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※一部、修正と加筆しました。(2016/12/1 22:00)

第8話の演出の技を、キャプチャー画面を見ながら解説

前回(11/29放送)の第8話の感想記事で、秀逸な撮影や編集について触れたのだが、文章だけだったためわかりにくかった部分があったように思う。そこで、今回はキャプチャー画面を見ながら、解説してみる。
なお、キャプチャー画面は「TBSオンデマンド」からの無断転載です。

みくりがを家を後にし、バスでお互いに擦れ違うシーン

まず、みくりが平匡のマンションを出て行き、バスでお互いに気付かぬまま擦れ違ってしまうシーンの映像を分析してみよう。

当blogの常連さんならご存知だろうが、登場人物の目線や立っている向き、歩いて行く方向には、映像的に意味がある(意味を持たせる)演出方法があると言うこと。もちろん、演出家や監督のすべてがこの論理に基づいているとは限らないが、多くの演出家がこれを意識していると思って良い。それではそれに基づいて見てみよう。

みくりが、平匡のマンションのドアを出るカットでのみくりの目線は上手(“かみて” と読む)、画面の右側方向を見ている。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

登場人物が上手(画面右側)を向いている時の心境や心情は、「前向き」「未来を見てる」「楽観的」などの “プラスの感情” を表したい時が多い。このシーンでは、みくりの家出があくまで自分の生き方を見つめ直す「前向き」な気持ちであり、平匡との関係の「未来を見てる」と言うことを表現したいから、みくりはずーっと上手向き。

ここで面白いのは、平匡が乗って来るバスも上手向きなこと。従って、平匡もみくりと同じ感情であることがわかる。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

更に、このシーンで凝っているカットは、バスから降りた平匡とバスに乗り込んだみくりが、上手向きに歩いていること。これは非常に印象的。どこまでも2人は同じ気持ちでいるんだと十分に視聴者に植え付けた上で…

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

サラリと短いカットで、平匡の後ろ姿が下手(“しもて” と読む)向きに変わり、次のカットは逆になって2人のすれ違いをしっかりと描いてる。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

上手(画面右側)を向いている時の心境や心情は、「後ろ向き」「過去を振り返る」「悲観的」などの “マイナスの感情” を表したい時が多い。と言うことで、このシーン以降から、みくりは “プラスの感情” で平匡は “マイナスの感情” の言動になるってこと。

このことを応用してちょっと捻っているのが、このみくりの居なくなった部屋での平匡の2カットは、ご覧の通りに上手向きで、みくりの作り置きしてくれた食材を見ている。本当は下手向きで、寂しさや後悔の念と言った “マイナスの感情” を表現すべきなのだが、平匡がこの後に、これらを食べること(要は “プラスの感情”) を暗示しているので上手向きにしたと考える。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

そして、この一連のすれ違いのシーンのラスト3カットは、まず、みくりと平匡が真正面を向いているカットが続く。これは2人の「迷い」と「決意」の両方を心に抱えて、苦悩と葛藤をしているのを描写しているのだ。しかし、2人とも同じポーズだから、どこかの部分では共通(同じ)なこともあると言う “含み” も持たせている。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

そして、擦れ違いのくだりの一番最後のカットは、バスの車内の上手向きのみくり。このカットが意味するのは、擦れ違っていても、みくりは平匡との関係を前向きに考えてるってこと。ここに2人を見守る視聴者たちへの “一筋の明かり” や “希望” を添えていたのだ。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

ただ、見ているだけでは気付かないし、気付く必要もないのだが、このようなカット割りや撮影、編集をすることで、視聴者が登場人物の気持ちに自然に寄り添えるようにしている緻密な演出なのだ。

背中を丸めた平匡と猫と猫と佇むみくりのシーン

次に解説するのは、東京の平匡と館山のみくりの感情の “同期” を2人の身体の動きで魅せた演出。まず、母からのメールと目の前からいなくなったみくりに混乱する公園にいる、猫のように丸めた背中を見せてる平匡のカット。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

次のカットは、本物の猫が背中を丸めて座ってるカット。もちろん、この猫は平匡の分身。もしかしたら、みくりの妄想の産物かもしれない。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

続くカットは、背中を丸めた猫に、少しずつ背中を丸めて近づいていくみくりだ。突然だが、心理学で親密な関係を築いている相手や、好意を抱いている相手と同じ動作してしまうことを、『ミラーリング(ミラー効果)』と言い、無意識の状態で自然に動作が一致することを言う。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

