NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
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第16回/第4週『なにをして生きるのか』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じく嵩(北村匠海)も、通知簿を見た千代子(戸田菜穂)にたしなめられる。しかし、羽多子(江口のりこ)からのぶに勉強を教えてほしいと頼み込まれた嵩は、断り切れず引き受けてしまう。夜、苦手な数学に悪戦苦闘する嵩が廊下に出ていくと、寛(竹野内豊)の書斎から話し声が聞こえてきて…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~4週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康)
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,)エール
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウキ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
「秀作になる予感しかしない」と思わせる理由
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―――ここまで、ごあいさつ―――
先週、2025年4月18日(金)放送の第15回で衝撃的だったのが。
いつもは、ちょっと気が弱くて自信のない柳井嵩(北村匠海)が、朝田のぶ(今田美桜)への爆弾発言ともいうべきセリフだったと思う。
嵩「のぶちゃんに 何が分かるんだよ」
その衝撃の “続き” が描かれないのは残念だが。
あくまでも、ダブル主人公のひとり、嵩のことだとはいえ、嵩らしからぬ激高をさせたのは、嵩の母・登美子(松嶋菜々子)が原因だから、これ以上、サブキャラクターに関わる部分を “続ける” よりも 《物語を先に進める》 ほうを優先するのは間違いでないと思う。
しかし、今作の脚本がうまいのは、一度はのぶを怒った嵩と、怒られちゃったのぶを 《物語として一体化》 されるやり方だ。
あえて「謝罪と仲直り」を盛り込むのではなく。
やりたい夢のために女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるも、成績が思わしくなく頭を抱えるのぶ。
伯母・柳井千代子(戸田菜穂)に評価が思わしくない通知簿をたしなめられる嵩。
この二人を同条件に置き。
その上で、(いい意味で)のぶの母・羽多子(江口のりこ)からのお願いで、嵩がのぶに勉強を教える展開にしたことだ。
これによって、先日の “怒り” よりも、明らかに “ジェラシー” が勝って、ふたりが一緒にいる設定が不自然でなくなったのだ。
この辺の、自然な流れで「のぶと嵩のダブル主人公の物語」と 《物語を先に進める》 を同時になってしまうのだから秀作になる予感しかしないのだ。
普通のドラマ、脚本なら、明らかに盛り込みすぎだが…
さて、今週は「第4週」ではあるが、主演俳優が子役から交代して “まだ2週目” である(驚)
そして、第1回で「のぶと嵩が夫婦になる」は周知のことだし。
番組宣伝(『土スタ』)では北村匠海さんが「ふたりが結婚するまでは意外と長い」とおっしゃっていたから、簡単に “そこ” へ到着しないことも明らかだ。
であるから、まず、のぶが嵩の “ジェラシー” に気づくまでを丁寧に描きつつ… になるようだ。
ということで、のぶと嵩だけでなく。
●思春期真っただ中ののぶの妹・朝田蘭子(河合優実)の思い
●嵩の弟・柳井千尋(中沢元紀)の恋心
●のぶの祖父・朝田釜次(吉田鋼太郎)が営む「朝田石材店」の弟子・原豪(細田佳央太)の心情
●登美子の思惑
●登美子と千代子、そして羽多子の母心
ざっと列記しただけでも、これだけの要素まで盛り込んでいる。
正しく表現するなら、盛り込みすぎ… である。
"わずかなタイミングのずらし"で詰め込みすぎに感じない!
しかし、今作の脚本が秀逸なのは、組み込んだ素材は多いが、決して視聴者をお腹いっぱいにさせない工夫だ。
その工夫の最たるものが各要素と要素の間に設けられた「わずかなタイミングのずらし」だ。
例えば、《物語を先に進める》 なら、ラジオ体操で千代子が嵩にのぶに勉強を教えるように願い出る場面に、のぶが柳井家を訪れるシーンを直結すれば、展開は早くなる。
でも、実際には、今作の重要キャラである‘ヤムおじさん’こと風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)とのぶのやり取りと、のぶを迎えるに当たってソワソワする嵩を組み入れた。
合計およそ58秒だが、この “間” によって、視聴者が「どうなるんだろう?」と考える時間ができる。
「嵩はまともに教えられるの?」「のぶは嵩の気持ちに気づくの?」「登美子が邪魔するんじゃないの?」とかね。
だから、直結するよりも、明らかに 《つながっているけど、詰め込みには感じない》 のだ。
ほぼ全ての劇中の登場人物の設定や状況まで網羅し描いた!
