TBS終戦ドラマスペシャル「歸國(帰国)」感想 > ドラマ

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TBS終戦ドラマスペシャル「歸國(帰国)」感想

2010/08/15 (Sun)20:13:56 ドラマ

8/14放送のTBS終戦ドラマスペシャル『歸國(帰国)』の感想。倉本脚本は好きでないので本来観ないが、俳優・ビートたけしさん目当てで、録画にて鑑賞。

本作は、靖国問題と大きく関わっているため、とてもデリケートな部分に触れてしまう。しかし、今回はその辺の議論は置いておき、あくまで、ドラマとしてどうだったかについて書こうと思う。

団塊の世代を生んだ親の世代が今更何を言うのか？

そもそも倉本聰作品は好きでない上に、番宣を見たら倉本氏が「今の世代に伝えたい事がある」とか言っていたので、団塊の世代をつくった世代が何を言うか？と言う感じで、見始めた。案の定、内容は、反省会以下の一方的な説教ドラマだった。それも、すべて登場人物のセリフや、劇中歌で言っちゃう。視聴者に想像する部分が少ないと言う演出もいかがなものかって感じ。

英霊を美化し、死者に殺人させたり、殴らせたり…

まあ、脚本の倉本氏や演出の鴨下氏を始め、"少国民世代"は、すべての戦没者を"英霊"とし、美化する傾向にあるわけだが…

本作で一番気になったのが、既に戦死している大宮上等兵(ビートたけし)が、亡き妹の敵討ちで、自身の甥である大宮健一(石坂浩二)を殺して説教するところ。ここまで英霊が神格化され、何でもありになっちゃうと、ドラマとは言え、更にビートたけしさんの名演技でも冷めちゃう。おまけに、体罰奨励よろしくぶん殴って、殴られた方も「ありがとうございます」ってどうだろうか？？？

英霊が政治家やマスコミ批判するのに、合祀問題は…

また、深夜の靖国神社へ政治家たちが参拝する場面で、"英霊たち"が公式参拝しない政治家を批判したり、靖国報道をしないマスコミ叩きをするのも一方的な感じ。そこを怒るなら、自分たちを無駄死にさせた指導者たちと一緒に祀られてることはどうなる？

英霊の姿を借りずに、作者自身の言葉で語るべきだと思う。

そもそも、本作で言いたい事を戦没者の姿を借りて訴える必然性を、あまり感じない。長々とした演説をやりたいなら、講演会でやれば良い。それ以前に、戦後65年の今の日本を作ったのは誰なのか？を考えるべきではないだろうか。それせずに、戦没者を利用して、現代日本の社会批判をすることの、どこが終戦ドラマなのか。終戦ドラマなら、もっとストレートに戦争の現実を描くか、反戦のメッセージを込めるとかやり方があるはずだろうに。

中途半端なファンタジーでお茶を濁すな！

幾つかのエピソードの中でまあ良かったのは、木谷少尉(小栗旬)と河西洋子(堀北真希・八千草薫)のくだり。むしろ、あの辺をフジの『世にも奇妙な物語』風に30分程度にまとめれば、それはそれで面白そう。ただ、結局このエピソードも、折角の八千草さんの名演技でも、"歌を通じた戦争教育"がどうなったのか尻切れのままでは、何も伝わらない中途半端なファンタジーのまま。最後の洋子の決意までもぼやけてくる。

この手のドラマは自身の立場や体験によって、捉え方が違うだろうから、もちろん「感動した」「涙した」と言う視聴者もいたでしょう。しかし、個人的な感想としては、よくぞいろんな意味で、すごいドラマをTBSが作ったなぁと思います。やはり、倉本聰大先生の脚本と、"ドラマのTBS"を築いた鴨下信一大先生の演出には逆らえないってことですね。ふ～

