NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第37回/第8週『クビノ、カワ、イチマイ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
ヘブン(トミー・バストウ)の女中クビを回避するため奮闘するトキ(髙石あかり)だったが、空回りが続いていた。ヘブンが求める「ビア」を見つけようと、家族にも相談するが的外れな答えばかり。クビだ~と嘆くトキに、錦織(吉沢亮)は「ビア」は山橋薬舗で購入できると教える。店主の山橋才路(柄本時生)と出会い、無事に「ビア」を手に入れたトキだったが、まさかの事態がトキとヘブンを襲う。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航,川野秀昭|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉,松嶋彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章,ネイサン・ベリー|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人,川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和
※敬称略
「ビア」のくだりって「英語が分からない問題」と無関係!?
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―――ここまで、ごあいさつ―――
前回の感想をお気に召さない人が多かったようだが(汗)、今回もマイペースで書いてみる。
結局、脚本家や演出家や制作統括も分かっているのだ。
サワ「英語なんて
錦織先生ぐらいしか分からんのだけん」
そうこうことである。
英語が分かるのは錦織(吉沢亮)だけなのだから、前回だって「ビア」の意味を錦織に聞くなり、ヘブン(トミー・バストウ)が何をご所望なのか確認してほしいと願い出るだけでよかったのだ。
だって、そもそも、錦織は毎朝ヘブンを迎えに来て、授業中もべったり張り付いているのだ。
それこそ、錦織がいる「朝」にヘブンがビールを買い置きしてほしいと言えばよかった… とは言わない。
だって、それだと「ビア」「琵琶」「サワ」で言葉遊びができなくなるから。
でも、前回であそこまで長尺で盛り込まずに、短めにやってから「錦織に聞きに行く」が最適解だったと私は思う。
だって、結局、今回でサワ(円井わん)に言い訳させることだって、「すぐに錦織に聞きに行かない」も “不自然” でしかないからだ。
まあ、それ以前にこの「ビア」のくだりって、「‘beer’の英語が分からない問題」ではなく「ビール自体を知らない問題」のような気もするのだが(苦笑)
「きょうは錦織さん、来ないって」 と盛り込むだけで…
さて、結局、どうしても錦織を出したくないようで(困)
ようやく、アバンタイトルでトキが家族に「ビア」を聞きに行った。
放送回が二日にまたがっているため分かりにくいが、トキがヘブン)の女中クビを回避するため奮闘する「とある一日」を描いているのだから、最終的に「家族に聞く」のは間違っていない。
まあ、私なら、前回の言葉遊びを「松野家で家族と」やってほしかった… とは思うが。
で、「とある一日」の翌朝になって錦織参上である。
で、ストレートに錦織に「‘ビア’ってなんですか?」と耳打ちしたらいいのに、手書きの絵やら遠回しに。
小ネタをやりたい、アドリブを生かしたい、史実はきちんと盛り込みたい… のは分かる。 ※「小泉八雲が自宅近所の薬局(「橘泉堂山口卯兵衛商店」通称:山口薬局)にビールを買いに来ていた」のは事実です。 脚本のふじきみつ彦氏が島根に取材に行った際に知り、組み込んだそうです(出展:公式X)
しかし、「ビア一杯飲むのも一苦労です」まで盛り込んだのに、前日にビールを楽しみに帰宅したヘブンを描かずに、翌朝に錦織を登場させて顛末を描くのも、さすがにご都合主義すぎやしないか!
それこそ、前回でトキが「錦織さんが来たら聞いてみよう」となった時点で、ヘブンに「ニシコオリサン、ヒル、コナイ」と言わせるなり。
ヘブン担当の前任女中・ウメ(野内まる) や、平太(生瀬勝久)かツル(池谷のぶえ)が「きょうは錦織さん、来ないって」 と盛り込むだけで、違和感は払拭できたのでは?
自分たち(スタッフ)のやりたいことより、視聴者に不自然だと思わせないことを優先していただきたいものである。
"何も起こらない"=《些細な出来事の日常描写の積み重ね》
そもそも、脚本家や制作統括が放送前から謳(うた)っていた「何も起こらない物語」なんて不可能なのだ。
もちろん、脚本家も制作統括も “何も起こらない” ができるなんて思っていないはずだ。
普通に生きていたって、毎日いろいろなことが起こり、喜怒哀楽が生じるわけだから。
本来の “ドラマ” の醍醐(だいご)味が《ありふれた日常が予期せず非日常になる》ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》 ことだとすれば。
《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》であり。
ほんの小さな、些細な出来事であっても、それが起きる日常描写の積み重ねこそがが “まともな物語” になるのだ。
あえて “まともな物語” と書いたのは。
朝ドラに限らず最近の低品質なテレビドラマの多くが、《些細な出来事の日常描写の積み重ね》をやらずに、騒動やトラブルを盛り込んで事態を動かす “姑息な物語” しかやらないからだ。
もっと冷静に視聴者視点で「何も起こらない物語」を!