そして、この 《つながっているけど、詰め込みには感じない》 の凄いのはもう一つ理由がある。
それは、前述した「わずかなタイミングのずらし」に利用した “尺=映像としての内容” まで利用して、ほぼ全ての劇中の登場人物の設定や状況まで網羅して描いている点だ。
上記で名前が挙がっていない、のぶの妹・朝田メイコ(原菜乃華)や、のぶが通う高等女学校の教師・山下実美(ソニン)がどんな人なのかも、ほんの少しだが分かるような描写が入っているのだ。
そのことは、下記のことにとっても、とても重要なのだ。
《「主人公が生きている世界」と「主人公が生かされている世界」と「主人公が生きているから成立する世界」がリンクしているように描く》
のぶと嵩が画面にない場面でも、ちゃんとのぶと嵩がいるように見えること。
のぶと嵩が生きているから、サブキャラクターたちも生きているように見えることが大事なのだ。
それを疎かにすると、途端に「スピンオフ」になることは、朝ドラファンなら経験済みだと思う。
でも、今作は、これだけの内容を盛り込んで、しっかりと “のぶの夢” と “嵩の夢” を描き、映像的に見せて(show)魅せる(fascinate)をやったのだ。
これ、本当に秀作朝ドラになるかも?
あとがき
本当は、演出のこと、あれこれとツッコミたいのですが。
橋爪紳一朗氏の演出に言及すると、一部の読者から誹謗中傷を受けるので止めておきます。
ただ、ギリで書けるのは、「緩急なき演出が “優秀な脚本” に助けられた」ということです。
気分が強気になれたときは、いつも通りに詳細を解説しますが、今回はやりません。
おまけ
これまた一部の読者様が心配してくださっている「妻の足の激痛と1か月の安静」ですが、午前中の診察をもって終察となりました。
要するに、日常生活が普通にできるくらいに痛みが引いて、特に投薬も必要ないので、一先ず医学的にできることはないので、きょうをもって一度診察は終了し、今後へ経過観察ということになりました。
仕事復帰も今週半ばにすることになりました。
1か月前、桜が咲き始めたころに始まり、散り終わりとともに一応は治ったことになります。
心配してくださった読者の皆様に、妻からも「ありがとうございました」とのことです。
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第2話/25分拡大SP『オンライン賭博とスポーツの闇』の感想。
六本木のスポーツバーで賭博容疑による捜査が行われ、名和(鈴木貴之)と小池(月城かなと)も任意同行されたことで、JBNは混乱。スポンサーのイーストリーム社が撤退を示唆し、JBNは赤字の危機に直面する。進藤(阿部寛)は名和の潔白を証明すると宣言し、社長・仁科(宮川一朗太)に直談判。釈放された小池は進藤の助言で番組内で釈明するが、思わぬ発言が飛び出し、スポーツ賭博事件は予想外の展開を見せる。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:槌谷健〈44〉(過去作/ブラックペアン1・2,下町ロケット,インジビジブル) 第1,2週
及川真実(過去作/ミス・シャーロック/Miss Sherlock,マイ・ダディ) 第1,2週
李正美(過去作/ドラゴン桜2,VIVANT,アンチヒーロー)
谷碧仁(過去作/#who am I,映画「大事なことほど小声でささやく」) 第1,2週
守口悠介(過去作/AKBホラーナイト,オー・マイ・ジャンプ!,ブラックペアン2)
北浦勝大(過去作/クライムファミリー,凋落ゲーム,問題物件) 第1週
脚本協力:北浦勝大(過去作/クライムファミリー,凋落ゲーム,問題物件) 第2週
演出:加藤亜季子〈53〉(過去作/VIVANT,ブラックペアン2,Eye Love You) 第1,2話
金井紘〈41〉(過去作/ラジエーションハウス1-2,信長協奏曲,ザ・トラベルナース[2])
音楽:木村秀彬(過去作/グランメゾン東京,ブラックペアンシリーズ,ラストマン)
主題歌:tuki.「騙シ愛」
P:伊與田英徳〈57〉(過去作/グランメゾン東京,ドラゴン桜2,DCU)
関川友理(過去作/DCU,Maybe 恋が聴こえる,夕暮れに、手をつなぐ)
佐久間晃嗣(過去作/DCU,Maybe 恋が聴こえる,ブラックペアン2)
※敬称略
必死に「いいとこ探し」をやったら、やっと1つ見つかった!
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特に、褒めるところはない。
が。
辛辣な感想のときは「いいとこ探し」をやるようにしているので、必死にやってみた。
で、何とか見つけた。
それは、高校時代の回想シーンで “おとな” に学生服のコスプレさせずに、若い俳優を起用したこと。
以上。
あとは、気になったこと、理解しにくいこと、致命的なことしか見当たらない。
そんなのでよければ、愚痴まじりにサクサクと書くので、読んでいただきたい。
明らかに昨今の《考察系ドラマ》がよくやる手口
気になったことの最初は、アバンタイトルに “前回の振り返り” を組み込んだことだ。
もちろん、いろんな意図は理解するが(面倒なので書きません)。
明らかに、先の展開で視聴者に「悪い人だと思ったのに、いい人だったんだ」とどんでん返し感を味あわせるための稚拙な “印象誘導” にすぎないのでは?
これは、後述もするが、明らかに昨今の 《考察系ドラマ》 がよくやる手口だ。
こんな上っ面な仕掛けを組み込んだところで、全体の印象なんて変わらないことを、まだ “テレビドラマ” は気づかないのか!
ダメな演出をより悪化させてしまっているのは脚本!
