NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
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第2回/第1週『翼と刀』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
父・信右衛門(北村一輝)に書の手ほどきを受けるりん(見上愛)と安(早坂美海)だが、祭りが楽しみで身が入らない。りんが納屋で探し物をしていると、偶然、父の秘密を見つけてしまう。りんは祭りで虎太郎(小林虎之介)や家族と楽しい時を過ごすが、村には異変が起こり始めていて・・。一方、東京の直美(上坂樹里)は、マッチ工場での仕事で失敗が続き、少ない給金に苦しんでいた。そしてある日、直美はある親子と出会う。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび)
新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ)
松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:()
※敬称略
「明治に見えない」問題! 色彩設計が奪う“時代の手触り”
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3月末の最終回シーズンや4月の新番組シーズンという大切な時期に重なり、楽しみにしてくださっている皆様には心苦しいのですが、投稿できるときに記事を更新していく予定です。
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―――ここまで、お知らせ―――
春ドラマの期待度の記事
に「もう、朝ドラに過大な期待は無用かな?なんて思い始めています。」と書いたとおり、かつての朝ドラほどに期待はしていない。
しかし、第1回の感想で書いたとおり、第2回も「明治時代に見えない!」のはいかがなものか? と思うのだ。
確かに、俳優の「髪型」「衣装」、背景の「建物」「看板」「造作」だけを見れば「明治維新直後」であるようには見える。
それでも、第1回の感想で書いた「派手」「ビビット」「きれいすぎ」なカラーグレーティング(色編集作業)によって、どうしても私には「令和の栃木県那須町」にしか感じないのだ。
栃木県に敬意を表して例えるなら「日光江戸村」ならぬ「風、薫る明治維新村」である。
もちろん、「目は慣れる」があるから、1~2週間もすれば “慣れる” と思うが、「それでいいの?」と今回も思うのである。
顔立ちの"時代ズレ"が生む違和感…「明治に見えない」理由
また、これはが。
私は個人的に、「顎が小さい人は昭和っぽくない、平成・令和っぽい都会的な顔立「ルッキズムでないの!?」と言われそうなので、小声で書いておくち」だと思ってしまう傾向がある。
それは、かつて1980年代に小泉今日子さんらアイドルが登場した時からの自分自身の刷り込みによるものだ。
で、今回でも‘一ノ瀬りん’を演じる見上愛さんや、‘妹の安’を演じる早坂美海さんからは「明治時代の栃木」を全くと言っていいほど感じない、のだ。
当然、これは「私だけの特有の感覚」だと思うが、こんなことも「風、薫る明治維新村」に見えてしまう要因なのだ。
身分落差が"盛りすぎ"物語! 明治維新作品が抱える不自然さ
さて、『風、薫る』は、明治維新が起きた直後の日本を舞台にしていることは、前述のとおりだ。
江戸時代から明治時代へと世の中が大きく変わる時期であり、武士という身分がなくなっていく様子が描かれている。
劇中では、かつて家老という高い役職に就いていた人物や、お姫様と呼ばれていた女性たちが、新しい時代の中でどのように生きていくかに焦点が当てられている。
制作側は、昔の身分と今の状況の差をはっきりと見せることで、当時の変化を視聴者に伝えようとしているのは間違いないはずである。
しかし、その対比を強調しすぎるあまり、物語の流れが不自然に見えてしまう部分があると思うのだ。
説明しすぎる歴史ドラマ! "分かりやすさ"が奪う物語の余白
最近の歴史を扱ったドラマや時代劇では、幅広い世代の人に内容を理解してもらうため、当時の背景を詳しく説明する傾向がある。
物語を整理して伝えることは大切だが、あまりに説明が多すぎると、視聴者は押し付けがましさを感じてしまうのでは?
時代の変化というものは、登場人物が日々の生活の中で少しずつ成長したり、価値観が変わったりする様子を通じて自然に伝わるのが理想である。
しかし、本作の脚本と演出、そして芝居は、あえて目立つような形で変化を提示しているため、物語としての深みが損なわれているように受け取れると思わないだろうか?
丁寧さが生む"説明の渋滞" 物語の時間を奪う繰り返し演出!
