NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram
第25週『怪傑アンパンマン』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
絵本『あんぱんまん』は売れず、のぶ(今田美桜)は子どもに読み聞かせを続ける。嵩(北村匠海)は多忙の中『怪傑アンパンマン』を連載するが不評であった。一年後、たくや(大森元貴)の提案でミュージカル制作が始動し、のぶや仲間が支える。宣伝に苦戦し初日の客入りも悪かったが、子どもたちが集まり舞台は成功する。終演後、草吉(阿部サダヲ)があんぱんを差し入れ、皆の努力が報われる。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11,13,15,17,19,21,23,25週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10,12,14,16,18,20,22,24週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11,12,17,22,23週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10,14,19,24週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9,13,16,21週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第15,20週
尾崎達哉(過去作/3000万) 第18週
日高瑠里(過去作/光る君へ/第31,42話のみ) 第22週※本来の「高」ははしごだか
榎本彩乃(過去作/NHKラジオFMシアター「アラカルト」,ここは今から倫理です。(演出部)) 第24週
中村周祐(過去作/「おかえりモネ」第17週のみ,.「どうする家康」第46回のみ) 第25週
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
美術・ロゴデザイン:伊達美貴子(過去作/まんぷく,青天を衝け)
技術:久野裕大(過去作/どうする家康,3000万)
望月英邦(過去作/どんと晴れ,とと姉ちゃん,軍師官兵衛)
音響効果:畑奈穂子(過去作/麒麟がくる,恋せぬふたり)
岸優美子(過去作/光る君へ,恋せぬふたり)
撮影:山口卓夫(過去作/青天を衝け,17才の帝国)
田中哲平(過去作/恋せぬふたり,プリズム,3000万)
照明:斎藤知久(過去作/いよっ!弁慶)
山崎友梨子(不明)
音声:北原悠介(過去作/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~)
下迫堅治(過去作/エール総集編,半径5メートル,恋せぬふたり)
音楽録音:高橋清孝(過去作/火の鳥2024アニメ)
映像技術:吉永勇(過去作/なつぞら,虎に翼)
木川豊(過去作/いだてん,おかえりモネ,17才の帝国)
カラーグレーディング:松﨑梨絵(過去作/なつぞら,おかえりモネ)
戸谷智恵子(過去作/光る君へ,ちむどんどん)
VFX:田中貴志(過去作/劇場版トリリオンゲーム)
石貝玲子(過去作/仮面ライダーエグゼイド,同期のサクラ,ファーストペンギン!)
助監督:伊藤嘉文(過去作/ももさんと7人のパパゲーノ)
山田修(過去作/映画「サル」)
制作担当:征矢吉裕(過去作/ひよっこ)
東美恵子(過去作/映画「シャカリキ!」,映画「ネムリバ」)
特殊造形:江川悦子(過去作/もしも徳川家康が総理大臣になったら)
編集:松屋周平(過去作/鎌倉殿の13人,3000万)
記録:武田朝子(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
特殊メイク:松岡象一郎(過去作/映画「ヘルタースケルター」「トリハダ」)
美術進行:高橋秀樹(過去作/篤姫)
装置:田村英一郎
装飾:神戸信次(過去作/【推しの子】-The Final Act-)
衣装:澤谷良(過去作/花子とアン,なつぞら,エール)
メイク:田畑千奈味(過去作/ひよっこ,青天を衝け)
かつら:秋庭優一(過去作/桶狭間)
時代考証:天野隆子(過去作/ゲゲゲの女房,花子とアン,スカーレット)
風俗考証:刑部芳則(過去作/エール,ブギウギ,虎に翼)
土佐ことば指導:西村雄正(過去作/らんまん)
博多ことば指導:魚谷としお(過去作/エール)
所作指導:藤間貴雅(過去作/麒麟がくる,流行感冒,風よあらしよ)
製パン指導:竹谷光司(Bakery&Cafeつむぎ@千葉県佐倉市)
漫画指導:山根青鬼・海老原優
ギター指導:藤本功一(https://x.com/Fujimoto)
歌唱指導:門脇幸(https://x.com/kadowaki_sachi)
薙刀指導:松本真治(過去作/救急救命士・牧田さおり)
体操指導:岡本美佳(過去作/ラジオ体操,テレビ体操,みんなの体操)
石工指導:山中英明(第29回技能グランプリ石工職種第一位金賞)
書道指導:金敷駸房(過去作/エール,麒麟がくる,青天を衝け)
アクション指導:吉田浩之(過去作/帝一の國,忍びの国,地獄少女)
仏事指導:守祐順(能蔵院@千葉県木更津市)
医事指導:冨田泰彦(過去作/らんまん,虎に翼,3000万)
裁縫指導:小林操子(過去作/エール,らんまん,虎に翼)
アニメーション制作:稲葉卓也(https://www.takuyainaba.com)
タイトルバック映像:涌井嶺(https://x.com/Ray_T6L)
※敬称略
「ダイジェスト版」で気になった部分だけで書いてみる
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
もう少し内容が良い方向に向かうまで、少しエネルギーは抑え目で書かせていただきます。
※しばらくの間、テンプレです…(謝)
きょうから仕事的には春の婚礼シーズンであり、私生活的には彼岸の入りで義母の介護もあて多忙につき、今週も簡単な感想でごめんなさい… である。
というわけで、「本編」で気になったことはすでに金曜部まで投稿済みなので、「ダイジェスト版」でさらに気になった部分だけでつづってみる。
今週の編集は《全てのエピソードのつまみ残し》
これまでの今作の「ダイジェスト版」の最大の特徴が《のぶの出番を全部くっつける》で。
二番目の特徴が《のぶと嵩の全部の残し》だ。
しかし、今回はそのどちらでもない… 敢えて言うなら。
《全てのエピソードのつまみ食い… つまみ残し》である。
このため、この感想のために今週分の録画を全て見直してみたが、削った個所がよく分からないくらいに “完璧なつまみ残し” だった。
そのおかげで、《本編よりも流れが分かりやすい》というメリットがあったのは確かであり。
逆に当然、デメリットもあるわけで。
今週の編集担当は“テーマ”を正しく咀嚼しきれていない
そのデメリットこそが《のぶと嵩のそれぞれの情動や、夫婦としての願望などが描けていない》と思う。
そうなる原因も明らかで。
それは、今週の目玉、今週の核心部分である《嵩とヤムおっちゃんの語らい》をほぼ削除したためだ。
このために、本来は今作が懇切丁寧に描くべき、のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の胸に秘めた “正義” と “逆転しない正義” の定義づけが中途半端に終わったからだ。
ハッキリ書くが、今週の「ダイジェスト版」の編集担当者は《今作の “テーマ” を正しく咀嚼しきれていない》と思う。
残り2週の「ダイジェスト版」の仕上がりとして、実にお粗末、実に低レベルである。
“蛇足”の岩男のネタは、全削除の英断を下してほしかった
面倒なので詳しく書かないが、そもそも論 《その1》 として、 岩男(濱尾ノリタカ)のネタ、すなわち岩男と子孫のエピソードは、脚本担当・中園ミホ氏の思い付きで脚本完成後に追記したくだりだと、本人もNHKサイドも認めているのだ。
そう、要するに、自ら認めた “蛇足” なのだ。
だったら、思い切って「ダイジェスト版」で全削除するくらいの賢明な判断をするべきだったのでは?
