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ゲゲゲの女房:再放送

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』公式
第5週『花と自転車』の 『第26,27回』の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第26回】
布美枝(松下奈緒)のもとを赤羽に住む姉の暁子が訪ねてくるが、茂の兄・雄一(大倉孝二)の家族連れで風呂を借りにくるという非常識ぶりに、布美枝も暁子もあっけにとられる始末。美智子(松坂慶子)がひったくり犯の原田(中本賢)を店に雇っていることに、布美枝は驚く。

【第27回】
布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)の家に浦木(杉浦太陽)が、売れない漫画家の中森(中村靖日)を連れて来て、金の無い中森を安い家賃で住まわせてやってほしいという。収入が不安定な茂は、新婚家庭に見知らぬ同居人を置くという、むちゃな申し出を受け入れてしまう。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第26回】

少しだけでも布美枝の "諦め" が描かれたのが良かった…

本放送時は、2010年4月27日(火)。まず、飯田家を代表して “セレブで常識人” な赤羽に住む姉の暁子(飯沼千恵子)が訪ねて来て、続いて、村井家を代表して “貧しさや非常識” なことを全く気にしない茂の兄・雄一(大倉孝二)の家族連れで風呂を借りに来た。

初対面なのに挨拶もそこそこに仕事部屋に入ってしまった茂(向井理)と、どう見ても布美枝(松下奈緒)が婚前の話とは違う貧しい生活をさせられている布美枝を心配する暁子に、布美枝は「暁姉ちゃんは心配性だな」と心配させないよう気を遣う。

とにかく、第23回から4回連続で、布美枝の結婚前と結婚後の生活の “違い” や “ギャップ” を描き続けている本作。少々飽きてきた感じの中で、今回は暁子とのやり取りの中で、少しだけ布美枝の “諦め” が描かれたのが良かった。

"驚き"ばかり描かれると、箇条書きの印象が出て来ちゃう…

個人的には、そろそろ布美枝に “前向きさ” が出て来ても良いと思う。やはり、いつまでも “驚き” ばかりを描かれると、流石に箇条書きの印象が出て来ちゃうから。だから、布美枝を心配する暁子との会話の中で、「実家に心配させたくない」と言う “家族思い” な気持ちが描かれたのは良かった。

と言う訳で、消極的で内気な布美枝が、島根県の安来の家族を思う気持ちが、今週末に向けて現状を受け入れて “前向き” な気持ちに変化するのを期待したい。

"暁子の妹を思う気持ち" を間接的に描く場面が良かった

で、暁子からの報告の電話を受ける飯田家のシーン。布美枝との約束通りに、極貧生活のことは 源兵衛(大杉漣)やミヤコ(古手川祐子)たち家族に伏せた内容で、源兵衛たちは一安心。

こう言うちょっとした “暁子の妹を思う気持ち” を間接的に描く場面も、しっかりと挿入するのが偉い。これがあるのと無いのでは “姉妹や親子の絆” への視聴者の深さへの理解や共感さが、明らかに違うはずだから。

布美枝が「こみち書房」を訪れるのが、もう少し早くても…

ある日、茂の給料で本当に生活が営めるのか心配になった布美枝が、偶然に貸本屋「こみち書房」を訪れる。前述の通り4回連続で今までの生活との “違い” を描いて来たのだから、もう少し早くても良かったような気がするが、まあ布美枝の「引っ込み思案」な性格がそうさせたと好意的に解釈しよう。

「調布編」の"茂の仕事関係者"以外の登場人物、ほぼ全員登場?

