NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
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第21週『米田家の呪い』の「土曜日版」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
神戸に永吉(松平健)と佳代(宮崎美子)が突然現れ、久しぶりに祖父母を交えて結(橋本環奈)たちは食卓を囲む。聞けば、永吉は大阪で万博が開かれることを知り、昔の大阪万博の記念である太陽の塔にみんなで行きたくなったと言う。しかし、結と理容店の休みが合わない。永吉は店を土日に休ませようとするが、それに聖人(北村有起哉)は猛反発。聖人は、高校生の頃、永吉が万博に出掛けた際に自分の進学費用を勝手に使ってしまったことに根を持っていた。結は、その経緯の真相を知りたいと思い、佳代に聞こうとする。
------上記のあらすじは、公式サイトより引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18,21週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16,20週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
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「意固地な父子の不仲な物語・和解編」だけにすれば…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
『おむすび』は相変わらずの内容ですが、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくの間、テンプレです…
「本編」の感想でも書いた通り、「米田永吉の終活物語」的には、決して間違っているとは思わないし。
「暴れん坊将軍」こと松平健さんと、父親に名優・北村和夫をもつ北村有起哉さんの疑似父子の「意固地な父子の不仲な物語・和解編」としても、悪いとは思わわない。
「土曜日版」を見て再確認したのは。
“全ての枝葉” を切り捨てて、もちろん、主人公の管理栄養士や姉の洋服なんちゃらなどの “きれいなお花” も摘み取って。ていれば、それなに感動できたのでは? と。
永吉と聖人に関する情報が断片的で連続していないから…
ただ、問題なのは巨木? の『おむすび』の “根っこ” が、幹や枝や花に養分を吸い上げるほどの力がないことだ。
その最大の園芸の失敗が、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開)だ。
何のためらいもないかのように、バンバン根っこをぶった切ってしまったから、栄養を吸えないのだ。
要するに、父・永吉(松平健)と息子・聖人(北村有起哉)の父子関係は、今作にとって “巨木” に見えるべきはずなに、 “鉢植え” 程度にしか見えないってこと。
その理由は、今週に至るまでの、永吉と聖人に関する情報があまりにも断片的であり、連続していないため、親子の関係が鮮明に見ていないのに、「意固地な父子の不仲な物語・和解編」を始めてしまったからなのだ。
やはり、順序としては「仲良し時代 → 不仲時代 → 解決編」に並んでいないと面白みがないのだ。
例えば、永吉は嫁の愛子(麻生久美子)から聖人の病気を心配して、糸島から神戸に来たわけだが。
愛子が「聖人さんが病気になりまして」の “続き” が描かれない。
聖人は「糸島に行きたい」理由も不明瞭だし、「行きたい」なら「即行けばいい」だけなのに行かない。
「永吉の加齢による老いと衰え」に反する前半の元気な永吉
他にも、情報があまりにも断片的で連続していないため、親子の関係が鮮明に見ていないものはある。
例えば、今週の「解決編」が成立するための絶対条件が「永吉の加齢による老いと衰え」なのは、金曜日を見たらわかるはずだ。
しかし、「土曜日版」にも残っていたように、「今作のお約束」を踏襲するために、元気いっぱいで老夫婦だけで糸島から神戸に来ちゃったのだ。
これだって、今週の演出は今作のチーフ監督なのだから、少しだけでも永吉から “衰え” を滲み出せるべきだったのでは?
だって、結末は想像できちゃうわけだから。
聖人は仕事も家庭も恵まれており、永吉を恨む必要がない!
結末が想像できちゃうに関連していえば。
永吉と佳代(宮崎美子)がひた隠しにした「聖人の学費の使い込み」の “真相” だが、たいしたことではないことは、私だけでなく貴方も想像できたのでは?
だって、 そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
聖人は「理髪師」を天職のように思っているのに、12年間だったか天職を封印して、糸島で農業をやり。
「そうだ、神戸に行こう!」と思いつくまで、糸島の農協に骨をうずめるつもりのように描いたのは今作なのだ。
いや、 そもそも論 《その2》 として、 阪神・淡路大震災以前の聖人は、神戸で理髪店を開業し、妻と二人三脚で店を経営し、自営業者として成功していたと、今作が描いたのだ。
要するに、「聖人の学費の使い込み」がなくても成功したのだから、「俺のお金が」とか、「おかげで大学に行けなかった」と父親を恨む必要がないのだ。
それでも「聖人は永吉を恨んでいる」とするなら、もっと強烈な事件を盛り込むべきだったし。
今作は、トラブル依存症候群(人間描写をなおざりにして、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと:「騒動至上主義」改め)がお得意なのだから、ちゃんと「聖人の青春時代」に永吉とのトラブルを描けばよかったのだ。
まあ、《やればよいのに、やらない》 も今作の得意技の一つだが。
第二の米田家の呪い"は米田家全員が"お金に無関心すぎる"
いやいや、次のことは初めて書くかもしれないが。
そもそも論 《その3》 として、 今作は、“第二の米田家の呪い” のごとく、米田家の全員が “お金に無関心すぎる設定” なのだ。
糸島の米田家の経済状況も、歩(仲里依紗)の仕事関連も、結と翔也(佐野勇斗)の金銭感覚も、全部が全部曖昧で適当にしか描いていない。
だから、唐突に「お金が!」と騒いでも、取って付けたようにしかならないのは当然であり。
これも、突き詰めれば、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開)の弊害なのだ。
祖母に、食べ物と酒で口を割らせる孫に不快感しかない!
「土曜日版」だから「主人公の出番はできるだけ残す」をやるから、「本編」よりも際立ったのが、真相の陳腐さ、魅力のなさだ。
結局、「あとは任せて」からの「結のおかげ」をやりたいがために、結を意味不明に瞬間移動させたり、神出鬼没にした。
それだけでない。
これも「本編」の感想で書かなかったが、居酒屋で結が佳代に、おいしいものを食べさせて、酒を飲ませ、口を開かせるって、孫がおばあちゃんにやることしては “最低” なのでは?
これが、昭和で、友だちの嘘を暴くためとかならいざ知らず、身内に、それも年老いたおばちゃんにやる?
