NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『風、薫る』
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第20回/第4週『私たちのソサイエティ』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
環(宮島るか)を無事に取り戻したりん(見上愛)は、久しぶりに虎太郎(小林虎之介)一家や、中村(小林隆)と楽しい夜を過ごした後、東京へ帰ってきた。改めて、りんは美津(水野美紀)に、環を育てるためにトレインドナースになる決意を伝えるが、美津は、一ノ瀬家の娘ならと、横浜の老舗の造り酒屋からりんに縁談が来ていると告げる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4週
新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび)
松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3週
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略
白いハンカチをめぐる認識のズレと演出不足の惜しさ
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―――ここまで、ごあいさつ―――
今回は、メインタイトル映像なしで、りん(見上愛)の物語が始まった。
前回が、全編「りんの物語」だったから、「その続きを描くつもり」との作り手の意思表示だろう。
実際の展開も、冒頭から「りんの物語」として、りんが幼馴染の虎太郎(小林虎之介)に対し、第5回(2026年4月3日放送)で、捨松(多部未華子)の馬車でケガした‘りん’が捨松からもらった白いハンカチの思い出を語る場面があった。
しかし、これを聞いた虎太郎は困惑したような、はっきりしない態度を見せる。
物語の設定やこれまでの流れを考えれば、虎太郎の反応はごく自然なものであるといえる。
なぜなら、虎太郎にとってはハンカチにまつわる過去の経緯よりも、それを「りんから受け取った」という事実(第5回で釣り中に手をケガして‘りん’にハンカチを巻いてもらう)のほうがはるかに価値があるからだ。
この場面は、主人公が抱く品物(白いハンカチ)へのこだわりと、それを受け取る側の素直な感情が対照的に描かれており、視聴者から見ても(一応は)納得できるやり取りとなっていた。
ただ、惜しいのは、第5回の回想シーンがワンカットもなかったこと。
これくらい、あちこちに話が飛びまくる本作だから、せめて捨松の「(ハンカチを)あげます」と、虎太郎の「こんなきれいな西洋手拭い もったいねぇ」くらいは組み込んで、視聴者サービスしてもよかったと思う。
まっ、それ以前に、無理にハンカチの背景を強調する必要はなかったといえるが。
騒動依存が招く構成の散漫化と人物描写の希薄さ
もう少し、今週1週間を引きで見てみよう。
今週描かれた「亀吉(三浦貴大)による娘の環(宮島るか)の誘拐事件」や「小日向(藤原季節)の経歴詐称詐欺事件」などの “騒動” についても、より整理された構成にする余地があったと思う。
わざわざ “騒動” を盛り込まなくても、りんの父・信右衛門(北村一輝)に関するエピソードや捨松との再会を描くだけでも、《りんがナースの道を選ぶ》は物語としては十分に成立する。
また、前述のとおり作中では娘の誘拐事件が発生したが、これは「娘の環を物語に絡めるため」や「娘の教育の話題から女学校の話題へつなげるため」の下準備に過ぎないのでは?
特定の登場人物(=亀吉)を極端な悪役として描き、それを解決することで主人公を際立たせる手法は、ドラマを盛り上げるための定番ではある。
しかし、不自然な対立を作らなくても、炊き出しの手伝いなどの日常的な場面の中で捨松と “風が吹いて” 再会させるだけで、物語の軸は十分に保てたはずである。
結局、本作も、まだ1か月で既に「騒動至上主義」改め、トラブル依存症候群(人間描写が蔑ろにしてまで、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと)に陥ってしまっているのだ。
直美の登場時期と動機設定に見る連続性の弱さ
直美(上坂樹里)というキャラクターの扱いについても、疑問が残る。
これまでの彼女の行動や物語上の立ち位置を考えると、女学校の場面で初めて登場させたほうが、視聴者は混乱せずに物語を受け入れられたのではないだろうか?
