NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第46回/第10週『トオリ、スガリ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
松江に冬がやってきた。トキ(髙石あかり)は、はじめての松江の寒さに震えるヘブン(トミー・バストウ)を温めながら見守る。そんな中、松江中学の生徒・小谷春夫(下川恭平)がヘブンの忘れ物を届けに現れる。寒さのあまりお風呂にいってしまったヘブンを待つ間に、交流を深めるトキと小谷。どうやらトキと話すのが目的だったようで…数日後、トキの家の前をウロウロする小谷をサワ(円井わん)が目撃する。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8,10週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航,川野秀昭|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋、若嶋なな|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子、毛尾喜泰|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉,松嶋彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章,ネイサン・ベリー|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人,川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和
※敬称略
コメディの基本は「繰り返してボケる」である(笑)
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―――ここまで、ごあいさつ―――
先週の感想で、〈トキを好きな学生が登場したら面白いのに〉とチラッと書いたが。
まさか、そのとおりの展開になるとは。
やはり、コメディの基本は「繰り返してボケる」である(笑)
したがって、松江に冬がやってきた。トキ(髙石あかり)は、はじめての松江の寒さに震えるヘブン(トミー・バストウ)にリヨ(北香那)をあてがったのなら、トキ(髙石あかり)にも… は当然にやるべきである。
よって、ヘブンがリヨとランデブーしたのだから、今週半ばにはトキも小谷(下川恭平)とランデブーするのだろう。
そして、じわじわと、トキとヘブンの “心の距離” を近づける作戦に違いない。
今週も、安心して楽しめそうだ。
《極寒の松江の話》に見えるよう《松江の冬の情景》を!
気になる点がなくもない。
●雨清水家の現状
●スキップ師匠’こと勘右衛門(小日向文世) とタツ(朝加真由美)の恋の行方
●リヨのその後
この三つは気になる。
しかし、“状況説明の月曜日” として最も気になるのは《松江の冬の情景》である。
別に、松江の冬の景色を盛り込むべきだなんて意味ではない。
映像が「ヘブンの家と近所」と「トキの家と近所」しかないのがちょっと不満なのだ。
ここまで「今年の松江の冬は特に寒い」と表現するのであれば、町を行き交う人々の会話や冬支度が進む町並みなどの “情景描写” を入れるべきだし。
入れることで、さらに全体が《極寒の松江の話》に見えると思うのだ。
ここは、今後に期待したい。
あとがき
一話に一度は「怪談・怖い話」を盛り込んでほしいと思いっておりまして、今回は序盤に「本邦諸国奇談集」が登場したので、ホッとしました。
それにしても、徹底的に「何も起こらない物語」」ですね。
そして、現在放送中のドラマ日曜劇場『ロイヤルファミリー』とは真逆の “ゆったりとした時の流れ” がとても心地よいです。
先週末に、2本の「補足記事」を投稿しましたので、よろしかったら読んでみてください。
朝ドラ「ばけばけ」勘右衛門(小日向文世)のモデル・稲垣万右衛門… 武家の静かな主が語らぬ「名もなき妻」をめぐる物語 ![]()
朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲先生が あえて“生徒”に〈生きた英語〉で伝えた“日本の文化” ![]()
・八雲×セツの松江婚“日本語で恋” → こちら
・八雲漂着“英→米→松江の道程” → こちら
・三之丞(板垣李光人)モデル“静かなる光” → こちら
・八雲×セツ 松江借家の“ギクシャク” → こちら
・雨清水タエ(北川景子)モデル“栄華→没落” → こちら
・錦織(吉沢亮)モデル“八雲+セツとの友情” → こちら
・“本当は中年女中”→若いセツ、乱入 → こちら
・妾か女中か?“八雲が求めた女中の条件” → こちら
・八雲はモラハラ夫?“繊細で偏屈な素顔” → こちら
・八雲はレストラン経営経験者で料理好き! → こちら
・絵がうまかった八雲の妻との絵手紙交流 → こちら
・八雲が大好きなビールおつまみは和菓子 → こちら
・明治時代は離婚多発と国際結婚ブーム → こちら
・リヨ(北香那)実話はウグイス贈答時期違う → こちら
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TBSテレビ系・日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』
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第8話『相続馬限定馬主』の感想。
なお、原作の小説、早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』は未読。