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無題

ゆきたか 2010/08/15(Sun)23:31:05 編集 △

こんばんは。
僕も観てましたがポカーンとすることが多かったですね～敵討ちのところはえぇ～？と思ってしまいました。俳優さんたちは良いのになぁという印象でした。

Re:無題

みっきー 2010/08/16 00:06 △

☆ゆきたかさん
こんばんは。
昼間の直前番宣での俳優さんたちの意気込みを見たので、期待した分、残念でした。
俳優さんたちや、若いスタッフさんたちは、正直どう思ったのでしょうね。

おっしゃるとおり

途中で脱落した者 2010/08/16(Mon)22:40:09 編集 △

　私は途中で脱落し、最後のほうも見ました。
おっしゃるとおりの駄作です。
倉本氏の周りには、そんなにバブリーでアホな若者しかいないのかな。

Re:おっしゃるとおり

みっきー 2010/08/16 23:15 △

☆途中で脱落した者さん
コメントありがとうございます。
倉本氏の周囲のことはわかりませんが、「センセー」と崇める人しか周囲に置かないのかもしれません。（想像ですが）

無題

名無しさん 2010/08/17(Tue)08:16:01 編集 △

調子に乗るなよ
こうゆうやつが簡単に戦争総括してるのみると腹が立つ。
なぜ戦争が起こったのかということも知らずに軍部の暴走とか簡単に片付けて、南京虐殺も慰安婦問題の事実も知らずに認める愚か者の一般大衆
俺より年食ってんだろ？
もうちょっと歴史を学んでください
若者より

Re:無題

みっきー 2010/08/17 08:19 △

☆名無しさん
コメントありがとうございます。
調子になんて乗ってるつもりはありません。歴史については更に勉強します。腹が立つなら読まなくて結構なのですが…

無題

通りすがり 2010/08/17(Tue)17:12:11 編集 △

毒を吐いてカッコいいと思ってるんでしょうね。
どんな映像つくれるディレクターなのか知りませんが、大きな仕事が出来る立場の人でないと批判する資格もないと思いますが。
この作品の出来を批判するより倉本さんが何を伝えたかったのか？若い世代が反省する思いはあったのか？が視聴者に大事だと思いますが。

Re:無題

みっきー 2010/08/17 17:25 △

☆通りすがりさん
コメントありがとうございます。
毒なんて吐いてません。一視聴者の感想です。
ですから、カッコいいなんて思ってもいません。
それに、観想を言うのに、その人と同じような立場の人でなければ言えないと言うのもおかしな話に思います。

倉本氏が伝えたかった事が何だったのかを考えるのは、それぞれの視聴者が自由に出来るのもだと思いますが・・・。それに、倉本氏が本作で伝えたいことは、事前の番線で倉本氏本人が語っているのを観て知っています。そのような映像に、私には見えなかっただけなんですが。

無題

通りすがり 2010/08/17(Tue)22:45:46 編集 △

初めまして。
私もこのドラマを見て、あまりのひどさに漠然とした者です。だって、英霊が何を語っても、団塊世代の愚痴にしか聞こえないんですもの。話も矛盾だらけで、ほとほと呆れてしまいました。
大体日本はおかしくなったって、戦時中の軍が指揮していた当時の国に比べれば、どれだけまともになったことやら……国のために死んだ方々には敬意を払いますが、正直そんな方々にこの脚本のような台詞を喋らせるのは不敬罪に当たるのではとさえ思います。
戦争ものの嫌なところは、感動したり、反省したりしないと悪と決め付けられてしまうところですね。暴言を吐かれている方もいらっしゃいますが、ドラマ作品を批判することの何がいけないんでしょう。

