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連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第79回第16週『新風吹くころ』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


ある日、店で順番を守らない大地主の羽田(西堀亮)を、りん(見上愛)は思わず注意をしてしまう。そこへ、新聞記者の横沢(井上祐貴)がやってきて…。一方、東京では、体調不良で倒れた文(内田慈)を直美(上坂樹里)が看護することに。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4,8,11,12
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6,10
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,おむすび) 第5,9,13
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3,7,14,15
   内田貴史(過去作/ちむどんどん) 16
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




史実の改変が生んだ主人公のちぐはぐな新生活への疑問

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お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――

当ブログでは、散々「補足記事」で[史実]について書いてきたので、今さら掘り返すつもりはないし、知らない、分からない人は、過去の「補足記事」を読んでいただければよいのだが。

そもそも、私は、ダブル主人公の一人・一ノ瀬りん(見上愛)のモチーフとなっている「大関和さん」が東京から新潟(上越)に行く理由を、本作が「看護の失敗」にしたことに腹を立てている。

[史実]の大関和さんは、東京の帝国大学医科大学附属第一病院(現・東京大学医学部附属病院)内で看護師の待遇改善を求めるなど積極的に行動し、病院側と対立していたのがきっかけで、波乱勢として看護婦長(看護婦取締)を解任され、退職することになった。
そして、転職先として高田女学校の舎監を選んだ直接の理由は、敬虔なキリスト教徒であった和さんがキリスト教教育と伝道に携わるためだったのだ。

しかし、本作の脚本家や制作統括は、この史実を、《過去のつらい経験から心に深い傷を負った‘りん’が、新しい土地でゼロから再出発する》と改変(改悪)した。

改変(改悪)したのは自身なのだから、本来なら、新しい場所での仕事や日々の暮らしを丁寧に描き、それを通して主人公の心が少しずつ変化していく姿を見せるのが物語の王道であり、本作の脚本家や演出家や制作統括がやるべき仕事であるはずだ。

しかし、この新章では新しい登場人物の紹介ばかりが目立っている。

しかも、肝心の‘りん’は、出発する前から既に “すっかり元気” になっているように見える。

つらい過去を乗り越えようとする主人公の本来の目的が、あまり描かれていないのだ。

新しいキャラクターたちと一緒に、ただ小難しいセリフを並べる場面が目立っているのはいかがなものかと思う。


おっちょこちょいなのに突然「論語」?都合よすぎるキャラ変

思い返してほしい。

これまでの物語の中で、主人公の‘りん’は、決して「学識豊かな知性派」として描かれてはいなかった。

前回の感想でもチラッと書いたように、人に教えることができるほどの英語の技量があったようにも描かれていなかったのと同義である。

むしろ、感情に素直で、その場の思い付きで突発的に動くような、少しおっちょこちょいな人物、つまり《朝ドラのヒロインらしい人物》だったはずだ。

だからこそ、何度も同じような失敗を繰り返しても、ぎりぎりで視聴者は親しみを持って見守ることができた。

ところが突然、中国の古典である孔子の『論語』の言葉を引用して、まるで別人のように知的なセリフを話し始めている。

例えば、前回でも、武家の出、士族の娘だという設定をわざわざ述べた上で、短い時間の正座に苦しむ‘りん’を盛り込んだことの同義だ。

つまり、週ごとのエピソードに合わせて、‘りん’の性格、いや設定が都合よく変わっているようにしか感じられてならない。

このような、ご都合主義だらけのキャラクターの変化は、見ていてとても戸惑うのだ。

もちろん、女学校時代、看護婦取締時代にも「知的な‘りん’」を随所に盛り込めば済んだだけのことなのに…である。


また善意の押しつけ?以前の失敗を繰り返す展開へのモヤモヤ

中盤、もう一人の主人公・大家直美(上坂樹里)が、日本橋の商店「瑞穂屋」で倒れている店員・柳川文(内田慈)を偶然助ける場面がある。

文が「お金が(ない)」とつぶやく展開は、以前の団子屋「田之上屋」でのエピソードと全く同じだ。

似たような状況を繰り返すこと自体が、かえって物語の不自然さを際立たせている。

以前の似たエピソードでは町医者を呼ばなかったのに、なぜ今回は「お金がない」と嫌がる相手に町医者を呼んだのだろうか。

文が長年働いて清水卯三郎(坂東彌十郎)からそれなりの給金をもらっていると勘繰っているから、という理由だけでは説明がつかない。

相手の都合を無視して自分の “善意” を押し通す描写は、以前の不自然な展開を思い出させてしまうのだ。

そう、先々週から先週にわたって描かれた…‘りん’が担当患者・山本(本田大輔)の願いを叶えるため、病院から勝手に山本を連れて山本の家に向かい、妻のテイ(伊勢佳世)と再会させたあと、病状が急変し亡くなった…という “善意” のネタだ。