そして、いよいよと言うべきだろう。14分を過ぎた頃に、「こみち書房」の店番をやっていたキヨ(佐々木すみ江)を店主と思わせておいて、あとから先日引ったくりを捕まえてくれた恩人の美智子(松坂慶子)と、ひったくり犯の原田(中本賢)がやって来た。

まるで、土曜日のラストのような展開で、次が観たくなるような構成にしてあるは、良い工夫。また、いよいよこれで「東京編」「調布編」に於ける “茂の仕事関係者” 以外の登場人物がほぼ全員登場したようだ。

まあ、俳優を含めて「役者が揃った」と言う表現がピッタリだろう。前述の通りに、いつまでも “驚き” ばかりを描かれると、ボチボチ箇条書きの印象が出て来ちゃうから、この辺で次に進みそうな気配を感じさせたのは良かったと思う。

前半での茂の暁子への態度が、さり気なくて良かった

そして、もう一つ私がさり気ない表現で良かったと思ったのが、前半での茂の暁子への態度。事実を多く語らずに仕事部屋へ籠ってしまった茂の姿が、布美枝にも暁子にも、そんなに心配しなくても良いと言う “優しさ” に見えた。

ぶっきらぼうや人間嫌いでなく “優しさ” に感じたことで、茂が描いているおどろおどろしい漫画とのギャップが今後描かれるであろう楽しみが見えた。さて、次回はどうなるのだろう…



【第27回】

前回に続き、茂の優しさと人間性も、僅かだが見えて来た

美智子が原田(中本賢)を店に雇っていることに、布美枝は驚く。貸本づくりや貸本屋システムのお話、そして貸本の客の近所の主婦たちが集まって店内で井戸端会議。

続いて、「イタチ」こと浦木(杉浦太陽)が売れない漫画家の中森(中村靖日)を連れて来て、金の無い中森を安い家賃で新婚の家に住まわせてくれと無理を言い出す。で、なんと浦木の申し出を受け入れる茂。前回に続いて、何となく茂の優しさが見えて、そこを通して人間性も僅かだが見えて来た。この辺は良しとして…

物語の行き来を減らして話が進んでいるように見せれば良い

やはり、前回と今回と、騒動の箇条書きの色が強くなって来た。それも順序が良過ぎる位に。とまあ、結果的に調布の新居に引っ越して来てからの5回分は、全て騒動の箇条書きによる登場人物の紹介で終わってしまった。

まあ、紹介しなければ話が始まらないのは理解するが、ちょっと物語の進行が騒動に頼り過ぎなのも、一度登場させて顔を見せておいて、再度登場させて詳細な人物紹介と言うのも、パターン化し始めている。となれば、今回が水曜日だから週末までには、また「なぜ美智子が原田を雇っているのか?」をやるに違いない。

もう少し、物語を行ったり来たりさせるのを減らした方が、新婚生活が進んでいるように見えると思うのだが…

あとがき

新たな人物紹介が止むを得ないとして、ここ数回は話が前進しておらず、同じようなものを見せられている印象が強いです。

当然、安来時代とは登場人物の人数が圧倒的に少ない…と言うのも理由になりますが、もう少しホームドラマとしても、サクセスストーリーとしても、見せ場を作って欲しいです。特に、茂が布美枝をどう思っているのかは、今、最も知りたいことです…

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拍手[23回]

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』の 『第82回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


柴田家にきている妹の千遥に会うため、急いで十勝に向かったなつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)。早朝、帯広に着いたふたりは雪月に立ち寄り、雪之助(安田顕)の運転する小型トラックで柴田家に到着。なつの到着を待ちわびていた富士子(松嶋菜々子)をはじめ、懐かしい面々との久々の再会を喜ぶなつ。あとは千遥との再会を待つばかりのなつに対し、泰樹は思わぬことを口にする…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

なつと咲太郎が「雪月」に寄り道した理由を描くべきなのに…

何? 前回で「お願いだから そこで待ってて。今すぐ行くから…」と言ったのに、新宿から十勝の柴田家に直行せずに、帯広にある菓子屋「雪月」へ寄り道するの? と書いた。そして、今回のアバンタイトルで、早朝らしき時間帯で、何故か店内でベレー帽を被って、なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)を待っていた雪之助(安田顕)が登場。

どうやら、柴田家の誰か(これも、現場で演出家が「剛男」と言った方が具体的で緊張感があるのに、やらないのが本作)から、恐らく「千遥(清原果耶)が今柴田家にいること」と「〇日の早朝に雪月に立ち寄る」と電話があったようだ。

とにかく、(多分)多くの視聴者が「謎の寄り道」に疑問を抱くのは、プロの脚本家なら予想されるはずだから、ここはきちんと説明をすべきなのに、会話の内容がほぼ全部曖昧な表現で始まった。

雪之助がベレー帽を被リ待つ違和感に、演出家は気付かないか?

