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【忠告】
朝ドラ『ばけばけ』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありませんが。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツ夫妻の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
熊本の小泉八雲の家にいた3人の女中、女中クマのモデルは?
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俳優・高石あかり(※高=はしごだか)さん主演でヒロイン・松野トキを、トミー・バストウさんがレフカダ・ヘブンを演じ、文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と、妻・セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。
第20週『アンタ、ガタ、ドコサ。』では、主人公たちの生活を支えるしっかり者の女中のクマ(夏目透羽)が登場しています。
しかし、実際の歴史を紐解くと、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の家庭にはドラマ以上に強烈なキャラクターの女中がいたのです。
そこで今回は、熊本に移住した小泉八雲の家にいた3人の女中と、劇中のクマのモデル(人物)を推測するための[史実]を記してみます。
きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることに」なるので、より今作を深読みできると思います。
完璧な義母と問題だらけの女中
小泉八雲の妻であるセツの養母、トミは非常に有能な女性だった。
彼女は、セツが八雲の執筆活動を助けることに専念できるよう、家事の全てを完璧に仕切っていた。
トミは女中たちに的確な指示を出し、家を切り盛りする司令塔のような存在だった。
そんな厳しいトミですら、さじを投げそうになったのが、松江から熊本までついてきた「お米(よね)」という20歳の女中である。
よねは、働き者ではあったが、あまりにも自分勝手でドジな性格だった。
ある時、彼女の本性を表す事件が起きる。
トミがよねを歓迎して大きな煮魚を与えたところ、よねは味をしめたのか、次に料理を任された際に自分のお皿へ一番大きな切り身を乗せたのである。
これに気づいたトミは激怒した。
奉公に来た最初の日だからとて祝福の意味で彼女に切り身の煮魚の最大なのをさらにつけてあたえられた。然るにその後よねに煮魚をさせたら、彼女は自分の皿へ一番大きい切り身をつけた。この時は黙っていたが、三度目に又もこれをやった時、遂に祖母は「えいっここなええ気なセゴハゲ奴が!」と大喝されたとのことだ。
※出典:小泉一雄『父「八雲」を語る』
「セゴハゲ」とは、ずる賢い人間を罵る当時の言葉である。
そして、よねの騒動は、ここからさらにエスカレートしていくのだ。
八雲も呆れた「世界一の馬鹿」な行動
よねという人物は、現代の言葉で言えば「とんでもないドジっ子」だった。
彼女は家の中で皿や小鉢を次々と割りながらも、なぜか全力で働いていた。
八雲の長男である一雄は、彼女が給料をもらって喜んだ時の信じられないエピソードを書き残している。
出雲今市の大酒呑櫻井輿市兵衛の娘よねは20歳の時ご飯炊きに来て数月を毎々皿小鉢を毀しながらも滅茶苦茶に働き、為に月給一円を與えられるや、予想外の昇給に歓喜の余り飛び上がり、台所の上蓋を踏破したという逸話もある……。
※出典:小泉一雄『父「八雲」を語る』
給料が上がった喜びで飛び跳ね、床を突き破ってしまうほどの勢いだったというから驚きである。