耕一(目黒蓮)は亡き耕造(佐藤浩市)からロイヤルファミリーを継ぎ、栗須(妻夫木聡)と共に北陵ファームのセリ市へ赴く。椎名(沢村一樹)の息子展之(中川大志)が新馬を競り落としたことを機に親交を深め、古い慣習を打破しようとする展之の姿勢に惹かれていく。ロイヤルファミリーはデビュー戦を飾るも不調が続き、耕一の提案は広中(安藤政信)の反対に遭い、チームの結束は揺らぎ始める。栗須は難しさを痛感する中、耕一は展之に誘われ「若手馬主の会」へと足を踏み入れ…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(小説):早見和真「ザ・ロイヤルファミリー」
脚本:喜安浩平(過去作/映画「幕が上がる」,ドラマ「95,村井の恋」)
脚本協力:山口智之(過去作/さぼリーマン甘太朗)
演出:塚原あゆ子(過去作/グランメゾン東京,海に眠るダイヤモンド) 第1,2,5,7話
松田礼人(過去作/パパとムスメの7日間,地獄の果てまで連れていく) 第3,4,6話
府川亮介(過去作/着飾る恋には理由があって,ブラザー・トップ) 第8話
音楽:横山克(過去作/厨房のありす,ちはやふる-めぐり-)
主題歌:あいみょん「いちについて」
医療監修:生坂政臣(過去作/『総合診療医ドクターG)
P:加藤章一(過去作/警視庁ゼロ係シリーズ,トリリオンゲーム)
協力P:大河原美奈(過去作/私のシてくれないフェロモン彼氏,パパとムスメの7日間)
小髙夏実(過去作/着飾る恋には理由があって,クジャクのダンス、誰が見た?)
※敬称略
少しポジティブに書いてみる
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これまでの『ロイヤルファミリー』の感想は…
●時間軸の展開が速すぎ
●時間経過の過程が描かれなさすぎ
●「騒動至上主義」改め、トラブル依存症候群(人間描写が蔑ろにしてまで、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと)になりすぎ
上記の三点を指摘し続けてきた
しかし、すでに第8話にもなっているのだから《改善されるはずはない》のだ。
よって、少しポジティブに書いてみよう。
〈じわじわと変化する連ドラと違って〉が今作らしさ
今回の展開は、むしろ作品の “魅力” がよく表れた回であった… とも受け取れる。
確かに分かりやすさよりも “余白(ネガティブには「引き伸ばし」)” を重んじる語り口だが。
だからこそ視聴者が自分の経験や感情を重ねて味わえる独自性がある。
過程や経過を極力排し、キャラクターの行間や沈黙に物語を託す手法は、昨今の情報過多な連ドラの中でむしろ新鮮である。
また、人物同士の関係性が “エピソード単位” で緩やかに積み上がっていく構造も、〈じわじわと変化する連ドラと違って〉日常の時間感覚に寄り添った丁寧な作劇とも言える。
変化の"結果"だけを見せることで、想像の余地を与える作劇
一方で、耕一(目黒蓮)を軸にロイヤルファミリーの関係者たちが仲間になった後の描写(=関係の積み上げ)が控えめなのは、過剰に物語映えするように “盛る” 処理をしないことで、自然な変化や距離感を大切にしているからだと思う。
中盤の騒動(耕一の障害事件)が控えめに感じられたのも、むしろ “盛る=作為” を抑え、生活の中に起こりうる “さざ波のような事件” として描いた結果であり、そこにリアリティが宿っていると思う。
さらに、時間経過を大きく飛ばす構成も、“一年の重み” を一気に提示してキャラクターの成長を端的に示す巧妙な構成だともいえる。
細かい説明よりも、変化の “結果” だけを見せることで、視聴者に想像の余地を与える。
いわゆる “御都合主義” に見える展開も、テーマ性を優先した象徴的な処理と考えれば、決して不自然ではないのだ。
あとがき
本作は “分かりやすさ” よりも “味わい” を求めた作りであり、視聴者に思考の余白を残す意欲的な姿勢が光っていると言えると思います。
こういう見方、捉え方もアリでしょう…
原作に「1行」も興味はありませんが、原作のネタバレコメントは「ひと言」でも無視します。
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
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【忠告】
朝ドラ『ばけばけ』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありませんが。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツ夫妻の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
八雲の教師生活と英語授業に迫った[史実]
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俳優・高石あかりさん主演でヒロイン・松野トキを、トミー・バストウさんがレフカダ・ヘブンを演じ、文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と、妻セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。
第9週『スキップ、ト、ウグイス。』でも、主人公・松野トキ(髙石あかり)の未来の夫であるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が松江中学校の教師として英語を教えるシーンが描かれています。
劇中では、ヘブンが一方的に生徒らに英語を話して聞かせる場面が印象的です。
そこで今回は、ヘブンの “モデル” である「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)」がどんな教師生活を送り、どんな英語授業をやったのかに迫って[史実]を記してみます。
きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることになるので、より今作を深読みできると思います。
第一章 “二人目の英語教師”として八雲がやってきた
