うれしそうな のぶの表情のアップ」で。
3カットまで、焼き立てのパンを見るのぶや風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)ら「みんなの笑顔の引き」の構図。
もちろん、私ならこの引きのカットに嵩も入れたい! が。
「朝田パン アンパン 一個三銭」の看板の強調も間違いでは?
演出の細かいことも気になるぞ。
例えば、「朝田パン アンパン 一個三銭」の看板からズームバックするカット。
※「ズームバック」とは、カメラの画角を変化させて被写体を小さく撮影する方法で、ズームアウトとも呼ばれます
おそらく演出家は、「パンが売れているのかいないのか、視聴者に想像させたい」から看板から始めたのだ。
しかし、ここで重要なのは「売れているのかいないのか?」ではなく、物語を先に進める意味でも「明確に売れていない現状」を視聴者にいち早く理解させるべきなのだ。
いや、むしろ、抜群のコメディセンスがある阿部サダヲさんと江口のりこさんがいるのだから。
最初は、真剣で楽しそうな顔で互いを見つめ合いながらアンパンを並べて、徐々にズームバックすると「店の前に一人も客がいない」のオチをつけて、メインタイトル映像直結でよかったのだ。
これなら、例の “余韻” がなくても、視聴者自身の「おいおい、あの顔で売れてないのかい!?」の自分ツッコミでタイトル映像明けまで我慢できるのだから(笑)
これをやらずに、オチをタイトル映像明けにまたがせるから間延びするのだ。
第2週は、「のぶと嵩のダブル主人公の物語」になっていない!
どうも、メインタイトル映像明けも、私にはすっきりした感じならなかった。
その理由だって、分かっている。
それは。
●「のぶの物語」の「パン屋開業」のときは、嵩はほぼ蚊帳の外なのに。
●「嵩の物語」の「母と息子の問題」になると、のぶだけでなく羽多子まで介入するという 《チグハグ感》 が出てくるからだ。
思い返してほしい。
●先週の「のぶの物語」の「父と娘の別れ」のときの嵩には、絵を描くという重要な役割があり。
●先週の「嵩の物語」の「母と息子の別れ」のときののぶには、嵩を励ます大切な役目があったのだ。
そう、中園ミホ氏単独執筆の第1週は、ちゃんと「のぶと嵩のダブル主人公の物語」になっていたのだ。
でも、山岡真介氏が脚本協力に加わった第2週から “変わってしまった” のだ。
もちろん、「実質的に山岡氏が代筆してるの?」なんて思わない。
でも、明らかに脚本担当が一人増えたほうが不具合が見えるのは問題であり。
まだ第2週だから軌道修正していただきたいと願うだけだってことだ。
「嵩が母に会いに行っちゃう」を引っ張る必要なんてない!
あとの、細かいことは、取るに足らないことだ。
粗探し、重箱の隅を楊枝でほじくる人たちで言及すればいい。
当ブログにとって、肝心なところだけ書いてみる。
これ、脚本家や演出家や制作統括は必死に、「嵩が無断で高知の母に会いに行ってしまう」を強調し、時間つなぎをし、次回に引っ張るつもりだろうが。
そんなことをしなくても、十分に15分間を楽しませることは容易だったと思うのだ。
もっと羽多子を活用して、のぶを嵩の失踪に関わらせれば…
そこで久しぶりに、且つ…
『あんぱん』初の、「こうしたらよかったのにコーナー」を改め「後悔先に立たずコーナー」をやってみる。
それは、今回の前段で描かれた「パンを食べる習慣がない御免与町では、思うように売れず苦戦する…」の部分の映像を有効活用する作戦だ。
御免与町の設定を、前作の主人公ムスビンに敬意を表して30回ほど噛(か)んで、しかりと租借してみよう(笑)
すると、「御免与町は小さな町で、いろんな話がすぐに伝わっちゃう」になる(と、強引に持っていく)。
いや、こんな設定は、今回の序盤で通行人が「ここが新しくできたパン屋さんね」、「おいしいけど高いそうよ」と言って通り過ぎるだけで済む話だ。
で、柳井家の女中・宇戸しん(瞳水ひまり)が行方不明になった嵩を捜しに朝田家を訪れるよりずっと前。
例えば、パンが売れなくて途方に暮れているときに、通行人らの「箭内さんちの千尋ちゃん、熱を出したんだってね」、「自分ちの商売が病院だから安心だけどさ」と聞きつけて。
千尋の病気を知った母・羽多子が、それこそ売れ残って困ったあんぱんを包んで…
羽多子「のぶ。
柳井さんちに焼き立てのあんぱんを持って行って
様子を見てきとーせ」
のぶ「えっ、売れ残りじゃ?」
羽多子「えいき 行きや!」
…なんてやったほが、ホームドラマっぽかったのでは? と。
女中のしんが来てから嵩を羽多子が心配しても、映像はそれきりだし。
シーソーのシーンから、羽多子伝えで嵩の行方不明に「うちのせいかも」と反省して、のぶが動くまでの約2分間がほぼ意味がないからだ。
やはり、ここまで「あんぱん」を強調するなら、「あんぱんの力」で千尋も元気になる? みたいなのを感じさせるのも、今作としてやるべきことだと思うし。
それこそ、シーソーの直後にだって、のぶが嵩に「このアンパンを持ってお母さんに会いに行ってきたらえい」と背中を押しちゃって、さらに「うちのせい」だっていいわけだし。
まっ、後悔先に立たずだが。
あとがき
事前の番宣の『土スタ』で、北村匠海さんが「結婚するまで長い」とおっしゃっていたので、本当の意味で「のぶと嵩のダブル主人公の物語」になるのはだいぶ先になると予想できます。
そうなると、当分は「のぶの物語」と「嵩の物語」の同時並行ですよね。
でも現状は、どっちかの物語を描くと、残りが中途半端です。
要は「ヤムおじさんのあんぱんが朝田家を救う」と「嵩と母のすれ違い家族」が同時進行しているだけで “物語的なつながり” がほぼ無いので、二本立て状態になっています。
さすがに、現状は「のぶの物語と、嵩の物語」というだけです。
せめて、第1週のように恋愛感情ではなく、な~んとなく人間的に “お互いが気になる存在” として、首を突っ込んじゃうくらいでちょうどいい塩梅だと思いますね。
もちろん、もう少し演出が頑張るだけでも、印象は変わると思います。
みっきーの植物図鑑(第251回)
前回で予告した通り、昼間は足の痛みが若干和らぐというので、妻と散歩しつつ、近くの梨(なし)園を見てみました。
ソメイヨシノが散り始めると、梨の花が満開になるのです。
梨は「バラ科ナシ属」で、桜は「バラ科サクラ亜科サクラ属」なので、バラの仲間なので似ている)わけですね。
梨の花言葉は、「和やかな愛情」、「情愛」、「なぐさめ」など “たくさん実をつける” ことから感謝の意味があるのかも?