以前のエピソードで強引な展開を経て捨松に働きかけ、その結果として入学が決まるという流れがあったが。
あれは、少し飛躍しすぎている印象を与えたと思う。
“連ドラ” として物語の連続性を大切にするならば、キャラクターが登場するタイミングや、その動機をより慎重に描くべきであったと思う。
史実の簡潔さが浮き彫りにする“過剰設定”と構成の矛盾
もし今回の展開が許されるのであれば、りんは大切な帯を売ってお金を作る必要も、卯三郎の助けを借りる必要もなかったことになる。
困ったことがあれば全て捨松に相談するだけで解決してしまうからだ。
そう、捨松という強力な協力者が最初からいれば、物語の多くの問題は一瞬で片付いてしまうのだ。
もちろん、そうなると、これまでの苦労や多くの登場人物との出会いといった描写が意味を失い、物語自体を大幅に短縮できてしまうという矛盾が生じてしまう。
しかし、次のように考え見ていただきたい。
「また、史実を持ち出すの?」と言われるかもしれないが、りんと直美のモチーフ(モデル)である「大関和(おおぜき・ちか)」と「鈴木雅(すずき・まさ)」が一緒に看護学校へ入学するまでを、「約250文字」で簡潔に表すと次のようになるのだ。
大関和は黒羽藩主の娘、鈴木雅は幕臣の家に生まれ、明治維新後に相次いで夫を失い、幼子を抱えて生活の困難に直面した。
自立の道を探る中でキリスト教の奉仕理念に触れ、女性が社会で働く意義と可能性を認識するようになった。
さらに欧米的教育を受けた大山捨松らとの接点を通じ、近代的な看護教育の必要性を知り、専門職としての看護に将来性を見いだした。
当時の看護教育は英語を基盤としており、語学力の習得は不可欠であった。
二人は語学と異文化理解を身につけることを前提に、近代看護の道を志し、看護学校入学へと歩みを進めていったのである。
※管理人・みっきー作
要するに、「二人が一緒に学校に通うまでに必要な7大要素」は。
【1】大関和と鈴木雅は武家の娘
【2】明治維新後、シングルマザーで困窮
【3】自立を模索する中で、キリスト教の奉仕理念に触れ、女性が社会で働く意義と可能性を認識
【4】大山捨松らとの接点により、近代看護教育の必要性を理解
【5】看護は英語を基盤とするため、語学力が不可欠と認識
【6】語学と異文化理解の習得を前提に、看護の道を志向
【7】看護学校入学へと歩みを進める
ほ~ら、シングルマザーとキリスト教と捨松があれば(いれば)史実は描けるのだ。
逆に言えば、その三つ以外の要素は「後付けのほぼ創作」であり、なくても次週(第5週)から成立する。
だ、か、ら、脚本家や演出家や制作統括のフィクション(創作物)として、もっと「後付けのほぼ創作」で、《映像で見せて(show)魅せる(captivate)》をやるべきだったのだ。
もう、遅いが。
問題解決の均衡と人物成長を欠いた構成への改善提言
朝ドラ『風、薫る』を、より納得感のあるものにするためには、まず登場人物が抱える問題と、その解決手段のバランスを整える必要がある。
誰か一人の力で全てが解決するのではなく、主人公が自らの足で歩み、時には失敗しながら成長する姿を強調すべき。
また、悪役を作って対立を生むのではなく、義理の母・貞(根岸季衣)が大切な帯を買い取って救いの手を差し伸べるような、人間関係の温かさを描く展開も考えられたと思う。
さらに、重要なキャラクターである捨松との出会いを物語の早い段階で適切に配置していれば、より一貫性のある自然なドラマになったに違いない。
そう、前述の、「二人が一緒に学校に通うまでに必要な7大要素」に書いたように、二人のシングルマザーが、捨松主宰の炊き出しで偶然に出会うだけでよかったのだ。
あとがき
なんなんでしょ? この、終わったとたんに押し寄せる “置いてけぼり感” は。
なんか、全てが箇条書きで端折りすぎなのでは?
とにかく、脚本家や演出家や制作統括が物語を進めるのに必死で登場人物、特に‘りん’と直美に愛情を感じないんですよ。
例えば、最後の場面、二人が校門前で再会する直前に、りんを娘の環と母・美津(水野美紀)と妹・安(早坂美海)が「がんばれ~」って見送り、直美も下谷松町教会の吉江(原田泰造 ex.ネプチューン)に激励されて出掛ける… なんて描写があれば、ラストシーンとしてグッときたでしょうに。
さすがに、ここまで端折って過剰激してしまっては、相当好意的に脳内補完している人でないと楽しめないと思いますけれど。
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テレビ朝日系・木曜ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』
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第2話『アキチャン失踪事件』、ラテ欄『追憶の彼女 完結編の感想。
警察庁のキャリア・陸奥日名子(黒島結菜)は、親友・水原弘美(影山優佳)が犠牲となった《3年前の未解決事件》を追う中で、奇妙な脅迫文が写る中古カメラを手に入れる。時を同じくして、その文面と酷似した手口の連続猟奇殺人事件が発生。文字フェチ刑事・鳴海理沙(鈴木京香)ら「特命捜査対策室」第6係は、被害者らに共通する過去の因縁を突き止めるが、被疑者による日名子襲撃や矢代朋(波瑠)の介入を経て、事態は混迷を極めていく…。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:麻見和史『追憶の彼女 警視庁文書捜査官』
麻見和史『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香(過去作/前作,朝ドラ「あさが来た」,僕達はまだその星の校則を知らない)
