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連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第31回第7週『届かぬ声』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


りん(見上愛)や直美(上坂樹里)たちは、いよいよ病院での実習に入る。しかし院長の多田(筒井道隆)や看病婦らの目線は冷ややかで…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび) 第5
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3,7
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




物語の連続性と設定の整合性

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私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――

アバンタイトルをはじめとして、第7週が始めって早々から、主人公たちがいつの間にか看護婦として一人前に働いている状況が、どうにも異様に見えて。

もし、このように「既に看護婦として働いている状態」から話を本格的に進めるのであれば、第1回の放送から病院での見習い期間を描くという手法もあったはずである。

それこそ、「座学の授業」と「病棟での実習」を同時並行に進める教育プログラムであるという設定にすればよかったのでは?の実習」のほかに「休日・休み」を設ける。

で、後出しジャンケンにはなるが、と思う。

例えば、最初の数か月は「座学の授業だけ」の設定にして、「実習が始まるまで」の半年間なりで、これまで描いてきた家族とのエピソードを盛り込み、場合によってはと思う。「休日・休み」に学校に入学するまでの苦労話や、学校生活での出来事を盛り込めばよかった

「座学だけのに時点で退学・辞退の可能性も…」する展開にして緊張感を持たせてもよかった

家族や周囲とのつながりを描く大切さ

物語をスムーズに進めるためには、登場人物たちの日常生活を丁寧に描写することが欠かせない。

たとえ劇中で彼女たちが看護婦として忙しく働いている時期であっても、休みの日などのプライベートな時間を有効に使うべきである。

例えば、家族や大切な人たちと過ごす場面を少し加えるだけで、物語の説得力は大きく増すのだ。

具体的には、病院での実習が始まる前日に、母親や妹、あるいは自分の娘に対して「明日から新しい現場で頑張ります」と決意を語るような場面があれば、視聴者は彼女たちの成長をより身近に感じることができる。

こうした何気ないやり取りが、登場人物たちの心の動きを伝える重要な鍵となるのである。

でも、そんなシーンは本作においては幻以上に見えないのだ。

連続ドラマとしての深みを生む工夫

長い期間をかけて放送される連続ドラマにとって、最も大切なのはこれまでの物語との「つながり」である。

それぞれのキャラクターが持つ背景や、これまでの人間関係を活かした描写が求められる。

例えば、直美(上坂樹里)というキャラクターであれば下谷松町教会の牧師・吉江善作(原田泰造 ex.ネプチューン)との対話を描いたり、あるいは多江(生田絵梨花)であれば過去の父(吉岡睦雄)とのやり取りを挿入したりすることも可能だったはずである。

もちろん、りん(見上愛)についても、「鹿鳴館の華」と呼ばれる貴婦人・大山捨松(多部未華子)に報告しても罰は当たらないのだ。

こうした場面は、放送の冒頭にある数分間の短い時間(アバンタイトル)を使うだけでも十分に表現できると思う。

アバンバイトルの数分間を利用して、「病棟実習前日の緊張と不安の時間」を表現するくだりを作り、その中で過去のエピソードが今の彼女たちにどう影響しているかを示す描写があれば、ドラマとしての深みはさらに増していっただろう。

しかも、シップの貼り方、軟膏の塗り方、残された食事で患者の健康状態を見極める手法だって、本来はきっちりと「座学」で描くべきだったと思う。

それをやらずに、主人公特権で、いきなり実習現場に入るなら、「これまでは何だったの?」と愚痴を言いたくもなるのだが。

演出と制作体制の課題

ドラマの制作現場では、効率を求めて撮影スケジュールを組むことが一般的である。

しかし、効率を重視するあまり、物語の整合性が失われてしまっては本末転倒である。

もし(ではなく、「明らかに」ですけれど)週ごとに演出担当者が交代することで物語のトーンがバラバラになってしまっているのだとしたら、それは作品全体の質に関わる大きな問題である。

視聴者は、一つのつながった物語として作品を楽しんでいる(本作は楽しめていませんが)。

演出が変わったとしても、これまでの流れをしっかりと引き継ぎ、雑な印象を与えないような丁寧な物作りが必要である。

看護について学んだ形跡が終盤の夕食時や翌日の申し送りのさいににわずかに描かれたものの、全体を通した丁寧な積み重ねが不足している点は否定できない。

それこそ、現代に置き換えれば、だったと思う 。

現場実習に出る前の座学で「薬の塗り方飲ませ方」「学生同士の注射訓練」「患者の寝起き」「車いすの使い方の介助」などの肉体的にもきつい実習を乗り越えてきたと描かなければ、本当に「今回が第1回でも問題なし」だったと思う。