放送時間には限りがあるため、一つの場面に時間をかけすぎると、他の大切なエピソードを描く時間が削られてしまう。
第1回もそうだったが、この第2回も、一見すると、細部まで丁寧に作られているように感じるが、実際には同じような説明が繰り返されている場面が目立つのだ。
制作者側は親切心から丁寧に描こうとしているのかもしれないが。
結果として「物語を楽しむ」ことよりも「状況を解説する」ことに重きが置かれてすぎている印象を受けてしまっている。
言葉で全てを説明しようとするのではなく、映像や演技によって視聴者が自ら気づけるような構成にすることが、より質の高いドラマにつながるはずである。
あとがき
明治維新直後の時代を描く作品として「時代の手触り」が不足しているのではないでしょうか?
最新の技術による鮮やかな映像や、現代的な俳優の雰囲気、そして親切すぎるほど丁寧な説明が、かえって明治という時代の重みや深みを薄めてしまっているように感じました。
言葉(セリフ)で全てを説明するのではなく、映像や演技を通して視聴者が自然に感じ取れるような「物語の余白」があることを願っています。
もちろん、こうした違和感に向き合うのは、本作がより質の高いドラマとして成長してほしいという期待があるからです。
やはり、毎朝に放送される「朝ドラ」ですから、視聴者の想像力を “毎朝刺激するような素晴らしい表現” に出会えることを楽しみに期待しているんです(まだ第2回ですから)。
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4月の満月「ピンクムーン(桃色月)」はいつ?
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4月の満月の時刻は、日本時間の2026年4月2日(木) 午前11時12分です。
残念ですが昼間なので、観測は、2026年4月2日(木)の夜がおすすめです。
ピンクムーン(桃色月)とは?
アメリカ先住民たちが農作業や狩りをして生活していた頃、満月に名前を付けて暮らしの目安にしていたそう。
アメリカ北部の部族「アルゴンキン族」が、シバザクラ(芝桜)やキキョウナデシコ(桔梗撫子)等のハナシノブ科の属の一つ、フロックス属の花が春にピンク色の花を咲かせることから「ピンクムーン」と名付けたとのこと。
ピンクムーンを見ると「恋愛運」や「結婚運」がアップする
ピンクムーンを見た人は、「恋愛運にご利益がある」「幸せをもたらしてくれる」というロマンチックな言い伝えがあります。
冬が過ぎた暖かい4月には美しい花々が咲くので、満月の下を時間をかけて歩いてお願いしてみるとよいかも…
天気がよくなくて、満月が見え(そうに)ない時はどうする?
ピンクムーンに限ったことではなく、満月全般にいえることですが。
「満月を見て願いことをするとかなう」と言いますよね。
でも、天気がよくなくて、満月が見えない時ってありますよね。
そういうときは、占星術の世界では「月は見えなくても、月のパワーは受け取れる」そうです。
満月のエネルギーが最大になるのは月が見える時間帯。
でも、前後の数日間も満月のエネルギーは届いているそう。
ということで、私は勝手に「満月のパワーは “満月当日を中心に1週間” は受け取れる」と思うようにしているので、一緒に行動しませんか?
