Image created with DALL・E
【忠告】朝ドラ『あんぱん』の先の展開のネタバレは基本的にありませんが。
やなせたかし(柳瀬嵩)氏と妻の暢さんの結婚に至る出来事の[史実]に触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
高知新報の編集局主任・東海林明(津田健次郎)のモデル…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
NHK連続テレビ小説『あんぱん』の第13週『サラバ 涙』の第64回(6月26日放送)以降で、主人公・若松のぶのぶ(今田美桜)が勤務することになると思われるのが「高知日報」。
その「高知日報」の編集局主任として登場し、のぶに新聞社の採用試験を勧めるのが、津田健次郎さん演じる「東海林明(しょうじ あきら)」だ。
この投稿では、「東海林明」のモデルについて書いてみる。
高知新聞社で「月刊高知」の編集長を務めていた青山茂さん
「東海林明」のモデルと考えられているのが。
戦後の高知新聞社で「月刊高知」の編集長を務めていた人物「青山茂(あおやましげる)さん」である。
青山茂さんは、嵩(北村匠海)のモデルである「やなせたかしさん」と、のぶのモデル「小松暢さん」のかつての上司だった人物だ。
なお、やなせたかしさんの著書『アンパンマンの遺書』には、青山さんが編集長として「月刊高知」の創刊に関わったことが書かれている。
また、同じ編集部で働いたスタッフには、やなせさん、のぶさん、そして、品原淳次郎(しなはらじゅんじろう)があり。
今回は触れないが、この「品原さん」がモデルとなっている思われるのが、 高知新報の編集局記者・岩清水信司(倉悠貴)である、
やなせさんと暢さんが急接近するきっかけが「おでん事件」
この青山さんが関わっているのが、やなせさんと暢さんの関係が深まるきっかけとなった出来事で、当時の「月刊高知」編集部内で起きた「おでん事件」だ。
「おでん事件」を簡単に説明すると。
昭和22年(1947)、「月刊高知」編集部の慰労会にて、やなせたかしを含む4名が共におでんを囲んだ。
その際、やなせさんを含む男性3名が食中毒に罹患し、暢さんのみが無事であった。
原因は、男性陣がちくわ・玉子・つみれを中心に食べたのに対し、暢さんは大根ばかりを食べていたためだ。
暢さんは甲斐甲斐しく看病にあたり、やなせさんが最初に回復した。
この「おでん事件」を契機として、やなせさんと暢さん同年、東京での同棲を開始し、後に結婚に至る。
というわけで、おそらく、今作中でも「おでん事件」は描かれるであろう。
これが、他の騒動に入れ替わっても、スムーズに描くことと出来たら、二名の脚本協力の実力に “まだ期待が持てる” と思うし。
戦争のときのように「史実丸写し」だったら、現状以上に “暗雲が分厚くなる” のは避けられないと思う。
あとがき
今週から来週は、「半年間の前半から後半」への橋渡し週間になります。
第1回で「のぶと嵩は未来に結婚する」と提示してから、3か月も待たせました。
とはいえ、脚本家や演出家や制作統括が鳴り物入りで作った「戦争週間」が “あの程度” でしたから、私は過大な期待はしませんけど。
皆様はどうです?
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15806.html
【"2025年7月期/夏ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年7月期/夏ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram
第64回/第13週『サラバ 涙』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
速記の本を参考に次郎(中島歩)の速記を読み解いたのぶは、彼からのメッセージに胸が熱くなる。その日から、速記の猛勉強が始まる。同じころ、柳井家には健太郎(高橋文哉)が訪ねてきて、嵩(北村匠海)を唖然とさせていた。そんなある日、闇市で客と行商のやり取りをこっそり速記でメモしていたのぶは、近くで酒を飲んでいた男たちに声をかけられて…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11,13週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10,12週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11,12週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9,13週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
「のぶが家にいない」「節子が会わずに帰る」のも違和感…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
どこから言及すれば、私に最もストレスがなく、読者の皆様も理解しやすいだろう?
では、放送時間順に行ってみよう。
まず、面倒だから、次郎とのぶ(今田美桜)の新居は「高知の‘のぶ’の家」「のぶの家」としておこう。
アバンの冒頭、何の前触れもなく、「高知の‘のぶ’の家」に若松節子(神野三鈴)が訪れて、置き手紙と荷物を置いて帰ったという。
そもそも論 《その1》 として、 先生の仕事を辞めて、夫も亡くなって、のぶは “モノがまだ十分にない世間” に “手ぶら” でどこに行っていたのか?
それこそ、「のぶの家」と「いま節子が住んでいる場所」がどれくらいの離れているのか分からないが。
むしろ、「のぶを待てない」というのは、それこと好意的に考えれば、「待っている時間がない」「待っていると遅くなる」からである。
だったら、普通に考えれば、節子は近所を探すのでは?
