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【忠告】
朝ドラ『ばけばけ』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありませんが。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻・セツ夫妻の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
リヨのモデルと「ウグイスを贈った」エピソードの[史実]
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俳優・高石あかりさん主演でヒロイン・松野トキを、トミー・バストウさんがレフカダ・ヘブンを演じ、文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と、妻セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。
第9週『スキップ、ト、ウグイス。』では 主人公・松野トキ(髙石あかり)の未来の夫なるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)に想いを寄せる、島根県知事・江藤安宗(佐野史郎)」の長女・江藤リヨ(北香那)」が登場しました。
東京の女学校で学んだ英語が堪能なリヨは、ヘブンにウグイス(実際はメジロでした)を贈り、江藤家のディナーに彼を招いた際は自ら西洋料理を作って振舞いました。
現状(2025年11月27日現在)のリヨはトキの “恋のライバル” として登場中ですが、今作の第1回ですでに “未来” は確定しているため、恋バナとしてはリヨは失恋すると思われます。
そこで今回は、リヨというキャラクターの実際の “モデル” と、「ウグイスを贈った」エピソードの真偽の[史実]を記してみます。
きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることになるので、より今作を深読みできると思います。
第一章 西田の日記に綴られた夜の景色
ラフカディオ・ハーン(のちの「小泉八雲」)が松江に来て間もない頃。
ハーンはまだ日本の生活に慣れきれず、言葉にも苦労していた。
それでも夜になると勤務先の尋常中学校の教頭・西田千太郎(劇中では吉沢亮さん演じる錦織友一のモデル)に誘われ、ふたりで知事邸へ向かった。
西田の日記には、そんな秋の一夜が淡々と記されている。
明治23年9月27日、晴れ。
ヘルン君と共に知事邸へ招かれ、よし子様の琴の音に耳を傾け、
後に芸者らの唄と踊りを見る。夜更けに帰宅す。
文章は飾り気がないのに、光の揺れる座敷、琴の透き通る音、庭の夜風まで浮かんでくる。
ハーンにとっては、異国で初めて “安心して過ごした夜” だったのかもしれない。
こうした小さな夜の積み重ねが、後の「鳥かごの贈り物」へ自然につながっていく。
第二章 冬の朝に届いた小さな鳥かご
明治24年(1891)。
松江には珍しい厳冬が訪れ、ハーンは気管支炎で寝込んでしまう。
家は寒く、退屈な時間がゆっくり流れる。
そんなとき、玄関で小さな気配がした。
届けられたのは手紙と鳥かご。
差出人は… よし子だった。
中にはウグイス。
ふくらんだ羽で、ちょこんと止まり木に立つ姿がひどく愛らしい。
驚いたハーンは翌日、西田に向けて感謝の気持ちを長々と書きつづる。
「これは本当に親切なことでお礼のことばもありません」
※出典:西田千太郎宛・ハーン書簡(松江期書簡)
贈り物は、ただの “お見舞い” ではなく、心を温める灯のように彼の胸に残ったのだ。
第三章 日記に残された「楽しい時間」
よし子との交流は、ハーンだけでなく西田の日記にも何度も登場する。
たとえば明治23年(1890)9月27日。
ハーンと西田は再び知事邸を訪れ、よし子が弾く琴の音、芸者の唄や踊りに耳を傾けている。
さらに明治24年(1891)2月18日には、よし子の招きでふたたび屋敷へ。
酒や料理が並び、談笑が続いた。
第四章 本に刻まれた“あのウグイス”
ハーンは後年、『知られぬ日本の面影』に松江での思い出を書き残した。
その中の一節には、寝込んだ異国の教師を気遣って贈られたウグイスの話が記されている。
著作に残されるほど、あの小さな鳥はハーンにとって特別だったのである。
“Wild uguisu also frequently sweeten my summer with their song, and sometimes come verynear the house, being attracted, apparently, by the chant of my caged pet. The uguisu is verycommon in this province. It haunts all the woods and the sacred groves in the neighbourhoodof the city, and I never made a journey in Izumo during the warm season without hearing itsnote from some shadowy place. But there are uguisu and uguisu. There are uguisu to be hadfor one or two yen, but the finely trained, cage-bred singer may command not less than ahundred.”