もちろん、追加撮影に尽力したキャストやスタッフへの配慮もあるだろうが。
もっとも配慮すべきは、こんな作品を「朝ドラだから」の理由で見せられている視聴者なのでは?
アンパンマンが進化しているに、戦争や岩男を描いても…?
いや、そもそも論 《その2》 として、 「ダイジェスト版」では、編集担当がバッサリ削除してしまったが、金曜日分の第125回(9月19日放送)で嵩が草吉(阿部サダヲ)にこう言ったのだ。
嵩「おなかをすかせた人に
あんぱんを届ける。
敵も味方もない。
どっちが正義かも
どっちが悪なのかも関係なく
ただ パンを届ける。
これが 僕の思うヒーローなんです」
これを聞けば(読めば)察しのよい読者様なら気付くはずだ。
究極でいうなら《今作にも、アンパンマンにも、戦争は直接的に関係ない》と。
もちろん、モデルとなったやなせたかし氏にとって、実質的な主人公・嵩にとって、はたまた建前上の主人公・のぶにとっても、アンパンマンの発想の原点は “戦争” だ。
しかし、自らの戦争体験をきっかけにして、〈世の中の飢えている人たちに食べ物を分ける〉の解釈に成長して誕生したのが “アンパンマン” だと思う。
したがって、ここまですでにアンパンマンを強調しているのに、戦争、岩男を描いても “今さら感” しか漂わないのだ。
残り1週で、過去の話に戻っている場合ではない
まとめよう。
「ダイジェスト版」としても「通常版」としても、今作がやり続ける最大のミスは。
残り2週、いや正確に言えば残り1週しかないと分かっている時点でも、なお “終わった戦争” を蒸し返して描いていることだ。
もちろん、一般論として「戦争を過去の話にしてはいけない」のは百も承知だ。
しかし、こと、第25週の朝ドラ『あんぱん』として描くべきは、《未来の子どもたちに伝えるメッセージを伝えるアンパンマン》を強調することではないのか!
だから、緑今週は、絵本をミュージカル化し、子どもたちを大勢集めて “アンパンマンの理念と理想” を嵩と‘のぶ’は伝えようとした… と描いたつもりなのでは?
その上で、最終回の余韻で漂わせるであろう(と最後の期待をしてはいますけど) “のぶと嵩がいない未来” でも “アンパンマンは生き続ける” に帰着させるつもりなのでは?
過去の話に戻っている場合ではないと思うが。
あとがき
今週が致命的なのは、今週の演出担当の中村周祐さんが「プロデューサー兼」ってことです。
要するに、「プロデューサー(企画から資金、スタッフ、宣伝まで、映像作品を完成・公開に導く総責任者)」の一人だってことです。
そのうちの大きな仕事が企画立案(作品テーマの選定、脚本家・監督の起用、制作方針の決定)です。
そのお仕事の人が、内容をちゃんと理解して映像化できていないのです。
ということは、制作スタッフも演出スタッフも、統一された方針が弱かったということ。
それで、毎週脚本協力が入れ替わり、演出も交代したら、こうなりますね。
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15952.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年10月期/秋ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
Generated with Microsoft Copilot (AI)
【忠告】
朝ドラ『あんぱん』の先の展開のネタバレは基本的にありませんが。
やなせたかし(柳瀬嵩)氏と、妻・暢さんの人生の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
暢さんの余命宣告と、やなせ氏との夫婦の愛の奇跡の史実
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
もう少し内容が良い方向に向かうまで、少しエネルギーは抑え目で書かせていただきます。
※しばらくの間、テンプレです…(謝)
NHK連続テレビ小説『あんぱん』は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかし氏と小松暢さんの夫婦をモデルに、二人の人生を描いたドラマである。
本編は、ついに最終週(第26週)『愛と勇気だけが友達さ』を残すだけになった。
そこで、この記事では昭和63年(1988)、やなせ氏と暢さん夫妻に訪れた “最大のピンチ” といえる「暢さんへの余命3か月宣言」を二人がどう乗り越えたのかについて書いてみる。
第一章:運命の出会いと戦後の東京
戦後まもない混乱期、「月刊高知」の編集部でやなせたかし氏と暢(のぶ)さんは出会った。
二人は互いの人柄に惹かれ、自然に結ばれる。
復興もままならぬ東京での同棲生活は決して楽ではなく、天井に穴の開いたトイレで傘を差して用を足すほどの貧しい暮らしであった。
しかし、二人は苦労をものともせず、共に歩み続けた。
第二章:互いを尊重する愛のかたち
やなせ氏は絵や漫画の道を志して奮闘したが、長い下積みが続いた。
暢さんはそんな夫を陰で支えつつ、自分も好きなこと(茶道など)に熱中した。
二人は互いの領分を尊重し、やなせ氏が創作の計画を話すこともなく、暢さんも尋ねなかった。
けんかをしたことは一度もなく、温和なやなせ氏が声を荒らげることもなかった。
暢さんは「私は悪妻かもしれないけど、元気が取り柄よ」と語り、多少体調を崩しても弱音を吐かず家事や仕事をこなしながら元気を取り戻した。
第三章:夢を信じ続けた二人
やなせ氏は長い下積みの後、絵本『アンパンマン』を発表したが、当初は売れなかった。
暢さんは子どもたちへの読み聞かせを続け、作品を信じ続けた。
※諸説あります。
その後、雑誌『詩とメルヘン』の創刊を通じて活動の幅が広がり、ついに昭和63年(1988)、アニメ「それいけ!アンパンマン」が全国放送を開始する。
第四章:成功と幸福のひととき
昭和63年(1988)以降、アンパンマンブームが到来し、絵本の累計発行部数は一千万部を突破。
平成2年(1990)には日本漫画家協会大賞を受賞し、翌平成3年(1991)にはやなせ氏が勲四等瑞宝章を受章した。
やなせ氏は暢さんと共に伝達式へ出席し、妻は子どものように喜んだ。
また、受勲を記念したパーティーでも「友だちを招待すればよかった」と悔しがる暢さんに対し、「次のパーティーには君の友だちを全員招待しよう」とやなせ氏は答えた。
二人にとって、最高の幸福の瞬間であった。
第五章:愛の試練、病と別れ
しかし昭和63年(1988)秋、暢さんは乳がんと診断され、余命三か月を告げられる。
※当時はまだ、がんの告知は患者本人ではなく家族に伝えられることが一般的でした。
やなせ氏は本当の病状を告げられず、「大丈夫、すぐ退院できる」と励ますしかなかった。
奇跡的に一時は回復し、山登りや茶道の稽古も再開したが、病魔は着実に進行していた。
平成5年(1993)7月、『アンパンマン』20周年記念パーティーに参加できぬまま、同年11月22日、暢さんは75歳で永眠した。
やなせ氏は病床の妻の手を握り続け、心肺停止の瞬間を見届けた。
第六章:深い悲しみから立ち上がる勇気
暢さんの遺志に従い、葬儀は近親者のみで営まれた。
残されたやなせ氏は、生活の細部を妻に委ねていたため、収入や衣服のありかすら分からず、まるで霧の中をさまよう日々を送った。
夜は眠れず、体重も減少したが、押し寄せる仕事を淡々とこなした。
三か月ほど経つと体調は次第に回復し。
暢さんの一周忌を迎えた頃には「与えられた命を生き抜かねば、カミさんに合わせる顔がない」と心を決めた。
第七章:夢を形に、記念館への道
やなせ氏は新たな目標を「故郷・香北町に美術館を建てること」と定めた。