で、見つからなかった… から、帰った… と。
お~~い、一体のぶはどれほど遠くに鍵もかけずに行っていたのか? ってこと。
こういうのだって、第61回(6月23日放送)で、節子が来た際に「次郎の本を置いて帰った」ことにしただけで、辻褄が合ったと思う。
それこそ、あの時に「のぶさん、あとでこれ読んで。私は時間がないので帰ります」と、するだけで済んだのに… である。
のぶと節子のやり取りが雑すぎて、節子が冷たい人に感じる
いやいや、そもそも論 《その2》 として。
今回の4分過ぎに「節子が‘のぶ’の家にいる」をやるなら、アバンで節子がやって来て 手渡し” で次郎の本を授けるほうが、ずっといいと思うのだが。
だって、そういうのが、朝ドラあるある的な「嫁と姑のやり取り」だと思うからであり。
何よりも、母の節子が、嫁の‘のぶ’の託すことに “次郎とのぶの結婚” の意味を、いま一度(一回もなかったですが・汗)強調できたと思うのだ。
そう、次郎の言葉である「絶望に追いつかれない速さで走れ」を、節子から間接的ではなく、直接かみしめる… という感じが、より伝わったと思うのだ。
そして、他にも増して、節子の “息子を亡くした母の、義母としての優しさ” が表現できたと思うのだ。
だって、大切な息子の大事な本を持ってきたのに、置き手紙で帰るのって、単純に「他人行儀な人」に見えてしまったから。
と同時に、節子という人間の設定が、のぶに “気遣いしているようで、実は一方通行な人” にも感じてしまった。
このような 《配慮すべき些細な描写の積み上げすら出来ない》 から、違和感が壮大するばかりであり。
《配慮に欠ける描写ばかり積み上げる》 から、さらに違和感が増すのは言うまでもない。
のぶの速記の勉強開始日と、語りも、チンプンカンプン
メインタイトル映像明けも、チンプンカンプンである。
アバンタイトルが、節子が帰った後の夕方で、その夜らしき場面で、のぶが速記の勉強をしていた。
私は、この場面を「本が届いたその夜に、のぶが早速勉強を始めた」と受け取った。
そして、演出では “徹夜” して、「朝まで勉強をつづけた」とも受け取った。
で、タイトル映像が終わって、朝の日差しらしき中でのぶが速記の勉強だ。
まず、これって「アバンタイトルの続きの朝」でいいの? って疑問だ。
だって、この映像にこんな語りが被るのだ。
語り「その日から のぶは
次郎の本で 速記の猛勉強を始めました」
野暮なことは言いたくないし、重箱の隅を楊枝でほじくることもやりたくないが。
速記の勉強を始めた日は「節子が本を届けた日」ではないの? って疑問である。
一晩明けたのだから、「節子が届けてくれたその日から勉強は始まりました」でないの?
この語りが「夜のシーン」に掛かっているいると考えると「二日目以降」でないの?
で、最大によく分からないのが、突然、羽多子(江口のりこ)が「高知の‘のぶ’の家」にやって来た瞬間だ。
なんと、割烹着姿の節子が「のぶの家」にすでにいる状態。
え~~と、節子は、届けた日から何日後に来たんですか???
のぶは"傷つきまくった嵩"を放置して、自分はお勉強???
チンプンカンプンはまだある。
なぜ、羽多子が唐突に「高知の‘のぶ’の家」まで来たのか?
もちろん、大人の事情的には「羽多子に、のぶが速記の勉強を始めたことを知らせるため」だ。
しかし、ここで、私をチンプンカンプンにさせたのは羽多子ではなく、若き未亡人の‘のぶ’である。
結局、前回の、脚本家や演出家や制作統括が自己満足でやった「のぶと嵩の11分半にわたる再会劇」のあと、嵩(北村匠海)を「のぶの家」に招かなかったことになる。
それだけなく、今回が前回から多少の時間経過があるのに、《嵩に会いに行くこともせず、招くこともせず…》 である。
そりゃあ、亡き夫の遺言もどきを受け取ったのだから… は分かるが。
だったら、次郎の本が届くのを遅らせて、今後(未来)のためにも、〈戦争でお互いに深い傷を負った幼なじみ同士〉 を強調したらよかったと思う。
とどのつまり、《配慮に欠ける描写ばかり積み上げる》 から、のぶの人間性を疑ってしまうのだ。
「手土産に見える演出」が異様なことに気付かないか…
「もう、チンプンカンプンはないでしょ?」と思っただろうか?
そう、次の要素は「チンプンの上塗りカンプン」である(笑)
少し時間軸を戻して、今回の4分後、唐突に羽多子が「のぶの家」に来た際にタイムスリップしてみよう。
下図のように、羽多子は「手土産」を持参して訪問している。
©NHK
そして、第61回では節子が近所の農家にもらったとして野菜を「手土産」として持参して訪問していた。
そう、この「手土産に見える演出」が異様なことに、おそらく演出家と制作統括は気付いていないのだ。
皮肉を込めて書けば。
のぶの周囲だけ、《闇市ですら驚く敗戦直後の品揃え》《闇市顔負けの物量感》 なのだ(笑)
"手土産に見える"が、のぶは"苦労せず速記だけ"に見せる…
なぜ、私がこの「手土産に見える演出」を評価しないのか?