野生のウグイスは夏を美しく彩り、時にはペットの鳴き声に誘われて家の近くまで来ます。この地方では森や林でよく見られ、暖かい季節には旅先でも鳴き声を聞けます。ウグイスは安価に手に入るものもありますが、訓練され歌い手として育てられたものは高価になります。(要約和訳)
出展:Glimpses of Unfamiliar Japan Second Series by Lafcadio Hearn(PDF)
第五章 すれ違う二人の女性
明治24年(1891)2月頃。
のちにハーンの妻となる小泉セツが、女中として彼の家で働き始めた。
よし子との交流はそれより前から続いていたが、二人の女性が対面したという記録は残っていない。
松江のどこかですれ違っていたのかもしれない… が、その瞬間を語る史料は一つもない。
第六章 ドラマのリヨと“史実のよし子”
朝ドラ『ばけばけ』の「江藤リヨ」は、よし子をモデルにしながらも、物語としての魅力を加えて描かれている。
英語が堪能で、西洋料理も作り、ヒロインの恋の相手に淡い想いを寄せる… は、あくまでドラマの創作である。
“史実のよし子” は、礼儀正しく、文化的教養のある令嬢として描かれるにとどまり、恋愛感情を示す記録は残っていない。
ただ、厳冬の見舞いと、たびたびの招き… そこに “好意” と呼べる温かさがあったのは確かである。
ドラマはその温度を拾い上げ、リヨという人物に命を吹き込んでいるのだ。
あとがき
[史実]を「読み物」として追っていくと、よし子とハーンの交流は派手ではないのに、どこか胸の奥に残る優しい場面の連続だと感じます。
鳥かごが届く静かな冬の日、西田の日記に綴られた夜の景色、著作に残されたウグイスの一節… どれも小さく、しかし確かな出来事でした。
ドラマはそこに想像の色を重ねていますが、史実を知ることで背景がより立体的に見えてきます。
松江という土地の空気とともに、よし子の存在を改めて魅力的に感じることができると思います。
ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。
読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。
参考・出展
■『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 ![]()
■『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 ![]()
■『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 ![]()
■『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 ![]()
■『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA ![]()
■『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社
■『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 ![]()
■『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 ![]()
■『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『日本瞥見記(上・下)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『東の国から・心)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
■『思ひ出の記』?小泉節子(著)・小泉八雲記念館(監修)ハーベスト出版 ![]()
■『ドラマ人物伝 小泉八雲とセツ:「怪談」が結んだ運命のふたり』?NHK出版(編)NHK出版 ![]()
■『ラフカディオハーンが愛した妻 小泉セツの生涯』?櫻庭由紀子(著)内外出版社 ![]()
■「詳述年表ラフカディオ・ハーン伝」板東浩司(著)英潮社
■「小泉八雲: 思い出の記・父八雲を憶う」小泉節子,小泉一雄(著)恒文社
■https://archive.org/details/kottojapanese00hearrich KOTTO
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.79571/page/n13/mode/2up KWAIDAN
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.45846/page/n11/mode/2up Out Of The East
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami0lhear Glimpses of unfamiliar Japan vol.1