また、明治31(1898)年の夏には、海水浴について行きながら自分自身が溺れかけ、助けが必要な事態を引き起こした。
これには、普段は寛容な八雲も「世界一馬鹿な女だ」とため息をついたという。
以来熊本、神戸、東京と従いて来た。明治31年夏、鵠沼海岸で危うく溺れかかり、父をして「世界一馬鹿の女」と嘆ぜしめた女である。
※出典:小泉一雄『父「八雲」を語る』
八雲の家では、夜に新聞が届かない日は女中も一緒にゲームをして遊ぶなど、家族のような温かい交流があった。
しかし、よねの行動はその親しさを超えて、周囲を呆れさせることが多かったのである。
不幸を笑い飛ばす生命力と家族の絆
よねの人生は、決して楽なものではなかった。
彼女は生涯で4回の結婚を経験したが、夫や子供たちと次々に死別したり離別したりするという、壮絶な不幸に見舞われた。
普通の人なら立ち直れないような状況だが、よねは再びセツのもとを訪れ、「家族にはもう飽きました」と言い放ってまた女中として働き始めたのだ。
晩年のよねは、自分が八雲に長年仕えた「忠実な女中」であることを周囲に自慢して回った。
皿を割り、煮魚を横取りし、床を突き破った過去はどこへやら、彼女はちゃっかりと自分の立場を利用して周囲の同情を買っていたのである。
単純な人や、古くからの家庭内の事情を知らぬ御連中は、それを信用して、甚くこのだらしない婆に好意を寄せられた。彼女の不幸を聞かされて大概な人は、始め同情した。同情されるとまってましたとばかりに、有る事無い事、人物混同、時代錯誤、お構いなしに喋々と弁じ立てた。而して「ええ気」となりついには「セゴハゲ」を発揮した。心ある者からは「頭の黒い鼠」とも「毒虫」とも評された。
※出典:小泉一雄『父「八雲」を語る』
一雄は彼女のことを厳しく書いているが、その文章からは不思議と温かみが感じられる。
どんなに失敗をしても、どんなに図々しくても、八雲とセツはよねを最後まで見捨てなかった。
よねが巻き起こす騒動さえも、小泉家にとっては大切な日常の一部だったのかもしれない。
彼女の存在そのものが、八雲が愛した「少し奇妙で人間味あふれる日本」を象徴していたと言えるだろう。
結論:女中クマは「ドラマだけのオリジナルキャラ」
ここまで、女中のよねについて書いてきたが、果たして、この‘よね’が劇中のクマのモデルであると言えるのか?
結論から言うと、熊本から合流したクマ(夏目透羽)に特定のモデル(実在した一人)はいない。
当時の記録に残っている複数の女性たちのエピソードを組み合わせて作られた、ドラマ独自のキャラクター)だと考えられる。
その理由は、大きく分けて2つある。
理由1:実際の「女中さん」は1人ではなかった…
ドラマでは、クマが1人で松野家の家事をすべてこなしているが、[史実]では、小泉家(ラフカディオ・ハーンの家)には常に複数の女中さんがいた。
熊本で暮らしていた時期には、次の3人が働いていたことが分かっている。
●お米(およね)さん
●お松(おまつ)さん
●お梅(おうめ)さん
これに加えて、妻・セツさんの養母であるトミさんも家事を手伝っており、実際は「チーム」で家事を回していたのだ。
理由2:実在した3人と設定が違う…
劇中のクマは「身寄りがなく、職を失ったところを助けられた」という設定であるが、下表のように実在した3人は少し事情が異なる。
| 名前 | 期間(場所) | 実際の特徴 | 女中クマとの違い |
|---|---|---|---|
| お米 | 松江・熊本・神戸・牛込 | 親戚の代わりに雇われた | 誰かの代わりではない |
| お松 | 松江の西洋料理店でスカウト→熊本 | 西洋料理のプロ | 料理人という設定はない |
| お梅 | 熊本・神戸・牛込 | 熊本で新しく雇われた | 他に2人の同僚がいた |
このように、3人ともクマの生い立ちや状況とは一致しないのである。
まとめ:3人の良いとこ取り?
