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[史実]はドラマより奇なり…
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―――ここまで、ごあいさつ―――
第12話(10月14日放送)では、主人公・松野トキ(高石あかり)が働く機織り会社がピンチに陥った。
会社を経営する親戚・雨清水傳(堤真一)は資金集めに奔走していた。
雨清水家では、次男・竹松が亡くなり、長男・氏松(安田啓人)は家を出て行った。
そのため、三男・三之丞(板垣李光人)が急きょ社長代理に任命された。
三之丞は、もともと家業を継ぐ予定ではなく、何も教わっていなかったため、突然の重い責任に戸惑い、苦しんだ。
確かに、朝ドラ『ばけばけ』だけを見れば、三之丞に同情する視聴者がいるのは理解できる。
しかし、[史実]はドラマより奇なり… である。
生まれてすぐ別の家へ(出生と養子縁組)
慶応4年(1868)2月4日、島根県松江で小泉家の娘に生まれた少女、セツ。
生まれて間もなく(生後7日目と伝わる)、親族の稲垣家に養女として迎えられた。
生みの家は禄高三百石の上士、小泉家。
稲垣家は家格がやや下で、子どもがいなかった。
養家(=稲垣家)では「オジョ(お嬢)」と呼ばれ、大切に育てられたという。
出自と養子縁組の事情は、セツをめぐる物語の出発点だ。
織子として働く少女(労働と家計)
稲垣家の家計を助けるため、セツは幼くして仕事に出た。
11歳ごろから実父(小泉湊)が営む工場で機織(はたお)りの仕事に関わり、織子(おりこ)として働いた。
同業者が増え、経営が厳しくなると、小泉家の家計は次第に苦しくなっていった。
こうした経済的事情が、セツの幼少期とその後の人生を形づくることになる。
立て続けの不幸(家族の苦難)
小泉家では不幸が続く。
次男(武松)が若くして亡くなり(死因は諸説あります)。
長男(氏太郎)が家を出る出来事などがあり(父・湊との不和と家の困窮が理由とされていますが、諸説あります)。
結果的に、小泉家の世間的な立場は揺らいだ。
さらに父・湊もやがて病に倒れ(病名・死因は不明)、家としても家族としても結束力が弱まった。
これらの出来事は、家督を継ぐべき者の不在や家の没落につながっていった。
弟・藤三郎の問題行動(人物像と伝承)
セツの弟の名は、藤三郎。
幼い頃は読み書きや算盤(そろばん)を教わったとも言われるが、勉強に興味を示さず、野山で鳥を捕まえるなど自然遊びに夢中だったと伝わる。
父・湊が病で倒れると家庭内の秩序や規律が崩れ始め、藤三郎はさらに自由奔放になった。
ろくに働かず姉や親の仕送りに依存したり、家の墓を売り払ったりしたという記録もある。
がしかし、藤三郎の詳細は多くの史料で確認できないため、伝承の色が濃い人物像であると言わざるを得ない。
都での再会と別れ(東京訪問とその後)
評伝などによれば、明治33年(1900)ごろ、藤三郎が東京にいたセツ一家を訪ねたことがある。
このときのセツは ラフカディオ・ハーン(のちの小泉八雲) と正式に結婚していた。
・結婚:明治24年(1891)
・八雲改名:明治29年(1896)
・東京転居:明治32年(1899)
姉(セツ)は一時的に彼をかくまったが、結局問題(例:墓を売ったことへの責め)で決裂し、藤三郎は去ったと伝えられる。
その後、藤三郎は長い間姿を現さず、晩年は松江近辺の空き家で亡くなっていたという伝承もある。
ただし、発見事情・没年などの細かな記述については諸説あります。
セツのその後と、ドラマの登場人物との比較
セツは明治24年にラフカディオ・ハーン(のち小泉八雲)と結婚し、その後も夫の創作活動を支え続けた。
近年の評伝(多くの書籍)は、セツ自身の回想や家族資料を紐解き、彼女の人生を丁寧に描き出しているのは、読書家であればご存じだと思う。
朝ドラ『ばけばけ』の登場人物、特に当記事に該当する登場人物、例えば松野トキ(演:高石あかり)や三之丞(演:板垣李光人))は、こうした実際の事情を下敷きにして脚色されている点には注意が必要だ。
なぜなら、[史実]には伝承や記憶のゆらぎが含まれるため、ドラマが「人を同情させるために描写を和らげる」「あるいは劇性を強める」ことはよくあるからだ。
あとがき
朝ドラ『ばけばけ』では、三之丞を史実の「小泉藤三郎」より “いい人” に描いているわけです。
また、トキの最初の結婚相手・山根銀二郎(寛一郎)も、モデルとなっている「前田為二」とは違う人格として設定されています。
[史実]を詳しく書きませんが、『ばけばけ』では《トキと銀二郎の夫婦生活をしっかり描く》をやっているように感じます。