演出:田村直己(過去作/前作,ドクター-X 1~7) 第1,2話
樹下直美(過去作/帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし,モンスター)
常廣丈太(過去作/緊急取調室1~5,BG~身辺警護人~)
音楽:(過去作/昭和元禄落語心中,竜の道 二つの顔の復讐者,あなたを奪ったその日から)
※敬称略
過剰な人物配置が招いた冗長化と構成破綻
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―――ここまで、ごあいさつ―――
結果的に「前後編」となった『追憶の彼女』は、根本的な仕組みは非常に単純だ。
しかし、被害者や加害者の数を不必要に増やすことで、無理に内容を複雑に見せようとしている印象しかない。
本来であれば、登場人物を絞り込むことで、「一話完結の物語」としてすっきりとまとめることができたはずなのに…だ。
実際に、前回の放送から続いていた事件の核心部分は、開始からわずか「18分間」解決に至っている。
そして、残りの「正味26分間」は、「情報分析班」のような前回あまり活躍の場がなかった人物を無理に登場させた。
この余計な展開によって、《第2話としての流れ》を止めてしまった。
やはり、結末が予測しやすい内容であったからこそ、余計な付け足しをせずに早い段階で決着をつけるべきだったのは言うまでもない。
シリーズの核を失わせた個性の希薄化
『未解決の女 警視庁文書捜査官』シリーズの魅力は、本来「文字」を手がかりにして事件を解決する「文書解読」という独特な手法だ。
しかし、今回の放送を見ると、序盤の解決シーンを除けば、中身はどこにでもある一般的な刑事ドラマと変わらない。
過去のシリーズを知る視聴者からすれば、作品が大切にしていた独特の空気感が失われ、全く別の番組を見ているような違和感を抱かざるを得ない。
今シーズンから新キャラクターを投入していることからも、制作側がシリーズの新しい形を模索していることは理解できる。
でも、期待されていた物語の核心部分が薄れてしまっては、何の意味もないと思う。
刷新の弊害として露呈したチーム機能の不全
出演者の交代を含めた大幅な刷新が行われたものの、新しいチームとしての連携がうまく機能していないように見受けられるのも問題だ。
特に「特命捜査対策室第6係」という組織の存在感が薄く、新しく加わった警察庁のキャリア組・陸奥日名子(黒島結菜)という人物一人が目立って活動している印象が強いのが、どうしようもない。
本来、この部署はそれぞれの専門知識を活かしたチームプレイが魅力であったはずだが、現在はその一体感が感じられない。
文書を読み解くという専門性も、チームとしての協力体制も、十分に描かれていない現状は惜しいどころか、褒められることではない。
原点回帰とチーム描写による再生への指針
今後の物語をより良くするためには、第一に、この作品の原点である「文書解読」という要素を物語の中心に据え直すべきである。
事件の規模を無理に大きくするのではなく、文字の書き方や表現に隠された小さな違和感から真相に迫る緻密な展開が必要だと思う。
また、第6係のメンバー全員に明確な役割を与え、一人の活躍に頼るのではなく、チーム全員で事件を解決していく過程を丁寧に描く必要もある。
そうすることで、視聴者が本来求めているこのシリーズならではの面白さを、再び取り戻すことができると思う。
あとがき
確かに、本シリーズを新しいステージへと進めようと模索しているのは認めます。
しかし、最大に気になるのは《一話完結でない》という一点に尽きます。
わざわざ《前後編に分ける》ことをしたところで、そもそものドラマとしての面白みが感じられなければ「解決編を見たい」とは思わないと思います。
もちろん、この私も今回を見て「第3話を見てみたい」とは思いませんでした。
というわけで、感想を継続して書くかどうか、次回が見極めになると思います。
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【これまでの感想】
第1話
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ダブルヒロインの不均衡と構成上の歪み
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―――ここまで、ごあいさつ―――
今回のアバンタイトル映像に登場しているのは「りん」一人だけだ。
今さら言うまでもないが、本作は二人の主人公が活躍する「ダブルヒロイン」という形式をとっている。
しかし、実際の内容や見せ方を確認すると、どうしても、りん(見上愛)が中心のストーリー展開に見えてしまう。
先日、こんな記事を投稿した。
恋愛ドラマの時代は終わった? 2026年春、“女性バディ4連発”が示すテレビの大転換|ディレクターの目線blog ![]()
このように今期は、バディもの(8作品)、特に「女性二人のバディもの(4作品)」が多いわけだが。
一般的な「バディもの」であれば、二人の主人公を対等に扱う構成が多いが、本作はそのバランスが崩れている。
これほど一方に偏った描き方にするのであれば、最初から「単独の主人公もの」として制作した方が、物語として自然だったと思う。
制作現場における出演者のスケジュール調整や、NHKの働き方改革によるスタッフやキャストへの働く環境への配慮といった事情は推測できる。
であるなら余計に、無理に二人を同時に出すのではなく(同時並行で描くのでなく)、片方の物語を別の番外編として描くなどの工夫が必要であったのでは?