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
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【"2025年7月期/夏ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年7月期/夏ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
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第8回/第2週『フシアワセさん今日は』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
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元気のない家族のために力を貸してほしいというのぶ(永瀬ゆずな)の頼みに、草吉(阿部サダヲ)は1回きりの約束であんぱんを作ることに。不服顔の釜次(吉田鋼太郎)をよそに、桂(小倉蒼蛙)らの協力を得て即席のパン窯を作り始める草吉。そうして無事に焼き上がったあんぱんは次々と売れ、のぶは改めて草吉に頭を下げる。羽多子も釜次にパン屋をやらせてほしいと頭を下げ、釜次はしぶしぶ了承する。翌日、草吉の姿が見えず…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康)
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,)エール
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウキ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
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タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
称賛のネット記事が少ないという事実が本質だったりする…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
前回の投稿の「まえがき」で次のように書きました。
一部の読者様からは「意見が辛口すぎる」とのご意見もいただきます。
すると今度は、一部の読者様から下記のようなコメントをいただきました。
「前作を酷評していたライターさんやメディアが
今作では手のひらを返したように
称賛しているのもちょっと納得できません」
また、前回では下記のような意見を書きましたが。
予想通りに前作の反動を受けてか、第1週に続いて絶賛の嵐と言っても過言でない状況でしたね。
上記の私の意見には、次のような疑問、質問を寄せてくださる読者様もいらっしゃいました。
「内容は悪くないのに
思ったよりも、今作の称賛記事も
今作を取り上げた記事も少ないと感じるのですが
理由を思いつきますか?」
いやあ、これが本質と言いますか。
先日(2025年4月6日 午後11時15分~)放送されたテレビ朝日系音楽バラエティー番組『EIGHT-JAM』にVTR出演された、私が敬愛してやまないサザンオールスターズの桑田佳祐さんが、自分のサザンに対する価値観みたいなのもの基準を次のように語るくだりがありまして。
桑田「他人様が与えてくれるイメージというのは
意外と大事でね
そこが本質だったりすると思うんですよ」
確かに、前作『おむすび』と比較し続けたら、『あんぱん』の長所の部分が際立って見えるのは当然なんですね。
だから、称賛する人からの閲覧数を稼ぐために、称賛するのも経済論的にはしょうがないかなと。
でも、それこそ、1か月前の『おむすび』に対するこき下ろし記事の数より、『あんぱん』を高評価する記事の数は少ないですよね。
そう、要するに、《他人様が寄せる期待値は意外と大事》 であり、《称賛の数が少ないという事実が本質だったりする》 わけです。
というわけで、今回は読者様からの「内容は悪くないのに、思ったよりも、今作の称賛記事も、今作を取り上げた記事も少ないと感じるのですが、理由を思いつきますか?」に丁寧にお答えつつ。
先の 《他人様が寄せる期待値は意外と大事》 と 《称賛の数が少ないという事実が本質だったりする》 を掘り下げようと思います。
頭を下げることよりも、頭をあげたときの表情が大事なのに
で、冒頭から「そこまで、気になります?」を描いちゃおう。
前回でも気になった演出だが、今回はアバンタイトルでわざわざ強調してきたので言及しておく。
それは、御免与駅で。
持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれる朝田のぶ(永瀬ゆずな)が風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)に「我が家のためにパンを焼いてほしい」との願いを受け入れられて喜ぶ場面。
今回のアバンでは、のぶが嬉しそうに草吉に大きくお辞儀をするために “頭を下げ切ったところ” で、メインタイトル映像に進んだ。
これも、「余韻がない」ではあるが、もうそんなことは小さなことだから無視する。
私は、お礼のためのお辞儀や、謝罪や依頼のための土下座は、頭を下げるところよりも、頭をあげた際の表情こそが肝だと認識している。
要するに、深く頭を下げる前の顔や頭を下げられる側の顔より、頭をあげて相手を再び見るときの顔やそれを見た相手の顔こそが、お礼や謝罪の思いを表現できると思っている。
「?」と思ったら、他の映像作品、例えばドラマ『半沢直樹』を思い出せばいい。
半沢が土下座したとき最も印象的なのは、土下座をして、床の上で相手を見上げて睨み返す表情では?