ドラマをより魅力的にするための改善案

この作品をさらに素晴らしいものにするためには、まず「時間の経過」を視聴者に分かりやすく提示することが重要である。

修行や学習の期間をただ省略するのではなく、短い回想シーンや日記の朗読などを通じて、彼女たちが努力してきた過程を補足するのが良いだろう。

その意味では、私が見落としているだけだと思うが、この手のドラマでは必需品であろう生徒らの授業ノートや実習メモの類が程登場しない

でも、そんな記録が一瞬でも映るだけで、彼女らの努力や成長が視覚的に分かるのだから、そんなんは「まとめ撮り」をしてけば良いだけのこと。

また、撮影の段階で関連するシーンをまとめて撮るなど工夫を凝らし、登場人物たちの私生活や人間関係の変化を物語の合間に細かく配置すべきである。

特に、それぞれのキャラクターが直面している課題や家族との絆を改めて整理し、それらが看護婦としての仕事にどう結びついているのかを明確に示すことで、物語の説得力は格段に向上すると思うが。

あとがき

ここまで、新章の冒頭で「看病婦の仕事を否定し、いたしません!」「医師がやるべきこともいたしません」とあの『ドクターX』風に主張させるなら、もっと座学で「看護婦とは何か?」を追求して描くべきだったと思います。

もっと、バーンズ先生(エマ・ハワード)に教わったことを信じるに値する「エビデンスが高い看護」と位置付けて、看病婦たちの意識改革までやればよいと思います。

もちろん、現状では「りんや多江がやったら気持ちがよさそうなこと」をやっているにすぎず、看護と言い難い。

せめて、ことあるごとにバーンズの起こった顔と黒板を回想シーンに挟んで、「これ教わった」「あれ知ってる」と‘りん’たちが思い出して前進しないと、本当に最初の1か月と2週間が無駄になると思います。

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【これまでの感想】



朝ドラ『風、薫る』ダブル主人公のモデルを深掘り! 白衣をまとった武士の娘たちー明治の医療を拓いた愛と自立の記録 新窓で開きます

第1週『翼と刀』
第1回第2回第3回第4回第5回土曜ダイジェスト版

第2週『灯(ともしび)の道』
第6回第7回第8回第9回第10回土曜ダイジェスト版

第3週『春一番のきざし』
第11回第12回第13回第14回第15回土曜ダイジェスト版

第4週『私たちのソサイエティ』
第16回第17回第18回第19回第20回土曜ダイジェスト版

第5週『集いし者たち』
第21回第22回第23回第24回第25回土曜ダイジェスト版

第6週『天泣(てんきゅう)の教室』
第26回第27回第28回第29回第30回土曜ダイジェスト版


感想の趣旨について
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TBS日曜劇場『GIFT』

TBSテレビ系・日曜劇場『GIFT』
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第5話『二つの星がそろう時、勝利の音が鳴る?!』、EPG欄『第一章完結!俺はここで生きているんだ…!涙と告白決戦―』の感想。


坂東(越山敬達)の転倒に過剰反応を示す母・陽子(西尾まり)の背景には、3年前の出来事があり、その事実が周囲に語られる。伍鉄(堤真一)は親子関係を宇宙に例え、坂東が本来の力を発揮する道を探る。一方で圭二郎(本田響矢)のラグ車は深刻な損傷を抱え、高水(田口浩正)との衝突も重なり状況は悪化する中、人香(有村架純)の父にも異変が生じて…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:金沢知樹(過去作/半沢直樹2022,クジャクのダンス、誰が見た?)
企画・原案:平野俊一(過去作/シマシマ2011)
演出:平野俊一(過去作/ラストマン-全盲の捜査官-,フェルマ-の料理) 第1,2,3
   加藤尚樹(過去作/ペンディングトレイン,キャスター) 第4,5
   伊藤弘晃(過去作/初恋アンダーDOGs~負け犬と初恋~(ネットドラマ))
音楽:林ゆうき(過去作/緊急取調室,DOCTORS~最強の名医,あさが来た)
主題歌:Official髭男dism「スターダスト」
挿入歌:Little Glee Monster「一輪」
監修・協力:一般社団法人日本車いすラグビー連盟美
P:宮﨑真佐子(過去作/逃げるは恥だが役に立つ)
   内川祐紀(過去作/クジャクのダンス、誰が見た?)
協力P:中澤美波(過去作/御上先生)
※敬称略




