NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
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第9週『看病婦とアメ』の「土曜ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
りん(見上愛)は千佳子(仲間由紀恵)の手術を通して、看病婦・フユ(猫背椿)の技術と覚悟に強く心を動かされる。やがて見習い生たちは、看病婦へ看護を教える立場となるが、重傷患者の緊急手術や手術介助の現場で新たな壁に直面する。一方で、フユの家庭事情や夫・康介(じろう)の異変、さらに直美(上坂樹里)が知る「夕凪」の存在など、それぞれの抱える事情も浮かび上がり、看病婦と見習い生たちの関係が少しずつ変化していく…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4,8週
新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび) 第5,9週
松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3,7週
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略
ダイジェストで露呈したバラバラ感…絞り込めば変わったはず
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―――ここまで、ごあいさつ―――
今週の「土曜日ダイジェスト版」を見て、「本編」では強引にリンクさせていた5つのエピソードが、益々完全にリンクしていないことが明瞭になった。
その5つとは…
●りん(見上愛)と乳がん患者の千佳子(仲間由紀恵)
●りんと看病婦・フユ(猫背椿)
●りんと直美(上坂樹里)とフユの康介(じろう ex.シソンヌ)
●直美と寛太(藤原季節)
●ゆき(中井友望)と余命いくばくもない患者の小野田(宮地雅子)
まあ、「週5放送」で「5本立て」をやった上に、全てに‘りん’か、直美が絡んでいるならいざ知らず、そうでないのだからバラバラに見えるのは当然である。
せめて、りんと千佳子を先週で終わらせ、『看病婦とアメ』のサブタイトルに合わせて、りんとフユと康介だけに絞り込んだら、仕上がりの印象はだいぶ変わったと思う。
もちろんこれは、「本編」を書いた脚本家が悪いのであって、この点については「土曜日ダイジェスト版」の編集でもどうにもならなかったのかも?
いいや、後述するが、「やりようは、あった」と思う。
本編超えの完成度!全体像がすっきり分かる見事なダイジェスト
さて、「本編」への愚痴はこれくらいして、今週の「土曜日ダイジェスト版」の話をしよう。
個人的には、「本編」とは全く逆で、「土曜日ダイジェスト版」の出来栄えが、「本編」よりも優れていると感じている。
これまでのどの朝ドラであっても、通常の「土曜日ダイジェスト版」は「週5放送の本編のあらすじ」を確認するための補助的なものにすぎない。
しかし、本作においては、物語の本質や制作陣が本当に伝えたいテーマを明確に浮き彫りにする役割を果たしてきている(週もある)ように思う。
先週の、「土曜日ダイジェスト版」に続き、今週のまとめ方もかなり見事であり、物語の全体像がすっきりと頭に入る構成になっている(5つのエピソードは連携していませんけれど)。
皮肉なことに、、「土曜日ダイジェスト版」の完成度が高すぎるため、「じゃあ、本編も見てみよう」と思った視聴者が、かえって落差による物足りなさを覚えてしまうほどである。
余分な要素を削ぎ落としたからこそ見えてきた普遍的な青春劇
今週の「土曜日ダイジェスト版」が成功している最大の理由は、本編に溢れていた余分な要素が大胆に削ぎ落とされているからである。
何度も同じことを繰り返すようなセリフや、中身のないポエムのようなきれいごとだけのやり取りや、物語の本筋とは直接関係のない登場人物同士の対立シーンが徹底的に排除された。
その結果、明治時代であるとう時代背景を一度脇に置いてみれば、現代の医療ドラマ、特に『新人ナースの奮闘記ドラマ』のような、お馴染みの物語とそっくりな構造になっていることが見えてくる。
明治時代を舞台にしたドラマでありながら、現代の若者にも強く共感できる(であろう)普遍的な青春ストーリーに仕上がっているのは、この無駄のない編集のおかげである。
当時の雰囲気や歴史的な重みをどこまで大切にするかという議論はあるものの、視聴者にとって馴染み深く、物語の世界に入り込みやすい環境を作ったことは間違いない。
揉め事のノイズを払拭!ダイジェストが取り戻した本来のテーマ
「本編」の最大の問題点は、物語の土台となる素晴らしいテーマがあるにもかかわらず、それが派手な揉め事の描写によって隠れてしまっていることである。
そのテーマとは、おそらく…
『明治という激動の時代に、看護という新しい仕事に挑んだ二人の女性が、“自分らしく幸せに生きる道” を切り拓いていく物語』
そして、その中心には、《看護の誕生・女性の自立・バディ(相棒)としての成長・疫病との闘い》という複数の軸が重なっているはずだ。
しかし、「本編」ではキャラクターたちの対立が過剰に演出され、視聴者を煽るような表現が目立つのだ。
そのため、今後の展開に向けた大切な伏線や、登場人物たちの心の交流であるはずのシーンが、単なる一過性のトラブルに見えてしまうのである。
これでは、ただ事件が起きてそれを解決するだけという、中身の薄い単純なドラマという印象になりかねない。
