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朝ドラ『風、薫る』140年前の女子革命!自立を夢見た「トレインド・ナース」の真実と、20年で幕を閉じた伝説の看護婦学校、その志のゆくえ
© 2026 mickey_director
Base image generated with DALL・E, edited by みっきー

【忠告】
NHK連続テレビ小説『風、薫る』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありません。
ですが、ダブル主人公「一ノ瀬りんと大家直美」のモチーフである「大関和と鈴木雅」の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
 ※以下、敬称は部分的に使い分けをします。



大関和と鈴木雅が通った「看護婦養成学校」についての史実

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俳優・見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務め、見上さんが「大関和」、上坂さんが「鈴木雅」を演じて、「日本近代介護の黎明期」を描くNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『風、薫る』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。

第5週『集いし者たち』では、りん(演・見上愛)と直美(演・上坂樹里)が看護婦養成学校に入学した姿が描かれています。

そこで今回は、りんのモチーフ(モデル)である「大関和(おおぜき・ちか)」と、直美のモチーフ(モデル)である「鈴木雅(すずき・まさ)」が通った「看護婦養成学校」についての[史実]を記してみます。

きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることに」なるので、より今作を深読みできると思います。


第1章:ドラマのヒロインが挑む「新しい生き方」の正体

朝ドラ『風、薫る』の中で一ノ瀬りん(演・見上愛)と大塚直美(演・上坂樹里)が目指している「トレインド・ナース」という職業、立場を表した言葉。

この意味は単なる看護のお手伝いさんではない。

しっかりと学校で勉強して、科学的な知識と技術を身につけた「プロの看護師」を指す言葉である。

この二人のモチーフ(モデル)になったのは、日本で最初の看護婦といわれる大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という実在の女性である。

彼女たちに道を示したのは、アメリカで看護婦の資格を取った大山捨松(演・多部未華子)だった。

当時は「女性が外で働くこと」に対して今よりもずっと厳しい偏見があった時代だ。

それでも彼女たちがこの道を選んだのは、誰かに寄りかかって生きるのではなく、自分の足で人生を切り開きたいという強い思いがあったからである。

ドラマの中で、りんの父親・信右衛門(北村一輝)が「学問は身を守る武器になる」と語っていたように、彼女たちは知識という翼を手に入れて、新しい世界へ飛び立とうとしたのだ。


第2章:看護の常識をひっくり返した「ランプの貴婦人」の戦い

日本の看護教育に大きな影響を与えたのが、イギリスのフローレンス・ナイチンゲールだ。

文政3(1820)年5月12日に生まれた彼女は、とても裕福な家庭で最高の教育を受けて育った。

しかし、貧しい人々を助けたいという情熱から、家族の反対を押し切って看護の道へ進む。

彼女が活躍した『クリミア戦争』の戦場では、今の私たちには信じられないような苦労があった。

当時の病院は男性中心の社会で、やってきた看護婦たちは「お嬢様たちの遊びだろう」とバカにされ、まともに仕事もさせてもらえなかったのだ。

しかし、ナイチンゲールは諦めなかった。

病院を徹底的に掃除して清潔にし、食事の栄養バランスを整えることで、多くの兵士の命を救ったのである。

彼女は夜になるとランプを持って患者を見回ったため、「ランプの貴婦人」として慕われるようになった。


自然は病人を癒やし、看護師は自然を助ける

 ※出典:フローレンス・ナイチンゲール「看護覚え書」

この言葉通り、彼女は「患者が自分自身の力で治るための環境を整えること」こそが看護の本質だと考えたのだ。


第3章:伝説の卒業生とつながる「看護の魂」

ドラマに登場する大山捨松も、ナイチンゲールの考えを深く受け継いでいる。

彼女はアメリカの大学を卒業した後、現地の病院にある養成所で学び、実際に看護婦の資格を取得した。

彼女にとって、清潔な環境を作ることや女性が社会で活躍することは、当たり前の目標だったのだ。

その絆を象徴するように、イギリスにある『ナイチンゲール博物館』には、今も大山捨松の写真が飾られている。

ドラマのヒロインである‘りん’のモチーフ、大関和もこの教えを忠実に守った。

彼女は病室の掃除や換気を徹底し、患者の体を清潔に保つことで、恐ろしい感染症から多くの人々を守ることに成功している。

ナイチンゲールが目指した「科学的な看護」は、遠い海を越えて日本の女性たちにもしっかりと受け継がれたのである。


第4章:本物の学校で学んだ「科学的な看護」とは?

