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[拍手投稿] はじめまして さん (2025-06-12 15:12:47)
連続テレビ小説「あんぱん」 (第54回・2025/6/12) 感想 ※そもそも論ゼロで、褒め気味で、千尋のモデルの話も
あんぱん毎朝楽しみに見てます。 今日は泣きました。 反転部分読ませていただきました。 往復し…の続きの部分にとても愛を感じました。
千尋さんが好きで視聴しているのでその描写のあたたかさに嬉しくなってコメント残します。
あんぱんになってからほぼ毎日お邪魔させていただいてます。今は省エネモード…でいらっしゃいますがこれからも拝見させていただければと思っております。
ご無理はなさいませんよう…。 毎日の楽しみをありがとうございます!
※当方にて適宜改行を入れさせていただきました。
↓ここから管理人返信↓ |
テンプレなので「省エネモード」と書いておりますが。
今回も、フツーに “4時間も” 掛かりましたので、内容次第で熱くなりますね。
今回の感想では、あえて「千尋のモデル」について、伏せ字で書きましたが。
下記のネット記事を読むと、制作陣が相当に[史実]と[フィクション]の狭間で苦労したことが分かります。
「他のシーンも、これくらい入魂してやってよ!」と思いますが。
「やれることは、やる」は大いに評価したいと思って書きました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
「現場で見ていても、芝居というより、ドキュメントだったんですよね。北村さんと中沢さんが長い撮影期間で重ねてきた時間、関係性がつながっているというか。千尋のような若者は当時たくさんいましたし、嵩と千尋の言葉を今の時代を生きるすべての世代の皆さんに届けたかったのです」
出展:「あんぱん」朝ドラ異例“15分2人芝居”嵩・北村匠海&千尋・中沢元紀“実録”編集で変更 CP語る裏側 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
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第54回/第11週『軍隊は大きらい、だけど』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
嵩(北村匠海)が入隊して2年後の夏。久しぶりに会った千尋(中沢元紀)は、海軍の士官になっていた。ショックを隠せない嵩に、千尋は海軍予備学生に志願したことを説明する。「もう後戻りはできん」と淡々と話す千尋は、嵩にある古びた手帳を渡す。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
前回のラスト「嵩と千尋が向かい合った」に直結したのは?
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私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
もう少し内容が良い方向に向かうまで、少しエネルギーは抑え目で書かせていただきます。
※しばらくの間、テンプレです…(謝)
良い部分を見つける「いいとこ探し」というより、同情してしまう部分を見つけてしまった「かわいそ探し」とでも言おうか。
前回のラストは、違和感マシマシで、千尋(中沢元紀)と嵩(北村匠海)が再会した場面で終わった。
千尋が嵩に会おうと思った動機も、手紙が届いた経緯もすっ飛ばして、気が付いたら「嵩と千尋が向かい合っていた」に面食らったことは、前回の感想で書いたとおりだ。
そこで、「きのうの私」はこう考えた。
このいきなりな「嵩と千尋が向かい合っていた」に、次回は何を直結するのか?
もちろん、冒頭で「嵩と千尋が向かい合っていた」を繰り返すはずはないのは分かっていた。
だって、「嵩と千尋がどこかへ移動する」をやったら、歩いている途中で終わって「予告編」とつながらないからだ。
かと言って、「料亭風の店内で嵩と千尋が向かい合っている」をやったら「移動中に何を話したの?」に絶対になる。
だから、この第54回の冒頭の作り込みで、脚本家や演出家や制作統括のプロとしての腕前や今作への思い入れを知ることが出来ると思ったわけだ。
で。
答えは、まさかや~の「料亭風の店内で嵩と千尋が向かい合っている」だ(失笑)
いま、書いていて気づいたのだが、この「まさかや~」は、令和の朝ドラの迷作中の迷作『ちむどんどん』(NHK/2022年度前期)の主人公・暢子(黒島結菜) の口癖で。
今作の主人公・朝田のぶ(今田美桜)のモデルは、『アンパンマン』の原作者・やなせたかしとその妻・小松暢さん。
そう、「暢子」「のぶ」「暢」と似ていることから、まさかや~、今作も迷策になるという伏線か(汗)
前回で妙な寸止めをやるから、陳腐な後出しにしか見えない
冗談はさておき。
今回の冒頭を、メインタイトル映像を頭に持ってきて。「料亭風で嵩と千尋が向かい合っている」にしたことで分かるのは。
今作が、“連ドラ” として前後のシーンのつながり、前回と次回のつながりを、ほぼ考えていないこと。
じゃあ、一体何を考えているのか?
「ほら、ここ(ふたりが再会した瞬間)で止めれば、次回が見たくなるに決まってるよね」という “浅はかな思い込み” である。
これ、浅はかな思い込み” に見せない方法だってあったのだ。
まず、前回のラストはやめて、今回の冒頭で。
●料亭風の門標のアップを見せ、門前の佇まいを提示
※門標(もんひょう)とは、 門や玄関付近に店名や屋号を記したもの
●門口の前で、一方から嵩が来て
※門口(もんぐち)とは、門の入り口付近のこと
●嵩から僅かに遅れ、逆方向から千尋が歩いて近づいて
●お互いにハッとする
こんな感じの7~9秒間ほどの映像に、次の語りを被せるのだ。
語り「嵩は、突然、弟の千尋に呼ばれて料亭にやってきたのです」
これで、メインタイトル映像に進んで、タイトル映像明けに今回のファーストシーンにしたらよかったのだ。
そうすれば、前回で書いた “千尋が抱えた山盛りの違和感” を “陳腐な後出しジャンケン” にしなくてすんだのだ。
前回で “妙な寸止め” をやるから、同じ内容でも “陳腐な後出しジャンケン” にしか見えない。
この程度のことは、プロななら気付くはずなのだ。
でも、〈やれるのにやらない〉ということは、内容うんぬんよりも 〈自己満足のドッキリを仕掛けたい〉 が上回っているからでは?
