NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第51回/第11週『ガンバレ、オジョウサマ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
新年を迎えた松江。トキ(髙石あかり)はヘブン(トミー・バストウ)に新年の挨拶を教えていた。そこに錦織(吉沢亮)がやってきて、新年の抱負を教え合うことに。ヘブンは日本滞在記を書き上げる、そのためのラストピースを見つけたいと語る。その後、トキたちは花田旅館で松野家、平太(生瀬勝久)たちと新年会に。挨拶をふられたヘブンは、「ツギ、フユ、ワタシ、マツエ、イナイ」と宣言。お祝いの空気が一変する。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10週
小島東洋(過去作/この花咲くや,ブギウギ) 第11週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:西地修哉(ヘブン担当)、木村はるか(リヨ担当)
副音声日本語吹替:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航,川野秀昭|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸、酒井俊史|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子、山崎浩彦|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉,松嶋彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章,ネイサン・ベリー|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人,川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和、宮崎昭徳
※敬称略
ヘブンが“畳の縁の上”で“座布団に座ったまま挨拶”?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
今週の演出担当は、今作の助監督であり、今週が今作初担当の小島東洋氏だ。
過去の担当作品には、鹿児島発地域ドラマ『この花咲くや』(NHK BS/2022)と、朝ドラ『ブギウギ』(NHK/2023年後期)の第22週『あ~しんど♪』がある。
したがって、今週の演出の揚げ足を取るつもりはないし、むしろ静かに見守るつもりではあるが、アバンタイトルの冒頭から気になった描写があった。
それは、下記の2枚のキャプチャー画像を見れば分かることだ。
©NHK
©NHK
トキ(高石あかり※高=はしごだか)がヘブン(トミー・バストウ)に新年の挨拶を教え、直後に錦織(吉沢亮)がやってくる場面だ。
そう、ヘブンが《畳の縁(へり)に乗っている》《座布団に座ったまま挨拶をしている》のだ。
もちろん、重箱の隅を楊枝でほじくるつもりもない。
しかし、野暮ったいとは思うが、畳の作法として「畳の縁(へり)に乗らない」「かしこまった挨拶自体は座布団から一度降りて行う」は、かなり基本的な所作であるため、気になるのは自然であり当然のことでは?
演出は「武家育ちのトキの作法」を踏襲すべきだった!
なぜ引っ掛かるのか?
《トキはちゃんとできている》からだ。
挨拶の練習の際は、トキもヘブンも座太に座っていないし、トキは畳の縁にも乗っていないのだ。
なのに、なぜ、錦織への挨拶時だけ《ヘブンは不作法なのか?》というわけだ。
やはりここは、しっかりと《女中のトキは‘ブシムスメ’で、雨清水家で作法を習っていた》を、連ドラとして演出家は踏襲するべきだったと思う。
当然、いくら新年で空気を入れ替えたいとしても、家の主が「ジゴク」というほど寒さを嫌っているのだから、女中がここまで襖や障子を開けっ放しにしているのも違和感しかないのだが。
©NHK
「三段の上に小餅を三つ」という形式の鏡餅に注目!
逆に興味深く見たのが、下図の「鏡餅」だ。
©NHK
「三段重ね」で「最上部に小餅が三つ」の形式だ。
ネット検索してみたが、特に「明治時代の島根県特有」でもないようだ。
ざっくり結論から言うと、「三段の上に小餅を三つ」という形式は、北陸(特に富山)・山陰(島根・鳥取)・九州一部の古い飾り方に近いという。
また、「丸餅を複数載せる」様式そのものは、古式・地域伝統として各地に実在し。
特に「三宝」「三つ重ね」「三つ押し餅」など、祝い事で “3” を縁起数として扱う系統に見られるそうだ、
さらに、最上部に橙を載せる習慣は近代以降の広まりで、明治期の家では一般的でないので、描写は不自然でない。
それにしても、正月の習慣は、お節料理やお雑煮にも各地の特徴があって‘オモシロイ’と思う。
まさしく「起承転結」の「起」の15分間