あとがき
投稿時点(3月30日よる)の4月2日の夜の天気予報は、北海道を除く東日本で夜に雨予報となります。
全国的に晴れるのは翌日3日(金)の夜になりますので、一日あとに “同じ満月” を見るのもよいと思います。
ひとりでも多くの人が、満月のパワーを受け取れますように…
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第1回/第1週『翼と刀』の感想。
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明治15年、栃木県那須地域の村で一ノ瀬りん(見上愛)は母の美津(水野美紀)、妹の安(早坂美海)、そして、元家老の父・信右衛門(北村一輝)とつましいながらも幸せな日々を送っていた。ある日、幼なじみの虎太郎(小林虎之介)から思いもよらない知らせが。 一方、東京では、身寄りがない大家直美(上坂樹里)がマッチ工場で働きながら、なんとか日々の暮らしを立てていたが・・。
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方法は無限、挑戦すればするほど技術カラーグレーディング
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いよいよ、新しい朝ドラ『風、薫る』が始まった。
そこで、最初に気に留まったのが、前作でも触れた映像業界の専門用語でいうと「カラーグレーディング」だ。
「カラーグレーディング」を簡単に説明すると、撮った映像の「色や明るさ」をあとから調整して、見た目の雰囲気を作る作業のこと。
たとえば、「空をもっと青くして爽やかに見せる」「暗いシーンを少し明るくして人物の表情を見やすくする」「全体を少し茶色っぽくして昔の写真みたいにする」など。
こうした色の「味付け」をすることで、同じ映像でも「温かい」「冷たい」「ドキドキ」を後付けで観る人が感じる印象を大きく変えることができる技術だ。
この「カラーグレーディング」をドラマや映画の制作の現場では「ルック」と呼ぶことが多い。
「ルック」とは、色調・コントラスト・明るさなどで映像の雰囲気を決める重要な要素。
技術担当はカメラの性能(ダイナミックレンジ、色再現性、感度など)を測定し、演出担当とイメージを共有した上で、コントラストや色味を細かく調整して仕上げる。
方法は無限にあり、挑戦するだけ新しい価値観が創造できる面白い技術だ。
読者の皆様も、今後カラーグレーディングに注目すると面白いと思う。
前作との“色の思想”が真逆に振れた理由を読み解く
前作『ばけばけ』を見た人なら分かると思うが、前作でのカラーグレーディングの特徴は「軽やかな黒」「クリーミーな暗さ」といった “ただ真っ黒・真っ暗とは違う質感の暗さ” を目指していた点だ。
簡単に言えば、全体の色の表現の幅を狭めて、黒は真っ黒より灰色寄りで、白もあえて際立たせず、派手さも抑えた落ち着いた印象だった。
もちろん、それが「怪談を扱うドラマ」としての意味だった(今となっては「?」しかないですが・笑)のだろう。
そして、本作のカラーグレーティングだが、ひと言でいうなら「派手」「ビビット」「きれいすぎ」だろうか。
特に、「緑色」「青色」「赤色」を徹底的に際立たせた色調とコントラストは、大袈裟に言えば目が痛いくらいである。
なぜ、こんなカラーグレーティングにしているのだろう?
その答えはずっと先に分かると思うが、第1回で分かるのは「あまり昔に見せたくない」があるのでは? と思う。
それが、冒頭の時代表記《1882(明治15)年》に見て取れる。
朝ドラにおいて特別な決まりはないが、多くの場合「和暦+西暦」の順番が多いのだ。
しかし、本作の順番は「西暦+和暦」となっており、「西暦を強調したい」という意図が見える。
また、詳細には触れないが、本作のダブル主人公である一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)のモチーフとなっている「大関和」と「鈴木雅」は「明治時代から昭和を生きた女性」であるから、3つの時代をまたぐと「時間経過が分かりづらい」ということへの拝領で「西暦優先」になっている可能性もある。
いずれにしても、「色」「西暦」ともに、前作とは真逆のアプローチになっているのは興味深い演出だ。
制作局の"色"が明瞭!AK版朝ドラらしさが一気に立ち上がる
朝ドラファンならご存じだと思うが、NHKの連続テレビ小説は、NHK内の二つの放送局が交代で制作している。
前作の制作は大阪放送局(BK)で、「現実の厳しさを笑いで包む力」と「新しい表現への挑戦」を大切にする傾向がある。
もう一方の本作を制作している東京放送局(AK)には、「正統派のホームドラマ」と「地方の再発見」を大切にする傾向がある。
この黄第1回を見れば、正に「正統派のホームドラマ」と「地方の再発見」を大切にする朝ドラであることは間違いないと思う。
まあ、唯一「正統派のホームドラマ」らしくないのは《子供時代から始まらない》《子役の時代がない》ことか?
