もしもこの世が舞台なら、 楽屋はどこにあるのだろう（第9話/30分拡大版・2025/11/26） 感想

フジテレビ系・水曜22時枠『もしもこの世が舞台なら、 楽屋はどこにあるのだろう』
公式リンク：Website｜X(旧Twitter)｜Instagram

第9話/30分拡大版『トニーはまだか』の感想。

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深夜のWS劇場で、久部三成（菅田将暉）は倖田リカ（二階堂ふみ）と向き合い、トロ（生田斗真）を追い出した勢いのまま「ハムレット」を上演したいと語り、リカにオフィーリア役を頼む。２人の距離が縮まる一方、八分神社では樹里（浜辺美波）が久部とリカの関係に不安を抱き、論平（坂東彌十郎）の言葉にも心が晴れないまま物思いに沈む…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---

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原作：なし
脚本：三谷幸喜（過去作/古畑任三郎ｼﾘｰｽﾞ,王様のﾚｽﾄﾗﾝ,鎌倉殿の13人）
演出：西浦正記（過去作/ｺｰﾄﾞ･ﾌﾞﾙｰ-ﾄﾞｸﾀｰﾍﾘ救急救命-,ﾌﾞﾗｯｸﾍﾟｱﾝ ｼｰｽﾞﾝ2） 第1,2,3,6,7話
　　　三橋利行（過去作/監察医 朝顔2,ｺﾝﾌｨﾃﾞﾝｽﾏﾝJP,わたしの宝物） 第4,9話
　　　下畠優太（過去作/真夏のｼﾝﾃﾞﾚﾗ,ﾌﾞﾙｰﾓｰﾒﾝﾄ,明日はもっと､いい日になる） 第5話
　　　西岡健太郎（過去作/放課後ｶﾙﾃ） 第8話
音楽：得田真裕（過去作/俺の話は長い,家売るｵﾝﾅｼﾘｰｽﾞ,ｱﾝﾅﾁｭﾗﾙ）
主題歌：YOASOBI「劇上」
※敬称略

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異例の“拡大スタート”が示したもの

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令和7年（2025）11月19日放送の第9話は、第1話以来となる30分拡大版で幕を開けた。

導入部は、八分坂横丁を『出没！アド街ック天国』風に紹介しながら、これまでの物語を3分以上かけて振り返る構成だ。

昭和59年（1984）の時代設定と番組演出の “ズレ” を逆手に取り、世界観に独特の緩急を加える導入だ。

と同時に、第1話の導入もこれくらいのインパクトがあれば視聴者の心もつかめたと…　悔やむところだ。

客席と舞台で交わされる二人の夢

物語が動き出すと、前回の出来事を機に心の距離が縮まった久部（菅田将暉）とリカ（二階堂ふみ）が、客席と舞台を行き来しながら未来を語り合う姿が描かれる。

その静かな高揚は、普段のリズムをあえて崩した演出によって強められ、観る側に “何かが起きる前触れ” を思わせる空気を醸し出すものとなったと思う。

トニー不在のまま開幕を強行する劇場

今回の物語の核は、公演直前に危険な依頼のため劇場を離れざるを得なくなったトニー（市原隼人）を、幕を開けながら待つという異例の状況である。

そう、これこそが、本来の “ドラマ” の醍醐（だいご）味である《ありふれた日常が予期せず非日常になる》ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて（show）魅せる（captivate）》ということだ。

かみ砕いていえば、《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》だと、きっと三谷幸喜氏が主張しているのだ。

出演者たちは、WS劇場のモギリ・里奈（福井夏）に踊ってもらい開演を遅らせ、芝居の間合いを長めに取り直し、削除した場面を復活させ、フォルモン（西村瑞樹 ex.バイきんぐ）とパトラ（アンミカ）による漫才まで演じさせ、八方手を尽くして時間を稼ぐ。

特に映像的に楽しかったのは、舞台監督の伴（野間口徹）が雪を降らせる演出まで用い、舞台そのものを “何でもあり” の生きた空間として使い切り、視聴者にも舞台の混沌を疑似体験させる構成となっていた点だ。

この美しい描写によって、「起承転結」の「転」が幕を開けたのだ。

帰還と混乱…　トニーが抱えた宿命

やがてトニーが劇場に戻ると、物語は一気に『もしがく』らしい奔流（激しい勢いで流れること）へと転じる。

警察が捜索に現れ、久部（菅田将暉）はトニー（市原隼人）を逃がそうとするものの、トニー自身は自首を決意する。

涙をにじませながら久部に謝罪し、カセットテープを託す場面は、トニーが抱えてきた重さを静かに語る…

舞台とWS劇場に影響が及ばないよう、出演者全員が “客に紛れたトニー” を守るために大芝居を打つくだりは、劇場という共同体の強さと危うさが同時に浮かび上がる瞬間だ。