明治19(1886)年12月、りんと直美が入学した「梅岡女學校」。

そのモデルとなったのは、実在した『桜井女学校の附属看護婦養成所』だ。

ここは宣教師のマリア・T・ツルーが始めた場所で、当時はまだ珍しい看護の専門学校だった。

入学したのはわずか7名から8名ほどで、まさに選ばれた少人数でのスタートだった。

この学校では、スコットランドから招かれたアグネス・ヴェッチという先生が最新の授業を行った。

その内容は、病院での実習をメインにしながら、礼儀作法や人格を磨く教育、さらには科学に基づいた衛生管理を学ぶという、当時の日本にはなかった画期的なものだった。

史実によれば、モデルとなった和と雅の二人は、明治21(1888)年10月26日にこの学校を卒業し、晴れてプロの看護婦となっている。


第5章:驚きの給料事情とヒロインの意外な素顔

プロの「トレインド・ナース」になることは、経済的な自立も意味して)いた。

当時の一般の男性労働者の月収が3円から5円くらいだった時代に、彼女たちはなんと約30円という高い給料をもらっていたという記録がある。

これは小学校の先生の給料よりもずっと高く、当時の人々にとっては人生を劇的に変えるほどの大きな金額だった。

自分の腕一本で生きていくための力を、彼女たちは手に入れたのだ。

一方で、モデルの大関和には人間味あふれるエピソードも残っている。

彼女は非常に優秀で、医師とも対等に話せるほどの技術を持っていたが、困ったことがあると恩師の前で大粒の涙を流して泣いてしまう一面もあったそうだ。

周りからは「ナイチンゲール」ではなく「泣キチン蛙」だと笑いながら励まされていたという。

ドラマの中で、感情豊かに突き進む‘りん’のキャラクターは、こうした彼女の愛らしい素顔がヒントになっているのかもしれない。


第6章 明治の新しい風を吹かせた女性、櫻井ちかとその学校

ここで、少しだけ『桜井女学校の附属看護婦養成所』について書いてみる。

現在の女子学院の前身となった桜井女学校は、明治9(1876)年に「櫻井ちか」という女性によって作られ)た。

江戸の上野に生まれた彼女の父親は、徳川将軍家に関わる神聖な道具を扱う商人であった。

ちかは17歳で結婚したが、夫は仕事で遠く離れた北海道などに行くことが多く、別々に暮らす時間が長かった。

そんな中、彼女は自分の力で生きていくために勉強をしたいと考え、英語を教える学校などで知識を深めていった。

ちかが自分の名前をつけた「桜井女学校」を東京の麹町に開いたのは、まだ21歳という若さの時であった。

彼女は理屈だけでなく、日々の暮らしをより良くするための教育を大切にしていた。

例えば、明治26(1893)年以降のアメリカ滞在の経験を生かし、日本の家庭にぴったりの台所の形を提案したこともある。

大正6(1917)年の雑誌では、自分の家の台所を「無駄がなく経済的な食堂」として紹介している。


西洋の人たちは食事をとても大切に考えている。食堂を美しく飾る人もいれば、質素さを好んで非常にシンプルな作りにする人もいる。私の自宅では、台所の片隅にテーブルを置いて、そこで毎日の食事を済ませるスタイルを取り入れている。

 ※出典:須崎文代(2023autumn)「連載 台所史探訪 第6回 米国式台所の導入― 教育者・櫻井ちか子による紹介を契機として」『Vesta』№132


第7章 看護の道を開いた宣教師マリア・ツルーの情熱

この学校に、明治19(1886)年11月、看護婦を育てるための養成所が作られた。

ここで教育のリーダーとなったのが、アメリカから来た宣教師のマリア・ツルーであった。

彼女が日本で看護教育を始めようと決めたのには、大切な友人の死が関係していた。

友人のバラ夫人は、看護を通じた活動を広めるためにアメリカで募金活動をしていたが、その途中で急に亡くなってしまったのである。

ツルーはその遺志を継ぐことを誓い、日本に戻って看護婦養成所を立ち上げた。

彼女が目指したのは、単に病気を治す手伝いをするだけでなく、家庭で患者を支える「家庭看護婦」を育てることであった。

患者に合う料理の作り方を教えたり、家族が健康でいられるような知識を広めたりすることに力を注いだ。

しかし、学校には練習するための自分たちの病院がなく、さらにツルー自身も看護師の資格を持っていなかった

そのため、アメリカの教会の協力でイギリスからアグネス・ヴェッチという看護婦を招き、専門的な授業を任せることにしたのだ。


第8章 未来の看護師たちと学びの現場

勉強する期間は2年間と決められ、2年目になると生徒たちは今の東京大学医学部附属病院へ行き、実際の現場で研修を受けた。

明治21(1888)年10月には、6名の卒業生が初めての修業証書を手にした。

その中には、髪を短く切って覚悟を示した生徒や、キリスト教への強い信仰を持って転校してきた生徒など、強い意志を持った女性たちが揃っていた。

卒業生の一人である大関和は、当時はまだ「看病婦」と呼ばれ、社会的な地位も低かった看護の仕事について、後にこう振り返っている。


明治20(1887)年ごろ、日本で初めて看護という職業が生まれた。当時は十分な教育を受けていない人もいたが、私たちは学校で体の仕組みや看護の方法をしっかり学び、大学病院で実習を重ねて卒業証書をもらった。ツルー校長は、日本の女性の立場を高くしたいという熱い思いで、アメリカで資金を集めるなど大変な苦労をして私たちを育ててくれた。私たちはその深い愛情にこたえるために一生懸命働いた。