第1話に続いて、チーフ監督の加藤亜季子氏の演出が言及する気にもならないのはスルー。
あえていうなら、「メリハリなし」「フラグ立てました! ばかり」でうんざり… である。
しかし、ダメな演出をより悪化させてしまっているのは、脚本のせいでもある。
ということで、次は、理解しにくかったことを書いてみる。
進藤が"現役のニュースキャスター"である意味がほぼない
それは、今作が描いていることのほとんどが 《取材》 であることが理解しにくいということ。
正確に書くなら、『ニュースゲート』の本番中の映像が、ほぼ 《取材VTR》 で構成されている点がよく分からないのだ。
私は、今作が描くべきは。
『ニュースゲート』という報道番組が、視聴者に 《何をどう報道するのか?》 であり。
メインキャスター・進藤壮一(阿部寛)が、視聴者に 《どんなコメントをしゃべるのか?》 であり。
欲をいえば、視聴者がそれを 《どう受け止めたのか?》 だと思う。
もちろん、脚本チームは「そう思ってはいない」可能性があるから、それならそれで構わないが。
でも。だったら。なおさら。そもそも。
主人公が、“現役のニュースキャスター” である設定の必要性すらないと思うが。
なぜスタジオ映像ばかりで《放送中の映像》を活用しない!?
そして、上記の…
『ニュースゲート』がほぼ 《取材VTR》 で構成されている
を脚本が必死にやるから、演出まで妙な方向に引っ張られてやっちまっているのが…
上と重なってしまうが。
演出も、全体に 《放送中の映像》 を盛り込まない編集に傾きすぎている… である。
きっと、脚本家や演出家は、報道番組の放送の裏側、スタッフの動きなどを描くことが、視聴者を “教皇の中の真実” へ没入させる有効な手段だと勘違いしているのだ。
いや、一部の人は「そうなってるんだ!」と感心するとは思う。
しかし、今作は、「ドラマ版キッザニア」ではない! のだ。
視聴者に、スタッフを体験させるなんてことは、ドラマとしてはどうでもいいのだ。
要するに、主人公が予想外のことをやってスタッフがドタバタしたところで、所詮 “内輪の話” であり。
《放送されなければ意味がない》 と思うのだ。
もっと視聴者に《実際に放送している映像》を強調すれば…
いや、劇中のスタッフたちは、《放送しちゃったら大変だ!》 と騒いでいるのだから、本当の私たち視聴者には 《実際に放送している映像》 を強調しないと意味がないと思うのだ。
だって、そもそも、《実際に放送している映像》 をきっちり提示しないと、今回の展開で例えるなら、スポンサーを糾弾することすら意味がないと思うし。
さらに、そもそも、『ニュースゲート』が週1回の放送ではない「報道帯番組」であるなら、総合演出・崎久保華(永野芽郁)が毎日朝から晩まで出歩いていいの? だし。
毎日、こんな大スクープをやり続けているなら、とっくに常駐・常勤スタッフだって、上層部だって、主人公のやり方や屋陸に気づいていないと不自然だと思うが。
そこは、脚本も演出もご都合主義で逃げ切るってことなのか…
《阿部寛×宮澤エマ×岡部たかし》をメインにしたほうが…
「テレビドラマ」「連ドラ」として、困ったこともある。
それは、第2話から、『ニュースゲート』編集長・市之瀬咲子(宮澤エマ)を強調する展開にしたことだ。
このことによって、当然のように、宮澤エマさんも「市之瀬咲子」も際立った(際立ってしまった)。
そのために、第1話以上に、BN・報道局長・海馬浩司(岡部たかし)とのやり取りに本来の面白みが増して、他の部分が薄まっただけでなく。
崎久保の出番を増やしたいのか、あちこちに出没させすぎて、第2話で早々『ニュースゲート』のAD・本橋悠介(道枝駿佑)が埋没。
いや、その崎久保ですら、『ニュースゲート』の編集スタッフ・尾野順也(木村達成)より存在感が… 無い!
こんなことなら、当初から 《進藤 VS 一之瀬 VS 海馬》 の 《三つ巴のバトル》 を主軸にしたほうが良かったとすら思う。
「船頭多くして船山に上る」の如し…
最後に、今回の、いいや今作の… というべき、致命的に「?」なところを書いてみる。
そう、あの名作(と言っておきます)刑事ドラマ『相棒』が「スペシャル」でほぼ必ずやっちまう失敗と同じこと。
「1時間でも持て余しかねないプロット」を “拡大放送やスペシャル” のために、物語をこねくり回して、結局分かりにくくさせる… だ。
まあ、聡明な読者様からは「それが、考察系のお約束ですよね」なんて、大当たりな声が聞こえるようだ。
結局、無理やりに物語を展開し、歪めたとて。
「先が気になる」「続きが見たい」とさせなければ、作り手の自己満足でしかないのでは?
もしかすると、複数名体制の脚本の一人ひとり、自分を満足させたいことを盛り込んで、「チームだからいいよ」で済ませちゃっているのでは?