やはり、たとえサブキャラクターであっても、いわゆる “破天荒” や “問題児” として強調すると、そのサブキャラがかかわる全てのエピソードが “騒動・トラブル” になってしまいますし、見えてしまいますよね。
『ばけばけ』は多くの朝ドラが平気でやり続けてきた、トラブル依存症候群(人間描写が蔑ろにしてまで、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと:「騒動至上主義」改め)から脱却しようとしているように思います。
今後はそんな目で見るのも面白いと思います。
参考・出展
■『小泉セツとハーンの物語: ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』三成清香(著)少年写真新聞社 ![]()
■『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』工藤美代子(著)毎日新聞出版 ![]()
■『ヘルンとセツ』田淵久美子(著)NHK出版 ![]()
■『セツと八雲』小泉凡(著)朝日新聞出版 ![]()
■『小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語』青山誠(著)KADOKAWA ![]()
■『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』伊藤賀一(著)リベラル社
■『八雲の妻:小泉セツの生涯』長谷川洋二(著)今井書店 ![]()
■『小泉八雲と妖怪』小泉凡著(著)玉川大学出版部 ![]()
■『怪談・骨董』小泉八雲(著)・平井呈一(訳) 恒文社 ![]()
■『日本瞥見記(上・下)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳) 恒文社 ![]()
■『東の国から・心)』小泉八雲(著)・平井呈一(訳) 恒文社 ![]()
■詳述年表ラフカディオ・ハーン伝」 板東浩司(著)英潮社
■「小泉八雲: 思い出の記・父八雲を憶う」 小泉節子,小泉一雄(著)恒文社
■https://archive.org/details/kottojapanese00hearrich KOTTO
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.79571/page/n13/mode/2up KWAIDAN
■https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.45846/page/n11/mode/2up Out Of The East
■https://archive.org/details/glimpsesofunfami0lhear Glimpses of unfamiliar Japan vol.1
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第3話『夏の夜の八分坂』の感想。
WS劇場の向かいの古アパート・グローブ荘で、久部三成(菅田将暉)は「夏の夜の夢」をWS劇場向けに書き換えている。『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』とつぶやきながら筆を進める姿を、蓬莱省吾(神木隆之介)が見守る。夜食を求められた蓬莱は、同じ住人の倖田リカ(二階堂ふみ)の部屋を訪ね、具なしラーメンを受け取る。やがてリカが原稿を読もうとすると、久部は異常に拒む。リカと蓬莱が台詞の多さを批判すると、久部は激高し、原稿を破り捨ててしまう。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:三谷幸喜(過去作/古畑任三郎シリーズ,王様のレストラン,鎌倉殿の13人)
演出:西浦正記(過去作/コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-,ブラックペアン シーズン2)
音楽:得田真裕(過去作/俺の話は長い,家売るオンナシリーズ,アンナチュラル)
主題歌:YOASOBI「劇上」
※敬称略
どこに注目し、なにを期待をすればいいのだろう???
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前2話よりは、全体的に整理整頓されているとは思うが。
そのおかげで、今作らしさも一気に薄まった第3話。
そもそも、自分の劇場と劇団を追放された舞台演出家が新天地で回りを巻き込んで、あれこれと再生させるのはすでに分かっている。
だから、先の展開だって、余程のどんでん返しがなければ、いや、いまのフジテレビにどんでん返しをやる度胸はないと思うから、このまま進んで終わるだろう。
となると、あとはどこに注目し、なにを期待をすればいいのだろう???