クマは、実在した「お米・お松・お梅」という3人の要素をヒントに、物語を面白くするために新しく作られた人物と言えるだろう。
『ばけばけ』の中では、彼女が1人で家事を切り盛りすることで、主人公たちとの家族としての絆がより深く描かれるようになっていると思われる。
とはいえ、今のところは《主人公たちとの家族としての絆がより深く描かれる》ための要員としては、正しく機能しているとは言い難いが。
あとがき
小泉八雲の家庭に、これほど個性的でパワフルな女中さんがいたとは驚きました。
よねさんのエピソードはどれも破天荒ですが、それを「世界一の馬鹿」と言いながらも受け入れ続けた八雲やセツさんの懐の深さに、家族の絆の強さを感じます。
ドラマのような完璧な使用人も素敵ですが、こうした失敗だらけでも生命力にあふれた人がそばにいたからこそ、八雲は人間の本質を描く名作を数多く残せたのかもしれません。
よねさんの物語を知ることで、八雲の文学がより身近で温かいものに感じられると思います。
ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。
読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。
参考・出展
■『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 ![]()
■『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 ![]()
■『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 ![]()
■『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 ![]()
■『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA ![]()
■『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社
■『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 ![]()
■『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 ![]()
■『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『日本瞥見記(上・下)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『東の国から・心)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『思ひ出の記』小泉節子(著)・小泉八雲記念館(監修)ハーベスト出版 ![]()
■『ドラマ人物伝 小泉八雲とセツ:「怪談」が結んだ運命のふたり』NHK出版(編)NHK出版 ![]()
■『ラフカディオハーンが愛した妻 小泉セツの生涯』櫻庭由紀子(著)内外出版社 ![]()
■「詳述年表ラフカディオ・ハーン伝」板東浩司(著)英潮社
■「小泉八雲: 思い出の記・父八雲を憶う」小泉節子,小泉一雄(著)恒文社
■https://archive.org/details/kottojapanese00hearrich KOTTO
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.79571/page/n13/mode/2up KWAIDAN
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.45846/page/n11/mode/2up Out Of The East
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami0lhear Glimpses of unfamiliar Japan vol.1
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami02hear Glimpses of unfamiliar Japan vol.2
■「松江に於ける八雲の私生活」桑原羊次郎(著)山陰新報社
■『ラフカディオ・ハ-ンのアメリカ時代』エドワード・ラロク ティンカー(著)木村勝造(訳)ミネルヴァ書房 ![]()
■『小泉八雲事典』平川祐弘(監修)恒文社
■『夢の途上: ラフカディオ・ハーンの生涯〈アメリカ編〉』工藤美代子(著)集英社 ![]()
■『評伝ラフカディオ・ハーン』E.スティーヴンスン(箸)遠田勝(訳)恒文社 ![]()
■『小泉八雲 日本を見つめる西洋の眼差し』筑摩書房編集部(箸) ![]()
■『明治時代の人生相談』山田邦紀(著)幻冬舎 ![]()
■富田旅館の証言(国立国会図書館サーチ〈NDLサーチ〉
)
■レファレンス協同データベース ![]()
■島根郷土資料刊行会編「西田千太郎日記」 ![]()
■国立国会図書館蔵書「小泉八雲全集 第1-17巻」 ![]()
■名古屋大学「人事興信録」データベース ![]()
■書陵部所蔵資料目録・画像公開システム - 宮内庁 ![]()
■『父小泉八雲』小泉一雄(箸)小山書店 ![]()