それは簡単で。
「手土産に見える」から “戦後半年あまりのモノ不足の時代” の演出として相応しくないと判断するからである。
これだって、連ドラらしく「全ての世界がリンクしている」を活用して。
例えば、のぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)の友人で団子屋の主人・桂万平(小倉蒼蛙)を引き合いに出して…
羽多子「万平さんが
『のぶちゃんにすぐ持って行ってあげて』って言うから
かぼちゃで作ったみたらし団子風と
蒸した芋でつくった大福風を
持ってきたわよ」
のぶ「万平おんちゃん ありがとう。
うち ずっと甘いもの食べたかったが」
こうした上で「風呂敷包み」もやめれば、「手土産」の印象が薄まって、うまくやれば「近所の助け合い」にまで昇華した可能性もあるのだ。
であるから、第61回の節子のときだって、のんきな感じで訪問しないで、節子が急いで「のぶちゃん、いるぅ!」って、ドカドカと入ってきちゃえばよかったと思う。
このように、《配慮すべき些細な描写の積み上げすら出来ない》 から、のぶが何の苦労もしないで、のんきに速記の勉強だけやっているようにしか見えないでは?
ここまで"フィクション部と史実部の接合"が下手なのは問題
「のぶが何の苦労もしないで」は、今回の展開全体に言えることだ。
まあ、今週に入ってから、なお一層あちこちで、負けず嫌いの制作統括・倉崎憲氏が取材を受けて「説明と解説行脚」をやっているが。
そもそも論 《その3》 として。
前回で、次郎から速記の遺言をもらったこと自体が、フィクションだ。
私の過去の投稿を読めば分かるとおり、のぶのモデルの小松暢さんは最初の夫である小松総一郎さんに速記を教わったことだけが[史実]であり。
脱線するが、次郎の遺言「絶望に追いつかれない速さで」もフィクションで、制作統括の倉崎氏の体験談がもとになっているそうだ。
※出展:速記に託された「あんぱん」の隠れテーマ「絶望に追いつかれない速さで走れ」はどこから生まれた?(木俣冬) - エキスパート - Yahoo!ニュース
要するに、“次の段階=のぶと嵩が新聞社で一緒に働く” のために、次郎を組み込んで退場させただけなのだ。
だから、今週の脚本協力・山岡真介氏の過去の放送回の実力と、倉崎氏の体験談程度のアイデア力では、申し訳ないが、強引になるのは当然なのだ。
のぶが高知日報で働くきっかけ作りも、問題だらけ…
しかし、ここで、私は考える。
私だったら… と。
そこで、注目するのは、今回の終盤にあった 《偶然に高知新報社員と出会っちゃう》 である。
それこそ、(未亡人になろうが、未婚の設定だろうが)、先生を辞めた‘のぶ’が、生きていくために闇市の飲み屋で細々と働き始めた… として。
そこで、高知新報の東海林明(津田健次郎)らと出会い、「学校の先生をやっていたのなら読み書きは得意だよね」ってことで、「うちで働けば月給出すけど」でよかったのでは? と。
そこから、「速記を覚えてくれないか?」のほうが、スッキリしたのでは?
どうせ、今作が異様にこだわっているのは「やなせたかしさんの実話」であって。
小松暢さんは、裕福な家のモダンな娘さんで、先生にもなっていないのだ。
だったら、ここは、“ドラマ” として、“連ドラ” として、最もスムーズで違和感のない展開や流れを最優先するべきだったと思うし。
そういうことを的確に、適切にやることこそ、プロが創るフィクションのドラマだと思う。
あとがき
もう、メイコ(原菜乃華)を主人公にしてほしいです、ホント!
人間味、人情味、情愛、仁恩、全てにおいて、朝ドラヒロインとして魅力的だと思います。
それに引き換え、のぶは… もういいです。
「戦争編」が終わった途端に「高知新報編」になるのって、「パラパラの糸島編」から「栄養専門学校編」に急展開した “あの迷作” を思い出しません?(苦笑)
最後に、きょうは午前中に病院で検査でしたので、投稿が遅くなりました(謝)
現状維持(悪化していない)を確認するための定期検査なのでご心配なく…
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15805.html
【"2025年7月期/夏ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年7月期/夏ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram
第63回/第13週『サラバ 涙』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞いたという嵩に、のぶは教師を辞めたことを話し、子どもたちに取り返しのつかないことをしてしまったと後悔を口にする。自分は生きていていいのだろうかと涙を流すのぶに、死んでいい命なんてひとつも無いと、静かに語りかける嵩。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11,13週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10,12週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11,12週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9,13週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
一体、何のために、次郎を盛り込んだの?