Re:無題

みっきー 2010/08/17 22:53 △

☆通りすがりさん
コメントありがとうございます。ちょっと元気が出ました！

無題

名無しさん 2010/08/18(Wed)00:56:59 編集 △

こんばんは。
先日舞台を観ましたが、TVとは全然違うものでした。
演出家によって、まったく違うものになってしまうのですね。

Re:無題

みっきー 2010/08/18 01:10 △

☆名無しさん
コメントありがとうございます。
この記事については、ご覧の通り賛否両論あります。名無しさんは舞台をご覧になったのですね。この脚本、と言うより各エピソードが独立し、ドラマでは立花報道官（生瀬勝久）がストーリーテラーとして進行するのは、舞台的だと思っています。オムニバス映画的でもあるわけですが・・・

とは言え、名無しさんがおっしゃるように、演出家によって作品は全く違うものになりますね。特に、映像は視聴者（観客）の見る範囲を固定（指定）しまうのに対して、舞台はある程度、観客が自由に見る事が出来ます（映像で言えば、自由にカット割りできる）ので、自身の思う方向に導きやすいという面もあると思います。貴重なご意見ありがとうございます。

無題

まあね 2010/08/18(Wed)03:52:09 編集 △

倉本聡もチープだがあなたも浅い。
だが批判的コメントにもコメントを返すのは好感が持てる。さらなる精進を。

Re:無題

みっきー 2010/08/18 06:19 △

☆まあねさん
コメントありがとうございます。更なる精進のため、温かいお言葉を感謝します。

説教と思うなんてひねくれています

ぷんぷん 2010/08/21(Sat)12:44:39 編集 △

あれを「説教」ととらえるのは、感性ないなあ。感性ですよ大事なのは。英霊の胸の痛み、叫びが聞こえないみたいですね。悲しみますよ、亡くなった方々が。
また「団塊の世代を作った世代が何を言う」と仰いますが、あまりにも甘えた発言だなあ。私は20代ですが、現代を作っているのは紛れもなく自分たちじゃないかな。これも説教に聞こえますか。それに世代ひとくくりにして、ものを見つめるのは偏見だと思うが。

Re:説教と思うなんてひねくれています

みっきー 2010/08/21 13:20 △

☆ぷんぷんさん
コメントありがとうございます。
ひねくれてますかね。感性ないと言われても、あなたが作品を観て感じた感性ですよね。賛同してくださる方もいらっしゃるわけで、人それぞれの感性で良いと思いますが。
確かに、世代を人括りにする考え方に反発されるのもわかります。しかし、団塊の世代とか、ゆとり教育世代とか、戦争体験世代とか、世代別による考え方の違いなどあると思います。教育や経済状況や国の情勢も違うのですから。それらを自分たち個々の責任みたいに言ってしまうと、それこそ本作で描かれている世代間の価値観の違いはどうしたら良いのかと思ってしまいますが…

難しい問題

クマネズミ URL 2010/08/23(Mon)21:50:51 編集 △

「みっきー」さん、わざわざコメントをいただき、誠にありがとうございます。
まさにおっしゃるように、「本作で言いたい事を戦没者の姿を借りて訴える必然性を、あまり感じない」ですし、「戦後65年の今の日本を作ったのは誰なのか？を考えるべき」だと思いますが、「なかなかわかっていただけません」。
とはいえ、「とてもデリケートな部分に触れてしまう」でしょうし、そもそも多岐にわたる問題でもありますから､簡単にはいかないとは思いますが、感情的な対応だけは避けたいものだと思っているところです。

Re:難しい問題

みっきー 2010/08/23 21:58 △

☆クマネズミさん
こちらこそTB＆コメントありがとうございます。

確かにデリケートな問題なのですね。ただ、こうして自由に発言できると言う今の日本は幸せだと思いますし、それも大きく考えれば戦争の悲劇の上に成り立っているわけで、その意味でも感情的にぶつかるだけでなく、きちんと議論をしていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