おそらく、『もしがく』史上で最も “劇場” というシチュエーションを巧みに利用したシーンではないだろうか？

演劇に変えられた男、過去に縛られる男

かつて強面で寡黙だったトニーは、久部に選ばれたことで、誰よりも稽古に励む役者へと変貌したのだ。

本番前の瞑想や入念な準備が明かされたことで、その変化がいかに本気だったかが示された。

しかし、かつての自分に課せられた “抗えない役割” は、ついに彼を劇場の外へ連れ去る。

そう、トニーが抱える悲哀は、かつてWS劇場の客引きだったうる爺（井上順）やはるお（おうじ はるお ex.ラバーガール）と同様に、自らの過去から逃れれない者の宿命と同じであり。

その運命は、WS劇場そのものにもいつか降りかかる影を予感させるのだ。

“もう一人の主人公”の不在が残したもの

大芝居でパトラに平手打ちされる瞬間のトニーの表情、そして連行後のパトラの痛ましい表情は、実に印象的だ。

数多いる登場人物の中でも、もっとも劇的な軌跡を描いてきたトニーは、本作の “もう一人の主人公” と呼ぶにふさわしい存在に見えた。

もちろん、トニーの再登場を願わずにはいられない終盤であった。

あとがき

第9話は、舞台の “待つ時間” そのものを物語の中心に据える大胆な構成が光りました。

登場人物の関係性やWS劇場という場所の持つ危うさと温かさが鮮明に浮かび上がった点も注目です。

とりわけトニーの描写は胸に迫るものがあり、演劇が人を変え、人が演劇を形づくるという本作の根幹が強く感じられる回です。

全体として、物語の熱量と余韻がしっかり残る、見応えある仕上がりだったと思います。

それにしても、サプライス出演とはいっても、〈レジェンド演出家・蜷川幸雄〉を小栗旬さんが演じるのは感慨深すぎます…

FODで第10話を先行配信しているようですが、ネタバレ関連のコメントは厳禁で願います。

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相棒 season24 （第7話・2025/11/26） 感想

テレビ朝日系・『相棒 season24』
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第7話『息子』の感想。

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角田（山西惇）が特命係に人探しを依頼する。対象は里吉詩郎（大西利空）という若者で、かつて暴力団の使い走りをしていたところを保護して以来、交流が続いていたが半年ほど連絡が途絶えているという。右京（水谷豊）と薫（寺脇康文）が捜索を始めると、里吉は突然バイトを辞め、住居も引き払っていたことが判明する。転居先の団体を率いるのは長手（矢野聖人）という実業家で、「弱者支援」を掲げるカリスマ的存在であるが、その言動にはどこか含みがあり…。
---上記のあらすじは、当ブロブのオリジナル---

●脚本：真野勝成／演出：橋本一（敬称略）

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とにかく《全体的に雑すぎる！》のひと言

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前回は「今期で一番良かった」だけに、「もう超える作品は出ないのでは？」と疑ったわけだが。

どうやら、ズバリ当たってしまったようである。

扱うネタ、描こうとしている内容、伝えたい主張は全否定するほど悪くない。

しかし、とにかく《全体的に雑すぎる！》のひと言だ。

放送開始当初からの『相棒』ファンだが、シリーズ史上ワースト10にランクインしてもおかしくない低品質な回だったと思うが。

政治家が登場しないと何の話を描いているのか分かりにくい

ここまで “雑” だと多少のテコ入れ案では改善することは不可能だが。

せめて、ネタが政治絡みなのだから、映像的にだけでも “政治家” が暗躍していることを示すべきだったのでは？

私は『相棒』で政治家を登場させてスケールを肥大化させるのは大反対だ。

しかし今回に限っては、政治家が登場しないと何の話を描いているのか、そもそも分かりにくいのだ。

最大に異様なのは、角田の取り扱い方

最大に異様なのは、角田（山西惇）の取り扱い方である。

事件の当事者が角田の知り合いで、角田の依頼で右京（水谷豊）と薫（寺脇康文）が捜索を始めたのだから、物語の本当のメインは “角田” であるべきでは？

と同時に、“捜査一家” も、もっと描くべきでは？

まあ、上記のテコ入れ案をやるなら、脚本は一から書き直し、撮影はゼロからやり直ししかないが

あとがき

細かいことを言えば、場面転換も本当に雑でした。

今期、低品質な放送回が多すぎでは？

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連続テレビ小説「ばけばけ」 （第43回・2025/11/26） 感想

NHK総合・NHK BS・ﾌﾟﾚﾐｱﾑ4K／連続テレビ小説『ばけばけ』
公式リンク：Website｜X(旧Twitter)｜Instagram

第43回／第9週『スキップ、ト、ウグイス。』の感想。

※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。

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トキ（髙石あかり）のもとに錦織（吉沢亮）が訪ねてくる。錦織は知事（佐野史郎）にリヨ（北香那）がヘブン（トミー・バストウ）と恋仲にならないよう命じられ、そのサポートをトキに頼みに来たのだった。しかし、リヨにもヘブンとの恋の応援を頼まれていたトキは板挟みにあう。錦織とリヨ、どちらを手助けすればいいのか迷うトキ。そこにリヨがヘブンを求め訪ねてくる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------