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami02hear Glimpses of unfamiliar Japan vol.2
■「松江に於ける八雲の私生活」桑原羊次郎(著)山陰新報社
■『ラフカディオ・ハ-ンのアメリカ時代』?エドワード・ラロク ティンカー(著)木村勝造(訳)ミネルヴァ書房 ![]()
■『小泉八雲事典』?平川祐弘(監修)恒文社
■『夢の途上: ラフカディオ・ハーンの生涯〈アメリカ編〉』?工藤美代子(著)集英社 ![]()
■『評伝ラフカディオ・ハーン』?E.スティーヴンスン(箸)遠田勝(訳)恒文社 ![]()
■『小泉八雲 日本を見つめる西洋の眼差し』筑摩書房編集部(箸) ![]()
■『明治時代の人生相談』山田邦紀(著) ?幻冬舎 ![]()
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明治の結婚事情についての[史実]
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俳優・高石あかりさん主演でヒロイン・松野トキを、トミー・バストウさんがレフカダ・ヘブンを演じ、文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と、妻セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。
主人公・松野トキ(髙石あかり)は、最初の夫であり婿である山根銀二郎(寛一郎) と意外にあっさり別れてしまいました。
と同時に、未来の夫なるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)との国際結婚に対しても、特に気が引けているようにも描かれていませんし。
遊女のなみ(さとうほなみ/ほな・いこかex.ゲスの極み乙女)も国際結婚に積極的でした。
そこで今回は、明治の結婚事情についての[史実]を記してみます。
きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることになるので、より今作を深読みできると思います。
第一章 離婚が“めずらしくなかった”時代の空気
明治の結婚は、現代と比べると驚くほど身軽であった。
慣習が婚姻の中心にあり、家同士の合意が整えば結婚が成立し、うまくいかなければ解消される。
そうした生活感覚が社会の底に広く共有されていた。
明治16年(1883)の離婚件数は12万件超。
人口千対離婚率3.39という数字は、当時の欧米諸国と比較して際立つ高さである。
しかし、当時の人々はそれを “異常事態” と捉えていたわけではない。
結婚そのものが「年頃になればするもの」という通過儀礼に近かったため、離婚もまた日常の選択肢の一つとして機能していたのだ。
また、嫁や婿を受け入れる家側に強い決定権があり、気心が合わない、家風に合わないと判断されれば「追い出し離婚」が起きた。
一方で、嫁・婿の側が生活に耐えかねて家を出る「逃げ出し離婚」も珍しくなかった。
慣習だけで結婚が成り立つという仕組みが、離婚を特別視しない風土を育てたのである。
《慣習に従い、合わなければ別れる》
明治の結婚はそのくらい素朴で、融通がきく制度だった。
となれば、小泉セツの離縁も、当時の社会の中では特別な事件ではなかったはずである。
第二章 新聞が熱を帯びた「婚姻の自由」と規制論争
離婚が増えたことで、「規制をすべきだ」という声は新聞でも散見された。
しかし、明治政府の方針はむしろ逆方向だった。
明治4年(1871)の布告で、華族から平民まで身分を越えた婚姻が認められたように、婚姻は社会の広がりとともに拡大する方向に動いていた。
規制による締め付けよりも、多様な結婚へと踏み出す動きの方が現実的だったのだ。
明治社会は、身分の固定よりも、国の発展に資する新しい関係性を求めていたためである。
こうした空気が、のちの「国際結婚」ブームを後押ししたのだ。
第三章 ラグーザ夫妻から広がった“西洋との結びつき”
明治13年(1880)、イタリア人彫刻家ヴィンチェンツォ・ラグーザと日本人女性・玉の結婚は大きく話題を呼んだ。
玉はラグーザとともにイタリアへ渡り、西洋画を学びながら画家として活動する。
芸術を通じた国際的な結婚例として注目され、一般の人々にとっても「外国人との結婚」が現実味を帯びて語られるようになった。
さらに、明治18年(1885)、作家ピエール・ロティが長崎で日本人女性・おかねとの短い同棲生活を送り、帰国後に『お菊さん』を発表したことで、日本と西洋の恋愛はさらに人々の想像力を刺激した。
この作品を読んで日本への関心を深めたのが、のちに来日するラフカディオ・ハーンである。
第四章 ハーンとセツの結婚が“特別視されなかった”理由
ハーンが来日した翌年の明治24年(1891)に小泉セツと結婚した際、その出来事は確かに注目を集めた。
しかし「異例の結婚」として驚かれたわけではない。
既に国際結婚の事例が存在し、新聞が話題として取り上げる土壌も整っていたからである。
むしろ、外国人と日本人が結ばれることは、文明開化の象徴として好奇の対象であったのだ。