ドラマを盛り上げるために事件を起こす手法自体は悪くないが、作品が本来目指すべき深みを犠牲にしてまで、目先の衝突ばかりを描くのは本末転倒である。
でも、今週の「土曜日ダイジェスト版」は、そうした余計なノイズを取り除き、ドラマが本当に描きたかった中心軸をきれいに取り戻していると思う。
職人技の編集が光る!見落とされていた成長と葛藤が伝わる名場面
具体的な場面を振り返ると、「土曜日ダイジェスト版」の工夫がさらに際立つ。
例えば、「本編」の感想でも触れた、教育を担当するバーンズ先生(エマ・ハワード)が教え子たちに熱く語りかける場面である。
「土曜日ダイジェスト版」では、生徒たちが実技実習の映像を効果的に残しながら、セリフでは頭を使う座学の内容を重ね合わせている。
これにより、主人公たちが先生の指導を真剣に受け止め、日々成長している様子が手に取るように伝わってくる。
「本編」にも全く同じ映像はあるのだが、周りの無駄なシーンに埋もれてしまい、制作陣の意図が伝わっていなかった。
さらに見事だったのは、資格を持つ「看護婦」と、身の回りの世話をする「看病婦」という、立場の違う女性たちの描き分けだ。
細かく映像を切り貼りしてつなぎ合わせる職人技のような編集により、両者の違いや葛藤が非常に分かりやすくなっている。
さらに、ダブル主人公である‘りん’と直美だけでなく、周囲の見習い看護婦たちの働く姿もしっかり残されているため、脇を固める登場人物たちの魅力も存分に引き出されていたと思う。
引き算の美学を本編へ!ダイジェスト版に残る課題と今後の願い
一方で、短くまとめたからこそ、どうしても割り切れずに残ってしまった課題もいくつか見受けられる。
その一つが、直美というキャラクターに関するエピソードの扱いである。
再来週以降で深く描かれる予定の要素であれば、今回のダイジェスト版の中では無理に触れず、次回(次週)以降に回したほうが全体の流れがより美しくなったのではないだろうか。
また、耳障りの良い。聞き心地の良い、いわゆるポエムのような表現についても課題が残る。
今週の「土曜日ダイジェスト版」ではかなり分量を削った形跡は見えるものの、本編自体の表現が過剰であるため、やはり全体のバランスから見ると少々くどさが残ってしまった。
これほどきれいな要約ができる実力があるのなら、この引き算の美学を最初から「本編」の制作にも生かしてほしいと願わざるを得ない。
無駄な騒動より意味のある間を!本編を洗練させる引き算の視点
現在の「本編」が抱える課題を乗り越え、より質の高いドラマにするためには、ダイジェスト版で証明された「引き算の視点」を本編の制作段階から導入することが有効だと思う。
まず、物語の進行を妨げている意味のない対立や過剰なトラブルの描写を思い切ってカットする。
そうして生まれた時間的な余裕には、新しいシーンを無理に付け足すのではなく、登場人物たちの感情の移り変わりを表現する風景の映像や、余韻を持たせるための沈黙といった、丁寧な「間」を配置するのである。
今週、ある読者様から「今作には演出の見どころはないのですか?」と質問をいただいたが、《本作の「4人の演出家」の誰もが、情景カットや比喩的表現を使わないし、ほぼ「間」も有効活用していないゆえに、見どころはない》と答えさせていただいた。
もちろん、確かにこの方法を選ぶと、一時的に物語のテンポが遅くなったり、引き伸ばしているような印象を視聴者に与えたりするリスクはある。
しかし、中身のない騒動を詰め込まれるよりは、静かであっても意味のある空間(映像)があるほうが、作品としての品格は格段に向上する。
さらに、《映像そのものが多くを語るようになる》ため、状況を説明するためだけの追加のナレーションに頼る必要もなくなる。
結果、今ある映像素材を最大限に活かした、より洗練された作品構造へと生まれ変わるはずである。
あとがき
今回の感想を通して、『風、薫る』という作品が持つ本来の魅力と、それを支えるスタッフの高い編集技術が本当によく分かったと思います。
毎日の「本編」で見えにくくなっているテーマや、登場人物たちの細やかな成長の足跡が、ダイジェスト版という形で見事に表現されているのは本当に良いことです。
あとは、このダイジェスト版で見せてくれた工夫や映像のつなぎ方が、今後の「本編」の放送にもどんどん取り入れられていくことを願うばかりです。
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TBS系・金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』
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第7話『動き出す、それぞれの思惑…』の感想。
真(岡田将生)は、市役所の相談員・小夜子(渡辺真起子)に父・朔太郎(和田正人)たちを失った苦悩を打ち明ける。しかしその直後、西浦綾香を殺害した疑いのあった宇野(山本浩司)が死亡。現場で真は、稔(染谷将太)の話も聞かず自殺だと断言し、異様な投げやりさを見せる。違和感を抱いた稔と詩織(中条あやみ)は、連続殺人事件の被疑者たちが皆、小夜子に相談していた事実に注目。小夜子への疑惑が深まる中、行方不明の津田(飯尾和樹)のノートを巡り、晴子(井川遥)のもとにある人物が現れる…。
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原作:なし
脚本:渡辺啓(過去作/警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~,Get Ready!)