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原作：なし
脚本：ふじきみつ彦（過去作/ﾊﾞｲﾌﾟﾚｲﾔｰｽﾞ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記）
演出：村橋直樹（過去作/まれ,透明なゆりかご,ｻｷﾞﾃﾞｶ） 第1,2,5,7週
　　　泉並敬眞（過去作/ｽｶｰﾚｯﾄ,ｶﾑｶﾑｴﾌﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ） 第3,6,9週
　　　松岡一史（過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,ｶﾑｶﾑｴﾌﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ） 第4,8週
制作統括：橋爪國臣（過去作/青天を衝け,あなたのﾌﾞﾂが､ここに,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ）
音楽：牛尾憲輔（過去作/ﾁｪﾝｿｰﾏﾝ,僕の心のﾔﾊﾞｲやつ,ﾀﾞﾝﾀﾞﾀﾞﾝ）
主題歌：ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション：北郷美穂子（NHK大阪アナウンサー）
副音声解説：山崎健太郎（過去作/舞いあがれ!,らんまん,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ,虎に翼,おむすび）
タイトル写真：川島小鳥（過去作/未来ちゃん,SHISHAMOｱｰﾄﾜｰｸ）
タイトルロゴ：西沢和樹（instagram.com/nishizawa_k/）
プロデューサー：田島彰洋,鈴木航,川野秀昭｜美術：山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘｜美術進行：澤幸樹、嶋原広起｜技術：増田徹、備中正幸｜音響効果：松本有加、巽浩悦、吉田亜矢｜撮影：岩崎亮、関照男｜照明：根来伴承、大西弘憲｜音声：吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗｜映像技術：前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな｜カラーグレーディング：原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋｜VFX：西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規｜CG：大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡｜美術進行：澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子｜装置：佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康｜装飾：津村政幸、横田浩之、長洲史｜特殊効果：奥村陵、宮崎真有｜衣装：横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子｜メイク：堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗｜持道具：楠正由貴、森上陽子｜かつら：松本誠也、丹波峯子｜特殊メイク：江川悦子、権田日和｜特殊メイク協力：荒井律子、大谷美咲、山埼佳子｜助監督：小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大｜制作担当：木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航｜取材：川野秀昭、鈴木航｜編集：藤澤加奈子｜記録木本裕美｜時代・風俗考証：刑部芳則｜松江風俗考証：藤岡大拙｜出雲ことば指導：多々納斉,松嶋彩｜所作指導：藤間豊宏｜料理指導：広里貴子｜英語指導：塩屋孔章,ネイサン・ベリー｜英字指導：前田祐加｜眼科指導：大路正人,川村肇｜怪談ばなし指導：玉田玉秀斎｜茶道指導：有澤一男｜三味線指導(タエ)：菊央雄司｜三味線指導(遊郭)：長江浩子｜アクション指導：中村健人｜日本画指導：諫山恵実｜絵画指導：苅谷昌江｜華道指導：神前光園｜造園：堤正和
※敬称略

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私が「この方向で描くんだ…」と思ったこと

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錦織「オ～マイガー…」

錦織（吉沢亮）の英語のセリフが字幕で「片仮名表記」なのがオモシロイ。

で、私が「この方向で描くんだ…」と思ったことがある。

メインタイトル映像明けの「松野家」の朝食シーンの次のやり取りだ。

トキ「それに…　何だか
　仲のええ女性もおるみたいだしね」
勘右衛門「うん？」
フミ「えっ!?」
勘右衛門「それは　おじょか？」
トキ「えっ？　まさか　違います。
　あ～　まあ　誰とは言えんけど　私では…」
勘右衛門「はあ…　なら　ええが」
フミ「あっ　でも　ヘブン先生　奥様は？」
トキ「う～ん…　よう分からん。
　はっきりとは言わんけん」

言うまでもないが、過去に数回登場したアメリカ・ニューオーリンズにいるヘブン（トミー・バストウ）の元同僚記者でヘブンに日本行きを勧めたイライザ・ベルズランド（シャーロット・ケイト・フォックス）のことだ。