そう、頭を下げることよりも、頭をあげたときが大事なのだ。
でも、前回の同シーンを見直せば分かるが、お辞儀をしたのぶが頭をあげる動作の映像はなく、そのままこちらに背を向けて走り去ってしまうのだ。
こういう演出、こういう演技指導をするから、のぶの本当の感謝が伝わらないのだ。
もちろん、「伝わった」の人もいると思うが、「十分に伝わったか?」と考えることに意味があると思うのが当ブログであり、私の立場だ。
ただ、あえて言っておくが。
今回のアバンののぶが「ありがとう」と言った後に頭をあげて、その表情が満面の笑みだったら、どれほどのぶの喜びが画面からあふれ出ただろうか… って。
“ドラマ” なのだから 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》 とは、視聴者に余韻を与えるとは、そういうことをやることなのだ。
まあ、いいや。
草吉にあんぱんを頼んだのはのぶなのだから…
メインタイトル映像明けも、今回も「引きの画角」ばかりで、のぶの表情が確認しにくい上に、人物配置が横並びでカメラもほぼ動かず、切り替わらないから、舞台中継風でドラマらしさが少ない。
※「引きの画角」とは、カメラが被写体から離れて全体が写るように撮影した範囲のこと。
その後も、顔のアップがあるのは草吉ばかりで、のぶの単独アップはなく、B.S.(バストショット=胸から上の画角)ばかり。
それも、ちょっと気が弱くて自信のない柳井嵩(木村優来)とのツーショットか、姉妹たちとの群集ショットの中にいるだけ。
あんぱんの製造工程も、焼き上がりも、ご近所さん集合も、まるで群像劇。
ご近所さんが集まって1個10銭に対して「たっか~!」「高いわ~」の際に、のぶが草吉を突く仕草も、ず~~~っと背中だけ。
これだって、パン焼き窯の奥からのショットで、焼き上がりを見て驚くのぶの表情があったり。
ご近所さんの声に共鳴して、草吉に「高いよ~ぉ」と言っているような表情のインサートカットでもあればいいのに、挿入したのは、のぶの母・朝田羽多子(江口のりこ)、そして嵩。
草吉にあんぱんを頼んだのはのぶなのだから、何よりも、のぶの心情描写を優先することが演出のやるべきことだと思うが。
もちろん、全体の雰囲気づくりは大切だが、視聴者が見たい、視聴者に見せるべき優先順位があると思う。
まあ、いいや。
演技指導も映像も、脚本に対して今週の演出では物足りない
個人的な好みとしては、演出的にもっと “主人公・のぶ” を強調してほしいが、かなわない要望はいまは不問として。
個人的な好みとしては、脚本的にもっと “あんぱんの魔力” を強調してほしかった。
パンを食べる習慣がない御免与町だからこその “あんぱんの魔力” で、町や人々に何かが起こりそうな予感みたいなものを、“ドラマ” なのだから 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》 だったと思う。
もちろん、朝田家やご近所さんだけでなく。
嵩と弟・千尋(平山正剛)の兄弟のあんぱんの思い出も組み込んでいるから、“あんぱんの魔力” を盛り込んでいないわけではない。
むしろ、この朝田家の騒動の中に、うまく “もうひとりの主人公・嵩” も描いていると、脚本は評価したいくらいだ。
13分過ぎからの「パン工房・朝田家」「朝田パン」みたいな部分なんて、楽しいし、朝ドラらしくて良いと思う。
14分過ぎからの、嵩のスケッチなんて、今作の大きな主軸となるであろう、次のことをきっちりと提示し、帰着したとも思う。
嵩の心の支えは “絵を描く” と 家族の思い出”、そして “家族の思い出を描くこと” である。
要するに、脚本は、しっかりと「のぶと嵩がダブル主人公の物語」であることに腰を据えて。
あんぱんが秘めている “影響力” みたいなものを引き出そうとしているのも伝わっている。
でも、演出が、演技指導が、映像が、今週の橋爪紳一朗氏では物足りないのだ。
その物足りなさこそが、《他人様が寄せる期待値は意外と大事》 と 《称賛の数が少ないという事実が本質だったりする》 の答えとしたい。
でも、今回だって、3カット、4カットくらいで、がらりと印象は変わったと思う。
あとがき
ちょっぴり、展開がトントン拍子に感じますが、すっ飛ばしている印象はないですし。
きっと、いろいろと「来週から」になるので、しょうがないのかな。
今回で、のぶが “あんぱんのパワー” で元気になったので、残り2回で嵩が元気になるのでしょうね。
子役による子ども時代、もっと続いてもいいのになぁ。
『おむすび』の主人公のモデルのひとりが出演!
『あんぱん』とは関係ありませんが、わざわざ新投稿するまでもないことですが、朝ドラファンなら興味があると思うのでご紹介しますね。
昨夜(2025年4月8日)放送のTBSのバラエティー番組『マツコの知らない世界』の特集『学校給食の世界』に、給食に人生を捧げる管理栄養士・松丸奨さんが登場しました。
「松丸奨」と読んでピンときました?
そう、あの『おむすび』の主人公・米田結のモデルの一人で、放送前には「私がモデルです」と話題になった(した)方です。
番組を見れば分かりますが、松丸さんの情熱をそのまま「米田結」に憑依させて、「周囲の人たちを巻き込んで、学校や施設の給食を変えていくだけでいいじゃん!」と、ほぼ確実に思うと思いますよ。
それだけ、『おむすび』の脚本家や演出家や制作統括が、素材をいかすことなく、ネタに突っ走ったということです。
マツコの知らない世界 前編!「学校給食の世界」|TVer
TBS 4月8日(火)放送分 ※配信終了まで1週間以上
みっきーの植物図鑑(第250回)
『らんまん』から始まり、『ブギウギ』『虎に翼』『おむすび』と続けて、ついに『あんぱん』で第250回になりました。
実は、2025年になって近所で土筆(ツクシ)を見かける機会が減りました。
昨年まで見られた数か所も、宅地開発が進んで整地されてなくなりましたね。
きのう妻と散歩していたら、市役所の駐車場の端っこで土筆を見つけてうれしくなりました。
きょうは、梨を花を探しに行こうと思います。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
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フジテレビ系・火曜9時枠の連続ドラマ『人事の人見』
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第1話/初回15分拡大『現代人の悩みを全て解決!松田元太主演ドラマ!』の感想。
『日の出鉛筆』は現場重視の体育会系企業。人事部の真野直己(前田敦子)は労働環境の改善に奮闘するも、部長・平田美和(鈴木保奈美)は気を揉む。社長・小笠原治(小野武彦)の指示でカラオケ大会の準備が進む中、人事部は混乱気味。期待の人事スペシャリストと思われた来訪者は、瀬沼優(田中洸希)の退職届を届けに来た退職代行業者だった。動揺する一同の前に、人見廉(松田元太)が現れる。社会経験ゼロ、常識も皆無ながら、ひたすら素直な新人であった。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:冨坂友(過去作/あなた犯人じゃありません,劇的に沈黙,生ドラ!東京は24時)
演出:河野圭太(過去作/マルモのおきて,危険なビーナス,ばらかもん) 第1話
山内大典(過去作/海月姫,知ってるワイフ,この素晴らしき世界)
小林義則(過去作/忍者に結婚は難しい,笑うマトリョーシカ)
音楽:カワイヒデヒロ
主題歌:宮本浩次「Today -胸いっぱいの愛を-」
編成企画:草ヶ谷大輔
プロデュース:橋本芙美、高橋眞智子
※敬称略
よく言えば王道、悪く言えば代わり映えしない骨格のドラマ
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私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
下記の、今期の連ドラの期待度を示す投稿で「特に興味はありません…」との理由で期待度を【★】にした今作が始まった。
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!