ベレー帽も、きっと演出家の采配で「急いでいる」を表現したつもりなのだ。しかし、私にとっての正解は、なつの「すぐ行きたい」のあとの、雪之助が「よし分かった」と言った瞬間にショーケースの上に置いておいたか、ズボンの後ろポケットに入れてあったベレー帽を勢いよく被る。

でもね、本当の大正解は、三人が軽トラに乗り込むシーンを作って、そこでエンジンをかける直前にベレー帽を被って「行くぞ! 二人とも、しっかり捕まってろ!」で、走り出す…なのだが。もちろん、とんびの「ピーヒョロヒョロ」の効果音も要らない。だって、兄妹と北海道旅行に来ているんじゃないのだから。

それこそ経費は掛かるが「朝ドラ100作目」なのだし、「大雨」でも降らして、この先の展開に暗雲を絶ちこませる位が妥当だと思う。やはり、今週の演出担当の渡辺哲也氏はアバン作成が下手だ。

なつと富士子が再会したシーンを、今日が初見の人はどう見る?

主題歌明けは、既に運転して来た雪之助もおらず、軽トラから降りて走る兄妹のカットも無くて、「雪月」に向かう時は小走りだったなつも、柴田家では普通に歩いて普通に富士子(松嶋菜々子)と再会。今日が初見の人が、このシーンを見て、13年も “たった一人” で行方不明だった妹に会いに来た兄妹に見えるだろうか。

咲太郎への脚本家と演出家の愛情や愛着の無さが、ウザイキャラへ

その後も、普通に柴田家の家族と再会。もう、今回が見る価値のない内容であるのは薄々分かったが、次の咲太郎の台詞↓で確定した。

 なつ「ただいま。じいちゃん… 悠吉さん 菊介さん…」
咲太郎「どうも 咲太郎です」
 泰樹「よう来たな」

あのさぁ(表現が馴れ馴れしくても申し訳ございません)。確かに、これまで、いろいろな人に会っているし、会話の中にも登場した。

でも、ここで咲太郎が柴田家の家長である泰樹に言うべきは、自己紹介でなく、これまでの「なつを幸せに育ててくれたこと」、「千遥が数日間世話になったこと」、そして「急に兄妹揃って北海道に来たことに、雪之助らにも気を遣ってくれたこと」などへの感謝の意では無いのか!

「なつと千遥の兄の咲太郎です。妹二人が大変お世話になり、ありがとうございます」じゃないの! 脚本家が脚本に書いてなくても、撮影現場で演出家が加えるべき。そう言う咲太郎と言う登場人物への脚本家と演出家の愛情や愛着の無さが、そのまま視聴者に伝わって、咲太郎が画面に出るとウザいだけ…って、なるの。分からないのかなぁ。

咲太郎は、"千遥が帰る場所" を咲太郎が知っているの?

結局、3分頃に千遥が柴田家から居なくなったことが分かる。その時の咲太郎の台詞も、何となく解せない。

咲太郎「千遥は 皆さんに黙って 帰ったということですか?

う~ん。ここは「皆さんに黙って 出て行ったということですか?」では無いのだろうか。だって、千遥が何処から来たのかも、何故来たのかも良く分からないのだから、だから、わざわざ新宿から十勝に飛んで来たんだから。この咲太郎の台詞では、千遥が帰る場所を咲太郎が知っているように “聞こえた”。

そう、先日も書いたが、そう聞こえちゃうのだ。私が千遥の帰る場所を “聞き逃した” としたなら、やはりもっとしっかりと描くべきと思う。

何故、信哉を "あとから合流する展開" にしたのか?

5分過ぎには、千遥抜きの朝食シーン。当然、雪之助はいなかった。まあ、仕事と店があるからとんぼ返りしたと好意的解釈をしておくが、この場に、いやそれ以前の時間帯に信哉(工藤阿須加)がいないのが不思議だ。帯広支局に異動になったのだから、「雪月」でなつたちと合流して柴田家に直行…が普通でないのかな?

