NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
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第38回/第8週『めぐりあい わかれゆく』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
豪(細田佳央太)の戦死の報せに、悲嘆する朝田家。皆が口々に「豪は立派だった」と言う中、押し黙る蘭子(河合優実)。一晩中眠れない蘭子に、のぶ(今田美桜)はかける言葉がない。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
「朝田先生に敬礼!」の生徒らに、のぶも敬礼で応えるべき
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
今回は、冒頭に(邪魔な)メインタイトル映像を持ってきたということは、作り手が「本編をじっくり見せたい」との意思の表れだ。
そのこと自体は、意気込みを感じて悪くない。
しかし、肝心な主人公の描写には、今ひとつ意気込みを感じにくいスタートだ。
だって、せっかく月曜日に1年半も時間経過をして、「教師1年半の‘のぶ’の物語」を始めたのに。
月曜日、火曜日と、ほぼ「教師1年半の‘のぶ’の物語」がなかったのだ。
だからこそ、冒頭の “戦争の時代を生きる格好をした生徒たち” が「朝田先生に敬礼!」と近づかせるまでやったのなら。
のぶ先生(今田美桜)も敬礼をして、‘愛国のかがみ’らしく軍国主義を教える教師像を強調すべきだったのでは?
主人公の描写を手抜き、蔑ろしてまで…
例えば、私の浅くて少ない戦争知識で書いてみると。
のぶ「国を思う気持ちがあるがは、ようやっちゅう。
やけんど…
兵隊さんは 勝手に武器を向けたりせんぜよ。
命令に従うて 上官を敬うて
陛下のために尽くすがが ほんまの姿っちや」
冒頭のここで、こんな感じのセリフで、のぶが‘愛国のかがみ’の小学校教師であることを際立たせることで。
団子屋の主人・桂(小倉蒼蛙)の次のセリフと、のぶの答えに…
やなせたかしさんの戦争体験が執筆の背景とされる『アンパンマン』を題材にした朝ドラとしての強い意味を表出させることができたのでは?
桂「のぶちゃんやったら
英霊になった豪に
立派じゃと言うちゃりたいじゃろう?
のぶちゃんは 愛国のかがみじゃきのう」
のぶ「豪ちゃんは…
お国のために…
立派に… ご奉公したがです」
主人公の周囲の物語を描くのを全否定はしない。
しかし、主人公の描写を手抜き、蔑ろしてまで、たとえ姉妹だろうが関係者だろうが、そっちを強調するのは間違っている。
いや、前回でも書いたが、これでは、ほぼ前作の『おむすび』と同じなのだ。
それを危惧するから、何とか気付いてほしいと願うばかりだ。
草吉がのぶに「愛国の先生」と問いかける場面は名シーン!
やなせたかしの戦争体験を書いた本に、次の記述がある。
「ぼくは、戦争の原因は『飢え』と『欲』ではないか、と考えています。腹が減ったから隣の国からとってこようとか、領土でも資源でもちゃんとあるのにもっと欲しいとか、そういうものが戦争につながるのです」 出展・『ぼくは戦争は大きらい』やなせたかし著、中野晴行構成、小学館
この考えは、前述した『アンパンマン』シリーズの中にも明確に表現されている。
アンパンマンは空腹で困った子どもたちの所に飛んでいき、あんぱんでできた自らの顔を差し出して食べてもらうことで救う。
飢えのない世界をつくること、欲を戒める存在を具体化したのが‘アンパンマン’なのだ。
だから、5分過ぎの、蘭子(河合優実)と、のぶと‘ヤムおじさん’こと風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)とのやり取りには、作り手の本気度が見える。
蘭子「豪ちゃん? おなか すいたねえ」
蘭子の豪への計り知れない悲しみをさらりと描いて。
僅か、1分弱のシーンだが、実にツボだけを研ぎ澄ませた表現だ。
草吉「あいつは お国のために死ねて
今頃 ほんとに喜んでんのかね。
立派だったと言ってやらねえと
いけないのかかね?
愛国の先生」
今作の劇中で、唯一、戦争反対、個人主義、民主主義、非戦論、徴兵忌避のような立場で描かれているのが草吉だ。
草吉が、豪の戦死の悲しみに暮れている釜次(吉田鋼太郎)たちの前でのぶを糾弾するようなインパクトのある描写を選択せず。
重苦しい劇伴も直前でフェードアウトさせ、夜空の情景カットも差し込まず、2025年5月7日放送の第28話での「草吉と豪の釣り」の回想もインサートせず。
蘭子の姿が見える場所で、草吉がのぶにだけ、静かな口調で疑問を投げつける(「投げかける」といった曖昧な感じではないの意味で)の表現は、非常にいい塩梅だ。
ホント、これができるのだったら、冒頭の生徒たちのシーンでも… と、悔やまれるわけだ。
最近は、忌中札を貼る家庭は減少傾向だから…
さて、あちこちのブログやSNS、ネット記事で書くようなことはできるだけ書かない方針で進めてみる。
まず、時代の表現として、いいなと思ったのが「忌中札」を貼った店先の情景カットだ。
50年ほど前の昭和の東京の下町でも、身内に不幸があると、玄関に「忌中」という札(忌中札)を貼った家がまだあった。
しかし、最近は、忌中札を貼る家庭は減少傾向にある。
近所付き合いが減り、自宅で葬儀をやる家庭も減り、逆に葬儀場での家族葬が増えたことも理由だろうし。
最近では、空き巣の標的にされる可能性があるため、防犯のために貼らない家も増えてきた。
近頃では、霊きゅう車に見えない車を希望する人も増えているとのことで、葬儀に対する考え方が変わってきたということだ。
「愛国の先生」としてののぶの思いを明確に表現すべき!