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第1話/初回15分拡大SP『死して償え~疑惑の殺人?人間国宝の闇』の感想。
特命係の右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、死刑が確定した過去の事件を極秘に再捜査していた。事件は講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎)の屋敷で起きた殺人であり、元弟子・田埜井(菅原卓磨)が青竜の息子・乙彦(前田峻輔)を殺したとされている。田埜井は強盗は認めるも殺人は否定しており、冤罪の可能性が浮上。薫は青蘭(しゅはまはるみ)のカルチャースクールに潜入し、右京は青竜の内弟子として屋敷に入り込む。副総監・衣笠(杉本哲太)は事態を察知し、検事総長・臥龍岡詩子(余貴美子)に報告するが……。
---上記のあらすじは、当ブロブのオリジナル---
●脚本:輿水泰弘/演出:橋本一 (敬称略)
片岡鶴太郎サン(70)と水谷豊サン(73)の弟子入りコスプレコント
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すでに24シーズンも見ていれば、第1回は前後篇の前篇で、内容らしきものはなく、後篇を見るだけで問題ないことは学習済みだ。
であるから、思うのだが、もうそろそろ、意味のない「拡大」はする意味はないのでは?
その上、冒頭から “ほぼコント” 状態。
いやむしろ、世代的に『オレたちひょうきん族』を見ている錯覚に!
その上、御年70歳の片岡鶴太郎さんにヅラを被せて、御年73歳さんの水谷豊さんには作務衣を着せて、コスプレして弟子入りコント??
まっ、やることも、描くこともないのだろう… 必要なことは全て後篇なんだから!!
う~ん、いくらなんでも内容がなさすぎる上に、終盤の数分間のために引っ張りすぎでは???
まあ、これも『相棒』らしさでもあるが(失笑)
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第13回/第3週『ヨーコソ、マツノケヘ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
病に倒れた雨清水傳(堤真一)。トキ(髙石あかり)は日頃、お世話を焼いてくれる傳への恩返しのため、看病を買って出る。日中は工場、朝夜は傳の看病。二重生活がはじまり毎晩遅くに帰ってくるトキを司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、銀二郎(寛一郎)は心配する。特に司之介とフミの様子はただ帰りが遅いことを心配しているにしては大げさで・・・銀二郎はひょんなことから“松野家”の秘密を知ることになる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ)
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹、淀裕矢|美術進行:澤幸樹|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望|装置:佐藤千織|装飾:津村政幸、横田浩|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和|メイク:堀洋子、正田早百合|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲|助監督:小林直毅|制作担当:木村晴治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|造園:堤正和
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「夕食後」にトキが話し出した… という設定にしておこう
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前回のラストシーンが、機織り工場の終業後のトキ(髙石あかり)が雨清水家を訪れて三男・三之丞(板垣李光人)とやり取りで、時間設定は「明るめの夕景」だった。
そして今回のアバンタイトルの冒頭が、前回の「明るめの夕景」の‘あと’の「夜」の松野家。
今作は一部で「映像に季節感が乏しい」との声がある(私も一部賛成します)から、季節ではないが「時間設定」を視覚に訴えるのは良いことだ。
ただ、冒頭の勘右衛門(小日向文世)のセリフから察するに、トキから傳(堤真一)の体調報告をした‘ばかり’の雰囲気であるから「夜」よりも「暗めの夕景」で「カラス」でも鳴かせたら今作らしい “怖い話” にふさわしい演出だったと思う。
まあ、今作の性質上「行灯や提灯で照らされた夜の風景を多用したい」との意図も大いにくみ取ることはできる。
その意味で、きっと作り手にとっても、受け取る側の視聴者にとっても‘もどかしい’部分なのだ。
ということで「なぜ帰宅直後でないの?」ではあるが、言い出すきっかけを失って、結果的に「夕食後」にトキが話を切り出した… という設定にしておこう。
「恩返し」は、日本の怪談のパワーキーワードの代表格
アバンで私が傾聴したトキのセリフがこれだ。
トキ「だけん… ここで恩返しができたらと」
そう、「恩返し」というキーワードだ。
もうピンときた読者様もいらっしゃるのでは?