さて、本編の物語は、終盤の次のヘブンの衝撃発言でようやく幕開けし。
ヘブン「ツギ… フユ… ワタシ…
マツエ イナイ」
新年の挨拶にやってきたリヨ(北香那)の次のセリフで全容が見えた。
リヨ「寒さが やなら
我が家に暖炉を作ればいいだけのこと。
フフッ それだけの話です」
要するに、リヨのヘブンへの片思いがお盛り上がった末に終わる展開だ。
描かれたのは‘それ’だけであるが、今回が “月曜日” であることを鑑みれば、まさしく「起承転結」の「起」の15分間と言える。
ゆっくりと丁寧に人間描写をやってくれることに期待しかない…
あとがき
もう少し、演出で “メリハリ” を作ってもよかったと思います。
まあ、今週が “初” なので、金曜日までどうなるかお手並み拝見です。
でも、どう見ても、もっとコミカルに、もっとシリアスに、できる箇所はありましたよね。
【追記】
“床の間の鏡餅の上には小餅が三つ重ねられています。“星の餅”という出雲地方の飾り方だそうです。”
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TBSテレビ系・日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』
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第9話『鐙~あぶみ~』の感想。
なお、原作の小説、早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』は未読。
チームロイヤルは(2年後の有馬記念優勝)を掲げ、栗須(妻夫木聡)と耕一(目黒蓮)を軸に結束を固める。主戦に抜擢された翔平(市原匠悟)は秋のGⅠへ挑むが、思わぬトラブルに巻き込まれる。対する展之(中川大志)は父が届かなかったクラシック三冠を狙い、圧力を強める。度重なる不運で有馬記念出場は危ぶまれる中、栗須と耕一は夢をつなぐため奔走し……。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(小説):早見和真「ザ・ロイヤルファミリー」
脚本:喜安浩平(過去作/映画「幕が上がる」,ドラマ「95,村井の恋」)
脚本協力:山口智之(過去作/さぼリーマン甘太朗)
演出:塚原あゆ子(過去作/グランメゾン東京,海に眠るダイヤモンド) 第1,2,5,7話
松田礼人(過去作/パパとムスメの7日間,地獄の果てまで連れていく) 第3,4,6,9話
府川亮介(過去作/着飾る恋には理由があって,ブラザー・トップ) 第8話
音楽:横山克(過去作/厨房のありす,ちはやふる-めぐり-)
主題歌:あいみょん「いちについて」
医療監修:生坂政臣(過去作/『総合診療医ドクターG)
P:加藤章一(過去作/警視庁ゼロ係シリーズ,トリリオンゲーム)
協力P:大河原美奈(過去作/私のシてくれないフェロモン彼氏,パパとムスメの7日間)
小髙夏実(過去作/着飾る恋には理由があって,クジャクのダンス、誰が見た?)
※敬称略
変化の"結果"だけを見せて視聴者に想像の余地を与える作劇
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―――ここまで、ごあいさつ―――
※今回も、できるだけポジティブに書いてみます。
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』は、一般的な連続ドラマが毎回少しずつ変化を積み重ねるのとは違い、《変化の結果だけをスッと差し出す》独特のテンポをもっている作品である。
物語を押し流すような派手な事件よりも、人物の沈黙や距離感に重心を置くため、視聴者は行間に潜む気配を拾いながら物語を味わうことになる。
この “余白” の多さこそが今作の持ち味であり、説明を削ぎ落とした分だけ、観る側の想像が広がる作りになっている。
キャラクター同士の関係も、場面ごとの積み上げでゆっくり育つ。
耕一(目黒蓮)を中心にファミリーの面々が結びついていく変化は、過剰に《盛る》演出をせず、日常の流れの中で自然に形づくられていく。
大きな事件があっても “さざ波” のように描き、あくまで人物の心の動きに寄り添う描写なのだ。
そしてまた、時間経過を大胆に飛ばす構成も、1年の重みを一息に示し、結果から逆算して人物の成長を感じさせる巧みな手法である。
人物の心の動きに寄り添い、人物の成長を感じさせる作風
こうした作劇方針は、第9話でも鮮明に表れていた。
今回ではレース中の落馬事故が起こり、ファミリーと翔平(市原匠悟)が深刻な状況に置かれる。
ファミリーは右目の深刻な病を抱え、有馬記念(中山競馬場の右回り)で戦うことが大きな壁となる。
片目のハンデは致命的であり、復帰の道は険しい。
だが、ここでも物語は “悲劇の煽り” に寄らず、馬と人間が抱える不安や揺れを静かに映し出すのだ。
そう、ここでも≪人物の心の動きに寄り添い、人物の成長を感じさせる》をやったのだ。
道を切り開く力はいつも“信じて進む覚悟”から生まれる!
