忍者ブログ
Top*Admin

[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
映画「美女と野獣(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画 『美女と野獣(字幕版)』公式)を公開初日4/21に、劇場鑑賞。採点は、★★★★(最高5つ星で4つ)。100点満点なら79点にします。

私の評価基準(映画用)

ざっくりストーリー

1人の美しい王子が、魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった。魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることが出来なければ、永遠に人間には戻れない。呪われた城の中で、希望を失いかけたその時、美しい村の娘ベルが城に現れる。

聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、閉鎖的な村に馴染めず、傷つくこともあった。“人と違う” ことを受け入れるベルと触れ合ううちに、“人と違う” 外見に縛られて自分の価値を見出せず似た野獣の王子の心が変化していく。互いに惹かれ合う2人だが…

実写と最新VFXで現代に蘇るキラキラ輝くお伽噺の世界

アニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネート作品されたディズニー・アニメの不朽の名作の実写映画にしたのが本作。最近のディズニー・アニメのように、昔のお伽噺をディズニー&現代解釈で再構築するのではなく、あくまでも1991年のアニメ版をベースに完全実写化。そのため、ストーリー的な新鮮さは乏しい。

しかし、実写と最新VFXで描かれる豪華絢爛な美術や衣装は、正に現代に蘇るキラキラ輝くお伽噺の世界。また、個性的な俳優陣たちの素晴らしい歌声と巧みなカット割りで、観客を作品の世界へグイグイと惹き込んで行く。

失意のベルを、城の召使たちが大騒ぎするシーンは圧巻

ビル・コンドン監督のミュージカルの魅せ方も素晴らしい。繊細で美しく、メリハリのある映像は、アニメ版とは一味も二味も違った新鮮さ。特に、スリリングなシーンでのスピード感に圧倒された。また、ベルと野獣のダンスシーンは、有名過ぎる主題歌「美女と野獣』の使い方含めてとてもロマンチック。

個人的に目を奪われたのは、失意のベルを、ポット夫人や蝋燭のルミエール、置き時計のコグスワースや洋服ダンスのワードローブなど家財道具に変えられた城の召使たちが、幻想的な大騒ぎを繰り広げるシーン。あのエネルギッシュでお洒落な場面は、最近のミュージカル映画では飛び抜けて見応えがあった。

アニメ版に忠実過ぎる実写化をどう捉えるか?

そして、自分の魅力を信じること、人間の本当の美しさは外見ではないと言う、「美女と野獣」の普遍的なメッセージは、本作にも確実に受け継がれしっかりと伝わってくる。

しかし、アニメ版に忠実過ぎる実写化と言う制作意図には、賛否が分かれるかもしれないが、アニメ版へのオマージュと捉えて、超一級のエンターテインメントを観ると言う視点で、思い切り楽しむ方がしあわせになれる、そんな作品だった。

最後に一言。私はオリジナルの雰囲気を楽しみたいがために「字幕版」を選んだ。そのことは音楽と台詞とカット割りの絶妙さを味わえて後悔は無い。しかし、アニメ版と比較するとベルを演じたエマ・ワトソンの歌唱力、特に高音部が残念だった。まあ、声重視で配役するアニメと実写では事情が違うが、そこがマイナスだった。

あとがき

1991年のディズニーアニメ不朽の名作の忠実過ぎる実写映画と言う点は、賛否が分かれるでしょう。私はそこを “アニメ版へのオマージュ” と捉えて、超一級のエンターテインメントを観ると言う視点で、思い切り楽しむ方がしあわせになれると思います。歌詞の世界観からすると、字幕版がよろしいかと。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 人気ブログランキングへ blogram投票ボタン くる天-人気ブログランキング あとで読む


 

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック デラックス・エディション(日本語版)
美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック<英語版[1CD]>

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8196.html
【Seasaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/449216563.html


[管理人からのお知らせとお願い]

【Web拍手のコメント公開と返信について】
いつも「Web拍手」と「拍手コメント」をありがとうございます。この忍者ブログの「Web拍手」にはコメントの公開と返信の機能が無いので、基本的に翌日の『拍手コメントへ返信』の記事で公開&返信をしています。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
 コメント非公開希望の方は、お手数ですが「非公開希望」と書いて下さると助かります。