過去の傷と向き合う決意

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令和8(2026)年5月10日に放送されたドラマ『GIFT』(TBS系)の第5話は、車いすラグビーのチームである「ブレイズブルズ」が新しく変わっていく様子を詳しく描いていた。

物語の中で、雑誌記者の霧山人香(有村架純)は、練習に顔を出せないほど深く悩んでいた。

その理由は、10年前に自分の父親が起こした事故の被害者が、チームの選手である(元)素行不良の青年・朝谷圭二郎(本田響矢)だったと知ったからだ。

人香は申し訳ない気持ちでいっぱいになり、自分を激しく責めていた。

そんな時、仲間のエースの宮下涼(山田裕貴)と偶然出会い、自分の苦しい胸の内を明かす。

話を聞いた涼は、事故を恨んでいるかと聞かれると、許せない気持ちがあることを認めながらも、逃げずに話し合うことの大切さを次のように語った。


涼「何も知らされないまま
 こっちはずっと
 それを抱えて生きなきゃいけない
 話さねえと始まんねえと思う
 逃げるのだけはダメだと思う」

この言葉に背中を押された人香は、圭二郎としっかり向き合う約束をする。


家族という複雑なつながり

第5話では、たくさんの登場人物の思いが複雑に絡み合っていた。

人香は被害者である圭二郎と会うだけでなく、事故を起こしてから部屋に閉じこもっている父の英夫(山中聡)にも、圭二郎のことを正直に伝えた。

一つの事故が、被害者だけでなく加害者の家族の人生までも大きく変えてしまう現実が浮き彫りになった。

一方で、作曲家「天神」のマネージャー・坂本昊(玉森裕太)は、チームのコーチである宇宙物理学者の伍鉄文人(堤真一)が自分の本当の父親だと知らされる。

昊はアーティストで昊の母親・坂本広江(山口智子)に励まされ、伍鉄と再会し車いすラグビーを体験してみないかと誘われる。

一生懸命に競技を楽しむ選手たちを見て、昊は夢を持ち続けることの素晴らしさを口にするが、伍鉄は厳しい態度でこう答えた。
伍鉄「探究をやめた人には
 続きなんてありませんから」

本作では、親子の距離感や関係性が大きなテーマとなっている。

涼も自分を捨てた父の達也(菅原大吉)を許せずにいるし、圭二郎と両親の関係も事故以来ずっと冷え切っていた。

家族は一番近くで支えてくれる存在であり。

特にパラスポーツの世界においては、裏側で支える家族はとても大切な役割を果たしていることが伝わってくる展開だ。


激闘の果てに見つけた自分の居場所

人香の父親が自分を車でひいた本人だと知った圭二郎は、大きなショックを受けて言葉を失ってしまう。

前を向いて挑戦を始めたばかりだった彼にとって、過去の辛い出来事はあまりにも重いものだった。

しかし、変えられない過去を嘆くのではなく、これからどう生きるかが人生を決める

圭二郎にとって、目の前にある試合こそが自分の生きるべき現実だった。

彼は次のような言葉を口にし、自分と人香の心を救おうとする。


圭二郎「戻るか
 元の世界になんか
 俺は今
 ここにいる
 ここで生きるんだよ」

圭二郎が勇気を出して前を向けたのは、人香が誠実に向き合おうとしたからだ。

その後の、メモリアルカップという大会で「スイフトスネーク」との試合が始まった。

車いす同士が激しくぶつかり合う音や迫力のある映像は、この競技が「殺 人球技」と呼ばれる理由を十分に感じさせるものだった。

試合はほんの数センチという差で負けてしまったが、選手たちは確かな手応えをつかんでいた。

この熱い戦いを見て、昊も何か新しいやる気をもらったようである。

やはり、目の前の現実に真摯に向き合い戦うことでしか、現状を大きく変えることできないのである。


あとがき

過去の過ちや辛い経験から逃げずに、一歩前へ踏み出すことの難しさと大切さを教えてくれる第5話でしたね。

人香や圭二郎が、苦しみながらも自分の足で立とうとする姿には、見ていてとても勇気づけられました。

また、車いすラグビーの試合シーンはものすごい迫力で、スポーツの持つ力強さに圧倒されました。

バラバラだった人たちの心が少しずつ重なり合っていくこれからの展開が、ますます楽しみになります。


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第6週『天泣(てんきゅう)の教室』「土曜ダイジェスト版(土曜日版)」の感想。