だから、最近の今作のネット上のアゲ記事も、内容ではなく出演者と次回のあらすじ予想しか書けないのでは?
ホント、困ったものである。
千尋の〈大学生時代~軍人まで〉でスピンオフ週をやれば…
進めよう。
今回の嵩と千尋、特に千尋の変貌ぶりの解説パートを見て、当ブログのご常連の読者様なら「みっきー、きっとあれを言うよ!」だろう。
そう、これである(笑)
回想シーンは、ドラマでも物語でもない。
ただの後出しの言い訳(説明)に過ぎない!
だから、前回の感想で言及したのだ。
「なぜ入隊3年目の千尋が偶然に?」「千尋がどうやって嵩の居場所を?」「手紙から再会までの間は?」の全てがまるっと抜け落ちていいの?
こんなの、今作がお得意の「そのころ、一方…」をやって、嵩のすっ飛ばしまくった2年間に、ちょこちょこと割り込ませればよかっただけでは?
もちろん、脚本が、脚本協力が、前回で「豹変した古年兵」を盛り込んだように、「別人のように変わった千尋」で余計なおせっかいな視聴者にサプライズをやったに違いない。
しかし、一度きりのサプライズよりも、今作がやるべきは “連ドラらしさ” だったのだ。
連ドラらしさを軽視して、安易に回想シーンを使うから稚拙なドラマになるのだ。
なぜ、時間軸どおりに描かない、描けないのか、甚だ疑問しかない…
それこそ、〈次郎(中島歩)と写真〉 を盛り込むよりも。
嵩との対比表現として、千尋で 〈大学生時代~軍人まで〉 でスピンオフ週をやったほうが意味や価値もあったし、楽しかっただろうし、何より喜んだ視聴者も多かったと思うが。
千尋「もう後戻りできん」に諦めの境地、無念の受容が内包
スピンオフ週とは言わないまでも、事前に今回の 〈千尋の状況説明〉 をやっていれば、次の嵩のセリフも、今回以上に際立ったと思う。
嵩「千尋… お前 どうしちゃったんだよ。
何で そんなに
落ち着き払っていられるんだ!」
後出しによる状況説明には賛同しないが。
映像として、“ドラマ” としては、必死に、この時代の潮流や精神を短時間内に盛り込んで。
千尋が、〈戦時の狂騒に埋もれ、志は影を潜めるしかなかった〉 ことを描き、伝わってはきた。
千尋「もう後戻りできん」
そして、いいとこ探しして探すことなく、表出していたのは。
千尋を演じた中沢元紀さんの座ったままの演技による 〈千尋の内面〉 であり。
〈時代の奔流に巻き込まれながらも、密かに灯し続けた反戦の意志〉 だ。
そして、この千尋の「もう後戻りできん」には、育ての父であり、いまは亡き伯父・寛(竹野内豊)の次のセリフにつながっているともいえる。
寛「生きちゅうき 悲しいがや。
生きちゅうき、苦しいがや」
※第4回(4月3日放送)で、幼い嵩が父を亡くしたのぶを励ますために何ができるかを寛に問うて導き出した言葉
寛「なんのために生まれて
なんのために生きるがか」
※第18回(4月23日放送)で、中学生の嵩が医師を目指すのをやめた千尋と大ゲンカした後に、兄弟に悔いなき人生を送るよう伝えた際の言葉。
寛「泣いても笑ろうても日はまた昇る。
絶望の隣はねや、希望じゃ」
※第20回(4月25日放送)で、高校受験に失敗し、実母・登美子(松嶋菜々子)が去ったことに傷心した嵩が線路に寝ていたのをみつけた際に優しく語りかけた言葉。
「戦死に希望も減ったくれもない!」のは当然だが、二度とやり直すことができない当時の兵士たちにとって「絶望の隣はねや、希望じゃ」と思い込むしかやってられないという思いはなかったのか? と、思うのだ。
その諦めの境地、無念の受容こそが、千尋の「もう後戻りできん」に詰め込まれていると思う。
画面にいない登場人物だって"存在する"として描くのは当前
次のセリフも悪くない。
千尋「伯母さんや おしんちゃんを守るため
それから わしを産んでくれた
あの母さんを守るため
のぶさんや
国民学校の子供らあを守るために
立派に戦う」
伯母の千代子(戸田菜穂)、女中のしん(瞳水ひまり)、登美子(松嶋菜々子)に言及し。
その上で、のぶや子供らあにまで言及したのは、連ドラとして当然だ。
きっと、今週の脚本協力・山岡真介氏が第7週『海と涙と私と』の‘のぶ’が女子師範学校卒業までを書いたから、上記の登場人物たちのことが脳裏りにあったから書けたのだろう。
当ブログでは、いつも書くことだが。
時代が進もうが、話の展開が速かろうが、「主人公が生きている世界」と「主人公が生かされている世界」と「主人公が生きているから成立する世界」の三つが、しっかりとつながって描かれることは、ドラマの世界観として重要なことなのだ。
であるから、場面に、画面に映っていない登場人物だって “存在する” として描くのは当たり前のこと。
そんなことが出来ない作品が多い中では、よかったと思う。
嵩の「お守りなら」の音編集に、作り手たちの思いが見える
きっと、ネット界隈では「今回もヒグラシに泣かされた」なんてコメントが飛び交うだろうが。
さすがに、ヒグラシの鳴き声の音量が大きすぎて、私は演出のあざとさを感じたが。
でも、きっと、撮影時、このシーンに出演者もスタッフも身が入ったから、編集でもやりすぎたのだろう。
それが分かるのが、嵩が千尋からお守りをもらう際の「お守りなら」がオンリー扱いになっていたことだ。
おそらく、下を向いてセリフを言った北村匠海の声がこもった感じになって‘差し替えた’のだろう。
※「オンリー」とは、撮影時の音声に不具合があり、音声(セリフ)だけ別録音(声だけだから、声オンリー)して編集で当てはめる作業のこと。
多分、シーン全体を撮り直しにすると、全体の雰囲気が「二回目」になってテンションが下がるのを、チーフ監督の柳川強氏が避けたのだろう。
耳だけで聞くと違和感があるが、映像で見ると違和感がないから、芝居重視にしたのは正解だったと思う。
最後の殴り合いの兄弟ゲンカを盛り込むべきだったか否か?