拍手[9回]

映画「グレートウォール(2D・字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画 『グレートウォール(2D・字幕版)』公式)を本日4/16に、劇場鑑賞。採点は、★★★☆☆(最高5つ星で3つ)。100点満点なら50点にします。

私の評価基準(映画用)

ざっくりストーリー

世界中を旅するウィリアム(マット・デイモン)ら20数名の傭兵部隊は、シルクロードの中国国境近くの砂漠地帯で馬賊の襲撃をかわし、身を潜めている所を謎の獣たちに襲われる。何とか生き残ったウィリアムとトバール(ペドロ・パスカル)は、禁軍が守る巨大な城壁 “万里の長城” に辿り着くが、降伏を余儀なくされる。

ウィリアムとトバールは、戦略を司る軍師ワン(アンディ・ラウ)や女性司令官リン隊長らから、自分たちを襲った獣は、二千年前から60年に1度現れる饕餮(とうてつ)と言う伝説の怪物で、万里の長城はその獣の群れを都に入れないための防壁として築かれたことを知らさせる。

そして、ついに物凄い地響きと共に無数の饕餮が迫って来た。禁軍の全部隊も万里の長城に終結し…

超B級な怪獣スペクタクル・アクション・戦隊モノ風映画

遠い昔の中国を舞台に、建造年数1700年、総延長20万キロの人類史上最大の建造物 “万里の長城” が “ある目的” のために築かれたと言う伝説と戦いに迫るファンタジー・アクション映画。と言いたいが、超大作の割にアメリカでのお大コケっぷり(米興収7500万ドルの大赤字)は、先日のアカデミー賞でもネタになった程だ。

とにかく、本作を突っ込み所満載、B級感丸出しの怪獣スペクタクル・アクション・戦隊モノ風映画だと、最初から割り切って観るのが正解。

人間も獣も "没個性" で人間ドラマがざっくり見えちゃう

まず、金銭や名声のために傭兵をしてきた主人公が、個を捨て国家を守るために戦う禁軍の戦士たちと関わることで正義に目覚め…なんて使い古されたストーリーが醒めちゃう。

その上、何となく “目立つ” 程度の登場人物はいるが、突き抜けた個性を放つキャラクターがいない。クリーチャーもほぼ1種類しか登場しないし、怖さもキモさも無い。だから結局、人間も獣も “組織” や “集団” にしか見えずに、人間ドラマがざっくりしたまま終わってしまうのだ。何よりそこが一番残念だ。

B級映画の割に、ビジュアルの美しさと迫力だけはスゴイ

ただ、B級映画の割に、ビジュアルの美しさと迫力だけはスゴイ(と言いつつ、2Dで十分と判断したが。万里の長城を守る精鋭部隊は、まるで戦隊モノのように色分けされ、弓矢や磁石や火薬をふんだんに取り入れたアクロバティックな戦いは見応えがあるが、地上戦になるとあの『エイリアン』の焼き直しみたいにしょぼくなる。

やはり見所は、空中石弓、空中戦などアクロバティックな戦いを繰り広げる。中でもパンジージャンプの様な扇子状の道具を使って、獣と闘う美女戦士軍団のアクションだろう。高所恐怖症なら 2D でも十分過ぎる位に恐怖体験できるから。

さて、本作は、名匠チャン・イーモウ監督のハリウッド進出作だが、恐らく今後はこの類の作品のオファーは無いだろう。アジアの映画監督が、ハリウッドで活躍して欲しいと願うのだが…

あとがき

金銭や名声のために傭兵をしてきた主人公が、万里の長城で怖さもキモさも乏しい伝説の獣たちと、戦隊モノみたいに色分けされた中国の戦士たちの命懸けで戦う姿を見て、正義に目覚めちゃうってお話。そこさえ了承済みなら、あとはB級映画の割に凄い、ビジュアルの美しさと迫力を楽しむだけです。

過度な期待は禁物です。あと、眼鏡使用の私にとって、「100分超の3D字幕版」は目に厳しいので、足を延ばして「2D字幕版」を観に行きましたが、十分楽しめました。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 人気ブログランキングへ blogram投票ボタン くる天-人気ブログランキング あとで読む


   