「恩返し」と言えば、日本の怪談に登場するパワーキーワードの代表格だ。
かの小泉八雲も下記の再話した怪談で「恩返し」を扱っている。
1. 幻想的で哀しい愛の物語『雪女』Yuki-Onna)
内容:吹雪の夜、雪女が男の命を奪おうとするが、若者の美しさに心を動かし命を助ける。その後、彼と結婚するが、過去を語ったことで消えてしまう。 恩返し要素:命を助けたこと、そして妻として尽くしたことが「雪女の恩返し」とも解釈される。
2. 儚くも美しい自然精霊との交流を描く『青柳のはなし』(The Story of Aoyagi)
内容:男が恋した女性・青柳は実は柳の精。結婚後、柳の木が切られると彼女は姿を消す。
恩返し要素:青柳は人間の男に尽くし、愛情を注ぐことで「命を与えられた木の精」が人間に報いる形となっている。
3. 母性と忠義がテーマの感動的な『乳母桜」(Ubazakura)
内容:亡くなった乳母が桜の精となって、子供の命を救う。
恩返し要素:生前の忠義と愛情が死後も続き、子供を守る形で報われる。
もちろん、小泉八雲の再話以外にも下記の昔話は有名だ。
『鶴の恩返し』
鶴が助けられた恩を返すため、人間の姿で機織りをする。
怪談というより昔話だが、幻想性と悲哀が強く、怪談的解釈も可能。
『化け猫の恩返し』
猫が主人に恩を返すため妖怪化して敵を討つ話も各地に伝承あり。
八雲は扱っていないが、怪談と恩返しの融合例。
小泉八雲の怪談における「恩返し」の意義は、単なる恐怖ではなく「情」「哀しみ」「報い」といった日本的情緒を表現する重要なアイテムだ。
そして恩返しの物語は、彼の文学観と深く結びついており、自然や霊的存在との交流(アニミズム思想)を通じて人間の徳や愛が試されるというテーマに強く結びついている。
アニミズム思想についてご存じでない方はぜひ下記の投稿を読んでいただきたい。
小泉八雲(と妻・セツの研ぎ澄ませた得意な感覚(聴覚やアニミズム思想)で耳で感じる異文化理解|ディレクターの目線blog ![]()
銀二郎に教えてもらった「鳥取の怪談」の使い方に注目
もう一つ、トキのセリフ傾聴したのがこちら。
トキ「鳥取の布団の怪談では
人の薄情さで
幼い兄弟が亡くなりました」
この会談は『鳥取のふとんの話』だ。
そしてこの『鳥取のふとんの話』を、夫の銀二郎(寛一郎)が第11回(10月13日放送)でトキに‘話した’のだ。
ちなみに、史実では、妻のセツさんが小泉八雲と結婚する前の夫で鳥取藩士だった前田為二(「銀二郎」のモデルです)に聞いた鳥取市に伝わる昔話を語り聞かせて、八雲が再話したとされている。
「再話(さいわ))」とは、元々あった昔話や伝説などを、現代の人が分かりやすいように書き直すこと、または書き直された作品自体のことで。
八雲の再話は。独自の解釈を加えて物語を再構築していたのが個性的だ。
要するに、トキが銀二郎から聞いた「鳥取の怪談」だから、島根在住の司之介(岡部たかし)らは‘知らなかった’という描写になっているのだ。
細かいことではあるが、前作『あんぱん』のように脚本協力が交代する度に描いたことと描いていないことの整合性が乏しい “連ドラ” とは違うということでもあるわけだ。
さらにどうでもいいこととだと思われる方が多いと思うが、小泉八雲の怪談『鳥取のふとんの話』では「布団」と「ふとん」の両方が使われており、意味は「寝具」として使われている。
《トキも周囲のキャラも怪談を聞くのも話すのも大好き》
今回で驚いたのが、9分過ぎにトキが傳に怪談を話すシーンがあったことだ。
なるほど、第7回(10月7日)で傳がトキを怪談『芸者松風の幽霊』の舞台である「清光院」への‘ランデブ’に誘ったくだりがあったから “それ関連” ということだろう。
「確かに唐突すぎる」とは思うが、“連ドラ” としては悪くないどころか、かなりよい描写だ。
やはり、今作が毎回でもいいから強調すべきは《トキは怪談を聞くのも話すのも大好き》だと思う。
だって、それがのちの展開に大きな影響を与え、大きな意味を持つことは、モデルを知っていれば当然のことだからだ。
よって、第7回よりも《トキだけでなく、実は傳も怪談を聞くのも話すのも大好き》と強調したのは説得力がある表現だと思う。
だって、前段ですでに《銀二郎も怪談を聞くのも話すのも大好き》を描いているわけだから。
終盤の《トキの出自の秘密の暴露》のシーンは秀逸
終盤の《トキの出自の秘密の暴露》のシーンは秀逸だ。