結局『米田家の呪いって何なん?』
で、よく分からないのは、先週の第20週『生きるって何なん?』と今週の第21週『米田家の呪い』を合体させれば、『米田家の呪いって何なん?』に尽きる。
そもそも論 《その4》 として、 永吉が、1976年の長良川の洪水で困窮した小松原良助(大鶴義丹)に口約束で手書きの借用書でお金を貸した “程度” の真相なのだ。
佳代だって、息子の進学のためのお金なのを知っていたのに、夫を責めた風に描かれず、逆に「永吉さん、ようやったね」って感じでお咎めなし。
これ、超好意的に見れば、“米田家の呪い=困っている人を放っておけない” に見えなくもないが。
普通に見ていれば、永吉の思い付きの所業(ふるまい)を(将軍様に)成敗されたくないから、《困っている人を放っておけないのは正義》 と論理のすり替えをやったようにしか見えないのだ。
だから、今一つ「永吉さん、よくやったね」「佳代さんも、よく黙ってたね」にならない。
それこそ、例えば、聖人の進学資金だけでなく、トラックも売却、自宅と土地も抵当に入れて銀行からお金を借りまくって被災地に送り…
米田の実家は困窮に喘いで「オヤジとおふくろの無鉄砲のおかげで、俺は不良にすらなれなかった」くらいの事実を盛り込めば印象は変わったと考えられるのに。
でも、今作は、生活に余裕がある「聖人の青春時代」を盛り込んだのだ。
もちろん、松平健さん、北村有起哉さん、宮崎美子さんらの “若づくりメイクのコント” をやりたいがためにだけ… だとしか思えない。
悪阻の千佳ちゃんは、NST該当患者なのか否か???
少しは「主人公のお仕事ドラ」マについても言及しておく。
まあ、ツッコミ始めたらきりがないから、箇条書き気味でサクサクと書こう。
「管理栄養士のお仕事ドラマ」として大切なことだと思うのに、 そもそも論 《その4》 として、 重症妊娠悪阻で入院中の吉野千佳(笠間優里)が、産科病棟担当の結の通常業務内の患者なのか、本家? の「NST」(Nutrition Support Team=栄養サポートチーム)の該当患者なのかの説明がない。
それでなくても、診察もインフォームドコンセントも薬剤師へのしじまでできちゃう《診察でも何でも ‘ええようし’とく(良いようにしておく) スーパー管理栄養士》なのだから、「NST」を強調するためにも、線引きは 《やればよいのに、やらない》 だ。
映像が残されていないから、これ以上書くことがない…
聖人の二人の妹を利用すれば「ホームドラマ」になったのに
これも「本編」の感想では武士の情けで触れなかったこと。
永吉の通夜のシーンで、遺族・親族席に中央通路から最前列に聖人、佳代に並んで、見知らぬ女性二人が座っていた。
2024年10月15日放送の第12回や、2月24日放送の101回で、結に二人の叔母がいることは描かれていた。
もちろん、「NST」でないほうの「N.S.T.」だから、その後、叔母二人の存在は描かれていないが。
あの女性二人が、結の叔母であることは容易に想像できる。
しかし、通夜の最中と通夜振舞いの場面以外には姿はなかった。
「土曜日版」でも、来客が帰った後の式場に残っているのは、佳代、聖人と愛子、結と歩、翔也と花だけ。
長くなるので、短くまとめよう。
私は、今作も “まだ” 一応は「ホームドラマ」だと思って見ている。
だから、豪華ゲストを盛り込むなんて陳腐な客寄せなんてやらずに。
愛子が叔母二人に「ご無沙汰しております。このような悲しい時にお会いできるのも心が痛みますが」と声をかけるのが「ホームドラマ」では?
だって、永吉が1970年(昭和45)年の回想で、トラックドライバーだった永吉が、小学生だった聖人に大阪の万博に行く際に、「母ちゃんと妹2人、頼むばい」と留守を任せたのを聞いていると考えるのが自然だ。
だったら、そこから永吉の思い出話をしながら、「本編」の感想で書いたように、みんなで通夜振舞いの “佳代のおむすび” を涙しながら食べるとか… 《やればよいのに、やらない》 か。
《感想のおかわり(追記です)》
ルールーさんのコメント のお答えにも書いたのですが。
劇中の時代と、永吉さんの生き様を好意的に受け取るなら、「個人が好きだったことをやってあげる」こそが、米田家がやるべき「永吉さんを偲(しの)ぶこと」だと思うんです。
ですから、唐突でも何でも、どうせ「N.S.T」なのですから。
生前に「永吉さんのおかげ」と思ったご近所の農家さんたちなどが集まって 《地元野菜料理と、佳代さんのおむすびで故人を偲(しの)ぶ…おむすび葬》 なんてのが、着地点としてふさわしかったと考えます。
あとがき
「土曜日版」は、さらに 飲酒して父親の髪を切る“” を強調する編集でした。
それこそ、日本古来の迷信やタブーのひとつに「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」がありますよね。
だったら、永吉が「夜に俺の髪を切ると、俺ん死に目に会えんぞ」と拒否しても良かったかもしれません。
それと、結が永吉の言葉を「『他人を恨むような人間に なってほしくなか』って」って言っていたとありますが。
「他人を恨むような人間」もどうかと思いますが、「親を恨むような人間」は… ってことではないと思います。
拍手コメント返信(2025/2/28):おむすび(第102,105回) ※「栄養教諭編」と「栄吉の死の設定」ついてぼやきます… > 拍手返信 > ディレクターの目線blog
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TBS系・金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』
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第6話『暴走する危険な正体!退路なき娘の強行策』の感想。
原作(漫画)の浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」は、連載中を追っている状態(第1話放送前に既刊の最新6巻まで読了)