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
“いまの私” だからこそ言わせていただく。
先日の6月1日に義父が享年95歳で亡くなった。
決して、生前は頻繁に行き来する関係ではなかったが。
むしろ、亡くなってから “父親” をしての存在が大きく強くなっている。
義父は農学博士だったから、花を見、野菜や果物を見る度に、父のことを思い出す。
きのうも、ふと思いついて妻の実家に行き、庭の手入れをやってきた。
全ての人に当てはまるとは思わないが。
私にとっての “身内の死” は、そんなに簡単に忘れられるものではないのだ。
当然、56歳で昨年急逝した妹のことだって、1日たりとも忘れたことはない。
その意味で、今回のアバンタイトルを見て、こう思ってしまったのだ。
《何のために、次郎を盛り込んだの?》
だって、前回が「初七日すぎ」だったのだから、少しは朝田家で話題にする場面から始めてもよかったと思うからだ。
安直に「できるだけ史実に忠実に」とやるから破綻する
きっと、次回あたりでやると思うので書いちゃうが。
《のぶを嵩と結婚させるために、まずは、のぶを速記者として新聞社に入社させるためでしょ?》
そう、たぶん、次回で「次郎の速記」が登場して、話題が次郎(中島歩)になって、どうせ回想シーンだって組み込むはずだ。
だったら、朝田家の人間が次郎に言及してもよいと思うのだ。
逆に、言及しにくいなら “わざわざ入れる必要はない” と思う。
そしてそして、上記の程度の理由(のぶが新聞社に入る)であるなら、第2回から戦後復興で始めて、高知新聞(おそらく劇中では「高知日報 or 新報」?)で 〈幼なじみでない〉 設定ののぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)が出会えばよかったと思う。
もちろん、脚本家や制作統括が、安直に「できるだけ史実に忠実に」とやったから、破綻したわけだが。
だから、今回も書いておく。
“死や余命” 、“病気や障がい” 、“現実に遭った災害” を
必要以上に盛り込むな!
「病院の待合室」や「被災地の避難所や仮設住宅」などの
テレビで見ている人に配慮し、表現は慎重にするべき!
特に、感情を刺激するような表現や描写こそ、
演出がやりたいようにやるのではなく、
受け手の心理を読み解いてやるべき!
アバンタイトルの冒頭から“焼け野原ののぶ”でよくね?
アバンの「朝田家」が必要なかったことは、脚本家や演出家や制作統括も分かっているはずである。
だから、視聴者の気をそらすべく、これ見よがしに「千尋の回想」を盛り込んで。
そして、場面を今作の主人公である‘のぶ’に切り替えた。
だったら、〈アバンの冒頭から “焼け野原ののぶ” 」でよくね?〉 ってことである。
まあ、いいや。
"その場面しか見ない考えない"から描けば描くほど破綻する
前回の感想を読んでくださった読者様は、私と同様に、開始2分で「?」で頭が埋まってしまったのでは?
《あの焼け野原は、御免与町ではなく高知ですよね?》
《嵩は、幼少期に続いて、大切な人に会うために高知に来たの?》
《歩き疲れた様子でない嵩は、ピンポイントでのぶに再会できたってこと?》
《自宅が無事だったのぶは、わざわざ焼け野原を見物に行ったの?》
もはや、理解不能、チンプンカンプンである。
だから、昨夜に投稿した下記の記事にも書いたが。
拍手コメント返信(2025/6/24):あんぱん(第62回) ※なぜ、“のぶの次郎への愛”が見えぬまま終わったのか…を解説!|ディレクターの目線blog
朝田家の長女であるのぶと、若松家の次男である次郎が、高知の新居で暮らす設定自体に無理があったのだ。
できれば、姓は「若松」で朝田家で暮らすか、実家と勤務先である「御免与尋常小学校」の近くに新居を構える設定にしたらよかったのだ。
で、[史実]がどうこうなんて無視して、御免与町が空襲に逢った設定にしたらよかったのだ。
まあ、そうすると、スタジオセットやロケセット(御免与町の町並み)でに難しいことはあるとは思うが。
それこそ、〈のぶの家だけ空襲を免れる〉 を平気でやれちゃうのだから、〈朝田家だけ空襲を免れる〉 を平気でやっちゃうだけで済んだのでは?
こういう臨機応変をやらず…
いいや、総合的な見地で物事を考えず、多くの視聴者と同様に 《その場面しか見ない、考えない》 から、描けば描くほど破綻するのである。
きょうの‘いいとこ探し’は、二つも!
感想の冒頭から怒り心頭で書いて疲れたので、私も読者様も気分を切り替えて… と。
早速、きょうの‘いいとこ探し’をやっておこう。
今回で良かったのは二点。
●空襲の焼け野原を利用したこと
●嵩が、釜次(吉田鋼太郎)から‘のぶ’と次郎の現状を聞いたと “セリフ” で言わせたこと
一つ目は、‘いいとこ’に入れられる時点で、今作が終わっている証拠でもあるが。
だって、 そもそも論 《その1》 として、 今作は、“ドラマ” や “連ドラ”、そして “朝ドラ” として、戦争や戦後を扱っているのだ。
だったら、例の窓ガラスには飛散防止用の養生テープの×印を含めた戦争や戦後の映像表現をもっと多用すべきだったのだ。
いや、「戦地での嵩の物語」と「先生ののぶの物語」が同じ時代に見えないことのほうが、奇怪で不自然だったのだ。
だって、今作の主人公は、紛れもなく‘のぶ’なのだ。
モデルの存在もあって、NHKは「ダブル主人公風」を匂わせているだけで、‘のぶ’なのだ。
だから、どこか分からぬ土地の焼け野原であっても、のぶのパートで利用しただけマシだということ。
だって、焼け野原を映像で提示しないと、若松夫婦の家も、海軍病院も、朝田家も、御免与町も “戦争や戦後の匂い” がほぼしないのだから!