さて、この感想を書くために三回見直しても、最適解が見出せない部分がある。
それが、次の千尋の “二つの印象的なセリフ” があるから悩むのだ。
千尋「わしは 兄貴と殴り合いは
二度とごめんや」
千尋「のぶさんの言うとおり
兄貴は たっすいがーのアホじゃ!」
私がいまだに最適解を見いだせないのは。
今回で、嵩と千尋が「つかみ合い、殴り合いをするべきだったか? 否か?」である。
これまでも、嵩と千尋は “血のつながった本当の兄弟” だからこそ、力によるケンカによって、違いを認め、兄弟愛をはぐくんできたと、今作が描いてきたのだ。
だったら、ここだって。
いいや、だから、ここでこそ、最後の兄弟ゲンカを盛り込んでもいいのでは? と思ったのだ。
そう思う理由は他にもある。
それは、連ドラとして、映像作品として、つかみ合い、殴り合って戦争を語り合うほうが、このやり取り、このシーンが、強く印象に残ると考えるからだ。
回想シーンや、「ダイジェスト版」、「総集編」で利用する際にも、「ああ、あの兄弟ゲンカか…」と思い出しやすいと思うのだ。
そして、「嵩と千尋の兄弟ゲンカ」こそが、何よりも “今作らしさ” だと信じるからである。
これが今作の作り手たちで出来る範囲の最適解だった…
しかしその一方で、「そこまで派手にする必要があるのか?」とも思う。
二人とも “大人になった” から “殴り合いはごめん” も十分に理解できるし。
脚本家や演出家も、千尋に「兄貴は たっすいがーのアホじゃ!」で嵩の胸ぐらをつかんでいることで良しとしたとも受け取れる。
ホント、難しい選択であるが。
私なら、もう少しインパクトを残し、込められたメッセージを強烈に視聴者の心に突き刺さるような構成や表現を選ぶと思う。
やっぱり、私は、ヒグラシや風鈴を用いて、雰囲気で本質を描くことから逃げたくないのだ。
きちんと、次の千尋のセリフの本質を正確に伝えたいのだ。
千尋「この戦争がなかったら…」
千尋「この戦争さえなかったら!」
セリフ字幕の「…」と「!」に込められた違いを、思いは抒情的に、ムードは叙情的にして、狙いから外したくないからだ。
でも、今回のヒグラシの使い方ですら「思い出のシーソー場面を薄めてしまう勢い」だったし。
しかし、これまでの今作を考えると、これが今作の作り手たちで出来る範囲の最適解だったのかもしれない…
あとがき
「ちょっと雰囲気づくりをやりすぎたかなぁ」と思うと同時に、「今回は頑張った」とも思います。
何せ、今作の「嵩の軍隊での物語」はゴリゴリの[史実]に基づいていますから、「このレベルまでは描きたかった!」とは思います。
そこで、これまで一切書きませんでしたが、千尋のモデル・柳瀬千尋(やなせちひろ)さんについて少し書きます。
なんと、名前から[史実]と同じなんですよ。
ここからは、読みたくない方のために、文字色は白黒反転させますので、読みたい方だけ自己責任でどうぞ。
↓↓↓この下から文字色反転↓↓↓
柳瀬千尋さんは、やなせたかしさんの弟で、太平洋戦争中に駆逐艦「呉竹」に乗り、輸送船を守る重要な任務にあたりました。昭和19年(1944年)7月から約3か月半、台湾とフィリピンの間を何度も往復し、多くの命を守る働きをしましたが、昭和19年年12月、敵の魚雷により戦死(享年23歳)しました。特攻ではなく、地道で危険な任務を全うした人物です。ちなみに、劇中は前回で「昭和19年7月」です。
↑↑↑この上まで文字色反転↑↑↑
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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厩舎で居眠りしてしまったものの、神野(奥野瑛太)に頼まれた島(横田栄司)の取り計らいで受験できた嵩(北村匠海)は、乙種幹部候補生に合格する。神野に礼を伝える嵩に、神野は自分も変わり者に頼まれたと言う。嵩は寝台で本を読む八木(妻夫木聡)のところへ向かい…。高知では、のぶ(今田美桜)のもとに次郎(中島歩)から手紙が届く。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
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山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
「たっすいが」が登場したのは悪くはない
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
もう少し内容が良い方向に向かうまで、少しエネルギーは抑え目で書かせていただきます。
※しばらくの間、テンプレです…(謝)
とにかく、いいとこ探しをやっておこう。
あえて、切り離す必要性を感じないアバンタイトルがあって、メインタイトル映像もあって、その直後だ。
嵩「はい! 自分は 幼少期から 故郷の高知で
たっすいがと呼ばれておりまして…」
一体、最後に「たっすいが」が今作に登場したのはいつ以来なのか?