 ※出典:大関和子(1909)「看護婦会の困難」『婦人新報』第141号、日本基督教婦人矯風会


第9章 20年で幕を閉じた理由とその輝き

櫻井女学校の看護婦養成所は、日本の看護教育の始まりにおいて非常に重要な役割を果たした。

しかし、その活動は長くは続かなかった。

明治39(1906)年、養成所は閉鎖されることになった。

その最大の理由は、学校を運営し続けるための「お金の問題(財政難)」であった。自分たちの病院を持たない中で教育を続けるには限界があったのである。

養成所が存在した20年という短い期間の間に、ここを卒業していったのはわずか20名ほどであった。

人数は少なかったかもしれないが、彼女たちが学んだ高度な知識や「人を助けたい」という高い志は、その後の日本の看護の土台となった。

20年という歳月で学校が閉じたのは、決して失敗ではなく、次の時代へバトンを渡すための尊い挑戦だったといえる。


あとがき

明治という激動の時代に、自らの意志で新しい職業を切り開いた女性たちの姿には、現代の私たちも勇気をもらえますね。

ドラマ『風、薫る』の背景には、ナイチンゲールの精神や、それを受け継いだ大山捨松、そして実際に現場で戦った大関和さんたちの情熱がぎゅっと詰まっています。

ただの感動ストーリーではなく、科学的な根拠を持って人の命を救おうとした彼女たちの挑戦を知ることで、ドラマの視聴がより深いものになれば嬉しいです。

一歩踏み出す勇気の大切さを、彼女たちの歩みが教えてくれているような気がします。

ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。

読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。


参考・出展

田中ひかる(著)「明治のナイチンゲール 大関和物語」中央公論新社 新窓で開きます
メディアソフト(編集)「大関和と鈴木雅の人生」 新窓で開きます
伊多波碧(著)「小説 もうひとりのナイチンゲール 鈴木雅の生涯」潮出版社 新窓で開きます
毎日新聞出版(編)「Newsがわかる特別編 大関和がわかる」毎日ムック 新窓で開きます
土曜会歴史部会(著)「日本近代看護の夜明け」医学書院 新窓で開きます
東京大学医学部附属病院百年史 新窓で開きます
知命堂病院百二十年史 新窓で開きます



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銀河の一票

関西テレビ制作・フジテレビ系・新 月10ドラマ『銀河の一票』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTokYouTube

第2話『守りたいもの、出馬できない理由』、ラテ欄『スナックのママが都知事選出馬を決意するまで』の感想。


都知事選への出馬を茉莉(黒木華)に懇願され、動揺するあかり(野呂佳代)。固辞するあかりに対し、茉莉は副知事就任を狙う自身の思惑を胸に食い下がる。やがてあかりは過去を語るため、先代ママ・鴨井とし子(木野花)のもとを訪れる。一方、民政党内では鷹臣(坂東彌十郎)が流星(松下洸平)擁立を進め、対抗勢力も動き出す。そんな中、茉莉は父から冷酷な“最後通告”を突きつけられ…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:蛭田直美(過去作/しずかちゃんとパパ,舟を編む)
演出:松本佳奈(過去作/コタローは1人暮らしS1,きのう何食べた?S2) 第1,2
   藤澤浩和(過去作/低体温男子になつかれました。,ホンノウスイッチ)
   瀧悠輔(過去作/大豆田とわ子と三人の元夫,シェフは名探偵)
   稲留武(過去作/秘密~THE TOP SECRET~,僕達はまだその星の校則を知らない)
主題歌:浜野謙太(ex.在日ファンク)&後藤真希 feat. 黒木華&野呂佳代「おーへい」
音楽:坂東祐大(過去作/大豆田とわ子と三人の元夫,17才の帝国)
P:佐野亜裕美(過去作/大豆田とわ子と三人の元夫,17才の帝国,エルピス-希望、あるいは災い-)
※敬称略




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ドラマ『銀河の一票』の第2話では、スナックを営む月岡あかり(野呂佳代)の隠された日々が明らかになった。

与党・民政党幹事長の父の元秘書の星野茉莉(黒木華)から「東京都知事選挙に出てほしい」と頼まれたあかりだが、最初はそれを冗談のように受け流し、いつも通りの朝を過ごす。