アンパンマンは夫妻にとって子どものような存在であり、その子に「家」を建てたいと思ったのである。
平成8年(1996)、77歳で「やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」が開館した。
それは二人の人生の証であり、墓標のようでもあった。
その後もやなせ氏は精力的に創作を続け、平成25年(2013)、94歳で生涯を閉じた。
終章:戦友としての妻
暢さんはかつて語った。
「根っから、やさしい人なんですね。草花にも生き物にも。ただ気がやさしいとかの程度じゃないんです。ちょっと標準をはずれるくらい。虫も殺せないところがありますよ」
その言葉どおり、やなせ氏は自然や人に温かく接した人物であった。
暢さんは看病のため髪を切り、白内障や腎臓結石に苦しむ夫を支え続けたこともあった。
夫婦は対照的でありながら互いを補い合い、やなせ氏にとって暢さんは苦楽を共にした「戦友」であった。
二人の生きた証は、アンパンマンという永遠の形となり、今も子どもたちに愛と勇気を与え続けている。
あとがき
やなせたかし氏と暢さんは、戦後の混乱の中で出会い、貧しさや苦労を共に乗り越えながら、互いを支え合って生きてきました。
二人の愛は静かで穏やかですが、深く確かなエネルギーを抱き、やなせ氏が創出した『アンパンマン』の背後には、いつも暢さんの存在があったということです。
しかし、人生は平穏だけで彩られるわけではありません。
暢さんが乳がんと診断され、余命三か月を告げられたとき、やなせ氏は絶望と覚悟を抱きました。
それでも二人は信じ合い、励まし合いながら希望を手放さず、暢さんは最後まで生きる力を示しました。
やなせ氏も妻の愛に支えられ、深い悲しみの中から再び前を向く勇気を見つけます。
そして、二人の愛と夢は、アンパンマンという形となり、世代を超えて子どもたちに勇気を届け続けています。
暢さんはやなせ氏にとって戦友であり、人生を共に歩んだかけがえのない伴侶でした。
喜びも悲しみも、苦労も栄光も抱きしめながら歩んだ二人の人生に心を深く揺さぶられるのは私だけではないと思います。
人生は時に残酷で、時に優しいものですが、愛は困難を超えて永遠に輝きます。
やなせ夫妻が紡いだ愛と勇気は、アンパンマンとともに、今も世界中の子どもたちの胸に生き続けていると考えます。
それにしても、《アンパンマンは夫妻にとって子どものような存在であり、その子に「家」を建てたい》と思うところが、クリエーターとしてポジティブでスゴイと思います。
※アイキャッチ画像内、キャラクターは著作権上、あえて “彼ら” に寄せていません。
参考・出展
■『新装版 わたしが正義について語るなら』(ポプラ新書)(著)ポプラ社
■『やなせたかし はじまりの物語: 最愛の妻 暢さんとの歩み』(ムック)(著)高知新聞社
■『アンパンマンの遺書』(岩波現代文庫)(著)やなせたかし
■『痛快!第二の青春 アンパンマンとぼく』(講談社)(著)やなせたかし
■『慟哭の海峡』(角川書店)(著)門田隆将
■『やなせたかしのしっぽ』(小学館)(著)越尾正子
■『人生なんて夢だけど』(フレーベル館)(著)やなせたかし
■『アンパンマン伝説』(フレーベル館)(著)やなせたかし
■『ボクと、正義と、アンパンマン なんのために生まれて、なにをして生きるのか』(PHP研究所) (著)やなせたかし ■『何のために生まれてきたの?』(PHP研究所) (著)やなせたかし
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15951.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年10月期/秋ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram
第125回/第25週『怪傑アンパンマン』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
客席が子どもたちで埋まった初日の舞台は無事終了し、嵩(北村匠海)は胸をなでおろす。終演後、のぶ(今田美桜)たちの前にあんぱんを抱えた草吉(阿部サダヲ)が現れる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11,13,15,17,19,21,23,25週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10,12,14,16,18,20,22,24週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11,12,17,22,23週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10,14,19,24週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9,13,16,21週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第15,20週
尾崎達哉(過去作/3000万) 第18週
日高瑠里(過去作/光る君へ/第31,42話のみ) 第22週※本来の「高」ははしごだか
榎本彩乃(過去作/NHKラジオFMシアター「アラカルト」,ここは今から倫理です。(演出部)) 第24週
中村周祐(過去作/「おかえりモネ」第17週のみ,.「どうする家康」第46回のみ) 第25週
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
※敬称略
前回のぶが会場に来た茶道の弟子への態度が失礼すぎた?
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
もう少し内容が良い方向に向かうまで、少しエネルギーは抑え目で書かせていただきます。
※しばらくの間、テンプレです…(謝)
前回の感想に次のようなコメントを頂戴したので取り上げてみる。
「前回で、のぶの茶道教室の生徒がミュージカル会場に来たとき、のぶは「席を埋めるために来てくださったのね」と言いました、あれって、失礼すぎると思います」
確かに、「#あんぱん反省会」の界隈では、そんな印象になっているような気もするが。
私は、一種の “粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる” の類ではないかと思う。
きっと、「失礼すぎる」と感じる原因は、今田美桜さんの演技、いや、もしかすると中村周祐氏の演技指導のミスによる影響ではないだろうか? と思うのだ。
これ、演技(映像)を見ないで、脚本の字面だけ呼んだと仮定すれば、のぶ(今田美桜)が弟子の中尾星子(古川琴音)に嬉しさの照れ隠しで言っている感じに読めるのだ。
逆に星子のセリフとセットでのぶのセリフも読んだつもりになると見えてくるのだが。
もともと星子は子供向けのアンパンマンのファンで、星子もこの場に来るのはちょっと小恥ずかしい感じがあって。
でも、のぶは茶道教室での星子しか知らないわけで、その星子がこの場に来たことが結構な驚きで。
だから、ここで中村周祐氏氏がやるべきだった演技指導は、「もっと星子を恥ずかしい感じ」にしたうえで、そんな星子の恥ずかしさを気にさせないように、のぶに輪をかけて大げさに「師匠の私に気遣ってきてくれたの?」って感じで言わせ。
星子は「そうじゃなくて、師匠は関係なく、私がアンパンマン推しだからです!」みたいな雰囲気にすればよかったと思う。
分かります?