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
グレートウォール【DVD化お知らせメール】 [Blu-ray]
Great Wall サウンドトラック
グレートウォール (竹書房文庫)

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8181.html
【Seasaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/449067869.html


[管理人からのお知らせとお願い]

【Web拍手のコメント公開と返信について】
いつも「Web拍手」と「拍手コメント」をありがとうございます。この忍者ブログの「Web拍手」にはコメントの公開と返信の機能が無いので、基本的に翌日の『拍手コメントへ返信』の記事で公開&返信をしています。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
 コメント非公開希望の方は、お手数ですが「非公開希望」と書いて下さると助かります。

拍手[4回]

映画「ゴースト・イン・ザ・シェル(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画 『ゴースト・イン・ザ・シェル(字幕版)』公式)を 4/7 の公開初日に、劇場鑑賞。採点は、★★★☆☆(最高5つ星で3つ)。100点満点なら65点にします。

私の評価基準(映画用)

ざっくりストーリー

ネットに直接アクセスする電脳技術と、人間が自らの身体を義体化(=サイボーグ化)することを選ぶようになった近未来。脳以外は全身義体化された少佐(スカーレット・ヨハンソン)は率いるエリート捜査組織「公安9課」が、サイバー犯罪やテロ組織と対峙していた。

少佐らは、サイバー技術の破壊を企てたテロ組織の捜査を進める内に、自分の記憶が何者かによって操作されていたことに気付く。やがて、本当の自分の記憶を取り戻していく少佐は、自身の驚くべき過去と向き合い、他の犠牲者を出さないために手段を選ばず、サイバーテロ組織に立ち向かう。

原作を知らずに観ると、普通のB級SFアクション映画

原作である士郎正宗氏の漫画『攻殻機動隊』や関連映像は未読未見。従って、日常生活の中で『攻殻機動隊』のヴィジュアル等は見たことがある程度の予備知識ゼロでの鑑賞だ。

予告編での予想では、もっと “電脳” と言うか、CGゴリゴリで魅せるSF映画と思いきや、実際には20年位前の感覚が創り出したちょっと古めかしい近未来のアジアを舞台にした、普通のB級SFアクション映画って感じ。“義体化された人間” の部分の視覚化も、ハリウッド映画の割に動きのテキパキさとか何か今一つ物足りない。

もっと予告編のような、手に汗握る作品を観たかった

また、各エピソードの切り貼り感が結構あって、話が分からないと言う程ではないが、「きっとこれが登場するのには別の意味があるんだろうな」的な憶測が常にチラつく。荒巻(北野武)の銃撃戦も取って付けたようだったし。原作未読だが、原作の世界観だけ寄せて、ストーリーは新作に近いとか?

そんな印象だから、原作ファンの意見が分かれているのかもしれない。まあ、原作知らずの私にとっては、もっと予告編の延長戦上の、ハラハラドキドキする作品を観たかった。だって、せっかく北野武さんや桃井かおりさんら日本人俳優が出演しているハリウッド映画なのだから。

主人公の自分探しの苦悩を描いた人間ドラマは見応えアリ

ただ、本作のタイトルが『ゴースト・イン・ザ・シェル』であるように、本作の全編に “ゴースト” と言う本作らしい概念が隅々まで吹き込まれているのは確か。膨大で広大な電脳技術による世界を彷徨っても、“ゴースト” が少佐を人間の世界に留まらせる設定は、個人的にはとても魅力的だった。

従ってその意味では、アクション映画の部分よりも、少佐が自分が何者であるかを探求する苦悩を描いたヒューマンドラマの部分の方が、遥かに見応えがあった。残念ながらストーリーのメリハリは乏しいが、“ゴースト” が理解して、あとはスカーレット・ヨハンソンを観ていれば、結末も納得のSFアクション映画に仕上がってる。

あとがき

原作に思い入れが無いので、普通のSFアクション映画にしか見えなかったです。表層的には、同じ主演のSF映画『ルーシー』にも似てるし。しかし、本作のSFとしての設定の奥深さと、主人公の自分探しの苦悩を描いた人間ドラマは見応えアリ。また、女性型アンドロイド作品が好きなら、その造形美だけでも楽しめます。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 人気ブログランキングへ blogram投票ボタン くる天-人気ブログランキング あとで読む


