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連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第16週『なつよ、恋の季節が来た』の 『第94回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


東洋動画では、なつ(広瀬すず)や麻子(貫地谷しほり)たちが原画を描いている。そこへ演出を担当する坂場(中川大志)が現れ、描き直しの指示をする。周囲は原画を描いた経験のない坂場の進め方に疑問を持つが、理屈を並べる坂場に、反論できずにいた。そんな中、なつは背景画を担当する陽平(犬飼貴丈)の所へいき、愚痴をこぼす。すると陽平は、なつの知らない坂場と天陽(吉沢亮)の意外な繋がりについて語り始めて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

木曜日になって、やっと「仕事をするなつ」が始まった!

さ~ぁてと。どうやら、アバンタイトルの1カット目の、久し振りになつが鉛筆で絵を描くと言う仕事をするカットに、ナレーションが…

N「なつたちの短編映画『ヘンゼルとグレーテル』の作画作業は
  大詰めを迎えていました」

…と、言ったから、大詰めなのだ。何せ、「短編映画作り」については、演出を担当する坂場(中川大志)が小難しい「映画論(演出論とは違う」と言うか、「今後のアニメーションはこうあるべき論」になつ(広瀬すず)や麻子(貫地谷しほり)たちが翻弄されている印象しかない。

その上、日曜日の設定だった前回も主人公は全く仕事をしなかったから、まず、やっと木曜日になって「仕事をするなつ」が始まったのは良いと思う。まっ、逆に月~水曜日は主人公にとって無駄話だったことが明らかになった訳だが…

アバンでの、麻子と坂場のやり取りは良かった

そして、アバンの 3カット目では、坂場が作画課に現れて、演出に悩む図。そして、麻子が反論する図。しかし、ここでの麻子と坂場のやり取りは良かった。

坂場「書き直してみて下さい」
麻子「そんな思い付きで言われたって困るのよ!」
坂場「思いつきではありません」
麻子「人の描いたものを見てから いつも 何か言うじゃないの!」
坂場「それは 何がダメかを思いついているだけです」

そう。久し振りに褒めよう。その理由は。まず、坂場には「絵は描けないが、アニメーションの知識は豊富」と言う基本設定がある。従って、坂場ほどのアニメーションへの強烈はイメージや概念や思想まで持ち合わせている演出家は、自分の思い通りに作品を仕上げたいと絶対に考えると思う。

絵が描けない坂場流演出術が、マシに分かり易く描かれた

しかし、坂場は「絵は描けない」のだ。坂場自身が「絵を描ける」設定なら、きっと自分で絵を描いて完成させるだろう。この類のアニメーション作家は多い。特に、最近はテクノロージーの進化で全部一人で出来てしまう。

でも、昭和30年代初頭に例え短編映画とは言え、劇場用の作品を一人で仕上げるのは無理。だから、絵を描けない坂場だから、人の描いた絵を見て、自分のイメージとの「差」や「違和感」を、絵を描ける人に伝えているのだ。

これ、久し振りにと言うか、恐らく初めて坂場の「(こっちは)演出論」が、(今までの分かり難さに比べて)かなりマシに描かれたと思う。

絵が描けない坂場流演出術を撮影出来ない演出家に例えると

読者さんから「坂場の言っていることが分からない」と度々コメントを頂くから、今回はマシなシーンだったので、このシーンを私なり解説してみようと思う。

私は演出家と「家」が付くほど偉くない、ただの映像ディレクターだ。しかし、お金を頂くほどの撮影技術がない。だから、映像製作の際の撮影は、プロのカメラマンに依頼する。そして、依頼する際に私の脳内にある抽象的なイメージを、「絵コンテ」と言う「絵」に具体化してカメラマンに提示する。

そして、実際の撮影現場に入る訳だが、撮影の際には「テスト」がある。そのテスト撮影の際に「絵コンテ」を基に、カメラマンからは「こう撮りますか?」があって、私は「いや、こんな風に撮って欲しい」の繰り返しをやる。この時の私の「こんな風に撮って」と思い付く発想が、正に今回の坂場が言った「何がダメかを思いついている」ってことだと思う。