それでも、本作が「ダブル主人公のドラマ」であり、「メイン主人公は‘りん’」であることは十分に分かった。
というか、第1回とはいえ、想像以上に情報が多かったのにびっくりしてしまった。
きっと、《子供時代から始まらない》《子役の時代がない》から、現状(17歳)までの経過を《子役なし》で(おそらく)最初の1~2週間で描くだろうから、子役が演じれば「見れば分かる」ところを、「セリフと語りで分からせる」をやっているのだろう。
まっ、半年間の長丁場の1,2週間はしょうがないと思う。
"男性の夢"を超えて! 本作が挑むリアルな女性バディ像
先日、本作の脚本担当・吉澤智子氏の興味深いインタビュー記事を読んだので触れてみる。
吉澤氏はインタビューの中で、二人の主人公の設定に関して次のように述べている。
「一視聴者として、女性同士のドラマの描き方に違和感がありました。普段、会話しているときにこんなにきれいな言葉や敬語は使わないなと。男性の夢がドラマの中の女性像にある気がずっとしています(笑)。女性同士はもっと辛辣なことを言い合っている関係だと思うんです。仲が良ければ良いほど本音で言い合って、端から聞いていると『きついな』と感じるくらいのことが言える関係でないと、仲がいいとは言えないので、よりリアルな女性同士の関係を朝ドラで描こうと考えました」
出典:朝ドラで"女性バディ"描く狙い 『風、薫る』脚本家が抱いていた違和感「男性の夢がある気がして」| ENCOUNT
ここから読み取れるのは、《ドラマの中の女性像=男性の夢のカタチ》であるという違和感を抱いている点だ。
昨今は、女性脚本家が増えているから「私はそれほどでもない」と感じているが、女性、特に脚本家から見れば「まだまだ脚本もドラマの中も男性社会である」ということなのだろう。
そう考えれば逆に、今度の『風、薫る』で描かれる「女性像」は「女性にとってリアルな描写」になる可能性が高いということになる。
これはこれで、注目していきたい視点である。
また、こんなことも書かれている。
「物語をきれいごとにしないために、主人公は“いつも正しい人”にはしていません。2人とも間違える主人公にしています。間違えたときに相手がツッコんだり訂正したりできるのがバディの強みで、書いていても心強いですね。その分、“清く正しく美しく”に寄せなくても、生身の女性として描けると思っています」
出典:朝ドラで"女性バディ"描く狙い 『風、薫る』脚本家が抱いていた違和感「男性の夢がある気がして」| ENCOUNT
入れ替わる"太陽と月"リアルな女性バディ像が動き出す予感
さらに、放送に先立った番宣ではダブル主演の見上愛さんと上坂樹里さんが次のように語っていた。
一般的なバディの立ち位置は「太陽と月」のようだが、本作の‘りん’と直美はその時々で「太陽と月」が入れ替わる
※管理人の記憶による
説明するまでもないが、標準的なバディにおける「太陽と月」とは下記のような分類になる。
●太陽=明るくて、前に出るタイプ」
→ 見ている人に「元気」「勢い」「熱さ」を感じさせるキャラクター。
●月=着いていて、考えるタイプ
→ 見ている人に「安心」「知性」「静かな強さ」を感じさせるキャラクター。
それが、この『風、薫る』では《ずっと固定されない》ということのようだ。
これらのことから読み解けるのは、《女性脚本家が描くリアルな女性バディのお仕事ドラマ》になる可能性である。
まっ、前作『ばけばけ』の脚本家は放送前から「何も起こらない物語」を公言した割に、それをやり切ることができなかったから、いつも通りにではあるが「プロのお手並み拝見」である。
あとがき
「フツーの朝ドラが始まった!」そんな感じですね。
前作よりも、メインタイトル映像も主題歌も至ってフツーですし。
しかも、原案を鑑みると、相当に脚本や演出を工夫しないと、「お堅い看護師誕生物語」になる可能性があります。
まっ、「第1回では、何も分からない」ですけどね。
ということで、相当なことがない限り朝ドラはリタイアしないので、半年間よろしくお願いいたします。
なお、原案本を読んだ私が、「大関和」と「鈴木雅」の[史実]を簡単にまとめたので、よかったら読んでみてください。
朝ドラ『風、薫る』ダブル主人公のモデルを深掘り! 白衣をまとった武士の娘たちー明治の医療を拓いた愛と自立の記録|ディレクターの目線blog ![]()
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TBSテレビ系・日曜劇場『リブート』
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第10話/最終回20分拡大版『再起動』の感想。
冬橋(永瀬廉)に捕らわれ、逃げ場を失った早瀬(鈴木亮平)は、極限の状況で一瞬の判断を迫られている…その頃、夏海(戸田恵梨香)は合六(北村有起哉)に追い詰められながらも、すべてを曝け出したことで恐怖を失い、その揺るがぬ姿勢が合六の均衡を崩していく…やがて合六は“100億”の受け渡しへと動き出し、取引か罠か分からぬ緊張の中で事態は新たな局面へ向かう…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:黒岩勉(過去作/グランメゾン東京,TOKYO MER,全領域異常解決室)
演出:坪井敏雄(過去作/妻、小学生になる。,ライオンの隠れ家) 第1~3,5,8,最終話
田中健太(過去作/トリリオンゲーム,クジャクのダンス、誰が見た?) 第4,6,9話
元井桃(過去作/さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~) 第7話
音楽:大間々昂、木村秀彬
主題歌:Mr.Children「Again」
パティシエ監修:本田珠美
P:東仲恵吾(過去作/ラストマン ー全盲の捜査官ー FAKE/TRUTH)
協力P:國府美和(過去作/すっぴんヒーロー)
小髙夏実(過去作/着飾る恋には理由があって,クジャクのダンス、誰が見た?)