‘りん’のときだって、医療従事者を描くドラマとして、相当に違和感がある「善意ネタ」だったのに、まさか、直美でも繰り返すつもりだろうか?

なぜ、今期の医療ドラマは、テレビ朝日系・火曜9時枠の連続ドラマ『クロスロード ―救命救急の約束―』のように医療従事者の善意の押しつけばかりを扱うのか、疑問しかない。


貧富の差に納得のいく理由がない?ちぐはぐな描き方への疑問

そもそも、同じような状況を繰り返すくらいなら、最初からきちんと病院へ運ばれる展開にしてもよかったはずだ。

偶然その場に居合わせた直美のときだけ「こうした事件が起きる」のも、少し都合がよすぎるように見える。

面倒だが、ここで少しだけ掘り下げてみる。

本作に出てくる一般的な入院患者たちは、特別扱いされている患者を除けば、決して生活に余裕があるようには見えない。

それなのに、一部の患者だけがお金の心配をし、別の患者はそうではないという描写の差に、納得のいく理由が説明されていない

過去には、女郎‘夕凪’こと魚住セツ(村上穂乃佳)や、‘チュウ’こと丸山忠蔵(若林時英)、そして前述の患者・山本のような患者がいたと思えば、侯爵夫人・和泉千佳子(仲間由紀恵)もいた。

つまり、「社会の貧しさ」や「女性の立場」といった《重いテーマ》や《社会的なテーマ》を扱うのであれば、もっと全体に一貫性を持たせるべきなのだ。

貧富の差が「意味のある違い」として描かれていないため、物語のちぐはぐさが目立っているのだ。

そう、脚本の吉澤智子氏には、まだ《重いテーマ》や《社会的なテーマ》を扱う技量がまだ伴っていない…と言うしかない。


一貫性と意味づけを!物語の説得力を高めるための具体策

このドラマをより面白くするためには、何よりもキャラクターの一貫性と、設定の説得力を高める必要がある。

主人公の性格をエピソードごとに変えるのではなく、失敗を重ねながらも少しずつ学んでいく過程を丁寧に描くべきだ。

また、過去の似たエピソードと同じ展開を繰り返す場合は、なぜ今回は違う行動をとったのかという理由をセリフや演出で補足しなければならない。

例えば、時代の変化によって町医者を呼びやすくなったのなら、その背景を事前に少しでも視聴者に示しておく工夫が求められる。

「前回で嫌な思いをしたから繰り返したくない」では、今回は意思を読んだ根拠として弱すぎるのだ、医療従事者なのだから!

さらに、登場人物たちの貧しさや生活環境の差についても、ただ描写するだけでなく、その格差が物語にどう影響するのかという明確な意味づけが必要だ。

これらの一貫性を持たせることで、視聴者は登場人物の行動に深く共感し、物語の世界に引き込まれるようになる。


あとがき

視聴者は、主人公の再生のプロセスや、新しい環境での丁寧な生活描写を楽しみにしているのでは?

でも、キャラクターの性格に一貫性が欠けていたり、以前の展開との整合性が取れていなかったりすると、せっかくのドラマの魅力が半減してしまいます。

特に、社会的な格差や人々の苦しい生活状況を描く際には、それぞれの描写にしっかりとした物語上の意味を持たせることが重要です。

それにしても、今回の15分間、一体何を描きたかったんでしょうね?