その意味で、言いたい。
前回の「サワ」での “言葉&連呼遊び”、今回の「スキップ」を使った “身ぶり&リズム遊び” を‘絶対やるな!’とは微塵も思わない。
でも、前者は撮影現場で盛り上がったアドリブを生かしすぎた結果…
後者は、前者の「言葉遊び」を受けて、史実にはないけど「身体遊び」を脚本家が盛り込んだ結果…
本来は強調されるべき “下記の二つの要素” が薄まったのは間違いないのでは?
前者では《異文化コミュニケーションの難しさ》、後者では《言葉でなく体の動きを通してトキとヘブンの仲が縮まっていく》である。
このような内輪ウケの要素を「面白いから」「楽しいから」で盛り込んだところで、多くの視聴者にとって「面白い」「楽しい」とはならないのだ。
脚本家や演出家や制作統括もそれを承知しているから、きのうの放送直後に公式に言葉遊びと、今回のスキップに関する補足記事を流布しまくったのでは?
それよりもやるべきは、内輪ウケは内輪ウケとして受け入れ、もっと冷静に視聴者視点で「何も起こらない物語」をつくり込むだけで、もっと自然に多くの視聴者に認められると思う。
それこそ、『おむすび』から『あんぱん』に視聴率が跳ね上がった以上に『ばけばけ』は化けるポテンシャルを秘めていると思う。
違和感と不自然さに細心の注意を払うだけで見違えると思う
こうして、今回も苦言を書いてきたが、良きところだってたくさんあるのだ。
トキと山橋薬舗の店主・山橋才路(柄本時生)とのやり取りで、瓶ビールにお初にお目にかかる微笑ましいシーンとか。
抜栓に失敗して、再び女中クビのピンチが訪れるハラハラドキドキの緩急も悪くない。
酔っぱらって、浮かれて、トキとヘブンが親しくなる様子もいい感じだ。
調子っぱずれのスキップのリズムと、夏の夕暮れを誘う風鈴の音の重なりも、ほのぼのする。
相も変わらずの、現代風が取り入れられた『ばけばけ』オリジナルの明治時代劇もイケている。
だ、か、ら、あとは、妙なことをやらずに、違和感と不自然さに細心の注意を払うだけで、見違えると思う。
ホント、あと少し、惜しいと思う…
あとがき
今朝、小泉八雲が「意外にもモラハラ夫だったの?」に関する補足記事を投稿しました。
よかったら読んでみてください。
朝ドラ「ばけばけ」 小泉八雲の素顔… 繊細で偏屈、でもどこか憎めない“扱いにくい愛情家” ![]()
・八雲×セツの松江婚“日本語で恋” → こちら
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・三之丞(板垣李光人)モデル“静かなる光” → こちら
・八雲×セツ 松江借家の“ギクシャク” → こちら
・雨清水タエ(北川景子)モデル“栄華→没落” → こちら
・錦織(吉沢亮)モデル“八雲+セツとの友情” → こちら
・“本当は中年女中”→若いセツ、乱入 → こちら
・妾か女中か?“八雲が求めた女中の条件” → こちら
・八雲はモラハラ夫?“繊細で偏屈な素顔” → こちら
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朝ドラ『ばけばけ』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありませんが。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツ夫妻の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
セツが“正体不明な異国男性”とどう接し暮らしてきたのか
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―――ここまで、ごあいさつ―――
俳優・高石あかりさん主演でヒロイン・松野トキを、トミー・バストウさんがレフカダ・ヘブンを演じ、文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と、妻セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。
第8週『クビノ、カワ、イチマイ。』では、ヘブン(トミー・バストウ)の女中となったトキ(髙石あかり)が「英語が分からない」ことに苦労しなら、対応していく姿が描かれるであろうと思います。
そこで今回は、小泉セツが、ある意味で “正体不明な異国男性” であるラフカディオ・ハーンとどう接し、暮らしてきたのかの[史実]を記してみます。
きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることになるので、より今作を深読みできると思います。
第一章 松江で出会った“厄介だが魅力的な男”
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が松江で教師となったころ、周囲は彼の偏屈さに戸惑いながらも、次第に奇妙な魅力に惹かれていった。
「錦織(吉沢亮)」モデルとなった[「西田千太郎」も、「トキ」のモデルである「セツ」も、のちに語り継ぐほど彼のこだわりに付き合わされたが、そこには筋の通った独特の世界観があった。
セツの手足を見た八雲は、士族らしさを求める理想と結びついたのか、不機嫌になったという。
桑原羊次郎 著『松江に於ける八雲の私生活』には、当時の富田旅館の女将ツネの証言が残る。