で、葬儀のシーン。
直前の「蘭子と草吉とのぶ」では、作り手の本気度が発揮されたのに。
今回、二度目に生徒が来た時も… 今ひとつ意気込みを感じにくい、いや、感じない!
でも、きっと、脚本家らあも、どこまでのぶを愛国の先生に描くか、すいぶん悩んだ思うが!
ここも、私は、もっと大きく踏み込むべきだったと考える。
だって、今作は、『アンパンマン』と、やなせたかしさんをリスペクトしている朝ドラなのだから。
のぶは、表向きは国家の方針に従い、戦死を「名誉」と教える立場にあるが。
ひとりの人間として、あるいは地域に生きる一市民として、戦死者に対して「かわいそう」「惜しい命だった」という思いも抱いていると思うのだ。
だって、生徒らあに即答しないのは、本人も悩んでいると描写していると同義だからだ。
でも、そうした二重の思いを抱えた‘愛国のかがみ’の教師である‘のぶ’に、次のようなセリフを言わせてこそ。
先の草吉の質問を自身で咀嚼した「愛国の先生」としての‘のぶ’の思いを明確に表現できると思うのだ。
さっきと同様に、浅くて少ない戦争知識で書いてみると。
のぶ「豪ちゃんのような立派な兵隊さんに
なりたいと思うその気持ちは
ほんとうに立派だと思うけんど。
人の命いうがは 一つしかない 大事なものや。
お国のために尽くすちゅうことは
ただ戦場で死ぬことやない。
生きて 力を尽くすことも 国を守る道ぜよ。
うちだって ほんとうは
生きちょってほしかって思うとるけん」
これくらい、突っ込んで描いてよかったと思うし。
「私、失敗しないので」
「想像の翼を広げて!」
「お金がない男なんて、興味ないの」
「正社員になりたいと思ったことは、一度もありません」
上記のような数々の名ゼリフを生んだ中園ミホ氏なのだからこそ、この場面では思い切り核心を突いて描いてほしかった。
それをしないから、のぶに「愛国の先生」しての表の顔と、ひとりの人間や一市民としての顔があるように、こちらが都合よく脳内補完しなくてはいけなくなるのだ。
他の部分は視聴者の想像に丸投げしても、戦争や正義に関して丸投げするのは、作家としてやるべきではないと思う。
蘭子と豪の回想シーン、もっともっと本気で取り組めば…
蘭子と豪のシーンも本気モードだ。
大量のセミとヒグラシの鳴き声、風鈴を重ねて、蘭子と豪の回想シーン。
真夏のシーソーの空き地で、突然に蘭子の下駄の鼻緒が切れて。
やや過剰な印象は否めないが。
ドラマとして、朝ドラとして、視聴者の期待に応えるの意味では、間違っていない。
さらに、朝田家の三姉妹の中で、蘭子を引き立たせる映像表現としても、最適解)ではある。
ただ、ただ、本気ではなく、本気モードと書かざるを得なかった私の無念は。
5月14日放送の第33回、サブ監督の橋爪紳一朗氏の演出にツッコミを入れた「影の向きの違和感」と同じことを、チーフ監督の柳川強氏もやってしまったこと。
そう、第33回の違和感は、地球に対する太陽は一つのはずなのに、影の向きが異なるミステリーだ。
©NHK
©NHK
そして、今回も、シーソーの真上と奥にそれぞれ別の太陽が!
©NHK
これ、重箱の隅を楊枝でほじくっているのではない。
重要な場面だし、影の向きが違うことによる演出効果なんてほぼないのだから、普通にやれば良いと思うだけ。
そこをやり切ったら、河合優実さんと細田佳央太さんの芝居と合体して完ぺきだったのに、残念…
「みんな うそっぱちや!」まで併せて、秀逸な描写!
さて、終盤。
蘭子「うちは悔しゅうてたまらん」
のぶ「豪ちゃんは…
蘭子や うちの家族や
この国の人らあのために
命を懸けて戦(たたこ)うたがや。
やき…
立派やと… 言うちょりなさい」
蘭子「どういて?
豪ちゃん もう もんてこんのに…」
のぶ「豪ちゃんの戦死を
誰よりも 蘭子が誇りに思うちゃらんと。
蘭子「ハ…。お姉ちゃん
本気で そう思うちゅうがかえ?
「みんな うそっぱちや!」まで併せて、既視感はあるが。
戦争の時代の描写として、朝ドラの戦争表現として、濃度も味わいも強さも、程よいさじ加減だ。
そこに、令和の時代を代表する若手二人の演技によって、ベタなのに新鮮さが加わり、『あんぱん』らしい表現になった。
そして、この劇中の蘭子やのぶのような思いをした大勢の女性たちの思いを、今を生きる若い人たちに通じることを祈るばかりだ。
決して、「だって、今と当時は時代が違うから…」でなくて。
学校の出来事を、のぶが母と祖母に話すシーンがあれば…
これ、やっぱり、のぶは「愛国の先生」と、もう一つの顔がある… ようには描いてないと思う。
意図的にそうしているなら、それは逃げているのか、視聴者の判断が怖いのか? である。
でも、多くの視聴者は「想像の翼を広げて!」と言われて、勝手に「のぶの本心は違うはず!」と納得していると思う。
だから、前述したように、のぶの表の顔である「愛国の先生」を、生徒たちとの二度の場面に盛り込むべきだったし。
それと同時に、「愛国のかがみ」として黒井(瀧内公美)の指導に従順でいいのか?