視聴者にとっての “秘密の暴露” でもある割には、インパクトは弱めだが。
しかしここを、これ見よがしに「実は!」みたいな表現にするのは今作らしくない。
やはり、じわじわと、恐る恐る、おずおずと、ためらいながら暴露するのが今作らしい。
夜遅くに大人たちのひそひそ話を襖の隙間からのぞき見、盗み聞きするような “ざわざわ感” のような表現。
もちろん、俳優陣の立ち居振る舞いや演技や存在感も相まって、シリアスなのにコミカルも上出来だし。
第3週になって「もう少し前2週のようなコミカルさがほしい」と言い続けてきたが、これくらいやってくれるなら、今週の泉並敬眞氏の演出にも今後期待できると思う。
雨清水家に恩返しに行くトキを個々に見送るのが最適解
最後に。
実は、メインタイトル映像明け、早朝にトキが出かける場面で、私は《トキの見送りは家族全員がよかったのでは?》と思って見ていた。
だって、今作は「ホームドラマ」だし、四人それぞれの見送り方で、トキや傳、雨清水家への思いが見えてくるからだ。
しかし、今回の終盤で例の “秘密の暴露” をやるのが分かれば「なるほどね」となる。
だって、それこそ《トキが傳とタエ(北川景子)に尽くす》のは、特にトキを我が子として育ててきた司之介やフミ(池脇千鶴)にとって複雑極まりない状況だからである。
祖父の勘右衛門(小日向文世)はじめ、司之介とフミが一緒に見送らない(見送りたくない)を表現したと受け取れば、個々に見送るのが最適解だったと思う。
あとがき
こうなると、トキは「いつ、どこで、どうやって自分の出自の秘密を知るの?」ですよね。
ちなみに[史実]でセツさんが知ったのは… やめておきます(笑)
それとは別に、近日中にまとまれば「三之丞のモデル」についての[史実]に関する記事を投稿予定です。
※文中の方言風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる ![]()
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NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『ばけばけ』
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第12回/第3週『ヨーコソ、マツノケヘ。』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
トキ(髙石あかり)が働く機織り工場が、景気悪化で資金難に。社長であり親戚の雨清水傳(堤真一)が金策に繰り出し、その間、雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)が社長代理を務めることになった。トキやチヨ(倉沢杏菜)、せん(安達木乃)、女工たちにも不安が広がっていく。一方、松野家では勘右衛門(小日向文世)による銀二郎(寛一郎)への跡取り教育が過熱していた。そんなある日、金策中の傳が倒れてしまう。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレイヤーズ,きょうの猫村さん,一橋桐子の犯罪日記)
演出:村橋直樹(過去作/まれ,透明なゆりかご,サギデカ) 第1,2週
泉並敬眞(過去作/スカーレット,カムカムエブリバディ,ブギウギ) 第3週
松岡一史(過去作/まんぷく,心の傷を癒すということ,カムカムエブリバディ)
制作統括:橋爪國臣(過去作/青天を衝け,あなたのブツが、ここに,ブギウギ)
音楽:牛尾憲輔(過去作/チェンソーマン,僕の心のヤバイやつ,ダンダダン)
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
土曜日版ナレーション:北郷美穂子(NHK大阪アナウンサー)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼,おむすび)
タイトル写真:川島小鳥(過去作/未来ちゃん,SHISHAMOアートワーク)
タイトルロゴ:西沢和樹(instagram.com/nishizawa_k/)