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TBS系で放送されたドラマ『リブート』がついに幕を閉じた。
最終回で最も興味深いのは、登場人物たちが最後に行き着く場所がどこなのかが映し出されたことである。
物語の終盤、逃げ場のない大ピンチに陥った早瀬(鈴木亮平)を助け出したのは霧矢(藤澤涼架)だ。
一方、冬橋(永瀬廉)は悪の親玉である合六(北村有起哉)から組織を奪い取ると宣言する。
早瀬は合六に対し、大金と引き換えに妻の夏海(戸田恵梨香)を解放して引退することを迫った。
もし断れば、金は海外の組織に渡り、不祥事を隠していた合六は厳しい責任を問われることになる。
これまで身内を脅して周りを操ってきた合六は、皮肉にも自分が仕掛けたのと同じ罠にはめられてしまった。
この序章こそ、本作が『日曜劇場』、いわゆる《家族を描くドラマ枠》であることの象徴と言えると思う。
逆転に次ぐ逆転の心理戦
自分に有利な状況を作りたい合六は、施設の子どもたちは逃がしたものの、ケーキ屋にいた良子(原田美枝子)と拓海(矢崎滉)を捕まえてしまう。
助けに向かった夏海までもが捕まり、早瀬は家族全員の命を人質に取られてしまう。
100億円を渡さなければ家族を失うという極限状態の中で、早瀬は真北(伊藤英明)を介して弥一(市川團十郎)を呼び出すように頼む。
当初は夏海だけが捕らえられていたが、家族全員が拘束されたことで立場は入れ替わった。
ここで素直にお金を渡しても、合六が家族を逃がしてくれる保証はない。
早瀬が最後に頼ったのは真北だったが、そこにはまだ語られていない裏の計画が隠されていた。
ドラマ的には「起承転結の承」としての、「まだ先がある」といった強力な勢いを感じたセクションだ。
二重スパイの真実と心の仮面
約束の場所に集まったのは、早瀬、合六、真北、そして弥一の4人だ。
早瀬が家族を返すよう求め、合六は弥一から金を受け取る。合六は自分の悪事がバレるのを恐れているが、家族の安否も気にしている。
それでも自由な身である合六は、早瀬たちよりずっと強い立場にいた。
それなのに合六が要求を飲んだのは、真北のことを心から信じていたからに違いない。
当然に視聴者たちは、真北が実は二重スパイであることを分かっていたが、伊藤英明はその正体を悟られないよう見事に演じきっていた。
ある意味で、ここが「起承転結の転」であり、何を考えているか分からない真北の本当の気持ちは、この物語の最後になってようやく明らかになった構成が見事である。
人生をやり直さない男の引き際
最終回は、前半と後半で物語の空気ががらりと変わる作りになっていた。
早瀬と夏海が逮捕される場面が大きな区切りとなり、その後の家族との再会は物語を締めくくる温かな場面となっている。
しかし、この『リブート』という作品を語る上で欠かせないのが、真北の行動だ。
目くらましの光と煙の中で真実が暴かれる瞬間は、ドラマの雰囲気が一気に切り替わったことを教えてくれた。
真北がなぜあのような行動をとったのかという理由は、このドラマで最も重要な謎であり。
多くの視聴者が「誰かが別の人に入れ替わっているのではないか」と予想していたが、《見た目を変えずにそのままの姿でいた真北》こそが、実は《物語をかき乱す一番の鍵》だったということが、本作の最大の見せ場だったように思う。
究極の夫婦愛と人生の苦み
顔を変えて別の人間になることは、嘘をついて偽りの自分を演じることでもある。
この物語の根底には、いつも嘘と裏切りが流れていた。
世の中には裏切りが溢れているが、そんな世界で本当に信じられるものは何なのか?