演出:山本剛義(過去作/最愛,Get Ready!) 第1,2,3,4話
坂上卓哉(過去作/地獄の果てまで連れていく) 第5,7話
川口結(過去作/まどか26歳,研修医やってます!) 第6話
撮影監督:宗賢次郎(過去作/映画「#拡散」のみ撮影監督,他作品は照明技師)
撮影:加藤春日(過去作/ドラマスチール〈写真〉撮影担当)
音楽:富貴晴美(過去作/朝ドラ「舞いあがれ!」、花嫁のれんシリーズ、西郷どん)
P:新井順子(過去作アンナチュラル,MIU404,最愛)
主題歌:森山直太朗「愛々」
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複雑な人間関係と背筋が凍るような恐怖の裏に隠された秘密
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本作の物語の裏では、登場人物たちの複雑な人間関係が実に渦巻いている。
茂木幸輝(山中崇)という男は、辛島夫妻と普通ではないつながりを持っているようだ。
また、妻のふみ(仙道敦子)という女性は、田鎖兄弟から大切な証拠を奪ってくるようにと、冷酷な命令を簡単に下す。
それに逆らおうとする茂木に対し、夫の貞夫(長江英和)は急に態度を一変させて激しい言葉で威圧した。
強い圧力をかけられた茂木は、まるで幼い子どものように涙を流して激しく怯えてしまう。
特に、映像的には、ふみの表情を捉える茂木の背中越しのカメラが背中をまたぐと、ふみの表情がガラリと変わるところは、まさにサスペンス、いいやホラーである。
この茂木の異常なまでの恐れ方こそが、視聴者にまだ明かされていない重大な秘密が隠されていることを強く予感させているのだ。
警察の猛追と「みんなの幸せ」の嘘に隠された必死の攻防
一方で、警察側の動きも慌ただしくなっている。
足利晴子(井川遥)という人物が、情報屋として田鎖兄弟に協力しているという事実が明らかになった。
その報告を受けた刑事の小池俊太(岸谷五朗)は、これ以上の協力を止めさせるために行動を開始する。
彼が向かった先は、その兄弟が暮らす部屋だった。
この必死な行動は、福祉健康課の相談支援係・秦野小夜子(渡辺真起子)を刺そうとした成田賢心(齋藤潤)の必死な姿を彷彿とさせる。
辛島夫婦が主張する「みんなの幸せ」という言葉が、単なる偽りの作り話であると見抜いた上での行動なのかもしれない。
裏の顔の暴露と不気味なセリフが予感させる真実の修羅場
劇中で語られた「あいつには裏の顔があったの」という言葉は、これまでの出来事を思い起こさせる。
第1話に描かれた、真が聞き耳を立てて聞いていた若い女性たちの雑談が重要な鍵を握っている可能性は高い。
その内容は、交際相手の心変わりに関する不満であった。
男性の部屋に見知らぬ女性がやってきて修羅場となり、問い詰められた男性がどちらも選ばないと答えた瞬間、背後の収納スペースから予期せぬ事態が起きる…(ここで話は終わる)という話である。
このエピソードは、今後の物語を解き明かす大きな手がかりを提示していると思う。
きっと、信頼していた人物に別の顔があることや、どちらか一方を選べない葛藤があることを示しているのだろう。
それは単に復讐をして終わるような単純な結末ではなく、隠されていた真実が次々と暴かれる展開を予感させる。
最後に残された、「きっとあなたは 私に会いに来ると思うけど」という不気味な言葉が、いつまでも心に引っかかり続けるのだ。
使い古されたパターンを裏切る見事な工夫と次への期待感
ここからは、もう少し「テレビドラマ」として掘り下げてみる。
テレビで見かける刑事や探偵のドラマは、これまでにたくさんの本や映像で作られてきた。
そのため、物語のパターンはほとんど出尽くしているのが現状だ。
特に、(私は、そう思っていませんが)いわゆる “考察系ドラマ” が好きな人が見ると、どこかで見たことがあるような感覚になりやすいと思う。
しかし、本作は主人公の兄弟がたどる運命と、事件の内容が上手に関連付けられている。
よく使われるパターンの物語に見えて、実は展開のさせ方に一工夫ある。
この工夫によって、視聴者は次の放送が待ち遠しくなる。
物語をあえて長引かせる手法として、非常に見事な組み立て方だ。
王道展開をセンスで魅せる!無駄を削ぎ落とした言葉の力
前述したとおり、最近のドラマには、どこかで見たような設定や展開の作品が少なくない。
流行を取り入れようと企画しても、実際に放送されるまでには長い時間がかかるため、テレビで放送される頃にはすでに古く感じられてしまうことも多い。
だからこそ、作り手のセンスがとても重要になる。
本作はそのセンスが非常に優れている。
物語の終盤で真が告げた「おまえは、やめとけ」という短い言葉が良い例だ。
このような場面では格好をつけた長いセリフが使われがちだが、この作品はあえて単純な言葉を選んでいる。
無駄な飾りを省くことで、視聴者を惹きつける映像作りに成功しているのだ。
特別な飾りはいらない!自然と引き込まれる上質なドラマ
人間らしさを描く物語としても、謎解きを楽しむ作品としても、このドラマは非常によくできている。
今の時代は、セリフの言い回しや映像の見た目だけにこだわる作品も多い。
しかし、特別な装飾がない普通の設定であっても、自然と引き込まれてしまうものこそが、本当に質の高い作品といえる。
そうした視点から見ても、今作は心から楽しめる素晴らしい仕上がりだ。
あとがき
登場人物たちの心理戦や、過去のセリフが未来の伏線になっている構成は、まるで上質なミステリー小説を読んでいるかのようなワクワク感を与えてくれますね。
散らばったパズルのピースがどのように組み合わさっていくのか、これからの展開が非常に楽しみになる作品だと思います。