それなのに、千遥の回想シーンが入って、会話が一段落した 7分過ぎに信哉が「ごめんくださ~い」と、まるで、ふらりと立ち寄った感じで登場した。

なつと咲太郎の "幼馴染" の信哉への気持ちは、この程度か?

ここで再確認しておくが、信哉はなつの幼馴染で、咲太郎とは同い年で、千遥の消息捜しに協力した所謂 “いい人” だ。剛男(藤木直人)が「信哉君だ」と驚いていたから、信哉が柴田家を訪れるのを柴田家の連中は知らなかった可能性がある。いや、なつも「信さん?」と驚いていた。

もう辻褄合わせは面倒だから省略するが、これ、「雪月での寄り道」をやりさえしなかれば良かったのだ。それを “大人の事情” で北海道向けに安田顕さんを登場させたことで、なつと咲太郎の “幼馴染” としての信哉への “仲間意識” や “感謝” が、ただの “パシリ” 程度だと言うことが、透けて見えちゃった。

雪之助の軽トラと信哉の車が、ドラマチックに同時に到着していたら

まあ、千遥探しを丸投げした時に既に “パシリ” だったのだが。やはり、ここは信哉がスーツで来るなら放送局の車を飛ばして、なつと咲太郎は雪之助の軽トラを飛ばして、如何にも示し合わせたようなドラマチックな時間軸で、柴田家の前に到着するべきだったと思う。でないと、「信哉は仕事をしているの?」ってことにもなるし。

それをしないから、余計に、なつと咲太郎が、千遥にとって、 “人でなしの兄姉” に映ってしまったと思う。その上、悪気はなく千遥の写真を撮っただけの信哉を、兄姉揃って罵倒する場面まで盛り込むとは、言語道断と言いたい…

あとがき

もう、十勝の牧場に帰るって言うのに、いつもの「出勤ド派手コーデ」に「空色のパンプス」を履いている時点で、なつと言う主人公の人間性が見えちゃってますが。結局、数日間、短編映画の「た」の字も、なつの頭には無かったことになりました。

だから先日も書いたのです。短編映画の原画担当に抜擢された話と、行方不明の千遥と再会する話は、同時進行させるなと。それを無理矢理にやるから、結果的に「夢も仕事も千遥のことも中途半端にしか考えていないなつ」にしか見えないのです。

これ、残り三か月を切りましたが、ここまで主人公にまともな意思や感情が無いように描かれると、本当に朝ドラ100作目にして最悪の事態になるかも知れませんね。

そして「清原果耶劇場」が終わった途端に、また、泰樹じいしゃんとなつのイチャイチャが始まるんですね。ホント、この数日間、清原果耶さんが出演していた『なつぞら』と同じ作品には見えませんでした…

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拍手[56回]

ゲゲゲの女房:再放送

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』公式
第4週『さよなら故郷(ふるさと)』の 『第24回』と、 第5週『花と自転車』の 『第25回』の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第24回】
茂(向井理)が布美枝(松下奈緒)を招き入れたのは、おんぼろの一軒家だった。以前に見た写真から、瀟洒(しょうしゃ)な家を想像していた布美枝だったが、実際の家は予想とはかけ離れたものだった。しかも、茂は仕事部屋に閉じこもってしまい、茂の兄の雄一(大倉孝二)がやってきたり、集金人が押しかけてきたりと、布美枝は戸惑うことばかりで…。

【第25回】
布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)の調布での新婚生活が始まった。茂の暮らしは驚くほど貧しいものだった。商店街に出かけた布美枝は、買い物客のテンポの早さにめんくらい、いきなり引ったくりにあってしまう。犯人の原田(中本賢)を追いかけて、捕まえてくれた貸本屋の女主人・田中美智子(松坂慶子)との出会いが、布美枝の心に残る。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第24回】

朝ドラのセットにしては"おんぼろ一軒家"で美術さんが頑張った

本放送時は、2010年4月24日(土)で、放送開始から丁度 1か月(4週分)が経過したことになる第24回。いやぁ、昨日の 2回分が少々淡々とした展開だったため心配したが、新居のあまりの “おんぼろ一軒家” っぷりに驚きつつ、美術さんの “汚し” の苦労がヒシヒシと伝わって来た。