絵が描けない坂場流演出術を、私のブログ投稿に例えると

もう一つ、例えてみる。もしかしたら、こっちの方が分かり易いかも(苦笑)。今、私は、『なつぞら』を見ながら、感想の下書きをしている。普通に見ている中で、「ん?」と違和感を覚えた場面を巻き戻してもう一度見る。そして、それを繰り返して「何がダメかが分かる」のだ。そして、私の求めている『なつぞら』との「差」や「違和感」を投稿している。

そう、自分で作った作品でないから、一度見るだけで分かるのだ。ダメな部分も良い部分も。これは全てのドラマに言える。だから、たまに「ダメ出しばかりするなら、見なきゃ良いのに」なんてコメントを頂くが、他人が作ったドラマを “取り敢えず一度見る” ことで、ドラマの良し悪しが分かるのだ。

従って駄作や愚作も観るから、良作や秀作が分かるとも言える。大きく話が脱線してしまったが、話を戻すと、今回の坂場と麻子のやり取りはマシだった。これまでも、この位に具体的な台詞のやり取りで描かれたら良かったと思う。

なつだけが坂場の演出術に共感するように描かれたのが残念

主題歌明けは、坂場の「人の描いたものを見てから、何がダメかを思いつく」と言う演出のやり方に閉口する麻子や下山(川島明)や茜(渡辺麻友)に混じって、なぜか、なつだけは坂場の演出のやり方に共感する部分があるように描かれた。これが残念だった。

だって、これまでも何度も書いているように、なつは基本的に演出論についてはおバカさんで、坂場の理論に付いて行くしかないようにしか見えなかったし、更に先日のプロポーズもあったから、今回の坂場の演出技法に対しても、特に何の考えもなく妄信的に賛成しているようにしか見えなかった。

だから、何度も書いて来たのだ。なつに「私に分かるように、もっと簡単に説明してよ!」と坂場と議論を交わせば良かったと。そうすれば、自然となつも “なつなりに” 短編映画に真剣に向き合っているように見えたのだ。

廊下で木の怪物が歩く様をシミュレーションした、なつが良かった

3分過ぎに、坂場がなつの描いた「歩く木の怪物」の原画にダメ出しするシーンも良かった。前述の坂場らしい演出技法と、おバカな原画作家のなつの、布不毛な対決。お蔭で、なつの “おバカ” が際立った。そして、階段落ちに続くようなシーンで、廊下で木の怪物が歩く様をシミュレーションし始めたなつ。

そう、こう言うなつが必要なのだ。おバカだけど負けず嫌いだから、とにかくやってみると言うなつ。完全に放送開始前や幼少期や学生時代の主人公とは “別人” になっていると言う、脚本家の根本的な問題はあるが、もう「新宿編」「アニメーション編」のなつは、そう言う人に描き続けてしまっているから、受け入れるしかない。

机に向かって考えるなつより、馬や木の怪物や老婆や魔女を描くために、それこそ仮装までしてシミュレーションするなつを、月~水曜日まで日替わりで描いても良い位だ。その位やらないと、なつが仕事をしているようには見えないのだから。

背景担当の陽平に、原画担当のなつが相談したのも良かった

5分過ぎには、久し振りに陽平(犬飼貴丈)が登場。なつが、美術課所属の背景美術担当である陽平のもとへ相談にやって来た。ここの陽平となつのやり取りも良かったと思う。

なつ「自分が描かないから 描く人の苦労は考えないんでしょうか」
陽平「そうじゃないと思うよ。
   人に苦労をかけてる分 あれは 相当勉強していると思うよ」
なつ「絵をですか?」
陽平「絵だけじゃないと思うけど」

このやり取りの中でも「絵が描けないから…」と言ったり、陽平が話をした「坂場が天陽の描いた絵に感動した」のを聞いて坂場を見直したりと言う、単純でおバカななつが描かれた。私は、これはこれで良いと思う。

「単純でおバカだけど負けず嫌いで何度もトライするなつ」で良い

前述の通り、これまでの描写とは矛盾だらけだが、東洋動画の連中から異常な程の “なつアゲ” によって創られた「何だか分からないけど、アニメーションの才能があるヒロイン」よりも、「単純でおバカだけど、負けず嫌いで何度もトライしてみるヒロイン」の方が魅力的だし、応援もしたくなる。