■『小泉八雲「見えない日本」を見た人』畑中章宏(著)光文社新書 ![]()
■『ラフカディオ・ハーン-異文化体験の果てに』牧野陽子(著)中公新書 ![]()
■『さまよえる魂のうた 小泉八雲コレクション』小泉八雲(著)、池田雅之(編)ちくま文庫 ![]()
■『小泉八雲と松江―異色の文人に関する一論考』池野誠(著)島根出版文化協会 ![]()
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第20週『アンタ、ガタ、ドコサ。』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)が熊本で新生活を始めるも、女中クマ(夏目透羽)との距離感や土地への違和感から不穏な空気が漂い始める…。司之介(岡部たかし)の密会、ヘブンの創作不調、そして焼き網紛失事件が一家の疑心を煽り、ついにはクマが辞意を示す中、丈(杉田雷麟)の懐中時計まで消え、混迷が深まっていき…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7,13,14,19週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9,12,15,18週
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※敬称略
「大胆な編集の成功」と「本編の無駄の多さ」がよく分かる
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今回の、今週の「ダイジェスト版」を見て分かったことが二つある。
一つは、《かなり大胆な編集を敢行し、それなりに成功している》ということ。
もう一つは、《如何に「本編」に無用な部分が多かったか》ということ。
今回は、この二点について絞り込んで感想を書いてみる。
まさかの「主人公家族の不満」の“ほぼ全部を削除”
まず、一つめの《かなり大胆な編集を敢行し、それなりに成功している》。
週5放送の「本編」の印象で強く残るのは以下の三点だったようだったと思う。
●「新章」だからこその、新生活の始まり
●新天地に引っ越してきた新生活への愚痴
●主人公らの新しい女中への不平不満
この三要素を強調しながら、「焼き網紛失騒動」を中心に、犯人捜しをやる “探偵もの” を主軸に仕立てたのが、今週の「本編」だった。
確かに、最終的に “相当強引に” ヘブン(トミー・バストウ)が日本人の心の温かさを知るエピソードに帰着させ、「かまどの隙間」のオチまで作ったが。
所詮、強調していたのは「主人公家族の不満」と「焼き網紛失騒動」だけである。
しかし、「ダイジェスト版」では、まさかの「主人公家族の不満」の “ほぼ全部を削除” を遂行した。
前半の「1/3」で、「ヘブンが新しい文筆活動が進まない」というパッとしない現状を提示。
中盤の「1/3」では、「騒動を客観し続けるヘブン」を提示。
終盤の「1/3」では、「ヘブンが日本人の心を知って、低迷期からの脱出」を提示した。
要するに、15分間を使って必死に「ヘブンの物語」であると言い切った! のだ。
このことが《かなり大胆な編集を敢行し、それなりに成功している》という理由である。
今週を「ヘブンの物語」と位置付けるなら、半分以上は無用
続いて、《如何に「本編」に無用な部分が多かったか》について、
実際にどの程度の尺を削除したのか分からないが、週5放送の半分以上はカットしたと思う。
それくらいに、今週を「ヘブンの物語」と位置付けるならば、無用だったということになる。
もちろん、よく見れば、よくよく考えれば、懐中時計と財布ごときで、日本人の心に気づいたとするのは強引だ。
物語として鑑みれば、実に雑であり、結論ありきの不足分だらけの物語だ。
その上、脚本も演出も、どの部分を強調するべきかで、明らかに失敗し、過ちを犯したのだ。
だって、本来「ダイジェスト版」で言いたいことを「本編」でも言いたいのなら、「主人公家族の不満」と「焼き網紛失騒動の犯人捜し」をここまで強調する必要はなかったのだ。
例えば、女中クマ(夏目透羽)が「泥棒に焼き網を盗まれた」と騒いで、トキ(高石あかり※高=はしごだか)たちが外部からの泥棒逮捕に翻弄する中で、ヘブンが家族で助け合う心に感動する… でもよかったわけである。
要は、妙に “考察系ドラマ” 風のことをやれば視聴者が喜ぶだろうなんて下心を出すから、「ヘブンの物語」のためには無駄ばかりになったのだと思う。
もちろん、今週の小林直毅氏の演出によるエピソードのメリハリの付け方が適切でないから、、「ヘブンの物語」が薄まったことは言うまでもない。
あとがき
高石あかりさんやトミー・バストウさんの負担を減らしたいという「NHKの働き方改革」を全面的に否定はしません。
大人の事情で、クマ役の夏目透羽さんを登場させて、花を添えたいと企むのも否定はしません。
でも、「トキの物語」「ヘブンの物語」「トキとヘブンの物語」に見えなければ、プロとして失格、失敗ですよ。
当然、「ダイジェスト版ではできたからよい」なんて言わせませんから。
残り5週間、そろそろトキがヘブンの執筆活動を手助けしないと、怪談本作成のくだりも高速で進んで終わると思います。
●三之丞(板垣李光人)モデル“静かなる光” → こちら
●錦織(吉沢亮)モデル“八雲+セツとの友情” → こちら
●妾か女中か?“八雲が求めた女中の条件” → こちら
●八雲はモラハラ夫?“繊細で偏屈な素顔” → こちら