また、「愛国の先生」として生徒にどう接するべきか、疑問を抱く様子も盛り込むべきだったと思うのだ。
例えば、「愛国の先生」としての “教育=子育て” という意味で。
学校での生徒たちとの出来事を、食事の準備中や家事の合間に、母・羽多子(江口のりこ)や祖母・くら(浅田美代子)に話して、「親やったらどう答えるが?」と聞く場面を盛り込むとか。
「令和は、仕事のことを家族に話さない」だとしても、「この時代だから話す」でいいと思う。
こんなワンシーン、ワンカットが、実は “のぶの教師の日常” となり、それによって “‘愛国のかがみ’と呼ばれるのぶの教師の思考や思想” が見えてくると思う。
あとがき
蘭子の心情描写は、ほぼ百点満点ですね。
一方ののぶは、いまだに、‘愛国のかがみ’と呼ばれる教師以前に、ただの尋常小学校の2年目の教師としての描写も曖昧です。
まあ、この部分ののぶは、ほぼ脚本家の創作ですので、どうにでも書けちゃうだけに、芯が通っていない感じがします。
機会があったら、のぶのモデルである小松暢さんの年表を投稿しようと思います。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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第37回/第8週『めぐりあい わかれゆく』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
朝田家に上品な婦人(神野三鈴)が訪ねてくる。その婦人は、夫が結太郎(加瀬亮)にあるお願いをしていたと話す。後日、のぶ(今田美桜)は結太郎と話したことがあるという息子の次郎(中島歩)に会いに行く。次郎の口から結太郎のソフト帽の話しが出て、のぶは顔をほころばせる。そのころ嵩(北村匠海)は、便せんを前にペンを握りしめるも、なかなか手紙を書くことができないでいた。そんなある日、朝田家にある報せが届き…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
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戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
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体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
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アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
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※敬称略
「もっとネットで取り上げられるべき!」とは思わないが…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
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―――ここまで、ごあいさつ―――
ネット界隈では、一部で「朝から軍国主義を見るのはつらい」と「黒井先生(瀧内公美)の凛とした姿がいい」など、賛否両論が飛び交っていた「女子師範学校での‘のぶ’の物語」が先週で終わり。
さらに前回で、1年半も時間経過して「御免与尋常小学校で教師の‘のぶ’の物語」が始まった。
と思ったのもつかの間、物語は一気に「‘愛国のかがみ’で縁談殺到の‘のぶ’の物語」として進行中だ。
で、当ブログとしても「応援したい!」の山々だが、どうも “のぶと嵩の学校編” が同氏へ移行で描かれ始めてから、調子が出ない。
その理由は、設定の説明や話を進めることが最優先され、物語としての整合性や連続性、人間描写に偏りが出てきたから、今一つ褒めたくても褒めきれないのだ。
で、ネット界隈も、この1週間ほどは、大きな話題になってはいない。
前回に対するネットの反応だって、私が知る限りで大きかったのは次のことで、主人公のネタではないのだ。
『あんぱん』レジェンド声優・中尾隆聖出演 ネット歓喜「ばいきんまんの中の人!」「フリーザ様キタ」 - ドラマ - ニュース |クランクイン!
X(旧Twitter) では、「はっひふへほ?!」とおなじみの声で挨拶する中尾隆聖さんの動画が見られてうれしいが。
別に「もっとネット記事に取り上げられるべき!」とは思わないが、某俳優同士の不倫ネタよりも話題になってほしいとは思うのだが。
良くも悪くも、のぶ、蘭子、メイコ、千尋の"恋バナ"が大渋滞!
「本編」の感想だ。
蘭子(河合優実)と豪(細田佳央太)のことまで含めるのは気が引けるが。
広い意味で、今回は、のぶ(今田美桜)、蘭子、メイコ(原菜乃華)、ついでに千尋(中沢元紀)の “恋バナ” の良くも悪くも大渋滞である。
あえて、「良くも悪くも」と書いたのは、両方に受け取れるからだ。
良い意味では、のぶの恋バナの未来、結末は第1回で提示済みであり。
先週に「愛国のかがみ」を描き。
今週から、日中戦争が本格化し、日本が中国大陸に兵力を投入し、太平洋戦争へと続く大きな動きも始まっていた時期に突入する時代を鑑みれば、既出の「‘愛国のかがみ’で縁談殺到の‘のぶ’の物語」は当然の展開は、必然性があるからだ。
また、祖父・釜次(吉田鋼太郎)経由で、のぶの亡き父・結太郎(加瀬亮)を絡めたのはうまいアイデアで “良い意味で” につながる。
釜次「これは…
結太郎が引き合わせてくれた縁じゃ」
朝ドラでよく見かける「ヒロインのファッションショー」みたいに、次々とお見合いをするヒロインを描くより。
縁談だからこそ “ご縁” を盛り込み、そこを亡き父にすることで、若松節子(神野三鈴)が持ち込んだ縁談だけ描くのも整合性がある。
また、ヒロイン役の俳優の晴れ着姿を登場させるのも、ファンサービスであり、朝ドラあるあるで悪くない。
〈未来が分かっている通過点〉 として、ただの縁談で済ませないという作り手の意気込みは伝わってくる。
縁談の中で結太郎の回顧録的な描写を、"今"必要があるの?
