NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第12回/第3週『ヨーコソ、マツノケヘ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
トキ(髙石あかり)が働く機織り工場が、景気悪化で資金難に。社長であり親戚の雨清水傳(堤真一)が金策に繰り出し、その間、雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)が社長代理を務めることになった。トキやチヨ(倉沢杏菜)、せん(安達木乃)、女工たちにも不安が広がっていく。一方、松野家では勘右衛門(小日向文世)による銀二郎(寛一郎)への跡取り教育が過熱していた。そんなある日、金策中の傳が倒れてしまう。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ)
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹、淀裕矢|美術進行:澤幸樹|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望|装置:佐藤千織|装飾:津村政幸、横田浩|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和|メイク:堀洋子、正田早百合|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲|助監督:小林直毅|制作担当:木村晴治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|造園:堤正和
※敬称略
先週より“状況&物語的に暗くなる”なのはやむを得ないか
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―――ここまで、ごあいさつ―――
俗にいう「貧乏話」を朝ドラで朝から見せられれるのはツラいとの意見もあるようだが。
個人的には、朝から戦争を見せられるほうがその後の生活にいろんな意味で響くので、ほどほどにしてほしいのだが。
第10回(10月10日放送)の感想に書いたが。
現時点の劇中が「明治19年(1886)」だとすれば、直前の1881~1885年ごろが日本は「松方デフレ」の真っただ中で。
大不況から脱出するかしないかの日本経済の危機の直後、影響下だ。
※「松方デフレ」とは、明治政府がたくさん紙幣を刷って使いすぎたため、物の値段が下がり、当時の財務大臣的役職の松方正義が、明治時代に政府が財政を引きしめた結果、人々の暮らしが苦しくなった出来事。
また、明治19年当時の平均寿命は(所説あります)男性が42歳前後、女性が44歳前後だとされるから、61歳の堤真一さんが演じる傳(堤真一)の健康だって危ぶまれる時期である。
こうして考えれば、松江藩の下上級武士で明治維新によって商人となった傳にとって “怖い時代(=怖い話)” がこの第3週『ヨーコソ、マツノケヘ。』の基礎になっている。
よって前回でも書いたように、前2週に比べれば “状況的に、物語的に、暗くなりがち” なのはやむを得ないか。
今秋から演出担当の交代により「ルック」が若干変わった
ここから、本編の内容から少し逸脱してみたい。
で、一部の読者様には好評をいただいている「演出の話」をやってみる。
今週(第3週)の演出担当が、前2週担当の村橋直樹氏から泉並敬眞氏に交代したのは前回で書いたとおり。
で、泉並氏になって起こった “映像的に大きな変化” が《ルックの違い》である。
第2回(9月30日)でも書いたので、おさらいを兼ねて書いてみる。
私が『ばけばけ』を見て最初に感じたのが「このルック、いい感じだなぁ」だった。
「ルック」とは、色調・コントラスト・明るさなどで映像の雰囲気を決める重要な要素で。
「ルック」を作るのが、撮影した映像の「色や明るさ」をあとから調整して、見た目の雰囲気を作る作業「カラーグレーディング」だ。
たとえば、「空をもっと青くして爽やかに見せる」「暗いシーンを少し明るくして人物の表情を見やすくする」「全体を少し茶色っぽくして昔の写真みたいにする」など。