平匡の分身の猫に、背中を丸めながら近づくのは、正にこの心理学でも利用される「ミラーリング」。無意識に平匡とみくりの動作が一致してさせるような映像にしたことで、視聴者はみくりに子猫(平匡)と仲良くなって欲しいと願うように仕掛ける。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

しかし、続くカットは以外にも、みくりは子猫(平匡)にちょっと触れるだけで抱くこともなく、次はカメラに背中を向けて立っているカットになる。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「ミラーリング」で落胆や悲しさやひもじさを、背中を丸めると言う動作で表現したってわけ。モノローグと動作で二重に重ねたことで、2人の寂しさがより強調された。

でも、背中向きで立っているみくりと傍に寄り添う猫(平匡)で、まだまだみくりは新しい未来を模索しているし、その直後の「情熱大陸」で引きこもり、館山市議会議員・野口まゆ(櫻井はな)で活性化と、女性のみくりの方が心の切り替えが早いのも実にリアルな描写ってことだ。

館山のみくりが見上げた夜空に浮かんだおぼろ月

最後に補足解説したいのが、「自分の気持ちでいっぱいで、みくりさんの残していってくれた料理を手に取ることもしなかった」と自己反省して、作り置きの料理をみくりの気持ちを噛み締めるように食べる平匡のカットがアップからどんどん引いていき、館山の実家にいるみくりが外に出で夜空を見上げるカットにオーバーラップさせた編集の妙。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

前回(第7話)の金子文紀氏の演出なら、平匡の食べてるカットの背後のカーテンが少し開いていて隙間から満月が覗いているように演出したかもしれない。しかし、今回の石井康晴氏の演出は一味違う。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

館山の実家にいるみくりが外に出で夜空を見上げるカットにオーバーラップさせてから、満月のカットに繋いで、みくりのモノローグへ繋げた。そのみくりも例の上手向きに登場してくる。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

こうなると前回の感想で書いた「月」の意味が変わってくる。前回では単純に “満たされた気持ち” を満月で表したが、今回はみくりの “再び満たされたい気持ち” と言う願望や欲求(プラスの感情)を満月で表した。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

そして、平匡が満月を見ているカットが無かったことから、あの満月はみくりの妄想かもしれない。そう捉えると、みくりに空いた “心の穴” は意外と大きいってことだ。なかなか意味深い演出だ。

ハグを目指して、みくりと平匡が電話をし合うシーン

次の部分は、第8話の感想で触れなかった部分。いよいよすれ違いが終わって2人のハグが見られるかな?と視聴者を期待させた、みくりと平匡が互いに携帯電話で話すシーン。ここで需要な演出は、2人が館山で合流すると見せかけつつ、最後のオチを見た時には「みくりは館山にいなかったんだ」と納得させること。

そのために、演出家は “4つの技” を使ってる。1つは、みくりと平匡が会話をし、互いが向き合ってるように、下のようなカットを繰り返すこと。この場合の平匡の下手向きはマイナス思考でなく、あくまでも対話をしている雰囲気を醸し出すためのカット割りだ。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

更に対話している場所が館山っぽい感じを出すために、背後の風景をぼかした上で、みくりの背景は右下がり、平匡の背景は左下がりになっていて、向かい合って話しているような雰囲気を醸し出しているのが、2つ目の技。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

3つ目の技は、それでも簡単にはハグはさせないぞ、と思わせるために、下手向きのみくりと平匡のカットを加えてること。そして4つ目は、その2つのカットの背景は先述の右下がりでも左下がりでもない、ボヤーンとした背景にしてあること。これによって「みくりは館山にいなかったんだ」と納得できるのだ。

でも、下手向きでも背景が海の平匡が走るカットが入れば、誰だって期待しちゃうのは当然。この辺の最後の一押しも上手いし、心地が良かった。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

いろいろ書いてきたが、これら全部が演出を担当した石井康晴氏が意図したと言う証拠はどこにもない。しかし、このような見方をしても辻褄が合うのはおわかりのはず。従って、そんなに大ハズレはしていないのではないだろうか。とにかく、いろいろな楽しみが出来るのが “良く出来たドラマ” の証拠。皆さんも見つけて見よう。

