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連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第19回第4週『私たちのソサイエティ』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


娘の環(宮島るか)を取り戻すために栃木へ向かったりん(見上愛)は、虎太郎(小林虎之介)と再会する。虎太郎は、奥田の店は相変わらず繁盛しているが、亀吉(三浦貴大)は酒を飲んでは暴れているとりんに話す。心配する虎太郎に、りんは奥田家には一人で行くと告げる。りんは、久しぶりに亀吉(三浦貴大)と貞(根岸季衣)に向き合い、離縁の意思を伝えるが…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび)
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




ダブルヒロインの不均衡と構成上の歪み

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私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――

今回のアバンタイトル映像に登場しているのは「りん」一人だけだ。

今さら言うまでもないが、本作は二人の主人公が活躍する「ダブルヒロイン」という形式をとっている。

しかし、実際の内容や見せ方を確認すると、どうしても、りん(見上愛)が中心のストーリー展開に見えてしまう。

先日、こんな記事を投稿した。

恋愛ドラマの時代は終わった? 2026年春、“女性バディ4連発”が示すテレビの大転換|ディレクターの目線blog 新窓で開きます

恋愛ドラマの時代は終わった? 2026年春、“女性バディ4連発”が示すテレビの大転換
© 2026 mickey_director
Base image generated with DALL・E, edited by みっきー

このように今期は、バディもの(8作品)、特に「女性二人のバディもの(4作品)」が多いわけだが。

一般的な「バディもの」であれば、二人の主人公を対等に扱う構成が多いが、本作はそのバランスが崩れている。

これほど一方に偏った描き方にするのであれば、最初から「単独の主人公もの」として制作した方が、物語として自然だったと思う。

制作現場における出演者のスケジュール調整や、NHKの働き方改革によるスタッフやキャストへの働く環境への配慮といった事情は推測できる。

であるなら余計に、無理に二人を同時に出すのではなく(同時並行で描くのでなく)、片方の物語を別の番外編として描くなどの工夫が必要であったのでは?


人物造形の偏重が招く直美像の空洞化と違和感

放送開始からの4週間を振り返ると、二人の描き方には明らかな差がある。

「りんの物語」は、彼女がどのような背景を持ち、なぜ今その場所にいるのかが(それなりに)丁寧に描かれている。

そのため、視聴者は彼女の行動に納得し、これからの展開に期待を持つことができる。

一方で、もう一人の主人公である「直美(上坂樹里)の物語」は、内容が非常に乏しい

彼女が孤児であり、教会で育ったという設定は示されているが。

それらは物語を進行させるための記号として使われているだけ。

彼女自身の内面や人生が深く掘り下げられてはいない。

さらに、「直美の物語」は刺激的なセリフや英語を中心に、非常に視聴者に対して説教染みたセリフによる説明だけで済ませようとしている。

そのため、視聴者は彼女に感情移入することが難しくなっている。

さらに、「りんの物語」に対して少なめな「直美の物語」の中で彼女が犯罪に関わるような場面が描かれたことは、「教会で暮らす孤児」という「直美の初期設定」から受ける印象を裏切るものであり、構成の乱れを感じさせる。

なぜなら、一般的な「教会で暮らす孤児」のイメージは「守られた閉じた世界の中で、規律によって自分を保ちながら生きる子ども」だからである。


ダブル主人公構造が招く描写不足と作品全体の希薄化

二人の主人公を同時に描こうとすることで、それぞれの物語に割くことができる時間が不足しているのは間違いない現実だ。

「りんの物語」自体は決して悪くないが、「放送尺が短い(足りない)」から全体的に描写が薄くなってしまっている印象を受ける。

これは、限られた放送時間の中で二人のエピソードを並行して進めなければならないという制約が、ドラマの質に悪影響を与えているためだ。

せっかく魅力的な素材があっても、それらを十分に生かしきれないまま次へと進んでしまうのは、非常にもったいない状況だ。

この「ダブル主人公」という形式が、作品全体の足を引っ張る要因になっていることは否定できない。

だからこそ、次章のような工夫が必要(だった)のだ。


登場時期の分離による物語密度向上の構成提案

作品をより良くするためには、二人の登場時期を「ずらす」という手法が有効だったと思う。

そもそも、本作は、 “主人公は一人” という前提で認識される構造で主人公役として「見上愛」を先行発表。

追って(約1か月後)、「上坂樹里」の出演を発表しつつ、「主人公二人体制」であることを公表した。

このように、NHKは情報設計としてはかなり意図的なやり方で、「宣伝効果の最大化」「作品認識の段階的誘導」をやったのだ。

であるなら、例えば、最初の1か月間は「りんの物語」に集中して描き、視聴者が‘りん’の世界観を十分に理解した2か月目以降から、もう一人の主人公 ‘直美’を登場させ、二人の物語を合流(合体)させるという方法である。

このように段階を踏むことで、それぞれの背景を深く描写する時間が確保できる。

また、スタッフを「りん班」「直美班」と複数のチームに分けて撮影を行う体制を生かせば、片方のエピソードを先行して撮影することも可能になり、制作現場の負担を減らしつつ、質の高い物語を届けることができたはずである。