要するに、本編のように‘のぶ’が真面目に重く言うのでなく…
「師匠に気遣ってくれたの?」と的外れなコミカル調で語り掛けて、星子が「おいおい、師匠自意識過剰すぎですよ」みたいなアットホームな雰囲気に仕上がるべきだったと思うのだ。
結論、脚本が悪いというより、脚本の意図を正しく咀嚼しない演技指導が招いた事故ということだ。
もちろん、時すでに遅し… であるが(困)
もっと、ミュージカルの舞台を描いてもいいのに…
さて、難しいことだと分かっているが。
正直言って「もっと、浜野謙太さんらのミュージカル『怪傑アンパンパン』を見てみたい」である(笑)
それくらいに、ミュージカルの放送尺が短すぎて、観客の子どもたちが “ウケて” いるのが “しらけて” 見えてしまった。
それこそ、あれだけ事前にミュージカルキャストの発表でNHKが盛り上げたのだから、もうひと踏ん張りして「サザエさんの1話」くらいの「起承転結」の満足をくれてもよかったと思う。
まあ、前回も書いたとおり、今作はいつも《「起承転結」の「起と結」しか描かない》を、今回の舞台シーンでもやっただけだが。
それでも、せっかく久しぶりに「もっと見たい!」なのに… ということだ。
おっと、アフレコの歌の場面は聴き応えがあったことだけは、添えておこう!
「紆余曲折、悪戦苦闘、試行錯誤、波乱万丈を盛り込め!
その上、これまた、‘ヤムおんちゃん’こと屋村草吉(阿部サダヲ)のあんパンの差し入れのくだりも、安定の《「起承転結」の「起と結」しか描かない》だ。
前回で、「あんぱんを焼いてほしいと頭を下げ」て、今回で八木(妻夫木聡)の粋な計らいであることを明かして終了。
おそらく、脚本家や演出家や制作統括は視聴者へのサプライズのつもりでやっているのだろう。
しかし、こういう仕掛けも、丁寧に「承と転」の仕込みをやってこそ、後出しジャンケンに見えないのだ。
そう、「過程を省くな!」である。
いや、正しく、かつ、諄(くど)く言えば「紆余曲折、悪戦苦闘、試行錯誤、波乱万丈を盛り込め!」である。
例えば、前回で、けんもほろろに草吉に断れてた “あと” を描くべきだったのだ。
他のパン屋を当たるとか、羽多子(江口のりこ)にもう一度相談するとか。
その一つとして、《蘭子(河合優実)が八木の会社を訪ねる》のワンカットだけで入れたらよかったのだ。
で、八木と社員らあが困った顔のワンカットを入れて、チラシの話に展開するだけ。
これで、ちゃんとネタ振りができるから、今回が「あのあと、八木が英断をしたんだね、デキるイケオジじゃん!」と納得できるのだ。
そして、このような展開を盛り込んでこそ《登場人物の信条や心情(beliefs and sentiments)を描くこと》であり。
より一層、八木の人間性が視聴者に伝わった可能性があったのだ。
まあ、やればいいことをやらないのも、今作のお約束事ではあるが(苦笑)
子供達があんぱんをもらって喜んでいるようにしか見えない
結果、やれることをやらないから、子どもらあが「アンパンマンの顔付きあんぱん」を無料でもらって、喜んでいるようにしか見えないのだ。
これ、草吉があんぱんを届けるに至る過程が「脚本にない」「撮影していない」としても、せめて‘のぶ’の次のセリフを撮影現場で演出が追加すれば印象は変わったのでは?
のぶ「きょうは、みんなあ来てくれてありがとう。
このあんぱんは、アンパンマンからのプレゼントやき
食べとーせね」
これを追加するだけで、子どもらあが「食べ物で釣られていない」と映ったし。
‘ヤムおんちゃん’が「ジャムおじさん、末は「アンパンマン」、さらに「柳井嵩」と「やなせたかし氏」に重なって、戦争の中を生き抜いた草吉の悲しみや怒り、食べ物への思いが描けたと思う。
繰り返すが、やればいいことをやらないのも、今作のお約束事ではある(苦笑)
嵩と草吉の「ヒーロー像を語るやり取り」はよかった
7分過ぎからの、閉幕後のステージに腰掛けた嵩と草吉の「ヒーロー像を語るやり取り」なんて、今作が「単発ドラマ」なら、見ようによっては説得力があるシーンだ。
もちろん、北村拓海さんと阿部サダヲさんのアドリブを含めた演技力のおかげだが。
この描写によって、アンパンマンの顔の意匠が幼少期の千尋(平山正剛 → 中沢元紀)であることが分かったし。
ぼんやりではあるが、アンパンマンが戦争体験があってこと生まれたヒーローであることも分かった。
そして、これまでおぼろげ、曖昧、中途半端にしか描かず、解釈は視聴者任せにしまくっていた “嵩自身の正義の定義付け” も分かったと思う。
これについては、当ブログでは先日の第123回(9月17日放送)の感想で、「逆転しない正義とは?」という私なりの解釈を書かせていた抱いた内容に、ほぼつながったのでは?
「今夜は残業がある」と分かっていたから、夜食用にカップラーメンを2個買って持ってきたけど、急に残業になった同僚は食べ物を持っていなくて「腹が減ってきちゃった」というから、仕事を早く終えたいのもあって、1個カップラーメンをあげた。
ほら、これこそが、今回の嵩が言った次のセリフそのものなのでは?
嵩「どっちが正義かも
どっちが悪かも関係なく
ただ パンを配る」
残業を見越して夜食を準備した人が正義(成功)でもなく、残業を想定せず夜食を用意しない人が悪(失敗)でもなく、ただ、困った人が目の間にいるから分ける…
ホント、今作には珍しいくらいに、「良いとは言いません」が、マシな描写である。
もっと初期に「嵩がヒーローと正義を語る」を入れるべき
ただ、惜しいのは。
今作は “連ドラ” なのだから、もっと早く、それこそ第1週、第1回に盛り込んでもよかったと思う。
第1回で、嵩が読者に伝いたい “本質” を提示した上で、ドラマでやなせ氏と暢さんが伝えたかった “本質” を描くべきだったのだ。
そして、それを視聴者に見せて魅せる(show and captivate)ためのアイテム(道具・要素)に「ハチキンおのぶ」「ヤムおっちゃん」「戦争描写(出征・忠義・洗脳・飢餓・進駐・略奪・悲恋・戦死・孤児)」を巧みに盛り込み。
のぶの父・朝田結太郎(加瀬亮)と祖父・釜次(吉田鋼太郎)、釜次の弟子・原豪(細田佳央太)と蘭子、嵩の伯父・寛(竹野内豊)と千尋… の信条や心情(beliefs and sentiments)を組み込んで、丁寧に積み上げるだけでよかったと思う。
もちろん、時すでに遅し… である(涙)
流れを無視して作るから《「起と結」しか描かない》に陥る
今回のラストの和明(濱尾ノリタカ)のくだりは、完全に後付けであり、ほぼ必要のない後出しジャンケンだ。
先日も書いたとおり、岩男(濱尾ノリタカ)のネタを今作の終盤に盛り込んだのは、脚本の中園ミホ氏が、あとから思い付いて加筆したことだ。
取って付けたものだから、取って付けたようになるのは当然である(笑)
確かに、中園氏以外のスタッフ、制作統括の倉崎憲氏だって「聞いてないよ!」の世界であろう。
しかし、結局、中園先生の言いなりに作るから、《「起承転結」の「起と結」しか描かない》に陥るのだ。
どう見ても岩男ネタを辞めて、「ミュージカル大成功!」の大団円で終わったほうが後味も余韻もよかったと思う。
アンパンマンの正義と、仏教の“慈悲の心”の類似点!