「節子様の手足が華奢でなく、これは士族のお嬢様ではないと先生は大変不機嫌で……手足が太い、おツネさんは自分を欺すと、度々の小言がありました」
士族への過度な理想化と、虚偽を極端に嫌う性質が結びついた結果である。
だが、真実を知るとすぐ態度を収めたように、彼の怒りには一貫した理由があったのだ。
第二章 “本音の大洪水”…最も心を許した西田千太郎へ
松江で八雲が心を許した相手は、西田千太郎ただ一人だった。
二人は英語で語り合い、連日のように行動を共にした。
だが、その親密さゆえ八雲の愚痴や怒りのほとんどが西田に向かったのだ。
八雲が明治24年(1891)に熊本へ赴任してからは、その傾向がさらに強まる。
熊本の街並みや人々の気質がどうにも肌に合わず、手紙には苛立ちが噴き出した。
「熊本が日本であるとは全然思われない。熊本は大嫌いだ」
長谷川洋二 著『八雲の妻:小泉セツの生涯』には、さらに強い表現が引用されている。
「日本人を理解できると信ずる外国人は、何と愚かであろう!」
西田は孤独な八雲の “受け皿” となり続けたが、やがて病状が悪化し、明治30年(1897)に亡くなる。
八雲の内面をもっとも理解した人物は、最後まで彼の支えでもあり負担でもあったのだ。
第三章 セツが語る“こだわりの暴風”
西田亡き後、八雲のこだわりを真正面から受け止めたのは、妻の小泉セツだった。
三成重敬 著『思ひ出の記』には、セツが語った八雲の姿が克明に残されている。
騒がしい場所が一切ダメで、鳥取の温泉地では騒ぎ声を聞くや否や…
「だめです、地獄です、一秒でさえもいけません」
と言い残して即座に宿を去った。
また、掃除の音が大嫌いで、セツが箒を動かすとすぐに…
「その音はだめです、聞いていられません」
と、止めに入った。
理由を尋ねるセツに、八雲は真顔で…
「あなたは掃除しすぎなんです」
と、言い放ったという。
セツからすれば “どっちが過敏なんだろう” と苦笑したくなったであろうが、そこで言い返さないのが彼女らしかった。
美しいものや好ましいものを大切にしすぎるあまり、他人との交際を避けることも多かったとされる八雲。
電話を嫌い、電車に乗らず、英語や洋服を「日本女性の美しさを損なう」として好まなかったのも、彼自身の感性に忠実だったからである。
第四章 “好き”への執着は底なしに
八雲の偏屈さは裏返せば、強烈な愛情表現でもあった。
前述の『思ひ出の記』には、夏の浴衣選びでの豪快な行動が記される。気に入った柄が並ぶと…
「あれを買いましょう、これも買いましょう」
と次々に手元へ引き寄せ、結局三十反近く買い込んでしまった。
セツが止めても一切引かず、番頭を驚かせたという。
気に入ったものは徹底的に愛し、嫌ったものには一歩も譲らない。
八雲という人物は、極端であるがゆえに誤解されやすいが、その根はきわめて誠実であったのだ。
第五章 偏屈と優しさの同居…“扱いにくい愛情家”の実像
八雲の言動は、現代風にいえば “モラハラ” の要素が色濃いと言えよう。
怒りや不機嫌をストレートにぶつけ、相手の立場や空気などお構いなしに “自分の美意識” を貫いた。
だが、そこには支配や悪意ではなく、自分の感性を裏切りたくないという切実さがあった。
それを理解したセツは、八雲の偏屈を受け入れ、時に柔軟に対応しながら、彼の創作の源泉となる世界観を守り続けた。
極端なこだわりと、深い感受性、そして相手を振り回しながらも、どこか憎めない…
そんな八雲像が、一次資料からくっきりと浮かび上がるのだ。
あとがき
一次資料に示される小泉八雲の姿は、感情の起伏が激しく、こだわりも強いです。
現代の基準から見れば確かに偏屈に映ることもありますが、それは決して他者を支配するためのものではなく、美や静穏を徹底的に求める感受性の副産物だったと思われます。
西田千太郎も小泉セツも、その偏屈さに振り回されながらも、八雲の誠実さや純粋さを理解したからこそ、ともに人生を歩むことができたのでしょう。
八雲の作品に宿る繊細な美意識は、まさにこの極端な性質の上に築かれています。
偏屈さと独自の感性が、彼の創作世界を形づくったのだと改めて感じます。極端でありながら憎めない、扱いにくいけれど愛すべき八雲像が、一次資料から浮かび上がるのです。
ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。
読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。
参考・出展
■『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 ![]()
■『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 ![]()
■『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 ![]()
■『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 ![]()
■『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA ![]()
■『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社
■『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 ![]()