遅ればせながら。

カズ 2010/08/25(Wed)23:12:55 編集 △

「帰国　感想」でググッてこちらに辿り着きました。
批判コメントにもキチンと答えてらして立派だなあ、と感心しました。　

今まで通り、上から目線のダメダメ作品と感じました。
コメントを読んで、自分を神と思った人間は、年をとっても成長せず、信者を囲って、信者はその周囲で楽しく踊り、両者とも楽しく生きてゆくのだと確認も出来ました。

私は仕事上、寝たきり老人の介護の現場を見ています。
硬直し、体が半分ほどに縮んでしまった人、体位を変えないと床ずれがひどくなり、皮膚が腐ってしまった人もいます。
糞便も出たら、すぐにオムツ交換とはいきません。
職員の数は多くはないのが通常だからです。
寝たきりになった人の何人は、痴呆が進み、わけのわからない事を話すようになり、私も側を通っただけで「ばかーばかー」と言われます。
私も最初はその光景と臭いに、非常にショックを受けました。
倉本氏は自分の親の介護を自分でしたことが一月でもあったでしょうか？もし、あったなら、あんな話は書けません。多分。
専門家に任せない限り、大抵の人は心身ともきついでしょう。
フルタイムで仕事を持っている人で介護も完璧にやってます、という人がいるとは信じられません。
自分の親がそんな状態になっても、元気な時と変わらず接することが出来るということも。そういう状態になった親には会いたくなくなっても、不思議ではないです。
肩の荷が降りたと思うことが普通です。残念ながら。

同じ老人作家でもイーストウッドはやっぱり凄いなと改めて思います。
テーマ的には似ている「グラントリノ」と比べて、こうも違うか、と。
ま、彼は今でも新しいものに挑戦してますから、老人とは言いがたいですけど。

長文になりました。

すいません。
頑張って下さい。

Re:遅ればせながら。

みっきー 2010/08/26 05:06 △

☆カズさん
激励コメントありがとうございます。

介護のお仕事をされてるんですね。私の知人の助産師さんたちに感想を聴いた事がありまして、その時は、「いくらお国のためと言っても、心の中では家族や恋人と強引に引き裂かれると言う、自分が望まない死に方をした人が、自分の肉親を殺すって、ちょっとむごすぎる」と言うものでした。

彼女たちは、毎日新しい命の誕生を喜ぶ家族や、望まない妊娠・出産で困惑する家族や、赤ちゃんを病院に置き去りにして治療費を踏み倒す家族とか見ているわけですよ。

災害・事故現場などで一時に大勢の負傷者が発生した時に、重症度によって治療の順番を決めることを『トリアージ』と言いますが、現実的には、彼女たちは365日24時間トリアージをやっています。それが、救急や災害現場でなくとも。

そう言う中で働く人は、「戦争を見つめなおすドラマなのに、“死や殺人の扱い方”がおかしい」と思ったようです。。カズさんも、もしかしたら、このような視点で、現実味を感じなかったのかなと想像します。

私も長々と失礼しました。また、よろしかったらご訪問ください。

倉本批判にモノ申す。

異業種 2010/09/05(Sun)05:59:29 編集 △

あまりにも醜いスレ、だまっていられないのでモノ申す。

＞団塊の世代を生んだ親の世代が今更何を言うのか？

あなたは偉そうに団塊の世代にものを申せる立場ですか？
むしろ説教としかとれないアナタのためにあのドラマがあったんじゃないのか？
私はあのドラマは戦争を知らない世代に対しても解りやすい切り口をもった演出だと思った。
もし難しい、と若い世代に感じられたら戦争の意味について考えることすらできない人が増え続けるだろう。

＞英霊を美化し、死者に殺人させたり、殴らせたり…

あなたは英霊が美化されるのがそんなにイヤですか？反日ですか？在日ですか？
あなたは日本人であるならば少しは英霊に対して敬意を払いなさい。
日本人だとしたら日本にいて死んでるからこそヌケヌケと映像ディレクター（喰えてるかどうか存じませんが）
できるのではないでしょうか？
平和ボケなコメントに先祖も泣くでしょう。
それにドラマだからこそ殴ったり殺したり出来るんですよ。
ドラマ上の残虐シーンにいちいち文句するならこの国の文化も規制されたつまらないものになっていくでしょうね。
あなたは何のために映像に関わっているのですかね？