●八雲先生が"英語"で伝えた日本の文化 → こちら
●"禁じられた結婚"とセツ・マティの共鳴 → こちら
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第7話『Lost Cat Days 探偵』の感想。
一ノ瀬洋輔(松田龍平)が暮らす探偵事務所兼住居「ゆらぎや」に、ある雨の日、1匹の猫が迷い込む。猫探しを生業としながら、過去のトラウマで猫が苦手な洋輔は対応に苦慮するが、南香澄(片山友希)ら同居人はすっかり歓迎ムード。14歳の北由香里(川上凛子)の助言を受け、洋輔は恐る恐る猫と向き合い、“イズミ”と名付けて溺愛するようになるが、その頃、西ヶ谷温泉に猫の刺青を背負う怪しい男(山本浩司)が現れ、事態は思わぬ方向へ転がり始める…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:沖田修一(過去作/0.5の男) 第1,2話
近藤啓介(過去作/今日もふたり、スキップで) 第4,7話
守屋文雄(過去作/キツツキと雨※沖田修一と共同脚本) 第3,5,6話
演出:沖田修一(過去作/フルーツ宅配便) 第1,6話
近藤啓介(過去作/今日もふたり、スキップで) 第3,4,7話
東かほり(過去作/映画「とりつくしま」) 第5話
音楽:池永正二(過去作/0.5の男,パーセント)
主題歌:My Hair is Bad「ここで暮らしてるよ」
※敬称略
温泉街にたたずむ、つかみどころのない探偵
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なんと、《次週(次回)が最終回》ということで、今回の感想に加えて、総括っぽいこともやってみたい。
本作が、私のお眼鏡にかなう今期の連ドラが少ない中で、私の心をグイっとつかんで離さないことは、毎回書いているとおりだ。
主演を務める松田龍平さんが演じる主人公の一ノ瀬洋輔(松田)は、探偵でありながら発明家という顔も持っている。
舞台は地方の温泉街にある、今はもう営業していない古い旅館だ。
そこで暮らす洋輔は、いつもぼんやりとしていて、何を考えているのかさっぱり分からない。
そう、この、毎回見ていても、ず~っとつかみどころのない不思議なキャラクターこそが本作の最大の魅力なのだ。
犯人は人間じゃない?常識破りの事件解決
本作で起きる事件は、普通の「探偵もの」とは全く違う。
例えば、今回の第7話で事件を引き起こした犯人は人間ではなく、いろいろあって人間と意思疎通できる「タレント猫」なのだ。
そんな信じられない状況に対し、洋輔は自ら作り出した「猫語翻訳アンテナ」」という道具を使って立ち向かう。
この発明品のおかげで猫と会話ができ、犯行の理由を聞き出すという、とんでもない展開が繰り広げられる。
そして、この「猫と話せる」は、第5話にあったお湯と会話できる「OU(お湯)翻訳」と同じ系統であり、この《事件解決の肝が‘意思疎通’》という点が、今作が並大抵の「ヒューマンドラマ」とは違う由縁だ。
フツーの「探偵もの」であれば、細かなヒントを集めて論理的に犯人を追い詰めるものだが、本作はその枠組みを大きく飛び出している。
あえて物語の構成を《事件解決の肝が‘意思疎通’》のみに絞り込むことで、謎解きよりも、ゆったりと流れる時間や、どこか頼りない空気感を楽しむ作り)になっているのだ。
バラバラな要素が溶け合って生まれる、心の軽さ
本作の独特な空気を作っているのは、物語の設定だけではない。
松田龍平さんという役者が、演技を超えてただそこに存在しているかのようなたたずまいが、見る人をリラックスさせてくれるからである。
たとえ事件がスッキリ解決しなくても、洋輔の人間性も持ち味は変わらない。
その変わらなさが視聴者に安心感を与え、「また来週もこの温泉街をのぞいてみたい」と思わせるのだ。
「探偵」「温泉街」「発明」という本来なら結びつかないような3つの要素が絶妙に混ざり合うことで、個々の単語が持っている定番の印象をうっすらと残しつつ、考察系ドラマでもなく、温泉街が舞台ののほほんドラマでもなく、発明で世界を変える壮大なエンタメでもない、ふわふわとした心地よい感覚が生まれているのだ。
この “浮遊感” こそが、多くの人を夢中にさせる最大級の見せ場であると思う。
ドラマファンとして見逃せない、聞き逃せないポイント
今回の《事件解決の肝が‘意思疎通’》は、前述のとおり “タレント猫” だ。
そして、今回の撮影に駆り出された二匹の猫も “タレント猫” である。
タレント猫を起用して、タレント猫の撮影現場での要求を描くという、なんともパラドックスな世界が第7話の見どころだ。
そして、ドラマファンとして見逃せない、聞き逃せないポイントもあった。
例えば、温泉宿「ゆらぎや」に迷い込んだグレーのはちわれ猫で、有名なタレント猫のテディだと判明したタレント猫「イズミ/テディ(たわし)の声が、人気声優の悠木碧さんだった。
また、テディが所属する動物タレント事務所「アニマルドリームプロモーション」代表・阿仁丸を演じたのが赤星昇一郎さんで、昭和世代なら、1980年台の深夜バラエティー番組で一世を風靡した『ウソップランド - 怪物ランド』でお馴染みだろう。
ちなみに、映像業界的には「タレント猫」というより「ペットモデル」ということが多い。
そして、今回登場した二匹の猫のペットモデルの演技力もなかなかのものだったことも添えておきたい。
あとがき