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拍手[17回]

ファーストクライ 母子救命救急班

日本テレビ系・水曜ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』
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第2話『蘇る過去、それぞれの覚悟』の感想。


日本屈指のセレブ病院『聖フィオナ病院』で、光井明希(比嘉愛未)は秘密裏に結成された母子救命救急班のチーフに就任。未受診の外国人技能実習生・メイ・トゥ(宮崎あみさ)が、命に関わる巨大脾動脈瘤を抱えたまま出産を望み、光井は母子救命に挑む。一方、専攻医・永坂海斗(松島聡)は高校時代の同級生・鮎川奈央(紺野彩夏)と再会し、封印してきた過去と向き合うことに。さらに、不妊治療中の矢田歩美(三倉茉奈)が卵子提供による出産を希望し…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:浜田秀哉(過去作/ブルーモーメント,天久鷹央の推理カルテ)
演出:大谷太郎(過去作/逃亡医F,GO HOME~警視庁身元不明人相談室~) 第1,2
   上田迅(過去作/ブラックガールズトーク,略奪奪婚)
音楽:菅野祐悟(過去作/銭の戦争,罠の戦争,終幕のロンド)
主題歌:JUJU「夏蝉」
CP:松本京子(過去作/ちはやふる-めぐり-,相続探偵)
※敬称略




主人公はどこ?サブキャラと山飲みで大忙しの第2話

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―――ここまで、ごあいさつ―――

第一に、まだ第2話なのに、主人公を中心に描かず、サブキャラクターにフォーカスした内容にする意味が分からないのだが。

しかも、主人公がメインで関わる妊婦の案件の放送尺だって、全部合わせても10数分間もあったかどうか。

それ以外の放送内容は、サブキャラにまつわる「山飲み」と「大人俳優たちが学生服着用で演じる青春の回想劇」ばかり

この展開のどこをどう好意的に受け取れば、《秘密裏に結成された母子救命救急班》と言えるの?

第1話もそうだったが、本当に “盛り込みすぎ” のひと言に尽きる。

そして、その “盛り込みすぎ” を脚本も演出もきっちりと咀嚼できていないから、散漫し放題であるし。

今回なんて、サブキャラを描くために、わざわざ不妊治療患者を盛り込んで、最後にサクッと解決して終了させてしまった。

昨日に放送されたドラマ『クロスロード ―救命救急の約束―』も褒められた内容ではないが、こちらのほうが《主人公を描くつもりがない》時点で断然に “ドラマ” として稚拙だと思う。

次回の内容次第になるが、おそらく感想は投稿しない…


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【これまでの感想】
第1話


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拍手[7回]

連続テレビ小説『風、薫る』

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第78回第16週『新風吹くころ』の感想。


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新潟に到着したりん(見上愛)。校長の望月(関智一)や女学生の久(近藤華)たちに囲まれ、女学校で舎監として働き始める。一方、直美(上坂樹里)を訪ねて小川(甲斐翔真)が病院にやってきて…。
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原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
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   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6,10
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,おむすび) 第5,9,13
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りんの新潟行きにモヤモヤ!設定と描写のズレが気になる件

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前回の放送の終盤、ラストシーンの直前にあった「一ノ瀬家の玄関先のシーン」で、ダブル主人公の一人・一ノ瀬りん(見上愛)が娘・環(英茉)の手を握っての、こんなやり取りがあった。


環「お母さん 早く行かないと」
りん「ウフフッ… はい」

これを真正直に受け取れば、まるで‘りん’が環を新潟に連れて行くのではないかと予想させる場面となったはずだ。

しかし、前回のラストシーンでは「りん単独で新潟に向かう」の様子が映ったのだ、多少の混乱が残った視聴者がいたと思う。

まあ、‘りん’は育児をしている様子も見られず、複数の作業を同時にこなせる人物のようには描かれていないし。

特に家事と仕事の二つをこなすだけで手一杯に見えるため、さらに子育てまで行うのは不自然である。

そう考えれば、「タラレバ」になるが、‘りん’が実在の人物をモチーフにした人物設定であっても、劇中で家族の生活を丁寧に描かないのであれば、子供や母親がいるという設定自体が不要だったのではないだろうか。

だって、現在の‘りん’は‘シングルマザー’の立場にあるが、その困難を乗り越えていく過程がしっかりと描かれていないのだ。

しかも、実際の映像でも、もう一人の主人公・大家直美(上坂樹里)のほうが環の世話をしているように見えてしまっている。

こう考えれば、先々の物語の展開に十分に配慮して、登場人物の背景や初期の設定を最初から厳密に組み立てておけば、このような矛盾は起きなかったはずである。


英語の場面に違和感!せっかくのテーマが台無しでガッカリ

この作品は、物語の局面が動くたびに新たな矛盾や違和感が生じる傾向がある。

例えば、‘りん’が赴任先で料理や裁縫、掃除といった日常業務をこなす場面があるが、彼女にそうした技能が備わっている背景が描かれていない。

また、女学校で英語を教える場面にしても、現地の女学生たちが疑問に思うのと同様に、いいや、女学生たち以上に‘りん’がそれほどの語学力を持っているという根拠が見当たらない