やはり、漫画家水木しげるの妻・武良布枝著『ゲゲゲの女房』(自伝)を原案としたなら、長く続いた窮乏生活を如何に映像化し、決して汚く、暗く見せずにするのが実写化の大切な要素だと思っていた。しかし、NHKのドラマの、特に朝ドラの美術セットは様々な事情によって、ハッキリ言ってしょぼい。

そんな中で、この“おんぼろ一軒家” っぷりは、相当頑張ったと思う。例える相手が良くないが、放送中の『なつぞら』の東洋動画社の中庭なんて、最近の朝ドラでは頑張った部類の『ひよっこ』での “すずふり亭” の裏庭の美術セットの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい程に酷いのは言うまでもないか…

「土壇場で力を発揮」が押し出されてはいるが消極的な面も…

家がおんぼろだけで無かった。まともな生活必需品さえ揃っていなかった。そう言えば、気が付いてみると、布美枝(松下奈緒)は結婚を決意した頃から、「引っ込み思案で消極的」と言う特徴が薄まって(と言うか、ほぼ無くなって)、 「土壇場で力を発揮する」と言うキャラ設定がグイっと前面に押し出されるようになった。

披露宴での茂(向井理)の「おなら事件」の時も「酔っ払い事件」の時も、殆ど動じることは無かった。そして、今回でも、こんなこと↓を言った位だから、もはや「引っ込み思案で消極的」とは言い難い。

布美枝「比べたら いけん。
    ここから 自分で作っていけば いいんだけん」

まあ、結婚を機に心機一転したと脳内補完できなくもないが…。しかし、茂の兄の雄一(大倉孝二)が突然やって来た時の布美枝の態度は、ぎりぎり「引っ込み思案で消極的」に見えて良かった。

朝ドラのヒロインとしては "稀有な設定" を最後まで貫けたら凄い

さて、こうやって新居で新婚生活始まった第1日目の様子を見ると、意外にも布美枝と言うヒロインが、朝ドラのヒロインとしては稀有な設定であることにも、ふと気づいてしまった。まず、幼少期から「引っ込み思案で消極的」と言うのも、生活に苦労した経験も無ければ、実社会で働いた経験も無い。

得意なことがある訳でも無かったし、何か秀でた才能が発揮されたことも無かった。そんな無い無い尽くしのヒロインが、30歳直前で専業主婦になってから、初めて苦労すると言うのも珍しい。

まあ、原案からすれば、自然発生的なキャラ設定なのだが、やはり朝ドラのヒロインとしては珍しい。内気なお嬢様育ちとはまでは言えないが、この稀有なキャラを最後まで貫けたら凄いと思う。

本作の評価は「出しゃばらないヒロイン」の描き方次第か?

なぜなら、新婚生活の1日目から、夫の “本性” が明らかになって行き、本格的な苦労も、これから描かれるに違いない。だとすると、茂の “本性” や本格的な “苦労” を前面に押し出したら、どうしても物語も映像的にも暗くなってしまう。でも、布美枝の「土壇場で力を発揮する」を強調したら、サクセス・ストーリーとして面白くない。

更に、布美枝の存在感が薄まっては、ホームドラマとして楽しくない。もしかすると、「貧しくとも心豊かに生きる」と言う明るい側面と、茂が成功するまでの負の側面とのバランスが、とても難しいドラマになりそうだ。そして、そのバランスの鍵を握っているのが、やはり布美枝の描き方だと思う。

出しゃばれば、茂の影が薄まって、一体どこが『ゲゲゲの女房』なの? となるだろうし、後退させ過ぎたら、布美枝が夫を支えているように見えなくなってしまう。どうやら、この「出しゃばらないヒロイン」をどう扱うかで、本作の最終的な評価が決まるような気がした、第4週の最終日だった。



【第25回】

布美枝が1人で歩くカットへ大胆に木を入れ込んだのは良かった

さあ、月曜日だ。商店街へ買い物へ出かけるくだりで、野中の一本道のような所を布美枝(松下奈緒)が一人で歩くカットで、大胆にも布美枝の手前に太い幹の木を入れ込んだショットがあった。