＞英霊が政治家やマスコミ批判するのに、合祀問題は…

随分デリケートな部分に批判しましたね。あなたはそこまで日本の歴史を勉強しましたか？
戦時中を知る生の声を聴いてきましたか？
やはりあなたは左で、大東亜戦争以前の日本を否定するんですね。

＞英霊の姿を借りずに、作者自身の言葉で語るべきだと思う。

もう、番宣で語ってるじゃないですか。つまり戦争してきた世代を美化してるように感じてつまらないということなんですか？
この作品の最も意味があり、興味をもつところが終戦ドラマであり、英霊が現在の日本に戻り
現在を見るという視点じゃないですか？
あなたの批判自体が意味の無いものであり、文句を言うならドラマを見るな！と言いたい。
文句を言うのが趣味ナンでしょうね。どんな仕事ができる方か存じませんがｗｗ

＞中途半端なファンタジーでお茶を濁すな！

つまり、ファンタジーだからあのドラマが成立したんですよ。
あなたの作った映画なら終戦記念日にＴＢＳのゴールデンタイムに放送されますか？
それに八千草さんはあくまで脇役で、主役は英霊なんです。
あなたの主観はぜんぜん英霊側に立ってませんよ。
それじゃゴールデンのドラマを作る日も遠いでしょうね。

つまり私がいいたいのは映像ディレクターだと名乗ってブログで悪評を書くならそれ相当の責任が出ると言うことです。
都合の悪い部分だけ一般ユーザーの立場を借りるのはやめてください。
自分はまだ戦争については歴史を勉強中の若輩者一般人ですが、
戦争の歴史も文献によっては事実と違うものがあり、どれを信用していいかわかりません。
そのときに信用する基準は発言者が誰か？です。
どういう立場でどの時代を見てきたのか？信用できる人の発言を自分はインプットしてます。
歴史はそうやって受け継がれていくのです。戦争というたかだか100年以内の出来事でもあいまいになってきているのに、
大化の改新などと学校で教えてることは事実なのか？と疑いたくなることもあります。
それだけ歴史には証言が大事なのです。
今、戦争体験している人間が高齢になり減りつつあります。
私は一人でも多く、その時代に生きた人の声を聴きたい。
その意味では興味深いドラマでした。

Re:倉本批判にモノ申す。

みっきー 2010/09/05 07:00 △

☆異業種さん
コメントありがとうございます。
倉本氏批判はしていません。表題の通り一視聴者の単なる「感想」です。

感想は人それぞれ。異業種さんのご意見も理解出来ますが、共感はしかねます。ただ、それだけです。

ここは、番組の企画会議でも、BPOでもありません。私が自由に発言する場ですから、どうぞお許しください。

無題

名無しさん 2010/09/17(Fri)11:18:21 編集 △

コメントをみて、あの駄作のファンがいることにびっくりしました。
モノ知らずの若者と頭の凝り固まった老人には通ずるモノがあるのか...

Re:無題

みっきー 2010/09/17 11:23 △

☆名無しさん
コメントありがとうございます。
名無しさんのおっしゃるとおりかもしれません。

まぁ、いろんな価値観の人がいるってことだと思います。
私は、自分の感想を変えさせるような根拠のある意見は頂きませんでしたが（苦笑）

変なこと言っているのは重々承知の上で書いてます。

mari 2010/09/18(Sat)00:13:01 編集 △

あのドラマを一方で説教じみて面白くないととらえるのか、それともなるほどな、いままで誰も教えてくれなかった訓えがあると感じるか、それは自由な考えですけど・・・わたしが思ったことは、今の現代人には責任感とか罪悪感、考え方などが合理化というのかな、すこし考え方が変わってきて、アメリカ国のように自分の要望を強く押し通そうとしたり
する人が増えたかな、礼儀作法や恥の文化を重んじる日本人の考え方をする人と合理的な考え方を持つ人が対立じゃないけど合い慣れない感じなになってきてるのかなと思った・・・