耕一の迷いは、馬のことを誰よりも考える “彼らしさ” だ。
「何のために走るのか」という問いは、競走馬の宿命と幸福の間にある矛盾を浮かび上がらせる。
一方で、耕造(佐藤浩市)の言葉は、挑むことでしか見えない景色を語り、耕一が前へ踏み出す後押しとなる。
ある意味で無茶にも見える耕一の執念だが、《道を切り開く力はいつも “信じて進む覚悟” から生まれる》というテーマがそこに重なるのである。
翔平もまた、自分の役目の重さに押しつぶされそうになりながら進んでいく。
栗須(妻夫木聡)との関係は、指導者と若者の枠を越え、家族に近いものへと変わり始める。
ここでも “説明” はなく、積み重ねた時間の気配だけで関係性の深まりを描く。
結果だけを提示し、その背後にある無数の感情を視聴者の側に委ねる姿勢が鮮やかである。
あとがき
若い翔平と成熟した大人たちの物語が交わることで、“継承” という大きなテーマも自然に立ち上がるわけです。
経験を渡しながら未来へつなぐ姿は、世代交代を象徴する役者陣の布陣とも呼応しており、物語全体に重層的な広がりを与えていました。
そして最終的に見えてくるのは、作品全体の方向性です。
今作は “分かりやすさ” よりも “味わい” を求めた作りであり、視聴者に思考の余白を残す意欲的な姿勢が光っていると言えると思います。
第9話は、まさにその特徴を凝縮した回であったと思います。
原作に「1行」も興味はありませんが、原作のネタバレコメントは「ひと言」でも無視します。
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
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第10週『トオリ、スガリ。』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
松江に冬が訪れ、トキ(髙石あかり)は寒さに震えるヘブン(トミー・バストウ)を支えつつ、小谷春夫(下川恭平)との交流を深めていくのである。リヨ(北香那)は琴を披露しヘブンに近づこうとするが、トキは三味線の稽古に励み、両者の間に緊張が走るのである。やがて風邪を引いたヘブンを看病するトキのもとに小谷が訪れ、怪談巡りへ誘うことで距離を縮めようとするのである。松野家では小谷が婿候補として認められ、ランデブーの日が迫る中、清光院での再会が二人の運命を揺らし始め…。
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原作:なし
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プロデューサー:田島彰洋,鈴木航,川野秀昭|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉,松嶋彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章,ネイサン・ベリー|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人,川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和
※敬称略
今週の「ダイジェスト版」ほど潔い編集は珍しい!
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そもそも、今週は3週連続で「本編」の出来がよかった一週間だ。
したがって、余程編集で失敗しなければ “それなり” 仕上がる(仕上げる)のは当然である。
しかし、今週の「ダイジェスト版」の仕上がりは、先週とも違った仕上がりだ。
先週の編集がやったのは、トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)、リヨ(北香那)や錦織(吉沢亮)の “感情の推移” を基軸にして、“流れ” を “見える化” した構成であり。
トキとヘブンの刻々と変化する “登場人物の気持ち” を徹底的に描き。
トキとヘブンの思いを “スキップ完成の喜び” に帰着・集約・収束させた。
では今週は何をどうしたのか?
今週は、中盤に残された次のトキのメジロ「チェア」に語る言葉に集約されたと思う。
トキ「少しは縮まっちょる思っちょったけど…。
あんたとの距離のが近いかもしれんねえ」
先週の “スキップ完成の喜び” で、大幅に(といっても小刻みですが)縮まり始めたトキとヘブンの距離が、小谷春夫(下川恭平)の介入で一時停止状態になったわけだ。
で、トキとヘブンを同時に一時停止たら物語が進まないから、今週は〈トキと小谷〉の “感情の推移” を基軸にして、“流れ” を “見える化” した構成になっていたのだ。
そして当然のことととして、メインに描くのはトキであるべきだから、小谷は薄め。
よって、第49回(12月4日放送)にあった、松野家総出のトキの新たな婿候補面談会は丸々カット。
もちろん(と言う訳でもないが)第47回(12月2日)にあった、トキがタエ(北川景子)のもとで三味線の稽古も、第49回の床の間の「鎌」も全部カット。
今作の「ダイジェスト版」で、今週ほど潔い編集は珍しいと思う。
破局スポットと呪いが彩るトキの恋… 怪談的編集の妙
では、今作で珍しい潔さが際立った編集で何が強調されたのか?