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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ある日、直美(上坂樹里)は吉江(原田泰造)の教会で寛太(藤原季節)と会う。母親と思われる「夕凪」についての話を聞いた直美は…。一方病院では、フユ(猫背椿)がりん(見上愛)に手術介助を教えてもいいと言い出す。少しずつ看病婦と見習い生の関係が変わり出して…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
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期待外れ?本筋からズレまくるドラマの始まりにガッカリ
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アバンタイトルのファーストカットが「下谷松町教会の礼拝堂の引きの画」である時点で、落胆と戸惑いしかない。
しかも、いきなり、唐突に寛太(藤原季節)の登場だ。
その上、「明るい昼間」に「私服」姿の直美(上坂樹里)まで登場だ。
別に、そこそこ集客力のある俳優と登場人物を登場させることも、直美という人物が過去にどのような経験をしてきたかという描写そのものが悪いわけではない。
しかし、物語がいきなり本筋(看護師見習いの話)から大きく外れたところからスタートしてしまうため、見ている側としてはがっかりした気持ちにしかなりえないのだ。
また、約1分02秒のアバンタイトルを終えて、メインタイトル映像明けにも、まだまだ、本筋とは関係のないエピソードが延々と続いていく。
もし物語に変化をつけるために、あえて本筋から外れたエピソードを描きたいのであれば、まずは中心となるメインのストーリーを丁寧に描き、視聴者をしっかりと引き込むべきだ。
土台となる主要な物語が魅力的に描かれているからこそ、そこから派生したサブキャラクターのエピソードにも面白さや興味が湧いてくると思う。
さらに言えば、その大前提として、物語を引っ張る主人公に対して視聴者が親しみや興味を持てるようにし、見ていて嫌な気持ちにならないような工夫を凝した描き方をすることが、物語を届ける上での基本となる。
そして何よりも困ったことは、まるで‘サブキャラ’にしか見えていない直美も、りん(見上愛)と合わせて「ダブル主人公」の一人であるというトンでもない事実である。
作り手の独りよがり?ポエム優先で違和感だらけのストーリー
私の想像の域を出ないが、脚本家や演出家や制作統括、いいや、脚本家は、意図的に本筋から逸脱しているのではないと思う。
とにかく、脚本家は「ポエムを描きたい」「ポエムのようなセリフのやり取りを書きたい」に違いないと思う。
だから、詩的な描写シーンを強調するがために、病院とは違うシチュエーション(=教会とフユの家)を用意し、出自が謎に包まれている直美を軸に素性が定かでない寛太を配置、夫婦仲を取り戻す看病婦のフユ(猫背椿)と夫の永田康介(じろう ex.シソンヌ)も配置して、好き勝手に「ポエムのようなセリフのやり取り」を書いたのだ。
よって、一部の視聴者の好みには当てはまるだろうが、冷静に見ている視聴者には、その言葉が持つ深い意味やメッセージが心に響いてこない。
逆に、脚本家が苦労してひねり出したセリフを熱心にアピールしているだけのように受け取れてしまうのだ。
このようにして、「直美と寛太のシーン」「フユと康介のシーン」を脚本家の独りよがりであると分析すると分かってくることがある。
このドラマの物語の組み立て方や、場面のつなぎ方に強い違和感を覚える理由は、単に冒頭で本筋から外れたエピソードを描いたからではないということ。
今回の出来事は、今後の物語が大きく動くきっかけとなる(であろう)、看病婦のフユ(猫背椿)と看護婦見習いの‘りん’という二人の登場人物に関する重要な転機のはずである。
だからこそ、視聴者が自然に物語の世界に入り込めるような、説得力のあるしっかりとした話の流れを事前に作っておく必要があったのだ。
なのに、脚本家や演出家や制作統括が「脚本家の書きたいことを優先した」から、物語の展開に違和感しか抱けないのである。
不自然な展開で台無し?本来の目的を忘れて遊ぶ主人公たち
今回のエピソードにおいて、物語のつなぎ方には大きな疑問が残る。
なぜなら、登場人物の行動の前後関係がはっきりと描かれていないため、不自然さが目立っているからである。
主人公である‘りん’と直美は、本来であれば「仕事が休みの日」にフユの夫をサポートするために行動していたはずだ。
それにもかかわらず、気がつけば教会で楽しそうに過ごす、まるでランデブーのような場面へと急に移り変わっている。
前回の病院でのフユと直美らのやりとりを振り返と、‘りん’と直美はフユの夫をサポートしたあと(翌日)に病院へ向かうというスケジュールだったはずである。
そうであるならば、教会で過ごしている時間は「次の仕事が休みの日」であると考えらえる。
しかし、もしそうであるならば、本来の目的であったフユの夫のサポートはどうなってしまったのだろうか。
「康介をご不浄に連れて行った」のを最後に、フユに夫の様子を報告するだけで、(少なくとも直美は)康介へのサポートの役割を全て終わったということなのだろうか。
画面を見る限りでは、フユの夫は決して体調が良くなったようには見えず、社会復帰ができるほど回復している雰囲気も全くないのだが。
それにもかかわらず、本来行うべきサポートを途中でやめて、自分たちのプライベートな時間を優先しているように見えてしまうため、視聴者からは不誠実で冷酷な人物であるかのような印象を持たれてしまうのでは?