Re:変なこと言っているのは重々承知の上で書いてます。

みっきー 2010/09/18 00:25 △

☆mariさん
コメントありがとうございます。
変なことだとは思いません。

ドラマの感想と言うよりも、ドラマを見て感じた、
英霊たちと現代人との考え方の違いだと言うことだと理解しました。

ただ本当に、零例たちが礼儀を重んじ、現代人が欧米的なったのか、
それとも、このドラマが(半ば強制的に)そのように描こうとしたのかと言う見方もあります。

所詮、ドラマに描かれているのはフィクションですから、
作り手がいかようにも描けるわけで、
その点を、どう捉えるかで、本作の賛否が分かれているのだと思います。

ただ、今の日本人が礼儀を軽んじてるとか、合理的な思考に進んでるとは必ずしも思いませんが、
意外とおじさんやおばさんに恥を忘れた人やマナーを守らない人が多いことや、
日本人全体として、自己の利益しか考えない方向に進んでいるようには感じます。

わざわざコメントありがとうございます。
また、お越しください。お待ちしております。

おひさしぶりです

ゴーダイ 2010/09/22(Wed)14:29:11 編集 △

私もこのドラマ観ました。率直に言って設定がコメディみたかったですよね。
ある意味凄い展開で、シリアスな話なんでしょうけど、笑っちゃうところもありました。
たけしさんが石坂さん殺しちゃうところとか、長淵さんの演説でもっとも盛り上がったところで生瀬さんがカットインして曲も切れちゃうところとか・・・ｗ

私は20代ですが、若い人でネット右翼みたいな人がいるって本当だった？んですね・・・

小林よしのり先生の漫画『戦争論』の影響かもしれませんが（もう古いですかね）
ネット上とは言えみっきーさん本人に対して、ああも暴言？を吐く若者を礼儀を重んじたであろう英霊や先祖がどう思うかですよね。

なにか個人や共同体のレベルの問題と国家の問題をいっしょくたに論じているのが議論の原因のような気もしますが・・・

日本はたくさんの戦争をしてきましたけど第二次世界大戦だけは手ひどく負けたからか、かなりフーチャーされてますよね。

Re:おひさしぶりです

みっきー 2010/09/22 14:59 △

☆ゴーダイさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。

「設定がコメディ」ってのは、言えて妙だと思います。
私も見ながら、テレビに突っ込んでましたから。

脚本の倉本氏が、放送直前の番宣内で、
本読みの会場で俳優たちにこんな雰囲気のことを言います。

「最近、戦争は反戦の文脈で使われますが、
　この作品は、愛する者を守るために戦う、と言う解釈でお願いします」

一言一句まで合ってい無いと思いますが、私はこれを見てびっくりしましました。
戦争体験者である倉本氏の、この戦争観がわかれば、
本作の出来にある意味納得できますよね。

世論に影響力のある執筆家が、戦争を肯定するような発言を軽々にしたり、
それを前提に演技しろと言うのも、どうかと思ったりしました。
もちろん、あのドラマを作るTBSですから、
意図的に編集されている可能性もありますが。

面白く読みました

みやお 2010/10/25(Mon)13:40:47 編集 △

失礼いたします。
先日、友人にDVDを借りてこのドラマを観た所です。
豪華キャストにびっくりしつつ、私的にはすごく良いドラマだと思ったのですが、
こちらに来て色々な意見の方がいるんだなあ、と感心している所です。