とはいえ、セツにとっては大きな決断である。
外国人との生活は文化差の連続であり、生活の作法も価値観も異なる。
その一歩を踏み出すためには、単なる “流行” を超えた覚悟が必要だった。
離婚が多い社会とはいえ、国際結婚を選んだ者にはそれぞれの理由と責任があったのである。
というわけで、ハーンとセツの結婚が穏やかに続いたことは、当時の国際結婚としてはむしろ例外的であった。
明治という流動的な時代を背景にしながらも、二人の家庭が安定したのは、双方の努力があったからである。
第五章 “外国人の妾”という現実的な選択肢
国際結婚が注目される中で、「外国人の妾になりたい」と考える女性が存在したのも事実である。
明治42年(1909)の「都新聞」には、18歳の女性が外国人の妾を志望する相談が掲載され、回答者が厳しく戒める例が残っている。
「正式の妻たり夫たるの外に男女の正しい関係はありませぬ」
※出典:山田邦紀『明治時代の人生相談』
当時は、著名人の妾を暴く記事が世間の関心を集めており、外国人男性と関係を持つことも“注目の的”になり得たのだ。
金銭面の安定や、異文化への憧れが後押しした例もあった。
ちなみに、朝ドラ『ばけばけ』に登場する洋妾(ラシャメン)希望の女性・なみ(さとうほなみ/ほな・いこかex.ゲスの極み乙女) の姿は、こうした風潮が映し出す現実の一端に近い。
外国人と結びつくことは、女性にとって生活手段にも、夢にもなり得たのだ。
あとがき
明治の結婚は、私たちが想像するよりもはるかに柔軟で、社会の動きに敏感な制度でした。
離婚が多かった背景には、結婚そのものが “身軽” だったことがあり。
国際結婚の広がりには、新しい文化を受け入れる時代の勢いがありました。
小泉セツとラフカディオ・ハーンの結婚は、そうした明治の空気の中で自然に芽生えたものであり、同時に時代の変化を象徴する関係でもあったのだと思います。
時代が動く瞬間に生きた人々の選択は、いま知ってもとても魅力的です。
ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。
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参考・出展
■『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 ![]()
■『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 ![]()
■『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 ![]()
■『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 ![]()
■『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA ![]()
■『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社
■『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 ![]()
■『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 ![]()
■『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳)恒文社 ![]()
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第44回/第9週『スキップ、ト、ウグイス。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
リヨ(北香那)をヘブン(トミー・バストウ)から遠ざけるため、トキ(髙石あかり)はリヨに付き合って外出することに。リヨに連れられてきたのは、八重垣神社、恋占いの池だった。ヘブンとの恋がうまくいくよう恋占いに挑むリヨ。錦織(吉沢亮)から恋が上手くいかないよう頼まれたトキは、いい結果が出るように応援しつつ、悪い結果になるよう応援し、てんやわんや。リヨの恋占いの結果はどうなる?
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2,5,7週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3,6,9週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ) 第4,8週