最後に、3か月ほど前からず~っと思っていたことを書いてみる。
当ブログのご常連読者様ならご存じの方もいると思うが、私、我が家の菩提寺は仏教(浄土宗)で、幼少期から浄土宗の教えで育ってきた。
であるから、どうしてもやなせたかし氏の「逆転しない正義」と仏教の教えがリンクして見えてくるのだ。
※ちなみに、やなせ氏が生前クリスチャンだったとの説もあるが、諸説あります。
やなせ氏は「正義は時代や立場で変わる」と感じていた。
でも、「お腹がすいている人にパンをあげること」は、どんな時代でも変わらない正しい行いだと考えた。
これが「逆転しない正義」の根っこである。
一方、仏教では、人の苦しみを減らし、助ける心を「慈悲」と言う。
そして、食べ物や教えを分け与えることを「布施」と言う。
アンパンマンが顔(パン)をちぎって人にあげるのは、まさに「慈悲」と「布施」の行動に見えるのだ。
またアンパンマンは、自分の顔をちぎって人にあげることで助ける。
これは仏教の「菩薩(ぼさつ)」という、他人のために自分を犠牲にする存在に似ている。
さらにアンパンマンは悪を倒すより、「困っている人を助ける」ことを大事にしている。
これは “慈悲の心” に似ており、仏教における「正しい生き方(正道)」の中心的な思想である「正義=ケア(思いやり)」という考え方とほぼ同じなのだ。
まとめよう。
アンパンマンの行動はシンプルだ。
●困っている人がいたら助ける
●自分も元気じゃないと助けられない
だから、子どもにも分かりやすく、心に残るのだと思う。
と同時に、アンパンマンは「正義って何?」を教えてくれるキャラクターであり、その正義は、仏教の「慈悲の心」ととてもよく似ていると思う。
こう考えると、「バイキンマン=人の心の弱さ」「ジャムおじさん=助けてくれる仏さま」などの見方もできるが、機会があったら続きを掘り下げてみたい…
あとがき(その1)
結局、メイコ(原菜乃華)にステージで歌わせる」の “結末ありき” で “起” を作ったので、不自然にメイコが舞台準備に関わるくだりを作ったんですね。
最終週前週になっても「サブキャラに見せ場を作る」「サブキャラの物語を描きたい」なのは、さすがに期待が打ち砕かれますねえ。
最終週分も、予告編にはあえて触れませんので悪しからず…
あとがき(その2)
前回に続いて今回も放送を見て、全く満足できていない読者様に、お口直しのコンテンツをご用意しております。
この度は、《暢さんの余命宣告と、やなせ氏との夫婦の愛の奇跡の史実》について掘り下げました。
これまでの「史実解説記事」のある意味での集大成であり、やなせ氏と暢さんの人生の総括でもあるので、おりますので、ぜひともお暇な時間に読んでいただき、拍手やコメントをいただければ嬉しいです。
この投稿の直後にアップロードいたします!
下記↓に投稿いたしました!
朝ドラ「あんぱん」やなせたかし氏と暢さんがアンパンマンに託した愛と勇気――妻の余命宣告に直面した夫が見つけた奇跡!
あ~あ、久しぶりに「5時間超」も、かけちゃいました(恥)
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15950.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年10月期/秋ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
Generated with Microsoft Copilot (AI)
【忠告】
朝ドラ『あんぱん』の先の展開のネタバレは基本的にありませんが。
やなせたかし(柳瀬嵩)氏と、『アンパンマン』の年表と裏話の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
『あんぱん』では「もう触れることはない」と思われる…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』も、残り1週と数回となった。
最終週直前の第25週『怪傑アンパンマン』では、絵本からミュージカルになった『アンパンマン』が描かれている。
そこで今回は、朝ドラ『あんぱん』では「もう触れることはない」と思われる、『アンパンマン』のドラマや物語の構造、アンパンマンやばいきんまんが誕生するまでなどについて解説してみる。
アンパンマンの絵本としての誕生(昭和48年)
昭和48年(1973)、やなせたかし氏は絵本『あんぱんまん』として、アンパンマンの原点を生み出した。
飢えた人を助けるために、自分の顔のパンをちぎって分け与える―そういうやさしいヒーローである。
やなせ氏の心には「食べること」「人を思いやること」が根底にあった。
期待した絵本だったが、最初は注目されず、売れ行きも伸び悩んだ。
『詩とメルヘン』での挑戦(昭和50~51年)
2年後、やなせ氏は昭和50年(1975)から昭和51年(1976)にかけて、大人も読む雑誌『詩とメルヘン』で『熱血メルヘン 怪傑アンパンマン』を連載した。
だが、この物語も1年半ほどで終わる。
子どもではなく大人向けであったこと、ヒーロー像がまだ固まっていなかったことなどが理由で、広く受け入れられるまでには至らなかったのだ。
ミュージカル化という転機(昭和51年)
昭和51年(1976)、アンパンマンは舞台へも進出する。
『怪傑アンパンマン』というミュージカルが初演され、作曲はいずみたく氏が担当した。
「舞台化」「ミュージカル化」することで、紙の上の物語が、生身の役者を通じて “同じ空間・同じ時間を体験するもの” になることで、観客がキャラクターに親しみやすくなるメリットがあった。
また同年から、子ども向け雑誌『いちごえほん』で『アンパンマン』の連載が始まり、昭和57年(1982)まで続く。
物語も、イメージも、アンパンマンという存在が「孤立した一冊の絵本の主人公」から、「仲間や敵をもち、世界観を広げる物語の中心人物」へと成長していった。
なぜ“パン”ヒーロー?、なぜ“ばい菌”が敵?(昭和中期~)
アンパンマンのキャラクターたちが、パンやあんこなど “食べもの” をモチーフにしているのは、やなせ氏が「子どもにとって最初に大切なことは “食べる” こと」だと考えたからである。
生きるために、まずは食べる。
人間として何も教わらないうちから、本能としてそれを求めるという点を、やなせ氏は強く意識していたのだ。
では、なぜ敵は “ばい菌(ばいきん)” なのか?