こうした色の「味付け」をすることで、同じ映像でも「温かい」「冷たい」「ドキドキ」を後付けで観る人が感じる印象を大きく変えることができる技術だ。
この「ルック」が第3週から若干変わったのだ。
ちなみに、スタッフクレジットの「カラーグレーディング担当」は交代していない(と思います)から《演出家の指示による変更》と考えるのが妥当である。
前2週より「ローコントラスト・ルック」が強調されている
そして、今作が第1回から採用しているルックが、映像業界的にいえば「ローコントラスト・ルック(Low Contrast Look)」だ。
明暗差を狭め、黒レベルを持ち上げ、全体を柔らかく、くすませる仕上げの総称である。
「紗がかかった」「フィルムの褪(あ)せた」印象を与える効果がある。
先週と見比べると明らかだから確認してほしい(キャプチャー画像では判別できないと思うので掲載しません)。
最も分かりやすいのは「全体のカラーのメリハリが弱く」て「黒色が黒ではなく明るい印象」になっている点だ。
黒髪の部分に注目すると、今週のほうが明るくて、髪の毛一本一本が見えやすいと思うし、暗いところが黒でつぶれずに見えやすいと思う。
この「ローコントラスト・ルック」が前2週よりも、強調されているのだ。
演出意図的に“怖い時代(=怖い話)”を薄め(弱め)ている
ここから、さらに専門的になるが、頑張ってできるだけ分かりやすく書くので読んでいただきたい。
「ローコントラスト・ルック(Low Contrast Look)」は、単なる色味の演出ではなく、物語の「心理的トーン」や「記憶・感情の距離感」を可視化するための映像的用語だ。
ローコントラスト・ルックが目指すトーン・視覚効果には次のようなものある。
●明暗差を抑えると現実の輪郭が曖昧になり、人物や風景を “記憶の中で見ている” ような質感
●コントラストを下げると陰影が消え、物質感や空間の “リアリティが薄まった” ような現実感の希薄化
●黒が締まりすぎず、白が飛ばないため、空気や布の質感が豊かになり「現代的」「アート的」「モード的」質感<
●視覚的に “曖昧さ” を作ることで、観客と被写体の間に薄い膜を感じさせる「被写体との距離感」を調整
要するに。
光と影の輪郭をぼかすことで、「記憶」「夢」「内省」を感じさせる映像美であり。
黒を明るくすることで、「現実の冷たさ」ではなく「情緒の温度」を映すトーンであり。
《“現実の明瞭さを捨てて、心の曖昧さを描く” ためのルック》なのだ。
聡明な読者様ならお気づきだろう。
第3週は前2週よりも “状況的に、物語的に、暗くなりがち” だから、 前2週よりさらに《冷たい現実ではなく、人の気配を帯びた光を映すトーン》を採用することで “怖い時代(=怖い話)” を薄めて、弱めている… と考えられるのだ。
もちろん、これも「好意的に解釈して…」で、あるが。
今作の肝ともいえる“最重要要素”も盛り込んできた!
本編の内容に触れていこう。
第3週となって、おおよその今作の基本的な人物や状況設定の説明が終わったため、いよいよ物語そのものを転がし始めた… というところだろう。
●長男・氏松(安田啓人)の出奔で、厳しさが増す織物工場の経営
●傳の左下腹部の痛み
●鳥取県因幡の貧窮足軽の次男で婿の銀二郎(寛一郎)と義祖父・勘右衛門(小日向文世)の仲違い
今後の展開のための下ごしらえも完璧だ。
そんな中で、今作の肝ともいえる最重要要素も盛り込んできた。
トキ「じゃあ 銀二郎さん
今日も 怪談 よろしいでしょうか?」
銀二郎の「浄瑠璃と会談が好き」の設定を生かすだけでなく。
このセリフをトキ(髙石あかり)に言わせることで、織物工場ではどうしても「女性従業員たちのひとり」的になってしまうトキのキャラクターが際立つし。
今週の印象が「傳の物語」が強い中で、しっかりと “トキの会話劇” を盛り込むことは正しいのだ。
蛇と蛙に銀二郎が語った怪談の内容に触れさせてもよかった
ただ、怪談の内容そのものが描かれなかった(語られなかった)のはとても残念だ。
今後の展開があるから「あまり怪談を登場させたくない」のかもしれないが。
それでも、下記のような感じで蛇と蛙(阿佐ヶ谷姉妹)に話させればよかったと思う。
蛇と蛙(N)「夜になると首が離れる女の話ね(=ろくろ首)」
※ ※ ※
蛇と蛙(N)「死者の言葉を聞いた男の恐怖の話だわ(=葬られた秘密)」
※ ※ ※
蛇と蛙(N)「古い壺に宿る因縁の話よ(=骨董の壺)」