制約を逆手に取る再構成戦略と物語純度の再設計

既に「4週分、1か月分が終了」しているから、前章での提案は不可能だ。

しかし、撮影チームを「りん班」「直美班」と分ける作戦は、今後にも生かすことはできる。

まず、無理に二人の主人公を同時に描くのではなく、一人ずつの物語を丁寧に完結させてから交差させる「リレー形式」の導入を検討するという案だ。

また、「りんの物語」「直美の物語」で描ききれない周辺人物の背景や補足情報は、本編に無理に詰め込むのではなく、スピンオフ作品として独立させる。

もちろん、この際、人気俳優や人気キャラクターに関する描写も、視聴者の “推し活” を利用してスピンオフでやれば、(一部の視聴者であっても)満足度や評判を上げることが可能だ。

そして何より、「メインの物語だけを集中的に描く」ことで、物語の純度を高めることができる。

制作上の制約(ダブル主人公、働き方改革など)を逆手に取り、視聴者が混乱しないような時間軸の整理を行うことが、作品の満足度を高める鍵となると思う。

まっ、本音で言えば、満足度や評判を上げる最も手っ取り早い方法は、今回のように《環(宮島るか)でお涙頂戴》をやることなのは間違いない。


動機と感情描写の不足が生む人物関係の不透明さ

さて、ここまでは今回というよりも、本作の全容に関わることを書いてきたので、ここからは今回の「りんの物語」に関して書いてみる。

前段で、《「りんの物語」は(それなりに)丁寧に描かれている》と書いたが、その「それなり」を掘り下げる。

まず、よく分からないのが、なぜ、亀吉(三浦貴大)が‘りん’と環に固執するのかの理由だ。

見ただけの印象では、年齢がずっと上の亀吉が若い‘りん’と娘の環に人知れず愛情を抱いているようには見えないのだ。

もう一つよく分からないのが、りんの環に対する愛情の深さだ。

結果論として、というか、超好意的な脳内補完の結果論として「りんは環をある程度は愛していた」と解釈するしかないが。

果たして、これまでの描写や表現は、りんが環を “目の中に入れてもいたくない娘” のように描いていただろうか?と思う。

この意味では、今回の亀吉の母・貞(根岸季衣)の環への思いも、よく分からぬままだが。


決意の軽さと描写省略が招く主人公の動機不全

そして、今回で最もよく分からないのが、いや、最も伝わってこないのが、りんが亀吉にナースになると言い切った “決意の重さ” である。

だって、超好意的脳内補完スイッチを切り、フツーに見ていたら、りんは、那須でも東京でも優しい男性に囲まれ、特に苦労もせずにそこそこの給料をもらい、笑顔で母や妹と暮らしているのだ。

確かに「愛娘が前夫に取られた」はしても、やはり、「女性の地位が低かった明治時代に、女性が看護婦を目指す物語」の動機として “決意の重さ” は軽すぎると思う。

要するに、亀吉の一方的な言い分に対して、売り言葉に買い言葉のとっさのひと言で「言っちゃった」では、本作の主人公の人生の岐路の決断として “弱すぎる” と思う。

で、このように「よく分からない」「伝わってこない」の原因は、《端折りすぎ》である。

亀吉の‘りん’と環への思い、りんの環への愛情、りんが自分の現状をどう認識しているのか、これらが端折られ、ほぼ全てが《結果、結論の箇条書き》だから、見えてこないのだ。

これについては、簡単な改善策はない。

脚本家や演出家や制作統括が、作品に真摯に向き合い、「何としてでも視聴者に伝える」とやるしかないと思う。


あとがき

ドラマの構成や演出が、視聴者に与える影響の大きさを改めて確認することができたのが第19回だったのでは?

「ダブル主人公」という挑戦的な設定を、より効果的に生かすには、もっと創意工夫が必要だと思います。

もちろん、「まだ5か月」あるし、未撮影分だって「数か月分」はあると思うので、最後の最後までもがいてほしいです。

まっ、並大抵の苦労ではないと思いますけれど。

だって、それなりに[史実]を知る者として、事実のフィクション化があまりにお粗末で、「史実のほうが納得感が強いし、興味深い」ですから。


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第18回第4週『私たちのソサイエティ』の感想。


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トレインドナースの誘いについて悩むりん(見上愛)は、偶然シマケン(佐野晶哉)に出会い、相談に乗ってもらう。シマケンは自分の過去の体験を話し、りんの本当の気持ちを問いかける。少し気持ちが整理できたりんが帰宅すると、大きな事件が起きて・・一方の直美は、小日向(藤原季節)の別の姿を目撃してしまい、小日向を問い詰める…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


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ようやく機能し始めた演出――アバンの連続性と自然な会話の効用

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物語の冒頭、メインタイトル映像が流れる前の数分間を「アバンタイトル」と呼ぶ。