やなせ氏は、アンパンマンの物語をつくっていく中で、「かたき役(敵役)がいないと話が引き締まらない」と思い至った。
※このキャラクター構成や造形は、過去の映画制作関わった経験が反映させています。
そして、あんパンという “食品” を主人公にするなら、その対になる敵は「食品の敵」がいいのではないかと考えたのである。
ばい菌は、目に見えないほど小さく、しかし食品を傷ませたり、人を病気にさせたりする存在である。
「目に見えないからこそ象徴性が強いシンボルになる」と判断されたのだ。
食べ物のヒーローと、食べ物ではない見えない脅威
アンパンマンは「食べ物で人を救うヒーロー」である。
そこに同じ食べ物を敵として出すと「仲間割れ」のようになってしまい、物語が曖昧になる危険があった。
そこでやなせたかし氏は、パンの対極にある「ばい菌」という存在を選んだ。
パンを汚し、人を病気にする――食べ物の善を壊すものこそ、最も自然な敵役だった。
光と影の対比が生むドラマ
物語において、ただ「いい人」しかいなければ、話は平板になってしまう。
アンパンマンが正義を体現するなら、その反対側に「悪」を置くことで、その善良さややさしさがより強調される対峙構造だ。
やなせ氏が語ったように「光を描くためには影が必要」なのである。
ばいきんまんが子どもたちの前に現れることで、アンパンマンの勇気や自己犠牲の行動が際立ち、物語が立体的に動き出すわけだ。
敵でありながら愛される存在
さらに、ばいきんまんは単なる悪役にとどまらない。
子どもたちは彼の失敗や滑稽さに親しみを感じ、笑いながら楽しむ。
結果として、アンパンマンの正義とばいきんまんの悪は、互いを引き立て合う関係となり、物語全体を豊かにしていった。
ばいきんまんの正式な登場(昭和54年)
昭和54年(1979)、絵本『あんぱんまんとばいきんまん』が出版され、「ばいきんまん」が正式に登場する。
敵役としてばいきんまんが加わったことで、アンパンマンの物語には「助けるだけでなく、戦う」という要素も加わり、読む子どもにとってのドラマが増した。
アニメ放送での大きな飛躍(昭和63年)
昭和63年(1988)10月3日、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』が放送開始となる。
このテレビアニメによって、忠実に「ばいきんまん vs アンパンマン」の構図が受け継がれ、視聴者がキャラクターを覚え、歌を歌い、親しむようになる。
この放送の開始がアンパンマン人気の本格的な飛躍であった。
これはただのヒーローものではなく、「ばい菌」という見えない敵を通じて、生きることの難しさややさしさを伝える物語であった。
ギネス記録への到達(平成21年〈2009~現在〉)
平成21年(2009)、アニメと映画などで登場したキャラクター数が1768体に達し、「単独のアニメーションシリーズで登場するキャラクター数」でギネス世界記録の認定を受けた。
以後キャラクターはさらに増え続けており、現在でも新しいキャラクターが登場している。
※やなせたかし氏が2013年に亡くなった後も、『それいけ!アンパンマン』の世界は拡張され続けており、新たなキャラクターも登場しています。
こうした拡大の中にも、「ばいきんまん」と「アンパンマン」の光と影の関係性が、ゆるやかに物語世界を支えている。
敵がいてこそのヒーローが見どころ
このように、アンパンマンの物語はただ「優しいヒーローが悪を倒す」という単純な構図ではない。
やなせ氏は「ばい菌」という存在を選ぶことで、「見えないけれど確かに存在する怖さ」「助け合いややさしさの意味」を子どもたちに伝えようとした。
アンパンマンが自らのパンを分け与えるように、光を伝えるには影が必要であり、ばいきんまんがいなければ、アンパンマンの「やさしさ」や「勇気」は響かない。
物語に深みを与えるための知恵であり、読者であり視聴者である子どもたちを引き込むための工夫なのだ。
あとがき
“ドラマ” や “物語” において、劇中には様々な “対峙構造” や “対立構造” ってありますよね。
※ちなみに、「対峙」はまだ火がついていない導火線、「対立」はすでに爆発している火花のような違いがあります。
本文中でも書きましたが、“対立構造” は、「光と影」のような、主人公を際立たせると同時に、敵役やサブキャラクターにも魅力を与える関係性ですね。
ですから、「単独ヒーローもの」よりも、「サスペンス&スリラー」「ダークヒーロー/アンチヒーローもの」「歴史・政治もの」「ファンタジー/SF」あたりのジャンルに “悪役が魅力的” な作品が多いのはお気づきになりませんか?
『アンパンパン』においても、「ばいきんまん=影」の存在は、「アンパンマン=光のやさしさ」を浮かび上がらせる鏡であり、物語の緊張と笑いを支える不可欠なキャラクターになっていると思います。
今度、朝ドラ『あんぱん』とアニメ『アンパンマン』を見るときは、こんなことも思い出していただければ幸いです。
※アイキャッチ画像内、キャラクターは著作権上、あえて “彼ら” に寄せすぎていません。
参考・出展
■『新装版 わたしが正義について語るなら』(ポプラ新書)(著)ポプラ社
■『やなせたかし はじまりの物語: 最愛の妻 暢さんとの歩み』(ムック)(著)高知新聞社
■『アンパンマンの遺書』(岩波現代文庫)(著)やなせたかし
■『痛快!第二の青春 アンパンマンとぼく』(講談社)(著)やなせたかし
■『慟哭の海峡』(角川書店)(著)門田隆将
■『やなせたかしのしっぽ』(小学館)(著)越尾正子
■『人生なんて夢だけど』(フレーベル館)(著)やなせたかし
■『アンパンマン伝説』(フレーベル館)(著)やなせたかし
■『ボクと、正義と、アンパンマン なんのために生まれて、なにをして生きるのか』(PHP研究所) (著)やなせたかし ■『何のために生まれてきたの?』(PHP研究所) (著)やなせたかし
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15949.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年10月期/秋ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『あんぱん』
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram
第124回/第25週『怪傑アンパンマン』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
のぶ(今田美桜)は草吉(阿部サダヲ)にあんぱんを焼いてほしいと頭を下げるが、断られてしまう。蘭子(河合優実)からこのままでは大コケすると聞いた羽多子(江口のりこ)とメイコ(原菜乃華)は、チラシ配りに出掛ける。そして迎えた初日。客入りの悪さに頭を抱えるたくや(大森元貴)。ごめんと謝るのぶに、嵩(北村匠海)はまだあきらめていないと言う。のぶが受付に様子を見に行くと、そこに小さな子どもたちが現れて…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
脚本協力:山岡真介(過去作/中園ミホ氏と共同脚本→万博の太陽,ザ・トラベルナース[2]) 第2~7,9,11,13,15,17,19,21,23,25週
三谷昌登(過去作/あさが来た[京ことば指導],スカーレット 第21週,西郷どん[脚本協力]) 第8,10,12,14,16,18,20,22,24週
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫) 第1,3,5,8,11,12,17,22,23週