それこそ、これくらい内容を話しても、罰は当たらないと思う(怪談だけに…笑)
あとがき
いくら内容が重苦しい展開であっても、連ドラとしては次のことは踏襲してもらいたいですね。
●前2週でやってきた、今作らしい軽妙さ
●小泉八雲夫妻がモデルだからこその “怪談” の際立たせ
●おトキの “主人公” としてのアピール
その意味では、トキと銀二郎の「格が…」「あと一声」のやり取りなんて、もう少し膨らませてもよかったと思います。
もちろん、現状も決して悪いと思いませんが、より高みを目指して… という意味でです。
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第1話/初回15分拡大『遺品整理人が届ける…愛と希望の物語、開幕』の感想。
鳥飼樹(草彅剛)は遺品整理人として働くシングルファーザーである。孤独死した女性の部屋で、冷淡な息子の言葉に触れながらも、遺品に込められた母の思いを見出す。一方、絵本作家の御厨真琴(中村ゆり)は、愛のない結婚生活に心をすり減らしていた。そんな中、余命宣告を受けた鮎川こはる(風吹ジュン)の生前整理を担当することになった樹は、こはるの娘である真琴と出会い、それぞれの人生が静かに交差していく――。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:高橋美幸(過去作/クロスロード シリーズ,デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士)
演出・P:三宅喜重(過去作/僕シリーズ3部作,嘘の戦争,罠の戦争) 第1話
演出:宝来忠昭(過去作/嘘の戦争,罠の戦争)
演出:菅野祐悟(過去作/銭の戦争,罠の戦争)
音楽:Benjamin Bedoussac(過去作/ちょこっと京都に住んでみた。,パティスリーMON)
P:河西秀幸、三方祐人、阿部優香子
※敬称略
あえて意地悪に書けば「一応、遺品整理業を描いた連ドラ」
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冒頭から、あえて意地悪に書けば「一応、遺品整理業を描いた連ドラ」である(苦笑)
わざわざ「一応」と書いた理由は後述する。
で、「間違いなく、遺品整理業を描いた連ドラ」としては、過去にも(偶然にテレビ朝日制作ばかりですが)連ドラがある。
●奥田瑛二主演『遺品の声を聴く男』(テレビ朝日/2009,2014)
●山田孝之、菅田将暉主演『dele』(テレビ朝日/2018年)
●吉高由里子・北村匠海主演『星降る夜に』(テレビ朝日/2023)
ということで、これらを見た視聴者であれば、ほぼ新鮮味はないと思う。
が、いずれにしても、良くも悪くも、お涙頂戴のヒューマンドラマになるのは間違いない。
よって、既視感だらけ、感動の押し売り系が苦手な人はそもそも見ないと思う… そんな作品だ。
お涙頂戴系ヒューマンドラマに“考察系パート”は邪魔!
だから、今作を見た人、見ている人はそれらを許容&愛好しているのだから “お涙頂戴のヒューマンドラマ” を強調するだけでいいのに。
(感覚的には)おそらく正味57分尺のうち60%以上は “お涙頂戴のヒューマンドラマ” 以外だったのでは?
しかも、それが私が大の苦手である “いわゆる考察系ドラマ” の類だ。
私が苦手なのを横に置いておいても、明らかに “お涙頂戴のヒューマンドラマ” の(花壇に水をやる場面があったが)話に水を差してしまっていたのでは?
もちろん、“考察系” が好物の人や、考察系パートに推しが出ている人は大喜びだろう。
しかし、お涙頂戴のヒューマンドラマを待ち望んでいる視聴者にとっては、大きな‘離脱理由’になるのに… だ。
ホント、今期に限らず、まだ考察系で視聴率が稼げると思っている作り手がいるのが不思議でしかない。
もう、2024年あたりから考察系が世間から飽きられているのは、日テレの考察系ドラマ群を見れば結果は明らかなのに。
遺品整理業以外の描写を盛り込みすぎ!
では、冒頭で「後述する」をやってみる。
私を含めて「カンテレ制作・フジテレビ系」で「月曜よる10時」で「草彅剛主演」と聞けば、『僕シリーズ三部作』『嘘の戦争』『罠の戦争』『銭の戦争』の系統の名作ドラマを期待する人も多いのでは?