プロデューサー:田島彰洋,鈴木航|美術:山内浩幹、淀裕矢|美術進行:澤幸樹|技術:増田徹、備中正幸|音響効果:松本有加、巽浩悦、吉田亜矢|撮影:岩崎亮、関照男|照明:根来伴承、大西弘憲|音声:吉竹淳樹、稲垣雄二|映像技術:前田惇徳、原幸介、山下健|カラーグレーディング:原幸介、前田惇徳|VFX:西垣友貴、神戸大樹、山田茂人|CG:大西智子、空閑卓海、古市百人、佐藤望|装置:佐藤千織|装飾:津村政幸、横田浩|特殊効果:奥村陵、宮崎真有|衣装:横山智和|メイク:堀洋子、正田早百合|持道具:楠正由貴、森上陽子|かつら:松本誠也、丹波峯子|特殊メイク:江川悦子、権田日和|特殊メイク協力:荒井律子、大谷美咲|助監督:小林直毅|制作担当:木村晴治|取材:川野秀昭、鈴木航|編集:藤澤加奈子|記録木本裕美|時代・風俗考証:刑部芳則|松江風俗考証:藤岡大拙|出雲ことば指導:多々納斉|所作指導:藤間豊宏|料理指導:広里貴子|英語指導:塩屋孔章|英字指導:前田祐加|眼科指導:大路正人|怪談ばなし指導:玉田玉秀斎|茶道指導:有澤一男|三味線指導(タエ):菊央雄司|三味線指導(遊郭):長江浩子|アクション指導:中村健人|日本画指導:諫山恵実|造園:堤正和
※敬称略
先週より“状況&物語的に暗くなる”なのはやむを得ないか
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
俗にいう「貧乏話」を朝ドラで朝から見せられれるのはツラいとの意見もあるようだが。
個人的には、朝から戦争を見せられるほうがその後の生活にいろんな意味で響くので、ほどほどにしてほしいのだが。
第10回(10月10日放送)の感想に書いたが。
現時点の劇中が「明治19年(1886)」だとすれば、直前の1881~1885年ごろが日本は「松方デフレ」の真っただ中で。
大不況から脱出するかしないかの日本経済の危機の直後、影響下だ。
※「松方デフレ」とは、明治政府がたくさん紙幣を刷って使いすぎたため、物の値段が下がり、当時の財務大臣的役職の松方正義が、明治時代に政府が財政を引きしめた結果、人々の暮らしが苦しくなった出来事。
また、明治19年当時の平均寿命は(所説あります)男性が42歳前後、女性が44歳前後だとされるから、61歳の堤真一さんが演じる傳(堤真一)の健康だって危ぶまれる時期である。
こうして考えれば、松江藩の下上級武士で明治維新によって商人となった傳にとって “怖い時代(=怖い話)” がこの第3週『ヨーコソ、マツノケヘ。』の基礎になっている。
よって前回でも書いたように、前2週に比べれば “状況的に、物語的に、暗くなりがち” なのはやむを得ないか。
今秋から演出担当の交代により「ルック」が若干変わった
ここから、本編の内容から少し逸脱してみたい。
で、一部の読者様には好評をいただいている「演出の話」をやってみる。
今週(第3週)の演出担当が、前2週担当の村橋直樹氏から泉並敬眞氏に交代したのは前回で書いたとおり。
で、泉並氏になって起こった “映像的に大きな変化” が《ルックの違い》である。
第2回(9月30日)でも書いたので、おさらいを兼ねて書いてみる。
私が『ばけばけ』を見て最初に感じたのが「このルック、いい感じだなぁ」だった。
「ルック」とは、色調・コントラスト・明るさなどで映像の雰囲気を決める重要な要素で。
「ルック」を作るのが、撮影した映像の「色や明るさ」をあとから調整して、見た目の雰囲気を作る作業「カラーグレーディング」だ。
たとえば、「空をもっと青くして爽やかに見せる」「暗いシーンを少し明るくして人物の表情を見やすくする」「全体を少し茶色っぽくして昔の写真みたいにする」など。
こうした色の「味付け」をすることで、同じ映像でも「温かい」「冷たい」「ドキドキ」を後付けで観る人が感じる印象を大きく変えることができる技術だ。
この「ルック」が第3週から若干変わったのだ。
ちなみに、スタッフクレジットの「カラーグレーディング担当」は交代していない(と思います)から《演出家の指示による変更》と考えるのが妥当である。
前2週より「ローコントラスト・ルック」が強調されている
そして、今作が第1回から採用しているルックが、映像業界的にいえば「ローコントラスト・ルック(Low Contrast Look)」だ。
明暗差を狭め、黒レベルを持ち上げ、全体を柔らかく、くすませる仕上げの総称である。
「紗がかかった」「フィルムの褪(あ)せた」印象を与える効果がある。
先週と見比べると明らかだから確認してほしい(キャプチャー画像では判別できないと思うので掲載しません)。
最も分かりやすいのは「全体のカラーのメリハリが弱く」て「黒色が黒ではなく明るい印象」になっている点だ。