説明不足で混乱?ナレーション一本で解決できたはずの不親切さ
このような場面のつながりの悪さは、脚本上に、占い師・真風(研ナオコ)の語りが書かれていなければ、制作統括が脚本家の承諾を得て、「土曜日ダイジェスト版」のナレーション担当である石橋亜沙アナに依頼して、追加ナレーションを入れて、状況を少し説明するだけで、簡単に解決できたはずである。
前回から今回にかけて、物語の連続性が一度途切れてしまっているからこそ、制作者側は状況の変化をより意識し、見ている人が混乱しないようにしっかりと配慮すべきであった。
定番の展開に頼りすぎ?描写不足で感情移入できないキャラクター
終盤の終盤で、現代の医療ドラマでよく見かける定番の展開を取り入れてきた。
もちろん、この類の‘お涙頂戴’が大好物な視聴者には申し分のない展開だろうが。
しかし、冷静に見れば分かるとおり、医療ドラマとしての緊迫感や面白さを生み出す以前に。
子爵の娘で、看護婦見習いである東雲ゆき(中井友望)も、ゆきの担当していた患者の小野田(宮地雅子)の人間性やバックグラウンドが十分に描き込まれていないのだ。
それぞれのキャラクターがどのような個性を思っているのかが非常に曖昧なのだ。
このことは、看護婦見習いのゆきと患者の小野田に限らず、あえて名前は書かないが、「ほぼ名もなき看病婦たち」と、‘りん’と直美以外の「5人の見習い看護婦」たちが、今どのような目的を持って、何のためにその行動をしているのかという具体的な内容が、視聴者にはさっぱり伝わってこないことにつながる。
そのような説明不足の状態で、いきなり大きな事件や重大な局面だけが唐突に突きつけられるため、物語の展開についていくことができなくなっている。
このように、基本的な描写を積み重ねないままドラマを進めてしまう方法では、視聴者が作品に対して純粋な興味や関心を持ち続けることは極めて困難なのだ。
脱線エピソードもスパイスに?ドラマの魅力を引き出す3つの処方箋
今回も頑張って「このドラマの魅力をさらに引き出すため」を考えてみる。
第一に、本筋から外れたエピソードを盛り込む際には、必ずそれがメインストーリーのどの部分につながっているのか、その関連性を事前に明確にしておくべきである。
これにより、脱線したエピソードも物語を豊かにするスパイスとして機能するようになる。
第二に、登場人物の行動に矛盾や疑問が生じないよう、時間の経過や目的の変化を丁寧に描写することが不可欠である。
もし映像だけで表現することが難しい場合は、状況を補足するナレーションを効果的に挿入し、視聴者がストーリーの迷子にならないような道標を設置することが望ましい。
最後に、キャラクターの輪郭をはっきりと描き出すことである。
特に医療という専門的な舞台を扱うのであれば、登場人物たちがどのような思いで仕事に向き合い、どのような葛藤を抱えているのかという内面を深く掘り下げる必要がある。
周囲の人間関係や指導場面などをより具体的に描写することで、キャラクターに人間味が生まれ、視聴者が自然と感情移入できる質の高いドラマへと進化を遂げることができるはずである。
ようやく見られた「教師と生徒」の姿?厳しい指導のシーンを高評価
ただ、全体を通して不満ばかりというわけではない。
ここ数週間の放送の中で、最も評価できる場面があった。
それは物語の終盤で、バーンズ先生(エマ・ハワード)から主人公たちに対して厳しい指導や教えがしっかりと行われたシーンだ。
前回の感想でも書いた、バーンズ先生を交えた「情報共有会」や「成果発表会」などに準ずるシーンのことだ。
このドラマは、自らが用意した設定や環境であるにもかかわらず、登場人物たちの関係性や状況をはっきりと描かない傾向がある。
そのため、この場面のように、まるで「学校の教師と生徒」のようなはっきりとした指導関係が分かりやすく描写されたことは、物語が始まって以来のよき見どころと言えるのだ。
あとがき
本来、作品の構成や登場人物の行動について深く掘り下げていくと、制作者側が届けようとしているメッセージや、物語をより良くするためのポイントがはっきりと見えてくるものですが、本作はいまだに見えてきませんね。
しかし、一つの作品に対してこのように真剣に向き合い、どこに違和感があるのかを整理することは、ドラマの新しい魅力や楽しみ方を発見することにもつながります。
「もう、右上がりに良くなることはほぼない」と思う本作ですが、今回のバーンズ先生の指導シーンのように、本作に必要な場面を盛り込めるセンスがまだ残っているなら、一部の望みを持ってもいいかなって思います。
みっきーの植物図鑑(第251回)
昨年、まだ義父が健在だったころに、妻の実家の「あじさい」を我が家に残したいと思って、枝を切って育ててきたことは、以前に書いたとおりです。
その挿し木(枝)の一つが、今年花を咲かせました。
また、今朝になったら、もう一つの枝に「小さなつぼみ」を見つけました。
先日の5月24日に義父の一周忌法要があり、義母も老人ホームに入居したので、今年から妻の実家のあじさいの手入れ係は私になりました。
次回の義母との面会には、もっと咲いた植木鉢を持って行って見せてあげたいです。
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テレビ朝日系・木曜ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』
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第7話『地面師』、配信『地面師の殺人!答は名作の中に』の感想。
