NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第2週『ムコ、モラウ、ムズカシ。』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
貧乏脱出を目指すトキ(髙石あかり)は、恋占いで悲惨な結果を受け落ち込むが、家族の支えでお見合いに挑むこととなる。工場仲間のせん(安達木乃)とチヨ(倉沢杏奈)が次々と結婚を決める中、焦るトキは雨清水傳(堤真一)とタエ(北川景子)の仲介で元士族の商人・中村守道(酒井大成)と初めてのお見合いに臨む。しかし破談となり、再び訪れた二度目の縁談で山根銀二郎(寛一郎)と出会うが――。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ)
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ)
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二|映像技術:前田惇徳、原幸介|カラーグレーディング:原幸介前田惇徳|VFX:西垣友貴、神戸大樹|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人|装置:佐藤千織|装飾:津村政幸|特殊効果:奥村陵|衣装:横山智和|メイク:堀洋子|持道具:楠正由貴|かつら:松本誠也|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲|助監督:小林直毅|制作担当:木村晴治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人| 日本画指導:諫山恵実:
※敬称略
第1週以上に、試行錯誤が見えたなかなかのダイジェスト版
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―――ここまで、ごあいさつ―――
第1週の「ダイジェスト版」の感想を振り返ると。
「試行錯誤が見えた、なかなかのダイジェスト版」であり。
「引き延ばし部分は徹底的に削除、物語の骨格だけ確実に残存」した秀作だった。
で、第2週は… いいや今週も。
第1週以上に「試行錯誤が見えた、なかなかのダイジェスト版」だ。
しかし、今回の編集は先週のような「引き延ばし部分は徹底的に削除、物語の骨格だけ確実に残存」した編集とは違っていたと思う。
あえて「放送された曜日」では書かずに「内容」で書いてみる。
冒頭の、貧乏脱出のため結婚を目指す松野トキ(髙石あかり)から、トキが雨清水傳(堤真一)とランデブーをするまでと、それ以降の編集に若干違いがあったように思う。
前半(と言っても実質4分程度です)は「引き延ばし部分は徹底的に削除、物語の骨格だけ確実に残存」した編集で。
後半は、仲人の傳とタエ(北川景子)、そしてトキの次のやり取りに説得力を持たせつつ、きれいに帰着するような編集になっていたと思う。
タエ「にぎやかですこと」
傳「これが好きなんじゃな? おトキは」
トキ「フフッ… はい」
「みんなで幸せになって 初めて幸せなので」へ帰着させる
「本編」の感想でも書いたが。
今作は、令和の‘いま’にも通じる “時代の変化に適応できず、取り残されていく人々の姿の象徴” として司之介(岡部たかし)というサブキャラクターを描いて《既成の秩序が崩れた、混迷の只中にある時代》を描いている。
と同時に、変化に抗う者、変化の中で不安を抱える者たちの不安や戸惑い、そしてささやかな日常の中にある「趣とユーモア」や「不条理と理不尽」を丁寧に描写することで、視聴者に共感を促している。
そして、第2週の「ダイジェスト版」の後半では、「本編」の次の笑顔のトキのセリフを映像化した部分を丁寧につまんでまとめたのだ。
トキ「私一人だけ 幸せになっても
つまらんと申しますか…。
みんなで幸せになって
初めて幸せなので」
要するに、「ダイジェスト版」の前半は《怪談=どこか さみしくて 切ない話》を強調する “暗” なパートであり。
後半は《ホームドラマ=家族愛の物語》を強調する “明” なパートになっているのだ。
だから、編集方針(意図)が変わってくるのは当然だ。
"松野家の祝言の話"なのに、"傳"を効果的に利用した編集
では、なぜ、前半と後半で編集の仕方が若干違うのに、つながって見えたのか?