しかし、その穏やかな生活の裏側には、彼女が歩んできた複雑な道のりが隠されていた。

前回の第1話では、政治家という特別な仕事を目指す人の条件が問いかけられてきたように思う。

その内容を受け取った第2話は、普通の市民であるはずのあかりが、なぜ都のリーダーを目指すことになるのかを描く重要な転換点となった。

今作は、いわゆる「ダブル主人公ものドラマ」であり、「女性バディもの」であるから、主演は黒木華さんであっても、物語としては二人を同等に描く必要がある。

その意味で、第1話は茉莉の人物紹介、第2話はあかりの人物紹介を丁寧にやったのは、2話を使って連ドラの「起承転結の起」として正しい選択だと思う。


笑顔の裏に隠された過去の痛み

あかりはいつも明るい笑顔を見せているが、実は心に深い傷を抱えていた。

かつて誰かを助けることができなかったという後悔が、彼女を突き動かしている。

彼女は自分自身を「失敗ばかりの人間だ」と感じており、一時は人生に行き詰まっていた。

前にも進めず、後にも戻れない、どん底にいたあかりを絶望から救ったのが、「スナックとし子」のママ・鴨井とし子(木野花)という女性だった。

とし子は、生きる意味を見失っていたあかりに「念のため」生きてみようと語りかけ、自分の店を託した。

あかりにとって「スナックとし子」は、単なる店ではなく、自分を守ってくれた大切な居場所そのものとなったのだった。

この、「居場所」というキーワードこそが、本作の背骨を貫く大切な言葉になるように感じる。

自宅や職場、社会的立場など「自分の居場所」を見失いかけている人が増えていると思われる社会だからこそ、「居場所探し」と「居場所提供」のマッチング(めぐり合わせ)を描いたドラマと言えないだろうか?


茉莉が抱く野心と緻密な作戦

一方で、あかりを誘った茉莉もまた、単なる善意だけで動いているわけではない。

彼女は非常に頭の切れる人物であり、自分が副知事という立場に就くことで政治の世界に戻ろうと企んでいる。

その目的を果たすためなら、有力な政治家である自分の父親の不正を暴くことさえ恐れない。

茉莉は、知名度のないあかりを候補者に立てることで、今の政治に飽きている人たちの心をつかもうと考えている。

生活者の感覚を大切にするあかりと、目的のために手段を選ばない茉莉。

正反対の二人が、少しずつお互いの孤独を理解し、心の距離を縮めていく様子が丁寧に描かれた。

こうした、出自も生きてきた環境も全く違ったキャラクターが互いに何となく惹かれあい、近づいていくことこそが「ダブル主人公ものドラマ」であり、「女性バディもの」の醍醐(だいご)味だ。


人々を救うための新しい「公共」の形

政治の本質は、困っている人を助けることにある。

あかりがとし子から教わった料理の作り方を何度も聞き返すのは、認知症が進むとし子に「頼られている」と感じてもらうための、彼女なりの深い愛情表現だろう。

こうした身近な場所での助け合いこそが、本来の「公共」の姿であることをこのドラマは教えてくれる。

要するに、支援する立場にある者は、同時に誰かに支えられる存在でもあり、そのような自分たちにこそ居場所が求められるのだ。

そして本作は、最も身近で根源的な「公共性」の在り方を提示しているとも言えるのだ。

自分自身の理想を「ただのきれいごと」だと自信を持てずにいた茉莉に対し、あかりは「きれいなことを諦めない人は強い」と言葉をかけた。

二人が同じ目線で社会を見つめ始めたことで、物語は政治という難しいテーマを超え、人間同士の熱いドラマへと進化していると強く感じる第2話だった。


あとがき

このドラマによって、政治という一見難しそうなテーマが、実は私たちの日常生活や心の居場所を守るための活動なのだと気づかされますね。

したがって、「選挙エンターテインメント=選挙を描くドラマ」と銘打っていますが、「市民のための政治を選挙を通して描くドラマ」と考えるのが良いように思い始めました。

そう考えると、黒木華さんと野呂佳代さんの演じるキャラクターが、それぞれの傷を抱えながらも “誰かのために” 手を取り合う姿には、大きな希望を感じます。

自分たちの手で社会を少しずつ良くしていこうとする彼女たちの挑戦を応援したくなる… そんなドラマになっていくのを期待します。


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【これまでの感想】
第1話


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拍手[22回]

連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第21回第5週『集いし者たち』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


看護婦養成所に一期生として集まったのは、りん(見上愛)・直美(上坂樹里)に加え、多江(生田絵梨花)、喜代(菊池亜希子)、ゆき(中井友望)、しのぶ(木越明)、トメ(原嶋凛)の7人。年齢も個性も異なる7人の寮生活が始まるが…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび) 5
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




看護職への敬意を欠く直美の描写への違和感

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新章が始まり、その冒頭を飾ったのが次の直美(上坂樹里)のセリフだ。


直美「士族の娘さんは ナースになんて
 ならないと思った」

先週末の第20回(2026年4月24日放送)で既に登場したセリフだが。

新章になっても、繰り返して使ったことに、まず大きな疑問が残る。

このセリフは、単に直美の性格が個性的であることを示しているだけではないのだ。

かつての特権階級である士族への対抗心が含まれている。

だとしても、それ以上に、命を救う専門職である看護師という仕事そのものを軽んじているように受け取れてしまうのだ。

視聴者が(特に、朝ドラの)主人公に寄り添い、その成長を応援するためには、対象となる職業に対する最低限の尊敬の念が描写されるべきでは?