もちろん、私も上記の作品群の大ファンだから大いに期待したひとりだ。
そして今作には、演出兼プロデューサーの三宅喜重氏、演出の宝来忠昭氏、音楽担当の菅野祐悟氏らも『僕シリーズ』や『戦争シリーズ』のスタッフが集結している。
がしかし、脚本が『僕シリーズ』の橋部敦子氏でも、『戦争シリーズ』の後藤法子氏でもないのだ。
(申し訳ないですが事実なので書きます)これまで最大で全4話構成の連ドラの執筆経験しかない高橋美幸氏、その人なのだ。
もちろん、高橋氏が執筆した草彅剛主演のNHK土曜ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』NHK/2023・全2回)が秀作ドラマであったのは、当ブログの感想でも絶賛したとおりだ。
しかし、『デフ・ヴォイス』は全2回構成ゆえに、メイン以外の要素を盛り込む余地が元々なかったのだ。
でも、「今作には盛り込み放題…」ということのようである。
印象が強いのは、職場の環境描写や仕事仲間同士のやり取り
最後に。
そもそも、メイン以外の要素以前に、メインの部分(遺品整理人である主人公を描く部分)が放送尺的に少ない上に、後味含めて薄すぎるのだ。
むしろ印象に残っているのは、職場の環境描写や仕事仲間同士のやり取りだ。
きっと今作は、「命」を扱いつつ、5年前に愛妻を亡くした遺品整理業の男性と、余命3か月の母親と夫婦仲が悪い絵本作家の女性の “大人の恋バナ” に進展するのだろう。
もちろん、私は「遺品整理業を描いた連ドラ」でないことが判明した時点で離脱する。
あとがき
ハッキリ言いますけど、いまの心情は「カンテレ、ついにお前もか」です。
カンテレ制作の月曜22時のドラマだけは、魂を捨てないと思っていたんですけど。
それこそ、百歩譲って「御厨家」のくだり全部削除)で《遺品整理業と絵本作家の恋バナ》でよかったのに。
思えば、前作『僕達はまだその星の校則を知らない』も、こんな感じだったかなぁ(困)
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無事にお見合いもうまくいき、トキ(髙石あかり)と銀二郎(寛一郎)の新婚生活がはじまった!働き者の銀二郎のおかげで、松野家の生活も少しは楽になり、祖父・勘右衛門(小日向文世)、父・司之介(岡部たかし)も、跡取りとなる銀二郎への期待が膨らむ。幸せ絶頂のトキ。しかし、仕事場である雨清水家の機織り工場では不穏な空気が流れ始めていた。
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前2週の演出と最も違うのは、コミカルさが減ったこと
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週明けの月曜日である第11回は「何から始めるの?」と期待をしていたら。
ナント、「足首まで水につかり、その水を両手ですくうトキの足と手だけ」で始まった。
そして、場所は(おそらく)宍道湖で、時間は日の出直後の早朝であることが分かる。
続いて、しじみ汁を作るためにしじみを洗うトキの手。
わずか1分に二度も “トキの手元のアップ” を組み込んだ時点で、今週の演出担当が前2週と交代したことが分かるわけだ。
映像も、全体的に俳優陣の声量が控えめな印象で、「ど~んと引いた画角」の構図が減って、季節感も乏しくなって(苦笑)
でもって、前2週の演出と最も違うのは、コミカルさが減って、より‘フツー’の「外見だけが文明開化時代の時代劇ホームドラマ」になったことだ。
もちろん、脚本はふじきみつ彦氏のままだから、演出によってセリフのキャッチボールが生み出すテンポの良さや滑稽さを意識的に作り出してはいない… ということだ(ろう)。
まっ、土曜日版を見ている人は分かると思う… 「ダイジェスト版」風味だなぁと。
まだまだ演出家の交代要員が控えているから、現時点で「先週と違う」と騒ぐほどでもないとは思うが。
さすがに、銀二郎がトキに怪談を話すのが突然過ぎないか?
別に「怪談」を盛り込んだことは悪いと思わないが。
どうして、唐突に銀二郎(寛一郎)がトキ(髙石あかり)に怪談を話したのだろう?
もちろん、前段で「源助柱」のことを銀二郎が知っているということで「銀二郎も怪談好き」という解釈をすべきなのだろうが。
さすがに、途中を端折りすぎでは?
これ、そもそも論として、トキは幼少期から「寝るときに家族に怪談話をねだる」の設定を組み込むだけでよかったのでは?