ただ、「悪くも」の意味で二つの「?」と思うことがある。
一つは、ここまで長い尺で、縁談の中で結太郎の回顧録的な描写を “いま” やる必要があるのか? だ。
確かに、生前の結太郎を知る人物の必要はあるが、それだって「朝田パンの評判を聞いて来店した客」が偶然結太郎の知り合いでも “ドラマ” なのだからアリなのだ。
前回も書いた通り、卒業前の段階で若松節子(神野三鈴)と息子の次郎(中島歩)を登場させ、嵩(北村匠海)と健太郎(高橋文哉)でひと騒動やってもよかったのでは?
それこそが、《朝田家の日常を描くこと》 であり。
《のぶと嵩が結婚するまでを描くこと》 ではないのか!
そして何よりも、卒業後、就職後にあれこれ描くから、せっかくの「御免与尋常小学校で教師の‘のぶ’の物語」が見られず、時間経過した意味がほぼないと思うのだ。
もちろん、そう思われたくないから、次郎に「終わらない戦争はありません」を組み入れたとは思う。
でも、やはり「なぜ、いま?」とは思ってしまうのだ。
のぶの卒業後に、豪の戦死を盛り込むなら…
もう一つの「?」は、豪の戦死を盛り込んだ時機だ。
もちろん、「幸せなのぶ」に対して、「不幸な蘭子」とするのは、時代を描くという意味でも、朝田家の家族を描く意味でも、間違ってはいない。
ただ、あえて「なぜ、今回のラストにしたの?」とは思うし。
「なぜ、‘愛国のかがみ’で引く手あまたの適齢娘のぶを描き中に入れるの?」とは思う。
あざといというより、朝ドラ的にちょっと残酷すぎる気もする。
むしろ、、「先生で頑張るのぶ」と「豪を待ち続ける蘭子」によって1週間でよかったのでは?
あとがき(その1)
一言で言っちゃうと、どうせ見合い相手と結婚しないのだから、「縁談殺到中ののぶ」を日めくりカレンダー風にナレーション処理で十数秒で済まてもよかったと思います。
逆に、「生徒に向き合うのぶ」「ひたむきに豪の帰還を望む蘭子」「明るく楽しい看板娘のメイコ」を着実に描く中で、「戦死通告書」が届くほうが、《朝田家の日常を描くこと》 だと思います。
“家族のあれやこれや” を盛り込むのを見て、前作『おむすび』の記憶がよみがえってしまいました。
先々週が「豪の出征」、先週は「卒業」と来たのですから、今週は「就職とお見合い」、来週で「蘭子と豪」でもよかったと思います。
だって、のぶが誰と結婚するのは分かっているのですから。
ただし、中盤で、嵩の心情をさり気なく入れたのは評価したいですね。
あとがき(その2)
また、今回、のぶがこんなことも言っていました。
のぶ「私は 結婚する気が まだないがです」
「先生になる」ときも、「なぜ、先生になりたいのか?」をハッキリさせないで進めましたけど。
今回も、「なぜ、まだ結婚する気がないのか?」をハッキリさせないで進めてますよね。
主人公の人生の分岐点での決意を曖昧に描くのは良くないです。
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フジテレビ系・月9『続・続・最後から二番目の恋』
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第6話『どうせならファンキーに年をとりたい』の感想。
防犯ベルが鳴り響き、長倉和平(中井貴一)が駆けつけた先で、全裸で眠る吉野千明(小泉今日子)を目撃。翌朝、千明は実家・信州上田の母からの電話で、父の体調不良を理由に帰省を促されるが、それが嘘と知る。和平の助言で帰郷を決意し、「事実婚の恋人」として同行した和平と共に両親(有里子(三田佳子)、吉野隆司(小倉蒼蛙))と再会。母の告白から過去の“秘密”が明かされる。一方カフェでは様々な人物が集い、物語は思わぬ展開へ。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:岡田惠和(過去作/今シリーズ,ビーチボーイズ,ひよっこ,少年寅次郎,日曜の夜ぐらいは…)
演出:楢木野礼(過去作/ハラスメントゲーム,リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~,わたしの宝物) 第1,2,5話
高橋由妃(過去作/日曜の夜ぐらいは…,真夏のシンデレラ) 第3,6話
西岡和宏(過去作/親愛なる僕へ殺意をこめて,元彼の遺言状,ビリオン×スクール) 第4話
音楽:平沢敦士(過去作/今シリーズ)
主題歌:浜崎あゆみ「mimosa」
P:若松央樹(過去作/今シリーズ,最高の離婚,のだめカンタービレ)
浅野澄美(過去作/今シリーズ,最高の離婚,日曜の夜ぐらいは…)
郷田悠(過去作/復讐の未亡人,こういうのがいい,日曜の夜ぐらいは…)
制作協力:FFC(過去作/今シリーズ,共演NG,日曜の夜ぐらいは…,ナースが婚活)
※敬称略
日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ
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―――ここまで、ごあいさつ―――
いつもの今作は、いい意味で “ありふれた日常” を描いているだけである。
しかし、本来の “ドラマ” の醍醐(だいご)味は 《ありふれた日常が予期せず非日常になる》 ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)》 ことだ。
かみ砕いていえば、《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》 である。
そのことを、見事にやり切ったのが第6話だ。
過剰な自衛策と謝ったサービスの「説明過多」とは真逆!