感想は内容次第で投稿しないつもりだったが、せっかく投稿フォーマットを作ったので、もったいないから書いてみる。
放送前に相当量の番宣を打っていたが。
《旧態依然の組織に、周囲の空気を読まない破天荒のヒーローが現れて、組織と人を変えていく》
こういうの、テレビドラマとしてはよく言えばオーソドックス、悪く言えば代わり映えしない骨格の作品だ。
それじゃあってことで、この類のドラマの王道の舞台は「商品開発室」か「職員室」だが、今作は「人事部」にして。
さらに、必死に “今どき要素” を盛り込んで。
まあ、テレビドラマなんて、もう “全てが新鮮” なんて、ほぼ作れないのだから、あとは作り手の気合とアイデアでどこまで既視感を払しょくできるか? しかないわけだ。
脇役俳優への過剰依存で主人公そのものも活躍も完全に埋没
その意味で、「退職代行サービス」を主軸にして、「フードデリバリー」を盛り込んで、「ラップ」でなんて、斬新でも新鮮でもないが、“今どき要素” として、許容はできる。
全体の雰囲気も、かなり “俳優依存” しているのは気になるが、主人公の活躍パートも、最近のフジテレビのドラマは、ほとんどがこれだから驚きも否定もない。
ただ、百歩どころか、一歩も譲れない、譲りたくないのは。
そのあり得ないくらいの “俳優依存” の末に、主人公の活躍パートも、主人公そのものも完全に埋没したことだ。
そりゃあ、「いつも演じる役は似たような役ばかり」の出演者をこれだけ揃えたら。
今作が、地上波ドラマ単独初主演、G帯ドラマ初主演、フジテレビ系連ドラ初主演と“初”づくしの存在感が薄まるのは当然のことだ。
もちろん、これが、この類の過去の名作たち、例えば『ハケンの品格』『わたし、定時で帰ります。』『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』のような群像劇であり会話劇なら分かるのだが。
今作のタイトルは『人事の人見』と個人名を挙げているのだから、何よりも誰よりも主人公を強調しないと本末転倒なのだ。
松田元太さんを前面に押し出し、主人公で見せ魅せるだけで
また、脚本も演出も、とにかく “間延び” をしすぎだ。
会話のやり取りはテンポが良くないし。
カメラも引きの画角の長めの尺のワンカット処理が多いから、舞台中継のような退屈さ。
※「引きの画角」とは、カメラが被写体から離れて全体が写るように撮影した範囲のこと。
さらに、15分も拡大放送する上に、気分転換になり得たであろうコマーシャルも…。
これ、単純に、同局のドラマ『ビリオン×スクール』(フジ/2024)での「紺野直斗」役の見た目と心が違うキャラクターの延長線上に「人見廉」を位置付けて。
とにかく、ひたすらに、(テレビ越しにか知りませんが)松田元太さんの人柄や雰囲気を前面に押し出して、主人公で見せて(show)魅せる(fascinate)をやるだけでよかったと思う。
まあ、この状況のフジテレビのドラマに出演してくれる俳優さんたちへの忖度で、サブキャラの見せ場を作るっているのかもしれないが。
あとがき
次のようなドラマの見方は正しくないし、私も好んでしたいわけではないですが。
この状況、この時期のフジテレビが、「労働環境をホワイトにせねば」と頑張る人事部を描くドラマを作って放送することに、最大の違和感を覚えてしまうんですよね。
もちろん、企画がスタートした時点ではドラマ班は “あの騒動” の蚊帳の外だったかもしれませんけど。
「現実の事件とテレビドラマは違う」のは理解していますが、こっちは現実の事件もテレビドラマも、どっちもテレビ越しに見ている現象としては同じなので…
一応書いておきますけど。
私、『お兄ちゃん、ガチャ』(日テレ/2015)の「Gランクのネガ」のときから松田元太さんに注目してきたので、その意味ではひそかに今作に期待していたんですよね。
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
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第7回/第2週『フシアワセさん今日は』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
釜次(吉田鋼太郎)が腕を怪我して、石屋の仕事は思うように回らない。さらに、羽多子(江口のりこ)の内職の仕事もなくなり、米びつをのぞく羽多子とくら(浅田美代子)は不安顔。のぶ(永瀬ゆずな)はそんな朝田家をなんとかしたいと、ある考えのもと草吉(阿部サダヲ)を家に連れていく。しかし、釜次は猛反対し、草吉も願い下げとばかりに去ってしまう。あきらめきれないのぶは、もう一度草吉を説得すべく勢いよく走り出す。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康)
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,)エール
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウキ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
今作の感想も、ただひたすらにできるだけ平常心で…
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―――ここまで、ごあいさつ―――
前回の感想の「あとがき(その2)」で触れた通りの理由で投稿が遅くなりました。
そのおかげで、投降後にいくつかのネット記事を読ませていただきまして。
まあ、予想通りに前作の反動を受けてか、第1週に続いて絶賛の嵐と言っても過言でない状況でしたね。
や、は、り、多くの人は、プロの評論家やネット記事ライターでも、前回での私の “気づき” に気づく人、気になる人は少ないようです。
も、ち、ろ、ん、このことは大歓迎ですよ。
だ、っ、て、他の人が気づかないことについて言及することで、他の人にはできない “ドラマの楽しみ方” を模索し、共有し、伝搬したいというのが当ブログの存在意義だからです。
一部の読者様からは「意見が辛口すぎる」とのご意見もいただきます。
でも、私は、前作も、それ以外も、全て同じ視点、同じ評価基準で見ているだけです。
長丁場になる朝ドラの感想の導入部だからこそ、ニュートラルに見ているだけです。
如何にもな贔屓もしないし、これ見よがしの罵倒もせず、ただひたすらにできるだけ平常心で。
そのあたりもご理解いただけますと幸いです。
セカンド監督の橋爪氏がチーフの柳川氏に寄せるべきでは?