で、以前は母・フミ(池脇千鶴)にねだっていたけど、結婚したから銀二郎にねだるだけでよかったのに。
まあ、残念ながら、いまだに “トキが怖い話が好き” を生かしきれていないのが、ホントもったいないと思う。
当然今後には、“トキが怖い話が好き” は今後にとっても大変重要な要素になるから、ヘブン(トミー・バストウ) への語り聞かせが始まるまでには、うまく視聴者を印象誘導してほしいものだ。
劇中で銀二郎が話した怪談が「鳥取のふとんの話」
すでにご存じの方も多いと思うが、劇中で銀二郎が話した怪談が「鳥取のふとんの話」。
小泉八雲の『知られぬ日本の面影』に収容されている所載されており。
史実では、セツさんが八雲と結婚する前の夫で鳥取藩士だった前田為二に聞いた鳥取市に伝わる昔話を語り聞かせて、八雲が再話したとされている。
「再話(さいわ))」とは、元々あった昔話や伝説などを、現代の人が分かりやすいように書き直すこと、または書き直された作品自体のことで、八雲は独自の解釈を加えて物語を再構築していたのが個性的なのでした。
あとがき
なんか、先週までと違うドラマを見ているようで、驚きが大きくて、感想が思いつきませんでした。
個人的には前2週の、メリハリとコミカルさが際立ったほうが “今作らしさ” があって好みですね。
でも、今週はどこかで見たような「外見だけが文明開化時代の時代劇ホームドラマ」になったので、逆に違和感が減って「見やすくなった」と感じる人もいると思います。
ここは「怪談を扱う朝ドラ」としてもどかしいところだと思います。
喜劇的要素を盛り込んだほうが今作らしいけれど、一般受けは‘こっち’でしょうし。
きっと「今週はシリアスでナーバスな展開」が多いと思うので “今週” は‘こっち’の演出が合っているのかも?
とにかく、ちょっと驚いております…
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TBSテレビ系・日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』
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第1話/初回15分拡大『ゲートイン』の感想。
なお、原作の小説、早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』は未読。
栗須栄治(妻夫木聡)は税理士としての挫折を抱え希望を見失っていたが、ロイヤルヒューマン社の競馬事業部調査を通じて再び歩み始める。創業者・山王耕造(佐藤浩市)の競馬への情熱に触れ、北海道での元恋人・加奈子(松本若菜)との再会を経て、競走馬に懸ける人々の思いに心を動かされていく。報告を終えた後も違和感を拭えず、栗須は再び北海道へ向かい、自らの職業観と人生に向き合うことになる――。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(小説):早見和真「ザ・ロイヤルファミリー」
脚本:喜安浩平(過去作/映画「幕が上がる」,ドラマ「95,村井の恋」)
脚本協力:山口智之(過去作/さぼリーマン甘太朗)
演出:塚原あゆ子(過去作/グランメゾン東京,海に眠るダイヤモンド) 第1話
松田礼人(過去作/パパとムスメの7日間,地獄の果てまで連れていく)
府川亮介(過去作/着飾る恋には理由があって,ブラザー・トップ)
音楽:横山克(過去作/厨房のありす,ちはやふる-めぐり-)
主題歌:あいみょん「いちについて」
医療監修:生坂政臣(過去作/『総合診療医ドクターG)
P:加藤章一(過去作/警視庁ゼロ係シリーズ,トリリオンゲーム)
協力P:大河原美奈(過去作/私のシてくれないフェロモン彼氏,パパとムスメの7日間)
小髙夏実(過去作/着飾る恋には理由があって,クジャクのダンス、誰が見た?)
※敬称略
好きな人は好き、苦手な人は苦手… な作品?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
どう見ても、描きたいことは下記の三点に間違いないだろう。
●馬(血統)と人間(親子・師弟関係)で受け継がれる「父から子へ」への “継承と超越”
●ギャンブルである競馬という舞台で、理不尽さと挫折、希望を失わない意志を盛り込んで “夢と現実の狭間”
●誠実な人間たちの幸福を探す生き方や価値観を通して “人の実直さとそれぞれの幸せのカタチ”
実に、《日曜劇場らしいテーマ》だ。
と同時に、俳優もゲストも(無駄に)豪華、ロケも(無駄に)多いし。
演出も、チーフ監督が塚原あゆ子氏だから(無駄に)しつこく、描きまくった印象だ。
全ての要素に “無駄に” と入れたのは、批判が半分、らしさの称賛が半分だから。
まっ、簡単に言えば、好きな人は好き、苦手な人は苦手… な作品だと思う。
脚本も演出も演技も、全てにおいて回りくどすぎる!
私のテンションから、もうお分かりだろうが、私はこの類のドラマは苦手な部類)だ。
そもそも、競馬に限らずギャンブルが好きではない。
動物が画面に映れば、否応なしに「かわいい」とも思わないし。
しかし、本当の意味で苦手なのは《盛り込みすぎの設定過多》の状態である。
とにかく、私にとっては、脚本も演出も演技も、全てにおいて回りくどすぎる!