当ブログでは、これまでもイライザに関して幾度か触れてきたし、史実に基づく関連記事も複数投稿しているため、ここでは触れない。

しかし、この描写で分かったことは、現状の “三角関係風人間関係” に‘イライザ’まで盛り込まない…　ということだ。

そう、イライザを登場させるのは “まだ少し先” ということだろう。

朝ドラに限らず昨今のドラマは、やたらと人間関係（人数や状況設定のこと）を肥大化させ、無理やりに騒動をつくって盛り上げている “つもり” の脚本や演出が多いのだ。

しかし橙『ばけばけ』は‘それ’はやらないということが分かったというわけだ。

やはりここでも、「何も起こらない物語」は踏襲されるようである…（安堵）

令和を生きる私たちも「そうなんだよね」となれる明治時代

それにしても、「松野家の朝食シーン」は私好みの雰囲気だ。

まず、セリフのやり取り、一つひとつのセリフのやり取りがいい。

それが「うん？」「えっ!?」「あ～　まあ」「はあ…」「あっ」「う～ん…」などの相槌がほぼ全セリフの冒頭に組み込まれていることによる “ライブ感” だ。

相槌が適度に組み込まれていることで、俳優さんたちの芝居が創り出す “間（間合い）” が生まれ、それによって “作りもの臭さ” が消え、まるで目の前で “いま” 起こっている出来事に感じることができるのだ。

さらに、“作りもの臭さ” の一つに “説明臭さ” があるのだが、それも薄まっている。

たとえば、明治時代の、没落武士の家族の西洋文化への認識度・意識度を、巧みに会話の中で表現させたことだ。

トキ（髙石あかり）が自分の目で見た “西洋人との生活” を通して知った事実を、家族に話してみせる展開。

これによって、如何にも説明している感じが弱まって、令和を生きる私たちも「そうなんだよね」と、なれるのだ。

この辺の、脚本と演出と演技の三位一体をさり気なく盛り込むのも、仰々しくしない点で今作らしいと思う。

司之介と勘右衛門を使って明治の恋、恋愛事情をうまく描く

さて、食事シーンの前半では、前述したように司之介（岡部たかし） たちに “明治時代” の西洋文化への認識を描き。

後半では、その延長線上、集大成的に次の司之介のセリフを言わせてきた。

司之介「40!?
　そげな　ええ年して　仲のええとは…」

まさに、これ↑は明治の価値観である。

しかし、この直後の勘右衛門には次のように言わせてきた。

勘右衛門「これまでの常識ではな」

そして…

子供たち「おはようございます！
　スキップ師匠！」

頑なに西洋人を「ペリー」と呼び、竹刀を常に帯刀し、剣術に励んでいた勘右衛門の勘右衛門の話し相手・上野タツ（朝加真由美）との “春の訪れ” ということなのだろう。

「松野家」の中でも確実に “変化” が起こっていると描くのはよいことだ。

やはり、「トキ」だけでなく「松野家」「雨清水家」、「錦織と江藤家（知事の家）」「花田旅館」を含め。

主人公がどんな場所にいて、どんな人たちに支えられ、主人公がいることでその世界が動いている…　この三つがつながっていることが、ドラマにとって大切なのだ。

もちろん、老若男女問わずが楽しめる朝ドラとして〈恋をするのに年齢は関係ない〉を盛り込むのもよいことだ。

トキの「けど　沈むな～！」の心の叫びに共感できる仕掛け

「トキと錦織の気まずいやり取り」「松野家の朝食」の次は‘三本立て’の最後「トキとリヨのギクシャク」である。

如何にも『ばけばけ』らしいコミカルでユーモア溢れる恋バナに仕立てた。

しかも、第5回（10月3日放送）に登場した「八重垣神　 鏡の池縁占い」を再び活用してきた。

私たち視聴者は、すでに銀二郎（寛一郎）との過去から、この縁占いの威力を知っているだけにトキの「けど　沈むな～！」の心の叫びに共感できるのだ。

だって、私たちは “未来” を知っているのだから！

週末に追加した補足記事などのリンク集

八雲が料理への関心とアメリカ時代に経営したレストランについて
朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲の心は、今もニューオーリンズにある ―クレオール料理がつないだ絆―” 

八雲と妻セツさんの手書き絵手紙の交流について
朝ドラ「ばけばけ」絵がうまかった小泉八雲とその家族 ―絵と手紙でつむぐ温かな日々―” 

八雲のビール好きと変わったおつまみについて
朝ドラ「ばけばけ」尊敬された“ハーン先生”の裏側 ―ビールと和菓子が語る八雲の暮らし―” 

知事の娘リヨ（北香那）のモデルは幼少期のセツさん？
朝ドラ「ばけばけ」異国の教師と少女リヨ（北香那） ―「ばけばけ」が描く“すれ違う恋”の理由― を考える” 