■『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 ![]()
■『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『日本瞥見記(上・下)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『東の国から・心)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『思ひ出の記』?小泉節子(著)・小泉八雲記念館(監修)ハーベスト出版 ![]()
■『ドラマ人物伝 小泉八雲とセツ:「怪談」が結んだ運命のふたり』?NHK出版(編)NHK出版 ![]()
■『ラフカディオハーンが愛した妻 小泉セツの生涯』?櫻庭由紀子(著)内外出版社 ![]()
■「詳述年表ラフカディオ・ハーン伝」板東浩司(著)英潮社
■「小泉八雲: 思い出の記・父八雲を憶う」小泉節子,小泉一雄(著)恒文社
■https://archive.org/details/kottojapanese00hearrich KOTTO
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.79571/page/n13/mode/2up KWAIDAN
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.45846/page/n11/mode/2up Out Of The East
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami0lhear Glimpses of unfamiliar Japan vol.1
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami02hear Glimpses of unfamiliar Japan vol.2
■「松江に於ける八雲の私生活」桑原羊次郎(著)山陰新報社
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ヘブンの「ジゴク」ずっと連続、継続して描くべきだった…
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冒頭で「?」と思ったことがある。
ヘブン(トミー・バストウ)が喉に魚の骨を詰まらせかけてトキ(髙石あかり)を叱る場面で。
トキ「あっ すんません 魚が久々で」
貧しい暮らしで “魚をさばく” 以前に食べることが久しぶりである… との意味であるが。
こういう、現代風の言い回しをさらりと盛り込んで、クスッと笑わせることこそ “今作らしさ” だと思っている。
一方で、花田旅館の平太(生瀬勝久) が作った「糸こんにゃく」を、ヘブンが「ジゴク」を連呼して「あの男 私を日本から追い出す気か」というのは、どう考えても「以前もあった」という意味になるわけで。
何を言いたいのか?
トキが女中になるまでの期間、ヘブンの世話をしていた旅館の女中・ウメ(野内まる) には「ジゴク」を連呼しなかったのか、はたまたウメはヘブンの「ジゴク」を平太らに伝えていたなかったのか?
それとも、第25回(10月31日放送) のとき以来、ヘブンの食卓に「糸こんにゃく」は上がらなかったのか? と思うのだ。
要するに、トキが女中に迎え入れられる以前から、もっとヘブンの「ジゴク」を盛り込んでおかないのは不自然ではないか? と思うのだ。
目玉焼きの焼き過ぎ、骨が残っていた焼き魚、そのついでに「ジゴク」と言わせているような違和感… という意味である。
やはり、「連ドラ=連続ドラマ」として、ヘブンの「ジゴク」だって、ずっと連続、継続して描くべきだった… と思うのだ。
女中としての仕事は、もう少し前から描いておけば…
気を取り直していこう。
ヘブンの「シブシブ」という計らいによって『クビノ、カワ、イチマイ。』つながったトキ。
そんなトキの女中としての仕事を、メインタイトル映像明けに “イマサラ” 描いてきた。
本来であれば、ウメからの引き継ぎあたりを盛り込みつつ、先週に描いたほうがよかったと思うから “イマサラ” である。
しかし、描かぬよりはマシである。
というか、「起承転結」の「承」が本格始動した「月曜日」と考えれば、《一から描き直す》という意味もあるのかも?
そう捉えれば、「ジゴク」も「女中の仕事」も “イマサラ” であると同時に “アラタメテ” なのかも。
「いよいよか?」と思わせるヘブンの「セッショウ…ノー」
「いよいよか?」と思わせる描写があった。
昼食をとりに家に戻ったヘブンの右手に「蚊」が止まったのに気づいたトキが叩いて始末しようとしたときである。
ヘブン「セッショウ… ノー」
下記の補足記事で書いたことなので、ここでは簡単に触れておく。
朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻・セツの研ぎ澄ませた得意な感覚(聴覚やアニミズム思想)で耳で感じる異文化理解 ![]()
「セッショウ…ノー」は “アニミズム思想”に通ずる
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、2歳から13歳までの人生で最も重要で多感な時期をアイルランドで過ごした。