人物造形の偏重が招く直美像の空洞化と違和感
放送開始からの4週間を振り返ると、二人の描き方には明らかな差がある。
「りんの物語」は、彼女がどのような背景を持ち、なぜ今その場所にいるのかが(それなりに)丁寧に描かれている。
そのため、視聴者は彼女の行動に納得し、これからの展開に期待を持つことができる。
一方で、もう一人の主人公である「直美(上坂樹里)の物語」は、内容が非常に乏しい。
彼女が孤児であり、教会で育ったという設定は示されているが。
それらは物語を進行させるための記号として使われているだけ。
彼女自身の内面や人生が深く掘り下げられてはいない。
さらに、「直美の物語」は刺激的なセリフや英語を中心に、非常に視聴者に対して説教染みたセリフによる説明だけで済ませようとしている。
そのため、視聴者は彼女に感情移入することが難しくなっている。
さらに、「りんの物語」に対して少なめな「直美の物語」の中で彼女が犯罪に関わるような場面が描かれたことは、「教会で暮らす孤児」という「直美の初期設定」から受ける印象を裏切るものであり、構成の乱れを感じさせる。
なぜなら、一般的な「教会で暮らす孤児」のイメージは「守られた閉じた世界の中で、規律によって自分を保ちながら生きる子ども」だからである。
ダブル主人公構造が招く描写不足と作品全体の希薄化
二人の主人公を同時に描こうとすることで、それぞれの物語に割くことができる時間が不足しているのは間違いない現実だ。
「りんの物語」自体は決して悪くないが、「放送尺が短い(足りない)」から全体的に描写が薄くなってしまっている印象を受ける。
これは、限られた放送時間の中で二人のエピソードを並行して進めなければならないという制約が、ドラマの質に悪影響を与えているためだ。
せっかく魅力的な素材があっても、それらを十分に生かしきれないまま次へと進んでしまうのは、非常にもったいない状況だ。
この「ダブル主人公」という形式が、作品全体の足を引っ張る要因になっていることは否定できない。
だからこそ、次章のような工夫が必要(だった)のだ。
登場時期の分離による物語密度向上の構成提案
作品をより良くするためには、二人の登場時期を「ずらす」という手法が有効だったと思う。
そもそも、本作は、 “主人公は一人” という前提で認識される構造で主人公役として「見上愛」を先行発表。
追って(約1か月後)、「上坂樹里」の出演を発表しつつ、「主人公二人体制」であることを公表した。
このように、NHKは情報設計としてはかなり意図的なやり方で、「宣伝効果の最大化」「作品認識の段階的誘導」をやったのだ。
であるなら、例えば、最初の1か月間は「りんの物語」に集中して描き、視聴者が‘りん’の世界観を十分に理解した2か月目以降から、もう一人の主人公 ‘直美’を登場させ、二人の物語を合流(合体)させるという方法である。
このように段階を踏むことで、それぞれの背景を深く描写する時間が確保できる。
また、スタッフを「りん班」「直美班」と複数のチームに分けて撮影を行う体制を生かせば、片方のエピソードを先行して撮影することも可能になり、制作現場の負担を減らしつつ、質の高い物語を届けることができたはずである。
制約を逆手に取る再構成戦略と物語純度の再設計
既に「4週分、1か月分が終了」しているから、前章での提案は不可能だ。
しかし、撮影チームを「りん班」「直美班」と分ける作戦は、今後にも生かすことはできる。
まず、無理に二人の主人公を同時に描くのではなく、一人ずつの物語を丁寧に完結させてから交差させる「リレー形式」の導入を検討するという案だ。
また、「りんの物語」「直美の物語」で描ききれない周辺人物の背景や補足情報は、本編に無理に詰め込むのではなく、スピンオフ作品として独立させる。
もちろん、この際、人気俳優や人気キャラクターに関する描写も、視聴者の “推し活” を利用してスピンオフでやれば、(一部の視聴者であっても)満足度や評判を上げることが可能だ。
そして何より、「メインの物語だけを集中的に描く」ことで、物語の純度を高めることができる。
制作上の制約(ダブル主人公、働き方改革など)を逆手に取り、視聴者が混乱しないような時間軸の整理を行うことが、作品の満足度を高める鍵となると思う。
まっ、本音で言えば、満足度や評判を上げる最も手っ取り早い方法は、今回のように《環(宮島るか)でお涙頂戴》をやることなのは間違いない。
動機と感情描写の不足が生む人物関係の不透明さ
さて、ここまでは今回というよりも、本作の全容に関わることを書いてきたので、ここからは今回の「りんの物語」に関して書いてみる。
前段で、《「りんの物語」は(それなりに)丁寧に描かれている》と書いたが、その「それなり」を掘り下げる。
まず、よく分からないのが、なぜ、亀吉(三浦貴大)が‘りん’と環に固執するのかの理由だ。
見ただけの印象では、年齢がずっと上の亀吉が若い‘りん’と娘の環に人知れず愛情を抱いているようには見えないのだ。
もう一つよく分からないのが、りんの環に対する愛情の深さだ。
結果論として、というか、超好意的な脳内補完の結果論として「りんは環をある程度は愛していた」と解釈するしかないが。
果たして、これまでの描写や表現は、りんが環を “目の中に入れてもいたくない娘” のように描いていただろうか?と思う。
この意味では、今回の亀吉の母・貞(根岸季衣)の環への思いも、よく分からぬままだが。
決意の軽さと描写省略が招く主人公の動機不全
そして、今回で最もよく分からないのが、いや、最も伝わってこないのが、りんが亀吉にナースになると言い切った “決意の重さ” である。
だって、超好意的脳内補完スイッチを切り、フツーに見ていたら、りんは、那須でも東京でも優しい男性に囲まれ、特に苦労もせずにそこそこの給料をもらい、笑顔で母や妹と暮らしているのだ。
確かに「愛娘が前夫に取られた」はしても、やはり、「女性の地位が低かった明治時代に、女性が看護婦を目指す物語」の動機として “決意の重さ” は軽すぎると思う。
要するに、亀吉の一方的な言い分に対して、売り言葉に買い言葉のとっさのひと言で「言っちゃった」では、本作の主人公の人生の岐路の決断として “弱すぎる” と思う。
で、このように「よく分からない」「伝わってこない」の原因は、《端折りすぎ》である。
亀吉の‘りん’と環への思い、りんの環への愛情、りんが自分の現状をどう認識しているのか、これらが端折られ、ほぼ全てが《結果、結論の箇条書き》だから、見えてこないのだ。
これについては、簡単な改善策はない。
脚本家や演出家や制作統括が、作品に真摯に向き合い、「何としてでも視聴者に伝える」とやるしかないと思う。
あとがき
ドラマの構成や演出が、視聴者に与える影響の大きさを改めて確認することができたのが第19回だったのでは?
