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アルジャーノンに花束を2015

TBS系『アルジャーノンに花束を』公式
第10話/最終回『奇跡のラスト~私から僕への遺言』の感想。
なお、原作小説:ダニエル キイス『アルジャーノンに花束を』は確か読んだはず。過去の映画やテレビドラマも数本鑑賞済み。


咲人(山下智久)は、自分が開発した薬を梨央(谷村美月)に注入する手術を医師に提案する。遥香(栗山千明)は、自分のことを後回しにして梨央の治療に全ての時間を捧げる咲人の行動を受け入れることができない。そんな中、窓花(草刈民代)が咲人を訪ねてきた。一方、蜂須賀(石丸幹二)は、研究資金を流用した詐欺罪で河口(中原丈雄)に告訴される。手術が迫る中、咲人は自分が元に戻った後のことを考えて、準備を進める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

母・窓花の自縛からの解放

窓花「一番愛してる人を一番大切に考えるのは
        当たり前のことでしょ。そんなことも解からないの?
        ああ、馬鹿みたい。
        …笑ってごまかすのは止めなさい。あの人みたいに」

お利口にはなったが人間としての心を失いつつある息子への母・窓花(草刈民代)からの “最後の躾” であり、“最後の母子関係の修復のチャンス”での窓花の言葉。亡き夫・久人(いしだ壱成)と息子・咲人(山下智久)への悔恨の念でもあり、長年自分自身を責めてきたことからの心の解放を上手く表現した。

竹部社長の男気と優しさが全開

竹部「お前は、そう言う奴らの警戒心を解くんだ。
        尖った棘をいつの間にか抜いちまう。
        だから、お前は十分偉い奴なんだって」

ずっと竹部社長(萩原聖人)を誤解していたことを謝罪に来た咲人に、なぜ「馬鹿のままでいい」と言い続け、警戒心の強い新人を咲人と同室にした理由を明かす竹部。すべてが吹っ切れたように明るく咲人を諭す竹部の父親のような包容力に、咲人も素直に涙を流して竹部を受け入れる。

この竹部との関係修復はとてもストレートな表現で好感が持てた。そして、毎回心にグッとくるし、物語のターニングポイントを生み出す竹部の言葉が本当に良い。今回も梨央(谷村美月)の治療に専念するよう咲人の背中をそっと押す優しさ。うーん、いい。

「脳と心」のバランスが壊れた男の愛の形

咲人「そうなったら会わないで欲しい。
        退行が始まったら
        君のことを覚えてすらいないかもしれない。
        君だけじゃなく他のすべての人も。
        そして、その時の僕は君の感情の動きや
        君の言葉の半分すら理解できないかもしれない。
        そんな僕を君に見られたくないんだ」

多分、この咲人の言葉が、今回のエンディングへの直結した台詞だと思う。退行がどの時点まで進んで戻ってしまうのか解からない咲人の本当の不安は、副作用が最大限になった時のおバカな自分のプライドや自尊心を感じなくことではないだろうか。

だから、今の「知の巨人」状態のお利口の頂点にいる自分だけを、愛する遥香(栗山千明)の心に刻んでおいて欲しいと言う願い。遥香にとっては、どんな状態の咲人でも愛することが出来るはずだがその「覚悟」がない。

それを重々承知で実質的な「別れ」を告げる咲人の最後のプライド。この「脳と心」のバランスが壊れた男の愛の形が、あのエンディングに向って突き進んで行く。

今の思いを残そうと必死な咲人と咲人を愛する人々

咲人の部屋で柳川(窪田正孝)から檜山(工藤阿須加)がALGの副作用を初めて聞くシーンで、咲ちゃんのジャケットなめ(越し)のカット割りで柳川と檜山が男同士の友情を語る。どんな咲人でも受け入れるまでに変化した男2人のやり取りが良かった。

そして、そのあとの咲人が、下手な平仮名で咲ちゃん宛にメッセージを書き残すシーンもジーンときた。スーパー咲人がしてきた数々の過ちを悔いるように、一文字一文字綴る今の咲人の心を察すると辛過ぎる。