そもそも論 《その1》 として、 今作は、自他ともに認める主人公である朝田(現:若松)のぶ(今田美桜)を下記のように設定し。
●持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれる朝田のぶ
一方の実質的なダブル主人公の相方である柳井嵩(北村匠海)を、のぶにこう呼ばせていた。
●第17回(4月22日放送)で、のぶに「あんたなんか たっすいがーのスッポンじゃ!」
●第30回(5月9日放送)で、「たっすいがーのドアホ!」
これ以降に「たっすいが」が登場したのか未確認であるが、さすがに「月1回」の登場は少なすぎると思う。
でも、逆に、いいとこ探しとしては、6月の前半でノルマ達成したのは悪くないし。
何より、ここ最近は「ハチキン」も「韋駄天」もめっきり開店休業中であるから、今作らしさを表現する意味でも悪くない。
そう、ベストでもベターでもないが、「It's not that bad.(それほど悪くないよ)」とは思う。
陸軍上等兵・八木信之介(妻夫木聡)のモデルは二人!?
その後は、決して月曜日の暴力三昧を肯定するつもりはないが、とにかく “戦争風味” を淡々と描くだけ… である。
嵩が、陸軍幹部候補生試験を受けられた理由が、小倉連隊の軍人で陸軍上等兵・八木信之介(妻夫木聡)であるのかないのか、ダラダラと。
ネタバレになるから詳細は書かないが、今作のネタバレにならない範囲で書いてみる。
八木のモデルは、二人いると見られている。
一人は、戦後、やなせたかし氏が‘戦友’と語る新屋敷上等兵。
もう一人は、のちにやなせ氏の詩集「愛する歌」の出版を手掛けた株式会社サンリオ創業者・辻信太郎氏。
※出展:サンリオのあゆみ | 株式会社サンリオ
辻氏は、[史実]では戦後にやなせ夫妻の力になる重要人物だ。
ちなみに「なぜ、二人がモデルなの?」について書いちゃうといろいろ分かってしまうので、現状は「新屋敷上等兵だけではドラマにならないから」とだけ書いておく。
とにかく、《絶賛、やなせ氏の戦争体験を映像化中!》 の今作は、退屈に見えようが入れないと気が済まないのだろう。
できれば、もう少し嵩と八木上等兵を掘り下げて描いてから、受験と合格にしてもよかったと私は考えるが。
馬場と甲田の嵩への態度が手のひら返しした理由が不明瞭
それにしても、月曜日はあれだけ厳しい軍隊生活を強調したのに。
前回と今回で、思いのほか自由行動が可能な‘健ちゃん’健太郎(高橋文哉)が都合よく登場。
僅か3日目で、月曜日にてんこ盛りだった “戦時下の軍隊あるある” が縮小化。
だから、あんなに、これ見よがしに強調せずに、半分程度にして、健ちゃんを登場させたらよかったのだ。
そして、軍隊あるあるの縮小化と同時に行われたのが。
小倉連隊内務班の古年兵で陸軍一等兵・馬場力(板橋駿谷)と甲田鉄(萩原亮介)の手のひら返し… である。
唐突に、小倉連隊内務班の初年兵で 陸軍二等兵・目黒新(日高由起刀)を合流させたのも解せないが。
甲田「こん戦争 まだまだ続くばい」
馬場「我が班も 一致団結せないかんったい!」
どうやら、脚本も脚本協力も、「戦争が終わる気配がないから結束しよう!」を理由にしようとしているが。
理由なんて、何でもいいのだ。
《掌返しの先輩兵士》の不自然さも無視しちゃうの?
そもそも論 《その2》 として、 今作が “テレビドラマ” なら、絶対に下記の二つの要素を 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》 ではないのか?
●戦線が拡大し、事態は収束の兆しを見せていない
●軍の結束は勝敗を左右し、士気と統制を保つために不可欠である
結局、この3日間、連続3回は、第51回(6月9日放送)の感想で書いたとおり、戦争を描いているつもりなのに、戦争を描けてはいないのだ。
そして、この3日間、連続3回は 《嵩の動じなさと鈍感さ》 も強調し続けている。
ここで、そもそも論 《その3》 として、おかしいのは 《変わらない嵩》 の不自然さを無視する上に、《変わった先輩兵士》 の不自然さも無視していることだ。
不自然さを無視し続けるから、《嵩の人間味も、軍隊の過酷さも、上官らの理不尽さも、戦争の悲惨さも、表現していない!》 との結論にしか達しない… のだ。
いや、ここまで私が40年ほど前に友人らと経験した「旅行気分の合宿免許」風の軍隊生活を描くなら。
いっそ、健ちゃんも嵩のルームメイトにして、一緒に「♪ワッサワッサワッサリンノ…」とアカペラ合唱させたらよかったのでは?
で、千尋(中沢元紀)が「終戦の兆しが見えないから、兄と健ちゃんに会っておきたい」でよかったのでは?
「人間は酒盛りに興じ、馬はカメラ目線で牧草を食べるだけ」なんて、撮影に付き合わせている馬が気の毒すぎる…
連ドラなのに、場面転換のたびに違和感しかない!