「ダブル主人公」という挑戦的な設定を、より効果的に生かすには、もっと創意工夫が必要だと思います。
もちろん、「まだ5か月」あるし、未撮影分だって「数か月分」はあると思うので、最後の最後までもがいてほしいです。
まっ、並大抵の苦労ではないと思いますけれど。
だって、それなりに[史実]を知る者として、事実のフィクション化があまりにお粗末で、「史実のほうが納得感が強いし、興味深い」ですから。
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トレインドナースの誘いについて悩むりん(見上愛)は、偶然シマケン(佐野晶哉)に出会い、相談に乗ってもらう。シマケンは自分の過去の体験を話し、りんの本当の気持ちを問いかける。少し気持ちが整理できたりんが帰宅すると、大きな事件が起きて・・一方の直美は、小日向(藤原季節)の別の姿を目撃してしまい、小日向を問い詰める…。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
脚本:吉澤智子(過去作/ドリームチーム,幸運なひと,くるり~誰が私と恋をした?~)
演出:佐々木善春(過去作/ごちそうさん,マッサン,あさが来た) 第1,4週
新田真三(過去作/あさが来た,べっぴんさん,トクサツガガガ) 第2週
橋本万葉(過去作/とと姉ちゃん,生理のおじさんとその娘,おむすび)
松本仁志(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。) 第3週
制作統括:松園武大(過去作/とと姉ちゃん,半分、青い。,ちむどんどん)
宮本えり子(過去作/なつぞら,エール)
音楽:野見祐二(過去作/光る君へ,どうせ死ぬなら、パリで死のう。)
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り(本編):研ナオコ
土曜日版ナレーション:石橋亜沙(NHK東京アナウンス室)
※敬称略
ようやく機能し始めた演出――アバンの連続性と自然な会話の効用
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―――ここまで、ごあいさつ―――
物語の冒頭、メインタイトル映像が流れる前の数分間を「アバンタイトル」と呼ぶ。
本作の冒頭部分では、これまで、アバンタイトルが終わると別の主人公の視点に切り替わったり、長い時間が経過したりすることが多かった。
しかし今回は、同じ主人公、りん(見上愛)の物語がそのまま途切れることなく続いた。
これは映像制作において、視聴者を物語の世界へスムーズに引き込むための “やって当たり前の手法” である。
ということで、ようやく本作も、定石通りの効果的な演出を取り入れるようになったと言える。
もちろん、本来はこんなことを褒めるのは野暮であるが、「本編」の仕上がりがここまでになると、「ここを褒めないと褒めるチャンスがない」のである。
いや、アバン以外にも褒めるところがあった。
それは、登場人物である‘りん’と‘シマケン’こと島田健次郎(佐野晶哉 ex.Aぇ! group)の会話も、これまでの説明臭いセリフとは異なり、ごく自然なやり取りとして描かれていた。
この点については、佐野晶哉さんの自然体の演技力が冴えわたったからだと思うが。
また、二人の背後にいた店員や客、通行人と言ったエキストラの動きも丁寧に演出されていたのも、褒めるべき対象だとは思う。
二人の主人公の明暗――直美に生じた共感欠如と先入観の壁
今回も、前半を「りん」、後半を「直美」という二人の女性の物語で構成してきた。
しかし、申し訳ないが、画面に直美(上坂樹里)が登場すると、「また悪態ついて、騒動やるんでしょ?」としか思えない。
というのも、本作の脚本と演出では、視聴者が二人に対して抱く印象には大きな開きが出るようになっていると思うからだ。
りんの物語が「トレインドナースになるのか悩むりん」を描いて順調に進んでいるのは間違いない。
もちろん、コレラ騒動、家出騒動、離婚騒動と3週間連続で「1週1騒動」の “騒動三昧” だったことは、よろしくない。
しかし、捨松(多部未華子)からの申し出を真剣に悩んでいるのを丁寧に描いているのはよいことだ。
一方で、「直美の物語」には多くの課題が残っている。
直美というキャラクターは、(私が思うには)視聴者が素直に共感したり応援したりできるような人物像として描かれていない。
彼女の行動や言動には、どこか受け入れがたい違和感が漂っている。
だから、「また悪態ついて、騒動やるんでしょ?」としか思えないのだ。
とにかく、本作が「先が気になる」「続きが見たくなる」の朝ドラになるための最低限の条件として、この「悪しき先入観」を1日でも早く払拭するべきだと思う。
「嘘」の質の差が露呈する瞬間――直美の矛盾と信頼喪失の構図
私は先日、『朝ドラ『風、薫る』直美(演・上坂樹里)のモチーフ・鈴木雅が愛した不屈の軍人・鈴木良光〈小日向栄介(演・藤原季節)〉――敗北から這い上がった真実の物語』
を書いたとおり、小日向(藤原季節)のモチーフは、直美のモチーフ・鈴木雅が愛した不屈の軍人・鈴木良光だと思っている。