更に、「誰もが愛に包まれた世界なら、世界は穏やかになる」との結論を導き出した咲人と蜂須賀(石丸幹二)のホテルでの一室のシーン。2人の天才が導き出した究極の愛の力の理論を信じ、帰路に着くタクシーの中で涙ぐむ “もう1人の父” 蜂須賀、「神様」と祈る遥香の2カットこそ、違った角度からではあるが咲人を愛する2人がキッチリと描かれた。

その人が誠実なら、
本当はもう一つあるのかもしれない…

窓花「多分、覚悟がいるの。
        母親になるのも、ずっと好きな人を愛し続けるのも」
遥香「覚悟…」

「会わないで欲しい」と言われた遥香が、窓花に公園で相談するシーン。咲人を忘れることは出来ないけれど、忘れて欲しいと言う愛する人の願いをどう受け入れるか。この時の窓花の「その人が誠実なら、本当はもう一つあるのかもしれない」との言葉が、のちの遥香の態度を決定づける。さて、その答えとは…

“俳優・山下智久” の演技が心に染みわたる

梨央の手術が終わり、急速に退行が促進する咲人は、今も「はるかに あわないで あいしてるから」とメモを書こうとするが手が震えて思うように筆が進まない。そこで亡き夫・久人が現れて咲人の手を優しく支える。涙と震えの表情から、放心や浄化したような表情へ変化する “俳優・山下智久” の演技が心に染みわたる。

自分を認識できない咲人に再開した遥香の心情

梨央の手術が成功し、河口(中原丈雄)から貰った金額未記入の小切手で鼻をかむ咲人にドキッとした。ついにその時が来てしまった。外に出る咲人は偶然に遥香と擦れ違うが、もう遥香だとは認識できない。それを目の当たりにする遥香の悲しみはどんなだったろう。

号泣の遥かに咲人が笑顔と共にそっと差し出すキラキラ光るものに、咲ちゃんを感じた遥香がこの時「もう一つの答え」を見出したのだろう。

自然界には存在しない青いバラ。
そのバラには棘が無い…

小久保「咲ちゃんの対等の友だちはいませんか?」

小久保(菊池風磨)のこの熱意に心を動かされ、自分たちの本当の進むべき道を見つけた柳川と檜山が動き出すのも感動的。咲人が2人の尖った棘をいつの間にか抜いてしまったのだ。

そして、海辺で「あいきょでしょバーガー屋」を営んでいる対等の友だち3人と心の中のアルジャーノン。そして咲人が残したあの種から育ったのは、自然界には存在しない青いバラ。そのバラには、そう棘が無い…

あとがき

ついに最終回が終わりました。一晩明けて、あのエンディングには既に賛否両論あるようですが、私は素直に良かったと思います。そう思う理由は本作は「大人のためのファンタジー」だと思って観ていたからです。原作にあるようなカタルシスを求めるような作品でもなければ、原作と比較するのも意味は無いかなと。

ただ、『アルジャーノンに花束を』の冠を付けたのなら、もう少し原作寄りでも良かったかも。でも、これはタイトルの問題で内容とは関係ないと思います。しかし、少し厳しく言えば、このラストならもっと友情を全面に出すべきでしたね。でないと、檜山が梨央から身を引く理由がぼやけてしまいます。

もちろん友情は描かれていました。でも、友情を描くことで、咲人と遥香、咲人と窓花、咲人と梨央と言い3人の女性との関係性の描写が少なくなってしまいました。咲人と蜂須賀も同様です。やはり登場人物が多過ぎました。もっとシンプルに咲人の変化を描いて魅せれば、もっともっと素晴らしい作品に仕上がったと思います。

そして、本作の俳優さんたちはみんな素晴らしかった。特に、“俳優・山下智久” の存在感と演技力に魅せられました。咲ちゃんからロボ咲人、ロボ咲人からスーパー咲人、そして咲ちゃんに帰ってきた白鳥咲人を見事に演じたと思います。

最後に、読者の皆さんへ3か月の間、たくさんのWeb拍手やコメントで当blogを応援して下さりありがとうございました。また、毎回の長い駄文にお付き合い下さり、心から感謝を申し上げます。そして、本作で当blogを知った方も多いと思います。これからも独自目線で感想を書いていきますので、良かったらブックマークして、またお越し頂ければ幸いです。