明治時代、松江の中学校に外国人教師が来ることになったとき、最初に来たのはカナダ人のタットルである。
明治18年(1885)〈ラフカディオ・ハーン来日の5年前〉に県知事・籠手田安定〈江藤安宗(佐野史郎)のモデル〉の計らいで招かれた。
しかし、タットルの授業は生徒たちに不評で、授業中に毛布をかぶって横になったり、教え方が雑であったため、1年も経たずに解雇された。
その後、文部省の推薦により、教師経験のなかったハーン(のちの小泉八雲)が招かれることになった。
生徒や地域の人々は、今度は大丈夫かと少し心配したことであろう。
段々授業を受けますうちに、ストーブの前へ毛布を敷いて遂にはごろっと横になったという具合でした。こんな先生はつまらんということになった。
※出典:『座談会・旧師小泉八雲先生を語る』松江中学校 1940年
第二章 教師としての八雲
八雲は新聞記者や作家として活動していたが、教師は初めてであった。
それでも、松江中学校の教頭・西田千太郎〈錦織(吉沢亮)のモデル〉は八雲の英語力と文学の才能をすぐに見抜いた。
西田自身、大学には進めなかったが独学で英語を習得しており、八雲との間に共感が生まれやすかったのである。
八雲が松江に到着したのは明治23年(1890)8月30日であるから、すでに5か月ほど日本での生活経験があった。
当時の西田の日記には「日本の生活に慣れてきた」と記されている。
本年4月初めて日本に来たり日本事情掘削に力を尽くせり。割合によく日本の生活に慣る。
※出典:西田千太郎日記 明治23年(1890)8月30
八雲は作文、会話、朗読の授業を担当し、日本人教師が文法を教える間、生きた英語の運用力を生徒に伝える役割であった。
第三章 授業はハードだが面白い
当時の中学校では、英語の教科書はほとんど英語だけで書かれ、日本語による解説はほぼなかった。
生徒はひたすら発音し、書き、原書を読む授業であった。
八雲は、生徒にただ文法を覚えさせるのではなく、自分で考えて英語で表現する力を伸ばした。
題材は地元の湖や町の出来事など身近なものが中心であり、たとえば「宍道湖」をテーマに作文を書くこともあった。
コンポジションにおいては、今日とはまったく違いまして、今日では和文英訳ですが、その頃は自由作文でした。色々な題がありまして、それで文章を作るというような具合でアリマス。…「宍道湖」という題で作ったこともあります。
※出典:『座談会・旧師小泉八雲先生を語る』松江中学校 1940年
生徒の発言を英語で板書し、すぐに正しい形に直す。
作文・会話・添削が同時に行われる授業であり、集中力が必要であったが、学ぶ楽しさもあった。
第四章 日本文化を英語で伝える
八雲は、英語を教えるだけでなく、日本の文化を英語で表現することも重視した。
上手にできた生徒には、桃太郎やかちかち山の英訳絵本を贈り、「君たちの文化は英語で語るに値する」と伝えたのである。
会話の時には生徒を一人一人お呼びになって先生から話しかけられます。多くは「アイ、カンノット、アンダースタンド」で御辞儀です。そしてよく出来た生徒には訳した桃太郎やかちかち山の美しい絵入りの小冊子をご恵贈になりました。
※出典:『座談会・旧師小泉八雲先生を語る』松江中学校 1940年
授業中、生徒が私語を始めても、八雲は頭ごなしに叱らず、折りたたみ眼鏡をかけて鉛筆で机を叩くなど、ユーモアを交えつつ注意を促したのである。
第五章 生きた英語を身につける
八雲の授業は、生徒に「英語を使う楽しさ」を体験させるものであった。
原書を読むだけでは身につかない、話す・書く・考える力を育てたのである。
授業外での交流は少なかったが、生徒たちは八雲の教えを今でも鮮明に記憶している。
松江中学校における八雲の教育は、地域の子どもたちにとって貴重な経験となったのである。
あとがき
小泉八雲は教師経験こそありませんでした。
でも、生徒一人ひとりに向き合い、英語を実際に使う力を丁寧に教えました。
地元の文化を英語で表現させることで、生徒たちは自分の文化を誇りに思う心も育んだのです。
八雲の授業は、楽しくも深く、学ぶ楽しさを教えてくれるものだったのです。
ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。
読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。
参考・出展
■『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 ![]()
■『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 ![]()
■『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 ![]()
■『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 ![]()
■『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA ![]()
■『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社
■『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 ![]()
■『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 ![]()
■『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『日本瞥見記(上・下)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『東の国から・心)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『思ひ出の記』?小泉節子(著)・小泉八雲記念館(監修)ハーベスト出版 ![]()
■『ドラマ人物伝 小泉八雲とセツ:「怪談」が結んだ運命のふたり』?NHK出版(編)NHK出版 ![]()