そして、成長する可能性も描くことが可能になる。だから私もこれまでのなつを忘れるから、脚本家もこのまま「単純でおバカだけど、負けず嫌いで何度もトライしてみるなつ」でゴールまで完走した方が良いのではないだろうか。

更に言えば、スケジュールの都合などあるとは思うが、あちこちに神出鬼没なのも朝ドラヒロインの特権なのだから、もっと今回のような尊敬する仲(井浦新)や井戸原(小手伸也)、なつの目標である麻子が「一対一」で、おバカななつを諭すシーンがあったら良かったと思う。

脇役の恋バナをサブタイトルにするのは、視聴者を馬鹿にし過ぎ!

本作には珍しく、7分間も「マシ」なシーンが続いたから、おでん屋「風車」から始まった脇役の恋バナが、如何に無駄話であることが明らかになってしまった。

そして、今回の柴田家のやり取りを見て、更になつと坂場の恋バナが進展していないこと、今週の残りが 2回しか無いことを考えると、今週のサブタイトル『なつよ、恋の季節が来た』は、なつでなく夕見子の恋バナのことを言っただけの可能性が出て来た。

流石に、脇役の恋バナをサブタイトルにするのは、あざといを超えて、視聴者を馬鹿にし過ぎだ。ホント、この脚本家はおかしいと思う。

あとがき

今回の前半は良かった…おっと間違えました。かなりマシでした。そして後半は、夕見子の恋バナが如何に無駄話かが露呈しただけでした。どうして、主人公だけ描かないのでしょう? 今回だけを見れば、主人公のアニメーション作りだけを、出演者総動員で描けば、ギリギリ軌道修正出来そうなのに。

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拍手[15回]

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第16週『なつよ、恋の季節が来た』の 『第93回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


日曜日、雪次郎(山田裕貴)の住む安アパートを訪ねたなつ(広瀬すず)と夕見子(福地桃子)は、3人で映画を見に行くことに。映画を鑑賞した帰り道、なつは久しぶりに川村屋に立ち寄る。川村屋では光子(比嘉愛未)が出迎え、なつは光子に咲太郎(岡田将生)の近況を報告。咲太郎が新しい会社を始めた背景に、なつの存在があると光子は3人に話す。すると突然、あることを相談したいと夕見子は光子に話しを持ちかけ…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

夕見子が上京してから、まともに働いているなつが映らない

う~ん。ほぼ、なつ(広瀬すず)が仕事をしている、それも抜擢された仕事をして、生みの苦しみを味わっているなんて様子は全く感じないし、そもそもそのように描かれていないのに、アバンタイトルで劇中の時計が日曜日になった。

昭和30年代初頭なのに「働き方改革」を推進する東洋動画社であるのは、これまでで十分承知しているが、夕見子(福地桃子)が上京してから、まともに働いているなつが映らない。流石に酷過ぎる…

無駄話でも、面白いとか、楽しい気分になれば良いのだが…

そして、主題明けは当然のことながら、仕事の話でない。確かに、今週のサブタイトルが『なつよ、恋の季節が来た』だから、仕事なんて描くつもりは、更々ないのだろう。だとしても、もう少し面白くとか、見ていて楽しい気分になるとか、その位のことは出来ないのか!

雪次郎(山田裕貴)の住む安アパートのくだりも、映画館のくだりも、全く笑えない。川村屋でのやりとりも、特にあんな辞め方をして平然と川村屋にやって来る雪次郎は、なつ同様に神経が図太いのか感覚が鈍いのか、他人を不愉快にさせる才能があるのか知らないが、ちっとも楽しくない。

それに今週は月曜日から結構な尺を割いて、脇役の夕見子の紹介をやり続けているが、正直言って夕見子の人生になんて興味はないのだ。その上、脇役の脇役であるウエイトレス・佐知子(水谷果穂)の結婚話なんて、もっと興味がない。

小理屈で考えを押し付ける夕見子を前面に出さない方が良い

それにしても、物事を理屈で考える癖も能力もないなつが主人公のドラマで、ここまで理屈っぽくて自分の考えを押し付ける夕見子を前面に出すのは、得策でない。だって、多くの視聴者は北海道時代の夕見子への愛着は既に失っているはずだから、「夕見ちゃんらしいね」なんて、呑気に見てはいないし…

なつのおバカさが際立っちゃうだけ。だから、これ以上夕見子の出番を増やすべきでない。なのに、今週は出続けるだろう。と言うことは、なつの「短編映画作り」はちょっとしか描かれないと言うことだ。一体、本作は何を描こうとしているのか?