最後の最後に。この作品に出会えてよかったです。あー、気がついたら記事を書くのに3時間もかかってしまいました。それ位に素敵なドラマだったと言うことですね。

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  • 愛を届ける最高のファンタジー。。
りぃ 2015/06/13(Sat)11:16:03 編集
みっきーさん。アルジャーノン、終わってしまいましたね!さみしいです〜!
今まで素晴らしいご感想をありがとうございました。ドラマと一緒に楽しみにさせていただいていました。

"これ以上の感動はない!"と、毎回毎回、感動の最高値が更新されていくドラマは初めてでした。最終話は感動の名シーンの連続で、1時間泣き通しでした。特に咲人の手紙のシーン。パパにそっと手を添えられて書く。。遥香を「あいしてるから」の文字。。声をあげて泣いたのはどれくらい振りでしょう。。書き終わった後、解放されたように無垢な咲ちゃんに戻っていく・・山下智久さんの名演技。。言葉にならない程素晴らしかったです。

「大人のためのファンタジー」、まさにそうですね。これからも世界中のたくさんの人々に観ていただけたら。。愛というものを伝え、感じさせてくれた、ドラマの枠を超えた深いメッセージ作品でした。

1クールにおさめるにはあまりにも盛り沢山の内容でしたが、限られた放送時間のなかで、登場人物たち一人一人を丁寧に大切に最後まで見届けたこのドラマの姿勢は見事でした。出演者一人一人への愛を感じました。

これから観る、
アルジャーノンに花束を 以外のドラマは
すべて霞んでしまいそうです(笑)。

ありがとうございました!(o^^o)
  • Re:愛を届ける最高のファンタジー。。
みっきー 2015/06/13 12:17
☆りぃさん
コメントありがとうございます。

ついに終わってしまいましたね。
最終回も盛りだくさんで感動作に仕上がっていました。

賛否両論分かれそうなエンディングでしたが、
それはそれで本作らしい結末に納得しました。

本作は終わりましたが、これからもよろしくお願いします。
  • 無題
知幸 2015/06/13(Sat)16:34:09 編集
個人的に、今季(春)で一番印象に残るドラマだと思います。
とても感動させました。
最終回で、こんなに感動させたのは、ホント久しぶりです。
現時点では、今年で放送されたドラマで、個人的のかなり評価が高いです。

山下智久の演技にはとても印象に残りました。
これまで、彼が出演された作品(少なくとも、私が見た範囲内)では、どうもイマイチで、余りパッとしない存在でしたが、今作ではかなり存在感を発揮し、役者として大きく成長した印象が残りました。

放送中の『天皇の料理番』も頑張ってますし、今季のTBSは、印象に残るドラマが揃ってますね。
何れも、脚本・役者・演技・演出・BGMがしっかりしています。
(...それに比べ、NHKの某ドラマと来たら)

これを機会に、原作を読んで見ようと思います。
ユースケ・サンタマリアが主役のドラマも、観て見たいと思います。あれも評判が良かったそうですし。

それでは~
  • Re:無題
みっきー 2015/06/13 17:16
☆知幸さん
コメントありがとうございます。

本作、良かったですね。
原作に必要以上に捉われず、
山下さんの咲人を活かすような脚本と演出が功を奏したのではないでしょうか。

確かに、今期のTBSはがんばってますね。
  • イヤリングと時計
ゆき 2015/06/14(Sun)13:53:24 編集
毎回ドラマを観終わった後、手におえないくらいいろんな想いが溢れてきて、こちらで感想を読んでは少しづつ整理して落ち着いて、みたいな繰り返しでした。
それぞれに悲しい別れがあり、それぞれに救いがあり、辛口過ぎず甘口過ぎず幸せを感じるラストが私は好きです。
イヤリングを遥香からもらった時から始まった二人の物語はそれが遥香に返された時に咲人の中ではすべて失われた過去の記憶となってしまったことを意味しているように思いました。
その前の泣いていた遥香(遥香ではなくお花を届けた、そしてアルジャーノンを探しに来た女の子)の記憶があってイヤリングは遥香の手に返されたのだと思います。
その一方で、ここから二人の時計は新しく同じ時を刻んで行っていつかまた巡り会う、そんな幸せな未来を想像できる素敵なラストシーンの時計のカットでした。
記憶は失われても咲人であった時の愛し、愛された感情は心の奥深くに刻まれていて、「アルジャーノン」の記憶とともに咲ちゃんの心に溢れてくる、そんな風に感じる山下さんの最後の笑顔(演技)に拍手喝采です!