その要因は、二つあって、一つは「傳」という登場人物であり、もう一つは次のトキと傳のやり取りが、前後編のよき接着剤に仕立てた編集になっているからである。
傳「怪談が好きなのに 怖がりなんじゃな」
トキ「あっ…。でも それが楽しくて」
“怖がりなのに怪談好き” というトキの設定をうまく利用していると思う。
前述のとおり、今作(の独特な解釈と言ってもよいと思います)において《怪談=どこか さみしくて 切ない話》がある。
しかし一般的には《怪談=怖い話》である。
傳は、司之介が落ち武者頭になる以前に、自ら散切り頭となって先が見えぬ(ある意味での)《怪談=怖い話》に足を踏み入れた人物だ。
そのことは、傳がトキの周囲では早期に《怪談=どこか さみしくて 切ない話》に一歩踏み込んだ人物ともいえる。
そう、傳はトキを “いまは怖いかもしれないけれど、あとから楽しくなる世界” の水先案内人のような役割になっているのだ。
と同時に、「ダイジェスト版」の前半を後半へ自然につなげる連結器の役割にもなっている。
だ、か、ら、第2週の「ダイジェスト版」は《松野家の祝言の話》なのに《雨清水傳》がほぼ出ずっぱりの印象に編集されているのだ。
ひとつのつながった物語に見えるように… である。
ホント、巧みに磨き上げられた編集だと思う。
もう少し“クスッと笑える朝ドラ(本編)”に寄せてもいい
最後に、第1週の感想で「家族の “あるある” を軽やかに描く日常スケッチ風ドラマの味わいが若干薄まった」と書いたのを覚えておられるだろうか?
では、第2週はどうだったのか?
私は「第1週よりも、今作らしい‘明るさ’や‘軽妙さ’は強めに残った」と思う。
ただ、やはり「本編」よりも “笑える要素” が少ないのは明らかだ。
もちろん、編集しないと1回分に収まらないから削るしかないのだが。
それでも、もう少しだけでいいから “クスッと笑える朝ドラ” である「本編」に寄せてもいいと思う。
そうすれば、「本編」と「ダイジェスト版」の差異がグッと減ると思う。
あとがき
相変わらず「クレジットの文字が小さい」にはじまって、「会話が速くて聞き取りにくい」とか「やり取りが明治に見えない」とかネット界隈で声が上がっているようですが。
「文字が大きくたって読まない人は読まない」でしょうし、「セリフは字幕オンで見れば」いいし、「歴史再現ドラマでもない」と思うんですけれど。
それよりも、「怪談を扱う朝ドラ」なのに「ほっこりできる朝ドラ」を楽しんだほうがよいと思いますけどね。
※文中の方言風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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TBS系『フェイクマミー』
第1話『偽ママでお受験!?バレたら終わりの母親なりすまし契約、スタート!』の感想
【あらすじ】 花村薫(波瑠)は東大卒で大手商社出身という経歴ながら転職活動に苦戦していた。ある日、不採用だったRAINBOWLAB社長・日高茉海恵(川栄李奈)から、娘の家庭教師を依頼される。元ヤン風の茉海恵は、非公表の6歳の娘・いろは(池村碧彩)を受験させたいと高額報酬を提示。引き受けた薫は、いろはの落書きをきっかけに、ある重大な事実に気づく。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
脚本:園村三氏
脚本協力:木村涼子氏、麻林由氏 演出:ジョンウンヒ氏
一体何を描きたいの!?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
公式サイトには次のように書いてある。
正反対の人生を歩んできた 2 人の女性が子どもの未来のために"母親のなりすまし"という禁断の"フェイクマミー(ニセママ)"契約を結ぶ!?母親業のアウトソーシングからはじまるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターティンメントだ。
脚本を務めるのは、次世代を担う脚本家の発掘・育成を目的としたプロジェクト「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の第1回で大賞を受賞した「フェイク・マ三一」の作者・園村三。さらに、監督はCM監督としても活躍するジョンウンヒがTBSドラマに初参加となる。
いろいろ「すげーよ」と書いてあるが。
そもそも、《ファミリー クライム・エンタ ー ティンメント》って何? だし。
脚本家は新人だから脚本協力2名追加して。
演出家も他局(フジテレビ)の『海のはじまり』『いちばんすきな花』って評判が今一つだったドラマの人でしょ? なのだが。
この類の作品が好きな人、推しが出ているから見ているし悪く言えない書けない人がいるのも理解はする。
そんなことは大前提として書かせていただけば「一体何を描きたいの!?」の一言で終わり… である。
確かに「トラブルだらけ」は看板に‘偽りなし’だ。
というか、「トラブルだけ」である。
まあ、終盤でようやく「トラブル以外」があったのは確認したが。
ダブルコメディエンヌによるコメディにしたほうが…
それにしても、冒頭で明らかに「偽装母になっている」と種明かしをしてからの時間軸の巻き戻ししかり。
花村薫(波瑠)の異様なほど大量のモノローグ投入しかり。
波瑠さんパートはいつもの波瑠さんドラマ、川栄李奈さんパートはいつもの川栄李奈さんドラマってだけ。
まあ、それぞれが主演級だから自分らしいドラマを事務所が譲らなかったのかもしれないが。
せめて、ダブル主演であっても、主人公は明確にどちらか一人にするべきだったのでは?