二つ目については、解説をするまでもないだろう。
のぶとの再会の前に、おしゃべりな釜次に再会したのだから “聞いていない” とするほうが、これまた異様で異常だったのだ。
ただの‘かまってちゃん’にしか見えない主人公・のぶ
さて、気休め、気晴らしコーナーは終わりで、個々から再び本気モードで書く。
そもそも論 《その2》 として、 今作は、のぶが小学校の先生であることを、丁寧に描かず、印象付けもまともにやってこなかったのだ。
その上、次郎との信仰生活だって、丁寧に描かず、印象付けもまともにやってこなかった。
主人公なのに!
であるにも拘わらず、のぶは嵩に自身の悩みを語りだした。
ここが「?」と思うのは。
先生としても、妻としても、のぶの苦悩を十分には描いていないのに、「苦悩がありました」という結果だけ視聴者に提示するからである。
もちろん、主人公の苦悩だから、描くに越したことはない。
ただ、「苦悩しています」を描かないで「苦悩がありました」と描くのは、今どきでいうなら、ただの‘かまってちゃん’にしか見えないのだ。 ※「かまってちゃん」とは、周囲からの関心や注目を強く求める人を指す俗語。
しかし、おそらく脚本家や演出家や制作統括は、「寂しがり屋」「甘えん坊」のつもりでやっているのだとは思うが。
まあ、それ以前に、《苦悩を語るだけで、葛藤を微塵も描かれていない、表現されていない》 ことが大きな問題なのだが。
嵩を気遣わずに、完全に、のぶの“自分の悩み語り”に!
しかし、この「のぶが嵩に苦悩を語る」に潜んでるメガトン級の大問題は。
のぶが、完全に “自分語り”、“自分の悩み語り” になってしまったことだ。
当然、「相手が幼なじみの嵩だから…」と擁護するのも100%間違いではない。
しかし、《嵩は兵士として戦地から帰還した立場》 なのだ。
それこそ、「嵩が戦地でどんな経験をしたのか知らないから…」と擁護する向きもあろうが、それは無理。
だって、「あれだけ戦争で、教育で悩んだ」と描いたのだから。
まずは、戦地で嵩が経験したであろうことを想像するべきで。
さらに、人に何かを教える職業だった人として、わざわざ‘のぶ’の会いに来た嵩に気遣うべきなのだ。
こういうことをやり続けるから、回を重ねる度に「のぼは自分勝手」「のぶは自己チュー」に見えて、共感も感情移入もしにくくなるのでは?
もちろん、「嵩を気遣うから戦地でのことを聞けないのでは?」の擁護もあろう。
しかし、そのことと “自分の悩み語り” をやるのとは、違うと思うが。
嵩にとっての千尋、のぶにとっての次郎、同じ位置付け?
さて、ここから書くことは、異論反論があると思うが。
問題提起を含めて、当ブログとして避けたくないので書いてみる。
それは、終盤の嵩の「逆転しない正義」のくだりだ。
嵩のセリフを真正面から受け止めると。
嵩にとって、いいや、嵩から見て‘のぶ’にとって。
今作の序盤から登場していた千尋(平山正剛 → 中沢元紀)の退場(戦死)と。
第37回(5月20日放送)から登場した次郎の退場(病死)。
千尋は嵩の身内、次郎はのぶの身内であるから “似たようなもの” であると、今作は位置付けているのだ。
しかし、視聴者、特に私としては、明らかに、なじみ深い千尋の他場のほうが、印象が強いのだ。
それと、非情に感じるかもしれないが、のぶにとって、次郎は「婚姻関係」ではあるが「血縁関係」ではないのだ。
それに対して、嵩にとって千尋は紛れもない「血縁関係」だ。
だから、いくら “話を広げたい” や “正義を拡大解釈したい” としても、千尋と次郎を同等に扱うのはどうかと思うのだ。
そう、昨年亡くなった実の妹と、妻の父の死とは、残念ながら、当然として、私にとっての重みも意味も違うってこと。
だって、そういうのが「にんげんだもの」ってことだとも思うし。
作り手も、好意的な視聴者も気付いていないと思うが…
そろそろ、まとめよう。
今回を見て感じたのは、きっと脚本家や演出家や制作統括は思ってもいないと思うし。
超好意的にしか見ていない視聴者も気付かないとは思うが。
いくら、嵩に “正義” を熱弁させ、のぶに号泣させようが。
のぶが「一番かわいそうながは うちや!」「次郎は夫やき 思い入れがあるけんど 嵩も千尋も赤の他人やき!」になっているのだ。
もうすぐ、半年間の半分が終わろうとする現時点でもこんなことをやっているから、のぶに好意を抱けないのでは?
次郎の死を越えても、嵩への思いやりを示すべきだった!