第50回(12月5日放送)の感想でも書いたが。
あの「清光院」が《カップルで行くと別れる破局スポット》であることだ。
トキが最初に行った相手、実の父である傳(堤真一)とは死に別れ。
二度目の相手、最初の夫である銀二郎(寛一郎)とは離婚。
そして三度目の正直で… まさかの小谷からの振られ別れ離婚。
要するに、今作中の《清光院はカップルの破局スポット》という位置付けと、《清光院にまつわる怪談「松風」の呪い》が実に相性がよいと思うのだ。
なぜなら、今作が第1回で描いた怪談「耳なし芳一」にリンクし、これまでも描き続けてきた “トキは怪談や怖い話が好き” とリンクするからだ。
ここ数回は、怪談要素が薄めだったゆえに、こうして考えると今作らしさを感じれ、改めて面白いと思う。
ちなみに、現実の清光院にカップルの破局スポットという伝承も都市伝説もない…
あとがき
ホント、じわじわとトキとヘブンの距離が縮まる様子を丁寧に描いていると思います。
しかも、これ見よがしな描写(トキが大喜びする、ヘブンが落胆しまくる)がほぼなくて、ちょっとした動作や仕草やセリフによってだけ伝わる手法です。
最近のエンターテインメント作品は説明過多になりがちな中で、これはいい意味で挑戦的で悪くないです。
やはり「毎日、毎回見ているから伝わるものがある」こそが、朝ドラの醍醐(だいご)味だと思います。
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第50回/第10週『トオリ、スガリ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
トキ(髙石あかり)と小谷(下川恭平)の約束の日が近づいていた。トキのあずかり知らぬところで、小谷の応援をすることになった松野家の面々もソワソワする中、出勤前のトキに小谷は正式にランデブーを申し込む。そして迎えた当日、小谷がトキを案内したのは怪談の名所であり、トキのよく知る清光院だった。気づけばトキが小谷をリードして清光院でのランデブーが続く中、いよいよ小谷が想いをぶつける。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:西地修哉(ヘブン担当)、木村はるか(リヨ担当)
副音声日本語吹替:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航,川野秀昭|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉,松嶋彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章,ネイサン・ベリー|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人,川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和
※敬称略
23歳のトキ、17~18歳の小谷の恋バナ…
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―――ここまで、ごあいさつ―――
トキ(高石あかり※高=はしごだか)が鳥取藩士の貧窮士族・山根銀二郎(寛一郎)と結婚したのが、明治19(1886)年で18歳。
劇中の現在が明治24(1891)年でトキは23歳。
そして、松江中学の生徒・小谷春夫(下川恭平)が、17~18歳前後。
「中学だから、13~15歳では?」と思うかもしれないが。
知っている人には釈迦に説法になるが、今回はプチ解説したい(あとで、理由は書きます)。
理由1は、明治期の「中学」は現代の「高校」に相当し、10代後半の青年が通う場だということ。
理由2は、(「また史実?」は無視させていただいて)小谷春夫のモデル・大谷正信が明治23年には17~18歳前後だったから。
ちなみに、「大谷正信」とは、俳句と英文学の両分野で活躍し、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の愛弟子として国際的視野を持ちながら日本文学の伝統を守った人物(もちろん、この先の展開が「大谷正信」と同じになるとは限りません)。
劇中に漂う“ふつうな感じ”が心地よく感じるワケ?
で、なぜ、こんな年齢のことを書いたのか?
22歳の髙石あかりさんと21歳の下川恭平さんの‘ランデブー’が実にお似合いだからである(笑)
若くして離婚経験者であるトキと、けがれのない純粋な様子の小谷の “5歳年上の関係” が、現在42歳設定のヘブン(トミー・バストウ)とのバランスが実にいいな、と。
こういう表現はどうかと思うが。
テレビをつければあちこちのコマーシャルに出まくっている俳優やタレントを起用しないキャスティングだからこそ、劇中に漂う “ふつうな感じ” が心地よく感じるのだと思う。
平凡の陰に芽吹く“ささやかな非日常”の対比
前回の感想の「あとがき」に次のように書いた。
次回はいよいよキリ番の「第50回」ですけれど、劇中もキリよく「年末」で次週から「年明け」の感じがします。
そのつもりで見ていたので、トキと小谷の恋バナがあっさり風味で終わったことには驚かないが。
そう思って見ていない視聴者は、意外性に驚いたのでは?