そしてさらに、考察系風の出来損ないにしないで、ダブルコメディエンヌによるコメディにしたほうがよかったのでは?
私にとっては、どっちでもいいことだが。
今作の感想は、今後投稿する予定はありません…
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第10回/第2週『ムコ、モラウ、ムズカシ。』の感想。
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両家の親同士も良好な雰囲気で、トキ(髙石あかり)と銀二郎(寛一郎)のお見合いはうまくいきそうな空気に。このままいけば結婚は確実!しかし、急に現実味を帯びてきた結婚に、トキは銀二郎とのお見合いを進めることをためらってしまう。そんなトキに、銀二郎はある”特別な場所”へ行ってみたいと散歩に誘う。トキと銀二郎のお見合いはうまくいくのか?
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2週
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松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ)
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タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
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プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二|映像技術:前田惇徳、原幸介|カラーグレーディング:原幸介前田惇徳|VFX:西垣友貴、神戸大樹|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人|装置:佐藤千織|装飾:津村政幸|特殊効果:奥村陵|衣装:横山智和|メイク:堀洋子|持道具:楠正由貴|かつら:松本誠也|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲|助監督:小林直毅|制作担当:木村晴治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人| 日本画指導:諫山恵実:
※敬称略
第9回の感想のお詫び
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第10回の感想の前に、前回第9回の感想のお詫びを。
文中で「史実の小泉家が今作の松野家、稲垣家が雨清水家だとすると、経済状況の設定が “逆” になっている」と書きましたが、正しくは「逆にはなっていない」でした。
すでに本文は訂正(取り消し線扱い)にしております。
なお、全体の感想の内容には影響はないと思われます。
今後も「思い込みによる誤記載」はあると思いますが、できるだけ事前チェックで防止していく所存です。
引き続きよろしくお願いいたします。
トキには祝言だって“怖がりだけど怖い話が好き”のはず…
冒頭から、私の好きな感じだ。
トキ「怖いのでございます」
司之介「怖い?」
傳「何が怖いのじゃ?」
トキ「祝言でございます。
お顔を ちらと拝見しただけの方とご一緒になり
末永く暮らしていくのだと思うと…」
今作が “怪談” と “怪談が好きな主人公” を描く作品であることは、わざわざ確認するまでもないだろう。
で、「怪談」といえば「怖い話」というのも確認することもなかろう。
でもって、今回のアバンタイトルでトキが言ったセリフが「怖いのでございます」だ。
そして、第7回(10月7日放送)を思い出していただきたい。
トキ(髙石あかり)が働く工場の社長であり親戚で、この度の縁談の仲人である雨清水傳(堤真一)がトキを怪談「芸者松風の幽霊」の舞台である「清光院」への‘ランデブ’に誘ったくだりに、こんなやりとりがあった。
傳「怪談が好きなのに 怖がりなんじゃな」
トキ「あっ…。でも それが楽しくて。
今 最っ高に楽しいです!」
今作は、第1回(9月29日放送)から《怖がりだけど怖い話が好きなトキ》を度々強調してきた。