そう、脚本家や演出家や制作統括が、本作が主軸に描くとしている「ナース(看護職)」をリスペクトしているとは思えないのだ。

このことは、とりわけ、妻が看護師である筆者にとっても、クリエーターの端くれの一人としても、看過できないのだ。


育った環境と言葉遣いの不自然な関係

舎監兼通訳の松井エイ(玄理)が看護婦養成所の成り立ちを説明している場面で、りん(見上愛)と直美が小声で話すシーンがあった。

物事を教わる立場の人間として、話す人のことを見ない、聞かないのを、子供たちも観る機会の多い朝ドラが堂々とやるのはどうかと思うが。

それはさておき、言葉はその人の生い立ちや教育環境を映し出す鏡である。

しかし、本作における直美の描写には、その背景と実際の言動の間に大きな矛盾が生じている。

直美は英語を非常に流暢に操るが、その技術を習得するためには宣教師など教養のある外国人と深く関わってきたはずである。

本来、そのような環境で教育を受けたのであれば、言葉遣いや立ち振る舞いには相応の影響が現れるのが自然である。

そう、言葉遣いや立ち居振る舞いがきれいな下谷松町教会の牧師・吉江善作(原田泰造 ex.ネプチューン)や、宣教師のメアリー(アニャ・フロリス)の影響だ。

ところが、彼女は極端に口が悪く、その一方で生活環境からは想像もつかないような難しい言葉(今回であれば「信仰にあつくありません」)を突然使い出す。

孤児という設定を考慮しても、周囲の人物と比べて彼女だけが突出して異質な言葉を使っている現状は、物語の世界観に混乱を招いていると思う。

もちろん、栃木弁でおっとりと丁寧に話す‘りん’との差別化が目的だろう。

しかし、何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だと思うが。


成長の不在と人物への敬意欠如が招く物語の停滞

物語、特に朝ドラの物語の中では、登場人物が失敗から学び、変化していく過程が重要である。

直美は第15話(2026年4月17日放送)で、捨松(多部未華子)という人物に対して自身の非を認め、反省するような態度を見せた場面があった。

しかし、今回の放送ではその教訓(ドラマの内容)が全く活かされていない。

あろうことか、再び周囲のあらゆる人々に対して攻撃的な態度をとっている。

このような一貫性のない描写は、実在の人物をモデルにしている作品としては、その人物の功績や人生に対する敬意が不足していると言わざるを得ない。

そう、本作は「ナース(看護職)」をリスペクトしていないだけでなく、直美のモチーフ(モデル)である「鈴木雅(すずき・まさ)」三さえもリスペクトしていないのである。

また、視聴者はキャラクターの心の変化を追うことで共感して感動を覚える。

がしかし、現在の描写ではその場限りの感情のぶつかり合いに終始している。

特に、今回の後半の大部分を占めた「同級生の自己紹介のし合い」なんて、ただただ「いがみ合い」を描くだけだった。

この場面を見て私の頭に浮かんだのは、『ひよっこ』(NHK/2017年度前期)に登場した「向島電機」の「乙女寮」の同室メンバーのやり取り。

脚本も演出も、あの作品くらい丁寧に人間描写をやってくれるのか、お手並み拝見である。


新章の停滞と動機描写の希薄さが招く不透明感

新章に突入すれば物語に新しい風が吹くと期待されるが、月曜日のわずか15分間を見ても、実際の内容は停滞しているのはお分かりいただけただろう。

新しい登場人物たちも、既存のキャラクターと似たような性格設定ばかりであり、人間関係に新鮮味が感じられない。

週の始まりである月曜日の放送でありながら、ストーリーがほとんど進展していない点も懸念される。

看護師を目指すという展開についても、そこに至るまでの心理的な積み重ねが不十分なまま唐突に話が進んでいる印象が強い。

特に、りんと直美については、「なぜ、いま、トレインドナースになると決めたのか?」が実に曖昧である。

結局、ドラマとしての見どころが明確にならず、制作者側がこの新章を通じて何を伝えたいのかが不透明な状況なのだ。

まあ、多くの視聴者が想像できるような「英語学習の難しさ」「掃除当番や給仕当番の騒動」「看護の先生がスコットランドから来ない」などをしばらくはだらだらと描くのだろうが。


人物造形の再構築と動機描写の強化が求められる改善提案

このドラマ『風、薫る』をより深く、納得感のあるものにするためには、まず直美の言葉遣いと背景の整合性を整える必要がある。

英語に堪能である理由を裏付けるような、宣教師からの精神的な教育の形跡を丁寧に見せるべきだ。

また、看護師という職業についても、単なる生活の手段(女が生きるための手段)として描くのではなく、りんと直美がその仕事の尊さに気づき、自発的に献身しようとする心の変化を具体的に描くことが求められると思う。

中でも直美は周囲への攻撃的な態度を抑え、過去の反省を次の行動に活かす描写を増やすことで、視聴者が彼女の成長を論理的に理解し、共感できるような構成に改めることが望ましい

どうやら、りんのパートは王道というかオーソドックス(面白いかどうかは別にして)で進むとして、直美のパートは問題山積に思う。

まあ、どこかの時点で強引に「心変わり」を盛り込んで物語の舵を切ると思うが。


あとがき

ハッキリ言って、「これから面白くなる気がしない」です。

史実は別にして、りんと直美が看護婦になるのは決まっているわけで、「なぜナースを目指すのか?」が曖昧なまま、学校が始まったら、ラストの1か月で晩年を描くまでは紆余曲折を乗り越えて「なる」しかないですもんね。

りんは、あまりにも受け身すぎて魅力に欠けますし、直美は反発と反骨ばかりで可愛げが乏しい。

どれだけの視聴者が、こんなバディの成長物語を見たいと思うでしょうか?