真北にとって、早瀬に味方することと、合六たちとつながることは、心の中で矛盾していなかった。
その複雑な思いを支えていたのは、やり場のない復讐心である。
他の登場人物のように人生をリセットしてやり直すのではなく、これまでの苦しみを持ったまま決着をつける。
そんな真北の生き方はどこか寂しくて苦い。しかしその苦さこそが、彼がどれほど妻や兄を愛していたかという何よりの証拠であった。
そのことが、終盤の真北の次のセリフに内包されていたと思う。
真北「負け惜しみ かな
家族の幸せなんかより
もっとすごいことが 世の中にあるんだって
言ってやりたかったんですけどね
何でしょうね 幸せって(字幕ママ)」
最後にたどり着いた答え
最後に語られた真北の生き方は、早瀬や夏海とは正反対のものとして描かれた。
冬橋は、権力やお金に振り回されている大人たちよりも、小さな家族を必死に守ろうとする人間の方がずっと強いのだと気づく。
仮面をかぶってでも愛する人を守り抜いたのが早瀬夫妻だとすれば、自分の愛情が深すぎるゆえに苦しみ、全てを壊すしかなかったのが真北だったのではないだろうか。
人の心にたった一つの正解などない。
世の中から嘘が消えることもないだろう。
それでも、もし人生に甘い喜びがあるとするならば、それは愛によってもたらされるものなのだと感じさせてくれる結末だった。
あとがき
複雑に絡み合った人間関係やスリリングな展開が、最後には「家族の愛」という温かいテーマに結びついていて、感動しました。
特に真北というキャラクターの深みは、物語に心地よい緊張感と人生の重みを与えてくれていたと思います。
登場人物たちがそれぞれの方法で大切なものを守ろうとする姿に、勇気をもらえる素晴らしいドラマだったと思います。
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第25〈最終〉週『ウラメシ、ケド、スバラシ。』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想と、全125回分の総括。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)の元に届いた「KWAIDAN(「怪談」)」に喜びが広がる一方、ヘブンは胸の痛みを抱えていた…。やがて訪れる別れと、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)の来訪により明かされる評価と真実に、トキは深く動揺し自責の念に沈む…。周囲の支えにも心を閉ざすトキであったが、丈(杉田雷麟)への語りを通して、少しずつ記憶と向き合い始めるのであった…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7,13,14,19,23,25(最終)週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9,12,15,18,24週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10,16週
小島東洋(過去作/『ばけばけ』助監督) 第11,21週
小林直毅(過去作/『ばけばけ』助監督) 第17,20,22週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
副音声日本語吹替:西地修哉(ヘブン担当)、木村はるか(リヨ担当)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、川野秀昭、田中陽児|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘、和田岳秋|技術:増田徹、備中正幸、酒井俊史|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田直矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲、武井美晴|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな、日野維乃|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規、北島規、眞弓敬司|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉、大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子、厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華、澤井洸、平松康、吉田隆広、布川紗生、大島櫻子|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史、横田浩之、高浪隆史、三好勇作、石井千尋、三村つかさ、田中美紅|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛本美佐子、横山智和、石川カンナ|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子、高屋友里|かつら:松本誠也、丹波峯子、山崎浩彦、栗野洋子|特殊メイク:江川悦子、権田日和、山埼佳子|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大、後藤怜亜、大野陽平、小峰陸矢、上野香織、佐伯木乃実、畝岡歩未、増田愛海、野曾原明香、中元芽生、佐々木俊、石名遥、木村修、松岡一史|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治、斎藤明日香、竹本航、徳岡美紀、奥山温子|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録:木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉、松島彩|熊本ことば指導:梅原勇輝|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章、ネイサン・ベリー、米倉リエナ|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人、川村肇|医事指導:矢木崇善|助産指導:前田利子|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和、宮崎昭徳|書道指導:今口鷲外|ほら貝指導:林龍沁
※敬称略
最終週のダイジェスト版の感想は「こんなもんでしょ?」
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人の‘みっきー’です!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
【お知らせ】
現在、義理の母の急病により、更新が不定期になっております。
3月末の最終回シーズンや4月の新番組シーズンという大切な時期に重なり、楽しみにしてくださっている皆様には心苦しいのですが、投稿できるときに記事を更新していく予定です。
何卒ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。
―――ここまで、お知らせ―――
最終週の「ダイジェスト版」の感想は、「こんなもんでしょ?」である。
やはり、「本編」の構成が、金曜日の結末のために、相当な「引き延ばし」な構成になっていたので、そこを詰めていけば「こんなもんでしょ?」にしかなり得ないと思う。
過去の週であれば、強調したり引っ込めたりする要素がそれなりにあったから、修正もそれなりにできたが、今週はさすがに「いじれる要素」がほぼなかったのが残念だ。
唯一評価したいのは、「本編」の最後にあった《回顧録を死者を登場させ‘怪談仕立て’で描く》を全削除した編集だ。
やはり、制作側も「やりすぎ」「蛇足」だった… と判断したのだと思う。
【総括1】朝ドラという枠組みと視聴者の不満
毎日15分という限られた時間で放送される朝ドラにおいて、視聴者が期待するのは「主人公の成長」と「勢いのある物語」である。
しかし本作は、脚本家が意図した「何も起こらない物語」という形式を貫いた。
青この構成は、忙しい朝に物語を楽しみたい層にとっては、刺激が足りず内容が薄いと感じさせる大きな要因となった。
特に物語の中盤にかけて、視聴者を惹きつける仕掛けが乏しく、物語の世界に没入できない時間が長く続いた事実は否定できないのだ。
【総括2】「トキとヘブンの物語」としての成功と失速
本作を評価する上で欠かせない視点は、主人公夫婦の絆、いわゆる「トキとヘブンの物語」としての完成度である。
物語の前半戦は、トキとヘブンの心の距離が近づく様子が丁寧に描かれており、非常に満足度が高かった。
多少の不満があっても、それを上回るトキとヘブンの結びつきが魅力として勝っていたのである。
しかし、結婚して名実ともに「トキとヘブンの物語」になるべき後半戦において、皮肉にもその繋がりを感じさせる描写が減ってしまった。
一週間という単位で物語を強引にまとめる演出が目立ち、前半のような深い精神的な交流が描ききれなかったことが、後半の迷走を招いたといえる。
【総括3】キャラクター設定が招いた拒絶反応
登場人物の性格設定も、視聴者を困惑させる一因となった。
特にヒロインの父・松野司之介の造形は、昭和や平成の朝ドラで見られた「ダメな父親」の焼き直しのようであり、現代の道徳観とは大きく乖離していた。
制作側は「愛すべきキャラクター」にしようとしたのだろうが、実際には不快感や苛立ちを抱かせる場面が多かったのも事実である。
また、ヒロインのトキについても、明治という重厚な時代設定の中で、時折見せる現代的な幼さや軽すぎる振る舞いが、ドラマ全体の品格と噛み合っていなかった点は非常に惜しまれる。
【総括4】演出による世界観の崩壊
劇中の言葉選びや演出が、没入感を削いでしまったという指摘も避けて通れない。