さらに最近の本作は、捨松(多部未華子)の存在を通じて「女性の社会進出や地位向上」といった「重要な論点」が提示される機会が多くなった。

それにもかかわらず、13分過ぎ、とある女学生から都会の女性について問われた際、‘りん’が英語の修得状況のみを回答する「脚本の仕掛け」や「物語の見せ方」はあまりに配慮を欠いている。

女性労働の意義を深く掘り下げようとしていた一連の流れが、安易な台詞の選択によって損なわれた。

これでは、捨松が登場するたびに熱心に語ってきた「女性の自立」という主題が、劇中で全く機能しなくなってしまうと思う。


あの二人の場面は必要?時間埋めのような展開にモヤモヤ

作品の全体像を観察していると、事前に構築された脚本の進行に合わせて、その場の思い付きのような台詞を後から付け足しているのではないかという疑念が生じる。

特に、今回であれば、‘シマケン’こと島田健次郎(佐野晶哉 ex.Aぇ! group)と環のやり取り、直美と陸軍二等軍曹・小川吾郎(甲斐翔真)のやり取りは「時間の穴埋め」的な作業に見えた。

そのため、登場人物が意味深な言葉を発したとしても、唐突に付け加えられたような不自然さが際立つ結果となってた。

発言と前後の行動のつながりが著しく欠如しており、劇中における出来事の因果関係や整合性が保てなくなっているのだ。

まっ、それ以前に、いくら「ダブル主人公」だとして、今回の15分間に「直美と小川」は要らなかったとしか思えない。


執着する男たちばかり!強引なキャラ描写と説得力のなさに疑問

登場人物の一人である小川吾郎の行動についても、説明が著しく不足している。

直美が勤務する病院に、小川が姿を現すこと自体には一定の理由があるとしても、その頻度や過剰な執着ぶりは行き過ぎた印象を与えている。

視聴者に対して納得のいく説明を行うためには、単なる付きまとい行為(ストーカー行為)に見せないための明確な動機や必然性を示す描写が不可欠である。

軍人という身分であれば、どのような振る舞いも認められるという展開は、あまりに強引と言わざるを得ない。

さらに、島田健二郎や‘りん’の幼馴染・竹内虎太郎(小林虎之介)といった他の男性キャラクターについても、特定の女性に対して過剰な執着を見せる描写が相次いでいる。

しかし劇中の表現を見る限り、彼らがそこまで熱意を傾けるだけの魅力が相手の女性に備わっているのかどうか、説得力のある描写が決定的に不足しているのだ。

であるから、どう好意的に見ようと努力しても、「集客力のある俳優と登場人物」で視聴率と話題を稼いでいるようにしか見えないのだ。


日常の描写と伏線を丁寧に!作品を良くするための二つの提案

こうした描写のズレや不自然さを解消し、作品の完成度を高めるためには二つの具体的な改善策が考えられる。

第一に、主人公が仕事や育児に直面し、それを乗り越えていく具体的な日常生活のエピソードを劇中にしっかりと配置することである。

どうも、本作の脚本家や演出家や制作統括は、特に‘りん’についての日常描写を避ける(逃げる)傾向が強い。

もしかすると、「中の人が苦手な演技」だから、少なくしている可能性もなくもないが。

第二に、登場人物に象徴的なセリフを与える場合は、過去の行動や作品全体の根幹となるテーマと齟齬が生じないよう、緻密な伏線を構築することである。

どうも、本作の脚本家や演出家や制作統括は、耳障りがよく、書いていて気持ちがよくなるような「ポエムのようなセリフ回し」には異常なこだわりを見せるが、それ以外は手抜きの傾向が強いのだ。