だから、のぶが「今作の主人公だから」という位置付けだけでなく、 そもそも論 《その3》 として。
のぶが、戦火の中自分の命の危険も顧みず‘ハチキン’で見ず知らずの少年・なおき(二ノ宮陸登)を助ける主人公としてまで描いたのだから。
もっと、いや、やりすぎくらいに、次郎の死を経験しても、再会した嵩に対して “思いやりや優しさ” を、のぶの言動に表出させるべきだったのだ。
それこそ、その “思いやりや優しさ” は、私たちが知っている “のぶと嵩の未来” とは別に、丁寧にしっかりと印象付けるべきだったのだ。
それこそが、きっと、のちの “嵩の背中をポンと押す女性” につながると思うし。
こんな、今作史上で相当に重要な放送回で、のぶにマウントを取らせる展開をやることが、今でも信じれない…
あとがき
あまりにも “ドラマ” として稚拙すぎて、「逆転しない正義」が頭に入ってこなかったです。
そりゃそうですね、頭が「?」で充満しちゃって、「逆転しない正義」が入る余地がないのですから(笑)
今回を見て、作り手たちが本気で「やなせたかしさんのことだけ描きたい!」が丸バレしたんじゃないですか。
だから、のぶのことは支離滅裂だし、のぶと嵩のやり取りもかみ合っていないし。
ここまで、15分間丸々、矛盾だらけなのは暗雲どころじゃないです…
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15804.html
【"2025年7月期/夏ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年7月期/夏ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
ご来訪の上、拍手とコメントをありがとうございます!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
いつも ドラマや映画の感想へ、ご賛同のWeb拍手やコメントをいただきまして、ありがとうございます。
時には厳しいコメントも頂きますが、ブログ更新の励みになっております。
なお、"Web拍手のコメント"へ返信をする機能がないため、このような「お返事ページ」でお返事をいたします(謝)
[拍手投稿] みゆき さん (2025-06-24 15:03:14)
連続テレビ小説「あんぱん」 (第62回・2025/6/24) 感想 ※今週が頑張っても“戦後半年”に見えない理由を画像付きで解説!
のぶが悲しんでいるのは理解できるけど、共感できない。
感情移入できないのです。
次郎とのぶの夫婦像がどうしても見えてこない。
次郎の気持ちが感じられる場面はいくつかありましたが、のぶのそれはどう振り返ってもないのです。
そもそも論《その1》に同意です! 今回、蘭子や千代子さんやおしんちゃんの言葉には胸をうたれました。
それはたぶん、これまで時間をとって、それぞれの関係性や出来事をきちんと見せて(魅せて)いたからなのだろうなあと、みっきーさんの受け売りで独り言ちております。
※当方にて適宜改行を入れさせていただきました。
↓ここから管理人返信↓ |
のぶがのぶらしく、次郎が次郎らしく見えたのは、「お見合いのシーン」だったように思います。
なぜ、そう感じるのか?
「お見合いのシーン」は実質的に「のぶと次郎の自己紹介」であり、その本質は「のぶと次郎の人物設定の説明」だからです。
でも、問題は、お見合い以降に「のぶと次郎が夫婦である “自己紹介”」がなかったことだと思います。
祝言も中途半端、新婚生活も中途半端、次郎が朝田家を訪問するときはいつもお客様状態では 《夫婦に見えるはずがない》 と思います。
現在は、様々なカップルのカタチがありますが、当時は「家と家の結婚」なのに。
今作の場合は「次男と長女の結婚にもかかわらず、妻の実家で暮らさない」という当時としてはイレギュラーな夫婦、結婚生活なのですから。
本当に丁寧に描く必要があったと思います。
特に、次郎は「時間的に尺的に」早く亡くなるので「使える時間が少なかった」はずだけに、もっと注力すべきだったと思います。
《やるべきことをやらない》 で、いい作品が出来ないことは、『おむすび』がすでに証明済みだと思います(笑)
皆様、またのご来訪を心よりお待ちしております。
【"2025年7月期/夏ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年7月期/夏ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram
第62回/第13週『サラバ 涙』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
のぶ(今田美桜)に見守られて次郎(中島歩)が息を引き取る。初七日が過ぎ、朝田家に顔を出したのぶに、蘭子(河合優実)は塞ぎ込んでいたら次郎さんが悲しむと言ってそっと抱きしめる。その帰り、のぶが御免与駅で電車を待っていると、軍服姿の嵩(北村匠海)が。しかし、互いに気付くことなくすれ違う。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11,13週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10,12週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11,12週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9,13週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
尾崎達哉(過去作/3000万)
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
どアップを入れて必死にのぶの驚きを表現しているのだろう
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
そもそも論 《その1》 として、 のぶ(今田美桜)と次郎(中島歩)が夫婦であるという印象が、ほとんどない。
もちろん、「全くない」とは言わないが、見合いと朝田家に来た印象は強いが、「一緒に寝食を共にした」印象がほとんどないのだ。
だから、演出担当も、アバンタイトルで、のぶの顔のどアップを入れて、必死に “のぶの驚き” を表現しているのだろうが。
むしろ、「次郎ってこれで終わりなの!?」という私のほうが、のぶよりも豆鉄砲を食らった思いだ。
次郎も千尋も、ほぼナレ死か…
で、安定して、サクッと「初七日すぎ」へタイムスリップ。
実質的に “ほぼナレ死” というやつだ。
蘭子(河合優実)の実体験に基づくアドバイスを盛り込むあたりは、連ドラとしての連続性が担保されており、一定の評価はできる。
一方の(と言ってよいのやら…)嵩(北村匠海)も帰還してきた。
脚本も演出も、懸命に “のぶと嵩のすれ違い” を、さぞ運命的なすれ違いとして強調したいようだが。
前段の次郎の “ほぼナレ死” の印象が弱い上に、愛する夫を突然失った妻としての絶望感が(演技は別にして)物語から1ミリも伝わってこないから、「気づかないのわざとらしい」に見えちゃう。
さらに、嵩のくだりでは、千尋(中沢元紀)の戦死もさらりと盛り込んできた。
が、やはり千尋も “ほぼナレ死” である。
なんだろう、「蝋燭の火は消えたのに、闇が来ない」「鐘は鳴ったのに、胸に響かない」「穴は開いたのに、風が吹き抜けない」って感じだ。
あえて、うまく言ってみるなら「通夜の席に、涙ではなく説明が並ぶ」だろうか。
今週の演出担当の野口雄大氏は思い入れがないの?