脚本家一人ひとりの “捻り” はわずかでも、3人、さらに脚本協力まで加わって “捻る” から。
物語が捻り過ぎによって、バネみたいにビヨ~ンと伸びて戻らなくなったようなものでは?
よく見れば分かるが、主人公はギリギリでキープしているが。他のサブキャラクターたちは、すでに第1話と2話ではドラマ上の “役割” も微妙に変わっているのも、「船頭多くして船山に上る」の如しなのでは?
あとがき
私が致命傷だと思うのは、「進藤を描き切れていない」に尽きますね。
進藤がどんな意図や腹積もりあるのか描いていないとか、進藤自身が動いていないとか、そんなのは小さな傷なんですよ。
致命傷は、主人公である “進藤によって” 、周囲のスタッフや関係者、スポンサーやテレビ局まで “全てが巻き込まれている” というのが見えないことなんです。
「何となく進藤が指図しているように見える」では完全に物足りないのです。
「明らかに、進藤が全てを掌握し、けん引しているように見える」でないと、「真の報道とは?」なんて描くのは早いと思います。
ただ、スタッフが知らない事実を知っているキャスターが、自身の過剰プロデュースと、番組の過剰演出で、スタッフたちを驚かせているだけでは面白くならないと思います。
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【これまでの感想】
第1話
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第3週『なんのために生まれて』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
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昭和10年、のぶ(今田美桜)は高等女学校5年生、嵩(北村匠海)は、漫画が好きな中学5年生になった。朝田パンも細々ではあるが続いている。のぶは、高等女学校に来ていた貴島中尉(市川知宏)と再会し、町内で行われるパン食い競走のパン作りの依頼を受け、朝田パン開店以来の大仕事に朝田家は活気づく。パン食い競走当日、ひょんなことから嵩の代わりに走ることになったのぶ。のぶは男子たちを追い抜かし一等になるが・・・。そんな折、8年間音沙汰のなかった嵩の母・登美子(松嶋菜々子)が御免与町に帰ってくる。
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―――ここまで、ごあいさつ―――
昨夜(2025年4月18日)、長野県大町市などで震度5弱の地震が観測されたとの緊急放送のテロップが入りました。
長野県からコメントをくださる読者様もいらっしゃるので心配です。
被害地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
と同時に、大型連休直前であるので、今一度自分の地震対策を見直す機会にしたいと思います。
ということで、『あんぱん』の感想ですが。
今回は、「本編」を見ている人、「ダイジェスト版」だけ見ている人を意識しつつ、書いてみようと思います。
なぜなら、「ダイジェスト版」の良さを語るには 《「本編」との違い》 に触れる必要があるからです。
絶妙な配分、骨太の構成、巧みな調整、均衡の保持が秀逸!
「本編」を見た人なら気づいたと思う。
もともと「本編」が良くできているから、「ダイジェスト版」だって良くなるのだ。
で、その「本編」が良くできている部分は。
●ダブル主人公のドラマに不可欠なのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の絶妙な配分
●次の今作の二大命題ともいえることをきっちり盛り込んだ骨太の構成
・「何のために生きるのか?」と「夢は自分で手に入れる実現させる」
●サブキャラを含め、徹底的に無駄を排除する巧みな調整
そう、今作は 《絶妙な配分》 《骨太の構成》 《巧みな調整》 がちゃんとできた作品なのだ。
そして、あえて “おまけ” として付け加えたいのが、これ。
●「1週間=週5放送」で描く内容と、「1回=15分」で描く内容に偏りがなく均衡を保っている点
少し掘り下げてみる。
各日分から“ほぼ同分量”だけ抽出して構成されていても…
想像の域を出ないが、恐らく脚本段階では。
まず、全話、全週を週数で割って、「1週間=週5放送」で描く内容を事前に決め。
さらに、それを “ほぼ5つに等分割” し、「1回=15分」で描く内容を決めていると考えられる。
こうして想像してしまうのは、この「ダイジェスト版」が各日分から “ほぼ同分量” だけ抽出して構成されているからだ。
簡単に言えば、月曜から金曜日まで偏りなく少しずつ “いいとこどり” して編集しているってことだ。
『おむすび』のいいとこどり編集だと「ムスビン映像集」に
しかし、これが簡単なことではないのだ。
例えば、前作『おむすび』でも、月曜から金曜日まで偏りなく少しずつ “いいとこどり” して編集していた。
だが、『おむすび』では 《いいとこ=主人公の出番》 だったから、結果的に 《ムスビンの映像集》 にしかならなかったのだ(汗)
逆に、本当の意味で 《いいとこ=物語の重要な部分》 を集めると、場合によっては 《ムスビンの出番なし》 に陥った可能性だってあったのだ。
で、今作『あんぱん』に戻れば、「本編」自体が 《いいとこ=物語の重要な部分=のぶと嵩の出番》 になっている。
だから、普通に各回から少しずつ “いいとこどり” して編集するだけで、見事な「ダイジェスト版」なる、なったというわけだ。
よって、『あんぱん』においては、過去3回分の「ダイジェスト版」を見るだけで、意外と全体像を見渡せるのだ。
で、それをやって見た結果を次の章で書いてみる。
今週1週間で、見事に大人の俳優たちの印象の再形成に成功!