キャラクターが行動する理由を明確にし、視聴者が自然な流れで感情移入できるような丁寧な演出を重ねることが強く求められる。


あとがき

ドラマにおけるキャラクター設定の構築と描写の一貫性が、物語全体の説得力に対して決定的な影響を及ぼすことが明確になりましたね。

視聴者が劇中で違和感を覚える最大の要因は、提示されたキャラクターの環境に対して、具体的な生活描写や台詞の整合性が伴っていない点にあります。

特に、歴史的な背景や社会的なテーマを扱う作品においては、個々の場面が全体の主題を損なわないよう、より綿密な構成が求められます。

劇中の行動に対して十分な動機付けを行い、日々の細やかな変化を省略せずに積み重ねることでしか、作品の質や説得力を向上させられないと考えます。

それにしても、「新章が始まったばかり」なのに、随所に「何かが起きそう」な‘フラグ’を立てまくりすぎて、全くワクワク感がないのは困ったものです。


みっきーの植物図鑑(第252回)

一昨年、千葉県船橋市にある市営プラネタリウムでもらった「宇宙朝顔(第15代)」の花が我が家で咲きました。

宇宙アサガオ(宇宙朝顔)とは、2010年に山崎直子宇宙飛行士がスペースシャトル「ディスカバリー号」で宇宙へ持っていき、約15日間の宇宙滞在を経て地球に帰還した貴重な種から育つアサガオのことです。

今年の4月、種から育てて咲きました、


宇宙朝顔


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拍手[20回]

クロスロード ―救命救急の約束―

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第2話『緊急救命!幼き命と母のSOS』の感想。


顔にケガを負った影山静香(呉城久美)が搬送され、転倒と説明するものの、救命医・春木遥(今田美桜)は夫との離婚調停を知り、DVを疑う。しかし、桐生昴(磯村勇斗)は患者の私生活に踏み込むべきではないと諭す。一方、喘息発作を起こした少女の唾液から睡眠薬成分が検出され、遥は母・山下千春(鈴木愛理)による虐待を疑う。救急隊員・渋川輝(寛一郎)や警察官・横峯健斗(泉澤祐希)と調べを進める中、姉妹が家出を決行し、さらに静香が再び搬送され…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:髙橋泉(過去作/警視庁アウトサイダー,PJ~航空救難団~)
演出:及川拓郎(過去作/ケイジとケンジ,刑事ゼロ,最後の鑑定人) 第1,2
   中前勇児(過去作/義母と娘のブルース,俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?)
音楽:江﨑文武(過去作/映画「#真相をお話しします」)
   信澤宣明(過去作/義母と娘のブルース,ハコヅメ)
主題歌:BILLY BOO「パラレルナイト」
GP:大江達樹(過去作/劇場版ドクターX FINAL,未解決の女 警視庁文書捜査3)
℃P:渡辺良介(過去作/TOKYO MER~走る緊急救命室~,マイファミリー?
※敬称略




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―――ここまで、ごあいさつ―――

テレビドラマでは、視聴者の涙を誘うために「子供(子役)」を登場させることがよくある。

このような手法は、物語を盛り上げるための定番の道具であり、全面的に否定する必要もないアイテムである。

しかし、本作の場合は、この「道具」に “安易に” 頼りすぎた結果、作品全体が《理屈よりも感情に流される雰囲気》になってしまった。

物語の展開や設定の雑な部分を、子供の存在による感動でごまかしているような印象を受けたのだ。

つまり、子役を用いてお涙頂戴を複数盛り込むことで、本作が描くべきことから “逃げた” のである。

視聴者の感情を揺さぶるエピソードを入れること自体は悪くない。

ただ、それによって物語の肝心な中身が薄くなってしまっては本末転倒である。


正義感を美しく描きすぎてお仕事ドラマの現実味がゼロに

劇中では、医療関係者のあり方を問いかけるような、強い印象を残すセリフが登場する。


遥「私たちは治療して終わりですか?
 それで
 本当に救ったって言えるんでしょうか?」

ただ治療を施すだけで、患者のその後の人生に踏み込まないのは本当の救済なのか、という問いかけである。

確かに、「ドラマのメッセージ」としては立派であり、人道的な正しさもある。

しかし、現実的に考えると、登場人物たちがプライベートの時間まで削って一人の患者に肩入れする姿には違和感しかない。

要するに、休日返上で複数の主要人物、しかも医師や公務員が同じ一市民の事案に関わり続けるのは、いくら熱意があっても不自然さが否めない

「正義感を美しく描こう」とするあまり、現実の仕事の境界線が曖昧になっているのだ。

これはさすがに、「お仕事ドラマ」として正しくない


ルールを無視して自分たちで解決?児童相談所に頼って!