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看護婦養成所に集まったりん(見上愛)・直美(上坂樹里)ら7人は、年齢も背景も異なる中で寮生活を始めるが…。教師不在のままナイチンゲールの著書の翻訳を課され、直美(上坂樹里)と多江(生田絵梨花)を中心に作業は進むものの、頻出語の解釈に行き詰まる…。りん(見上愛)は協力を提案するが思うようにまとまらず…。一方で各自が外部に助言を求める中、門限違反により罰を受け、直美(上坂樹里)の内面が揺らぎ始める中で、翻訳発表の日が迫り…。
------上記のあらすじは、当ブログのオリジナル------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
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   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび) 第5
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3
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「土曜日ダイジェスト版」が持つ二つの役割

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本日は超多忙につき〈簡単感想〉で失礼します。

「土曜日ダイジェスト版」の意味を今さら書く必要もないが。

一つは、文字通り通常放送である「本編」のまとめ版であり、1回でも見逃した視聴者に内容を届ける意味だろう。

もう一つは、「本編」を見ていない視聴者に対して、「本編」を見てほしいという広告宣伝の意味もあると思う。


今週の編集における課題と違和感

で、今週の「土曜日ダイジェスト版」を見て、どれだけの視聴者が「本編を見てみたい!」と感じただろうか? と思うのだ。

「本編」の感想でも指摘した《英語セリフと字幕処理の見づらさ》も、追加ナレーションで分かりやすくする工夫もほぼなし

今週の展開にはほぼ無関係であり、ほぼ不必要であった直美(上坂樹里)を強引に残したおかげで、全体の物語の印象が薄くなっただけでなく。

「本編」ではギリギリで伝わっていた内容すら “完全に箇条書き” になり伝わりづらくなっていた。


今週のあらすじ:看護の本質と自立

ここで、「本編」を見た人は思い返してほしい。

今週の内容は、次のようなものだったと思う。


指導教官バーンズ(エマ・ハワード)の厳しい授業を通じ、りん(見上愛)たちは「観察」と自己管理こそが多くの命を救う看護の基本だと学ぶ。結婚のため退学を迫られた多江(生田絵梨花)も、病床で仲間の未熟さを指摘する中で看護の意義を再確認し、父を説得して自らの道を切り拓く。半年後、成長を認めたバーンズから看護服を贈られた彼女たちは、日本語を解していた教官の正体に驚きながら病院実習へと向かう。

 ※当ブログのオリジナル

もっと簡潔に書けば、次の内容しかなかったのだ。


バーンズ(エマ・ハワード)の指導のもと、りん(見上愛)と多江(生田絵梨花)が看護の本質に向き合い、それぞれの進む道を見出す物語である。

 ※当ブログのオリジナル


ドラマの構成:主人公の定義に対する矛盾

要するに、今週の物語は、(あえて皮肉で書きます)「看護学校編」から始まった「トリプル主人公」の内の二人、‘りん’と直美がバーンズ先生の指導の下で看護の道に進む決心をする… だけなのだ。

なのに、ここまで直美を残す編集をするのはどうかと思う。

いや、正しく書くならば、当初の‘りん’と直美の「ダブル主人公」を踏襲するなら、《ここまで多江を盛り込むな!》である。

結局、「本編」が「ダブル主人公」をきちんと描かない(描けない)から、「土曜日ダイジェスト版」も中途半端になるのだ。


あとがき

頂戴したコメントにもお答えしましたが、多江の父の心変わりの速さも、多江本人の看護の再認識の速さも、マッハの速度でしたよね。

だから、「本編」の感想で書いたように、先週と今週で「1か月=4週間」を割くくらいのテンポ感でよかったと思います。

だって、多江は別にして、‘りん’と直美が《看護を本気で学ぶ決心をする》が中途半端で、実習に進むなんて、私はありえないと思うのですよ。

だったら、最初から座学なしで「実習現場で全部学ぶ」として、ここを第1週、第1回でもよかったわけです。

まあ、何を書いても「いまさら」ですし、「箇条書き」は変わらないと思いますけれど。


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田鎖ブラザーズ

TBS系・金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』
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第4話『容疑者が残した鍵の謎』の感想。