過去3回分の「ダイジェスト版」を見て分かったこと。
それは、のぶと嵩をはじめ、それぞれのきょうだいたちや周辺キャラクターらも、大幅に 《子役から大人の俳優へ変わった》 のが、まだ、たったの1週間なのに…
●持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれる朝田のぶを演じる今田美桜さん。
●ちょっと気が弱くて自信のない柳井嵩を演じる北村匠海さん。
●朝田家の次女でのぶの妹・朝田蘭子を演じる河合優実さん。
●三女でのぶの妹・朝田メイコを演じる原菜乃華さん。
●嵩の弟・柳井千尋を演じる中沢元紀さん。
この4人が、当初からそのキャラクターを演じていたのか? と錯覚するくらいにイメージを視聴者に定着させたことが、驚異と言えるプロの技なのだ。
さらに編集の小技として、「ダイジェスト版」では。
名演技でのぶと嵩を見せて(show)魅せ(fascinate)魅せてくれた永瀬ゆずなさんと木村優来さんが演じた “回想シーン” を削ることで、さらに、大人の俳優たちの印象を強調した。
でも、前述のように、「3週分のダイジェスト版」を連続してみると、不思議と違和感がないのだ。
やはりこれも、ちゃんと「1週間=週5放送」で描く内容が決められ、守られているから、週替わりも気にならないわけだ。
これ、相当なことをやっていると思う。
あとがき
前作の悪影響から「しばらく朝ドラは見ない、期待しない」な人が多いと思います。
そんな人たちの「ちょっと見てみようかな?」に対応するのが、「ダイジェスト版」の役割でもあると思います。
その意味でも、これだけ「ダイジェスト版」が良くできていれば、「本編も見てみようかな?」の人が増えて。
それをきっかけに、評判も広がっていくと思うんです。
ただ、「いいね!」より「ダメだ…」のほうが圧倒的に伝搬力が強いので、じわじわと世間の評価も上がるのを期待してますよ。
ただ、まだまだ3週目ですから、残りの5か月で何が起こるか分からないのは、『虎に翼』でも経験済みです。
ですが、当ブログでは、次週も引き続き『あんぱん』を応援しますので、当ブログもよろしくお願いいたします。
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第1話『着火させる奴ら』の感想。
父の事故死を機に会社を辞め、司法試験を突破した宇崎凌(間宮祥太朗)は、就職難の中で母・純子(藤田朋子)の紹介によりピース法律事務所に入所する。代表の轟謙二郎(仲村トオル)率いる同事務所は「争いを起こせ」の方針を掲げる癖のある組織であった。宇崎の初案件は、山上工業のサイロ転落事故で亡くなった作業員の妻・斎藤美咲(土屋太鳳)への接触であり、伊野尾麻里(上白石萌歌)と高井戸斗真(三山凌輝)と共に臨むが失敗。不審な点を察知した宇崎は独断で山上工業を訪れるが、顧問弁護士・桐石拓磨(及川光博)が現れて…
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
(過去作/イチケイのカラス)
脚本:畑中翔太(過去作/絶メシロードシリーズ,量産型リコシリーズ) 第1話
山田能龍(過去作/Get Ready!,CODE-願いの代償-,ウイングマン)
山口健人(過去作/静かなるドンシリーズ,ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家)
演出:原廣利(過去作/絶メシロード,ウツボラ,真夜中にハロー!) 第1話
山口健人(過去作/?)
吉田亮(過去作/グランメゾン東京,ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家)
音楽:森優太(過去作/あなたのブツが、ここに,虎に翼,問題物件)
主題歌:B'z「恐るるなかれ灰は灰に」
法律監修:福島健史
P:山田久人(過去作/真相は耳の中,量産型リコ-プラモ女子人生組み立て記-)
製作:TBS、BABEL LABEL(過去作/農家のミカタ,真相は耳の中)
※敬称略
「一体、同局の『アンチヒーロー』と何が違うの?」
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見終えて、ひと言。
「一体、同局の『アンチヒーロー』と何が違うの?」
ではあるが。
金になりそうなトラブルを見つけて、自作自演とマッチポンプで成功報酬をせしめ、結果的に「弱きを助け強きを挫くヒーロー」が活躍するリーガルドラマ風… のようだ。
今回のように、毎回の訴訟相手が “悪者” なら勧善懲悪モノとして、ワンパターン化しても楽しめそうだし。
さらに、“その悪がその上の悪に騙されて” とか、“依頼人が実は悪者” で主人公らが騙されるなら、新展開になるだろうし。
まあ、この辺を楽しめそうな人には… 当然だが楽しめると思う。
私は、「金曜ドラマ枠だから、こんな感じにしかならないよね」でしかないが。
おっと、推しが出演しているなら楽しめるのは間違いない… か。
轟たちが宇崎に見せ場を与えているようにしか見えない!