脚本家が、なつと夕見子を「家族」と表現してしまった!

やっと川村屋の無駄話が終わったら、今度は「風車」。咲太郎(岡田将生)がいるから、ろくな内容ではないことは容易に想像は付くが、まさか、あらすじに名前すら登場しない亜矢美(山口智子)から、こんな台詞が飛び出したのには驚いた。

亜矢美「なっちゃんが あの子の友達っていうんなら
    もう 今は ほっとけ ほっとけって 言うとこだけどさ…
    ね。家族じゃな…」

驚愕だ。この脚本家は、なつと夕見子を「家族」と表現してしまった。確かに分かる。ドラマとして柴田家となつを「家族」にして、のちのちまとめようとしているのは。しかし、よっぽど好意的に視聴していなければ、なつと柴田家は「他人」にしか見えていない。 まあギリギリ “家族のように” 振舞ってはいたが、やはり「他人」だ。

夕見子が家族なら、千遥が他人になるのに気付かないのか!?

ここの表現は分かり難いと思うが。私は、こう思うのだ。柴田家にとって、最後の最後まで、なつが「他人」だったから “家族のように” 見えたのだ…と。だから「家族」ではない。なのに、脚本家も演出家も「家族」とした。

だから、脚本家と演出家の言う通りに、現状のなつと夕見子を「家族」とするなら、なつの、本当の「家族」であるはずの妹の千遥(清原果耶)への態度は「他人」へのものだったと言わざるを得ない。だって、なつは相手が「家族」だったら、ここまで悩み心配するのだから。この支離滅裂さに脚本家と演出家も気付いていないと思う…

あとがき

今のところ、月曜日から水曜日までは見なくても全く影響のない無駄話ですね。まさか、『なつよ、恋の季節が来た』とは言え、ここまで仕事をするなつを描かないのは酷過ぎます。きっと、今週は総集編なら全カットかも知れません。まっ、本作の総集編なんて見ませんが…

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拍手[37回]

TWO WEEKS

関西テレビ制作・フジテレビ系・『TWO WEEKS』公式
第1話/初回15分拡大版『初めて父性に目覚めた男の逃亡劇! 娘の命救えるか』の感想。
なお、原作の、「TWO WEEKS」(韓国ドラマ)は未見。



人生に希望を持たずに生きていた質店勤務の結城(三浦春馬)は、突然現れた元恋人のすみれ(比嘉愛未)から、結城との間に白血病の8歳の娘・はな(稲垣来泉)がいると告げられる。戸惑いながら骨髄移植手術のドナー検査を受けた結城は、はなと遭遇。父親としていとおしさを覚えた結城は幸運にもドナーに適合し、自分が生きる意味を見いだす。一方、東京地検の検事・楓(芳根京子)は、父親を死に追いやった8年前の事件の黒幕を協力者と探っていた。すると、協力者が殺され、現場にいた結城が逮捕されてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:<「TWO WEEKS」(韓国ドラマ)
脚本:山浦雅大(過去作/Missデビル 人事の悪魔・椿眞子、家政夫のミタゾノ3)
演出:本橋圭太(過去作/緊急取調室1,2,3) 1
   木内健人(過去作/戦う!書店ガール)
音楽:村秀彬(過去作/私のおじさん~WATAOJI~、絶対正義)
主題歌:三浦春馬 「Fight for your heart」(A-Sketch)
オープニングテーマ:04 Limited Sazabys 「Montage」(日本コロムビア)

タイトルからして、最終回だけ見れば良いドラマになり易いから…

そもそも、いつも通りに番組の事前情報を最小限に食い止めようと頑張っても、『TWO WEEKS』と言うタイトルから、内容はどうであれ結末は「2週間後」でしかないのは分かる。従って、余程 2週間の過程へ興味がなければ、いや、興味を持たせられなければ、最終回だけ見れば満足となる作品だ。

絶妙なキャスティングで、韓国ドラマ臭さや既視感を吹っ飛ばした!