アイルランドは、今でも、万物に精霊の存在を認める「ケルトの民俗宗教ドルイド」の精神がキリスト教と融合しつつ継承される国だ。
民俗宗教ドルイドは、太陽や森の木々、動物に霊が宿るとされ、妖精の伝承も生まれた宗教で、いわゆる「精霊信仰」である。
その「精霊信仰」とリンクするのが、日本における「山や川、木や石に神が宿ると考える神道」の伝統だ。
要するに、これはほぼアニミズム思想である。
アニミズムとは、あらゆる自然物(動植物、岩、水など)や無生物に魂や霊が宿っているという考え方や信仰のこと。
これが、やがて八雲が幽霊や妖怪の物語に興味を抱くことにつながると同時に。
今作の語り的役割である蛇と蛙(阿佐ヶ谷姉妹) に人格を与える設定に通じつつ。
今回の「蚊を殺さない」にも結び付くのだ。
この「アニミズム思想」は、きっと今後の展開の中で匂わせてくるはずなので覚えておいて損はないと思う。
「朝はいる錦織」が「昼はいない」ことが何よりも不自然
トキ「アイ ライ ジー シン サン ヘア」
これ↑を聞いて、日本語の「腸開いた(ハラワタ ヒライタ」が英語圏では「hot water heater(給湯器)」に聞こえるというのを思い出した(笑)
今回の「ビア」にまつわる「ビア問答」、コミカルでユニークな描写としては間違っていないし、朝ドラでこんなに面白いシーンは「ダキタクナイ」以来だ。
しかし、冷静になれば分かることだが。
序盤で「セッショウ… ノー」を導き出すのに “辞書” を盛り込んだのだのだから、「辞書で調べない」のが不自然だし。
今作のこれまでの展開を鑑みれば、トキが「ビア」の意味を錦織(吉沢亮)に聞かないことのほうが不自然だし。
それ以前に、「朝はいる錦織」が「昼はいない」ことが何よりも不自然なのだ。
それこそ、錦織が学校にいる設定なら、ヘブンに密着する松江新報の自称‘敏腕記者’の梶谷吾郎(岩崎う大)に聞こうとしてもよいわけで。
繰り返すが、ドラマ、朝ドラとしては楽しいし面白いし間違ってはいないが、それをやるためにここまで不自然にするのはどうかと思うが。
「いつもいる錦織」を絡めなかったのは、やはりご都合主義
個人的に思うのは、もっと、トキ、ヘブン、錦織の三名を‘トリオ’のように描いてもいいんじゃないか? と。
錦織を、トキにとっても、ヘブンにとっても、困りごとの相談役的な立ち位置だ。
で、錦織はいつも困りまくりつつ、解決策を伝授して、トキとヘブンが近づいていく… みたいな。
今回だって、トキが「ビア探し」で錦織と記者に尋ねようとしつつも、なかなか出会えず。
何とか自力であちらこちらに奔走して「ビアもどき」を探しまくるほうがより楽しかったと思うのだ。
「サワ… サワ ノー」の着地点をやりたいのは理解するし正しい選択だが。
着地点に至る過程に、「いつもいる錦織」を絡めなかったのは、やはりご都合主義としかいえないのだ。
あとがき
女中がクビになるのを回避するために奮闘するトキの空回り…
楽しいし、面白いんですけどね、ホント。
でも、やるべきこと、描くべきことはやってほしいです。
それこそ、やるべきこと、描くべきことさえあれば、いっそのこと、司之介(岡部たかし) ら家族に「ビアって何?」と相談して、町中歩き回ってドタバタコントにしても良かったと思いますよ。
おまけ
先週のコメントの返信に書いたのですが、気付いていない読者様が意外と多いので書いてみます。
私は今作のメインタイトル映像、とっても好きです。
ふたりの自然体の様子も好きですし、川島小鳥さんのポートレート風写真も好きです。
で、下↓のキャプチャー画像です。
©NHK
ねっ、帽子を被ってカメラを構える人の影が写り込んでますよね。
これを「NG」にしないで表情重視で「OKカット」にしたセンスが良いと思うんです。
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第6話『有馬記念』の感想。
なお、原作の小説、早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』は未読。
勝利に届きそうで届かないロイヤルホープは、着実にファンを増やしていた。2017年の有馬記念後、栗須(妻夫木聡)は耕造(佐藤浩市)から突然、次の有馬記念を最後に自身とロイヤルホープの引退を告げられる。家族会議では、後継者に優太郎(小泉孝太郎)を指名し、動揺が広がる。さらに耕造の告白により、栗須は隠し子・耕一(目黒蓮)と対面することに…。そして迎えた有馬記念当日、雨の中でレースが始まる…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(小説):早見和真「ザ・ロイヤルファミリー」
脚本:喜安浩平(過去作/映画「幕が上がる」,ドラマ「95,村井の恋」)
脚本協力:山口智之(過去作/さぼリーマン甘太朗)
演出:塚原あゆ子(過去作/グランメゾン東京,海に眠るダイヤモンド) 第1,2,5話
松田礼人(過去作/パパとムスメの7日間,地獄の果てまで連れていく) 第3,4,6話
府川亮介(過去作/着飾る恋には理由があって,ブラザー・トップ)
音楽:横山克(過去作/厨房のありす,ちはやふる-めぐり-)
主題歌:あいみょん「いちについて」
医療監修:生坂政臣(過去作/『総合診療医ドクターG)
P:加藤章一(過去作/警視庁ゼロ係シリーズ,トリリオンゲーム)
協力P:大河原美奈(過去作/私のシてくれないフェロモン彼氏,パパとムスメの7日間)
小髙夏実(過去作/着飾る恋には理由があって,クジャクのダンス、誰が見た?)