■『ラフカディオハーンが愛した妻 小泉セツの生涯』?櫻庭由紀子(著)内外出版社 ![]()
■「詳述年表ラフカディオ・ハーン伝」板東浩司(著)英潮社
■「小泉八雲: 思い出の記・父八雲を憶う」小泉節子,小泉一雄(著)恒文社
■https://archive.org/details/kottojapanese00hearrich KOTTO
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.79571/page/n13/mode/2up KWAIDAN
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.45846/page/n11/mode/2up Out Of The East
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami0lhear Glimpses of unfamiliar Japan vol.1
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami02hear Glimpses of unfamiliar Japan vol.2
■「松江に於ける八雲の私生活」桑原羊次郎(著)山陰新報社
■『ラフカディオ・ハ-ンのアメリカ時代』?エドワード・ラロク ティンカー(著)木村勝造(訳)ミネルヴァ書房 ![]()
■『小泉八雲事典』?平川祐弘(監修)恒文社
■『夢の途上: ラフカディオ・ハーンの生涯〈アメリカ編〉』?工藤美代子(著)集英社 ![]()
■『評伝ラフカディオ・ハーン』?E.スティーヴンスン(箸)遠田勝(訳)恒文社 ![]()
■『小泉八雲 日本を見つめる西洋の眼差し』筑摩書房編集部(箸) ![]()
■『明治時代の人生相談』山田邦紀(著) ?幻冬舎 ![]()
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第9週『スキップ、ト、ウグイス。』では、主人公・松野トキ(髙石あかり)の養祖父である勘右衛門(小日向文世)が近所の話し相手・上野タツ(朝加真由美)に恋心を抱く様子が描かれました。
そこで今回は、勘右衛門の “モデル” である「稲垣万右衛門」の人物像に迫って[史実]を記してみます。
きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることになるので、より今作を深読みできると思います。
第一章 松江の家長、万右衛門という人
松野トキ(髙石あかり)のモデル・小泉セツの養祖父・稲垣万右衛門は、現在放送中の朝ド『ばけばけ』の勘右衛門のモデルである。
武家の作法を守り続けた人物で、静かに筋を通す姿は、当時の松江でも “一本の柱” のように映ったはずである。
そして、古い和歌をもとにラフカディオ・ハーンに「小泉八雲」という名を授けたことで、今日でも名前が残る存在になった。
だが、彼のそばにいたはずの「妻」については、驚くほど記録が少ない。武士の家長なのに、まるで姿の影だけが残ったような静けさである。
補足:なぜ「八雲」? 万右衛門が示した“出雲のことば”
ラフカディオ・ハーンが日本に帰化する際、「日本名をどうするか」は大きな問題であった。
そこで出てきたのが、万右衛門が好んだ『古事記』の有名な一節である。
「八雲立つ 出雲八重垣…」
これは、出雲地方を象徴する歌として何百年も語られてきた名句である。
松江の人びとにとっては、ふるさとの息づかいそのものと言えるほど身近なことばであり、武士の教養としても必ず触れる “基本の古典” であった。
万右衛門は、この歌の「八雲」という言葉に、《出雲の土地に生まれた新しい家族の始まり ハーンが日本で根を張って生きていく願い》を重ねたのである。
古い歌の世界と、新たに日本を選んだ一人の外国人…
その両方をつなぐ “橋” になる名として、「八雲」はこれ以上なくふさわしかった。
結果、ハーンはこの名を受け入れ、「小泉八雲」として日本文学史に刻まれることになる。
万右衛門にとっては、教養と土地の誇りをそっと託した、静かだが力のある贈り物であった。
第二章 “名前の残らなかった妻”の手がかり
妻に関する確かな記録は、松江市の万寿寺に残る墓碑と過去帳だけである。
そこには彼女の名は書かれず、ただ一行…
「金十郎の母」
※出典:長谷川洋二『八雲の妻:小泉セツの生涯』
とだけ記されていた。
令和7年(2025)で考えれば信じられないほど淡い手がかりであるが、当時の暮らしでは珍しくなかった。
家族の誰かの名だけで記され、個人の名は風のように消えていく…
彼女もそのひとりであった。
記録によると、妻は明治9年(1876)8月13日まで生きていた… とある。
セツが8歳の頃である。
にもかかわらず、セツの手記に彼女の影は現れない。
この静けさこそ、後に語られなくなった理由である。
第三章 家とは別に暮らしていたという“気配”
セツの手記に全く触れられていないことから、万右衛門の妻は稲垣家と別に暮らしていた可能性が高い。
それは、病のためだったのか、実家の事情だったのか、今では分からない。
ただ、家に姿がなくても、“家族としてそこにいた証” だけは確かに残っている。
名前を残さなくても、誰かを育てたという一点だけで、人の存在は消えないのである。
第四章 晩年の万右衛門と、静かに流れる時間
文政2年(1819)1月生まれの万右衛門は、明治23年(1890)の秋には71歳になっていた。
『ばけばけ』の勘右衛門が「この歳で恋は恥ずかしい」と照れた姿は、史実の時間とほぼ重なっている。
セツとハーンが結婚したのは明治23年(1891)8月であり、熊本への転任には家族を伴って向かった。
しかし、万右衛門だけは松江に戻り、明治31年(1898)1月に亡くなるまで独りで暮らした。
その数年間、彼をそばで支えた人がいたのかどうかは分からない。
ただ、松江の町で静かに日々を送る姿を思うと、家族の記憶を守り続ける老武士の背中が浮かび上がるのだ。
