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映画『告白』を本日、TOHOシネマズデーにて鑑賞。千円とは言え、午前中で50名程、半分以上は2~30代の女性グループ。

採点は、★☆☆☆☆(5点満点で1点)。100点満点なら15点。最後まで演じ切った俳優陣たちには4点以上付けたいですが、脚本、演出、宣伝で各マイナス1点です。

ざっくりストーリー
とある中学校の教師が終業式のホームルームで妙な告白を始める。どうやら数か月前に事故死した我が娘は、実はこのクラスの生徒に殺されたと言う。そんなこと一向に信じずに、ワイワイガヤガヤな生徒たち。しかし、ある衝撃的な事実を告げられ、教室中が凍りつく・・・

長い、くどい、えげつない、台詞ばかりの古臭い映画
当初は観る気は全く無かったが、映画評論家を始め、ブロガーたちのあまりの高評価に「一応観てみるか」って気分で足を運んだ。非難覚悟で言えば、「長い、くどい、えげつない、台詞ばかりの古臭い映画」。こう言う映画を高評価するのが、映画通らしいと言うことなら、世の中も変わったものだと思う。

今回も相当辛口の感想なので、松たか子さんや中島哲也のファンの方や異論のある方は読まない方が良いです。「意見には個人差があるから」と寛大なお心の方のみ、採点の理由も含めて詳しい話はネタバレがあるので、右下からどうぞ。

↓↓↓↓↓↓↓ここからネタバレあります↓↓↓↓↓↓↓





説明台詞ばかりで、まるで朗読劇
冒頭からセリフの応酬。それも平凡なカット割りで、まるで朗読劇。折角の松たか子さんの演技力が台無し。予告編での狂気に満ちた冷酷な表情を見て、かなり期待していたのだが、裏切られた。私は、松たか子さんと木村佳乃さんが入れ替わって演じても、さほど仕上がりは変わらなかったと思う演出にも疑問を感じた。

長いし、くどいし、古臭い
時計を逆回しにしたり、時間軸を入れ替えたり、それらがさも効果的なシーンのカットバックのように見せようとしているが、単に似たような台詞回しや映像が幾度も使い回しにしか見えなかった。スローモーションや音楽の使い方、青いトーンの映像も古臭い。30年位前の自主製作映画レベル。私は観終わって、ATG(日本アート・シアター・ギルド)映画を思い出した。もちろん本家ATG作品は、もっと実験的で芸術的だったが。

これから原作を読んでみようと思う
より哲学的な要素やシュールな映像美なら良かったが、それならばテーマをもっと深く掘り下げた脚本でなければ厳しいだろう。何となく、全体が中途半端な印象なのは、たぶん(私は読んでいない)原作のテーマと、脚本と映像から受けるテーマの違いかもしれない。帰路に原作本を買ってきたので、これから読んでみようと思う。

そもそも映像化する必要があるのか
俳優陣の演技力も、監督の演出力、博報堂の広告力も低くない。むしろ、この難しい作品をよくここまで仕上げた高さに感心する。しかし、あのピンク色の広告、松たか子さんの能面のようなアップの予告編、子供が子供を殺すと言うテーマなど、すべてが売らんとする広告戦略の下で、あえて原作を映画化してまで描くべきテーマなのかと思う。"戦う女"にしろ、"正義と悪"、"いのちの尊さ"を描くなら他の描き方も、他の監督でも良かったと思う。

殺人シーンを平然と描く、えげつない企画意図
客席の多くが、スプラッター・ムービーやサイコパス映画で無い本作で、中学生が幼い女の子をプールに投げ込むシーンや、子が親を殺し、中学生が同級生を切り刻む映像を、誰一人「ギャー」とも言わず繰り返し普通に観て、「なんか考えさせられる映画だったね」と言わせるこの映画の存在、そしてこれを高評価する映画評論家の存在の方が、私には明らかに恐ろしい。

こんな方におススメ
松たか子さんのファンは楽しめるはず。映画『下妻物語』で中島哲也監督のファンになった人は久し振りに楽しめるかも。子役が好きな人も楽しめる。北原美月役の橋本愛さんを始め物おじしない演技力を見せる若い俳優さんを見るのは悪くない。と言うかここが楽しめないと、帰り道はどん曇りな気持ちを引きずるはず。