あとがき

先週の水曜日は、「スキップ練習」で約9分間も消費した回です。

「何も起こらない物語」ゆえに、週の真ん中の水曜日は大きな変化や進展をさせずに、木曜日と金曜日のための助走をやるだけ。

それでも、先週と比較すると盛り込まれた要素は多いですが、大きく進んでいませんから、先週とほぼ同じですね。

やはり、これくらいの分量がちょうどよいと思います。

トキとヘブンの関係もしっかりと盛り込まれていますしね。

厳選『ばけばけ』で描かれない秘話の解説ﾘﾝｸ集

・八雲×セツ「耳で読む異文化」 → こちら 
・八雲×セツの松江婚“日本語で恋” → こちら 
・八雲漂着“英→米→松江の道程” → こちら 
・三之丞(板垣李光人)ﾓﾃﾞﾙ“静かなる光” → こちら 
・八雲×セツ 松江借家の“ギクシャク” → こちら 
・雨清水タエ(北川景子)ﾓﾃﾞﾙ“栄華→没落” → こちら 
・錦織(吉沢亮)ﾓﾃﾞﾙ“八雲＋セツとの友情” → こちら 
・“本当は中年女中”→若いセツ、乱入 → こちら 
・妾か女中か？“八雲が求めた女中の条件” → こちら 
・八雲はモラハラ夫？“繊細で偏屈な素顔” → こちら 
　※他のリンクは下記↓の折り畳みの中！

※文中の方言風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる 

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第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 ダイジェスト版

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朝ドラ「ばけばけ」雨清水タエ（北川景子） のモデル・小泉セツの実母・チエ――名家に生まれ、極端に落ちてゆく人生の行き着いた底 

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朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲とセツ――妾か女中か？松江に咲いた異国の知性と家庭の軌跡 

第8週『クビノ、カワ、イチマイ。』
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朝ドラ「ばけばけ」イライザ・ベルズランド（シャーロット・ケイト・フォックス）のモデル‘エリザベス・ビスランド’は小泉八雲の才色兼備な“心の恋人”で世界一周競争に参戦も！” 

朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲の心は、今もニューオーリンズにある ―クレオール料理がつないだ絆―” 

朝ドラ「ばけばけ」絵がうまかった小泉八雲とその家族 ―絵と手紙でつむぐ温かな日々―” 

朝ドラ「ばけばけ」尊敬された“ハーン先生”の裏側 ―ビールと和菓子が語る八雲の暮らし―” 

朝ドラ「ばけばけ」異国の教師と少女リヨ（北香那） ―「ばけばけ」が描く“すれ違う恋”の理由― を考える” 

第9週『スキップ、ト、ウグイス。』
第41回 第42回 

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ちょっとだけエスパー （第6話・2025/11/25） 感想

テレビ朝日系・火曜9時枠の連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』
公式リンク：Website｜X(旧Twitter)｜Instagram｜TikTok

第6話『兆し』の感想。

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文太（大泉洋）らBit5の前に現れた敵-Villain-の正体は、市松（北村匠海）、桜介（ディーン・フジオカ）の息子・紫苑（新原泰佑）、そして謎の女・久条（向里祐香）である。彼らも“ちょっとだけエスパー”であり、「文太たちのミッションのせいで1000万人が死ぬ」と糾弾する。一方で「ノナマーレ」の社長・兆（岡田将生）からは「ミッションで、1万人を救ってください」と託されていたため、文太は揺れ動く。真意を確かめるため市松たちYoung３を呼び出すが、四季（宮﨑あおい）がEカプセルを飲み《吹っ飛ばし系エスパー》となり、兆に呼び出される中で“ぶんちゃんが死ぬ悪夢”の顔が兆に重なり…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---

---

原作：なし
脚本：野木亜紀子（過去作/逃げるは恥だが役に立つ,ｱﾝﾅﾁｭﾗﾙ,MIU404）
演出：村尾嘉昭（過去作/ｱﾝﾅﾁｭﾗﾙ,最愛,ﾄﾘﾘｵﾝｹﾞｰﾑ） 第1,2,5話
　　　山内大典（過去作/海月姫,知ってるﾜｲﾌ,人事の人見） 第3,4,6話
音楽：髙見優（過去作/義母と娘のﾌﾞﾙｰｽ,天国と地獄）
　　　信澤宣明（過去作/義母と娘のﾌﾞﾙｰｽ,ﾊｺﾂﾞﾒ）
主題歌：こっちのけんと「わたくしごと」
ＥＰ：輪祐見子（過去作/ﾊﾔﾌﾞｻ消防団,遺留捜査ｼﾘｰｽﾞ）
Ｐ：貴島彩理、山形亮介、和田昂士
※敬称略

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「最終回だけ見ればいいか」も薄まりつつある…

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前回の感想で次のように書いた…

結局、今作も「考察系ドラマ」になるのか…（涙）

私が最も苦手な「考察系ドラマ」になりそうな予感しかなかったので、今回にも期待はしなかったが。

《前回よりは、「考察系ドラマ」色が薄まった》

その理由も簡単で。

《ほぼ全ての “ネタ” を先延ばしにしたから》

要するに、言っちゃ悪いが “何も進んでいない” ってこと。

特に、文太（大泉洋）を中心にしした “エスパーのくだり” は特に意何もないまま終了。

市松（北村匠海）の部分も、ほぼ先延ばし。

四季（宮﨑あおい）と兆（岡田将生）については思わせぶりに描いただけ。

さすがに、これで先に期待をつなげろと言われても無理である…

と同時に、「最終回だけ見ればいいか」も薄まりつつある…

まっ、サブタイトルが『兆し』だから、何かが起こりそうな “兆し” を描いただけか？

それにしても、第4話まであんなに楽しかったのに…　残念でしかない。

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連続テレビ小説「ばけばけ」 （第42回・2025/11/25） 感想