中古住宅の床下から男性の遺体が発見される。物件を購入した人気ゲーム実況者・北浦(友田オレ)と内原(大朏岳優)は、元の家主が介護施設に入居中の大学教授だと聞かされていたが、教授の娘も不動産業者も偽物で、《地面師》詐欺に巻き込まれていたことが判明する…。さらに遺体は、10年前の未解決事件を追う中で失踪していた警察官・守谷英治(神尾佑)であることが分かる。鳴海理沙(鈴木京香)ら6係は、《戯曲の一節》や謎の言葉を手がかりに、地面師詐欺と未解決事件が絡み合う闇へ迫っていく…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:麻見和史『追憶の彼女 警視庁文書捜査官』
麻見和史『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香(過去作/前作,朝ドラ「あさが来た」,僕達はまだその星の校則を知らない)
演出:田村直己(過去作/前作,ドクター-X 1~7) 第1,2,3話
樹下直美(過去作/帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし,モンスター) 第4,7話
常廣丈太(過去作/緊急取調室1~5,BG~身辺警護人~) 第5,6話
音楽:(過去作/昭和元禄落語心中,竜の道 二つの顔の復讐者,あなたを奪ったその日から)
※敬称略
鳴海の現場検証における役割
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―――ここまで、ごあいさつ―――
今回を見て改めて分かったのは、文字フェチ頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)が強引にでも事件現場に赴かないと、「本作らしさ」が表現できないし、物語も円滑に進んでいかないことだ。
わざわざ書くことではないが、登場人物にはそれぞれ異なる独自の視点があり、各自に明確な役割が与えられている。
よって、過去の放送回のようにもし鳴海が現場に行く必要がないのであれば、彼女が所属する「特命捜査対策室」第6係のメンバー全員が現場に行く必要性も失われてしまう。
そのため、今回の話は、これまでのシリーズの「らしさ」や「空気感」をそのまま受け継いだ内容になっていたとは思う。
物語の構成に潜む違和感
これまでの「らしさ」や「空気感」を意識した作りという点では、特に不満を感じる部分はない。
しかし、この作品の形式そのものに限界が見え始めている影響か、今回の展開には強引な印象を受ける。
物語全体の組み立て方については、制作者側の意図を理解し納得することはできる。
それでも、客観的に物語を見つめ直すと、物語の核心であるはずの土地を騙し取る犯罪グループ、いわゆる《地面師詐欺》の要素が、事件の本質とあまり深く結びついていないように感じられるのだ。
設定の不自然さと強引な展開
確かに、《地面師詐欺》犯罪の要素は事件を解決する手がかりにはなっている。
しかし、あまりにも都合よく使われており、不自然さが目立つ。
例えば、事件のきっかけ自体が「元警察官」という設定だけで作られているため、《地面師詐欺》要素は物語にどうしても必要だったとは言い難い。
さらに、元警察官という経歴を持ちながら、すぐに発覚してしまうような場所に深く関わっている点には大きな矛盾を覚える。
この矛盾を突き詰めると、元警察官が怪しい人物とつながっているという、刑事ドラマによくあるお決まりの構図に頼っていることが分かる。
過去の事件を無理に結びつけた結果、全体的にすっきりとしない印象の残るエピソードになっているのだ。
ドラマ制作における課題
作品自体が完全に失敗しているわけではない。
しかし、物語の展開や設定の扱い方が雑で強引な印象を与えているのだ。
視聴者に「物語の都合に合わせすぎている」と感じさせてしまった時点で、演出やシナリオの組み立てにおいて課題が残る結果になっていたのだ。
物語をより良くするための改善策
この物語の違和感を解消するためには、《地面師詐欺》犯罪グループの存在を、より事件の核心へ深く絡める必要があった。
また、元捜査一課刑事・江崎邦雄(矢島健一)の「元警察官」という設定を生かすのであれば、簡単に発覚するような行動をとらせるのではなく、元警察官ならではの緻密な計画や心理戦を描くべきだった。
過去の事件とのつながりについても、偶然ではなく必然性を持った結びつきにすることで、強引さを減らし、視聴者がより納得できる洗練された刑事ドラマへと進化させることができたと思う。
あとがき
今回のエピソードは、これまでのシリーズが持つ独特の魅力をしっかりと受け継いでおり、ファンが楽しめる雰囲気が大切にされていたとは思います。
それぞれのキャラクターが持つ専門的な役割が明確だからこそ、事件解決に向けたチームワークの面白さが際立ってきたのも認めます。
ただ、いかんせん、全体の要素が「ご都合主義」で固められており、強引すぎたのは失敗だったと思います。
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第44回/第9週『看病婦とアメ』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
足を悪くしているフユの夫・康介(じろう)の看護のため、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)はフユの家に通うようになるが、康介の言動に気になるところがあった。その頃、団子屋ではシマケン(佐野晶哉)が槇村(林裕太)の兄・宗一(上杉柊平)と安(早坂美海)を引き合わせていた。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4,8週