布美枝の台詞には「畑ばっかり」と言っていたが、劇中の季節は1月末のはず。そこで、まず手前に大木を、奥にたくさんの枯れ枝を入れ込んで、季節感と孤独感と、明るい時間帯なのに人っ子一人いない、目印も無いも無い殺風景な環境を見せた。こう言う映像表現は良いと思う。

ネギの使い方に、ひと工夫が欲しかった…

突然始まった大根の特売、シジミの安売りに飛びつくオバチャンたちの勢いに負ける布美枝は “引っ込み思案で消極的” を表すのに良かったし、引ったくりの犯人の原田(中本賢)への対応は “ 土壇場で力を発揮する” に一役買った。

それにしても、八百屋で大根を買いそびれた布美枝の買い物袋にはネギらしきものが頭を出していたのに、その晩の食卓には、ネギ料理が無いな…と思ったら、大事なカバンを表現するためだったか。生活必需品も満足に無いのだし、ネギだけカバンってのも…。

もう少し新居での初ディナーは上手くやっても良かったか… まあ、翌朝の味噌汁の具にでも入っていれば良いのだが。

仕事する茂と驚く布美枝のバランスが良いと思う

全体的には、バランスが良い印象だ。基本的には貧困生活をベースに、襖で仕切られた仕事場に入り浸りの茂と、襖の外から茂を心配しつつ、結婚前の何不自由ない生活とのギャップに情けないながらも、踏ん張ろうとする布美枝を丁寧に描いている。

仕事する茂ばかりを描けばホームドラマにならないし、ドタバタする布美枝ばかりを描いたら夫を支える妻が描けない。でも、少しは騒動が無いと淡々としてしまう。今回は、そんな難しいバランスを何とか上手く乗り切った感じだ。

あとがき

魚屋の店先でシジミ貝を「小さい」と言ったのは、布美枝の実家のある島根県の宍道湖ではシジミ漁業が盛んで、関東のアサリ位に大きいのがあるからでしょうね。


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感想の本文で「ホームドラマにならない」と書きましたが、新居での新生活と言う現時点でも、ホームドラマとしては登場人物が少な過ぎます。

今回、引ったくりを演じた中本賢さんと、捕まえてくれた松坂慶子さん演じる二人の登場人物が、どうやら、この夫婦に絡んで来るのかな。まあ、役どころを見ると、松坂慶子さんの家族が、調布での新生活に関わる重要人物になるんでしょうね。

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連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』の 『第81回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)の妹・千遥が、突然柴田家に姿を現した。その日の晩ごはん、富士子(松嶋菜々子)は、なつの好物で千遥をもてなす。富士子や泰樹(草刈正雄)、剛男(藤木直人)たちのやり取りを見ていた千遥は、ふいに自分の境遇を語りだす。それを聞いた泰樹は、千遥に翌朝早起きしていっしょに働こうと提案する。千遥は泰樹の申し入れにうれしそうにうなずき、そして…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

なつが「待ってて」と千遥に"命令"するのっておかし過ぎる

前回の感想でも、本当にアバンタイトルの作り方が下手と書いて、数名の読者さんからも共感して頂いた。そして、今朝のアバンも酷かった。

なつ「ねえ 千遥… お願いだから そこで待ってて。
   今すぐ行くから…」

なつ(広瀬すず)のこの台詞↑は、前回の終盤で使用されたものだ。そして、今朝のアバンで追加されて映像は、慌ただしく新宿から北海道に出発するなつとと咲太郎(岡田将生)。これ、おかしいでしょ? 「待ってて」と千遥に “命令” するのって。

普通の現実なら、いや普通の朝ドラなら、仕事を持っている登場人物が、往復だけでも数日は要する「旅行」のための休暇申請が通るのは大変だから申請を我慢しているのを、周囲の上司や同僚が不憫に思って、「ヒロイン特権」で休みが取れるって流れのはず。でも、本作はではサクッと休みが取れちゃった。