とにかく、“連ドラ” であるはずなのに、ここまで場面転換に違和感しかないって?
語り「高知の のぶのもとには
次郎から手紙が届きました」
4秒間もの「夜の若松家の全景」を盛り込んだ直後に、この語りだ。
そもそも論 《その4》 として、あの「夜の豪邸の引きの画」を見て、どれだけの視聴者が「若松家」だと気づくのか?
これ、4秒も割くなら、「若松」の表札のアップをナメて、奥に明かりが灯る玄関でよくなくない?
※「ナメ」とは、カメラ手前に被写体の一部を入れる構図のこと。
結局、態度が豹変した古年兵の馬場と甲田の説明ができないどころか、新しい場面の状況説明すらまともにできていないのが、今週のチーフ監督・柳川強氏の演出なのだ。
演出も演出なら、脚本協力もまったくをもって “どこを協力しているの?” である。
せめて、「ようやく嵩が古年兵たちとうまくやれるようになった、そのころ…」くらいの “やさしいつなぎめ” は置いたほうがよいと思う。
超ド級のそもそも…なぜ、のぶと次郎を盛り込んだのか?
この第53回のメガトン級のそもそも論 《その5》 として言いたいのが、《なぜ今回に、のぶと次郎(中島歩)を盛り込んだのか?》 である。
もちろん、「だって、主人公だもん! ( ー`дー´)キリッ」と主張されれたら、それまでだが。
意図的に、中島歩さんに「弱弱しい声で」と演技指導して、モノローグを録音したと思うが。
「ここで、ご丁寧にフラグを立てる必要があるのか?」と思うのだ。
詰まるところ、急死した‘のぶ’の父・結太郎(加瀬亮)、戦死した豪ちゃん(細田佳央太)と同じ “ナレ死” でいいと思う。
もちろん、次郎がこの先で、モデルとされる小松総一郎氏の[史実]どおりに終戦後の復員と病の悪化による体調不良で33歳での死去(1946年1月)するかどうかは分からない。
しかし、第1回で「のちに‘のぶ’と嵩は夫婦になる」と提示したのだから、次郎が何らかの事情で退場するのはほぼ間違いないことだ。
だったら、「この流れで挿入する必要があるのか?」としか思えないのだ。
「兄に会いたい」からの経緯くらいは語りで補強すべき!
で、時間は進んで「昭和19年(1944)7月」へ。
3日間で2年が進んだ? ことになる(どうでもいいですけど)。
あの、馬を横目に開催された酒盛りの次が、〈優しすぎるイケメン先輩兵士の嵩ちゃん〉 か。
繰り返すが、“連ドラ” なのに、ここまで場面転換に違和感しかないって??
もちろん、「久しぶりに会った千尋は、海軍の士官になっていた」に進めたくて、うずうずしたからだろう。
だったら、今回の冒頭、アバンタイトルで「合格発表」をやって、メインタイトル映像直後に、「嵩が入隊して2年後の夏になりました」の語りを入れるだけでよかったのでは?
いいや、そもそも論 《その6》 として、ドラマなんだから「なぜ、嵩と千尋は会えたの?」を描くべきでは?
スマホもない時代に、待ち合わせ場所と時間は? だし。
そもそも論 《その7》 として、「なぜ入隊3年目の千尋が偶然に?」「千尋がどうやって嵩の居場所を?」「手紙から再会までの間は?」の全てがまるっと抜け落ちていいの? だと思う。
「千尋の3年間を描け!」なんて言うつもりはないし、見たいとも思わない。
しかし、「ふと兄のことを思い出した」の動機から、手紙を書く経緯くらいは、語りで補強すべき!
言いたくないが(言います!けど)、場面が変わるたびに違和感しかないのは、もはや「あんうん(暗雲)」どころではないのでは?
あとがき
ネット掲示板のコメントや、公式SNSの書き込みを見ると、明らかに「好意的な脳内補完」で自分にいいように解釈している人が多いですね。
全部を否定はしませんし。
私だって、「好意的な脳内補完」をすれば、「古年兵が態度を一変した理由」「次郎が日本軍の負けを確信したのをのぶに伝えた理由」「千尋が嵩に会いたいと思った理由」を “創作する” ことは可能です。
でも、本人が自覚しようがしまいが、「好意的な脳内補完」は個人の “創作” であり、“全ての視聴者共通の認識” ではないのです。
そして、「行間を読む」ことと、「好意的な脳内補完」は違うどころか、真逆なことなのです。
今週に入って急増している提灯記事も、好意的な脳内補完でアゲすぎだと思いますよ。
みっきーの植物図鑑(第254回)
久しぶりに「みっきーの植物図鑑」をやります。
6月1日に義父が亡くなり、妻の実家を訪れる機会が増えまして。
お義父さんが植えたアジサイが今年も咲いたので、挿し木用にいただきました。
義母は認知症が進んでいて、庭や玄関先の植物の管理を自分ではできないので、私と妻がやっているんですけど。
「今年から我が家でも育てよう」ということになって、きのう植え替えをやりました。
根付くといいんですけどね。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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第52回/第11週『軍隊は大きらい、だけど』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
ひとり靴磨きをする嵩(北村匠海)の前に、健太郎(高橋文哉)が現れる。思いがけない再会に嵩は心が救われる。島中隊長(横田栄司)の前で軍人勅諭をすらすらと暗唱した嵩は、島の推薦で陸軍幹部候補生試験を受けることに。試験を間近に控えた嵩に、八木は受かるしか道はないと発破をかける。嵩は徹夜で勉強しようと厩舎の不寝番を申し出るが…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
前回の感想に対して質問をいただいたのでお答えします
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
もう少し内容が良い方向に向かうまで、少しエネルギーは抑え目で書かせていただきます。
※しばらくの間、テンプレです…(謝)
前回の感想に対して、次の質問をいただいたので、少しお答えします。
ヤフコメやX(旧Twitter)を見ると、「殴るのを見るのが辛い」「戦争をリアルに描くことに意味がある」「多くの人が戦争の怖さを知るのは良いこと」なんて、風潮です。
でも、私は今回(第51回)を見て、「これが、やなせたかしさんが嘆いた戦争なの?」と肩透かしを食らった感じでした。
管理人さんは、この戦争、軍隊生活のシーンをどう評価されますか?