もう少し、脚本家や演出家や制作統括は創意工夫をするべきだと思います。

「土曜日ダイジェスト版」の投稿が夜になったのは、午前中から菩提寺のお施餓鬼会に参加していたからでした。
下の写真は、菩提寺近くの浅草の春の空の下の風景です。


浅草の春の空の下の風景


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TBS日曜劇場『GIFT』

TBSテレビ系・日曜劇場『GIFT』
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第3話『なんで俺は車いすラグビーをやってるんだ?』、EPG欄『ついに本当のコーチとエースに?!新生ブルズ誕生!』の感想。


素行不良の青年・圭二郎(本田響矢)の加入によりブルズの空気は悪化し、自己中心的な振る舞いが波紋を広げる。涼(山田裕貴)は伍鉄(堤真一)への反発から練習を放棄し、伍鉄も衝動的に解散を宣言、チームは活動休止に追い込まれる…。一方で日野(吉瀬美智子)は過去の関係性を人香(有村架純)に語り、涼は国見(安田顕)に思いをぶつける中、谷口(細田佳央太)のもとへ向かい…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:金沢知樹(過去作/半沢直樹2022,クジャクのダンス、誰が見た?)
企画・原案・演出:平野俊一(過去作/ラストマン-全盲の捜査官-,フェルマ-の料理) 第1,2,3
演出:加藤尚樹(過去作/ペンディングトレイン,キャスター)
   伊藤弘晃(過去作/初恋アンダーDOGs~負け犬と初恋~(ネットドラマ))
音楽:林ゆうき(過去作/緊急取調室,DOCTORS~最強の名医,あさが来た)
主題歌:Official髭男dism「スターダスト」
挿入歌:Little Glee Monster「一輪」
監修・協力:一般社団法人日本車いすラグビー連盟美
P:宮﨑真佐子(過去作/逃げるは恥だが役に立つ)
   内川祐紀(過去作/クジャクのダンス、誰が見た?)
協力P:中澤美波(過去作/御上先生)
※敬称略




バラバラになったチームと現れた問題児

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―――ここまで、ごあいさつ―――

令和8(2026)年4月26日に放送されたテレビドラマ『GIFT』第3話では、チームが大きな困難にぶつかる様子が描かれた。

本田響矢が演じる素行不良の青年「朝谷圭二郎」という新しい選手が加わったブレイズブルズだが、彼が登場したことでチームの雰囲気は一気に悪くなった。

圭二郎はルールもよく分かっていない初心者でありながら、周囲をバカにするような態度を取り、自分こそが中心選手になると豪語して仲間たちをいら立たせた。

チームのメンバーは、こんな問題児を連れてきた堤真一演じる宇宙物理学者の伍鉄文人を厳しく責めた。

しかし伍鉄は、怒るメンバーをなだめるどころか「それならチームを解散しよう」と言い放ち、状況をさらに混乱させた。

結局、練習を続けることすらできない最悪の状態になってしまった。

非常に分かりやすい「起承転結の起」だ。

特に今回は、エネルギッシュな試合シーンもないし、全体的に重苦しい雰囲気が続く内容だ。

それだけに、視聴者の興味関心を引くために確固たる「起承転結の起」の構築は評価できる。


エースの迷いと社会の厳しい現実

かつてチームのエースだった山田裕貴演じる「宮下涼」は、自分の立場を奪われ、進むべき道に迷っていた。

そんな彼に、ライバルチームの国見明保(安田顕)や、かつての仲間である谷口聡一(細田佳央太)が「自分たちのチームに来ないか」と熱心に誘いをかけ、宮下の心は揺れ動く。