明治時代を舞台にしながら、バラエティ番組のようなテンポや現代的な言葉遣いが混じる場面があり、情緒を大切にしたい視聴者を冷めさせてしまった。
さらに、時々であったが(雰囲気重視用の)劇伴や(クイズ番組風などの)効果音を多用する演出は、言葉が持つ重みを消し去り、騒がしい印象だけを残したともいえる。
制作者側は「親しみやすさを狙った」のかもしれないが、キャラクターの心情を無視したような安易な演出は、物語の芯を揺るがす結果となったと思う。
【総括5】整合性を欠いた物語の組み立て
作品の構成には多くの課題が残った。
伏線もなく突然泣き出す、あるいは急に場所を移動するといった説明不足な展開が目立ち、ストーリーの筋道という基本がおろそかになっていた。
これは、映像の雰囲気や一時の感情的な盛り上がりを優先しすぎた演出傾向による悪影響だといえる。
特に物語の舞台が熊本へ移ってからは、前半のゆったりした流れとは対照的に、出来事を詰め込みすぎた急ぎ足の展開となり、作品全体のバランスが著しく崩れてしまった。
【総括6】制作体制と内輪向けの危うさ
本作が独特な形になった背景には、原作のないオリジナル脚本であることの危うさがある。
自由な発想ができる反面、物語の方向性が定まらず、制作スタッフ(特に、制作統括・橋爪國臣氏)のこだわりが「朝ドラの王道」から大きく逸脱させてしまった。
また、脚本家と縁の深い役者を多く起用したことで、一部の視聴者には「身内だけで楽しんでいる」という閉鎖的な空気感を感じさせてしまったのも残念だ。
幅広い世代が視聴する公共放送の番組として、独創性と客観性のバランスをどう取るべきかという大きな課題を突きつけたと思う。
【総括7】「ただごと」を描く勇気への擁護
厳しい批判がある一方で、この『ばけばけ』が「何も起こらない=ありふれた日常を描く」というホームドラマの基本中の基本に挑戦したことは高く評価すべきである。
事件や刺激に頼らなければドラマが作れないという昨今の風潮に対し、あえて日常の機微だけで物語を編もうとした姿勢は極めて純粋である。
こうした《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》が減少している現代において、派手な展開がなくても人間の生活は描けるのだということを証明しようとした試み自体には、深い意義が認められる。
【総括8】余白が生み出した芸術的な映像美
本作の大きな救いは、言葉を削ぎ落とした「余白」の中に宿る芸術性であった。
押し付けがましい感動ではなく、視聴者が自分自身で意味を汲み取るための隙間が残されていたことは、贅沢な時間となったのは間違いない。
明治時代の風景を見事に再現したセットや、自然の光を活かした高い完成度の映像も、まさに映画のような美しさを誇っていた。
風景や音楽が語る繊細な演出は、「刺さる人」には生涯忘れられないほどの深い感銘を与えたのである。
【総括9】役者たちが示した圧倒的な底力
脚本や構成に綻びが見える中でも、俳優たちの演技は最後まで称賛に値するものであった。
主演の高石あかり(※高=はしごだか)さんが怪談を語る場面での緊張感や迫力は、画面の温度を下げるほどの圧倒的な力を持っていた。
また、夫役のトミー・バストウさんも、日本への愛がにじみ出る誠実な演技で、物語の品位を支え続けた。
最終的に、トキとヘブンが文学を通じて世界とつながる着地点を見出せたのは、この俳優たちが持つ素晴らしい素材があったからこそ成立した奇跡だといえる。
あとがき
半年間に及ぶ放送を終えた『ばけばけ』に対し、私は非常に複雑かつ熱い思いを抱いています。
確かに、物語のテンポや設定の矛盾に対しては厳しい目を向けざるを得ない部分が多くありました。
しかし、それはこのドラマが「安易な成功」に逃げることなく、今の時代に何が表現できるかを真剣に模索していたからこそ生じた摩擦だったのかもしれません。
不満を感じる箇所がありながらも、そこには言葉にできない静かな美しさや、俳優陣の魂の込もった熱演という、確かな「光」が存在していたのも確かなこと。
一つのドラマをめぐってこれほどまでに多様な議論が交わされたこと自体が、本作が持つ不思議なエネルギーの証だと思います。
批判と称賛の両方を噛みしめながら、この意欲作を見届けられたことを、最終的にはとても前向きに受け止めています。
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時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(な)
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ばけばけ
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
リブート
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2026年1月16日に3,900万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)