※敬称略
冒頭から下記の《説明しまくり》
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私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
「語るに落ちる」とは、まさにこのことである。
耕造「言っとくがな 世の中には
馬が嫌いだっていう人間もいるんだよ」
そもそも、今作はほぼダブル主人公状態の一人であるロイヤルヒューマン社・山王耕造(佐藤浩市)に上記↑のように言わせているのだ。
ということは、《世の中には、馬も競馬も知らない人間だっている》ということだ。
なのに、なのに、なのに、冒頭から下記の《説明しまくり》である。
栗須(M)「2015年 日本ダービーで
惜しくも2着になったロイヤルホープは
同じ年の菊花賞
そして 念願の有馬記念に出走し
多くの競馬ファンに期待を寄せられましたが
いずれも勝利を飾ることはできませんでした
続く 2026年 天皇賞(春) 宝塚記念
さらに 2度目の有馬記念に出走した
ホープでしたが 全て着外に終わり
翌 2017年も
天皇賞(秋) ジャパンカップ
そして 3度目の有馬記念と
全てのG1レースで敗退
あと一歩 勝利に届かないホープに対して
せめて1勝と願う競馬ファンは
年々増えていきました」
なんと、〈3年分〉を “僅か52秒間” で終了させた。
さすがに、いくらなんでも省略しすぎでは?
最低限のことは、丁寧に描くべきでは?
もちろん、私が世間一般の人よりも「競馬に興味がない」可能性は大いにある。
天皇賞がいつ開催されて、有馬記念がいつどんな条件で開催されるのか全く知らないし知りたくもなく暮らしてきたのだ。
そう、「世の中には 馬が嫌いだっていう人間もいるんだよ」である。
勘違いしないでほしいのは、私が疑問を抱くのは《3年間を52秒で済ませたこと》ではない。
せめて、せめて、せめて「有馬記念」には「どんな馬が出走できるのか?」と。
ロイヤルホープが「3年間、どんな走りをして人気を維持し続けたのか?」だけは、《馬も競馬も知らない人間》に分かるように描くべきなのでは?
だって、今作を放送する意義の一つに、《馬も競馬も知らない人間》に競馬や馬に興味を持ってほしい… もあると思うからである。
もちろん、そんな意図は毛頭なく、「馬も競馬も大好きな人だけ楽しめるドラマ」でよいなら話は別だが。
ホント、映像で描くべき “ドラマ” として雑過ぎる!
で、さらに、馬も競馬も雑なのに、よりによって「結婚話」まで盛り込んで?
意味不明… である。
人間の俳優の表情と同様に、競走馬の表情だって…
以前も書いたが、今作の2名の演出担当が今作を的確に適切に演出していないのは “今回も” だ。
ダメなところを描いたら切りがないので、一点に絞って書いてみる。
それは、あろうことか「馬と競馬を描くドラマ」であるにもかかわらず「競馬のシーン」が最もダメだったと思う。
「今、目の前で馬が走っているレース」に「登場人物の回想」をあれだけの分量盛り込むのは大前提としてどうかと思うが。
まあ、百歩譲って「雑に作ってきたから、盛り込まないと登場人物の心情が伝わらない」としよう。
しかし… である。
少なくとも、少なくとも、少なくとも、先頭を走る3頭の馬がどれがどれで、表情を見せ、競っているように《映像で見せて(show)魅せる(captivate)べき!》なのでは?
もちろん、撮影条件的に「引きの画角」が多くならざるを得ないのは理解する。
しかし、今作がつくっているのは “ドラマ” なのだから、人間の俳優の表情と同様に、競走馬の表情だって《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》をやる努力をすべきなのでは?