NHK総合・NHK BS・ﾌﾟﾚﾐｱﾑ4K／連続テレビ小説『ばけばけ』
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第42回／第9週『スキップ、ト、ウグイス。』の感想。

※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。

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トキ（髙石あかり）とヘブン（トミー・バストウ）は、リヨ（北香那）にプレゼントされたウグイスを花田旅館でお披露目していた。なかなか「ホーホケキョ」と鳴かないウグイスに違う鳥ではないかと疑いはじめるトキとヘブンだったが、平太（生瀬勝久）の解説でウグイスだと納得する。数日後、ヘブンはリヨに招かれて知事（佐野史郎）の家でディナーをする。積極的なリヨの姿勢に知事と錦織（吉沢亮）はヘブンへの恋心に気づく。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------

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原作：なし
脚本：ふじきみつ彦（過去作/ﾊﾞｲﾌﾟﾚｲﾔｰｽﾞ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記）
演出：村橋直樹（過去作/まれ,透明なゆりかご,ｻｷﾞﾃﾞｶ） 第1,2,5,7週
　　　泉並敬眞（過去作/ｽｶｰﾚｯﾄ,ｶﾑｶﾑｴﾌﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ） 第3,6,9週
　　　松岡一史（過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,ｶﾑｶﾑｴﾌﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ） 第4,8週
制作統括：橋爪國臣（過去作/青天を衝け,あなたのﾌﾞﾂが､ここに,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ）
音楽：牛尾憲輔（過去作/ﾁｪﾝｿｰﾏﾝ,僕の心のﾔﾊﾞｲやつ,ﾀﾞﾝﾀﾞﾀﾞﾝ）
主題歌：ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション：北郷美穂子（NHK大阪アナウンサー）
副音声解説：山崎健太郎（過去作/舞いあがれ!,らんまん,ﾌﾞｷﾞｳｷﾞ,虎に翼,おむすび）
タイトル写真：川島小鳥（過去作/未来ちゃん,SHISHAMOｱｰﾄﾜｰｸ）
タイトルロゴ：西沢和樹（instagram.com/nishizawa_k/）
プロデューサー：田島彰洋,鈴木航,川野秀昭｜美術：山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘｜美術進行：澤幸樹、嶋原広起｜技術：増田徹、備中正幸｜音響効果：松本有加、巽浩悦、吉田亜矢｜撮影：岩崎亮、関照男｜照明：根来伴承、大西弘憲｜音声：吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗｜映像技術：前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな｜カラーグレーディング：原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋｜VFX：西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規｜CG：大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡｜美術進行：澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子｜装置：佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康｜装飾：津村政幸、横田浩之、長洲史｜特殊効果：奥村陵、宮崎真有｜衣装：横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子｜メイク：堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗｜持道具：楠正由貴、森上陽子｜かつら：松本誠也、丹波峯子｜特殊メイク：江川悦子、権田日和｜特殊メイク協力：荒井律子、大谷美咲、山埼佳子｜助監督：小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大｜制作担当：木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航｜取材：川野秀昭、鈴木航｜編集：藤澤加奈子｜記録木本裕美｜時代・風俗考証：刑部芳則｜松江風俗考証：藤岡大拙｜出雲ことば指導：多々納斉,松嶋彩｜所作指導：藤間豊宏｜料理指導：広里貴子｜英語指導：塩屋孔章,ネイサン・ベリー｜英字指導：前田祐加｜眼科指導：大路正人,川村肇｜怪談ばなし指導：玉田玉秀斎｜茶道指導：有澤一男｜三味線指導(タエ)：菊央雄司｜三味線指導(遊郭)：長江浩子｜アクション指導：中村健人｜日本画指導：諫山恵実｜絵画指導：苅谷昌江｜華道指導：神前光園｜造園：堤正和
※敬称略

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まえがき　‘一日違い’とはいえ、運が良かった…話

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです！
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三連休でお久しぶりの読者様、お帰りなさい！

今朝は、久しぶりに感想の前に「まえがき」をやってみます。

私は一昨日（2025年11月23日・日）東京・足立区の妻の実家へ休日介護に行っていました。

で、きのう（11月24日・月祝）こんなニュースがありました。

東京・足立区で11人死傷・盗難車でひき逃げか？ 展示車両を盗んだ疑いで37歳男を逮捕「車を試乗するため店を出た」と容疑否認【news23】 | TBS NEWS DIG 