津田(飯尾和樹)の死により手がかりを失った真(岡田将生)と稔(染谷将太)は、遺された電話番号から父・朔太郎(和田正人)の関係者であるふみ(仙道敦子)へと辿り着く。一方で小池(岸谷五朗)が現れ、31年前に関わる新事実を提示することで事態は新たな局面へと進む。さらに放火殺人事件では逃走中の痣の男を追う中で、別の殺人事件が発生し、捜査は一層混迷を深めていく…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---


原作:なし
脚本:渡辺啓(過去作/警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~,Get Ready!)
演出:山本剛義(過去作/最愛,Get Ready!) 第1,2,3,4
   坂上卓哉(過去作/地獄の果てまで連れていく)
   川口結(過去作/まどか26歳,研修医やってます!)
撮影監督:宗賢次郎(過去作/映画「#拡散」のみ撮影監督,他作品は照明技師)
撮影:加藤春日(過去作/ドラマスチール〈写真〉撮影担当)
音楽:富貴晴美(過去作/朝ドラ「舞いあがれ!」、花嫁のれんシリーズ、西郷どん)
P:新井順子(過去作アンナチュラル,MIU404,最愛)
主題歌:森山直太朗「愛々」
※敬称略




“父の愛情”と“拳銃の真実”が交錯した兄弟の記憶と疑念

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今回の感想も、物語の内容を追いつつ、様々に考えていこうと思う。

TBS系金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』の第4話の中で、田鎖真(岡田将生)と田鎖稔(染谷将太)の兄弟は、久しぶりに昔住んでいた家を訪れた。