本作を"異色作"とか"衝撃的"とか"斬新的"と思う方に反論はありませんし、私が過剰反応しているだけかもしれません。ただ、"人の心の闇=悪"を理解してこそ知的で映画通でインテリって事を、中途半端な結論しか導いていない本作で言わんとする制作意図は馴染めませんでした。やはり、もっと正義を描いて欲しかった。「な~んてね」

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告白 (単行本) 湊 かなえ (著)
コミック版 告白 (単行本(ソフトカバー)) 木村 まるみ (著), 湊 かなえ (著)
告白 オリジナル・サウンドトラック
下妻物語【Blu-ray】 出演: 深田恭子, 土屋アンナ 監督: 中島哲也

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  • はじめまして
ゴーダイ 2010/06/16(Wed)16:39:43 編集
この記事すべてに同意します。ひどい映画でしたよ。あんな悪趣味な映画を見て絶賛する、現代の感覚の方がちょっと恐ろしいのかもしれません。
とうとう同意見の方がいた!っと嬉しいです。

実はかつてみっきーさんの『アバター』の記事もこっそりよんで同意していたことをここに告白します。
  • Re:はじめまして
みっきー 2010/06/16 16:47
☆ゴーダイさん
コメントありがとうございます。

「アバター」の件の“告白”ありがとうございます(笑)

ゴーダイさんのおっしゃる「悪趣味な」と言うのはピッタリだと思います。高評価をされている皆さんの気持ちは理解できます。ただ、その裏の製作者たちの高笑いが見えちゃうんですよ。だから悪趣味だと思います。

「アバター」「シャッター アイランド」と、世間と異論を唱えるとコテンパンにされた経験上、今回はひっそり公開していましたが、やはり同じ考えの方を見つけると勇気が出ます。ありがとうございました。
  • 無題
麦茶 2010/07/07(Wed)20:51:27 編集
私はこの作品はとても楽しめました。☆四つでした。
なのでDの感想にも納得できないところもありますが、以下素人意見なので鼻で笑ってください(笑)

中学生の殺人というシーンをさらっと描いている作品ですが、恐らく10年前ならもっと重く描いてたのかなと。つまり今日の少年犯罪、親殺し子殺しという(ありえないことに)日常化してしまった事実をあの演出で描いたのかなと思います。
「目立ちたいから」「優越感が欲しいから」「ムカついたから」という極々日常的な感情からいとも簡単に人を殺す。そんな冷たさが滲み出ていたかなと。今のどこかおかしい子供たちをリアルに描けてましたね。

もちろん疑問点もありました。
例えば最後の最後、「なーんてね。」という完全には復讐(悪?)に徹し切れなかった先生の台詞を活かしたいなら、所々見せていた脆さの切れ端は最後まで見せないほうがよかったかなと思いました。
無駄なカットもありましたね。(少なくとも自分には)意味合いが理解できない、残した理由が分からないシーンが。
あと、ちょいちょいあった『告白 ○○(人名)』という演出は全く活きてなかったですね(笑)

「本気の大人」と「もう自分は立派な大人だと思い込んでいるお子様」はこうも差があるかと、先生の復讐の様を見て痛快に思いニヤニヤした自分もどこかおかしい現代人なのかもしれませんね。

長文失礼しました。Dの映画批評、いつも楽しく見ています。
  • Re:無題
みっきー 2010/07/07 21:22
☆麦茶さん
コメントありがとうございます。

楽しめて良かったですね。たぶん、多くの方が「面白かった」とおっしゃってるので、いつもの通り私が偏屈なだけだと思うんですけど(笑)

私が一番気になったのは、実は作品の細かい所よりも、作り手の"商魂"みたいな部分なんですよね。ですから、「傑作!」と評する人たちの価値観がわからない訳でないんです。そういう風に作られているわけですから。

そして、麦茶さんのコメントを読ませて頂いて改めて考えると、確かに今の"おかしな中学生"の行動を描くのだから、"おかしな手法"を用いると言うのは、理に適っているとも言えます。もちろん"おかしな"は私の価値観においてですが。もしかすると、映画館で無く、土曜の午後や深夜にテレビで放送されていたら、かなり好印象になったと思います。

また、お暇なときにコメントをお願いします!
2010/07/14(Wed)13:02:41 編集
とぼしいなぁ
お前
  • Re:*
みっきー 2010/07/14 13:08
*さん?
コメントありがとうございます。