私、この事故の24時間前に‘そこ’を車で通っていたんですよ。

‘一日違い’とはいえ、運が良かったと思います。

と同時に、さらに安全運転に気を付けようと誓いつつ、気を付けるのにも限界があるなあと怖くなったわけです。

皆様も、どうか交通事故にだけは…、いいや〈事故につながりそうなことは基本的にやらない〉にしませんか？

ウグイス相対性理論：観測系の違いが生む科学的夫婦漫才

アバンタイトル冒頭から、理系人間の心をくすぐる展開だ。

花田旅館の踏込で、花田旅館の主人・花田平太（生瀬勝久） と女将・ツル（池谷のぶえ） が鳥籠に入っている “ウグイス” がオスか？　メスか？　で言い合う場面だ。

このやり取りはまるで「ウグイス観測理論」である。

平太は絶対論者で、「オスは常に一回り大きい」と決めつける。
ツルは相対論者で、「メスがいなければその大きさは測定不能」と反論する。

つまり、平太の世界では大きさは絶対値として存在し。
ツルの世界では比較対象があって初めて意味を持つ。

この違いは、観測系の違いによる結論の相違であり。
まるで科学のパロディのように笑いを生んでいるのだ。

しかも、やり取りの中にアインシュタイン博士の「相対性理論」に通じるような小難しさを一切感じさせず…　にだ。。

「比較対象がないのに比較を前提にする」という論理のねじれを面白さ（比較不可能性のパラドックス）や、ウィトゲンシュタイン（言語と論理の関係を探求した20世紀の哲学者）風に「『一回り大きい』という言葉は比較対象があって初めて意味を持つ」という哲学的な言葉遊びのユーモアに転嫁している。

ますます、これまでの朝ドラとの違いを感じるとともに、期待が高まる会話劇である。

ウグイス騒動せず「誰にでもあるちょっとしたミス」に帰着

前回の感想に次のように書いた。

リヨにわざわざ「私自身　ウグイスは全く」と言わせているので、この先にオチがあるのだと期待はします。

結局、松江新報の自称・敏腕記者で、ヘブンに密着する梶谷吾郎（岩崎う大） の説明できれいなオチになっていた。

徳川家康の名言になぞらえば「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ウグイス」ではなく。

「メジロなら　泣くまで待っても　チーチョルチー」ということだ（笑）
　※メジロの鳴き声（さえずり）はウグイスの「ホーホケキョ」のようなものはないので、「チーチュル、チーチュル、チョルチー」から連想しました。

放送当日のネット界隈では「NHKがウグイスとメジロを間違えるはずはない」など飛び交っていたが、意外とあっさり解決したわけだ。

やはり、今作は「何も起こらない物語」なのだ。

騒動やトラブルとまで昇華はさせないで、あくまでも「誰にでもあるちょっとしたミス」に帰着させたのだ。

これくらいの塩梅がちょうどよいと思う。

ヘブン「私も料理をしますが」

冒頭のししおどしの音、時計の時報、食器を動かす音など、島根県知事・江藤安宗（佐野史郎） の江藤邸の生活音だけでディナーの序盤を描き、一瞬の沈黙をつくって、ディナー続行だ。

劇中にこんなセリフがあった。

ヘブン「私も料理をしますが」

これ↑については、先週末に4本投稿した「補足記事」に、小泉八雲の料理への関心やアメリカ時代に経営したレストランについて書いた記事もあるので読んでいただきたい。
　※リンクは最終章にまとめました。

やはりここも、いい意味で「何も起こらない物語」だ。

《リヨを‘西洋文化への憧れを象徴する存在’に仕立てる》

妻・ルイ（木全昌子） と娘・リヨ（北香那） から仲間外れ気味になった知事の気持ちを必要以上に強調せず、アバンでのトキ（髙石あかり）とヘブン（トミー・バストウ）の親しい感じと、ディナーで次第に距離が縮まるヘブンとリヨを対比させた。

しかしここで私はこう捉えた。

《思ったよりも、三角関係を強調してこない》

もちろん、現状ではトキのヘブンへの明確な恋心を盛り込んでいないから、三角関係にはならないわけだが。

脚本家や演出家や制作統括のやりようで、いくらでも三角関係の “匂わせ” はできると思う。

でも、私には “匂わせ” を意図的にやっていないように映るのだ。

そして、むしろ私には次のように見えている。

《リヨを‘西洋文化への憧れを象徴する存在’に仕立てる》

知事をはじめ、錦織（吉沢亮）、かつての遊女・なみ（さとうほなみ／ほな・いこかex.ゲスの極み乙女）らの “頂点的な位置づけ” という意味だ。

当時はまだ珍しかった外国人、それも年上の異性に物怖じせず英語を使う上流階級のリヨは “文化としての外国” 夢を見るキャラクターとなり。

トキは経済的な理由で女中として必死に働く中で、身近な日本語でヘブンと向き合うキャラクター。

この対比こそ、“明治の日本が抱えていた揺れそのもの” を映し出しつつある…　と思う。

週末に追加した補足記事などのリンク集

八雲が料理への関心とアメリカ時代に経営したレストランについて
朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲の心は、今もニューオーリンズにある ―クレオール料理がつないだ絆―” 