夏の終わりまで長く海外暮らししていて、日本での自虐史観教育、外交、政治に疑問を持っていた所でこのドラマを観てホッとしていたのですが、
あまり評判良くなかったのですね…
違う意見を持った人たちが集まっての議論を読んで、この辺のギャップが面白いなあとも思いました。
そのあたりは日本は言論の自由もあり太平である証拠、悪く言えばそこそこ平和ボケしてるんだなあ、と思いました。（今現在、まだ戦争している国にいました）
それにしても、ビートたけしが甥を殺すのはちょっとやりすぎですね…怨念で調子を悪くした、くらいの方が良かったのでは。
それでは失礼いたしました。

Re:面白く読みました

みっきー 2010/10/25 16:03 △

☆みやおさん
貴重なご意見ありがとうございます。

当blogもやっと沈静化し、戦後？を迎えております（笑）

私が偏屈で変わり者なので、反論が出るのは想定内ですが、
驚くのは「実は、同感です」と言う意見を下さる方が意外と多いことです。

他の映画作品でも「自分だけかと思って嬉しいです」などと
共感してくださる方もいらっしゃいます。

そのような方々が、ここでお互いの価値観を認めて、書き込んでくださるのは、
想定外ですが、面白いですし、自分自身もたいへん勉強になります。
これからも、自分の意見を主張して意向と思います。
よろしくお願いします。

無題

名無しさん 2010/11/13(Sat)17:25:36 編集 △

英霊達が今の日本を見てどう感じられるかをドラマにした作品です。今の日本国人はほとんどの者が己の事しか考えない。最後あたりのシーンで親を生ゴミみたいに葬儀を済ませようとしたところなんかも、正に現代人に見られる傾向です。この作品を視聴していかに現代人の何処を正すべきかが知る事ができました。

Re:無題

みっきー 2010/11/13 17:38 △

☆名無しさん
コメントありがとうございます。

英霊たちの視点で描かれているとおっしゃるのですね。
確かにそう言った一面もあると思います。

だとすると、英霊（ビートたけしさん）が我が子孫を殺す部分など、
「殺してまで？」と、ちょっと解釈がむずかしくなるような…

貴重なご意見ありがとうございます。

確かに

REDRUM 2010/12/13(Mon)13:16:57 編集 △

団塊の世代の愚痴に聞こえるかも知れない。確かに英霊の神格化との捉え方もあるかもしれない。ただ1つだけ言えるのは、何をそんなに考える必要があるのか？ということ。ただ沢山の英霊たちが未来の日本の笑顔を思いながら南の海の底で静かにそれを願っていることに疑う要素は全くない。僕らが何を言おうと底だけは変わらない。全てはファンタジーとして、1つの例えなんだ。具体的に話を追って見るべきじゃない。なぜ愚痴のように感じてしまうのか、その理由を考えてみたらクリアになってきます。戦後、思想を大きく統制されて自虐的な教育を受けてきたからです。愛国心を右翼的と考えるシステムを信じてきたからです。自分自身のマインドで考えて感じれば、このドラマの言いたい事は全て分かると思うんです。

Re:確かに

みっきー 2010/12/13 13:23 △

☆REDRUMさん
コメントありがとうございます。

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当ブログについて

フリーランスのホテル宴会（婚礼含む）＆映像ディレクター"みっきー"が、テレビ、映画、CM、ディズニー、音楽などエンターテインメント全般の感想を綴ります。愛するが故に、記事により毒を吐きますがご勘弁を。

管理人自己紹介

【ハンドルネーム】

みっきー

【ＨＰ】

ディレクターの目線TV

【性別】

男性

【職業】

宴会/映像ディレクター(フリーランス)

【自己紹介】

東京下町生まれ千葉県在住。
ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
ホテルでイベント、パーティー、
映像コンテンツ等の演出を手掛ける。
活動拠点は東京と千葉の有名ホテル等。

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[04/26 世界の村上]

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〔月～土 (連続テレビ小説)〕
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