冒頭から 《日常がふと特別に変わる瞬間》 を提示したのが、次のキーワードだ。
和平「残像がさ…」
真平「ざ… 残像?」
前回のラストで、すでに吉野千明(小泉今日子)にとっては “久しぶりに‘まっぱ’で寝ちゃう” と。
長倉和平(中井貴一)には “千明の‘まっぱ’を見ちゃう” という非日常の始まりを描きつつ。
結果的に、その二つの非日常が今回のための伏線になっていたわけだが。
この脚本の秀逸なところは、最近のテレビのドラマ、ワイドショーや報道番組、漫画やアニメの類が、やたらとやっている 《説明が多い》 と真逆をやったことだ。
先日、日曜劇場『キャスター』の感想でも苦言を呈したばかりだが。
ここ数年、視聴者や読者の “理解力が著しく低下” してきたため、丁寧に説明しないと「雑だ」「一方的だ」と「見ない」「読まない」と弾かれてしまう。
そこで、「見て!」「読んで!」の発想から、過剰な自衛策と謝ったサービスとして「説明過多」にしちゃうのだ。
このこと自体を、私は困ったことだと思っているが。
一方で、稚拙な受け手が増えているのはブログ界隈でも顕著だから、ある程度以上に「説明過多」にしないと伝わらないから、やむを得ないとも思っている。
しかし、今作が選択したのは 《説明過多をやらない!》 上で、《きっちりと受け手が理解できる表現を使う》 だ。
「残像」なる魔法の言葉だけで、見たつもりになれる!
それが、この「残像」なるキーワードだ。
劇中に、ワンカットたりとも、千明の‘まっぱ’も‘幼少期の火傷のあざ’も登場しない。
でも、「残像」なる魔法の言葉ひとつで、次の現象が生じる。
●錯覚記憶
実際には見ていないのに、他者の情報などから「見た」と誤認してしまう記憶
●記憶錯誤
神経心理学的に、実際に起きていないことを事実のように記憶してしまう現象
●視覚的補完
実際には部分しか見ていなくても、脳が「全体を見た」と判断してしまう現象
簡単に言えば、《見たつもりになれる!》 である。
本当には見ていないけれど、多くの視聴者たちが、見たつもりになっている――錯覚記憶の共同体験の中にいたのだ。
映像や言葉(セリフ)で説明しなくても、十分に 《見たつもりになれる!》 のだ。
舎弟の清が映ったのは、僅か数秒間のワンカットだけなのに
他にも、似たような表現は、次の水谷典子(飯島直子)のセリフもそうだ。
典子「ギャー!ってなって
え~!?ってなって
うわー!!ってなって。
分かるでしょ?」
確かに、分かるのだ。
厳密には、叫んでいる映像があるのだが、その後の典子と広行(浅野和之)とのやり取りは、完全に 《見たつもりになれる!》 だったと思うし。
千明と和平が千明の実家に向かう途中で、千明が舎弟の清(天 蝶二)に電話をする場面があった。
千明「ああ 清(きよし)? 千明だけど」
清「おっす! 千明さん お疲れさまです」
清が映ったのは、僅か数秒間のワンカットだけだが。
清が千明に恐縮した感じで電話の向こうで話す様子だけでなく。
小学校時代の休み時間で遊んだり、川辺で水切りをやった場面まで 《見たつもりになれる!》 のだ。
映像がないほうが、自然に作品の世界観に没入できる!
勘違い、間違ってほしくないのは、これは 《視聴者に脳内予感させる》 という、駄作がやりがちな愚策とは全く違うということ。
なぜ言い切れるのか?