新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび) 第5,9週
松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3,7週
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略
時代設定とセリフの矛盾にモヤモヤ:休日の看護は仕事か奉仕か
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―――ここまで、ごあいさつ―――
「きょうこそは、少しはマシになってくれ!」と心底願って見始めるのだが、アバンタイトルが始まった途端に‘秒殺’である。
真風(N)「仕事が休みの日 りんと直美は
交代で フユの家に行くことになりました」
まず、令和の時代であるなら、「本業(とは言っても‘見習い’です)」の「休暇」の日に、仕事で着用する「制服」を着て、全く「別の場所で本業」と似たような「奉仕活動」をするのは。各種本面から違和感や異論が出ると思う。
もちろん、令和であれば、「制服を着ていない」なら、本業を生かしてボランティア活動するのは許されると思う。
では、物語の舞台となっている「明治時代」では〈違和感はないとしてよいのだろうか?〉と思うのだ。
私は、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が通う「梅岡女学校付属看護婦養成所」や、指導者兼監督者であるバーンズ先生(エマ・ハワード)、さらには勤務先である「帝都医大病院」が、二人の行動を容認している状況は不自然だと思う。
その上で、本作の脚本家や演出家や制作統括は、劇中の二人の振舞いを「美談」のように仕立てているのも気になる。
なぜなら、(また書きます)本作は自身の第41回(2026年5月25日放送)内で、バーンズ先生(エマ・ハワード)に次のように言わせたのだ。
バーンズ「看護は仕事です。奉仕ではありません」
このバーンズのセリフと完全に矛盾しているのだ。
なぜなら、公式サイトに掲載されている「今回のあらすじ(下記)」に、二人がやっているのが「看護」であると明記されているからだ。
足を悪くしているフユの夫・康介(じろう)の看護のため
公式サイトが「康介の世話」を「看護」と位置付けるのであれば、それはバーンズ先生の定義に従うと「仕事」に該当するはずである。
しかし、彼女たちがそれを行っているのは「仕事が休みの日」である。
このように、劇中のセリフや公式の設定、そして実際のストーリー展開の間には、見過ごせない歪みが生じているのだ。
セリフの違和感にツッコミ:看病婦と看護婦の違いが曖昧なままの擁護
次のやり取りも意味不明である。
康介「フユに看病婦なんてやらせて…」
直美「『なんか』なんかじゃない」
りん「『なんか』なんかじゃありません」
超好意的に解釈しまくれば、「そういうことでしょうね」とすることもできる。
でも、フツーに考えて、康介が「看病婦」と「看病婦であるフユ」を “サゲる” 必要も意味もないのでは?
フツーに、「看病婦を頑張ってくれてるフユに申し訳ない」と、康介が自身を “サゲる” のが妥当なのでは?
しかも、りんと直美が揃いも揃って、「看病婦」と「看病婦であるフユ」を擁護する意味が全く分からない。
もちろん、りんはフユに手術時の器械出しを教わるつもりだから…と、好意的に解釈しておくが。
不要なやり取りを盛り込む暇があったら、盛り込むべき要素を確実に入れるべきだと思う。
いや、そもそも、何よりも、本作はいまだに「看病婦と看護婦の違い」を明瞭に描いていないのだ。
そんな状態で、りんと直美が看病婦を必死フォローしたところで、何も伝わってこないと思うが。
当事者不在の不自然な展開:制作側の都合が見え隠れする休日の訪問
今回のエピソードで不思議に思うのは、本来であれば当事者として深く関わるべき看病婦のフユ(猫背椿)の姿が全く描かれていないことだ。
フユを演じる猫背椿さんが、本作の撮影期間だと推察できる直近の半年間でも、ドラマ『俺たちバッドバーバーズ』(テレ東)、ドラマパート『富士山大噴火 迫る“灰色の悪夢”』(NHK総合)、ドラマ『時すでにおスシ!?』(TBS)と掛け持ちで撮影に臨んでいるという現実的な事情があるにせよ、フユが不在の理由についての劇中での説明が不十分だと思う。
仮にフユが働いているために、二人が代わりに赴いていると好意的に解釈したとしても、あまりにも制作側の都合に合わせた不自然な展開だ。
特に主人公である‘りん’は、《自分の家庭の家事や愛娘の面倒を放棄している》かのように見えてしまい、看護の技術を学ぶ以前に、ひとりの人間としての思いやりや責任感に欠けている印象を与えている。
せめて、「フユがいないときに、りんと直美が休みで来ている」理由くらい、説明しても罰は当たらないと思う。
実習と座学を並行して描く好機:反省会があれば説得力も生まれた
本作が「こんな状態、この程度の状況」なのに、毎回2時間以上も要して感想を書く理由は、「まだ、やり方次第では巻き返せる」と思うからだ。
しかし本作は、物語をより良くするための絶好の機会がありながら、ことごとく構造的な失敗を重ねている。
それが顕著に表れているのが、第31回(2026年5月11日放送)の第7週『届かぬ声』から描写されている《病院での実習期間》のくだりだ。
では、私が言う「絶好の機会」とは何なのか?