アバンタイトル、前回の感想でも書いたが、あくまでも「脚本と構成は、物語を前進させる」を忠実にやっている。
一方の「演出は、登場人物の顔を見せずに、引きの画角で状況説明」だ。
※「引きの画角」とは、カメラが被写体から離れて全体が写るように撮影した範囲のこと。
今回で最初に表情がしっかりと見えたのは、40秒過ぎの「朝田石材店」三代目、主人公の祖父・朝田釜次(吉田鋼太郎)だ。
確かに、前回から “話題の中心” が釜次であることは疑う余地はないが、あくまでのサブキャラクターなのでは?
まだ始まったばかりの今作だからこそ、そして今週で出番がなくなるかもしれない子役だからこそ。
持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれる朝田のぶ(永瀬ゆずな)と、ちょっと気が弱くて自信のない柳井嵩(木村優来)の顔や雰囲気を提示して印象づけるべきだと思うが。
だって、第1週目は、明らかに「のぶと嵩の夫婦がダブル主人公の物語」に、脚本だけでなく、演出だって大きく寄与していたのだから、「なぜ第2週から変わっちゃうの!?」と感じるほうが自然だと思うし。
このような演出だから、どうしても、先週のチーフ監督・柳川強氏の演出と、第2週から担当の橋爪紳一朗氏の “演出の違い” が気になるのだ。
そう、私は、セカンド監督の橋爪氏がチーフの柳川氏に寄せるべきだと思う。
でも、それ以前に問題なのは、第2週で、二人目の演出家で作風が変わってしまった現状だ。
もちろん、演出に注目できるだけでも、前作よりはずっとマシではあるが。
朝ドラのヒロインは他の作品とは違った役割や意味がある!
演出に注目しすぎると、もっともっと辛口に、かつ詳細に書く必要があって、面倒なのでやめておく。
だって、指摘したところで、もう今週で変わることはほぼ無いからである。
というわけで、演出は無視して、脚本協力・山岡真介氏が加わったベテラン脚本家・中園ミホ氏の脚本に注目しよう。
先週末の予告編を見た人(私も見ました)はなんてことないだろうが、意図的に見なかった人は意外と驚いたのでは?
それは、「今週は、先週よりも嵩くんが強調されてないな」ということに。
確かに、第1週は、公式サイトの「この番組について(下記)」にあるように、「夫婦」「二人」が強調されているように、脚本も演出も「のぶと嵩の夫婦がダブル主人公の物語」だったのだ。
アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語です。
※あえて「強調」しております。
ただ、物語としては「のぶと嵩の夫婦がダブル主人公の物語」であったとしても、私は長きにわたる朝ドラの歴史もあるから、“朝ドラのヒロイン” は他のドラマ、映画、小説、アニメとは違った役割や意味があると思っている。
※「ヒロイン」とは、物語において、重要な役割を果たす女性登場人物のことで。特に、物語の中心となる女性の主人公のこと。あるいは、男性の主人公と深い関わりを持つ女性キャラクターのこと。
であるから、いくら「のぶと嵩がダブルで主人公」だとしても、朝ドラのまだ第2週だから、まずはヒロインである “のぶ” を強調しようとするのは、むしろ当然だと思うのだ。
のぶをしっかり描いて主人公であることを印象付けないと、やはり朝ドラとして(古臭い言い回しになりますが) “ヒロインの伴侶” に興味もわきづらいし、共感もしにくいと思う。
その意味で、前回から。
基本は「のぶと嵩の夫婦がダブル主人公の物語」だけど、第2週は‘主人公・のぶ’を “ドラマ” なのだから 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》 をキッチリとやり切っていると評価したいし。
事実、この15分間で‘主人公・のぶ’の特徴や特性などを明確に描写し表現することを成し遂げているのも間違いない。
演出が"走るのぶ=問題を解決しようとするのぶ"を盛り込んだ
メインタイトル映像明けは、朝ドラの定番でお約束の「朝ドラヒロインが盗み聞きとのぞき見スキルを発揮する」だ。
もちろんこれも、‘主人公・のぶ’がヒロインであることと同時に、主人公らしく見せる小技だ。
次に注目する部分は、小技の真逆というか、むしろ “今作らしさ” を印象付ける大事な要素のこと。
それは、台所でのぶの母・朝田羽多子(江口のりこ)と祖母・朝田くら(浅田美代子)が話す朝田家の経済状況と子供たちへの配慮を知り、お弁当を「いらん」と拒絶して、「行ってきます!」と家を出ていく場面だ。
この直後、場面は朝田家から出てきたのぶが嵩と一緒に登校する場面になるが。
注目するのは、家を出たのぶが “走って” 嵩に追いつく点だ。
今作が、「走るのぶ」を「元気なのぶ」の象徴して、第1週目から幾度も挿入してきたのはご存じの通りだ。
第1回で印象的だった、父・結太郎(加瀬亮)を迎えに御免与駅まで走ったのぶは、まさにそれだ。
その一方で、「走るのぶ」は「問題を解決しようとするのぶ」も象徴してきたことにお気づきだろうか。
●第2回では、風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)の素性を知りたくて、川辺に走った。
●第3回では、孤独な嵩を心配して、シーソーの場所へ小走りに。
●第4回では、登校時に「嵩は うちが守るって約束したがや」と言って、嵩と学校まで徒競走。
●第5回では、父の急死を知って、御免与駅まで父の面影を求めて走った。
だから、この流れに追従する意味で、第6回でも、倒れる墓石から祖父の釜次を守る瞬間も「走るのぶ」を演出は挿入するべきだったと思うが(おっと、演出について書いちゃった。でも、そう思いません?)