本部係検事・阿南(瀧内公美)から事情聴取を受けた心麦(広瀬すず)は、松風(松山ケンイチ)と共に事務所へ戻る。そこへ、事件への協力を申し出る弁護士・鳴川(間宮啓行)が訪れる。一方、刑事・赤沢(藤本隆宏)の過去が週刊誌記者・神井(磯村勇斗)によって暴かれ、赤沢はある行動に出る。そんな中、心麦は鳴川と共に、東賀山事件の唯一の生存者・林川歌を引き取った津寺井幸太のもとを訪れる。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(漫画):浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」
(過去作/イチケイのカラス)
脚本:金沢知樹(過去作/半沢直樹2022,Get Ready!,からかい上手の高木さん)
演出:田中健太(過去作/ペンディングトレイン,トリリオンゲーム,アンチヒーロー) 第1,2,4話
青山貴洋(過去作/グランメゾン東京,ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家) 第3,5話
棚澤孝義(過去作/半沢直樹2013,ユニコーンに乗って,下剋上球児) 第6話
福田亮介(過去作/恋つづ,俺の家の話,海に眠るダイヤモンド)
音楽:桶狭間ありさ(過去作/ハヤブサ消防団,私たちが恋する理由)
主題歌:Ado「エルフ」
警察監修:志保澤利一郎(チーム五社)
法律監修:市川寛(かなえ国際法律事務所 弁護士)
ラーメン監修:(ウェスティンホテル東京 龍天門)
フードコーディネーター:はらゆうこ(過去作/ライオンの隠れ家,ザ・トラベルナース,嘘解きレトリック)
P:中島啓介(過去作/天国と地獄~サイコな2人~,Eye Love You)
内川祐紀(過去 協力P作/18/40~ふたりなら夢も恋も~)
丸山いづみ(過去作/ペンディングトレイン ー8時23分、明日 君と,西園寺さんは家事をしない)
※敬称略
今回の演出は、今作3人目、今作は初担当の棚澤孝義氏
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―――ここまで、ごあいさつ―――
今回の演出は、今作3人目、今作は初担当の棚澤孝義氏だ。
棚澤氏の演出で印象的だったのは、TBS系・火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』の第5話だ。
詳しくは書かないが、『ユニコーンに乗って』も今作同様に全話の中盤の担当で。
以外にも、他2名の演出担当とは異なったアプローチの映像だったが、私にはとての的確で好印象だったから覚えている。
同時に、TBSテレビ系・日曜劇場『下剋上球児』の第8話の演出は、脚本とかみ合っていなかったのだが。
まあ、『下剋上球児』は脚本が‘あれ’だったので、演出家も苦戦したと擁護したいところだが。
今回の回想シーンは、《回想シーンの悪用&乱用》とは違う
さて、『クジャクのダンス、誰が見た?』の第6話の感想だ。
当ブログでは、口が酸っぱくなるくらいに、次のことを言い続けている。
回想シーンは、ドラマでも物語でもない。
ただの後出しの言い訳(説明)に過ぎない!
これに準ずれば、今回も半分近くだろうか、回想シーンばかりの印象だ。
しかし、今作、今回の回想シーンに対する私の意見は少し違うのだ。
私が、回想シーンは、ただの後出しの説明だ! と斬り捨てるのは、単純に、脚本家や演出家やプロデューサーらの手抜きで、やるときだ。
なにせ、回想シーンは、作り手にとって実に “楽ちん” なのだ。
視聴者や観客を引き付けるために、最初のうちは隠しておいて、どんどん進め。
いよいよ本格的に物語を動かす段階になると、隠したままでは進めないから、途中で一部を種明かしする。
こんなのが、多くの映像作品がやっている 《回想シーンの悪用&乱用》 だ。
そして、そのほとんどが、強引に「実は、こうでした…」と挟み込む。
私は、「後出しで説明するなら、潔く冒頭で描け!」と思うのだ。
回想が説明でなく《現在の心麦と過去の私》に見える工夫
その意味で今回を見ると、違うのだ。
今回で印象的な回想シーンといえば、本部係検事・阿南由紀(瀧内公美)の、複雑な家庭環境で育ち、職場でも性別による偏見に苦しんだ過去だ。
この阿南検事の過去だが、映像の作り方に工夫があったのだ。
阿南の部屋に母親から電話がかかり、その電話をうっとうしそうに扱いながら、壁の鏡の中の “髪を解いた自分” を見て、ロングヘアだった自分を思い出すという映像処理だ。
要するに、できるだけ説明臭さを排除するように、脚本の工夫もあって、《現在の心麦と過去の私》 という比較が強調される構成になっていたのだ。
もちろん、これだって「説明」だし「後出し」ではある。
しかし、主人公でもなく、壮大な事件の “ひとつのコマ” にしか過ぎない阿南の人格形成の過程を盛り込む場所なんて、ここくらいしかないのだ。
だって、阿南の初登場の際に盛り込んだから、次のモノローグが際立たないから。
阿南(M)「あなたは親思いの
いい子なんだね
私とは ほど遠い
だって私は 出来損ないの娘だから」
ちゃんと、主人公は “出来損ないの娘でない” を提示するための映像になったのだ。
まあ、これまでも似たような場面転換で 《現実から過去へ》 があったのは確かだ。
今作の脚本と演出は、なかなか頑張っているといえる理由
そして、本当の意味での原作のネタバレでないが、絵で読みたい人がいるといけないから、実写ドラマ版ならではの丁寧な描写を下に記しておく。
読みたい方は、反転させて読んでほしい。
今作(実写ドラマ版)の阿南は、小麦を聴取する際は髪を後ろに束ね、鏡を見る中で解き、若いころの阿南もロングヘアだが。
原作(漫画)の阿南は、《母からの電話も、鏡も、髪を解く動作もなく、小麦を見送ったら、例のモノローグをつぶやいて、そのままロングヘア時代の》回想に進んでいくのだ。
要するに、《母の電話で過去を思い出すのは、実写版の創作》ということ。
よって、原作のほうが、《回想が説明》になっているというわけだ。
これらのことから、今作の脚本と演出は、なかなか頑張っているといえるわけだ。
あとがき
原作を読んだ際に「鳴川徹弁護士は誰が演じるのだろう?」と期待していたんですね。
それが、数々のミュージカルで名演されてきた間宮啓行さんとは!
さすがに、活舌も発声も抜群ですし、何よりも声が素敵すぎます。
さて、いい感じのサスペンスになっていますね。
これ見よがしに、視聴者に犯人捜し、真相暴きをさせず。
視聴者に「主人公の人生」を追いかけることをさせようとしてるのが、とても好感が持てます。
今回も、ネタバレ厳禁を遵守できたかな?