いや、潔く終わったことを否定的に見ているのでなない。
むしろ、「来週も続くよね」と思わせつつも‘そうしない’のは、よい意味でのサプライズだと思う。
いつも書くことだが、今作は基本的に「何も起こらない物語」だ。
だからこそ、平凡な日常の描写の中に、ふと訪れる非日常と、さらりと去っていく非日常のコントラストが見どころとなっている。
よって、大波ではなく、さざ波のように寄っては引いていく意外性こそが、脚本家が創出する…
《ありふれた日常が予期せず非日常になる》ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》という、“ドラマ” 本来の醍醐(だいご)味であり。
《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》だという意思表示だと思う。
なかなか、奥深く興味深い展開だ。
苛立ちがいつしか声援へ… 心が反転する瞬間!
少し、全体を俯瞰で見てみる。
今回は、先日のヘブンとリヨ(北香那)の “ランデブー” の番外編の続きとして、今度はトキの“ランデブー”が描かれた回だ。
ふたりの物理的な距離は手を伸ばせば届くが、心の距離はまだまだ届きそうで届かない。
まるで、風に揺れる紙ヒコーキを追いかけているような関係だ。
ところで、近ごろのドラマは、詰め込みすぎてじっくり恋バナを見せる余裕がない作品が多い。
しかし、『ばけばけ』は逆で、ふたりの心が近づく様子を、糸をたぐるようにゆっくり見せてくれる。
そのおかげで「早く前に進めてよ」と思う気持ちが、いつのまにか「がんばれ!」と応援に変わっていく。
これ、少しでもテンポを誤ると、ただのストレスに転ぶところだが、今作はその細い綱の上を軽やかに歩いていると思う。
当然に好みは分かれるだろうが、“ゆっくりだからこそ味わえる恋” を楽しませてくれる‘いい出来’である。
情報過多時代に光る魅力"誰にも触れられない思い出の場所"
では、もう一度、俯瞰から降りて “トキと小谷が清光院を訪れる” に注目してみる。
トキが “清光院” を訪れるのは、亡くなった傳(堤真一)、前夫の銀二郎、小谷… と、別の男性と三度目だ。
そして、この三度の訪問には下記の設定がある(と思います)。
●清光院を「トキが怪談を感じる場所」として設定
●最初は傳(怪談好き)
●次に銀二郎(怪談好き)
●最後が小谷(怪談に興味なし)
同じ場所に行くからこそ、3人の性格の違いがハッキリ見えるように作られているのだ。
で、「また史実?」は無視させていただいて。
さらに、清光院には怪談「松風」がセット(組み合わせ)であるが、小泉八雲はなぜかその話を文書に残していない。
実際には訪れた可能性もあるが、その記録もない。
だからこそ、「ヘブンとは行っていないけれど、他の人とは行った場所」という設定が面白くなるのだ。
そして、どれだけヘブンとの心の距離が縮まろうとも、トキだけの心にある “男性との思い出の場所” がある… のは、あらゆる情報が筒抜けの令和だからこそ、魅力に見えると思うのだ。
清光院はトキにとって"ヘブンと行くのは見合わせたい場所"
また、次の見方もできる。
トキは、実の父親、最初の夫(婿)、好きになってくれた年下男性… と、結果的に別れを経験した。
だから、「ヘブンと行くのは見合わせたい場所、控えたい場所」に位置づけしているとも受け取れるのだ。
要するに、トキは “清光院” を下記↓のような場所だと位置付けしているとも見えるのだ。
カップルでは行かないで!"行くと別れる"ジンクスがある観光地7選 | RETRIP[リトリップ] ![]()
ちなみに、清光院にそのような “別れのジンクス” は実在しないし、ロケ地も本来の清光院とは異なる。
※清光院のロケ地は、滋賀県大津市の安楽律院で、清光院に至る道中のシーンは、同じく大津市にある日吉大社の日吉大社 走井橋で撮影されました。
若侍の"しつこさ"と、小谷の"熱意"が少し重なる感じも…
さらに、もう一つ違う解釈を。
今回では詳細に語れなかったが、以前にも書いたので今回は簡単に清光院に伝わる怪談「松風」を説明してみる。
江戸時代、人気芸者の松風は相撲取りの恋人がいたが、しつこく言い寄る若侍に追われ、清光院の石段で斬りつけられる。必死に逃げたものの、境内の位牌堂の前で息絶えてしまう…。
そのため、この場所で謡曲「松風」を謡うと、松風の霊が現れると伝えられている。
この怪談を知ると、若侍の “しつこさ” と、小谷の “熱意” が少し重なるようにも感じる。
小谷は悪い男ではないが、ヘブンの見舞いにかこつけて何度も家に来たり、家の前で朝から待つなど、どこか危うい一面もあったのだ。