黒髪の部分に注目すると、今週のほうが明るくて、髪の毛一本一本が見えやすいと思うし、暗いところが黒でつぶれずに見えやすいと思う。
この「ローコントラスト・ルック」が前2週よりも、強調されているのだ。
演出意図的に“怖い時代(=怖い話)”を薄め(弱め)ている
ここから、さらに専門的になるが、頑張ってできるだけ分かりやすく書くので読んでいただきたい。
「ローコントラスト・ルック(Low Contrast Look)」は、単なる色味の演出ではなく、物語の「心理的トーン」や「記憶・感情の距離感」を可視化するための映像的用語だ。
ローコントラスト・ルックが目指すトーン・視覚効果には次のようなものある。
●明暗差を抑えると現実の輪郭が曖昧になり、人物や風景を “記憶の中で見ている” ような質感
●コントラストを下げると陰影が消え、物質感や空間の “リアリティが薄まった” ような現実感の希薄化
●黒が締まりすぎず、白が飛ばないため、空気や布の質感が豊かになり「現代的」「アート的」「モード的」質感<
●視覚的に “曖昧さ” を作ることで、観客と被写体の間に薄い膜を感じさせる「被写体との距離感」を調整
要するに。
光と影の輪郭をぼかすことで、「記憶」「夢」「内省」を感じさせる映像美であり。
黒を明るくすることで、「現実の冷たさ」ではなく「情緒の温度」を映すトーンであり。
《“現実の明瞭さを捨てて、心の曖昧さを描く” ためのルック》なのだ。
聡明な読者様ならお気づきだろう。
第3週は前2週よりも “状況的に、物語的に、暗くなりがち” だから、 前2週よりさらに《冷たい現実ではなく、人の気配を帯びた光を映すトーン》を採用することで “怖い時代(=怖い話)” を薄めて、弱めている… と考えられるのだ。
もちろん、これも「好意的に解釈して…」で、あるが。
今作の肝ともいえる“最重要要素”も盛り込んできた!
本編の内容に触れていこう。
第3週となって、おおよその今作の基本的な人物や状況設定の説明が終わったため、いよいよ物語そのものを転がし始めた… というところだろう。
●長男・氏松(安田啓人)の出奔で、厳しさが増す織物工場の経営
●傳の左下腹部の痛み
●鳥取県因幡の貧窮足軽の次男で婿の銀二郎(寛一郎)と義祖父・勘右衛門(小日向文世)の仲違い
今後の展開のための下ごしらえも完璧だ。
そんな中で、今作の肝ともいえる最重要要素も盛り込んできた。
トキ「じゃあ 銀二郎さん
今日も 怪談 よろしいでしょうか?」
銀二郎の「浄瑠璃と会談が好き」の設定を生かすだけでなく。
このセリフをトキ(髙石あかり)に言わせることで、織物工場ではどうしても「女性従業員たちのひとり」的になってしまうトキのキャラクターが際立つし。
今週の印象が「傳の物語」が強い中で、しっかりと “トキの会話劇” を盛り込むことは正しいのだ。
蛇と蛙に銀二郎が語った怪談の内容に触れさせてもよかった
ただ、怪談の内容そのものが描かれなかった(語られなかった)のはとても残念だ。
今後の展開があるから「あまり怪談を登場させたくない」のかもしれないが。
それでも、下記のような感じで蛇と蛙(阿佐ヶ谷姉妹)に話させればよかったと思う。
蛇と蛙(N)「夜になると首が離れる女の話ね(=ろくろ首)」
※ ※ ※
蛇と蛙(N)「死者の言葉を聞いた男の恐怖の話だわ(=葬られた秘密)」
※ ※ ※
蛇と蛙(N)「古い壺に宿る因縁の話よ(=骨董の壺)」
それこそ、これくらい内容を話しても、罰は当たらないと思う(怪談だけに…笑)
あとがき
いくら内容が重苦しい展開であっても、連ドラとしては次のことは踏襲してもらいたいですね。
●前2週でやってきた、今作らしい軽妙さ
●小泉八雲夫妻がモデルだからこその “怪談” の際立たせ
●おトキの “主人公” としてのアピール
その意味では、トキと銀二郎の「格が…」「あと一声」のやり取りなんて、もう少し膨らませてもよかったと思います。
もちろん、現状も決して悪いと思いませんが、より高みを目指して… という意味でです。
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ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
皆様のおかげで、2025年9月7日に3,800万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)