脚本(セリフ)と映像と演技によって、視聴者がそれぞれに想像して楽しめるような余白を意図的に作っていることが分かるからだ。
もしも意図的でないなら、「和平が千明の “お尻” を見て驚くカット」「典子と広行が夜ケンカするカット」「広行が夜逃げするカット」「千明と清の幼少期を子役で演じさせる回想シーン」を、これ見よがしにインサート(挿入)してくるはずなのだ。
でも、それらを入れない。
いや、映像にないから、劇中の “話を聞いているだけの登場人物たち” に感情移入できるし。
視聴者が、自然に作品の世界観に没入できるのだ。
今作の男性陣は、そばにいる大切な女性を見ている男ばかり
一方、全部が全部を 《見たつもりになれる!》 にしていない点も見逃せない。
例えば、千明の実家でのやり取りなんて、千明と母・有里子(三田佳子)と父・吉野隆司(小倉蒼蛙)のやり取りは、出来る限り詳細に描写している。
それを端的に表しているのが、カラオケスナックで飲みすぎて眠っているはずの隆司の次のワンカットだ。
©フジテレビ
妻の有里子が50年間気にしていたことを知っている夫の隆司の安堵の様子だ。
このワンカットがなくても、「きっと、お父さんは聞き耳を立てて聞いているはず」だと脳内補完はできる。
でも、「ちゃんと目を開けて微笑む隆司」を映像で提示することで、〈そばにいる大切な女性を見ている男性像〉 が “和平” に重なる映像効果があるのだ。
そう、劇中の男性たち、真平(坂口憲二)も、成瀬千次(三浦友和)も、えりな(白本彩奈)が海辺で出会った男性・木村優斗(西垣匠)も、実は 〈そばにいる大切な女性を見ている男性〉 なのだ。
「ずっと見守る」「そっと見ている」「気になって見てみる」をさり気なく、あちらこちらに盛り込むことが。
この今回の感想で書き綴ってきた視聴者の 《見たつもりになれる!》 と呼応し合っているのだ。
そう、今作だけは、実際には見ないで、ネタバレサイトを読んでも 《見たつもりになれない!》 のだ(笑)
和平の「会いたくても… 会えない」に泣けた…
だいぶ長くなってきたので、残りはサクサクっといこう。
まず、今作の「長倉家」の設定が生かされたのが、序盤の次のセリフだろう。
和平「何度でも だまされてあげてください。
会いたいって言ってくれる親が
そばにいるんですから」
私は、13年前に父を、7年前に母を、昨年に妹を亡くし、幼少期からの家族はこの世にいなくなった。
だが、幸いに妻の両親が存命(90歳近く)だから、週末には会いに行っている。
だから、ありきたりの言葉ではあるが「孝行のしたい時分に親はなし」を痛感している。
私の同級生は「独身で親と同居」が多いが、千明と両親のようなケースのほうが多いと思うし。
今回は、「会いたくても… 会えない」に泣けた。
有里子の共同貯金は「老いるマネー」の実にファンキーな話
親孝行に関することわざに、「いつまでもあると思うな親と金」というのがあるが。
この言葉を、高齢者側から見た面白いやり取りがあった。
有里子「先月 1人死んで。
今 ちょうど34 素晴らしい!」
有里子「よし 1人減った。
OK。あと何人だ?
フフフ… みたいな」
常日頃から、ドラマの感想では次のように書いている。
“死や余命” 、“病気や障がい” 、“現実に遭った災害” を
必要以上に盛り込むな!
「病院の待合室」や「被災地の避難所や仮設住宅」などの
テレビで見ている人に配慮し、表現は慎重にするべき!
これだって、ある意味では “死や余命” を扱ったネタである。
しかし、今回のやり取りには、明るさや楽しさ、生きるエネルギー、老いるからできることを描いたのだ。
クリエーターのみうらじゅん氏が造語した言葉で「老いるショック(原典:オイルショック)」がある。
思わぬところで自分の老いを突きつけられてショックを受けることを示すわけだが。
今回の共同貯金の話なんて、「老いるショック」の先でしかできない、そう「老いるマネー(原典:オイルマネー)」とでも言おうか… 実にファンキーな話だ(笑)
あとがき
今回は、三田佳子さんと小倉蒼蛙さんのベテランの味が、本当にいい味を出してくれました。
最後には、「カフェ ナガクラ」に全員集合!
最近は、いろいろな事情で多くの出演者が一堂に集まるカットが減っていますが。
その点でも、今作は真逆を行ってますね。
これだけの俳優とキャラクターを終結させて何をやるのか、次回も大いに楽しみです。
最後に、今回の高橋由妃さんの演出であっぱれだったのが、下記の夜の情景のインサートカット。
縞模様の雲は「波状雲」と呼ばれ、天気が悪くなる前に見られることがあるんですね。
三日月は、一般的に物事の始まりや成長、願い事を叶える象徴です。
まさに、この後の展開にふさわしいワンカットだと言えます。
©フジテレビ
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第36回/第8週『めぐりあい わかれゆく』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
のぶ(今田美桜)が母校の御免与尋常小学校の教師になって一年半。のぶは生徒たちに愛国の心を教え込んでいた。一方、嵩(北村匠海)は卒業制作に精を出すはずが、ため息ばかりの日々。見かねた健太郎(高橋文哉)は、のぶのことを忘れるようあえてキツイ言葉をぶつける。そんな中、政府が結婚十訓を発表したこともあり、のぶのもとにはいくつもの縁談が持ち込まれる。まだ子どもたちに教えたいと、結婚を考えられないのぶだが…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
時代の転換点とすれば、トーンが変わるのも意外と悪くない
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予告編で、時間経過をやることは分かっていたが。
語り「のぶが
母校の御免与尋常小学校の教師となり
1年と半年がたちました」
さすがに、主人公の社会人1年生をすっ飛ばして、「昭和14年(1939)10月」に進めるとは!
さらに、お気づきだと思うが、脚本協力が、第2~7週担当の山岡真介氏から、三谷昌登氏へ交代。
また、演出も、3週間ぶりにチーフ監督である柳川強氏へ戻った。
時間経過、脚本協力と演出担当の交代によって、先週までとはだいぶ違った印象になった。
あえて先週を一言でいうなら 〈緊張感と葛藤のにじむ師弟の指導と男女の別離が交錯する物語〉 だったとすると。
セリフ回しはコミカル度がアップし、全体の雰囲気も 〈温かみとユーモアのあるホームドラマ〉 風になった。
ということで、「だいぶ違う」というよりも「ほぼ別の仕上がり」が正しいかも?