冷静に考えれば分かることだが、本来であれば、今回で描かれた「事件」は医療従事者や救急救命士、そして警察官だけで解決すべき問題ではない

虐待が疑われる‘アザ’を発見、警察への通報もあったのなら、速やかに児童相談所へ連絡を入れるのが‘社会的なルール’である。

「専門の機関に任せるべき事案」であるにもかかわらず、主人公たちが自分たちの手だけで解決しようとするのは不自然極まりない。

結局、彼らは自分の本来の職務を超えた行動をとっており、法的な手続きや組織の役割分担が無視されている状況を「お仕事ドラマ」がやってしまったのだ。

「ドラマの劇的な展開を優先」するあまり、現実の社会システムに則っていない描写は、視聴者に疑問を抱かせる原因でしかない。


あれもこれも詰め込みすぎて感動が薄まっていませんか?

このドラマは、一つの放送枠の中にあまりにも多くの要素を詰め込みすぎている。

複数の問題が同時に発生するだけでなく、登場人物の過去のトラウマや因縁まで同時に描こうとしている。

結果として、視聴者の意識が分散してしまい、どのエピソードにも深く感情移入できなくなった

やはり、感動的な要素をただ積み重ねるだけでは、物語の質が向上するわけではないのだ。

「主軸となるテーマ」を一つに絞り、それを深く丁寧に描いたほうが、結果として大きな感動を生むはずである。


セリフでの説明ばかりで主役の活躍が全然見えてこない!

後半に進むにつれて、登場人物たちの行動や映像で見せる演出が減り、セリフによる説明ばかりが目立つようになる。

それはつまり、1時間に複数案件を盛り込んだことで、脚本として収集をつけるためには《セリフをてんこ盛りにするしか時間不足を回避する方法がなかった》からだ。

したがって、テーマや人物の心情を全て言葉(セリフ)で説明してしまったため、ドラマとしての余韻や深みが損なわれた。

さらに、一連の事件の解決プロセスにおいて、主人公自身が大きく貢献している実感が薄い

他のキャラクターや状況の変化によって事態が動いていくため、主人公がドタバタと走り回る必要性が感じられない

つまり、今回のエピソードに《主人公は必要ない》のである。

主人公が〈物語を引っ張る存在として機能していない〉ため、〈全体的に締まりのない印象〉/span>になってしまったのだ。


専門機関との連携やエピソードの整理で説得力のある展開へ

今後の展開をより説得力のあるものにするためには、まず現実の社会システムに即した描写を取り入れるべきである。

児童相談所などの専門機関と連携を取りながら、医療従事者としてできる限界と葛藤を描くことで、人間ドラマとしての深みが増す。

また、複数のエピソードを詰め込むのをやめ、一つの事件とその解決プロセスに焦点を絞る必要がある。

セリフで全てを説明しようとせず、登場人物の表情や沈黙、行動によって葛藤を表現する演出を増やすと良い。

主人公の具体的な行動が解決の決定打となるようなプロットに修正することで、主人公の存在意義がより明確になる。


あとがき

本作は、救命救急の現場における倫理的な葛藤や、命を救うことの真の意味を問う意欲的なテーマを掲げています。

しかし、視聴者の情緒に訴えかける演出(お涙頂戴)を優先するあまり、現実の職業倫理や社会的な役割分担との整合性が崩れてしまっている点が課題です。

個々のエピソードやセリフ自体には力があるものの、構成の詰め込みすぎによって、作品が持つ本来のメッセージ性が薄れてしまっています。

より整理された脚本と、キャラクターの専門性を尊重した役割描写を行うことでしか、社会派ドラマとしての完成度は高まることはないと断言できます。


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第77回第16週『新風吹くころ』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


直美(上坂樹里)たちと話して決心したりん(見上愛)は、院長の多田(筒井道隆)と話す。一方瑞穂屋では、シマケン(佐野晶哉)が美津(水野美紀)と卯三郎(坂東彌十郎)の話を聞いて…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4,8,11,12
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6,10
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,おむすび) 第5,9,13
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3,7,14,15
   内田貴史(過去作/ちむどんどん) 16
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




提灯記事とは裏腹に違和感が止まらない最新回の人物描写

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ネットニュース界隈では、先週末から異様なくらいに「提灯記事」が乱発されているが、私が本作に対して1ミリも期待していないことには変わりはない。
そんな思いで見始めた、ラッキーセブンが並ぶ「第77回」。