しかし、これまでの本作を見ると、「直美の物語」については、直美の出自、捨松と面識があったことなど、ほぼ全てが「本作の創作、フィクション」になっている。
よって、この小日向なる登場人物も、大部分が「本作の創作、フィクション」になっているようだ。
まあ、そもそも、『朝ドラ』は『大河ドラマ』に比べれば、だいぶフィクション寄りの作劇だから、驚くことはないが。
前置きが長くなったが、その小日向が直美に次のセリフを言っていた。
小日向「あんたも うそついているよね? 直美さん」
ここで考えなければならないのは、言葉の重みの違いである。
世の中には、「相手を傷つけないための嘘」や、「その場の空気を和ませるための真実ではない冗談」も存在する。
それに対し、直美がこれまで行ってきたこと、発言してきたことは、《自分の利益のために他人を陥れ、欺く行為》である。
これは「単なる嘘」の範疇を超え、他人を犠牲にする《裏切り》に近い。
直美「欣二さん 偽名まで使って
軍人のふりをして 何がねらいですか?」
自分も他人を騙している身でありながら、相手の嘘を一方的に責める直美の態度は、多くの視聴者に矛盾を感じさせてしまうのでは?
環境か責任か――りんと直美に見る倫理観の断絶と物語統合への懸念
直美「あんたみたいなクズのせいで
親のいない子が 石 投げられんのよ!」
直美は自分の過ちを、不幸な生い立ちや厳しい環境のせいにしようとする。
しかし、もう一人の主人公である‘りん’はどうだろうか。
りんもまた、かつては家老という高い身分の一家に生まれたが、その後は大変な苦労を重ねてきた。
それでも彼女は、自分の立場に責任を持ち、周囲のために尽くそうとする高潔な精神を失っていない。
環境を理由に犯罪に近い行為を繰り返す直美と、困難の中でも正しくあろうとする‘りん’。
この二人の姿勢の差が、物語の落差をいっそう際立たせ)ている。
もちろん、この「りんと直美の相違」「りんと直美の各自の物語のギャップ」が、のちの「りんと直美が同じ目標に進む物語」のための下準備、下ごしらえである可能性はあるし、そう信じたい。
しかし、ここまで温度差が違うと、二つの物語が合体した際にご都合主義しか生じないと思うのだ。
もう引き返せないが、せめて、合体の際にはソフトランディングを願いたい。
言葉による矮小化の限界――直美の「嘘」をめぐる本質と視聴者の違和感
現代の社会でも、悪いことを別の言葉で言い換えて、印象を軽くしようとすることがある。
例えば、違法行為やハラスメントを「不適切な行為」、虚偽やデマを「誤解を招く表現」、暴言や威圧を「指導」、虐待を「愛のムチ」、意図的な犯罪を「出来心」、虚偽申告を「ちょっと盛った」と表現するようなケースだ。
本作でも、直美が犯した重大な過ちを、単なる「嘘」という言葉で包み隠そうとする傾向が見られる。
しかし、どれほど言葉を飾っても、自分のためだけに人を騙す行為の本質、《自分の利益のために他人を陥れ、欺く行為》は変わらないのだ。
(一部かもしれませんが)視聴者はその不自然さを敏感に感じ取り、直美の言い訳を犯罪者の身勝手な主張のように受け止めてしまうのだ、きっと。
これが、別にサブキャラクターであるなら「そんな役もある、いるよね」で済むだろう。
でも、こと「ダブル主人公」の‘ひとり’となると、だいぶ深刻な状態だと思う。
終盤、直美が捨松に謝罪を述べる場面があるが、あれも、《自分の利益のために他人を陥れ、欺く行為》なのに、本作の脚本家や演出家や制作統括は《出自、宿命、境遇、身の上が良くないから、嘘をついちゃった》にすり替え、直美アゲをやっているつもりなのだろう。
しかし、それに騙されるような視聴者のほうが少ないと思う。
更生の説得力を欠く構造――直美の変化を支える過程描写の必要性
本作を、一人の人間が失敗を乗り越えて立派な看護師へと成長していく物語にするためには、不可欠な要素がある。
それは、直美がなぜ自分の過ちに気づき、心を入れ替えることができたのかという過程を、もっと丁寧に描くことである。
例えば、彼女を導く存在として登場する牧師や宣教師との関わりを、もっと深く描写すべきだと思う。
彼らの教えがどのように彼女の心に響き、生き方を変えるきっかけになったのか。
そこをしっかりと描かなければ、直美は単に自分勝手な行動を続ける人物という印象のまま終わってしまう。
彼女が心から反省し、更生していく姿を論理的に描くことが、作品の質を高める鍵となると思う。
もしかすると、今回の「捨松への謝罪」で「終わったこと」にされてしまう可能性のほうが大きいが。
あとがき
次回は、また騒動、トラブルをやるんですね。
どうせ、亀吉(三浦貴大)が強引に環(宮島るか)を連れて栃木に帰ったんでしょうけど。
で、りんが栃木で虎太郎(小林虎之介)と再会して、週末まで… でしょうね。
こんなことをやるなら、自分の愚かさに気づいた直美が教会で吉江(原田泰造)に懺悔して、心を入れ替えるのを印象的に描くほうがよいと思いますけれど。
お知らせ
どうも、「直美の物語」が「りんの物語」に比べて、単純にひどいので、その原因を掘り下げた「補足記事」を投稿しました。
本来は、「二人のお嬢様が日本初の看護婦になる!」だったんですよ。
朝ドラ『風、薫る』の初期設定はほぼ創作!ダブル主人公の実在モチーフは「超お嬢様」!?お殿様の親戚で日本初の看護婦が20歳上の夫を捨てた真相|ディレクターの目線blog ![]()