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義弟のパートナーのお母様が先日、ご逝去されまして…
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※しばらくの間、テンプレです…
覚えておられる読者様もいると思います。
「最後のお正月になるかも?」とことで心配な状況でしたが。
残念ながら、先日、ご逝去されたそうです。
義弟夫婦は葬儀の準備から後片付けのために、いま千葉県から宮城県に行っています。
私がお母様にお会いしたのは、20年ほど前の結婚式で。
その後は毎年、義弟夫婦経由で、「地元仙台の笹かまぼこ」を季節ごとに送ってくださってくれていたんです。
ですから、ハッキリ言っちゃうと「朝から大して興味のないキャラクターの葬儀式を見せるな!」なのです。
でも、「『あまちゃん』は面白かった」とおっしゃっていたというので、思いをはせて書こうと思います。
で、一応、今回がお初の読者様もいらっしゃると思うので、当ブログのスタンスを提示してから進めます。
“死や余命” 、“病気や障がい” 、“現実に遭った災害” を
必要以上に盛り込むな!
「病院の待合室」や「被災地の避難所や仮設住宅」などの
テレビで見ている人に配慮し、表現は慎重にするべき!
登場人物らにとって〈永吉は人徳があって人情深い人〉でも
恐らく、もう「年表」を再更新するつもりがないから、備忘録代わりに書いておく。
劇中の時間は「平成31年2月」だそうで、西暦2019年だから、ちょうど6年間の出来事らしい。
メインタイトル映像明けから、必死に作り手たち自らやった「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開) の尻拭いだ。
井出「全部 永吉さんの人徳や」
聖人「オヤジが?」
武志「あん人が いろんなところで
人助けしてきたけん
勝手に人が集まって」
超好意的な視聴者は何も感じないのでは?
同時に、劇中の登場人物たちにとって 〈永吉は人徳があって人情深い人〉 だったことまで否定はしない。
しかし、私は永吉(松平健)に、そこまでの大人物を感じ取ることはできなかった。
「米田永吉の物語」として、1週間に三つは盛り込みすぎ!
私が 〈永吉は人徳があって人情深い人〉 に感じなかった決定打が、今週のエピソード群だ。
あれとこれとかでなく、ほぼ全てだからエピソード群。
その前に、まず、大前提として。
サブタイトル『米田家の呪い』を “永吉の言動” を通して描いたこと。
それは否定しないし、悪いとも思わない。
“永吉の言動” の部分だけなら、「米田結の物語」ではないだけで、「米田永吉の物語」としてはまあまあだとも思っている。
しかし、今週は1週間に、父子ゲンカと大阪の万博公園での懐かしい人の再会と無関係の子供の騒動を盛り込んだ。
いまに始まったことではないが、そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
「米田永吉の物語」として、三つは盛り込みすぎだ。
いや、きっと、脚本家や演出家や制作統括は、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開) をやらかしたのを知っているから、ここぞとばかりに「永吉いい人エピ」を盛り込んだと推測しているが。
"米田家の呪いを描くこと"と"すっ飛ばす展開"はなじまない
しかし、私が書くまでもないが、 そもそも論 《その2》 として、 子どものエキストラに財布を紛失させるエピソードも、万博公園の案内係・向井繁子(麻生祐未)と再会する必要なんてないのだ。
脚本家らは、見ず知らずの子どもの財布を探すことで「永吉いい人エピ」をやったつもりだし。
向井繁子のモノクロ写真と思い出話でも「永吉いい人エピ」をやったつもりなのだ。
そう、いまも、昔もいい人だと、全て “やったつもり” なのだ。
しかし、冷静に見れば分かるが、万博公園で描かれた二つから “米田家の呪い=困っている人を放っておけない” を連想しろ! が強引なのだ。
だって、“米田家の呪い” なんて持ち合わせない “どこにでもいそうな超いい人” なら、普通にやるようなことだからだ。
だから、先日も書いたのだ。
「呪い」とは「避けられない運命や使命」であると同時に。
「強い想いの象徴」であり、「変自己発見や変革の象徴」でもあると。
だから、「米田家の呪いを描くこと」と、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開)は、なじまない。
だって、本人の意思や意図に関係なく、発症、発病するようなものが “米田家の呪い” でないと、「呪い」と位置付けるには物足りないからだ。
そう、可能な限り、すっ飛ばすことなく、米田家一人ひとりのエピソードに、ウザいくらいに “米田家の呪い” を発動させまくるべきだったのだ。
高校時代のスタミナ弁当や、神戸栄養専門学校時代の実習や、商店街主催の「夏休みこども防災訓練」のように… だ。
"米田家の呪い"と"おむすび"は常にセットで描くべきだった
そして、しつこいくらいに “おむすび” もセット販売するべきだったのだ。
そう、「夏休みこども防災訓練」の炊き出しのときのように。
しかし、前回の感想で、長渕剛さんの「乾杯」の歌詞をリスペクトして次のように書いた通りで…
♪米田家のおむすびは 今でも結の 心の中にいますか
「今作に、おむすびが最後に登場したのはいつ?」というくらいに、出てこなくなった。
※後述しますが、今回には1回ありました
今週の万博公園の騒動だって
永吉「坊主、お腹減っとらんとか?
米田家んおむすびば食べてみな。
何でん願いが叶う力があるばい」
こう言わせて、佳代(宮崎美子)が弁当の支度をしている回想をインサートカットで入れて。
永吉が少年におむすびを差し出した途端に、聖人が財布を見つけちゃって。
聖人「オヤジ、米田家呪いが効く前に見つけたぞ」
永吉「ほら、うちん呪いは即効性があるばい!」
これくらい、あざとく「米田家の呪いとおむすび」をセットで強調しまくればよかったのだ。
病院や居酒屋でも"米田家の呪いとおむすびセット"をやれば
次のことは、少し話が逸れるが、タイミングが良いと思うので書いてみる。
主人公・結(橋本環奈)と重症妊娠悪阻で入院中の吉野千佳(笠間優里)とのやり取りにも「米田家の呪いとおむすびセット」はやるべきだったのは言うまでもない。
だって、味噌汁のリクエストに応えたのだから、ついでに…
千佳「お母さんが作ってくれた
おむすびとお味噌汁の味なら食べられるかも?」
まで、やるだけだったのだ。
結「千佳ちゃんのお母さんの味かあ。
うち、おむすびには自信があるけん。
待っとってな」
それこそ、結はいつ何時も食にこだわる設定があるのだから。
いっそのこと、居酒屋「きよし」の新メニューに、結と佳代直伝の「一度食べたら困っている人を放っておけない… 米田家の呪い付きおむすび」なんてのがあっても面白かったのでは?