しかし、内容はアバンタイトル開始直後の34秒時点から「今回も違和感を駄々洩れします宣言」が発出される「アンラッキー展開」である。

そのアンラッキー展開を象徴するのが、院長の多田(筒井道隆)の次のセリフだ。


多田「まことに残念です」

この、多田院長が発した「残念です」という言葉も、本心から出たものか疑問が残る

これまでの展開を好意的な脳内補完フィルターを通さずに見て判断すれば、当然に《厄介な存在がいなくなって喜んでいる》ようにも受け取れるからである。

このように、登場人物のセリフの意図が掴みにくい点がこの作品の特徴と言える。


言葉の座りが悪い?ポエム風以外のセリフ回しに感じる違和感

ちなみに本作の脚本担当の吉澤智子氏は、「ポエム風のセリフの時だけ頑張る」傾向は強いが、それ以外の平場のセリフ回しは思い付きで済ませていることが多い。

今回では、玉田多江(生田絵梨花)の次のセリフに違和感、というか、とても「言葉選びの座りの悪さ」を感じた。


多江「私は ずっと辞めないから」

これ、フツーに考えれば、どうしても「ずっと」を使いたいなら「ずっとここで働くから」だろうし、「絶対辞めないから」が妥当では?

但し、この場面でギリギリで通用するのは、理屈よりも決意を表現する台詞として成立するからだ。

とは言え、日本語的に座りが悪いのは間違いないと思う。


積み重ね不足で説得力に欠ける新潟編の直前展開と人間関係

物語の展開自体は、「新潟編」が始まる直前週間ということで、ことのほか劇的な要素を含んでいるが、そこに至るまでの過程に無理がある。

先日の描写では、ダブル主人公の一人・大家直美(上坂樹里)が、かつての恩人である捨松(多部未華子)に、もう一人の主人公・一ノ瀬りん(見上愛)の処遇(収入減や就職先)の相談した結果として、今回の事態が起きたように見える

しかし、そもそも、直美と捨松が人生の重大局面を相談できるほど深い信頼関係を築いていたようには描かれていないのだ。

過去を思い返してみれば、就職活動での協力や学校での悩みの相談といった場面もあったが、それですら「関係性の親密さ」に関しては曖昧に表現されているだけである。

要するに、《積み重ねがない》ために、重大な決断を下す場面での《説得力が弱く》なっているのだ。


人物を道具扱い?人間関係を無視して都合よく進む物語の歪さ

前章で書いた《積み重ねがない》にも準ずる本作の欠点がもう一つある。

それが、《人物同士の結びつきが十分に描かれないまま事態が都合よく進んでいく》である。

これでは、特定の登場人物が単に《物語を進行させるための便利な道具》のように見えてしまう。

そう、前週で登場した捨松のように、わざわざ過去の関係者を頼る必然性が見出せないのだ。

例えば、捨松を登場させなくても、‘りん’や‘りん’の関係者が偶然に目にする「新聞広告や記事」を《物語を進行させるための便利な道具》にすることだってできる。

そう、都合よく「舎監募集の記事」を読ませればよいのだ。

もちろん、“ドラマ” であるなら、《人と人が心を通わせる過程を描くこと》こそが〈演劇的な作品の醍醐味〉であることは書くまでもない。


またこれ?「後出し」の連発で驚きが半減してしまう残念な手法

これまでの本作では、先に結果を見せてから過去の出来事を説明する手法が何度も用いられている。

この度の一連の「退職から新潟行き」についても、先に「新潟行き」ありきで、「退職」の順序になっている。

確かに、この「後出しジャンケン」的な構成は、本来なら驚きや新鮮さを生み出す効果的な「脚本の仕掛け」や「物語の見せ方」になるはずである。

しかし、本作ではあまりにも同じ手法が繰り返されている。

そのため、受け取る側がその展開に慣れてしまい、新鮮な驚きを覚えにくくなっている。

劇的な効果を狙った作劇が結果として逆効果になっているのだ。


関係性の描写が薄すぎて心に響かないエリート医師の温かい言葉

なかなか、中盤の展開に触れるまでに難題が山積で疲れる。

序盤で、帝都医大病院のドイツ留学経験ありのエリート医師で外科教授・今井益男(古川雄大)が、院長に退職を認められた‘りん’に、廊下で次のように声をかける場面がある。