本作の冒頭部分では、これまで、アバンタイトルが終わると別の主人公の視点に切り替わったり、長い時間が経過したりすることが多かった。

しかし今回は、同じ主人公、りん(見上愛)の物語がそのまま途切れることなく続いた。

これは映像制作において、視聴者を物語の世界へスムーズに引き込むための “やって当たり前の手法” である。

ということで、ようやく本作も、定石通りの効果的な演出を取り入れるようになったと言える。

もちろん、本来はこんなことを褒めるのは野暮であるが、「本編」の仕上がりがここまでになると、「ここを褒めないと褒めるチャンスがない」のである。

いや、アバン以外にも褒めるところがあった。

それは、登場人物である‘りん’と‘シマケン’こと島田健次郎(佐野晶哉 ex.Aぇ! group)の会話も、これまでの説明臭いセリフとは異なり、ごく自然なやり取りとして描かれていた。

この点については、佐野晶哉さんの自然体の演技力が冴えわたったからだと思うが。

また、二人の背後にいた店員や客、通行人と言ったエキストラの動きも丁寧に演出されていたのも、褒めるべき対象だとは思う。


二人の主人公の明暗――直美に生じた共感欠如と先入観の壁

今回も、前半を「りん」、後半を「直美」という二人の女性の物語で構成してきた。

しかし、申し訳ないが、画面に直美(上坂樹里)が登場すると、「また悪態ついて、騒動やるんでしょ?」としか思えない。

というのも、本作の脚本と演出では、視聴者が二人に対して抱く印象には大きな開きが出るようになっていると思うからだ。

りんの物語が「トレインドナースになるのか悩むりん」を描いて順調に進んでいるのは間違いない。

もちろん、コレラ騒動、家出騒動、離婚騒動と3週間連続で「1週1騒動」の “騒動三昧” だったことは、よろしくない。

しかし、捨松(多部未華子)からの申し出を真剣に悩んでいるのを丁寧に描いているのはよいことだ。

一方で、「直美の物語」には多くの課題が残っている。

直美というキャラクターは、(私が思うには)視聴者が素直に共感したり応援したりできるような人物像として描かれていない。

彼女の行動や言動には、どこか受け入れがたい違和感が漂っている。

だから、「また悪態ついて、騒動やるんでしょ?」としか思えないのだ。

とにかく、本作が「先が気になる」「続きが見たくなる」の朝ドラになるための最低限の条件として、この「悪しき先入観」を1日でも早く払拭するべきだと思う。


「嘘」の質の差が露呈する瞬間――直美の矛盾と信頼喪失の構図

私は先日、『朝ドラ『風、薫る』直美(演・上坂樹里)のモチーフ・鈴木雅が愛した不屈の軍人・鈴木良光〈小日向栄介(演・藤原季節)〉――敗北から這い上がった真実の物語』 新窓で開きますを書いたとおり、小日向(藤原季節)のモチーフは、直美のモチーフ・鈴木雅が愛した不屈の軍人・鈴木良光だと思っている。

しかし、これまでの本作を見ると、「直美の物語」については、直美の出自、捨松と面識があったことなど、ほぼ全てが「本作の創作、フィクション」になっている。

よって、この小日向なる登場人物も、大部分が「本作の創作、フィクション」になっているようだ。

まあ、そもそも、『朝ドラ』は『大河ドラマ』に比べれば、だいぶフィクション寄りの作劇だから、驚くことはないが。

前置きが長くなったが、その小日向が直美に次のセリフを言っていた。


小日向「あんたも うそついているよね? 直美さん」

ここで考えなければならないのは、言葉の重みの違いである。

世の中には、「相手を傷つけないための嘘」や、「その場の空気を和ませるための真実ではない冗談」も存在する。

それに対し、直美がこれまで行ってきたこと、発言してきたことは、《自分の利益のために他人を陥れ、欺く行為》である。

これは「単なる嘘」の範疇を超え、他人を犠牲にする《裏切り》に近い。


直美「欣二さん 偽名まで使って
 軍人のふりをして 何がねらいですか?」

自分も他人を騙している身でありながら、相手の嘘を一方的に責める直美の態度は、多くの視聴者に矛盾を感じさせてしまうのでは?


環境か責任か――りんと直美に見る倫理観の断絶と物語統合への懸念


直美「あんたみたいなクズのせいで
 親のいない子が 石 投げられんのよ!」

直美は自分の過ちを、不幸な生い立ちや厳しい環境のせいにしようとする。

しかし、もう一人の主人公である‘りん’はどうだろうか。

りんもまた、かつては家老という高い身分の一家に生まれたが、その後は大変な苦労を重ねてきた。

それでも彼女は、自分の立場に責任を持ち、周囲のために尽くそうとする高潔な精神を失っていない。

環境を理由に犯罪に近い行為を繰り返す直美と、困難の中でも正しくあろうとする‘りん’。

この二人の姿勢の差が、物語の落差をいっそう際立たせ)ている。

もちろん、この「りんと直美の相違」「りんと直美の各自の物語のギャップ」が、のちの「りんと直美が同じ目標に進む物語」のための下準備、下ごしらえである可能性はあるし、そう信じたい