栗須を加奈子の設定にしたほうがスッキリしたのでは?
序盤に書いたとおり、おそらく今作のメインの舞台も職業も「競馬と馬主」「競走馬の生産牧場と生産者」だろうか。
だったら、主人公・栗須栄治(妻夫木聡)も(年齢的に「馬主」は強引すぎるので)「競走馬の生産牧場関係者者」にしたら、スッキリしたのでは?
そう、北海道で実家の「ノザキファーム」を手伝う元恋人・野崎加奈子(松本若菜)の役どころだ。
なぜ、こんなことを思うのかというと…
もっと「税理士が主人公の物語」を強調しないと…
第1話を見た限りでは《主人公が税理士である必然性がほぼなかった》からである。
もちろん、好意的に見れば分からなくもない。
金銭や数字の世界で生きる「税理士」は、一般的に、冷静で、失敗を嫌い、夢や情熱よりも “計算づく” を信じるタイプ。
そんな主人公が、失敗を恐れず、夢と情熱だけで突っ走る人たちとのかかわりで、次第に「理屈では説明できない生き方」に心を動かされていくのだろう。
また、税理士は「相続」や「受け継ぐもの」に関わる仕事だから、今作のテーマ「父から子へ」「夢の継承」と重ねやすい。
つまり、今作は、競馬関係者でない主人公を通して「合理では測れない人間の情熱」を描いているのだ。
こうなると、第2話以降、もっと難しい展開になると推測できる。
だって、今作は、“競馬を描いた物語” ではなく、“競馬という情熱に触れた一人の外部者の再生物語譚” になるはずだし。
競馬を知らない主人公だからこそ、競馬に人生を賭ける “人間の情熱の正体” を純粋に描くだろうから。
これ、もう少し「主人公の物語」であることを強調していかないと、“競馬を描いた物語” で終わるのでは?
お手並み拝見である。
あとがき
『日曜劇場』がお得意の「第一部」「第二部」の構成になるんでしょうね。
第一部が馬「ロイヤルホープ」の話で、第二部が「ロイヤルファミリー」の話みたいに。
で、あれこれの要素を重ねまくって、結末まで引っ張るのでしょう。
今後の感想は「まずは第2話も様子見」にしておきます。
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第2週『ムコ、モラウ、ムズカシ。』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
貧乏脱出を目指すトキ(髙石あかり)は、恋占いで悲惨な結果を受け落ち込むが、家族の支えでお見合いに挑むこととなる。工場仲間のせん(安達木乃)とチヨ(倉沢杏奈)が次々と結婚を決める中、焦るトキは雨清水傳(堤真一)とタエ(北川景子)の仲介で元士族の商人・中村守道(酒井大成)と初めてのお見合いに臨む。しかし破談となり、再び訪れた二度目の縁談で山根銀二郎(寛一郎)と出会うが――。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ)
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ)
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二|映像技術:前田惇徳、原幸介|カラーグレーディング:原幸介前田惇徳|VFX:西垣友貴、神戸大樹|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人|装置:佐藤千織|装飾:津村政幸|特殊効果:奥村陵|衣装:横山智和|メイク:堀洋子|持道具:楠正由貴|かつら:松本誠也|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲|助監督:小林直毅|制作担当:木村晴治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人| 日本画指導:諫山恵実:
※敬称略
第1週以上に、試行錯誤が見えたなかなかのダイジェスト版
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―――ここまで、ごあいさつ―――
第1週の「ダイジェスト版」の感想を振り返ると。
「試行錯誤が見えた、なかなかのダイジェスト版」であり。
「引き延ばし部分は徹底的に削除、物語の骨格だけ確実に残存」した秀作だった。
で、第2週は… いいや今週も。
第1週以上に「試行錯誤が見えた、なかなかのダイジェスト版」だ。
しかし、今回の編集は先週のような「引き延ばし部分は徹底的に削除、物語の骨格だけ確実に残存」した編集とは違っていたと思う。
あえて「放送された曜日」では書かずに「内容」で書いてみる。
冒頭の、貧乏脱出のため結婚を目指す松野トキ(髙石あかり)から、トキが雨清水傳(堤真一)とランデブーをするまでと、それ以降の編集に若干違いがあったように思う。