今井「しかし 共に働いてきた者としては
 さみしいものだな」

これも、前前章、前章で書いた、《積み重ねがない》ために《説得力が弱く》なっている構造だ。

“連ドラ” であることを無視して、この場面だけ切り取れば、《今井が‘りん’を思いやっている》ようには見える。

しかし、フツーに考えて、今井は「共に働いてきた者」と呼べるほどの「同僚」には見えていないし。

そもそも、‘りん’と今井のツーショットですら、ほぼ印象にない

そのために、せっかくの温かい言葉も《形だけのもの》に聞こえてしまう。

「同じ職場で働いていた」という事実があるだけで、深い交流の印象は薄いのだ。

むしろ、今井を含めた全ての医師たちを合計しても、多田院長との関わりの方が印象に残るほどである。

そう、「多田が言うなら分かる」が「今井が言うのには首をかしげる」しかないのだ。


近所に住む設定なら自然なのに!都合よく現れるシマケンの怪しさ

諄いようだが、《積み重ねがない》ために《説得力が弱く》なっている構造は終盤にもあった。

見送りの場面に現れる‘シマケン’こと島田健次郎(佐野晶哉 ex.Aぇ! group)の行動にも同様の不自然さが残る。

確かに、‘りん’と‘シマケン’のやり取りは、これまで幾度も描かれてはいる。

しかし、これまでの交流も《物語の都合に合わせたもの》が多く、最近の出演には明確な理由が見当たらないのが事実なのでは?

もしも、シマケンが近所に住む人物という設定であれば、頻繁な登場も自然に受け入れられたはずである。

しかし、本作はそのような自然な配置を選択していない。

その結果として、シマケン行動がまるでストーカーのように見えてしまい、違和感を生んでいる。

もちろん、NHKの立場になれば、「集客力のある俳優と登場人物」としての役割は十分果たしてくれている…と、なるのだろうが。


基本を無視した構成のせいで完全に2回分を無駄にした物語の遅さ

まとめよう。

本作は、全体的な設定の組み立てが十分に機能していない。

そのため、場面が切り替わるたびに、不自然な点が目立ち、視聴者が戸惑う原因になっている。

《分かりやすい構成を作る》という基本が、疎かにされているのだ。

さらに、物語の進行速度にも問題があり、先週末に出発させることも可能だったはずである。

結果として、今週の前半の時間を有効に活用できていない印象を与えてしまった。

そう、完全に「2回分」を無駄に捨てた…のである。


日常の積み重ねがカギ!物語の魅力を高めるための自然な見せ方

この作品がより多くの人を引きつけるためには、とにかく、人物の交流を丁寧に描くことが求められる。

劇的な展開を急ぐのではなく、日常の小さな関わりを事前に積み重ねるべきである。

特に、主要な人物たちの信頼関係が深まる過程を明確に示す)ことで、行動の動機に納得感が生まれる。

また、「脚本の仕掛け」や「物語の見せ方」の手法を多様化し、意外性を効果的に使う工夫も有効である。

設定を自然なものに見せるための細やかな配慮が、作品の完成度を高める鍵となる。


あとがき

《積み重ねがない》ために《説得力が弱く》なっている構造の「逆」がありましたよ。

‘りん’が娘の環(英茉)の育児をまともにやってこなかったという《積み重ねが十分ある》ために、環が母親と遠く離れて暮らすことに1ミリもごねないし、ぐずらないのは《説得力が強く》感じました(笑)

もう終わったことですが、個人的には、‘りん’が患者・山本(本田大輔)の死に対して、真剣に向き合い苦悩する様子がないのが残念ですし、「それでいいの?」と思います。

例えば、‘りん’が山本の仏前なり墓前に手を合わせるくらいの謝罪や懺悔があって、新天地で心機一転やり直すのでないと、結局、「患者の死」の「りんの挫折」も、結局は《物語を進行させるための便利な道具》でしかないってことです。

おっと、今回で唯一よかった点は、息苦しいスタジオセットの撮影分に対して、屋外ロケのすがすがしいカットが見られたことです、以上。


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グッド・ドクター
グッドパートナー
グッドワイフ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
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刑事7人
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
  • 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
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[さ~し]
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
ザ・ロイヤルファミリ
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
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[た]
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
田鎖ブラザーズ
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
終のひと
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
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[は]
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ばけばけ
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
  • 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
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[や]
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
リブート
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか

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