しかし、ここまで温度差が違うと、二つの物語が合体した際にご都合主義しか生じないと思うのだ。

もう引き返せないが、せめて、合体の際にはソフトランディングを願いたい。


言葉による矮小化の限界――直美の「嘘」をめぐる本質と視聴者の違和感

現代の社会でも、悪いことを別の言葉で言い換えて、印象を軽くしようとすることがある。

例えば、違法行為やハラスメントを「不適切な行為」、虚偽やデマを「誤解を招く表現」、暴言や威圧を「指導」、虐待を「愛のムチ」、意図的な犯罪を「出来心」、虚偽申告を「ちょっと盛った」と表現するようなケースだ。

本作でも、直美が犯した重大な過ちを、単なる「嘘」という言葉で包み隠そうとする傾向が見られる。

しかし、どれほど言葉を飾っても、自分のためだけに人を騙す行為の本質、《自分の利益のために他人を陥れ、欺く行為》は変わらないのだ。

(一部かもしれませんが)視聴者はその不自然さを敏感に感じ取り、直美の言い訳を犯罪者の身勝手な主張のように受け止めてしまうのだ、きっと。

これが、別にサブキャラクターであるなら「そんな役もある、いるよね」で済むだろう。

でも、こと「ダブル主人公」の‘ひとり’となると、だいぶ深刻な状態だと思う。

終盤、直美が捨松に謝罪を述べる場面があるが、あれも、《自分の利益のために他人を陥れ、欺く行為》なのに、本作の脚本家や演出家や制作統括は《出自、宿命、境遇、身の上が良くないから、嘘をついちゃった》にすり替え、直美アゲをやっているつもりなのだろう。

しかし、それに騙されるような視聴者のほうが少ないと思う。


更生の説得力を欠く構造――直美の変化を支える過程描写の必要性

本作を、一人の人間が失敗を乗り越えて立派な看護師へと成長していく物語にするためには、不可欠な要素がある。

それは、直美がなぜ自分の過ちに気づき、心を入れ替えることができたのかという過程を、もっと丁寧に描くことである。

例えば、彼女を導く存在として登場する牧師や宣教師との関わりを、もっと深く描写すべきだと思う。

彼らの教えがどのように彼女の心に響き、生き方を変えるきっかけになったのか。

そこをしっかりと描かなければ、直美は単に自分勝手な行動を続ける人物という印象のまま終わってしまう。

彼女が心から反省し、更生していく姿を論理的に描くことが、作品の質を高める鍵となると思う。

もしかすると、今回の「捨松への謝罪」で「終わったこと」にされてしまう可能性のほうが大きいが。


あとがき

次回は、また騒動、トラブルをやるんですね。

どうせ、亀吉(三浦貴大)が強引に環(宮島るか)を連れて栃木に帰ったんでしょうけど。

で、りんが栃木で虎太郎(小林虎之介)と再会して、週末まで… でしょうね。

こんなことをやるなら、自分の愚かさに気づいた直美が教会で吉江(原田泰造)に懺悔して、心を入れ替えるのを印象的に描くほうがよいと思いますけれど。


お知らせ

どうも、「直美の物語」が「りんの物語」に比べて、単純にひどいので、その原因を掘り下げた「補足記事」を投稿しました。

本来は、「二人のお嬢様が日本初の看護婦になる!」だったんですよ。

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朝ドラ『風、薫る』の初期設定はほぼ創作!ダブル主人公の実在モチーフは「超お嬢様」!?お殿様の親戚で日本初の看護婦が20歳上の夫を捨てた真相
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【忠告】
NHK連続テレビ小説『風、薫る』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありません。
ですが、ダブル主人公「一ノ瀬りんと大家直美」のモチーフである「大関和と鈴木雅」の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
 ※以下、敬称は部分的に使い分けをします。



ダブル主人公、りんと直美のモチーフはドラマとだいぶ違う

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俳優・見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務め、見上さんが「大関和」、上坂さんが「鈴木雅」を演じて、「日本近代介護の黎明期」を描くNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『風、薫る』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。

第4週『私たちのソサイエティ』では、ようやく交錯し始めたりん(演・見上愛)と直美(上坂樹里)が描かれています。

そこで今回は、りんのモチーフ(モデル)である「大関和(おおぜき・ちか)」と、直美のモチーフ(モデル)である「鈴木雅(すずき・まさ)」が、ドラマの設定とはだいぶ違う点についての[史実]を記してみます。

きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることに」なるので、より今作を深読みできると思います。