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航,川野秀昭|美術:山内浩幹、淀裕矢、向理沙、有本弘|美術進行:澤幸樹、嶋原広起|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二、大成友二、安河内裕斗|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健、若嶋なな|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳、山下健、日野維乃、若嶋|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人、北島規|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望、田邊亮哉,大関聡|美術進行:澤幸樹、嶋原広起、大塚良子,厚朴美沙子|装置:佐藤千織、坂口大吾、山中宏華,澤井洸、平松康|装飾:津村政幸、横田浩之、長洲史|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和、中村みのり、鍛元美佐子、横山智和,鍛本美佐子|メイク:堀洋子、正田早百合、秋山直美、櫻井安里紗|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲、山埼佳子|助監督:小林直毅、小島東洋、田中陽児、早川俊介、岡本拓大|制作担当:木村晴治、長岡しのぶ、本田良太、森岡あゆみ、片山哲治,斎藤明日香、竹本航|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉,松嶋彩|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章,ネイサン・ベリー|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人,川村肇|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|絵画指導:苅谷昌江|華道指導:神前光園|造園:堤正和
※敬称略
トキのヘブンへの“ときめき”表現にとても良好な描写
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なかなか興味深い展開だ。
前回のラストの「縁占い」の場に、なんと勘右衛門(小日向文世)を組み込んで。
勘右衛門「へへへ… 皆まで聞くな」
リヨ「私のお相手も 40歳と聞いております」
単純な楽しいやり取りというだけでなく、リヨ(北香那)のセリフにしっかりとトキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)の関係を含ませた。
このことで、少しずつ視聴者に “ふたりの未来” を意識させる展開だ。
さらに、メインタイトル映像明けにも続いて、なかなかよい展開があった。
ヘブン「ゴメンナサイ!」
トキ「いや… いやいや…
いや 私の方こそ ごめんなさい!」
ヘブン「ハア~! ヨカッタ…」
ヘブンのトキへの気遣いや思いが伝わると同時に。
いま現在の “トキとヘブン” の “つかず離れずの関係性” を示す描写として。
トキのヘブンへの一種の “ときめき” を表現するのにとても良好な描写だと思う。
トキと錦織の距離感をシリアスとコミカルを絶妙な塩梅で
さらに、長い影を部屋に差し込む夕日の中での、トキと錦織(吉沢亮)のやり取りも印象的でいい感じだ。
トキと錦織の‘今’の関係性や距離感を巧みに利用して、シリアスとコミカルを絶妙な塩梅で組み込んだ。
また、潜入捜査風のちょっぴりスリリングさもあって、‘いつもの朝ドラ’とは違う雰囲気も悪くない。
ホント、「何も起こらない物語」であるのは間違いないが、しっかりと “つながるエピソード” を連続させることで、きちんと “プロセスや手順” を創出している。
だから、「何も起こらない物語」なのに、「次々といろんな出来事が起こる物語」に感じるのだと思う。
今回はネタも多いしテンポも速めなのに、そう感じない理由
そして、一段落してからは、今作お得意の《錦織がヘブンの情報を得る授業》のくだり。
そして、「糸こんにゃくの呪い」に「同志」と、立て続けに畳み掛けた。
全体的な印象は、これまでの今作と比べると、明らかに一話の中のネタが多いし、テンポも多少速めに設定されている。
でも、蛇と蛙(阿佐ヶ谷姉妹) の‘影の声(「語り」「ナレーション」とは表記されていないので)’が適切だから、全くせわしなさもなければ、違和感もない。
むしろ、しっかりと登場人物たちの “会話劇” によって “流れ” を生み出し、“物語” を創出している点は秀逸だ。
併せて、次回の “ランデブーの行く末” を描くための万全の備えも完了だ。
今週の「明るめの映像」「テンポの良さ」はマンネリ打破に
最後に。
今週の演出担当は、第3,6週を担当した泉並敬眞氏だ。
泉並氏の演出傾向は〈全体的に暗い話でも明るくつくる〉だ。
映像的にも、他の演出家とは異なり、明るめの‘ルック’を使用しているように思う。
※「ルック」とは、色調・コントラスト・明るさなどで映像の雰囲気を決める重要な要素で、その作業を「カラーグレーディング」と呼ぶ。
さらに、他の演出家は基本的に物語の内容や些細な仕草で《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》をやるのに対して。