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【忠告】
NHK連続テレビ小説『風、薫る』の先の展開のネタバレは基本的に書いてありません。
ですが、ダブル主人公「一ノ瀬りんと大家直美」のモチーフである「大関和と鈴木雅」の[史実]について触れます。
あとから「読むんじゃなかった…」がないよう、読む際は自己責任でお願いします。
※以下、敬称は部分的に使い分けをします。
ダブル主人公、りんと直美のモチーフはドラマとだいぶ違う
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俳優・見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務め、見上さんが「大関和」、上坂さんが「鈴木雅」を演じて、「日本近代介護の黎明期」を描くNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『風、薫る』(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)。
第4週『私たちのソサイエティ』では、ようやく交錯し始めたりん(演・見上愛)と直美(上坂樹里)が描かれています。
そこで今回は、りんのモチーフ(モデル)である「大関和(おおぜき・ちか)」と、直美のモチーフ(モデル)である「鈴木雅(すずき・まさ)」が、ドラマの設定とはだいぶ違う点についての[史実]を記してみます。
きっと、「本編」では採用されない(と思います)エピソードを知ることに」なるので、より今作を深読みできると思います。
第1章:ドラマのヒロイン「りん」の正体!お殿様の親戚という驚きの身分
NHKの連続テレビ小説『風、薫る』が放送されているが、物語の中に登場する一ノ瀬りん(演・見上愛)というキャラクターには、実在のモチーフ(モデル)が存在する。
日本で最初の看護婦の一人といわれる「大関和(おおぜき・ちか)」という女性だ。
しかし、テレビで描かれる彼女の姿と、歴史に残る本当の彼女の人生には大きな違いがある。
ドラマでは、貧しい境遇から立ち上がるヒロインとして描かれているが、実際の彼女は、かつてのお殿様に連なる非常に身分の高い家の出身だった。
しかし、和に関する記録が少ないため、ドラマでは複数の人物のエピソードを組み合わせるなど、かなり思い切った物語の作り方をしているのが実情である。
(大関和は)城主大関肥後守増裕の一族で、明治維新の変革に際して、城主は自刃、後事を託された父の増虎も苦境に立たされて、家禄はもとより家も屋敷も返上して帰農し、一変した生活を送るようになる。和が10歳の時であった。しかしこの生活も長くはつづかず、やがて一家を挙げて追われるように上京する。
※出典:大関和『実地看護法 覆刻版』医学書院、昭和49(1974)年
第2章:坊主頭で馬を走らせた?結婚に猛反対した和の激しい抵抗
和が大人になったとき、親同士の話し合いで結婚が決まった。
相手はかつて武士だった渡辺福之進という男性で、軍隊でも役職についた立派な人物であったが、年齢は和よりも20歳ちかくも年上だった。
当時の武家の娘にとって親が決めた縁談は断れないのが普通だったが、和はどうしてもこの結婚を受け入れられなかった。
そこで、彼女はその強い反対の意思を示すために、なんと自分の髪をすべて剃り落として坊主頭になり、そのままの姿で馬に乗って駆け回ったという。
今の時代でも驚くような激しい抗議だが、これは実際にあった話である。
それほどまでに、彼女にとってこの結婚は耐えがたいものであったのだ。
第3章:息子の名前は「六郎」……離婚を決意させた夫の隠された私生活
しかし、和の猛烈な反対もむなしく、結局二人は結婚することになった。
和は一男一女を産むが、そこで夫の驚くべき私生活を知ることになる。
夫には和以外にも何人もの妾(愛人)がおり、既に子供も何人かいたのだ。
その事実は、二人の間に生まれた息子に「六郎」という名前が付けられたことに現れている。
つまり、夫にとっては6番目の男の子だったということだ。
当時の社会では「離婚は女の恥」と考えられていたが、自立心の強い和は、貞淑な妻のフリをして耐え続けることはなかった。
明治13(1880)年、長女の出産をきっかけに実家に帰り、そのまま夫のもとへは戻らなかった。
第4章:お金はなくてもコネはある?「貧しい孤児」ではなかった雅の素顔
ドラマのもう一人の主人公である大家直美(上坂樹里)は、身寄りのない貧しい少女として描かれている。
しかし、そのモチーフ(モデル)である「鈴木雅(すずき・まさ)」の現実は全く違っていた。
明治維新で武士の特権を失い、確かに家計は大変だったかもしれないが、彼女には「元上流階級」としての強力なつながりがあったのだ。
東京へ出た後も、華族として暮らす親戚の元お殿様を頼ることができたし、周りにはエリートな人々がたくさんいた。
のちに彼女が英語を学びたいと考えたときに紹介されたのも、明治政府の通訳官の息子や有名な歯科医の妻といった、当時の日本でも一流の人物たちばかりであった。