それを居酒屋で見つけた永吉と聖人が食べて… みたいな。
まあ、今作は 《やればよいのに、やらない》 を頑なにやり続けてきたから無理ではあるが。
"米田家の呪い"正統派の後継者の佳代を、もっと活用すれば
話を、父子ゲンカに戻そう。
そもそも論 《その2》 として、 永吉のお金の使途の “真相の全て” を知っている佳代がいるのだ。
今作中で唯一というべき、“米田家の呪い” の正統派の後継者である佳代を、もっとうまく活用したらよかったのでは?
佳代が、夫の永吉と息子の聖人、どちらも嫌な思いをせずに父子関係を修復できる作戦を、愛子(麻生久美子)と結の助けを借りて、一芝居打つみたいな。
そう、今作が大得意の茶番劇を盛り込むのだ。
皆がみんな、佳代が仕掛けた茶番劇だと知っていて、佳代の気持ちを重んじて… みたいな解決で。
そして、今回のラストシーンに直結するだけでよかったと思うが。
まっ、《やればよいのに、やらない》 だから、しょうがないが。
《米田聖人で米田家の呪い》をやるから説得力に欠ける
長文になってきたが、もう少し続けてさせていただく。
前回と今回で、いま一つ説得力に欠けるのは、《米田聖人で米田家の呪い》 をやったことだ。
確かに、‘ナベさん’こと渡辺孝雄(緒形直人)に対しては、米田家の呪いが発症したとは思う。
しかし、「夏休みこども防災訓練」の炊き出し、さくら通り商店街の大型店出店問題のときも、特に何かした印象はない。
いや、本当は、防災訓練の際は娘・結を後方支援し、立ち退き問題の際は商店街の人たちと一緒に戦い姿勢を見せたのだ。
その上、いつもは 《やればよいのに、やらない》 のに。
立ち退き問題では、無理やりにナベさんと歩(仲里依紗)を絡ませたために、聖人のかかわりが薄まったのだ。
そして、残念ながら、聖人の言動は “世のため人のため商店街のため” に見えず、“ナベさんのため” に見えてしまったのだ。
やはり、米田家の呪い” をやるなら、「特定の誰かのため」では物足りないし、違うのだ。
しかし、今作は主人公に対しても、「特定の誰かのため」でごまかしているが。(後述します)
これだって、糸島時代に、もっと農協のために、不揃いの野菜のために、フェスで地元を… をやるとか。
神戸に戻ってきてから、率先して神戸のために何かをやる姿を盛り込めばよかったのだ。
しかし、そう、聖人に対しても 《やればよいのに、やらない》 だから、しょうがないが。
当初の1~2月分は、"米田家の呪い"をうまく描いていたのに
あとの葬儀のくだりは、どうでもいいや。
面白いと思う人はそれでいいし、そうでない人は… 私と同じというだけだから(笑)
最後に、「土曜日版」は「土曜日版」の感想だから、今週の総括をやってみたい。
先週のサブタイトルは『生きるって何なん?』で。
如何にも主人公の福岡弁?風の言い回しなのに、聖人が『生きるって何なん?』を考える不可思議な内容だった。
そして今週のサブタイトルは『米田家の呪い』。
「米田家の呪い」が、米田家の血筋の人間は “困っている人を放っておけない” という特性みたいな…
「避けられない宿命や特別な力」、「苦しみを伴いつつも個性や成長の要因」の意味合いの “設定” として、当初の1~2月分は描いていたことは大いに認める。
結は《朝ドラヒロイン史上最恐のモンスター》で終わるかも
しかし、博多ギャル連合(通称:ハギャレン)の解散の危機を主人公が救ったこと以外は、どうだろうか?
●独学のスタミナ弁当で恋人の健康を害させ
●恋人の夢である甲子園出場を断念させ
●大阪・星河電器の社員食堂を引っかき回して退社
●神戸さくら通り商店街に立ち退き問題が発生して
●ナベさんの自宅兼店舗がなくなって
●夫が肩の故障でプロ野球選手の夢を断念たと思ったら
●夫は家事と育児をするために? 早期退職
これらを見て感じるのは…
全編に脈々と流れるのは “米田家の呪い” ではなく。
むしろ、“米田結の呪い” ではないのか!
思い起こせば。
朝ドラの迷作の一つである朝ドラ『半分、青い。』(NHK/2018年度前期)の主人公は、‘疫病神’が住みついているかのように寄ってくる男性が次々と不幸になり逃げて行った。
『なつぞら』(NHK/2019年度前期)の主人公は、妹を捨て、自分だけ幸せになる‘人でなし’と揶揄された。
『ちむどんどん』(NHK/2022年度前期)の主人公は、根拠なき自信に満ち溢れた‘自己チュー’だった。
聡明な読者様なら「そうか!」と気付かれたのでは?
そう、今作の主人公・米田結は、上記三作品の主人公が合体した 《朝ドラヒロイン史上最恐のモンスター》 で終わる可能性が高いのだ。
※サザンオールスターズの最新アルバム『THANK YOU SO MUCH』の8曲目『史上最恐のモンスター』からインスパイアしました
なぜ、米田結が 《朝ドラヒロイン史上最恐のモンスター》 に見てしまうのか?
あらゆるエピソードで、周囲のキャラクターたちが「結ちゃんのおかげ」「米田さんのおかげ」の “ヒロインアゲ” をやり過ぎるからだ。
「米田さんのおかげ」と言ってほしくてやっているように見える
なぜか?