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ) 第2,4,7,10,14,19,24週
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康) 第6,9,13,16,21週
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに) 第15,20週
尾崎達哉(過去作/3000万) 第18週
日高瑠里(過去作/光る君へ/第31,42話のみ) 第22週※本来の「高」ははしごだか
榎本彩乃(過去作/NHKラジオFMシアター「アラカルト」,ここは今から倫理です。(演出部)) 第24週
中村周祐(過去作/「おかえりモネ」第17週のみ,.「どうする家康」第46回のみ) 第25週
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編・土曜日版):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
※敬称略
草吉の「そう思ってんのは お前だけだろ?」は名ゼリフ!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
もう少し内容が良い方向に向かうまで、少しエネルギーは抑え目で書かせていただきます。
※しばらくの間、テンプレです…(謝)
アバンタイトルから「また、こんなのやるの?」である。
のぶ「嵩さんの最高傑作や!」
草吉「そう思ってんのは お前だけだろ?」
おそらく、脚本家や演出家や制作統括は、のぶ(今田美桜)と‘ヤムおんちゃん’こと屋村草吉(阿部サダヲ)のやり取りで、画面の外で笑いが起こり、視聴者も朝から微笑みでいっぱい… のつもりなのだろう。
もちろん、阿部サダヲさんによるアドリブ演技を中心にした “コミカル風” にしか見えないが。
しかし、この草吉の「そう思ってんのは お前だけだろ?」は “今作の本質” を見事にとらえた名ゼリフである。
だって、そもそも論 《その1》 として、 多くの視聴者が「劇中の『アンパンマン』はリアルのやつと同じなの?」だし。
それ以前に、そもそも論 《その2》 として、「太っちょのおじさんアンパンマン」にはじまって。
なんなら、そもそも論 《その3》 として、 嵩の漫画の出来や評判だって、本当のところどうなのか描かれた記憶はないし。
もっと、そもそも論 《その4》 として、 主人公・のぶの人間性、才能や能力、言動や行動、身内以外の世間からの評判や評価すら、今作はまともに描いていないのだ。
そう、今作の脚本も演出も、そもそも論 《その5》 として、 視聴者に《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》をやらずに、セリフでチラッと盛り込むだけで、半年間続けてきたのだ。
今回の15分間は全編が《究極の、安定の、完璧な箇条書き》
もちろん、知る人ぞ知るであろうが。
昭和30~40年代の日本では、テレビが一家に一台の時代で。
朝の時間帯は、炊事・洗濯・子どもの世話などで主婦が最も忙しい時間。
そのため、テレビの前に座ってじっくり見るというより、「ながら見(耳だけで聞く)」が主流だった。
そこで、当時のNHKは「聞き区だけで分かるセリフ中心の構成」「ナレーション(語り)の多用」「効果音の工夫」「比較的ゆっくりなテンポ感」で朝ドラを作っていた。
その意味では、今作は「昭和の朝ドラ」の一面がある(苦笑)
ただ、当時の朝ドラとの違いは、そもそも論 《その6》 として、 今作には “物語” や “流れ” といった概念やそのものがないことである。
要するに、多くのエピソードが「起承転結」の「起と結」しか描かれずにきたのだ。
例えば、「新しい仕事の話の依頼が来ました」の次は「仕事が大成功して、次の仕事が舞い込みました」という具合である。
もちろん、「全く途中経過を描いていない」とまでは言わない。
しかし、特に[史実]に関わるエピソードで、その[史実]を知っている視聴者にとっては、あえて言うなら「途中がすっぽ抜け」なのだ。
その愚策によって、ほぼ全てのエピソードが「取って付けたよう」に見える。
だって、先の例に沿えば「新しい仕事」と「次の仕事」がつながっていないのだから。
これこそが、当ブログの口が酸っぱくなるくらいに言い続けている《究極の、安定の、完璧な箇条書き》なのだ。
チラシ作成段階から、のぶがたくやに頼んで関わっていれば
《究極の、安定の、完璧な箇条書き》に見えてしまうのは、起承転結」の「起と結」しか描かないだけが元凶ではない。
繰り返しになるが、“ドラマ” なのだから 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》であり。
《映像で見せて(show)魅せ(fascinate)られない》 なら、語りでしっかり丁寧に不足分を補強するべき! ななのだ。
しかし、あろうことか、こんな「基本のキ」すらやらない、やれない。
例えば、今回の前半に盛り込まれた、例の “のぶのおかげ” だ。
のぶと蘭子が公演のチケットの売れ行きが悪いのを心配して… であるが。
これだって、簡単に “ドラマ” なのだから 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)べき!》をやれたのだ。
それこそ、そもそも論 《その7》 として、 チラシ作成段階から、のぶがいせたくや(大森元貴 ex.Mrs. GREEN APPLE)に頼んで関わるとか。
のぶ「うち
子供らぁにもウケるチラシをつくったら
えい思うがやけんど」
たくや「のぶさんは元学校の先生ですもんね。
ぜひお願いします」
で、公演初日前日になって “のぶのおかげ” を急発動せず。
舞台は嵩(北村匠海)の担当、裏方のさらに裏は‘のぶ’の担当として、もっと前から広報活動をやればよかったのでは?
三姉妹が得意分野で嵩を応援するのが《おかげを描くこと》
だって、元新聞記者時代には必死に広告主を集めたん “設定” なんでしょ?
だって、3年以上も夫に内緒で読み聞かせをやり続けるくらいに思い入れがある “設定” なんでしょ?
それこそ、メイコ(原菜乃華)は‘元朝田パンの看板娘’で愛想がよくて客に人気がある “設定” なんでしょ?
※この設定だけは、今回で少しだけ生かしてましたけど。
蘭子なんて、あちこちに顔が広い八木(妻夫木聡)の会社に入り浸っている “設定” なんでしょ?
だったら、そもそも論 《その7》 として、三姉妹それぞれが自分の得意分野で、嵩や嵩の仕事を評価してくれる人たちのために動くのが、《おかげを描くこと》なのでは?
なぜ、自分たちがつくった “設定” を利用しない、無視するのか意味が分からないのだが。
子どもとおばさんの距離感があった時代を生かせばよかった
後半で盛り込まれた「アンパンマンおばちゃんのお芝居に集まった子どもたち」も同じことだ。
これだって、わざわざ3年間の時間経過を自らやったのだから、「3年後」には、子どもたちが「アンパンマンおばちゃん」と呼ぶようになっていた… と映像で見せて(show)魅せ(fascinate)たらよかっただけなのでは?
それこそ、現劇中の昭和50年(1975)当時、50代の女性は既婚・独身にかかわず「子どもをもたない」のは珍しいこととされた時代である。
※当時、小学生だった私に同居していた50代半ばの独身の伯母がいたので経験しています。
そんな時代だからこそ、平成や令和の時代よりも、意外と当時の小学生と50代半ばの女性には距離感があったのだ。
だから、それをうまく活用して、“のぶのおかげ” と “のぶの努力” によって、子どもたちの心を引き付けてきた… と描けばよかっただけなのだ。
ここで‘ハチキンおのぶ’を生かさないで、いつ出すの!?
そして、こう言わせたらよかったのでは?