そこで二人は、亡くなった父である朔太郎(和田正人)が作ったロボットを見つける。

父は金属を加工する工場で働いていたため、その作品はとても立派なものだった。

父は酒好きで、休みの日には二日酔いで寝ているような人間だったが、兄弟はそのロボットを見て、自分たちが愛されていたことを思い出す。

しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。

ロボットの中から本物の拳銃が見つかったからだ。

そう、温かな思い出は、一瞬にして恐ろしい現実に変わってしまう。

そんなものかもしれない。


真「なあ 俺たちの親ってどうだった?
 ちゃんとしてた?」

夜の港で真が稔にそう問いかける場面があるが、二人の記憶の中にある父の姿は、すでにぼんやりとしたものになっていた。

特に、5歳で両親を亡くした稔にとって、父に別の顔があるなどとは想像もできなかった。

だが今、目の前にある拳銃が、父が隠し続けてきた真実の断片であることを二人は悟る。

これによって、両親が亡くなったあの火事も、単なる不運な事故ではなかった可能性が浮上したのである。


“血縁の鎖”が映し出す家族の宿命と社会の闇

子どもにとって、どのような親のもとに生まれるかは、その後の人生を大きく変える重要な要素だ。

家族という切っても切れない強い結びつきは、ときに自分の力ではどうにもできない重荷になることがある。

最近の世間では、「親ガチャ」と呼んで、家庭の経済格差や教育機会の違いが子どもの未来に大きな影響を及ぼすとして話題に上がる社会問題の一つだ。

劇中で語られる「血縁の鎖」という意味合いは、まさに逃れられない運命を表現している。

物語では、過去に起きた放火殺人事件から、4億円もの金塊が奪われた事件の真相が明らかになっていく。

この事件に関わったのは、親の借金や介護で苦労し、必死に生きてきた若者たちだった。

彼らはいつか、自分たちと同じように困っている子どもを助ける場所を作ろうと誓い合っていた。

しかし、彼らを犯罪へと導いた「東郷」という人物は、実は犯人である横倉沙紀(石川瑠華)が作り出した架空の存在だった。

もしかすると、その「東郷」こそが、彼らを追い詰めた厳しい社会そのものを表していたのかもしれない。

こう考えると、「事件の闇」は「社会の闇」とさらに深くリンクするように見える。


“家庭環境”と“自分の意志”の狭間で揺れる人々の悲劇

事件の背景には、「夢を持つことさえ許されなかった」という悲しい現実がある。

正義感が強く、いつも正しい意見を述べる宮藤詩織(中条あやみ)も、実は親のことで苦労してきた一人だった。

彼女は、少し運命が違えば自分も彼らと同じように罪を犯していたかもしれないと口にする。


宮藤「けど 家庭環境で
 すべてが決まるわけじゃない
 どういう道を歩くかは
 自分次第ですから」

彼女が語った言葉には、自分を律して生きていこうとする強い意志が込められている。

誰にでも外からは見えない苦しみがあり、大切な人を守るために必死に戦っている。

その悲しみや悩みが大きすぎると、人はときに間違った道を選んでしまうこともある。

田鎖兄弟もまた、自分たちの家族を壊した相手への復讐を誓うことになったのだ。


兄弟を取り巻く“大人たちの秘密”と隠されていた真実

兄弟を優しく見守ってきた周囲の大人たちにも、不審な影が見え隠れする。

真の上司である小池俊太(岸谷五朗)は、かつて両親の事件を調べていた警察官だった。

彼は事件の夜、容疑者にアリバイがあったと話すが、そこには政治家の影もちらついている。

また、近所に住む茂木幸輝(山中崇)や、姉のように慕ってきた足利晴子(井川遥)の行動もどこか不自然だ。

事件のあった時間に現場の近くにいたことなど、偶然とは思えない出来事が重なっている。

さらに、工場の関係者である辛島ふみ(仙道敦子)も、夫を気遣う言葉の裏に何かを隠しているようだ。

「知らない」ということは、裏を返せば大人たちに「守られていた」ということでもある。

親は子どものために、あえて苦労や暗い部分を見せないようにするものだ。

しかし、その秘密に気づいてしまったとき、兄弟は自分たちを守るために隠された愛ゆえの真実を暴いていかなければならない。

それはとても辛い選択になるかもしれないが、二人はその大きな壁に立ち向かおうとしているのだ。


細部の映像演出に宿る山本剛義監督の“空間表現”と演出力

今回の演出は、本作のチーフ監督・山本剛義氏だ。

通常の連ドラで、初動の4話全てをチーフ監督が担当するのは珍しいことだ。

きっと、制作側が「第1章で、きっちりと世界観を創出しておきたい」という意図があるのだと思う。

そんな視点で本作を見ると、山本氏の演出のこだわりもあちらこちらに見えてくる。

例えば、序盤の5分ごろ、上司の小谷に自分たちの行動を言及された田鎖兄弟が道を歩く場面で、ターコイズブルー色が背景の貸地の看板が画面全体を覆うカットの背後で兄弟の会話劇が進むが、「貸工場地」の看板と、幼き頃の工場の話が絶妙にシンクロしている。

また、8分過ぎ、兄弟が署内の男子トイレで背中越しに会話する際、真が用を足す後姿が鏡に反射することで、現場のリアル感をうまく作り出している。

20分過ぎの田鎖家の室内では、二人で缶ビールを飲む際に、真が自然なかたちで冷蔵庫上のスペースに座ることで、空間の広さと話題の世間さを対比させ、さらに視聴者の視線を上下に向かせることで、引きのカットを面白く見せる効果を出している。

31分ごろ、真犯人となる沙紀が質屋から出てきて潜伏先の元キャバレー風の場所にかがみ込んで入るときは、壁面を鏡に見立て、半分降りているシャッターから漏れ入る光の妙を演出しているし。

刑事らに自供を始めた沙紀が「最後の1本」と言いながら、「灰皿に4本の吸い殻」のインサートカットを挟むことで、時間経過と自供の重みも表現した。

いずれも、さりげない演出だが、いい感じでテンポを生み出すと同時に、場面転換のよきアクセントになっていると思う。


あとがき

この物語は、単なる事件解決のドラマではなく、家族の愛や社会の厳しさについて深く考えさせられる内容になっていますね。

親が子どもを思う気持ちと、それに応えようとする兄弟の姿には、とても心を打たれます。

たとえ厳しい現実に直面しても、自分たちの人生を切り開こうとする彼らの強さは、読者の皆様にも勇気を与えてくれるのではないでしょうか。

これからの展開で、兄弟が真実の中に希望を見出せることを期待します。


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第1話第2話第3話


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連続テレビ小説『風、薫る』

NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)Instagram

第30回第6週『天泣(てんきゅう)の教室』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。


高熱で倒れ、声が出ない多江(生田絵梨花)。心配したりん(見上愛)や直美(上坂樹里)たちが看護のために次々と部屋に押しかけるが、なかなかうまくいかない。バーンズ(エマ・ハワード)は、皆に課題を思い出すよう命じる。そんな中、多江の父(吉岡睦雄)が学校にやってきて…
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原案田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4
   新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2,6
   橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび) 第5
   松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
   宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略