一見バラバラに見える要素が重なり合うことで、視聴者の心が軽くなるような不思議な感覚が生まれているんですよね。
このような新しいタイプの作品がもっと増えれば、ドラマの楽しみ方がさらに広がるのでしょう。
次回が最終回で、ついに洋輔の母の母・一ノ瀬恵美(原田美枝子)が登場します。
どんな発明品が登場するのかを含めて楽しみです。
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第100回/第20週『アンタ、ガタ、ドコサ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
いまだ焼き網も犯人も見つからない。互いに互いを疑う松野家の空気に耐え兼ね、自分が犯人と疑われていると感じたクマ(夏目透羽)は女中を辞めると言い出す。必死になだめるトキ(髙石あかり)やヘブン(トミー・バストウ)たちの静止も振り切り、家を飛び出そうとするクマ。その時、丈(杉田雷麟)の懐中時計が今度は盗まれたと発覚する。しかし、事件当時クマにはアリバイがあることが発覚し、犯人捜しは混迷を極める。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7,13,14,19週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9,12,15,18週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10,16週
小島東洋(過去作/『ばけばけ』助監督) 第11週
小林直毅(過去作/『ばけばけ』助監督) 第17,20週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
副音声日本語吹替:西地修哉(ヘブン担当)、木村はるか(リヨ担当)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、川野秀昭、田中陽児|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘、和田岳秋|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、毛尾喜泰|技術:増田徹、備中正幸、酒井俊史|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田直矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲、武井美晴|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな、日野維乃|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規、北島規、眞弓敬司|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉、大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子、厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華、澤井洸、平松康、吉田隆広、布川紗生、大島櫻子|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史、横田浩之、高浪隆史、三好勇作、石井千尋|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和、鍛本美佐子、石川カンナ|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子、高屋友里|かつら:松本誠也、丹波峯子、山崎浩彦、栗野洋子|特殊メイク:江川悦子、権田日和、山埼佳子|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大、後藤怜亜、大野陽平、小峰陸矢、上野香織、佐伯木乃実、畝岡歩未、増田愛海、野曾原明香、中元芽生|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治、斎藤明日香、竹本航、徳岡美紀、奥山温子|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録:木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉、松島彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章、ネイサン・ベリー、米倉リエナ|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人、川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和、宮崎昭徳|書道指導:今口鷲外
※敬称略
最初から、クマが焼き網を買って補充すればよかった?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
冒頭から「今週は何だったの?」状態である。
なくなった焼き網をご主人様の許可なく一女中のクマ(夏目透羽)が “買える” のであれば、最初から “買えば” 騒動にならずに済んだのでは?