ですから、反論のある方は読まないでくださいと明記したのですが・・・
  • 無題
あか 2010/08/05(Thu)13:22:25 編集
私も同意見です
この映画を賞賛する人たちの感覚がわかりません
原作の面白さを無視し、過激なところだけをピックアップしてつくった映画だと思います
悪を描ききってるつもりなんでしょうか
嫌な映画でした
  • Re:無題
みっきー 2010/08/05 13:27
☆あかさん
コメントありがとうございます。
あかさんは、原作を読まれたのですね(私は未読です)。
原作は原作、映画は映画として捉えていますが、やはり未だ賞賛する人が多いのは、今後の日本映画やテレビドラマの方向性に、変な傾向が出来やしないかと思うほどです。
  • 無題
名無しさん 2010/08/09(Mon)23:22:56 編集
中島監督の映画は
下妻物語は面白かったけど松子とパコは期待外れでした。

見に行くのやめようと思ったんですが
下妻好きな人には楽しめるそうなので見にいこうかとおもいます。
  • Re:無題
みっきー 2010/08/09 23:45
☆名無しさん
私も『下妻物語』はテレビで見て楽しかったです、が・・・
ご自身でご覧になるのが一番ですね。
感想をお聞かせいただければと思います。
  • 初めまして
ゆま 2010/08/11(Wed)17:23:01 編集
昨日告白を観てきて、この映画についての色々なブログを見させていただいたのですが、みっきーさんのブログが一番辛口だったので興味をひかれコメントさせていただきました。
私はこの映画、終わった瞬間の感想としては、「どこまでも重くて、暗く救いのない映画だな、でも面白かった。」というものでした。

現代の社会を極端に描き、またキャラクターも極端にしたという、あまりにオーバーで現実味のなさが逆に最後まであきずに観ることができたと思います。

しかしえげつないという所は自分も観ていてとても嫌でした。そしてそのシーンが盛りだくさんだというのも気分が悪かったです。
そしてこれは告白に限った事ではないのですが、現代社会の見られ方は本当にこういう見られ方なんだなと。考えさせられました。私は今高校二年生なのですが、今までの人生でいじめや思春期の子供の残酷さ。というものを体験した事も見た事もなかったので。

ながながとすいませんでした。言いたいことが全然まとまらなかったのですが、私の意見(感想?)とさせていただきます。
  • Re:初めまして
みっきー 2010/08/11 17:55
☆ゆまさん
コメントありがとうございます。

高校二年生と、40歳過ぎのおじさんでは必然的に、映画や社会全体の"見方"は違うのは当然だと思います。私の中学・高校時代は、あの「金八先生」の最初の時代。マッチとか三原順子さんと同じ世代で、全国的に校内暴力が流行し、学校の窓ガラスを壊したり、いじめが社会問題化した最初の時代です。私もいじめにあいましたし、同級生が補導されたりが、意外と普通な時代。

あれから、25年以上経ち、今、この『告白』のような作品を観て、「全然、世の中は変わってない!」と言った閉塞感のようなものを感じたりして、あのような感想になりました。

中島哲也監督は、私たちより更に5歳以上上の世代ですから、金八世代を大学生や社会人で見ていた時代の人ですから、やはり、いじめや校内暴力や教師との関係についての考え方は、また違うと思います。もしかすると、そのあたりが、時代がぐるっと回って、今の若い方たちに近いのかもしれません。

高校生の方の意見を伺えて、良かったです。ありがとうございました。機会がありましたら、またお寄りくださいね。
  • 無題
ちはる 2010/08/18(Wed)18:38:09 編集
この映画めっちゃ見たい
でもうち14歳だから見れない。
それでなくても私童顔だから絶対ばれちゃう/笑
  • Re:無題
みっきー 2010/08/18 18:41
☆ちはるさん
それは残念ですね。
でも、無理して観なくても大丈夫ですよ。と言いつつも気持ちは分かります。私も、中学生の頃に観たかった映画がありましたから。もう少し待ちましょう!
  • 無題
現役中学生 2010/12/11(Sat)19:12:40 編集
思わずコメントしてしまいました。中学生の私が言うのも難ですから聞き流してください。この映画が公開された時、私は13歳だったのですが、原作を読んでいて、どうしても見に行きたかったので見てきました。私はこの映画には共感できる部分がたくさんありました。中には残酷なシーンや無駄なカットもあって、不快に思う人も人もいるかもしれませんが、でもそれらを含めて私はこの作品が好きです。私たちは『あんな悪趣味な映画』の中に生きているのです。でも、受け取り方は人それぞれなのでいろいろな考え方があっていいんじゃないかと思います。一緒に見に行った母は、あまり楽しくなさそうでしたし....(-"-)
  • Re:無題
みっきー 2010/12/11 19:29
☆現役中学生さん
コメントありがとうございます。