泉並氏の演出、特に今週は、会話劇がつくり出すテンポや、俳優の芝居の間合いで《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》をやる場面が多い。
言い換えるなら、「コメディとしてよく出来ている」ってこと。
これ、三角関係のラブコメとして考えれば、相当に楽しいドラマになっていると思うのだ。
もちろん、「朝ドラで?」と好き嫌いはあるとは思う。
でも、放送開始から約2か月、全体の「1/3」が過ぎようとしている時点としては、マンネリ化打破の一策として悪くないと思う。
あとがき
「これが時代劇?」と思われる人もいると思います。
でも、私は、「これが『ばけばけ』でしょ?」だと言い返したいですね。
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第9話/30分拡大版『トニーはまだか』の感想。
深夜のWS劇場で、久部三成(菅田将暉)は倖田リカ(二階堂ふみ)と向き合い、トロ(生田斗真)を追い出した勢いのまま「ハムレット」を上演したいと語り、リカにオフィーリア役を頼む。2人の距離が縮まる一方、八分神社では樹里(浜辺美波)が久部とリカの関係に不安を抱き、論平(坂東彌十郎)の言葉にも心が晴れないまま物思いに沈む…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:三谷幸喜(過去作/古畑任三郎シリーズ,王様のレストラン,鎌倉殿の13人)
演出:西浦正記(過去作/コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-,ブラックペアン シーズン2) 第1,2,3,6,7話
三橋利行(過去作/監察医 朝顔2,コンフィデンスマンJP,わたしの宝物) 第4,9話
下畠優太(過去作/真夏のシンデレラ,ブルーモーメント,明日はもっと、いい日になる) 第5話
西岡健太郎(過去作/放課後カルテ) 第8話
音楽:得田真裕(過去作/俺の話は長い,家売るオンナシリーズ,アンナチュラル)
主題歌:YOASOBI「劇上」
※敬称略
異例の“拡大スタート”が示したもの
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―――ここまで、ごあいさつ―――
令和7年(2025)11月19日放送の第9話は、第1話以来となる30分拡大版で幕を開けた。
導入部は、八分坂横丁を『出没!アド街ック天国』風に紹介しながら、これまでの物語を3分以上かけて振り返る構成だ。
昭和59年(1984)の時代設定と番組演出の “ズレ” を逆手に取り、世界観に独特の緩急を加える導入だ。
と同時に、第1話の導入もこれくらいのインパクトがあれば視聴者の心もつかめたと… 悔やむところだ。
客席と舞台で交わされる二人の夢
物語が動き出すと、前回の出来事を機に心の距離が縮まった久部(菅田将暉)とリカ(二階堂ふみ)が、客席と舞台を行き来しながら未来を語り合う姿が描かれる。
その静かな高揚は、普段のリズムをあえて崩した演出によって強められ、観る側に “何かが起きる前触れ” を思わせる空気を醸し出すものとなったと思う。
トニー不在のまま開幕を強行する劇場
今回の物語の核は、公演直前に危険な依頼のため劇場を離れざるを得なくなったトニー(市原隼人)を、幕を開けながら待つという異例の状況である。
そう、これこそが、本来の “ドラマ” の醍醐(だいご)味である《ありふれた日常が予期せず非日常になる》ことを “虚構の中の真実” として、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》ということだ。
かみ砕いていえば、《日常がふと特別に変わる瞬間を映し、心を動かすのがドラマ》だと、きっと三谷幸喜氏が主張しているのだ。
出演者たちは、WS劇場のモギリ・里奈(福井夏)に踊ってもらい開演を遅らせ、芝居の間合いを長めに取り直し、削除した場面を復活させ、フォルモン(西村瑞樹 ex.バイきんぐ)とパトラ(アンミカ)による漫才まで演じさせ、八方手を尽くして時間を稼ぐ。
特に映像的に楽しかったのは、舞台監督の伴(野間口徹)が雪を降らせる演出まで用い、舞台そのものを “何でもあり” の生きた空間として使い切り、視聴者にも舞台の混沌を疑似体験させる構成となっていた点だ。
この美しい描写によって、「起承転結」の「転」が幕を開けたのだ。
帰還と混乱… トニーが抱えた宿命
やがてトニーが劇場に戻ると、物語は一気に『もしがく』らしい奔流(激しい勢いで流れること)へと転じる。
警察が捜索に現れ、久部(菅田将暉)はトニー(市原隼人)を逃がそうとするものの、トニー自身は自首を決意する。
涙をにじませながら久部に謝罪し、カセットテープを託す場面は、トニーが抱えてきた重さを静かに語る…
舞台とWS劇場に影響が及ばないよう、出演者全員が “客に紛れたトニー” を守るために大芝居を打つくだりは、劇場という共同体の強さと危うさが同時に浮かび上がる瞬間だ。
おそらく、『もしがく』史上で最も “劇場” というシチュエーションを巧みに利用したシーンではないだろうか?