普通に考えれば、 “米田家の呪い=困っている人を放っておけない” なのだから。
感謝や見返りを期待せずに “世のため人のため” に行動した結果、予想もつかないところから「○○さんのおかげです」となるべきなのだ。
しかし、今作の主人公は、「結ちゃんのおかげ」「米田さんのおかげ」と “言ってほしくて” やっているように見えてしまっているのだ。
そう、全ての着地点が、結の視点において 《自分自身への感謝(好意的な印象)や恩恵(好ましい結果)》 にしかならないと描き続けているから。
なぜ、佳代だけ、ちゃんと “米田家の呪い” を描いて、他には当てはめないのか? と疑問が湧くのだ。
そして何よりも、今週こそ思い切って、主人公不在の「永吉と佳代と聖人のスピンオフ」でよかったと思う。
あとがき(その1)
サブタイトルが『米田家の呪い』で、佳代さんも出ずっぱりだったのに、「おむすび」が画面に映ったのは、お弁当の中のだけですよね。
悪阻の患者さんにおむすびを出すのもやってほしかったですけど。
※助産師の妻の話では、食が進まない妊婦さんにいつでも食べられるからおにぎりは出すはあるとのことです
あざといですけど、通夜振舞いの席におむすびを出してもよかったんじゃないかなぁって?
そして、佳代が永吉の祭壇の前で別れをしている際に、結が佳代におむすびを持っていって…
結「おいしいもん食べたら
悲しかこと忘れられるけん… やろ?
おばあちゃん」 佳代「そうやね、永吉さん ありがとね」
ホント、何もかもが「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=何でもすっ飛ばす展開)ですね。
きっと、超好意的な視聴者は「山内惠介、ラモス瑠偉が贅沢出演!」「大鶴義丹で華麗に回収!!」とにぎわっていることでしょうけどね。
来週は、アイキャッチ画像を「浅ドラ とびとび」から最終形に入れ替える予定です。
あとがき(その2)
読者のやまちゃん様へ
昨日はコメントありがとうございます。
映画『侍タイムスリッパ―』と “虚構の中の真実” の関係性を記載してくださいました。
しかし、コメントに、あらすじを超える内容の記載がありました。
私は見ないので構いませんが。
これから見る予定の読者様は知りなくないと考え、私の判断で非公開といたしました。
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第104回〔全130回〕/第21週『米田家の呪い』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
永吉(松平健)は大阪の万博公園にある太陽の塔を見に行き、そこで公園案内係の女性(麻生祐未)が子どもの落とした財布を探しているのに出くわし、一緒に探すのを手伝う。一方病院で働く結(橋本環奈)は、重症妊娠悪阻で入院している妊婦の食欲不振をどうにかしようと、特製の味噌汁作りに挑戦する。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18,21週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16,20週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
♪米田家のおむすびは 今でも結の 心の中にいますか~
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
常連の読者様は、ご存じだと思います。
ここ数日間 連続で Web拍手が 30未満(投稿時)になりましたので…
できるだけ、重箱の隅を楊枝でほじくることはやめて。
読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。
ということで、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくテンプレです…
まずは、個人的なお話をさせていただきます。
あと数日で、私と妻の35周年の結婚記念日になります。
35年前、大雪の軽井沢で白馬に乗って結婚式を挙げ、のちにドラマのロケ地でも有名になった東京・上野の「鰻割烹 伊豆栄 梅川亭」で結婚披露宴を挙げたことも、以前に書いた通りです。
その披露宴で、今どきの結婚披露宴ではほぼ見かけなくなった余興をみんながやってくれまして。
私と妻が同じ高校の同級生なので(結と翔也は別の高校ですけれど)、同級生たちが歌ってくれたんですね。
長渕剛さんの『乾杯』を。
その『乾杯』の歌詞から、『おむすび』へ強引に紐づけしますよ!
あれから どれくらいたったのだろう
ギャルと震災を いくつ数えたろう
米田家のおむすびは 今でも結の 心の中にいますか
だって、そうですよね。
「ギャル」と「震災」は、忘れたころにやってきまくりますが。
肝心の「米田家のおむすび」が画面に登場した最後はいつ? ってことですよ。
きっと、きょうは私の替え歌が脳内でヘビロテするはずです(笑)
さあ、もはや10人に1名しかいない貴重な視聴者同士、みんなで声高らかに歌いましょう!!
「高齢者男性が女性案内係に偶然再会する」だけなのに?
“ドラマ” だし、“フィクション” だから、ある程度の “偶然” は許容する気持ちは持っているつもりだ。
今回のアバンタイトルで描きたいのは、とどのつまりは「高齢者男性が女性案内係に偶然再会する」だけでは?
ならば、「入場ゲートを入った永吉(松平健)が、案内所に行って太陽の塔の場所を聞こうとして、公園案内係の女性(麻生祐未)に偶然再会する」だけでよかったのでは?
それこそ、栄吉と聖人(北村有起哉)の親御げんかみたいなやり取りから、「あのときの…」と判明するだけで十分に “ドラマ” なのだから。
なのに、また、トラブル依存症候群(人間描写をなおざりにして、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと:「騒動至上主義」改め)が発症して、「財布探し」のトラブルを盛り込んできた。
「もう病気だから」治すしかないのだが、どうも治す気がないらしい。
では、なぜ、わざわざトラブルを発生させる必要もなければ、意味もないのか、次の章で説明してみる。
東京ディズニーランド5個分の広さで財布探しに出合う確率
それは、それなりの高齢者の単独入園ならともかく。
(恐らく家族と一緒に入園していると思われる)友だちと鬼ごっこするほどに活発な少年が、財布を落とすなんて現実では “ほぼあり得ない” ことであると同時に。
一般道や歩道ならともかく、広大な大阪の万博記念公園(約260ヘクタール)で、財布を落とした少年に出合う確率のほうが、もっともっと “ほぼあり得ない” ことだからだ。
ちなみに、広さは…
●東京ドーム(約4.7ヘクタール)約55個分
●東京ディズニーランド(約51ヘクタール)約5個分
●東京ディズニーシー(約49ヘクタール)約5.3個分
元TDSの年パス所有者の私が断言するが、一日中歩き回っても、リアルミッキーに会えない日があるのに?