やはり、年代によって受け取り方は違うのは当然ですね。
本作もR指定が付いていたことを考えると、
いろんな意味で影響を与えるとの判断があったからでしょうが、
逆に、その真っ只中にいた“現役中学生さん”のような方は楽しめたと思います。

お母さんはあまり楽しめなかったとのことですが…

私は、もう30年前に中学校を卒業したのですが、
私の時代は、あの『金八先生』の第1代の頃なんです。
近藤真彦さんや三原順子さんと同期なんですよ。
校内暴力がまさに流行し始めの頃。

運良く、私の学校は違いましたが、
窓ガラスの壊れた学校や、昼間から街をたむろしている中学生がたくさん居ました。
もちろん、暴力事件やいじめもありました。
私の知り合いで、いじめで亡くなった者もいます。

そういう時代を生きたからこそ、
わざわざ映像化してまで描く必要があるかどうかを考えてしまいます。

もちろん、子供たちには美しい現実だけ見せれば良いなんて思いません。
実は、中学生の頃が、一番大人が見せたくないものを観たいですもんね。
うん、うん、わかります。

“現役中学生さん”が興味本位だけで観に行ったとは思いませんが、
(私は、中高校生の頃は興味本位だけで、毎年100本以上映画を観てました・笑)
その年代でしか感じられないことってあるので、貴重なご意見だと思いました。
わざわざ貴重なお時間を遣って、コメントくださってありがとうございました。

機会があったら、また覗きに来て下さい。お待ちしております。
  • はじめまして
通りすがりの学生 2011/02/23(Wed)12:44:20 編集
原作は前々から読ませていただいて、ついさっき映画をDVDでレンタルして見ました。

基本的に原作に忠実で、原作にあった独特の後味の悪さや、狂気も描かれていたので好評価です。

いろんなサイトの評価や感想を見ましたが、年配というか、おじさん世代以上の方はすごい拒絶感をあらわにしてるような気がしました。

勝手な話ですが、年配世代の教師は作中のウェルテルのような先生が多いようなイメージがあります。

今の「リアル」は、作中ほどひどいものは無いとしても近いというか、こんな感じなのだろうと思いました。(幸いにも私の学校はこんなではありませんでしたが)

私は教員志望なのですが、ウェルテルは反面教師になりましたw森口先生みたいなのにもなるつもりもありませんが・・・w

長々と失礼しました。
  • Re:はじめまして
みっきー 2011/02/23 12:52
☆通りすがりの学生さん
コメントありがとうございます。

記事に書いた通り、映画のあとで原作を読みましたが、
原作の小説の方が全然面白かったです。
ただ、やはり面白いですが、読後感がすっきりせず、
良本かというとどうかなと思います。

私は原作と映画は比較しない立場ですが、
結果的にどちらも私にはダメでした。

感想は人それぞれですから、通りすがりさんは楽しめてよかったですね。

素晴らしい先生になってください!
  • はじめまして
テルテル 2011/03/03(Thu)04:32:53 編集
先ほどレンタルで借りてみたのですがみっきーさんと同じく私にとっても本当につなまらない映画でした。

まずこの映画には誰ひとり感情移入できる人物もいなければじゃあ一つの物語としておもしろいかといったらそうではなく、悲劇として悲しんだり絶望感を味わえるわけでもなく復讐劇としての哀愁もなければスカッとできるわけでもなく、じゃあミステリーやサスペンス要素で楽しめるかといったらそうでもなく、見終わった後の後味の悪さもなく、役者さんの印象的な演技を振り返る事もなく、何かについてを深く考えさせられるわけでもなく...