怪談「芸者松風の幽霊」も “怖がりだけど怖い話が好き” だと描いたのだ。
そして、今回では《祝言が怖い》と描いてきた。
そう、普通に考えれば、出来事が祝言であってもトキは “怖がりだけど怖い話が好き” のはずなのだ。
トキと銀二郎の結婚話も結末を知る…ある種の“怖い話”
要するに、トキにとって祝言は怖いけど、その先にある結婚生活は別で、相手も結婚生活も好きになる可能性があると、二つのやり取りで巧みにネタ振りをやっているのだ。
さらに付け加えるなら、第1回で “トキの未来” を見ている私たちは、鳥取藩の元士族の長男・山根銀二郎(寛一郎)との結婚が結果的にうまくいかないことまでお見通しだ。
よって、好意的に楽しむなら、トキと銀二郎の結婚話も結末を知っている、これまたある種の “怖い話” なのだ。
そしてさらに、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)、勘右衛門(小日向文世)三人揃って雨清水家の柱を使っててっぽう(相撲の突っ張り稽古)をやる引きの画も、これまたある種の “怖い話” だし。
©NHK
冒頭から、いろんな意味で怖い話三昧である(笑)
“寂しくて切ない結婚”になるのかを恐る恐る見る仕掛け
ここまで読め(考察でき)れば、トキと銀二郎が‘ランデブ’で向かう場所が「あの清光院」であることは見るまでもないはずである。
そして、ここまで読める私ですら、グッと来たのが次の銀二郎のセリフだ。
銀二郎「怪談って 不気味で
恐ろしいものではありますが
どの話も どこか さみしくて 切ない」
私たちは、トキと銀二郎との結婚が結果的にうまくいかないという結果を知っている。
「怪談」になぞらえるなら、トキと銀二郎の結婚話も「こんな感じなのにうまくいかないの?」な “怖い話” なのだ。
でもって、銀二郎は自分の未来を案ずるかのように、今作は「どの話も どこか さみしくて 切ない。私は そこが好きで…」と言わせ。
トキと銀二郎を “どこか寂しくて切ない結婚生活(話)” へといざなった。
そして、私たちは、なぜこんな幸福な時間(とき)が “どこか寂しくて切ない結婚” になるのか、恐る恐る見ることになるという仕掛けだと思う。
なかなか興味深い構成である。
ラスト4分間の描写も、なかなか面白い展開・構成
でもって、当初からな~んとなく隠され続けている今作においては最も怖い話と言っても過言でない‘怪談’の匂わせだ。
フミ「覚えちょります?」
司之介「ああ もちろん。
おトキが
初めて うちに来た日に食べたのう」
©NHK
ここから、牛乳はあれど、親子水入らずの映像を介して。
銀二郎率いる婿入り行列とトキ側の迎え見参、落ち武者父子の歓喜感激、祝福の紙吹雪か~ら~の。
アメリカ ニューオリンズで新聞社の文芸部長であるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ) とヘブンに日本行きを勧めるイライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックス) 。
蛙(N)「これで
本当に おトキちゃんと出会うの?」
蛇(N)「それが 出会うのよ」
なかなか面白い展開・構成だと思う。
実は「何も起こっていないように見せている」だけで…
当ブログでは、常々次のように書いてきた。
本来の “ドラマ” の醍醐(だいご)味は《ありふれた日常が予期せず非日常になる》ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》こと。
かみ砕いていえば、《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》である… と。
その意味で、今作が興味深いのは、一般的な “ドラマ” や “物語” の場合、“非日常” が訪れるのは、登場人物にとっても、視聴者にとっても‘サプライズ’や‘ハプニング’としてやってくるのに。
しかし、今作の語り口では《日常がふと特別に変わる瞬間》があることを事前に告知し、そこへ向かっていく展開なのだ。
だ、か、ら、今作は一見「何も起こらない物語」に見える。
しかし、その実は「何も起こっていないように見せている」だけで、着実に出来事(エピソード)を積み重ねている。
ますます、トキとヘブンが出会うまでの展開が楽しみに!