前半(と言っても実質4分程度です)は「引き延ばし部分は徹底的に削除、物語の骨格だけ確実に残存」した編集で。
後半は、仲人の傳とタエ(北川景子)、そしてトキの次のやり取りに説得力を持たせつつ、きれいに帰着するような編集になっていたと思う。
タエ「にぎやかですこと」
傳「これが好きなんじゃな? おトキは」
トキ「フフッ… はい」
「みんなで幸せになって 初めて幸せなので」へ帰着させる
「本編」の感想でも書いたが。
今作は、令和の‘いま’にも通じる “時代の変化に適応できず、取り残されていく人々の姿の象徴” として司之介(岡部たかし)というサブキャラクターを描いて《既成の秩序が崩れた、混迷の只中にある時代》を描いている。
と同時に、変化に抗う者、変化の中で不安を抱える者たちの不安や戸惑い、そしてささやかな日常の中にある「趣とユーモア」や「不条理と理不尽」を丁寧に描写することで、視聴者に共感を促している。
そして、第2週の「ダイジェスト版」の後半では、「本編」の次の笑顔のトキのセリフを映像化した部分を丁寧につまんでまとめたのだ。
トキ「私一人だけ 幸せになっても
つまらんと申しますか…。
みんなで幸せになって
初めて幸せなので」
要するに、「ダイジェスト版」の前半は《怪談=どこか さみしくて 切ない話》を強調する “暗” なパートであり。
後半は《ホームドラマ=家族愛の物語》を強調する “明” なパートになっているのだ。
だから、編集方針(意図)が変わってくるのは当然だ。
"松野家の祝言の話"なのに、"傳"を効果的に利用した編集
では、なぜ、前半と後半で編集の仕方が若干違うのに、つながって見えたのか?
その要因は、二つあって、一つは「傳」という登場人物であり、もう一つは次のトキと傳のやり取りが、前後編のよき接着剤に仕立てた編集になっているからである。
傳「怪談が好きなのに 怖がりなんじゃな」
トキ「あっ…。でも それが楽しくて」
“怖がりなのに怪談好き” というトキの設定をうまく利用していると思う。
前述のとおり、今作(の独特な解釈と言ってもよいと思います)において《怪談=どこか さみしくて 切ない話》がある。
しかし一般的には《怪談=怖い話》である。
傳は、司之介が落ち武者頭になる以前に、自ら散切り頭となって先が見えぬ(ある意味での)《怪談=怖い話》に足を踏み入れた人物だ。
そのことは、傳がトキの周囲では早期に《怪談=どこか さみしくて 切ない話》に一歩踏み込んだ人物ともいえる。
そう、傳はトキを “いまは怖いかもしれないけれど、あとから楽しくなる世界” の水先案内人のような役割になっているのだ。
と同時に、「ダイジェスト版」の前半を後半へ自然につなげる連結器の役割にもなっている。
だ、か、ら、第2週の「ダイジェスト版」は《松野家の祝言の話》なのに《雨清水傳》がほぼ出ずっぱりの印象に編集されているのだ。
ひとつのつながった物語に見えるように… である。
ホント、巧みに磨き上げられた編集だと思う。
もう少し“クスッと笑える朝ドラ(本編)”に寄せてもいい
最後に、第1週の感想で「家族の “あるある” を軽やかに描く日常スケッチ風ドラマの味わいが若干薄まった」と書いたのを覚えておられるだろうか?
では、第2週はどうだったのか?
私は「第1週よりも、今作らしい‘明るさ’や‘軽妙さ’は強めに残った」と思う。
ただ、やはり「本編」よりも “笑える要素” が少ないのは明らかだ。
もちろん、編集しないと1回分に収まらないから削るしかないのだが。
それでも、もう少しだけでいいから “クスッと笑える朝ドラ” である「本編」に寄せてもいいと思う。
そうすれば、「本編」と「ダイジェスト版」の差異がグッと減ると思う。
あとがき
相変わらず「クレジットの文字が小さい」にはじまって、「会話が速くて聞き取りにくい」とか「やり取りが明治に見えない」とかネット界隈で声が上がっているようですが。
「文字が大きくたって読まない人は読まない」でしょうし、「セリフは字幕オンで見れば」いいし、「歴史再現ドラマでもない」と思うんですけれど。
それよりも、「怪談を扱う朝ドラ」なのに「ほっこりできる朝ドラ」を楽しんだほうがよいと思いますけどね。
※文中の方言風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
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砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年9月7日に3,800万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)