どの馬が1着になったのかも不明瞭な描写だったし。
それでも、登場人物と同じように “登場馬” にも、視聴者が共感できるように作り込むのがプロがやるべき仕事だと思うが。
原作に「1行」も興味はありませんが、原作のネタバレコメントは「ひと言」でも無視します。
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第7週『オトキサン、ジョチュウ、OK?』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
トキ(髙石あかり)はヘブン(トミー・バストウ)の女中になる決意を固めるも、初対面で拒絶される。錦織(吉沢亮)の助けで誤解を解き、女中として迎えられるが、家族には真実を隠し花田旅館勤務と偽る。初日、平太(生瀬勝久)らの温かい支えを受けながらも、ウメ(野内まる)が離れた隙にヘブンと2人きりとなり、ラシャメンとしての役割に怯える。さらに銭太郎(前原瑞樹)の借金回収により家族の疑念が深まり、トキの秘密は徐々に…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史雅|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|造園:堤正和
※敬称略
トキと、トキの家族の物語として再構成
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第7週で全体の「1/4」が終了した… ということは、第一章が締めくくられ、第二章へ歩みを進めた朝ドラ『ばけばけ』。
「起承転結」の「起」から「承」への転換点だった一週間は、作品の軸がどこに据えられているのかを、あらためて静かに示していたように思う。
今週のダイジェストは、あくまでトキ(髙石あかり)、そしてトキの家族を中心に再構成されており、物語としての “芯” がブレていなかったと思う。
そのおかげで、これまで追ってきた視聴者にも、初めて触れる視聴者にも、一本筋の通ったホームドラマとして受け取れる仕上がりになっていた。
エピソードの取捨選択の精度もよく、トキという人物の輪郭が自然に立ち上がる構成だった。
家庭の空気、人間関係の温度、揺れ動く気持ち… そのどれもが無理なく流れ、主人公の歩幅で物語が進んでいくのだ。
トキが中心にあり続けるからこそ見えてくる世界
一方で、毎週のサブタイトルが「ヘルン言葉(へルンさん言葉)」で提示されている点を思い起こすと、作品そのものは“ヘブン視点の語り”を基本線としていることが分かる。
※「ヘルンさん言葉」とは、主に妻のセツとの間で使われた、小泉八雲の独特でピジン性が強い独特な日本語で、助詞の脱落や動詞・形容詞の活用がないのが特徴です。
つまり、ヘブン(トミー・バストウ)を「前面に押し出す」かどうかよりも、視点そのものが既に物語の地盤に組み込まれているのだ。
そして、むしろ、その土台があるからこそ、トキが主人公として浮かび上がり、ヘブンの存在が過度に物語を奪わない構図が成立しているのだと思う。
だって、「小泉八雲」というモデルは、世間的には “偉人” としてのイメージが強く、前に出そうと思えばいくらでも出せてしまう。
しかし、それをあえて抑え込み、あくまでも “トキの成長と生活圏” を “中心に描くバランス” にこそ、今作ならではの意図があるのだろうと思う。
視点の重心をどこに置くか… その選択が、この物語を “誰かの伝記” の延長にせず、《トキ自身の生を立てるための重要な設計》になっているのだ。
そして今後、ヘブンとの距離が縮まるにつれ、自然とヘブンの存在感も変化していくはずだ。
だが、それは “前に出す” のではなく、“物語の流れの中で浮かび上がる” という形で現れるのではないだろうか?
‘未来が決まっている歴史もの’ではあっても、人物の関係性は、ドラマの中で育ち、変わり、重なっていく…
その変化を見守れるのが、この作品の魅力のひとつだと思うし、思いたい。
次週以降、視点の軸を保ったまま、どのように二人の関係が深まっていくのか?
トキが中心にあり続けるからこそ見えてくる世界に、引き続き期待したい。
『マッサン』『ゲゲゲの女房」『あんぱん』と比較してみる
全体の「1/4」が終わったので、類似の朝ドラと比較して『ばけばけ』の独自性と今後の展開の予想をやってみる。
夫が偉人(という表現に違和感を覚えますが、今回は「偉人」にします)・有名人で、夫婦を描く朝ドラといえば『マッサン』『ゲゲゲの女房」『あんぱん』が有名だ。
但し、『マッサン』だけは「夫婦がダブル主人公」なので少々設定は異なるが。
『マッサン』は竹鶴政孝(ニッカウヰスキー創業者)と彼の妻・エリーがモデル。
妻エリーは夫を支えつつも、自身の異文化適応や葛藤も描かれており、「偉人の妻」としてだけでなく、異国出身者として日本で暮らす苦労や成長がテーマになっていた。
『ばけばけ』との類似点は、偉人の夫(小泉八雲)を支える妻という構造と、二人の関係性を通じて文化や価値観のギャップが描かれる可能性も類似していくと思う。
相違点は、『マッサン』は妻側が異文化出身(エリーはスコットランド系)で、『ばけばけ』ではトキ(セツ)は日本出身。
したがって、異文化ギャップの軸が「外国人夫 × 日本人妻」ではなく、「文化理解・言語摩擦・思想の通じ方」の微妙な部分に集中する可能性が高いと思う。
『ゲゲゲの女房』は、水木しげる(漫画家・著名人)とその妻・武良布枝がモデル。
史実ベースで、布枝の視点から水木しげるの成功や苦労、家庭との折り合いが描かれており、サブカルチャー(漫画家としてのアイデンティティ)も重要なテーマ。
『ばけばけ』との類似点は、伝記性を持ちながらも、妻視点を主役に据えていることと、偉人の業績を単に栄光譚にするのではなく、彼を支える日常や関係性に重きを置いていること。
相違点は、『ゲゲゲの女房』では漫画という “ゼロからの創作活動” が中心なのに対して、『ばけばけ』では怪談・文化・言語が関わってくるため、関係性を描くテーマが “創作” というより “文化的共鳴・語り/記憶” に寄る(であろう)点だ。
『あんぱん』は、アンパンマンの作者・やなせたかしと、その妻・小松暢をモデルにした作品。
ヒロイン(暢)は非常に行動力が強く、「ハチキンおのぶ」と呼ばれ、高知新聞社で働いたり、夫を支えながら波乱に富む人生を歩むみ、夫の才能を早くから信じ、『アンパンマン』という遅咲きのヒーローを支える原動力として描かれた。
『ばけばけ』との類似点は、妻を主人公に据えた夫婦の物語であることと、偉人(夫)を陰で支え、その人生を二人三脚で歩む描写する点と、『あんぱん』は戦前・戦中・戦後、『ばけばけ』は幕末の明治という激動の時代を舞台にしているという点でも似ている。
相違点は、『あんぱん」では妻が非常にアクティブで社会的な働きも大きいが、『ばけばけ』のトキ(セツ)はどういう役割(語り手・支える存在・記憶の担い手)になるかによって、支え方・関わり方の質が変わってくるので今後に期待… である。
妻・トキの視点で“記憶を紡ぐ存在”になっていくのを期待
最近の朝ドラには「著名人の妻をヒロインに据える作品」が増えており、『あんぱん』『ばけばけ』などもその流れにある。
また、『マッサン』では異文化適応、『ゲゲゲの女房』では創作活動の共鳴、『あんぱん』では社会的な行動力+パートナーとしての支え… のように、各作品で “妻の描かれ方” が異なる点が興味深い。
『ばけばけ』では、おそらく「物語を導く案内人」「記憶を紡ぐ存在」「文化の架け橋」としての妻像が強調される可能性があると思う。
改めて振り返れば。
『マッサン』『ゲゲゲの女房』は “偉人性” を明確に描く伝記要素が強く。
『あんぱん』『ばけばけ』は、伝記的事実をベースにしつつも、妻視点によって “日常性” “関係性” “文化摩擦” を深掘りする(と思います)。
特に『ばけばけ』の場合、トキ視点+ヘルン言葉(言語のズレ)という要素が加わることで、単なる偉人伝記を超えて「文化翻訳の物語」「語り継ぐ意味の物語」になる可能性が高いし期待している。
次週から本格始動する「起承転結」の「承」で、今作が “ただの偉人伝記” ではなく、妻・トキの視点で “記憶を紡ぐ存在” になっていくのを見守りたい。
あとがき
今週は「笑いあり、涙あり」の怒涛の一週間で、満足度が高かったです。
個人的には下記のくだりが大好きなので残してほしかったですけれど。
ヘブン「ダキ… タクナイ」
錦織「え~ つまり… 抱きたくないそうだ」
ヘブン「ダキタクナイ」
トキ「えっ いや…
それは それで失礼だけん!」
フミ「抱きたいでしょ?」
司之介「そげじゃろうが!」
勘右衛門「ペリー 覚悟~!」
次週からも楽しみです。
昨日、小泉八雲がセツさんを女中として迎える際の珍騒動や、夫婦の暮らしについて少し書きました。
土日の読み物として楽しんでいただければ幸いです。
朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲とセツ――妾か女中か?松江に咲いた異国の知性と家庭の軌跡|ディレクターの目線blog ![]()
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ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
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〔月曜日〕
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Iターン
愛してたって、秘密はある。
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青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
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アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
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A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
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アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
イグナイト-法の無法者-
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
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嘘解きレトリック
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美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
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海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
ウロボロス
VIVANT(ヴィヴァン)
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
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Nのために
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大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
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侠飯~おとこめし~
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オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
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俺のスカート、どこ行った?
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極主夫道
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この素晴らしき世界
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ごめん、愛してる
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コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
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スカーレット
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素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
ストロベリーナイト・サーガ
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スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
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スニッファー嗅覚捜査官
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住住(すむすむ)
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世界一難しい恋
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セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
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DIVER-特殊潜入班-
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大恋愛~僕を忘れる君と
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玉川区役所 OF THE DEAD
民王
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タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
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超速パラヒーロー ガンディーン
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作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
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DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
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天国と地獄 ~サイコな2人~
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天使にリクエストを~人生最後の願い~
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東京放置食堂
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ドS刑事
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トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
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トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
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となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
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ザ・トラベルナース[2]
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トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
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逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
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バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
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花咲舞が黙ってない[2024]
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ハル ~総合商社の女~
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半沢直樹[2020]
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BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
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美食探偵 明智五郎
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病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
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