それが分かるのが、ラストの「二人が出会うまで 1875日」のテロップだろう。
1875日、「およそ5年と2か月」である。
トキは、婿の銀二郎と家(実家=松野家)の間で揺れる時期でもあろうし
現時点の劇中が「明治19年(1886)」だとすれば、直前の1881~1885年ごろが日本は「松方デフレ」の真っただ中で、大不況から脱出するかしないかの時期でもあったはず。
※「松方デフレ」とは、明治政府がたくさん紙幣を刷って使いすぎたため、物の値段が下がり、当時の財務大臣的役職の松方正義が、明治時代に政府が財政を引きしめた結果、人々の暮らしが苦しくなった出来事。
また、当時の平均寿命は(所説あります)男性:42歳前後、女性:44歳前後だとされるから、傳やタエの健康だって危ぶまれる時期でもある。
こう考えれば、(かなり強引ですけど)怖い話が続くのである…
あとがき
今朝、一番怖い話は、半年前に20万円以上で買ったHDDレコーダーが突然『ばけばけ』を録画しなかったことです(怖っ)
運よくリアタイ視聴していたので気付いて、後追い録画しつつ、保存用に午後版を予約録画しました(ふ~っ)
さて、どうやら第2週までが、トキとヘブンが出会うまでの「プロローグの前半」でしょうか。
ヘブンが登場するまで、徹底的に「主人公・トキを描き込む」のが伝わります。
欲を言えば、もう少し《怖がりだけど怖い話が好きなトキ》を盛り込んでもいいと思いますけどね。
ただ、最優先すべきは「怪談を描く」でなく「人間の本質を描く」ですから、怪談の盛り込みすぎも怖い怖い…
第3週にも期待します。
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第1話/初回15分拡大『生きてるんだけどあの約束』の感想。
東京郊外のマンション「たそがれステイツ」には、異なる世代と関係性を持つ三組の住人が暮らしている。台風の夜、住人たちは小倉家に集まり、初めて心を通わせる時間を過ごす。翌朝、渉(北村有起哉)の何気ない一言をきっかけに、妻・あん(仲間由紀恵)はある約束について語り始め…。それぞれの過去と現在が交差し、三つの世帯は静かに揺れ始めて…。
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原作:なし
脚本:岡田惠和(過去作/最後から二番目の恋シリーズ,ビーチボーイズ,ひよっこ,少年寅次郎)
演出:酒井麻衣(過去作/死役所,明日、誰かのカノジョ) 第1話
佐伯竜一(過去作/猫カレ -少年を飼う-)
音楽:フジモトヨシタカ(過去作/明日、私は誰かのカノジョ シーズン2,量産型ルカ)
主題歌:松任谷由実「天までとどけ」
※敬称略
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―――ここまで、ごあいさつ―――
三階建てのレトロマンションに住む、三家族の住人たちの物語を描いたホームコメディーで。
約19年前に「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わした熟年夫婦を中心に新たな“夫婦のかたち”を丁寧に紡いでいくらしい。
冒頭の約5分間の、今作の主人公夫婦である食品会社に勤める夫・小倉渉(北村有起哉)と主婦のかたわら仕事をしている妻・あん(仲間由紀恵)の出会いから現在までの走馬灯的ムービーは悪くない。
まあ、脚本は別にして演出的は、物語の序盤で主人公夫婦の過去を華麗な走馬灯的ムービーで魅せた映画『カールじいさんの空飛ぶ家』(米国ピクサー/2009)のパクり、いやオマージュを感じて悪くない。
参考:今夜(8/4)放送「カールじいさんの空飛ぶ家」の冒頭10分は必見!|ディレクターの目線blog
また、台風をきっかけに三つの家族が合体する展開も、岡田惠和氏が得意とする「なんとなく‘みんな’が集まるシチュエーション」としては‘今どき’っぽいし。
しかし、岡田氏の脚本ゆえにどうしても、良くも悪くもお説教くさい上に、おそらくドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日/2019)以来の説明ゼリフの多さに圧倒されてしまった。
その上、私は嫌いな作風ではないが、如何せん酒井麻衣氏の演出が‘ホームコメディとして’は地味だし暗め。
もちろん「この手の作品が好きな人」「推しが出ている人」には刺さると思うが。
あとがき
名作ドラマ『ビーチボーズ』(フジテレビ/1997)を超える岡田惠和脚本には遠く及ばず… でした。
今期のフジテレビの連ドラは、おそらく企画開発時期が「あの騒動」の前後のはずなので、出演者選びも内容も難航し、結果的に全てが異様なくらいに遊び心を封印して‘ど’がつくほどの安定路線ばかり。
騒動以前から企画されていたであろうドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ/2025)も結果的に置きにいきましたもんね。