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
Ghost in the Shell - O.S.T.
The Art of Ghost in the Shell
『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式アートブック THE ART OF 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [Blu-ray]

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8154.html
【Seasaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/448810623.html


[管理人からのお知らせとお願い]

【Web拍手のコメント公開と返信について】
いつも「Web拍手」と「拍手コメント」をありがとうございます。この忍者ブログの「Web拍手」にはコメントの公開と返信の機能が無いので、基本的に翌日の『拍手コメントへ返信』の記事で公開&返信をしています。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
 コメント非公開希望の方は、お手数ですが「非公開希望」と書いて下さると助かります。

拍手[3回]

映画「パッセンジャー(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレあり
映画 『パッセンジャー(字幕版)』公式)を 3/24 の公開初日に、劇場鑑賞。採点は、★★☆☆☆(最高5つ星で2つ)。100点満点なら40点にします。

私の評価基準(映画用)

ざっくりストーリー ※ネタバレ無し

近未来。新たなる居住地を目指して、5,000人の乗客(パッセンジャー)を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が地球を出発した。全員が目的地の惑星到着までの120年間を冬眠装置で眠るはずが、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年も早く目覚めてしまう。

絶望的な状況下、二人は何とか生き延びようとする中で、互いを求め合い、愛し合っていくが、予期せぬ出来事が二人の運命を更に狂わせていく…

宇宙空間での単なるラブ・ロマンス物語に、拍子抜け…

近未来の宇宙空間を舞台に、目的地到着よりも前に冬眠から目覚めてしまった男女の運命を描くSFアドベンチャー映画」。宇宙空間での孤独とサバイバルを描いた作品には『月に囚われた男』『オデッセイ』等があり、秀作揃いだ。また、極限の無重力空間でサバイバルする男女の運命を描いた秀作の『ゼロ・グラビティ』もある。

しかし、本作は前述の3作とは趣が異なる。物語は、最初に目覚めたジムの “ある行動と秘密” が最大の重要事項をきっかけに、壮絶な心理戦や命懸けのサバイバルになると思いきや、終わってみれば単なるラブ・ロマンス物語で、かなりの拍子抜けをした。



ここからネタバレあります!













ジムの "ある行動と秘密" をどう捉えるかで見方が変わる

本作を評価する際に重要なのが、最初に目覚めたジムの “ある行動と秘密” をどう捉えるかで、本作に対する評価や印象がだいぶ違ってくる。では、その最初に目覚めたジムの “ある行動と秘密” は何なのか?

ジムは1年間以上、孤独と闘う。中でも “1人だけ” と言う状況下で、特にコミュニケーションへの渇欲があったのだろう。ナント、綺麗な女性を目覚めさせてしまうのだ。自分と同じ絶望に引きずり込む罪悪感はあっただろうが、そこは余り描かない。そして、この真実を隠したまま、図々しく恋に落ちる…

その後は、当然のごとく真実がばれて、女は激怒。でも、ここから物語はどんどんご都合主義になって、都合よくトラブルが発生し、運よく助かったりして、最終的には仲直りをして…。

ジムの、"スーペース・ストーカー" に共感できず…

これ、ジムが “困ったさん” 過ぎる。自分が寂しいからって相手の不幸を顧みずに自分側に引き込むなんて、ほぼほぼ「スーペース・ストーカー」のレベル。確かに、装置の故障でたった1人目覚めてしまったのは極めて不幸だが、冬眠から覚めさせる女性を選んで、それで結ばれてハッピーエンドには共感できない。

あとがき

自分の身にこのような事が起こったら、ジムのような行動を取らないと言う自信はありません。誰かとコミュニケーションを取りたいと言う欲求は消すことができないと思うから。しかし、あまりにもストーリーに突っ込み所が多いし薄っぺら。

ただ、宇宙船内の美術デザインや無重力プールなどは魅せてくれるし、ロボットのバーテンダーの役どころの設定は上手い。まあ、完全な機械も無ければ、人間もいないと言うテーマとしておきます。出演者のファンにはお勧めしますが、『オデッセイ』的な作品を期待すると痛い目に合います。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 人気ブログランキングへ blogram投票ボタン くる天-人気ブログランキング あとで読む