で、1回空いて、今回でようやく「走るのぶ=問題を解決しようとするのぶ」を演出が盛り込んだわけだ。
実は、このような “お約束” 的な決め事やパターンは、連ドラではあとあと「全部つながっている」と感じる要素として効果的になる。
前作は全くできていなかったが、「米田家の呪い」「ギャルの掟」「一緒に、おいしいもん食べたら、悲しいこと忘れられる」「食べり」がその役割だった。
今作はすでに、「一緒に、おいしいもん食べたら、悲しいこと忘れられる」は成功しており、「あんぱん」の強調もうまくいっている。
これだけを見ても、初動から良くできた “連ドラ” だと思う。
嵩の盛り込み方、のぶへの嵩の絡め方も悪くない!
さて、今週は、全体の印象は前述したように、‘主人公・のぶ’を “ドラマ” なのだから 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》 をキッチリとやっている。
しかし、意外にと言ったら失礼かもしれないが、嵩の盛り込み方、のぶへの嵩の絡め方も悪くない。
弁当を食べる場所に行くまでを削除して、いきなり、嵩の弁当を頬張るのぶにして。
のぶ「本当に食べんでえいがかえ?」
嵩「うん。普通は 食べる前に聞くもんだよ」
のぶ「ん~… 全部食べてえいがか
聞きゆうやけんど」
嵩「いいよ」
のぶ「あとは嵩が食べ」
嵩「いいの?
遠慮するなんて
のぶちゃんらしくないよ」
のぶ「たくあんだけ もろうてえい?」
嵩「うん いいよ」
のぶ「フフッ」
上記のやり取りを、ずっとカメラは二人のほぼ真正面において切り取って。
最後の部分だけ、カメラを二人の真横に配置して奥行き感のある構図で “二人きりの時間と空間” を強調したのも悪くない。
ちょっとしたブラックジョークのうまさ
8分過ぎ、授業中にひらめいたのぶか~ら~の、「走るのぶ=問題を解決しようとするのぶ」で草吉の登場だ。
当然、予告編を見ようが見なかなろうが、草吉がやることは多くの視聴者の想像通りだ(ろう)。
でも、だからこそ、次の夫・釜次に言ったのぶの祖母・朝田くら(浅田美代子)のセリフが「死や余命 、病気や障がい、現実に遭った災害を必要以上に盛り込むべきでない」に抵触しないのだ。
釜次「わしの目の黒いうちは
ここでパン屋らあて 絶対許さん」
くら「目が白うなるのを待とうか」
この辺の、ちょっとしたブラックジョークのうまさなんて、朝ドラでは『ブギウギ』以来かも?
そして、12分過ぎでも「走るのぶ=問題を解決しようとするのぶ」。
朝ドラらしい雰囲気にあふれた15分は大いに満足!
さらに、好みは分かれるかもしれないが、私が評価したいの演出が次のセリフの時の映像処理だ。
のぶ「ヤムおっちゃんのあんぱんは
悲しい人を延期にして
笑顔にする力があるき」
第5回で、結太郎の急死で悲しみのどん底にいた朝田家が、草吉のあんぱんを食べるシーンを回想シーンとして再利用した部分だ。
ドリーミールックと呼ばれる黒色をやや薄めて全体の色の強弱を弱めて、そうポラロイド写真のような映像処理で見せた。
前回で書いたように「あんぱんの魔力」をさらに強調する演出になったのだ。
で、草吉が改札の中に入ったから、「機関車と一緒に走るのぶ」かと思いきや、「駅舎に座ったままののぶ」で草吉再登場。
まさに、「困ったときに頼れるジャムおじさん」であり、「困っているみんなを助けるジャムおじさん」になっている。
これ、よく見ると(よく見なくても)『アンパンマン』の要素がなくても、“困っている人を助ける” は実に “朝ドラ” らしい展開だ。
やや、嵩の存在感が薄いのは気になるが。
それでも、「走るのぶ=問題を解決しようとするのぶ」を活用して朝ドラらしい雰囲気にあふれた15分は大いに満足だ。
あとがき
まだ、気になる演出はありますが、徐々に軌道修正しそうな感じが見て取れたので一安心です。
逆に、脚本協力が加わった第2週から嵩の出番がちょっと少ないほうが気になるかな?
それでも、分かりやすいですし、共感しやすいのは良いと思います。
おまけ
皆様の地元も、桜が満開を迎えていると思います。
下の写真は、4月6日(日)の千葉県佐倉市で撮影しました。
実はこれ、佐倉市内に4つだけある「桜色のレトロな丸形ポスト」です。
以前から「桜色のレトロな丸形ポスト」はありましたが、こちらは、地元の佐倉東高等学校美術部の高校生自ら花びらなのどの絵を描いた特別仕様です。
左側が2025年の新作で、国立歴史民俗博物館バス停付近(千葉県佐倉市城内町117)に設置されています。
右が、2022年の初代です(千葉県佐倉市宮小路町 麻賀多神社付近)、
【千葉県佐倉市】佐倉市内4箇所目の桜色の丸型ポストが完成!!「桜に染まるまち、佐倉2025」が始まります!(3/15~4/6)|PR TIMES
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram
第6回/第2週『フシアワセさん今日は』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
草吉(阿部サダヲ)のあんぱんを食べて、生きる力をもらった朝田家。羽多子(江口のりこ)は内職の仕事を始め、釜次(吉田鋼太郎)たちは石屋の仕事に精を出す。こうして結太郎の死をなんとか乗り越えようとしていた。一方、登美子(松嶋菜々子)が帰らず不安がる嵩(木村優来)に、寛(竹野内豊)はある少年雑誌を見せる。目を輝かせた嵩は、漫画の世界に没頭する。そんなある日、メイコ(永谷咲笑)が釜次の作業場に入り込み…!