のぶ「読み聞かせの子どもらぁは
きっと来てくれると信じちゅー。
どいてなら 子どもらぁは嵩さんの思いを
受け止めちゅーと確信するきや」
のぶは、これくらい強気で自信家でいいと思う。
だって、嵩は大人になっても「たっすいがーのドアホ!」と言われる少し気が弱くて自信のない男だが。
のぶは、幼少期から、持ち前の男勝りで勝気な性格から‘ハチキンおのぶ’韋駄天おのぶ’とも呼ばれる “設定” なんでしょ?
だったら、せせこましくしないで、「すんぐに配り終わるき!」と言い放って、チラシを抱えて町中走り回ってもよかったと思う。
のぶ「うちが満席にしてみせるき!」
この映像があれば、子どもたちが参集してくるは自然な流れに見えるし。
やれるなら、子どもたち自ら “チラシ配りののぶ” を手伝う映像だったアリだったと思う。
もちろん、岩男(濱尾ノリタカ)の息子・和明(濱尾ノリタカ:二役)と孫が来たのも「?」だし、家族でないのも「?」なのは言及するまでもないことも添えておく。
そうそう、今回で唯一、ラストで‘のぶ’がカメラを持って撮影したのだけは、評価しようと思う。
あとがき(その1)
他にもいろいろ書こうと思いましたが、面倒なので一つだけ。
今回の、いや、今回の脚本と演出に致命的な「?」があったのにお気づきですか?
それは、終盤の嵩の「のぶちゃん(深く一呼吸あって)すごい」です。
これ、私は「のぶちゃん、こんなに集まったなんてすごいことだよ」と満席の会場を見た驚きを‘のぶ’に伝えたセリフだと受け取りました。
でも、見よう(聞きよう)によっては「満席にしたのぶちゃんのお手柄だよ、ホントのぶちゃんはすごいよ」と、のぶを称賛しまくっているセリフにも聞こえるんですね。
でも、ここは、本当に「北村匠海版のやなせたかし先生」を巧みに演じておられる北村さんが絶妙な呼吸(間)を入れて「驚きを‘のぶ’に伝えたセリフ」にしたのだと思います。
さらに、のぶ役の今田美桜さんも絶妙なタイミングで嵩を振り返ることで “自慢気なのぶ” に見えない演技をされている。
ここ、「まさか、満席になっちゃったよ」くらいでちょうどよい塩梅だったと思うんですけどね。
いやあ、見れば見るほど雑ですなあ。
あとがき(その2)
今回の放送を見て、全く満足できていない読者様に、お口直しのコンテンツをご用意しております。
やなせたかしさんの『アンパンマン』の進化の系譜と、「なぜ、ヒーローがパンなのか?」「なぜ、パンの敵役がばい菌なのか?」を掘り下げた、昨夜からの執筆時間5時間超の大作です(笑)。
第124回の仕上がりよりは「内容がある」と‘イゴッソウみっきー’として自負しておりますので(私は江戸っ子ですけど)、ぜひともお暇な時間に読んでいただき、拍手やコメントをいただければ嬉しいです。
※「いごっそう」は、「気骨のある男」「頑固者」「負けず嫌い」を意味する土佐弁です。
この投稿の直後にアップロードいたします!
下記↓に投稿いたしました。
朝ドラ「あんぱん」やなせたかし氏の作劇の妙--ばいきんまんがいなければ、アンパンマンの「やさしさ」や「勇気」は響かない!
※文中の土佐弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
土佐弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15948.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
【2025年10月期/秋ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ #ドラマ #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #あんぱん
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
- 読者さまへお知らせ
【"2025年10月期/秋ドラマの期待度" を更新しました】
【2025年10月期/秋ドラマ】の視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
- 最新記事
- 楽天市場広告
- アーカイブ・ブログ内検索
- おすすめ本(感想の記事有り)※随時更新中
●写真,アート関連
●自己啓発,マナー関連
●QOL(人生の質),LGBT関連
●企画書,文章関連
●心理学,犯罪関連
●寺院,神社,仏教関連
●中世ヨーロッパ関連
●その他
※その他のおすすめ本の記事は、“こちら” から…
- 当ブログについて
- 管理人 自己紹介
ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
ホテルでイベント、パーティー、
映像コンテンツ等の演出を手掛ける。
活動拠点は東京と千葉の有名ホテル等。
- コメントありがとうございます
- 現在、感想執筆中の連ドラ一覧
〔月曜日〕
●カンテレ 22:00 僕達はまだその星の校則を知らない(第10話)
●フジ 21:00 絶対零度~情報犯罪緊急捜査~
●カンテレ 22:00 終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-
〔火曜日〕
●テレ朝 21:00 ちょっとだけエスパー日
●フジ 21:00 新東京水上警察
●フジ 22:00 スティンガース 警視庁おとり捜査検証室(第9話)
〔水曜日〕
●フジ 22:00 最後の鑑定人(最終回)
●テレ朝 21:00 相棒 season24
●フジ 22:00 もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
〔木曜日〕
●テレ朝 21:00 緊急取調室 5th SEASON
●フジ 22:00 小さい頃は、神様がいて
〔金曜日〕
●TBS 22:00 フェイクマミー
〔土曜日〕
▼感想の投稿なし
〔日曜日〕
●TBS 21:00 ザ・ロイヤルファミリー
〔月~木 (夜ドラ)〕
▼感想の投稿なし
〔月~土 (連続テレビ小説)〕
●NHK 08:00 あんぱん(第25週/ダイジェスト版)
●NHK 08:00 ばけばけ(9/29~)
- リンク集
- 忍者ブログ広告
- 過去の連ドラの感想記事一覧(あ,い)
Iターン
愛してたって、秘密はある。
相棒 season13
相棒 season14
相棒 season15
相棒 season16
相棒 season17
相棒 season18
相棒 season19
相棒 season20
相棒 season21
相棒season22
相棒season23
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
明日の君がもっと好き
明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
anone
アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
イグナイト-法の無法者-
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
119エマージェンシーコール
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
- 過去の連ドラの感想記事一覧(う~お)
嘘解きレトリック
嘘の戦争
美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
奪い愛、冬
海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
ウロボロス
VIVANT(ヴィヴァン)
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
ST 赤と白の捜査ファイル
Nのために
エルピス-希望、あるいは災い-
エール
エンジェル・ハート
エンディングカット
オー・マイ・ジャンプ
王様に捧ぐ薬指
大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
おちょやん
おっさんずラブ-in the sky-
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
オトナ高校
オトナ女子
お兄ちゃん、ガチャ
姉ちゃんの恋人
オー!マイ・ボス!恋は別冊で
お迎えデス。
おむすび
表参道高校合唱部!
おやじの背中
親バカ青春白書
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?
俺のスカート、どこ行った?
俺の話は長い
お別れホスピタル
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
- 過去の連ドラの感想記事一覧(か~く)
カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャスター
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
99.9-刑事専門弁護士-[2]
共演NG
今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
きょうは会社休みます。
行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
緊急取調室[4]
金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
クジャクのダンス、誰が見た?
グッド・ドクター
グッドパートナー
グッドワイフ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
- 過去の連ドラの感想記事一覧(け、こ)
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年9月7日に3,800万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)