あとがき

いやあ、やりきりました(苦笑)。皆さんもキャプチャー画像付きで、少しはわかっていただけたでしょうか。本当に細部まで作り込まれてます。もちろん、演出だけではなく、脚本も美術も音楽もそして俳優さんたちも、最後の1秒まで楽しませようと言う意気込みがひしひしと伝わります。

最後に、そんなことを感じた2つのカットをご紹介して記事を締め括ります。1つは、みくりがマンションに帰って来た時、みくりが丁寧に作って冷蔵庫に入れておいてくれた作り置きの食材が入っていたタッパー容器が、きちんと洗われてカゴに並んでいたカット。「素因数分解」に繋がる2人の気真面目さを表現した演出。

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

もう1カットは、第9話の予告編の序盤にあった、久し振りのハグのカット。あれで、第8話の終盤で緊張しながら見ていた気分が、ホッとさせられました。これが最後の1秒まで楽しませようと言う意気込みです。ではまた…

「逃げ恥」第8話の感想で書いた “秀逸な演出” をわかりやすく図解しました

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天晴! 『逃げ恥』のスタッフ!! 「恋ダンス」は「みくりの妄想ミュージカル」だったとは!!!
『逃げ恥』予告編の新垣結衣さんのセーラー服姿に2度ビックリ!! 9年前の『パパムス』再来か?
『逃げ恥』スタッフ再び天晴!! 「ハートのつり革」の粋な演出!!!

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  • 素晴らしい!!
にしっぺ。 2016/12/01(Thu)16:40:02 編集
感想を書くだけでも かなり時間がかかるのに、
これは 大変な手間だったと思います (汗)
ありがとうございました!!
文章で読んだだけではピンとこないですが
【百聞は一見にしかず】 (←聞 じゃなく 文ですけどもw)
とてもよくわかりました♪

キャストが皆 ピタリとハマっていて
妄想劇場も 毎回面白くて(笑)
素人ながら、脚本も演出も素晴らしいと思います!
本当に丁寧に作られていて、とても良いドラマだと思います!!
原作の漫画は読んでませんが、
これは もしや、原作を越えたのでは ?!


早く続きが観たいけれど、終わって欲しくない~(泣)
  • Re:素晴らしい!!
みっきー 2016/12/01 19:35
☆にしっぺ。さん
コメントありがとうございます。

>感想を書くだけでも かなり時間がかかるのに、
>これは 大変な手間だったと思います (汗)
>ありがとうございました!!

流石に、ちょっとたいへんでした(苦笑)

>文章で読んだだけではピンとこないですが
>【百聞は一見にしかず】 (←聞 じゃなく 文ですけどもw)
>とてもよくわかりました♪

実は、昨晩、妻と一緒に録画を一時停止しては解説して、
見てみたんですよ。
そうしたら、「口で説明されてもわかんない」と言ったので、
今回の記事を書くことを思い付きました。

>本当に丁寧に作られていて、とても良いドラマだと思います!!

そうなんです。
そして、演出家の個性が見えるのも素敵ですし、
演出家が交代しても、面白さは変わらないのが素晴らしい。

>早く続きが観たいけれど、終わって欲しくない~(泣)

ホント、そう思います。
  • 何度も反芻して見ています
とわいらいと 2016/12/01(Thu)23:07:09 編集
はじめまして。
記事を拝見致しました。私はテレビ関係者ではありませんが、映像から緻密に読み解いていらっしゃることに感動致しました。
☆「あの満月はみくりの妄想かもしれない。」については同感です。何故かと言うと、その日の日付(10月29日(土))の月齢は28-29なので、月の光は殆ど見えないはずだからです。前回(第7話)の(ドラマ上の)満月の日からも20日しか経っていないので、この点も意識していると思います。
☆これにあわせて気づくことは、みくりさんが百合ちゃんにワインを返すシーンの背景は、よく見るとクリスマスの装飾になっていますが、時期的にはハロウィンのはず。ここは葛藤されたのでは、と思います。
☆男4人で飲んでいるシーン、科白を反芻すると、風見さんはホントは平匡さんの相談に乗りたかったのでは、と思えるフシがあります。皮肉を吹っ掛けようとした訳ではなく、関係を修復できたほうが風見さんにとっても好都合ですし。二人が対立の位置に鎮座したことで、あのような科白を吐くことになってしまったのは、平匡さんの手痛いミスと思います。風見さんはよく見ると、残念そうに溜息をついています。
☆タッパーがきちんと洗われていたのは平匡さんならでは、と思いますが、私個人はあの6つのメモを平匡さんがきちんと心の中に消化したことのほうが意味があったのかな、と思います。それにしてもひと晩で6食…食べきったのか…。
☆次回予告のハグのシーンは、第5話の冒頭シーンで、みくりさんが何故ハグをしたいと申し出たか(二人がミラーリングで首を傾げる直前の科白)を回想すると、膝を打って頂けると思います。このドラマは科白を何度も反芻して理解(感動)するところがあり、それが魅力のひとつになっているのでは、と思います。
雑駁ですが、関連して気づいたことを付記させて頂きました。来週も期待致します。
  • Re:何度も反芻して見ています
みっきー 2016/12/02 06:49
☆とわいらいとさん
コメントありがとうございます。