設定の破綻が生む“看護不在”の場面構築

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人の‘みっきー’です!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――

『風、薫る』のキリ番である第30回の劇中で、病人である多江(生田絵梨花)のためにスープを作るという描写があった。

しかし、何とも意味不明と言おうか、これには少し疑問が残る

もちろん、本作において、今週から、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)、そして多江の「ほぼトリプル主人公状態」になったから、異様なくらいに会話のシーンがなかった。

よって、珍しいくらいに会話のシーンがあることは大切であるし、よいことである。

しかし、看護学校以前に、生徒らの生命や安全を守るべき「学校」で病人をそのままにしておくという展開は、令和の感覚だけでなく、明治時代の状況を考えても少し不自然に見えやしないだろうか。

言うまでもなく、若い同年代の登場人物たちが友情を伝えるための良いエピソードであることは理解できる。

でも、あまりにも無理がある設定という印象が拭えないのだ。


“看護ドラマ”としての必然性を欠いた演出判断

当然、医師ではないが看護の知識が豊富なバーンズ先生(エマ・ハワード)が「大丈夫だ」と判断した、と超好意的に受け止めることもできる。

とはいえ、学校内やその周辺にすぐ動ける医者がいないのであれば、もっと緊迫した状況を作る工夫が必要だったのではないか。

例えば。

 ●悪天候で道が塞がれて「医師が行けない」
 ●他の患者の往診で「近隣の医者が不在」
 ●深夜で「すぐに医師が来られない」

といった具体的な理由があれば、視聴者も納得しやすかったはずだ。

医者である多江の父(吉岡睦雄)が到着するまでの間、病人がただ放置されているように見えてしまったのは、物語の構成として、いいや「看護師」「看護」を描くドラマとして非常にもったいない部分であり、やるべきでなかった表現だと思う。


“後付け”に見えてしまったバーンズ先生の看病描写の弱さ

なぜ、明確に《バーンズ先生も多江の看病をやっていた》を強調しなかったのだろう?

半分くらいしかバーンズの顔が見えなかったが。

ここは、前述のとおり、「バーンズの指示・指導で学校で看病した」と印象付けるべきだったと思う。

だって、この「多江を看病するバーンズ先生」の “ワンカット” は、ドラマ全体のバランスを保つために正しい判断であったと思う。

もしも、バーンズがワンカットも登場しなかったら、いいや、翌朝に病状が回復した多江の場面にバーンズがいなかったら、「看護師」「看護」を描くドラマとして作品の柱が失われていた可能性が高いのだ。

もちろん、「結果的に」バーンズがかかわっていたと描いていたが、明らかに後付け、後出しであるが。


看護ドラマの軸を見失わせた“多江中心”の物語構成

それにしても、主人公らが看護婦の仕事を(それなりに正しく)理解するという展開のために費やされた時間は、少し長すぎたのではないだろうか。

教科書の翻訳に関する話も含めると、およそ2週間の時間が使われている。

ドラマとして新しい要素を取り入れるのは良いが、現実味を欠いた構成になってしまったことは、物語を組み立てる上でのミスと言わざるを得ない。

私は、ひとりの視聴者として、看護の技術や知識を深く学んでいる様子を期待していた。

しかし、実際には英語の学習や先生の性格を知ることに多くの時間が割かれていたように感じられる。

看護について学ぶ場面もあったが、それはあくまで個人の活動にとどまっており、ドラマとしてもっと強調すべき部分が見えにくかったのがホントよろしくない。

今回だって、急に、唐突に、病み上がりの多江が父に演説を始めたが、ハッキリ言って「たった一晩看病されただけで?」と思ったのは言うまでもない。

しかも、多江は第三の主人公(ではないですが)であって、‘りん’でも直美でもないという流れは、さすがにやりすぎである。


“急ぎすぎた成長描写”が招いた看護ドラマとしての薄さ

今回の展開で最も大きな問題、いや最大のミスと呼んでも過言ではないと思う。

それは、登場人物たちが自分たちの力で課題を乗り越えようとする姿が、映像として十分に表現されていなかった点にある。

当初は対立していた者同士が仲間になる過程や、直美というキャラクターの性格が変化していく様子、そして看護という仕事に真剣に向き合う姿勢などが、丁寧な描写として視聴者に伝わっていない。