それは、実習中であるにもかかわらず、主人公たちはいつもと同じ場所「養成所の舎監」で食事をとり、そこには通訳を兼ねる舎監の松井エイ(玄理)まで同席しているという〈状況設定〉だ。
つまり、彼女たちの生活の拠点は変わらず《学校のまま》なのだ。
定期的にバーンズ先生も顔を出すような環境であるのだから、実際の看護の現場を体験する「実習」と並行して、学校での講義や知識を学ぶ「座学」の場面を描くべきなのだ。
例えば、バーンズ先生を交えた「情報共有会」や「成果発表会」等の描写を少しでも取り入れるだけで、 彼女たちがまだ発展途上の「見習い」であり「学生」であるという立場が視聴者にも明確に伝わる(伝わった)/strong>のだ。
そんな橙「反省会」風のやり取りの中で、「フユの夫の介護をやってみよう!」となっていたなら、少しは説得力があったと思う(1ミリもやってはいませんけど)
体系的な学びの描写不足:危うさが際立つ主人公と制作陣の構成力
もし、そのような体系的な学びの描写があれば、実習での経験が学びに還元され、視聴者も主人公たちの現在の立ち位置をスムーズに把握できるようになる。
それと同時に、キャラクターたちの成長していく姿を魅力的に表現できたはずである。
しかし、作中ではそうした工夫が全くなされていない。
病院の場面でも「誰かから熱心に指導を受けている様子」はなく、バーンズ先生の存在感も薄い。
その結果、画面に映る主人公たちは、《まともな教育を受けていない素人》のように見えてしまい、医療に携わる者としての “危うさ” ばかりが際立っている。
実際の歴史的な先駆者たちは、当ブログの数々の「補足記事」でも書いているように、差別と偏見の中で血のにじむような勉強と実践を重ねていたのに、『風、薫る』からはその努力が伝わってこない。
本質的な描写を蔑ろにする一方で、物語の進行に影響のない対立や恋愛模様、主人公の過去の秘密といった要素に多くの時間が割かれており、制作陣の構成力に疑問を感じざるを得ない。
このままでは、魅力のない人物ばかりが目立つ作品になってしまい、全体の質が著しく低下していく危険性があると思う。
改善への具体的な提案:地道な努力の描写が物語のバランスを救う
最後に、今回も頑張って「このドラマの魅力をさらに引き出すため」を考えてみる。
このドラマをより説得力のある魅力的な作品にするためには、まず「仕事としての看護」と「プライベートな奉仕」の境界線を劇中で明確に描き分ける必要がある。
休みの日の行動を描くのであれば、それが学校や病院の規則にどう影響するのかという葛藤や、フユが不在となっている家庭側の事情をセリフや短いカットで丁寧に補足すべきである。
さらに、主人公たちの医療従事者としての説得力を持たせるため、実習の合間に教科書を開いて議論する姿や、バーンズ先生から厳しい指導を受けてレポートをまとめるような「座学」のシーンを定期的に挿入することが効果的である。
こうした日常の地道な努力を描くことで、人間関係のトラブルや恋愛といった娯楽要素も「過酷な修行の息抜き」として機能し、物語全体のバランスが格段に良くなる。
あとがき
朝ドラ『風、薫る』は、激動の時代を舞台に看護の道を切り拓いていく女性たちの姿を描いた、非常に高い志を持った作品のはずです。
登場人物たちが直面する困難や、それぞれの職業にかける情熱は、現代に生きる私たちにも深く通じるものもあるはずです。
ですが、彼女たちの学びの過程や、人と人との繋がりが粗雑にしか描かれていないので、誰もが感情移入できる人間ドラマになっていません。
とにかく、こちらは必死に “いいとこ探し” をやっていますが、ホントに「ほぼない」です。
脚本は矛盾だらけ、演出はメリハリに乏しく、誰一人として共感できる登場人物がいない。
これ、ほぼ確実に、あの迷作『ちむどんどん』を超えると思います。
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ゲゲゲの女房
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下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
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恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
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コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
ザ・ロイヤルファミリ
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
終のひと
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(な)
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ばけばけ
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
リブート
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
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