「置きにいく」とは、プレッシャーや失敗への恐怖から、リスクを避けて慎重すぎるほど安全な選択をすること
次の岡田惠和脚本、酒井麻衣さんの演出作品に期待します…
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第9回/第2週『ムコ、モラウ、ムズカシ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
トキ(髙石あかり)のお見合いは、司之介(岡部たかし)と勘右衛門(小日向文世)のせいで、破談になってしまう。仲人の雨清水傳(堤真一)とタエ(北川景子)は、また司之介たちのせいで破談にならないよう、トキに嫁入りを勧める。果たしてトキは嫁入りを受け入れるのか?そして、トキに二度目のお見合いのチャンスが訪れる。そこで、鳥取藩の元士族の長男・山根銀二郎(寛一郎)と出会う。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ)
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ)
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二|映像技術:前田惇徳、原幸介|カラーグレーディング:原幸介前田惇徳|VFX:西垣友貴、神戸大樹|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人|装置:佐藤千織|装飾:津村政幸|特殊効果:奥村陵|衣装:横山智和|メイク:堀洋子|持道具:楠正由貴|かつら:松本誠也|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲|助監督:小林直毅|制作担当:木村晴治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人| 日本画指導:諫山恵実:
※敬称略
史実を踏まえると、実にうまい構成・展開になっている
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―――ここまで、ごあいさつ―――
今回の展開を見て「?」と思った視聴者が一定数いたと思う。
それは、「なぜ、最初の縁談で “嫁入り” の提案をしなかったのか?」である。
そもそも、前回の第8回(10月8日放送)の後半で、今作は主人公・松野トキ(髙石あかり)の父・司之介(岡部たかし)と祖父・右衛門(小日向文世)に「即答で断られたそうじゃ」「いまだに武士を引きずっちょる一家」「つまり うちとは合わん」と言わせたのだ。
要するに、お見合い相手である元士族の商人・守道(酒井大成)の中村家から縁談を断られることは、トキの親せきでこの度の縁談の仲人の雨清水傳(堤真一)とタエ(北川景子)だって容易に想像できたと思うのだ。
傳とタエが「ちょんまげと和装をやめなさい」と意見して、トキの母・フミ(池脇千鶴)が「トキのためにやりましょう!」と描いてもよかったし、そのほうが話がスムーズになったはずである。
もちろん「ドラマだから気づかない、変えない設定もありでしょ?」も理解はするが。
私が言いたいのは、むしろ逆で、《史実を踏まえると、実にうまい構成・展開になっている》と思うのだ。
今回の感想の書き出しは、その理由についてやってみる。
さすがに《あの話》をするには史実を無視できない
あえて前回では触れなかったのだが(絶対に第9話で盛り込むと思ったので)。
前回の後半、今回の冒頭で注目&傾聴するべきなのが、トキと司之介とフミ勘右衛門、傳(堤真一)とタエ(北川景子)、傳とタエの‘一度目の縁談のあと’の次のやり取りだ。
司之介「あの話では
ございませんでしょうな?」
傳「あの あの話か!
この場でするわけがないじゃろう」
そう、注目&傾聴するのはこの中の《あの話》である。
※ここから先の文章では、『ばけばけ』の今後の展開に関わる可能性のある史実の情報に触れます。
あえて「↑」のように書かせていただいたのは、さすがに《あの話》をするには史実を無視できないからである。
当然、すでに『初めての外国人に心を開いた少女――ルーペの光が導いた妻・セツと小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の運命|ディレクターの目線blog』 を読んでくださった読者様は「知ってますよ」な事柄ではあるが。
詳しくは上記の記事を読んでいただくのを推奨するが、簡潔に言うなら(所説あります)。
トキのモデルである小泉セツさんは、生後すぐに、子どものいなかった親戚・稲垣金十郎夫妻の養女となった。
小泉家は三百石の上士、稲垣家は百石の並士であったため、養父母は格式の高い家の娘であるセツを「お嬢」と呼び、大切に育てたのである。