「骨壺の中の千尋の霊牌」と「清の手帳」
中沢元紀さんが‘実は結構重い’とおっしゃっていた「玉音放送が流れたラジオ」
「次郎のカメラ」と「写真の現像室」
など、一応は「誰かが死んだから悲しい」のは伝わってくるアイテムばかりだ。
そして、俳優陣もとても頑張っているから、演じているキャラクターが「誰かが死んだから悲しい」のは、間違いなく伝わってくる。
しかし、それだけ… なのだ。
言っちゃ悪いが、豪(細田佳央太)と岩男(濱尾ノリタカ)の死の描写のほうが、好き嫌いはあるにせよ、かなり丁寧だったと思う。
もちろん、豪も岩男のときも、演出担当は‘ミスターロマンチスト’のチーフ監督・柳川強氏だから、「泣かせますよ!」の思い入れも存分にあった可能性は高いが。
そうなると、「今週の演出担当の野口雄大氏は思い入れがないの?」との疑問がわくだろう。
ハッキリ書くが、「おそらく柳川氏よりは思い入れは少ない」と言わざるを得ない。
そう考える理由を、次の章で書いてみる。
野口氏の演出では〈終戦から約半年後〉に見えない!
そもそも論 《その2》 として、 今週の野口氏の演出からは 〈終戦から約半年後〉 であるとは見えない。
まず、「ドラマだから」としても、服装や身なりの「清潔すぎ」る。
そして、街や生活の「整いすぎ」る。
さらに、モノがそこらじゅうに「ありすぎ」る。
そう、感じないだろうか?
戦争に負けたことによる敗北感や空虚感もあり、同時に戦後復興に向けてのざわざわ、そわそわした感じに実に乏しいと感じるのだ。
私は、「戦後半年らしく見える」ためには、視覚的・モノ的・人間的な要素が鍵になると考えている。
戦後半年と分かるアイテムが少なすぎるから戦後に見えない
ドラマや映画の演出上の定番アイテムはこんなところではないだろうか。
▼ 街の風景
●焼け跡:焦土・黒く煤けた壁・崩れた煉瓦・仮設バラック
●復興途中:瓦礫を片付ける人々、土嚢・木材で補強された建物
●闇市:闇市の屋台、雑多な看板、物々しい雰囲気と喧騒
▼ 人々の服装・様子
●軍服の再利用:元兵士が軍服を改造した服を着ている
●もんぺ・和服:女性は戦時中と変わらぬ和装が多い
●栄養失調:痩せた体、浮腫んだ顔、子どものぼんやりした目つき
● 荷車・リヤカーでの移動:鉄道・自動車がまだ不便な地域
▼ 社会・政治の空気
●占領軍(GHQ)の存在:ジープやMP、英語の標識・看板
●ポツダム宣言や民主化掲示:壁に「婦人参政権」や「新憲法」などのポスター
●敗戦ショック:新聞で「戦争責任」「東京裁判」などが見出しに出る
これらのほぼ全てが印象に残るように映像化されていないから。
下記のような “戦後の雰囲気やムード” が伝わらないのでは?
●戦後混乱期特有の社会的緊張感
●敗戦国としての沈鬱と混沌
●占領下の不安定な民意のざわつき
●復員・引揚と闇市が交錯する都市風景
のぶの教室だけ「ガラスに×印」があるって???