其頃大書記官鄭永寧氏息永慶氏の厚意によりてイイストラ女史に紹介せられ、常に通訳を通して会話したりしが、彼女は之に不便を感じて英語修行の志を起し…
※出典:大関和『実地看護法 覆刻版』医学書院、昭和49(1974)年
第5章:鹿鳴館のメイドはウソだった?華やかな写真が語る驚きの真実
朝ドラ『風、薫る』では鹿鳴館で直美がメイドとして働くシーンが描かれているが、これも事実とは異なる。
当時の記録や写真を見ると、雅はメイドどころか、華やかな洋服を着こなして社交界に出入りする側の人間だったのだ。
当時の写真は非常に高価で、今の価値に直すと数万円から十数万円もするような贅沢品だ。
そんな写真を撮影できたこと自体が、彼女が特別な立場にいた証拠である。
ドラマに登場する「鹿鳴館の華」と呼ばれる貴婦人「大山捨松(おおやま・すてまつ)=モチーフと同姓同名の設定」のとの交流も、実は後年に書かれた創作本の物語の中で作られたエピソードであり、実際には二人に接点はなかった可能性が極めて高い。
東京へ出てからの和の消息は詳細にはわからないが、洋装姿の写真が残されており、鹿鳴館時代の当時、和もまた社交界にも姿をみせることがあったのだろう。
※出典:亀山美知子『大風のように生きて:日本最初の看護婦大関和物語』ドメス出版、平成4(1992)年
あとがき
ドラマ『風、薫る』のモチーフとなった女性たちの本当の姿、いかがでしたか。
当時の厳しい社会の中で、自分の意志を貫き通した大関和や鈴木雅の生き方には、今の私たちも勇気づけられますね。
ドラマの中での「創作」と、歴史に残る「事実」の両方を知ることで、物語をより深く、多角的に楽しむことができる)のではないでしょうか。
二人のヒロインがこれからどのように成長していくのか、彼女たちの情熱を感じながら、ワクワクした気持ちで放送を見守っていきたいですね。
ドラマで描かれるフィクションの奥に、こうした史実を知ることで、物語がより深く、温かく感じられると思います。
読者の皆様の “ドラマを楽しむ” ためのお役に立てれば幸いです。
参考・出展
■田中ひかる(著)「明治のナイチンゲール 大関和物語」中央公論新社 ![]()
■メディアソフト(編集)「大関和と鈴木雅の人生」 ![]()
■伊多波碧(著)「小説 もうひとりのナイチンゲール 鈴木雅の生涯」潮出版社 ![]()
■毎日新聞出版(編)「Newsがわかる特別編 大関和がわかる」毎日ムック ![]()
■土曜会歴史部会(著)「日本近代看護の夜明け」医学書院 ![]()
■東京大学医学部附属病院百年史 ![]()
■知命堂病院百二十年史 ![]()
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孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~し)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
最後から二番目の恋
最後の鑑定人
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
ザ・ロイヤルファミリ
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
19番目のカルテ(最終回)
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(す~そ)
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵さん、リュック開いてますよ
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
ちょっとだけエスパー
終のひと
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(な)
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
波うららかに、めおと日和
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ばけばけ
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
「PJ ~航空救難団~』
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
僕達はまだその星の校則を知らない
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
御上先生
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
問題物件
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
リブート
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
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