そう、もしも、史実の小泉家が今作の松野家、稲垣家が雨清水家だとすると、経済状況の設定が “逆” になっているのだ。
また、史実によるとセツさんは18歳のときに鳥取藩士の家に生まれた前田為二と結婚するが、それ以前に見合いをやったという記録がほぼ残っていない。
となると、実際は「見合いで失敗していない」可能性があるのだ。
『ばけばけ』オリジナル設定が描けるもの、描いているもの
こう考えると、「松野家より雨清水家が裕福」「見合いで失敗」は『ばけばけ』のオリジナル、フィクションであると考えられる。
「なぜ、史実と変えたのか?」をここで論じるつもりはない。
しかし、このフィクション設定は、劇中の時代での「元武士・武家の娘の結婚」が「現在の結婚や結婚観」とは違うことを表現するのにとても適していると思う。
元武士・武家の娘の結婚は、(江戸時代が終わって)明治時代においても「嫁入り婚」「見合い婚」が主流であり、家の格式や親の意向が強く反映されたもので。
文明開化によって恋愛結婚の概念が登場したものの、それが一般化するにはまだ時間が必要だったのだ。
このことを、先日も書いた今作の作風の大きな特徴である… 徹底的に《髪形と衣装と装置だけに時代を反映させた時代劇》だからこそ、あえて盛り込んだと考えるのだ。
要するに、トキが「婿を迎えればいいしょ?」、父や祖父が「ラストサムライのなんが悪えんか?」的な気持ちでいても、現実社会は “受け入れない” という厳しい現実を描くためのフィクション設定だと思うのだ。
まだ《あの話》をむしろ隠しておいて進めるほうが…
話を整理しよう。
「なぜ、最初の縁談で “嫁入り” の提案をしなかったのか?」
それは、「外見だけが文明開化時代の時代劇」に「文明開化時代の元武士・武家の娘の結婚」を盛り込んで “時代劇らしさ” の味付けを盛り込むためだったと推測できる。
こう考えれば、今作がまだ《あの話》をむしろ隠しておいて進めるほうが、“時代劇らしさ” を先の展開に興味を抱かせる要素になると思う。
だって、《あの話》を明かしてしまったら《昔話としての面白さ》が半減すると思うからである。
タエ「おトキ。私たち夫婦は
あなたの幸せを 何よりも願っています。
あなたに幸せになってほしいのです」
秀逸な演出… 戸惑いから共鳴へ-トキの心が動き出す瞬間
いつも以上に真面目に書いてきたつもりであるが。
9分過ぎに、後ろ姿が「KATOKU」のレキシ(池田貴史さんによるソロユニット)となった司之介の登場で、吹いてしまった。
感想を真面目モードに戻そう。
今回の演出、いや脚本と相まって秀逸だったのが、次の司之介のセリフ周辺の演出だ。
司之介「わしは…
おトキの幸せを願っちょる。
だけん 人を…
おトキを幸せにする武士になろうと思う」
トキ「…」
司之介「これなら よいじゃろう…」
実際の脚本に《トキ「…」》と書かれていたのかは分からない。
でも映像的には書かれていたような「間=トキの顔のアップ」が入っている。
ここ、普通にやるなら、《トキ「…」》をやらずに、「武士になろうと思う。これなら よいじゃろう」のあとに《トキ「…」》を入れて、《トキ「…」》のタイミングで劇伴をフェードインさせて盛り上げると思う。
そのほうが、やりやすいし、分かりやすいから。
でも今作は、あえて《トキ「…」》のインサートカットを入れて、劇伴の入るタイミングを「これなら よいじゃろう…」の直前からスネークイン(フェードインよりもゆっくりと音声をごく小さい音量から上げていく技法)させた。
弱弱しくメロディを奏でるストリングスの劇伴と、目の前の現実に戸惑いつつも司之介の気持ちに感動し始めるトキの心情の変化がじわじわっと伝わる演出になっていると思う。
そして、劇伴が終わる絶妙なタイミングで「い… いや まげが…」。
「落ち武者」だけに、見事な「オチ」である(笑)
あとがき
前回の感想にも書きましたが、今回を見て、改めてその思いを強固にしました。
今作は、明治時代に限らず令和の‘いま’にも通じる “時代の変化に適応できず、取り残されていく人々の姿の象徴” として司之介というサブキャラクターを描いて《既成の秩序が崩れた、混迷の只中にある時代》を描いているのです。
変化に抗う者、変化の中で不安を抱える者たちの不安や戸惑い、そしてささやかな日常の中にある「趣とユーモア」や「不条理と理不尽」を丁寧に描写することで、視聴者に共感を促しているんです。
ここに共感、感情移入できれば『ばけばけ』を楽しめると思いますし、私は楽しんで見ています。
「そうは思わない」「そう受け取れない」な人もいるでしょうけど。
※文中の方言風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年9月7日に3,800万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)