物語の中では、障がい者スポーツが社会の中で真っ先に予算を削られたり、無視されたりしやすいという悲しい現状も鋭く指摘されていた。


国見「ナメるな
 俺達は
 リハビリの延長なんかでやってんじゃねえ
 アスリートとして生きたいんだ」

国見は、その現実を変えるためには勝ち続けるしかないという覚悟を持っていた。

一方で伍鉄は、国に頼るのではなく自分たちでプロ化を目指し、精神的に自立することが大切だと考えていた。

二人はアプローチの仕方は違うが、現状を打破したいという熱い思いは共通していた。

本作で重要なのは、「パラスポーツを主軸に描く必然性」である。

ここがブレたり、薄まれば、本作を作って放送する意味がないのだ。

今回では、そんな重要な要素を「起承転結の承」のメインに据えて描いた。

やはり、ドラマの “芯” は、これくらいきっちりと強調と主張をすべきである。


誰かと引き合うことで生まれる新しい光

涼は自分の選手としての命はもう終わったのではないかと深く悩んでいた。

そんな涼に対し、学者の顔を持つ伍鉄は、もう一度やり直せる可能性は数字で見ればとても低いと冷たく告げた。

しかし、その後に希望となる言葉を続けた。


伍鉄「あなたが誰かと引き合えば
 話は変わります
 質量が集まり 回転し始めれば
 中心核が生まれる
 自分の意志で
 自分の重力を持てば
 再び 光を放つ」

涼はこれまで、大切なものを失ったショックから立ち直れず、自分自身を信じることができなくなっていた。

しかし伍鉄は、人間は一人で輝くのではなく、誰かとの出会いによって隠れた力を引き出せるのだと教えた。

そして伍鉄は、迷う涼をある場所へと連れて行った。

ここの演出で注目、いや正しくは傾聴してほしいのは、この部分のやり土地に一切の劇伴がつかず、背景音は無音のセリフのみの演出になっていたことだ。

こう言っては申し訳ないが、本作には挿入歌(Little Glee Monster「一輪」)があり、妙なタイミングで強引に流れる傾向にある。

しかし、第1話から演出を担当しており、本作の企画・原案も兼ねているチーフ監督・平野俊一氏は、最大の見せ場で音楽を外した。

この演出から、本作が〈ニュアンスや技術を “逃げ” で使う〉をやっていない(今後は分かりません)ことが証明されたと思う。


自分の中に眠っていた情熱との再会

涼が圭二郎の姿の中に見たものは、車いすラグビーと出会ったばかりの頃の自分自身だった。

周りの目を気にせず、ただ真っすぐに競技に打ち込もうとする初心を、彼は圭二郎の中に発見した。

チームのメンバーがぶつかり合っていたのも、結局はこの競技が心から「好き」だという純粋な気持ちがあったからだった。

有村架純が演じる雑誌記者の「霧山人香」は、彼らの中に流れるその思いを、自分を信じたいという切実な願いだと感じ取った。

物語には他にも多くの謎がちりばめられており、これからバラバラだった登場人物たちがどのように引き合い、大きな変化を起こしていくのかが期待される展開となったのである。


あとがき

一見するとバラバラに見える登場人物たちが、実は「好き」という共通の強い気持ちでつながっていることが分かるエピソードでした。

挫折を経験した主人公が、自分とは正反対に見える相手の中に過去の自分を見出すという展開は、私たちが日常で新しい一歩を踏み出すときにも勇気を与えてくれると思います。

これからの物語で、彼らがどのような輝きを放っていくのか楽しみです。


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【これまでの感想】
第1話第2話


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連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
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第4週『私たちのソサイエティ』「土曜ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


直美(上坂樹里)とりん(見上愛)は炊き出しの場で倒れた子どもを救おうとし、捨松(多部未華子)からトレインドナースへの誘いを受ける。りんは美津(水野美紀)の反対や環(宮島るか)の発熱に直面し葛藤する中、シマケン(佐野晶哉)の助言で自らの思いを見つめ直す。一方、直美は小日向(藤原季節)の裏の顔に迫る。栃木ではりんが亀吉(三浦貴大)に離縁を告げ、環を取り戻すが、帰京後に新たな縁談が持ち上がり…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび)
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




ダイジェスト版における文脈欠落と人物行動の説得力低下

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今週の「土曜日ダイジェスト版」は、直美(上坂樹里)が “貴婦人” の “前提” で炊き出しを行う場面から始まった。

既にここから違和感である。

「本編」では、直美が自分の出自(孤児で教会育ち)であることを、捨松(多部未華子)や炊き出し仲間の貴婦人たちにも隠して‘その場にいる’ことを、同じ場所に炊き出しに来ていた吉江(原田泰造)とりん(見上愛)に黙っていてほしいと願い出るくだりがあった。

面倒だから細かく書かないが、‘そのくだり’を削除してしまっては、いくら「今週分のダイジェスト版」だとしても、前週とのつながりが弱くなると思う。

なぜ、今週のダイジェスト版が前週とつながっているように見えたほうがよいと考えるのか?