第5話の感想で、本作のモノローグについて書いていますが、
モノローグはとても意味深です。
本当の心境と妄想なども含まれていますから。

それにしても、細かい部分までよく見てますね。
  • ありがとうございました
みう 2016/12/02(Fri)21:05:54 編集
コメントへ返信、ありがとうございました!! 記事を見て、納得しました。
前にも、世界一難しい恋のときに解説して下さった記憶があるのですが、よくわからなかったんです。理解力がなくてすみません。
今回は、キャプチャーの矢印があり、とてもわかりやすかったです。

なぜ知りたかったのかと言うと、前に格付けの番組の演出部門を見て、同じせりふでも、まったく違う映像になることに、衝撃を受けたんです。
また、つまらない漫画原作が映像になると面白かったり、逆に原作をぶちこわす映像を見て、とっても奥が深い世界なんだなぁ、と思いました。
高校生や中学生の娘はテレビなんてほとんど見ません。
でも、やっぱり面白いドラマは楽しみにしていて、テレビの前で待ちわびて、オンタイムで見るんですよね。
そういう姿に少しほっとします。

みっきーさんは、結婚式のお仕事もされてるんですよね。
そういえば、自分の結婚式、めんどくさくなっちゃって、ホテルに丸投げしちゃったなぁ(汗)
でも、ちゃんと出来上がって。構成とか演出とか、知らないあいだに、お世話になったんでしょうね。

これからも記事、楽しみにしています。
  • Re:ありがとうございました
みっきー 2016/12/03 09:13
☆みうさん
コメントありがとうございます。

矢印、ちょっとがんばってやってみました(苦笑)
やはり、わかりやすいですよね。

実際の撮影現場では「画コンテ」と言うものを使って、
演出家が意図した通りに撮影を進めて行くのですが、
一番重要なのが、登場人物の顔の向き。

下のサイトのように、書き込まれています。

見て描ける!すぐ使える!絵が苦手な人のための絵コンテサンプル集絵コンテの描き方/Lesson4

これ程に、演出家にとって顔の向きは重要なんです。

私の本業は、多分、日本には1人しかいない
フリーランスのホテル専門のバンケットディレクター。

有名ホテルで開催される「○周年祝賀会」「社員表彰式」
「新商品発表パーティー」「医学学会」「各種セミナー」「社葬」
これらの演出、進行台本、映像制作、舞台監督です。

普通は、ホテルの従業員である
そのご宴席担当のキャプテン(チーフとも言う)が
全体を仕切り、細かいことはお客様側の「事務局」がやります。
披露宴の場合も、当日を仕切るのは吠えるのキャプテンと、
ブライダルコーディネーターですよね。

でも、私の場合は、そのご宴席を1からトータルコーディネートして、
舞台装置、装花、照明、音楽、映像、料理、ワイン、引き出物などなど
すべて選んでお客様に提案し、進めていきます。

まあ、多くのケースでは、大手広告代理店が手配する
所謂「企画会社」がやるわけですが、如何せん高額。

私を雇って下さるホテルは、その「企画会社」に行くお金を
ホテル内で使って頂き、ゲストへの料理、ワインなどの
“おもてなしの資金” にしようとするホテル(ご宴席)です。

今やお客様もいろいろ情報がわかっていて、
○百万から○千万も舞台装置やコンパニオン、最新受付装置に使うなら、
その分をゲストに使いたいと言う方もいらっしゃるので、
そんな場合は、お声がかかります。

なんか、話がずれましたね。
と言うわけで、いろんなパートの仕事をやるので、
テレビドラマを見ているといろいろ気付いてしまうのです。
そして、「自分だったら」と思ってしまうのです。

これからもよろしくお願いします。
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