要するに、ほぼ一人も、自ら能動的に問題解決をしようとしているように描かれてこなかったのだ。

一応は、「自ら志願して入学した」はずなのに…

結局、仲間たちやバーンズ先生、さらには多江に関するエピソードまで、あまりにも多くの情報を短い期間(2週間=10回分)に詰め込みすぎてしまったのだ。

本来であれば、3週間、いいや、思い切って「1か月=20回分」程度を割いて描くべき内容だったのだ。

なのに、そこを急いで進めてしまったため、一つひとつの出来事が薄くなってしまったのである。

せっかく「子役による幼少期」を排除した構成にしたのだから、もっともっと半年間の物語の「起承転結の起から承にかけて」は丁寧に描くべきだった。


学校編への導入を遅らせたことで薄れた“学園ドラマ”としての魅力

前章と少し重複するが。

現在放送されている学校での生活を中心とした物語は、もっと早い段階から始めてもよかったと思う。

放送開始から1か月ほどかけて描かれてきた「学校編が始まるまでの物語」の背景や設定の多くは、今の展開において必ずしも必要不可欠なものではないのだ。

例えば、登場人物の家族の話や過去の経緯などは、短い回想シーンや本人の言葉だけで十分に説明が可能だ。

むしろ、物語の最初、第1回ら学校を舞台にした学園ドラマのような形式にしていれば、もっと時間を有効に使えたのでは?

主人公が二人いるという設定を活かすためにも、‘りん’と直美それぞれが「看護学校に入るまで」の描写を思い切って短縮し、すぐに本筋(学校生活)に入るべきであった。

そして、初対面の同級生たちが、よい意味での「自分語り」をやって、過去を説明するだけでよかったのだ。

そうすれば、仲間たちとの絆が深まっていく様子をより感動的に描くことができたに違いない。


“視聴者の想像任せ”になってしまった看護ドラマの演出不足

多くの視聴者は、看護という仕事の大変さをある程度理解しているため、不足している描写を自分の知識で補いながら観ている。

しかし、ドラマが本来見せるべきなのは、登場人物たちが自分たちで考え、悩みながら前へ進もうとする “泥臭い努力や頑張り” ではないだろうか?

視聴者が自分の想像で補わなくても済むくらい、彼女たちの必死な気持ちを映像として届けるべきだったと思う。

効果音や劇伴(音楽)の使い方についても、物語のテーマを際立たせるための工夫がもっと必要だ。

ここまで、劇伴が世間の話題にならないのは、劇伴や効果音を含めた演出、つまりは《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》がまともにできていないことを意味しているのだ。

何を中心にして物語を描きたいのかが分かりにくい現状では、作品の魅力が十分に発揮されているとは言い難いと思う。


看護と成長の“本筋”に集中すべきだった物語構成の課題

このドラマをより魅力的なものにするためには、まず物語の焦点を絞ることが重要だ。

具体的には、「学校編」に至るまでの過程を短縮し、仲間たちとの共同生活や学びの場により多くの時間を割くべきであった。

また、看護の訓練や実践のシーンでは、結果だけを示すのではなく、失敗しながらも工夫を重ねるプロセスを映像で丁寧に見せることが求められる。

さらに、詰め込みすぎたサブストーリーを整理し、主人公たちの成長と看護というテーマに一貫性を持たせることで、視聴者が物語の核心をより深く理解できるようになるはずだ。


あとがき

こう言っちゃなんですけど「ほぼ箇条書き」ですね。

正しくは、「余計な部分は念入りに」「肝心な部分は全て箇条書き」ということです。

この程度の「看護学校」の描写なら、『おむすび』の「神戸栄養専門学校」のほうが、みんな自分たちなりに奮闘していたように感じましたけど。

バーンズは「ここで教えることは もうありません」と言ってましたけど、「シーツのしわを取る」「掃除をする」以外に何か教えましたっけ?

もちろん、座学でなく実習のほうが多くの学びがあることは、看護師の妻からも聞いています。

だとしても、実習に至るまでの過程(座学の猛勉強)があってこそ「実習で頑張る(頑張れる)」と思うのですが、まあいいです…


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ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
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[さ~し]
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
ザ・ロイヤルファミリ
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
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[た]
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
終のひと
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
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[は]
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ばけばけ
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
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[や]
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
リブート
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか

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