だから、放送しているフジテレビはともかく、この製作をしている関テレは、「また、韓国ドラマの焼き直し?」と言われる覚悟で、この原作を選んだに違いない。なぜなら、関テレはこの放送枠の大きな特徴である、キャスティングの絶妙さで、あるものを乗り越える自信があったように見えたから。

それが、病気、子供、そして人生に希望を持たずに生きていた主人公等々、不幸や弱者や敗者を並べて、安直に感動とお涙頂戴を創り出す、韓国ドラマらしいドラマ作りだ。関テレは絶妙なキャスティングで、それに対抗したのだ。

もちろん、普通なら俳優を入れ替えただけなら、「関テレも能がない」と言われてしまう。しかし、やはり、本作はキャスティングが絶妙なのだ。メインの俳優たちも子役も、役になり切った “演技” と “佇まい” で、韓国ドラマ臭さや類似作品との既視感を吹っ飛ばした。

テンポの良さが原作通りなら、容易に飽きることは無さそうだ

しかし、俳優で韓国ドラマ臭さを払拭して、設定を和風に仕上げただけで、ドラマが面白くなるほど世の中は甘くない。でも、絶妙な配役以外に本作の今後に期待できそうな点が、もう一つあった。それが、物語のテンポの良さだ。

私は原作未観賞だから、冒頭で早速他人となった元夫に平気でドナー提供者を頼のむ女が登場して驚いた。前期の漫画原作のドラマ『パーフェクト・ワールド』が正に悪例だが、日本製ドラマなら元妻が元夫に依頼するまでの過程で、初期設定の説明やらを引っ張っりつつ、子役で泣かせて 1話を割きそうなところを、僅か 14分だ。

このテンポの良さが原作通りなら、それだけで容易に飽きることは無さそう…と思えたのだ。だって、原作通りでなかったら、脚本家はともかく。演出家が交代したら保険がなくなるわけだから…

三浦春馬さんの存在感と演技力が、抜群に光り輝いていた!

久し振りに連ドラで見た三浦春馬さんは、期待以上に良い俳優さんになったし、比嘉愛未さんは医療関係者以外の役で新鮮だった。また、子役の稲垣来泉さんの所属事務所の演技のお勉強臭さを感じさせない自然な演技も見応えがあったし、芳根京子さんは滑舌の良さが活かされる若き検事役も違和感がなかった。

第2話も、この路線を保ってくれれば、更に安心感が高まると思う。

あとがき

今期、私が観ようとしていた17作品(内、既に 3作品離脱している)の連ドラは、小説と漫画が原作の連ドラが 10作品、韓国ドラマ原作が 3作品、オリジナル脚本が 4作品、更に言えば朝ドラを 3作も担当したベテラン脚本家のオリジナル脚本ですら深夜ドラマに追いやられると言う、オリジナルドラマを期待する私にとっては異常事態。

そんな中で、常に個性的で好みが完全に分かれる個性的なドラマを放送し続ける、関テレ製作・フジテレビ系「火曜21時枠」は、私にとって最後の砦みたいなものです。

ただ、この放送枠で2018年4月期に放送された、オナジク韓国ドラマ原作の『シグナル 長期未解決事件捜査班』が、結果的に一度も視聴率が2桁にならなかったことを考えると、不安しかありませんでしたから、期待度も「星 1つ」にしていました。やはり、ドラマは番宣や事前情報で判断せずに、実際に観てみないと分かりませんね。

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拍手[18回]

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第16週『なつよ、恋の季節が来た』の 『第92回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


なつ(広瀬すず)が会社から帰ると、風車で働き始めた夕見子(福地桃子)から、カウンターに座っている泰樹に似た風貌の男性を紹介される。彼こそが夕見子と東京にやってきた高山(須藤蓮)だった。なつ達は高山と会話をしようと試みるが警戒心が強く、打ち解けられない。翌朝、東洋動画に出社したなつは、下山(川島明)が原画を手伝うと聞かされる。下山は、仲(井浦新)と坂場(中川大志)の対立が原因だと言い…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