とにかく一つの映画を通して鑑賞した時ホントに何一つとして映画としての楽しめる部分が一切なくて期待してたぶん拍子抜けの印象しか残らなかったですね。

そういう映画ってホントにつまらないんだよなぁ ただその映画を見たって事実しか残らず、さっ!見終わって腹減ったし飯でも食うかっ!!てなれちゃう

なんでこの映画がこれだけ大ヒットして評論家やブログで大絶賛してるのかがわからず、なーんか不気味なかんじだなぁ
  • Re:はじめまして
みっきー 2011/03/03 07:51
☆テルテルさん
コメントありがとうございます。

どうも本作について、低評価しにくい風潮になってますので、
共感してくださって嬉しいです。
本作の評価は記事の通りですが、
公開をこれだけ過ぎても、
まだ絶大な支持を受けているという事実の方が
いろいろな意味で怖いなと思ってしまいます。

「同一価値観でないとおかしい」と言うような
少数派がバッシングを受けるような。
テルテルさんが「不気味」と言うの、よ~くわかります。
  • 惜しい
アサミ 2011/05/13(Fri)05:27:35 編集
私も最近DVDで見たのですが、作品自体の出来はそこそこ良く出来ていると思えましたが、そもそも映画化する必要があったのかとの思いは同感です。
もちろん話題作としてヒットし、各賞受賞の現実の前にはスタッフの勝利なのでしょうが、スタッフは本気でこの作品を人に見て欲しいと思ったのか考えてしまいます。
私は、今主人公と同じ立場でこのような復讐を考えている人になら見て欲しいと思えなくも無いですが、それも十分他の作品で満たされる気がしています。
  • Re:惜しい
みっきー 2011/05/13 06:33
☆アサミさん
コメントありがとうございます。

映像作品としての仕上がりに対する評価は私も悪いと思いません。
でも、お金を取って見せる商業映画として、必要かなと今でも思います。
その意味で、私も「惜しい」と思っています。
  • 無題
通栗鼠 我利 2011/06/28(Tue)23:41:17 編集
この間WOWOWで放送され視聴し、原作もその後読んでみました。原作を読んだ後だと原作になるべく忠実にしながら映画用に少し変えていたりして、映画化して良かった、面白かったと言える作品でした。

この映画は、ついてはこの作品自体は正義とか悪とかにはあまりこだわってない、と個人的には思います。なにせ、シンプルに言えば子を殺された親の復讐劇ですから。
正義や悪の概念はこの物語の始まりと言える「殺人」や「復讐」と言った概念の付属としてついて回っているようなもので、あまり重視されていないような気がします。
もしかしたら、それが正義や悪というものの本質なのかも知れませんが。

そもそも登場人物全体を見ても善人に見える人にもそれは果たして良いことなのか?的な要素がちらほら見えますし、殺人を犯した少年たちにも被害者と見えるような要素が見えます。そしてその一人一人の人物が本当に身近なのがこの作品をキモのような気がします。

昨今で話題になるモンスターペアレント的な母親も、先生の目の届かないところでのいじめも、相手の欠点・悪い点を攻めるいじめも、そして、少年A・Bになってしまった少年たちのような中学生も、復讐鬼になってしまったシングルマザーな先生も、どこにでもいるような人物です。

そして、そのような人物たちの結末があの後味の悪いエンディングです。そして現実でも、後味の悪い結末を迎えたニュースなどよく流れます。そういう経験をしたことのある人もいるでしょう。

つまり、この映画は現実をモチーフにした作品だと思います。現実的な人物、現実的な各々の考え、そして、非現実的だが実際は現実でもしょっちゅう起こっているような後味の悪い結末。

現実的だから、一本筋の通ったストーリーなんてありませんし、そこら辺を中途半端な印象を受けるかも知れません。ですが、私のような少し前まで学生だった、もしくは今現在学生、子供が学生、学校関係の職業の方、学校関係の事情をある程度知ってる人間、色々な事件を見て色々感じたり考えたりする方にはこういう映画は来るモノがあると思います。

殺人描写が過激すぎ、それにあっさりと言う意見がありますが逆にあのあっさり加減が中学生の殺人という面でリアルで、恐ろしくてきちんと出来ていると思います。原作より過激という意見もありますが文章より視覚の方がインパクトがありますしある意味仕方ないかも知れません…

おそらく、ここまで現実をモチーフにした考えさせられる現代劇で現実的な身近で暗い、黒い部分を描いたのは珍しく、だから賞賛されたのでしょう。黒く暗い部分はみんな避け、悪趣味と断じるモノですから。