第1章:ドラマのヒロイン「りん」の正体!お殿様の親戚という驚きの身分

NHKの連続テレビ小説『風、薫る』が放送されているが、物語の中に登場する一ノ瀬りん(演・見上愛)というキャラクターには、実在のモチーフ(モデル)が存在する。

日本で最初の看護婦の一人といわれる「大関和(おおぜき・ちか)」という女性だ。

しかし、テレビで描かれる彼女の姿と、歴史に残る本当の彼女の人生には大きな違いがある。

ドラマでは、貧しい境遇から立ち上がるヒロインとして描かれているが、実際の彼女は、かつてのお殿様に連なる非常に身分の高い家の出身だった。

しかし、和に関する記録が少ないため、ドラマでは複数の人物のエピソードを組み合わせるなど、かなり思い切った物語の作り方をしているのが実情である。


(大関和は)城主大関肥後守増裕の一族で、明治維新の変革に際して、城主は自刃、後事を託された父の増虎も苦境に立たされて、家禄はもとより家も屋敷も返上して帰農し、一変した生活を送るようになる。和が10歳の時であった。しかしこの生活も長くはつづかず、やがて一家を挙げて追われるように上京する。

 ※出典:大関和『実地看護法 覆刻版』医学書院、昭和49(1974)年


第2章:坊主頭で馬を走らせた?結婚に猛反対した和の激しい抵抗

和が大人になったとき、親同士の話し合いで結婚が決まった。

相手はかつて武士だった渡辺福之進という男性で、軍隊でも役職についた立派な人物であったが、年齢は和よりも20歳ちかくも年上だった。

当時の武家の娘にとって親が決めた縁談は断れないのが普通だったが、和はどうしてもこの結婚を受け入れられなかった

そこで、彼女はその強い反対の意思を示すために、なんと自分の髪をすべて剃り落として坊主頭になり、そのままの姿で馬に乗って駆け回ったという。

今の時代でも驚くような激しい抗議だが、これは実際にあった話である。

それほどまでに、彼女にとってこの結婚は耐えがたいものであったのだ。


第3章:息子の名前は「六郎」……離婚を決意させた夫の隠された私生活

しかし、和の猛烈な反対もむなしく、結局二人は結婚することになった。

和は一男一女を産むが、そこで夫の驚くべき私生活を知ることになる。

夫には和以外にも何人もの妾(愛人)がおり、既に子供も何人かいたのだ。

その事実は、二人の間に生まれた息子に「六郎」という名前が付けられたことに現れている。

つまり、夫にとっては6番目の男の子だったということだ。

当時の社会では「離婚は女の恥」と考えられていたが、自立心の強い和は、貞淑な妻のフリをして耐え続けることはなかった

明治13(1880)年、長女の出産をきっかけに実家に帰り、そのまま夫のもとへは戻らなかった


第4章:お金はなくてもコネはある?「貧しい孤児」ではなかった雅の素顔

ドラマのもう一人の主人公である大家直美(上坂樹里)は、身寄りのない貧しい少女として描かれている。

しかし、そのモチーフ(モデル)である「鈴木雅(すずき・まさ)」の現実は全く違っていた。

明治維新で武士の特権を失い、確かに家計は大変だったかもしれないが、彼女には「元上流階級」としての強力なつながりがあったのだ。

東京へ出た後も、華族として暮らす親戚の元お殿様を頼ることができたし、周りにはエリートな人々がたくさんいた。

のちに彼女が英語を学びたいと考えたときに紹介されたのも、明治政府の通訳官の息子や有名な歯科医の妻といった、当時の日本でも一流の人物たちばかりであった。


其頃大書記官鄭永寧氏息永慶氏の厚意によりてイイストラ女史に紹介せられ、常に通訳を通して会話したりしが、彼女は之に不便を感じて英語修行の志を起し…

 ※出典:大関和『実地看護法 覆刻版』医学書院、昭和49(1974)年


第5章:鹿鳴館のメイドはウソだった?華やかな写真が語る驚きの真実

朝ドラ『風、薫る』では鹿鳴館で直美がメイドとして働くシーンが描かれているが、これも事実とは異なる

当時の記録や写真を見ると、雅はメイドどころか、華やかな洋服を着こなして社交界に出入りする側の人間だったのだ。

当時の写真は非常に高価で、今の価値に直すと数万円から十数万円もするような贅沢品だ。

そんな写真を撮影できたこと自体が、彼女が特別な立場にいた証拠である。

ドラマに登場する「鹿鳴館の華」と呼ばれる貴婦人「大山捨松(おおやま・すてまつ)=モチーフと同姓同名の設定」のとの交流も、実は後年に書かれた創作本の物語の中で作られたエピソードであり、実際には二人に接点はなかった可能性が極めて高い