脇役のエピソードなんて、面白いか以前にほぼ興味も関心もない

連休明けで、通常モードに入って主人公の「短編映画作り」をしっかりと描くべきなのに、アバンタイトルから、よくぞここまで面白くない話を垂れ流せるものだ。「カウンターに座っている泰樹に似た風貌の男性」で日本中の何人が面白いと思うのだろうか。

いや、作り手たちは思っているのだ。テレビの前で大爆笑だと。だから、朝から頭が痛い。作り手たちの安易な考え方は、もっとイタイ。それで主演女優の演技が下手だから、すぐに脇役を狭い所に集めて目立たなくさせようとする。それがまた逆効果で、脇役を演じる俳優たちの方が気合いが入っているから、余計に下手が目立つ。

でも、脇役の演者たちには申し訳ないが、主人公のエピソードが全く面白くない現時点では、脇役のエピソードなんて、面白いかどうか以前の問題で、ほぼ興味も関心もないのだ。そんなものを、アバンで1分25秒近く、主題歌明けも更に続けて、結局は 5:25まで放送して平気なのだから、困ったとしか言いようがない。

何故、仲が喋っている最中に突然部屋も外も暗くなったの?

で、やっと 6分過ぎに始まった「短編映画作り」の話。先述の夕見子(福地桃子)の駆け落ち相手・高山(須藤蓮)が、なつ(広瀬すず)と議論(と言えるレベルでないが)していた「創作物への考え方の違い」と関連付けた(つもり)の、例の仲(井浦新)と坂場(中川大志)の「アニメーションへの考え方の違い」に於ける対立のお話だ。

こちらが一生懸命に、仲と坂場の会話を理解しようとしているのに、仲が喋っている最中に突然暗転のように画面が暗くなり、仲が部屋の照明を点けた。あれ何だったの? 議論が白熱して夕日が差し込む時間帯から過ぎちゃったのなら、そう言う風に描いて貰わないと困る。

「秋の日は釣瓶落とし」と言うが、それにしても暗くなるのが短時間過ぎるように思うが。

坂場の意見が難し過ぎるから、おバカななつを利用すべき!

何故困るのかって。だって、坂場の言い分がたいへん分かり難いからだ。坂場に、東大卒で哲学専攻の論理派で、アニメーションの知識は豊富で気難しいと言う設定があるし、モデルの存在もあるから、やっていることは間違っていない。

しかし、アニメーションの存在意義のような深い部分まで掘り下げてしまうと、議論が専門的になり過ぎて、分かり難くなり、結果的に面白味を感じなくなる。映像制作を生業にしている私でも…だ。だから、先日も書いたのだ。おバカな設定のなつを、この議論に加えろと。

そして、なつに「言ってる意味が分かんな~い」と連呼させて、坂場に加えて仲と下山(川島明)が咀嚼して、なつと同時に視聴者に分かり易く伝えるだけで良いのだ。そうすれば、なつが少しずつ “お利口さん” になって行くようにも見える出ないか。

今描いている「新しいものを創る」は"未来"のために重要案件

それをやらないで、議論のシーンの直後に、下山がなつたちを説得するシーンを直結、その上に坂場となつが中庭で直接対決するシーンを直結するから、「なつって、下山の言っていることすら理解していないよね」とか「なつって、マジに感情的なおバカさん」としか見えない。

なつと坂場の 2ショットで視聴率稼ぎをしたいのか知らないが、この 2人の直接対決は不毛な議論であるのは明らかなのだ。なつは、そう言う人間だから。でも、ここで描かれている「新しいものを創る」と言う部分は、本作の “未来” を描く上で、視聴者にしっかりと理解させるべき重要案件だと思う。

「全員で喧々囂々徹底的に議論し合う」様な昭和な世界が必要

だから、平成だか令和だか知らないが、今風の「一対一」でなく、「全員で喧々囂々徹底的に議論し合う」ような昭和な世界が必要なのだ。だから、恐らく なつと同じに “分かっていない” であろう茜(渡辺麻友)や桃代(伊原六花)も参加させて、みんなで「言ってる意味が分かんな~い」とやれば良いのだ。

ただ、その場に神地(染谷将太)が相応しくないとは言っておく。「私は絵を描きたいだけ」と参加させないだけで済むはずだ。

"なつアゲ" で、「なつの熱意が本物」と言っても説得力がない!