以下に、章立ての形式で総合的かつ簡潔にまとめます。
嵩「僕 ここでやっていけるかな…」が違和感の元凶?
一言で表すなら、嵩(北村匠海)の人間味も、軍隊の過酷さも、戦争の悲惨さも、表現していない… である。
恐らく、次の嵩のセリフが全てを言い当てていると考えるべき… である。
嵩「コン太君 僕 ここでやっていけるかな…」
今回の感想ではないので、できるだけ、簡素にまとめてみる。
嵩の動じなさと鈍感さ
「僕 ここでやっていけるかな…」なんて言える時点で、肉体的にだけでなく、精神的にほぼ暴力の影響を受けていないのでは?
だって、フツーは「逃げたい!」「ここにいたくない!」だからだ。
もちろん、まだ「逃げたい!」にまで到達していないと好意的に見るのも否定はしないが。
また、カレーライスを分け与える時点で、空腹も感じず食べなくていいとの余裕がある描いているからだ。
もちろん、「ホントは食べたいけど、食べる気にならない」と好意的に受け取るのも否定はしない。
さらに今作は、嵩が冷静に周囲の人間観察をやれる余裕があるとも描いているし。
私は、自分の経験上で、肉体的に最悪の状態になると、精神状態も同じ、それ以上にひどくなることと体験している。
だから、本来であれば、古年兵らの暴力や仕打ちによって、〈肉体はおろか、精神的にもすでに病んできている〉 との表現をするべきだと考える。
暴力描写の空虚さ
ネット記事によると、「殴打の数、14分間で23回 嵩は11回」なんて馬鹿げた算術が載っていたが。
『あんぱん』殴打の数、14分間で23回 嵩は11回「しんどい」「地獄…」「裏番組に避難」の声も:中日スポーツ・東京中日スポーツ
上記の「嵩の動じなさと鈍感さ=嵩にほとんど変化がない」ことで、「悪質な指導」にすら見えないだけでなく。
嵩が大してたじろがないために、大量の殴打も、延々と絵枯れ嵩暴力も、“悲惨さ” を伝える要素ではなく、ただの “不快さ” にしかならかったのは、上記のネット記事が証明していると思う。
結局、今作自らが 《嵩の動じなさと鈍感さ》 を強調している時点で、《無感覚な人形に怒りをぶつける茶番》、《手応えのない対象に加える徒労の暴力》 にしかならないのだ。
嵩の思想の空白
困ったことに、《嵩の動じなさと鈍感さ》 を強調する中で描くべきものも描いていない。
それが、嵩の “戦争に対する思想や感情” だ。
嵩の思いは、ぼぼ全て「戦争は大きらい」に集約されたことで、本心や本音みたいなものの提示がないのだ。
そのために、暴力や訓練によって “壊される本心や本音” そのものがないのと一緒。
であるから、繰り返しになるが、暴力描写が 《響かない相手に力を尽くす空回り》 しか見えないのでは?
嵩の人間味も,戦争の過酷さ,理不尽さ,悲惨さも見えない!
そもそも、嵩は幼少期から現在までに、いわゆる “体育系” のような環境に身を置いたと描いていない。
運動部で体罰まがいの指導を受けたとか、親から受験勉強でスパルタ教育を受けたとか、何かに挑んで目的を達するために死に物狂いで努力したとか。
受験で一浪した際だって、そこまでは描いていなかったと思う。
例えば、事前に根性論的な指導を受けて歯を食いしばったことがあると描いてあれば、「今回はそのトラウマがよみがえって、最初からやる気がないのかな?」と超好意的に解釈ができるが、それもない。
だから、《嵩の動じなさと鈍感さ》 を強調すればするほど、戦争の悲惨さは伝わらない。
そう、戦争を描いているつもりなのに、戦争を描けてはいないのだ。
だから、《嵩の人間味も、軍隊の過酷さも、指導の理不尽さも、戦争の悲惨さも、表現していない!》 との結論にしか達しない… のである。
前回であれだけ強引に暴力三昧をやったのに、今回は…
思いのほか、質問の回答が長くなってしまったので、早速今回の感想だ。
前回であれだけ強引に暴力三昧をやったのに、今回はしれ~っと‘健ちゃん’こと健太郎(高橋文哉)を登場させて、軍隊のオアシスってか?