しかし、「戦時体制が強化され(語り)」て、時代の転換点とすれば、トーンが変わるのも意外と悪くない。
'ハチキン''韋駄天ぶ'ののぶを描く絶好のチャンスなのに…
ただ、少々残念というか、期待外れだったのは。
先週まで、あれだけ強引に「のぶ、先生になる」をやったのに、「尋常小学校の先生なった‘のぶ’の物語」は1分半ほどで終わってしまい…
あとの大部分は、「のぶの縁談話の物語」になってしまったことだ。
だって、そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
今作は、かなり強引に 〈ラジオ体操で教師になると目覚めたのぶ〉 をアリバイとして、「師範学校での‘のぶ’の物語」を推し進めたのだ。
だったら。
ちょっと気が弱くて自信のないが、絵を描くことを生業にするべく勉強中の柳井嵩(北村匠海)に対して。
‘ハチキンおのぶ’‘韋駄天おのぶ’とも呼ばれるほど男勝りで勝気な性格で教師になった朝田のぶ(今田美桜)を描く絶好のチャンスなのでは?
なのに、「それはそれとして」と言わんばかりに短く終えて、縁談話って?
卒業前に黒井に「結婚と就職で悩んでます」と相談すれば…
この程度にしか「尋常小学校の先生なった‘のぶ’の物語」をやらないなら。
もう1週間、「師範学校での‘のぶ’の物語」と軍国主義の担任教師・黒井雪子(瀧内公美)を延長させて。
ご近所さんたちにとっても「愛国のかがみたる のぶさん」だから、あちこちから縁談が舞い込んで。
進路を決める直前にのぶが、黒井に「結婚と就職で悩んでます…」と相談して。
先週の黒井の「一度… 結婚したことがあります」へ、つなげる作戦だってアリだったのでは?
むしろ、みっきー案のほうが、この時代を生きた女性たちの苦悩を描くエピソードとしても。
『アンパンマン』に内包される「愛と献身」を、黒井の経験談で描くエピソードとしても、最適解だったのでは?
その上で結果的に、のぶは結婚を選ばずに、嵩も大事な人止まりで、教師に励む… で。
だって、今週分の予告編には、1カットも「教師ののぶ」はない! のだから(汗)
あとがき
今週の演出が 〈温かみとユーモアのあるホームドラマ〉 風なのは、次の回想シーンの色合いでも分かりますね。
一番上が今回で、その下がモノクロ、最下部がセピア色。
©NHK
やはり、最上部の色合いが、せつなさや重苦しさが弱くて、今回に合っていたと思います。
それと、今週分の相関図から黒井先生も高等女学校の山下先生(ソニン)も、うさ子(志田彩良)も退場しています。
©NHK
ってことは、いよいよ、日中戦争が本格化し、日本が中国大陸に兵力を投入し、太平洋戦争へと続く大きな動きも始まっていた時期に突入するということだと思います。
お見合い話で楽しくやりつつ、豪(細田佳央太)と蘭子(河合優実)のくだりで、メリハリをつけるのでしょうかね。
なかなか、興味深い1週間になりそう。
今週も、引き続きよろしくお願いいたします。
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第6話『スクープと死』の感想。
「脳死と診断された夫の肺を娘に移植したい」と訴える藤井真弓(中村アン)を取材した華(永野芽郁)は、移植を阻むのが現行の臓器移植制度であることを「ニュースゲート」で報道する。放送後、藤井親子への共感が広がるが、週刊誌の報道により真弓への世論は一転、非難へと変わる。真相を確かめるべく、華は本橋(道枝駿佑)と共に「医療サポートセンターひまわりネット」へ向かう。そこは進藤(阿部寛)が追っていた団体であった。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:槌谷健〈44〉(過去作/ブラックペアン1・2,下町ロケット,インジビジブル) 第1~5週
及川真実(過去作/ミス・シャーロック/Miss Sherlock,マイ・ダディ) 第1~6週
李正美(過去作/ドラゴン桜2,VIVANT,アンチヒーロー) 第4週
谷碧仁(過去作/#who am I,映画「大事なことほど小声でささやく」) 第1,2,4~6週
守口悠介(過去作/AKBホラーナイト,オー・マイ・ジャンプ!,ブラックペアン2) 第3,5週
北浦勝大(過去作/クライムファミリー,凋落ゲーム,問題物件) 第1,3週
脚本協力:北浦勝大(過去作/クライムファミリー,凋落ゲーム,問題物件) 第2週
プロット協力:北浦勝大(過去作/クライムファミリー,凋落ゲーム,問題物件) 第6週
演出:加藤亜季子〈53〉(過去作/VIVANT,ブラックペアン2,Eye Love You) 第1,2,6話
金井紘〈41〉(過去作/ラジエーションハウス1-2,信長協奏曲,ザ・トラベルナース[2]) 第3,4話
加藤尚樹〈45〉(過去作/ペンディングトレイン -8時23分、明日 君と,初めましてこんにちは、離婚してください) 第5話
音楽:木村秀彬(過去作/グランメゾン東京,ブラックペアンシリーズ,ラストマン)
主題歌:tuki.「騙シ愛」
P:伊與田英徳〈57〉(過去作/グランメゾン東京,ドラゴン桜2,DCU)
関川友理(過去作/DCU,Maybe 恋が聴こえる,夕暮れに、手をつなぐ)
佐久間晃嗣(過去作/DCU,Maybe 恋が聴こえる,ブラックペアン2)
※敬称略
意図的に説明過多にするなら、超わかりやすく描くべき!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
「脚本協力」が「プロット協力」と変わっているが、改善されなければ意味がないのだが。
で、演出は、久しぶりに今作のチーフ監督ゆえに、ツッコミどころしかないので言及しない…として。
プロの脚本担当やプロット協力のスタッフに、素人が言うのもおこがましいが。
序盤から、ご丁寧に「現行の臓器移植制度の説明」を盛り込んできたが。
そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
最近のテレビのドラマ、ワイドショーや報道番組、漫画やアニメの類も、やたらと説明が多い。
それは、ここ数年 特に視聴者や読者の理解力が乏しくなっており、丁寧に説明しないと「雑だ」「一方的だ」と「見ない」「読まない」から、過剰な自衛策とサービスとして「説明過多」にしちゃうのだ。
しかし、このこと自体、私は困ったことだと思っているが、確かに稚拙な受け手のためのサービスをやらないと成立しないなら、やるしかないとも思っている。
でも、覚悟を決めて、過剰な自衛策とサービスとして「説明過多」をやるなら、何が何でも 《受け手が理解できる》 ように描くべきだ。
次々と浅く騒動やトラブルを盛り込むから、深みに欠ける!