戦後の雰囲気やムード” が伝わらない、今作の実例を挙げてみよう。
前回での「のぶが通う御免与尋常小学校」の教室の窓に注目していただきたい。
©NHK
上の「のぶがいる教室」の窓ガラスには飛散防止用の養生テープの×印があるのに、伊達正(樫尾篤紀)がいるときには存在しない。
もちろん、前回で、「のぶは学校をやめてしばらくたっている」という描写があったから、のぶの退職後に「はがした」と好意的に入れることも可能だが。
でも、その一方で、あれだけ空襲があったとされる高知にある「海軍病院」や「のぶの家」には、貼られていないし…
むしろ、小学校だけ「×印」があるのが違和感…
次のことは私の推測と、映像を見た記憶で書くから正確とは言えないが。
ガラスは貴重品で簡単に買うことが出来ないため、再利用・補修した古いガラスをそのまま貼られていたこともあったとされ(推測含む)。
終戦直後とされる「昭和20年(1945)~21年(1946)」には、「×印」がしばらく残されたと思う。
いや、小学校だけ「×印」があるのが違和感だし。
それ以前に、これ、「はがした」と好意的に解釈させるよりも、全てのスタジオセットの建物に貼ったままにしたほうが “戦後の雰囲気やムード” が醸し出すことに成功したのでは? と思うのだ。
きっと、同じスタジオセットを使って、同時期に戦前と、戦中戦後を撮影しているから、分からなくなったのだろうが。
いや、「のぶが自分の戦中の教育が間違っていたと反省する」を強調するがために、まるで誇示するかのように「窓に貼り付けた」に違いないのだ。
プロが「木を見て森を見ず」なんてやるから、「木も森も見ている」視聴者にはあざとさしか感じないのだ。
今回は、ちゃんと白い縁にピンチが挟まっていた
あっ、一つだけ‘いいとこ探し’があった。
以前、次郎が暗室に写真を並べているときは、写真の白い縁より内側にピンチで挟んでいたのだが。
今回は、ちゃんと白い縁にピンチが挟まってはみ出ていなかった。
それだけのこと…
©NHK
あとがき
ホント、「プロなのに仕事が雑」すぎますよ。
今回だって、俳優さんは頑張っておられるの認めますが、なにせ、映像がキレイすぎます。
「壊れた○○」とか「汚れた△△」も、あっていいと思いますけれど。
やはり、第1回から、戦後でよかったんじゃないですか?
どうしても「嵩の戦争体験談」をやりたいなら、『アンパンマン』を生み出す際に、2週間くらいスピンオフでやればよかったんですよ、きっと。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15803.html
【"2025年7月期/夏ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年7月期/夏ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
- 読者さまへお知らせ
【"2025年7月期/夏ドラマの期待度" を投稿しました】
【2025年7月期/夏ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
- 最新記事
- 楽天市場広告
- アーカイブ・ブログ内検索
- おすすめ本(感想の記事有り)※随時更新中
●写真,アート関連
●自己啓発,マナー関連
●QOL(人生の質),LGBT関連
●企画書,文章関連
●心理学,犯罪関連
●寺院,神社,仏教関連
●中世ヨーロッパ関連
●その他
※その他のおすすめ本の記事は、“こちら” から…
- 当ブログについて
- 管理人 自己紹介
ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
ホテルでイベント、パーティー、
映像コンテンツ等の演出を手掛ける。
活動拠点は東京と千葉の有名ホテル等。
- コメントありがとうございます
- 現在、感想執筆中の連ドラ一覧
〔月曜日〕
●フジ 21:00 続・続・最後から二番目の恋(最終回)
〔火曜日〕
●フジ 21:00 人事の人見(第1話)
〔水曜日〕
▼感想の投稿なし
〔木曜日〕
●テレ朝 21:00 「PJ ~航空救難団~』(最終回)
●フジ 22:00 波うららかに、めおと日和(最終回)
〔金曜日〕
●TBS 22:00 イグナイト-法の無法者-(最終回)
〔土曜日〕
●NHK 22:00 ひとりでしにたい(第1話)
〔日曜日〕
●TBS 21:00 キャスター(最終回)
〔月~木 (夜ドラ)〕
▼感想の投稿なし
〔月~土 (連続テレビ小説)〕
●NHK 08:00 あんぱん(第69回)
- リンク集
- 忍者ブログ広告
- 過去の連ドラの感想記事一覧(あ,い)
Iターン
愛してたって、秘密はある。
相棒 season13
相棒 season14
相棒 season15
相棒 season16
相棒 season17
相棒 season18
相棒 season19
相棒 season20
相棒 season21
相棒season22
相棒season23
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
明日の君がもっと好き
明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
anone
アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
イグナイト-法の無法者-
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
- 過去の連ドラの感想記事一覧(う~お)
嘘解きレトリック
嘘の戦争
美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
奪い愛、冬
海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
ウロボロス
VIVANT(ヴィヴァン)
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
ST 赤と白の捜査ファイル
Nのために
エルピス-希望、あるいは災い-
エール
エンジェル・ハート
エンディングカット
オー・マイ・ジャンプ
王様に捧ぐ薬指
大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
おちょやん
おっさんずラブ-in the sky-
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
オトナ高校
オトナ女子
お兄ちゃん、ガチャ
姉ちゃんの恋人
オー!マイ・ボス!恋は別冊で
お迎えデス。
おむすび
表参道高校合唱部!
おやじの背中
親バカ青春白書
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?
俺のスカート、どこ行った?
俺の話は長い
お別れホスピタル
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
- 過去の連ドラの感想記事一覧(か~く)
カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャスター
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
99.9-刑事専門弁護士-[2]
共演NG
今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
きょうは会社休みます。
行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
緊急取調室[4]
金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
クジャクのダンス、誰が見た?
グッド・ドクター
グッドパートナー
グッドワイフ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
- 過去の連ドラの感想記事一覧(け、こ)
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)