なのに、13分過ぎに麻子(貫地谷しほり)が、こんなことを言い出した。

麻子「坂場さんと奥原さんの熱意は本物です」

坂場の熱意が本物なのは分かる。しかし、坂場の言っていることを理解しているようにはどうしても見えないなつの熱意が本物だと言う麻子の根拠がない。きっと仲も麻子の根拠が見えないから、こう言ったのだ。いや、脚本家は、そう言わせるしかなかったのだ。

仲「君が そこまで思うなんて…」

これ、仲自身は、なつの熱意が本物だと思っていないけど、信頼する麻子が言うなら…と、自分を納得させているのだ。麻子は、なつの才能を最初に見つけたのは仲である…と言うようなことも言ってはいたが、それなら「君も」と言わせるべきだし、映像的にそれはだいぶ前のことで、最近は殆どなつと仲が一緒にいる場面はない。

こう言う展開にするなら、やはり、「全員で喧々囂々徹底的に議論し合う」ような昭和な世界を丁寧に描くべきだったとしか言いようがない。いや、今からでもやるべきだ。脇役の無駄話に尺を割くなら…

あとがき

なつを「アニメーションへの考え方の違い」の議論の蚊帳の外に置いておきながら、麻子と仲のこれ見よがしの “なつアゲ” で、議論の中心に持って来ちゃいましたね。あまりにも、強引過ぎる展開に呆れました。とにかく、なつにも、ちゃんと「アニメーションへの考え方の違い」の議論に参加させるべきだと思います。

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監察医 朝顔

フジテレビ系・月9『監察医 朝顔』公式
第2話/15分拡大版『夏に凍死!?謎の身元不明遺体の最期は…』の感想。
なお、原作の漫画、<原作・香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)は未読既読。



医学部生の光子(志田未来)が法医学教室でアルバイトを始める中、身元不明の男性遺体の解剖が行われ、凍死と分かる。男性は夏の日の当たる路地裏で見つかっており、理由が気になる朝顔(上野樹里)は現場を調べる。やがて平(時任三郎)らの捜査で遺体が課長(川瀬陽太)と呼ばれるホームレスだと判明。課長は周囲ともめていた。一方、桑原(風間俊介)は朝顔に求婚するが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:原作・香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ(過去作/相棒シリーズ、フルーツ宅配便) 第1,2
演出:平野眞(過去作/Chef~三ツ星の給食~、黄昏流星群) 第1,2
   澤田鎌作(過去作/CHANGE、不毛地帯、セシルのもくろみ)
音楽:得田真裕(過去作/家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド)

ビールを注ぐカットでの"回想シーンの入れ方#のセンスがイマイチだった…

16分頃の、現在から回想シーンに映る場面、ああ言うところで演出家のセンスが分かる。それこそ、平(時任三郎)がビールをグラスに注いで、そのビールが増えて行くグラスのアップを亡くなった妻・里子(石田ひかり)が注いでいるグラスに、そう、グラスからグラスにオーバーラップしたら良かったのに。

それを平が注ぎビールが増えて行くグラスに、これからビールを注ぐ里子をオーバーラップするから分かり難くなる。分かるけど、分かり難くなる。ほんのちょっとの違いだが、私は引っ掛かる。

言ってみれば、演出や編集って違和感の感じさせ方が勝負だから、ここは「しっかりと回想になった」と印象付ける違和感を与えるべきだから、自然に変化しないと。回想シーンを入れるのと、タイムスリップするのは違うのだから。

前半 24分間の 1/3しか事件の話が無い…

で、アルバイトの光子(志田未来)と光子によるレギュラー陣の紹介が終わったのが 6分頃、今回の事件の司法解剖と捜査のくだりが中断したのが 15分頃で、その後はプロポーズと夕食のシーンで、主人公の朝顔(上野樹里)が出勤して事件の話が再スタートしたのが24分。