東京へ出てからの和の消息は詳細にはわからないが、洋装姿の写真が残されており、鹿鳴館時代の当時、和もまた社交界にも姿をみせることがあったのだろう。

 ※出典:亀山美知子『大風のように生きて:日本最初の看護婦大関和物語』ドメス出版、平成4(1992)年


あとがき

ドラマ『風、薫る』のモチーフとなった女性たちの本当の姿、いかがでしたか。

当時の厳しい社会の中で、自分の意志を貫き通した大関和や鈴木雅の生き方には、今の私たちも勇気づけられますね。

ドラマの中での「創作」と、歴史に残る「事実」の両方を知ることで、物語をより深く、多角的に楽しむことができる)のではないでしょうか。

二人のヒロインがこれからどのように成長していくのか、彼女たちの情熱を感じながら、ワクワクした気持ちで放送を見守っていきたいですね。

ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。

読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。


参考・出展

田中ひかる(著)「明治のナイチンゲール 大関和物語」中央公論新社 新窓で開きます
メディアソフト(編集)「大関和と鈴木雅の人生」 新窓で開きます
伊多波碧(著)「小説 もうひとりのナイチンゲール 鈴木雅の生涯」潮出版社 新窓で開きます
毎日新聞出版(編)「Newsがわかる特別編 大関和がわかる」毎日ムック 新窓で開きます
土曜会歴史部会(著)「日本近代看護の夜明け」医学書院 新窓で開きます
東京大学医学部附属病院百年史 新窓で開きます
知命堂病院百二十年史 新窓で開きます



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連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第17回第4週『私たちのソサイエティ』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


りん(見上愛)は美津(水野美紀)に、捨松(多部未華子)からトレインドナースにならないかと勧誘されたことを話す。しかし、美津は看護の仕事に理解がなく、大反対される。そんな中、環(宮島るか)が高熱を出し、りんは、ただ見守ることしか出来ない自分にもどかしさを感じていた。一方の直美(上坂樹里)は、吉江(原田泰造)の元を訪れていた。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび)
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




アバン廃止で露呈した“本来できるはずの自然さ”と演出の揺らぎ

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―――ここまで、ごあいさつ―――

冒頭から「今回はいつもと違う」という、ある種の作り手たちの思いを感じる展開だ。

今回の放送では、アバンタイトル(物語の冒頭にあった短い導入部分)が廃止された。

これまではこのアバンがあることで、かえって物語の区切りが不自然になり、全体が細切れに見えてしまう原因となっていた。

なぜなら、本作のアバンは「前回の振り返りのまとめ」でもなければ、「メインタイトル映像明けための導入部」でもなく、ただの「短編」でしかないからだ。

しかし、今回はアバンを冒頭に持ってきたことで、本編がすぐに始まったため、無駄な間隔がなくなり、作品全体に漂っていた違和感が和らいだ。

また、冒頭の主人公・りん(見上愛)が自分の状況を説明する場面についても、相手が何も事情を知らない母親・美津(水野美紀)であったため、説明が長くなることに必然性があった。

さらに、セリフの選び方も、いつもはとても回りくどい説明ゼリフになるはずなのに、今回に限っては非常に適切(フツー)であり、自然な会話として聞き取ることができた。

「できるなら、これくらい毎回やってよ」である。

もちろん、前回で、炊き出しの現場で急に具合の悪い少年のケアをやっただけで、「トレインドナースになるドラマ」になったのかは、1ミリも納得できてはいないが。

ちなみに、劇中で、美津が「りんが熱を出した時は これが一番効いたから」温めたネギを布に巻いて首に巻き付けていたが、私の幼少期の経験では、「局所症状(のど)」への対処であり、全身症状(発熱)への直接対応ではない。

まあ、明治時代の那須地域では「風邪全般に効く」という拡張解釈が一般的だったとしておくが、看護を描くドラマの描写として「りんが風で喉が痛くなりそうな時は」としてくれれば、もやもやせずに済んだと思う(これまた‘回りくどい’が)


りんの深化と直美の停滞が生む“感情の分断”

「首にネギ」の話は置いといて、感想を進めよう。


番組の前半で描かれた「りんの物語」は、前回の内容をしっかりと引き継いでおり、ドラマとしての一貫性が感じられた。

彼女が過去を思い出しながら自分の状況を見つめ直し、苦悩する姿には、‘それなりに’見ている側も納得できる深みがあった。

その一方で、後半から始まった「直美の物語」には課題が残っている、いや、課題が山積)であると言わざるを得ない。

まず、直美(上坂樹里)というキャラクターの行動や考え方が視聴者に十分に伝わっていないため、彼女の場面に切り替わると、どうしても物語への興味が薄れてしまう。

また、どうしてもこれまでの描写があったから、「また、嘘をつくんでしょ?」「不満をぶちまけるんでしょ?」「イライラするんでしょ?」としか思えない。

今回の「直美登場のファーストカット(最初の映像)」も、どこか不満を抱き、何をかやってやろうという感じに撮影・編集されている。別に、「直美を可愛らしく映せ」と願っているわけではない。

そうではないが、最低限、「不快な人間に見えない」ように見せる工夫はしてもよいのでは?