とにかく、前回の感想に書いたとおり、「嵩の軍隊経験の物語」は、柳井嵩(北村匠海)のモデルである‘やなせたかしさん’の著書『ぼくは戦争は大きらい』の中で、ご本人が赤裸々に語るほどの 《軍隊における暴力と理不尽》 はゴリゴリの事実であり。
脚本も演出も、それを朝ドラ風にアレンジし直して、映像化しているだけ… である。
まあ、本来であれば、「フィクションです」と謳(うた)っているのだから、誰が見ても、嵩の人間味、軍隊の過酷さ、指導の理不尽さ、戦争の悲惨さが伝わるように工夫するべきだと思う。
もちろん、ネタ元がこれほどの超有名人だから勝手に変えると苦情がくるかもしれない。
だったら、「できるだけ史実と事実に基づきます」を提示すればいいわけで。
どっちも中途半端なのが一番よくないと思うが。
ここまで嵩と‘健ちゃん’のやり取りを盛り込むと…
というわけで、ゴリゴリの事実をなぞるだけなので、早速3か月進めて「昭和17年(1942)9月」になった。
どうやって、地獄の3か月を過ごしたのか完全にスルーして… である。
それにしても、女性の出演者が出ないから、大人の事情で、北村匠海さん、高橋文哉さん、妻夫木聡さんらイケメンを揃えて、せっせと出番を増やすのは分からなくもない。
しかし、戦争や軍隊の描写として、ここまで嵩と‘健ちゃん’のやり取りを盛り込んでしまうと。
ますます嵩の心の拠り所があることが強調されて。
さらに 《嵩の人間味も、軍隊の過酷さも、指導の理不尽さも、戦争の悲惨さも、表現していない!》 と思うのだが。
第43回以来の“いいとこ探し”
過去を調べてみたら、最後に “いいとこ探し” をやった(やれた)のが、先々週の第43回(5月28日放送)だった。
今回でも何とか “いいとこ探し” が出来た。
「あんぱん」の登場と、千尋(中沢元紀)への言及だ。
これで、4人目のイケメンを投入できたわけだが。
もう少し、嵩の本心や本音みたいなものを描いてもよかった
私が、今回で最も気になったのが、先にも書いたが、嵩の “戦争に対する思想や感情” の描写が乏しいことだ。
今回は、前回よりも「戦争は大きらい」を薄めたのだから、もう少し、嵩の本心や本音みたいなものを描いてもよかったと思うのだ。
だって、健ちゃんとのやり取りや、千尋との思い出で、せっかく僅かに描いたのだから、その延長戦として、両親のことや、芸術学校時代の先生や同級生のことも思い出してもいいと思うからだ。
もちろん、状況的にむやみに誰かに話すとか、思いを吐露するのはダメだ。
しかし、一人でそっと心の中で思うのは描けるのでは?
それこそ、前回の詩集のような「持ち込んだ物品」によって家族や友人に思いをはせる… でもいいと思う。
さすがに、現状は他人の妻であるのぶ(今田美桜)を思い出すのはどうかと思うが。
それでも、今回の回想シーンのように「楽しかった思い出」の一部として登場させるのはアリだと思うが。
実は、上記のような嵩の本音や本心を 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)》 ことで、表面的には 《嵩の動じなさと鈍感さ》 を描いても、内面は違う… と表出できると思うのだ。
そして、こうして人間の内面と外面の両方を丁寧に描いて積み重ねることが、「柳井嵩」という “人間を描くこと” であり、“人間の本質に迫る” ことだと思う。
やはり、単一週で担当する脚本協力では、連ドラとしての蓄積は難しいのか?
本当は、毎日の累積こそ “連ドラ” として最も大切なのに… である。
あとがき
なんか、一気にフツーに「朝ドラっぽい戦争描写」になっちゃいましたね。
自伝の映像化をやるのに必死なんでしょうか。
もうすこし、今作らしさがほしいです。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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第9話『一緒にわちゃわちゃ生きていければ幸せ』の感想。
長倉和平(中井貴一)は、市長・伊佐山良子(柴田理恵)に立候補の意思を伝えるべく訪問。誕生日の花束を手に、覚悟を決めて胸中を語る。一方、長倉真平(坂口憲二)と万理子(内田有紀)は、病を乗り越えた真平の「冒険旅行」への誘いを通して、変化への戸惑いを分かち合っていた。万理子から届いた「月9」企画書と手紙に感動する千明(小泉今日子)。家族が集う中、和平は市長選への立候補を告白し、皆の視線を浴びる。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:岡田惠和(過去作/今シリーズ,ビーチボーイズ,ひよっこ,少年寅次郎,日曜の夜ぐらいは…)
演出:楢木野礼(過去作/ハラスメントゲーム,リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~,わたしの宝物) 第1,2,5,8話
高橋由妃(過去作/日曜の夜ぐらいは…,真夏のシンデレラ) 第3,6,9話
西岡和宏(過去作/親愛なる僕へ殺意をこめて,元彼の遺言状,ビリオン×スクール) 第4,7話
音楽:平沢敦士(過去作/今シリーズ)
主題歌:浜崎あゆみ「mimosa」
P:若松央樹(過去作/今シリーズ,最高の離婚,のだめカンタービレ)
浅野澄美(過去作/今シリーズ,最高の離婚,日曜の夜ぐらいは…)
郷田悠(過去作/復讐の未亡人,こういうのがいい,日曜の夜ぐらいは…)
制作協力:FFC(過去作/今シリーズ,共演NG,日曜の夜ぐらいは…,ナースが婚活)
※敬称略
今回の感想は、“脚本と演出のシンクロ”に注目!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
今回の演出担当は、セカンドの高橋由妃氏である。
わたし基準では、完全にチーフ監督の楢木野礼氏だけが的外れの演出で、今回の高橋氏とサードの西岡和宏氏が最適化した演出をやっているということになった。
今作は、多方面から感想を書くことが出来るが。
まずは当ブログらしく “脚本と演出のシンクロ” に注目してみる。
でもって、脚本と演出のシンクロとは何か?