第五章 “妻の不在”が語るもの
名前も、素性も、性格も、今となっては分からないままの万右衛門の妻。
しかし、その不在が逆に、稲垣家の複雑な日々や、当時の家族観をそっと語っている。
もし彼女が元気に暮らしていたなら、セツは手記のどこかにその姿を残しただろう。
もし家に不在だったなら、子どもたちは寂しさを抱えただろう。
だが史料が語るのはただ一つ…
彼女は確かに存在し、明治9年(1876)までは、稲垣家の “どこか” に息づいていたという事実である。
あとがき
稲垣万右衛門さんの妻は、今では名前すら分からない人物ですが、その静かな足跡には当時の暮らしや家族の形がにじんでいます。
史実に残らなかったということは、決して「重要でなかった」という意味ではなく、むしろ人々の暮らしがどれだけ多様で、言葉に残らない日常によって支えられていたかを教えてくれます。
名前を持たないまま残った彼女の影は、当時の家族の強さと優しさを、現代にそっと伝えてくれるように思います。
そして、『ばけばけ』の中での勘右衛門とタツの恋は成就するのか、その前に亡き妻の話になるのか、その辺も楽しみです。
ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。
読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。
参考・出展
■『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 ![]()
■『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 ![]()
■『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 ![]()
■『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 ![]()
■『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA ![]()
■『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社
■『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 ![]()
■『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 ![]()
■『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『日本瞥見記(上・下)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『東の国から・心)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『思ひ出の記』?小泉節子(著)・小泉八雲記念館(監修)ハーベスト出版 ![]()
■『ドラマ人物伝 小泉八雲とセツ:「怪談」が結んだ運命のふたり』?NHK出版(編)NHK出版 ![]()
■『ラフカディオハーンが愛した妻 小泉セツの生涯』?櫻庭由紀子(著)内外出版社 ![]()
■「詳述年表ラフカディオ・ハーン伝」板東浩司(著)英潮社
■「小泉八雲: 思い出の記・父八雲を憶う」小泉節子,小泉一雄(著)恒文社
■https://archive.org/details/kottojapanese00hearrich KOTTO
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.79571/page/n13/mode/2up KWAIDAN
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.45846/page/n11/mode/2up Out Of The East
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami0lhear Glimpses of unfamiliar Japan vol.1
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami02hear Glimpses of unfamiliar Japan vol.2
■「松江に於ける八雲の私生活」桑原羊次郎(著)山陰新報社
■『ラフカディオ・ハ-ンのアメリカ時代』?エドワード・ラロク ティンカー(著)木村勝造(訳)ミネルヴァ書房 ![]()
■『小泉八雲事典』?平川祐弘(監修)恒文社
■『夢の途上: ラフカディオ・ハーンの生涯〈アメリカ編〉』?工藤美代子(著)集英社 ![]()
■『評伝ラフカディオ・ハーン』?E.スティーヴンスン(箸)遠田勝(訳)恒文社 ![]()
■『小泉八雲 日本を見つめる西洋の眼差し』筑摩書房編集部(箸) ![]()
■『明治時代の人生相談』山田邦紀(著) ?幻冬舎 ![]()
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第9週『スキップ、ト、ウグイス。』の「ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
ヘブン(トミー・バストウ)と錦織(吉沢亮)は知事(佐野史郎)に導かれ月照寺を訪れ、そこで知事の娘リヨ(北香那)が登場する。英語を学んだリヨは積極的にヘブンへ近づき、錦織と知事は取り残される。やがてトキ(髙石あかり)もリヨに揺さぶられ、板挟みの立場に追い込まれる。恋占いの池での試みやランデブーの約束が重なり、錦織の思惑とトキの不安が交錯し…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航,川野秀昭|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉,松嶋彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章,ネイサン・ベリー|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人,川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和