おそらく、脚本家や演出家や制作統括も、怪談「松風」の若侍と小谷を重ねてはいないだろう。
しかし、少しは重ねていると考えても面白いと思う。
あとがき(その1)
全体が「トキに寄り添う人が変わっても、清光院だけは別の意味を持ち続ける」という構造になってますね。
だからこそ、キリ番の第50回の清光院の場面は、物語に静かな深みを与えていると感じます。
「実に、出雲が舞台の朝ドラ」らしいな… とも思います。
あとがき(その2)
一つだけ、気になったことがありまして。
それが、清光院に伝わる怪談「松風」の説明が不足したように感じたことです。
私のように知っている人はいいとして、もう少し解説があってもよかったと思いますね。
それこそ、蛇と蛙(渡辺江里子&木村美穂 ex.阿佐ヶ谷姉妹) で寸劇をやるとか、紙芝居を読むとか。
まあ、これだけよくできているので、ついつい欲が出るわけですけれど…
おまけ
今朝(2025年12月5日)の午前6時27分の満月「コールドムーン」です。
ウォーキング途中の撮影で、あまりの寒さで手がかじかんでブレてしまいましたけど。
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第7話『赤い殺意』の感想。
人気片付けアドバイザー赤沢秋絵(加賀まりこ)殺害未遂容疑で、24歳下の夫譲二(藤本隆宏)が逮捕される。ラグビー選手からジムトレーナーへ転身した譲二は秋絵と結婚するも「疑惑の逆玉」と揶揄され、遺言状の更新で遺産相続人となった直後の事件であった。譲二は潔白を主張し大弁護団を結成するが、証拠は次々と彼の犯行を裏付ける方向へ。さらに秘書山本里香(佐津川愛美)との不倫疑惑が浮上し、キントリの取調べで意外な供述が飛び出す中、有希子(天海祐希)の周囲にも不可解な出来事が起こり…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
シリーズ原案:井上由美子(過去作/緊急取調室シリーズ)
脚本:井上由美子(過去作/緊急取調室1~4,ハラスメントゲーム,BG~身辺警護人~)
演出:常廣丈太(過去作/緊急取調室1~4,BG~身辺警護人~) 第1,2,5話
本橋圭太(過去作/緊急取調室1~3,DOCTORSシリーズ) 第3,4,6,7話
音楽:林ゆうき(過去作/緊急取調室,DOCTORS~最強の名医,あさが来た)
主題歌:緑黄色社会「My Answer」 ※敬称略
真犯人も犯行動機も方法も全て《ほぼ出オチ》
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―――ここまで、ごあいさつ―――
これを言っては元も子もないが。
真犯人も犯行動機も方法も全て《ほぼ出オチ》である。
と同時に、今回の最大の見どころは《天海祐希 VS 加賀まりこ》の大女優の演技合戦である。
と併せて、最終的な着地点もお見事である。
上記の上記の二点に納得できれば、他は些細なことなのだが。
“連ドラ”として「今回だけ」はやるべきでない!
しかし、その些細なことが気になるのだ。
たとえば、これまでの今作は、キントリメンバーたちが阿吽の呼吸で “取り調べに向かう” 様子を描いてきた。
なのに今回は、梶山(田中哲司)を組み込んで、「誰が担当する」だの「ペンが落ちた」だの、なかなか “取り調べに向かわない” ような展開になっていた。
もちろん、作り手たちの思惑は、《できるだけ赤沢秋絵(加賀まりこ)の出番を後半に持って行きたい》だろう。
引っ張って引っ張って、きれいなオチにつなげたい… のだと思うが。
やはり、“連ドラ” として「今回だけ」はやるべきでない!
そもそも、赤沢秋絵が自死する(設定にする)必要はない!
最後に、些細なことだが、大きな意味を持つことを書いて終えよう。
それは、そもそも、今回の‘きれいなオチ’をやりたいだけなら… 赤沢秋絵が自死する(設定にする)必要はない!
自死に失敗して、病院のICUで一命は取り留めた… とし、秋絵の未来を断絶するまでやる必要はないのだ。
まあ、「事件を大きくしたい」「怖い話にしたい」程度の目論見だろうが。
いくら刑事ドラマとはいえ、やたらと “死” を盛り込むな! である。
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コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年9月7日に3,800万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)