事前の期待度は【★★】だから、「やっぱりね」だから、書くことはないのだが。
もしかすると、第1話で感想から離脱する可能性があるので、一応いつも通りには書いてみる。
まず、脚本で気になったのは、設定の違和感だ。
だって、全ての情報をピース法律事務所の代表・轟謙二郎(仲村トオル)が知り尽くし、攻め方まで決めているのだから。
そもそも、轟が最初から最後まで仕切ればいいと思うのだ。
もちろん、《主人公だから》 の理由で、宇崎凌(間宮祥太朗)を機能させたいの、させているのは理解できる。
だったら、もっと宇崎が他のメンバーの制止を振り切って独走しちゃわないと、轟たちがわざわざ 《見せ場を与えている》 ようにしか見えないのだ。
まあ、先まで見れば、もしかすると “そういうこと” かもしれないが。
私は最終回まで見るか、次回以降の感想を投稿するか分からないから、違和感として記述しておく。
そもそも"争いの火種に訴訟を焚きつけ"の設定は必要ない!
いや、そもそも、新人弁護士である宇崎を主人公にしたリーガルドラマであるなら。
《“争いの火種”があるところへ潜り込んで、訴訟を焚きつけ、大金を稼ぐ“無法者”な弁護士事務所》 なんて “客寄せ設定” なんて必要ないし、意味すらないのだ。
初担当事件である「3年前に山上工業で起こった作業員のサイロ転落事故」に “自身の過去” を重ね。
破天荒な宇崎が 《やる気、元気、宇崎!(笑)》 で突進するだけで済むのだ。
もちろん、作り手や好意的視聴者は「それぞれの役割だから」と言い訳するだろう。
しかし、そもそも、やっていることは『アンチヒーロー』と大差ないのだから!
せっかくのオリジナル脚本の機会を得たのなら、もっと斬新で良かったと思うが。
致命的だったのは《らしさが皆無》な演出!!!
演出については… お話にならない。
褒めるところがあるとすれば、主演俳優の顔のどアップが思ったより少なかったことくらいだ。
あとは、全体的に緩急不足で、CGなど含めた映像処理も既視感しかないし。
何よりも、私にとって致命的だったのは 《らしさが皆無》 なこと。
別に比較するつもりも、意味もないが、書くことがないので、オールドドラマファンとして。
今作のチーフ監督で第1話を担当した原廣利氏の父上は、業界では有名な監督だ。
過去の作品群は、『西部警察 PART-III』『あぶない刑事 ※脚本兼任』『もっとあぶない刑事』『刑事貴族シリーズ』『はみだし刑事情熱系(S1)』『夜逃げ屋本舗シリーズ』『笑ゥせぇるすまん』など、ハードボイルド刑事ドラマの名作を手掛けてきたのだ。
だからというわけではないが、期待したし、期待はしているのだが。
あとがき
第1話の脚本担当が、当初のスタッフリストに記載がなかったお名前「畑中翔太」なので、何か事情があった可能性もありますね。
で。脚本、演出、俳優と、好みが分かれる作品かなと思いますが。
第1話で “型” が見えたのが、一番良かったと思います。
きっと、《第1話以上にも以下にもならない》 でしょうけど、「思ったのと違う!」はないと思いますので。
ただ、この類の “型” は、「またこのパターン?」になりやすいので。
いっそ、冒頭で轟が「今回の仕掛けはこれだ」と解説しちゃったほうが、キャラにも俳優にも見せ場は作りやすいと思いますけれど。
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第15回/第3週『なんのために生まれて』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を褒められてうれしくなる嵩(北村匠海)。その一方で、兄貴のようには喜べないとシーソーに座って本を読む千尋(中沢元紀)を、通りがかりののぶ(今田美桜)が見つける。商店街で談笑する嵩たち親子の前に思いつめた表情でやってきたのぶは、涙ながらに登美子にある思いを伝える。そんなのぶに嵩は…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2,3週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康)
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,)エール
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウキ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
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『虎に翼』の穂高先生のモデル・穂積陳重著『法窓夜話』
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
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まずは、冒頭で登場した千尋(中沢元紀)が読んでいた本について。
『法窓夜話』(ほうそうやわ)は、明治・大正期の法律家であり随筆家でもあった穂積陳重(ほづみ のぶしげ)による、1910年(明治43)に初版が出版された随筆集だ。
法律の世界をのぞく“窓”である「法窓」と、夜に語るような気軽な談話「夜話」を合体させたタイトルで。
法律を専門としない一般の人にも法の世界を親しみやすく紹介した名著で、日本の法学啓蒙書の先駆けとされており。
今でも古典的随筆として、法学部の教養書として、評価され、取り上げられることもある。
私は、朝ドラ『虎に翼』(NHK/2024年前期)の放送中に知って読んだ。
なぜなら、著者の「穂積陳重」この人こそ、『虎に翼』で主人公・寅子(伊藤沙莉)が明律大学女子部に進学するきっかけとなった高名な法学者で‘穂高先生’こと穂高重親(小林薫)のモデルとなった人物である。
『法窓夜話』にある「一八 禁煙令違犯者の処分」を紹介
朝ドラ『あんぱん』から脱線するが、当ブログの読者様は知的好奇心が旺盛だと思うので、書いてみる。
『法窓夜話』にある「一八 禁煙令違犯者の処分」を紹介したい。
ある国(本書中では「慶長時代」「薩摩」の話)は、禁煙令を破った人に重い刑罰を与えることにしたが、一向に違反者が後を絶たない。
そこで、ある知事が「刑罰は意味がない」と考えて、次のユニークな方法をとった。
「禁煙令」の違反者の名前を新聞で公表し、「恥をかかせる」ことで抑止力を期待したのだ。
ここでの法的・道徳的な論点は。
●これは「刑罰」ではなく「社会的制裁(名誉に関する損失)」でないか?