あと、小切手で鼻をかむシーンは、咲人の状態を物語るシショッキングなシーンでしたが、その前夜の蜂須賀との「愛」についてのやりとりにも繋がり、「愛や命」に値段をつける愚かな行為を痛烈に批判した痛快なシーンだと感じました。

10話を観終えて、改めて1話から観てみたいと思っています。
長々とすみません・・・。
  • Re:イヤリングと時計
みっきー 2015/06/14 21:46
☆ゆきさん
コメントありがとうございます。
仕事で返信が遅くなり、申し訳ございません。

本作のエンディング、私もゆきさんが仰る通り、
「大人のファンタジー」らしい良い落としどころだったと思います。
もちろん、人によっては中途半端だったり、
原作とは違うと言う意見はあるでしょうが。

咲人と遥香に未来があると思わせるのも良かったし、
咲人と柳川と檜山が対等の友だちになったのも良かった。

蜂須賀教授の研究も未来が見えたし、
竹部社長含め花屋の存在も無駄でなかった。

いいとこ取りと言っては、それまでですが、
強引に泣かせたり、無理矢理まとめるなら、
本作のように、「夢と未来」があるエンディングが
程よい余韻を残す意味でも、
観終えた後にいろいろ考える意味でも、
妙な切なさや絶望感が無くて良かったと思います。

様々な「愛」の形がある。
それを改めて感じた作品でした。

私も、少し時間を空けて、第1話から観直そうと思います。
3か月間、ありがとうございました。
  • 終わっちゃいました
しゅう 2015/06/15(Mon)09:46:14 編集
そうですか、賛否両論あったんですね。あまり、ネットの記事を読まないので、全然知りませんでした。
私はやはり、咲人くん中心に見てるせいか、いろんなことがストンと腑に落ちた最終話でした。
正直、もっとさびしくなるかと思ったのですが、意外に晴れ晴れとした気持ちになりました。
自分でも不思議です。多分、博士が「魔法をかけてあげよう」と言った瞬間から、私もおとぎ話の中に入り込んで、最終回で、おとぎ話から戻ってきた、そんな気になったからかな。
でも、大満足でした。大事に読み進めた本を、読み終えたときの感覚に似てます。
みっきーさんの、とても濃い内容の記事を読ませていただいて、そうそうと納得したり感心したりです。なので、私のつたない感想は、割愛します。
ちょっとイレギュラーなところで、
一つは、雑踏のシーン。梨央さんがつまずき、咲人くんがつまずき、遙香さんがつまずいたとき、だれも歩くスピードを落とさず、振り向きもしない冷やかな風景。その中で手を差し伸べる咲人くんに、温かい気持ちにしてもらい救われました。ただ私は、多分通り過ぎる方だな、とちょっと自戒の念を覚えたシーンでもありました。
もう一つは、ALG以外の方法を考え付くが、あと1日時間があればという博士と咲人くんのシーン。もし遙香さんがあの夜すんなり咲人くんに伝えていれば、時間的に、間に合ったかもしれないってことなのか。自分の愛を優先したばかりに、結局自分の首をしめてしまうという、手痛いペナルティを受ける遙香さん。欲をかくとバチがあたるみたいな、こういうところも、おとぎ話然としてるな、と思いました。
ドラマ見て、こちらにお邪魔して鋭い感想を見て、本当に楽しくて充実した3か月でした。ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
長くなってしまって、申し訳ありません。
  • Re:終わっちゃいました
みっきー 2015/06/15 11:49
☆しゅうさん
コメントありがとうございます。

本当に素敵な「大人のファンタジー」になりましたね。
では、私も記事に書かなかった感想を少し。

第9話と最終回は、編集方法が絶妙なシーンがたくさんありました。
それは、撮影方法と回想シーンの入れ方です。

中でも注目は、竹部社長が登場するシーン。
竹部社長は長台詞が多くて、
その感情を途切らせない萩原聖人さんの名演技を魅せるために、
1シーンを長回しで一気に撮影していると思われます。
そこへ、数々の名シーンが回想で挿入されます。

例えば、最終回で言うと、例えば10分過ぎ頃の花屋のシーン。
咲人が竹部社長に謝罪に来るシーン。
第1話の咲人が泣き出す名シーンが挿入されて、
咲人が咲ちゃん時代を愛おしくさえ思っているのが伝わります。