このままでは、‘りん’と直美に対する好感度の差が、どんどん広がるように思う。

だって、それでなくても、直美の周囲で起きる出来事の描き方は、りんの場面に比べると丁寧さに欠ける印象を受けるのだから。


直美パートの断絶と描写不足が招く人物像への不信感

この章では、「直美の物語」が「りんの物語」に比べると、丁寧さに欠ける印象を抱く理由を分析してみる。

第一の問題点は、「直美の物語」では、「りんの物語」とのつながりが突然断ち切られるような感覚があることだ。

前後の脈絡がなく、「一方、鹿鳴館では」と言わんばかりに、急に鹿鳴館の場面に飛んでしまうため、時間の経過が理解しにくい。

吉江(原田泰造)と直美とのやり取りから、炊き出しの日からある程度の時間が過ぎたことは想像できる。

しかし、その間に、直美が捨松(多部未華子)からトレインドナースにならないかと勧誘されたことに対して、どのように考え、悩み、結論を出したのかという過程が完全に抜け落ちている。

また、それ以前の問題として、吉江と再会した際に、先日の炊き出しの時の無礼に対する釈明や態度の示し方がないまま、自分勝手な話を始めてしまう点に疑問を感じた。

一方の‘りん’のほうは、十分でないにしろ、それなりの尺を割いて、捨松からの申し出を真摯に受け止めて苦悩していることを描いたのに… である。

こうした描写の不足が、直美のキャラクターの人間性そのものに対する不信感につながっている。

やはり、一応は、まだ「ダブル主人公」の形を保持しているなら、もう少し「直美の物語」をマシに描くべきだし。

今回の吉江に対しての謝罪の言葉のように、「後出し」で‘いいこと’を言っても、前段で悪印象が強ければ、悪印象はそう簡単に払拭できないのだから、「‘いいこと’なら、できるときに表現すべき」である。


分離構成がもたらした整理と露呈した完成度の差

今回のエピソードにおいて最も効果的だったのは、りんと直美の物語を前半と後半で完全に明瞭に描き分けたことである。

それぞれの物語の質や完成度には大きな差がある。

しかし、二人のエピソードを無理に混ぜ合わせなかったことで、物語の構造自体は非常に整理され、理解しやすくなった。

いや、そもそも、りんと直美は親密な友人同士ではないのだから、それぞれの道を個別に描く手法は正しい選択といえる。

最初からこのような構成で放送されていれば、作品に対する印象はもっと良くなっていたと思う。

だから、以前に書いたように、二人が一緒に行動するまでは「今週は‘りん’の週、次週は直美の週」としたらよかったのだ。


直美パート再建の鍵は「省略の補完」と描写密度の均衡

今後の物語をより魅力的にするためには、特に直美の場面において、省略されている部分を丁寧に補う必要があると思う。

場面を急に飛ばすのではなく、短い回想シーンやモノローグ(独白)を加えることで、彼女の心境の変化を視聴者に伝えるべきだ。

また、登場人物同士の対話においては、これまでの人間関係を無視したような唐突な発言を避け、社会的な礼儀や過去の経緯を踏まえた言葉のやり取りを意識することが求められる。

描写の密度を一定に保つことで、二人の物語のバランスが整い、より完成度の高いドラマになるに違いない。


あとがき

第17回は、物語の構成が大きく整理されたことで、非常に見やすく楽しめる内容になっていました。

特に、登場人物の役割を明確に分けたのは良案で、それぞれの物語に集中して向き合うことができました。

これが、作り手たちの視聴者への配慮であるとするなら、今後が変わることに期待はしたいです。

それにしても、おにぎりを作るお米があるのに、熱発からの病み上がり直後に「お粥」でなく「小魚の佃煮」って?

超薄味でやわらかく煮てあるから、タンパク質補給として有効で、消化も比較的良好だから… ってことにしておきます。


お願い

ひろしさん、昨日コメントが投稿できないとのお知らせをいただきました。
当方にて送信チェックしたところ問題なく投稿できました。
機会があったら再度お試しいただけると助かります。


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銀河の一票

関西テレビ制作・フジテレビ系・新 月10ドラマ『銀河の一票』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTokYouTube

第1話/初回15分拡大SP『元政治家秘書とスナックのママが 都知事選に挑む!?』、EPG欄『政治家秘書とスナックのママが 東京都知事選に挑む!? 50日間の奮闘記』の感想。


星野茉莉(黒木華)は、与党・民政党幹事長の父・鷹臣(坂東彌十郎)の秘書として政界に身を置く存在である。父宛てに届いた差出人不明の封書をきっかけに過去の疑惑を追い始めるが、その動きが露見し、職も居場所も失うことに…。やがてスナックを営む月岡あかり(野呂佳代)と出会い、再起の兆しを見出す中、都知事選が急転直下で始まり…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:蛭田直美(過去作/しずかちゃんとパパ,舟を編む)
演出:松本佳奈(過去作/コタローは1人暮らしS1,きのう何食べた?S2) 1
   藤澤浩和(過去作/低体温男子になつかれました。,ホンノウスイッチ)
   瀧悠輔(過去作/大豆田とわ子と三人の元夫,シェフは名探偵)
   稲留武(過去作/秘密~THE TOP SECRET~,僕達はまだその星の校則を知らない)
主題歌:浜野謙太(ex.在日ファンク)&後藤真希 feat. 黒木華&野呂佳代「おーへい」
音楽:坂東祐大(過去作/大豆田とわ子と三人の元夫,17才の帝国)
P:佐野亜裕美(過去作/大豆田とわ子と三人の元夫,17才の帝国,エルピス-希望、あるいは災い-)
※敬称略