八雲と妻セツさんの手書き絵手紙の交流について
朝ドラ「ばけばけ」絵がうまかった小泉八雲とその家族 ―絵と手紙でつむぐ温かな日々―” 

八雲のビール好きと変わったおつまみについて
朝ドラ「ばけばけ」尊敬された“ハーン先生”の裏側 ―ビールと和菓子が語る八雲の暮らし―” 

知事の娘リヨ（北香那）のモデルは幼少期のセツさん？
朝ドラ「ばけばけ」異国の教師と少女リヨ（北香那） ―「ばけばけ」が描く“すれ違う恋”の理由― を考える” 

あとがき

錦織からはリヨとヘブンが恋仲にならないように協力を求められたので、きっと次回はリヨからヘブンとの恋仲を応援してほしいと協力を求められて、板挟みになるトキ…　でしょうね。

これによって「ただの三角関係の恋バナ」ではなく、ちゃんと「トキの物語」になるわけです。

大きくは進みませんが、これくらいのテンポ、情報量がちょうどいいと思います。

厳選『ばけばけ』で描かれない秘話の解説ﾘﾝｸ集

・八雲×セツ「耳で読む異文化」 → こちら 
・八雲×セツの松江婚“日本語で恋” → こちら 
・八雲漂着“英→米→松江の道程” → こちら 
・三之丞(板垣李光人)ﾓﾃﾞﾙ“静かなる光” → こちら 
・八雲×セツ 松江借家の“ギクシャク” → こちら 
・雨清水タエ(北川景子)ﾓﾃﾞﾙ“栄華→没落” → こちら 
・錦織(吉沢亮)ﾓﾃﾞﾙ“八雲＋セツとの友情” → こちら 
・“本当は中年女中”→若いセツ、乱入 → こちら 
・妾か女中か？“八雲が求めた女中の条件” → こちら 
・八雲はモラハラ夫？“繊細で偏屈な素顔” → こちら 
　※他のリンクは下記↓の折り畳みの中！

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恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる 

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朝ドラ「ばけばけ」日本語で恋をした男、語りで世界をひらいた女――小泉八雲とセツの松江結婚物語 

朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲 松江への道－－横浜の恩人がいなければ、異邦の知性は咲かなかった－－ 

朝ドラ「ばけばけ」に描かれなかった史実－－十九歳の小泉セツ、大阪へ夫を追った決断－－ 

朝ドラ「ばけばけ」雨清水三之丞(板垣李光人)モデル・小泉藤三郎――旧家の肩書と生の現実、その乖離が導いた孤独の終着点 

第6週『ドコ、モ、ジゴク。』
第26回 第27回 第28回 第29回 第30回 ダイジェスト版

朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲とセツ――松江の借家で始まる、静かな波紋――憧れの“士族の娘”と違う“骨太女中”に憤慨!? 

朝ドラ「ばけばけ」雨清水タエ（北川景子） のモデル・小泉セツの実母・チエ――名家に生まれ、極端に落ちてゆく人生の行き着いた底 

朝ドラ「ばけばけ」錦織友一（吉沢亮）のモデル・西田千太郎 ――小泉八雲と松江で育った…セツと3人で海水浴に行くほどの友情と、失われた時間―― 

朝ドラ「ばけばけ」住み込み女中は当初中年女性のはずだった… 小泉八雲 松江歳月の一断面――湖畔の小家と、風の冬―― 

第7週『オトキサン、ジョチュウ、ＯＫ？』
第31回 第32回 第33回 第34回 第35回ダイジェスト版

朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲とセツ――妾か女中か？松江に咲いた異国の知性と家庭の軌跡 

第8週『クビノ、カワ、イチマイ。』
第36回 第37回 第38回 第39回 第40回 ダイジェスト版

朝ドラ「ばけばけ」 小泉八雲の素顔… 繊細で偏屈、でもどこか憎めない“扱いにくい愛情家” 

朝ドラ「ばけばけ」イライザ・ベルズランド（シャーロット・ケイト・フォックス）のモデル‘エリザベス・ビスランド’は小泉八雲の才色兼備な“心の恋人”で世界一周競争に参戦も！” 

朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲の心は、今もニューオーリンズにある ―クレオール料理がつないだ絆―” 

朝ドラ「ばけばけ」絵がうまかった小泉八雲とその家族 ―絵と手紙でつむぐ温かな日々―” 

朝ドラ「ばけばけ」尊敬された“ハーン先生”の裏側 ―ビールと和菓子が語る八雲の暮らし―” 

朝ドラ「ばけばけ」異国の教師と少女リヨ（北香那） ―「ばけばけ」が描く“すれ違う恋”の理由― を考える” 

第9週『スキップ、ト、ウグイス。』
第41回 

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