●名誉刑(人前での恥を罰とする刑)は果たして合法か?
●公権力が人に「恥じさせる」ことの是非。
穂積陳重が問題提起したものは。
●法による処罰の限界と、社会的圧力との関係
穂積陳重の視点は。
●近代国家の刑罰は「公的・制度的であるべき」で、「リンチや羞恥心を利用した公開羞恥刑的なものは慎重であるべき」との立場
こんな感じだ。
他にも、現代にも通じる “法律問答” があるので、興味があったら下記で購入できるので読んでみてはいかがだろうか?
第2週で失敗続きだった"ナメ構図"は、こうやるのが正解!
済んだことはどうでもいいのだが。
恐らくまた担当すると思うので、先週と今週の演出について触れておこう。
第2週の演出担当だった橋爪紳一朗氏が、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の際にも評価された「ナメショット」だ。
「ナメ」とは、カメラ手前に被写体の一部を入れる構図のこと。
この「ナメ」自体は悪くないし、奥行き感を表すのに効果的だが、やり方を間違えると「雰囲気重視すぎ」となって、主題が見えない構図になる。
そして、残念なことに、第2週ではそれを連続してしまったのだ。
そこで、今作のチーフ監督であり、第1週に引き続き担当している柳川強氏の「ナメショット」を見てほしい。
©NHK
どちらも、草木や家の柱などをナメて、奥に人物を配している。
ここで注目すべきは、主人公・のぶ(今田美桜)の際立たせ方だ。
まず、カットが切り替わっても、常に「動くのぶ」を画面に入れることで注目させ。
巧みに、他の部分よりも「照明で明るいのぶ」を画面に入れることで際立たせている。
だって、下のカットの「奥で立つのぶ」になんて、本来は太陽も差し込まないし、室内照明もないのだ。
なのに「赤い衣装」は、むしろ手前の祖母・くら(浅田美代子)より目立っている。
こういう「主人公を映像で見せて(show)魅せる(fascinate)」を十分にやれるようになってから、「ナメ」に手を出すべきなのだ、ふ~~~っ
「薄茶」が“文学や映像で象徴する”のは下記の三つ!
さて、神経が図太いというか、イマドキならメンタルが強いというのか、8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が登場した。
その際、登美子が嵩(北村匠海)の伯母・柳井千代子(戸田菜穂)言った印象的なセリフがこれだ。
登美子「薄茶もいかがですか?」
千代子「結構です」
では、突然だが「薄茶」にフォーカスしてみる。
「薄茶」とは、抹茶を茶筅で点てて作るお茶で、一般的に飲まれている抹茶のことを指し。
「濃茶」と比べると、使う抹茶の量が半分のため、香りも色も淡白なことからこの名前がついた。
「薄茶」「濃茶」に限らず、日本の茶道文化は、様々な文学や映像作品に引用されている。
基本的に「薄茶」が象徴するのは下記の三つがあると考えられる。
●「控えめな心」や「慎ましさ」としての象徴
・濃茶を「正式な茶席」とするなら、「薄茶」はカジュアルで親しみやすいから
●「日常の美」や「移ろい」としての象徴
・特別な儀式とは違った日常的に親しめる作法として
●「侘び寂び」と「老い」や「悟りや情緒」の連動
・茶道の精神である「侘び寂び」としての「薄茶」が、静けさや微妙な心情にリンクするから
「茶道の様式美と浪漫」「茶道の侘び寂びの哲学」が際立つ
まとめよう。
「薄茶」には、「慎ましさ・日常の美・静かな情緒」を象徴する道具や味や風景だ。
そして、今作の登美子の佇まいから感じ取れる “慎ましさ・日常の美・静かな情緒” は、決して “本流” や “本物” とは違うように、視聴者にも、劇中の登場人物らにも映っているのだ。
であるから、そのことを見抜いている、見透かしている千代子は「(薄まったとて)結構です」なのだと思う。
「漫画」や「パン」、「女性の権利主張」という少々西洋的な要素の印象が強い今作だからこそ。
この「茶道の様式美と浪漫」「茶道の侘び寂びの哲学」を用いた表現が色鮮やかに際立つのだ。
《「嵩の物語」なのに、主人公はのぶ》の展開には驚いた!