※敬称略
場面と場面の“つなぎ目”が若干ギクシャクしたのは残念
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お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
そもそも、先週に続き今週も「本編」の出来がよかった一週間だ。
したがって、余程編集で失敗しなければ今週も “それなり” 仕上がる(仕上げる)のは当然である。
しかし、今週の「ダイジェスト版」の仕上がりは、先週とは違った仕上がりだ。
編集の基本方針はおそらく《トキとヘブンを全部残し》だろう。
ところが、今週は知事(佐野史郎)の娘リヨ(北香那)を組み込む必要がある。
そう簡単に、トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)だけ残すわけにはいかないのだ。
よって、先週の「ダイジェスト版」に比べると、全体の流れは変わっていないが、場面と場面の “つなぎ目” がギクシャクするように感じたの残念だ。
まあ、「本編」がテンポよく場面の切り替えが行われていたし、「本編」の流れがスムーズだっただけに “比較ひかくしてしまうと” しょうがないとは思う。
作り手たちの‘芯=心根’が見えた「ダイジェスト版」
さて、「ダイジェスト版」を「一本ドラマ」と受け取れば、つなぎ目がギクシャクしていたと書いたが。
先週の「ダイジェスト版」が “流れ” を重視したのに対して。
今週は、トキとヘブン、リヨや錦織(吉沢亮)の “感情の推移” を基軸にして、“流れ” を “見える化” した構成だったと思う。
中でも徹底的に描いたのは、トキとヘブンの刻々と変化する “登場人物の気持ち” だ。
それらを分かりやすく提示することで、トキとヘブンの思いをラストの “スキップ完成の喜び” に帰着・集約・収束させたのだ。
そのために「ウグイス」「メジロ」の単語はおろか、エピソードそのものをほぼ全削除(プレゼントがったことだけ)した。
これくらいの大胆な割り切りができるのは、作り手たちに‘芯=心根’があるからだ。
表面的には「何も起こらない物語」であっても、物語の中では大きな変化が起こっている… そのことを丁寧に確実に視聴者へ伝えようという思いがあるからできるのだ。
ますます、期待が高まる『ばけばけ』である…
あとがき
相変わらず、ネット界隈では「現代風過ぎる」「スキップが長い」「コント? 演劇?」みたいな表面だけを見ている論調が多いですが、そうでしょうかね。
明治時代の貧困層の物語になりすぎないように、現代テイストを織り交ぜ、明るい描写も加え、それでも騒動やトラブル三昧にしないで、しっかりと「何も起こらない物語」になってしている思いますけれど。
まあ。感じ方は人それぞれですし、できれば多くの人に見てもらいたいですけれど、《多くの人に評価してもらいたい、評価するべき》とも思わないので、当ブログはマイペースで『ばけばけ』を応援します。
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おむすび
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彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
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岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
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きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
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きみが心に棲みついた
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コウノドリ[2]
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極主夫道
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ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
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コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
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孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
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ごめん、愛してる
ごめんね青春!
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最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年9月7日に3,800万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)