視聴者に《虚構の中の真実》を信じさせなければ意味がない
まとめよう。
「偶然を盛り込んで、ドラマチックに作りました」と悦に入るのは勝手だが。
多少なりとも「そういうことあるよね」と思える程度の “偶然” でないと、よほど今作にのめり込んでいる視聴者でない限り「そんな都合よくいないよ」となるのだ。
要するに、「そういうこともあるよね」と展開に納得できたり、「再会できてよかったね」と登場人物に共感できるのは、何度も書くが「《虚構の中の真実》 に視聴者が没入できているか否か?」の一点に懸かっているのだ。
最近、ご常連様になってくださった方へ少し解説を加えると。
私がいう 《虚構の中の真実》 とは、二つの意味が内包されている。
●表面的に虚構(作りごと)に見えても、その中に現実的なものが見えないと、内面も全て虚構になる
●虚構(作りごと)の中でしか描けない、現実世界ではなかなか見えてこない隠されている現実の本質や深い真実(人間の感情や社会の問題、道徳的な選択など)を描くことに意味や価値がある
結局、どんなにトラブルや騒動を盛り込んでも 視聴者や観客に対して 《虚構の中の真実》 を信じさせることができていなければ、何の意味もないのだ。
そして、今回の「財布紛失騒動」もごりっごりの無意味な展開… となるわけだ。
それにしても、僅か「冒頭の約1分5秒間」で、ここまで書けるのだから、私はスゴイ!(自画自賛もスゴイですけど・笑)
騒動三昧で“過程”を描かず、結末だけ見せ続けた弊害
話を、トラブル依存症候群 に戻す。
今さら、騒動数量&専念主義(騒動は多いことが望ましく、次々を騒動を描くことが最良だとする思考回路)が、如何にダメなのかを語るまでもないとは思う。
でも、トラブルや騒動の全部が悪いことだとは思わないし、言わない。
だって、物語の発端、きっかけなんて、ほぼ全てがトラブルや騒動なのだから。
そのトラブルや騒動に主人公(ときには、サブキャラクター)が向き合い、試行錯誤や悪戦苦闘を繰り返して乗り越えていくのが、ある意味で “ドラマ=人間の本質を描く” ことなのだから。
しかし、困ったことに、今作の新エピソードの発端は、事の大小にかかわらずほぼ全てがトラブルや騒動だけなのだ。
翔也のスタミナ弁当にはじまって、博多ギャル連合(通称:ハギャレン)の後継者問題、パラパラダンス、阪神・淡路大震災と東日本大震災の山ほどのネタ、翔也の肩の故障、新型炊飯器開発、社員食堂の新メニュー、憧れの管理栄養士との出会いなどなど。
むしろ、下記の主人公にとっての “一大ライフステージ” の印象がほぼ無い!(失笑)
米田結の出生、米田結の入学、米田結の卒業、米田結の就職、米田結の結婚、米田結の出産」、米田結の子育て、米田結の退職、米田結の再就職…
もちろんこれらは、肝心の場面を全て、「N.S.T.」(Nandemo Suttobasu Tenkai=<strong何でもすっ飛ばす展開) でやり過ごしてきたからに他ならない。
結局、何でも安易にトラブルや騒動で動機を作っては、肝心な “過程” を提示しないで、ご都合主義の結末だけ見せて「米田さんの、結ちゃんのお手柄」をやり続けた弊害だ。
残り1か月で、“米田家の呪い” でもいいから、完治するのを期待はしてみるが、特効薬もワクチンもないとも思う…
みっきー「これでこそ、浅ドラの『おむすび』たい!」
で、強引に案内係の‘向井さん=向井繁子’と再会させた割に、2分程度の資料写真と昔話で、最終的に「栄吉さんのおかげ」であっけなく終了。
あとは、作り置き食材の如しの、居酒屋「きよし」のスタジオセットを使い回して、栄吉と聖人で、脚本上のただの後出しの言い訳(説明)をだらだらと。
まあ、この安定感こそ…
みっきー「これでこそ、浅ドラの『おむすび』たい!」
ではあるが(汗)
なぜ、管理栄養士の単独行動ばかりを描くの!?
7分過ぎになって、ようやく「食べり」の「くだり」だ。
相変わらず、担当医の指示も、病棟ナースの看護もない世界で。
管理栄養士が、患者のリクエストに応えて調理部を動かして、食事を提供。
せめて、前回で委託会社の管理栄養士・柿沼莉子(しまずい香奈)をこき使って「西京味噌」なるワードを盛り込んだのだから…
結(橋本環奈)が自分が気づけなかった “京料理の味つけ” の味見をしてから提供するくらいはやるべきだったのでは?
いや、米田さんの指示は完璧だし、調理室の人(役名も俳優名も不明)も米田さんには絶対逆らえないから、味見は不要か?
もう、私がこだわっても、今作に「こだわれ」と要求しても意味がないのは理解しているが。
千佳が納得する味噌汁が完成するまでの過程を描けば…
そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
重症妊娠悪阻で入院中の吉野千佳(笠間優里)が「食べたい味噌汁」が、「京都弁を話していた」と「西京味噌」だけで作れたのか? の疑問があるのだ。
だって、私と妻の実家なんて、東京都内で同じ区で直線距離で徒歩30分の距離だが、味噌汁の味なんて全く違うのだ。
義母が作る味噌汁をいただいて、一度も「私の母の味と同じだ」なんて思ったことはない。
もちろん、東北や関西や北海道に旅行した際に、偶然に入った寿司屋なので東京風の味噌汁が出てきても「私の母の味と同じだ」と思ったことはない。
これだって、ちゃんと過程を描けばよかったのだ。
そして、栄養科のメンバー総動員で千佳のために創意工夫して、翌日の朝食に出す際に結が。
結「栄養科やNSTで
千佳ちゃんのためにつくったっちゃ。
これで栄養つけてくれると嬉しか」
千佳「皆はんの気持ちもうれしいし。
ほんまにママのお味噌汁みたいな味で感動した」
これくらいやっても、罰は当たらないと思う。
「好きな食べ物は?」「食べたいものは?」を聞くだけなら
もちろん、異論反論あると思うが。
少なくとも、《主人公が管理栄養士である必然性》 を感じるエピソードでないと意味がないのでは?
それとも、管理栄養士の仕事は 〈患者が好きなものを作って食べさせること〉 とでも主張するのか?
患者の健康状態や疾患に応じて、適切な栄養管理をするために、患者の好きな食べ物を取り入れつつも、健康を支えるための適切な栄養素が確保できるように調整することでは?