ようやく、今回の最も肝心な部分を掘り下げてみる。
8年ぶりに登美子が帰ってきたのだから、前述の千代子は当然のこと。
登美子を良く思わない嵩の弟・千尋(中沢元紀)や、(嵩の伯父・柳井寛(竹野内豊)がブチ切れてもおかしくない展開だ。
だって、今作は「のぶと嵩のダブル主人公の物語」である上に、「のぶの物語」と「嵩の物語」の同時並行でもある。
そして、この “登美子が帰ってきた” は「嵩の物語」だから、基本的に “のぶ” が出てくる必要はないし、なくても描けるはずなのだ。
もちろん、「子どもを捨てた母親」という意味合いでは、のぶの母・朝田羽多子(江口のりこ)が柳井家に乗り込んで、もやもやを解決したっていいような展開なのだ。
しかし今作が選択したのは、まさかの 《「嵩の物語」なのに、主人公はのぶ》 だったのだ。
そう、幼なじみだろうが赤の他人であるのぶが、朝田家と柳井家の境を乗り越えて、登美子に食らいつく展開だったのだ。
のぶ「これ以上 嵩を傷つけるがは
やめちゃってください」
嵩「もうやめてくれ!
のぶちゃんは…
母親に捨てられたこと ないだろ?
それでも会いたかった。
ずっと この人に会いたかった。
のぶちゃんに 何が分かるんだよ」
前作のヒロインなら「嵩より うちが一番嵩の気持ち分かってるけん!」とお節介の押し売りをして、手に持ったあんパンを登美子と嵩に差し出して「あんパン 食べり!」となっただろうが(笑)
恋愛と家族愛、人間愛や人類愛、宇宙愛的な広がりの一方で
まず、この展開で衝撃的なのが、嵩が母に「母親に捨てられた」と告げたことだ。
これだけで、嵩の怒り、悲しみ、悔しさ、失望、恥ずかしさ、嫌悪感が伝わってくる。
そして、それでも自分自身の「母には会いたい」が、「のぶには分からない」と、半ば宣戦布告状態で。
だって、つい先日はのぶに “ジェラシー” を抱いていた相手なのに…
“恋愛” と “家族愛”、そして “人間愛” や “人類愛”、はたまた “宇宙愛” 的な広がりさえ見えてくる世界観の広いセリフであり、とてもミニマムな個人的なセリフでもある。
「ただのホームドラマ」だと思っていると、大きく足元をすくわれるかもしれない…
そんなことすら感じさえるやり取りだ。
あとがき
ほぼ15分間、冒頭から息が詰まるような展開でしたが。
最後の1分間の「この子は やればできる子なんです」から、一気に肩の力が抜けました(楽)
この落差、スゴすぎますって!
第2週は「どうなるの?」と思いましたが、演出のおかげもあって持ち直した感じがします。
第4週にも、大いに期待します!
おまけ
2025年4月15日、千葉県成田市にある「麻賀多神社」へお参りに行きました。
先日、千葉県佐倉市の「桜イラストの郵便ポスト」をご紹介しましたが、そのポスト近くにある神社です。
そこで、期間限定で「桜に染まるまち・佐倉」にちなんだ「桜御朱印」を授けていただけるとのことで、授けていただきました。
写真にあるのは、樹齢1300余年、昭和10年に千葉県の指定記念樹第一号に指定された東日本一の大杉(御神木)です。
延命長寿のご利益を授かることでも有名です。
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〔月曜日〕
●フジ 21:00 続・続・最後から二番目の恋(第6話)
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〔金曜日〕
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〔土曜日〕
●NHK 22:00 ひとりでしにたい(6/21~)
〔日曜日〕
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〔月~木 (夜ドラ)〕
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Iターン
愛してたって、秘密はある。
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青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
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アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
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アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
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嘘解きレトリック
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美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
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海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
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エンディングカット
オー・マイ・ジャンプ
王様に捧ぐ薬指
大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
おちょやん
おっさんずラブ-in the sky-
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
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姉ちゃんの恋人
オー!マイ・ボス!恋は別冊で
お迎えデス。
おむすび
表参道高校合唱部!
おやじの背中
親バカ青春白書
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?
俺のスカート、どこ行った?
俺の話は長い
お別れホスピタル
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
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カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
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学校のカイダン
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季節のない街
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きのう何食べた?
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極主夫道
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この素晴らしき世界
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ごめん、愛してる
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最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
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花咲舞が黙ってない[2024]
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ハヤブサ消防団
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ハル ~総合商社の女~
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半沢直樹[2020]
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BG~身辺警護人~(第2章)
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ひきこもり先生
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火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
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ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
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ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
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ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
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不便な便利屋
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ブラックペアン シーズン2
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フランケンシュタインの恋
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フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
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HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
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僕とシッポと神楽坂
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星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
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舞いあがれ!
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マジで航海してます。
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真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
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○○妻
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未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
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MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
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もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
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モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
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屋根裏の恋人
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ヤメゴク
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