休みが取れちゃったのはご都合主義の本作だし、朝ドラだからちょっぴり許そう。しかし、なぜ私がなつの「待ってて」に怒りを覚えるかと言うと…

"ほぼ自由人"な兄妹が、千遥を平気で待たせるのに腹が立つ

そもそも、なつも咲太郎も仕事を一生懸命にやっているようには見えていないし、そうも描かれていない。絶対に休めないプロジェクトに参加しているでもなく、いつも自由気ままに出勤して、アゲて褒められて定時に退勤して、夕飯の支度もせず、夜はまた好きなことをやっているだけ。

そんな “ほぼ自由人” な兄妹が、13年間も一人で苦労して来た千遥(清原果耶)を、一体何日間見ず知らずの柴田家に縛り付けておくつもりなのか? ってこと。千遥の柴田家に数日間厄介にならざるを得ない気まずさなんて、頭に欠片も無いってこと。そのようにしか見えないのが、5月末位からの「東京編」で本作が描いて来たことなのだ。

その上に余計に腹が立つのは、北海道に出発する日も兄妹揃って(おっと、送り出す側の亜矢美(山口智子)か!)「旅行コーデ映え」「見送りコーデ映え」を意識した衣裳なこと。

「お姉チャンとお兄チャンが今行くから待っててくれる?」でしょ!

先日の感想でも書いたが、これ、千遥から突然電話が来た時に、千遥に向けて「お姉ちゃんとお兄ちゃんが今からすぐに行くから、待っててくれる?」と宣言して、すぐになつが咲太郎に連絡を取り、なつが半ば “強引に” 「1週間休みを下さい!」と直談判。

その足でちゃちゃっと身支度し “そっと短編映画用のスケッチノートをバッグに忍ばせて” おでん屋「風車」を飛び出せば良かったと思う。

要は、前回で富士子(松嶋菜々子)が東洋動画社に電話を掛けて来た序盤の3分から、上記の展開にして約2分。残りの10分間は、皆さんお待ちかねの「清原果耶劇場」で良かっただけのこと。1回分が無駄話。これなら、本作で週5放送を試験導入した方がマシとまで思ってしまった。

そして、本当に脚本家も演出家も、視聴者に興味を持たせないように、わざとつまらなく、イライラさせるように創っているとしか思えない…

「何も進展しない水曜日」だから、「清原果耶劇場」って訳か?

主題歌明けは、安定の「何も進展しない水曜日」。だから、視聴者サービス代わりに皆さんお待ちかねの「清原果耶劇場」って訳か。確かに前回の感想に書いた通りに、清原果耶さんの存在感も演技も素晴らしい。見ていて「不快感」なんて言葉を辞書から消したい位に素晴らしい。

信哉登場迄の10分間に、心配げななつのアップを入れないの?

だが、結局、泰樹(草刈正雄)が何かを喋り出すと、残念ながら千遥ですら「単なるなつアゲ要員」になっちゃう。たしかに、なつはヒロインで主人公なのだが、ここまで泰樹が “千遥になつを重ねて見る” 必要があるだろうか。

そんなに重ねたいなら、 新宿を出発してから信哉(工藤阿須加)が登場するまでの10分間に、千遥を心配して列車や船に乗っている、お得意のなつのアップでも入れなさい! って言いたい。

アバンで「今すぐ行くから」と言った本人が、まさかの寄り道!?

そんなことを思って見ていたら、番組残り20秒で驚愕のシーンが! なんと、なつが菓子屋「雪月」に立ち寄るシーンが入った。アバンで「今すぐ行くから…」と言った張本人が、まさかの寄り道とは!

完全に大人の事情丸出しの、浅ましい展開に愕然としてしまった。よく、平気でこんなのを受信料を支払っている視聴者向けに放送出来るものか? NHKとなつの面の皮の厚さに驚いた第81回だった。

あとがき

千遥の描かれなかった13年間の秘密を引っ張っているつもりなのでしょうが、無駄なエピソードや意味不明な展開が目に付いて、清原果耶さんの存在感も演技をもってしても、ほぼ興味や関心が薄れて来てしまいました。本当に、この調子で残りの3か月もダラダラと放送を続けるのでしょうか…