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康)
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,)エール
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウキ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
今週からスタッフロールに「脚本協力:山岡真介」が増えた
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
今週のスタッフロールに「脚本協力:山岡真介」の名前があった。
第1週の月曜日の録画を確認したところ‘無かった’ので、第2週分からの起用だ。
もちろん、第3週以降も継続するのか、どこかのタイミングで共同執筆になるのか分からないが。
ちなみに、山岡真介氏は過去に、『シェアハウスの恋人(日テレ/2013)、『ドS刑事』(日テレ/2015)、『ハケンの品格 [2]』(日テレ/2020)等で著名脚本家と共同脚本を務め。
今作の脚本担当である中園ミホ氏とは、最近、テレビ朝日開局65周年記念 ドラマプレミアム『万博の太陽』(テレ朝/2024)と『ザ・トラベルナース[2]』(テレ朝/2024)で共同脚本を担当している。
基本的に、「脚本協力」か「第○話だけ担当」なので、作風について私が語れるほどの情報はないが。
某朝ドラ『おにぎり(わざと間違えています)』のように、脚本家が一人で手一杯となった弊害で、主人公が “朝ドラのヒロイン史上で最恐のモンスター化” するようなことがあっても(無いことを祈りますが)前にフォローできるスタッフがいるのは心強いだろうし。
何より、こちらも「またぁ~~~」と書かずに済むので安心である(笑)
今週の演出・橋爪紳一朗氏は『カムカムエヴリバディ』で…
『ディレクターの目線blog』として放置できないのは、演出担当も第2週目で、チーフ監督・柳川強氏から橋爪紳一朗氏に交代したことだ。
当ブログで「演出・橋爪紳一朗」に最初に注目したのが、2022年5月11日放送の朝ドラ『エール』、第7週『夢の新婚生活』の 『第31回』だ。
『エール』と聞いて‘あの騒動’を思い出したら、なかなかの朝ドラ通だ。
朝ドラ『エール』は制作発表当時、『コード・ブルーシリーズ』や『ハゲタカ』などを手掛けた林宏司氏が脚本を手掛けると報道されていたが。
収録開始前に「制作上の都合」の理由で、林宏司氏が書いたのは「第3週目まで」。
その後は急きょ清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏、チーフ監督の吉田照幸氏ら三名の共同脚本になり。
さらに、上記の第31回では、放送開始直後にはスタッフ一覧に記載がなかった橋爪紳一朗氏が突然に演出担当になったのだ。
要するに、『エール』はコロナ禍のど真ん中で試行錯誤を繰り返しながら放送を続ける以前に、脚本家辞退というトラブルを乗り越えた作品だったのだ。
で、橋爪紳一朗氏は『花子とアン』『エール』『カムカムエヴリバディ』を担当している。
作風の特徴であり、評価したいのは、短いカットを積み重ねているのに “忙しなさ” を感じないところと。
長めのワンカットの中でカメラを移動させて被写体を捉えるカメラワークで、世界観をじっくり見せる編集だ。
また、『カムカムエヴリバディ』では「花ナメ(「ナメ」とは、カメラ手前に被写体の一部を入れる構図のこと)」の構図や、俯瞰ショットで安子の交通事故を切り取った映像が評判になった。
その一方で、『カムカムエヴリバディ』では「和菓子店・たちばな」と「回転焼き屋・大月」という “食べ物を扱う職業” を描く際に、食品と職人に対するリスペクトに欠ける演出が幾度もあった。
私が、橋爪氏が『カムカム』以降で朝ドラの演出から外れたのは、それが理由だと考えている。
だから、「パン屋」を描く今作の第2週で演出担当に起用されたのが意外に思ったのだ。
ちなみに、橋爪氏は、最近では夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』(NHK/2023)でチーフ監督を務めている。
アバン前半の「第1週の振り返り」は、秀逸な編集
いよいよ、感想だ。
まず、アバンタイトル前半の「第1週の振り返り」部分について。
土曜日に放送された「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想でも書いたが。
第1週の「月~金曜日」も「ダイジェスト版」も、《第1週は、御免与駅で始まり、御免与駅で終わる》 を強調する構成や編集になっていた。
そして、今回の「第1週の振り返り」部分も、導入部は御免与駅でなく機関車だったとはいえ、雰囲気は鉄道であり、御免与駅での、持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれる朝田のぶ(永瀬ゆずな)と、商事会社に勤めるのぶの父・朝田結太郎(加瀬亮)との 《娘と父の別れの物語》 と 《娘と父の思い出の物語》 でもあり。
《御免与駅は「生きちゅう」を身にしみて感じる場所》 として定義付けをやり始めてたことを、ここで改めて強調したカタチだ。
※「生きちゅう」は、現在進行形である‘生きている’の意味の土佐弁。
「朝田家の墓参り」で、登場人物の顔がほとんど見えない!
