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ラッキーセブン（第4話 2/6）感想

2012/02/07 (Tue)07:08:39 ドラマ

1/16からフジで始まったドラマ『ラッキーセブン』（公式）の第4話『仕掛けられた甘いワナ』の感想。

新田の出番が少なくても、なぜ新田が主役な脚本と演出なの？

今回も本作を楽しんでいる方には申し訳ないが…
あちこちでも言われている通り、まるで本作の主役が新田輝役の瑛太さんであるような第3話までを、大人の事情で何が何でも払拭したいのか、一部の噂で瑛太さんが3月公演の舞台稽古で降板するのか知らないが、よくぞここまで思い切って時多駿太郎（松本潤）だけを描いたものだ。それも2週またぎの引き延ばし。
ならば、ならばだ。なぜ駿太郎が大活躍する案件作り、首尾良く解決するお話にしないのだろう。確かに新田の出番は少なかったが、明らかにお話の中心は新田であり、瑛太さんの演技だった。こんな偏った脚本と演出で出演者それぞれのファンも楽しめるのだろうか？
少なくとも何となく引き延ばされるのは面白味以前の段階で、少々腹が立つ…

駿太郎と新田の関係が不明瞭なままこの展開では…

急に駿太郎が新田に対してタメ口、いや上から目線になったのも違和感を覚えるが、こう言う展開が当初から考えられているのなら、最初から駿太郎と新田の関係をもっと明瞭にして欲しかった。と言うか、最初から駿太郎は探偵事務所の一員で良かったと思う。
まぁ、フリーターからスカウトされてと言うくだりが無いと、時多家の設定が不要になるから困るのだろうが、どうも本作はよくわからない設定があちこちに潜んでるような…

シリーズ全体の構成に無理があると言うか…

先にも書いたが、岡江久美子さんや小山慶一郎さんがいる時多家、吹石一恵さんと金田明夫さんがいる北品川警察署、いずれも第4話までこれと言った必然性を感じない。今回の最終回の直前回みたいな展開もそう。さぞや後々に「なるほど！」と言わせるエピソードでも用意しているのだろう。
本作には、“シリーズ構成”と言うスタッフがいる。役目は当ブログで時々語る「リレー脚本の弊害」を防止するため、新人（と思われる）3人の脚本家の調整をしているのだろう。本作では、第4話の演出も担当し、映画『GANTZ』の監督でもある佐藤信介氏だ。『GANTZ』を観た私は、佐藤氏に過度な期待はしない…
シリーズ全体のコンセプトは大切だが、毎週のクォリティーを上げてもらわないと、肝心の見せたいであろう最終回まで期待感が持続しないのでは…

文句を言いつつ毎週観てます。と言うか、『月9』だから巻き返しがあるだろうと期待しています。ただ、今週はアクションシーンも無く、テンポもイマイチ。さて、来週どうなるやら…

このドラマを観ていると、いつも思い出すのが昔に日テレで放送していた『俺たちは天使だ！』と言う探偵モノのドラマ。あれは探偵が案件を通して一攫千金を目論むアクションコメディドラマの傑作でした。あんな感じのドラマを期待したんですけどね。

【これまでの感想】
第1話第2話第3話

フジテレビ系ドラマ「ラッキーセブン」オリジナルサウンドトラック
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俺たちは天使だ

たむち 2012/02/07(Tue)16:57:57 編集 △

文中の俺たちは天使だのタイトルを見ただけで、コメントする気がムクムクと(笑)すみません。

あのドラマは私も大好きで、再放送もたくさんされて何回見ても子供ながらにカッコよくて、笑えて、とにかく面白いドラマでした。つい語ってしまいました。一人一人もだけど、チームで見せるドラマ展開が大好きでした。

さてワイルドセブン、最後瑛太さんと松本さんが対峙した場面で松本さんが妙に肌が白くて、芸能人だなぁとつい思ってしまい、なんか浮いてるように感じました。演技も噛み合わないような。やんちゃさもなくなってしまったようで。

私も俺たちは天使だのイメージをちょっと期待しましたが、似ても似つかないです、残念です。

Re:俺たちは天使だ

みっきー 2012/02/07 17:07 △

☆たむちさん
コメントありがとうございます。

『俺たちは天使だ！』は面白かったですね。
きちんとチームで動きつつ、個人を魅せる。
そんなドラマでしたね。

しかし、『ラッキーセブン』はもちろん同じはずはないですが、
探偵社でアクションコメディが売りとなれば、少々期待…
まっ、オリジナル作品として面白ければ、
過去作品を持ち出す必要も無いのですけれど。