簡単に言えば、脚本家が意図して書いた内容を、適切にだけでなく、それ以上に咀嚼することで、脚本家の意図をより印象的に、正確に、視聴者に映像を通じて表現することが出来ているか? に尽きる。
万里子と真平の背中に書き初め“”を重ねる演出が秀逸!
一つめの “脚本と演出のシンクロ” は。
序盤での長倉真平(坂口憲二)と長倉万理子(内田有紀)が、鎌倉の高い山で、双子ならではの幼少期の思い出話に花を咲かせる場面での次のやり取りだ。
真平「課題は『生きる』だった。
俺も『生きる』って書いた。でも 万理だけ…」
万里子「『生きろ』と書きました。
『る』を『ろ』に変えて」
普通の演出であれば、このやり取りの間にインサートカットして、書き初めのカットを挿入するはずである。
だって、そのほうが直感的に分かりやすいし。
昨今のドラマは、理解力が乏しい視聴者向けに、必要以上に説明過多をやるのが一般的だからである。
※クロスフェードとは、ある音源(映像や照明も含む)がフェードアウトしながら、同時に別の音源(映像や照明も含む)がフェードインする手法のこと。
しかし今作は、はるか遠くの景色を見る二人の後ろ姿にクロスフェードするカタチで。
それも、二人それぞれの背中に、それぞれの書き初めが重なるスタイルで重ねた。
このことで、万里子はず~っと「生きろ」と願い、真平はず~っと「生きる」と頑張ってきたことが、映像で伝わるのだ。
往復書簡を、単なる手紙のやり取りに終わらせない演出!
今回には、大きなテーマというか、大切なキーワードであり、象徴的なアイテムがあった。
それが、劇中のセリフにもあった “往復書簡” である。
手紙や言葉が、お互いの間を行ったり来たりすることで整っていく文章や物事のシンボルだ。
この “往復書簡” を、単なる “手紙や言葉のやり取り” に感じさせない演出もあった。
その一つが、吉野千明(小泉今日子)が自宅の縁側で、万理子から届いた新たな「月9」の企画書と、想いを綴った手紙を読む場面だ。
これまた、一般的な演出は、手紙の冒頭を “千明の声” で読んで聞かせて、途中から “万里子の声” にクロスフェードする音響編集だ。
しかし今作は、手紙の出だしから、全て “万里子の声” でぶっ通した。
この演出によって、千明が “万里子の心の声” を “自分の声で受け止めた” と感じることが出来るのだ。
本来は"モノローグを使わずに描くのがドラマでしょ?"だが
この “往復書簡” を、主人公である千明と “視聴者” でやった(やろうと試みた)場面があったのにお気づきだろうか?
それが、中盤で、千明も合流したカフェ・ナガクラで、長倉和平(中井貴一)が市長選への立候補の話を終えた直後。
たこ焼きパーティが始まって、長倉家の面々の音声が切られ、劇伴と千明のモノローグになるシーンだ。
普通に考えれば、主人公が、この作品のテーマに隣接するような事柄をセリフでしゃべってしまうのは、野暮な脚本であり、稚拙な演出になるのだ。
しかし、今回は前段で、まず「書き初めによる万里子と真平の往復書簡」をやって。
続いて、「万里子の手紙から始まる千明との往復書簡」をやった。
であるから、一般的には “説明臭いセリフ” が、そう、「千明から始まる視聴者との往復書簡」のひとつとして位置付けることに成功しているのだ。
繰り返すが、本来は、千明のモノローグを使わずに「それを描くのがドラマでしょ?」なのだ。
しかし、今回の構成によって、次の千明のセリフが、長倉家の面々へのメッセージであると同時に、見ている人たちへの応援歌的な意味になったのだ。
千明(M)「どうか この世界に生きる全ての人が
人生の選択を自分で行えますように」
やり方次第で、「説教じみたドラマ」「鼻にかかる芝居」に見えかねない難しい脚本と演出と芝居だ。
しかし、小泉今日子さんの絶妙な語り口と、音声は使われない俳優陣の演技によって、説得力のあるシーンになった。
ここ、ちゃんと評価したい場面である。
脚本の岡田惠和氏の脚本のドラマの本当の醍醐(だいご)味!
小難しいことばかり書いたので、最後はさらりとやっておく。
カフェ・ナガクラに長倉家の面々が集合し、和平が藍染めのエプロンを自慢するくだりで。
千明が、和平が立て板に水のごとく語った後で、やり取りを面倒だ、無駄である… と意見する場面で。
和平「これが コミュニケーションでしょ。
これが楽しい会話でしょ。
そういうのを無駄だとか何とかってね」
そう、脚本の岡田惠和氏の脚本のドラマの本当の醍醐(だいご)味は、一見無駄のように感じるやり取りの面白さであり。
昨今のドラマでは、こういう一見無駄な会話劇が減っているのだ。
だって、あっちもこっちも、必死にセリフややり取りの中に “伏線張り” や “ネタ振り” を盛り込む。
だから、どのセリフも、この上なく不自然極まりなく、コミュニケーションとして成立していない愚策ばかりになるのだ。
若手の脚本家に、この和平の愚痴を、爪の垢として煎じて飲ませてやりたいくらいだ。(笑)
あとがき
ホント、よく出来てますね、ドラマとしても、連ドラとしても。
でも、こういう “本物の良さ” が分からない人が多いんでしょうね。
上っ面でドタバタやるのがドラマだと思っている人には。
もったいないって、思います。
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ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)