で、続いたアバンタイトル後半の「朝田家の墓参り」部分について。
もう、カット割りも編集も、第1週の柳川強氏とは(私の視点では)かなり違う印象に映った。
先週の柳川氏の演出は、《とにかく、登場人物の表情を見せて、人間を描く》 だったのだ。
例えば、金曜日の終盤、朝田家の面々がそれぞれ「あんぱん」を食べるシーンでは。
エピソード的には「あんぱんの魔力」的な部分が際立つシーンだったが。
映像では、「あんぱんで幸福感を取り戻す朝田家」になっていたのだ。
でも、今回の「墓石の完成」も「墓参り」も、「朝田結太郎の墓」が際立つ映像になっていたのだ。
墓参りも、ワンカットで地面の上のロウソク立てと花立て、墓石に刻まれた文字、結太郎が愛用したハットまでワンカットでサクッと済ませ。
その間、のぶや家族の顔のカットのアップは1つもなし。
2カット目は引きの画角になって、表情の細かい部分が見えない。
ようやく、のぶの顔が見えると期待したが、合掌したまま、メインタイトル映像へつながってしまった。
だ、か、ら、先週、私は書いたのだ。
「アバンタイトルの余韻がほしい」と。
これで、私の言いたいことが分かっていただけたら嬉しいのだが。
「登場人物の顔を見せる」ことは「ドラマ」の「基本のき」
メインタイトル映像明けも、超といいたいくらいにロングショットで、のぶと、ちょっと気が弱くて自信のない柳井嵩(木村優来)が登場。
でも、開始3分でも「ダブル主人公の物語」のはずなのに、顔が見えない、顔を見せてくれない。
※4分過ぎに、のぶと嵩より先に、風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)の顔が見えました(汗)
断っておくが、「顔のどアップを入れるべき!」なんて暴論も、強制も、するつもりはない。
でも、まだ第2週なのだから「お披露目期間」でいいと思うのだ。
それに、もしかすると、今週で永瀬ゆずなさんと木村優来さんが、見納めになる可能性だってある。
やはり、「視聴者に顔を見せる」ことは、「ドラマ=人間の本質を描く」の「基本のき」だと考える。
私たちだって、「目は口ほどに物を言う」「目は心の鏡」「成るか成らぬか目元で知れ」「以心伝心」などと言うように、目や表情だけで伝わることも多いし、そのために俳優さんたちの演技やお芝居があると思うのだ。
もちろん、視覚障がいの方々には当てはまらないから「顔が見えよと見えまいと、どうでも良いのでは?」の意見も否定はしない。
そして、5分直前に、やっと朝田家の人たちの顔が見えたと思ったら、今度はいわゆる “被写体の団子状態” だ。
※「団子状態にある」とは、例えばマラソンなどの先頭集団がひとかたまりで走っているような、一人ひとりの顔を認識するのが難しい状況を指す。
にぎやかで楽しい雰囲気は伝わるが、まず「アバンの直後が、これでいいの?」だし。
「第1週に対して、第2週はこれなの?」と思ってしまった。
丁寧な日常描写で登場人物の生き方を前進させるのは良い
ただ、早合点していただきたくないのは。
気になるのは今週の演出であって、脚本、展開、物語ではないということ。
先週は「第1週目」ということで、人物紹介と状況説明が多分にあった。
しかし、第2週は「お披露目期間」いいと思うのに、人物紹介と状況説明をほぼ無しだった。
そして、メインタイトル映像を含めて9分過ぎまで、徹底的に以下の語りの内容を描き切った。
語り「こうして 朝田家の人々は
悲しみを乗り越えようとしていました」
「悲しみに打ちひしがれて」でもなく、「悲しみを乗り越えた」でもなく、「悲しみを乗り越えようとしていました」と、意志形 + としている(過去形) の複合表現になっている。
これ「悲しみを乗り越えていました」だと、「おそらくあとで乗り越えが完了します」の意味になる。
しかし、「悲しみを乗り越えようとしていました」だと、次の事柄が強調されるのだ。
●未完了や途中の状態に焦点を強調
実際には「しなかった」または「できなかった」場合が多い感じに
●動作や行為をしようとする「意図・意思」があったことを強調
単に「するつもりだった」ではなく、実際に「そうしようとして動き出していた」感じに
●成果よりも「取り組もうとする動き」を強調
その時点での努力や試みをやっている最終である感じに
ホント、物語も、登場人物、確実に前進させようとしているのが伝わる。
前作のように、何でもすっ飛ばして強引に先に進めるのはどうかと思うが。
こうやって、丁寧に日常を描いて登場人物たちの生き方を前に進めるのは良いことだと思う。
「のぶの物語」の部分は、先週と演出も雰囲気も違いすぎる
それでも、10分過ぎは、橋爪氏がお得意の「草花ナメ」の構図で、のぶと嵩と嵩の弟・柳井千尋(平山正剛)の引き気味の構図の3ショット。
結局、「引きの画」は、画面内に情報がたくさん入るから、結果的に状況説明になってしまうのだ。
脚本は、ほぼ紹介も説明もしていないのに、映像だけが紹介と説明をやっている、いわばチグハグな状況になっているわけだ。
さすがに、「のぶの物語」の部分は、先週と演出も雰囲気も違いすぎると思う。
終盤の「嵩の物語」では、橋爪氏の作風が効果的に!
しかし、11分過ぎに、嵩の伯父で柳井診療所の院長をつとめる町医者・柳井寛(竹野内豊)が登場してからの「嵩の物語」では、橋爪氏の作風が効果的になった。
例えば、寛が路上で嵩に声をかける場面。
話しかける寛を、最初は立ったままカメラは下から煽って大きく見せ、途中から寛を嵩よりも低い目線までしゃがみこませて人懐っこい感じを、二人の表情を見せながら提示した。
寛の部屋のシーンも、最初は引きの画で部屋全体を広く見せて、ポンと見開きの漫画本に寄って、嵩の胸の高鳴る感じを大胆かつテンポよく描いた。
少し日が傾いた子供部屋では、部屋全体がほんのりと夕陽に染まり、その中の嵩の瞳が輝いていた。
まだ、橋爪氏の演出も1日目だから、何とも評価しがたい。
でも、少なくとも「嵩の物語」は(私には)問題なく見えたので、「のぶの物語」の演出も期待したい。
あとがき(その1)
きょうは何も起こらないのかなと思いきや、最後にありました。
これをきっかけに、「のぶの物語」が動き出すってわけですね。
で、この感じですと、「のぶが嵩にとっての正義の味方」と「嵩も、のぶにとっての正義の味方」はお休みでしょうから。
今作、3人目の “正義の味方=アンパンマン” として、草吉が『アンパンマンのマーチ』の歌詞に登場する「生きる よろこび」を分け与えに来るんでしょうね。
どんな感じで、「パン」や「あんぱん」を活用するのか楽しみです。
あとがき(その2)
最後に。
きょうは、妻の病院に付き添いつつ、足のリハビリを兼ねて近所の桜を見に行き、歩いたため投稿が遅くなりました。
実は、再来週に手術をする予定でしたが、予想よりも痛みが軽減してきたとのことで、手術は見送りになりました。
そして、あと2週間は仕事は休んで、その間に少しずつ歩いて仕事への復帰の基盤をつくって、再来週にまた決断ということになりました。
ですから、私がリハビリの先輩として妻に付き添って近所を歩くことで、無理せず社会復帰のタイミングを探ろうと思うわけです。
一部の読者様が気にしてくださっていると思いますので、ご報告させていただきました。
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警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~そ)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
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ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
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リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
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レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
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