それは、もはや「本編」を諦めて「土曜日ダイジェスト版」だけ見ている視聴者が増えているというネット界隈の情報を見ているからだ。

ならば、《ダイジェスト版だけ見ても完結する》ことこそが、再度「本編」に興味と持ってもらえる唯一の方法だと思うからだ。

やはりここは、直美がしれーっと貴婦人主催の炊き出しに参加しているところから始めずに。

せめて、捨松が、直美が出自に関して「嘘」に対する “償い” として労働を貸したと見えるように編集するべきだと思う。

もちろん、それは “懲罰” や “苦役” ではなく、あくまでも “教育的指導” であり、“他者に関わる場” として、強調すべきだったと思う。

要は、と思う。

直美の〈ソーシャル=社会〉との《矯正と再接続の機会》として注目できるように、もっと正確に再構成と編集をするべきだった


人物の内面欠落が招くご都合主義的展開の違和感

物語はさらに不可解な展開をたどる。

りんは将来について美津(水野美紀)ら家族と真剣に話し合う場面があり、彼女の決意や背景が「土曜日ダイジェスト版」でも数分間にわかって丁寧に描かれている。

一方で、直美の描写はどうだろうか。

追加ナレーションで「ある日 通りを歩いていた直美は(字幕ママ)」と説明されるだけで、彼女が何を思い、なぜそこを歩いているのかという心の動きが全く伝わってこない

実はこの場面は、物語の後半で重要な役割を持つ小日向(藤原季節)という人物に偶然出会わせるために、無理やり作られた設定のようにしか見えないのだ。

謝罪の場面へつなげるためだけに、理由のない外出をさせているのである。

このように、登場人物の自然な感情を無視して、制作者の都合だけで物語を動かそうとすると、見ている側は違和感ばかりを抱くことになるのだ。


謝罪の不自然さと「嘘つき」の蓄積が生む信頼崩壊

もし直美が心から自分の行いを反省し、捨松に謝りたいと思っているのであれば、その機会はいくらでもあったはずだ。

最も適切なのは、捨松から誘いを受けた直後だろう。

しかし、彼女はわざわざ時間が経過してから謝罪に向かう

本気で申し訳ないと思っている人間の行動としては、あまりに不自然だ。

また、これまで嘘を武器に生きてきた直美というキャラクターの性格を考えると、たとえ彼女が謝ったとしても、それがまた新しい嘘ではないかという疑いを持ってしまうのが、人の常、人を欺いた人間への見方(当然の偏見)なのでは?

物語がこれまでに積み上げてきた直美の「嘘つき」というイメージが強すぎるために、唐突な反省の場面が視聴者に信じてもらえないという皮肉な状態に陥っているのだ。

もちろん、この負のイメージは簡単に払しょくされることはないと思う、

脚本家や演出家や制作統括はなんという罪作りをしたのかとさえ思ってしまうが。


人物描写の偏重が招く物語バランスの崩壊

(一応)努力家(に見える)の‘りん’と、騒動ばかり起こす直美の扱いの差も無視できない。

「本編」では、学校へ行くために自分の大切な帯を売って工面する‘りん’の苦労が描かれた。

しかし、てしまっている。今回の「土曜日ダイジェスト版」ではその苦労が削られ

結果として、捨松から金銭的な援助を受けて学校へ行く直美だけが優遇されているように見えてしまうのだ。

結果、りんは常に困難に立ち向かい、不幸な境遇にある「悲劇のヒロイン」として描かれている。

それに対して、嘘をついてばかりの直美がトントン拍子に更生していく姿が目立ってしまい、本来の主役であるべき‘りん’の物語よりも、直美の物語が主軸のように映ってしまっている。

これは作品全体のバランスを大きく崩している原因といえる。


動機の明確化と対比強化による物語再構築の必要性

『風、薫る』をより説得力のあるものにするためには、登場人物が「なぜその行動をとったのか?」という動機を明確に描写する必要がある。

直美が炊き出しに参加している理由が「過去の嘘に対する矯正と再接続の機会」であることを視聴者に再確認させ、彼女が反省するまでの心の葛藤を丁寧に描くべきである。

また、今後については、偶然の出会いに頼るのではなく、直美自らが決意して “矯正と再接続の機会” 謝を設ける形にするのが望ましいと思う。

さらに、りんがどれほどの努力をしてチャンスを掴もうとしているのかという描写をしっかりと残すことで、直美との対比を明確にする必要がある。

そうすることで、視聴者は不公平さを感じることなく、それぞれの成長を純粋に応援できるようになるはずだ。


あとがき

今回の分析を通じて、物語における脚本の整合性や、キャラクターの一貫性がいかに大切であるかを改めて確認することができました。

登場人物一人ひとりの行動に納得できる理由があり、それが積み重なって大きなドラマになることで、私たちは作品に深く没頭できるようになるのです。

りんは、次々と襲ってくる難題や難問を何とか自らの手や周囲の協力を得て乗り越えていく「悲劇のヒロイン的物語」なのは悪くないと思います。

でも、一方の直美は、「悪いことをしてきた人が更生・再生・やり直しの物語」になっているのは解せません

そう、「バディの物語」としてバランスが悪すぎるのです。

まあここが修正されることは、ほぼないと思いますけれど。


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【ハンドルネーム】
みっきー
【性別】
男性
【職業】
宴会/映像ディレクター(フリーランス)
【自己紹介】
東京下町生まれ千葉県在住。
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イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
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[か]
カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャスター
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
99.9-刑事専門弁護士-[2]
共演NG
今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
きょうは会社休みます。
行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
緊急取調室[4]
緊急取調室[5]
金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
クジャクのダンス、誰が見た?
グッド・ドクター
グッドパートナー
グッドワイフ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
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刑事7人
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
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[さ~し]
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
ザ・ロイヤルファミリ
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
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[た]
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
終のひと
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
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[は]
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ばけばけ
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
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[や]
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
リブート
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか

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