ラッキーセブン４話

ひかり 2012/02/07(Tue)21:16:56 編集 △

初めまして。
私は松本潤さんのファンで、松本さんが役者として活躍する姿を応援しています。今回の月9｢ラッキーセブン｣の感想(ファン意外の目線)を探していてこちらにたどり着きました。

ドラマを純粋に楽しんでいて、疑問や期待感など、とてもわかりやすくて素敵な感想だなと思いました。

私は、脚本家が変わるせいか毎回テイストが違うのにびっくりします。4話の始まりは映画みたいで｢えっ？｣とびっくり。良い意味で力入ってるな、悪い意味でなんじゃこら、です。

いままで新田が主役のようなもの、と　みっきーさんは感じているようですが、私はそのようには感じていなかったので、みっきーさんの周りでもそのように感じてるかたが多いのですか？
新田のキャラは、探偵として活躍は出来ても物語を引っ張っていくヒーロー的な華は無いように感じます。現時点ではヒーロー(駿太郎)を作り出すためのダークサイドのような存在なので、目立つ　という意味だったら共感します。

4話はクライマックスかのような作りで、これも駿太郎を新米から急激に進化させ探偵として後半活躍できるために中盤で山を作ったのかなと考えます。私も、駿太郎とラッキー探偵社の絆・新田との交流があまり無いまま、今回の強引な展開には疑問が残ります。なんで最初から探偵にしなかったんだろう？と思いますね。
あと小細工が多いのも気になります。真壁リュウ？ですか。CSも動画も見てないので(興味もないし…)シラけてしまいます。こういった遊びはフジさん独特？ですかね…時代かな。
すべては真壁リュウを出すことが前提で、主役を探偵に憧れる素人にしたのかな。真壁リュウをお茶の間で見ている甥っ子、など取って付けたようなシーンが生まれたのかな？と疑ってしまいます。

なんだかんだ書きましたが、見ているのは私が主演のファンだからというのもあるけど、たとえファンじゃなくても見ていたとは思いますね。前回の月9｢私が恋愛できない理由｣もなんだかんだ言いながらも全話見たし…
月9は、たしかに何か面白いことをやってくれそうな期待感と華やかさでは群を抜いてる気がします。

みっきーさんの3話までは主役が新田のような脚本…に繋がるのかもしれませんが、2話撮影時、松本さんはコンサートツアーでドラマ撮影の時間がほとんど無かったとファンの間では有名です。
視聴者としては、そんな俳優の都合までは知らないわけで、ドラマ作りで悟られないようにするのも難しいですね…。

これからは駿太郎と新田のバディでの活躍中心、アクションを期待しています。ここがこのドラマの売りだ！といったシーンが毎回見たいです。
4話では最後、駿太郎と新田が対面するシーンが良かった。アクションはなくても、あの緊迫感にはアクションに匹敵するワクワク感がありました。

最後に、みっきーさんが書かれてる｢俺たちは天使だ！｣は見たことがないのでよくわかりませんが、私は探偵と言ったら名探偵コナンしか思い付きません…　なので探偵ドラマは新鮮に見ています。

長くなり、失礼しました。

Re:ラッキーセブン４話

みっきー 2012/02/08 05:45 △

☆ひかりさん
コメントありがとうございます。

私が書いた「主役が新田みたい」と言うのは、新田がどうこうと言うより、
駿太郎が台詞の量は多いですが、実質的に物語の中心になっていないと言う意味です。
これまで、もっと案件を解決する部分での活躍があってしかるべきではと。
その点で、最初から探偵だった方が話が早かったと思いますね。

私が嵐を好きで（変な意味でなく）バラエティもドラマも観ていることは、
このブログでもよく書いているのですが、
嵐が大変忙しいのは理解しますが、やはりバラエティや歌同様に
ドラマや映画で活躍するのをファンだけでなく、期待していると思います。
だからこそ、折角の『月9』主役はハマり役の姿を見たかった。（まだ終わってませんが）

松本さんの演技云々でなく、企画や脚本や演出の段階で、
もっと松本さんらしい設定があったのではないかなと…
それが、堂々巡りになりますが、「主役は誰？」ってことなんです。

でも、全体としても第5話が折り返しだと思うので、きっと巻き返すと思いますよ。

これからもよろしくお願いします。

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