後、なぜか私個人は映画のラストを見たとき、かなりすっきりとした気分になりました。現実より現代よりそう感じてしまった私自身が少し怖くなりました。

なーんてね
  • Re:無題
みっきー 2011/06/29 07:24
☆通栗鼠 我利さん
コメントありがとうございます。

正直、本作についてはだいぶ記憶が遠ざかっています。
私にとってはそう言う作品だったと言うことだと思います。

感じ方は人それぞれですが、
通栗鼠 我利さんのコメントを読み、
「そう言う捉え方もあるんだ」と思いました。

でも、やはり本作を好きになれません。
  • そうですね~
いずみ 2012/02/25(Sat)17:32:00 編集
映画はあくまでも娯楽。
観客を楽しませられなければ、
それはもはや娯楽ではない。
そう考えると、
このつまらない映画は駄目ですね。
お金を払って、老人のお話に付き合っている
そんな気分になります。
中学生や心の未熟な人に人気の様ですが、
これを見て変な影響を受けないか心配です。
この映画に対する貴方の評価は
間違ってはいないと思いますよ。
  • Re:そうですね~
みっきー 2012/02/25 23:00
☆いずみさん
コメントありがとうございます。
そして、ご賛同して頂き嬉しいです。

「人それぞれ価値観が違う」と言うのは簡単ですし、一般的にはそれで良いと思うんですが、
これがひと度、人数が集まると簡単な話で済まなくなることがあると思うんです。

例えば、多数決の原理しかり、集団心理しかり。
そういった類いの恐ろしさを、本作の私と反対側の大勢の感想に感じるんです。

また、反感を買うでしょうね(苦笑)
  • 今更ですが
斉藤 2012/11/05(Mon)15:27:33 編集
映画見ました。
皆さんの感想が気になり、このブログへたどり着きました。

私はおもしろかったと思います。
みっきーさんの感想を読んでいると、すごい人達が評価している映画を理論立てして酷評している俺カッケーという風にしか見えませんでした。
作中一つ一つの表現を頭ごなしに否定して悪く言うのはどうかと思いますね。良さを見抜けないから悪い事しか書かないなんて小学生でもできます。

恐らくディレクター(笑)さんにはこの映画は難しかったんでしょう。

あと、*さんのコメントを呼んで思ったのですが、自分に賛同してくれる人しかコメントしないでという気持ち悪いルールもやめて方がいいと思いますよ。
  • Re:今更ですが
みっきー 2012/11/05 15:41
☆斉藤さん
コメントありがとうございます。

私は自分と違う価値観を頭ごなしに否定する類いの書き込みが嫌なだけです。

それに、貴重なお時間を、当愚ブログに割いて頂くのは申し訳ないから、最初にお断りを申し上げているんです。

それだけです。たかが個人の感想です。
その程度でお付き合い願えませんか?
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金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金 グッドパートナー
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
黒い十人の女
黒服物語
刑事7人
刑事7人 第2シリーズ
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁・捜査一課長
警視庁 ナシゴレン課
警部補・杉山真太郎
下剋上受験
結婚式の前日に
恋がヘタでも生きてます
恋仲
校閲ガール・河野悦子
コウノドリ
こえ恋
心がポキッとね
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴーストライター
ごちそうさん
コック警部の晩餐会
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
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ごめんね青春!
婚活刑事
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バイプレイヤーズ
はじめまして、愛しています。
花子とアン
花咲舞が黙ってない
母になる
早子先生、結婚するって…
犯罪症候群[1]
光のお父さん
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
人は見た目が100パーセント
火の粉
昼顔~平日午後3時の恋人たち~
HEAT
昼のセント酒
HERO[2014]
ビンタ!~弁護士事務員ミノワが愛で解決します
ファーストクラス[2]
不機嫌な果実
不便な便利屋
THE LAST COP/ラストコップ
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
べっぴんさん
ペテロの葬列
保育探偵25時
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
ホクサイと飯さえあれば 僕のヤバイ妻
ホテルコンシェルジュ
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マザー・ゲーム
増山超能力師事務所
マッサージ探偵ジョー
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真昼の悪魔 ママとパパが生きる理由。
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まれ
南くんの恋人
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
MOZU Season2 ~幻の翼~
問題のあるレストラン
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ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
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ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
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