要は、事件の話なんて24分中の8分、そう 1/3しか描いていない。確かに、まだ第2話で登場人物の設定紹介も入れたいだろうが、ドラマのタイトルが『監察医』となっているのに、監察医の主人公が映る場面が少な過ぎると思う。

前半の 25分で 2度も回想シーンを使うのは正直つまらない

そして、やっと朝顔が出勤したら、興雲大学法医学教室の主任教授で法医学の権威・夏目茶子(山口智子)に、止められていた事件現場に行って得た様子を回想シーンを交えながら伝えるシーン。こう言うのもドラマでは良くある手法だが、もうドラマ的に 25分も過ぎているのに、ドラマ上で肝心な場面が 2度も回想シーンだと正直つまらない。

回想シーンは、絶対に回想でなければ描けないシーンだけに使うべき。その意味では、最初の「亡き妻との思い出」は監察医に無関係だが、まだ許容範囲。もう、あとは事件の真相解明以外に回想は使うな…と思いつつ観ていた…

その後は、刑事たちの地道な聞き込みでも判明するような「被害者がフグ料理を食べていた」ことが、法医学教室で判明。こう言うのも、先の朝顔が夏目に情報を伝えるシーンの前に入れれば、法医学室のお手柄に見えるのに、刑事の聞き込みのシーン中に、割り込んで入れるから、法医学教室の能力を疑いたくなってしまう。

最後まで観ても、一体何を描きたいのか分からず終了…

結局、最後まで観ても、「法医学教室に勤める新米法医学者と刑事である父親がバディを組んで、遺体の死因究明に挑むヒューマンドラマ」には見えなかった。

  「刑事と協力しながら死因究明の監察医ドラマ」なのか、
  「法医学教室と協力しながら事件を解決する刑事ドラマ」なのか、
  「父と娘のホームドラマ」なのか、
  「東日本大震災に区切りを付けられない人間ドラマ」なのか。

その上、主人公の恋バナも加えた上に、変わり者の教授の本編に無関係な出番や、今どきなのかそうでないのか分かり難い新人バイトまで盛り込んで、一体何を描きたいのだろう?

「朝顔が監察医を目指した理由」が描かれたのは良かったが…

恐らく、そう↑感じてしまうのは、主人公の朝顔に “これと言った特徴が無い” からだ。上野樹里さんが演じているから “何となく個性的な人物” のはずだ…と脳内補強しているだけで、実際は実に “普通” だ。

前回で描かれた「震災でのPTSD」と「母との記憶」と言う部分は、確かに主人公の設定としては大きな特徴だが、それがいつも表面化されて描かれている訳でないから、日常的な朝顔の特徴にはなり難い。もっと、単独行動をして刑事たちをかく乱する位なら特徴と言えるが、そこまででもない。

朝顔が新人監察医で秀でる能力でドラマをけん引しないのなら、やはり前回の感想で書いた通り、直ちに「なぜ朝顔が監察医を目指したのか?」を明瞭に描くべきなのです。そして、今回の終盤で、ついにそれがしっかりと描かれた。お蔭で普通の主人公に、やっと “これと言った特徴が無い” の汚名返上にはなった。なったにはなったが…(あとがきに続く)

あとがき

今回で褒めるべきは、朝顔が監察医を目指した理由を、引っ張らずに第2話と言う初期に描いたことです。しかし、その反面、第1話よりも「東日本大震災」のエピソードが盛り込まれてしまいました。私は個人的には、出来るだけ震災のことは描かないで欲しいです。

ドラマが重くなり過ぎるとか、話がごちゃごちゃするとか、理由はいろいろありますが、やはり、「震災で大切な人を失い、その死と悲しみを背負って生きていく登場人物を描くドラマ」なら、もっと脚本家も演出家も、登場人物の心理描写に注力すべきです。

今の状態は、ただ「震災で大切な人を失い、その死と悲しみを背負って生きていく登場人物を描くドラマ」で客寄せして、あらすじを追うのが精一杯にしか見えません。敢えて言うなら、作品に最も寄り添っているのは、主題歌の折坂悠太さんが歌う『朝顔』だと思います。

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