もちろん、騒動にした張本人は正木(日高由起刀)だが。
また、よく分からないのは、「クマは自腹で焼き網を買って騒動を鎮圧した」のか、「クマには日用品の買い物は許されていた」のかだ。
前者であればクマが気の毒だし、後者であれば前回で書いたとおりにヘブン(トミー・バストウ)がクマに焼き網を買い増すように指示するだけで、騒動は必要なかったことになるからだ。
トキやフミが、辞めたいクマを引き留める理由が分からない
もっと、よく分からないのは、トキ(高石あかり※高=はしごだか)や司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)がクマを引き留める理由である。
だって、本作は、トキたちが家事をやらせてくれないクマを、明らかに “煙たがっていた” と描いてきたのだ。
場面によっては、クマが嫌がらせのようにトキたちを排除していように、今週の小林直毅氏の演出は表現してきたのだ。
だったら、トキのほうから辞めると言い出したのは、トキたちにとって飛んで火にいる夏の虫状態なのでは?
やはり、今週の演出、演技指導の失敗だと思う。
演出、演技指導で、手伝わせてもらえないトキやフミは残念だけど、雇われの身であるクマの立場も分かるから… と、トキやフミが苦笑いするような描写を差し込むだけでよかったのだ。
そう、金曜日の展開を理解していたなら、演出家として仕込んでおくべきだったと思う。
まっ、小林氏に言っても馬の耳に念仏だろうが。
家族全員が「クマも嘘はつかない」と考えて行動するべき
司之介「女中言っても わしらの家族だけん」
この司之介のセリフも、思い切り空を切ったと思う。
だって、松野家、ヘブン邸には、第70回(2026年1月9日放送)の家族対面式の場面で「嘘はダメ」という家訓のようなものがある‘設定’なのだ。
だったら、家族全員が「クマも嘘はつかない」と考えて行動するべきなのだ。
よって、焼き網がなくなった時点で、犯人捜しをする以前に、ヘブンが家族の一員であるクマに「嘘はダメ」と宣言したらよかったのだ。
その上で、フミが「クマが知らないというなら、そうでしょう」と言えば済むことだし。
トキが「これから、家のことはみんなでやりましょう」だし。
フミが「松江の本場のしじみ汁の作り方を教えてあげるわね」なのでは?
そして、延いては、トキたちとクマが一緒に家事をやることが、トキとヘブンが一緒に散歩に出かける描写とリンクしていくのでは?
どうやら、必死に「探偵もの」として一週間を引っ張り続けたいがあまりに、本作で最も消えかけていた人間としての、家族としての “優しさ” や “温もり” を蔑ろにしたことに気づかなかったと思う。
だから、ネット界隈の盛り上がりも今一つだし、《家族の中に盗人がいると疑う》という内容そのものが見終えたあとも何となく殺伐とするのである。
松野家の日常の中で“日本人の心”を盛り込めばよかった
とにかく、もやもやする一週間であり、第100回だ。
個人的には、懐中時計、財布による “優しい嘘” だとしても、《家族の中に盗人がいると疑う》は完全に消えてないわけで。
だから、当初から一貫して「嘘はダメ」だから、「家族の誰も疑わない」として、〈かまどと壁の隙間〉を探せばよかったのでは?