 

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
Passengers (2016) - Blu-ray/UltraViolet
Passengers CD, Import トーマス・ニューマン

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8123.html
【Seasaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/448345806.html


[管理人からのお知らせとお願い]

【Web拍手のコメント公開と返信について】
いつも「Web拍手」と「拍手コメント」をありがとうございます。この忍者ブログの「Web拍手」にはコメントの公開と返信の機能が無いので、基本的に翌日の『拍手コメントへ返信』の記事で公開&返信をしています。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
 コメント非公開希望の方は、お手数ですが「非公開希望」と書いて下さると助かります。

拍手[6回]

映画「モアナと伝説の海(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画 『モアナと伝説の海(字幕版)』公式)を 3/10 の公開初日に、劇場鑑賞。採点は、★★★★(最高5つ星で4つ)。100点満点なら80点にします。

私の評価基準(映画用)

ざっくりストーリー

海が大好きな少女モアナは、島の外に出ることを禁じられていたが、幼い頃に海と “ある出会い” を果たしたことで、愛する者たちを救うことが運命付けられる。それは、すべての命を司る全能の女神テ・フィティの盗まれた “命” を見つけ出し、平和な世界を取り戻すこと。

そして、未知の大海原へと飛び出したモアナは、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。モアナは、マウイから航海など様々なことを学びながら、絆を深めていく…

海と強い絆で結ばれた16歳のヒロインの大冒険活劇

ポリネシアの神話に登場する英雄マウイの伝説を基に、南太平洋を舞台に、幼少期のある出来事で海と強い絆で結ばれた16歳のヒロインの大冒険活劇。監督は、『アラジン』『ヘラクレス』などのロン・クレメンツとジョン・マスカーが担当。

ディズニーアニメ史上初めて、ポリネシア系女性がヒロインになったとした、海洋スペクタクル・アドベンチャー映画だ。

少女が自分の運命と向き合い、切磋琢磨して成長する物語

本作は、所謂ヒロインが王子様に出会う夢と希望のプリンセス・ストーリーでなく、『アナと雪の女王』以降ディズニー映画で薄まっている性差を超えた夢と魔法、冒険と想像力の物語を、更に一歩踏み込んで描いた作品。更に言うならば、1人の少女が自分の運命と向き合い、切磋琢磨して成長していく物語だ。

また、続編『アナと雪の女王2』でエルサが同性愛のプリンセスになるとの噂もあるが、本作のヒロインが置かれた状況は、見ようによっては、LGBTを意識したとも言えなくもない。LGBTが社会的にポジティブなものであるというディズニーの考え方が反映していると見るのは、早計すぎるだろうか。

「水」の表現と、南太平洋の大自然の美しさは是非劇場で

映像は、『アナ雪』から更にヴァージョンアップした美しさ。舞台が大海原のために、スケール感も大きいストーリーになっているが、決して大味でないのは、極端にメインの登場人物が少ないからだ。ほぼ全編がモアナとマウイの二人三脚のお話で、脇役は頭の悪いニワトリのヘイヘイだけ。

また、冒険活劇ではあるが、単純な勧善懲悪には仕上がっていないのも面白い。モアナとマウイのラスボスとなる溶岩の魔女テカよりも、中盤に登場する見た目はキュートな海賊カカモラが一番冷酷で残忍だし、マウイがこの旅に協力するきっかけも意外と奥が深い。

とは言え、本作で素晴らしいのは「水」の表現。そして、南太平洋に浮かぶ島々の大自然の美しさ。大海原に吹く風や澄み切った青空や夜空、海藻や木の葉の1つ1つに生命が宿っていることを、余すところなく魅せてくれる。劇場の大スクリーンでこの映像を観るだけでも価値がある。

あとがき

表向きは、南太平洋を舞台に、幼少期のある出来事で海と強い絆で結ばれた16歳のヒロインの大冒険活劇ですが、本質的には1人の少女が自分の運命と向き合い、切磋琢磨して成長していく物語です。スケール感は大きいですが、大味でないのがイケてるところ。

素晴らしい「水」の表現や、海藻や木の葉の1つ1つに生命が宿っていることを、余すところなく魅せてくれる映像を、劇場の大スクリーンで観るだけでも価値があります。また、エンドロール後にも映像があるので、お見逃しなく。