第9話では、冒頭直後の花屋での喧嘩のシーン。
まず、大喧嘩が始まって…
次に咲人が咲ちゃん時代の映像を遥かと観るシーンが挿入され、
花屋に戻ると竹部社長の仲裁と説得が始まります。
これも、喧嘩のシーンは最後まで一気に撮影しておいて、
人の心の棘をいつの間にか取ってしまう咲人の存在を強調すべく、
竹部社長の台詞を映像を見る咲人で挟んでいます。

こう言う編集を見ても、
私が記事に幾度か書いた「物語に揺さぶりをかける竹部社長」
の意味が解かって頂けるかなと思います。

まだまだ、書き足りないことがたくさんあります。
今度、また書いてみます。

一先ず、3か月間ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
  • 無題
ミポリン 2015/06/21(Sun)21:20:01 編集
元に戻ってしまった咲人は 遙香を認識出来なかったのではないと思います。
手にしていた日記に書かれていた「はるかにあわないで」を守ろうとしたんです。
咲人の目の動き、表情がそう語っています。
そして、
遙香「さよなら」を言う代わりに 遙香にもらったイヤリングを渡したんです。

私は、その場面で 何か映っていたのに気がつきました。
咲人の右目から一粒の涙が落ちたのです!


このドラマは 全てを映像で綴っていないですよね。
視聴者の感性に任せるというか 想像してもらうのを前提としているというか・・・

改めて観ても 考えさせられ、更に感動するのです。

視聴率が振るわなかったかもしれませんが
そういうものでは推し量られないものを感じて欲しいドラマでした。

このドラマで 山下さんの演技力を評価するコメントを多く見かけますが
今までと何が違ったんでしょうか?
私は以前から 何故 山下さんの演技が酷評されるのか不思議でした。
昨今の「娯楽ドラマ」等に見られる 大げさな表現の演技が苦手なのかもしれませんが。
  • Re:無題
みっきー 2015/06/22 08:47
☆ミポリンさん
コメントありがとうございます。

私は、脳では遥香を忘れてしまっていても、
心の奥の小さなところが何となく、
初めて花を届けて出会った時の記憶だけは残っていたのかなと思いました。

その脳と記憶のギャップがあの涙ではなかったかなと。

私も、初回から観直しているところです。
見る度に「こんなシーン、こんな演技はあったっけ?」の連続です。

私は以前から、“俳優・山下智久” の応援団の1人でしたが、
彼の演技を評価する声が多いのは肌で感じます。

私自身も、
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の藍沢耕作 役が
大好きで一番のはまり役だと思っていましたが、
(運よく、ロケ現場で耕作役の山下さんをお見かけしたことがあります!)
今回の “白鳥咲人” が超えたかなと思います。

俳優さんの演技のことは良く解かりませんが、
山下さんが今まで演じてきた役柄を完全に捨てて乗り越えようとした、
その努力と成果が評価されたのではないでしょうか。

あの、山Pがこんな難しい役もこなした………って。
素敵なことです。
  • 懐かしい感じのドラマです
なみ 2015/10/13(Tue)23:37:03 編集
一話はちぐはぐ感がよくでているとおもいました。
潤子の心が動くのは
薔薇をもらった1話ではなくドラマ後半からでしょうね。
なぜなら
私も主人からバス停で「あ、いつも会いますね」とか
薔薇とか車で追跡された口ですから
仕事場の他の男性と酔っ払って一緒に帰ろうとしたら
後ろから見られてました 笑
職場の皆から「なんか後ろで見守られてるよ」っていわれてました
それでもなかなかココロは動きませんでしたね
この人大丈夫?って、好きなタイプでもなかったし
だから潤子の気持ちは分かります。
お坊さんならますます敬遠するかなと思いました。

このドラマは私にとって身近な感覚です。
そんな主人が山Pくらいイケメンだったら 笑
  • Re:懐かしい感じのドラマです
みっきー 2015/10/14 06:53
☆なみさん
コメントありがとうございます。

敢えて、『アルジャーノンに花束を』にコメントを書いて下さったのですね。
月9には咲人を超える「俳優・山下智久」を期待するだけです。
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皆さまのおかげで、2017/2/8に1,200万アクセス達成を致しました。(感謝の記事