今回も、序盤で馬鹿丁寧な作劇で、ニュース番組で放送している設定で「現行の臓器移植制度の説明」を組み込んだが。
その説明の直後に、「脳死と診断された夫の肺を娘に移植したい」と訴える藤井真弓(中村アン)と、真弓を取材中の『ニュースゲート』の総合演出・崎久保華(永野芽郁)の状況を 〈トラブル発生〉 と変えてしまったら、「現行の臓器移植制度の説明」の本質的な部分が薄まるのだ。
なぜ、これがダメなプロットなのか?
「現行の臓器移植制度」をしっかり視聴者に提示し続ける登場人物を据えて進行せずに次々と騒動やトラブルを盛り込んで、小手先の面白さ(面白くないですが)を優先するから、最後の最後まで “臓器移植制度の問題点” も、“娘を助けたい母の気持ち” も、そっちのけの印象になるからだ。
だから、崎久保が公私混同して単独行動に貼りし始める “10分過ぎ” には、臓器移植も母の心情も報道のなんちゃらもすっ飛んでしまうのだ。
まあ、第1話から関わっている脚本家がこの手法が正解だと思っている限り、今作に多くの視聴者が共感することはないと思う。
簡単に『日曜劇場』らしい家族と命の人情モノにできたのに
苦言ばかりでは、書くのほうも、読んでくださる方も疲れるから、視点を変えてみる。
今回だって、プロット次第で、そこそこ楽しくできたのだ。
そもそも論 《その1》 として、 もっともっと、話を、設定を、シンプルにするだけでよかったのだ。
例えば、極論を言うなら(極論なので、そこを理解してくださいね)。
夫の脳死、現行の臓器移植制度、夫の連れ子、崎久保の姉の過去も、必要ないのだ。
だって、多くの視聴者は “とっくに” 臓器移植は順番性であることも、臓器売買は違法であることも、知っているのだ。
冒頭で、真弓が『ニュースゲート』のAD・本橋悠介(道枝駿佑)のカメラに向かって、涙目で必死に次のように訴えるカットから始めるだけで済んだのだ。
真弓「もう、ユキノには時間がないんです!」
あとは、真弓に感情移入した崎久保が単独行動に突っ走って、こっちはお涙頂戴にして。
一方の『ニュースゲート』のメインキャスター・進藤壮一(阿部寛)は冷酷な人間を装って「全部お見通しだ」をやれば。
『日曜劇場』がお得意の、視聴者も大好物の家族と命を題材にした人情ドラマに仕上がった可能性があるのだ。
だって、今回は中村アンさんと永野芽郁さんの‘ダブルうるうる’があるのだから、物語をシンプルにすればするほど、娘への愛、亡き姉への思い、進藤の曲げない信念を強調できたのだ。
まあ、それができていれば、もっと内容で話題になると思うが。
あとがき
なぜ、ここまで「進藤の真意や計画」を視聴者に隠し続けて、進行するのでしょう?
むしろ、視聴者にだけ「進藤の真意や計画」をチラ見させて、「みんな騙されてるんだよなぁ」としたほうが、最後のスカッと感があると思うんですよ。
現状では、ただただ捻りまくって、大したことでない種証しを見せているだけでは?
これなら、序盤と終盤だけ見ればいいのと一緒だと思うのですが。
それと、『ニュースゲート』のAD・チェ・ジェソン(キム・ムジュン)は、退職代行に依頼して、そ~っと辞めた設定なんですかね。
最後に、いろんな意味で、進藤の次のセリフが刺さりました…
進藤「大体 幼稚園で習わなかったか?
人のものを取ってはいけないと」
で、主題歌が「騙シ愛」って、出来すぎてません?
出演者の私生活に興味関心はないですが、これだけ世間が騒いでいると、そういう目で見ちゃって、内容が頭に入りにくい…(涙)
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ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)