演劇に変えられた男、過去に縛られる男
かつて強面で寡黙だったトニーは、久部に選ばれたことで、誰よりも稽古に励む役者へと変貌したのだ。
本番前の瞑想や入念な準備が明かされたことで、その変化がいかに本気だったかが示された。
しかし、かつての自分に課せられた “抗えない役割” は、ついに彼を劇場の外へ連れ去る。
そう、トニーが抱える悲哀は、かつてWS劇場の客引きだったうる爺(井上順)やはるお(おうじ はるお ex.ラバーガール)と同様に、自らの過去から逃れれない者の宿命と同じであり。
その運命は、WS劇場そのものにもいつか降りかかる影を予感させるのだ。
“もう一人の主人公”の不在が残したもの
大芝居でパトラに平手打ちされる瞬間のトニーの表情、そして連行後のパトラの痛ましい表情は、実に印象的だ。
数多いる登場人物の中でも、もっとも劇的な軌跡を描いてきたトニーは、本作の “もう一人の主人公” と呼ぶにふさわしい存在に見えた。
もちろん、トニーの再登場を願わずにはいられない終盤であった。
あとがき
第9話は、舞台の “待つ時間” そのものを物語の中心に据える大胆な構成が光りました。
登場人物の関係性やWS劇場という場所の持つ危うさと温かさが鮮明に浮かび上がった点も注目です。
とりわけトニーの描写は胸に迫るものがあり、演劇が人を変え、人が演劇を形づくるという本作の根幹が強く感じられる回です。
全体として、物語の熱量と余韻がしっかり残る、見応えある仕上がりだったと思います。
それにしても、サプライス出演とはいっても、〈レジェンド演出家・蜷川幸雄〉を小栗旬さんが演じるのは感慨深すぎます…
FODで第10話を先行配信しているようですが、ネタバレ関連のコメントは厳禁で願います。
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第7話『息子』の感想。
角田(山西惇)が特命係に人探しを依頼する。対象は里吉詩郎(大西利空)という若者で、かつて暴力団の使い走りをしていたところを保護して以来、交流が続いていたが半年ほど連絡が途絶えているという。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が捜索を始めると、里吉は突然バイトを辞め、住居も引き払っていたことが判明する。転居先の団体を率いるのは長手(矢野聖人)という実業家で、「弱者支援」を掲げるカリスマ的存在であるが、その言動にはどこか含みがあり…。
---上記のあらすじは、当ブロブのオリジナル---
●脚本:真野勝成/演出:橋本一(敬称略)
とにかく《全体的に雑すぎる!》のひと言
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前回は「今期で一番良かった」だけに、「もう超える作品は出ないのでは?」と疑ったわけだが。
どうやら、ズバリ当たってしまったようである。
扱うネタ、描こうとしている内容、伝えたい主張は全否定するほど悪くない。
しかし、とにかく《全体的に雑すぎる!》のひと言だ。
放送開始当初からの『相棒』ファンだが、シリーズ史上ワースト10にランクインしてもおかしくない低品質な回だったと思うが。
政治家が登場しないと何の話を描いているのか分かりにくい
ここまで “雑” だと多少のテコ入れ案では改善することは不可能だが。
せめて、ネタが政治絡みなのだから、映像的にだけでも “政治家” が暗躍していることを示すべきだったのでは?
私は『相棒』で政治家を登場させてスケールを肥大化させるのは大反対だ。
しかし今回に限っては、政治家が登場しないと何の話を描いているのか、そもそも分かりにくいのだ。
最大に異様なのは、角田の取り扱い方
最大に異様なのは、角田(山西惇)の取り扱い方である。
事件の当事者が角田の知り合いで、角田の依頼で右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が捜索を始めたのだから、物語の本当のメインは “角田” であるべきでは?
と同時に、“捜査一家” も、もっと描くべきでは?
まあ、上記のテコ入れ案をやるなら、脚本は一から書き直し、撮影はゼロからやり直ししかないが
あとがき
細かいことを言えば、場面転換も本当に雑でした。
今期、低品質な放送回が多すぎでは?
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G線上のあなたと私
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住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
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聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
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全領域異常解決室
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セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年9月7日に3,800万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)