更に、映画『インサイド・ヘッド』を彷彿させる同時上映短編『インナー・ワーキング』も面白いです。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 人気ブログランキングへ blogram投票ボタン くる天-人気ブログランキング あとで読む


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
モアナと伝説の海【DVD化お知らせメール】 [Blu-ray]
モアナと伝説の海 オリジナル・サウンドトラック <日本語版>
モアナと伝説の海 オリジナル・サウンドトラック<英語版>
モアナと伝説の海 ビジュアルガイド

トラックバックは、下記の「ミラー & TB用ブログ」へお願いします。
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-8082.html
【Seasaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/447779767.html


[管理人からのお知らせとお願い]

【Web拍手のコメント公開と返信について】
いつも「Web拍手」と「拍手コメント」をありがとうございます。この忍者ブログの「Web拍手」にはコメントの公開と返信の機能が無いので、基本的に翌日の『拍手コメントへ返信』の記事で公開&返信をしています。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
 コメント非公開希望の方は、お手数ですが「非公開希望」と書いて下さると助かります。

拍手[6回]

* HOME *  | Older  より過去の記事
  • 広告
  • アーカイブ・ブログ内検索


  • おすすめ本(感想の記事有り)※随時更新中
●映像関連
おすすめ本 人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方-
おすすめ本 クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣 ストーリーを語る人のための必須常識:明暗,構図,リズム,フレーミング
おすすめ本 映画術 その演出はなぜ心をつかむのか
おすすめ本 物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
●写真,アート関連
おすすめ本 日本の色 売れる色には法則があった!
おすすめ本 もっとおいしく撮れる! お料理写真10のコツ
おすすめ本 写真図解でわかりやすい マンネリを打破する 写真上達の教室
おすすめ本 アート鑑賞、超入門! 7つの視点
●自己啓発,マナー関連
おすすめ本 戦う君と読む33の言葉 「不安」「不満」「孤独」を乗り越え、折れない自信をつくる方法
おすすめ本 ポジティブ・チェンジ
おすすめ本 男女脳戦略。男にはデータを、女にはイメージを売れ
おすすめ本 察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方
おすすめ本 小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ
おすすめ本 仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン
おすすめ本 100%好かれる1%の習慣
●QOL(人生の質),LGBT関連
おすすめ本 ルポ 同性カップルの子どもたち――アメリカ「ゲイビーブーム」を追う
おすすめ本 LGBTの子どもに寄り添うための本: カミングアウトから始まる日常に向き合うQ&A
おすすめ本 LGBTってなんだろう? -からだの性・こころの性・好きになる性-
おすすめ本 Because I am a Girl――わたしは女の子だから
おすすめ本 女の子の幸福論 もっと輝く、明日からの生き方
おすすめ本 わたしは13歳、学校に行けずに花嫁になる。: 未来をうばわれる2億人の女の子たち
●企画書,文章関連
おすすめ本 ずるい日本語
おすすめ本 社外プレゼンの資料作成術
おすすめ本 伝え方が9割 2
おすすめ本 「そのひと言」の見つけ方 -言葉を磨く50のコツ-
おすすめ本 「読ませる」ための文章センスが身につく本
●心理学,犯罪関連
おすすめ本 10秒で相手を見抜く&操る 心理術サクッとノート
おすすめ本 見てすぐわかる犯罪地図 なぜ「あの場所」は犯罪を引き寄せるのか
おすすめ本 怒らないクスリ: 専門医が語る、心が楽になる処方せん
●寺院,神社,仏教関連
おすすめ本 知識ゼロからの南無阿弥陀仏入門
おすすめ本 刺さる言葉 「恐山あれこれ日記」抄
おすすめ本 本当の仏教を学ぶ一日講座 ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか
●中世ヨーロッパ関連
おすすめ本 知識ゼロからの名画入門
おすすめ本 図説 中世ヨーロッパの暮らし
●その他
おすすめ本 よくわかる薬の危ない飲み方、飲み合わせ 99%の人が、危険で効かない飲み方をしている
おすすめ本 健康になれない健康商品: なぜニセ情報はなくならないのか
おすすめ本 病気になるサプリ 危険な健康食品 その他のおすすめ本の記事は“こちら”から…
  • 当ブログについて
フリーランスのホテル宴会(婚礼含む)&映像ディレクター"みっきー"が、テレビ、映画、CM、ディズニー、音楽などエンターテインメント全般の感想を綴ります。愛するが故に、記事により毒を吐きますがご勘弁を。