政治ドラマの壁を越える導入設計と“日常接続”の巧みさ

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―――ここまで、ごあいさつ―――

カンテレ・フジ 新月10ドラマ、いわゆる「月22時放送」枠は、2021年以降は「1年に1作品が良作」というのが私の位置づけである。

よって、本作も「番宣は見ない」「事前情報は最低限」で、唯一「野呂佳代出演作品にハズレなし伝説」を信じて、お試し視聴である。


ここからが、本作の感想だ。

政治という世界は、普通に生活している私たちにとって、どこか遠くにある不思議な場所のように感じられる。

テレビニュースの中で政治家が話している言葉は理解できても、そこに至るまでの話し合いや、決まりが作られる仕組みはよく分からないことが多い。

そのせいで、政治をテーマにしたドラマは、小難しい上に、現実味がなく、日常性が乏しい作品になりがちという大きなハードルが生じがちだ。

令和8(2026)年4月20日に放送が始まった『銀河の一票』(カンテレ・フジテレビ系)は、そのハードルを乗り越えようとしているドラマである。

物語の始まりは、まるで別世界の話のように感じられるが、主人公が政治の世界を追い出され、街中のスナックで働く女性と出会うことで、一気に私たちの日常とつながっていく。

このドラマは、「政治家は何を考えているのか分からない」というモヤモヤした感覚を、物語を動かす力に変えているのだ。

その意味で、「起承転結の起」として、なかなかエネルギッシュでよいと思う。


対照的な二人の共闘が描く“人に向き合う政治”の再定義

この物語の主人公は、黒木華さんが演じる「星野茉莉」という女性だ。

彼女は有力な政治家の娘として育ち、秘書として働いていたが、ある事件をきっかけに全てを失ってしまう。

一方、野呂佳代さんが演じる「月岡あかり」は、スナックのママとして明るく生きているが、過去に辛い経験を持っている。

この正反対の二人がタッグを組み、東京都知事を目指して選挙戦を戦い抜く姿が描かれるようである。

茉莉は、自分を裏切った父親・鷹臣(坂東彌十郎)への復讐を胸に、あかりの都知事選出馬の作戦を立てる軍師のような役割を果たすと誓う。

対するあかりは、政治は自分たちには関係ないと思っていた普通の市民だ。

しかし、茉莉との出会いによって、一人の人間も見捨てないという強い思いを胸に政治の舞台へ飛び込んでいくのだろう。

この二人の結びつきが、今の日本の政治に足りない「目の前の人を大切にする心」を浮き彫りにしていると思う。


空虚な政治言語と素朴な言葉の対比が浮かび上がらせるリーダー像の本質

松下洸平さんが演じる若手議員「日山流星」の存在も無視できない。

彼は茉莉の味方のようでありながら、どこか冷めた言葉を口にする。

彼のセリフ、まるでAIが作った文章のように中身が空っぽで、心に響かない

それに対して、政治の素人であるあかりが発する「あなたを一人にしない」という素朴な言葉は、とても強く胸に刺さる。

ドラマの中では、次のような言葉が大切なキーワードとして登場する。


世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない

 ※出典:宮沢賢治『農民芸術概論綱要』(Amazon 新窓で開きます

この言葉は、社会全体の幸せと、目の前の一人の幸せがどのようにつながっているのかを問いかけている。

令和6(2024)年の東京都知事選でも新しい政治の動きが話題になったが、このドラマもまた、私たちがどのようなリーダーを求めているのかを深く考えさせてくれる。

期待を込めて、今後の展開を見守りたい。


あとがき

『銀河の一票』は、政治という難しそうなテーマを、二人の女性の友情や復讐劇として描くことで、老若男女に興味を持ちやすいエンターテインメントに仕上げようとしていると感じます。

黒木華さんの繊細な演技と野呂佳代さんの明るさが組み合わさることで、次はどうなるんだろうとワクワクさせてくれますし。

本作を通して、政治が自分たちの生活にどう関わっているのか、少しでも身近に感じることができたら、本作の存在意義は大きいと思います。


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みっきー
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宴会/映像ディレクター(フリーランス)
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東京下町生まれ千葉県在住。
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相棒 season17
相棒 season18
相棒 season19
相棒 season20
相棒 season21
相棒season22
相棒season23
相棒season24
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
明日の君がもっと好き
明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
anone
アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
あんぱん
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
イグナイト-法の無法者-
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
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[か]
カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャスター
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
99.9-刑事専門弁護士-[2]
共演NG
今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
きょうは会社休みます。
行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
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金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
クジャクのダンス、誰が見た?
グッド・ドクター
グッドパートナー
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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
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刑事7人
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
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[さ~し]
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
ザ・ロイヤルファミリ
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
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[た]
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
終のひと
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
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[は]
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ばけばけ
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
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[や]
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
リブート
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
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レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか

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