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ゲゲゲの女房:再放送

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』公式
第4週『さよなら故郷(ふるさと)』の 『第22,23回』の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第22回】
結婚式の翌日、ついに布美枝(松下奈緒)が故郷を旅立つ朝がきた。源兵衛(大杉漣)以外のミヤコ(古手川祐子)たち家族が布美枝を見送りに駅のホームにやってくる。涙の別れのあと、東京へと向かう汽車のなかで、茂(向井理)の旧友・浦木(杉浦太陽)があらわれ、布美枝たちに絡んでくる。

【第23回】
布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)を乗せた汽車は東京駅に着き、つきまとう浦木(杉浦太陽)を振り切るようにして茂は布美枝を連れ、調布の家へと向かう。あこがれの大都会での暮らしを予想していた布美枝だったが、ふたりの乗った車はどんどん郊外へと向かっていく。都会の雰囲気などまったくないところに車は止まり、そこで布美枝が見たのは…。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第22回】

もっとガッツリ「今生の別れ」に重点を置いて描くと思ったら…

これは意外だった。何が意外かって言うと、もっとガッツリと「今生の別れ」に重点を置いて描くと思っていたから。

「別れ際に泣き顔を見せたくない」を理由に、ミヤコ(古手川祐子)たち家族と源兵衛(大杉漣)を分けて描くは分かるが、やはり飯田家は大人数いるから、どうしても「布美枝 対 一人」をやり始めると「今生の別れ」が薄まってしまったと言う感じだろうか。

回想含めて「安来で育った自分との別れ」を描いて頑張った

ここは、思い切って源兵衛だけにギュッと絞り込んで、源兵衛に10分間、ミヤコたちに5分間の割り当て位が丁度良かったかも知れない。まあ、それでも、これまで描いて来た飯田家の内容からしたら、15分間の1回分で「今生の別れ」を描くのは難しいとは思うが。

その意味では、「家族との別れ」だけでなく、「ふるさとの山や 川や 町並みとの別れ」を、回想シーンを上手く活用して、「安来で育った自分との別れ」を描いたのは頑張ったと思う。

「東京での新生活」までの"エピローグ兼プロローグ"として悪くない

ただ、録画を 2,3回繰り返して見たところ、家族との別れを描くのに10分間割いて、残りの 5分間で列車中を描いたと言うのは…

もしかすると、「今生の別れ」を意図的に強調すると、ここで大きな区切りを作ってしまう可能性があるのを危惧して、敢えて若干薄味に描いて、あくまでも「東京での新生活」に物語を滑らかに移行させるための “エピローグ 兼 プロローグ” にしたかったのかも知れない。

そう考えると、ラストで茂の旧友・浦木(杉浦太陽)が突然現れて、布美枝たちに絡んで来るところでカット(第22回を終了)したのも納得出来る…



【第23回】

おんぼろ一軒家のオチのためなら、前回の薄味は得策だった

どうやら、前回の感想に書いた、「東京での新生活」に物語を滑らかに移行させるための “エピローグ 兼 プロローグ” にしたかった…が、正解だったようだ。

新キャラの浦木に、生まれて来るであろう子どものことや、建て増しのことを話し、東京を夢の場所、新生活そのものが夢のように巧みにネタ振りして、更に東京に住む布美枝の長姉・暁子の手配してくれた高級ハイヤーのセレブ感のネタ振り、更に布美枝の鼻歌『東京ラプソディ』をも重ねて~の、おんぼろ一軒家のオチ。

なるほど、このオチを活かすなら、あまり「今生の別れ」を強調しない方が得策だ。だって、あまりやり過ぎちゃうと、おんぼろ家が映った瞬間に布美枝が “不幸” に見えてしまうから。中々、考えられたこの度の 2回分の構成に恐れ入った。

あとがき

本放送時が、2010年4月22日(木)と23日(金)ですから、この 2回分が丁度「ここ? 嘘でしょ?」への “巧みな繋ぎ” だったわけですね。騒動と言うのでなく、自然な流れで、布美枝の驚きまで “繋いだ” のはお見事です。若干展開が淡々としてはいますが、次回の土曜日で、また次週へのネタ振りがあると期待します。

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