まっ、そうなると、第78回(2026年1月21日放送)にあった〈隙間に落とした箸〉と似たような感じになってしまうが。
これはこれで、好意的な伏線回収としちゃえば済むわけで。
結局、ヘブンが感動したのは “優しい嘘” ではなく、「ニホンジンノ ココロ」なのだ。
だったら、わざわざ騒動を起こすことなどせずに、松野家のありふれた日常の中で “日本人の心” を盛り込めばよかったと思う。
だって、正木と丈(杉田雷麟)の “優しい嘘” だって、見ようによっては「家族だから」というより「若い女性だから」にも見えるわけで。
それなら、いっそ、トキやフミが「私が隠しました、捨てました」と “優しい嘘” で、クマをかばったほうがよかったと思う。
もちろん、その場合は、前述したように、演出で、トキとフミがクマを、クマがトキとフミを「本当は邪魔だと思ってはいない」としっかりと強調しないとダメだと思うが。
あとがき
今週、ず~っと、サブタイトル『アンタ、ガタ、ドコサ。』の意味を考えていたんですね。
最後まで見れば、「あなたは、どこ(の人)ですか?」という意味合いで、《クマの物語》であるってことのようです。
ならば、「クマは、どんな人ですか?」の答えとなるような、クマの人物紹介に徹したほうがよかったと思いますね。
思い切って、「女中クマが見たヘブン一家」のようなスピンオフ週的なものでも悪くなかったかも?
結局、脚本が盛り込んだ要素が大量な上に、演出が適切でなくせわしないがために、ごちゃごちゃしただけだったような。
これ、明日の「ダイジェスト版」でどこまで修正するのかお手並み拝見ですよ。
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第7話『離婚保険を調査せよ! 金メダリスト夫婦が突然の離婚!?』の感想。
誰もいないチャペルに純白のドレス姿の凛(岡崎紗絵)が現れ、視線の先に立つ人物が示唆される一方、1週間前のオフィスでは理想の夫婦と称される大河内夫婦に“離婚保険”の疑念が浮上する。天音(玉木宏)は深山(小手伸也)と調査に乗り出し、突然離婚を告げられた広也の困惑を知る。さらに凛が目を離した隙にみつ葉(鈴木誉)が失踪し、街中で佐久間(渡部篤郎)と捜索する事態となり、幸せの裏側と不穏な影が交錯していく…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:大石哲也(過去作/遺留捜査シリーズ) 第1~3,6話
小島聡一郎(過去作/青のSP,遺留捜査(第7シーズン)) 第7話
演出:星野和成(過去作/未来への10カウント,シッコウ!!~犬と私と執行官~) 第1~3,6話
守下敏行(過去作/相棒,元科捜研の主婦) 第4,5話
岸川正史(過去作/じゃない方の彼女,ギルガメッシュFIGHT) 第7話
音楽:得田真裕(過去作/俺の話は長い,家売るオンナシリーズ,アンナチュラル)
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「崖っぷちルビー (VS. アイナ・ジ・エンド)」
※敬称略
脚本も演出も“初担当”が、これまでで最も本作らしかった
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―――ここまで、ごあいさつ―――
感想を投稿するつもりはなかったが、ブライダル業界の端くれとしてだけ見てみた。
以前にも書いたと思うが、やはり、予想したとおりで、「おじさんだけ」のほうが圧倒的によい。
もちろん、「面白い」という意味ではない。
なぜなら、これまでの天音蓮(玉木宏)と栗田凛(岡崎紗絵)のバディでは、どうしても「主と従」の関係になってしまい、実質的に有効な調査をしているのは天音だけだったのに、天音と深山俊雄(小手伸也)のバディになると、俄然と《ちゃんと調査している》に見えるからである。
逆に失敗だったのは、妙に栗田を強調してしまったこと。
今回は、栗田お休み会にすればよかったと思うが。
まあ、それでも、過去の6話に比べたら、《保険調査会社を描いたドラマ》に見えたのは朗報だ。
ただ、私が思うに《深山の離婚した家族の話って必要?》ということ。
確かに、“離婚” というキーワードで共通項にしているのは理解するが、家族を出さなくても「深山は離婚経験がある」と強調すれば済むわけで。
とはいえ、第7話にして、脚本も演出も “本作初担当” に交代したわけだが、繰り返すが、これまでで最も “本作らしかった” とは思う。
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Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
ザ・ロイヤルファミリ
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2026年1月16日に3,900万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)