  • 管理人 自己紹介
【ハンドルネーム】
みっきー
【性別】
男性
【職業】
宴会/映像ディレクター(フリーランス)
【自己紹介】
東京下町生まれ千葉県在住。
ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
ホテルでイベント、パーティー、
映像コンテンツ等の演出を手掛ける。
活動拠点は東京と千葉の有名ホテル等。
  • コメントありがとうございます
[04/23 たんぽぽ]
[04/22 ゴンゾウ]
[04/22 さとこ]
[04/21 ゴンゾウ]
[04/21 みみ]
  • 忍者ブログ広告
PR
  • オンライン・カウンター ※テスト中
 
 
  • 過去の連ドラの感想記事一覧(あ~か)
2014年以前の連ドラの記事は、検索窓で探して下さい。
[あ]
相棒 Season13
相棒 season14
相棒 Season15
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
悪党たちは千里を走る
あさが来た
A LIFE~愛しき人~ アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
家売るオンナ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
医師たちの恋愛事情
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
嘘の戦争 美しき罠~残花繚乱~
奪い愛、冬 ウロボロス
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
ST 赤と白の捜査ファイル
Nのために
エンジェル・ハート
おかしの家
掟上今日子の備忘録
「おこだわり」、私にもくれよ!!
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
オトナ女子
お兄ちゃん、ガチャ
お迎えデス。
表参道高校合唱部!
おやじの背中
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
[か]
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
家政夫のミタゾノ
家族狩り
家族ノカタチ
学校のカイダン
神の舌を持つ男
カルテット 監獄学園
偽装の夫婦
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
京都人情捜査ファイル
きょうは会社休みます。
嫌われる勇気
金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金 グッドパートナー
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
黒い十人の女
黒服物語
刑事7人
刑事7人 第2シリーズ
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁・捜査一課長
警視庁 ナシゴレン課
警部補・杉山真太郎
下剋上受験
結婚式の前日に
恋仲
校閲ガール・河野悦子
コウノドリ
こえ恋
心がポキッとね
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴーストライター
ごちそうさん
コック警部の晩餐会
孤独のグルメSeason4
孤独のグルメ5
ごめんね青春!
婚活刑事
  • 過去の連ドラの感想記事一覧(は~わ)
2014年以前の連ドラの記事は、検索窓で探して下さい。
[は]
バイプレイヤーズ
はじめまして、愛しています。
花子とアン
花咲舞が黙ってない
早子先生、結婚するって…
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
火の粉
昼顔~平日午後3時の恋人たち~
HEAT
昼のセント酒
HERO[2014]
ビンタ!~弁護士事務員ミノワが愛で解決します
ファーストクラス[2]
不機嫌な果実
不便な便利屋
THE LAST COP/ラストコップ
フラジャイル
べっぴんさん
ペテロの葬列
保育探偵25時
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ホクサイと飯さえあれば 僕のヤバイ妻
ホテルコンシェルジュ
[ま]
マザー・ゲーム
増山超能力師事務所
マッサン
まっしろ
真昼の悪魔 ママとパパが生きる理由。
○○妻
まれ
南くんの恋人
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
MOZU Season2 ~幻の翼~
問題のあるレストラン
[や]
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ゆとりですがなにか
ようこそ、わが家へ
[ら]
ラヴソング
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
リスクの神様
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
恋愛時代
レンタル救世主
レンタルの恋
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
わたしを離さないで
  • テレビドラマ 人気ブログランキング

※ 読者さまへ。ご利用の前に 「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」 をご一読下さいませ。
Copyright © ディレクターの目線blog All Rights Reserved.  (since 2007/09/30)
Produced By エム・ティー・ファクトリー  *Powered by 忍者ブログ
忍者ブログ [PR]

皆さまのおかげで、2017/2/8に1,200万アクセス達成を致しました。(感謝の記事