■栄養評価: 患者状況を把握、必要な栄養素やエネルギーを計算
■個別の食事プラン作成: 病気や治療に合わせた食事計画を作成
■栄養指導: 患者や家族に食事方法や生活習慣についてアドバイス
■食事療法の実施: 各疾患に対して、適切な食事療法を提供
「好きな食べ物は?」「食べたいものは?」を聞くだけなら、看護師やヘルパーさん、院内清掃係でもできると思うが。
最も無視してはいけない部分をすっ飛ばす。
これぞ、大阪新淀川記念病院流の「NST」(Nutrition Support Team=栄養サポートチーム)ってことか(失笑)
あとがき
え~~~と、聖人は昼間公園を歩き回り、帰宅前に居酒屋で酒を飲んで、その足で床屋で父の髪を切った? でいいのかな?
栄吉も認めた “本物の理髪師” は「飲んだら切るな、切るなら飲むな」ではないんですね。
あとは、どーでもいいです。
言いたいのは、これだけ。
やたらと “死や余命”、“病気や障がい”、“現実に遭った災害” を盛り込むな!
「病院の待合室」や「避難所」などの大型テレビで見ている視聴者に配慮して表現は慎重にするべき!
まあ、擁護派は「今回は神回!」「米田家に全米が泣いた!」でしょうけどね。
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
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◆関連投稿:「批判・批評」でなく、より映像作品を楽しむための「感想」を書き続ける“7つ”の理由

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フジテレビ系・水曜22時枠『問題物件』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok
第7話『居座られた部屋』の感想。
若宮恵美(内田理央)は、岩下圭吾(小関裕太)からタワマン計画の立ち退き問題を相談されるが、住人・猪俣広巳(五頭岳夫)は応じない。一方、社長の大島高丸(船越英一郎)は販売特別室を警戒し、犬頭光太郎(上川隆也)の調査を命じる。恵美と犬頭は猪俣の背後に暴力団『太平洋組』の関与を疑い、ビルへ乗り込もうとする。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(小説漫画) :大倉崇裕「問題物件」、「天使の棲む部屋 問題物件」
脚本:松田裕子(過去作/花咲舞が黙ってない,東京タラレバ娘,正義のセ) 第1~4,7話
原野吉弘(過去作/婚活1000本ノック,まどか26歳、研修医やってます!) 第5話
北浦勝大(過去作/クライムファミリー,凋落ゲーム) 第6話
演出:紙谷楓(過去作/海月姫,竜の道,しもべえ,わたしのお嫁くん) 第1,2,5話
木下高男(過去作/警視庁いきもの係,デイジー・ラック,ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○) 第3,6話
宮木正悟(過去作/ビブリア古書堂の事件手帖,失恋ショコラティエ,刑事ゆがみ) 第4,7話
音楽:森優太、湯浅佳代子、赤坂美和
主題歌:SPYAIR「Buddy」
P:江花松樹(過去作/クライムファミリー,ビリオン×スクール)
※敬称略
以前の《犬頭光太郎の事件簿》寄りの内容に戻ったが…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
今回の脚本は、第1~4話担当で、今作メインライターの松田裕子氏。
演出は、第4話担当の宮木正悟氏。
両氏が共作した第4話は、第3話までの 《犬頭光太郎の事件簿》 を、《犬頭と若宮のバディの事件簿》 へ仕立て直した内容だった。
さらに、演出的には、第1,2話を担当した今作のチーフ監督・紙谷楓氏よりも、後半の “謎解きタイム” を強調したミステリー仕立てもやった回だった。
しかし、この第7話は、以前の 《犬頭光太郎の事件簿》 寄りの内容に戻った。
不動産の調査員と名乗る謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)が主導して騒動を解決し。
大島不動産販売・販売特別室配属の若宮恵美子(内田理央)はあくまでも助手に徹し。
ということで、普通なら「なーんだ、逆戻りか…」と落胆するところだ。
しかし、今回は「なるほどね」なのだ。
最終章に向けて《犬頭って何者なの?》を強調するために…
その理由は簡単で。
恐らく、次回からの最終章に向けて、いろいろと下準備をやる必要があるから、《犬頭って何者なの?》 を適切に強調する必要があると想像できるからだ。
そのためには、一時的に若宮を “視聴者代表のひとり” として、《犬頭って何者なの?》 を際立たせる役回りにする必要がある。
だから、《犬頭光太郎の事件簿》 に近い展開にせざるを得なかった… のが納得の理由だ。
4人と1頭を活用して《犬頭って何者なの?》を見事に構築!
私が「なるほどね」と思う、もう一つの理由が。
“連ドラ” の最終章や最終回直前回でやりがちな、面白みを感じにくい “全編ほぼ説明” を、物語も描きつつ説明をやって乗り切ったからだ。
これ、簡単なようで、多くの連ドラが説明に終始し失敗するのだ。
例えば、先日放送された最終回直前のNHKドラマ10『東京サラダボウル』の第8話なんて、“全編ほぼ回想シーンで説明” してしまったのだ。
せっかく、第7話まで丁寧に積み重ねたところで、第8話でそれらを「実は、こうでした」と説明するのは、積み重ねの意味がないのだ。
でも、今作は…
販売特別室の室長・大島雅弘(宮世琉弥)と愛犬の犬太(コラレ)。
前社長の弟で、雅弘の叔父・大島高丸社長(船越英一郎)と販売特別室室長代理で恵美子の上司・片山芳光(本多力)。
犬頭の知人で元刑事の探偵・有村次郎(浜野謙太)。
犬頭の存在を、4名と1頭で、一層 《犬頭って何者なの?》 に構築したのだ。
さらに、案件にも、ふんだんに “犬と犬愛” を絡めたことで、今作らしさも増した。
これだけやれれば、大いに評価したくなるのは当然だ。
あとがき
以前から “ホームレス役” では気になる俳優さんでしたが、2024年のNetflix配信ドラマ『地面師たち』で一躍有名になられた五頭岳夫さんが‘占有屋’でした。
一方の「帝日新聞」配達員を演じておらたのは、TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で、一平(國村隼)の酒飲み仲間の炭鉱員役だった中村シユンさん。
お二人とも演技が自然で魅了されちゃいました。
最後に。
細かいことを言えば、警察が介入しないのはどうかと思いますけど。
ファンタージに野暮は言いません!
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15610.html
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
◆関連投稿:「批判・批評」でなく、より映像作品を楽しむための「感想」を書き続ける“7つ”の理由

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6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)